JPWO2016072382A1 - 単位シフトレジスタ回路、シフトレジスタ回路、単位シフトレジスタ回路の制御方法及び表示装置 - Google Patents

単位シフトレジスタ回路、シフトレジスタ回路、単位シフトレジスタ回路の制御方法及び表示装置 Download PDF

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Abstract

上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、サービングセル(c)に対する最大出力電力(PCMAX,C)、および、合計最大出力電力(PCMAX)に基づいて、前記サービングセル(c)における送信電力を決定し、前記サービングセル(c)に対する最大出力電力(PCMAX,C)は、前記サービングセル(c)が属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力(PPowerClass)に基づき、前記合計最大出力電力(PCMAX)は、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力(PPowerClass)に基づく。

Description

本発明は、端末装置、集積回路、および、通信方法に関する。
本願は、2014年11月6日に、日本に出願された特願2014−225689号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
セルラ(cellular)移動通信の無線アクセス方式(Evolved Universal Terrestrial Radio Access : EUTRA)および無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network: EUTRAN)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project: 3GPP)において検討されている。EUTRAおよびEUTRANをLTE(Long Term Evolution)とも称する。LTEでは、基地局装置をeNodeB(evolved NodeB)、端末装置をUE(User Equipment)とも称する。LTEは、基地局装置がカバーするエリアをセル状に複数配置するセルラ通信システムである。単一の基地局装置は複数のセルを管理してもよい。
3GPPにおいて、ProSe(Proximity based Services)の検討が行われている。ProSeは、ProSe発見(discovery)とProSe通信(communication)とを含む。ProSe発見は、端末装置がEUTRAを用いて他の端末装置と近接している(in proximity)ことを特定するプロセスである。ProSe通信は、2つの端末装置間で確立されたEUTRAN通信路(communication path)を用いる近接している該2つの端末間の通信である。例えば、該通信路は端末装置間において直接確立されてもよい。
ProSe発見およびProSe通信のそれぞれを、D2D(Device to Device)発見およびD2D通信とも称する。ProSe発見およびProSe通信を総称して、ProSeとも称する。D2D発見およびD2D通信を総称して、D2Dとも称する。通信路をリンク(link)とも称する。
非特許文献1において、リソースブロックのサブセットがD2Dのためにリザーブされること、ネットワークがD2Dリソースのセットを設定すること、および、端末装置は該設定されたリソースにおいてD2D信号の送信を許可されることが記載されている。
"D2D for LTE Proximity Services: Overview", R1-132028, 3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #73, 20 - 24 May 2013.
しかしながら、端末装置がD2Dとセルラ通信を同時に行うことは十分に検討されていない。本発明は、基地局装置と効率的に通信を行うことができる端末装置、該端末装置に実装される集積回路、該端末装置に用いられる通信方法、該端末装置と通信する基地局装置、該基地局装置に実装される集積回路、および、該基地局装置に用いられる通信方法を提供する。
(1)本発明の態様は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の第1の態様は、端末装置であって、サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計最大出力電力PCMAXに基づいて、前記サービングセルcにおける送信電力を決定する電力制御部を備え、上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cは、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づき、前記合計最大出力電力PCMAXは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づく。
(2)本発明の第2の態様は、端末装置であって、サービングセルcが属するバンドに基づいて、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスを決定し、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づいて、前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cを設定する電力制御部を備える。
(3)本発明の第2の態様において、前記電力制御部は、上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、集約されるバンドの組み合わせに基づいて、前記集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスを決定し、前記集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づいて、合計最大出力電力PCMAXを設定する。
(4)本発明の第1の態様および第2の態様において、前記集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassは、前記集約されるバンドのチャネル帯域幅内における任意の送信帯域幅に対応する。
(5)本発明の第1の態様および第2の態様において、端末装置1は、前記バンドに対応する電力クラスを示す情報を送信する送信部を備える。
(6)本発明の第1の態様および第2の態様において、前記送信部は、前記集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスを示す情報を送信する。
(7)本発明の第3の態様は、端末装置に用いられる通信方法であって、サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計最大出力電力PCMAXに基づいて、前記サービングセルcにおける送信電力を決定し、上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cは、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づき、前記合計最大出力電力PCMAXは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づく。
(8)本発明の第4の態様は、端末装置に用いられる通信方法であって、サービングセルcが属するバンドに基づいて、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスを決定し、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づいて、前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cを設定する。
(9)本発明の第5の態様は、端末装置に実装される集積回路であって、サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計最大出力電力PCMAXに基づいて、前記サービングセルcにおける送信電力を決定する機能を含む一連の機能を前記端末装置に発揮させ、上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cは、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づき、前記合計最大出力電力PCMAXは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づく。
(10)本発明の第6の態様は、端末装置に実装される集積回路であって、サービングセルcが属するバンドに基づいて、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスを決定する機能と、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づいて、前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cを設定する機能と、を含む一連の機能を前記端末装置に発揮させる。
(11)本発明の第7の態様は、基地局装置であって、バンドに対応する電力クラスを示す情報、および、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスを示す情報を、端末装置から受信する受信部を備え、サービングセルcにおける前記端末装置の送信電力は、サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計最大出力電力PCMAXに基づいて決定され、上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cは、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づき、前記合計最大出力電力PCMAXは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づく。
(12)本発明の第7の態様は、基地局装置に用いられる通信方法であって、バンドに対応する電力クラスを示す情報、および、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスを示す情報を、端末装置から受信し、サービングセルcにおける前記端末装置の送信電力は、サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計最大出力電力PCMAXに基づいて決定され、上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cは、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づき、前記合計最大出力電力PCMAXは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づく。
(13)本発明の第8の態様は、基地局装置に実装される集積回路であって、バンドに対応する電力クラスを示す情報、および、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスを示す情報を、端末装置から受信する機能を含む一連の機能を前記基地局装置に発揮させ、サービングセルcにおける前記端末装置の送信電力は、サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計最大出力電力PCMAXに基づいて決定され、上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cは、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づき、前記合計最大出力電力PCMAXは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づく。
