JPWO2015056510A1 - コードイコライザー、遮蔽装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(例えば、上下に開閉する形式のものとして特許文献1を参照)。
そこで、非常時確実に人身等の引っ掛かりを除去或は人身等への負荷を確実に減衰できる技術が望まれている。
好ましくは、前記コードイコライザーは、それぞれが前記引張コードを保持する複数部材を備え、前記複数部材は、前記複数本の引張コードを略平行にした状態で前記コードイコライザーに下向きの荷重が加わったときに分離されず、且つ前記複数本の引張コードを拡開させる方向に前記複数本の引張コードに荷重が加わったときに互いに分離されて前記ループ構造を解除するように構成される。
好ましくは、前記コードイコライザーが保持可能な前記引張コードの数は、前記複数部材の数と同数であるか、又は前記複数部材の数よりも多く、前記コードイコライザーが保持可能な前記引張コードの数が前記複数部材の数よりも多い場合、前記コードイコライザーは、前記複数部材が互いに離されて生じる前記複数部材間の隙間を通じて、前記引張コードのうちの少なくとも1つが前記コードイコライザーから離脱可能であるように構成される。
好ましくは、前記複数部材の少なくとも1つに前記引張コードを前記複数部材の境界面に導く昇降コードガイド面が設けられる。
好ましくは、前記コードイコライザーは、中心部材と、前記中心部材に係合する1又は複数の係合部材とを備え、前記中心部材は、中心軸と、前記中心軸に沿って互いに間隔を開けて設けられた上側係止部及び下側係止部とを備え、前記係合部材は、前記上側係止部と前記下側係止部の間において前記中心部材に係合される。
好ましくは、前記係合部材は、前記中心軸に対して係合される。
好ましくは、前記コードイコライザーは、中心部材と、前記中心部材に係合する第1及び第2係合部材とを備え、第1及び第2係合部材は、それぞれ、ベースと、前記ベースから延びる一対のアームとを備え、第1及び第2係合部材は、第1係合部材のアームと第2係合部材のアームが互いに上下方向に並ぶように前記中心部材に係合される。
好ましくは、第1及び第2係合部材の一方の前記アームの先端面が第1及び第2係合部材の他方の前記ベースの先端面に当接する。
好ましくは、前記コードイコライザーは、ケースと、前記ケースに係合されるコード保持部材と、前記コード保持部材と前記ケースの間の係合の保持力を低減するためのスライド部材とを備え、前記コード保持部材は、前記ケースへの係合状態では前記複数本の引張コードを保持してループ構造を形成し、且つ前記ケースとの係合が解除された状態では前記ループ構造が解除されるように構成され、前記スライド部材は、前記複数本の引張コードを拡開させる方向に前記複数本の引張コードに荷重が加わったときに、前記ケースに対してスライド移動して前記係合の保持力を低減させて前記コード保持部材を前記ケースから分離させる。
好ましくは、前記スライド部材は、前記コードに加わる荷重を検知するコード加重検知部を有する。
好ましくは、前記スライド部材は、前記ケースから離れる方向に付勢されている。
好ましくは、前記ケースは、ケース側係合部を備え、前記コード保持部材は、前記ケース側係合部に係合するコード保持部材側係合部を備え、前記スライド部材は、前記スライド移動によって前記コード保持部材側係合部を変位させるか又は前記コード保持部材側係合部の変位の抑制を解除することによって、前記係合の保持力を低減させる。
好ましくは、前記ケース側係合部は、係合軸であり、前記コード保持部材側係合部は、前記係合軸を挟み込むように前記係合軸に係合する一対の弾性アームであり、前記スライド部材は、前記一対の弾性アームの間に配置されたスライド部をスライド移動させて前記一対の弾性アームの間の間隔を広げることによって前記係合の保持力を低減させる。
好ましくは、前記ケース側係合部は、前記ケースの内面から突出し且つ前記ケースの径方向中央に向かって上側に傾斜するテーパ面を備え、前記コード保持部材側係合部は、前記テーパ面に係合する弾性アームであり、前記スライド部材は、前記弾性アームを挟んで前記テーパ面とは反対側に設けられ且つ前記テーパ面と前記弾性アームの間の係合力を変化させるスライド部を備える。
