JPWO2016121086A1 - ストレージ管理システム、ストレージシステム及び機能拡張方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態の概念を示す図である。本実施形態のストレージ管理システムは、ストレージシステムA 1aとストレージシステムB 1bとが管理ネットワーク91を介し、ストレージシステムの運用管理システムであるストレージ管理サーバー2(ストレージ管理サーバー2a/2b/2c)を接続される。なお、ストレージシステムA 1aとストレージシステムB 1bを単にストレージシステム1と、ストレージ管理サーバー2a/2b/2cを単にストレージ管理サーバー2を呼称することがある。
ストレージ管理サーバー2が、ストレージシステムA 1aのストレージ管理API提供サーバープログラム3a内のストレージ管理API属性情報12a、ストレージシステムB 1bのストレージ管理API提供サーバープログラム3b内のストレージ管理API属性情報12bを取得する。また、このストレージ管理API属性情報とは、どのような機能コマンドがサポートされており、そのコマンドを実行する上で必要なデータ項目の種類、そのデータ項目の型(タイプ:文字列、整数等)、そのデータ項目の属性(最大値、最小値等)を定めたものである。このストレージ管理API属性情報は、ストレージシステム構成情報15a/15bにより、更新される。つまり、ストレージシステム1の構成が変更になるとストレージ管理API属性情報も変更されたストレージシステム構成情報15で更新される。このストレージシステム構成情報15は、ストレージシステムの新規導入時に設定され、システムの構成が変更される毎に情報が更新される。
例えば、ストレージ管理サーバー2a/2cがストレージシステムA 1aのストレージ管理API属性情報12aを取得し、ストレージ管理サーバー2b/2cがストレージシステムB 1bのストレージ管理API属性情報12bを取得する。また、各ストレージ管理サーバーのストレージ管理APIライブラリ、例えば、ストレージ管理APIライブラリ22a)に複数種類の汎用処理プログラム(図中の汎用処理A/B/C等、以下汎用処理と略す)が予め実装されている。また、各ストレージ管理サーバーのストレージ管理アプリケーションプログラムは、ストレージ管理APIライブラリを用いて所定の処理を実行する。
以上のように、ストレージ管理サーバー2aはストレージ管理API属性情報12aを、ストレージ管理サーバー2bはストレージ管理API属性情報12bを、ストレージ管理サーバー2cはストレージ管理API属性情報12a及びストレージ管理API属性情報12bを取得し、ストレージ管理APIライブラリに格納し保持する。
各ストレージ管理サーバーでは、各ストレージシステムから取得したストレージ管理API属性情報に基づいて、ストレージ管理APIライブラリに予め実装されている汎用処理(図中の汎用処理A/B/C等、例えば図3のチェック処理)を組み合わせて機能の妥当性チェックを行う。例えば、ストレージ管理サーバー2aが取得したストレージシステムA 1aのストレージ管理API属性情報12aに基づいて、汎用処理A/B/C等を組み合わせてストレージシステムA 1aへの機能実行の妥当性チェックを行う。同じく、ストレージ管理サーバー2bでは、ストレージ管理API属性情報12bに基づいて、汎用処理A/B/C等を組み合わせてストレージシステムB 1bへの機能実行の妥当性チェックを行う。同様に、ストレージ管理サーバー2cでは、ストレージ管理API属性情報12aないしストレージ管理API属性情報12bに基づいて、汎用処理A/B/C等を組み合わせて、ストレージシステムA 1aへの機能実行の妥当性チェックを行い、ストレージシステムB 1bへの機能実行の妥当性チェックも行う。妥当性チェック処理の内容については、図3で説明する。
ストレージ管理サーバーは、妥当性チェック完了後の機能をストレージシステムに対し実行する。機能実行の命令を受けたストレージシステムは、ストレージシステム制御プログラム14が指定された命令を実行する。ストレージシステム制御プログラム14とは、システムの基本的な制御(ディスク制御、システム情報管理など)を行うプログラムで、後述のメモリないしディスクに格納されCPUで適宜実行される。例えば、ストレージ管理サーバー2aでは、ストレージシステムA 1aへ機能を実行する。ストレージ管理サーバー2cでは、ストレージシステムA 1aないしストレージシステムB 1bへ新機能を実行する。そして、それぞれのストレージシステム制御プログラム14での実行結果をストレージ管理サーバーが取得する。
以上の(1)から(3)の動作により、各ストレージ管理アプリケーションプログラムでの処理論理の追加が不必要とし、ストレージ管理API提供サーバープログラムへの負荷も高くせずに、ストレージシステムの拡張された機能や新しいストレージシステムに各ストレージ管理アプリケーションプログラムを適用できるようになる。この詳細な動作については後述する。
図2は、ストレージ管理システムの全体構成を示す図である。ストレージ管理システムは、ストレージシステム、およびストレージ管理サーバーを含んで構成される。ストレージシステムは一つでも複数でも良い。また、ストレージ管理サーバーも一つでも複数でも良い。
図2に示すストレージ管理システムでは、ストレージシステム1a/ストレージシステム1b、ストレージシステム1の管理システムであるストレージ管理サーバー4a/4b、ストレージ管理サーバー4a/4bを制御するための管理端末6a/6b(以下、管理端末6)、ストレージシステム1とストレージ管理サーバー4との接続システムとしての役割を果たすアダプタサーバー5とを備え、それぞれのシステムが管理ネットワーク91/92により接続される。
