JPWO2016098167A1 - 表面処理装置、表面処理方法、および表面処理された樹脂成形品 - Google Patents

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Abstract

所定の接着強度を発現させることができる表面処理装置、表面処理方法、および表面処理された樹脂成形品を提供する。表面処理装置(10)は、樹脂成形品(150)を構成している樹脂(152)と同じ種類の材料によって形成された複数の粒子(100)と、粒子を樹脂成形品に投射する投射部(110)と、を備え、樹脂成形品の表面を粗面化する。

Description

本発明は、表面処理装置、表面処理方法、および表面処理された樹脂成形品に関する。
近年、軽量化等の観点から、様々な自動車部品が樹脂成形品によって形成されている。車体等で用いられる比較的大きな自動車部品等は、複数の樹脂成形品同士を接着して形成される。この場合、接着の前処理として、樹脂成形品同士の接着部の表面に例えばブラスト加工が施される。ブラスト加工では、加工対象物に向かって粒子が投射される。
接着部の表面に粒子が投射されることによって、接着部の表面が粗面化され、接着面積が増大する。そのため接着強度が向上する(例えば特許文献1参照)。
特開2008−248196号公報
しかしながら、ガラスまたはアルミナ等、樹脂成形品とは異なる材料によって形成された粒子が吹き付けられ、樹脂成形品の表面にめり込んでそのまま残存すると、樹脂成形品同士を接着した際、これらと材質の異なる粒子が樹脂成形品の間に介在することとなる。
樹脂成形品同士は、接着強度を確保するため、好ましくは、樹脂成形品を構成している樹脂と同材の接着剤によって接着される。従って、これらと異なる材料によって形成された粒子は、樹脂成形品および接着剤に対し、接着を妨げる異物となる。このため、本来想定する所定の接着強度が得られなくなる虞がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、所定の接着強度を発現させることができる表面処理装置、表面処理方法、および表面処理された樹脂成形品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、樹脂成形品の表面を粗面化する表面処理装置である。本発明の表面処理装置は、樹脂成形品を構成している樹脂と同じ種類の材料によって形成された複数の粒子と、粒子を樹脂成形品に投射する投射部と、を備える。
上記目的を達成するための本発明は、樹脂成形品の表面を粗面化する表面処理方法である。本発明の表面処理方法は、樹脂成形品に対し、当該樹脂成形品を構成している樹脂と同じ種類の材料によって形成された粒子を複数投射する。
上記目的を達成するための本発明は、表面の少なくとも一部が粗面化された樹脂成形品である。本発明の表面処理された樹脂成形品においては、樹脂成形品を構成している樹脂と同じ種類の材料によって形成された粒子が、粗面化された表面に残っている。
本発明にあっては、樹脂成形品に対し、これを構成している樹脂と同じ種類の材料によって形成された粒子が投射されるため、投射された粒子が樹脂成形品の表面に残存しても樹脂成形品およびこれを構成している樹脂と同種材の接着剤に対して異物とならない。従って、本発明は、所定の接着強度を発現させることができる。
実施形態の表面処理装置の概略構成を示す図である。 実施形態の繊維強化樹脂成形品の概略構成を示す断面図である。 繊維強化樹脂成形品が成形型によって成形される様子を模式的に示す断面図である。 繊維強化樹脂成形品の表面に粒子を投射した後の状態を示す断面図である。 繊維強化樹脂によって形成された車体部品の例を示す斜視図である。 図5の車体部品を接合して構成された車体を示す斜視図である。 表面が粗面化された繊維強化樹脂成形品同士の接着部の断面図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる。
図1に示すように、実施形態の表面処理装置10は、複数の粒子100と、ブラストガン110(投射部)と、高圧供給源120と、ホッパー130と、回収槽140(回収部)と、を備える。表面処理装置10は、繊維強化樹脂成形品150(樹脂成形品)の表面を粗面化する。