好ましくは、前記スライド部は、前記弾性アームに向かって上側に傾斜するテーパ面を備える。
好ましくは、前記スライド部材は、筒状であり、前記コード保持部材は、前記スライド部材内に収容され、前記コード保持部材は、前記引張コードを保持するコード保持部と前記弾性アームの間に隔壁を備え、前記隔壁には、前記弾性アーム側にリブが立設される。
好ましくは、前記コード保持部材は、前記ケースとの係合が解除された状態で1本の引張コードを保持するように構成される。
好ましくは、前記コード保持部材は、前記ケースとの係合が解除された状態で前記複数本の引張コードを仮止め可能に構成される。
好ましくは、前記複数本の引張コードは、それぞれ、係止部を備え、前記コードイコライザーは、前記複数本の引張コードを略平行にした状態で前記コードイコライザーに下向きの荷重が加わったときに前記係止部を保持し、且つ前記複数本の引張コードを拡開させる方向に前記複数本の引張コードに荷重が加わったときに前記係止部の保持を解除するように構成される。
好ましくは、前記コードイコライザーは、イコライザー本体と、弾性変形可能なカバーとを備え、前記イコライザー本体は、前記引張コードを挿通可能であり且つ前記係止部を挿通不能である複数の挿通溝と、前記係止部を収容可能な係止部収容部とを備え、前記カバーは、前記係止部収容部を覆うように前記イコライザー本体に装着可能であり、前記係止部は、前記カバーの弾性力によって前記係止部収容部に保持される。
好ましくは、前記複数本の引張コードは、前記挿通溝に1本ずつ収容され、前記イコライザー本体は、前記複数本の引張コードを略平行にした状態で前記コードイコライザーに下向きの荷重が加わったときに前記係止部を保持する係止部保持面を備える。
好ましくは、前記係止部保持面は、前記引張コードの長手方向に対して略垂直な平面、又は前記イコライザー本体の径方向内側に向かうテーパ面を備える。
好ましくは、前記イコライザー本体は、前記複数本の引張コードを拡開させる方向に前記複数本の引張コードに荷重が加わったときに前記係止部を径方向外側に導くテーパ面を備える。
好ましくは、前記コードイコライザーは、前記引張コードを挿通可能であり且つ前記係止部を挿通不能である複数の挿通溝を備え、前記挿通溝は、前記引張コードを弾性的に保持するように構成される。
好ましくは、前記コードイコライザーは、前記コードイコライザーを下側から引き下げるための操作コードを保持するように構成される。
好ましくは、前記コードイコライザーは、前記コードイコライザーを貫通するように前記引張コードを保持し、前記引張コードは、前記引張コードの、前記コードイコライザーよりも下側の部分を引き下げることによって前記コードイコライザーを下側から引き下げ可能に保持される。
好ましくは、前記コードイコライザーは、単一部材からなるか、又は複数部材からなる場合はこれらの複数部材は前記コードイコライザーの上面において周方向に分割されていない。
本発明は、別の観点によれば、建築物に据付される支持部材と、前記支持部材から垂下される複数本の引張コードと、前記複数本の引張コードを保持するコードイコライザーと、前記引張コードを引っ張ることにより移動して前記建築物の開口部における遮蔽状態を開状態と閉状態との間で調節する移動部材とを備える遮蔽装置であって、前記コードイコライザーは、上記記載のコードイコライザーである、遮蔽装置を提供するものである。
図1に示す日射遮蔽装置としての横型ブラインドは、ヘッドボックス1(支持部材)から垂下される複数本のラダーコード4を介して多数段のスラット3(遮蔽材、移動部材)が吊下支持され、同ラダーコード4の下端にボトムレール2(移動部材)が吊下支持される。横型ブラインドは建築物の開口部寸法に合わせて据付される。
・上記実施形態では、部材点数を減らすために係合部材45,46を同一形状にしているが、両者は必ずしも同一形状である必要はない。
・係合部材45,46と中心部材11との係合構造は、別の構造であってもよく、例えば、図7−1に示す変形例1のように、中心軸11gを中心として係合部材45,46のアーム45c,46cが重なり合うようにアーム45c,46cを中心軸11gに係合させてもよい。さらに、係合部材45,46の上面と下面の少なくとも一方を上側係止部11aと下側係止部11bの少なくとも一方と弾性係合させてもよい。例えば、係合部材45,46の上面と下面にそれぞれ係合凸部を設け、上側係止部11aの下面と下側係止部11bの上面にそれぞれ係合凹部を設け、これらの係合凸部と係合凹部を弾性係合させることができる。
