JPWO2016151802A1 - 顔照合システムおよび顔照合方法 - Google Patents

顔照合システムおよび顔照合方法 Download PDF

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Abstract

管理者が不審者等を予めデータベース登録する場合に重複登録が起こり得る。画像データから特徴量を抽出し、データベースに登録された特徴量との比較によって照合を行う顔照合システムは、予め設定する時間が経過する毎に、データベースから登録済みの特徴量を読み出し、他の登録済みの特徴量との類似度の照合を行い、類似度が予め設定した閾値以上である場合は、重複確認対象情報として登録する。重複確認対象情報を画面に表示することにより、管理者に注意喚起する。

Description

本開示は顔照合システム関し、例えば管理者が不審者等を予めデータベースに登録する顔照合システムに適用可能である。
監視カメラよって撮影された映像から、類似した人物が存在するか否かを検知および判断するシステムの一例が、例えば特開2010−231402号公報に提案されている。
特開2010−231402号公報
本開示の課題は管理者が不審者等を予めデータベースに登録する場合の重複登録を検出する技術を提供することにある。
本開示のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、画像データから特徴量を抽出し、データベースに登録された特徴量との比較によって照合を行う顔照合システムおよび顔照合方法は、データベースから登録済みの特徴量を読み出し、他の登録済みの特徴量との類似度の照合を行い、類似度が予め設定した閾値以上である場合は、重複確認対象情報として登録する。
上記顔照合システムおよび顔照合方法によれば、重複登録を検出することができる。
既知の人物DBに紐づけられる形で統制され登録される特徴量DBを説明するための図である。 複数人いる管理者が、同一の不審者を重複して登録を行なうことを説明するための図である。 複数人いる管理者が、同一の不審者を重複して登録を行なうことを説明するための図である。 比較例に係る監視システムの照合処理を説明するためのフロー図である。 実施例に係る顔照合技術を用いた監視システム構成を説明するための図である。 実施例に係る監視システムにおける監視カメラで撮影される映像を用いて特徴量DBへ登録する方法のイメージを示す図である。 実施例に係る監視システムにおける映像を用いて特徴量DBへ登録する方法を説明するための図である。 重複登録を確認する第1の方法を説明するためのフロー図である。 第1の方法による特徴量DBの重複登録を確認する画面を説明するための図である。 重複登録を確認する第2の方法を説明するためのフロー図である。 第2の方法による特徴量DBの重複登録を確認する画面を説明するための図である。
以下、実施形態及び実施例について、図面を用いて説明する。ただし、以下の説明において、同一構成要素には同一符号を付し繰り返しの説明を省略することがある。
まず、本開示に先立って検討した技術(以下、比較例という。)に係る顔照合システムについて説明する。
近年、監視システムにおいて、既存のモニタリングのみの監視システムから、VCA(Video Content Analysis)画像解析という付加価値をもった監視システムへの移行が期待されている。それら、画像解析技術の一つとして顔照合技術(システム)があげられる。顔照合技術は、人物の名前や性別等の属性情報と人物の顔画像から得た顔特徴量をデータベース化して登録した装置を備え、監視カメラや映像記録装置から撮影された映像を取得し、それら映像の中から人物の顔を検出/顔特徴量抽出した後、予め登録されたデータベースと照合を行う。
これら顔照合技術を監視システムに用いることにより、システム管理者が、不審者等を予めデータベースに登録しておき、監視カメラや映像記録装置から撮影された映像から、類似した人物が存在するか否かを検知および判断する。