この発明によれば、端末装置は基地局装置と効率的に通信を行うことができる。
本実施形態の無線通信システムの概念図である。 本実施形態の端末装置1の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態の基地局装置3の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態のRF-Parameters-r10に含まれる情報/パラメータを示す図である。 本実施形態のBandParameters-r10に含まれる情報/パラメータを示す図である。 本実施形態のRF-Parameters-r10の一例を示す図である。 第1の実施形態におけるRF-parameters-r10、および、RF-Parameters-r12の例を示す図である。 第1の実施形態におけるUEcapabilityInformationの送信に関するシーケンスチャートである。 第2の実施形態におけるHPLMNとリンクしている端末装置1AとVPLMNとリンクしている端末装置1BとがD2Dを行っている図を示している。 第2の実施形態におけるRF-parameters-r10、および、RF-Parameters-r12の例を示す図である。 第2の実施形態におけるUEcapabilityInformationの送信に関するシーケンスチャートである。 第3の実施形態におけるバンド/バンドの組み合わせと電力クラスの対応の一例を示す図である。 第3の実施形態におけるΔTIB,cの一例を示す図である。 第3の実施形態における許容値(TL 、TH)の一例を示す図である。 第3の実施形態における許容値Tc(PCMAX_X,c)の一例を示す図である。 第3の実施形態における許容値T(PCMAX_X)の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の無線通信システムの概念図である。図1において、無線通信システムは、端末装置1A〜1C、および、基地局装置3を具備する。端末装置1A〜1Cを端末装置1という。サービングセル4は、基地局装置3(LTE、EUTRAN)がカバーするエリア(範囲)を示す。端末装置1Aは、EUTRANの範囲内(in-coverage)である。端末装置1Bおよび端末装置1Cは、EUTRANの範囲外(out-of-coverage)である。
サイドリンク5は、端末装置1間のリンクである。尚、サイドリンク5をPC5、D2D通信路、ProSeリンク、または、ProSe通信路とも称する。サイドリンク5において、D2D発見およびD2D通信が行われる。D2D発見は、端末装置1がEUTRAを用いて他の端末装置1と近接している(in proximity)ことを特定するプロセス/手順である。D2D通信は、複数の端末装置1間で確立されたEUTRAN通信路を用いる、近接している複数の該端末装置1間の通信である。例えば、該通信路は端末装置1間に直接確立されてもよい。
下りリンク7は、基地局装置3から端末装置1へのリンクである。上りリンク9は、端末装置1から基地局装置3へのリンクである。尚、上りリンク9において、リピータを介さずに、端末装置1から基地局装置3へ直接信号が送信されてもよい。また、上りリンク5と下りリンク7とを総称して、Uu、セルラリンク、または、セルラ通信路とも称する。また、端末装置1と基地局装置3の通信をセルラ通信、または、EUTRANとの通信とも称する。
本実施形態の物理チャネルおよび物理信号について説明する。
下りリンク物理チャネルおよび下りリンク物理信号を総称して、下りリンク信号と称する。上りリンク物理チャネルおよび上りリンク物理信号を総称して、上りリンク信号と称する。サイドリンク物理チャネルおよびサイドリンク物理信号を総称して、サイドリンク信号と称する。物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために使用される。物理信号は、上位層から出力された情報を送信するために使用されないが、物理層によって使用される。
図1において、端末装置1間のサイドリンク9の無線通信では、以下のサイドリンク物理チャネルが用いられる。
・PSBCH(Physical Sidelink Broadcast Channel)
・PSCCH(Physical Sidelink Control Channel)
・PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)
・PSDCH(Physical Sidelink Discovery Channel)
PSBCHは、D2Dにおけるフレーム番号を示す情報を送信するために用いられる。PSCCHは、SCI(Sidelink Control Information)を送信するために用いられる。SCIは、PSSCHのスケジューリングのために用いられる。PSSCHは、D2D通信のデータ(SL-SCH: Sidelink Shared Channel)を送信するために用いられる。PSDCHは、D2D発見のデータ(SL-DCH: Sidelink Discovery Channel)を送信するために用いられる。
図1において、D2Dの無線通信では、以下のサイドリンク物理信号が用いられる。
・サイドリンク同期信号(sidelink synchronization signal)
・サイドリンク復調参照信号(sidelink demodulation reference signal)
送信する端末装置1の観点から、端末装置1は、D2D通信のリソース割り当てに対する2つのモード(モード1、モード2)で動作できる。
モード1において、EUTRAN(基地局装置3)は、通信信号(D2DデータおよびD2DSA)の送信のために端末装置1によって使用される正確なリソースをスケジュールする。
モード2において、端末装置1は、通信信号(D2DデータおよびD2DSA)の送信のためにリソースプールからリソースを選択する。リソースプールは、リソースのセットである。モード2に対するリソースプールは、EUTRAN(基地局装置3)によって準静的(semi-static)に設定/制限されてもよい。または、モード2に対するリソースプールは予め設定(pre-configured)されていてもよい。
D2D通信の能力を持つ、EUTRANの範囲内(in-coverage)の端末装置1は、モード1およびモード2をサポートしてもよい。D2D通信の能力を持つ、EUTRANの範囲外(out-of-coverage)の端末装置1は、モード2のみをサポートしてもよい。
D2D発見手順として2つのタイプ(タイプ1、タイプ2)が定義される。
タイプ1のD2D発見手順は、発見信号に対するリソースが端末装置1に対して個別に割り当てられないD2D発見手順である。すなわち、タイプ1のD2D発見手順において、発見信号に対するリソースは全ての端末装置1または端末装置1のグループに対して割り当てられてもよい。
タイプ2のD2D発見手順は、発見信号に対するリソースが端末装置1に対して個別に割り当てられるD2D発見手順である。リソースが発見信号の個別の送信インスタンス(instance)のそれぞれに対して割り当てられる発見手順を、タイプ2A発見手順と称する。リソースが発見信号の送信のために準永続的(semi-persistently)に割り当てられるタイプ2の発見手順を、タイプ2B発見手順と称する。
図1において、上りリンクの無線通信では、以下の上りリンク物理チャネルが用いられる。
・PUCCH(Physical Uplink Control Channel)
・PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)
・PRACH(Physical Random Access Channel)
図1において、上りリンクの無線通信では、以下の上りリンク物理信号が用いられる。・上りリンク参照信号(Uplink Reference Signal: UL RS)
図1において、下りリンクの無線通信では、以下の下りリンク物理チャネルが用いられる。
・PBCH(Physical Broadcast Channel)
・PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)
・PHICH(Physical Hybrid automatic repeat request Indicator Channel)
・PDCCH(Physical Downlink Control Channel)
・EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)
・PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)
・PMCH(Physical Multicast Channel)
図1において、下りリンクの無線通信では、以下の下りリンク物理信号が用いられる。
・同期信号(Synchronization signal: SS)
・下りリンク参照信号(Downlink Reference Signal: DL RS)
SL−SCHおよびSL−DCHは、トランスポートチャネルである。PUSCH、PBCH、PDSCH、および、PMCHはトランスポートチャネルの伝送に用いられる。媒体アクセス制御(Medium Access Control: MAC)層で用いられるチャネルをトランスポートチャネルと称する。MAC層で用いられるトランスポートチャネルにおけるデータの単位を、トランスポートブロック(transport block: TB)またはMAC PDU(Protocol Data Unit)とも称する。MAC層においてトランスポートブロック毎にHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の制御が行なわれる。トランスポートブロックは、MAC層が物理層に渡す(deliver)データの単位である。物理層において、トランスポートブロックはコードワードにマップされ、コードワード毎に符号化処理が行なわれる。
以下、本実施形態における装置の構成について説明する。
図2は、本実施形態の端末装置1の構成を示す概略ブロック図である。図示するように、端末装置1は、無線送受信部10、および、上位層処理部14を含んで構成される。無線送受信部10は、アンテナ部11、RF(Radio Frequency)部12、および、ベースバンド部13を含んで構成される。上位層処理部14は、D2D制御部15、および、無線リソース制御部16を含んで構成される。無線送受信部10を送信部、または、受信部とも称する。
上位層処理部14は、ユーザの操作等により生成された上りリンクデータ(トランスポートブロック)を、無線送受信部10に出力する。上位層処理部14は、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)層の処理を行なう。
上位層処理部14が備える無線リソース制御部16は、自装置の各種設定情報/パラメータの管理をする。無線リソース制御部16は、基地局装置3から受信した上位層の信号に基づいて各種設定情報/パラメータをセットする。すなわち、無線リソース制御部16は、基地局装置3から受信した各種設定情報/パラメータを示す情報に基づいて各種設定情報/パラメータをセットする。無線リソース制御部16は、最大出力電力を制御してもよい。
上位層処理部14が備えるD2D制御部15は、無線リソース制御部16によって管理されている各種設定情報/パラメータに基づいて、D2D発見、および/または、D2D通信の制御を行う。D2D制御部15は、他の端末装置1またはEUTRAN(基地局装置3)に送信する、D2Dに関連する情報を生成してもよい。D2D制御部15は、D2D発見の送信、D2D発見の受信/モニタ、D2D通信の送信、および/または、D2D通信の受信/モニタに興味があるかどうかを管理する。
無線送受信部10は、変調、復調、符号化、復号化などの物理層の処理を行う。無線送受信部10は、基地局装置3から受信した信号を、分離、復調、復号し、復号した情報を上位層処理部14に出力する。無線送受信部10は、データを変調、符号化することによって送信信号を生成し、基地局装置3に送信する。