ブラストガン110は、粒子100が吹き出るノズル111を有する。ブラストガン110には、流路112および流路113が形成されている。流路112は、例えば可撓性を有する管を介して、高圧供給源120と連通している。流路113は、例えば可撓性を有する管を介して、ホッパー130と連通している。流路112と流路113とは合流し、ノズル111に連通する。
ブラストガン110は、例えば移動装置(不図示)によって、繊維強化樹脂成形品150の面に沿って移動可能である。ブラストガン110を移動させる移動装置は、例えばロボットアームである。作業者がブラストガン110を移動させてもよい。
高圧供給源120は、例えば、コンプレッサまたは工場内圧縮空気供給源等である。高圧供給源120からノズル111へと流れる圧縮ガスによって、粒子100は加速する。
ホッパー130は、ブラストガン110に供給される複数の粒子100を収容する収容部である。ホッパー130には、流路113に連通する開口部131が設けられている。
ホッパー130内の粒子100は、高圧供給源120からの圧縮ガスがノズル111へと流れるのにともない、開口部131から流路113を通じてノズル111へと引き込まれる。粒子100は、加速されてノズル111の先端から飛び出す。
回収槽140は、繊維強化樹脂成形品150の下に配置される。回収槽140は、箱形形状を有する。回収槽140の側壁は、繊維強化樹脂成形品150のまわりを囲む。
粒子100が繊維強化樹脂成形品150に当って生じる破材101は、回収槽140内に落ちる。破材101は、粒子100が当ることによって繊維強化樹脂成形品150から削り取られた小片である。
また、繊維強化樹脂成形品150に当って飛び散る粒子100も回収槽140内に落ちる。
図2に示すように、繊維強化樹脂成形品150は、繊維基材151と、マトリックス樹脂152(樹脂成形品を構成している樹脂)と、を有する。マトリックス樹脂152は、繊維基材151の上に形成されるとともに、繊維基材151に含浸されている。
繊維強化樹脂成形品150は、例えば、RTM(Resin Transfer Molding)成形法によって形成されるが、これに限定されない。
図3に示すように、RTM成形法では、一対の成形型160が形成するキャビティ161に繊維基材151が設置され、型締め後、そこに液状の樹脂が注入される。樹脂は、キャビティ161に連通するランナー162を通じて注入される。注入された樹脂は、繊維基材151を形成している繊維153の間の隙間、および繊維基材151と成形型160との間の隙間に入り込む。キャビティ161内で樹脂は硬化する。
本実施形態では、繊維強化樹脂成形品150の面方向全体において、繊維基材151の上にマトリックス樹脂152が形成されているが、本発明はこれに限定されない。繊維基材151の上の一部だけに、マトリックス樹脂152が形成されてもよい。この場合、例えば、キャビティ161の一部を溝状に形成し、キャビティ161のそれ以外の箇所は繊維基材151と接するように形成しておけばよい。繊維基材151の上に形成されたマトリックス樹脂152の厚みは、例えば100μmである。
繊維153は、例えば、炭素繊維、ガラス繊維、有機繊維等である。繊維基材151は、繊維153を織るまたは編むことによってシート状に形成されるが、これに限定されない。繊維基材151は、繊維153が一方向に配向されたシート状の一方向材であってもよい。
繊維強化樹脂成形品150は、成形型160から取り出された後、表面処理装置10によって表面処理される。表面処理装置10は、繊維基材151の上のマトリックス樹脂152に対して複数の粒子100を投射し、表面のマトリックス樹脂152を荒らす。
図4に示すように、投射された複数の粒子100のうちのいくつかは、マトリックス樹脂152にめり込み、粗面化された繊維強化樹脂成形品150の表面にそのまま残る。
表面処理装置10は、ブラストガン110を移動させつつ、繊維強化樹脂成形品150の表面の所望の範囲を粗面化する。繊維強化樹脂成形品150において粗面化される箇所は、他の繊維強化樹脂成形品150と接着される接着部である。繊維強化樹脂成形品150のうち接着部だけにおいて繊維基材151の上にマトリックス樹脂152を形成してもよい。
繊維強化樹脂成形品150は、接着部に塗布される接着剤によって、他の繊維強化樹脂成形品150と接着される。接着部の表面が粗面化されることによって接着面積が増大するため、接着強度が向上する。
例えば図5に示すように、繊維強化樹脂によって形成された骨格部品171同士、および骨格部品171と外板部品172とが接着剤によって互いに接着され、図6に示すように自動車の車体170が形成される。この場合、接着の前処理として、各部品同士の接着部の表面が粗面化されることによって、各部品同士の接着強度を向上させることができる。