・中心部材11が複数に分割可能であってもよい。
・中心部材11は必須ではなく、係合部材同士を直接係合させてもよい。
・係合部材の数は、3つ以上であってもよい。この場合、3つ以上の係合部材は、例えば中心軸11gに沿って並べるように中心軸11に係合させることができる。
・コードイコライザー8を構成する複数部材は、弾性係合によって一体化されていることは必須ではなく、例えば磁力による吸引力によって一体化されていてもよい。その場合でも、複数の昇降コード5を拡開させる方向に昇降コード5に荷重が加わることによって複数部材が分離されることによって安全が確保され、かつ操作可能な状態に容易に復帰可能である。
図7−2〜図7−4を用いて、本発明の第1実施形態の変形例2について説明する。
上記実施形態では、係合部材45,46の外面にコード収容溝45d,46dを設けているが、本変形例では、係合部材45,46の内面側に突出台45h,46hを設け、突出台45h,46hに昇降コード挿通孔45i,46iを設けている。昇降コード5の係止部5aは、突出台45h,46hの底面で係止される。中心部材11には、突出台45h,46hとの干渉を避けるための突出台ポケット11mと、昇降コード5との干渉を避けるためのコード収容溝11k,11lが設けられている。本変形例によれば、係合部材45,46の外面に溝を形成することを避けることができることに加えて、複数の昇降コード5の間の距離を狭めることができるので、複数の昇降コード5の間に異物Wが入りにくくなるという利点がある。
本発明の第1実施形態の変形例3は、第1実施形態に類似した構成を有しており、昇降コード5が2本であり、係合部材45,46にのみ昇降コード5が接続されていて、中心部材11には昇降コード5が接続されていない点が主な差異点である。
本変形例の場合でも、図8(a)〜(b)に示すように、昇降コード5とコードイコライザー8によって形成されるループ構造に異物Wが挟まった場合には、その荷重によって昇降コード5が拡開されることによって係合部材45,46が中心部材11から分離されることによって安全が確保される。なお、図8(b)では、係合部材45,46の両方が中心部材11から分離された状態を示しているが、荷重Cの加わり方によっては係合部材45のみ又は係合部材46のみが中心部材11から外れる場合もある。
図39〜図47を用いて、本発明の第1実施形態の変形例4について説明する。本変形例は、第1実施形態の変形例2に類似した構成を有しており、以下、差異点を中心に説明する。以下の説明中で、昇降コードを「昇降コード5」と総称し、個別の昇降コードを「昇降コード5R」「昇降コード5R1」などと称する。
上記変形例2では、中心部材11の上側係止部11aは略円形であり、コード収容溝11k,11lに1本の昇降コード5が挿通可能であったが、本変形例では、上側係止部11aは、細長い形状になっており、上側係止部11aと係合部材45,46の間に三日月状の隙間11p,11qが設けられている。この隙間11p,11qにそれぞれ最大3本の昇降コード5が挿通される。隙間11p,11qに挿通された最大6本の昇降コードのうちの2本の昇降コード5は、上記変形例2と同様に、突出台45h,46hに設けられた昇降コード挿通孔45i,46iに挿通されて係止される。残りの4本の昇降コード5は、中心部材11の中央壁11rから係合部材45,46に向かって突出する突出台11s,11uに設けられたスリット11t,11v内に収容されて係止される。また、中心部材11の昇降コード挿通孔11cは、中央壁11rを貫通してポケット11oにまで続いており、昇降コード挿通孔11cに挿通された昇降コード5は、ポケット11oの上面で係止される。なお、各昇降コード5は、図43(b)に示すように、それぞれの先端に玉止めなどの係止部5aが設けられて係止される。
なお、突出台45hの幅方向の両端にはテーパ面45jが設けられており、テーパ面45jがスリット11t内に入り込んでいるので、荷重が加わったときに昇降コード5の離脱に十分な大きさの隙間Qが形成されやすくなっている。係合部材46突出台46hと中心部材11の突出台11uも同様の構成になっており、突出台46hの幅方向の両端にはテーパ面46jが設けられている。なお、スリット11tを係合部材45に設け、テーパ面45jを中心部材11に設けるように構成してもよい。