SVP10には、システム全体を制御するCPU101、管理ネットワーク91に接続し、ストレージ管理サーバー4やアダプタサーバー5との通信を行うNIC(Network Interface Card)102、ストレージシステムのストレージシステム構成情報20などの制御情報やストレージ管理API提供サーバープログラム3などの各種プログラムやライブラリを一時的に格納する揮発性メモリ103(以下、メモリ103)、ストレージシステム構成情報20などの制御情報やストレージ管理API提供サーバープログラム3などのプログラムやライブラリを恒久的に格納する不揮発性記憶デバイスであるディスク104を備える。SVP10は、ストレージデバイス13の構成や状態を監視し、 ストレージ管理サーバー4やアダプタサーバー5からの管理コマンドを受け付けて、ストレージデバイス13を制御する。ストレージ管理API提供サーバープログラム3がSVP10のCPU101で動作し、前述の構成や状態の監視機能及び管理コマンドの受信機能を実現する。
また、ストレージデバイス13は、大量のデータを恒久的に格納するディスク136とそのディスク136を制御するディスクコントローラ(以下、コントローラ)135を備え、ホストサーバー(図示せず)とユーザーデータのやり取りを行い、ユーザーデータをディスク136に保管する。ストレージシステム制御プログラム14がコントローラ135で動作し、前述のユーザーデータのやり取り機能とユーザーデータの保管機能を実現する。
なお、ストレージデバイス13とSVP10は同一筐体内にあっても良いし、異なる筐体となっていてネットワークや接続線で接続されていても良い。
また、ストレージデバイス33は、ディスク336、コントローラ335、SVP31との通信を行うNIC337を備え、ホストサーバー(図示せず)とユーザーデータのやり取りを行い、ユーザーデータをディスク336に保管する。ストレージシステム制御プログラム14がコントローラ335で動作し、前述のユーザーデータのやり取り機能とユーザーデータの保管機能を実現する。
なお、ストレージデバイス33とSVP31は同一筐体内にあっても良いし、異なる筐体となっていてネットワークで接続されていても良い。また、SVP31には、1つ以上のストレージデバイス33を接続することができる。
アダプタサーバー5は、CPU511、メモリ513、ディスク514、NIC512/517を備える。
また、図示はしていないが、管理端末6もストレージ管理サーバー4と同様のハードウェア構成を備え、更にキーボードやマウスなどの情報入力装置や液晶ディスプレイなどの表示装置を備える。なお、各システムの構成は全て同じである必要はなく、管理端末6のように、情報入力装置または表示装置を備えてもよい。
図3は、ストレージ管理システムでのソフトウェア構成を示す図である。ストレージシステム1aのソフトウェアとして、ストレージ管理API提供サーバープログラム3aがストレージシステム1aのディスク104またはディスク136に格納され、CPU101ないしコントローラ135により適宜メモリ103に読み出されて使用される。なお、ストレージ管理API提供サーバープログラム3aによりストレージ管理API属性情報12aが管理される。また、ストレージシステム1aと同様、ストレージシステム1bのソフトウェアとして、ストレージ管理API提供サーバープログラム1bがストレージシステム1bのディスク314またはディスク336に格納され、CPU311ないしコントローラ335により適宜メモリ313に読み出されて実行される。なお、ストレージ管理API提供サーバープログラム3bによりストレージ管理API属性情報12bが管理される。
このストレージ管理API属性情報12aは、ディスク104ないしディスク136に格納され、CPU101やコントローラ135により適宜メモリ103に読み出され、NIC102で接続されるネットワーク91経由でストレージ管理サーバー4やアダプタサーバー5に提供される。
また、ストレージ管理API属性情報12bは、ディスク314ないしディスク336に格納され、CPU311やコントローラ335により適宜メモリ313に読み出され、NIC312で接続されるネットワーク91経由でストレージ管理サーバー4やアダプタサーバー5に提供される。
なお、図示はしていないがストレージ管理API属性情報12aを生成するためのストレージ管理API属性定義情報(図4ないし図6参照)も、ディスク314ないしディスク336に格納されている。そして、ストレージ管理API属性定義情報はCPU311やコントローラ335によりディスク314ないしディスク336から適宜メモリ313に読み出され、同じく読み出されたストレージシステム1aのストレージシステム構成情報15aに基づいてストレージ管理API属性情報12aが生成される。ストレージ管理API属性情報12bもストレージ管理API属性情報12aと同様である。詳細な動作については後述する。
ストレージ管理サーバー4bのソフトウェアとして、ストレージ管理AP41bがある。ストレージ管理AP41bは、ストレージ管理AP41aと同様、ストレージ管理API属性情報とストレージ管理APIライブラリとを用いて所定の機能をストレージシステム1aないしストレージシステム1bに対してCPU421で実行するソフトウェアでディスク424に格納され、メモリ423に読み出され実行される。
図4は、第1のストレージ管理API属性定義情報の構成例を示す図である。ストレージ管理API属性定義情報とは、機能内容と必要なパラメータ(設定値)を定義した属性情報でストレージ管理API属性情報の基となる情報である。図4のストレージ管理API属性定義情報400では、createLdev機能(LDEV作成機能)を例とした場合である。このストレージ管理API属性定義情報400は、ストレージ管理API提供サーバープログラム3が起動(動作開始)した際に、ストレージシステム1aのメモリ103ないしディスク104/ディスク136からCPU101が取得する。なお、ストレージシステム1bの場合は、ストレージ管理API属性定義情報をメモリ313ないしディスク314/ディスク336からCPU311が取得する。
