JPWO2015129797A1 - 端末装置、集積回路、および、無線通信方法 - Google Patents

端末装置、集積回路、および、無線通信方法 Download PDF

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Abstract

複数のサブフレームにおけるPDCCHの繰り返しの回数をセットし、MBSFNサブフレームを指示するパラメータを含む情報と、下りリンクアサインメントを受信し、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされているか否かに基づいて、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームにおいて、前記下りリンクアサインメントが生じる可能性があるかを判断する。

Description

本発明は、端末装置、集積回路、および、無線通信方法に関する。
本願は、2014年2月26日に、日本に出願された特願2014−034909号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
セルラー移動通信の無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution (LTE)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access : EUTRA」と称する。)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project: 3GPP)において検討されている。LTEでは、下りリンクの通信方式として、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing: OFDM)方式が用いられる。LTEでは、上りリンクの通信方式として、SC−FDMA(Single-Carrier Frequency Division Multiple Access)方式が用いられる。LTEでは、基地局装置をeNodeB(evolved NodeB)、移動局装置をUE(User Equipment)とも称する。LTEは、基地局装置がカバーするエリアをセル状に複数配置するセルラー通信システムである。単一の基地局装置は複数のセルを管理してもよい。
LTEにおいて、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)またはEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)を用いて下りリンク制御情報(Downlink Control Information: DCI)が送信される。DCIは、あるセルにおけるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)のスケジューリングのために用いられる。
LTEにおいて、下りリンクにおけるMBSFN(Multicast Broadcast Single Frequency Network)のためにリザーブされるMBSFNサブフレームが定義されている。
3GPPにおいて、セルのカバレッジを改良するために、複数のサブフレームにおいてPDCCHおよびEPDCCHを繰り返し送信する技術が検討されている(非特許文献1)。
"On PDCCH/EPDCCH mapping for enhanced coverage MTC UE", R1-140774, Ericsson, 3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #76, Prague, Czech Republic, 10th - 14th February 2014.
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、PDCCHまたはEPDCCHの繰り返しが適用できる無線通信システムにおいて、効率的に通信を行なうことができる端末装置、集積回路、および、無線通信方法を提供することである。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の端末装置は、複数のサブフレームにおけるPDCCHの繰り返しの回数をセットする設定部と、MBSFNサブフレームを指示するパラメータを含む情報と、下りリンクアサインメントを受信する受信部と、を備え、前記受信部は、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされているか否かに基づいて、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームにおいて、前記下りリンクアサインメントが生じる可能性があるかを判断する。
(2)また、本発明の端末装置は、複数のサブフレームにおけるPDCCHの繰り返しの回数をセットする設定部と、MBSFNサブフレームを指示するパラメータを含む情報と、下りリンクアサインメントをともなうPDCCHを受信する受信部と、を備え、前記受信部は、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない場合には、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームを除いて、あるサブフレームにおける前記PDCCHの検出に基づいて、前記あるサブフレームと同じサブフレームにおけるPDSCHをデコードし、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされている場合には、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームを含む前記複数のサブフレームにおいて繰り返されるPDCCHの検出に基づいて、前記複数のサブフレームとは異なる1つまたは複数のサブフレームにおいてPDSCHをデコードする。
(3)また、本発明の集積回路は端末装置に実装される集積回路であって、複数のサブフレームにおけるPDCCHの繰り返しの回数をセットする機能と、MBSFNサブフレームを指示するパラメータを含む情報と、下りリンクアサインメントを受信する機能と、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされているか否かに基づいて、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームにおいて、前記下りリンクアサインメントが生じる可能性があるかを判断する機能と、を含む一連の機能を前記端末装置に発揮させる。
(4)また、本発明の集積回路は端末装置に実装される集積回路であって、複数のサブフレームにおけるPDCCHの繰り返しの回数をセットする機能と、MBSFNサブフレームを指示するパラメータを含む情報と、下りリンクアサインメントをともなうPDCCHを受信する機能と、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない場合には、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームを除いて、あるサブフレームにおける前記PDCCHの検出に基づいて、前記あるサブフレームと同じサブフレームにおけるPDSCHをデコードする機能と、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされている場合には、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームを含む前記複数のサブフレームにおいて繰り返されるPDCCHの検出に基づいて、前記複数のサブフレームとは異なる1つまたは複数のサブフレームにおいてPDSCHをデコードする機能と、を含む一連の機能を前記端末装置に発揮させる。
(5)また、本発明の無線通信方法は端末装置に対して用いられる無線通信方法であって、複数のサブフレームにおけるPDCCHの繰り返しの回数をセットし、MBSFNサブフレームを指示するパラメータを含む情報と、下りリンクアサインメントを受信し、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされているか否かに基づいて、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームにおいて、前記下りリンクアサインメントが生じる可能性があるかを判断する。