・本変形例のコードイコライザーは、最大7本の昇降コードが保持可能に構成されているが、8本以上の昇降コードを保持可能に構成してもよい。保持可能な昇降コードの数を増やす方法としては、昇降コードを収容するためのスリットの数を増やしたり、1つのスリットの数に収容する昇降コードの数を増やしたりする方法が挙げられる。
本発明の第2実施形態は、第1実施形態の変形例3に類似した構成を有しており、コードイコライザー8の構成が異なっていることが主な差異点である。以下、本実施形態のコードイコライザー8について詳細に説明する。
・コード加重検知部はアールを掛ける構造としているが、例えばアールではなくローラー等のガイドが可能な部材によって構成させてもよい。
・コードイコライザーに昇降コードが6本以上接続可能となるよう、コードガイド部を6箇所以上コード保持部材に形成してもよい。
本発明の第2実施形態の変形例1は、第2実施形態に類似した構成を有しており、コードイコライザー8の構成が異なっていることが主な相違点である。以下、本変形例のコードイコライザー8について詳細に説明する。
本変形例では、スライド軸78は、一対の弾性アーム86の間に配置し、スライド軸78のスライド移動によって一対の弾性アーム86の間の間隔を広げることによって、一対の弾性アーム86と係合軸84との間の係合を解除させていたが、本変形例では、図21に示すように、スライド軸78を一対の弾性アーム86の外側に隣接して配置する。図21に示す通常時の状態では、一対の弾性アーム86の外側に隣接してスライド軸78が配置されているので一対の弾性アーム86の広がりが抑制されている。このため、一対の弾性アーム86と係合軸84の間の係合の保持力が大きい。一方、複数の昇降コード5が拡開される方向に昇降コード5に荷重が加わってスライド部材71が第2ケース70の方向にスライド移動すると、スライド軸78が図21の矢印Xの方向にスライド移動し、一対の弾性アーム86の広がりの抑制が解除される。その結果、一対の弾性アーム86と係合軸84の間の係合の保持力が低減され、昇降コード5に加わる荷重が閾値を超えると、コード保持部材72が第2ケース70から分離される。
本発明の第2実施形態の変形例2は、第2実施形態の変形例1に類似した構成を有しており、実質的に同様の原理によってコード保持部材72が第2ケース70から分離されるが、コード保持部材72と第2ケース70の間の係合構造及びスライド部材71の構造が相違している。以下、図22〜図30を用いて、相違点を中心に説明を進める。なお、各斜視図においては、バネ77は、適宜、図示を省略している。
付け替えの前提として第1ケース69、第2ケース70、スライド部材71、バネ77は予め一体化されたパーツ(以下「パーツ」)となっていて分解不可能であり、ユーザーは上記パーツに操作コード10の装着、コード保持部材72の装着(コード保持部材72への昇降コード5の装着を含む。)を行う。
第1〜第2実施形態は、コードイコライザー8が昇降コード5の末端を保持し、コードイコライザー8に操作コード10を接続する構成に関するものであったが、本実施形態では、図30に示すように、昇降コード5の末端は、第1実施形態と同様の構成を有するボトムキャップ6によって保持され、コードイコライザー8は、昇降コード導出部7から所定距離下方位置で昇降コード5に対して保持されている。
以下、本実施形態のコードイコライザー8の構成を詳細に説明する。
第6実施形態では、結び玉(突起物)60をコードイコライザー8の外周方向に移動しないようにカバー(板バネ)53を設けたが、本変形例では、カバー53ではない保持手段としてイコライザー本体にスナップ保持する構成とした。図37に示すように、昇降コード5を挿通する第1通過孔13よりも外周方向に昇降コード直径より狭い部分を設けてスナップとする。具体的には、図37(c)に示す、挿通溝51に設けた突条65、65の間の狭い空間を設ける。このような構成とすることにより、第6実施形態と同様、図37(e)に示すようにコードイコライザー8の引っ張り操作時には特段ユーザーが指等で押圧することなく昇降コード5とコードイコライザー8とが十分に保持される。また、図37(f)に示すように複数の昇降コード5の拡開する方向C3a、C3bへの引っ張り力が作用したとき、挿通溝51の突条65、65の間から昇降コード5が抜け出し、結び玉60が離脱しコードイコライザー8と昇降コード5とが相対移動可能となる。
