JPWO2015115042A1 - サーバ、データ処理方法 - Google Patents

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Abstract

ネットワークを介して接続された複数の機器からデータを収集し、収集したデータに対して処理を行うサーバにおいて、前記複数の機器からデータを受信すると、前記データが用いられるサービス毎に識別可能な状態で前記データを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段によって蓄積された前記データを前記サービス単位で取り出して所定の処理をする処理手段と、を備えるサーバ。

Description

本発明は、サーバ、データ処理方法に関し、特に、センサや端末からデータを収集するサーバ、データ処理方法に関する。
一般的に、家や車などに設置されるセンサ、端末等のデバイス(以下、「収集デバイス」と総称する)からデータをサーバが収集し、様々なサービスを提供するM2M(Machine to Machine)サービスが知られている。例えば、農業の分野では、農地に設置された複数の収集デバイスから収集した温度や湿度等のデータをサーバが加工、分析し、農作物の育成に必要な情報や指示を利用者に通知するM2Mサービスが知られている。上述のM2Mサービスは、農作物の生産性向上や品質の安定を生むことが期待されている。
上述のM2Mサービスを実現する為のシステムは、以下の特許文献1に開示されている。
特許文献1の無線通信システムは、基地局とゲートウェイを介して、収集したデータをサーバに送信するM2M端末を複数備える。基地局は、M2M端末及び一般的な携帯端末と通信を行う。ゲートウェイは、基地局とサーバに接続され、M2M端末とサーバ間のデータ通信を制御する。さらに、特許文献1の無線通信システムは、M2M端末の発信や着信といったシグナリング通信を制御する呼処理制御装置とを備える。基地局と、ゲートウェイと、呼処理制御装置は、有線にてメッシュ状に接続される。
基地局、呼処理制御装置及びゲートウェイの少なくともいずれかは、M2M端末や一般的な携帯端末からサービス開始要求を受信すると、該サービス開始要求がM2M端末からの要求であるか判断する。基地局、呼処理制御装置及びゲートウェイの少なくともいずれかは、M2M端末からの要求であると判断すると、シグナリング通信及び/又はデータ通信に使用するセッション識別子として、共通のセッション識別子をM2M端末に割り当てる。各M2M端末は、いずれも共通のセッション識別子を用いて、サーバとシグナリング通信及び/又はデータ通信を行い、収集したデータをサーバに送信する。
上述の構成や動作の通り、特許文献1の無線通信システムは、複数のM2M端末が共通のセッション識別子を使用して通信を行うため、一般的な携帯端末に割り当てるセッション識別子の枯渇を防ぎ、携帯端末の通信に影響を与えることを防ぐことができる。
特開2013−110550号公報
しかし、特許文献1の無線通信システム等、M2Mサービスを提供するシステムの一般的なサーバ(以下、「M2Mサービスのサーバ」という)は、収集デバイスが多くなると、収集デバイスの数に応じて処理能力を増強しなければならないという課題があった。
なぜなら、M2Mサービスのサーバは、収集デバイスからデータを収集する毎に処理(具体的には、収集したデータを加工する処理や加工したデータを分析するアプリケーションに出力する処理)を行うからである。すなわち、M2Mサービスのサーバは、収集デバイス毎に処理を行うので、収集デバイスの数が多くなると、それに応じて処理能力の増強をしなければならなかった。
なお、M2Mサービスのサーバは、将来的に、数千万台の収集デバイスからデータを収集することが想定されている。その為、一般的なM2Mサービスのサーバは、数千万台の収集デバイス分、処理能力を大きく増強しなければならず、サーバの製造コストが高くなることが予想されている。
本発明は、上記課題を解決するサーバ、データ処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のサーバは、ネットワークを介して接続された複数の機器からデータを受信すると、前記データが用いられるサービス毎に識別可能な状態で前記データを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段によって蓄積された前記データから前記サービス単位で前記データを取り出して所定の処理をする処理手段と、を備える。
上記目的を達成するために、本発明のデータ処理方法は、ネットワークを介して接続された複数の機器からデータを受信すると、前記データが用いられるサービス毎に識別可能な状態で前記データを蓄積し、前記蓄積された前記データから前記サービス単位で前記データを取り出して所定の処理をする。
本発明によれば、M2Mサービスのサーバは、収集デバイスが多くなったとしても、収集デバイスの数に応じて処理能力を増強する必要がなくなる。
本発明の第1の実施の形態におけるサーバの動作概略を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態におけるサーバの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるサーバの動作を説明する為の図(その1)である。 本発明の第1の実施の形態におけるサーバの動作を説明する為の図(その2)である。 本発明の第1の実施の形態におけるサーバに事前設定されるデータを説明する為の図である。 本発明の第2の実施の形態におけるサーバの構成例を示す図である。
次に本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態におけるサーバは、端末から送信されるデータを収集する。本実施形態のサーバは、複数の端末からデータを収集してもよい。各端末は、所定のM2Mサービスに対応する一般的な収集デバイスである。すなわち、各端末は、図1に示されるように、自身が対応するM2Mサービスに応じた所定の周期(例えば5秒周期や7秒周期)でサーバにデータを送信する。上述の所定の周期は、以下、「送信周期」という。
本実施形態のサーバ10は、送信周期が同じデータをメモリに集める。例えば、図1に示されるように、各端末から送信周期5秒、若しくは7秒でデータが送信される場合、本実施形態のサーバは、(端末20、40からの)同じ送信周期5秒のデータをメモリ1に集め、(端末30からの)送信周期7秒のデータをメモリ2に集める。本実施形態のサーバは、集めた同じ送信周期のデータ毎に所定の処理を纏めて行う。
本実施形態のサーバは、上述の動作を実現する為、以下のように処理を行う。
まず、送信周期が同じデータを集める為、本実施形態のサーバは、いずれかの端末からデータを受信すると、そのデータを端末がどのような周期で送信しているのか、送信周期を求める。送信周期の具体的な求め方については、[動作の説明]で詳細を説明する。次に、本実施形態のサーバは、受信したデータを、求めた送信周期に対応するメモリに蓄積する。例えば、求めた送信周期が5秒であれば、本実施形態のサーバ10は、受信したデータを、送信周期5秒に対応するメモリ(例えばメモリ1)に蓄積する。同じ送信周期(例えば送信周期5秒)のデータを1つのメモリに集める為である。送信周期に対応するメモリがどのメモリなのかは、予め本実施形態のサーバのユーザによってサーバに設定される。各メモリには、同じ送信周期のデータ(例えば、送信周期5秒のデータや送信周期7秒のデータ)がそれぞれ蓄積され、集められていく。次に、本実施形態のサーバ10は、各メモリに蓄積されたデータ毎に、一定時間経過すると、纏めて所定の処理を行う。本実施形態のサーバは、同じ送信周期のデータ毎に所定の処理を行うことができる。上述の一定時間は、各メモリで異なっていてもよい。また、所定の処理は、データを加工する処理や、加工したデータを分析するアプリケーションに出力する処理であり、具体的には、後述するS30〜S34、S40〜S42の通りに実施される。
