JPWO2016084953A1 - フレーマ、及びフレーミング方法 - Google Patents

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Abstract

フレーマは、伝送優先度をそれぞれ有する複数の論理パスに光チャネルの複数のタイムスロットを割り当て、前記複数の論理パスにより受信した複数のクライアント信号を前記複数の論理パスに割り当てられている前記複数のタイムスロットに割り当て、前記複数のタイムスロットに対応付けられた複数の光波長を用いた複数の光サブキャリアにより前記複数のクライアント信号を伝送する伝送装置におけるフレーマであって、高い伝送優先度を有する論理パスに割り当てられているタイムスロットに対応する光波長を使用しない場合、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットを避けて前記高い伝送優先度を有する論理パスに前記複数のタイムスロットの少なくとも一つを割り当てることにより、前記高い伝送優先度を有する論理パスに割り当てられている前記タイムスロットを変更するタイムスロット割り当て部を備える。

Description

本発明は、フレーマ、及びフレーミング方法に関する。
本願は、2014年11月28日に出願された特願2014−241494号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
大容量の広域光転送網であるOTN(Optical Transport Network)では、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)やイーサネット(登録商標)などの様々な規格によるクライアント信号を収容して転送する。近年では、クライアント信号のトラヒックの増加が顕著であり、それに伴いOTNも高速化に対応するよう標準化が進められてきた(例えば、非特許文献1参照)。そして現在では、100G超(B100G、Gはギガビット毎秒)のOTN技術であるOTUCn(Optical channel Transport Unit-Cn:Cnは100G×nを表す。)が検討されている(例えば、非特許文献2参照)。OTUCnでは、1光チャネルの伝送容量が従来のOTUよりも広帯域となる。しかし、光信号の送受信機に用いられる電子回路の動作速度の関係から、これまでのように1光チャネルの帯域においてシングルキャリア伝送を拡張して大容量化を図ることは困難である。そこで、OTUCnでは、1光チャネルの帯域において複数の光サブキャリアを用いたマルチキャリア伝送によって大容量化を実現する。
"Interfaces for the optical transport network", ITU-T G.709/Y.1331, February 2012. 大原 拓也,「OTNインタフェース技術および標準化動向」,2014 電子情報通信学会総合大会 通信講演論文集2,BI−5−1,SS−47−SS−48,2014年3月
OTUCnで用いられるフレーマは、複数のクライアント信号を1つのODUCn(ODU:Optical Channel Data Unit)に多重して設定する。フレーマは、クライアント信号が設定されたODUCnからペイロード容量がn×100GのOTUCn(Optical channel Transport Unit-Cn)の電気信号を生成する。フレーマは、生成したOTUCnの電気信号をインタリーブしてペイロード容量が100Gのパラレル信号であるOTLCn.n(Optical channel Transport Lane-Cn.n)をn個生成する。フレーマが生成した1光チャネル分のn個のパラレル信号は、複数の光波長のそれぞれを利用する光サブキャリアによりマルチキャリア伝送される。この複数の光波長の一部に障害が発生した場合、障害が発生した光波長を用いて伝送される高優先度のクライアント信号が伝送できなくなる可能性がある。
上記事情に鑑み、本発明は、複数のクライアント信号を複数のパラレル信号によりマルチキャリア伝送する場合に、一部の光波長の障害等が発生した場合でも伝送優先度に従った伝送を行うことができるフレーマ、及びフレーミング方法を提供することを目的としている。
本発明の一態様にかかるフレーマは、伝送優先度をそれぞれ有する複数の論理パスに光チャネルの複数のタイムスロットを割り当て、前記複数の論理パスにより受信した複数のクライアント信号を前記複数の論理パスに割り当てられている前記複数のタイムスロットに割り当て、前記複数のタイムスロットに対応付けられた複数の光波長を用いた複数の光サブキャリアにより前記複数のクライアント信号を伝送する伝送装置におけるフレーマであって、高い伝送優先度を有する論理パスに割り当てられているタイムスロットに対応する光波長を使用しない場合、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットを避けて前記高い伝送優先度を有する論理パスに前記複数のタイムスロットの少なくとも一つを割り当てることにより、前記高い伝送優先度を有する論理パスに割り当てられている前記タイムスロットを変更するタイムスロット割り当て部を備えるフレーマである。
上述したフレーマにおいて、前記タイムスロット割り当て部は、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットに割り当てられている前記論理パスと、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットに割り当てられている前記論理パスよりも伝送優先度が低く、かつ、前記複数の光波長のうち正常な光波長に対応したタイムスロットに割り当てられている論理パスとの間で割り当て先のタイムスロットを入れ替えるようにタイムスロットの再割り当てを行ってもよい。
上述したフレーマにおいて、前記タイムスロット割り当て部は、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットに割り当てられている前記論理パスの割り当て先を、前記複数の光波長のうち正常な光波長に対応し、かつ、論理パスが割り当てられていないタイムスロットに変更してもよい。
上述したフレーマにおいて、前記タイムスロット割り当て部は、前記使用しない光波長に対応した前記使用しないタイムスロットに割り当てられている前記論理パスの割り当て先を、前記複数の光波長のうち正常な光波長に対応し、論理パスが割り当てられておらず、かつ使用不可に設定されていないタイムスロットに変更してもよい。
本発明の一態様にかかるフレーミング方法は、伝送優先度をそれぞれ有する複数の論理パスに光チャネルの複数のタイムスロットを割り当て、前記複数の論理パスにより受信した複数のクライアント信号を前記複数の論理パスに割り当てられている前記複数のタイムスロットに割り当て、前記複数のタイムスロットに対応付けられた複数の光波長を用いた複数の光サブキャリアにより前記複数のクライアント信号を伝送する伝送装置におけるフレーマが行うフレーミング方法であって、高い伝送優先度を有する論理パスに割り当てられているタイムスロットに対応する光波長を使用しない場合、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットを避けて前記高い伝送優先度を有する論理パスに前記複数のタイムスロットの少なくとも一つを割り当てることにより、前記高い伝送優先度を有する論理パスに割り当てられている前記タイムスロットを変更するタイムスロット割り当てステップを有するフレーミング方法である。
上述したフレーミング方法において、前記タイムスロット割り当てステップは、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットに割り当てられている前記論理パスと、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットに割り当てられている前記論理パスよりも伝送優先度が低く、かつ、前記複数の光波長のうち正常な光波長に対応したタイムスロットに割り当てられている前記論理パスとの間で割り当て先のタイムスロットを入れ替えるようにタイムスロットの再割り当てを行うことを有していてもよい。
上述したフレーミング方法において、前記タイムスロット割り当てステップは、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットに割り当てられている前記論理パスの割り当て先を、前記複数の光波長のうち正常な光波長に対応し、かつ、論理パスが割り当てられていないタイムスロットに変更することを有していてもよい。
上述したフレーミング方法において、前記タイムスロット割り当てステップは、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットに割り当てられている前記論理パスの割り当て先を、前記複数の光波長のうち正常な光波長に対応し、論理パスが割り当てられておらず、かつ、使用不可に設定されていないタイムスロットに変更することを有していてもよい。
