JPWO2016021730A1 - 水溶性アゾ化合物又はその塩、インク組成物及び着色体 - Google Patents
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Abstract
Description
従来、万年筆やフェルトペン等のインク、及びインクジェット記録用のインクとしては、水溶性の色素(染料)を水性媒体に溶解したインクが使用されている。これらの水性インクには、ペン先やインク吐出ノズルでのインクの目詰まりを防止すべく、一般に水溶性の有機溶剤が添加されている。これらのインクには、十分な濃度の記録画像を与えること、ペン先やノズルの目詰まりを生じないこと、被記録材上での乾燥性が良いこと、滲みが少ないこと、保存安定性に優れること等の性能が要求される。
また、インクの性能としては、長期の保存に対して安定であり、記録画像の濃度が高く、しかもその画像が耐水性、耐湿性、耐光性、耐ガス性等の堅牢性に優れることが求められる。
ここで耐ガス性とは、空気中に存在する酸化作用を持つガス(酸化性ガスとも呼ばれる)が、被記録材上又は被記録材中で、記録画像の色素(染料)と反応し、記録画像を変退色させるという現象に対する耐性のことである。酸化性ガスの中でも特にオゾンガスは、インクジェット記録画像の変退色現象を促進させる主要な原因物質とされている。この変退色現象はインクジェット記録画像に特徴的なものであるため、耐オゾンガス性の向上はこの分野における重要な技術的課題である。
これらの性能を満たす目的で、顔料インクを用いる方法が提案されている。しかし、顔料インクは色素が水性インク中には溶解しないため溶液状態とはならず、分散状態のインクであるため、これをインクジェット記録に用いると、インク自体の安定性の問題や記録ヘッドのノズル詰まりの問題等が生じる。また、顔料インクを使用した場合、耐擦性にも問題を生じることが多い。染料インクの場合、このような問題は比較的起こりにくいとされるが、特に耐湿性において顔料インクと比較して著しく劣り、それに対する改良が強く望まれている。また、染料インクは顔料インクと異なり、インクジェット記録により普通紙の表面に付着させた色素が、より速く紙の裏面方向へ浸透し、その結果、発色濃度が低下するという問題が起こりやすい。
0)
下記式(1)で表されるアゾ化合物又はその塩、
0−1)
式(1)において、Aの置換位置がaであり、Rの置換位置がbである上記0)に記載のアゾ化合物又はその塩、
0−2)
式(1)において、Aがスルホ基である上記0)に記載のアゾ化合物又はその塩、
0−3)
式(1)において、xが3であり、Aの置換位置がaであり、Rの置換位置がbであり、Aがスルホ基である上記0)に記載のアゾ化合物又はその塩、
0−4)
式(1)において、xが3であり、Aの置換位置がaであり、Rの置換位置がbであり、Aがスルホ基であり、Rが塩素原子又はメトキシ基であり、Tがスルホ基又はカルボキシ基であり、Qが塩素原子である上記0)に記載のアゾ化合物又はその塩、
1)
下記式(1a)で表されるアゾ化合物又はその塩、
(式中、A1、A2及びTはそれぞれ独立して水溶性置換基を表し、Qはそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、カルボキシ基、カルバモイル基、スルホ基、スルファモイル基、ヒドロキシ基、アミノ基、シアノ基、ホスホ基、ニトロ基、アシル基、C1〜C4アルキル基(ヒドロキシ基、カルボキシ基、カルバモイル基、及びスルホ基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルコキシ基(ヒドロキシ基、カルボキシ基、カルバモイル基、及びスルホ基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルキルスルホ基(ヒドロキシ基、カルボキシ基、カルバモイル基、又及びスルホ基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルキルチオ基(ヒドロキシ基、カルボキシ基、カルバモイル基、及びスルホ基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルキルアミノ基(ヒドロキシ基、カルボキシ基、カルバモイル基、及びスルホ基