図7に示すように、接着部において、一の繊維強化樹脂成形品150と他の繊維強化樹脂成形品150とは、粗面化されたマトリックス樹脂152に塗布された接着剤180を介して接着される。繊維強化樹脂成形品150は、粒子100がマトリックス樹脂152から除去されることなく残ったままの状態で接着される。
マトリックス樹脂152、接着剤180、および粒子100は、同じ種類の材料によって形成されている。ここでは、同じ種類の材料とは、同じ官能基(エポキシ基等)を有する材料であり、官能基が同じことで、相互に異物とはならない。それらを形成する材料は、例えば、エポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂である。
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
本実施形態では、繊維強化樹脂成形品150の表面のマトリックス樹脂152に対し複数の粒子100が投射される結果、投射された複数の粒子100のうちのいくつかが、表面のマトリックス樹脂152にめり込んでそのまま残る。
粒子100は、マトリックス樹脂152と同じ種類の材料(例えば、エポキシ樹脂系等)によって形成されているため、マトリックス樹脂152と同じ電気的極性を有する。また、接着強度確保のため、マトリックス樹脂152と同じ種類の材料(例えば、エポキシ樹脂系等)によって形成された接着剤180が使用され、従って、粒子100は、接着剤180とも同じ材料によって形成されており、同じ電気的極性を有する。
よって、投射された粒子100が繊維強化樹脂成形品150同士の接着面に残存しても、粒子100は、マトリックス樹脂152および接着剤180に対し、接着の妨げとなる異物とならない。従って、本実施形態によれば、所定の接着強度を発現させることができる。
本実施形態と異なり、粒子100がマトリックス樹脂152と異なる材料によって形成されている場合、表面の粒子100は異物となるため、除去する必要がある。
これに対し、本実施形態では、粒子100が、マトリックス樹脂152と同じ種類の材料によって形成されているため、残存する粒子100を除去する必要がなく、従って作業工程を簡単にできる。
また、マトリックス樹脂152と粒子100とが同じ電気的極性を有するため、粒子100がマトリックス樹脂152に投射された際、静電気の発生が抑制される。そのためアースをとる必要がなく、従って、装置構成を簡単にできる。
繊維基材151およびマトリックス樹脂152のうち、繊維基材151は、マトリックス樹脂152に比べ、高い耐切削性を有する。このため、マトリックス樹脂152と同じ種類の材料によって形成された粒子100が、繊維強化樹脂成形品150に投射されると、繊維基材151の切削は抑制される一方、マトリックス樹脂152が選択的に切削される。このため、粒子100の投射にともなう繊維基材151の損傷ひいては破断が防止され、従って繊維基材151の強度低下を防ぐことができる。
さらに、繊維基材151の強度低下が抑制されることによって、繊維強化樹脂成形品150同士の接着部に負荷がかかった際、接着部で破断が生じ難くなるため、接着強度の低下も防止できる。
粒子100は、繊維基材151の上に形成されたマトリックス樹脂152に投射されるため、繊維基材151は、マトリックス樹脂152によって粒子100から保護される。従って、繊維基材151の強度低下を防止できる。
回収槽140内に回収された破材101は、マトリックス樹脂152から生成されたものであり、粒子100と同じ種類の材料によって形成されている。そのため、破材101を粒子100として利用できる。その結果、粒子100の増量と実質的に同等の効果が得られるため、破材101を回収することによって、投射回数を増やすことができる。
破材101としては、粗面化の際に生じる小片だけでなく、例えば、繊維強化樹脂成形品151をトリミングする際に生じるマトリックス樹脂152の切り屑、ランナー162内で硬化して形成された無駄なマトリックス樹脂152、およびマトリックス樹脂152によって形成されたバリ等も利用できる。これらを回収すれば、より投射回数を増やすことができる。