本発明により、複数のクライアント信号を複数のパラレル信号によりマルチキャリア伝送する場合に、一部の光波長を使用しない場合でも伝送優先度に従った伝送を行うことができる。
本発明の実施形態に係るフレーマを示すブロック図である。 本実施形態におけるOTUCnのフレーム構造を示す図である。 本実施形態におけるOTLCn.nのフレーム構造を示す図である。 光信号の伝送に用いられる光チャネルの一例を示す図である。 光信号の伝送に用いられる光チャネルの他の例を示す図である。 光信号の伝送に用いられる光チャネルの他の例を示す図である。 光信号の伝送に用いられる光チャネルの他の例を示す図である。 本発明の一実施形態による光チャネル伝送システムの構成を示すブロック図である。 図5に示す伝送フレーム多重処理制御部を示すブロック図である。 本実施形態における伝送フレームのタイムスロットの構成を示す図である。 本実施形態におけるタイムスロット割り当て管理テーブルのテーブル構造を示す図である。 図6に示す障害情報受信部が受信する障害タイムスロットリストを示す図である。 図6に示すリスト生成部が生成する障害論理パスIDリストの構成を示す図である。 図6に示すリスト生成部が生成する未割り当て正常タイムスロットIDリストの構成を示す図である。 図6に示すリスト生成部が生成する正常論理パスIDリストの構成を示す図である。 図6に示す伝送フレーム多重処理制御部の処理動作を示すフローチャートである。 本実施形態における論理パストラヒックのタイムスロットへのマッピング処理を示す図である。 本実施形態における論理パストラヒックのタイムスロットへのマッピング処理の他の例を示す図である。 本実施形態における論理パストラヒックのタイムスロットへのマッピング処理のさらに他の例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態を適用可能なOTNフレーマ800の機能ブロック図である。OTNフレーマ800は、100G超(B100G、Gはギガビット毎秒)の伝送を行うためのOTN(Optical Transport Network)の規格であるOTUCn(Cnは100G×nを表す。nは2以上の整数。)により通信を行う。図1においては、n=4の場合、すなわち、OTNフレーマ800がOTUC4により通信を行う場合の例を示している。
OTNトランスポート技術では、様々な通信方式によるクライアント信号を収容し、光伝送により転送する。OTNでは、固定フレーム構造を利用し、GbE(ギガビット・イーサネット(登録商標))を収容できる最小単位のODU0(ODU:Optical Channel Data Unit)により、1.25GのTS(Tributary Slot、タイムスロットともいう。)単位で(すなわち、その倍数により)クライアント信号を扱う。OTNは、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)と同様のパス管理、OAM(Operations, Administration, Maintenance)機能、プロテクション機能を提供する。
OTNフレーマ800は、複数のクライアント信号が多重されたn×100Gの1光チャネルの信号を分離し、n個の100Gのパラレル信号を生成する。これらのn個のパラレル信号は複数の光サブキャリアによりマルチキャリア伝送されるが、物理的には、1つのパラレル信号が1つの光サブキャリアにより伝送されてもよく、複数のパラレル信号が1つの光サブキャリアにより伝送されてもよい。マルチキャリア伝送とは、1チャネルの信号を複数のサブキャリア(搬送波)を使ってパラレル伝送することにより、1チャネルを大容量化する通信方式である。マルチキャリア伝送では、対地(接続先)ごとにサブキャリアを高密度多重し、電気的に分離する。1つのパラレル信号が1つの光サブキャリアにより伝送される場合、その光サブキャリアの帯域は100Gであり、2つのパラレル信号が1つの光サブキャリアにより伝送される場合、その光サブキャリアの帯域は200Gである。光伝送には、4SC−DP−QPSK(4 Subcarrier-Dual Polarization-Quadrature Phase Shift Keying)や、2SC−DP−16QAM(2 Subcarrier-Dual Polarization-Quadrature Amplitude Modulation)などの通信方式が用いられる。
図1に示すように、OTNフレーマ800は、送信処理部110と受信処理部150とを備える。
送信処理部110は、クライアント信号受信部120と、多重処理部130と、ライン側送信処理部140とを備える。
クライアント信号受信部120は、受信部121と、マッピング部122と、OH処理部123とを備える。
受信部121は、クライアント信号を受信する。マッピング部122は、受信部121が受信した1クライアント信号をLO ODU(Lower Order Optical Channel Data Unit)フレームのペイロードにマッピングする。OH処理部123は、マッピング部122がクライアント信号を設定したLO ODUフレームにOH(オーバーヘッド)を付加する。OH処理部123は、LO ODUフレームの電気パス信号を、ODU−スイッチ(以下、「ODU−SW」と記載)210に出力する。ODU−SW210は、他のOTNフレーマ800とも接続されており、電気パス信号のパス交換を行う。
多重処理部130は、多重化部131とフレーミング部132とを備える。多重化部131は、ODU−SW210から受信した電気パス信号をLO ODUフレームに設定する。多重化部131は、LO ODUフレームを一旦ODTU(Optical Channel Data Tributary Unit)フレームにマッピングした後、複数のODTUフレームを時間多重してHO ODU(Higher Order ODU)であるODUCnフレームを生成する。フレーミング部132は、多重化部131が生成したODUCnフレームにOHとFEC(Forward Error Correction:前方誤り訂正)を付加してOTUCnフレームを生成する。フレーミング部132は、OTUCnフレームの信号をライン側送信処理部140に出力する。
ライン側送信処理部140は、インタリーブ部141と、OH処理部142−1〜142−nと、マルチレーン送信部143−1〜143−nとを備える(図1に示す例では、上述のように、「n=4」である)。
インタリーブ部141は、多重処理部130からOTUCnフレームの信号を受信し、受信したn×100GのOTUCnフレームの信号をバイトインタリーブして、n個のOTLCn.nフレームの信号を生成する。OTLCn.nフレームは、100Gのパラレル信号のフレームである。i個目のOTLCn.nフレームを、OTLCn.n#iフレーム(iは1以上n以下の整数)と記載する。インタリーブ部141は、生成したn個のOTLCn.n#iフレームをそれぞれOH処理部142−iに出力する。
OH処理部142−1〜142−nは、インタリーブ部141から受信したOTLCn.nフレームにOHを設定する。OH処理部142−iは、OHを設定したOTLCn.n#iフレームを、マルチレーン送信部143−iに出力する。
マルチレーン送信部143−1〜143−nは、OH処理部142−1〜142−nから受信したOTLCn.nフレームのパラレル信号を送信機220に出力する。例えば、マルチレーン送信部143−iは、4本の28Gの電気配線を使用してパラレルにOTLCn.n#iフレームのパラレル信号を送信機220に出力する。各送信機220は、それぞれ異なる光周波数の光サブキャリアを使用する。送信機220は、受信したパラレル信号を電気信号から光信号に変換し、マルチキャリア伝送する。なお、複数のマルチレーン送信部143−iが1つの送信機220に接続されてもよい。j個(jは2以上n以下の整数)のマルチレーン送信部143−iが1つの送信機220に接続される場合、その送信機220は、j×100Gの光サブキャリアによりj個のパラレル信号を伝送する。
受信処理部150は、ライン側受信処理部160と、分離処理部170と、クライアント信号送信部180とを備える。
ライン側受信処理部160は、マルチレーン受信部161−1〜161−nと、OH処理部162−1〜162−nと、デインタリーブ部163とを備える。
マルチレーン受信部161−1〜161−nは、受信機230がマルチキャリア伝送により受信した光信号を変換することにより得らえた電気信号を受信する。受信機230は、それぞれ異なる光周波数の光サブキャリアにより光信号を受信する。マルチレーン受信部161−iは、例えば4本の28Gの電気配線を使用して受信機230からパラレルに受信した電気信号を、OH処理部162−iに出力する。