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、又はアシルアミノ基を表し、Rはそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、カルバモイル基、スルファモイル基、ヒドロキシ基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、アシル基、C1〜C4アルキル基(ヒドロキシ基、及びカルバモイル基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルコキシ基(ヒドロキシ基、及びカルバモイル基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルキルスルホ基(ヒドロキシ基、及びカルバモイル基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルキルチオ基(ヒドロキシ基、及びカルバモイル基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルキルアミノ基(ヒドロキシ基、及びカルバモイル基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、又はアシルアミノ基を表し、yは0又は1を表し、zは0又は1を表し、但しy+z=1であり、xは2から4の整数を表し、a及びbはA1、A2又はRの置換位置を表す。)
2)
式(1)又は式(1a)において、xが3である上記0)又は1)に記載のアゾ化合物又はその塩、
3)
式(1a)において、A1の置換位置がaであり、A2又はRの置換位置がbである上記1)又は2)に記載のアゾ化合物又はその塩、
4)
式(1a)において、A1及び/又はA2がスルホ基である上記1)乃至3)のいずれか一項に記載のアゾ化合物又はその塩、
5)
式(1)又は式(1a)において、Tがスルホ基又はカルボキシ基である0)乃至4)のいずれか一項に記載のアゾ化合物又はその塩、
6)
式(1)又は式(1a)において、Rが塩素原子又はメトキシ基である上記0)乃至5)のいずれか一項に記載のアゾ化合物又はその塩、
7)
式(1)又は式(1a)において、Qが塩素原子又は臭素原子である上記0)乃至6)のいずれか一項に記載のアゾ化合物又はその塩、
8)
式(1a)において、xが3であり、A1の置換位置がaであり、A2又はRの置換位置がbであり、A1及び/又はA2がスルホ基である上記1)に記載のアゾ化合物又はその塩、
9)
式(1a)において、xが3であり、A1の置換位置がaであり、A2又はRの置換位置がbであり、A1及び/又はA2がスルホ基であり、Rが塩素原子又はメトキシ基であり、Tがスルホ基又はカルボキシ基であり、Qが塩素原子である上記1)に記載のアゾ化合物又はその塩、
10)
上記0)乃至9)のいずれか一項に記載のアゾ化合物又はその塩を含有するインク組成物、
11)
水溶性有機溶剤をさらに含有する上記10)に記載のインク組成物、
12)
インクジェット記録用である上記10)又は11)に記載のインク組成物、
13)
上記10)乃至12)のいずれか一項に記載のインク組成物をインクとして用い、該インクのインク滴を記録信号に応じて吐出させて被記録材に付着させ、記録を行うインクジェット記録方法、
14)
被記録材が情報伝達用シートである上記13)に記載のインクジェット記録方法、
15)
情報伝達用シートが普通紙又は多孔性白色無機物を含むインク受容層を有するシ−トである上記14)に記載のインクジェット記録方法、
16)
(a)上記0)乃至9)のいずれか一項に記載のアゾ化合物若しくはその塩、
(b)上記0)乃至9)のいずれか一項に記載のアゾ化合物若しくはその塩を含有するインク組成物、又は、
(c)上記0)乃至9)のいずれか一項に記載のアゾ化合物若しくはその塩及び水溶性有機溶剤を含有するインク組成物、のいずれかにより着色された着色体、
17)
上記13)乃至15のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法により着色された着色体、
18)
上記10)又は11)に記載のインク組成物を含む容器が装填されたインクジェットプリンタ、
19)
0)乃至0−4)のいずれか一項に記載のアゾ化合物又はその塩を製造する方法であって、