図5は、第1のストレージ管理API属性情報(createLdev)の構成例を示す図である。図8で後述するS815の処理でストレージシステム1のシステム情報を元にストレージ管理API属性定義情報400に動的な情報を格納して、ストレージ管理API属性情報500を生成する。
図6は、第2のストレージ管理API属性定義情報(addLuPath)の構成例を示す図である。図6のストレージ管理API属性定義情報600では、addLuPath機能(LUパス追加機能)を例とした場合である。このストレージ管理API属性定義情報600も、ストレージ管理API属性定義情報400と同様、ストレージ管理API提供サーバープログラム3が起動(動作開始)した際に、ストレージシステム1aのメモリ103ないしディスク104/ディスク136からCPU101が取得する。なお、ストレージシステム1bの場合は、ストレージ管理API属性定義情報をメモリ313ないしディスク314/ディスク336からCPU311が取得する。
図7は、第2のストレージ管理API属性情報(addLuPath)の構成例を示す図である。図8のS815でストレージシステムの情報を元にストレージ管理API属性定義情報に動的な情報を格納して、本ストレージ管理API属性情報を生成する。
図8は、ストレージ管理API属性情報の生成処理の動作と、任意の機能の実行動作のシーケンスを示す図である。処理の主体を、各ソフトウェアないしシステムとするが、ストレージシステム1またはストレージ管理サーバー4、アダプタサーバー5単体でもよく、各システムのCPUでもよい。
S812で、ストレージ管理API提供サーバープログラム3は、ストレージシステム1のメモリ103/メモリ313ないしディスク104/ディスク314に格納されたストレージ管理API属性定義情報を読み出す。
S813で、ストレージ管理API提供サーバープログラム3は、ストレージシステム1のストレージシステム構成情報15(ボリュームの生成状態情報、ストレージプールの生成・使用状態情報や上位システムとの接続ポート情報など)を取得するための命令をストレージシステム制御プログラム14に発行する。なお、ストレージシステム1のストレージシステム構成情報15は、予めストレージシステム1のメモリ103/メモリ313ないしディスク104/ディスク314に格納しておき、ストレージ管理API提供サーバープログラム3が取得するようにしてもよい。
S815で、ストレージ管理API提供サーバープログラム3は、S814で取得したストレージシステム構成情報15で、ストレージ管理API属性定義情報(例えば、ストレージ管理API属性定義情報400)を更新し、ストレージ管理API属性情報(例えば、ストレージ管理API属性情報500)を生成する。そして、ストレージ管理API提供サーバープログラム3は、生成したストレージ管理API属性情報をメモリ103/メモリ313ないしディスク104/ディスク314に格納する。このS815の処理をストレージ管理APIでサポートしている全ての機能に対して実行する。
以上のS811からS815の処理で、ストレージ管理API提供サーバープログラム3は、最新のストレージ管理API属性情報を生成できる。S812の処理は、サーバー起動開始時だけでなく、スケジューラ等で定期的に、または拡張API実装時にファイルから読み込むようにしてもよい。また、S813からS815のストレージ管理API属性情報の生成も同様である。なお、ストレージ管理AP41ないしアダプタ51からの機能実行要求で該当する機能または全機能のストレージ管理API属性情報を更新するようにしてもよい。
S823で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、ストレージ管理API提供サーバープログラム3から機能名に対応するストレージ管理API属性情報の取得を要求する。例えば、LDEV生成機能を実行するためには、図5でのストレージ管理API属性情報500から504を取得する。
S824で、ストレージ管理API提供サーバープログラム3は、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)に機能名に対応するストレージ管理API属性情報を送信する。ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、受信したストレージ管理API属性情報をストレージ管理APIライブラリ42/52に組み込む。ストレージ管理API属性情報を組み込んだストレージ管理APIライブラリ42/52は、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)により、メモリ413/メモリ513またはディスク414/ディスク514に格納し保持される。
S825で、機能名に対応するストレージ管理API属性情報のストレージ管理APIライブラリ42/52への組み込み完了後、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、機能実行の準備完了をストレージ管理AP41/アダプタ51に通知する。前述のように、拡張前のストレージ管理APIではメンバー名が“Nickname”(型:“整数”)がなく、拡張後のストレージ管理APIでメンバー名“Nickname”がサポートされた場合でも、図14のように、メンバー名“Nickname”及び型の表示と入力(要求データの設定)ができる。
S827で、要求データをストレージ管理APIライブラリ42/52が受信すると、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、ストレージ管理APIライブラリ42/52に予め実装して備えられた汎用処理で要求データの妥当性チェックを行う。妥当性チェックは、サポートメンバー、その型(タイプ)、及びその属性の確認を行うが、その詳細については図9から図13で詳述する。妥当性チェックで問題がなければ、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、ストレージ管理APIライブラリ42/52でサポートされた汎用処理を用いて、S828を実行し、問題があればエラー報告をストレージ管理AP41/アダプタ51へ行う。