(効果の説明)
送信周期とM2Mサービスとは対応づけられているので、同じ送信周期のデータ毎に所定の処理を行うことは、同じM2Mサービスのデータ毎に処理を行うことである。その為、本実施形態のサーバは、同じM2Mサービスのデータ毎に処理を行う。その結果、本実施形態のサーバは、端末毎でなく、M2Mサービス毎にデータを処理するので、端末の数に応じて処理能力を増強する必要がなくなる。
以下に、本発明の第1の実施の形態におけるサーバの構成や機能、動作について説明する。
[構成の説明]
まず、本発明の第1の実施の形態におけるサーバの構成と機能について説明する。
(1)本発明の第1の実施の形態におけるサーバの構成
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるサーバの構成例を示す図である。図2に示されるように、本実施形態のサーバ10は、受信部100と、一次メモリ101−i(i=1〜3)と、データ加工部102と、端末DB(Database)103と、M2M(Machine to Machine)サービス管理部104を備える。さらに、本実施形態のサーバ10は、加工済みデータ格納DB105と、データ送信部106と、M2Mサービス設定DB107を備える。
本実施形態のサーバ10の受信部100は、端末20、30、40と接続される。なお、サーバ10の受信部100は、図示していないが、特許文献1の無線通信システムのサーバのように、一般的な基地局やゲートウェイを介して端末20、30、40と接続されてもよい。サーバ10のM2Mサービス管理部104は、管理用端末50と接続される。さらに、サーバ10のデータ送信部106は、アプリケーション部60と接続される。本実施形態のサーバ10の各機能部は互いに接続されていてもよい。
アプリケーション部60は、本実施形態のサーバ10内に備わっていてもよいが、図2に示されるように、サーバ10の外部、すなわちサーバ10と接続される別のサーバ(図示せず)に備わってもよい。
(2)本発明の第1の実施形態におけるサーバと接続される端末等の機能
(2−1)端末20、30、40の機能
上述の端末20、30、40は、所定のM2Mサービスに対応する、一般的な収集デバイスである。端末20、30、40は、自身が対応するM2Mサービスに応じた所定の周期(例えば5秒や7秒)毎に、収集した所定のデータを1つ、サーバ10の受信部100に送信する。所定の周期は、以下、「送信周期」という。
なお、端末20、30、40には、端末製造者によって、その端末を示す識別子(以下、「端末識別子」という)が設定される。端末20、30、40は、データをサーバ10の受信部100に送信する際、端末識別子をデータに含めて送信する。
(2−2)管理用端末50の機能
管理用端末50は、M2Mサービス管理部104に所定の設定値を設定する。具体的には、管理用端末50は、ユーザによって所定の設定値が入力され、所定のキーが押下されると、入力された所定の設定値をM2Mサービス管理部104に出力する。
(2−3)アプリケーション部60の機能
アプリケーション部60は、データが入力されると、そのデータに対して分析を行い、M2MサービスをM2Mサービス利用者に提供するアプリケーションである。具体的には、アプリケーション部60は、データが入力されると、そのデータに対して分析を行い、分析結果に対応する所定の情報や指示を、M2Mサービス利用者が保持する端末(図示せず)に通知する。
(3)本発明の第1の実施形態におけるサーバ10の機能
サーバ10は、各端末20、30、40からデータを収集する共通プラットフォームである。サーバ10の具体的な機能は、以下の通りである。
まず、サーバ10は、起動後、端末20、30、40からデータを受信すると、そのデータを端末がデータをどのような周期で送信しているのか、送信周期を求める。送信周期の具体的な求め方については、後述の[動作の説明]で詳細を説明する。サーバ10は、送信周期を求めると、求めた送信周期に対応する一次メモリ101−iに、受信したデータを一旦、蓄積する。送信周期に対応する一次メモリ101−iがどの一次メモリ101−iなのかは、サーバ10のユーザによって、事前にサーバ10に設定される。サーバ10は、各端末からデータを受信する毎に、送信周期を求め、求めた送信周期に対応する一次メモリ101−iに、受信したデータを蓄積していく。
サーバ10は、一次メモリ101−i(i=1〜3)毎に、一定時間が経過すると、蓄積されているデータに所定の処理を行う。一定時間は、一次メモリ101−i毎に異なる値であってもよい。
(4)本発明の第1の実施形態におけるサーバを構成する各部位の機能
上述の「(3)本発明の第1の実施形態におけるサーバ10の機能」に示した機能を実現できるよう、サーバ10を構成する各部位は、以下の機能を有する。
(4−1)受信部100の機能
まず、受信部100は、起動後、所定の設定値がM2Mサービス管理部104から入力されると、入力された所定の設定値を記憶する。
受信部100は、所定の設定値を記憶した後、端末20、30、40のいずれかからデータを受信すると、そのデータを端末がどのような周期で送信しているのか、送信周期を求める。各一次メモリ101−iに同じ送信周期のデータを集める為である。送信周期の具体的な求め方については、後述の[動作の説明]で詳細を説明する。
受信部100は、送信周期を求めると、求めた送信周期に対応する一次メモリ101−iに、受信したデータを一旦、蓄積する。この機能により、各一次メモリ101−iに同じ送信周期のデータが集まる。
具体的には、受信部100は、求めた送信周期に対応する一次メモリ101−iに、受信したデータを出力する。但し、受信部100は、受信したデータに対し、求めた送信周期を付与して出力する。送信周期に対応する一次メモリ101−iがどの一次メモリ101−iなのかは、サーバ10のユーザによって、事前に受信部100に設定される。
さらに、受信部100は、求めた送信周期をもとに、受信したデータを一次メモリ101−iに格納する時間(以下、「データ格納期間」という)を算出する。受信部100は、各一次メモリ101−iに同じ送信周期のデータを集めるが、どのくらいの時間、集めるのかを定義する為である。なお、以下では、受信部100は、求めた送信周期を所定倍(以下、「X倍」という)した値をデータ格納期間とするが、同じ送信周期のデータをいくつか集められればよいので、送信周期よりも適当に長い任意の時間をデータ格納期間としてもよい。適当とは、集めたデータがメモリから溢れない程度の時間である。上述のXは、M2Mサービス管理部104から所定の設定値の1つとして入力される整数値である。受信部100は、算出したデータ格納期間を、一次メモリ101−iのデータ格納期間として記憶する。
また、受信部100は、一次メモリ101−i(i=1〜3)に対応する計時機能(以下、「タイマー」という)を備える。受信部100は、一次メモリ101−iに初めてデータを出力したときは、一次メモリ101−iに対応するタイマー(以下、「メモリ101−iのタイマー」という)を起動し、時間の計測を開始する。計測された時間は、一次メモリ101−iに同じ送信周期のデータを集め始めてからの時間である。