RF部12は、アンテナ部11を介して受信した信号を、直交復調によりベースバンド信号に変換し(ダウンコンバート: down covert)、不要な周波数成分を除去する。RF部12は、処理をしたアナログ信号をベースバンド部に出力する。
ベースバンド部13は、RF部12から入力されたアナログ信号を、アナログ信号をディジタル信号に変換する。ベースバンド部13は、変換したディジタル信号からCP(Cyclic Prefix)に相当する部分を除去し、CPを除去した信号に対して高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform: FFT)を行い、周波数領域の信号を抽出する。
ベースバンド部13は、データを逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform: IFFT)して、SC−FDMAシンボルを生成し、生成されたSC−FDMAシンボルにCPを付加し、ベースバンドのディジタル信号を生成し、ベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換する。ベースバンド部13は、変換したアナログ信号をRF部12に出力する。
RF部12は、ローパスフィルタを用いてベースバンド部13から入力されたアナログ信号から余分な周波数成分を除去し、アナログ信号を搬送波周波数にアップコンバート(up convert)し、アンテナ部11を介して送信する。また、RF部12は、電力を増幅する。また、RF部12は送信電力を制御する機能を備えてもよい。RF部12を送信電力制御部とも称する。
図3は、本実施形態の基地局装置3の構成を示す概略ブロック図である。図示するように、基地局装置3は、無線送受信部30、および、上位層処理部34を含んで構成される。無線送受信部30は、アンテナ部31、RF部32、および、ベースバンド部33を含んで構成される。上位層処理部34は、D2D制御部35、および、無線リソース制御部36を含んで構成される。無線送受信部30を送信部、または、受信部とも称する。
上位層処理部34は、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)層の処理を行なう。
上位層処理部34が備えるD2D制御部35は、無線リソース制御部36によって管理されている各種設定情報/パラメータに基づいて、セルラリンクを用いて通信している端末装置1におけるD2D発見、および/または、D2D通信の制御を行う。D2D制御部35は、他の基地局装置3、および/または、端末装置1に送信する、D2Dに関連する情報を生成してもよい。
上位層処理部34が備える無線リソース制御部36は、物理下りリンクチャネルに配置される下りリンクデータ(トランスポートブロック)、システムインフォメーション、RRCメッセージ、MAC CE(Control Element)などを生成し、又は上位ノードから取得し、無線送受信部30に出力する。また、無線リソース制御部36は、端末装置1各々の各種設定情報/パラメータの管理をする。無線リソース制御部36は、上位層の信号を介して端末装置1各々に対して各種設定情報/パラメータをセットしてもよい。すなわち、無線リソース制御部36は、各種設定情報/パラメータを示す情報を送信/報知する。
無線送受信部30の機能は、無線送受信部10と同様であるため説明を省略する。
本実施形態では、端末装置1は、セルラリンクにおいて1つまたは複数のサービングセルが設定される。端末装置1がセルラリンクにおける複数のサービングセルを介して基地局装置3と通信する技術をセルアグリゲーション、またはキャリアアグリゲーションと称する。サービングセルは、EUTRANの通信のために用いられる。
設定された複数のサービングセルは、1つのプライマリーセルと1つまたは複数のセカンダリーセルとを含む。プライマリーセルは、初期コネクション確立(initial connection establishment)プロシージャが行なわれたサービングセル、コネクション再確立(connection re-establishment)プロシージャを開始したサービングセル、または、ハンドオーバプロシージャにおいてプライマリーセルと指示されたセルである。RRC(Radio Resource Control)コネクションが確立された時点、または、後に、セカンダリーセルが設定されてもよい。
セルアグリゲーションの場合には、複数のサービングセルの全てに対してTDD(Time Division Duplex)方式またはFDD(Frequency Division Duplex)方式が適用されてもよい。また、TDD方式が適用されるセルとFDD方式が適用されるサービングセルが集約されてもよい。
しかしながら、無線送受信部10の機能は、端末装置1毎に異なる。すなわち、端末装置1毎に、キャリアアグリゲーションを適用可能なバンド(キャリア、周波数)の組み合わせは異なる。従って、端末装置1は、キャリアアグリゲーションを適用可能なバンドの組み合わせ(band combination)を示す情報/パラメータRF-Parameters-r10を基地局装置3に送信する。以下、キャリアアグリゲーションを適用可能なバンドを、CAバンドとも称する。また、キャリアアグリゲーションを適用不可能なバンド、または、キャリアアグリゲーションを適用可能であるが、キャリアアグリゲーションが適用されないときのバンドを、non−CAバンドとも称する。
図4は、本実施形態のRF-Parameters-r10に含まれる情報/パラメータを示す図である。RF-Parameters-r10には、1つのSupportedBandCombination-r10が含まれる。SupportedBandCombination-r10には、1つ、または、複数のBandCombinationParameters-r10が含まれる。SupportedBandCombination-r10は、サポートされるCAバンドの組み合わせ、および、サポートされるnon−CAバンドを含む。
BandCombinationParameters-r10には、1つ、または、複数のBandParameters-r10が含まれる。1つのBandCombinationParameters-r10は、サポートされるCAバンドの組み合わせ、または、サポートされるnon−CAバンドを示す。例えば、BandCombinationParameters-r10に複数のBandParameters-r10が含まれる場合、該複数のBandParameters-r10によって示されるCAバンドの組み合わせにおけるキャリアアグリゲーションを適用した通信がサポートされる。また、BandCombinationParameters-r10に1つのBandParameters-r10が含まれる場合、該1つのBandParameters-r10によって示されるバンド(non−CAバンド)における通信がサポートされる。
図5は、本実施形態のBandParameters-r10に含まれる情報/パラメータを示す図である。BandParameters-r10には、bandEUTRA-r10、bandParametersUL-r10、および、bandParametersDL-r10が含まれる。
bandEUTRA-r10は、FreqBandIndicatorを含む。FreqBandIndicatorはバンドを示す。FreqBandIndicatorが示すバンドにおいて端末装置1が上りリンク信号を送信する能力がない場合、BandParameters-r10にbandParametersUL-r10は含まれない。FreqBandIndicatorが示すバンドにおいて端末装置1が下りリンク信号を受信する能力がない場合、BandParameters-r10にbandParametersDL-r10は含まれない。
bandParametersUL-r10には、1つ、または、複数のCA-MIMO-ParametersUL-r10が含まれる。CA-MIMO-ParametersUL-r10には、ca-BandwidthClassUL-r10、および、supportedMIMO-CapabilityUL-r10が含まれる。ca-BandwidthClassUL-r10は、CA-BandwidthClass-r10を含む。
supportedMIMO-CapabilityUL-r10は、上りリンクにおいて空間多重(spatial multiplexing)に対してサポートされるレイヤの数を示す。上りリンクにおいて空間多重をサポートしない場合、CA-MIMO-ParametersUL-r10にsupportedMIMO-CapabilityUL-r10は含まれない。
bandParametersDL-r10には、1つ、または、複数のCA-MIMO-ParametersDL-r10が含まれる。CA-MIMO-ParametersDL-r10には、ca-BandwidthClassDL-r10、および、supportedMIMO-CapabilityDL-r10が含まれる。ca-BandwidthClassDL-r10は、CA-BandwidthClass-r10を含む。
supportedMIMO-CapabilityDL-r10は、下りリンクにおいて空間多重(spatial multiplexing)に対してサポートされるレイヤの数を示す。下りリンクにおいて空間多重をサポートしない場合、CA-MIMO-ParametersDL-r10にsupportedMIMO-CapabilityUL-r10は含まれない。
CA-BandwidthClass-r10は、上りリンク、または、下りリンクにおいて、端末装置1によってサポートされるCA帯域幅クラスを示す。CA-BandwidthClassUL-r10は、上りリンクにおいて、端末装置1によってサポートされるCA帯域幅クラスに対応する。CA-BandwidthClassDL-r10は、下りリンクにおいて、端末装置1によってサポートされるCA帯域幅クラスに対応する。CA帯域幅クラスは、FreqBandIndicatorが示すバンドにおいて端末装置1が同時に設定可能なセルの数、および、FreqBandIndicatorが示すバンドにおいて同時に設定されたセルの帯域幅の合計などによって定義される。例えば、CA帯域幅クラスaは、20MHz以下の1つのセルが設定可能であることを示す。
図6は、本実施形態のRF-Parameters-r10の一例を示す図である。例えば、RF-Parameters-r10には、1つのSupportedBandCombination-r10が含まれる。上述したように、SupportedBandCombination-r10には、1つ、または、複数のBandCombinationParameters-r10が含まれる。また、BandCombinationParameters-r10には、1つ、または、複数のBandParameters-r10が含まれる。
BCP100のBandCombinationParameters-r10は、Band Aにおいて1つのセルで上りリンクにおける送信が可能であり、Band Aにおいて1つのセルで下りリンクにおける送信が可能であることを示している。すなわち、BCP100のBandCombinationParameters-r10は、Band Aにおいて1つのセルをサポートしていることを示している。また、BCP100のBandCombinationParameters-r10は、Band Aの下りリンクにおいて空間多重に対して2つのレイヤがサポートされることを示している。また、BCP100のBandCombinationParameters-r10は、、Band Aの上りリンクにおいて空間多重がサポートされていないことを示している。
