JPWO2015029112A1 - 地図表示システム及び地図表示方法及びプログラム - Google Patents

地図表示システム及び地図表示方法及びプログラム

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Abstract

地図表示システム(100)において、表示部(112)は、地図を表示する表示装置に対し、地図の表示装置における表示領域内に存在する物体の画像を地図上に表示させる。取得部(113)は、地図上に存在する物体の画像を記憶する記憶装置から、表示部(112)が表示装置に対して表示させる画像を取得する。制御部(116)は、ユーザの操作によって地図の表示装置における表示領域が変更される度に、取得部(113)に対し、地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域に存在する物体の画像を取得させる。これにより、地図表示システム(100)は、ユーザの操作によって今後表示される可能性のある地図領域に存在する物体の画像を先読みすることができる。

Description

本発明は、地図表示システム及び地図表示方法及びプログラムに関するものである。本発明は、例えば、テクスチャ先読み装置に関するものである。
従来、3次元地図を描画する際に、3次元モデル用のテクスチャ(画像)を先読みするナビゲーション装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−294457号公報
従来のナビゲーション装置は、ユーザが設定した経路、あるいは、車両が走行中の道路の種別に基づいて、車両が今後通過する可能性の高い地図領域を予測する。ナビゲーション装置は、その地図領域にリンクされた3次元モデル用のテクスチャを先読みする。これにより、ナビゲーション装置は、車両の移動によって、その地図領域を表示することになったときに、即座に3次元モデルにテクスチャマッピングを行うことができる。
しかし、経路が設定されておらず、車両が走行中でもない場合、ナビゲーション装置は、テクスチャを先読みすることができない。そのような場合にユーザがスクロール操作を行うと、スクロール後に表示される地図領域のテクスチャマッピングに時間がかかる。つまり、従来のナビゲーション装置では、スクロール操作によって、表示する地図領域が変更されたときに、即座に3次元モデルにテクスチャマッピングを行うことができないという課題がある。
本発明は、ユーザの操作(例えば、スクロール操作)によって今後表示される可能性のある地図領域に存在する物体の画像(例えば、3次元モデル用のテクスチャ)を先読みすることを目的とする。
本発明の一の態様に係る地図表示システムは、
地図を表示する表示装置に対し、前記地図の前記表示装置における表示領域内に存在する物体の画像を前記地図上に表示させる表示部と、
前記地図上に存在する物体の画像を記憶する記憶装置から、前記表示部が前記表示装置に対して表示させる画像を取得する取得部と、
ユーザの操作を受け付ける入力部と、
前記入力部で受け付けられた操作によって前記地図の前記表示装置における表示領域が変更される度に、前記取得部に対し、前記地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域に存在する物体の画像を取得させる制御部とを備える。
本発明の一の態様によれば、地図表示システムは、ユーザの操作(例えば、スクロール操作)によって今後表示される可能性のある地図領域に存在する物体の画像(例えば、3次元モデル用のテクスチャ)を先読みすることができる。このため、地図表示システムは、ユーザの操作によって、その地図領域を表示することになったときに、即座に画像を表示することができる。
実施の形態1に係る地図表示システムの構成を示す図。 実施の形態1に係る地図表示システムの詳細構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る地図表示システムの制御部の処理構成を示すブロック図。 3次元モデルの例を示す緯度経度平面投影図。 図4に対応する斜投影図。 実施の形態1に係る地図表示システムのモデルデータリストの例を示す表。 実施の形態1に係る地図表示システムのテクスチャデータリストの例を示す表。 実施の形態1に係る地図表示システムの前処理の手順を示すフローチャート。 分割領域の例を示す図。 実施の形態1に係る地図表示システムの参照テクスチャリストの例を示す表。 実施の形態1に係る地図表示システムの拡大領域リストの例を示す表。 実施の形態1に係る地図表示システムのリアルタイム処理の手順を示すフローチャート。 表示領域の例を示す緯度経度平面投影図。 図13に対応する斜投影図。 表示領域と重複する拡大領域の例を示す図。 実施の形態2に係る地図表示システムの制御部の処理構成を示すブロック図。 実施の形態2に係る地図表示システムの前処理の手順を示すフローチャート。 実施の形態2に係る地図表示システムの分割領域リストの例を示す表。 実施の形態2に係る地図表示システムのリアルタイム処理の手順を示すフローチャート。 表示領域と重複する拡大領域の例を示す図。 実施の形態3に係る地図表示システムの構成を示す図。 実施の形態3に係る地図表示システムの詳細構成を示すブロック図。 実施の形態1〜3に係る地図表示システムの各装置のハードウェア構成の例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る地図表示システム100の構成を示す図である。
図1において、地図表示システム100は、ナビゲーション装置101で構成される。
ナビゲーション装置101は、車両に搭載される。
ナビゲーション装置101は、表示装置200を備える。表示装置200は、3次元地図を表示する。3次元地図は、地図の例である。本実施の形態において、3次元地図は、2次元地図等、他の種類の地図に置き換えることができる。表示装置200は、例えば、LCD(Liquid・Crystal・Display)で実装される。
ナビゲーション装置101は、さらに、記憶装置300を備える。記憶装置300は、3次元地図上に存在する物体(例えば、建物)の3次元モデル用のテクスチャ500を記憶する。テクスチャ500は、物体の画像の例である。本実施の形態において、テクスチャ500は、他の種類の画像に置き換えることができる。記憶装置300は、例えば、HDD(Hard・Disk・Drive)、あるいは、SSD(Solid・State・Drive)で実装される。
ナビゲーション装置101は、さらに、入力装置400を備える。入力装置400は、車両の運転手等のユーザにより操作される。入力装置400は、例えば、操作ボタンで実装される。あるいは、入力装置400は、表示装置200と一体のタッチパネルで実装される。
図2は、地図表示システム100の詳細構成を示すブロック図である。
図2において、地図表示システム100は、検出部111、表示部112、取得部113、入力部114、記憶部115、制御部116を備える。検出部111、表示部112、取得部113、入力部114、記憶部115、制御部116は、全てナビゲーション装置101に設けられる。
