JPWO2015146958A1 - 通信ノード、制御装置、通信システム、通信方法及びプログラム - Google Patents

通信ノード、制御装置、通信システム、通信方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

4kを超えうる通信グループの収容と、端末の所属するVLANに囚われない通信を実現する。通信ノードは、第1のネットワークにおける通信グループを識別する第1の通信グループ情報と、第1のネットワークよりも多数の通信グループを収容可能な第2のネットワークにおける通信グループを識別する第2の通信グループ情報との対応関係を記憶するグループ情報記憶部と、前記グループ情報を参照して、受信パケットに含まれる第1の通信グループ情報と前記第2の通信グループ情報の相互変換を行うパケット処理部と、を備え、前記第1の通信グループ情報が異なる端末間の通信を実現する。

Description

[関連出願についての記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2014−062674号(2014年 3月25日出願)に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、通信ノード、制御装置、通信システム、通信方法及びプログラムに関し、特に、物理的なネットワーク資源を複数の通信グループで共有して利用するネットワークの通信ノード、制御装置、通信システム、通信方法及びプログラムに関する。
特許文献1に、拡張タグVLAN(Virtual Local Area Network)方式におけるMAC学習テーブルの容量を小さくすることができ、エッジスイッチ内の転送先を決める処理効率を向上できるというフレーム転送方法が開示されている。具体的には、同文献記載のエッジスイッチは、ユーザ網から入力されるユーザフレームを前記ユーザ網が接続される中継網のエッジスイッチから中継網内のコアスイッチに出力する際に、自装置に割り当てた中継網内でユニークな第1アドレスと、宛先となるユーザ網に接続されているエッジスイッチに割り当てた中継網内でユニークな第2アドレスと、中継網内のネットワークに割り当てたVLAN値と、ユーザ網からフレームを受け取った自装置のポートの識別子である第1識別子と、宛先となるエッジスイッチのユーザ網に接続されているポートの識別子である第2識別子をヘッダ情報としてユーザフレームに付加する。
また、特許文献2、3には、上記拡張タグVLANを用いて広域ネットワークを実現する例が開示されている。また、特許文献4には、拡張タグVLANを用いずに、広域イーサネット(登録商標)網を提供できるというデータ伝送システムが開示されている。
非特許文献1、2は、本発明に関連する集中制御型のネットワークの一例である。非特許文献1の5頁Example2に記載されているように、この種の集中制御型のネットワークにおいてもVLAN ID等のフロー識別子を用いて、ネットワークを論理分割することが可能となっている。
特開2006−25121号公報 国際公開第2004/109987号 特表2007−532070号公報 特開2009−118127号公報
Nick McKeownほか7名、"OpenFlow: Enabling Innovation in Campus Networks"、[online]、[平成26(2014)年2月21日検索]、インターネット〈URL: http://archive.openflow.org/documents/openflow-wp-latest.pdf〉 "OpenFlow Switch Specification" Version 1.1.0 Implemented (Wire Protocol 0x02)、[online]、[平成26(2014)年2月21日検索]、インターネット〈URL: http://archive.openflow.org/documents/openflow-spec-v1.1.0.pdf〉
以下の分析は、本発明によって与えられたものである。IEEE802.1で規定されているVLANヘッダは12ビットの長さであり、識別可能なVLANの数が4k(=4096)に制限されてしまうという問題が知られている。
一方で、通信ネットワークを管理するユーザには、「大量の通信グループを収容したい」、「端末が所属するVLANに囚われずに、自由にレイヤ2(L2)通信をしたい」といったニーズがある。
しかしながら、VLANにより通信グループを分けているネットワークでは、収容できる通信グループは、上記VLAN数と同じ4kまでとなる。これに加えて、あるL2ネットワークに所属する端末のVLANは同一でなくてはならないという制約が加わる。
本発明は、上記4kを超えうる通信グループの収容と、端末の所属するVLANに囚われない通信グループの構成の実現に貢献できる通信ノード、制御装置、通信システム、通信方法及びプログラムを提供することを目的とする。
第1の視点によれば、第1のネットワークにおける通信グループを識別する第1の通信グループ情報と、第1のネットワークよりも多数の通信グループを収容可能な第2のネットワークにおける通信グループを識別する第2の通信グループ情報との対応関係を記憶するグループ情報記憶部を備える通信ノードが提供される。また、この通信ノードは、前記グループ情報を参照して、受信パケットに含まれる第1の通信グループ情報と前記第2の通信グループ情報の相互変換を行うパケット処理部と、を備える。そして、この通信ノードは、前記第1の通信グループ情報が異なる端末間の通信を実現する。
第2の視点によれば、第1のネットワークにおける通信グループを識別する第1の通信グループ情報と、第1のネットワークよりも多数の通信グループを収容可能な第2のネットワークにおける通信グループを識別する第2の通信グループ情報との対応関係を記憶するグループ情報記憶部を備える制御装置が提供される。また、この制御装置は、制御対象の通信ノードに対して、受信パケットに含まれる第1の通信グループ情報と前記第2の通信グループ情報の相互変換を指示する制御部と、を備える。そして、この制御装置は、前記第1の通信グループ情報が異なる端末間の通信を実現する。
第3の視点によれば、上記した通信ノード又は制御装置を用いて構成された通信システムが提供される。
