JPWO2016027509A1 - 燃焼器の筒、燃焼器の筒の製造方法、圧力容器 - Google Patents

燃焼器の筒、燃焼器の筒の製造方法、圧力容器 Download PDF

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Abstract

燃焼器の筒は、内部に燃焼ガスが流れる筒本体(4)と、筒本体(4)を外側から覆い、内周面と筒本体(4)の外周面と間に高圧流体が流れ込む流体空間(FS)を形成するジャケット板(61)と、筒本体(4)及びジャケット板(61)を接続するリブ(62)と、を備えている。リブ(62)は、筒本体(4)の軸線を基準とする径方向の筒本体(4)側の筒側端部(621a)が、前記軸線の軸方向の両側から溶接されて筒本体(4)に接続されている。前記径方向のジャケット板(61)側のジャケット側端部(621b)が、前記軸方向の両側から溶接されてジャケット板(61)に接続されている。

Description

本発明は、燃焼器の筒、燃焼器の筒の製造方法、圧力容器に関する。
ガスタービンでは、圧縮機で加圧された空気を燃焼器で燃料と混合して高温の流体である燃焼ガスを発生させ、静翼及び動翼が交互に配設されたタービンの燃焼ガス流路内に導入する。また、燃焼ガス流路内を流通する燃焼ガスによって動翼及びロータを回転させることにより、燃焼ガスのエネルギーを回転エネルギーとして出力するとともに、圧縮機や発電機に回転駆動力を与えている。
ガスタービンの燃焼器では、高温・高圧の燃焼ガスをタービンに送るために、尾筒や内筒等の部品が高温の燃焼ガスに曝されている。そのため、燃焼器に用いられる部品は、高温になった部品を冷却するために冷却空気や蒸気を導入する構造を有している。
例えば、燃焼器の尾筒の外周側に冷媒通路が形成された冷却ジャケットを設け、冷媒通路に蒸気を通過させる構造が特許文献1に開示されている。この冷却ジャケットには、高圧の蒸気によって冷媒通路内の圧力が高くなり、変形してしまうことを抑制するリブが複数設けられている。これらのリブは、内側に冷媒通路を形成するために、冷却ジャケットの壁面を形成する板材と一体に形成されている。そのため、リブを尾筒の外周面に接続する場合には、冷媒通路側である冷却ジャケットの内側からは溶接できずに、外側のみを溶接してリブを尾筒の外周面に接続している。
特開2011−190717号公報
しかしながら、片側溶接となることで、圧力の高い内側からき裂が進展するおそれがあり、リブの接合強度を向上させる必要がある。
本発明は、リブの接合強度を向上することが可能な燃焼器の筒、燃焼器の筒の製造方法、及び圧力容器を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明の第一の態様における燃焼器の筒は、内部に燃焼ガスが流れる筒本体と、前記筒本体を外側から覆い、内周面と前記筒本体の外周面と間に高圧流体が流れ込む流体空間を形成するジャケット板と、前記筒本体及び前記ジャケット板を接続するリブと、を備え、前記リブは、前記筒本体の軸線を基準とする径方向の前記筒本体側の筒側端部が、前記軸線の軸方向の両側から溶接されて前記筒本体に接続され、前記径方向の前記ジャケット板側のジャケット側端部が、前記軸方向の両側から溶接されて前記ジャケット板に接続されている。
このような構成によれば、リブの筒側端部が軸方向の両側から筒本体に対して溶接され、ジャケット側端部が軸方向の両側からジャケット板に対して溶接されている。そのため、筒本体に対して、リブを軸方向の片側だけでなく両側から挟み込むように溶接し、筒側端部に対してリブを強固に固定することができる。同様に、ジャケット板に対してリブの軸方向の両側が溶接されることで、ジャケット側端部に対してリブを強固に固定することができる。また、軸方向の片側からではなく両側から溶接されることで、軸方向の両側のどちらからもき裂を進展しづらくすることができる。これにより、筒本体やジャケット板に対してリブを強固に固定することができる。
また、上記燃焼器の筒では、前記筒本体と前記ジャケット板とは、前記筒本体の外周面と前記ジャケット板の内周面との間隔が前記軸方向で一定であり、前記リブは、前記筒本体の外周面及び前記ジャケット板の内周面に対してそれぞれ垂直に形成されていてもよい。
このような構成によれば、リブが筒本体の外周面やジャケット板の内周面に対してそれぞれ垂直に形成されていることで、流体空間に流れ込んだ高圧流体によってリブが押されて負荷が生じた場合に、リブに生じる曲げ応力をより低減することができる。これにより、筒本体やジャケット板に対してリブをより強固に固定することができる。
また、上記燃焼器の筒では、前記リブは、前記軸線に対する周方向に互いに間隔を開けて複数配置され、前記筒本体及び前記ジャケット板に接続されるリブ本体と、前記リブ本体を前記周方向に互いに接続させる複数のブリッジ部とを有していてもよい。
このような構成によれば、リブが複数のリブ本体をブリッジ部によって接続させる構造をなしていることで、リブとしての強度を向上させることができる。したがって、リブに生じる曲げ応力をより一層低減することができ、筒本体やジャケット板に対してリブをより強固に固定することができる。
また、上記燃焼器の筒では、前記ジャケット板は、前記ジャケット側端部に対して前記軸方向の一方側に配置される第一ジャケット板と、前記ジャケット側端部の前記軸方向の他方側に配置される第二ジャケット板とを有し、前記第一ジャケット板と前記第二ジャケット板とは、前記ジャケット側端部において前記リブに接続されていてもよい。