(6)また、本発明の無線通信方法は端末装置に対して用いられる無線通信方法であって、複数のサブフレームにおけるPDCCHの繰り返しの回数をセットし、MBSFNサブフレームを指示するパラメータを含む情報と、下りリンクアサインメントをともなうPDCCHを受信し、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない場合には、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームを除いて、あるサブフレームにおける前記PDCCHの検出に基づいて、前記あるサブフレームと同じサブフレームにおけるPDSCHをデコードし、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされている場合には、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームを含む前記複数のサブフレームにおいて繰り返されるPDCCHの検出に基づいて、前記複数のサブフレームとは異なる1つまたは複数のサブフレームにおいてPDSCHをデコードする。
この発明によれば、PDCCHまたはEPDCCHの繰り返しが適用できる無線通信において、効率的に通信を行なうことができる。
本実施形態の無線通信システムの概念図である。 本実施形態の無線フレームの概略構成を示す図である。 本実施形態のスロットの構成を示す図である。 本実施形態の下りリンクのサブフレームにおける物理チャネルおよび物理信号の配置の一例を示す図である。 本実施形態におけるPDCCHの繰り返しの回数がセットされていない場合のチャネルの配置を示す図である。 本実施形態のPDCCHの繰り返しの回数がセットされている場合のチャネルの配置を示す図である。 本実施形態の移動局装置1の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態の基地局装置3の構成を示す概略ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態では、移動局装置に対して単一のセルが設定される。移動局装置に対して設定されるセルを、サービングセルとも称する。設定された単一のサービングセルは、プライマリーセルとも称する。プライマリーセルは、初期コネクション構築(initial connection establishment)プロシージャが行なわれたサービングセル、コネクション再構築(connection re-establishment)プロシージャを開始したサービングセル、または、ハンドオーバプロシージャにおいてプライマリーセルと指示されたセルである。
本実施形態の無線通信システムは、TDD(Time Division Duplex)方式またはFDD(Frequency Division Duplex)方式が適用されてもよい。以下、FDD方式が適用されることを前提として本実施形態を記載する。
図1は、本実施形態の無線通信システムの概念図である。図1において、無線通信システムは、移動局装置1A〜1C、および基地局装置3を具備する。以下、移動局装置1A〜1Cを移動局装置1という。
本実施形態の物理チャネルおよび物理信号について説明する。
図1において、移動局装置1から基地局装置3への上りリンクの無線通信では、以下の上りリンク物理チャネルが用いられる。上りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために使用される。
・PUCCH(Physical Uplink Control Channel)
・PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)
・PRACH(Physical Random Access Channel)
図1において、上りリンクの無線通信では、以下の上りリンク物理信号が用いられる。上りリンク物理信号は、上位層から出力された情報を送信するために使用されないが、物理層によって使用される。
・上りリンク参照信号(Uplink Reference Signal: UL RS)
図1において、基地局装置3から移動局装置1への下りリンクの無線通信では、以下の下りリンク物理チャネルが用いられる。下りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために使用される。
・PBCH(Physical Broadcast Channel)
・PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)
・PHICH(Physical Hybrid automatic repeat request Indicator Channel)
・PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)
・PMCH(Physical Multicast Channel)
・PDCCH(Physical Downlink Control Channel)
・EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)
PBCHは、移動局装置1で共通に用いられるマスターインフォメーションブロック(Master Information Block: MIB, Broadcast Channel: BCH)を報知するために用いられる。MIBは、40ms間隔で送信され、MIBは10ms周期で繰り返し送信される。
PCFICHは、PDCCHの送信に用いられる領域(OFDMシンボル)を指示する情報を送信するために用いられる。
PHICHは、基地局装置3が受信した上りリンクデータ(Uplink Shared Channel: UL-SCH)に対するACK(ACKnowledgement)またはNACK(Negative ACKnowledgement)を示すHARQインディケータ(HARQフィードバック、応答情報)を送信するために用いられる。
PDSCHは、下りリンクデータ(Downlink Shared Channel: DL-SCH)を送信するために用いられる。
PMCHは、マルチキャストデータ(Multicast Channel: MCH)を送信するために用いられる。
PDCCHおよびEPDCCHは、下りリンク制御情報(Downlink Control Information: DCI)を送信するために用いられる。下りリンク制御情報を、DCIフォーマットとも称する。下りリンク制御情報は、下りリンクグラント(downlink grant)を含む。下りリンクグラントは、下りリンクアサインメント(downlink assignment)または下りリンク割り当て(downlink allocation)とも称する。
下りリンクグラントは、単一のセル内の単一のPDSCHコードワードのスケジューリングに用いられる。下りリンクグラントは、該下りリンクグラントが送信されたサブフレームと同じサブフレーム内のPDSCHコードワードのスケジューリングに用いられてもよい。下りリンクグラントは、複数のサブフレームにおいて繰り返し送信されてもよい。PDSCHコードワードは、複数のサブフレームにおいて繰り返し送信されてもよい。複数のサブフレームにおいて繰り返し送信される下りリンクグラントは、該下りリンクグラントが送信されたサブフレームと異なるサブフレーム内の単一のPDSCHコードワードのスケジューリングに用いられてもよい。
DCIフォーマットには、CRC(Cyclic Redundancy Check)パリティビットが付加される。CRCパリティビットは、C−RNTI(Cell-Radio Network Temporary Identifier)でスクランブルされる。C−RNTIは、セル内において移動局装置を識別するための識別子である。
端末装置1は、PDCCHおよびEPDCCHが繰り返し送信されるかどうかを決定する。PDCCHおよびEPDCCHが繰り返し送信されるとは、複数のPDCCHまたはEPDCCHのそれぞれを介して同じ下りリンク制御情報(同じ下りリンクアサインメントとも称する)が繰り返し送信されることを意味する。端末装置1は、該複数のPDCCHおよびEPDCCHを用いて、単一の下りリンク制御情報のデコードを行う。例えば、端末装置1は該複数のPDCCHおよびEPDCCHを合成し、合成したPDCCHおよびEPDCCHを用いて単一の下りリンク制御情報のデコードを行ってもよい。