第4の視点によれば、第1のネットワークにおける通信グループを識別する第1の通信グループ情報と、第1のネットワークよりも多数の通信グループを収容可能な第2のネットワークにおける通信グループを識別する第2の通信グループ情報との対応関係を記憶するグループ情報記憶部を備える通信ノードにおいて、受信パケットに、第1の通信グループ情報又は第2の通信グループ情報が含まれているか否かを検査するステップと、受信パケットに、第1の通信グループ情報又は第2の通信グループ情報が含まれている場合、前記グループ情報を参照して、前記第1の通信グループ情報と前記第2の通信グループ情報の相互変換を行うステップと、を含み、前記第1の通信グループ情報が異なる端末間の通信を実現する通信方法が提供される。本方法は、第1のネットワークと第2のネットワークとの境界に配置される通信ノードという、特定の機械に結びつけられている。
第5の視点によれば、第1のネットワークにおける通信グループを識別する第1の通信グループ情報と、第1のネットワークよりも多数の通信グループを収容可能な第2のネットワークにおける通信グループを識別する第2の通信グループ情報との対応関係を記憶するグループ情報記憶部を備える制御装置において、制御対象の通信ノードに対し、第1の通信グループ情報又は第2の通信グループ情報が含まれている受信パケットの前記第1の通信グループ情報と前記第2の通信グループ情報の相互変換を指示するステップを含み、前記第1の通信グループ情報が異なる端末間の通信を実現する通信方法が提供される。本方法は、第1のネットワークと第2のネットワークとの境界に配置される通信ノードに指示を与える制御装置という、特定の機械に結びつけられている。
第6の視点によれば、上記した通信ノード又は制御装置の機能を実現するためのコンピュータプログラムが提供される。なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な(非トランジエントな)記憶媒体に記録することができる。即ち、本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明によれば、上記4kを超えうる通信グループの収容と、端末の所属するVLANに囚われない通信グループの構成の実現が容易化される。
本発明の第1の実施形態の通信システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態のスイッチ(通信ノード)の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態のスイッチ(通信ノード)に保持されるグループ情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態のスイッチ(通信ノード)に保持されるグループ情報の別の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の動作を表したシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態の動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態の通信システムの構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態のスイッチ10−1、10−2に保持されるグループ情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態のスイッチ10−4、10−5に保持されるグループ情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における端末A−端末B間のパケット転送動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における端末A−端末B間のパケット転送動作に伴うパケットフォーマットの変化を示す図である。 本発明の第2の実施形態における端末A−端末C間のパケット転送動作(端末A〜スイッチ1(edge)通過)を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における端末A−端末C間のパケット転送動作(端末A〜スイッチ1(edge)通過)に伴うパケットフォーマットの変化を示す図である。 本発明の第2の実施形態における端末A−端末C間のパケット転送動作(スイッチ1(edge)〜スイッチ2(core)通過)を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における端末A−端末C間のパケット転送動作(スイッチ1(edge)〜スイッチ2(core)通過)に伴うパケットフォーマットの変化を示す図である。 本発明の第2の実施形態における端末A−端末C間のパケット転送動作(スイッチ2(core)〜端末C)を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における端末A−端末C間のパケット転送動作(スイッチ2(core)〜端末C)に伴うパケットフォーマットの変化を示す図である。 本発明の第2の実施形態のスイッチ1(edge)におけるフラッディング動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態のスイッチ1(edge)におけるフラッディング動作に伴うパケットフォーマットの変化を示す図である。 本発明の第2の実施形態のスイッチ2(core)におけるフラッディング動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態のスイッチ2(core)におけるフラッディング動作に伴うパケットフォーマットの変化を示す図である。 本発明の第2の実施形態のスイッチ3(edge)におけるフラッディング動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態のスイッチ3(edge)におけるフラッディング動作に伴うパケットフォーマットの変化を示す図である。 本発明の第2の実施形態のスイッチ4(edge)、スイッチ4(edge)におけるパケット破棄動作を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態の制御装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態の制御装置の仮想NW管理部に保持されるグループ情報の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態の動作を表したシーケンス図である。
はじめに本発明の一実施形態の概要について図面を参照して説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。