このような構成によれば、ジャケット板が第一ジャケット板と第二ジャケット板とに分かれていることで、リブに対してジャケット板を容易に溶接することができる。具体的には、リブのジャケット側端部の軸方向の一方側と他方側とでジャケット板が別部品であるために、ジャケット側端部に対して第一ジャケット板と第二ジャケット板とを別々に位置を併せて配置することが容易にできる。したがって、ジャケット側端部において、リブを第一ジャケット板及び第二ジャケット板に対して軸方向の両側から容易に溶接することができる。
また、上記燃焼器の筒では、前記ジャケット板は、前記径方向に貫通する貫通孔が形成され、前記リブは、前記貫通孔に前記ジャケット側端部が挿入されて溶接されることで、前記ジャケット板に接続されていてもよい。
このような構成によれば、貫通孔が形成されたジャケット板を用いることで、ジャケット板を一つの部材としても、貫通孔からジャケット側端部を容易に溶接することができる。そのため、リブを軸方向の両側から溶接しながら、少ない部品点数で冷却ジャケット部を形成できる。これにより、作業工数や作業コストを低減することができる。
また、本発明の第二の態様における燃焼器の筒の製造方法は、内部に燃焼ガスが流れる筒本体と、前記筒本体を外側から覆い、内周面と前記筒本体の外周面と間に高圧流体が流れ込む流体空間を形成するジャケット板と、前記筒本体及び前記ジャケット板を接続するリブと、を準備する準備工程と、前記リブの前記筒本体の軸線を基準とする径方向の前記筒本体側の筒側端部を、前記軸線の軸方向の両側から溶接して前記筒本体に接続する第一溶接工程と、前記リブの前記径方向の前記ジャケット板側のジャケット側端部を、前記軸方向の両側から溶接して前記ジャケット板に接続する第二溶接工程と、を備える。
このような構成によれば、第一溶接工程においてリブの筒側端部が軸方向の両側から筒本体に対して溶接され、第二溶接工程においてジャケット側端部が軸方向の両側からジャケット板に対して溶接されている。そのため、筒本体に対して、リブを軸方向の片側だけでなく両側から挟み込むように溶接し、筒側端部に対してリブを強固に固定することができる。同様に、ジャケット板に対してリブの軸方向の両側が溶接されることで、ジャケット側端部に対してリブを強固に固定することができる。また、軸方向の片側からではなく両側から溶接されることで、軸方向の両側のどちらからもき裂を進展しづらくすることができる。これにより、高圧流体が流通する流体空間内で負荷を受けても接合された状態を安定して維持でき、筒本体とジャケット板とに対してリブを強固に固定することができる。
また、上記燃焼器の筒の製造方法では、前記準備工程では、前記リブの前記ジャケット側端部に対して前記軸方向の一方側に配置される第一ジャケット板と、前記ジャケット側端部の前記軸方向の他方側に配置される第二ジャケット板とを準備し、前記第二溶接工程は、前記第一ジャケット板と前記第二ジャケット板とを、前記ジャケット側端部において前記リブに接続してもよい。
このような構成によれば、ジャケット板が第一ジャケット板と第二ジャケット板とに分かれていることで、大型の複数の部品に分けて作業を行うことができる。これにより、リブに対してジャケット板をより容易に溶接することができる。
また、上記燃焼器の筒の製造方法では、前記準備工程では、前記径方向に貫通する貫通孔が形成された前記ジャケット板を準備し、前記第二溶接工程は、前記貫通孔に前記ジャケット側端部が挿入して溶接することで、前記リブを前記ジャケット板に接続してもよい。
このような構成によれば、第二溶接工程で貫通孔が形成されたジャケット板を用いることで、ジャケット板を一つの部材としても、貫通孔からジャケット側端部を溶接することができる。そのため、リブを軸方向の両側から溶接しながら、少ない部品点数で冷却ジャケット部を形成できる。これにより、作業工数や作業コストを低減することができる。
また、本発明の第三の態様における圧力容器は、第一壁板と、前記第一壁板と間隔を開けて対向し、前記第一壁板との間に高圧流体が流れ込む流体空間を形成する第二壁板と、前記第一壁板と前記第二壁板とを接続するリブとを備え、前記リブは、前記第一壁板と前記第二壁板との離間する離間方向における前記第一壁板側の第一端部が、前記リブを基準として前記離間方向に対して垂直な方向の一方側及び反対である他方側から溶接されて前記第一壁板に接続され、前記第二壁板側の第二端部が、前記リブを基準として一方側及び反対である他方側から溶接されて前記第二壁板に接続されている。
このような構成によれば、リブの第一端部が離間方向に対して垂直な方向の両側から第一壁板に対して溶接され、第二端部が離間方向に対して垂直な方向の両側から第二壁板に対して溶接されている。そのため、第一壁板の面に対して、リブを離間方向に対して垂直な方向の片側だけでなく両側から挟み込むように溶接し、第一端部における溶接強度を向上させることができる。同様に、第二壁板に対してリブの離間方向に対して垂直な方向の両側が溶接されることで、第二端部に置ける溶接強度を向上させることができる。これにより、高圧流体が流通する流体空間内で負荷を受けても接合された状態を安定して維持できるほど、第一壁板や第二壁板に対してリブを強固に固定することができる。
この発明に係る燃焼器の筒、燃焼器の筒の製造方法、及び圧力容器によれば、リブの端部を軸方向の両側から溶接することで、リブの接合強度を向上させることができる。
本発明の実施形態におけるガスタービンの要部切欠側面を説明する側面図である。 本発明の実施形態におけるガスタービンの要部断面図である。 図2におけるIII‐III断面を示す断面図である。 図3におけるIV−IV断面を示す断面図である。 図4におけるV−V断面視の様子を説明する図である。 第二実施形態における図3におけるIV−IV断面に相当する断面を示す断面図である。 図6におけるVII−VII断面視の様子を説明する図である。 第三実施形態における図3におけるIV−IV断面に相当する断面を示す断面図である。 図8におけるIX−IX断面視の様子を説明する図である。