端末装置1は、下りリンク受信電力などに基づいて、PDCCHおよびEPDCCHが繰り返し送信されるかどうかを決定してもよい。端末装置1は、基地局装置3から受信した情報に含まれるパラメータに基づいて、PDCCHおよびEPDCCHが繰り返し送信されるかどうかを決定してもよい。
端末装置1は、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数をセットする。端末装置1は、下りリンク受信電力などに基づいて、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数をセットしてもよい。端末装置1は、基地局装置3から受信した上位層の信号に含まれるパラメータに基づいて、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数をセットしてもよい。該PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数は2回、または、それより多い回数である。
端末装置1は、PDCCHおよびEPDCCHが繰り返し送信されないと決定した場合、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数をセットしなくてもよい。
PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数がセットされていることを、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しが有効(enable、valid)であるとも称してもよい。PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数がセットされている端末装置1は、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しに関連するパラメータがセットされている端末装置1であってもよい。
PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数がセットされていないことを、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しが無効(disable、invalid)であるとも称してもよい。PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数がセットされていない端末装置1は、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しに関連するパラメータがセットされていない端末装置1であってもよい。
送信モードは、基地局装置3によってサービングセル毎に制御される。端末装置1は、基地局装置3から受信した上位層の信号に基づいて、サービングセルに対する送信モードをセットする。すなわち、基地局装置3は、上位層の信号を介して送信モードを端末装置1にセットする。送信モードは、送信モード1から送信モード10を含む。
端末装置1は、送信モードに基づいて、モニタするDCIフォーマットを決定してもよい。例えば、送信モード1を設定された端末装置1は、DCIフォーマット1AとDCIフォーマット1をモニタする。
PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数がセットされている端末装置1は、送信モードに基づいて、モニタするDCIフォーマットを決定してもよい。
PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数がセットされている端末装置1は、送信モードにかかわらず、モニタするDCIフォーマットを決定してもよい。例えば、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数がセットされている端末装置1は、DCIフォーマット1Eをモニタする。
図1において、下りリンクの無線通信では、以下の下りリンク物理信号が用いられる。下りリンク物理信号は、上位層から出力された情報を送信するために使用されないが、物理層によって使用される。
・同期信号(Synchronization signal: SS)
・下りリンク参照信号(Downlink Reference Signal: DL RS)
同期信号は、移動局装置1が下りリンクの周波数領域および時間領域の同期をとるために用いられる。TDD方式において、同期信号は無線フレーム内のサブフレーム0、1、5、6に配置される。FDD方式において、同期信号は無線フレーム内のサブフレーム0と5に配置される。
下りリンク参照信号は、移動局装置1が下りリンク物理チャネルの伝搬路補正を行なうために用いられる。下りリンク参照信号は、移動局装置1が下りリンクのチャネル状態情報を算出するために用いられる。
下りリンク物理チャネルおよび下りリンク物理信号を総称して、下りリンク信号と称する。上りリンク物理チャネルおよび上りリンク物理信号を総称して、上りリンク信号と称する。下りリンク物理チャネルおよび上りリンク物理チャネルを総称して、物理チャネルと称する。下りリンク物理信号および上りリンク物理信号を総称して、物理信号と称する。
BCH、UL−SCHおよびDL−SCHは、トランスポートチャネルである。媒体アクセス制御(Medium Access Control: MAC)層で用いられるチャネルをトランスポートチャネルと称する。MAC層で用いられるトランスポートチャネルの単位を、トランスポートブロック(transport block: TB)またはMAC PDU(Protocol Data Unit)とも称する。MAC層においてトランスポートブロック毎にHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の制御が行なわれる。トランスポートブロックは、MAC層が物理層に渡す(deliver)データの単位である。物理層において、トランスポートブロックはコードワードにマップされ、コードワード毎に符号化処理が行なわれる。
以下、本実施形態の無線フレーム(radio frame)の構成について説明する。
図2は、本実施形態の無線フレームの概略構成を示す図である。無線フレームのそれぞれは、10ms長である。図2において、横軸は時間軸である。無線フレームのそれぞれは、10のサブフレームから構成される。サブフレームのそれぞれは、1ms長であり、2つの連続するスロットによって定義される。スロットのそれぞれは、0.5ms長である。無線フレーム内のi番目のサブフレームは、(2×i)番目のスロットと(2×i+1)番目のスロットとから構成される。
以下、本実施形態のスロットの構成について説明する。
図3は、本実施形態のスロットの構成を示す図である。スロットのそれぞれにおいて送信される物理信号または物理チャネルは、リソースグリッドによって表現される。図3において、横軸は時間軸であり、縦軸は周波数軸である。下りリンクにおいて、リソースグリッドは複数のサブキャリアと複数のOFDMシンボルによって定義される。1つのスロットを構成するサブキャリアの数は、セルの帯域幅に依存する。1つのスロットを構成するOFDMシンボルの数は7である。リソースグリッド内のエレメントのそれぞれをリソースエレメントと称する。リソースエレメントは、サブキャリアの番号とOFDMシンボルの番号とを用いて識別する。
リソースブロックは、ある物理チャネル(PDSCHなど)のリソースエレメントへのマッピングを表現するために用いられる。リソースブロックは、仮想リソースブロックと物理リソースブロックが定義される。ある物理チャネルは、まず仮想リソースブロックにマップされる。その後、仮想リソースブロックは、物理リソースブロックにマップされる。1つの物理リソースブロックは、時間領域において7個の連続するOFDMシンボルと周波数領域において12個の連続するサブキャリアとから定義される。ゆえに、1つの物理リソースブロックは(7×12)個のリソースエレメントから構成される。また、1つの物理リソースブロックは、時間領域において1つのスロットに対応し、周波数領域において180kHzに対応する。物理リソースブロックは周波数領域において0から番号が付けられる。