OH処理部162−1〜162−nは、受信した信号からOTLCn.nフレームのOHに設定されているFAS(frame alignment signal)やMFAS(multiframe alignment signal)に基づいてフレームの先頭を認識する。OH処理部162−iは、先頭位置を検出することにより、遅延時間差を補償して受信信号からOTLCn.n#iフレームを抽出し、デインタリーブ部163に出力する。
デインタリーブ部163は、OH処理部162−1〜162−nから受信したOTLCn.n#1フレーム〜OTLCn.n#nフレームをデインタリーブし、1つのOTUCnフレームを生成する。
分離処理部170は、デフレーミング部171及び逆多重化部172を備える。
デフレーミング部171は、デインタリーブ部163が生成したOTUCnフレームの信号をFEC復号し、復号したOTUCnフレームからLO ODUフレームが時間多重されたODUCnフレームを抽出して逆多重化部172に出力する。
逆多重化部172は、デフレーミング部171が抽出したODUCnフレームの信号から各クライアント信号が設定されたLO ODUフレームを抽出し、LO ODUフレームの電気パス信号をODU−SW210に出力する。
クライアント信号送信部180は、OH処理部181と、デマッピング部182と、送信部183とを備える。
OH処理部181は、ODU−SW210から電気パス信号を受信し、受信した電気パス信号からLO ODUフレームを復号する。OH処理部181は、LO ODUフレームに対してOHに関する処理を行い、デマッピング部182に出力する。
デマッピング部182は、OH処理部181からLO ODUフレームの電気パス信号を受信し、受信した電気パス信号からクライアント信号を抽出して送信部183に出力する。
送信部183は、デマッピング部182が抽出したクライアント信号を送信する。
なお、クライアント信号受信部120と多重処理部130とは、ODU−SW210を介さずに直接接続されてもよい。同様に、分離処理部170とクライアント信号送信部180とは、ODU−SW210を介さずに直接接続されてもよい。
図2は、OTUCnのフレーム構造を示す図である。
OTUCnは、ODUCnに、FACn OH、OTUCn OH、OPUCn OH、及び、OTUCnFECを付加して生成される。OTUCnは、4行、4080×n列で標記される。
OTUCnの(16×n+1)〜3824×n列目のOPUCnペイロード(Payload)には、クライアント信号がマッピングされる。OTUCnフレームの1〜16×n列目には、OHが設定される。1行目の1〜7×n列目には、FACn OHが設定される。FACn OHは、フレーム同期に必要な情報を含む。
(7×n+1)〜14×n列目には光チャネルのセクション監視情報を収容するOTUCn OHが挿入される。2〜4行目の1〜14×n列目には、ODUCn OHが挿入され、光チャネルのパス管理運用情報を収容する。(14×n+1)〜16×n列目には、OPUCn OHが挿入され、クライアント信号のマッピング/デマッピングに必要な情報などが収容される。3824×n+1〜4080×n列目のOTUCn FECには、FEC用のパリティチェックバイトが付加される。なお、このOTUCnフレームのFECは、省略しても良い。また、OTUCn FEC領域は、3824×n+1〜4080×n列目の領域に限らず、任意のバイト数からなる領域に変更しても良い。
図3は、OTLCn.nのフレーム構造を示す図である。
OTLCn.nは、4行、4080列で標記される。OTLCn.n#1〜OTLCn.n#nは、バイトインタリーブによりOTUCnフレームを分割して得られる。
OTUCnのOPUCnペイロードは、OTLCn.n#iの17〜3824列目のOPLCn.n#iペイロードにマッピングされる。
OTLCn.n#iの1〜16列目には、OHが設定される。OTLCn.n#iのOHは、OTUCn OH等に基づいて設定される。1行目の1〜7列目には、FALCn.n#i OHが設定される。FALCn.n#i OHは、FASやMFASなど、フレーム同期に必要な情報を含む。1行目の8〜14列目には、光チャネルのセクション監視情報を収容するOTLCn.n#i OHが挿入される。2〜4行目の1〜14列目には、ODLCn.n#i OHが挿入され、光チャネルのパス管理運用情報を収容する。15〜16列目には、OPLCn.n#i OHが挿入され、クライアント信号のマッピング/デマッピングに必要な情報などが収容される。3825〜4080列目のOTLCn.n#i FECには、FEC用のパリティチェックバイトが付加される。なお、このOTLCn.nフレームのFECは、省略しても良い。また、OTLCn.n#i FEC領域は、3825〜4080列目の領域に限らず、任意のバイト数からなる領域に変更しても良い。
図4A〜4Dは、光信号の伝送に用いられる光チャネルを示す図である。
図4Aは、400Gの光信号を1光周波数(シングルキャリア)によりシリアル伝送する場合の光チャネルを示す図である。図4Bは、400Gの光信号を4つの光サブキャリアによりパラレル伝送(マルチキャリア伝送)する場合の光チャネルを示す図である。
従来の電子回路では、動作速度の制約から、図4Aに示すように、1光周波数によりシリアル伝送することができる帯域を、100Gを超えて拡張し続けていくことは困難である。そこでOTUCnでは、100G超の帯域を複数の光サブキャリアによりパラレル伝送することにより、電子回路の制約を受けずに広帯域伝送を実現する。このパラレル伝送には、偏波多重、多値変調などが用いられる。変調方式によって、光サブキャリアの帯域は異なる。
図4Bは、400Gの1光チャネルを、100Gの4光サブキャリアによりパラレル伝送した場合の例である。図4Cは、400Gの1光チャネルを、200Gの2光サブキャリアによりパラレル伝送した場合の例である。また、nを変化させることにより、図4Dに示すように、100G単位で伝送帯域を増加させていくことができるフレキシビリティを有する。
次に、図5を参照して、本発明の一実施形態による光チャネル伝送システムを説明する。図5は、本実施形態による光チャネル伝送システムの構成を示すブロック図である。光チャネル伝送システムは、図5に示すように、送信側の光伝送装置1と受信側の光伝送装置2とから構成される。光伝送装置1は送信部10を備える。光伝送装置2は受信部20を備える。図5に示す例においては、光伝送装置1は、送信部10を1つのみ備えている。しかしながら、本実施形態はこのような構成に限定されない。光伝送装置1は、それぞれ異なる光チャネルを用いる送信部10を複数備え得る。また、光伝送装置2は、受信部20を1つのみ備えているが、本実施形態はこのような構成に限定されない。光伝送装置2は、送信部10と同じ光チャネルのそれぞれに対応した受信部20を複数備え得る。
送信部10は、フレーマと送信機により構成され、クライアント信号受信部11−1〜11−4、伝送フレーム多重処理部12、伝送フレーム送信部13、伝送フレーム送信障害監視部14、伝送フレーム多重処理制御部15を備える。受信部20は、受信機とフレーマにより構成され、伝送フレーム受信部21、伝送フレーム逆多重処理部22、クライアント信号送信部23−1〜23−4、伝送フレーム受信障害監視部24、伝送フレーム逆多重処理制御部25を備える。送信部10と受信部20との間は、光チャネルを伝送する伝送路3によって接続されている。
クライアント信号受信部11−1〜11−4はそれぞれ、図1のクライアント信号受信部120と同様の機能を有する。クライアント信号受信部11−1〜11−4は、イーサネット(登録商標)等のクライアント信号を受信して論理パストラヒックを生成し、伝送フレーム多重処理部12に対して論理パストラヒックを送信する。論理パストラヒックは、LO ODUフレームに設定されたクライアント信号である。クライアント信号から論理パストラヒックの生成は、例えばイーサネット(登録商標)のVLAN(Virtual Local Area Network)タグに基づく振り分け等により実施する。図5に示す例では、クライアント信号受信部11−1は、100Gbps(ギガビット毎秒)のクライアント信号#1を受信する。そして、クライアント信号受信部11−1は、2つの50Gbpsの論理パス#1、#2を生成する。各論理パスには伝送優先度(以下、「優先度」と記載する。)が付与される。論理パス#1には、優先度:「高」が付与され、論理パス#2には、優先度:「低」が付与される。
同様に、クライアント信号受信部11−2は、200Gbpsのクライアント信号#2を受信する。そして、クライアント信号受信部11−2は、200Gbpsの論理パス#3を生成する。また、論理パス#3には、優先度:「高」が付与される。クライアント信号受信部11−3は、100Gbpsのクライアント信号#3を受信する。そして、クライアント信号受信部11−3は、100Gbpsの論理パス#4を生成する。また、論理パス#4には、優先度:「低」が付与される。クライアント信号受信部11−4は、100Gbpsのクライアント信号#4を受信する。そして、クライアント信号受信部11−4は、100Gbpsの論理パス#5を生成する。また、論理パス#5には、優先度:「高」が付与される。なお、論理パス#kは、論理パスのIDが「#k」の論理パスである。