検出部111は、表示装置200が搭載された車両の現在の位置を検出する。検出部111は、例えば、GPS(Global・Positioning・System)受信機と、ジャイロセンサ、車速センサ等の各種センサとを用いて、車両の現在の緯度経度を検出する。
表示部112は、表示装置200に対し、3次元地図の表示装置200における表示領域内に存在する物体(例えば、建物)の3次元モデル用のテクスチャ500を3次元地図上に表示させる。検出部111により検出された位置が3次元地図の表示装置200における表示領域内に存在する場合、表示部112は、さらに、表示装置200に対し、当該位置を示す目印を3次元地図上に表示させる。
取得部113は、記憶装置300から、表示部112が表示装置200に対して表示させるテクスチャ500を取得する。
入力部114は、入力装置400を介して、ユーザのスクロール操作を受け付ける。スクロール操作は、操作の例である。本実施の形態において、入力部114は、スクロール操作の代わりに、スクロール操作とともに、ズームイン操作、ズームアップ操作等、他の種類の操作を受け付けてもよい。
記憶部115は、定義情報600を記憶する。定義情報600には、3次元地図が分割された複数の分割領域を定義する分割領域情報601が含まれる。定義情報600には、さらに、複数の分割領域がそれぞれ一定のマージン分拡大された複数の拡大領域を定義する拡大領域情報602が含まれる。定義情報600には、さらに、複数の分割領域と、複数の拡大領域との対応関係を定義する対応関係情報603が含まれる。
制御部116は、入力部114で受け付けられたスクロール操作によって3次元地図の表示装置200における表示領域が変更される度に、「3次元地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域」を、以下のように決定する。
(1)制御部116は、記憶部115により記憶された定義情報600を参照する。
(2)制御部116は、(1)で参照した定義情報600の拡大領域情報602に基づき、複数の拡大領域から、3次元地図の変更後の表示領域の少なくとも一部と重複する拡大領域を選択する。
(3)制御部116は、(1)で参照した定義情報600の対応関係情報603に基づき、複数の分割領域から、(2)で選択した拡大領域に対応する分割領域を選択する。
(4)制御部116は、(3)で選択した分割領域を「3次元地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域」に決定する。
制御部116は、(1)で参照した定義情報600の分割領域情報601に基づき、(4)で決定した領域に存在する物体の3次元モデル用のテクスチャ500を特定する。制御部116は、取得部113に対し、特定したテクスチャ500を取得させる。これにより、取得部113は、ユーザのスクロール操作によって今後表示される可能性のある地図領域に存在する物体の3次元モデル用のテクスチャ500を先読みすることができる。このため、表示部112は、ユーザのスクロール操作によって、その地図領域を表示することになったときに、即座にテクスチャ500を表示することができる。
(2)〜(4)において、制御部116は、拡大領域情報602及び対応関係情報603を参照せずに、分割領域情報601のみを参照して、特定の分割領域を選択してもよい。特定の分割領域とは、その分割領域が前述した一定のマージン分拡大された場合に3次元地図の変更後の表示領域の少なくとも一部と重複する分割領域のことである。制御部116が拡大領域情報602及び対応関係情報603を参照しなければ、記憶部115は、拡大領域情報602及び対応関係情報603を記憶しなくてよい。よって、記憶容量を削減できる。
図3は、制御部116の処理構成を示すブロック図である。
図3において、制御部116の処理には、モデル表示機能の動作前に実行される前処理120と、モデル表示機能の動作中に行われるリアルタイム処理130とが含まれる。
前処理120には、領域分割処理121、モデル判定処理122、参照テクスチャリスト作成処理123、拡大領域算出処理124が含まれる。
領域分割処理121は、モデル格納領域データ141が示すモデル格納領域を、領域分割数データ142が示す分割数に応じて複数の分割領域に分割する処理である。モデル格納領域とは、3次元モデルの格納範囲のことである。モデル格納領域データ141、領域分割数データ142は、定義情報600の一部として、記憶部115により記憶される。
モデル判定処理122は、モデルデータリスト143が示す各3次元モデルが、どの分割領域に属するか判定する処理である。モデルデータリスト143は、定義情報600の一部として、記憶部115により記憶される。
参照テクスチャリスト作成処理123は、参照テクスチャリスト144を作成する処理である。参照テクスチャリスト144は、各分割領域に属する3次元モデルが参照するテクスチャ500のインデックスを、分割領域ごとに示すデータである。参照テクスチャリスト144は、定義情報600の一部として、記憶部115により記憶される。
拡大領域算出処理124は、拡大領域を算出し、拡大領域リスト146を作成する処理である。拡大領域とは、先読み判定マージンデータ145が示すマージン分だけ領域分割処理121で算出された各分割領域を広げることにより作成できる領域である。拡大領域リスト146は、拡大領域を分割領域ごとに示すデータである。先読み判定マージンデータ145及び拡大領域リスト146は、定義情報600の一部として、記憶部115により記憶される。
リアルタイム処理130には、表示中心取得処理131、表示領域算出処理132、重複判定処理133、参照テクスチャ抽出処理134、参照テクスチャ先読み処理135が含まれる。
表示中心取得処理131は、ユーザのスクロール操作により移動した表示範囲の中心座標を取得する処理である。
表示領域算出処理132は、表示中心取得処理131により取得された中心座標に基づいて、表示領域を算出する処理である。
重複判定処理133は、表示領域算出処理132により算出された表示領域と拡大領域リスト146内の各拡大領域との重複を判定する処理である。
参照テクスチャ抽出処理134は、重複判定処理133により重複していると判定された拡大領域に紐づく分割領域を拡大領域リスト146から特定し、特定した分割領域に属する3次元モデルが参照するテクスチャ500のインデックスを参照テクスチャリスト144から抽出する処理である。
参照テクスチャ先読み処理135は、参照テクスチャ抽出処理134により抽出されたインデックスを取得部113に通知する処理である。取得部113は、参照テクスチャ先読み処理135により通知されたインデックスに対応するテクスチャ500をテクスチャデータリスト147から読み込む。取得部113は、読み込んだテクスチャ500を描画用メモリ150へ展開する。テクスチャデータリスト147は、複数のテクスチャ500を格納するリストであり、記憶装置300に記憶される。
以下では、地図表示システム100の動作(本実施の形態に係る地図表示方法、本実施の形態に係るプログラムの処理手順)の例を説明する。
図4は、3次元モデルの例を示す緯度経度平面投影図である。図5は、図4に対応する斜投影図である。