以下、サブフレームのそれぞれにおいて送信される物理チャネルおよび物理信号について説明する。
図4は、本実施形態の下りリンクにおける物理チャネルおよび物理信号の配置の一例を示す図である。図4において、横軸は時間軸であり、縦軸は周波数軸である。基地局装置3は、下りリンクにおいて、下りリンク物理チャネル(PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH、EPDCCH、PDSCH、PBCH)、および下りリンク物理信号(同期信号、下りリンク参照信号)を送信してもよい。尚、下りリンク参照信号は周波数領域および時間領域において分散するリソースエレメントに配置される。説明の簡略化のため図4において下りリンク参照信号は図示しない。
PDCCH領域において、複数のPDCCHが周波数および時間多重されてもよい。EPDCCH領域において、複数のEPDCCHが周波数、時間、および空間多重されてもよい。PDSCH領域において、複数のPDSCHが周波数および空間多重されてもよい。PDCCHとPDSCHまたはEPDCCHは時間多重されてもよい。PDSCHとEPDCCHは周波数多重されてもよい。
下りリンクにおいて、サブフレームはMBSFN(Multicast Broadcast Single Frequency Network)サブフレームおよびnon−MBSFNサブフレームを含む。PMCHは、MBSFNサブフレームのみで送信されてもよい。PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH、EPDCCH、PDSCHは、MBSFNサブフレームおよびnon−MBSFNサブフレームにおいて送信されてもよい。あるサービングセルにおける1つのMBSFNサブフレームにおいて、PMCHとPDSCHとは同時に送信されない。
基地局装置3は、サービングセルにおけるMBSFNサブフレームおよびnon−MBSFNサブフレームを示す情報を含む上位層の信号を、端末装置1に送信する。端末装置1は、サービングセルにおけるMBSFNサブフレームおよびnon−MBSFNサブフレームを示すパラメータmbsfn-SubframeConfigListを、基地局装置3から受信した上位層の信号に基づいてセットする。すなわち、基地局装置3は、サービングセルにおけるMBSFNサブフレームおよびnon−MBSFNサブフレームを示すパラメータmbsfn-SubframeConfigListを、上位層の信号を介して端末装置1にセットする。
ここで、端末装置1は、パラメータmbsfn-SubframeConfigListによってMBSFNサブフレームとして指示されなかったサブフレームを、non−MBSFNサブフレームとみなしてもよい。
端末装置1は、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数がセットされているか否かに基づいて、パラメータmbsfn-SubframeConfigListによって指示されたMBSFNサブフレームにおいて下りリンクアサインメントが生じる可能性があるかを判断してもよい。
端末装置1は、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数がセットされていない場合には、パラメータmbsfn-SubframeConfigListによって指示されたMBSFNサブフレームを除いて、あるサブフレームにおけるPDCCHまたはEPDCCHの検出に基づいて、該あるサブフレームと同じサブフレームにおけるPDSCHをデコードしてもよい。すなわち、端末装置1は、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数がセットされていない場合には、パラメータmbsfn-SubframeConfigListによって指示されたMBSFNサブフレームを除いたサブフレームにおいて、下りリンクアサインメントが生じる可能性があると判断してもよい。端末装置1は、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数がセットされていない場合には、パラメータmbsfn-SubframeConfigListによって指示されたMBSFNサブフレームにおいて、下りリンクアサインメントが生じる可能性がないと判断してもよい。
図5は、PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない場合のチャネルの配置を示す図である。図5において、サブフレーム1、2、3、6はMBSFNサブフレームである。図5において、PDCCH−iは下りリンクアサインメントを伴うPDCCHである。図5において、PDCCH−iはPDSCH−iに対応する(i=0、4、5、7)。
図5において、端末装置1は、non−MBSFNサブフレームであるサブフレーム0、4、5、7の何れかにおける下りリンクアサインメントを伴うPDCCHの検出に基づいて、同じサブフレームにおいて該下りリンクアサインメントによってスケジューリングされるPDSCHをデコードする。例えば、non−MBSFNサブフレームであるサブフレーム0において下りリンクアサインメントを伴うPDCCHを検出した場合、該下りリンクアサインメントに基づいて、サブフレーム0におけるPDSCHをデコードする。
端末装置1は、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数がセットされている場合には、パラメータmbsfn-SubframeConfigListによって指示されたMBSFNサブフレームを含む複数のサブフレームにおいて繰り返されるPDCCHまたはEPDCCHの検出に基づいて、該複数のサブフレームとは異なる1つまたは複数のサブフレームにおいてPDSCHをデコードしてもよい。すなわち、端末装置1は、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数がセットされている場合には、パラメータmbsfn-SubframeConfigListによって指示されたMBSFNサブフレームを含む複数のサブフレームにおいて、下りリンクアサインメントが生じる可能性があると判断してもよい。端末装置1は、PDCCHおよびEPDCCHの繰り返しの回数がセットされている場合には、パラメータmbsfn-SubframeConfigListによって指示されたMBSFNサブフレームにおいて、下りリンクアサインメントが生じる可能性があると判断してもよい。
図6は、PDCCHの繰り返しの回数がセットされている場合のチャネルの配置を示す図である。図6において、サブフレーム1、2、3、6はMBSFNサブフレームである。図6において、PDCCH−Rは同じ下りリンクアサインメントを伴うPDCCHである。図6において、繰り返し送信されるPDCCH−RはPDSCH−Rに対応する。
図6において、端末装置1は、MBSFNサブフレームおよびnon−MBSFNサブフレームを含むサブフレーム0、1、2、3において繰り返し送信される下りリンクアサインメントを伴うPDCCHの検出に基づいて、サブフレーム0、1、2、3とは異なるサブフレーム4、5、7において該下りリンクアサインメントによってスケジューリングされるPDSCHをデコードする。ここで、MBSFNサブフレームおよびnon−MBSFNサブフレームを含むサブフレーム0、1、2、3において繰り返し送信される下りリンクアサインメントを伴うPDCCHに対応するPDSCHは、PMCHが送信されるサブフレーム6において送信されない。すなわち、MBSFNサブフレームおよびnon−MBSFNサブフレームを含むサブフレーム0、1、2、3において繰り返し送信される下りリンクアサインメントを伴うPDCCHに対応するPDSCHは、MBSFNサブフレームであるサブフレーム6において送信されない。
PDCCHおよびEPDCCHは、疑似ランダム系列によってスクランブルされてもよい。該疑似ランダム系列は、RNTI(例えばC−RNTI)、サブフレーム番号、現在の繰り返し回数、および/または、繰り返しの総数に基づいて生成されてもよい。