図1は既知の人物データベース(以下、人物DBと略する)3−1に紐づけられて登録される特徴量データベース(以下、特徴量DBと略する)4−1を説明するための図である。比較例に係る顔照合システム101では、人物の顔特徴量を予め登録する特徴量DBは、例えばある施設の入退管理を目的としており、既知の人物DB(例えば社員DB等)に紐づけられる形で構築されている。元々、ある施設の社員等の人物情報を管理することに用いられる社員情報管理テーブル1Aには社員番号や氏名等の人物属性および顔写真等が含まれる。社員情報管理テーブル1Aの内容は人物DB3−1に人物情報管理装置3によって登録されている。特徴量処理装置4は、人物の顔特徴量を特徴量DB4−1に、ネットワークスイッチ(SW)2を介して、バッチ処理等により、一つの人物情報が一つの人物顔特徴量データとして紐づく形で登録される。図1では、管理番号、氏名、社員番号等の人物属性、およびサムネイル等が顔特徴量と紐づく形で特徴量DBテーブル1Bが登録される。その為、同一人物の重複登録といった無駄がない形で顔照合システムの特徴量DB4−1は構築されることとなる。
次に、比較例に係る顔照合システムを用いた監視システムにおいて不審人物に対する顔照合を行う場合について説明する。管理者は、監視カメラで撮影された映像、別装置で撮影された静止画または動画を用いて、不審人物と思しき人物を選択し、不審人物の顔特徴量を特徴量DB4−1に登録する。このとき、不審人物の顔特徴量は、特定情報でない形で登録する運用となる。そのため問題となるのが、不審人物の顔特徴量の登録を行う管理者が複数人いる場合、同一の不審者を重複して登録を行ってしまうことが想定される点である。これについて図2Aおよび図2Bを用いて説明する。図2Aおよび図2Bは複数人いる管理者が、同一の不審者を重複して登録を行なうことを説明するための図である。図2Aは第1の管理者が不審者を登録する場合の図であり、図2Bは第2の管理者が不審者を登録する場合の図である。
図2Aに示すように、第1の管理者が監視カメラ22Aで撮影された映像5Aにて人物を選択し、特徴量DB4−1ヘの登録画面6Aで丸顔人物Aを不審者として特徴量DB4−1に登録を行う。この際、第1の管理者は名称の欄に「不審者A」、性別の欄に「男性」等の属性情報を入力し、「登録」のボタンをクリックして登録する。一方、図2Bに示すように、第2の管理者は、監視カメラ22Bで撮影された映像5Bにて人物を選択し、特徴量DBの登録画面6Bで丸顔人物Bを不審者Bとして特徴量DB4−1に登録を行なう。この際、第2の管理者は名称の欄に「不審者B」、性別の欄に「男性」等を入力し、「登録」のボタンをクリックして登録する。実は、これらは同一人物を特徴量DB4−1に登録をしてしまっている状況であるが、各々の管理者が他の管理者が登録した人物を把握していないため、重複登録が発生してしまう。また、同一の管理者が不審者を登録する運用ルールとした場合でも、時間経過とともに人間の記憶は薄れ、同一の不審者を重複して登録を行ってしまうことが想定される。このように、有限である特徴量DB4−1の登録数を重複登録により無駄に消費してしまう問題が発生する。
また、特徴量DB4−1の登録数は、照合する時間に影響を及ぼすものである。これについて図3を用いて説明する。図3は比較例に係る監視システムの照合処理を示すフロー図である。
監視カメラ22Aで撮影された映像5Aを取得し(ステップS11)し、映像デコード(ステップS12)の後、顔検出を行なう(ステップS13)。その後、顔検出された数分、顔器官検出(ステップS16)、顔特徴量抽出(ステップS17)、照合処理を行なう(ステップS18)。しかし、ステップS18の照合処理は、特徴量DB4−1の登録レコード数が多ければ多いほど時間が多く消費される。また、これらは顔検出数分だけ繰り返しで処理時間が消費されることとなる。これでは、監視カメラ22Aにて撮影された映像を取得し、それら映像の中から人物の顔を検出し、顔特徴量の抽出/照合をリアルタイムで処理することが成し得なくなる。そのため、特徴量DB4−1には顔特徴量が効率的に登録されることが望ましく、重複登録といった問題を解決することが望まれる。
そこで、実施形態に係る顔照合システムは、監視カメラにて撮影される映像の中もしくは外部から入力される静止画または動画の中から人物の顔検出および顔特徴量抽出/照合を行ない、データベース(特徴量DB)に登録するときに重複登録を事前確認した後に人物情報登録を行なう、またはシステム運用中にデータベースに登録されている顔特徴量を用いて巡回照合を行なうことにより重複登録である可能性を管理者に注意喚起するようにされる。
巡回照合では、予め設定する時間が経過する毎に、データベースから登録済みの特徴量を読み出し、他の登録済みの特徴量との類似度の照合を行い、類似度が予め設定した閾値以上である場合は、重複確認対象情報として登録する。重複確認対象情報を画面に表示することにより、管理者に注意喚起する。