受信部100は、メモリ101−iのタイマーにより計測された時間が、記憶したメモリ101−iのデータ格納期間を経過したときは、一次メモリ101−iに対し、データ読み出しを要求する信号(以下、「読み出し信号」という)を出力する。データ格納期間の間に一次メモリ101−iに集めた同じ送信周期のデータを取得する為である。受信部100は、読み出し信号を出力した後、一次メモリ101−iからデータが入力されると、入力されたデータ全てを端末DB103に出力する。受信部100は、入力されたデータ全てを端末DB103に出力すると、メモリ101−iに対応するタイマーを一度停止した後、メモリ101−iに対応するタイマーを再起動して、時間の計測を0秒から開始する。次のデータ格納期間を測定する為である。
(4−2)一次メモリ101−i(i=1〜3)の機能
一次メモリ101−i(i=1〜3)それぞれは、受信部100からデータ(送信周期が付与されたもの)が入力されると、そのデータを記憶する。一次メモリ101−i(i=1〜3)は、受信部100から読み出し信号が入力されると、記憶するデータ(送信周期が付与されたもの)を受信部100に出力する。
(4−3)データ加工部102の機能
データ加工部102は、起動後、M2Mサービス管理部104から所定の設定値が入力されると、入力された所定の設定値を記憶する。データ加工部102は、所定の設定値を記憶した後、所定のタイミングになると、データ読み出しを要求する信号(以下、「読み出し信号2」という)を端末DB103に出力する。同じ送信周期のデータを取得する為である。上述の所定のタイミングは、一定間隔毎のタイミングであり、M2Mサービス管理部104から所定の設定値の1つとして入力される。
データ加工部102は、読み出し信号2を出力した後、端末DB103からデータが入力される。ここで入力されたデータは、送信周期が付与されている。データ加工部102は、同じ送信周期のデータ毎に、所定の加工処理を行う。なお、データ加工部102は、加工処理をおこなったデータに対し、何の送信周期のデータかが分かるよう、入力されたデータに付与されていた送信周期をそのまま付与する。データ加工部102は、加工処理をおこなったデータ(送信周期が付与されたもの)を加工済みデータ格納DB105に出力する。
(4−4)端末DB103の機能
端末DB103は、受信部100からデータ(送信周期が付与されたもの)が入力されると、それを記憶する。端末DB103は、データ加工部102から読み出し信号2が入力されると、記憶しているデータ(送信周期が付与されたもの)をデータ加工部102に出力する。
(4−5)M2Mサービス管理部104の機能
M2Mサービス管理部104は、各部位に設定を行う機能部である。具体的には、M2Mサービス管理部104は、以下の通りに処理を行う。
まず、M2Mサービス管理部104は、起動後、受信部100に対し、上述の値X(送信周期を何倍するのかを示す値)を含む、所定の設定値を出力する。所定の設定値は、上述の値Xを含め、本実施形態のサーバ10のユーザによってM2Mサービス管理部104に設定される。なお、上述の値Xを、本実施形態のサーバ10のユーザは、データを蓄積するメモリのメモリサイズ、受信するデータのデータサイズを考慮して設定することができる
さらに、M2Mサービス管理部104は、データ加工部102とデータ送信部106に対して、所定のタイミングを示す値を含む、所定の設定値を出力する。所定のタイミングを示す値は、本実施形態のサーバ10のユーザによってM2Mサービス管理部104に設定される。
なお、上述の所定の設定値は、管理用端末50から入力されてもよい。その際、本実施形態のサーバ10のユーザは、所定の設定値を管理用端末50に書き込み、所定のキーを押下する。所定のキーが押下されると、上述の「(2−2)管理用端末50の機能」で説明したように、管理用端末50は、M2Mサービス管理部104に所定の設定値を出力する。
(4−6)加工済みデータ格納DB105の機能
加工済みデータ格納DB105は、加工処理を行ったデータ(送信周期が付与されたもの)がデータ加工部102から入力されると、それらを記憶する。加工済みデータ格納DB105は、データ送信部106から読み出しを要求する信号が入力されると、記憶している加工処理を行ったデータ(送信周期が付与されたもの)全てをデータ送信部106に出力する。
(4−7)データ送信部106の機能
データ送信部106は、起動後、M2Mサービス管理部104から所定の設定値が入力されると、入力された当該設定値を記憶する。データ送信部106は、所定のタイミングになると、データ読み出しを要求する信号を加工済みデータ格納DB105に出力する。上述の所定のタイミングは、一定間隔毎のタイミングであり、M2Mサービス管理部104から所定の設定値の1つとして入力される。データ送信部106は、データ読み出しを要求する信号を出力した後、加工済みデータ格納DB105から加工処理を行ったデータ(送信周期が付与されたもの)が入力されると、入力された当該データを、アプリケーション部60に出力する。
受信部100やデータ送信部106は、電子回路やFPGA(Field−Programmable Gate Array)を用いて実現することができる。また、一次メモリ101は、RAM(Random Access Memory)を用いて実現することができる。端末DB103、加工済みデータ格納DB105、及びM2Mサービス設定DB107は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置やHDD(Hard Disk Drive)を用いて実現することができる。データ加工部102やM2Mサービス管理部104は、一般的なソフトウエアで実現でき、そのソフトウエアを動作させる為のCPU(Central Processing Unit)とRAM等のメモリを備える。
[動作の説明]
図3、4は、本発明の第1の実施の形態におけるサーバの動作を説明する為の図である。
本実施形態のサーバ10は、図3、4に示されるように、5つのフェーズ(初期設定フェーズ、データ蓄積フェーズ、データ格納フェーズ、データ加工フェーズ、データ出力フェーズ)を行う。図4はデータ蓄積フェーズについて説明する図である。図5は、本発明の第1の実施の形態におけるサーバに事前設定されるデータを説明する為の図である。
図3〜図5を用いて、本実施形態のサーバ10の動作を以下に説明する。
(1)初期設定フェーズでのサーバ10の動作
まず、サーバ10は、起動すると、初期設定フェーズとして、自身構成する各部位に初期設定を行う。
具体的には、サーバ10のM2Mサービス管理部104が、受信部100、データ加工部102、及びM2Mサービス管理部104に対して、以下のS1〜S3を実施し、所定の設定値を設定する。
(S1)
サーバ10のM2Mサービス管理部104は、起動すると、図3に示されるように、受信部100に対し、送信周期を何倍するのかを示す値(すなわち、値X)と対応表を、所定の設定値として出力する。
対応表は、図5に示されるように、各端末20、30、40を示す端末識別子と、その端末の送信周期とが関連づけられた表(以下、「対応表」という)である。値Xと対応表は、本実施形態のサーバ10のユーザによって事前にM2Mサービス管理部104に設定される。対応表は、後述のS10にて、送信周期を求める為に使用される。値Xは、後述のS12にて、データ格納期間を算出する為に使用される。
