JPWO2015012208A1 - アクセスポイント、無線通信方法およびプログラム - Google Patents

アクセスポイント、無線通信方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

アクセスポイントは、レーダ信号を検出する検出手段と、レーダ信号を検出したことを他のアクセスポイントに通知する検出通知手段と、アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する権限を有するか否かを判定する判定手段と、権限を有する場合、検出手段によりレーダ信号を検出したとき、または、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことを通知されたとき、アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する決定手段と、決定手段により決定されたチャネルを他のアクセスポイントに通知するチャネル通知手段と、他のアクセスポイントとの間で使用するチャネルを、決定手段により決定されたチャネル、または、他のアクセスポイントから通知されたチャネルに変更する変更手段とを備える。複数のアクセスポイントがレーダ信号を検知した場合、システム全体を新しいチャネルで動作可能とする。

Description

[関連出願についての記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2013−151834号(2013年7月22日出願)に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、アクセスポイント、無線通信方法およびプログラムに関し、特に、気象レーダとの干渉を回避する無線LAN(Local Area Network)アクセスポイント、無線通信方法およびプログラムに関する。
従前の公衆無線LANアクセスポイントでは、多くの場合、ブロードバンド回線と無線アクセス回線を接続するバックホール回線として有線(例えば、LANケーブル)が用いられてきた。この場合、LANケーブルを余分に敷設することにより、外観、工事費、人件費等の面でデメリットとなっていた。そこで、バックホール回線を無線化したアクセスポイントが登場してきている。
しかしながら、バックホール回線を無線化したアクセスポイントは、屋外では使用することができない。これは、5.6GHz帯(5GHz帯無線LANのうち、唯一屋外で使用可能な帯域)を用いた際、バックホール回線を無線化した状態で気象レーダ信号との競合を回避する技術が十分に確立されていないからである。現状では、レーダ信号との競合を回避するDFS(Dynamic Frequency Selection)機能を、バックホール回線を無線化した構成に対して適用しない限り、無線バックホール機能を屋外で使用することは不可能である。
関連技術として、特許文献1には、レーダ信号を検出する干渉検出手段と、DFS起動時の新チャネルを決定するチャネル変更手段と、変更後のチャネルを他のアクセスポイントに通知する変更先チャネル通知手段を備えた無線通信システムが記載されている。
特開2010−268380号公報
上記特許文献1の全開示内容は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとする。以下の分析は、本発明者によってなされたものである。
これまでの公衆無線LAN(Local Area Network)アクセスポイントでも、5.3GHz帯または5.6GHz帯を使用するアクセスポイントは、電波法の規定により、気象レーダ信号との競合を回避する機能(以下、「DFS(Dynamic Frequency Selection)」という。)を単体として具備している必要がある。
しかしながら、バックホール回線を無線化した状態で気象レーダ信号を受信した場合、関連するすべてのアクセスポイントの無線チャネルを変更しなければならず、かかる場合におけるチャネル変更の技術が十分に確立されている状況とは言えない。
例えば、特許文献1に記載されたシステムでは、2つのアクセスポイントのうちの一方のみがレーダ信号を検出することを仮定している。すなわち、レーダ信号を検出した一方のアクセスポイントがチャネルの変更を含むDFS処理を開始し、他方のアクセスポイントはこれに追従することを想定している。したがって、特許文献1に記載されたシステムによると、複数のアクセスポイントがレーダ信号を検出した場合に、チャネルの変更を主導するアクセスポイントと、これに追従するアクセスポイントを決定することができず、レーダ信号との干渉を適切に回避することができないという問題が生じるおそれがある。
そこで、複数のアクセスポイントがレーダ信号を検知した場合に、無線通信システム全体を新しいチャネルで動作可能とすることが要望される。本発明の目的は、かかる要望に寄与するアクセスポイント、無線通信方法、および、プログラムを提供することにある。
本発明の第1の視点に係るアクセスポイントは、
レーダ信号を検出する検出手段と、
レーダ信号を検出したことを他のアクセスポイントに通知する検出通知手段と、
アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する権限を有するか否かを判定する判定手段と、
前記権限を有する場合、前記検出手段によりレーダ信号を検出したとき、または、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことを通知されたとき、アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する決定手段と、
前記決定手段により決定されたチャネルを他のアクセスポイントに通知するチャネル通知手段と、
他のアクセスポイントとの間で使用するチャネルを、前記決定手段により決定されたチャネル、または、他のアクセスポイントから通知されたチャネルに変更する変更手段と、
を備える。
本発明の第2の視点に係る無線通信方法は、
アクセスポイントが、レーダ信号を検出する工程と、
レーダ信号を検出したことを他のアクセスポイントに通知する工程と、
アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する権限を有するか否かを判定する工程と、
前記権限を有する場合、レーダ信号を検出したとき、または、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことを通知されたとき、アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する工程と、
決定したチャネルを他のアクセスポイントに通知する工程と、
他のアクセスポイントとの間で使用するチャネルを、決定したチャネル、または、他のアクセスポイントから通知されたチャネルに変更する工程と、
を含む。
本発明の第3の視点に係るプログラムは、
アクセスポイントに設けられたコンピュータに対して、
レーダ信号を検出する処理と、
レーダ信号を検出したことを他のアクセスポイントに通知する処理と、
アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する権限を有するか否かを判定する処理と、
前記権限を有する場合、レーダ信号を検出したとき、または、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことを通知されたとき、アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する処理と、
決定したチャネルを他のアクセスポイントに通知する処理と、
他のアクセスポイントとの間で使用するチャネルを、決定したチャネル、または、他のアクセスポイントから通知されたチャネルに変更する処理と、
を実行させる。
なお、プログラムは、非一時的なコンピュータ可読記録媒体(non-transitory computer-readable storage medium)に記録されたプログラム製品として提供することができる。
本発明に係るアクセスポイント、無線通信方法およびプログラムによると、複数のアクセスポイントがレーダ信号を検知した場合に、無線通信システム全体を新しいチャネルで動作させることが可能となる。
第1の実施形態に係るアクセスポイントを備えた無線通信システムの構成を一例として示す図である。 第1の実施形態に係るアクセスポイントの概略構成を一例として示すブロック図である。 第1の実施形態に係るアクセスポイントの構成を一例として示すブロック図である。 第1の実施形態に係るアクセスポイントの動作を一例として示すフロー図である。
<実施形態1>
第1の実施形態に係るアクセスポイントについて、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態に係るアクセスポイントは、公衆無線LAN(Local Area Network)アクセスポイントであって、ブロードバンド回線と無線アクセス回線を接続するバックホール回線を無線化した場合に、気象レーダとの競合が発生した場合でもバックホール回線を維持したまま、気象レーダとの競合を回避することを可能とするものである。
図1は、本実施形態に係るアクセスポイント10A〜10Cを用いてバックホール回線を無線化したときの機器構成を一例として示す図である。図1には、複数台のアクセスポイント10A〜10Cが1つのBB(ブロードバンド、Broadband)回線を中継する機器構成が示されている。気象レーダ50からの電波の干渉を1台以上のアクセスポイント10A〜10Cが検知した場合、すべてのアクセスポイント10A〜10Cが新しいチャネルを用いて元の信号中継構成を復旧する。
図1を参照すると、インターネット(Internet)40に接続されたBB(ブロードバンド)ルータ30に有線回線で接続したアクセスポイント10Aが1台存在する。以下、このアクセスポイント10Aを親機という。親機10Aの配下には、親機10Aと無線回線で接続したアクセスポイント10Bが1台存在する。以下、アクセスポイント10Bを中継機という。中継機10Bは、親機10Aからの無線回線信号を、さらに別のアクセスポイントに向けて中継する。ここで、中継機20Bからの無線回線信号を受信するアクセスポイント10Cも存在する。以下、このアクセスポイント10Cを子機という。