下記式(5)で表される化合物とハロゲン化ギ酸エステルとを縮合することを含む、方法。
20)
1)乃至9)のいずれか一項に記載のアゾ化合物又はその塩を製造する方法であって、
下記式(5a)で表される化合物とハロゲン化ギ酸エステルとを縮合することを含む、方法。
に関する。
上記式(1)で表される本発明のアゾ化合物又はその塩は、水溶性の黄色色素である。本明細書においては特に断りがない限り、スルホ基、カルボキシ基等の酸性官能基は遊離酸の形で表す。また、本発明は、上記の通り、式(1)で表されるアゾ化合物又は該化合物の塩の両者を含むものであるが、両者を常に「化合物又はその塩」等と併記するのは煩雑である。このため特に断りがない限り、便宜上、「本発明の(アゾ)化合物又はその塩」の両者を含めて単に「本発明の(アゾ)化合物」、すなわち、「本発明のアゾ化合物」又は「本発明の化合物」と簡略して、以下記載する。式(1a)で表されるアゾ化合物又はその塩についても同様である。
式(1)中、xは2から4の整数、好ましくは3を表す。
AとTとは、同一であってもよいし、異なっていてもよく、同一であることがより好ましい。
次いで、常法により、下記式(4)で表される化合物をジアゾ化し、先に得られた式(3a)で表されるメチル−ω−スルホン酸誘導体と、反応温度0〜15℃、pH4〜6でカップリング反応を行い、引き続き、反応温度80〜95℃、pH10.5〜11.5で加水分解反応を行うことにより、下記式(5)で表される化合物が得られる。なお本合成は国際公開第2011/122426号公報に記載の方法に準じた方法である。
例えば、式(1)の化合物の合成反応における、最終工程終了後の反応液、あるいは式(1)の化合物の塩を含む水溶液等に、例えばアセトンやC1−C4アルコール等の水溶性有機溶剤を加える方法;塩化ナトリウムを加えて塩析する方法;等の方法によって析出した固体を濾過分離することにより、上記式(1)の化合物のナトリウム塩等をウェットケーキとして得ることができる。
また、得られたナトリウム塩のウェットケーキを水に溶解後、塩酸等の酸を加えてそのpHを適宜調整し、析出した固体を濾過分離することにより、上記式(1)の化合物の遊離酸を、あるいは式(1)の化合物の一部がナトリウム塩である遊離酸とナトリウム塩の混合物を得ることもできる。
また、得られたナトリウム塩のウェットケーキ又はその乾燥固体を水に溶解後、塩化アンモニウム等のアンモニウム塩を添加し、塩酸等の酸を加えてそのpHを適宜、例えばpH1〜3に調整し、析出した固体を濾過分離することにより、上記式(1)の化合物のアンモニウム塩を得ることができる。添加する塩化アンモニウムの量又は/及びpHを適宜調整することにより、式(1)の化合物のアンモニウム塩と式(1)の化合物のナトリウム塩との混合物;又は式(1)の化合物の遊離酸とアンモニウム塩との混合物;等を得ることもできる。
また、後記するように上記反応終了後の反応液に、鉱酸(例えば塩酸、硫酸等)を加えて直接遊離酸の固体を得ることもできる。この場合には、式(1)の化合物の遊離酸のウェットケーキを水に加えて撹拌し、例えば、水酸化カリウム;水酸化リチウム;アンモニア水;又は式(6)の有機4級アンモニウムの水酸化物;等を添加して造塩することにより、各々添加した化合物に応じたカリウム塩;リチウム塩;アンモニウム塩;又は4級アンモニウム塩;等を得ることもできる。遊離酸のモル数に対して、加える上記の水酸化物等のモル数を制限することにより、例えばリチウム塩とナトリウム塩との混塩等;さらにはリチウム塩、ナトリウム塩、及びアンモニウム塩の混塩等;も調製することが可能である。上記式(1)の化合物の塩は、その塩の種類により溶解性等の物理的な性質、あるいはインクとして用いた場合のインクの性能が変化する場合もある。このため、目的とするインク性能等に応じて塩の種類を選択することも好ましく行われる。
有機ハロゲン系化合物としては、例えばペンタクロロフェノールナトリウムが挙げられる。
ピリジンオキシド系化合物としては、例えば2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウムが挙げられる。
イソチアゾリン系化合物としては、例えば、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンマグネシウムクロライド、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンカルシウムクロライド、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンカルシウムクロライド等が挙げられる。