実施形態によれば、不特定多数の人物が撮影される映像から、任意の人物を照合対象とする目的でデータベースに登録する際、既に同一の人物を登録済みであるか否かを事前確認する手段を得ることにより、有限であるデータベースの重複登録を避けることができるため、効率的にデータベースへの登録情報管理が行える。また、実施形態によれば、システム運用中にデータベースに登録されている顔特徴量を用いて巡回照合を行なうことにより重複登録確認する手段を得ることにより、有限であるデータベースへの重複登録を検出し管理者に注意喚起することができるため、効率的にデータベースへの登録情報管理が行える。
また、それら効率的にデータベースの登録の構築を行なうことにより、照合対象の最大登録数の無駄がなくなり、データベースの全ての登録情報に照合を行ない完了するまでの処理時間の増大を抑制することが可能となる。
実施例に係る顔照合技術(顔照合システム)を用いた監視システムについて図4を用いて説明する。図4は実施例に係る監視システムの構成を示すブロック図である。
実施例に係る監視システム100は、監視フロアに設置される監視カメラ22と、監視センタ内の映像記録装置24および映像表示装置28と、それらを接続するネットワークSW23と、を備える。監視カメラ22は監視エリア内に複数設置され、それぞれの監視場所の周囲を撮影する。監視カメラ22にて撮影される映像または映像記録装置24に記録される映像を、ネットワークSW23を介して、映像表示装置28にて閲覧してシステム運用を行なう。監視システム100は、さらに顔特徴量を抽出し照合し通報し登録する特徴量処理装置25、特徴量DB25−1への登録操作を行う登録操作装置26、および通報結果を表示する表示装置27を追加する形で構成される。特徴量処理装置25は、例えば、コンピュータシステムなどから構成され、顔特徴量の抽出/照合等を行うプログラムを格納する記憶部やそのプログラムを実行するCPU等を含む構成とされる。登録操作装置26も特徴量処理装置25と同様な構成であり、特徴量DB25−1への登録操作を行うプログラムを格納する記憶部やそのプログラムを実行するCPU等を含む構成とされる。特徴量処理装置25と登録操作装置26とは一つのコンピュータシステムで構成してもよい。特徴量DB25−1は、例えば、ハードディスクドライブ等の記憶装置を含み構成される。表示装置27および映像表示装置28はそれぞれ液晶表示装置等で構成される。表示装置27と映像表示装置28とは一つの液晶表示装置で構成してもよい。特徴量処理装置25は、監視カメラ22にて撮影される映像または映像記録装置24にて記録される映像を取得し、映像の中から人物の顔検出および顔特徴量の抽出/照合を行ない、特徴量DB25−1に登録した人物に類似した人物を発見したと判断する場合は、表示装置27に通報を行なう。管理者は、表示装置27にて通報される情報を元に施設安全維持を図るべく対処を行なう。
ここで、監視システム100における映像を用いて特徴量DB25−1へ登録する方法について図5Aおよび図5Bを用いて説明する。図5Aは実施例に係る監視システムにおける監視カメラ22で撮影された映像を用いて顔特徴量を特徴量DB25−1へ登録する方法のイメージを示す図である。図5Bは実施例に係る監視システムにおける映像を用いて顔特徴量を特徴量DB25−1へ登録する方法を示すフロー図である。
監視カメラ22で撮影される映像5を取得し(ステップS31)、映像デコードした(ステップS32)後、顔検出を行なう(ステップS33)。特徴量DB25−1に登録する管理者は、監視カメラ22で撮影される映像5にて対象人物の顔Bを選択すると(ステップS34)、特徴量照合処理装置25は顔Bの目、鼻、口などの顔器官を検出し(ステップS35)、顔特徴量を抽出する(ステップS36)。表示装置27は管理者が顔Bの特徴量を特徴量DB25−1へ登録するための登録画面6を表示する。一例として登録画面6には、人物属性の入力欄、顔Bのサムネイル等が表示される。管理者は顔Bのサムネイルが表示された登録画面6を見ながら、登録操作装置26を操作して、入力欄に「不審者B(登録名)」、「男性(性別)」等の人物属性を入力する(ステップS37)。入力された人物属性は、顔特徴量、サムネイルと共に特徴量DB25−1に登録する(ステップS38)。なお、顔Bの顔特徴量の抽出(ステップS36)は人物属性の入力前に終了していても良いし、特徴量DB25−1への登録(ステップS38)の時点で行われても良い。管理者が、属性情報等の必要な情報を入力し、登録画面6の「登録」ボタンをマウスでクリックしたり指でタッチしたりして特徴量DB25−1への登録を行なう(ステップS38)と特徴量DB25−1への書き込みがなされ特徴量DB25−1に登録される(ステップS39)。