《第一実施形態》
以下、本発明に係る第一実施形態について図1から図5を参照して説明する。
ガスタービン100は、図1に示すように、外気を圧縮して圧縮空気Aを生成する圧縮機101と、燃料供給源からの燃料Xを圧縮空気Aに混合して燃焼させて燃焼ガスGを生成する複数の燃焼器1と、燃焼ガスGにより駆動するタービン102と、を備えている。
タービン102は、ケーシング103と、このケーシング103内でロータ軸Arを中心として回転するタービンロータ104とを備えている。このタービンロータ104は、例えば、このタービンロータ104の回転で発電する発電機(図示されていない。)と接続されている。
圧縮機101は、タービン102に対して、ロータ軸Arの一方側に配置されている。タービン102のケーシング103は、ロータ軸Arを中心として円筒状をなしている。圧縮機101では、圧縮空気Aの一部を冷却空気としてタービン102や燃焼器1に供給している。複数の燃焼器1は、ロータ軸Arに対する周方向Dcに互いの間隔をあけて、このケーシング103に取り付けられている。
燃焼器1は、図2に示すように、タービン102のケーシング103内に配置され、高温・高圧の燃焼ガスGをタービン102に送る尾筒3と、この尾筒3内に燃料X及び圧縮空気Aを供給する燃料供給部2と、を備えている。
燃料供給部2は、内筒20と、内筒20内に拡散火炎を形成するパイロットノズル21と、このパイロットノズル21を中心として周方向Dcに等間隔で配置され、内筒20内に予混合火炎を形成する複数のメインノズル22と、を有している。
尾筒3(燃焼器の筒)は、内筒20と接続され、内筒20で生成された高温・高圧の燃焼ガスGをタービン102に供給可能とされている。尾筒3は、図2に示すように、筒状をなす筒本体4と、筒本体4を外側から覆うように形成される冷却ジャケット部6とを備えている。
ここで、筒本体4の軸線Acが延びている方向を軸方向Da、この軸線Acを基準とした周方向Dcを単に周方向Dc、この軸線Acを基準にした径方向Drを単に径方向Drとする。
また、径方向Drであって軸線Acから遠ざかる側を径方向Dr外側、その反対側を径方向Dr内側とする。さらに、軸方向Daであって、燃料供給部2に対して尾筒3が存在する側を下流側、その反対側を上流側とする。
なお、本実施形態における筒本体4の軸線Acとは、筒本体4の延在する方向と交差する各断面において、重心位置を通る線である。
筒本体4は、内部に燃焼ガスGが流れる。筒本体4は、軸方向Daの上流側から下流側に向かって徐々に断面積が小さくなるように形成されている。筒本体4は、下流端に外周面4bから径方向Dr外側に向かって延びるフランジ部41が形成されている。筒本体4は、その上流端である入口部分が内筒20に接続され、下流端である出口部分がタービン102の第一段静翼105と接続されている。本実施形態の筒本体4は、図3に示すように、断面扇形をなして筒状に形成され、内周面4aと外周面4bとの間に複数の冷却流路4cが形成されている。本実施形態の筒本体4は、フランジ部41の上流側であってフランジ部41に沿った位置に、外周面4bから内周面4a側へ凹む溝部4d(図4参照)が周方向Dcに延びて形成されている。
冷却流路4cは、上流側において、筒本体4の外周面4bに設けられて外部から高圧蒸気P(高圧流体)が流入する蒸気流入ジャケット部5(図2参照)と接続されている。冷却流路4cは、蒸気流入ジャケット部5から高圧蒸気Pが導入され、下流側まで流通させている。冷却流路4cは、下流端で溝部4dと連通している。本実施形態の冷却流路4cは、断面円形状をなしており、周方向Dcに互いの間隔をあけて筒本体4の内周面4aと外周面4bとの間に複数形成されている。
溝部4dは、図4に示すように、冷却流路4cの下流側の開口の全体が溝部4dの側面に面するように、筒本体4の外周面4bから冷却流路4cの径方向Dr内側の縁までの距離と、筒本体4の外周面4bから溝部4dの底までの距離とが同じとなるよう形成されている。
冷却ジャケット部6は、筒本体4の下流側の出口部分に形成されている。本実施形態の冷却ジャケット部6は、図4に示すように、筒本体4を外側から覆うジャケット板61と、筒本体4とジャケット板61とを接続するリブ62とを有している。
ジャケット板61は、その内周面61aと筒本体4の外周面4b及びフランジ部41と間に高圧蒸気Pが流れ込む流体空間FSを形成する。本実施形態の流体空間FSは、溝部4dを介して冷却流路4cの下流端と連通しており、冷却流路4cを流通した高圧蒸気Pが流入する。この流体空間FSでは、下流側から上流側に向かって、ゆっくりと高圧蒸気Pが流れ、不図示の蒸気出口から高圧蒸気Pが外部に排出される。本実施形態のジャケット板61は、上流側に配置される第一ジャケット板611と、下流側に配置される第二ジャケット板612とを有する。
第一ジャケット板611は、筒本体4の外周面4bとリブ62とに接続されている。第一ジャケット板611は、筒本体4の外周面4bと間に空間を形成するように、筒本体4の外周面4bと間隔を開けて配置されている。本実施形態の第一ジャケット板611は、平板状をなしてリブ62に接続される平板部611aと、湾曲形状をなして平板部611aと一体に形成され、筒本体4の外周面4bと接続される湾曲部611bとを有する。
平板部611aは、筒本体4の外周面4bに沿って延びており、軸線Acと平行な断面形状が矩形状をなしている。平板部611aは、筒本体4側を向く内周面611cと筒本体4の外周面4bとが間隔を開けて対向して形成されている。平板部611aは、その内周面611cと筒本体4の外周面4bとの間隔が軸方向Daに一定に形成されている。平板部611aは、下流側の端部がリブ62に対して溶接されている。