伝送フレーム多重処理部12は、図1の多重化部131と同様の機能を有する。伝送フレーム多重処理部12は、受信した複数の論理パストラヒックを多重して、光チャネルを構成する伝送フレームであるODUCnを生成する。伝送フレーム多重処理部12は、生成した伝送フレームを伝送フレーム送信部13へ送信する。光チャネルは、時分割多重により複数のタイムスロットに分割されている。タイムスロットに各論理パストラヒックを割り当てることにより、複数の論理パストラヒックの多重を実現する。その実現例は、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector) G.709に規定されたODTUフレームを用いたODU多重方式である。
伝送フレーム送信部13は、図1のフレーミング部132、ライン側送信処理部140及び送信機220と同様の機能を有する。伝送フレーム送信部13は、受信した伝送フレームを伝送フレームOTLCn.n#1〜#nに分割する。さらに、伝送フレーム送信部13は、複数の光サブキャリアを用いたマルチキャリア伝送のため、伝送フレームOTLCn.n#1〜#nのパラレル信号を複数の光波長により伝送路3に対して送信する。タイムスロット単位に光送信に用いる光サブキャリアの光波長があらかじめ決められる。光波長#1では、伝送フレームOTLCn.n#1、伝送フレームOTLCn.n#2、伝送フレームOTLCn.n#3、伝送フレームOTLCn.n#4、伝送フレームOTLCn.n#5のパラレル信号を伝送路3に対して送信する。
伝送フレーム受信部21は、図1の受信機230、ライン側受信処理部160、及びデフレーミング部171と同様の機能を有する。伝送フレーム受信部21は、伝送フレーム送信部13と逆向きの動作を行うことによって伝送フレームを復元して伝送フレーム逆多重処理部22へ出力する。
伝送フレーム逆多重処理部22は、図1の逆多重化部172と同様の機能を有する。伝送フレーム逆多重処理部22は、伝送フレーム多重処理部12と逆向きの動作を行うことによって論理パス#1〜#5によりクライアント信号を出力する。伝送フレーム逆多重処理部22は、50Gbpsの論理パス#1と50Gbpsの論理パス#2を、クライアント信号送信部23−1に対して出力する。伝送フレーム逆多重処理部22は、200Gbpsの論理パス#3を、クライアント信号送信部23−2に対して出力する。伝送フレーム逆多重処理部22は、100Gbpsの論理パス#4を、クライアント信号送信部23−3に対して出力する。伝送フレーム逆多重処理部22は、100Gbpsの論理パス#5を、クライアント信号送信部23−4に対して出力する。
クライアント信号送信部23−1〜23−4は、図1のクライアント信号送信部180と同様の機能を有する。クライアント信号送信部23−1は、2つの50Gbpsの論理パス#1、#2の入力を受け、クライアント信号受信部11−1と逆向きの動作によって100Gbpsのクライアント信号#1を出力する。クライアント信号送信部23−2は、200Gbpsの論理パス#3の入力を受け、クライアント信号受信部11−2と逆向きの動作によって200Gbpsのクライアント信号#2を出力する。クライアント信号送信部23−3は、100Gbpsの論理パス#4の入力を受け、クライアント信号受信部11−3と逆向きの動作によって100Gbpsのクライアント信号#3を出力する。クライアント信号送信部23−4は、100Gbpsの論理パス#5の入力を受け、クライアント信号受信部11−4と逆向きの動作によって100Gbpsのクライアント信号#4を出力する。
伝送フレーム受信障害監視部24は、伝送フレーム受信部21の障害を監視し、受信した光波長に障害が発生したことを検出した場合、障害情報を伝送フレーム送信障害監視部14に通知する。
例えば、伝送フレーム受信障害監視部24は、特定の光波長の信号が受信できない場合、その光波長に障害が発生したことを検出する。また、例えば、伝送フレーム受信障害監視部24は、物理ポートに障害が発生したことを検出した場合、その物理ポートが受信に使用する光波長に障害が発生したことを検出する。障害情報は、光波長の障害の影響を受けるタイムスロットである障害タイムスロットを示す。
伝送フレーム送信障害監視部14は、伝送フレーム送信部13の障害を監視し、送信した光波長に障害が発生したことを検出した場合、その光波長の障害の影響を受ける障害タイムスロットを示す障害情報を伝送フレーム多重処理制御部15に通知する。例えば、伝送フレーム送信障害監視部14は、物理ポートに障害が発生したことを検出した場合、その物理ポートが送信に使用する光波長に障害が発生したことを検出する。また、伝送フレーム受信障害監視部24からの障害情報を受信した場合、この障害情報を伝送フレーム多重処理制御部15に通知する。これにより、伝送フレーム多重処理制御部15は、伝送フレーム送信部13および伝送フレーム受信部21のいずれかで光波長に障害が発生したことを検出された場合に、その光波長の障害による影響を受ける障害タイムスロットの情報を取得することができる。
伝送フレーム多重処理制御部15は、どのタイムスロットへどの論理パストラヒックをマッピングするかを伝送フレーム多重処理部12に対して指示する。また、伝送フレーム多重処理制御部15は、その情報を伝送フレーム逆多重処理制御部25に通知する。伝送フレーム多重処理制御部15は、障害タイムスロットを示す障害情報を伝送フレーム送信障害監視部14から受信すると、その障害情報に基づいて論理パストラヒックのタイムスロットへのマッピング状態を変更する。伝送フレーム多重処理制御部15は、その変更の内容を伝送フレーム多重処理部12に対して指示するとともに、その変更の内容を示す情報を伝送フレーム逆多重処理制御部25にも通知する。
伝送フレーム逆多重処理制御部25は、伝送フレーム多重処理制御部15から受信した情報に基づき、どのタイムスロットにどの論理パストラヒックがマッピングされているかを伝送フレーム逆多重処理部22に対して通知する。
次に、図6を参照して、図5に示す伝送フレーム多重処理制御部15の詳細な構成を説明する。図6は、図5に示す伝送フレーム多重処理制御部15の詳細な構成を示すブロック図である。図6に示すように、伝送フレーム多重処理制御部15は、タイムスロット割り当て管理テーブル記憶部51と、障害情報受信部52と、リスト生成部53と、タイムスロット割り当て部54と、割り当て情報送信部55とを備える。
タイムスロット割り当て管理テーブル記憶部51は、論理パスのタイムスロットへの割当状況を管理するタイムスロット割り当て管理テーブルを記憶する。障害情報受信部52は、伝送フレーム送信障害監視部14または伝送フレーム受信障害監視部24から送信された障害情報を受信する。リスト生成部53は、収集した情報からタイムスロットへの割り当てを行うために必要なリスト情報を生成する。タイムスロット割り当て部54は、リスト生成部53が生成したリスト情報を参照して、タイムスロットへのマッピング状態を変更することによりタイムスロットの割り当てを行う。さらに、タイムスロット割り当て部54は、割り当てを行った結果に基づいて、タイムスロット割り当て管理テーブル記憶部51に記憶されているタイムスロット割り当て管理テーブルを更新する。割り当て情報送信部55は、タイムスロットへのマッピング状態の情報を伝送フレーム多重処理部12と伝送フレーム逆多重処理制御部25へ送信する。
次に、図7を参照して、伝送フレーム(ODUCn)のタイムスロットの構成を説明する。図7は、伝送フレームのタイムスロットの構成を示す図である。ここでは、光チャネル#1の全体で500Gbpsの帯域(データ転送レート)を有している場合について説明する。図7では、簡単のため、100Gbpsを10個のタイムスロットで表している。
図7に示す最小の矩形がタイムスロットを示す。各タイムスロットには、1〜50のタイムスロットIDが付与されている。そして、タイムスロットIDが1〜10のタイムスロットが光波長#1に割り当てられている。同様に、タイムスロットIDが11〜20のタイムスロットが光波長#2に割り当てられている。また、タイムスロットIDが21〜30のタイムスロットが光波長#3に割り当てられている。また、タイムスロットIDが31〜40のタイムスロットが光波長#4に割り当てられている。また、タイムスロットIDが41〜50のタイムスロットが光波長#5に割り当てられている。光波長#iに割り当てられているタイムスロットにマッピングされたクライアント信号は、伝送フレームOTLCn.n#iのパラレル信号により、光波長#iの光サブキャリアにより伝送される。なお、図7に示すタイムスロットは、スロット数が50である例を示したが、スロット数は、これに限定されない。タイムスロット数は、50を超えてもよい。
タイムスロットへの分割は、光チャネル毎に行われる。