次に、不特定多数の人物が撮影される映像から任意の人物を照合対象とする目的で特徴量DB25−1に登録する際、既に同一の人物を登録済みであるか否かを事前確認した後登録する方法(第1の方法)について図6Aおよび図6Bを用いて説明する。図6Aは第1の方法による重複登録を確認するフロー図である。図6Bは第1の方法による特徴量DB25−1の重複登録を確認する画面を示す図である。
監視カメラ22で撮影される映像5を取得し(ステップS41)、映像デコードした(ステップS42)後、顔検出を行なう(ステップS43)。特徴量DB25−1に登録する管理者は、対象人物の顔を選択し(ステップS44)、特徴量照合処理装置25は管理者が選択した顔の目、鼻、口などの顔器官を検出し(ステップS45)、顔特徴量を抽出する(ステップS46)。表示装置27は管理者が選択した顔の特徴量を特徴量DB25−1へ登録するための登録画面を表示する。一例として登録画面には、人物属性の入力欄、管理者が選択した顔のサムネイル等が表示される。(ステップS47)。管理者は、人物属性の入力欄に属性情報等の必要な情報を入力し、特徴量DB25−1への登録を行なう(ステップS48)と、特徴量処理装置25は本入力情報における顔特徴量を用いて、既に特徴量DB25−1に登録されている顔特徴量に対して照合処理を行なう(ステップ49)。照合判定は、事前設定する“似ている度合(類似度)”を示す閾値を用いて判定を行なう(ステップS50)。なお、本閾値は、管理者によって設定変更が可能である。照合結果の判定において、類似度が閾値を超えるものが存在する場合(ステップS50でYesの場合)は、一例として、図6Bに示すように、表示装置27に表示される特徴量DB25−1への重複登録を確認する確認画面7Aを介して、登録対象と既登録データを比較して管理者が判断を行なう(ステップS51)。例えば、確認画面7Aには登録対象の顔映像、既登録データの顔映像および人物属性、登録可否を確認するメッセージ等、が表示される。管理者が登録すると判断する場合(ステップS51でYesの場合)は、例えば、確認画面7Aの「Yes」ボタンをマウスでクリックしたり指でタッチしたりして登録する。これにより、登録対象は特徴量DB25−1への書き込みがなされ特徴量DB25−1に登録される(ステップS52)。管理者が登録しないと判断する場合(ステップS51でNoの場合)は、確認画面7Aの「No」ボタンをマウスでクリックしたり指でタッチしたりして、特徴量DB25−1に登録せずに処理を終了する。また、照合結果判定にて、類似度が閾値を超えるものが無い場合(ステップS50でNoの場合)は、特徴量DB25−1への書き込みがなされ特徴量DB25−1に登録される(ステップS52)。
次に、システム運用中に特徴量DB25−1に登録されている顔特徴量を用いて巡回照合を行なうことにより重複登録を確認する方法(第2の方法)について図7Aおよび図7Bを用いて説明する。なお、特徴量DB25−1への登録は図5Bに示すフローによって行われる。図7Aは第2の方法による重複登録を確認するフロー図である。図7Bは第2の方法による特徴量DB25−1の重複登録を確認する画面を示す図である。
システム運用中に、事前設定する定期確認時間になっているかの判定(ステップS71)を介して、巡回照合による重複登録を確認する処理を動作させる。定期確認時間は閾値を用いて判定を行い、本閾値は管理者によって設定変更が可能である。また、巡回照合による確認作業を処理する負荷が照合処理に影響を及ぼさない運用時に処理がされるよう設定されるのが望ましいものである。定期確認時間と判断する場合(ステップS71でYesの場合)は、特徴量DB25−1より登録済みのデータ数(登録数)を取得する(ステップS72)。次に特徴量DB25−1に登録済みのデータとインデックスの番号とを対応させて巡回照合を行う。つまり、インデックスの番号に対応する特徴量DB25−1に登録済みのデータに対して他の登録済みのデータと照合を行い、それをステップS72で取得した特徴量DB25−1の登録数分繰り返すことになる(ステップS74〜ステップS80)。そのため、最初のループに入る前にインデックスの番号の初期化を行う(ステップS73)。そして、今のインデックスの番号がステップS72で取得した特徴量DB25−1の登録数を下回っているかどうかを判断する(ステップS74)。