湾曲部611bは、平板部611aから一体をなして上流側に延びており、軸線Acと平行な断面形状が外側に向かって凸形状をなしている。湾曲部611bは、上流側の端部が筒本体4の外周面4bに対して、外側から溶接されている。
第二ジャケット板612は、リブ62と筒本体4のフランジ部41とに接続されている。第二ジャケット板612は、筒本体4の外周面4bと間に空間を形成するように、筒本体4の外周面4bと間隔を開けて配置されている。本実施形態の第二ジャケット板612は、軸線Acと交差する断面形状が矩形状をなしている。第二ジャケット板612は、筒本体4側を向く内周面612aと筒本体4の外周面4bとの間隔が、第一ジャケット板611の平板部611aと同じ間隔で、軸方向Daに一定に形成されている。第二ジャケット部は、上流側の端部がリブ62に対して径方向Dr外側から溶接され、下流側の端部がフランジ部41の上流側を向く面に対して径方向Dr外側から溶接されている。
リブ62は、径方向Dr内側の端部を筒側端部621aとし、径方向Dr外側の端部をジャケット側端部621bとするリブ本体621を有する。
リブ本体621は、周方向Dcに互いに間隔を開けて複数配置されている。リブ本体621は、筒本体4の外周面4bと、ジャケット板61の内周面61aとに対して垂直となるように形成されている。リブ本体621は、筒側端部621aが軸方向Daの両側から溶接されて筒本体4に接続されている。リブ本体621は、ジャケット側端部621bが軸方向Daの両側から溶接されてジャケット板61に接続されている。
具体的には、本実施形態のリブ本体621は、周方向Dcに延びる板状部材である。本実施形態のリブ本体621は、軸線Acと平行な断面形状において、ジャケット側端部621bが平面状に形成され、筒側端部621aがジャケット側端部621b側から筒側端部621a側に向かって次第に縮径するよう鋭角に形成されている。本実施形態のリブ本体621では、鋭角に形成されている筒側端部621aが、筒本体4の外周面4bに対して軸方向Daの両側からそれぞれ溶接されている。本実施形態のリブ本体621では、ジャケット側端部621bが、図5に示すように、第一ジャケット板611と第二ジャケット板612との間に配置され、第一ジャケット板611と第二ジャケット板612とに対して軸方向Daの両側を含む径方向Dr外側から溶接されている。
なお、リブ62が配置されていない第一ジャケット板611と第二ジャケット板612との軸方向Daの隙間も溶接されて接続されている。
次に、第一実施形態における燃焼器の筒の製造方法について説明する。
尾筒3(燃焼器の筒)の製造方法では、冷却ジャケット部6を有する尾筒3を製造する。本実施形態の尾筒の製造方法S10は、筒本体4、ジャケット板61、及びリブ62を事前に準備する準備工程S11と、筒本体4にリブ62を溶接する第一溶接工程S12と、リブ62にジャケット板61を溶接する第二溶接工程S13と、ジャケット板61を筒本体4に対して溶接する第三溶接工程S14とを含んでいる。
準備工程S11では、事前に尾筒3を製造するために必要な部材を準備する。本実施形態の準備工程S11では、上述したような筒本体4と、ジャケット板61と、リブ62とを準備する。本実施形態の準備工程S11では、ジャケット板61として、第一ジャケット板611と第二ジャケット板612とを準備し、リブ62として、複数のリブ本体621を準備する。
第一溶接工程S12では、リブ本体621の筒側端部621aを、軸方向Daの両側から溶接して筒本体4に接続する。具体的には、本実施形態の第一溶接工程S12では、筒本体4の外周面4bに対して、筒側端部621aを向けてリブ本体621を垂直に配置する。本実施形態の第一溶接工程S12では、垂直に配置したリブ本体621の鋭角な形状をなす筒側端部621aと、筒本体4の外周面4bとの隙間を埋めるように軸方向Daの一方側から溶接した後に、他方側から溶接する。例えば、本実施形態で、軸方向Daの上流側から溶接した場合には、その後、軸方向Daの他方側である下流側から筒側端部621aと筒本体4の外周面4bとの隙間を埋めるように溶接する。本実施形態の第一溶接工程S12は、筒本体4に接続されるリブ本体621の数に合わせて複数回実施される。
第二溶接工程S13では、リブ本体621のジャケット側端部621bを、軸方向Daの両側から溶接してジャケット板61に接続する。具体的には、本実施形態の第二溶接工程S13では、第一溶接工程S12で筒本体4に溶接されたリブ本体621のジャケット側端部621bに対して、第一ジャケット板611と第二ジャケット板612とを垂直に配置する。本実施形態の第二溶接工程S13では、ジャケット側端部621bに対して、第一ジャケット板611と第二ジャケット板612とが配置された状態で、径方向Dr外側からジャケット側端部621bと、第一ジャケット板611の下流側の端部及び第二ジャケット板612の上流側の端部とを溶接する。これにより、第二溶接工程S13では、ジャケット側端部621bを、軸方向Daの両側から溶接した状態と同様の状態で第一ジャケット板611及び第二ジャケット板612に対して溶接しつつ、第一ジャケット板611と第二ジャケット板612とを互いに溶接して接続する。また、本実施形態の第二溶接工程S13では、リブ本体621が配置されていないリブ本体621同士の周方向Dcの間においては、第一ジャケット板611と第二ジャケット板612との軸方向Daの隙間を径方向Dr外側から周方向Dcにわたって溶接し、第一ジャケット板611と第二ジャケット板612とを接続する。