次に、図8を参照して、図6に示すタイムスロット割り当て管理テーブル記憶部51に記憶されるタイムスロット割り当て管理テーブルのテーブル構造を説明する。図8は、タイムスロット割り当て管理テーブルのテーブル構造を示す図である。ここでは、光チャネル#1の全体で500Gbpsの帯域(データ転送レート)を有している場合について説明する。タイムスロット割り当て管理テーブルは、「論理パスID」、「優先度」、「伝送帯域」、及び「割り当てタイムスロットID」のフィールドが関係付けされたレコードからなるデータである。「論理パスID」のフィールドには、論理パスのIDが記憶される。「優先度」のフィールドには、関係付けされている論理パスの優先度が記憶される。優先度には、優先度が高いことを示す「高」と、優先度が低いことを示す「低」のいずれかが記憶される。「伝送帯域」のフィールドには、関係付けされている論理パスの伝送帯域の値が記憶される。「割り当てタイムスロットID」のフィールドには、関係付けされている論理パスが割り当てられているタイムスロットのID(この例では、ID1〜50)が記憶されている。論理パスは、タイムスロット割り当て部54によって、その論理パスの帯域に応じた数のタイムスロットに割り当てられる。「割り当てタイムスロットID」のフィールドには、割り当てが行われていないタイムスロットのIDは記憶されない。
次に、図9を参照して、図6に示す障害情報受信部52が受信する障害タイムスロットリストの構成を説明する。図9は、図6に示す障害情報受信部52が受信する障害タイムスロットリストの構成を示す図である。障害タイムスロットリストは、伝送フレーム送信障害監視部14または伝送フレーム受信障害監視部24から送信される障害情報の一例であり、光波長の障害の影響を受けるタイムスロットである障害タイムスロットのタイムスロットIDを記載したリスト情報である。図9に示す例ではタイムスロットのIDが、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30のタイムスロットに障害があることを示している。障害のあるタイムスロットは、障害が発生した光波長に対応したタイムスロットである。障害が発生した光波長とは、使用しない光波長の一例である。
次に、図10を参照して、図6に示すリスト生成部53が生成する障害論理パスIDリストの構成を説明する。図10は、図6に示すリスト生成部53が生成する障害論理パスIDリストの構成を示す図である。障害論理パスIDリストは、リスト生成部53がタイムスロット割り当て管理テーブルと障害タイムスロットリストとを参照して生成する。リスト生成部53は、障害タイムスロットが割り当て先となっている論理パスのIDを特定し、この特定した論理パスのIDを記載して障害論理パスIDリストを生成する。図10に示す例では、論理パスのIDが#3の論理パスに障害があることを示している。障害がある論理パスを、障害論理パスとも記載する。
次に、図11を参照して、図6に示すリスト生成部53が生成する未割り当て正常タイムスロットIDリストの構成を説明する。図11は、図6に示すリスト生成部53が生成する未割り当て正常タイムスロットIDリストの構成を示す図である。未割り当て正常タイムスロットIDリストは、リスト生成部53が、タイムスロット割り当て管理テーブルと障害タイムスロットリストとを参照して生成する。未割り当て正常タイムスロットIDリストは、障害タイムスロットリストに含まれないタイムスロットのうち、論理パスが割り当てられていないタイムスロット(空きタイムスロット)である未割り当て正常タイムスロットのタイムスロットIDを記載したリスト情報である。図11に示す例では、未割り当て正常タイムスロットが現時点ではないことを示している。未割り当て正常タイムスロットがある場合は、そのタイムスロットのIDが、このリストに記載されることになる。
次に、図12を参照して、図6に示すリスト生成部53が生成する正常論理パスIDリストの構成を説明する。図12は、図6に示すリスト生成部53が生成する正常論理パスIDリストの構成を示す図である。正常論理パスIDリストは、リスト生成部53が、タイムスロット割り当て管理テーブルと障害タイムスロットリストとを参照して生成する。正常論理パスIDリストは、障害タイムスロットリストに含まれるタイムスロットへの割り当てがない論理パス(正常論理パス)のIDを記載したリスト情報である。図12に示す例では、論理パスのIDが#1、#2、#4、#5の論理パスが正常であることを示している。
次に、図13を参照して、図6に示す伝送フレーム多重処理制御部15の処理動作を説明する。図13は、図6に示す伝送フレーム多重処理制御部15の処理動作を示すフローチャートである。まず、障害情報受信部52は、伝送フレーム送信障害監視部14または伝送フレーム受信障害監視部24から障害タイムスロットリストを受信する(ステップS1)。障害情報受信部52は、受信した障害タイムスロットリストをリスト生成部53へ出力する。
次に、リスト生成部53は、障害タイムスロットリスト(図9参照)に含まれるタイムスロットが割り当てられている障害論理パスのリストである障害論理パスIDリスト(図10参照)を生成する(ステップS2)。リスト生成部53は、タイムスロット割り当て管理テーブル(図8参照)の割り当てタイムスロットIDに、障害タイムスロットリストに記述されている障害タイムスロットのIDが設定されているレコードを特定し、特定したレコードの論理パスIDを読み出す。これにより、リスト生成部53は、障害タイムスロットを割り当て先に含む論理パスのIDを特定し、この特定した論理パスのIDを記載して障害論理パスIDリストを生成する。
次に、リスト生成部53は、障害タイムスロットリストに含まれない正常なタイムスロットのうち、論理パスが割り当てられていない空きのタイムスロットのリストである未割り当て正常タイムスロットIDリスト(図11参照)を生成する(ステップS3)。リスト生成部53は、全タイムスロットのIDから、障害タイムスロットリストに設定されているタイムスロットのIDと、タイムスロット割り当て管理テーブルの割り当てタイムスロットIDに設定されているタイムスロットのIDとを除いて未割り当て正常タイムスロットのIDを得る。リスト生成部53は、この得られた未割り当て正常タイムスロットのIDを設定した未割り当て正常タイムスロットIDリストを生成する。
ここで、使用不可能に設定されているタイムスロットが存在する場合における、未割り当て正常タイムスロットIDリストの生成方法について説明する。この場合、リスト生成部53は、全タイムスロットのIDから、障害タイムスロットリストに設定されているタイムスロットのIDと、タイムスロット割り当て管理テーブルの割り当てタイムスロットIDに設定されているタイムスロットのIDと、使用不可に設定されているタイムスロットのIDとを除いて未割り当て正常タイムスロットのIDを得る。リスト生成部53は、この得られた未割り当て正常タイムスロットのIDを設定した未割り当て正常タイムスロットIDリストを生成する。
使用不可に設定されているタイムスロットとは、使用不可能な領域に含まれるタイムスロットである。使用不可に設定されているタイムスロットとは、例えば、アベイラビリティ(availability)が使用不可に設定されているタイムスロットである。
次に、リスト生成部53は、障害タイムスロットリストに含まれる障害タイムスロットへの割り当てがない正常論理パスのIDのリストである正常論理パスIDリスト(図12参照)を生成する(ステップS4)。リスト生成部53は、タイムスロット割り当て管理テーブルのレコードのうち、割り当てタイムスロットIDに障害タイムスロットリストに設定されているタイムスロットのIDを含まないレコードを特定する。リスト生成部53は、特定したタイムスロット割り当て管理テーブルのレコードから論理パスのIDを読み出し、読み出した論理パスIDを設定した正常論理パスIDリストを生成する。リスト生成部53は、生成した各リストをタイムスロット割り当て部54へ出力する。
これを受けて、タイムスロット割り当て部54は、タイムスロット割り当て管理テーブル及び各リストの情報を参照して、タイムスロットの再割り当てを行う(ステップS5)。タイムスロット割り当て部54は、以下の第1または第2の再割り当て処理のいずれかを実行してタイムスロットの再割り当てを行い、タイムスロット割り当て管理テーブル記憶部51に記憶されているタイムスロット割り当て管理テーブルを更新する。これを受けて、割り当て情報送信部55は、タイムスロットの再割り当て結果の情報を伝送フレーム多重処理部12と伝送フレーム逆多重処理制御部25に対して送信する。
第1の再割り当て処理は、障害論理パスIDリストに含まれる障害論理パスよりも低い優先度の正常論理パスが正常論理パスIDリストに含まれる場合、低い優先度の正常論理パスの割り当て先のタイムスロットと、現在障害タイムスロットが割り当て先となっている障害論理パスの割り当て先のタイムスロットとを入れ替えるようにタイムスロットの再割り当てを行う。