図1においては、親機10A、中継機10B、子機10Cから成るリレー機能を有する1組の無線LANアクセスポイントシステムが構成されている。すなわち、親機10A、中継機10B、子機10Cは、いずれも、BB回線との間で信号のやり取りを行っている。
クライアント60は、これらのアクセスポイント10A〜10Cのうちのいずれか1つを選択して在圏および通信を行うことにより、広範囲において無線LANシステムを利用することが可能となる。
一方、気象レーダ50は、特定の周波数においてレーダ信号を送信している。気象レーダ50の信号と無線LANの信号が干渉した場合、気象レーダ50の信号が優先される。したがって、無線LAN側は電波の送出をいったん停止し、送信チャネルを変更して電波を送出する必要がある。
図2は、アクセスポイント10の構成の概略を一例として示すブロック図である。アクセスポイント10は、アンテナ12により電波の送受信を行う。また、アクセスポイント10は、アンテナ12からの電波を受け、アンテナ12へ電波を送るTx/Rx部14と、信号処理、記憶処理等を行うCPU(Central Processing Unit)/メモリ部16を備えている。
図3は、本実施形態に係るアクセスポイント10の詳細な構成を一例として示すブロック図である。図3を参照すると、アクセスポイント10は、検出手段(ないし検出部)21、検出通知手段(ないし検出通知部)22、判定手段(ないし判定部)24、決定手段(ないし決定部)25、チャネル通知手段(ないしチャネル通知部)26、および、変更手段(ないし変更部)27を備えている。
検出手段21、検出通知手段22、判定手段24、決定手段25、チャネル通知手段26、および、変更手段27の各手段は、図2のCPU/メモリ部16において実現されるようにしてもよい。例えば、CPU/メモリ部16のCPUが同部のメモリに記録されたプログラムを読み出して実行することにより、これらの各手段を実現してもよい。
検出手段21は、レーダ信号を検出する。検出通知手段22は、検出手段21によりレーダ信号を検出したことを他のアクセスポイントに通知する。
判定手段24は、アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する権限を有するか否かを判定する。判定手段24は、検出手段21がレーダ信号を検出した場合、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことの通知がないときに、チャネル決定の権限を有するものと判定してもよい。また、判定手段24は、検出手段21がレーダ信号を検出した場合、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことを通知されたとき、自身に割り当てられた識別子と当該他のアクセスポイント(すなわち、レーダ信号を検出したことの通知元のアクセスポイント)に割り当てられた識別子とに基づいて、チャネル決定の権限を有するか否かを判定するようにしてもよい。判定手段24は、例えば、BSSID(Basic Service Set Identifier)、MAC(Media Access Control)アドレスなどの識別子の大小関係に基づいて、チャネル決定の権限の有無を判定してもよい。ただし、判定手段24がチャネル決定の権限の有無を判定する方法は、これらの方法に限定されない。
決定手段25は、アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する権限を有する場合において、検出手段21によりレーダ信号を検出したとき、または、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことを通知されたとき、アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する。決定手段25は、複数のチャネルのそれぞれの占有率を求め、複数のチャネルのうちのレーダ信号と干渉せず占有率の少ないチャネルを、アクセスポイント間で使用するチャネルとして決定してもよい。ただし、決定手段25がチャネルを決定する方法は、かかる方法に限定されない。
チャネル通知手段26は、決定手段25により決定されたチャネルを他のアクセスポイントに通知する。変更手段27は、他のアクセスポイントとの間で使用するチャネルを、決定手段25により決定されたチャネル、または、他のアクセスポイントから通知されたチャネルに変更する。
図4は、図1に示したアクセスポイント10A〜10Cの構成において、少なくとも1台のアクセスポイントが気象レーダ50からの電波との干渉を検知した場合に、バックホール回線を維持したまま気象レーダ50との競合を回避する動作を一例として示すフロー図である。すなわち、図4は、少なくとも1台のアクセスポイントが気象レーダ50を検知してから、すべてのアクセスポイント10A〜10Cがチャネルを切り替えた上で、中継機能(リレー機能)を回復するまでの各アクセスポイントの動作を示す。