S828で、要求データを指定された命令の引数としてストレージ管理APIライブラリ42/52に保存するため、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、ストレージ管理APIライブラリ42/52が管理している記憶領域(メモリ103/メモリ313ないしディスク104/ディスク314)に要求データを格納する。
S830で、機能の要求データの設定完了通知を受領したストレージ管理AP41/アダプタ51は指定された機能実行を、ストレージ管理APIライブラリ42/52を介しストレージ管理API提供サーバープログラム3へ要求する。
S831で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、機能実行の要求を受けたストレージ管理APIライブラリ42/52を介してストレージ管理API提供サーバープログラム3へ機能実行命令を要求データと共に送信する。
S832で、ストレージ管理API提供サーバープログラム3はストレージシステム制御プログラム14に要求データ付の機能実行命令を送信する。そして、ストレージシステム制御プログラム14は、受信した要求データ付の機能を実行し、実行結果を自身が管理しているメモリ103/メモリ313ないしディスク104/ディスク314の記憶領域に格納する。
S834で、ストレージ管理API提供サーバープログラム3は、応答データをストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)に送信する。この応答データは、例えば、ストレージ管理API属性情報500の応答データメンバーと、ストレージ管理API属性情報505の応答データメンバーの属性及び値が該当する。ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、受信した応答データをストレージ管理APIライブラリ42/52に組み込む。応答データを組み込んだストレージ管理APIライブラリ42/52は、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)により、メモリ413/メモリ513またはディスク414/ディスク514に格納し保持される。
S835で、応答データのストレージ管理APIライブラリ42/52への格納完了後に、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、ストレージ管理AP41/アダプタ51へ機能実行の完了通知を送信する。
S837で、機能の応答データ取得要求をストレージ管理APIライブラリ42/52を介して受信したストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、メモリ413/メモリ513またはディスク414/ディスク514に格納し保持されている応答データを読み出して取得する。
S838で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、取得した応答データをストレージ管理AP41/アダプタ51へ送信する。
S839で、ストレージ管理AP41/アダプタ51は、取得した応答データ管理端末6に転送し、任意の機能の実行結果を表示装置等に表示してシステム管理者へ要求機能の実行結果を通知する。
図9は、要求データの妥当性チェック処理を示すフローチャート図である。本処理は、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)がストレージ管理APIライブラリ42/52に実装された汎用処理を用いて実行する。要求データの妥当性チェックは、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)がストレージ管理APIライブラリ42/52のS827の処理を実行することで開始される。ストレージ管理API属性情報500(機能名:“createLdev”/要求データのメンバー:“LdevId”、“Nickname”、“Capacity”、“PoolId”/対応する型(タイプ):“整数”、“文字列”、“整数”、“整数”)を例として説明する。
S902で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、メンバーの型を判断する。メンバーの型が“整数”であればS903を、“文字列”であればS904を、“バイト配列”であればS905を実行する。例えば、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、メンバーが“LdevId”の型は“整数”なのでS903を、メンバーが“Nickname”の型は“文字列”なのでS904を、また、ストレージ管理API属性情報700の要求データのメンバーが“HostWwn”の型は“バイト配列”なので、S905を実行する。
S904で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、文字列メンバーの妥当性チェック処理(図12)を実施し、そのチェック結果(応答データ)を取得する。
S905で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、バイト配列メンバーの妥当性チェック処理(図13)を実施し、そのチェック結果(応答データ)を取得する。
図10及び図11は、整数メンバーの妥当性チェック処理を示すフローチャート図である。この整数メンバーの妥当性チェック処理で要求データの妥当性を検証する。本処理は、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)がストレージ管理APIライブラリ42/52に実装された汎用処理を用いて実行する。