図7は、本実施形態の移動局装置1の構成を示す概略ブロック図である。図示するように、移動局装置1は、上位層処理部101、制御部103、受信部105、送信部107と送受信アンテナ109を含んで構成される。また、上位層処理部101は、無線リソース制御部1011、設定部1013、および、スケジューリング情報解釈部1015を含んで構成される。また、受信部105は、復号化部1051、復調部1053、多重分離部1055、無線受信部1057とチャネル測定部1059を含んで構成される。また、送信部107は、符号化部1071、変調部1073、多重部1075、無線送信部1077と上りリンク参照信号生成部1079を含んで構成される。
上位層処理部101は、ユーザの操作等により生成された上りリンクデータ(トランスポートブロック)を、送信部107に出力する。また、上位層処理部101は、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)層の処理を行なう。
上位層処理部101が備える無線リソース制御部1011は、自装置の各種設定情報の管理をする。また、無線リソース制御部1011は、上りリンクの各チャネルに配置される情報を生成し、送信部107に出力する。
上位層処理部101が備える設定部1013は、パラメータmbsfn-SubframeConfigListをセットする。また、設定部1013は、PDSCHの送信に関連する送信モードをセットする。
上位層処理部101が備えるスケジューリング情報解釈部1015は、受信部105を介して受信したDCIフォーマット(スケジューリング情報)の解釈をし、DCIフォーマットを解釈した結果に基づき、受信部105、および送信部107の制御を行なうために制御情報を生成し、制御部103に出力する。
制御部103は、上位層処理部101からの制御情報に基づいて、受信部105、および送信部107の制御を行なう制御信号を生成する。制御部103は、生成した制御信号を受信部105、および送信部107に出力して受信部105、および送信部107の制御を行なう。
受信部105は、制御部103から入力された制御信号に従って、送受信アンテナ109を介して基地局装置3から受信した受信信号を、分離、復調、復号し、復号した情報を上位層処理部101に出力する。
無線受信部1057は、送受信アンテナ109を介して受信した下りリンクの信号を、中間周波数に変換し(ダウンコンバート: down covert)、不要な周波数成分を除去し、信号レベルが適切に維持されるように増幅レベルを制御し、受信した信号の同相成分および直交成分に基づいて、直交復調し、直交復調されたアナログ信号をディジタル信号に変換する。無線受信部1057は、変換したディジタル信号からガードインターバル(Guard Interval: GI)に相当する部分を除去し、ガードインターバルを除去した信号に対して高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform: FFT)を行い、周波数領域の信号を抽出する。
多重分離部1055は、抽出した信号をPHICH、PDCCH、EPDCCH、PDSCH、および下りリンク参照信号に、それぞれ分離する。また、多重分離部1055は、チャネル測定部1059から入力された伝搬路の推定値から、PHICH、PDCCH、EPDCCH、およびPDSCHの伝搬路の補償を行なう。また、多重分離部1055は、分離した下りリンク参照信号をチャネル測定部1059に出力する。
復調部1053は、PHICHに対して対応する符号を乗算して合成し、合成した信号に対してBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調方式の復調を行ない、復号化部1051へ出力する。復号化部1051は、自装置宛てのPHICHを復号し、復号したHARQインディケータを上位層処理部101に出力する。復調部1053は、PDCCHおよび/またはEPDCCHに対して、QPSK変調方式の復調を行ない、復号化部1051へ出力する。復号化部1051は、PDCCHおよび/またはEPDCCHの復号を試み、復号に成功した場合、復号した下りリンク制御情報と下りリンク制御情報が対応するRNTIとを上位層処理部101に出力する。また、復号化部1051は、物理層に関する下りリンク制御情報を、制御部103に出力してもよい。
復調部1053は、PDSCHに対して、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAM等の下りリンクグラントで通知された変調方式の復調を行ない、復号化部1051へ出力する。復号化部1051は、下りリンク制御情報で通知された符号化率に関する情報に基づいて復号を行い、復号した下りリンクデータ(トランスポートブロック)を上位層処理部101へ出力する。
チャネル測定部1059は、多重分離部1055から入力された下りリンク参照信号から下りリンクのパスロスやチャネルの状態を測定し、測定したパスロスやチャネルの状態を上位層処理部101へ出力する。また、チャネル測定部1059は、下りリンク参照信号から下りリンクの伝搬路の推定値を算出し、多重分離部1055へ出力する。
送信部107は、制御部103から入力された制御信号に従って、上りリンク参照信号を生成し、上位層処理部101から入力された上りリンクデータ(トランスポートブロック)を符号化および変調し、PUCCH、PUSCH、および生成した上りリンク参照信号を多重し、送受信アンテナ109を介して基地局装置3に送信する。
符号化部1071は、上位層処理部101から入力された上りリンク制御情報を畳込み符号化、ブロック符号化等の符号化を行う。また、符号化部1071は、PUSCHのスケジューリングに用いられる情報に基づきターボ符号化を行なう。
変調部1073は、符号化部1071から入力された符号化ビットをBPSK、QPSK、16QAM、64QAM等の下りリンク制御情報で通知された変調方式または、チャネル毎に予め定められた変調方式で変調する。変調部1073は、PUSCHのスケジューリングに用いられる情報に基づき、空間多重されるデータの系列の数を決定し、MIMO SM(Multiple Input Multiple Output Spatial Multiplexing)を用いることにより同一のPUSCHで送信される複数の上りリンクデータを、複数の系列にマッピングし、この系列に対してプレコーディング(precoding)を行なう。
上りリンク参照信号生成部1079は、基地局装置3を識別するための物理セル識別子(physical cell identity: PCI、Cell IDなどと称する。)、上りリンク参照信号を配置する帯域幅、上りリンクグラントで通知されたサイクリックシフト、DMRSシーケンスの生成に対するパラメータの値などを基に、予め定められた規則(式)で求まる系列を生成する。多重部1075は、制御部103から入力された制御信号に従って、PUSCHの変調シンボルを並列に並び替えてから離散フーリエ変換(Discrete Fourier Transform: DFT)する。また、多重部1075は、PUCCHとPUSCHの信号と生成した上りリンク参照信号を送信アンテナポート毎に多重する。つまり、多重部1075は、PUCCHとPUSCHの信号と生成した上りリンク参照信号を送信アンテナポート毎にリソースエレメントに配置する。
無線送信部1077は、多重された信号を逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform: IFFT)して、SC−FDMA方式の変調を行い、SC−FDMA変調されたSC−FDMAシンボルにガードインターバルを付加し、ベースバンドのディジタル信号を生成し、ベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換し、アナログ信号から中間周波数の同相成分および直交成分を生成し、中間周波数帯域に対する余分な周波数成分を除去し、中間周波数の信号を高周波数の信号に変換(アップコンバート: up convert)し、余分な周波数成分を除去し、電力増幅し、送受信アンテナ109に出力して送信する。
図8は、本実施形態の基地局装置3の構成を示す概略ブロック図である。図示するように、基地局装置3は、上位層処理部301、制御部303、受信部305、送信部307、および、送受信アンテナ309、を含んで構成される。また、上位層処理部301は、無線リソース制御部3011、設定部3013、および、スケジューリング部3015を含んで構成される。また、受信部305は、復号化部3051、復調部3053、多重分離部3055、無線受信部3057とチャネル測定部3059を含んで構成される。また、送信部307は、符号化部3071、変調部3073、多重部3075、無線送信部3077と下りリンク参照信号生成部3079を含んで構成される。