その他の防腐防黴剤としては、酢酸ナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム等が;さらにはアーチケミカル社製の商品名プロクセルRTMGXL(S)及びプロクセルRTMXL−2(S);等が、それぞれ挙げられる。なお、本明細書中において、上付きの「RTM」は登録商標を意味する。
このようなインク受容層を有する情報伝達用シートは、通常インクジェット専用紙、インクジェット専用フィルム、光沢紙、光沢フィルム等と呼ばれる。インク受容層を有する情報伝達用シートの代表的な市販品の例としては、キヤノン(株)製、商品名プロフェッショナルフォトペーパー、キヤノン写真用紙・光沢プロ[プラチナグレード]、及び光沢ゴールド;セイコーエプソン(株)製、商品名写真用紙クリスピア(高光沢)、写真用紙(光沢);日本ヒューレット・パッカード(株)製、商品名アドバンスフォト用紙(光沢);富士フィルム(株)製、商品名画彩 写真仕上げPro;ブラザー工業株式会社製、商品名:写真光沢紙BP71G;等が挙げられる。
また、普通紙とは、特にインク受容層を設けていない紙のことを意味し、用途によってさまざまなものが数多く市販されている。市販されている普通紙のうち、インクジェット記録用としては、両面上質普通紙(セイコーエプソン株式会社製);PB PAPER GF−500(キヤノン株式会社製);Multipurpose Paper、All−in−one Printing Paper(Hewlett Packard社製);等が挙げられる。また、特に用途をインクジェット記録に限定しないプレーンペーパーコピー(PPC)用紙等も普通紙である。
本発明のインク組成物をインクジェットインクとして使用しても、ノズル付近におけるインク組成物の乾燥による固体析出は非常に起こりにくく、噴射器(記録ヘッド)を閉塞することもない。また、本発明のインク組成物は連続式インクジェットプリンタを用い、比較的長い時間間隔においてインクを再循環させて使用する場合においても、又はオンデマンド式インクジェットプリンタによる断続的な使用においても、物理的性質の変化を起こさない。
さらに、本発明のインク組成物により、インク受容層を有する情報伝達用シートに記録された画像は、耐水性、耐湿性、耐オゾンガス性、耐擦性及び耐光性等の各種堅牢性、特に耐光性が良好であり、この理由から、写真調の画像の長期保存安定性にも優れている。また、従来のインクと比較して、光沢紙上での彩度、明度、及び印字濃度等の発色性、特に彩度の高さにも優れている。
このように、式(1)で表される本発明の水溶性アゾ化合物又はその塩、及びこれを含有する本発明のインク組成物は、各種の記録インク用途、特にインクジェット記録用のインク用途に極めて有用である。
N,N−ジメチルホルムアミド100部に2−アセチルアミノ−4−クロロフェノール22.5部、炭酸カリウム16.8部を添加し、これを80〜90℃に加熱し1時間撹拌し、ここにN,N−ジメチルホルムアミド50部で希釈したブロモ酪酸エチル20.3部を約30分かけて滴下した。同温度で1時間反応させた後、室温まで冷却し水200部を添加後、1時間撹拌し、析出固体を濾過分離し、得られたウェットケーキを水400部に分散し、水酸化ナトリウムでpH11とした後、同pHを維持しながら80〜95℃で5時間撹拌し、さらに得られた反応液に塩化ナトリウム80部を溶液中に加え、1時間撹拌し、析出固体を濾過分離することにより5−クロロ−2−(3−カルボプロポキシ)アニリンを含むウェットケーキを得た。得られたウェットケーキをイソプロピルアルコール200部で洗浄し、得られたウェットケーキを80℃の熱風乾燥機で乾燥することにより5−クロロ−2−(3−カルボプロポキシ)アニリン27.0部を得た。
[実施例1]
(工程1)
5−アミノ−2−クロロベンゼンスルホン酸24.9部を水酸化ナトリウムでpH6に調整しながら水200部に溶解し、次いで亜硝酸ナトリウム8.7部を加えた。この溶液を0〜10℃で、5%塩酸200部中に30分間かけて滴下した後、10℃以下で1時間撹拌してジアゾ化反応を行い、ジアゾ反応液を調製した。