本発明は、その一実施形態において、グループ情報記憶部(図2の符号11参照)と、パケット処理部(図2の符号12参照)と、を備える通信ノード(図1、図2の符号10参照)にて実現できる。
より具体的には、通信ノード(図1、図2のスイッチ10に相当)のグループ情報記憶部(図2の符号11参照)は、第1のネットワーク(図1のローカルNW1000参照)における通信グループを識別する第1の通信グループ情報(図3のローカルVID参照)と、第1のネットワークよりも多数の通信グループを収容可能な第2のネットワークにおける通信グループを識別する第2の通信グループ情報(図3の通信グループ参照)との対応関係を記憶する。
そして、通信ノード(図1、図2のスイッチ10に相当)のパケット処理部(図2の符号12参照)は、前記グループ情報を参照して、受信パケットに含まれる第1の通信グループ情報と前記第2の通信グループ情報の相互変換を行う。
以上により、第2の通信グループ情報(図3の通信グループ参照)により識別される数の通信グループを収容し、かつ、VLAN ID(図1、図3のVID参照)が異なるネットワークも同一グループに所属させることが可能となる。また、第2の通信グループ情報(図3の通信グループ参照)のビット数が13ビット以上となるように構成すれば、先に述べた4kを超える通信グループを収容する可能となる。
[第1の実施形態]
続いて、本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の通信システムの構成を示す図である。図1を参照すると、中継ネットワーク2000を介して、2つのローカルネットワーク1000(A)、1000(B)が接続された構成が示されている。また、ローカルネットワーク1000(A)と中継ネットワーク2000の間、ローカルネットワーク1000(A)と中継ネットワーク2000の間には、それぞれスイッチ10(A)、10(B)が配置されている。また、ローカルネットワーク1000(A)には、端末1(a)、端末1(b)が接続され、ローカルネットワーク1000(B)には、端末1(c)、端末1(d)が接続されている。なお、以降の説明において、同種の装置を区別する必要が無い場合、端末1、スイッチ10、ローカルネットワーク1000と記載する。
スイッチ10は、ローカルNW1000(第1のネットワークに相当)において端末1に割り当てられた仮想ネットワークID(VID:Virtual Network ID;第1の通信グループ情報)を拡張できる。例えば、スイッチ10(A)は、端末1(a)から端末1(c)宛てのローカルNW1000のVIDが付与されたパケットを受信した場合、ローカルNW1000のVIDよりもビット数が多い第2の通信グループ情報に付け替えてから、中継ネットワーク2000(第2のネットワークに相当)側に転送する動作を行う。スイッチ10(A)は、端末1(c)から端末1(a)宛ての第2の通信グループ情報が付与されたパケットを受信した場合、ローカルNW1000のVIDに戻してから、端末1(a)側に転送する動作を行う。
第2の通信グループ情報の付け替えには、例えば、IEEE802.1adで標準化されている“QinQ”(拡張タグVLAN、スタックドVLAN、プロバイダブリッジ等とも呼ばれる。)を利用することができる。例えば、 “QinQ”のOVID(Outer VID)とIVID(Inner VID)に、それぞれVIDを付与することで、中継NW2000における仮想ネットワークを拡張できる。もちろん、“QinQ”以外の技術を利用して、第2の通信グループ情報を付け替えることも可能であり、ローカルNW1000に用いられるVIDよりもビット数が拡張されたIDにより仮想ネットワークを構築できるものであればよい。これにより、中継ネットワーク2000(第2のネットワークに相当)は、第1のネットワークよりも多数の通信グループを収容可能となる。
図1の例で、スイッチ10(A)は、端末1(b)から、ローカルNW1000(A)における端末1(b)のVIDに対応する仮想ネットワークタグ(“VID10”)が付与されたパケット(1)を受信する。スイッチ10(A)は、例えば、受信パケットのOVID領域とIVID領域に、それぞれ、ローカルNW1000(A)のVIDとは異なるVIDを付与する。図1の例では、スイッチ10は、OVIDに“VID100”を、IVIDに“VID1000”をそれぞれ付与し、パケットP2(図6参照)として中継ネットワーク2000に送信する。
ここで、上記のようなスイッチ10の機能を実現するためのスイッチの構成について説明する。図2は、本発明の第1の実施形態のスイッチ(通信ノード)の構成を示す図である。図2を参照すると、グループ情報記憶部11と、パケット処理部12を備えたスイッチ10が示されている。
グループ情報記憶部11は、スイッチ10が属する通信グループ(上記第2のグループ情報に相当)と、当該通信グループに対応するローカルNW1000のVIDとを対応付けたエントリを保持する。
図3は、スイッチ10のグループ情報記憶部11に保持されるグループ情報の一例を示す図である。図3の上段は、図1のスイッチ10(A)が保持するエントリの例であり、スイッチ10(A)が属する通信グループ(第2の通信グループ情報)と、図1のローカルVID(第1のグループ情報)とが対応付けられている。図3の下段は、図1のスイッチ10(B)が保持するエントリの例であり、スイッチ10(B)が属する通信グループ(第2のグループ情報)と、図1のローカルVID(第1の通信グループ情報)とが対応付けられている。図1、図3を参照すると、スイッチ10(A)とスイッチ10(B)は、異なるローカルVIDが割当てられているが、中継NW2000上では、VID100/VID1000で識別される同一のグループに属していることが分かる。
図4は、スイッチ10のグループ情報記憶部11に保持されるグループ情報の別の一例を示す図である。図4の例では、“QinQ”のOVID及びIVIDと、ローカルNWのVIDとを対応付けたエントリが示されている。図4に設定された具体的な内容は、図3のグループ情報と等価である。
以上のようなグループ情報記憶部11のエントリは、例えば、CLI(Command Line Interface)等により、ネットワークオペレータが設定してもよいし、スイッチ10の属性情報等を用いて自動的乃至半自動的に生成するようにしてもよい。