本変形例のコードイコライザー8は、結び玉60の保持構造については第6実施形態及びその変形例1と同様であり、複数の昇降コード5を拡開させる方向に昇降コード5に荷重が加わった時に結び玉60を離脱させる作用も同様である。一方、本変形例では、図38に示すように、結び玉(係止部)60は、昇降コード5の端部に設けられており、コードイコライザー8の下側には操作コード10が接続されている。そして、昇降コード5の代わりに操作コード10が、ボトムキャップ6には接続されている。
本発明は、以下の実施態様でも実施することができる。
・昇降コードの数は2本以上であればよく、3本以上であってもよい。
・コードイコライザーに接続され、上方から垂下されるコードは昇降コード以外のコード、例えばチルトコード等であってもよい。
・ヘッドボックスから垂下された操作コードを有しコードイコライザーを備えたプリーツスクリーンやローマンシェード等にも適用可能であり、ハンガーレールから垂下された操作コードを有しコードイコライザーを備えた縦型ブラインドにも適用可能である。
・コードイコライザーは日射遮蔽材の下限位置で停止できるよう、ヘッドボックスのコード導出部にその上面を当接させて下限を停止させるストッパとして用いてもよい。
・第1〜第2実施形態において、操作コード10をコードイコライザー8に接続する代わりに、昇降コード5を延長して昇降コード5をボトムキャップ6に接続してもよい。
2:ボトムレール(移動部材)
3:スラット(遮蔽材、移動部材)
4:ラダーコード
5、5a,5b:昇降コード(引張コード)
6:ボトムキャップ(移動部材)
7:昇降コード導出部
8:コードイコライザー
9:テープホルダー
10:操作コード
11:中心部材
13:第1通過孔
14:第2通過孔
15:内部空間
16:第1抵抗付与部
17:第2抵抗付与部
18:固定軸
19:弾性部
20:凹凸面
21:挿入孔
22:可動挟着部
23:固定挟着部
24:支持部
25:解除操作片
26:チルトつまみ
27:チルター開口部
28:チルタードラム
29:チルトドラム
30:シャフト
31:先頭ランナー
32:ランナー
33:移動框(移動部材)
34:固定框
35:ケース
36:スリット
37:固定支持部
38:連通スリット
39:回動孔
40:解除バー
41:余長
42:重量調整部
43:転回軸
45,46:係合部材
50:イコライザー本体
51:挿通溝
53:カバー(板バネ)
54:テーパ面
55:下面
57:接続部
58:開閉端
60:結び玉(突起物)
62:内周当接部
64:上面
66:上部挿通部
67:下部挿通部
68:接続壁
69:第1ケース
70:第2ケース
71:スライド部材
72:コード保持部材
73:コードガイド部
74:操作コード挿通孔
75:第1空間部
76:第2空間部
77:バネ(付勢手段)
78:スライド軸(スライド部)
79:バネ係止部
80:第3空間部
81:フランジ
82:コード加重検知部
83:フランジ係止部
84:係合軸(ケース側係合部)
85:円柱部
86:アーム(コード保持部材側係合部)
87:係止部
88:凸部
89:コード固定部
91:傾斜係合部
92:傾斜スライド部
93:隔壁
94:リブ
96:保持部
Claims (28)
- 建築物に据付される支持部材から垂下される複数本の引張コードを保持するコードイコライザーであって、前記コードイコライザーは、前記複数本の引張コードを略平行にした状態で前記コードイコライザーに下向きの荷重が加わったときに前記複数本の引張コードを保持し、かつ前記複数本の引張コードを拡開させる方向に前記引張コードに荷重が加わったときに前記コードイコライザーに弾性変形を生じさせるか又は前記コードイコライザーを分割させることにより前記複数本の引張コードと前記コードイコライザーによって形成されるループ構造を解除するか又はループ構造の長さを増大させるように構成される、コードイコライザー。