すなわち、タイムスロット割り当て部54は、障害論理パスIDリストに設定されている障害論理パスのIDによりタイムスロット割り当て管理テーブルのレコードを特定し、特定したレコードから障害論理パスの優先度を読み出す。さらに、タイムスロット割り当て部54は、正常論理パスIDリストに設定されている正常論理パスのIDによりタイムスロット割り当て管理テーブルのレコードを特定し、特定したレコードから正常論理パスの優先度を読み出す。タイムスロット割り当て部54は、読み出したこれらの優先度を比較し、障害論理パスよりも低い優先度の正常論理パスが正常論理パスIDリストに含まれるか否かを判断する。タイムスロット割り当て部54は、障害論理パスよりも低い優先度の正常論理パスがある場合、その低い優先度の正常論理パスの割り当て先のタイムスロットと、障害論理パスの割り当て先のタイムスロットとを入れ替えるようにタイムスロットの再割り当てを行う。
第2の再割り当て処理は、障害論理パスIDリストに含まれる障害論理パスよりも低い優先度の正常論理パスが正常論理パスIDリストに含まれる場合、低い優先度の正常論理パスの割り当て先のタイムスロットと、障害論理パスの割り当て先のタイムスロットと、未割り当て正常タイムスロットIDリストにIDが設定されている未割り当て正常タイムスロットとの3つの間で入れ替を行うようにタイムスロットの再割り当てを行う。
すなわち、タイムスロット割り当て部54は、第1の再割り当て処理と同様に、障害論理パスIDリストにIDが設定されている障害論理パスの優先度と、正常論理パスIDリストにIDが設定されている正常論理パスの優先度をタイムスロット割り当て管理テーブルから読み出して比較する。タイムスロット割り当て部54は、障害論理パスよりも低い優先度の正常論理パスがある場合、障害論理パスの割り当て先のタイムスロットを、未割り当て正常タイムスロットIDリストにIDが設定されている未割り当て正常タイムスロットに変更する。この変更により、障害論理パスの割り当て先のタイムスロットから障害タイムスロットがなくなった場合は、再割り当てを終了する。割り当て先のタイムスロットを変更しても、障害論理パスの割り当て先の障害タイムスロットの全てを、未割り当て正常タイムスロットに変更できなかった場合、さらに、第1の再割り当て処理と同様の再割り当て処理を行う。つまり、タイムスロット割り当て部54は、障害論理パスの割り当て先のうち未割り当て正常タイムスロットに変更できなかった障害タイムスロットと、低い優先度の正常イベント論理パスの割り当て先のタイムスロットとを入れ替えるようにタイムスロットの再割り当てを行う。
伝送フレーム多重処理部12は、伝送フレーム多重処理制御部15から受信したタイムスロットの再割り当て結果の情報に従って、各論理パスにより受信したクライアント信号をODUCnのタイムスロットに設定する。伝送フレーム逆多重処理制御部25は、伝送フレーム多重処理制御部15から受信したタイムスロットの再割り当て結果の情報に基づいて、受信部20が使用するタイムスロット割り当て管理テーブルを書き換え、タイムスロットの再割り当て結果の情報を伝送フレーム逆多重処理部22に出力する。伝送フレーム逆多重処理部22は、伝送フレーム逆多重処理制御部25から受信した情報に従ってODUCnから各論理パスのクライアント信号を抽出する。
ここで、図14、図15および図16を参照して、第1の再割り当て処理と第2の再割り当て処理について、具体例を挙げて動作を説明する。
始めに、図14を参照して、第1の再割り当て処理を説明する。図14は、論理パストラヒックのタイムスロットへのマッピング処理を示す図である。まず、初期状態として、タイムスロット割り当て部54は、500Gbpsの光チャネル#1について、論理パス#1〜#5をタイムスロットの若い番号から順に詰めるなどしてタイムスロット割り当て処理を行う。そして、タイムスロット割り当て部54は、図14の左上に示す図に示す初期状態のタイムスロット割り当て管理テーブルを生成し、タイムスロット割り当て管理テーブル記憶部に登録している。図14の左下に示す図は、初期状態の論理パス#1〜#5のタイムスロットの割り当てを示す。各タイムスロットは、1〜50のIDにより特定される。
伝送フレーム多重処理制御部15の障害情報受信部52が、障害タイムスロットリスト{21,22,23,24,25,26,27,28,29,30}(図9参照)を取得する(ステップS1)。
リスト生成部53は、タイムスロット割り当て管理テーブルの割り当てタイムスロットIDに、障害タイムスロットリストに記述されている障害タイムスロットのIDが設定されているレコードを特定する。リスト生成部53は、特定したレコードから読み出した論理パスIDを設定した障害論理パスIDリスト{#3}(図10参照)を生成する(ステップS2)。
リスト生成部53は、全タイムスロットのID1〜50から、障害タイムスロットリストに設定されているタイムスロットのID21〜30と、タイムスロット割り当て管理テーブルの割り当てタイムスロットIDに設定されているタイムスロットのID1〜5、6〜10、11〜30、31〜40、41〜50とを除き、未割り当て正常タイムスロットのIDを特定する。ここでは、未割り当て正常タイムスロットがないため、リスト生成部53は、未割り当て正常タイムスロットIDリスト{null}(図11参照)を生成する(ステップS3)。
リスト生成部53は、タイムスロット割り当て管理テーブルのレコードのうち、割り当てタイムスロットIDに障害タイムスロットリストに設定されている障害タイムスロットのID21〜30を含まないレコードを特定する。リスト生成部53は、特定したレコードから読み出した論理パスのIDを設定した正常論理パスIDリスト{#1、#2、#4、#5}(図12参照)を生成する(ステップS4)。
タイムスロット割り当て部54は、障害論理パスIDリストに設定されている論理パス#3の優先度と、正常論理パスIDリストに設定されている論理パス#1、#2、#4、#5それぞれの優先度をタイムスロット割り当て管理テーブルから読み出す。論理パス#2、#4の優先度「低」は論理パス#3の優先度「高」よりも低く、未割り当て正常タイムスロットがない。このため、タイムスロット割り当て部54は、論理パス#3と論理パス#2、#4との間で割り当て先のタイムスロットを入れ替える。ここでは、障害論理パスIDリストに設定されている論理パス#3の割り当て先のID11〜30のタイムスロットのうち障害タイムスロットリストに設定されているID21〜30のタイムスロットと、論理パス#4の割り当て先であるID21〜30のタイムスロットとを入れ替える(ステップS5)。なお、障害論理パスよりも優先度が低い正常論理パスが複数ある場合は、障害の影響がおよぶ論理パス数が最小となるようにタイムスロット入れ替えを行う論理パスを選択してもよい。
このように、伝送フレーム多重処理制御部15は、障害タイムスロットに優先度「低」の論理パストラヒックをマッピングするように割当先のタイムスロットを入れ替え、図14の右上に示す図に示すようにタイムスロット割り当て管理テーブルを変更する。図14の右下に示す図は、タイムスロット再割り当て後の伝送フレームを示す。このように、伝送フレーム多重処理制御部15は、空きタイムスロットがない場合は、より低い優先度の論理パスが障害の影響のあるタイムスロットに割り当てされるように、再割り当てを行う。
次に、図15を参照して、第2の再割り当て処理を説明する。図15は、論理パストラヒックのタイムスロットへのマッピング処理を示す図である。まず、初期状態として、タイムスロット割り当て部54は、500Gbpsの光チャネル#1について、論理パス#1〜#5をタイムスロットの若い番号から順に詰めるなどのタイムスロット割り当て処理を行う。そして、タイムスロット割り当て部54は、図15の左上に示す図に示す初期状態のタイムスロット割り当て管理テーブルを生成し、タイムスロット割り当て管理テーブル記憶部に登録している。図15の左下に示す図は、初期状態の論理パス#1〜#5のタイムスロットの割り当てを示す。各タイムスロットは、1〜50のIDにより特定される。
伝送フレーム多重処理制御部15の障害情報受信部52が、障害タイムスロットリスト{21,22,23,24,25,26,27,28,29,30}を取得する(ステップS1)。
リスト生成部53は、タイムスロット割り当て管理テーブルの割り当てタイムスロットIDに、障害タイムスロットリストに記述されている障害タイムスロットのIDが設定されているレコードを特定する。リスト生成部53は、特定したレコードから読み出した論理パスIDを設定した障害論理パスIDリスト{#3}を生成する(ステップS2)。
リスト生成部53は、全タイムスロットのID1〜50から、障害タイムスロットリストに設定されているタイムスロットのID21〜30と、タイムスロット割り当て管理テーブルの割り当てタイムスロットIDに設定されているタイムスロットのID1、2、11〜30、31〜40、41〜45とを除き、未割り当て正常タイムスロットのIDを特定する。リスト生成部53は、特定した未割り当て正常タイムスロットのIDを設定した未割り当て正常タイムスロットIDリスト{3,4,…,10,46,…,50}を生成する(ステップS3)。