(S2)
次に、サーバ10のM2Mサービス管理部104は、起動後、データ加工部102に対し、所定のタイミングを示す値を、所定の設定値として出力する。
上述の所定のタイミングは、一定間隔毎のタイミングであって、後述のS30にて、データ加工部102が動作する契機として使用される。所定のタイミングは、本実施形態のサーバ10のユーザによって事前にM2Mサービス管理部104に設定される。
(S3)
次に、サーバ10のM2Mサービス管理部104は、起動後、データ送信部106に対し、所定のタイミングを示す値を、所定の設定値として出力する。
所定のタイミングは、一定間隔のタイミングであり、後述のS40にて、データ送信部106が動作する契機として使用される。所定のタイミングを示す値は、本実施形態のサーバ10のユーザによって事前にM2Mサービス管理部104に設定される。
(S4)
次に、受信部100、データ加工部102、及びデータ送信部106は、上述のS1〜S3の実施によって所定の設定値が入力されると、その所定の設定値を記憶する。
(2)本実施形態の前提動作(端末20、30、40の動作)
本実施形態では、まず始めに、全ての端末20、30、40が同じ送信周期でデータをサーバ10に送信する場合について説明を行う。各端末20、30、40が異なる送信周期でデータをサーバ10に送信する場合については、後述の「(7−3)端末20、30、40が異なる周期で動作する場合」にて説明を行う。
後述の「(7−3)端末20、30、40が異なる周期で動作する場合」までは、全ての端末20、30、40は、以下の通りに、同じ送信周期(5秒)でデータをサーバ10に送信するものとする。
また、端末20、30、40は、いずれも農業に関するM2Mサービスに対応する、一般的な収集デバイスである。端末20、30、40は、農地の温度や湿度等のデータを収集し、いずれも所定の送信周期5秒毎に、収集したデータをサーバ10に送信する。
サーバ10は、端末20、30、40それぞれから送信周期5秒毎にデータを受信する。なお、端末20、30、40は、データをサーバ10に送信する際、自身を示す識別子(すなわち、端末識別子)をデータに含めて送信する。
(3)データ蓄積フェーズでのサーバ10の動作
サーバ10は、データを受信すると、データ蓄積フェーズとして、そのデータを端末がどのような周期で送信しているのか、送信周期(5秒)を求める。さらに、サーバ10は、求めた送信周期(5秒)に対応する一次メモリ101−1に、受信したデータを一定時間、蓄積する。送信周期(5秒)のデータを、一次メモリ101−1に集める為である。
上述のデータ蓄積フェーズでのサーバ10の動作を実現する為、サーバ10の受信部100は、以下の「(3−1)蓄積動作(データを初めて受信したとき)」、「(3−2)蓄積動作(その後、データを受信したとき)」に記載されるS10〜S14の処理を実施する。
なお、上述の送信周期(5秒)に対応する一次メモリ101−iが一次メモリ101−1であることはサーバ10のユーザによって事前にサーバ10に設定される。
(3−1)蓄積動作(データを初めて受信したとき)
(S10)
上述のS4の後、サーバ10の受信部100は、図4に示されるように、端末のいずれか(ここでは端末20とする)からデータを受信すると、そのデータを端末がどのような周期で送信しているのか、送信周期を求める。
具体的には、受信部100は、端末20からデータを受信すると、そのデータに含まれる端末識別子を抽出し、対応表(上述のS4で所定の設定値として入力され、記憶した表。図5に図示)から、抽出した端末識別子に関連づけられている送信周期を求める。次のS11において、各一次メモリ101−1に送信周期5秒のデータを集める為である。受信部100は、送信周期を5秒と求めたものとして説明を続ける。
(S11)
次に、受信部100は、送信周期(5秒)を求めると、求めた送信周期(5秒)に対応する一次メモリ101−1に、上述のS10にて受信したデータを一旦、蓄積する。一次メモリ101−1に、同じ送信周期(5秒)のデータを集める為である。
具体的には、受信部100は、受信したデータを、送信周期(5秒)に対応する一次メモリ101−1に出力する。ここでは、なお、受信部100は、受信したデータを出力する際、上述のS10で求めた送信周期をデータに付与して出力する。
(S12)
次に、受信部100は、S10で求めた送信周期をX倍し、データ格納期間を算出する。
上述のデータ格納期間は、「(4−1)受信部100の機能」に上述したように、受信したデータを、S10で求めた送信周期(5秒)に対応する一次メモリ101−1に格納する時間である。また、上述の値Xは、上述のS4で、M2Mサービス管理部104から所定の設定値の1つとして入力された値である。
以下では、Xが120で、受信部100がデータ格納期間を600秒(10分)と算出したものとして説明を続ける。
(S13)
次に、受信部100は、データを初めて一次メモリ101−1に出力したときは、一次メモリ101−1に対応するタイマーを起動し、時間の計測を開始する。一次メモリ101−1に送信周期(5秒)のデータを集め始めてからの時間を測定する為である。
さらに、受信部100は、タイマーを起動すると、S11で算出したデータ格納期間(10分)を、一次メモリ101−1のデータ格納期間として記憶する。
なお、後述の「(3−2)蓄積動作(その後、データを受信したとき)」でも説明するが、受信部100は、一度データを一次メモリ101−1に出力した後は、本処理を行わない。
(S14)
一次メモリ101−1は、上述のS11により、受信部100から出力されたデータ(送信周期が付与されたもの)が入力されると、そのデータを記憶する。
その結果、一次メモリ101−1は、端末20からの送信周期(5秒)のデータを記憶することとなる。
(3−2)蓄積動作(その後、データを受信したとき)
(3−2−1)その後、端末30からデータを受信したときの動作
上述のS13の後、サーバ10の受信部100では、一次メモリ101−1に対応するタイマーにより時間の計測が継続されている。サーバ10の受信部100は、端末30からデータを受信すると、タイマーが時間を計測するのと並行して、上述のS10〜S12を行う。上述のS10〜S12が行われた結果、端末30からの送信周期(5秒)のデータが一次メモリ101−1に入力される。一次メモリ101−1は、上述のS14を行い、端末30からの送信周期(5秒)のデータを記憶する。一次メモリ101−1は、端末20、30からの送信周期(5秒)のデータを記憶することとなる。なお、一次メモリ101−1に記憶されるデータには、送信周期(5秒)が付与される。受信部100は、S11を2回実施しており、初めて一次メモリ101−1に出力した状態ではないので、上述のS13を実施しない。
(3−2−2)その後、端末40からデータを受信したときの動作
さらに、その後、サーバ10の受信部100は、端末40からデータを受信すると、タイマーが時間を計測するのと並行して、上述のS10〜S12を行う。上述のS10〜S12が行われた結果、端末40からの送信周期(5秒)のデータが一次メモリ101−1に入力される。一次メモリ101−1は、上述のS14を行い、端末40からの送信周期(5秒)のデータを記憶する。一次メモリ101−1は、端末20、30、40からの送信周期(5秒)のデータを記憶することとなる。一次メモリ101−1に記憶されるデータには、送信周期(5秒)が付与される。受信部100は、S11を3回実施しており、初めて一次メモリ101−1に出力した状態ではないので、上述のS13を実施しない。