第三溶接工程S14では、リブ62に溶接されたジャケット板61を筒本体4に対して溶接して接続する。本実施形態の第三溶接工程S14では、リブ本体621に溶接された第一ジャケット板611を筒本体4の外周面4bに溶接し、第二ジャケット板612をフランジ部41に溶接する。具体的には、本実施形態の第三溶接工程S14では、第一ジャケット板611の湾曲部611bの上流側の端部と、筒本体4の外周面4bとを径方向Dr外側かつ軸方向Daの上流側から、周方向Dcにわたって溶接する。本実施形態の第三溶接工程S14では、第二ジャケット板612の下流側の端部と、フランジ部41の上流側を向く面とを径方向Dr外側から周方向Dcにわたって溶接する。
次に、上記ガスタービン100の作用について説明する。
第一実施形態のガスタービン100によれば、圧縮機101からの圧縮空気Aは、タービン102のケーシング103内に入り、燃焼器1内に流れ込む。燃焼器1では、メインノズル22及びパイロットノズル21によって、この圧縮空気Aと共に外部から供給される燃料Xを燃焼して、燃焼ガスGが生成される。この燃焼ガスGは、燃焼ガス流路を通る過程で、動翼本体に接して、タービンロータ104をロータ軸Ar回りに回転させる。
また、尾筒3では、メインノズル22及びパイロットノズル21によって生成された高温の燃焼ガスGが、筒本体4の内部を上流側から下流側に向かって流通する。筒本体4は、下流側に向かうにしたがって徐々に断面積が小さくなるように形成されている。そのため、筒本体4では、フランジ部41が形成されている下流端に向かうにしたがって、燃焼ガスGの熱伝達率が高まり、下流端が最も熱的に厳しい環境下に晒されている。
そこで、本実施形態では、筒本体4の内周面4aと外周面4bとの間に形成された冷却流路4cに空気よりも熱容量の大きい高圧蒸気Pを流す。冷却用の高圧蒸気Pは、外部から蒸気流入ジャケット部5に流入し、この蒸気流入ジャケット部5内から筒本体4の複数の冷却流路4cに流れ込む。高圧蒸気Pは、この筒本体4の各冷却流路4cを通る過程で、筒本体4を冷却する。その後、高圧蒸気Pは、筒本体4の冷却流路4cから、溝部4d内に噴出し、下流側の溝部4dの側面、及びこの下流側の溝部4dの側面に連なっているフランジ部41の上流側を向く面に衝突し、フランジ部41をインピンジメント冷却する。
フランジ部41の上流側を向く面に衝突した高圧蒸気Pは、筒本体4の下流端の外周側に設けられている冷却ジャケット部6の流体空間FS内に流入し、この冷却ジャケット部6から不図示の配管を介して回収される。この冷却ジャケット部6は、冷却流路4cに比べて内容積が比較的大きく形成されている。そのため、筒本体4の冷却流路4cから噴出した高圧蒸気Pの流れ抵抗を少なくすることができ、筒本体4の冷却流路4cに流す高圧蒸気Pの流量を多くすることができる。
上記のような尾筒3では、高圧蒸気Pが第一ジャケット板611と第二ジャケット板612とによって形成される流体空間FSに冷却流路4cから流れ込むことで、流体空間FS内から外部に向かって圧力が生じる。そのため、リブ本体621や第一ジャケット板611や第二ジャケット板612に対して応力が生じ、溶接されている溶接部分に対して負荷が生じる。ここで、仮に溶接強度が不十分な場合には、リブ本体621の溶接部分を引きはがすように力が集中してしまい、溶接部分にき裂が生じ、このき裂が進展することでリブ本体621の溶接部分が損傷する恐れがあった。
ところが、本実施形態では、第一溶接工程S12においてリブ本体621の筒側端部621aが軸方向Daの両側から筒本体4に対して溶接され、第二溶接工程S13においてジャケット側端部621bが軸方向Daの両側を含む径方向Dr外側から第一ジャケット板611と第二ジャケット板612とに対して溶接されている。そのため、筒本体4の外周面4bに対して、リブ本体621を軸方向Daの片側だけでなく両側から挟み込むように溶接し、筒側端部621aに対してリブ本体621を強固に固定することができる。同様に、第一ジャケット板611や第二ジャケット板612に対してリブ本体621の軸方向Daの両側が溶接されることで、ジャケット側端部621bに対してリブ本体621を強固に固定することができる。また、軸方向Daの片側からではなく両側から溶接されることで、軸方向Daの両側のどちらからもき裂が進展しづらくすることができる。そのため、第一溶接工程S12及び第二溶接工程S13によって、溶接部分にき裂をより生じにくくすることができる。これにより、高圧蒸気Pが流通する流体空間FS内で負荷を受けても接合された状態を安定して維持できるほど、筒本体4や第一ジャケット板611及び第二ジャケット板612に対してリブ本体621を強固に固定することができる。したがって、筒本体4や第一ジャケット板611及び第二ジャケット板612に対するリブ62の接合強度を向上させることができる。
また、リブ本体621が筒本体4の外周面4bや第一ジャケット板611及び第二ジャケット板612の内周面611c,612aに対してそれぞれ垂直に形成されていることで、流体空間FSに流れ込んだ高圧蒸気Pによってリブ本体621が押されて負荷が生じた場合に、リブ本体621に生じる曲げ応力をより低減することができる。これにより、筒本体4や第一ジャケット板611及び第二ジャケット板612に対してリブ本体621をより強固に固定することができる。
さらに、ジャケット板61が第一ジャケット板611と第二ジャケット板612とに分かれていることで、リブ本体621に対してジャケット板61を容易に溶接することができる。具体的には、リブ本体621のジャケット側端部621bの軸方向Daの上流側と下流側とでジャケット板61が別部品であるために、ジャケット側端部621bに対して第一ジャケット板611と第二ジャケット板612とを別々に位置を併せて配置することが容易にできる。したがって、ジャケット側端部621bにおいて、リブ本体621を第一ジャケット板611及び第二ジャケット板612に対して軸方向Daの両側から容易に溶接することができる。