リスト生成部53は、タイムスロット割り当て管理テーブルのレコードのうち、割り当てタイムスロットIDに障害タイムスロットリストに設定されている障害タイムスロットのID21〜30を含まないレコードを特定する。リスト生成部53は、特定したレコードから読み出した論理パスのIDを設定した正常論理パスIDリスト{#1、#2、#4、#5}を生成する(ステップS4)。
タイムスロット割り当て部54は、障害論理パスIDリストに設定されている論理パス#3の優先度と、正常論理パスIDリストに設定されている論理パス#1、#2、#4、#5それぞれの優先度をタイムスロット割り当て管理テーブルから読み出す。論理パス#2、#4の優先度「低」は論理パス#3の優先度「高」よりも低く、未割り当て正常タイムスロットIDリストがnullではない。そこで、タイムスロット割り当て部54は、障害論理パスIDリストに設定されている論理パス#3の割り当て先のID11〜30のタイムスロットのうち障害タイムスロットリストに設定されているID21〜30のタイムスロットを、未割り当て正常タイムスロットIDリストに含まれるID3〜10、46〜47のタイムスロットに変更する(ステップS5)。
上述のように、伝送フレーム多重処理制御部15は、障害タイムスロットに論理パストラヒックをマッピングしないようにマッピングを入れ替え、図15の右上に示す図に示すように、タイムスロット割り当て管理テーブルを変更する。図15の右下に示す図は、タイムスロット再割り当て後の伝送フレームを示す。このように、伝送フレーム多重処理制御部15は、空きスロットがある場合は、空きスロットを活用し、できるだけトラヒック断をさせないよう再割り当てを行う。
次に、図16を参照して、使用不可に設定されているタイムスロットが存在する場合における第2の再割り当て処理を説明する。
図16の左下および右下に示す図において、ID9,10,19,20,29,30,39,40,49,50のタイムスロットは、使用不可能な領域に含まれるタイムスロット、すなわち、使用不可に設定されているタイムスロットである(丸印と斜線を組み合わせた記号で示している)。
図16は、論理パストラヒックのタイムスロットへのマッピング処理を示す図である。まず、初期状態として、タイムスロット割り当て部54は、500Gbpsの光チャネル#1について、論理パス#1〜#5をタイムスロットの若い番号から順に詰めるなどのタイムスロット割り当て処理を行う。そして、タイムスロット割り当て部54は、図16の左上に示す図に示す初期状態のタイムスロット割り当て管理テーブルを生成し、タイムスロット割り当て管理テーブル記憶部に登録している。図16の左下に示す図は、初期状態の論理パス#1〜#5のタイムスロットの割り当てを示す。各タイムスロットは、1〜50のIDにより特定される。
伝送フレーム多重処理制御部15の障害情報受信部52が、障害タイムスロットリスト{21,22,23,24,25,26,27,28,29,30}を取得する(ステップS1)。
リスト生成部53は、タイムスロット割り当て管理テーブルの割り当てタイムスロットIDに、障害タイムスロットリストに記述されている障害タイムスロットのIDが設定されているレコードを特定する。リスト生成部53は、特定したレコードから読み出した論理パスIDを設定した障害論理パスIDリスト{#3}を生成する(ステップS2)。
リスト生成部53は、全タイムスロットのID1〜50から、障害タイムスロットリストに設定されているタイムスロットのID21〜30と、タイムスロット割り当て管理テーブルの割り当てタイムスロットIDに設定されているタイムスロットのID1、2、11〜18,21〜28,31〜38,41〜46と、使用不可に設定されているタイムスロットのID9,10,19,20,29,30,39,40,49,50とを除き、未割り当て正常タイムスロットのIDを特定する。リスト生成部53は、特定した未割り当て正常タイムスロットのIDを設定した未割り当て正常タイムスロットIDリスト{3,…,8,47,48}を生成する(ステップS3)。
リスト生成部53は、タイムスロット割り当て管理テーブルのレコードのうち、割り当てタイムスロットIDに障害タイムスロットリストに設定されている障害タイムスロットのID21〜30を含まないレコードを特定する。リスト生成部53は、特定したレコードから読み出した論理パスのIDを設定した正常論理パスIDリスト{#1、#2、#4、#5}を生成する(ステップS4)。
タイムスロット割り当て部54は、障害論理パスIDリストに設定されている論理パス#3の優先度と、正常論理パスIDリストに設定されている論理パス#1、#2、#4、#5それぞれの優先度をタイムスロット割り当て管理テーブルから読み出す。論理パス#2、#4の優先度「低」は論理パス#3の優先度「高」よりも低く、未割り当て正常タイムスロットIDリストがnullではない。そこで、タイムスロット割り当て部54は、障害論理パスIDリストに設定されている論理パス#3の割り当て先のID11〜18,21〜28,31〜34のタイムスロットのうち障害タイムスロットリストに設定されているID21〜28のタイムスロットを、未割り当て正常タイムスロットIDリストに含まれるID3〜8,47,48のタイムスロットに変更する(ステップS5)。
上述のように、伝送フレーム多重処理制御部15は、障害タイムスロットに論理パストラヒックをマッピングしないようにマッピングを入れ替え、図16の右上に示す図に示すように、タイムスロット割り当て管理テーブルを変更する。図16の右下に示す図は、タイムスロット再割り当て後の伝送フレームを示す。このように、伝送フレーム多重処理制御部15は、空きスロットがある場合は、空きスロットを活用し、できるだけトラヒック断をさせないよう再割り当てを行う。
なお、上記実施形態では、優先度が「高」、「低」の2段階である場合を例に説明したが、本発明の実施形態はこのような場合に限定されない。優先度は3段階以上でもよい。例えば、優先度を「0」〜「7」の値により表される多値設定としてもよい。第1の再割り当て処理において、タイムスロット割り当て部54は、障害論理パスよりも低い優先度の正常論理パスがある場合、その低い優先度の正常論理パスの割り当て先のタイムスロットと、障害論理パスの割り当て先のタイムスロットとを入れ替えるようにタイムスロットの再割り当てを行っている。このとき、タイムスロット割り当て部54は、障害論理パスよりも低い優先度の正常論理パスが複数ある場合、障害論理パスと割り当て先のタイムスロットの入れ替えを行う正常論理パスを、優先度に基づいて選択してもよい。例えば、タイムスロット割り当て部54は、障害論理パスと割り当て先のタイムスロットの入れ替えを行う正常論理パスを、優先度の最も低いパスから優先して選択してもよい。
上述した実施形態においては、光波長の障害発生時に、伝送フレーム多重処理制御部15が再割当処理を行っているが、本発明の実施形態はこのような場合に限定されない。予め全ての光波長の障害パターンに応じた再割当処理を行っておいてもよい。伝送フレーム多重処理制御部15は、実際に光波長に障害が発生したときに、その発生した障害に応じた障害パターンについて計算しておいた各論理パスのタイムスロットへの割り当ての情報を、伝送フレーム多重処理部12及び伝送フレーム逆多重処理制御部25に送信する。
上述した実施形態においては、伝送フレームとして、100G単位で構成されるOTUCnフレームを用いる場合について説明した。しかしながら、本発明の実施形態はこのような場合に限定されない。伝送フレームとして、OTUCn−Mフレームを用いてもよい。OTUCn−Mにおいては、5ギガビット毎秒単位で帯域が可変な100G未満のクライアント信号の規格を設定している。例えば、「M=60」の場合は、「5×60」で300ギガビット毎秒の伝送レートとなる。
以上説明したように、光チャネル伝送システムを構成する送信側のフレーマは、光チャネルのタイムスロットに、それぞれに伝送優先度がついた論理パスをその論理パスの帯域に応じて割り当てる。各タイムスロットは、マルチキャリア伝送に用いる複数の光サブキャリアそれぞれの光波長のいずれかに対応する。送信側のフレーマは、論理パスにより受信したクライアント信号を、論理パスに割り当てられているタイムスロットに分割し、クライアント信号をタイムスロットに対応した光波長を用いた複数の光サブキャリアにより受信側のフレーマに伝送する。送信側のフレーマは、光波長に障害が発生した場合、その障害に影響があるタイムスロットを検出し、検出したタイムスロットのリストである障害タイムスロットリストを生成する。送信側のフレーマは、障害タイムスロットリストに含まれるタイムスロットが割り当てられている論理パスのリストである障害論理パスIDリストを生成する。さらに、送信側のフレーマは、障害タイムスロットリストに含まれないタイムスロットのうち、論理パスが割り当てられていないタイムスロットのリストである未割り当て正常タイムスロットIDリストを生成する。送信側のフレーマは、障害タイムスロットリストに含まれるタイムスロットへの割り当てがない論理パスのIDのリストである正常論理パスIDリストを生成する。さらに、送信側のフレーマは、以下の処理(1)および処理(2)のいずれかを実行する。