BCP300のBandCombinationParameters-r10は、Band Aにおいて1つのセルで上りリンクにおける送信が可能であり、Band Aにおいて1つのセルで下りリンクにおける送信が可能であり、Band Bにおいて1つのセルで下りリンクにおける送信が可能であることを示している。すなわち、BCP100のBandCombinationParameters-r10は、Band Aにおける1つのプライマリーセル、および、Band Bにおける上りリンクをともなわない1つのセカンダリーセルの組み合わせがサポートされていることを示している。また、BCP300のBandCombinationParameters-r10は、Band Aの下りリンクにおける空間多重、Band Bの下りリンクにおける空間多重、および、Band Aの上りリンクにおける空間多重がサポートされていないことを示している。
本実施形態のD2Dリソースの設定方法について説明する。
D2Dのためにリザーブされるリソースを、D2Dリソースと称する。FDDセルにおいて、セルラ通信に対して用いられる下りリンク信号は下りリンクキャリアのサブフレームに配置され、セルラ通信に対して用いられる上りリンク信号は上りリンクキャリアのサブフレームに配置され、D2Dに対して用いられるD2D信号は上りリンクキャリアのサブフレームに配置される。下りリンクにおいてセルに対応するキャリアを下りリンクコンポーネントキャリアと称する。また、上りリンクにおいてセルに対応するキャリアを上りリンクコンポーネントキャリアと称する。TDDキャリアは、下りリンクコンポーネントキャリアであり、かつ、上りリンクコンポーネントキャリアである。
TDDセルにおいて、セルラ通信に対して用いられる下りリンク信号は下りリンクサブフレームおよびDwPTSに配置され、セルラ通信に対して用いられる上りリンク信号は上りリンクサブフレームおよびUpPTSに配置され、D2Dに対して用いられるD2D信号は上りリンクサブフレームに配置される。
D2Dリソースを含むFDDのサブフレーム、および、D2Dリソースを含むTDDの上りリンクサブフレームをサイドリンクサブフレームとも称する。
基地局装置3は、D2DのためにリザーブされるD2Dリソースを制御する。基地局装置3は、FDDセルの上りリンクキャリアのリソースの一部をD2Dリソースとしてリザーブする。基地局装置3は、TDDセルの上りリンクサブフレームおよびUpPTSのリソースの一部をD2Dリソースとしてリザーブする。
基地局装置3は、セルのそれぞれにおいてリザーブされたD2Dリソースのセット(プール)を示す情報を含む上位層の信号を、端末装置1に送信してもよい。端末装置1は、セルのそれぞれにおいてリザーブされたD2Dリソースを示すパラメータD2D-ResourceConfigを、基地局装置3から受信した上位層の信号に基づいてセットする。すなわち、基地局装置3は、セルのそれぞれにおいてリザーブされたD2Dリソースを示すパラメータD2D-ResourceConfigを、上位層の信号を介して端末装置1にセットする。
基地局装置3は、D2Dのためにリザーブされるリソースの1つまたは複数のセットを示す1つまたは複数のパラメータを、上位層の信号を介して端末装置1にセットしてもよい。
D2D発見のタイプ1、D2D発見のタイプ2、D2D通信のモード1、および、D2D通信のモード2のそれぞれのためのリソースのセットは、個別に設定されてもよい。
D2D物理チャネルのそれぞれのためのリソースのセットは、個別に設定されてもよい。
D2Dの送信および受信のためのリソースのセットは、個別に設定されてもよい。
さらに、D2Dデータの送信に関するPSSCHのためのリソースのセットと、SCIの送信に関するPSCCHのためのリソースのセットは、個別に設定されてもよい。
端末装置1の観点から、上述したリソースのセットのうち一部のリソースのセットは、透過的(transparent)であってもよい。例えば、D2D通信モード1のPSSCHは、SCIによってスケジュールされるため、端末装置1は、D2D通信モード1のPSSCHの受信/モニタのためのリソースのセットを設定しなくてもよい。
3GPPにおいて、D2Dは、PS(Public Safety)のために用いられることが検討されている。基地局装置3は、D2DリソースのセットのそれぞれがPSのためのリソースのセットであるかどうかを、端末装置1に通知してもよい。また、端末装置1は、EUTRANを介して、PSのためのD2Dが認証されてもよい。すなわち、PSのためのD2Dが認証されていない端末装置1は、PSのためのリソースのセットでD2Dを行うことができない。
端末装置1は、D2Dに関する予め設定された設定を持っていてもよい。端末装置1は、D2Dが認証されたキャリア/周波数において何れのセルも検出できない場合に、該予め設定された設定に基づいてD2D通信/D2D発見を行ってもよい。すなわち、D2Dが認証されたキャリア/周波数において端末装置1がEUTRANの範囲外である場合に、D2Dが認証されたキャリア/周波数において予め設定された設定に基づいてD2D通信/D2D発見を行ってもよい。すなわち、端末装置1は、サービングセルが設定されていない周波数/キャリアであって、何れのセルも検出できない周波数/キャリア/非サービングセルにおいて、D2Dの送信および/または受信を行ってもよい。
D2Dが認証されたキャリア/周波数において端末装置1がEUTRANの範囲外である場合に、D2Dが認証されたキャリア/周波数において予め設定された設定に基づいてD2D通信/D2D発見と、D2Dが認証されていないキャリア/周波数においてセルラ通信とを同時に行ってもよい。
端末装置1の無線送受信部10の機能は、セルラリンクとサイドリンクに対して共用されてもよい。例えば、セルラリンクのための無線送受信部10の機能の一部をサイドリンクのために利用してもよい。例えば、D2Dを行っていない場合に、サイドリンクのための無線送受信部10の機能を、セルラリンクに対して使用してもよい。
以下、第1の実施形態について説明する。第1の実施形態は、D2D通信およびD2D発見の何れか一方または両方に適用されてもよい。第1の実施形態は、サイドリンクおよびセルラリンクの送信に対してのみ適用されてもよい。第1の実施形態は、サイドリンクおよびセルラリンクの受信に対してのみ適用されてもよい。
端末装置1の無線送受信部10の構成によって、セルラリンクにおける1つ、または複数のバンドと、サイドリンクにおけるバンドの可能な組み合わせは異なる。例えば、ある端末装置1は、セルラリンクにおいてBand Aの2つのセルを同時に設定された場合に、Band BにおいてD2Dを行えるが、セルラリンクにおいてBand Aの2つのセルとBand Bの1つのセルを同時に設定された場合に、Band BにおいてD2Dを行えないかもしれない。すなわち、ある端末装置1は、Band Bにセルラリンクのためにセルが設定されなかった場合に、Band BにおいてD2Dを行えるが、Band Bにセルラリンクのために少なくとも1つのセルが設定された場合に、Band BにおいてD2Dを行えないかもしれない。
そこで、第1の実施形態では、端末装置1のD2Dの設定および/または興味を示す情報/パラメータProSeAssistance-r12、および、対応するBandCobinationParameter-r10におけるD2Dの機能を示す情報/パラメータRF-Parameters-r12を、情報/パラメータRF-parameters-r10とともに送信する。
情報/パラメータProSeAssistance-r12は、以下の情報(1)から情報(8)の一部、または、全部を含んでもよい。尚、D2D通信のための情報とD2D発見のための情報を分けてもよい。すなわち、D2D通信のための情報とD2D発見のための情報は区別されてもよい。すなわち、D2D通信に対して、以下の情報(1)から情報(8)が定義されてもよい。また、D2D発見に対して、以下の情報(1)から情報(8)が定義されてもよい。また、情報(1)から情報(8)の情報の一部をまとめることによって1つの情報が定義されてもよい。
・情報(1):D2Dの送信のためのリソースを要求する情報
・情報(2):D2Dの送信のためのリソースが設定されているバンド/周波数を指示する情報
・情報(3):D2Dの送信に興味があるかどうかを示す情報
・情報(4):D2Dの送信に興味があるバンド/周波数を指示する情報
・情報(5):D2Dの受信/モニタのためのリソースを要求する情報
・情報(6):D2Dの受信/モニタのためのリソースが設定されているバンド/周波数を指示する情報
・情報(7):D2Dの受信/モニタに興味があるかどうかを示す情報
・情報(8):D2Dの受信/モニタに興味があるバンド/周波数を指示する情報
図7は、第1の実施形態におけるRF-parameters-r10、および、RF-Parameters-r12の例を示す図である。図7において、RF-parameters-r10はSupportedBandCombination-r10を含み、SupportedBandCombination-r10は4つのBandCobinationParameter-r10(BCP120、BCP220、BCP320、BCP420)を含む。また、RF-parameters-r12はProSeBandList-r12を含み、ProSeBandList-r12はProSeBand-r12(PB120、PB220、PB320、PB420)を含む。ここで、ProSeBandList-r12に含まれるProSeBand-r12の数は、SupportedBandCombination-r10に含まれるBandCobinationParameter-r10の数と同じ(4つ)である。すなわち、1つのProSeBand-r12は、1つのBandCobinationParameter-r10に対応する。例えば、ProSeBand-r12の順番は、対応するBandCobinationParameter-r10の順番と同じである。すなわち、PBX20はBCPX20に対応する(X=1、2、3、4)。
情報/パラメータProSeBand-r12は、以下の情報(9)から情報(14)の一部、または、全部を含んでもよい。尚、D2D通信のための情報とD2D発見のための情報を分けてもよい。すなわち、D2D通信のための情報とD2D発見のための情報は区別されてもよい。すなわち、D2D通信に対して、以下の情報(9)から情報(14)が定義されてもよい。また、D2D発見に対して、以下の情報(9)から情報(14)が定義されてもよい。また、情報(9)から情報(14)の情報の一部をまとめることによって1つの情報が定義されてもよい。
・情報(9):対応するBandCobinationParameter-r10が示すバンド/レイヤの数、または、バンドの組み合わせ/レイヤの数がセルラリンクのために設定された場合にD2Dが可能であることを示す情報
・情報(10):対応するBandCobinationParameter-r10が示すバンド/レイヤの数、または、バンドの組み合わせ/レイヤの数がセルラリンクのために設定された場合にD2Dの送信が可能であることを示す情報
・情報(11):対応するBandCobinationParameter-r10が示すバンド/レイヤの数、または、バンドの組み合わせ/レイヤの数がセルラリンクのために設定された場合にD2Dの受信が可能であることを示す情報
・情報(12):対応するBandCobinationParameter-r10が示すバンド/レイヤの数、または、バンドの組み合わせ/レイヤの数がセルラリンクのために設定された場合にD2Dが可能であるバンド/周波数を示す情報
・情報(13):対応するBandCobinationParameter-r10が示すバンド/レイヤの数、または、バンドの組み合わせ/レイヤの数がセルラリンクのために設定された場合にD2Dの送信が可能であるバンド/周波数を示す情報
・情報(14):対応するBandCobinationParameter-r10が示すバンド/レイヤの数、または、バンドの組み合わせ/レイヤの数がセルラリンクのために設定された場合にD2Dの受信が可能であるバンド/周波数を示す情報
図8は、第1の実施形態におけるUEcapabilityInformationの送信に関するシーケンスチャートである。UEcpabilityInformationは、RRCメッセージであってもよい。
D2Dをサポートしている基地局装置3は情報/パラメータUEcapabilityInformationの送信を要求する情報/パラメータUECapabilityEnquitryを、D2D通信およびD2D発見の何れか一方または両方をサポートしている端末装置1に送信する(S80)。以下、D2Dをサポートしている基地局装置を、単に基地局装置3と称する。以下、D2D通信およびD2D発見の何れか一方または両方をサポートしている端末装置1を、単に端末装置1と称する。