また、第一溶接工程S12にて筒本体4の外周面4bに対してリブ本体621の筒側端部621aを軸方向Daの両側から溶接した後で、第二溶接工程S13によって第一ジャケット板611及び第二ジャケット板612に対してリブ本体621を溶接できる。そのため、第一溶接工程S12で筒側端部621aの軸方向Daの両側を溶接した後で、軸方向Daの上流側及び下流側が確実に溶接されているかを容易に確認することができる。また、第一溶接工程S12では、ジャケット板61が配置されていない状態で、リブ本体621の筒側端部621aを軸方向Daの両側から溶接することができる。そのため、筒側端部621aを軸方向Daの上流側及び下流側を確認しながら容易に溶接することができる。
さらに、ジャケット板61が第一ジャケット板611と第二ジャケット板612とに分かれていることで、大型の複数の部品に分けて作業を行うことができる。これにより、リブ本体621に対してジャケット板61をより容易に溶接することができる。
《第二実施形態》
次に、図6及び図7を参照して第二実施形態の尾筒3について説明する。
第二実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第二実施形態の尾筒3は、リブ72の構成について第一実施形態と相違する。
第二実施形態のリブ72は、図6に示すように、第一実施形態と同様のリブ本体721と、リブ本体721を周方向Dcに互いに接続させる複数のブリッジ部722とを有する。
ブリッジ部722は、周方向Dcに隣接するリブ本体721の周方向Dcに対向する端面を接続している。本実施形態にブリッジ部722は、ジャケット側端部721b側において複数のリブ本体721の周方向Dcを向く面を接続するよう形成されている。具体的には、本実施形態のブリッジ部722は、ジャケット側端部721bがリブ本体721と一体に形成され、平滑な同一平面となっている。本実施形態のブリッジ部722は、第一ジャケット板611及び第二ジャケット板612に溶接された状態で、筒側端部721a側が第一ジャケット板611及び第二ジャケット板612の内周面4aから突出するように、軸線Acと平行な断面形状が形成されている。したがって、本実施形態では、複数のブリッジ部722が、複数のリブ本体721と一体に形成され、周方向Dcに延びる一つの部材としてリブ72を構成している。
本実施形態では、リブ72は、第一実施形態と同様に、筒本体4の内周面4aに対してリブ本体721の筒側端部721aが軸方向Daの両側から溶接されている。また、リブ72は、リブ本体721及びブリッジ部722のジャケット側端部721bが、図7に示すように、軸方向Daの下流側から第一ジャケット板611と溶接され、軸方向Daの上流側から第二ジャケット板612とを溶接されることで、ジャケット板61に対して軸方向Daの両側から溶接されている。
上記のような尾筒3によれば、リブ72が複数のリブ本体721をブリッジ部722によって接続させる構造をなしていることで、リブ72としての強度を向上させることができる。即ち、筒本体4や第一ジャケット板611や第二ジャケット板612に対して、別部材として複数のリブ本体721を溶接した状態に比べて、一つの部材としてリブ本体721を溶接した状態の方が流体空間FS内の高圧蒸気Pによる負荷に対する強度を向上させることができる。したがって、リブ72に生じる曲げ応力をより一層低減することができ、筒本体4や第一ジャケット板611や第二ジャケット板612に対してリブ72をより強固に固定することができる。
《第三実施形態》
次に、図8及び図9を参照して第三実施形態の尾筒3について説明する。
第三実施形態においては第一実施形態及び第二実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第三実施形態の尾筒3は、ジャケット板61の構成について第一実施形態及び第二実施形態と相違する。
第三実施形態のジャケット板61は、第一実施形態や第二実施形態と異なり、一つの部材である孔空きジャケット板81を有する。
孔空きジャケット板81は、内周面811dと筒本体4の外周面4b及びフランジ部41と間に高圧流体が流れ込む流体空間FSを形成する。孔空きジャケット板81は、径方向Drに貫通する貫通孔811cが形成されている。本実施形態の孔空きジャケット板81は、第一実施形態における第一ジャケット板611と第二ジャケット板612とを接続した外径形状をなす部材である。具体的には、本実施形態の孔空きジャケット板81は、図8に示すように、平板状をなして貫通孔811cが形成される孔空き平板部811aと、湾曲形状をなして孔空き平板部811aと一体に形成される湾曲部811bとを有する。
孔空き平板部811aは、筒本体4の外周面4bに沿って延びており、軸線Acと平行な断面形状が矩形状をなしている。本実施形態の孔空き平板部811aは、第一実施形態における第一ジャケット板611の平板部611aと第二ジャケット板612とが軸方向Daに接続された形状をなしている。孔空き平板部811aは、筒本体4側を向く内周面811dと筒本体4の外周面4bとの間隔が軸方向Daに一定に形成されている。孔空き平板部811aは、下流側の端部がフランジ部41の上流側を向く面に対して径方向Dr外側から溶接されている。孔空き平板部811aは、径方向Drに貫通する貫通孔811cが周方向Dcに互いに離間して複数形成されている。