S1002で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、依存メンバーのチェックを実施する。つまり、依存メンバーとして適切なメンバーの値が設定されているかをストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は判断する。例えば、ストレージ管理API属性情報503では依存メンバーとして“PoolId”が設定されているので、Capacityの値を設定する前にPoolIdに妥当な値が設定されているかを確認する。ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、適切なメンバーの値が設定されている場合はチェック結果を“OK”とし、設定されていない場合は“NG”とする。
S1003で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、依存メンバーのチェック結果が“OK”の場合はS1004を、“NG”の場合はS1023を実行する。S1023で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、依存メンバー未設定エラーをストレージ管理AP41/アダプタ51に通知する。
S1005で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、最大値(静的)のチェックを実施する。つまり、設定値が最大値(静的)以下かをストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は判断する。ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、超えている場合はチェック結果を“NG”とし、以下の場合は“OK”とする。
S1006で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、チェック結果が“OK”であればS1007を、“NG”であればS1024を実行する。S1024で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、最大値(静的)範囲エラーをストレージ管理AP41/アダプタ51に通知する。
S1008で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、最小値(静的)のチェックを実施する。つまり、設定値が最小値(静的)以上かをストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は判断する。ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、未満の場合はチェック結果を“NG”とし、以上の場合は“OK”とする。
S1009で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、チェック結果が“OK”であればS1010を、“NG”であればS1025を実行する。S1025で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、最小値(静的)範囲エラーをストレージ管理AP41/アダプタ51に通知する。
S1011で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、使用可能値(静的)のチェックを実施する。つまり、設定値が使用可能値(静的)に存在するかをストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は判断する。ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、存在する場合はチェック結果を“OK”とし、存在しない場合は“NG”とする。
S1012で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、チェック結果が“OK”であればS1013を、“NG”であればS1026を実行する。S1026で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、使用可能値(静的)対象外エラーをストレージ管理AP41/アダプタ51に通知する。
S1014で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、最大値(動的)のチェックを実施する。つまり、設定値が最大値(動的)以下かをストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は判断する。ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、超えている場合はチェック結果を“NG”とし、以下の場合は“OK”とする。
S1015で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、チェック結果が“OK”であればS1016を、“NG”であればS1027を実行する。S1027で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、最大値(動的)範囲エラーをストレージ管理AP41/アダプタ51に通知する。
S1017で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、最小値(動的)のチェックを実施する。つまり、設定値が最小値(動的)以上かをストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は判断する。ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、未満の場合はチェック結果を“NG”とし、以上の場合は“OK”とする。