(3−2−3)その後も、各端末からデータを受信したときの動作
その後、サーバ10の受信部100は、各端末から送信周期5秒毎にデータを受信する。サーバ10の受信部100は、各端末からデータを受信する度に、上述のS10〜S12を行い、一次メモリ101−1は上述のS14を行う。その結果、一次メモリ101−1は、端末20、30、40からの同じ送信周期(5秒)のデータが順次蓄積していく。
(4)データ格納フェーズでのサーバ10の動作
次に、サーバ10は、一定時間(データ格納期間)経過後、データ格納フェーズとして、蓄積したデータを端末DB103に格納する。データ格納フェーズは、次のデータ加工フェーズ(蓄積された同じ送信周期5秒のデータを纏めて処理するフェーズ)の準備フェーズである。
上述のデータ格納フェーズでのサーバ10の動作は、サーバ10の受信部100と一次メモリ101が以下のS20〜S24を実施することで実現される。
(S20)
S13の後、受信部100では、一次メモリ101−1に対応するタイマーにより時間の計測が継続されている。一次メモリ101−1に対応するタイマーにより計測された時間が、一次メモリ101−1のデータ格納期間(S13で記憶した10分)を経過すると、受信部100は、図3に示されるように、データ読み出しを要求する信号を一次メモリ101−1に出力する。同じ送信周期(5秒)のデータを取得する為である。上述のデータ読み出しを要求する信号は、以下、「読み出し信号」という。
(S21)
次に、一次メモリ101−1は、受信部100から読み出し信号が入力されると、記憶するデータを受信部100に出力する。ここで出力されるデータには、送信周期が付与されている。
(S22)
次に、受信部100は、一次メモリ101−1からデータ(送信周期が付与されたもの)が入力されると、入力されたデータを端末DB103に出力する。
(S23)
次に、受信部100は、端末DB103にデータを出力した後、メモリ101−1に対応するタイマーを一度停止した後、メモリ101−1に対応するタイマーを再起動して、時間の計測を0秒から開始する。次のデータ格納期間を測定する為である。
(S24)
次に、端末DB103は、受信部100からデータ(送信周期が付与されたもの)が入力されると、それを記憶する。
S20〜S24の動作により、データ加工部102がアクセスできる端末DB103に同じ送信周期(5秒)のデータが格納される。これにより、次のデータ加工フェーズで、データ加工部102は、送信周期(5秒)のデータを端末DB103から読み出し、纏めて処理することができる。
なお、上述のS23の後、受信部100は、データを受信すると、再び上述のS10〜S12を行って、受信したデータを蓄積する。そして、受信部100は、再起動したメモリ101−1に対応するタイマーにより計測された時間が、次のデータ格納期間(S13で記憶した10分)となれば、再び、上述のS20〜S23を行って、蓄積したデータを端末DB103に出力していく。すなわち、受信部100は、受信したデータを、送信周期の同じデータ毎にメモリに蓄積し、データ格納期間が経過すると、それまでに蓄積したデータを端末DB103に出力する動作を繰り返していく。受信部100は、蓄積したデータを端末DB103に出力する際、出力するデータに送信周期を付与する。端末DB103は、データが入力されると、上述のS24を行って、入力されたデータを記憶する。
(4)データ加工フェーズでのサーバ10の動作
端末DB103に記憶されたデータには、送信周期が付与されている。サーバ10は、端末DB103に記憶されたデータのうち、同じ送信周期のデータ毎に、所定の加工処理を行う。
上述のデータ加工フェーズでのサーバ10の動作を実現する為に、データ加工部102と端末DB103は、以下のS30〜S34の処理を行う。なお、送信周期とM2Mサービスとは関連しているので、上述の動作は、同じM2Mサービスのデータ毎に加工処理を行うことに等しい。
(S30)
まず、データ加工部102は、所定のタイミングになると、データ読み出しを要求する信号(以下、「読み出し信号2」という)を端末DB103に出力する。
上述の所定のタイミングは、一定間隔毎のタイミングである。データ加工部102は、所定のタイミングを、上述のS4で、M2Mサービス管理部104から所定の設定値として入力され、記憶している。
(S31)
次に、端末DB103は、データ加工部102から読み出し信号2が入力されると、記憶しているデータ(上述のS24で記憶したデータ)をデータ加工部102に出力する。
上述のS24で記憶したデータは、送信周期が付与されたデータであるので、端末DB103は、送信周期が付与されているデータを出力する。
(S32)
次に、上述のS31の後、データ加工部102は、端末DB103からデータが入力されると、(入力されたデータには送信周期が付与されているので、)付与されている送信周期が同じデータ毎に、所定の加工処理を行う。
なお、データ加工部102は、加工処理をおこなったデータに対し、どの送信周期のデータを加工したのかが分かるよう、入力されたデータに付与されていた送信周期をそのまま付与する。
(S33)
次に、データ加工部102は、加工処理を行ったデータ(送信周期が付与されたもの)を、加工済みデータ格納DB105に出力する。
(S34)
加工済みデータ格納DB105は、加工処理を行ったデータ(送信周期が付与されたもの)がデータ加工部102から入力されると、それらを記憶する。
(5)データ出力フェーズでのサーバ10の動作
次に、サーバ10は、データ出力フェーズとして、加工処理を行ったデータを、纏めてアプリケーション部60に出力する。具体的には、データ送信部106と加工済みデータ格納DB105が、以下のS40〜S42の処理を行う。
(S40)
まず、データ送信部106は、所定のタイミングになると、データ読み出しを要求する信号(以下、「読み出し信号3」という)を加工済みデータ格納DB105に出力する。
上述の所定のタイミングは、一定間隔毎のタイミングである。データ送信部106は、上述のS4で、所定のタイミングを、M2Mサービス管理部104から所定の設定値として入力され、記憶している。
(S41)
次に、加工済みデータ格納DB105は、読み出し信号3がデータ送信部106から入力されると、記憶しているデータ(送信周期が付与されたもの)全てをデータ送信部106に出力する。
(S42)
次に、データ送信部106は、加工済みデータ格納DB105からデータが入力されると、入力されたデータ(送信周期が付与されたもの)を、アプリケーション部60に出力する。
アプリケーション部60は、図示していないが、加工されたデータが入力されると、そのデータに付与されている送信周期を抽出する。アプリケーション部60は、送信周期、すなわちM2Mサービス毎に所定の分析を行い、分析結果に対応する所定の情報や指示(例えば、農産物の育成に必要な情報や指示等)を、M2Mサービス利用者が保持する端末(図示せず)に通知する。M2Mサービス利用者は、自身が保持する端末に通知された情報を確認し、農産物の育成に必要な情報や指示等を受ける、すなわち、M2Mサービスを受けることができる。
(6)動作まとめ
本実施形態のサーバ10は、上述のS10〜S14の処理により、各端末から受信したデータを、その送信周期毎に分けてメモリに蓄積する。本実施形態のサーバ10は、上述のS20〜S24、S30〜S34の処理により、メモリに蓄積されている同じ送信周期のデータ毎に加工処理を行う。すなわち、本実施形態のサーバ10は、同じM2Mサービスのデータ毎に加工処理を行う。さらに、本実施形態のサーバ10は、上述のS40〜S42によって加工処理を行ったデータをアプリケーション部に出力する。