本実施形態の貫通孔811cは、径方向Drの断面形状が長円形断面をなして、孔空き平板部811aを径方向Drに貫通している。本実施形態の貫通孔811cは、図9に示すように、孔空きジャケット板81が筒本体4に固定された状態で、径方向Dr外側から見た位置が、リブ本体821が配置されている位置と重なる位置に複数形成されている。
湾曲部811bは、第一実施形態に湾曲部811bと同様の形状をなしており、孔空き平板部811aから上流側に延びている。湾曲部811bは、上流側の端部が筒本体4の内周面4aに対して、外側から溶接されている。
また、第三実施形態では、リブ本体821が第一実施形態よりも径方向Drに長く形成されている。第三実施形態のリブ本体821は、筒側端部821aと同様に、ジャケット側端部821bが筒側端部821a側からジャケット側端部821b側に向かって次第に縮径するよう鋭角に形成されている。具体的には、第三実施形態のリブ本体821は、孔空きジャケット板81の貫通孔811cに挿入されて溶接された状態で、鋭角に形成されたャケット側端部の先端が孔空きジャケット板81の外側の面よりも径方向Dr外側に突出されるような長さに形成されている。
次に、第三実施形態における尾筒の製造方法S10について説明する。
第三実施形態においては、第二溶接工程S130が、第一実施形態の尾筒の製造方法S10と相違する。
第三実施形態の第二溶接工程S130では、リブ本体821のジャケット側端部821bを、軸方向Daの両側から溶接して孔空きジャケット板81に接続する。具体的には、第三実施形態の第二溶接工程S130では、第一実施形態と同様に、第一溶接工程S12で筒本体4の外周面4bにリブ本体821を溶接した後で、筒本体4に溶接されたリブ本体821の位置が貫通孔811cの位置が重なるように、貫通孔811cにリブ本体821のジャケット側端部821bを挿入するように孔空きジャケット板81を配置する。さらに、第二溶接工程S130では、孔空きジャケット板81をリブ本体821に対して垂直となるように配置する。
より具体的には、第二溶接工程S130では、径方向Drの外側から孔空きジャケット板81を見た場合に、貫通孔811cに挿入されたリブ本体821が見える位置で、孔空き平板部811aの内周面811dがリブ本体821に対して直交する姿勢となるように孔空きジャケット板81を配置する。これにより、孔空きジャケット板81は、ジャケット側端部821bが貫通孔811cから径方向Dr外側に突出した状態でリブ本体821に対して配置される。
その後、第二溶接工程S130では、ジャケット側端部821bに対して、径方向Dr外側から貫通孔811cを埋めるように溶接する。これにより、第二溶接工程S130では、ジャケット側端部821bを、軸方向Daの両側から溶接した状態と同様の状態で溶接し、孔空きジャケット板81にリブ本体821を接続する。
その後、第一実施形態と同様に、第三溶接工程S14で、孔空きジャケット板81を筒本体4の外周面4bやフランジ部41の上流側を向く面に対して溶接する。
上記のような尾筒の製造方法S10によれば、第二溶接工程S130でリブ本体821の位置に対応して貫通孔811cが形成された孔空きジャケット板81を用いることで、ジャケット板61を一つの部材としても、貫通孔811cからジャケット側端部821bを容易に溶接することができる。そのため、リブ本体821を軸方向Daの両側から溶接しながら、少ない部品点数で冷却ジャケット部6を形成できる。これにより、作業工数や作業コストを低減することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
なお、上記実施形態では、燃焼器1の筒である尾筒3を例に挙げて説明したが、本願発明の範囲はこれに限定されるものではない、内部に高圧流体が流れ込む圧縮容器に対して用いられてもよい。具体的には、筒本体4の代わりにリブ62が取り付けられる部材として第一壁板を有し、ジャケット板61の代わりに第一壁板と間隔を開けて対向し、第一壁板との間に高圧流体が流れ込む流体空間FSを形成する第二壁板とを有する圧力容器であってもよい。
このような構成においては、リブ82は、第一壁板と第二壁板との離間する離間方向(本実施形態における径方向Drに相当)における第一壁板側の第一端部(本実施形態における筒側端部821aに相当)が、リブ82を基準として離間方向に対して垂直な方向(本実施形態の軸方向Daに相当)の一方側及び反対である他方側から溶接されて第一壁板に接続される。さらに、リブ82は、第一端部と反対側の端部である第二壁板側の第二端部(本実施形態におけるジャケット側端部821bに相当)が、第一端部と同様に、リブ82を基準として一方側及び反対である他方側から溶接されて第二壁板に接続される。
上記のような圧力容器によれば、リブ82の第一端部が離間方向に対して垂直な方向の両側から第一壁板に対して溶接され、第二端部が離間方向に対して垂直な方向の両側から第二壁板に対して溶接されている。そのため、第一壁板の面に対して、リブ82を離間方向に対して垂直な方向の片側だけでなく両側から挟み込むように溶接し、第一端部における溶接強度を向上させることができる。同様に、第二壁板に対してリブ82の離間方向に対して垂直な方向の両側が溶接されることで、第二端部に置ける溶接強度を向上させることができる。また、第一端部と第二端部とが軸方向Daの片側からではなく両側から溶接されることで、軸方向Daの両側のどちらからもき裂が進展しづらくすることができる。そのため、溶接部分にき裂をより生じにくくすることができる。これにより、高圧流体が流通する流体空間FS内で負荷を受けても接合された状態を安定して維持できるほど、第一壁板や第二壁板に対してリブ82を強固に固定することができる。