本実施形態では、アクセスポイントの親機、中継機、子機の区別に依らず、中継機能に関わる各アクセスポイント自身が、気象レーダ信号との干渉を検知したか否かにより分類する。ここで、気象レーダ信号との干渉を検知する条件は、気象レーダ信号のチャネル(周波数)と、アクセスポイントの使用チャネルとが一致していることである。その他の点については、電波法に規定された、アクセスポイント単体におけるDFS起動条件に準ずるものとする。
図4を参照すると、アクセスポイント10A〜10Cのいずれも、運用中に気象レーダ50からの信号を検知していない場合(ステップS1のNo、ステップS5のNo)、アクセスポイント10A〜10Cは中継機能をそのまま運用し続ける。
一方、アクセスポイント10A〜10Cのいずれか1つでも、運用中において気象レーダからの信号を検知した場合、当該アクセスポイントはDFS起動条件に従って、一定時間以内に現在使用中のチャネルの電波送出を停止する。
アクセスポイントが単体で運用している場合には、単に電波送出を停止すればよい。しかし、本実施形態のようにアクセスポイント10A〜10Cによって中継機能を実現している場合、一部のアクセスポイントが独立で使用チャネルを変更すると、他のアクセスポイントは新しいチャネルを探すことができず、中継機能が復旧しなくなるという問題がある。そこで、気象レーダとの電波干渉を検知したアクセスポイントは、他のアクセスポイントにその旨を通知し、かつ、1つのアクセスポイントがチャネルを変更した上で、他のアクセスポイントに対して、変更したチャネルを通知することにより、かかる問題を解消する。
図4を参照すると、アクセスポイントの検出手段21が気象レーダ50からの干渉電波を受信すると(ステップS1のYes)、当該アクセスポイントの検出通知手段22が直接の中継先(上位および下位の双方)のアクセスポイントに対して、気象レーダ50からの干渉電波を受信したことを通知する信号(すなわち、現在使用しているチャネルの使用が禁止されたことを他のアクセスポイントに知らせる信号、以下「RD信号」という。)を送出する(ステップS2)。その後、当該アクセスポイントは、DFS起動条件に従い、使用中のチャネルでの電波送出を停止する。
気象レーダ50からの干渉電波を受信したアクセスポイントが1つのみである場合、当該アクセスポイントは他のアクセスポイントからRD信号を受信しない(ステップS3のNo)。この場合、当該アクセスポイントの判定手段24は、次に使用するチャネルを選定する権限を有するものと判定する。このように、次に使用するチャネルを決定する権限を有するアクセスポイントを「マスターAP(Access Point)」という。
一方、検出通知手段22がRD信号を送出した場合に(ステップS2)、他のアクセスポイントからもRD信号を受信したときには(ステップS3のYes)、複数のアクセスポイントが同時に気象レーダ50からの干渉電波を受信したことになる。この場合、これら複数のアクセスポイントが互いに独立に次のチャネルを決定し、各々が異なるチャネルに決定すると、中継機能が復旧しなくなる。したがって、マスターAPは1つしか認められず、複数のアクセスポイントからマスターAPを一意に決定する必要がある。この場合、判定手段24は、BSSID(Basic Service Set Identifier)と呼ばれる、中継機能向けに使用しているSSID(Service Set Identifier)に固有の番号に基づき、BSSIDが最も若い番号のアクセスポイントをマスターAPと定める(ステップS4のYes)。ここで、マスターAPとならなかったアクセスポイントは(ステップS4のNo)、マスターAPが次のチャネルを決定するのを待つ(パッシブスキャンを実行する)(ステップS7)。以下では、次に使用するチャネルを決定する権限を持たないアクセスポイントを「スレーブAP」という。
上述の通り、マスターAPまたはスレーブAPの区別は、中継機能上の親機、中継機または子機の区別には依存しないものとする。
一方、自身では気象レーダからの干渉電波を受信しなかったアクセスポイントが、上位または下位のアクセスポイントからRD信号を受信した場合(ステップS1のNo、ステップS5のYes)、自動的にスレーブAPとなる。スレーブAPとなることが確定したAPは、受信したRD信号を、他のアクセスポイント(上位、下位いずれも)に転送する(ステップS6)。その後、スレーブAPは、自身では気象レーダ50からの干渉電波を検知していないものの、DFS起動条件を準用することにより、使用中のチャネルでの電波送出を停止する。
以上の動作により、気象レーダ50からの干渉電波を検知した後、一定時間以内に、中継機能を使用しているすべてのアクセスポイント10A〜10Cが使用中のチャネルでの電波送出を停止したことになる。
次に、マスターAPの決定手段25は、次の使用チャネルを決定する。候補となるチャネルは、屋内使用の場合、5.2GHz/5.3GHz/5.6GHzのいずれか(屋外使用の場合、5.6GHzのいずれか)のチャネルであり、かつ、気象レーダと同一のチャネルを含め、過去30分以内に干渉電波を受信していないチャネルとなる(電波法の規定による。)。なお、アクセスポイント独自の設定により候補チャネルを設定している場合でも、上記の条件を遵守する必要がある。