小さな破材101は、そのまま用いてもよいが、破材101が例えば粒子100に比べて大きい場合、破材101は粉砕することによって細かくされる。例えば、ホッパー130内にスクリューが設けられていれば、破材101がホッパー130内に投入されると同時に粉砕され、その後、すぐにブラストガン110へと供給される。これと異なり、表面処理装置10とは別の装置によって破材101を粉砕してもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々改変できる。
例えば、実施形態の繊維強化樹脂成形品150では、繊維基材151の上にマトリックス樹脂152が形成されているが、本発明はこれに限定されない。繊維基材151の上にマトリックス樹脂152が形成されることなく繊維153が表面に露出し、かつ繊維153同士の間の隙間にマトリックス樹脂152が形成された繊維強化樹脂成形品を本発明は含む。
また、樹脂成形品は、繊維強化樹脂成形品150のような複合材料からなる成形品に限定されず、樹脂のみからなる成形品を含む。
10 表面処理装置、
100 粒子、
110 ブラストガン(投射部)、
111 ノズル、
112 流路、
113 流路、
120 高圧供給源、
130 ホッパー、
131 開口部、
140 回収槽(回収部)、
150 繊維強化樹脂成形品(樹脂成形品)、
151 繊維基材、
152 マトリックス樹脂(樹脂成形品を構成している樹脂)、
153 繊維、
160 成形型、
161 キャビティ、
162 ランナー、
170 自動車の車体、
171 骨格部品、
172 外板部品、
180 接着剤。

Claims (14)

  1. 樹脂成形品の表面を粗面化する表面処理装置であって、
    前記樹脂成形品を構成している樹脂と同じ種類の材料によって形成された複数の粒子と、
    当該粒子を前記樹脂成形品に投射する投射部と、を備える、表面処理装置。
  2. 前記樹脂成形品として、繊維基材および当該繊維基材に含浸されたマトリックス樹脂を含む繊維強化樹脂成形品が用いられ、前記粒子は、前記マトリックス樹脂と同じ種類の材料によって形成されている、請求項1に記載の表面処理装置。
  3. 前記繊維基材上の少なくとも一部に前記マトリックス樹脂が形成されており、前記投射部は、当該繊維基材上のマトリックス樹脂に対して前記粒子を投射する、請求項2に記載の表面処理装置。
  4. 前記樹脂成形品の前記樹脂から生じる破材を回収する回収部を有する、請求項1〜請求項3のうちのいずれか1つに記載の表面処理装置。
  5. 前記粒子は熱硬化性樹脂であることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちのいずれか1つに記載の表面処理装置。
  6. 樹脂成形品に対し、当該樹脂成形品を構成している樹脂と同じ種類の材料によって形成された粒子を複数投射して、前記樹脂成形品の表面を粗面化する、表面処理方法。
  7. 前記樹脂成形品として、繊維基材および当該繊維基材に含浸されたマトリックス樹脂を含む繊維強化樹脂成形品を用い、前記マトリックス樹脂と同じ種類の材料によって形成された前記粒子を、前記繊維強化樹脂成形品に対して投射する、請求項6に記載の表面処理方法。
  8. 前記繊維基材上の少なくとも一部に形成された前記マトリックス樹脂に対して前記粒子を投射する、請求項7に記載の表面処理方法。
  9. 前記樹脂成形品の前記樹脂から生じた破材を回収する、請求項6〜請求項8のうちのいずれか1つに記載の表面処理方法。
  10. 前記粒子は熱硬化性樹脂であることを特徴とする請求項6〜請求項9のうちのいずれか1つに記載の表面処理方法。
  11. 表面の少なくとも一部が粗面化された樹脂成形品であって、
    当該樹脂成形品を構成している樹脂と同じ種類の材料によって形成された粒子が、前記粗面化された表面に残っている、表面処理された樹脂成形品。
  12. 繊維基材および当該繊維基材に含浸されたマトリックス樹脂を含み、前記粒子は、前記マトリックス樹脂と同じ種類の材料によって形成されている、請求項11に記載の表面処理された樹脂成形品。
  13. 前記繊維基材上の少なくとも一部に前記マトリックス樹脂が形成されており、当該マトリックス樹脂の表面が粗面化されている、請求項12に記載の表面処理された樹脂成形品。
  14. 前記同じ種類の材料とは、同じ官能基を有する材料であることを特徴とする、請求項1〜請求項13のうちのいずれか1つに記載の表面処理装置または表面処理方法または樹脂成形品
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