S1018で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、チェック結果が“OK”であればS1019を、“NG”であればS1028を実行する。S1028で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、最小値(動的)範囲エラーをストレージ管理AP41/アダプタ51に通知する。
S1020で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、使用可能値(動的)のチェックを実施する。つまり、設定値が使用可能値(動的)に存在するかをストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は判断する。ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、存在する場合はチェック結果を“OK”とし、存在しない場合は“NG”とする。
S1021で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、チェック結果が“OK”であればS1022を、“NG”であればS1029を実行する。S1029で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、使用可能値(動的)対象外エラーをストレージ管理AP41/アダプタ51に通知する。
図12は、文字列メンバーの妥当性チェック処理を示すフローチャート図である。この文字列メンバーの妥当性チェック処理で要求データの妥当性を検証する。本処理は、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)がストレージ管理APIライブラリ42/52に実装された汎用処理を用いて実行する。
S1202で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、依存メンバーのチェックを実施する。つまり、依存メンバーとして適切なメンバーが設定されているかをストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は判断する。ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、適切なメンバー名が設定されている場合はチェック結果を“OK”とし、設定されていない場合は“NG”とする。
S1203で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、チェック結果が“OK”であればS1204を、“NG”であればS1214を実行する。S1214で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、依存メンバー未設定エラーをストレージ管理AP41/アダプタ51に通知する。
S1205で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、最大文字列長のチェックを実施する。つまり、設定された文字列の文字列長が最大文字列長以下であるかをストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は判断する。最大文字列長以下である場合はチェック結果を“OK”とし、範囲外である場合は“NG”とする。
S1206で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、チェック結果が“OK”であればS1207を、“NG”であればS1215を実行する。S1215で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、最大文字列長範囲エラーをストレージ管理AP41/アダプタ51に通知する。
S1208で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、最小文字列長のチェックを実施する。つまり、設定された文字列の文字列長が最小文字列長以上であるかをストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は判断する。最小文字列長以上である場合はチェック結果を“OK”とし、範囲外である場合は“NG”とする。
S1209で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、チェック結果が“OK”であればS1210を、“NG”であればS1216を実行する。S1216で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、最小文字列長範囲エラーをストレージ管理AP41/アダプタ51に通知する。
S1211で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、使用可能文字のチェックを実施する。つまり、設定された文字列に使用されている文字が使用可能文字のみであるかをストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は判断する。使用可能文字のみである場合はチェック結果を“OK”とし、使用不可能な文字が含まれている場合は“NG”とする。
S1212で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、チェック結果が“OK”であればS1213を、“NG”であればS1217を実行する。S1217で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、使用可能文字対象外エラーをストレージ管理AP41/アダプタ51に通知する。