図4及び図5において、使用される座標系は、緯度経度座標とする。
モデル格納領域データ141が示すモデル格納領域は、四辺が経緯線に平行で南西端座標が(0,0)、北東端座標が(10,10)の矩形範囲とする。
図示していないが、領域分割数データ142が示す分割数は、(経度方向分割数,緯度方向分割数)=(2,2)とする。
図6は、モデルデータリスト143の例を示す表である。
図6において、モデルデータリスト143に格納された5つのモデルデータA〜Eは、それぞれ3次元モデルA〜Eの頂点データ(重心座標)及びテクスチャ名の組み合わせからなる。
モデルデータAの3次元モデルAは、直方体を構成する頂点からなり、重心座標Aの緯度経度が(1,1)で、使用テクスチャ名が「画像A」である。モデルデータBの3次元モデルBは、直方体を構成する頂点からなり、重心座標Bの緯度経度が(6,1)で、使用テクスチャ名が「画像B」である。モデルデータCの3次元モデルCは、直方体を構成する頂点からなり、重心座標Cの緯度経度が(1,7)で、使用テクスチャ名が「画像C」である。モデルデータDの3次元モデルDは、直方体を構成する頂点からなり、重心座標Dの緯度経度が(8,7)で、使用テクスチャ名が「画像D」である。モデルデータEの3次元モデルEは、直方体を構成する頂点からなり、重心座標Eの緯度経度が(2,4)で、使用テクスチャ名が「画像E」である。
図示していないが、先読み判定マージンデータ145が示すマージンは、(経度方向マージン,緯度方向マージン)=(5,5)とする。
図7は、テクスチャデータリスト147の例を示す表である。
図7において、テクスチャデータリスト147に格納された5つのテクスチャ500は、それぞれ画像A〜Eのデータである。画像A〜Eのテクスチャデータリスト147内のインデックスは、それぞれ「0」〜「4」である。
図8は、前処理120の手順を示すフローチャートである。図9は、分割領域の例を示す図である。図10は、参照テクスチャリスト144の例を示す表である。図11は、拡大領域リスト146の例を示す表である。
図8において、まず、領域分割処理121が実行される。
領域分割処理121において、制御部116は、領域分割数データ142に従い、モデル格納領域データ141が示すモデル格納領域を分割する。これにより、制御部116は、複数の分割領域を算出する。分割方法としては、モデル格納領域を東西方向に経度方向分割数分、南北方向に緯度方向分割数分だけ分割する方法が用いられる。
本例では、(経度方向分割数,緯度方向分割数)=(2,2)である。よって、制御部116は、図9に示すように、モデル格納領域を4つの分割領域に分割する。4つの分割領域は、分割領域(0,0)=(0,0)〜(5,5)、分割領域(1,0)=(5,0)〜(10,5)、分割領域(0,1)=(0,5)〜(5,10)、分割領域(1,1)=(5,5)〜(10,10)である。分割領域(i,j)は、南西端を基準として東方向にi番目、北方向にj番目の分割領域である。分割領域(i,j)=(k,l)〜(m,n)であるとき、分割領域(i,j)は、南西端座標が(k,l)、北東端座標が(m,n)となるような範囲である。
次に、モデル判定処理122が実行される。
モデル判定処理122において、制御部116は、領域分割処理121で算出した分割領域ごとに、モデルデータリスト143内の各3次元モデルが分割領域に属するかどうか判定する。3次元モデルが分割領域に属するかどうかは、3次元モデルの重心座標の緯度経度が分割領域に包含されるかどうかで決まる。重心座標の緯度経度が分割領域に包含される場合、制御部116は、3次元モデルが分割領域に属すると判定する。一方、重心座標の緯度経度が分割領域に包含されない場合、制御部116は、3次元モデルが分割領域に属さないと判定する。
本例では、制御部116は、3次元モデルA,Eが分割領域(0,0)に属すると判定する。制御部116は、他の分割領域についても同様の処理を行う。
次に、参照テクスチャリスト作成処理123が実行される。
参照テクスチャリスト作成処理123において、制御部116は、参照テクスチャリスト144を作成(又は更新)する。参照テクスチャリスト144の更新では、制御部116は、モデル判定処理122で分割領域に属すると判定した3次元モデルが参照する画像(即ち、テクスチャ500)のテクスチャデータリスト147内のインデックスと、分割領域の範囲の定義との組み合わせを作成する。制御部116は、作成した組み合わせを参照テクスチャリスト144の最後尾へ追加する。
本例では、3次元モデルA,Eは分割領域(0,0)に属し、3次元モデルA,Eが参照する画像はそれぞれ画像A,Eである。よって、制御部116は、図10に示すように、テクスチャデータリスト147内のインデックスが「0」及び「4」であり、分割領域の範囲が(0,0)〜(5,5)である組み合わせを参照テクスチャリスト144に追加する。制御部116は、図10に示すように、他の分割領域についても同様の処理を行う。
次に、拡大領域算出処理124が実行される。
拡大領域算出処理124において、制御部116は、領域分割処理121で算出した分割領域から拡大領域を算出する。拡大領域は、分割領域に対し、先読み判定マージンデータ145が示すマージンを領域の外側方向へ加算することで求められる。
本例では、(経度方向マージン,緯度方向マージン)=(5,5)である。よって、制御部116は、分割領域(0,0)に対応する拡大領域の範囲(−5,−5)〜(10,10)を算出する。制御部116は、図11に示すように、算出した範囲の定義を、分割領域の範囲の定義とともに拡大領域リスト146へ加える。制御部116は、図11に示すように、他の分割領域についても同様の処理を行う。
図11において、拡大領域リスト146は、前述した分割領域情報601、拡大領域情報602、対応関係情報603を全て含むデータである。
図12は、リアルタイム処理130の手順を示すフローチャートである。図13は、表示領域の例を示す緯度経度平面投影図である。図14は、図13に対応する斜投影図である。図15は、表示領域と重複する拡大領域の例を示す図である。
図12において、まず、表示中心取得処理131が実行される。
表示中心取得処理131において、制御部116は、ユーザのスクロール操作によって表示中心座標が移動する度に、移動後の表示中心座標を取得する。表示中心座標とは、表示装置200の画面(又はウィンドウ)の中心(即ち、表示中心)の座標のことである。本例では、表示中心座標の値は、緯度経度座標として取得される。
次に、表示領域算出処理132が実行される。
表示領域算出処理132において、制御部116は、表示中心取得処理131で取得した表示中心座標から、表示装置200の画面の表示領域を算出する。表示領域とは、3次元地図の一部であり、表示装置200の画面に表示されている領域のことである。表示領域は、以下の式により算出される。
Figure 2015029112