- 前記コードイコライザーは、それぞれが前記引張コードを保持する複数部材を備え、
前記複数部材は、前記複数本の引張コードを略平行にした状態で前記コードイコライザーに下向きの荷重が加わったときに分離されず、且つ前記複数本の引張コードを拡開させる方向に前記複数本の引張コードに荷重が加わったときに互いに分離されて前記ループ構造を解除するように構成される、請求項1に記載のコードイコライザー。 - 前記コードイコライザーが保持可能な前記引張コードの数は、前記複数部材の数と同数であるか、又は前記複数部材の数よりも多く、
前記コードイコライザーが保持可能な前記引張コードの数が前記複数部材の数よりも多い場合、前記コードイコライザーは、前記複数部材が互いに離されて生じる前記複数部材間の隙間を通じて、前記引張コードのうちの少なくとも1つが前記コードイコライザーから離脱可能であるように構成される、請求項2に記載のコードイコライザー。 - 前記複数部材の少なくとも1つに前記引張コードを前記複数部材の境界面に導く昇降コードガイド面が設けられる、請求項2又は請求項3に記載のコードイコライザー。
- 前記コードイコライザーは、中心部材と、前記中心部材に係合する1又は複数の係合部材とを備え、
前記中心部材は、中心軸と、前記中心軸に沿って互いに間隔を開けて設けられた上側係止部及び下側係止部とを備え、前記係合部材は、前記上側係止部と前記下側係止部の間において前記中心部材に係合される、請求項2〜請求項4の何れか1つに記載のコードイコライザー。 - 前記係合部材は、前記中心軸に対して係合される、請求項5に記載のコードイコライザー。
- 前記コードイコライザーは、中心部材と、前記中心部材に係合する第1及び第2係合部材とを備え、
第1及び第2係合部材は、それぞれ、ベースと、前記ベースから延びる一対のアームとを備え、
第1及び第2係合部材は、第1係合部材のアームと第2係合部材のアームが互いに上下方向に並ぶように前記中心部材に係合される、請求項2〜請求項6の何れか1つに記載のコードイコライザー。 - 第1及び第2係合部材の一方の前記アームの先端面が第1及び第2係合部材の他方の前記ベースの先端面に当接する、請求項7に記載のコードイコライザー。
- 前記コードイコライザーは、ケースと、前記ケースに係合されるコード保持部材と、前記コード保持部材と前記ケースの間の係合の保持力を低減するためのスライド部材とを備え、
前記コード保持部材は、前記ケースへの係合状態では前記複数本の引張コードを保持してループ構造を形成し、且つ前記ケースとの係合が解除された状態では前記ループ構造が解除されるように構成され、
前記スライド部材は、前記複数本の引張コードを拡開させる方向に前記複数本の引張コードに荷重が加わったときに、前記ケースに対してスライド移動して前記係合の保持力を低減させて前記コード保持部材を前記ケースから分離させる、請求項1に記載のコードイコライザー。 - 前記スライド部材は、前記コードに加わる荷重を検知するコード加重検知部を有する、請求項9に記載のコードイコライザー。
- 前記スライド部材は、前記ケースから離れる方向に付勢されている請求項9又は請求項10に記載のコードイコライザー。
- 前記ケースは、ケース側係合部を備え、
前記コード保持部材は、前記ケース側係合部に係合するコード保持部材側係合部を備え、
前記スライド部材は、前記スライド移動によって前記コード保持部材側係合部を変位させるか又は前記コード保持部材側係合部の変位の抑制を解除することによって、前記係合の保持力を低減させる、請求項9〜請求項11の何れか1つに記載のコードイコライザー。 - 前記ケース側係合部は、係合軸であり、
前記コード保持部材側係合部は、前記係合軸を挟み込むように前記係合軸に係合する一対の弾性アームであり、
前記スライド部材は、前記一対の弾性アームの間に配置されたスライド部をスライド移動させて前記一対の弾性アームの間の間隔を広げることによって前記係合の保持力を低減させる、請求項12に記載のコードイコライザー。 - 前記ケース側係合部は、前記ケースの内面から突出し且つ前記ケースの径方向中央に向かって上側に傾斜するテーパ面を備え、
前記コード保持部材側係合部は、前記テーパ面に係合する弾性アームであり、