上位層処理部301は、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)層の処理を行なう。また、上位層処理部301は、受信部305、および送信部307の制御を行なうために制御情報を生成し、制御部303に出力する。
上位層処理部301が備える無線リソース制御部3011は、下りリンクのPDSCHに配置される下りリンクデータ(トランスポートブロック)、システムインフォメーション、RRCメッセージ、MAC CE(Control Element)などを生成し、又は上位ノードから取得し、送信部307に出力する。また、無線リソース制御部3011は、移動局装置1各々の各種設定情報の管理をする。
上位層処理部301が備える設定部3013は、移動局装置1のそれぞれに対して、上位層の信号を介してパラメータmbsfn-SubframeConfigListをセットする。設定部3013は、移動局装置1のそれぞれに対して、上位層の信号を介してPDSCHの送信に関連する送信モードをセットする。
上位層処理部301が備えるスケジューリング部3015は、チャネル測定部3059から入力された伝搬路の推定値やチャネルの品質などから、物理チャネル(PDSCHおよびPUSCH)を割り当てる周波数およびサブフレーム、物理チャネル(PDSCHおよびPUSCH)の符号化率および変調方式および送信電力などを決定する。スケジューリング部3015は、フレキシブルサブフレームにおいて下りリンク物理チャネルおよび/または下りリンク物理信号をスケジュールするか、上りリンク物理チャネルおよび/または上りリンク物理信号をスケジュールするかを決定する。スケジューリング部3015は、スケジューリング結果に基づき、受信部305、および送信部307の制御を行なうために制御情報(例えば、DCIフォーマット)を生成し、制御部303に出力する。
スケジューリング部3015は、スケジューリング結果に基づき、物理チャネル(PDSCHおよびPUSCH)のスケジューリングに用いられる情報を生成する。スケジューリング部3015は、さらに、第1の上りリンク参照UL−DL設定、第1の下りリンク参照UL−DL設定、第2の上りリンク参照UL−DL設定、第2の下りリンク参照UL−DL設定、および/または、送信方向UL−DL設定に基づいて、送信処理および受信処理を行うタイミングを決定する。
制御部303は、上位層処理部301からの制御情報に基づいて、受信部305、および送信部307の制御を行なう制御信号を生成する。制御部303は、生成した制御信号を受信部305、および送信部307に出力して受信部305、および送信部307の制御を行なう。
受信部305は、制御部303から入力された制御信号に従って、送受信アンテナ309を介して移動局装置1から受信した受信信号を分離、復調、復号し、復号した情報を上位層処理部301に出力する。無線受信部3057は、送受信アンテナ309を介して受信された上りリンクの信号を、中間周波数に変換し(ダウンコンバート: down covert)、不要な周波数成分を除去し、信号レベルが適切に維持されるように増幅レベルを制御し、受信された信号の同相成分および直交成分に基づいて、直交復調し、直交復調されたアナログ信号をディジタル信号に変換する。
無線受信部3057は、変換したディジタル信号からガードインターバル(Guard Interval: GI)に相当する部分を除去する。無線受信部3057は、ガードインターバルを除去した信号に対して高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform: FFT)を行い、周波数領域の信号を抽出し多重分離部3055に出力する。
多重分離部1055は、無線受信部3057から入力された信号をPUCCH、PUSCH、上りリンク参照信号などの信号に分離する。尚、この分離は、予め基地局装置3が無線リソース制御部3011で決定し、各移動局装置1に通知した上りリンクグラントに含まれる無線リソースの割り当て情報に基づいて行なわれる。また、多重分離部3055は、チャネル測定部3059から入力された伝搬路の推定値から、PUCCHとPUSCHの伝搬路の補償を行なう。また、多重分離部3055は、分離した上りリンク参照信号をチャネル測定部3059に出力する。
復調部3053は、PUSCHを逆離散フーリエ変換(Inverse Discrete Fourier Transform: IDFT)し、変調シンボルを取得し、PUCCHとPUSCHの変調シンボルそれぞれに対して、BPSK(Binary Phase Shift Keying)、QPSK、16QAM、64QAM等の予め定められた、または自装置が移動局装置1各々に上りリンクグラントで予め通知した変調方式を用いて受信信号の復調を行なう。復調部3053は、移動局装置1各々に上りリンクグラントで予め通知した空間多重される系列の数と、この系列に対して行なうプリコーディングを指示する情報に基づいて、MIMO SMを用いることにより同一のPUSCHで送信された複数の上りリンクデータの変調シンボルを分離する。
復号化部3051は、復調されたPUCCHとPUSCHの符号化ビットを、予め定められた符号化方式の、予め定められた、又は自装置が移動局装置1に上りリンクグラントで予め通知した符号化率で復号を行ない、復号した上りリンクデータと、上りリンク制御情報を上位層処理部101へ出力する。PUSCHが再送信の場合は、復号化部3051は、上位層処理部301から入力されるHARQバッファに保持している符号化ビットと、復調された符号化ビットを用いて復号を行なう。チャネル測定部309は、多重分離部3055から入力された上りリンク参照信号から伝搬路の推定値、チャネルの品質などを測定し、多重分離部3055および上位層処理部301に出力する。
送信部307は、制御部303から入力された制御信号に従って、下りリンク参照信号を生成し、上位層処理部301から入力されたHARQインディケータ、下りリンク制御情報、下りリンクデータを符号化、および変調し、PHICH、PDCCH、EPDCCH、PDSCH、および下りリンク参照信号を多重して、送受信アンテナ309を介して移動局装置1に信号を送信する。
符号化部3071は、上位層処理部301から入力されたHARQインディケータ、下りリンク制御情報、および下りリンクデータを、ブロック符号化、畳込み符号化、ターボ符号化等の予め定められた符号化方式を用いて符号化を行なう、または無線リソース制御部3011が決定した符号化方式を用いて符号化を行なう。変調部3073は、符号化部3071から入力された符号化ビットをBPSK、QPSK、16QAM、64QAM等の予め定められた、または無線リソース制御部3011が決定した変調方式で変調する。
下りリンク参照信号生成部3079は、基地局装置3を識別するための物理セル識別子(PCI)などを基に予め定められた規則で求まる、移動局装置1が既知の系列を下りリンク参照信号として生成する。多重部3075は、変調された各チャネルの変調シンボルと生成された下りリンク参照信号を多重する。つまり、多重部3075は、変調された各チャネルの変調シンボルと生成された下りリンク参照信号をリソースエレメントに配置する。
無線送信部3077は、多重された変調シンボルなどを逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform: IFFT)して、OFDM方式の変調を行い、OFDM変調されたOFDMシンボルにガードインターバルを付加し、ベースバンドのディジタル信号を生成し、ベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換し、アナログ信号から中間周波数の同相成分および直交成分を生成し、中間周波数帯域に対する余分な周波数成分を除去し、中間周波数の信号を高周波数の信号に変換(アップコンバート: up convert)し、余分な周波数成分を除去し、電力増幅し、送受信アンテナ309に出力して送信する。
上記の設定部1013は、複数のサブフレームにおけるPDCCHの繰り返しの回数をセットする。上記の受信部105は、MBSFNサブフレームを指示するパラメータmbsfn-SubframeConfigListを含む情報と、下りリンクアサインメントをともなうPDCCHを受信する。