情報/パラメータUECapabilityEnquitryを受信した端末装置1は、ProSeAssistance-r12、RF-Parameters-r10、および、RF-parameters-r12を含むUEcapabilityInformationを基地局装置3に送信する(S81)。基地局装置3は、受信したUEcapabilityInformationに基づいて、端末装置1に対するキャリアアグリゲーションおよび/または空間多重、D2D通信、および/または、D2D発見の設定を決定する(S82)。基地局装置3は、S82で決定した設定に基づいて、端末装置1に対してRRCコネクション再設定を行う(S83)。
これにより、基地局装置3は、端末装置1がD2Dに興味があるかどうか、および、端末装置1の無線送受信部10の機能に基づいて、効率的にD2Dおよびセルラリンクのセルの設定を行うことができる。また、これにより、端末装置1は、効率的にD2D通信、D2D発見、および/または、セルラの通信を同時に行うことができる。
以下、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、D2D通信およびD2D発見の何れか一方または両方に適用されてもよい。第2の実施形態は、サイドリンクおよびセルラリンクの送信に対してのみ適用されてもよい。第2の実施形態は、サイドリンクおよびセルラリンクの受信に対してのみ適用されてもよい。
第2の実施形態の端末装置1は、セルラリンクにおいてBandCobinationParameter-r10が示すバンドの組み合わせ/バンドが設定された場合に、サイドリンクにおける送信/受信が可能かどうかに基づいて、BandCobinationParameter-r10をSupportedBandCombination-r10またはSupportedBandCombinationExt-r12に含める。
すなわち、第2の実施形態の端末装置1は、サイドリンクにおける送信/受信が設定されている場合に、セルラリンクにおいてBandCobinationParameter-r10が示すバンドの組み合わせ/バンド/レイヤの数の設定が可能かどうかに基づいて、BandCobinationParameter-r10をSupportedBandCombination-r10またはSupportedBandCombinationExt-r12に含める。
第2の実施形態の端末装置1は、セルラリンクにおいてBandCobinationParameter-r10が示すバンドの組み合わせ/バンド/レイヤの数が設定された場合に、BandCobinationParameter-r10が示すバンド以外のバンドにおいてサイドリンクにおける送信/受信が可能かどうかに基づいて、BandCobinationParameter-r10をSupportedBandCombination-r10またはSupportedBandCombinationExt-r12に含めてもよい。
すなわち、第2の実施形態の端末装置1は、BandCobinationParameter-r10が示すバンド以外のバンドにおいてサイドリンクにおける送信/受信が設定されている場合に、セルラリンクにおいてBandCobinationParameter-r10が示すバンドの組み合わせ/バンド/レイヤの数の設定が可能かどうかに基づいて、BandCobinationParameter-r10をSupportedBandCombination-r10またはSupportedBandCombinationExt-r12に含めてもよい。
尚、SupportedBandCombination-r10に含まれるBandCobinationParameter-r10が示すバンドの組み合わせ/バンド/レイヤの数と、SupportedBandCombinationExt-r12に含まれるBandCobinationParameter-r10が示すバンドの組み合わせ/バンド/レイヤの数は重複しない。
図9は第2の実施形態におけるHPLMN(Home Public Land Mobile Network)とリンクしている端末装置1AとVPLMN(Visited Public Land Mobile Network)とリンクしている端末装置1BとがD2Dを行っている図を示している。図9において、HPLMNはD2Dをサポートしており、VPLMNはD2Dをサポートしていない。図9において、端末装置1Aと端末装置1Bは、HPLMNにおいて認証されたキャリア/周波数においてD2Dを行っている。
図9において、VPLMNにローミングしている端末装置1Bは、HPLMNにおいて認証されたキャリア/周波数においてD2Dを行っている。したがって、図9において、端末装置1BがRF-parameters-r10で送信したCAバンドの組み合わせのうち、D2DをサポートしていないCAバンドの組み合わせは設定不可能である。しかしながら、VPLMNはD2Dをサポートしていないため、ProSeAssistance-r12、および、RF-parameters-r12を認識することができない。したがって、RF-parameters-r10に基づいて、D2DをサポートしていないCAバンドの組み合わせを設定しようと試みてしまう問題がある。
そこで、第2の実施形態では、SupportedBandCombination-r10には、D2Dと同時にサポートされるCAバンドの組み合わせ/レイヤの数、および、D2Dと同時にサポートされるnon−CAバンド/レイヤの数が含まれてもよい。すなわち、SupportedBandCombination-r10には、D2Dを行っていたとしてもサポートされるCAバンドの組み合わせ/レイヤの数、および、D2Dを行っていたとしてもサポートされるnon−CAバンド/レイヤの数が含まれてもよい。すなわち、SupportedBandCombination-r10には、D2Dと同時にサポートされないCAバンドの組み合わせ/レイヤの数、および、D2Dと同時にサポートしないnon−CAバンド/レイヤの数が含まれない。
第2の実施形態では、RF-Parameters-r12に情報/パラメータSupportedBandCombinationExt-r12を追加で含める。SupportedBandCombinationExt-r12には、D2Dを行っていない場合にのみサポートされるCAバンドの組み合わせ/レイヤの数が含まれてもよい。また、SupportedBandCombinationExt-r12には、D2Dを行っていない場合にのみサポートされるnon−CAバンド/レイヤの数を含が含まれてもよい。
図10は、第2の実施形態におけるRF-parameters-r10、および、RF-Parameters-r12の例を示す図である。図10において、RF-parameters-r10はSupportedBandCombination-r10を含み、SupportedBandCombination-r10は2つのBandCobinationParameter-r10(BCP140、BCP240)を含む。ここで、BandCobinationParameter-r10(BCP140、BCP240)のそれぞれは、D2Dを行っていたとしてもサポートされるCAバンドの組み合わせ/レイヤの数、または、D2Dを行っていたとしてもサポートされるnon−CAバンド/レイヤの数を示す。すなわち、BandCobinationParameter-r10(BCP140、BCP240)のそれぞれは、D2Dオペレーションと同時に、セルラリンク(下りリンク、および/または、上りリンクのそれぞれ)のためにサポートされるCAバンドの組み合わせ/non−CAバンド/レイヤの数を示していてもよい。すなわち、BandCobinationParameter-r10(BCP140、BCP240)のそれぞれは、D2Dの送信/受信が設定されている場合に、サポートされるCAバンドの組み合わせ/non−CAバンド/レイヤの数を示していてもよい。
図10において、RF-parameters-r12はSupportedBandCombinationExt-r12およびProSeBandList-r12を含む。図10において、SupportedBandCombinationExt-r12は2つのBandCobinationParameter-r10(PB340、PB440)を含む。ここで、BandCobinationParameter-r10(PB340、PB440)のそれぞれは、D2Dを行っていないときにのみサポートされるCAバンドの組み合わせ、または、D2Dを行っていないときにのみサポートされるnon−CAバンドを示す。すなわち、BandCobinationParameter-r10(PB340、PB440)のそれぞれは、D2Dオペレーションと同時に、セルラリンク(下りリンク、および/または、上りリンクのそれぞれ)のためにサポートされないCAバンドの組み合わせ/non−CAバンド/レイヤの数を示していてもよい。すなわち、BandCobinationParameter-r10(PB340、PB440)のそれぞれは、D2Dの送信/受信が設定されていない場合に、サポートされるCAバンドの組み合わせ/non−CAバンド/レイヤの数を示していてもよい。
図10において、ProSeBandList-r12は、SupportedBandCombination-r10に含まれるBandCobinationParameter-r10と同じ数である2つのProSeBand-r12(PB140、PB240)を含む。1つのProSeBand-r12は、1つのBandCobinationParameter-r10に対応している。ProSeBand-r12の順番は、対応するBandCobinationParameter-r10の順番と同じである。すなわち、PBX40はBCPX40に対応している(X=1、2)。上述したように、ProSeBand-r12は、情報(9)から情報(14)の一部、または、全部を含んでもよい。
SupportedBandCombinationExt-r12に含まれるBandCobinationParameter-r10は、暗に、D2Dを行っていないときにのみサポートされるCAバンドの組み合わせ/レイヤの数、または、D2Dを行っていないときにのみサポートされるnon−CAバンド/レイヤの数を示していると基地局装置3が導き出せるため、SupportedBandCombinationExt-r12に含まれるBandCobinationParameter-r10に対応するProSeBand-r12をProSeBandList-r12に含めなくてもよい。これにより、UEcapablityInformationの情報量を減らすことができる。
図11は、第2の実施形態におけるUEcapabilityInformationの送信に関するシーケンスチャートである。
D2Dをサポートしていない基地局装置3Bは情報/パラメータUEcpabilityInformationの送信を要求する情報/パラメータUECapabilityEnquitryを、D2D通信およびD2D発見の何れか一方または両方をサポートしている端末装置1Bに送信する(S110)。
情報/パラメータUECapabilityEnquitryを受信した端末装置1は、ProSeAssistance-r12、RF-Parameters-r10、および、RF-parameters-r12を含むUEcapabilityInformationを基地局装置3に送信する(S111)。基地局装置3は、受信したUEcapabilityInformationに含まれるRF-Parameters-r10に基づいて、端末装置1に対するキャリアアグリゲーションおよび/または空間多重の設定を決定する(S112)。基地局装置3は、S112で決定した設定に基づいて、端末装置1に対してRRCコネクション再設定を行う(S113)。