前記スライド部材は、前記弾性アームを挟んで前記テーパ面とは反対側に設けられ且つ前記テーパ面と前記弾性アームの間の係合力を変化させるスライド部を備える、請求項12に記載のコードイコライザー。 - 前記スライド部は、前記弾性アームに向かって上側に傾斜するテーパ面を備える、請求項14に記載のコードイコライザー。
- 前記スライド部材は、筒状であり、
前記コード保持部材は、前記スライド部材内に収容され、
前記コード保持部材は、前記引張コードを保持するコード保持部と前記弾性アームの間に隔壁を備え、
前記隔壁には、前記弾性アーム側にリブが立設される、請求項14又は請求項15に記載のコードイコライザー。 - 前記コード保持部材は、前記ケースとの係合が解除された状態で1本の引張コードを保持するように構成される、請求項9〜請求項13の何れか1つに記載のコードイコライザー。
- 前記コード保持部材は、前記ケースとの係合が解除された状態で前記複数本の引張コードを仮止め可能に構成される、請求項9〜請求項17の何れか1つに記載のコードイコライザー。
- 前記複数本の引張コードは、それぞれ、係止部を備え、
前記コードイコライザーは、前記複数本の引張コードを略平行にした状態で前記コードイコライザーに下向きの荷重が加わったときに前記係止部を保持し、且つ前記複数本の引張コードを拡開させる方向に前記複数本の引張コードに荷重が加わったときに前記係止部の保持を解除するように構成される、請求項1に記載のコードイコライザー。 - 前記コードイコライザーは、イコライザー本体と、弾性変形可能なカバーとを備え、
前記イコライザー本体は、前記引張コードを挿通可能であり且つ前記係止部を挿通不能である複数の挿通溝と、前記係止部を収容可能な係止部収容部とを備え、
前記カバーは、前記係止部収容部を覆うように前記イコライザー本体に装着可能であり、
前記係止部は、前記カバーの弾性力によって前記係止部収容部に保持される、請求項19に記載のコードイコライザー。 - 前記複数本の引張コードは、前記挿通溝に1本ずつ収容され、
前記イコライザー本体は、前記複数本の引張コードを略平行にした状態で前記コードイコライザーに下向きの荷重が加わったときに前記係止部を保持する係止部保持面を備える、請求項20に記載のコードイコライザー。 - 前記係止部保持面は、前記引張コードの長手方向に対して略垂直な平面、又は前記イコライザー本体の径方向内側に向かうテーパ面を備える、請求項21に記載のコードイコライザー。
- 前記イコライザー本体は、前記複数本の引張コードを拡開させる方向に前記複数本の引張コードに荷重が加わったときに前記係止部を径方向外側に導くテーパ面を備える、請求項20〜請求項22の何れか1つに記載のコードイコライザー。
- 前記コードイコライザーは、前記引張コードを挿通可能であり且つ前記係止部を挿通不能である複数の挿通溝を備え、
前記挿通溝は、前記引張コードを弾性的に保持するように構成される、請求項19に記載のコードイコライザー。 - 前記コードイコライザーは、前記コードイコライザーを下側から引き下げるための操作コードを保持するように構成される、請求項1〜請求項24の何れか1つに記載のコードイコライザー。
- 前記コードイコライザーは、前記コードイコライザーを貫通するように前記引張コードを保持し、
前記引張コードは、前記引張コードの、前記コードイコライザーよりも下側の部分を引き下げることによって前記コードイコライザーを下側から引き下げ可能に保持される、請求項1〜請求項24の何れか1つに記載のコードイコライザー。 - 前記コードイコライザーは、単一部材からなるか、又は複数部材からなる場合はこれらの複数部材は前記コードイコライザーの上面において周方向に分割されていない、請求項1〜請求項26の何れか1つに記載のコードイコライザー。
- 建築物に据付される支持部材と、前記支持部材から垂下される複数本の引張コードと、前記複数本の引張コードを保持するコードイコライザーと、前記引張コードを引っ張ることにより移動して前記建築物の開口部における遮蔽状態を開状態と閉状態との間で調節する移動部材とを備える遮蔽装置であって、
前記コードイコライザーは、請求項1〜請求項27の何れか1つに記載のコードイコライザーである、遮蔽装置。
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