図13は、バイト配列メンバーの妥当性チェック処理を示すフローチャート図である。このバイト配列メンバーの妥当性チェック処理で要求データの妥当性を検証する。本処理は、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)がストレージ管理APIライブラリ42/52に実装された汎用処理を用いて実行する。
S1302で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、依存メンバーのチェックを実施する。つまり、依存メンバーとして適切なメンバーが設定されているかをストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は判断する。ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、適切なメンバー名が設定されている場合はチェック結果を“OK”とし、設定されていない場合は“NG”とする。
S1303で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、チェック結果が“OK”であればS1304を、“NG”であればS1308を実行する。S1308で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、依存メンバー未設定エラーをストレージ管理AP41/アダプタ51に通知する。
S1305で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、配列長のチェックを実施する。つまり、設定されたバイト配列の配列長が属性に設定されている配列長と一致するかをストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は判断する。一致する場合はチェック結果を“OK”とし、一致しない場合は“NG”とする。
S1306で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、チェック結果が“OK”であればS1307を、“NG”であればS1309を実行する。S1309で、ストレージ管理サーバー4(CPU411)/アダプタサーバー5(CPU511)は、配列長不正エラーをストレージ管理AP41/アダプタ51に通知する。
図14は、ストレージ管理API属性情報を利用した管理アプリケーションでの画面の構成例を示す図である。図14では、ストレージ管理画面140で、LDEVを生成する場合(createLdev機能の実行時)を例としている。
Claims (15)
- ストレージシステムと管理サーバーとを含んで構成されるストレージ管理システムであって、
前記ストレージシステムは、
第1のCPUと、
第1の記憶デバイスと、
を備え、
前記管理サーバーは、
第2のCPUと、
第2の記憶デバイスと、
を備え、
前記ストレージシステムの第1の記憶デバイスに、
前記管理サーバーと前記ストレージシステムとの接続を行うためのストレージ管理API属性情報と、
前記ストレージ管理API属性情報を前記管理サーバーに提供するために前記第1のCPUにより実行されるストレージ管理API提供サーバープログラムと、
が格納され、
前記管理サーバーの第2の記憶デバイスに、
前記ストレージシステムを管理するため前記第2のCPUが実行するストレージ管理アプリケーションプログラムと、
前記ストレージ管理アプリケーションプログラムを動作させるためのストレージ管理APIライブラリと、
が格納され、
前記ストレージ管理APIライブラリに、前記第2のCPUで実行する1つ以上の汎用処理プログラムを備え、
前記ストレージ管理アプリケーションプログラムが前記ストレージシステムに所定の機能を実行するため前記ストレージ管理APIライブラリを介して前記ストレージ管理API提供サーバープログラムに接続された場合、
前記第2のCPUは、
前記ストレージ管理API提供サーバープログラムから前記ストレージ管理API属性情報を取得し、
前記ストレージ管理API属性情報と、前記ストレージ管理APIライブラリの前記汎用処理プログラムとを組み合わせて前記ストレージシステムへの機能を実行させる
ことを特徴とするストレージ管理システム。 - 請求項1記載のストレージ管理システムであって、前記ストレージ管理API属性情報は、
機能名と、前記所定の機能を実行させるための要求データのメンバーと、前記所定の機能の実行結果である応答データのメンバーとを含んで構成され、
前記要求データのメンバー及び応答データのメンバーは、メンバー名と、当該メンバー名のタイプとを含んで構成され、
前記メンバー名毎に設定される属性と当該属性への設定値を含む
ことを特徴とするストレージ管理システム。 - 請求項2記載のストレージ管理システムであって、前記ストレージシステムのシステム構成を示すストレージシステム構成情報が前記第1の記憶デバイスに格納され、
前記第1のCPUが前記ストレージシステム構成情報を参照して前記ストレージ管理API属性情報を更新する
ことを特徴とするストレージ管理システム。 - 請求項3記載のストレージ管理システムであって、前記ストレージ管理API属性情報は、前記ストレージ管理API提供サーバープログラムの起動時ないし定期的に更新される
ことを特徴とするストレージ管理システム。 - 請求項2記載のストレージ管理システムであって、前記管理サーバーの第2のCPUが、
前記ストレージ管理API属性情報に前記所定の機能を実行するための要求データを設定し、
前記要求データが付加されたストレージ管理API属性情報の妥当性の確認を、前記汎用処理プログラムで実行する
ことを特徴とするストレージ管理システム。 - 請求項5記載のストレージ管理システムであって、前記管理サーバーの第2のCPUが、
前記要求データが付加されたストレージ管理API属性情報の妥当性の確認を、前記要求データに設定されている情報のタイプ及び値で行う