D2Dをサポートしていない基地局装置3Bは、SupportedBandCombinationExt-r12を無視するため(識別できないため)、D2Dを行っていないときにのみサポートされるCAバンドの組み合わせ/レイヤの数、および、D2Dを行っていないときにのみサポートされるnon−CAバンド/レイヤの数を、D2Dをサポートしている端末装置1Bに対して設定しない。これにより、D2Dをサポートしていない基地局装置3Bは、SupportedBandCombination-r10に基づいて、D2Dをサポートしている端末装置1Bに対して、D2Dを行っていたとしてもサポートされるCAバンドの組み合わせ/レイヤの数、および、D2Dを行っていたとしてもサポートされるnon−CAバンド/レイヤの数のみを設定するようになる。
D2Dをサポートしている基地局装置3Bは、SupportedBandCombinationExt-r12(および/または、ProSeBandList-r12)に基づいて、D2Dを行っていないときにのみサポートされるCAバンドの組み合わせ/レイヤの数、および、D2Dを行っていないときにのみサポートされるnon−CAバンド/レイヤの数を、D2DをサポートしておりD2Dを行っていない端末装置1Bに対して設定してもよい。また、D2Dをサポートしている基地局装置3Bは、SupportedBandCombination-r10に基づいて、D2Dを行っていたとしてもサポートされるCAバンドの組み合わせ/レイヤの数、および、D2Dを行っていたとしてもサポートされるnon−CAバンド/レイヤの数を、D2DをサポートしておりD2Dを行っている端末装置1Bに対して設定してもよい。
これにより、端末装置1は、効率的にD2D通信、D2D発見、および/または、セルラの通信を同時に行うことができる。また、D2Dをサポートしていない基地局装置3であっても、D2Dをサポートしている端末装置1と効率的に通信することができる。
尚、第2の実施形態において、あるバンドにおいてD2Dを行っている場合にはサポートされるが、あるバンドとは異なるバンドにおいてD2Dを行っている場合にはサポートされないCAバンドの組み合わせ/non−CAバンド/レイヤの数を示すBandCobinationParameter-r10は、SupportedBandCombinationExt-r12に含まれてもよい。
この場合、SupportedBandCombinationExt-r12に含まれるBandCobinationParameter-r10に対応するProSeBand-r12が必要である。そこで、この場合、ProSeBandList-r12には、SupportedBandCombination-r10に含まれるBandCobinationParameter-r10の数、および、SupportedBandCombinationExt-r12に含まれるBandCobinationParameter-r10の数の合計と同じ数のProSeBand-r12をProSeBandList-r12に含めことが好ましい。
尚、第1の実施形態において、BandCobinationParameter-r10は、SupportedBandCombination-r10は、D2Dを行っていたとしてもサポートされるバンドの組み合わせ/バンド/レイヤの数を示すようにしてもよい。このとき、第1の実施形態において、D2Dをサポートする基地局装置3は、ProseBand-r12に情報(12)、情報(13)、および/または、情報(14)が含まれる場合、端末装置1に対してサイドリンクにおける送信/受信が設定されていない場合、情報(12)、情報(13)、および/または、情報(14)によって示されたバンドにおいて、セルラリンクのために設定可能なセルの数が1つ増えると解釈する。
以下、第3の実施形態について説明する。
従来は、セルラリンクにおける端末装置1の最大出力電力として23dBmが想定されていた。しかし、PSのためのD2D通信/D2D発見の範囲を拡張するために、最大出力電力を31dBmに上げてもよい。
端末装置1のRF部12が備えるパワーアンプのそれぞれは、異なるバンドに対応してもよい。例えば、第1のパワーアンプはバンドAに対応し、第2のパワーアンプはバンドBおよびバンドCに対応してもよい。また、第1のパワーアンプと第2のパワーアンプの最大出力電力は異なってもよい。例えば、第1のパワーアンプの最大出力電力は31dBmであり、第2のパワーアンプの最大出力電力は23dBmであってもよい。この場合、PSのためのD2D通信/発見は、第1のパワーアンプが対応するバンドAで行われることが好ましい。
例えば、最大出力電力が31dBmのパワーアンプの出力電力を23dBmに抑えることでフィルターの要求が満たされることが考えられる。したがって、端末装置1は、バンドによってパワーアンプの出力電力を抑えてもよい。
第3の実施形態の端末装置1は、端末装置1の電力クラスを示す情報を、基地局装置3に送信する。端末装置1の電力クラスを示す情報は、バンドのそれぞれに対応する電力クラスを示す情報、および/または、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスを示す情報を含む。端末装置1の電力クラスを示す情報は、RF-parameters-r10、および/または、RF-parameters-r12によって示されたバンド/バンドの組み合わせに対応してもよい。図12は、第3の実施形態におけるバンド/バンドの組み合わせと電力クラスの対応の一例を示す図である。
例えば、バンドのそれぞれに対応する電力クラスは、該バンドにおいてサポートされる最大出力電力を定義してもよい。また、バンドのそれぞれに対応する電力クラスを示す情報は、該バンドにおいて該情報が示す電力クラスに対応する送信が成功裏にテストされたことを示してもよい。また、バンドのそれぞれに対応する電力クラスは、該バンドにおいてEUTRANの仕様書など規定される要求などを満たすことが成功裏にテストされた最大出力電力を定義してもよい。
例えば、集約されるバンドの組み合わせのそれぞれに対応する電力クラスは、該集約されるバンドの組み合わせにおいてサポートされる最大出力電力を定義してもよい。また、集約されるバンドの組み合わせのそれぞれに対応する電力クラスを示す情報は、該集約されるバンドの組み合わせにおいて該情報が示す電力クラスに対応する送信が成功裏にテストされたことを示してもよい。また、集約されるバンドの組み合わせのそれぞれに対応する電力クラスは、該集約されるバンドの組み合わせにおいてEUTRANの仕様書など規定される要求などを満たすことが成功裏にテストされた最大出力電力を定義してもよい。
例えば、端末装置1は、D2D通信/発見をサポートするバンドに対応する電力クラスとして、最大出力電力31dBmに対応する電力クラスを示す情報を送信してもよい。また、端末装置1は、D2D通信/発見をサポートするバンドに対応する電力クラスとして、最大出力電力23dBmに対応する電力クラスを示す情報を送信してもよい。また、端末装置1は、D2D通信/発見をサポートしないバンドに対応する電力クラスとして、最大出力電力31dBmに対応する電力クラスを示す情報を送信してもよい。また、端末装置1は、D2D通信/発見をサポートしないバンドに対応する電力クラスとして、最大出力電力23dBmに対応する電力クラスを示す情報を送信してもよい。
集約されるバンドは、設定されるサービングセルが属するバンドを含む。また、集約されるバンドは、サイドリンクにおける送信が設定される非サービングセルが属するバンドを含む。非サービングセルは、サービングセル以外のセルである。
第3の実施形態の基地局装置3は、端末装置1の電力クラスを示す該情報を端末装置1から受信し、該情報に基づいて送信電力制御およびスケジューリングを行ってもよい。
前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassは、許容値(tolerance)を考慮しない電力である。
前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassは、前記バンドのチャネル帯域幅内における任意の送信帯域幅に対応する。
前記集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassは、許容値(tolerance)を考慮しない電力である。
前記集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassは、前記集約されるバンドのチャネル帯域幅内における任意の送信帯域幅に対応する。
第3の実施形態の端末装置1は、サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計(total)最大出力電力PCMAXに基づいて、前記サービングセルcにおける上りリンクおよび/またはサイドリンクにおける送信電力を決定する。上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cは、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づき、前記合計最大出力電力PCMAXは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づく。
1つのサービングセルcにおける端末装置1の送信電力は、該サービングセルcに対して設定される最大出力電力PCMAX,cを超えない。端末装置1の合計の送信電力は、設定される合計最大出力電力PCMAXを超えない。
以下、サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,cの定義について詳細に説明する。
サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,cは、数式(1)によって示される範囲内で設定される。すなわち、最大出力電力PCMAX,cはPCMAX_L,cを超えるように設定される。すなわち、最大出力電力PCMAX,cはPCMAX_H,cを超えないように設定される。数式(1)におけるPCMAX_L,cは、数式(2)によって定義される。数式(1)におけるPCMAX_H,cは、数式(3)によって定義される。
Figure 2016072382
Figure 2016072382
Figure 2016072382
ここで、数式(2)および数式(3)におけるPPowerClassは、サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力を示している。
また、PEMAX,cは、サービングセルcに対する、設定されるP-Max(P-Maxを設定するためのパラメータ)によって与えられる値である。P-Maxは、P−MAXの情報要素(P-MAX Information Element)によって与えられてもよい。例えば、P-Maxとして、−30から33のいずれかの値(整数値)が与えらえてもよい。
すなわち、P-Maxは、キャリア周波数における端末装置1の上りリンクまたはサイドリンクの送信電力を制限するため(to limit the UE’s uplink or sidelink transmission power on a carrier frequencyとも称される)に使用されてもよい。また、P-Maxは、セルの選択の基準(Cell Selection Criterion)を与えるために用いられてもよい。例えば、P-Maxは、セルの選択の基準を満たすかどうかを算出するために用いられるパラメータ(パラメータ:Pcompensationとも称される)を計算するために用いられてもよい。すなわち、パラメータ:P-Maxは、パラメータ:PEMAX,cに対応する。
基地局装置3は、P-Maxを示す情報を端末装置1に送信してもよい。非サービングセルにおけるサイドリンクに対するP−Maxは予め設定されていてもよい。非サービングセルにおけるサイドリンクに対するP−Maxは、非サービングセルが属するバンドに対応する電力クラスPPowerClassの値と同じでもよい。
また、MPRc(Maximum Power Reduction)は、サービングセルcに対する、最大の出力の電力(the maximum output power)に対する許容される最大の電力の低減(the allowed maximum output power reduction、低減量)を示す。ここで、MPRcは、高いオーダーの変調(higher order modulation、例えば、QPSKや16QAMなどの変調方式)に起因する。また、MPRcは、帯域幅の設定(リソースブロック)の送信に起因する。すなわち、MPRCは、変調および/またはチャネルの帯域幅に対する端末の最大出力電力を示している。