一方、5−クロロ−2−(3−スルホプロポキシ)アニリン26.2部を、水酸化ナトリウムでpH7に調整しながら水130部に溶解し、11.4部の重亜硫酸ナトリウム及び9.4部の35%ホルマリンを用いて、常法によりメチル−ω−スルホン酸誘導体とした。
得られたメチル−ω−スルホン酸誘導体を、先に調製したジアゾ反応液中に加え、0〜15℃、pH4〜7で24時間撹拌した。反応液を水酸化ナトリウムでpH11とした後、同pHを維持しながら80〜95℃で5時間撹拌し、さらに得られた反応液に、塩化ナトリウム200部を溶液中に加え、1時間撹拌し、析出固体を濾過分離することにより下記式(7)で表されるアゾ化合物80部をウェットケーキとして得た。
上記式(7)で表される化合物のウェットケーキ65部を60℃の温水200部に溶解し、クロロギ酸パラニトロフェニル5部を2時間かけて加えた。投入中は溶液を炭酸ナトリウムによりpH5.0〜7.0、液温を55〜65℃に調整した。反応終了後、塩化ナトリウム40部を溶液中に加え、1時間撹拌し、析出固体を濾過分離することによりウェットケーキ35部を得た。このウェットケーキを水100部に加え、撹拌溶解した後に、25%の水酸化ナトリウム水溶液を加え、pHを8〜9に調整した。この水溶液に2−プロパノール400部を加え、析出した固体をろ過分離して得えられたウェットケーキを80℃の熱風乾燥機で乾燥することにより、下記式(8)で表される本発明の水溶性アゾ化合物のナトリウム塩(λmax:421.0nm)13.3部を得た。
(工程1)
上記実施例1(工程1)において、5−アミノ−2−クロロベンゼンスルホン酸24.9部を使用する代わりに3−アミノ−4−メトキシベンゼンスルホン酸24.4部、5−クロロ−2−(3−スルホプロポキシ)アニリン26.2部を使用する以外は実施例1工程1と同様にして、下記式(9)で表されるアゾ化合物80部をウェットケーキとして得た。
上記式(9)で表される化合物のウェットケーキ65部を60℃の温水200部に溶解し、クロロギ酸パラニトロフェニル5部を2時間かけて加えた。投入中は溶液を炭酸ナトリウムによりpH5.0〜7.0、液温を55〜65℃に調整した。反応終了後、塩化ナトリウム40部を溶液中に加え、1時間撹拌し、析出固体を濾過分離することによりウェットケーキ35部を得た。このウェットケーキを水100部に加え、撹拌溶解した後に、25%の水酸化ナトリウム水溶液を加え、pHを8〜9に調整した。この水溶液に2−プロパノール400部を加え、析出した固体をろ過分離して得えられたウェットケーキを80℃の熱風乾燥機で乾燥することにより、下記式(10)で表される本発明の水溶性アゾ化合物のナトリウム塩(λmax:416.0nm)13.3部を得た。
(工程1)
上記実施例1(工程1)において、5−クロロ−2−(3−スルホプロポキシ)アニリン26.2部を使用する代わりに5−ブロモ−2−(3−スルホプロポキシ)アニリン31.1部を使用する以外は実施例1工程1と同様にして、下記式(12)で表されるアゾ化合物80部をウェットケーキとして得た。
上記式(12)で表される化合物のウェットケーキ70部を60℃の温水200部に溶解し、クロロギ酸パラニトロフェニル5部を2時間かけて加えた。投入中は溶液を炭酸ナトリウムによりpH5.0〜7.0、液温を55〜65℃に調整した。反応終了後、塩化ナトリウム40部を溶液中に加え、1時間撹拌し、析出固体を濾過分離することによりウェットケーキ35部を得た。このウェットケーキを水100部に加え、撹拌溶解した後に、25%の水酸化ナトリウム水溶液を加え、pHを8〜9に調整した。この水溶液に2−プロパノール400部を加え、析出した固体をろ過分離して得えられたウェットケーキを80℃の熱風乾燥機で乾燥することにより、下記式(13)で表される本発明の水溶性アゾ化合物のナトリウム塩(λmax:418.0nm)14.4部を得た。
(工程1)
上記実施例1(工程1)において、5−クロロ−2−(3−スルホプロポキシ)アニリン26.2部を使用する代わりに5−クロロ−2−(3−カルボプロポキシ)アニリン23.0部を使用する以外は実施例1工程1と同様にして、下記式(14)で表されるアゾ化合物80部をウェットケーキとして得た。