ことを特徴とするストレージ管理システム。 - 管理サーバーに接続されるストレージシステムであって、
前記ストレージシステムは、
第1のCPUと、
第1の記憶デバイスと、
を備え、
前記管理サーバーは、
第2のCPUと、
第2の記憶デバイスと、
を備え、
前記ストレージシステムの第1の記憶デバイスに、
前記管理サーバーと前記ストレージシステムとの接続を行うためのストレージ管理API属性情報と、
前記ストレージ管理API属性情報を前記管理サーバーに提供するために前記第1のCPUにより実行されるストレージ管理API提供サーバープログラムと、
前記管理サーバーの第2の記憶デバイスに、
前記ストレージシステムを管理するため前記第2のCPUが実行するストレージ管理アプリケーションプログラムと、
前記ストレージ管理アプリケーションプログラムを動作させるためのストレージ管理APIライブラリと、
が格納され、
前記ストレージ管理APIライブラリに、前記第2のCPUで実行する1つ以上の汎用処理プログラムを備え、
前記ストレージ管理アプリケーションプログラムが前記ストレージシステムに所定の機能を実行するため前記ストレージ管理APIライブラリを介して前記ストレージ管理API提供サーバープログラムに接続された場合、
前記第2のCPUは、
前記ストレージ管理API提供サーバープログラムから前記ストレージ管理API属性情報を取得し、
前記ストレージ管理API属性情報と、前記ストレージ管理APIライブラリの前記汎用処理プログラムとを組み合わせて前記ストレージシステムへの機能を実行させる
ことを特徴とするストレージシステム。 - 請求項7記載のストレージシステムであって、前記ストレージ管理API属性情報は、
機能名と、前記所定の機能を実行させるための要求データのメンバーと、前記所定の機能の実行結果である応答データのメンバーとを含んで構成され、
前記要求データのメンバー及び応答データのメンバーは、メンバー名と、当該メンバー名のタイプとを含んで構成され、
前記メンバー名毎に設定される属性と当該属性への設定値を含む
ことを特徴とするストレージシステム。 - 請求項8記載のストレージシステムであって、前記ストレージシステムのシステム構成を示すストレージシステム構成情報が前記第1の記憶デバイスに格納され、
前記第1のCPUが前記ストレージシステム構成情報を参照して前記ストレージ管理API属性情報を更新する
ことを特徴とするストレージシステム。 - 請求項9記載のストレージシステムであって、前記ストレージ管理API属性情報は、前記ストレージ管理API提供サーバープログラムの起動時ないし定期的に更新される
ことを特徴とするストレージシステム。 - 請求項8記載のストレージシステムであって、前記管理サーバーの第2のCPUが、
前記ストレージ管理API属性情報に前記所定の機能を実行するための要求データを設定し、
前記要求データが付加されたストレージ管理API属性情報の妥当性の確認を、前記汎用処理プログラムで実行する
ことを特徴とするストレージシステム。 - 請求項11記載のストレージシステムであって、前記管理サーバーの第2のCPUが、
前記要求データが付加されたストレージ管理API属性情報の妥当性の確認を、前記要求データに設定されている情報のタイプ及び値で行う
ことを特徴とするストレージシステム。 - 管理サーバーに接続されるストレージシステムの機能拡張方法であって、
前記ストレージシステムは、
第1のCPUと、
第1の記憶デバイスと、
を備え、
前記管理サーバーは、
第2のCPUと、
第2の記憶デバイスと、
を備え、
前記ストレージシステムの第1の記憶デバイスに、
前記管理サーバーと前記ストレージシステムとの接続を行うためのストレージ管理API属性情報と、
前記ストレージ管理API属性情報を前記管理サーバーに提供するために前記第1のCPUにより実行されるストレージ管理API提供サーバープログラムと、
が格納され、
前記管理サーバーの第2の記憶デバイスに、
前記ストレージシステムを管理するため前記第2のCPUが実行するストレージ管理アプリケーションプログラムと、
前記ストレージ管理アプリケーションプログラムを動作させるためのストレージ管理APIライブラリと、
が格納され、
前記ストレージ管理APIライブラリに、前記第2のCPUで実行する1つ以上の汎用処理プログラムを備え、
前記ストレージ管理アプリケーションプログラムが前記ストレージシステムに所定の機能を実行するため前記ストレージ管理APIライブラリを介して前記ストレージ管理API提供サーバープログラムに接続された場合、
前記第2のCPUは、
前記ストレージ管理API提供サーバープログラムから前記ストレージ管理API属性情報を取得し、
前記ストレージ管理API属性情報と前記ストレージ管理APIライブラリの前記汎用処理プログラムを組み合わせて前記ストレージシステムへの機能を実行させる
ことを特徴とするストレージシステムの機能拡張方法。 - 請求項13記載のストレージシステムの機能拡張方法であって、前記ストレージ管理API属性情報は、
機能名と、前記所定の機能を実行させるための要求データのメンバーと、前記所定の機能の実行結果である応答データのメンバーとを含んで構成され、
前記要求データのメンバー及び応答データのメンバーは、メンバー名と、当該メンバー名のタイプとを含んで構成され、
前記メンバー名毎に設定される属性と当該属性への設定値を含む
ことを特徴とするストレージシステムの機能拡張方法。 - 請求項14記載のストレージシステムの機能拡張方法であって、前記ストレージシステムのストレージシステム構成を示すストレージシステム構成情報が前記第1の記憶デバイスに格納され、
前記第1のCPUが前記ストレージシステム構成情報を参照して前記ストレージ管理API属性情報を更新する
ことを特徴とするストレージシステムの機能拡張方法。
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