処理(1):障害論理パスIDリストに含まれる論理パスよりも低い伝送優先度の論理パスが正常論理パスIDリストに含まれる場合、低い伝送優先度の論理パスの割り当て先のタイムスロットと、障害タイムスロットの割り当てられていた論理パスの割り当て先のタイムスロットとを入れ替えるようにタイムスロットの再割り当てを行う。
処理(2):障害論理パスIDリストに含まれる論理パスよりも低い伝送優先度の論理パスが正常論理パスIDリストに含まれる場合、低い伝送優先度の論理パスの割り当て先のタイムスロットと、障害タイムスロットに割り当てられていた論理パスの割り当て先のタイムスロットと、未割り当て正常タイムスロットIDリストに含まれるタイムスロットとの3つの間で入れ替えるようにタイムスロットの再割り当てを行う。
これにより、光チャネルを伝送する一部の光波長あるいは物理ポートの障害時に、障害が発生した光波長に対応したタイムスロットを避けて高い優先度の論理パスにタイムスロットを割り当てるように、光チャネルのタイムスロットへの論理パスの割り当てを動的に変更し、論理パスの伝送優先度に従った伝送を行うことができる。
従来技術では、光チャネルを複数のタイムスロットに分割し、それぞれに伝送優先度がついた論理パスをその論理パスの帯域に応じてタイムスロット割り当てることにより論理パスを複数多重した光チャネルを、複数の光波長あるいは物理ポートに分割して伝送する光伝送装置において、光チャネルを伝送する一部の光波長あるいは物理ポートの障害時に、障害のある光波長あるいは物理ポートを通るトラヒックに断が発生していた。そのため、光チャネルを伝送する一部の光波長あるいは物理ポートの障害時に、論理パスの伝送優先度に従った伝送ができなかった。
前述した実施形態によれば、光伝送装置におけるフレーマは、光チャネルを伝送する一部の光波長あるいは物理ポートの障害時に、光チャネルに空き帯域がある場合は論理パスのマッピングを変更することにより、論理パストラヒックを復旧させる。また、光チャネルに空き帯域がない場合は論理パスの伝送優先度に従った伝送を行うことができるようになる。
前述した実施形態における伝送フレーム送信障害監視部14、伝送フレーム多重処理制御部15、伝送フレーム受信障害監視部24、及び伝送フレーム逆多重処理制御部25をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OS(operating system)や周辺機器等のハードウェアを含む。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、PLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、大容量光伝送に利用可能である。
1 光伝送装置
2 光伝送装置
3 伝送路
10 送信部
20 受信部
11−1〜11−4 クライアント信号受信部
12 伝送フレーム多重処理部
13 伝送フレーム送信部
14 伝送フレーム送信障害監視部
15 伝送フレーム多重処理制御部
21 伝送フレーム受信部
22 伝送フレーム逆多重処理部
23−1〜23−4 クライアント信号送信部
24 伝送フレーム受信障害監視部
25 伝送フレーム逆多重処理制御部
51 タイムスロット割り当て管理テーブル記憶部
52 障害情報受信部
53 リスト生成部
54 タイムスロット割り当て部
55 割り当て情報送信部
110 送信処理部
120 クライアント信号受信部
121 受信部
122 マッピング部
123 OH処理部
130 多重処理部
131 多重化部
132 フレーミング部
140 ライン側送信処理部
141 インタリーブ部
142−1、142−2、142−3、142−4 OH処理部
143−1、143−2、143−3、143−4 マルチレーン送信部
150 受信処理部
160 ライン側受信処理部
161−1、161−2、161−3、161−4 マルチレーン受信部
162−1、162−2、162−3、162−4 OH処理部
163 デインタリーブ部
170 分離処理部
171 デフレーミング部
172 逆多重化部
180 クライアント信号送信部
181 OH処理部
182 デマッピング部
183 送信部
210 ODU−SW
220 送信機
230 受信機
800 OTNフレーマ

Claims (8)

  1. 伝送優先度をそれぞれ有する複数の論理パスに光チャネルの複数のタイムスロットを割り当て、前記複数の論理パスにより受信した複数のクライアント信号を前記複数の論理パスに割り当てられている前記複数のタイムスロットに割り当て、前記複数のタイムスロットに対応付けられた複数の光波長を用いた複数の光サブキャリアにより前記複数のクライアント信号を伝送する伝送装置におけるフレーマであって、
    高い伝送優先度を有する論理パスに割り当てられているタイムスロットに対応する光波長を使用しない場合、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットを避けて前記高い伝送優先度を有する論理パスに前記複数のタイムスロットの少なくとも一つを割り当てることにより、前記高い伝送優先度を有する論理パスに割り当てられている前記タイムスロットを変更するタイムスロット割り当て部を備えるフレーマ。
  2. 前記タイムスロット割り当て部は、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットに割り当てられている前記論理パスと、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットに割り当てられている前記論理パスよりも伝送優先度が低く、かつ、前記複数の光波長のうち正常な光波長に対応したタイムスロットに割り当てられている論理パスとの間で割り当て先のタイムスロットを入れ替えるようにタイムスロットの再割り当てを行う請求項1に記載のフレーマ。
  3. 前記タイムスロット割り当て部は、前記使用しない光波長に対応した前記使用しないタイムスロットに割り当てられている前記論理パスの割り当て先を、前記複数の光波長のうち正常な光波長に対応し、かつ、論理パスが割り当てられていないタイムスロットに変更する請求項1に記載のフレーマ。
  4. 前記タイムスロット割り当て部は、前記使用しない光波長に対応した前記使用しないタイムスロットに割り当てられている前記論理パスの割り当て先を、前記複数の光波長のうち正常な光波長に対応し、論理パスが割り当てられておらず、かつ使用不可に設定されていないタイムスロットに変更する請求項1に記載のフレーマ。
  5. 伝送優先度をそれぞれ有する複数の論理パスに光チャネルの複数のタイムスロットを割り当て、前記複数の論理パスにより受信した複数のクライアント信号を前記複数の論理パスに割り当てられている前記複数のタイムスロットに割り当て、前記複数のタイムスロットに対応付けられた複数の光波長を用いた複数の光サブキャリアにより前記複数のクライアント信号を伝送する伝送装置におけるフレーマが行うフレーミング方法であって、
    高い伝送優先度を有する論理パスに割り当てられているタイムスロットに対応する光波長を使用しない場合、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットを避けて前記高い伝送優先度を有する論理パスに前記複数のタイムスロットの少なくとも一つを割り当てることにより、前記高い伝送優先度を有する論理パスに割り当てられている前記タイムスロットを変更するタイムスロット割り当てステップを有するフレーミング方法。
  6. 前記タイムスロット割り当てステップは、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットに割り当てられている前記論理パスと、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットに割り当てられている前記論理パスよりも伝送優先度が低く、かつ、前記複数の光波長のうち正常な光波長に対応したタイムスロットに割り当てられている論理パスとの間で割り当て先のタイムスロットを入れ替えるようにタイムスロットの再割り当てを行うことを有する請求項5に記載のフレーミング方法。
  7. 前記タイムスロット割り当てステップは、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットに割り当てられている前記論理パスの割り当て先を、前記複数の光波長のうち正常な光波長に対応し、かつ、論理パスが割り当てられていないタイムスロットに変更する請求項5に記載のフレーミング方法。
  8. 前記タイムスロット割り当てステップは、前記使用しない光波長に対応した前記タイムスロットに割り当てられている前記論理パスの割り当て先を、前記複数の光波長のうち正常な光波長に対応し、論理パスが割り当てられておらず、かつ、使用不可に設定されていないタイムスロットに変更することを有する請求項5に記載のフレーミング方法。
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