上述のように、本実施形態のサーバ10は、端末からデータを受信する毎に処理(加工処理やアプリケーション部への出力処理)を行うのではなく、M2Mサービス毎に処理を行う。本実施形態のサーバ10は、M2Mサービス毎に処理を行うので、端末の数に応じて処理能力を増強する必要がなくなる。
(7)補足
(7−1)S10について
各端末20、30、40がいずれも同じ送信周期(例えば5秒)でデータを送信するときには、上述のS10を実施しなくても、同じ送信周期(例えば5秒)のデータを集めることは可能である。受信部100は、上述のS10を実施せず、次のS11で、受信したデータ全てを一次メモリ101−1に集めればよい。
しかし、各端末20、30、40が異なる送信周期でデータを送信するときには、上述のS10は必要である。S10にて送信周期を求めることで、本実施形態のサーバは、次のS11において、求めた送信周期のデータを各一次メモリ101−iに蓄積することができる。端末20、30、40が異なる送信周期を実施するときについては、以下の「(7−3)端末20、30、40が異なる周期で動作する場合について」で説明する。
(7−2)一次メモリ101−i(i=1〜3)について
上記では、サーバ10は、一次メモリ101−i(i=1〜3)を3つ備えたが、3つに限定しない。サーバ10は、3つ以上、一次メモリ101−iを備えていてもよい。なお、サーバ10は、端末がデータを送信する周期の種類数(以下、「種類数A」という)分の一次メモリ101−i(i=1〜種類数A)を備える。
例えば、サーバ10に接続される端末が5台あり、4台の端末が5秒毎にデータをサーバ10に送信し、もう1台の端末がデータを7秒毎にデータを送信する場合、端末がデータを送信する周期は5秒と7秒の2種類なので、種類数Aは2である。その場合、サーバ10は、少なくとも2つ、一次メモリ101−i(i=1〜2)を備える。
(7−3)端末20、30、40が異なる周期で動作する場合
上記では、端末20、30、40全てが、同じ周期(5秒)でデータをサーバ10に送信する場合について説明した。しかし、端末20、30、40は、異なる送信周期(例えば5秒や7秒)でサーバ10にデータを送信してもよい。その場合、サーバ10は、いくつかの送信周期のデータを受信することとなる。例えば、端末20、40が送信周期5秒でデータが送信し、端末30が送信周期7秒でデータが送信する場合、サーバ10は、(端末20、40から)送信周期5秒のデータと、(端末30から)送信周期7秒のデータを受信することとなる。サーバ10は、送信周期の種類数分の一次メモリ101−i(i=1〜種類数A)を備えており、受信した各送信周期のデータを、その送信周期に対応する一次メモリ101−i(i=1〜種類数A)に格納する。例えば、サーバ10は、(端末20、40からの)送信周期5秒のデータを、送信周期5秒に対応する一次メモリ101−1に格納し、(端末30からの)送信周期7秒のデータを、送信周期7秒に対応する一次メモリ101−2に格納する。
上記の「(7−3)端末20、30、40が異なる周期で動作する場合」の動作を実現する為に、サーバ10は、上述のS10を実施した後、「一次メモリ101−1」を全て「一次メモリ101−j」と読み替えた上で、上述のS11〜S13、S20〜S24を実施する。「一次メモリ101−j」は、S10で求められた送信周期に対応するメモリであり、サーバ10は、「一次メモリ101−j」毎に、同じ送信周期のデータを集める。なお、サーバ10は、「一次メモリ101−j」を求める為に、上述のS11の代わりに、以下のS111を実施するものとする。
(S111)
サーバ10の受信部100は、上述の「一次メモリ101−j」を以下の(I)〜(III)の通りに求める。
(I)まず、受信部100には、各一次メモリ101−i(i=1〜種類数A)がどの送信周期(例えば5秒や7秒)に対応する一次メモリ101−iかを示す情報(以下、「メモリ情報」という)が、サーバ10のユーザによって、事前に設定されているものとする。
(II)次に、受信部100は、S10で求めた送信周期(例えば5秒)に対応する一次メモリ101−iを上述のメモリ情報から求める。
(III)次に、受信部100は、(II)で求めた一次メモリ101−iを、一次メモリ101−jとみなす。
上述の(III)の後、受信部100は、S10で求めた送信周期に対応する一次メモリ101−jに、受信したデータを一旦、蓄積する。具体的には、受信部100は、受信したデータを、S10で求めた送信周期に対応する一次メモリ101−jに出力する。
(7−4)データに付与する送信周期について
上記のS11において、受信部100は送信周期をデータに付与した。送信周期はM2Mサービスに対応するものであるので、付与した送信周期は、M2Mサービスを示す識別子(以下、「サービス識別子」という)である。受信部100は、送信周期の代わりに、サービス識別子を付与してもよい。
例えば、受信部100は、上述のS11において、受信したデータを出力する際、S10で求めた送信周期に対応するM2Mサービス名を示す値を図5の対応表から求め、そのM2Mサービス名を示す値をサービス識別子としてデータに付与し、出力する。その後、サーバ10は、S30以降の処理(S30〜S34、S40〜S42)を実施するが、その際、送信周期をサービス識別子と読み替えて処理を実施する。なお、受信部100は、S1、S10を実施する際、図5に示されるように、送信周期や端末識別子にM2Mサービス名を示す値が関連づけられた対応表を用いるものとする。
(7−5)図5について(その1)
上記S1、S10で用いた対応表は、図5に示されるように、送信周期毎に端末数が関連づけられた表であってもよい。端末数は、関連する送信周期でデータを送信する端末の台数を示す。受信部100は、上述のS12において、S10で求めた送信周期に対応する端末数を対応表から求め、求めた端末数、所定数、及びS10で求めた送信周期を乗算し、さらにX倍した値をデータ格納期間としてもよい。受信部100は、端末からどのくらいの時間、データを集めるのか、データ格納期間を、端末の台数に応じて調整することができる。なお、所定数は、本実施形態のサーバ10のユーザによって事前に受信部100に設定される。
(7−6)図5について(その2)
上述の対応表は、図5に示されるように、送信周期毎に、データ加工部102の処理間隔やデータ送信部106の処理間隔が関連づけられた表であってもよい。その場合、本実施形態のサーバ10は、上述のS2〜3、S30〜S32、S40〜S41の代わりに、以下のS52〜S53、S60〜S62、S70〜S71の処理を行うものとする。その結果、本実施形態のサーバ10のデータ加工部102やデータ送信部106は、各送信周期のデータを、上述の処理間隔にて処理を行うことができる。なお、データ加工部102やデータ送信部106は、タイマーを複数備えるものとする。タイマーは、自身が備わるデータ加工部102やデータ送信部106に対し、指定された時間間隔毎に、割り込み信号を入力する一般的なタイマーである。
(S52)
まず、S2の代わりに、サーバ10のM2Mサービス管理部104は、対応表(データ加工部102の処理間隔やデータ送信部106の処理間隔が関連づけられた表)を所定の設定値としてデータ加工部102に出力する。
(S53)
上述のS52の後、サーバ10のM2Mサービス管理部104は、S3の代わりに、対応表(データ加工部102の処理間隔やデータ送信部106の処理間隔が関連づけられた表)を所定の設定値としてデータ送信部106に出力する。