また、A-MPRc(Additional Maximum Power Reduction)は、サービングセルcに対する、追加の最大の電力の低減(低減量)を示す。ネットワークによる追加のスペクトラム放出(spectrum emission)の要求のシグナルによって、端末装置1はA-MPRcの適用が許可される。
また、ΔTIB,cは、サービングセルcに対する、追加の許容値(the additional tolerance)を示す。ΔTIB,cの値は、バンドの組み合わせ毎に定義される。また、ΔTIB,cは、バンドの組み合わせ内のバンド毎に定義される。ΔTIB,cが定義されない場合、ΔTIB,cの値は0である。図13は、第3の実施形態におけるΔTIB,cの一例を示す図である。
また、DTC,cは、あるバンドにおけるチャネル帯域幅の端における送信帯域幅に対する、追加の許容値を示す。DTC,cは、例えば、1.5dBまたは0dBである。
また、P-MPRcは、電磁エネルギー吸収の要求(electromagnetic energy absorption requirements)などに適用されるコンプライアンスを確保するために許容される最大の電力の低減(the allowed maximum output power reduction、低減量)を示す。
また、MINは括弧内の最小の値を返す関数である。また、MAXは括弧内の最大の値を返す関数である。
サービングセルcに対する測定される最大出力電力PUMAX,cは、数式(4)によって示される範囲内でなくてはならない。
Figure 2016072382
TL、および、THは、バンドおよび電力クラスに対応する許容値である。図14は、第3の実施形態における許容値(TL 、TH)の一例を示す図である。
Tc(PCMAX,c)は、PCMAX_L,cまたはPCMAX_H,cに対応する許容値である。Tc(PCMAX,c)は、入力されるPCMAX_L,cの値またはPCMAX_H,cの値に基づく。図15は、第3の実施形態における許容値Tc(PCMAX_X,c)の一例を示す図である。
以下、端末装置1に対する合計最大出力電力PCMAXの定義について詳細に説明する。
上りリンクおよび/またはサイドリンクの合計最大出力電力PCMAXは、数式(5)によって示される範囲内で設定される。すなわち、最大出力電力PCMAXはPCMAX_Lを超えるように設定される。すなわち、最大出力電力PCMAXはPCMAX_Hを超えないように設定される。
Figure 2016072382
オペレーティングバンド毎に上りリンクに関連する1つのサービングセルをともなう上りリンクにおけるバンド間キャリアアグリゲーション(inter-band contiguous carrier aggregation)に対して、数式(5)におけるPCMAX_Lは数式(6)によって定義され、数式(5)におけるPCMAX_Hは数式(7)によって定義される。
Figure 2016072382
Figure 2016072382
上りリンクにおけるバンド内連続キャリアアグリゲーション(intra-band contiguous carrier aggregation)に対して、数式(5)におけるPCMAX_Lは数式(8)によって定義され、数式(5)におけるPCMAX_Hは数式(9)によって定義される。
Figure 2016072382
Figure 2016072382
ここで、数式(6)、数式(7)、数式(8)、および、数式(9)におけるpPowerClassは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassの真値(linear value)である。
また、pEMAX,cはPEMAX,cの真値である。また、mprcはMPRcの真値である。また、amprcはA-MPRcの真値である。また、DtIB,cはDTIB,cの真値である。また、DtC,cはDTC,cの真値である。また、pmprcはP-MPRcの真値である。
上りリンクおよびサイドリンクにおける全てのサービングセル/非サービングセルに対する測定される合計最大出力電力PUMAXは、数式(10)によって示される範囲内でなくてはならない。
Figure 2016072382
T(PCMAX)は、PCMAX_LまたはPCMAX_Hに対応する許容値である。T(PCMAX)は、入力されるPCMAX_Lの値またはPCMAX_Hの値に基づく。図16、第3の実施形態における許容値T(PCMAX_X)の一例を示す図である。
測定される合計最大出力電力PUMAXは、数式(11)によって与えられる。pUMAX,cは、セルcにおいて測定される最大出力電力PUMAX,cの真値である。
Figure 2016072382
サービングセルcにおけるサブフレームiにおけるPUSCHの送信に対する送信電力PPUSCH,c(i)は、1つまたは複数のパラメータによって制御されてもよい。サービングセルcにおけるサブフレームiにおけるPUSCHの送信に対する送信電力PPUSCH,c(i)は、該サービングセルcに対するPCMAX,c(i)を超えないように、数式(12)によって与えられる。
Figure 2016072382
サービングセルcにおけるサブフレームiにおけるPUCCHの送信に対する送信電力PPUCCH,c(i)は、1つまたは複数のパラメータによって制御されてもよい。サービングセルcにおけるサブフレームiにおけるPUCCHの送信に対する送信電力PPUCCH,c(i)は、該サービングセルcに対するPCMAX,c(i)を超えないように、数式(13)によって与えられる。
Figure 2016072382
サービングセルcまたは非サービングセルcにおけるサブフレームiにおけるサイドリンク物理チャネルの送信に対する送信電力PSL,c(i)は、1つまたは複数のパラメータによって制御されてもよい。サービングセルcまたは非サービングセルcにおけるサブフレームiにおけるサイドリンク物理チャネルの送信に対する送信電力PSL(i)は、該サービングセルcまたは該非サービングセルcに対するPCMAX,c(i)を超えないように、数式(15)によって与えられる。
Figure 2016072382
例えば、サブフレームiにおいて、PUCCHの送信に対する送信電力とPUSCHの送信に対する送信電力とサイドリンク物理チャネルの送信に対する送信電力の合計が、合計最大出力電力pCMAX(i)を超える場合、端末装置1は数式(15)によって示される状態が満たされるようにpSL,c(i)を減らす。pSL,c(i)はPSL,c(i)の真値である。pPUSCH,c(i)はPPUSCH,c(i)の真値である。pPUCCH,c(i)はPPUCCH,c(i)の真値である。端末装置1は、pSL,c(i)を減らすために、v(i)の値を0から1の範囲で制御する。
Figure 2016072382
例えば、サブフレームiにおいて、PUCCHの送信に対する送信電力とPUSCHの送信に対する送信電力の合計が、合計最大出力電力pCMAX(i)を超える場合、端末装置1は数式(16)によって示される状態が満たされるようにpPUSCH,c(i)を減らす。端末装置1は、pPUSCH,c(i)を減らすために、wc(i)の値を0から1の範囲で制御する。wc(i)の値はセル間で異なってもよい。ただし、0にセットされるwc(i)を除いて全てのwc(i)の値は同じである。
Figure 2016072382
(1)本実施形態の端末装置1は、サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計最大出力電力PCMAXに基づいて、前記サービングセルcにおける送信電力を決定する電力制御部を備え、上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cは、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づき、前記合計最大出力電力PCMAXは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づく。
(2)本実施形態の端末装置1は、サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計最大出力電力PCMAXに基づいて、前記サービングセルcにおける送信電力を決定する電力制御部を備える。
(3)上記の電力制御部は、上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、集約されるバンドの組み合わせに基づいて、前記集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスを決定し、前記集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づいて、合計最大出力電力PCMAXを設定する。
(4)本実施形態の基地局装置3は、バンドに対応する電力クラスを示す情報、および、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスを示す情報を、端末装置から受信する受信部を備え、サービングセルcにおける前記端末装置の送信電力は、サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計最大出力電力PCMAXに基づいて決定され、上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cは、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づき、前記合計最大出力電力PCMAXは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づく。
これにより、基地局装置3は端末装置1の送信電力を効率的に制御することができる。また、端末装置1と基地局装置3が効率的に通信することができる。
本発明に関わる基地局装置3、および端末装置1で動作するプログラムは、本発明に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU(Central Processing Unit)等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)であっても良い。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM(Random Access Memory)に蓄積され、その後、Flash ROM(Read Only Memory)などの各種ROMやHDD(Hard Disk Drive)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行われる。
尚、上述した実施形態における端末装置1、基地局装置3の一部、をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。
尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、端末装置1、又は基地局装置3に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した実施形態における基地局装置3は、複数の装置から構成される集合体(装置グループ)として実現することもできる。装置グループを構成する装置の各々は、上述した実施形態に関わる基地局装置3の各機能または各機能ブロックの一部、または、全部を備えてもよい。装置グループとして、基地局装置3の一通りの各機能または各機能ブロックを有していればよい。また、上述した実施形態に関わる端末装置1は、集合体としての基地局装置と通信することも可能である。
また、上述した実施形態における基地局装置3は、EUTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)であってもよい。また、上述した実施形態における基地局装置3は、eNodeBに対する上位ノードの機能の一部または全部を有してもよい。