上記の受信部105は、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされているか否かに基づいて、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームにおいて、前記下りリンクアサインメントが生じる可能性があるかを判断してもよい。
上記の受信部105は、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない場合には、前記パラメータmbsfn-SubframeConfigListによって指示されたMBSFNサブフレームを除いて、あるサブフレームにおける前記PDCCHの検出に基づいて、前記あるサブフレームと同じサブフレームにおけるPDSCHをデコードしてもよい。
上記の受信部105は、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされている場合には、前記パラメータmbsfn-SubframeConfigListによって指示されたMBSFNサブフレームを含む前記複数のサブフレームにおいて繰り返されるPDCCHの検出に基づいて、前記複数のサブフレームとは異なる1つまたは複数のサブフレームにおいてPDSCHをデコードしてもよい。
上記の受信部105は、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない場合には、前記パラメータmbsfn-SubframeConfigListによって指示されたMBSFNサブフレームにおいて前記PDCCHのデコードを行わない、または、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームにおける前記PDCCHの検出に基づいてPDSCHをデコードしなくてもよい。
上記の受信部105は、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない、且つ、送信モード1から8のいずれかがセットされている場合には、前記パラメータmbsfn-SubframeConfigListによって指示されたMBSFNサブフレームにおいて前記PDCCHのデコードを行わなくてもよい、また、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームにおける前記PDCCHの検出に基づいてPDSCHをデコードしなくてもよい。
上記の受信部105は、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない、且つ、送信モード9または10がセットされている、且つ、無線フレーム内の最初のサブフレームにおけるサイクリックプリフィックスの長さがノーマルサイクリックプリフィックスである場合には、PMCHのデコードを指示されたサブフレーム、および、前記MBSFNサブフレーム内のみに設定されたPRSの機会(occasion)の一部としてセットされたサブフレームを除く、前記パラメータmbsfn-SubframeConfigListによって指示されたMBSFNサブフレームにおける前記PDCCHの検出に基づいて、前記PDCCHを検出したMBSFNサブフレームと同じサブフレームにおけるPDSCHをデコードしてもよい。
上記の受信部105は、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない、且つ、送信モード9または10がセットされている、且つ、無線フレーム内の最初のサブフレームにおけるサイクリックプリフィックスの長さがノーマルサイクリックプリフィックスである場合には、PMCHのデコードを指示されたサブフレーム、および、前記MBSFNサブフレーム内のみに設定されたPRSの機会(occasion)の一部としてセットされたサブフレームにおいて前記PDCCHのデコードを行わない、または、PMCHのデコードを指示されたサブフレーム、および、前記MBSFNサブフレーム内のみに設定されたPRSの機会(occasion)の一部としてセットされたサブフレームにおける前記PDCCHの検出に基づいて、前記PDCCHを検出したMBSFNサブフレームと同じサブフレームにおけるPDSCHをデコードしなくてもよい。
本発明に関わる基地局装置3、および移動局装置1で動作するプログラムは、本発明に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU(Central Processing Unit)等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)であっても良い。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM(Random Access Memory)に蓄積され、その後、Flash ROM(Read Only Memory)などの各種ROMやHDD(Hard Disk Drive)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行われる。
尚、上述した実施形態における移動局装置1、基地局装置3の一部、をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。
尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、移動局装置1、又は基地局装置3に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した実施形態における基地局装置3は、複数の装置から構成される集合体(装置グループ)として実現することもできる。装置グループを構成する装置の各々は、上述した実施形態に関わる基地局装置3の各機能または各機能ブロックの一部、または、全部を備えてもよい。装置グループとして、基地局装置3の一通りの各機能または各機能ブロックを有していればよい。また、上述した実施形態に関わる移動局装置1は、集合体としての基地局装置と通信することも可能である。
また、上述した実施形態における基地局装置3は、EUTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)であってもよい。また、上述した実施形態における基地局装置3は、eNodeBに対する上位ノードの機能の一部または全部を有してもよい。
また、上述した実施形態における移動局装置1、基地局装置3の一部、又は全部を典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよいし、チップセットとして実現してもよい。移動局装置1、基地局装置3の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
また、上述した実施形態では、端末装置もしくは通信装置の一例として移動局装置を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置にも適用出来る。
以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
本発明は、携帯電話、スマートフォン、コンピュータなどに適用できる。
1(1A、1B、1C) 移動局装置
3 基地局装置
101 上位層処理部
103 制御部
105 受信部
107 送信部
301 上位層処理部
303 制御部
305 受信部
307 送信部
1011 無線リソース制御部
1013 設定部
1015 スケジューリング情報解釈部
3011 無線リソース制御部
3013 設定部
3015 スケジューリング部

Claims (10)

  1. 複数のサブフレームにおけるPDCCHの繰り返しの回数をセットする設定部と、
    MBSFNサブフレームを指示するパラメータを含む情報と、下りリンクアサインメントを受信する受信部と、を備え、
    前記受信部は、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされているか否かに基づいて、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームにおいて、前記下りリンクアサインメントが生じる可能性があるかを判断する
    端末装置。