下回っている場合(ステップS74でNoの場合)、ステップS75〜ステップS80の照合を行う。つまり、本登録数分、順次的に特徴量DB25−1から読出しを行ない(ステップS75)、各人物情報毎に登録されている顔特徴量を抽出して取得し(ステップS76)、本顔特徴量を用いて、自インデックスを除く特徴量DB25−1に登録されている他の顔特徴量に対して照合処理を行なう(ステップS77)。照合結果の判定は、事前設定する類似度を示す閾値を用いて判定を行なう(ステップS78)。なお、本閾値は、管理者によって設定変更が可能である。照合結果の判定において、類似度が閾値を超えるものが存在する場合(ステップS78でYesの場合)は、重複確認の対象情報として保存を行なう(ステップS79)。重複確認の対象情報としては、後述する図7Bのような後から管理者が重複確認をするための画面を表示するために保存する情報である。例えば、ステップS78で類似度が閾値を超えた際の照合元と照合対象の顔特徴量やサムネイル画像を対応付けて保存しておいてもよいし、特徴量DB25−1に保存された照合元と照合対象に対応したインデックスの番号を対応付けて保存するようにしてもよい。そして、ステップS79において、重複確認対象情報を画面に表示するために特徴量DB25−1あるいは別の記憶領域に保存することで重複確認対象情報の登録を行う。
また、ステップS74において、インデックスの番号がステップS72で取得した特徴量DB25−1の登録数を下回っていない場合(ステップS74でYesの場合)、つまり特徴量DB25−1に登録済みの情報に対して全て重複確認を終えると、一例として、図7Bに示すように、重複確認の対象情報を読み出して表示装置27に特徴量DB25−1への重複登録を確認する確認画面7Bを表示する(ステップS81)。管理者は、確認画面7Bを介して、既登録データにて重複登録がされているかを判断し、必要な場合は既登録データの削除を行なう。例えば、図7Bに示すように、確認画面7Bには既登録データの顔映像および人物属性、削除を確認するメッセージ等、が表示される。管理者は重複登録されているデータを確認画面7Bの「削除」ボタンをマウスでクリックしたり指でタッチしたりして削除する。
なお、重複登録を確認する第2の方法は、事前設定する定期確認時間になっているかの判定(ステップS71)を介した動作となっているが、管理者が指定した任意のタイミングで処理を動作させてもよい。例えば、表示装置27に重複確認ボタンを設け、管理者が重複確認ボタンを押下した際に特徴量DB25−1より登録済みの登録数を取得する(ステップS72)ようにしてもよい。
実施例によれば、有限である特徴量DBの重複登録を避けることができるため、または重複登録を検出し管理者に注意喚起して重複登録を削除することができるため、効率的に特徴量DBへの登録情報管理が行え、照合対象の最大登録数の無駄がなくなり、特徴量DBの全ての登録情報に照合を行ない完了するまでの処理時間を短縮することができる。
また、既登録データにおいて、巡回照合を行い、類似度が閾値を超えるものを重複確認の対象情報として保存することによって、既登録データ内で重複登録の可能性がある対象をまとめて確認することができる。このような処理にすることで、管理者が顔特徴量を登録する際の重複確認処理や登録画面の表示を行わなくても重複確認が可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態及び実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、表示装置27に表示された重複登録を確認する確認画面7Bに、「確認」ボタンを設け、管理者が重複していないと判断した場合に「確認」ボタンを押すような実装にしてもよい。このとき、管理者が「確認」ボタンを押すと、「確認」ボタンを押された重複確認の対象情報に対応する既登録データに対して重複確認済みである情報を付与する。例えば、図7Bの重複確認画面において、管理番号9001(不審者A)、管理番号9567(不審者G)、管理番号9789(不審者M)が表示されており、管理者が不審者A、不審者G、不審者Mは重複していないと判断する。ここで管理者が「確認」ボタンを押すと、重複確認の対象情報として紐づけられている不審者A、不審者G、不審者Mに対応する顧客DB25−1に保存された各既登録データに重複確認済みである情報を付与する。