式中、Pcenter等の上の矢印は位置ベクトルを示している。Pcenterは表示中心の位置ベクトルであり、表示中心座標を示す。Peyeは視点位置の位置ベクトルであり、視点位置座標を示す。Uは上方向ベクトル、aspectは画面幅/画面高さ、θは垂直視野角である。視点位置、上方向ベクトル、垂直視野角は、3次元俯瞰表示時には必ず設定が必要なパラメタである。視点位置、上方向ベクトル、垂直視野角としては、前もって決まっている値が使用される。PRT、PRB、PLT、PLBの標高成分(第三成分)が0となるようなα、β、γ、δを算出し、α、β、γ、δを上部4式に代入することで算出されるPRT、PRB、PLT、PLBが、それぞれ画面の右上、右下、左上、左下の頂点座標(即ち、表示領域の範囲を示す座標)となる。各パラメタと表示領域との関係は、図13及び図14に示す通りである。
なお、上の式は例であり、表示領域は、別の式により算出されてもよい。
次に、重複判定処理133が実行される。
重複判定処理133において、制御部116は、拡大領域リスト146内にある全ての拡大領域と、表示領域算出処理132で算出した表示領域との重複を判定する。重複判定方法としては、2つの四角形の重複を判定する方法を用いることができる。具体的には、一方の四角形を構成する4つの線分と他方の四角形を構成する4つの線分との交差を判定する方法と、一方の四角形の4つの頂点が他方の四角形に包含されるかどうか判定する方法とを組み合わせて用いることができる。少なくとも1つの線分が他方の四角形の線分と交差しているか、あるいは、少なくとも1つの頂点が他方の四角形に包含されていれば、2つの四角形は重複していることになる。
次に、参照テクスチャ抽出処理134が実行される。
参照テクスチャ抽出処理134において、制御部116は、重複判定処理133で表示領域と重複していると判定した拡大領域に対応する分割領域の範囲の定義を拡大領域リスト146から取得する。制御部116は、取得した分割領域の範囲の定義に対応するインデックスを参照テクスチャリスト144から抽出する。
例えば、図15に示すように、分割領域(0,1)の拡大領域が表示領域と重複したとする。この場合、制御部116は、分割領域(0,1)の範囲(0,5)〜(5,10)を拡大領域リスト146から抽出する。制御部116は、抽出した分割領域(0,1)の範囲に対応するインデックス「2」を参照テクスチャリスト144から抽出する。
次に、参照テクスチャ先読み処理135が実行される。
参照テクスチャ先読み処理135において、制御部116は、参照テクスチャ抽出処理134で抽出したインデックスを取得部113に通知する。取得部113は、通知されたインデックスに対応するテクスチャ500をテクスチャデータリスト147から描画用メモリ150へ読み込む。
例えば、制御部116がインデックス「2」を通知したとする。この場合、取得部113は、インデックス「2」に対応する画像Cを読み込む。
本例では、モデル格納領域として、南西端座標が(0,0)、北東端座標が(10,10)の範囲が用いられているが、他の範囲も同様に用いることができる。
本例では、モデル格納領域に5つの3次元モデルが含まれているが、モデル格納領域には任意の数の3次元モデルが含まれていてよい。
本例では、簡単のために、モデル格納領域が緯度方向、経度方向に等分割されている。しかし、モデル格納領域の分割方法は自由に選択することができる。例えば、分割領域を識別するための頂点座標値さえ決まれば、分割領域が不定形状の多角形であってもよい。多角形の重複判定方法としては、四角形の重複判定方法と同様の方法を用いることができる。つまり、一方の多角形を構成する線分と他方の多角形を構成する線分との交差を判定する方法と、一方の多角形の頂点が他方の多角形に包含されるかどうか判定する方法とを組み合わせて用いることができる。多角形の拡大領域は、例えば、多角形の外接矩形に対し、マージンを外側方向へ加算することで作成することができる。
本例では、緯度経度座標系が用いられている。しかし、位置関係が一意に判別できる座標系であれば、メートル座標系等、他の種類の座標系を用いることができる。
本例では、3次元モデルが分割領域に属するかどうかの判定に、3次元モデルの重心座標が用いられている。しかし、3次元モデル内の他の1点を用いることもできる。例えば、最北端点、あるいは、外接矩形の中心点を用いることができる。
本例では、領域分割数データ142により定義される分割数と、先読み判定マージンデータ145により定義されるマージンとが固定されている。しかし、3次元地図の表示画面における縮尺が変更可能な場合、縮尺ごとに異なる分割数及びマージンを定義してもよい。この場合、縮尺が変更される度に、適用する分割数及びマージンを切り替えることができる。よって、先読みの効率が向上する。
以上説明したように、本実施の形態に係る地図表示システム100は、モデル格納領域をマージン分拡大した領域と表示領域が重複する場合、モデル格納領域に存在する3次元モデルを描画する前に、その3次元モデルに関係するテクスチャ500を先読みしておく。よって、表示領域がモデル格納領域に差し掛かり、その3次元モデルを描画することが必要となった際に、即座にテクスチャ500を表示することができる。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
本実施の形態に係る地図表示システム100の構成は、図1に示した実施の形態1のものと同じである。
地図表示システム100の詳細構成も、図2に示した実施の形態1のものと同じである。
本実施の形態において、記憶部115は、実施の形態1と同様に、定義情報600を記憶する。ただし、定義情報600には、拡大領域情報602及び対応関係情報603が含まれない。
本実施の形態において、制御部116は、入力部114で受け付けられたスクロール操作によって3次元地図の表示装置200における表示領域が変更される度に、「3次元地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域」を、以下のように決定する。
(1)制御部116は、記憶部115により記憶された定義情報600を参照する。
(2’)制御部116は、入力部114で受け付けられたスクロール操作のスクロール方向及びスクロール速度に応じて、マージンを決定する。
(3’)制御部116は、複数の分割領域のそれぞれについて、分割領域が(2’)で決定したマージン分拡大された拡大領域を演算し、拡大領域が3次元地図の変更後の表示領域の少なくとも一部と重複するかどうか判定する。制御部116は、複数の分割領域から、拡大領域が3次元地図の変更後の表示領域の少なくとも一部と重複する分割領域を選択する。
(4)制御部116は、(3’)で選択した分割領域を「3次元地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域」に決定する。
制御部116は、実施の形態1と同様に、(1)で参照した定義情報600の分割領域情報601に基づき、(4)で決定した領域に存在する物体の3次元モデル用のテクスチャ500を特定する。制御部116は、取得部113に対し、特定したテクスチャ500を取得させる。これにより、取得部113は、実施の形態1と同様に、ユーザのスクロール操作によって今後表示される可能性のある地図領域に存在する物体の3次元モデル用のテクスチャ500を先読みすることができる。このため、表示部112は、ユーザのスクロール操作によって、その地図領域を表示することになったときに、即座にテクスチャ500を表示することができる。