(S54)
次に、受信部100、データ加工部102、及びデータ送信部106は、上述のS1、S52、S53の実施によって所定の設定値が入力されると、その所定の設定値を記憶する。データ加工部102とデータ送信部106は、対応表を記憶することとなる。
さらに、データ加工部102とデータ送信部106は、対応表を記憶すると、記憶した対応表から自身の処理間隔を全て抽出し、抽出した処理間隔の種類数分、タイマーを起動する。例えば、データ加工部102は、抽出した処理間隔が30秒、150秒、3600秒の3種類ならば、タイマーを3つ起動する。なお、データ加工部102とデータ送信部106は、タイマーを起動する際、起動する各タイマーに、抽出した処理間隔を指定する。例えば、データ加工部102は、起動した1つ目のタイマーには処理間隔30秒を指定し、2つ目のタイマーには処理間隔150秒を指定し、3つ目のタイマーには処理間隔3600秒を指定する。各タイマーは、指定された処理間隔毎(30秒、150秒、3600秒毎)に、割り込み信号をデータ加工部102に入力する動作を開始する。
また、データ加工部102とデータ送信部106は、タイマー毎にどのような処理間隔を指定したのかを記憶するものとする。
端末DB103は、上述のS30〜S32の代わりに以下のS60〜S62の処理を行う。
(S60)
まず、データ加工部102は、割り込み信号がタイマーから入力されると、そのタイマーに指定した処理間隔(S54で記憶)に関連する送信周期を対応表(S54で記憶)から抽出する。データ加工部102は、送信周期を抽出すると、抽出した送信周期を、データ読み出しを要求する信号(以下、「読み出し信号4」という)に含めて端末DB103に出力する。
(S61)
次に、端末DB103は、データ加工部102から読み出し信号4が入力されると、読み出し信号4から送信周期を抽出する。さらに、端末DB103は、記憶しているデータ(上述のS24で記憶)の中から、抽出した送信周期が付与されているデータを取り出してデータ加工部102に出力する。
(S62)
次に、上述のS61の後、データ加工部102は、端末DB103からデータが入力されると、入力されたデータに対して、所定の加工処理を行う。なお、データ加工部102は、加工処理をおこなったデータに対し、どの送信周期のデータを加工したのかが分かるよう、入力されたデータに付与されていた送信周期をそのまま付与する。
さらに、データ送信部106は、S40〜S41の代わりに以下のS70〜S71の処理を行う。
(S70)
データ送信部106は、割り込み信号がタイマーから入力されると、そのタイマーに指定した処理間隔(S54で記憶)に関連する送信周期を対応表(S54で記憶)から抽出する。さらに、データ送信部106は、送信周期を抽出すると、抽出した送信周期を、データ読み出しを要求する信号(以下、「読み出し信号5」という)に含めて加工済みデータ格納DB105に出力する。
(S71)
次に、加工済みデータ格納DB105は、読み出し信号5がデータ送信部106から入力されると、読み出し信号4から送信周期を抽出する。さらに、加工済みデータ格納DB105は、記憶しているデータ(上述のS24で記憶)の中から、抽出した送信周期が付与されているデータを取り出してデータ送信部106に出力する。
(8)その他の動作
本実施形態のサーバ10は、上述のS1、S4、S12の代わりに、以下のS101、S104、S112の処理を行うことができる。その結果、本実施形態のサーバ10は、上述のS10で求めた送信周期に応じて、データ格納期間を変更することができる。
(S101)
まず、M2Mサービス管理部104は、送信周期、端末識別子、送信周期を何倍するかを示す値(すなわち、上述の値X)、及びデータ格納期間が対応づけられてた対応表(以下、「対応表2」という)を所定の設定値として受信部100に出力する。
対応表2は、本実施形態のサーバ10のユーザによってM2Mサービス管理部104に設定される。本実施形態のサーバ10のユーザは、同じ送信周期には同じ値Xを対応づけた対応表2をM2Mサービス管理部104に設定する。データ格納期間は、送信周期と値Xが乗算された値である。
(S104)
次に、受信部100は、上述のS101により、対応表2が入力されると、入力された対応表2を記憶する。
(S112)
S11の後、受信部100は、S10で求めた送信周期に対応づけられている値Xを、対応表2から抽出し、S10で求めた送信周期をX倍してデータ格納期間を求める。
なお、受信部100は、S10で求めた送信周期に関連づけられているデータ格納期間を対応表2から直接、求めてもよい。
なお、上記では、サーバ10は端末からデータを収集したが、端末に限らない。サーバ10は、センサ等の一般的なデバイスからデータを収集してもよい。
[効果の説明]
本実施形態によれば、M2Mサービスのサーバは、端末が多くなったとしても、端末の数に応じて処理能力を増強する必要がなくなる。
なぜならば、M2Mサービスのサーバは、端末からデータが受信する毎に処理を行うのではなく、一度、受信したデータを蓄積し、同じ種別のデータ毎(具体的には、送信周期が同じデータ毎)に処理を行うからである。その結果、M2Mサービスのサーバは、端末毎ではなく、送信周期が同じデータ毎、すなわちM2Mサービス毎に所定の処理を行うので、端末の数に応じて処理能力を増強する必要がなくなる。
端末の数に応じて処理能力を増強する増強する必要がなくなるので、M2Mサービスのサーバは、端末の数が多くなったとしても、そのコストを抑えることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
[構成の説明]
図6は、本発明の第2の実施の形態におけるサーバの構成例を示す図である。
第2の実施の形態におけるサーバ200は、図6に示されるように、機器201、202、203からデータを収集するサーバである。サーバ200と機器201、202、203は、ネットワーク204を介して接続されている。
機器201、202、203は、M2Mサービスに対応する収集デバイスである。
具体的には、機器201、202は、農業に関するM2Mサービスに対応する一般的な収集デバイスである。機器201、202は、農地の温度や湿度等のデータを収集し、所定の周期(ここでは5秒とする)で、収集したデータをサーバ200に送信する。
また、機器203は、高齢者の見守りM2Mサービスに対応する一般的な収集デバイスである。機器203は、高齢者の生活行動の1つとして、部屋の扉の開閉情報を収集し、所定の周期(ここでは7秒とする)で、収集したデータをサーバ200に送信する。
なお、データを送信する上述の所定の周期は、M2Mサービス毎に異なるものとする。機器201、202、203は、端末やセンサであってもよい。
サーバ200は、蓄積部210と、処理部211と、を備える。
サーバ200の蓄積部210は、ネットワーク240を介して接続された複数の機器201、202、203からデータを受信すると、当該データが用いられるサービス毎に識別可能な状態で(受信したデータを)蓄積する。
サーバ200の処理部211は、蓄積部210によって蓄積されたデータからサービス単位でデータを取り出して所定の処理をする。
所定の処理は、データを加工する処理や加工したデータを分析するアプリケーション(図示せず)に出力する処理である。