再度図2を参照すると、スイッチ10のパケット処理部12は、上述したグループ情報記憶部11のエントリを参照し、パケットに付加された通信グループ情報を相互に変換する動作を行う。例えば、パケット処理部12は、パケットを受信すると、グループ情報記憶部11から、受信パケットに付加されているVID又は通信グループ情報を持つエントリを検索する。そして、例えば、端末1側からパケットを受信した場合、パケットのVID(第1の通信グループ情報)を、該当エントリの通信グループ情報(第2の通信グループ情報;例えば、OVID、IVIDの組)を付け替えてから中継ネットワーク2000側に転送する。また、パケット処理部12は、中継ネットワーク2000側からパケットを受信した場合、パケットの通信グループ情報を、該当エントリのVID(第1の通信グループ情報)に付け替えてから、端末1側に転送する。
続いて、本実施形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。図5は、本発明の第1の実施形態の動作を表したシーケンス図である。以下、図5を参照しながら、適宜図6を参照して本実施形態の動作を説明する。
以下の説明では、図1に示したように、スイッチ10(A)とスイッチ10(B)とは、同一の通信グループに属しているものとする。また、スイッチ10(A)は、VID10が割り当てられたローカルネットワーク1000(A)に接続され、スイッチ10(B)は、VID20が割り当てられたローカルネットワーク1000(B)に接続されているものとする。
ここで、図1の端末1(b)が端末(d)宛てのパケットP1を送信したものとする。まず、スイッチ10(A)は、パケットP1を受信すると(ステップS1)、パケットP1に設定されている端末1(b)VIDタグ(ここではVID10)を元に、グループ情報記憶部11の該当エントリを検索する。
前記検索の結果、図3の上段に示すエントリが検索される。スイッチ10(A)は、パケットP1のVIDタグを、図3の通信グループフィールドの情報を持つタグ(例えば、OVID・IVIDの組)に付け替えたパケットP2を生成する(ステップS2、図6参照)。さらに、スイッチ10(A)は、前記パケットP2を中継ネットワーク2000上のスイッチ10(B)に転送する(ステップS3)。
前記パケットP2を受信したスイッチ10(B)は、パケットP2に設定されている通信グループフィールドの情報を持つタグを元に、グループ情報記憶部11の該当エントリを検索する。前記検索の結果、図3の下段に示すエントリが検索される。スイッチ10(B)は、パケットP2の通信グループタグを、図3のVIDタグ(図3の例ではVID20)に付け替えたパケットP3を生成する(ステップS4、図6参照)。さらに、スイッチ10(B)は、前記パケットP3を端末1(d)へと転送する(ステップS5)。
上記のように、スイッチ10(B)が、受信パケットの通信グループタグを、ローカルNW1000のVIDタグに付け替えるため、受信側の端末1(d)は、異なるVIDのローカルNW1000から送信されたパケットを受信できる。その理由は、スイッチ10が受信パケットのVIDを、ローカルNW1000のVIDに一旦変換し、適切なVIDを再設定していることにある。
以上のように、本実施形態によれば、VIDが異なるローカルNW1000間の通信が実現されている。さらに、本実施形態では、VIDよりも長いビット数を持つ通信グループ情報を使用しているため、中継ネットワーク2000が収容可能なグループ数の飛躍的な増大にも成功している。
[第2の実施形態]
続いて、中継ネットワーク上にエッジスイッチとコアスイッチが配置され、複数の通信グループがこれらスイッチを共用してグループ通信を行う第2の実施形態を説明する。なお、スイッチの構成等は、第1の実施形態と同様であるため、以下のその相違点を中心に説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態の通信システムの構成を示す図である。図7を参照すると、スイッチ10−1〜10−5が配置された中継ネットワーク105が示されている。スイッチ10−1〜10−5のうち、スイッチ10−1、10−3、10−4、10−5はそれぞれローカルVLAN1011〜1041との境界に配置されているエッジスイッチである。スイッチ10−2は、いずれのローカルVLANとも接続されていないコアスイッチである。
ローカルVLAN1011〜1041には、それぞれVID11〜41が割り当てられている。また、スイッチ10−1には、VLAN1011を介して端末1A、1Bが接続され、スイッチ10−3には、VLAN1021を介して端末1C、1Dが接続されている。同様に、スイッチ10−4には、VLAN1031を介して端末1Eが接続され、スイッチ10−5には、VLAN1041を介して端末1Fが接続されている。
本実施形態では、スイッチ10−1とスイッチ10−3が中継ネットワーク105で同一通信グループ106に属し、OVID=101、IVID=1000が与えられているものとする。同様に、スイッチ10−4とスイッチ10−5が中継ネットワーク105で同一通信グループ108に属し、OVID=101、IVID=2000が与えられているものとする。このように、通信グループ106と通信グループ108のOVIDとIVIDの組みは異なっているため、中継ネットワーク105上で識別可能となっている。
また、中継ネットワーク105のマルチキャスト、ブロードキャスト経路として、図7の太線107で示される経路が計算されているものとする。
ここで、本実施形態で用いる用語を整理して説明する。
(1)ローカルVLAN:
定義:端末〜スイッチ間でパケットをやり取りする時に使うVLAN。図7の「vlan11(VID=11)」、「vlan21(VID=21)」、「vlan31(VID=31)」、「vlan41(VID=41)」で識別されるVLAN1011〜1041が該当する。
(2)中継VLAN:
定義:ネットワーク内でL2中継の面を表すVLAN。図7の通信グループ106、108のOVIDとして設定される「VLAN101」がこれに該当する。
(3)グループVLAN:
定義:ネットワーク内で同一のL2中継面の中のグループ番号を表すVLAN。図7の通信グループ106、108のIVIDとして設定される「VLAN1000」、「VLAN2000」がこれに該当する。
(4)通信グループ
定義:ネットワーク内でお互いにL2中継通信できるスイッチのグループ、通信グループは、中継VLANとグループVLANの組で表される。本実施形態では、通信グループ106の通信グループ情報は、VLAN101・VLAN1000で表される。同様に、通信グループ108の通信グループ情報は、VLAN101・VLAN2000で表されている。これは、QinQの(OVID・IVID)の組に相当する。