本実施の形態において、制御部116は、入力部114で受け付けられたスクロール操作のスクロール方向に応じて、「3次元地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域」の形状を決定する。このため、取得部113は、スクロール方向に存在する物体の3次元モデル用のテクスチャ500を、スクロール方向以外の方向に存在する物体の3次元モデル用のテクスチャ500より多く先読みすることができる。よって、先読みの効率が向上する。
本実施の形態において、制御部116は、入力部114で受け付けられたスクロール操作のスクロール速度に応じて、「3次元地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域」の大きさを決定する。このため、取得部113は、スクロール速度が速ければ、より広い範囲に存在する物体の3次元モデル用のテクスチャ500を先読みし、スクロール速度が遅ければ、より狭い範囲に存在する物体の3次元モデル用のテクスチャ500を先読みすることができる。よって、先読みの効率が向上する。
実施の形態1では、拡大領域が分割領域を固定マージン分広げた領域である。これに対し、本実施の形態では、上記のように、スクロール方向及びスクロール速度に応じてマージンを動的に変化させることができる。
図16は、制御部116の処理構成を示すブロック図である。
図16において、制御部116の処理には、図3に示した実施の形態1のものと同様に、前処理120とリアルタイム処理130とが含まれる。
以下では、実施の形態1と同様の処理については説明を省く。
本実施の形態では、先読み判定マージンデータ145の代わりに、基準マージン171及び基準速度172が、定義情報600の一部として、記憶部115により記憶される。また、拡大領域リスト146の代わりに、分割領域リスト173が、定義情報600の一部として、記憶部115により記憶される。分割領域リスト173は、領域分割処理121により算出された複数の分割領域を示すデータである。
本実施の形態では、前処理120に拡大領域算出処理124が含まれない。その代わりに、リアルタイム処理130に拡大領域算出処理163が含まれる。リアルタイム処理130には、さらに、移動情報取得処理161、マージン算出処理162が含まれる。
移動情報取得処理161は、表示中心取得処理131により取得された中心座標に基づいて、表示領域の中心の移動速度(即ち、スクロール速度)及び移動方向(即ち、スクロール方向)を算出する処理である。
マージン算出処理162は、移動情報取得処理161により算出された移動速度及び移動方向と、基準マージン171及び基準速度172に基づいて、マージンを算出する処理である。
拡大領域算出処理163は、マージン算出処理162により算出されたマージン分だけ領域分割処理121で算出された各分割領域を広げることにより拡大領域を算出する処理である。重複判定処理133では、この拡大領域と表示領域算出処理132により算出された表示領域との重複が判定される。
以下では、地図表示システム100の動作(本実施の形態に係る地図表示方法、本実施の形態に係るプログラムの処理手順)の例を説明する。
本例では、図4及び図5に示した3次元モデル、図6に示したモデルデータリスト143、図7に示したテクスチャデータリスト147を適用する。
図示していないが、領域分割数データ142が示す分割数は、(経度方向分割数,緯度方向分割数)=(2,2)とする。
基準マージン171は「5」、基準速度172は「2」とする。
図17は、前処理120の手順を示すフローチャートである。図18は、分割領域リスト173の例を示す表である。
図17において、まず、領域分割処理121が実行される。
領域分割処理121において、制御部116は、図8の例と同じように、複数の分割領域を算出する。
本例では、(経度方向分割数,緯度方向分割数)=(2,2)である。よって、制御部116は、図9に示したように、モデル格納領域を4つの分割領域に分割する。制御部116は、図18に示すように、4つの分割領域の範囲の定義を示す分割領域リスト173を作成する。
図18において、分割領域リスト173は、前述した分割領域情報601を含むデータである。
次に、モデル判定処理122及び参照テクスチャリスト作成処理123が、図8の例と同じように実行される。
参照テクスチャリスト作成処理123において、制御部116は、図10に示した参照テクスチャリスト144を作成する。
図19は、リアルタイム処理130の手順を示すフローチャートである。図20は、表示領域と重複する拡大領域の例を示す図である。
図19において、まず、表示中心取得処理131及び表示領域算出処理132が、図12の例と同じように実行される。
次に、移動情報取得処理161が実行される。
移動情報取得処理161において、制御部116は、前回(即ち、移動前)のリアルタイム処理130の表示中心取得処理131で取得した表示中心座標と、前回のリアルタイム処理130の時刻と、今回(即ち、移動後)のリアルタイム処理130の表示中心取得処理131で取得した表示中心座標と、今回のリアルタイム処理130の時刻から、移動速度及び移動方向を算出する。移動速度及び移動方向は、以下の式により算出される。
Speed=|Caft−Cbef|/(Taft−Tbef)=(√((Caft.x−Cbef.x)+(Caft.y−Cbef.y)))/(Taft−Tbef
Dir=tan−1((Caft.y−Cbef.y)/(Caft.x−Cbef.x))
式中、Speedは移動速度、Dirは移動方向、Cbefは前回の表示中心座標、Caftは今回の表示中心座標、Tbefは前回の移動情報取得処理161の開始時刻、Taftは今回の移動情報取得処理161の開始時刻である。添え字xは頂点の経度座標、添え字yは頂点の緯度座標を示す。
なお、上の式は例であり、移動速度及び移動方向は、別の式により算出されてもよい。例えば、移動情報取得処理161の開始時刻の代わりに、表示中心座標の取得時刻等、別の種類の時刻が用いられてもよい。
次に、マージン算出処理162が実行される。
マージン算出処理162において、制御部116は、基準マージン171及び基準速度172、移動情報取得処理161で算出した移動速度及び移動方向に応じて、経度方向マージン及び緯度方向マージンを算出する。経度方向マージン及び緯度方向マージンは、以下の式により算出される。
LonMargin=Speed/BaseSpeed*BaseMargin*cos(Dir)
LatMargin=Speed/BaseSpeed*BaseMargin*sin(Dir)
式中、LonMarginは経度方向マージン、LatMarginは緯度方向マージン、BaseSpeedは基準速度172、BaseMarginは基準マージン171である。
例えば、図20に示すように、表示中心が(−15,8)から(−10,10)に移動したとする。また、表示中心の移動前の時刻が「0」、表示中心の移動後の時刻が「2」であったとする。本例では、基準マージン171が「5」、基準速度172が「2」である。よって、この場合、制御部116は、(経度方向マージン,緯度方向マージン)=(6.25,2.5)を算出する。