また、上述のサービスとは、M2Mサービスのことである。M2Mサービスとは、様々な機器からサーバがデータを収集し、自律的に制御を行うことで実現されるサービスである。本実施形態では、M2Mサービスとして、農業に関するサービスや高齢者見守りに関するサービスを例とするが、これらに限らない。
M2Mサービスは、各家庭やビルに設置された電力使用量メータからサーバが電力使用量を収集し、最適な発電量を電気事業者に提供する電力サービスであってもよい。また、M2Mサービスは、自動販売機から在庫状況をサーバが収集し、補充すべき必要な商品数を自動販売機の管理者に提供する在庫管理サービスであってもよい。さらに、M2Mサービスは、農業に関するM2Mサービスの中の、収集したデータをまとめてグラフとして提供するM2Mサービスや、収集したデータを分析して収穫時期を予測するM2Mサービスであってもよい。サーバ200は、蓄積部210と処理部211を用いて、各M2Mサービスに対応する複数の機器からデータを受信し、それらをM2Mサービス毎に識別可能な状態で蓄積し、サービス単位でデータを取り出して所定の処理を行う。
以下、本実施形態のサーバ200の動作について説明する。
[動作の説明]
まず、サーバ200の蓄積部210は、ネットワーク204を介して接続された複数の機器201、202、203からデータを受信すると、当該データが用いられるサービス毎に(受信したデータを)識別可能な状態で蓄積する。
例えば、サーバ200の蓄積部210は、受信したデータを、以下のように、サービス毎に識別可能な状態で蓄積してもよい。
まず、サーバ200の蓄積部210は、農業に関するM2Mサービスに対応する機器201、202からデータを受信すると、受信したデータの送信周期(5秒)を求める。さらに、サーバ200の蓄積部210は、求めた送信周期(5秒)に基づき決定したサービス識別子を当該データに付与して、自身に備わる所定のメモリ(以下、「メモリI」という)に蓄積する。また、サーバ200は、高齢者の見守りに関するM2Mサービスに対応する機器203からデータを受信すると、受信したデータの送信周期(7秒)を求める。サーバ200は、求めた送信周期(7秒)に基づき決定したサービス識別子を当該データに付与して、自身に備わる所定のメモリ(以下、「メモリII」という)に蓄積する。送信周期(5秒)のデータが蓄積されるメモリIと、送信周期(7秒)のデータが蓄積される所定のメモリIIとは異なっていてもよい。各データには、サービス識別子が付与されているので、どのサービスのデータかを識別可能である。
次に、サーバ200の処理部211は、蓄積部210によって蓄積されたデータからサービス単位でデータを取り出して所定の処理をする。
具体的には、サーバ200の処理部211は、メモリIに蓄積されたデータから、送信周期5秒に対応するサービス識別子が付与された(機器201、202からの)データを取り出して所定の処理を行ってもよい。サーバ200の処理部211は、メモリIIに蓄積したデータから、送信周期7秒に対応するサービス識別子が付与された(機器203からの)データを取り出して所定の処理を行ってもよい。
[効果の説明]
本実施形態によれば、サーバは、データを収集する機器が多くなったとしても、機器の数に応じて処理能力を増強する必要がなくなる。
なぜならば、本実施形態のサーバは、機器からデータを収集する毎に処理を行うのではなく、一度、収集したデータをサービス毎に蓄積し、サービス単位に纏めて処理を行うからである。その結果、サーバは、機器毎ではなく、サービス単位に所定の処理を行うので、機器の数に応じて処理能力を増強する必要がなくなる。
機器の数に応じて処理能力を増強する必要がなくなるので、本実施形態のサーバは、端末の数が多くなったとしても、そのコストを抑えることができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2014年1月31日に出願された日本出願特願2014−016280を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10、200 サーバ
100 受信部
101 一次メモリ
102 データ加工部
103 端末DB(Database)
104 M2Mサービス管理部
105 加工済みデータ格納DB
106 データ送信部
107 M2Mサービス設定DB
20、30、40 端末
50 管理用端末
60 アプリケーション部
201、202、203 機器
204 ネットワーク
210 蓄積部
211 処理部

Claims (8)

  1. ネットワークを介して接続された複数の機器からデータを受信すると、前記データが用いられるサービス毎に識別可能な状態で前記データを蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段によって蓄積された前記データから前記サービス単位で前記データを取り出して所定の処理をする処理手段と、を備える、
    ことを特徴とするサーバ。
  2. 前記蓄積手段は、前記データの送信周期に基づき決定したサービス識別子を当該データに付与し、
    前記処理手段は、前記蓄積手段が付与した前記サービス識別子を参照して前記データを取り出す、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
  3. 前記処理手段は、前記データの送信周期に対して所定倍数の周期で前記データを取り出す、
    ことを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項に記載のサーバ。
  4. 前記蓄積手段は、前記機器から前記データを受信すると、前記機器の前記データを送信する周期、すなわち送信周期に対応する所定のメモリに、受信した前記データを蓄積し、
    前記処理手段は、前記所定のメモリに蓄積された、前記送信周期が同じ前記データ毎に前記所定の処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のサーバ。
  5. ネットワークを介して接続された複数の機器からデータを受信すると、前記データが用いられるサービス毎に識別可能な状態で前記データを蓄積し、
    前記蓄積された前記データから前記サービス単位で前記データを取り出して所定の処理をする、
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  6. 前記蓄積においては、前記データの送信周期に基づき決定したサービス識別子を当該データに付与し、
    前記処理において前記データを取り出すときには、前記蓄積において付与した前記サービス識別子を参照して前記データを取り出す、
    ことを特徴とする請求項5に記載のデータ処理方法。
  7. 前記処理において前記データを取り出すときには、前記データの送信周期に対して所定倍数の周期で前記データを取り出す、
    ことを特徴とする請求項5乃至6のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
  8. 前記蓄積においては、前記機器の前記データを送信する周期、すなわち送信周期に対応する所定のメモリに、収集した前記データを蓄積し、
    前記処理を行うときには、前記所定のメモリに蓄積された、前記送信周期が同じ前記データ毎に前記処理を行う、
    ことを特徴とする付記5乃至7のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
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