  2. 複数のサブフレームにおけるPDCCHの繰り返しの回数をセットする設定部と、
    MBSFNサブフレームを指示するパラメータを含む情報と、下りリンクアサインメントをともなうPDCCHを受信する受信部と、を備え、
    前記受信部は、
    前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない場合には、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームを除いて、あるサブフレームにおける前記PDCCHの検出に基づいて、前記あるサブフレームと同じサブフレームにおけるPDSCHをデコードし、
    前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされている場合には、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームを含む前記複数のサブフレームにおいて繰り返されるPDCCHの検出に基づいて、前記複数のサブフレームとは異なる1つまたは複数のサブフレームにおいてPDSCHをデコードする
    端末装置。
  3. 前記受信部は、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない場合には、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームにおいて前記PDCCHのデコードを行わない、または、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームにおける前記PDCCHの検出に基づいてPDSCHをデコードしない
    請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記設定部は、PDSCHに関連する送信モードをセットし、
    前記受信部は、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない、且つ、送信モード1から8のいずれかがセットされている場合には、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームにおいて前記PDCCHのデコードを行わない、または、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームにおける前記PDCCHの検出に基づいてPDSCHをデコードしない
    請求項2に記載の端末装置。
  5. 前記設定部は、PDSCHに関連する送信モードをセットし、
    前記受信部は、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない、且つ、送信モード9または10がセットされている、且つ、無線フレーム内の最初のサブフレームにおけるサイクリックプリフィックスの長さがノーマルサイクリックプリフィックスである場合には、PMCHのデコードを指示されたサブフレーム、および、前記MBSFNサブフレーム内のみに設定されたPRSの機会(occasion)の一部としてセットされたサブフレームを除く、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームにおける前記PDCCHの検出に基づいて、前記PDCCHを検出したMBSFNサブフレームと同じサブフレームにおけるPDSCHをデコードする
    請求項2に記載の端末装置。
  6. 前記受信部は、前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない、且つ、送信モード9または10がセットされている、且つ、無線フレーム内の最初のサブフレームにおけるサイクリックプリフィックスの長さがノーマルサイクリックプリフィックスである場合には、PMCHのデコードを指示されたサブフレーム、および、前記MBSFNサブフレーム内のみに設定されたPRSの機会(occasion)の一部としてセットされたサブフレームにおいて前記PDCCHのデコードを行わない、または、PMCHのデコードを指示されたサブフレーム、および、前記MBSFNサブフレーム内のみに設定されたPRSの機会(occasion)の一部としてセットされたサブフレームにおける前記PDCCHの検出に基づいて、前記PDCCHを検出したMBSFNサブフレームと同じサブフレームにおけるPDSCHをデコードしない
    請求項4に記載の端末装置。
  7. 端末装置に実装される集積回路であって、
    複数のサブフレームにおけるPDCCHの繰り返しの回数をセットする機能と、
    MBSFNサブフレームを指示するパラメータを含む情報と、下りリンクアサインメントを受信する機能と、
    前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされているか否かに基づいて、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームにおいて、前記下りリンクアサインメントが生じる可能性があるかを判断する機能と、を含む一連の機能を前記端末装置に発揮させる
    集積回路。
  8. 端末装置に実装される集積回路であって、
    複数のサブフレームにおけるPDCCHの繰り返しの回数をセットする機能と、
    MBSFNサブフレームを指示するパラメータを含む情報と、下りリンクアサインメントをともなうPDCCHを受信する機能と、
    前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない場合には、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームを除いて、あるサブフレームにおける前記PDCCHの検出に基づいて、前記あるサブフレームと同じサブフレームにおけるPDSCHをデコードする機能と、
    前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされている場合には、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームを含む前記複数のサブフレームにおいて繰り返されるPDCCHの検出に基づいて、前記複数のサブフレームとは異なる1つまたは複数のサブフレームにおいてPDSCHをデコードする機能と、を含む一連の機能を前記端末装置に発揮させる
    集積回路。
  9. 端末装置に対して用いられる無線通信方法であって、
    複数のサブフレームにおけるPDCCHの繰り返しの回数をセットし、
    MBSFNサブフレームを指示するパラメータを含む情報と、下りリンクアサインメントを受信し、
    前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされているか否かに基づいて、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームにおいて、前記下りリンクアサインメントが生じる可能性があるかを判断する
    無線通信方法。
  10. 端末装置に対して用いられる無線通信方法であって、
    複数のサブフレームにおけるPDCCHの繰り返しの回数をセットし、
    MBSFNサブフレームを指示するパラメータを含む情報と、下りリンクアサインメントをともなうPDCCHを受信し、
    前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされていない場合には、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームを除いて、あるサブフレームにおける前記PDCCHの検出に基づいて、前記あるサブフレームと同じサブフレームにおけるPDSCHをデコードし、
    前記PDCCHの繰り返しの回数がセットされている場合には、前記パラメータによって指示されたMBSFNサブフレームを含む前記複数のサブフレームにおいて繰り返されるPDCCHの検出に基づいて、前記複数のサブフレームとは異なる1つまたは複数のサブフレームにおいてPDSCHをデコードする
    無線通信方法。
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