なお、上の式は例であり、マージンは、別の式により算出されてもよい。あるいは、式を用いる代わりに、予め移動速度及び移動方向と、対応するマージンとの組み合わせを示すテーブルを用意し、テーブル内の値を参照することでマージンが決定されてもよい。この場合、マージンの計算を省略できるため、処理を高速化できる。
次に、拡大領域算出処理163が実行される。
拡大領域算出処理163において、制御部116は、分割領域リスト173内の複数の分割領域のそれぞれから拡大領域を算出する。拡大領域は、分割領域に対し、マージン算出処理162で算出されたマージンを領域の外側方向へ加算することで求められる。
本例では、マージン算出処理162で(経度方向マージン,緯度方向マージン)=(6.25,2.5)が算出されている。よって、制御部116は、分割領域(0,0)に対応する拡大領域の範囲(−6.25,−2.5)〜(11.25,7.5)を算出する。制御部116は、他の分割領域についても同様の処理を行う。
次に、重複判定処理133が実行される。
重複判定処理133において、制御部116は、拡大領域算出処理163で算出した全ての拡大領域と、表示領域算出処理132で算出した表示領域との重複を判定する。重複判定方法としては、前述した方法を用いることができる。
次に、参照テクスチャ抽出処理134が実行される。
参照テクスチャ抽出処理134において、制御部116は、重複判定処理133で表示領域と重複していると判定した拡大領域に対応する分割領域の範囲の定義を分割領域リスト173から取得する。制御部116は、取得した分割領域の範囲の定義に対応するインデックスを参照テクスチャリスト144から抽出する。
例えば、図20に示すように、分割領域(0,1)の拡大領域が表示領域と重複したとする。この場合、制御部116は、分割領域(0,1)の範囲(0,5)〜(5,10)を分割領域リスト173から抽出する。制御部116は、抽出した分割領域(0,1)の範囲に対応するインデックス「2」を参照テクスチャリスト144から抽出する。
次に、参照テクスチャ先読み処理135が、図12の例と同じように実行される。
以上説明したように、本実施の形態に係る地図表示システム100は、スクロール方向に大きいマージンを設定し、他の方向に小さいマージンを設定する。よって、スクロール方向にある分割領域の先読み頻度が上がり、他の方向にある分割領域の先読み頻度が下がる。このため、地図表示システム100は、スクロール操作によって今後表示される可能性が高い分割領域のテクスチャ500を優先的に先読みすることができる。
本実施の形態に係る地図表示システム100は、スクロール速度の増加に応じて、マージン量を増加させる。よって、表示領域から遠く離れた分割領域へのスクロールによる到達時間が短い場合にも、その分割領域の先読みができる。
実施の形態3.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
図21は、本実施の形態に係る地図表示システム100の構成を示す図である。
図21において、地図表示システム100は、ナビゲーション装置101、携帯端末102、サーバ装置103で構成される。
ナビゲーション装置101は、実施の形態1と同様に、車両に搭載される。
携帯端末102は、ユーザ(例えば、車両の運転手)によって使用される。携帯端末102は、例えば、スマートフォン、タブレット、あるいは、携帯電話機である。
ナビゲーション装置101と携帯端末102は、有線通信又は無線通信により互いにデータを送受信する。
携帯端末102とサーバ装置103は、ネットワーク104を介して互いにデータを送受信する。ネットワーク104は、例えば、移動通信網、WAN(Wide・Area・Network)、インターネット、あるいは、これらの組み合わせである。
ナビゲーション装置101は、実施の形態1と同じ表示装置200と入力装置400とを備える。
実施の形態1では、ナビゲーション装置101が記憶装置300を備えるが、本実施の形態では、サーバ装置103が記憶装置300を備える。記憶装置300は、実施の形態1と同じように、3次元地図上に存在する物体(例えば、建物)の3次元モデル用のテクスチャ500を記憶する。
図22は、地図表示システム100の詳細構成を示すブロック図である。
図22において、地図表示システム100は、実施の形態1と同様に、検出部111、表示部112、取得部113、入力部114、記憶部115、制御部116を備える。本実施の形態において、検出部111、表示部112、取得部113、入力部114、記憶部115、制御部116は、全て携帯端末102に設けられる。
検出部111は、携帯端末102の現在の位置を検出する。ナビゲーション装置101が搭載された車両の中で携帯端末102が使用される場合、検出部111は、実施の形態1と同様に、表示装置200が搭載された車両の現在の位置を検出することになる。検出部111は、例えば、携帯端末102に内蔵されたGPS受信機を用いて、車両の現在の緯度経度を検出する。
表示部112は、ナビゲーション装置101と通信することにより、ナビゲーション装置101の表示装置200に対し、3次元地図の表示装置200における表示領域内に存在する物体(例えば、建物)の3次元モデル用のテクスチャ500を3次元地図上に表示させる。検出部111により検出された位置が3次元地図の表示装置200における表示領域内に存在する場合、表示部112は、さらに、ナビゲーション装置101の表示装置200に対し、当該位置を示す目印を3次元地図上に表示させる。
取得部113は、サーバ装置103とネットワーク104を介して通信することにより、サーバ装置103の記憶装置300から、表示部112が表示装置200に対して表示させるテクスチャ500を取得する。
入力部114は、ナビゲーション装置101と通信することにより、ナビゲーション装置101の入力装置400を介して、ユーザのスクロール操作を受け付ける。
記憶部115は、実施の形態1と同様の定義情報600を記憶する。
制御部116は、入力部114で受け付けられたスクロール操作によって3次元地図の表示装置200における表示領域が変更される度に、「3次元地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域」を、実施の形態1と同じように決定する。制御部116は、決定した領域に存在する物体の3次元モデル用のテクスチャ500を特定する。制御部116は、取得部113に対し、特定したテクスチャ500を取得させる。これにより、取得部113は、ユーザのスクロール操作によって今後表示される可能性のある地図領域に存在する物体の3次元モデル用のテクスチャ500を先読みすることができる。このため、表示部112は、ユーザのスクロール操作によって、その地図領域を表示することになったときに、即座にテクスチャ500を表示することができる。