(5)BC/MCツリー(図7の太線)
定義:ネットワーク内のすべてのスイッチに漏れ無くフラッディング(Flooding)するためのブロードキャスト/マルチキャスト ディストリビューション(転送/分散/配送)ツリー。以降、「BC/MCツリー」と記す。本実施形態では図7の「スイッチ1−スイッチ4」、「スイッチ1−スイッチ2」、「スイッチ2−スイッチ3」、「スイッチ2−スイッチ5」の配信ルート(太線)がこれに該当する。
ここで、スイッチ10−1〜10−5のポートを、便宜的に、エッジポートとコアポートに分類する。端末と接続しているポートをエッジポートと呼ぶ。また、他のスイッチを接続しているポートをコアポートと呼ぶ。
本実施形態では、2つの通信グループがある。スイッチ10−1、10−2、10−3は、通信グループ106に属する。通信グループ106の通信グループ情報としては、OVID=101・IVID=1000が設定されている。このため、スイッチ10−1、10−3のグループ情報記憶部11には、図8に示すようなエントリが設定されることになる。
スイッチ10−2、10−4、10−5は、通信グループ108に属する。通信グループ108の通信グループ情報としては、OVID=101・IVID=2000が設定されている。このため、スイッチ10−4、10−5のグループ情報記憶部11には、図9に示すようなエントリが設定されることになる。なお、スイッチ10−2は2つの通信グループに属することになる。
続いて、本実施形態のスイッチの基本動作を説明する。エッジスイッチ(スイッチ10−1、10−3、10−4、10−5)は、エッジポートからパケットを受信すると、以下のようなVLANに関する操作を行う。
1:端末からパケットを受信した場合、受信パケットのローカルVLANを中継VLAN(OVID)に変換する。
2:変換したパケットを元にルーティングテーブルや非特許文献1、2のフローテーブルを検索して、出力ポートを決定する。
3:(1)出力ポートがエッジポートであるとき、中継VLAN→ローカルVLANに変換して出力する。
(2)出力ポートがコアポートであるとき、パケットにさらにグループVLAN(IVID)を付加してから出力する。
また、エッジスイッチは、コアポートからパケットを受信すると、以下のようなVLANに関する操作を行う。
1:ネットワークからパケットを受信した場合、同じ通信グループの場合、グループVLANを外す。
2:変換したパケットを元にルーティングテーブルや非特許文献1、2のフローテーブルを検索して、出力ポートを決定する。
3:(1)出力ポートがエッジポートであるとき、中継VLAN→ローカルVLANに変換して出力する。
(2)出力ポートがコアポートであるとき、パケットにさらにグループVLAN(IVID)を付加してから出力する。
なお、コアスイッチは、上記中継VLAN(OVID)やグループVLAN(IVID)が付加されたパケットを受信しても、特段、VLANに関する操作は行わない。
以上の前提を元に、配下の端末間で通信が行われる際の経路上のスイッチで行われるパケット処理について説明する。まず、通信グループ106に属するスイッチ10−1、10−3配下の端末間で通信が行われる際の経路上のスイッチで行われるパケット処理について説明する。
[ローカルVLAN内通信]
図10は、ローカルVLAN1011上の端末A−端末B間のパケット転送動作を説明するための図である。パケット120は、端末Aから送信された端末B宛のパケットである。図11の符号122は、パケット120のフォーマットを示している。図11の例では、ローカルVLAN1011のVIDを示すVLAN−tag11がタグ付けされていることが分かる。
パケット120を受信したスイッチ10−1は、宛先が端末Bであることを判別してパケット121を端末Bに転送する。図11の符号123は、スイッチ10−1の内部処理におけるパケットフォーマットを示し、図11の符号124は、パケット121のフォーマットを示している。図11に示すとおり、スイッチ10−1は、一旦、中継VLAN(OVID=101)を持つVLAN−tag101を付けた後、出力先がエッジポートであるため、中継VLAN(OVID=101)を、ローカルVLAN1011のVIDを示すVLAN−tag11に付け替える操作を行っている。
[同一グループ間通信]
図12は、ローカルVLANが異なるが同一通信グループに属する端末A−端末C間の入り口側のエッジスイッチにおけるパケット転送動作を説明するための図である。図12のパケット125は、端末Aから送信された端末C宛のパケットである。図13の符号127は、パケット125のフォーマットを示している。図13の例では、ローカルVLAN1011のVIDを示すVLAN−tag11がタグ付けされていることが分かる。
パケット125を受信したスイッチ10−1は、宛先が端末Cであることを判別してパケット126をスイッチ10−2に転送する。図13の符号128は、スイッチ10−1の内部処理におけるパケットフォーマットを示し、図13の符号129は、パケット126のフォーマットを示している。図13の例では、中継VLAN(OVID=101)を持つVLAN−tag101を付けた後、さらに、グループ情報記憶部11の情報(図8参照)を元に、IVID=1000に対応するVLAN−tag1000が追加されていることが分かる。
パケット126を受信したスイッチ10−2は、図14に示すように、宛先が端末Cであることを判別してパケット130をスイッチ10−3に転送する。図15の下段の符号131は、パケット130のフォーマットを示している。図15の例では、スイッチ10−2は、パケット126をそのままパケット130として転送していることが分かる。
パケット130を受信したスイッチ10−3は、図16に示すように、宛先が端末Cであることを判別してパケット132を端末1Cに転送する。図17の符号133は、スイッチ10−3の内部処理におけるパケットフォーマットを示し、図17の符号134は、パケット132のフォーマットを示している。図17の例では、VLAN−tag101、VLAN−tag1000を持つパケット130からまずグループVLANを示すVLAN−tag1000が外される。その後、出力先がエッジポートであることから、さらに、グループ情報記憶部11の情報(図8参照)を元に、VLAN−tag101が、ローカルVID=21に対応するVLAN−tag21に付け替えられていることが分かる。
[フラッディング]