また、本実施形態では燃焼器1の筒として、尾筒3を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、燃焼器1の筒として、燃焼器1の下流側に配置され、内部で火炎が形成される燃焼筒であってもよく、内筒と尾筒とが一体となった筒であってもよい。
上記した燃焼器1の筒によれば、リブの端部を軸方向の両側から溶接することで、リブの接合強度を向上させることができる。
100 ガスタービン
Ar ロータ軸
101 圧縮機
102 タービン
103 ケーシング
104 タービンロータ
105 第一段静翼
G 燃焼ガス
1 燃焼器
2 燃料供給部
20 内筒
21 パイロットノズル
22 メインノズル
X 燃料
A 圧縮空気
3 尾筒
4 筒本体
4a (筒本体の)内周面
4b (筒本体の)外周面
4c 冷却流路
4d 溝部
Ac 軸線
Da 軸方向
Dc 周方向
Dr 径方向
41 フランジ部
5 蒸気流入ジャケット部
P 高圧蒸気
6 冷却ジャケット部
61 ジャケット板
61a (ジャケット板の)内周面
FS 流体空間 611…第一ジャケット板
611a 平板部
611b、811b 湾曲部
611c (平板部の)内周面
612 第二ジャケット板
612a (第二ジャケット板の)内周面
62、72、82 リブ
621、721、821 リブ本体
621a、721a、821a 筒側端部
621b、721b、821b ジャケット側端部
S10 尾筒の製造方法
S11 準備工程
S12 第一溶接工程
S13、S130 第二溶接工程
S14 第三溶接工程
722 ブリッジ部
81 孔空きジャケット板
811a 孔空き平板部
811b 湾曲部
811c 貫通孔
811d (孔空きジャケット板の)内周面


Claims (9)

  1. 内部に燃焼ガスが流れる筒本体と、
    前記筒本体を外側から覆い、内周面と前記筒本体の外周面と間に高圧流体が流れ込む流体空間を形成するジャケット板と、
    前記筒本体及び前記ジャケット板を接続するリブと、を備え、
    前記リブは、前記筒本体の軸線を基準とする径方向の前記筒本体側の筒側端部が、前記軸線の軸方向の両側から溶接されて前記筒本体に接続され、
    前記径方向の前記ジャケット板側のジャケット側端部が、前記軸方向の両側から溶接されて前記ジャケット板に接続されている燃焼器の筒。
  2. 前記筒本体と前記ジャケット板とは、前記筒本体の外周面と前記ジャケット板の内周面との間隔が前記軸方向で一定であり、
    前記リブは、前記筒本体の外周面及び前記ジャケット板の内周面に対してそれぞれ垂直に形成されている請求項1に記載の燃焼器の筒。
  3. 前記リブは、前記軸線に対する周方向に互いに間隔を開けて複数配置され、前記筒本体及び前記ジャケット板に接続されるリブ本体と、
    前記リブ本体を前記周方向に互いに接続させる複数のブリッジ部とを有する請求項1または請求項2に記載の燃焼器の筒。
  4. 前記ジャケット板は、前記ジャケット側端部に対して前記軸方向の一方側に配置される第一ジャケット板と、前記ジャケット側端部の前記軸方向の他方側に配置される第二ジャケット板とを有し、
    前記第一ジャケット板と前記第二ジャケット板とは、前記ジャケット側端部において前記リブに接続されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の燃焼器の筒。
  5. 前記ジャケット板は、前記径方向に貫通する貫通孔が形成され、
    前記リブは、前記貫通孔に前記ジャケット側端部が挿入されて溶接されることで、前記ジャケット板に接続されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の燃焼器の筒。
  6. 内部に燃焼ガスが流れる筒本体と、前記筒本体を外側から覆い、内周面と前記筒本体の外周面と間に高圧流体が流れ込む流体空間を形成するジャケット板と、前記筒本体及び前記ジャケット板を接続するリブと、を準備する準備工程と、
    前記リブの前記筒本体の軸線を基準とする径方向の前記筒本体側の筒側端部を、前記軸線の軸方向の両側から溶接して前記筒本体に接続する第一溶接工程と、
    前記リブの前記径方向の前記ジャケット板側のジャケット側端部を、前記軸方向の両側から溶接して前記ジャケット板に接続する第二溶接工程と、を備える燃焼器の筒の製造方法。
  7. 前記準備工程では、前記リブの前記ジャケット側端部に対して前記軸方向の一方側に配置される第一ジャケット板と、前記ジャケット側端部の前記軸方向の他方側に配置される第二ジャケット板とを準備し、
    前記第二溶接工程は、前記第一ジャケット板と前記第二ジャケット板とを、前記ジャケット側端部において前記リブに接続する請求項6に記載の燃焼器の筒の製造方法。
  8. 前記準備工程では、前記径方向に貫通する貫通孔が形成された前記ジャケット板を準備し、
    前記第二溶接工程は、前記貫通孔に前記ジャケット側端部が挿入して溶接することで、前記リブを前記ジャケット板に接続する請求項6に記載の燃焼器の筒の製造方法。
  9. 第一壁板と、
    前記第一壁板と間隔を開けて対向し、前記第一壁板との間に高圧流体が流れ込む流体空間を形成する第二壁板と、
    前記第一壁板と前記第二壁板とを接続するリブとを備え、
    前記リブは、前記第一壁板と前記第二壁板との離間する離間方向における前記第一壁板側の第一端部が、前記リブを基準として前記離間方向に対して垂直な方向の一方側及び反対である他方側から溶接されて前記第一壁板に接続され、
    前記第二壁板側の第二端部が、前記リブを基準として一方側及び反対である他方側から溶接されて前記第二壁板に接続されている圧力容器。


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