例えば、不審者Aの既登録データに対して、不審者Gと不審者Mの既登録データは重複確認済みである情報を付与し、不審者Gの既登録データに対して、不審者Aと不審者Mの既登録データは重複確認済みである情報を付与し、不審者Mの既登録データに対して、不審者Aと不審者Gの既登録データは重複確認済みである情報を付与する。そして、例えば図7AのステップS78において、照合元の重複確認済みである情報を確認し、照合対象が重複確認済みであるかどうかを判定する処理を加え、重複確認済みであれば、ステップS78のNoへ進むようにする。このような構成にすることで、管理者が一度重複確認を判断した既登録データの組み合わせを再度重複確認の対象情報として登録することを防ぐことができ、管理者は最低限の確認で重複登録の確認を行うことができるようになる。好ましくは、ステップS78において、照合を行う前に重複確認済みであるかどうかを判定するようにし、重複確認済みであれば照合を実行しない構成にすることで無駄な照合処理を行わないようにして巡回照合の時間を短縮するようにするとよい。
本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)等のメモリに格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
本開示は管理者が不審者等を予めデータベースに登録する顔照合システムに利用可能である。
1A・・・社員情報管理テーブル
1B・・・特徴量DBテーブル
2・・・ネットワークSW
3・・・人物情報管理装置
3−1・・・人物DB
4・・・特徴量処理装置
4−1・・・特徴量DB
5,5A,5B,5C・・・映像
6,6A,6B・・・登録画面
7A,7B・・・確認画面
22,22A,22B・・・監視カメラ
23・・・ネットワークSW
24・・・映像記録装置
25・・・特徴量処理装置
25−1・・・特徴量DB
26・・・登録操作装置
27・・・表示装置
28・・・映像表示装置
100・・・監視システム
101・・・顔照合システム

Claims (8)

  1. 画像データから特徴量を抽出し、データベースに登録された特徴量との比較によって照合を行う顔照合システムであって、
    データベースから登録済みの特徴量を読み出し、他の登録済みの特徴量との類似度の照合を行い、類似度が予め設定した閾値以上である場合は、重複確認対象情報として登録する顔照合システム。
  2. 請求項1において、
    特徴量に紐づけて重複確認済みの情報をデータベースに紐づけておき、他の登録済みの特徴量との類似度の照合を行う前に、重複確認済みの情報を確認し、他の登録済みの特徴量と重複確認済みであると判定した場合、他の登録済みの特徴量との類似度の照合を実行しない顔照合システム。
  3. 請求項1または2において、
    前記データベースには前記特徴量に紐づけられる人物属性が登録され、
    前記重複確認対象情報には顔映像および前記人物属性を含み、
    前記重複確認対象情報を画面に表示する顔照合システム。
  4. 請求項1から3のいずれか1項において、
    前記画像データは監視カメラで撮影され、伝送される画像データ映像もしくは監視カメラで撮影された映像を記憶する記憶装置から伝送される画像データである顔照合システム。
  5. 画像データから特徴量を抽出し、データベースに登録された特徴量との比較によって照合を行う顔照合方法であって、
    データベースから登録済みの特徴量を読み出し、他の登録済みの特徴量との類似度の照合を行い、類似度が予め設定した閾値以上である場合は、重複確認対象情報として登録する顔照合方法。
  6. 請求項5において、
    特徴量に紐づけて重複確認済みの情報をデータベースに紐づけておき、他の登録済みの特徴量との類似度の照合を行う前に、重複確認済みの情報を確認し、他の登録済みの特徴量と重複確認済みであると判定した場合、他の登録済みの特徴量との類似度の照合を実行しない顔照合方法。
  7. 請求項5または6において、
    前記データベースには前記特徴量に紐づけられる人物属性が登録され、
    前記重複確認対象情報には顔映像および前記人物属性を含み、
    前記重複確認対象情報を画面に表示する顔照合方法。
  8. 請求項5から7のいずれか1項において、
    前記画像データは監視カメラで撮影され、伝送される画像データ映像もしくは監視カメラで撮影された映像を記憶する記憶装置から伝送される画像データである顔照合方法。
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