図18は、パケットをフラッディングする際における入口エッジスイッチ10−1の動作を説明するための図である。パケット135は、端末Aから送信されたフラッディング対象パケットである。図19の符号139は、パケット135のフォーマットを示している。図19の例では、DstMACにアドレスにブロードキャストアドレスが設定され、ローカルVLAN1011のVIDを示すVLAN−tag11がタグ付けされていることが分かる。
パケット135を受信したスイッチ10−1は、宛先がブロードキャストアドレスであることを判別して、BC/MC経路に従い、パケット136、138をフラッディングする。図19の符号140は、スイッチ10−1の入力ポート以外のエッジポートから出力されるパケット136のフォーマットを示し、図19の符号141は、スイッチ10−1のBC/MC経路上の全コアポートから出力されるパケット138のフォーマットを示している。図19の例では、パケット136には、パケット135と同じくVLAN−tag11が設定されていることが分かる(つまり、出力ポートがエッジポートであることから再びVLAN−tag11が付加される。)。また、パケット138には、グループ情報記憶部11の情報(図8参照)を元に、OVID=101に対応するVLAN−tag101とIVID=1000に対応するVLAN−tag1000との2つのVLANタグが追加されていることが分かる。
パケット138を受信したスイッチ10−2は、図20に示すように、BC/MC経路上の全コアポートからパケット142を出力する。図21の下段の符号145は、パケット142のフォーマットを示している。図21の例では、スイッチ10−2は、パケット138をそのままパケット142として転送していることが分かる。
パケット142を受信したスイッチ10−3は、図22に示すように、宛先がブロードキャストアドレスであることを判別して、自身のエッジポートにパケット143をフラッディングする。図23の下段の符号144は、パケット143のフォーマットを示している。図23の例では、グループ情報記憶部11の情報(図8参照)を元に、VLAN−tag101及びVLAN−tag1000が外されて、ローカルVID=21に対応するVLAN−tag21に付け替えられていることが分かる。
なお、フラッディングの場合、図18のスイッチ10−1からスイッチ10−4に向かうパケット138、図20のスイッチ10−2からスイッチ10−5に向かうパケット142のように、フラッディングされたパケットは、異なる通信グループに属するスイッチにも転送される。しかしながら、スイッチ10−4、スイッチ10−5は、これらのパケットを受信した際に、グループ情報記憶部11に該当するエントリがあるかどうか検索する。しかしながら、図9に示したように、これらのパケットに設定されたVLAN−tag101、VLAN−tag1000に対応するエントリが無いため、スイッチ10−4、10−5は、図24に示すように、自分の通信グループに属するパケットではないと判断して、これらパケットを破棄(Drop)する。なお、図24の例では、スイッチ10−4、10−5は、パケットの破棄動作のみをしているが、ほかにBC/MC経路上のコアポートがある場合、これらのコアポートからフラッディング動作を行うことになる。
また、パケットの破棄動作はBC/MCパケットの受信時だけでなく、ユニキャストパケットが届いた場合も同様に適用される。即ち、スイッチ10は、自装置宛てでないユニキャストパケットを受信した場合、パケットを破棄する動作を行うことになる。
[第3の実施形態]
続いて、制御装置側で通信グループ情報の付け替えに関する指示を行うようにした第3の実施形態について説明する。なお、スイッチ(通信ノード)の構成やパケットのフォーマット等は、第1、第2の実施形態と同様であるため、以下のその相違点を中心に説明する。
図25は、本実施形態の制御装置の構成を示すブロック図である。図25を参照すると、制御部21と、仮想NW管理部22と、通信インターフェース23とを備えた構成が示されている。
制御装置20は、通信インターフェース23を介して、スイッチ10と通信可能である。スイッチ10が非特許文献1、2のオープンフロースイッチである場合、制御装置20として、非特許文献1、2のオープンコントローラを用いることもできる。
仮想NW管理部22は、第1の実施形態のグループ情報記憶部11と同様に、スイッチ10が属する通信グループ(第2の通信グループ情報に相当)と、当該通信グループに対応するローカルNW1000のVID(第1の通信グループ情報に相当)とを対応付けたエントリを保持する。図26は、仮想NW管理部22が保持するエントリの例である。図3、図4に示したエントリとの相違点は、制御対象のスイッチIDを記述するフィールドが追加されている点である。なお、図26の例では、スイッチIDフィールドを設けることで、単一のテーブルで実現しているが、スイッチ毎のテーブルを用意してもよい。このような仮想NW管理部22のエントリは、ネットワークオペレータが設定してもよいし、運用管理装置等の外部装置から設定してもよい。
制御部21は、上記した仮想NW管理部22を参照し、スイッチ10に対応する通信グループを特定する。さらに、制御部21は、スイッチ10に対し、例えば、当該スイッチが属する通信グループ(第2の通信グループ情報に相当)と、当該通信グループに対応するローカルNW1000のVID(第1の通信グループ情報に相当)との対応関係を示す情報(通信グループ情報の付け替え指示)を通知する。なお、仮想NW管理部22において、図4に示したように、OVIDとIVIDの組と、ローカルNWのVIDとの対応関係を示す情報を保持する場合には、これらが通知されることになる。
本実施形態のスイッチ10は、上記機能を有する制御装置20の制御部21から通知された情報(通信グループ情報の付け替え指示)に基づいて、通信グループ(第2の通信グループ情報に相当)と、当該通信グループに対応するローカルNW1000のVID(第1の通信グループ情報に相当)との相互変換を行う。
続いて、本実施形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。図27は、本発明の第3の実施形態の動作を表したシーケンス図である。以下、図27を参照しながら、適宜図6を参照して本実施形態の動作を説明する。
本実施形態においても、図6に示したように、スイッチ10(A)とスイッチ10(B)とは、同一の通信グループに属しているものとする。また、スイッチ10(A)は、VID10が割り当てられたローカルネットワーク1000(A)に接続され、スイッチ10(B)は、VID20が割り当てられたローカルネットワーク1000(B)に接続されているものとする。
図27を参照すると、まず、制御装置20は、制御対象のスイッチ10を選択し、当該スイッチ10が属する通信グループ(第2の通信グループ情報)を特定する(ステップS11)。
次に、制御装置20は、スイッチ10に対して、通信グループ情報の付け替え指示を送信する(ステップS12)。なお、通信グループ情報の付け替え指示は、図3、図4に示したようなグループ情報記憶部11のエントリ追加、変更、削除指示の形態を採ることができる。また、スイッチ10が非特許文献1、2のオープンフロースイッチである場合には、これらオープンフロースイッチに、パケットヘッダの書換えを指示するフローエントリの形態を採ることもできる。
スイッチ10は、上記通信グループ情報の付け替え指示に基づいて、通信グループ(第2の通信グループ情報に相当)と、当該通信グループに対応するローカルNW1000のVID(第1の通信グループ情報に相当)との相互変換(Tag付け替え)を行う(ステップS13)。
以上のように、本発明の実施形態によれば、第1、第2の実施形態の効果に加えて、ネットワークの状況やネットワークユーザの要求に応じて、スイッチに対してフレキシブルに通信グループ情報の付け替えに関する指示を行うことが可能となる。例えば、トラフィックやパケットのステータス等に応じて、割り当てる第2の通信グループ情報を変えたり、追加のQoS情報を付加するといったことが可能となる。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。例えば、各図面に示したネットワーク構成、各要素の構成、メッセージの表現形態は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。
なお、図2、25に示したスイッチ10及び制御装置20の各部(処理手段)は、これらの装置を構成するコンピュータに、そのハードウェアを用いて、上記した各処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することもできる。
最後に、本発明の好ましい形態を要約する。
[第1の形態]
(上記第1の視点による通信ノード参照)
[第2の形態]
第1の形態の通信ノードにおいて、
前記第2の通信グループ情報は、レイヤ2ネットワークを識別するための識別情報と、所定のグループ識別情報とを含んで一意となるよう構成されることが好ましい。
[第3の形態]
第1又は第2の形態の通信ノードにおいて、
前記第1の通信グループ情報は所定のNビットで構成され、前記第2の通信グループ情報は、2Nビットで構成されることが好ましい。
[第4の形態]
第1から第3いずれか一の形態の通信ノードにおいて、
前記第2の通信グループ情報に基づいてパケット転送を行う第2の通信ノードと接続されていることが好ましい。
[第5の形態]
第2の形態の通信ノードにおいて、
端末からパケットを受信した時に、前記第1の通信グループ情報を、前記レイヤ2ネットワークを識別するための識別情報(中継VLAN情報)に付け替え、
前記付け替え後のパケットの出力先が別の端末と接続されたエッジポートである場合、前記レイヤ2ネットワークを識別するための識別情報(中継VLAN情報)を、前記第1の通信グループ情報に書き戻し、
前記付け替え後のパケットの出力先がコアネットワークと接続されたコアポートである場合、前記パケットに前記所定のグループ識別情報(グループVLAN情報)を追加することが好ましい。
[第6の形態]
第2の形態の通信ノードにおいて、
コアネットワーク側からパケットを受信した時に、前記パケットから、所定のグループ識別情報(グループVLAN情報)を取り外し、
前記取り外し後のパケットの出力先が端末と接続されたエッジポートである場合、前記レイヤ2ネットワークを識別するための識別情報(中継VLAN情報)を、前記第1の通信グループ情報に書き戻し、
前記付け替え後のパケットの出力先がコアネットワークと接続されたコアポートである場合、前記パケットに所定のグループ識別情報(グループVLAN情報)を追加することが好ましい。
[第7の形態]
上記した通信ノードに対して、前記第1、第2の通信グループ情報との対応関係を通知する制御装置。
[第8の形態]
(上記第2の視点による制御装置参照)
[第9の形態]
(上記第3の視点による通信システム参照)
[第10、第11の形態]
(上記第4、第5の視点による通信方法参照)
[第12の形態]
第1のネットワークにおける通信グループを識別する第1の通信グループ情報と、第1のネットワークよりも多数の通信グループを収容可能な第2のネットワークにおける通信グループを識別する第2の通信グループ情報との対応関係を記憶するグループ情報記憶部を備えるコンピュータに、
受信パケットに、第1の通信グループ情報又は第2の通信グループ情報が含まれているか否かを検査する処理と、
受信パケットに、第1の通信グループ情報又は第2の通信グループ情報が含まれている場合、前記グループ情報を参照して、前記第1の通信グループ情報と前記第2の通信グループ情報の相互変換を行う処理と、
を実行させるプログラム。
[第13の形態]
第1のネットワークにおける通信グループを識別する第1の通信グループ情報と、第1のネットワークよりも多数の通信グループを収容可能な第2のネットワークにおける通信グループを識別する第2の通信グループ情報との対応関係を記憶するグループ情報記憶部を備えるコンピュータにおいて、
制御対象の通信ノードに対し、第1の通信グループ情報又は第2の通信グループ情報が含まれている受信パケットの前記第1の通信グループ情報と前記第2の通信グループ情報の相互変換を指示する処理を実行させるプログラム。
なお、上記第7〜第13の形態は、第1の形態と同様に、第2〜第6の形態に展開することが可能である。
なお、上記の特許文献および非特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1、1A〜1F、1(a)、1(b)、1(c)、1(d) 端末
10、10(A)、10(B)、10−1〜10−5 スイッチ
11 グループ情報記憶部
12 パケット処理部
20 制御装置
21 制御部
22 仮想NW管理部
23 通信インターフェース
106、108 通信グループ
107 ブロードキャスト/マルチキャスト経路
120〜145 パケット、パケットフォーマット
1000、1000(A)、1000(B)、1011〜1041 ローカルネットワーク
105、2000 中継ネットワーク
P1〜P3 パケット