上記式(14)で表される化合物のウェットケーキ61部を60℃の温水200部に溶解し、クロロギ酸パラニトロフェニル5部を2時間かけて加えた。投入中は溶液を炭酸ナトリウムによりpH5.0〜7.0、液温を55〜65℃に調整した。反応終了後、塩化ナトリウム40部を溶液中に加え、1時間撹拌し、析出固体を濾過分離することによりウェットケーキ35部を得た。このウェットケーキを水100部に加え、撹拌溶解した後に、25%の水酸化ナトリウム水溶液を加え、pHを8〜9に調整した。この水溶液に2−プロパノール400部を加え、析出した固体をろ過分離して得えられたウェットケーキを80℃の熱風乾燥機で乾燥することにより、下記式(15)で表される本発明の水溶性アゾ化合物のナトリウム塩(λmax:417.0nm)12.4部を得た。
[実施例5]
上記実施例1で得られた本発明のアゾ化合物[式(8)で表される化合物のナトリウム塩]を色素として用い、下記表8に示した組成を混合して溶液とすることにより、本発明のインク組成物を得た。得られたインク組成物を、それぞれ0.45μmのメンブランフィルターで濾過して夾雑物を除き、試験用のインクを調製した。なお、この試験用インクのpHは8.0〜9.5の範囲であった。また、下記表8中、「界面活性剤」は、日信化学株式会社製の商品名サーフィノールRTM104PG50を使用した。実施例1で得た化合物を使用して調製したインクを、実施例5とする。また、下記表8に示した組成を混合して同様にして、実施例2で得られた化合物を用いて調製したインクを実施例6とする。
また下記表9に示した組成を混合して同様にして、実施例3で得られた化合物を用いて調製したインクを実施例7とし、実施例4で得られた化合物を用いて調製したインクを実施例8とする。表9においても「界面活性剤」は、日信化学株式会社製の商品名サーフィノールRTM104PG50である。
実施例1で得た本発明の化合物のかわりに、上記特許文献4に記載の化合物(5)(下記式(11)で表される化合物)を用いる以外は、実施例5と同様にして比較用のインクを調製した。このインクの調製を比較例1とする。
また、実施例1で得た本発明の化合物のかわりに、上記特許文献4に記載の化合物(5)(下記式(11)で表される化合物)を用いる以外は、実施例7と同様にして比較用のインクを調製した。このインクの調製を比較例2とする。
上記実施例5乃至8、及び比較例1、2で調製した各インクを、インクジェットプリンタ(キヤノン株式会社製、商品名:PIXUSRTM ip7230)を用いて、印字濃度(Dy値)試験用、彩度(C*値)試験用として2種類の光沢紙(インクジェット専用紙)にインクジェット記録を行った。インクジェット記録の際、反射濃度が数段階の階調で得られるように画像パターンを作り、黄色のグラデーションを有する記録物を得た。得られた記録物を試験片とし、各種の試験を行った。
光沢紙2 :セイコーエプソン社製、商品名:写真用紙クリスピア
記録画像の各種試験方法及び試験結果の評価方法を以下に記載する。
[(D)印字濃度試験]
各試験片のうち、反射濃度が最も高い階調部分について、上記測色システムによりイエロー印字濃度(Dy値)を測定した。結果を表10及び11に示す。
各試験片のうち、反射濃度が最も高い階調部分について、上記測色システムによりイエロー彩度(C*値)を測定した。結果を下記表12及び13に示す。
Claims (19)
- 下記式(1a)で表されるアゾ化合物又はその塩。
(式中、A1、A2及びTはそれぞれ独立して水溶性置換基を表し、Qはそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、カルボキシ基、カルバモイル基、スルホ基、スルファモイル基、ヒドロキシ基、アミノ基、シアノ基、ホスホ基、ニトロ基、アシル基、C1〜C4アルキル基(ヒドロキシ基、カルボキシ基、カルバモイル基、及びスルホ基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルコキシ基(ヒドロキシ基、カルボキシ基、カルバモイル基、及びスルホ基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルキルスルホ基(ヒドロキシ基、カルボキシ基、カルバモイル基、又及びスルホ基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルキルチオ基(ヒドロキシ基、カルボキシ基、カルバモイル基、及びスルホ基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルキルアミノ基(ヒドロキシ基、カルボキシ基、カルバモイル基、及びスルホ基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、又はアシルアミノ基を表し、Rはそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、カルバモイル基、スルファモイル基、ヒドロキシ基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、アシル基、C1〜C4アルキル基(ヒドロキシ基、及びカルバモイル基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルコキシ基(ヒドロキシ基、及びカルバモイル基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルキルスルホ基(ヒドロキシ基、及びカルバモイル基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルキルチオ基(ヒドロキシ基、及びカルバモイル基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、C1〜C4アルキルアミノ基(ヒドロキシ基、及びカルバモイル基から選択される1又は2以上の置換基で置換されていても良い)、又はアシルアミノ基を表し、yは0又は1を表し、zは0又は1を表し、但しy+z=1であり、xは2から4の整数を表し、a及びbはA1、A2又はRの置換位置を表す。) - 式(1a)において、xが3である請求項1に記載のアゾ化合物又はその塩。
- 式(1a)において、A1の置換位置がaであり、A2又はRの置換位置がbである請求項1又は2に記載のアゾ化合物又はその塩。
- 式(1a)において、A1及び/又はA2がスルホ基である請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアゾ化合物又はその塩。
- 式(1a)において、Tがスルホ基又はカルボキシ基である請求項1乃至4のいずれか一項に記載のアゾ化合物又はその塩。
- 式(1a)において、Rが塩素原子又はメトキシ基である請求項1乃至5のいずれか一項に記載のアゾ化合物又はその塩。
- 式(1a)において、Qが塩素原子又は臭素原子である請求項1乃至6のいずれか一項に記載のアゾ化合物又はその塩。
- 式(1a)において、xが3であり、A1の置換位置がaであり、A2又はRの置換位置がbであり、A1及び/又はA2がスルホ基である請求項1に記載のアゾ化合物又はその塩。
- 式(1a)において、xが3であり、A1の置換位置がaであり、A2又はRの置換位置がbであり、A1及び/又はA2がスルホ基であり、Rが塩素原子又はメトキシ基であり、Tがスルホ基又はカルボキシ基であり、Qが塩素原子である請求項1に記載のアゾ化合物又はその塩。
- 請求項1乃至9のいずれか一項に記載のアゾ化合物又はその塩を含有するインク組成物。
- 水溶性有機溶剤をさらに含有する請求項10に記載のインク組成物。
- インクジェット記録用である請求項10又は11に記載のインク組成物。
- 請求項10乃至12のいずれか一項に記載のインク組成物をインクとして用い、該インクのインク滴を記録信号に応じて吐出させて被記録材に付着させ、記録を行うインクジェット記録方法。
- 被記録材が情報伝達用シートである請求項13に記載のインクジェット記録方法。
- 情報伝達用シートが普通紙又は多孔性白色無機物を含むインク受容層を有するシ−トである請求項14に記載のインクジェット記録方法。
- (a)請求項1乃至9のいずれか一項に記載のアゾ化合物若しくはその塩、
(b)請求項1乃至9のいずれか一項に記載のアゾ化合物若しくはその塩を含有するインク組成物、又は、
(c)請求項1乃至9のいずれか一項に記載のアゾ化合物若しくはその塩及び水溶性有機溶剤を含有するインク組成物、のいずれかにより着色された着色体。 - 請求項13乃至15のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法により着色された着色体。
- 請求項10又は11に記載のインク組成物を含む容器が装填されたインクジェットプリンタ。
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