実施の形態1では、ナビゲーション装置101が、記憶装置300から、記憶装置300よりも高速にデータを読み出すことができるメモリ(例えば、描画用メモリ150)にテクスチャ500を先読みすることにより、テクスチャ500の表示を高速化している。これに対し、上記のように、本実施の形態では、携帯端末102が、ネットワーク104を介してデータを読み出さなければならないサーバ装置103の記憶装置300から、携帯端末102の内部にテクスチャ500を先読みすることにより、テクスチャ500の表示を高速化している。
本実施の形態では、地図表示システム100の各部が全て携帯端末102に設けられている。しかし、地図表示システム100の各部を、ナビゲーション装置101、携帯端末102、サーバ装置103に分散して設けることもできる。例えば、検出部111、表示部112、入力部114、記憶部115、制御部116をナビゲーション装置101に設け、取得部113のみを携帯端末102に設けてもよい。
本実施の形態では、地図表示システム100が、ナビゲーション装置101、携帯端末102、サーバ装置103で構成されている。しかし、地図表示システム100は、ナビゲーション装置101及び携帯端末102のみで構成されてもよい。あるいは、地図表示システム100は、ナビゲーション装置101及びサーバ装置103のみで構成されてもよい。この場合、ナビゲーション装置101とサーバ装置103は、ネットワーク104を介して互いにデータを送受信する。地図表示システム100は、ナビゲーション装置101、携帯端末102、サーバ装置103とは別の装置を含んでいてもよい。
図23は、実施の形態1〜3に係る地図表示システム100の各装置(即ち、ナビゲーション装置101、携帯端末102、サーバ装置103)のハードウェア構成の例を示す図である。
図23において、地図表示システム100の各装置は、コンピュータであり、出力装置910、入力装置920、記憶装置930、処理装置940といったハードウェアを備える。ハードウェアは、地図表示システム100の各装置の各部(本発明の実施の形態の説明において「〜部」として説明するもの)によって利用される。
出力装置910は、例えば、LCD(Liquid・Crystal・Display)等の表示装置、プリンタ、通信モジュール(通信回路等)である。出力装置910は、各部(「〜部」)によってデータ、情報、信号の出力(送信)のために利用される。前述した表示装置200は、出力装置910に該当する。
入力装置920は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、通信モジュール(通信回路等)である。入力装置920は、各部(「〜部」)によってデータ、情報、信号の入力(受信)のために利用される。前述した入力装置400は、入力装置920に該当する。
記憶装置930は、例えば、ROM(Read・Only・Memory)、RAM(Random・Access・Memory)、HDD、SSDである。記憶装置930には、プログラム931、ファイル932が記憶される。プログラム931には、各部(「〜部」)の処理(機能)を実行するプログラムが含まれる。ファイル932には、各部(「〜部」)によって演算、加工、読み取り、書き込み、利用、入力、出力等が行われるデータ、情報、信号(値)等が含まれる。前述した描画用メモリ150、記憶装置300は、記憶装置930に該当する。
処理装置940は、例えば、CPU(Central・Processing・Unit)である。処理装置940は、バス等を介して他のハードウェアデバイスと接続され、それらのハードウェアデバイスを制御する。処理装置940は、記憶装置930からプログラム931を読み出し、プログラム931を実行する。処理装置940は、各部(「〜部」)によって演算、加工、読み取り、書き込み、利用、入力、出力等を行うために利用される。
本発明の実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜工程」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。即ち、「〜部」として説明するものは、ソフトウェアのみ、ハードウェアのみ、あるいは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアは、プログラム931として、記憶装置930に記憶される。プログラム931は、本発明の実施の形態の説明で述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、プログラム931は、本発明の実施の形態の説明で述べる「〜部」の処理をコンピュータに実行させるものである。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
100 地図表示システム、101 ナビゲーション装置、102 携帯端末、103 サーバ装置、104 ネットワーク、111 検出部、112 表示部、113 取得部、114 入力部、115 記憶部、116 制御部、120 前処理、121 領域分割処理、122 モデル判定処理、123 参照テクスチャリスト作成処理、124 拡大領域算出処理、130 リアルタイム処理、131 表示中心取得処理、132 表示領域算出処理、133 重複判定処理、134 参照テクスチャ抽出処理、135 参照テクスチャ先読み処理、141 モデル格納領域データ、142 領域分割数データ、143 モデルデータリスト、144 参照テクスチャリスト、145 先読み判定マージンデータ、146 拡大領域リスト、147 テクスチャデータリスト、150 描画用メモリ、161 移動情報取得処理、162 マージン算出処理、163 拡大領域算出処理、171 基準マージン、172 基準速度、173 分割領域リスト、200 表示装置、300 記憶装置、400 入力装置、500 テクスチャ、600 定義情報、601 分割領域情報、602 拡大領域情報、603 対応関係情報、910 出力装置、920 入力装置、930 記憶装置、931 プログラム、932 ファイル、940 処理装置。
本発明は、今後表示される可能性のある地図領域に存在する物体の画像(例えば、3次元モデル用のテクスチャ)を先読みすることを目的とする。
本発明の一の態様に係る地図表示システムは、
地図を表示する表示装置に対し、前記地図の前記表示装置における表示領域内に存在する物体の画像を前記地図上に表示させる表示部と、
前記地図上に存在する物体の画像を記憶する記憶装置から、前記表示部が前記表示装置に対して表示させる画像を取得する取得部と、
前記地図が分割された複数の分割領域を定義する定義情報を記憶する記憶部と
記地図の前記表示装置における表示領域が変更される度に、前記記憶部により記憶された定義情報に基づき、前記複数の分割領域から、分割領域が拡大された場合に前記地図の変更後の表示領域の少なくとも一部と重複する分割領域を、前記地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域として選択し、前記取得部に対し、前記地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域に存在する物体の画像を取得させる制御部とを備える。