また、上述した実施形態における端末装置1、基地局装置3の一部、又は全部を典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよいし、チップセットとして実現してもよい。端末装置1、基地局装置3の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
また、上述した実施形態では、通信装置の一例として端末装置を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型、または可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、自動車、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置にも適用出来る。
以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
1(1A、1B、1C) 端末装置
3(3A、3B) 基地局装置
10 無線送受信部
11 アンテナ部
12 RF部
13 ベースバンド部
14 上位層処理部
15 D2D制御部
16 無線リソース制御部
30 無線送受信部
31 アンテナ部
32 RF部
33 ベースバンド部
34 上位層処理部
35 D2D制御部
36 無線リソース制御部

Claims (20)

  1. サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計最大出力電力PCMAXに基づいて、前記サービングセルcにおける送信電力を決定する電力制御部を備え、
    上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、
    前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cは、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づき、
    前記合計最大出力電力PCMAXは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づく
    端末装置。
  2. サービングセルcが属するバンドに基づいて、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスを決定し、
    前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づいて、前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cを設定する電力制御部を備える
    端末装置。
  3. 前記電力制御部は、
    上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、
    集約されるバンドの組み合わせに基づいて、前記集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスを決定し、
    前記集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づいて、合計最大出力電力PCMAXを設定する
    請求項2の端末装置。
  4. 前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassは、許容値を考慮しない電力である
    請求項1または2の端末装置。
  5. 前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassは、前記バンドのチャネル帯域幅内における任意の送信帯域幅に対応する
    請求項1、2または4の端末装置。
  6. 前記集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassは、許容値を考慮しない電力である
    請求項1または3の端末装置。
  7. 前記集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassは、前記集約されるバンドのチャネル帯域幅内における任意の送信帯域幅に対応する
    請求項1、3、6の端末装置。
  8. 前記バンドに対応する電力クラスを示す情報を送信する送信部を備える
    請求項1から7の端末装置。
  9. 前記送信部は、前記集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスを示す情報を送信する
    請求項8の端末装置。
  10. 端末装置に用いられる通信方法であって、
    サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計最大出力電力PCMAXに基づいて、前記サービングセルcにおける送信電力を決定し、
    上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、
    前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cは、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づき、
    前記合計最大出力電力PCMAXは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づく
    通信方法。
  11. 端末装置に用いられる通信方法であって、
    サービングセルcが属するバンドに基づいて、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスを決定し、
    前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づいて、前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cを設定する
    通信方法。
  12. 端末装置に実装される集積回路であって、
    サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計最大出力電力PCMAXに基づいて、前記サービングセルcにおける送信電力を決定する機能を含む一連の機能を前記端末装置に発揮させ、
    上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、
    前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cは、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づき、
    前記合計最大出力電力PCMAXは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づく
    集積回路。
  13. 端末装置に実装される集積回路であって、
    サービングセルcが属するバンドに基づいて、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスを決定する機能と、
    前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づいて、前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cを設定する機能と、を含む一連の機能を前記端末装置に発揮させる
    集積回路。
  14. バンドに対応する電力クラスを示す情報、および、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスを示す情報を、端末装置から受信する受信部を備え、
    サービングセルcにおける前記端末装置の送信電力は、サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計最大出力電力PCMAXに基づいて決定され、
    上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、
    前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cは、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づき、
    前記合計最大出力電力PCMAXは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づく
    基地局装置。
  15. 前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassは、許容値を考慮しない電力である
    請求項14の基地局装置。
  16. 前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassは、前記バンドのチャネル帯域幅内における任意の送信帯域幅に対応する
    請求項14または15の基地局装置。
  17. 前記集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassは、許容値を考慮しない電力である
    請求項14の端末装置。
  18. 前記集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassは、前記集約されるバンドのチャネル帯域幅内における任意の送信帯域幅に対応する
    請求項14または17の端末装置。
  19. 基地局装置に用いられる通信方法であって、
    バンドに対応する電力クラスを示す情報、および、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスを示す情報を、端末装置から受信し、
    サービングセルcにおける前記端末装置の送信電力は、サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計最大出力電力PCMAXに基づいて決定され、
    上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、
    前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cは、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づき、
    前記合計最大出力電力PCMAXは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づく
    通信方法。
  20. 基地局装置に実装される集積回路であって、
    バンドに対応する電力クラスを示す情報、および、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスを示す情報を、端末装置から受信する機能を含む一連の機能を前記基地局装置に発揮させ、
    サービングセルcにおける前記端末装置の送信電力は、サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,C、および、合計最大出力電力PCMAXに基づいて決定され、
    上りリンクのキャリアアグリゲーションに対して、
    前記サービングセルcに対する最大出力電力PCMAX,Cは、前記サービングセルcが属するバンドに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づき、
    前記合計最大出力電力PCMAXは、集約されるバンドの組み合わせに対応する電力クラスによって定義される最大出力電力PPowerClassに基づく
    集積回路。
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