Claims (17)

  1. 第1のネットワークにおける通信グループを識別する第1の通信グループ情報と、第1のネットワークよりも多数の通信グループを収容可能な第2のネットワークにおける通信グループを識別する第2の通信グループ情報との対応関係を記憶するグループ情報記憶部と、
    前記グループ情報を参照して、受信パケットに含まれる第1の通信グループ情報と前記第2の通信グループ情報の相互変換を行うパケット処理部と、
    を備え、
    前記第1の通信グループ情報が異なる端末間の通信を実現する通信ノード。
  2. 前記第2の通信グループ情報は、レイヤ2ネットワークを識別するための識別情報と、所定のグループ識別情報とを含んで一意となるよう構成される請求項1の通信ノード。
  3. 前記第1の通信グループ情報は所定のNビットで構成され、前記第2の通信グループ情報は、2Nビットで構成される請求項1又は2の通信ノード。
  4. 前記第2の通信グループ情報に基づいてパケット転送を行う第2の通信ノードと接続されている請求項1から3いずれか一の通信ノード。
  5. 端末からパケットを受信した時に、前記第1の通信グループ情報を、前記レイヤ2ネットワークを識別するための識別情報に付け替え、
    前記付け替え後のパケットの出力先が別の端末と接続されたエッジポートである場合、前記レイヤ2ネットワークを識別するための識別情報を、前記第1の通信グループ情報に書き戻し、
    前記付け替え後のパケットの出力先がコアネットワークと接続されたコアポートである場合、前記パケットに前記所定のグループ識別情報を追加する、
    請求項2の通信ノード。
  6. コアネットワーク側からパケットを受信した時に、前記パケットから、所定のグループ識別情報を取り外し、
    前記取り外し後のパケットの出力先が端末と接続されたエッジポートである場合、前記レイヤ2ネットワークを識別するための識別情報を、前記第1の通信グループ情報に書き戻し、
    前記付け替え後のパケットの出力先がコアネットワークと接続されたコアポートである場合、前記パケットに所定のグループ識別情報(グループVLAN情報)を追加する、
    請求項2の通信ノード。
  7. 請求項1から6いずれか一の通信ノードに対して、前記第1、第2の通信グループ情報との対応関係を通知する制御装置。
  8. 第1のネットワークにおける通信グループを識別する第1の通信グループ情報と、第1のネットワークよりも多数の通信グループを収容可能な第2のネットワークにおける通信グループを識別する第2の通信グループ情報との対応関係を記憶するグループ情報記憶部と、
    制御対象の通信ノードに対して、受信パケットに含まれる第1の通信グループ情報と前記第2の通信グループ情報の相互変換を指示する制御部と、
    を備え、
    前記第1の通信グループ情報が異なる端末間の通信を実現する制御装置。
  9. 前記第2の通信グループ情報は、レイヤ2ネットワークを識別するための識別情報と、前記グループ識別情報とを含んで一意となるよう構成される請求項8の制御装置。
  10. 前記第1の通信グループ情報は所定のNビットで構成され、前記第2の通信グループ情報は、2Nビットで構成される請求項8又は9の制御装置。
  11. 第2の通信ノードに対し、前記第2の通信グループ情報に基づいてパケット転送を指示する請求項8から10いずれか一の制御装置。
  12. 請求項1から6いずれか一の通信ノードと、請求項7の制御装置とを含む通信システム。
  13. 請求項8から11いずれか一の制御装置と、前記制御装置からの指示に従って、受信パケットに含まれる第1の通信グループ情報と前記第2の通信グループ情報の相互変換を行う通信ノードとを含む通信システム。
  14. 第1のネットワークにおける通信グループを識別する第1の通信グループ情報と、第1のネットワークよりも多数の通信グループを収容可能な第2のネットワークにおける通信グループを識別する第2の通信グループ情報との対応関係を記憶するグループ情報記憶部を備える通信ノードにおいて、
    受信パケットに、第1の通信グループ情報又は第2の通信グループ情報が含まれているか否かを検査するステップと、
    受信パケットに、第1の通信グループ情報又は第2の通信グループ情報が含まれている場合、前記グループ情報を参照して、前記第1の通信グループ情報と前記第2の通信グループ情報の相互変換を行うステップと、
    を含み、
    前記第1の通信グループ情報が異なる端末間の通信を実現する通信方法。
  15. 第1のネットワークにおける通信グループを識別する第1の通信グループ情報と、第1のネットワークよりも多数の通信グループを収容可能な第2のネットワークにおける通信グループを識別する第2の通信グループ情報との対応関係を記憶するグループ情報記憶部を備える制御装置において、
    制御対象の通信ノードに対し、第1の通信グループ情報又は第2の通信グループ情報が含まれている受信パケットの前記第1の通信グループ情報と前記第2の通信グループ情報の相互変換を指示するステップを含み、
    前記第1の通信グループ情報が異なる端末間の通信を実現する通信方法。
  16. 第1のネットワークにおける通信グループを識別する第1の通信グループ情報と、第1のネットワークよりも多数の通信グループを収容可能な第2のネットワークにおける通信グループを識別する第2の通信グループ情報との対応関係を記憶するグループ情報記憶部を備えるコンピュータに、
    受信パケットに、第1の通信グループ情報又は第2の通信グループ情報が含まれているか否かを検査する処理と、
    受信パケットに、第1の通信グループ情報又は第2の通信グループ情報が含まれている場合、前記グループ情報を参照して、前記第1の通信グループ情報と前記第2の通信グループ情報の相互変換を行う処理と、
    を実行させるプログラム。
  17. 第1のネットワークにおける通信グループを識別する第1の通信グループ情報と、第1のネットワークよりも多数の通信グループを収容可能な第2のネットワークにおける通信グループを識別する第2の通信グループ情報との対応関係を記憶するグループ情報記憶部を備えるコンピュータにおいて、
    制御対象の通信ノードに対し、第1の通信グループ情報又は第2の通信グループ情報が含まれている受信パケットの前記第1の通信グループ情報と前記第2の通信グループ情報の相互変換を指示する処理を実行させるプログラム。
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