本発明の一の態様によれば、地図表示システムは、今後表示される可能性のある地図領域に存在する物体の画像(例えば、3次元モデル用のテクスチャ)を先読みすることができる。このため、地図表示システムは、その地図領域を表示することになったときに、即座に画像を表示することができる。
本発明は、ユーザの操作(例えば、スクロール操作)によって今後表示される可能性のある地図領域に存在する物体の画像(例えば、3次元モデル用のテクスチャ)を先読みすることを目的とする。
本発明の一の態様に係る地図表示システムは、
地図を表示する表示装置に対し、前記地図の前記表示装置における表示領域内に存在する物体の画像を前記地図上に表示させる表示部と、
前記地図上に存在する物体の画像を記憶する記憶装置から、前記表示部が前記表示装置に対して表示させる画像を取得する取得部と、
前記地図が分割された複数の分割領域を定義する定義情報を記憶する記憶部と、
ユーザの操作を受け付ける入力部と、
前記入力部で受け付けられた操作によって前記地図の前記表示装置における表示領域が変更される度に、前記記憶部により記憶された定義情報に基づき、前記複数の分割領域から、分割領域が拡大された場合に前記地図の変更後の表示領域の少なくとも一部と重複する分割領域を、前記地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域として選択し、前記取得部に対し、前記地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域に存在する物体の画像を取得させる制御部とを備える。
本発明の一の態様によれば、地図表示システムは、ユーザの操作(例えば、スクロール操作)によって今後表示される可能性のある地図領域に存在する物体の画像(例えば、3次元モデル用のテクスチャ)を先読みすることができる。このため、地図表示システムは、ユーザの操作によって、その地図領域を表示することになったときに、即座に画像を表示することができる。

Claims (11)

  1. 地図を表示する表示装置に対し、前記地図の前記表示装置における表示領域内に存在する物体の画像を前記地図上に表示させる表示部と、
    前記地図上に存在する物体の画像を記憶する記憶装置から、前記表示部が前記表示装置に対して表示させる画像を取得する取得部と、
    ユーザの操作を受け付ける入力部と、
    前記入力部で受け付けられた操作によって前記地図の前記表示装置における表示領域が変更される度に、前記取得部に対し、前記地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域に存在する物体の画像を取得させる制御部と
    を備えることを特徴とする地図表示システム。
  2. 前記入力部は、前記操作として、スクロール操作を受け付け、
    前記制御部は、前記入力部で受け付けられたスクロール操作のスクロール方向に応じて、前記地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域の形状を決定することを特徴とする請求項1の地図表示システム。
  3. 前記入力部は、前記操作として、スクロール操作を受け付け、
    前記制御部は、前記入力部で受け付けられたスクロール操作のスクロール速度に応じて、前記地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域の大きさを決定することを特徴とする請求項1の地図表示システム。
  4. 前記地図が分割された複数の分割領域を定義する定義情報を記憶する記憶部
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記地図の前記表示装置における表示領域が変更される度に、前記記憶部により記憶された定義情報に基づき、前記複数の分割領域から、分割領域が一定のマージン分拡大された場合に前記地図の変更後の表示領域の少なくとも一部と重複する分割領域を選択し、選択した分割領域を前記地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域に決定することを特徴とする請求項1の地図表示システム。
  5. 前記入力部は、前記操作として、スクロール操作を受け付け、
    前記制御部は、前記入力部で受け付けられたスクロール操作のスクロール方向に応じて、前記マージンを決定することを特徴とする請求項4の地図表示システム。
  6. 前記入力部は、前記操作として、スクロール操作を受け付け、
    前記制御部は、前記入力部で受け付けられたスクロール操作のスクロール速度に応じて、前記マージンを決定することを特徴とする請求項4の地図表示システム。
  7. 前記記憶部は、前記定義情報として、前記複数の分割領域と、前記複数の分割領域がそれぞれ前記マージン分拡大された複数の拡大領域との対応関係をさらに定義する情報を記憶し、
    前記制御部は、前記地図の前記表示装置における表示領域が変更される度に、前記記憶部により記憶された定義情報に基づき、前記複数の拡大領域から、前記地図の変更後の表示領域の少なくとも一部と重複する拡大領域を選択し、前記複数の分割領域から、選択した拡大領域に対応する分割領域を選択することを特徴とする請求項4の地図表示システム。
  8. 前記表示装置が搭載された車両の現在の位置を検出する検出部
    をさらに備え、
    前記表示部は、前記検出部により検出された位置が前記地図の前記表示装置における表示領域内に存在する場合、前記表示装置に対し、当該位置を示す目印を前記地図上に表示させることを特徴とする請求項1の地図表示システム。
  9. 前記取得部は、前記記憶装置を備えるコンピュータとネットワークを介して通信することを特徴とする請求項1の地図表示システム。
  10. 表示部が、地図を表示する表示装置に対し、前記地図の前記表示装置における表示領域内に存在する物体の画像を前記地図上に表示させ、
    取得部が、前記地図上に存在する物体の画像を記憶する記憶装置から、前記表示部が前記表示装置に対して表示させる画像を取得し、
    入力部が、ユーザの操作を受け付け、
    制御部が、前記入力部で受け付けられた操作によって前記地図の前記表示装置における表示領域が変更される度に、前記取得部に対し、前記地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域に存在する物体の画像を取得させることを特徴とする地図表示方法。
  11. コンピュータを、
    地図を表示する表示装置に対し、前記地図の前記表示装置における表示領域内に存在する物体の画像を前記地図上に表示させる表示部と、
    前記地図上に存在する物体の画像を記憶する記憶装置から、前記表示部が前記表示装置に対して表示させる画像を取得する取得部と、
    ユーザの操作を受け付ける入力部と、
    前記入力部で受け付けられた操作によって前記地図の前記表示装置における表示領域が変更される度に、前記取得部に対し、前記地図の変更後の表示領域の外側かつ近辺の領域に存在する物体の画像を取得させる制御部
    として機能させるためのプログラム。
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