マスターAPの決定手段25は、候補チャネルのうちの上記条件を満たすチャネルについて電波を受信し、各々の占有率を計算する(ステップS8)。すべてのチャネルの電波受信および占有率の計算が完了すると、アクセスポイントの内部に、占有率の少ない順にソートした候補チャネルリストが生成される。決定手段25は、候補チャネルリストの一番上のチャネル(すなわち、占有率の最も少ないチャネル)を、次の使用チャネル候補として仮決定する。
決定手段25は、使用チャネル候補を仮決定した後、DFS起動条件に従って、仮決定したチャネルの電波を最低1分間受信し、別の気象レーダからの干渉電波を受信しないことを確認する(ステップS9)。別の気象レーダからの干渉電波を受信した場合(ステップS10のYes)、仮決定したチャネルも使用不可となり、候補チャネルリストの2番目のチャネルについて、改めて最低1分間、電波を受信して気象レーダからの干渉電波を受信しないことを確認する(ステップS9)。
他の気象レーダからの干渉電波を1分間受信しなかった場合(ステップS10のNo)、決定手段25は、当該チャネルを次に使用するチャネルとして正式に決定する。このとき、新しいチャネルでの電波送出が可能となることから、マスターAPの変更手段27は新チャネルでの電波送出を開始し、さらに、マスターAPのチャネル通知手段26はマスターAPの直接の中継先のアクセスポイント(上位および下位)に対して新チャネルが決定したこと、および、新チャネルでの電波送出が許可されたことを通知する信号(以下「NewCH信号」という。)を送出する(ステップS11)。
一方、すべてのスレーブAPは、マスターAPまたは他のスレーブAPからNewCH信号を受信するまでの間、電波送出を停止する(ステップS12のNo、ステップS7)。マスターAPまたは他のスレーブAPからNewCH信号を受信した後(ステップS12のYes)、スレーブAPの変更手段27は新チャネルでの電波送出を開始する。また、当該スレーブAPのチャネル通知手段26は、他のアクセスポイント(上位、下位いずれも)に対してNewCH信号を送出する(ステップS13)。
以上のアルゴリズムにより、中継機能を持つすべてのアクセスポイント10A〜10Cが新しいチャネルで中継機能を復旧させることが可能となる。
なお、マスターAPにて1分間以上の電波確認時間を取っているため(ステップS10)、スレーブAPにおいても、1分間以上の停波時間を確保していることになり、DFS起動条件には反しない。
本実施形態では、複数のアクセスポイントの無線チャネルを同時に変更する必要が生じた場合に、マスターとなるアクセスポイント(すなわち、実際に無線チャネルを変更するアクセスポイント)と、スレーブとなるアクセスポイント(マスターが変更したチャネルに従うアクセスポイント)とに区別する。これにより、バックホール回線を無線化した構成であっても、気象レーダ信号を受信した場合に、バックホール回線の接続を維持したまま、バックホール回線と気象レーダ信号と競合を回避することが可能となる。
すなわち、本実施形態のアクセスポイントによると、無線LANアクセスポイントのバックホールを無線化した場合に、気象レーダの電波との干渉を回避し、かつ、各アクセスポイントのバックホール回線の接続も確保された状態とすることができる。
また、本実施形態のアクセスポイントによると、気象レーダの電波との干渉により、当該アクセスポイントが使用不可能となる期間を短くすることが可能となり、エンドユーザ向けにサービスを提供できる期間が増加する。
さらに、本実施形態のアクセスポイントによると、スレーブ側のアクセスポイント(スレーブAP)は、気象レーダ50の電波と干渉した場合に使用不可となる状態がなくなるため、実地もしくは遠隔での操作により復旧させる必要がなくなり、管理工数を削減することも可能となる。
<変形例>
上記実施形態に係るアクセスポイントに対して、様々な変形が可能である。
アクセスポイントの設置場所は、屋内および屋外のいずれでもよい。また、屋内および屋外に跨るように複数のアクセスポイントを設置してもよい。ただし、アクセスポイントを1台でも屋外に設置した場合、中継機能全体が屋外利用とみなされる。上述のとおり、屋内利用の場合には5.2GHz、5.3GHz、5.6GHzのいずれも利用可能であるが、屋外利用の場合には5.6GHzに限定されるからである。
また、アクセスポイントの親機10Aが有線ケーブルで接続される接続先は、必ずしもインターネット接続である必要はない。FTP(File Transfer Protocol)等のデータサーバ機能を有するコンピュータ等を親機10Aと接続し、スタンドアローンの構成で利用する場合にも、中継機能は実施可能であり、本発明を適用することができる。
なお、2.4GHzおよび5.2GHzのみを使用可能なアクセスポイントのみを用いている場合には、本発明の対象外となる。そもそも、これらの周波数は気象レーダが使用しないからである。ただし、5.3GHzまたは5.6GHzを使用可能なアクセスポイントを1台でも設置した場合には、本発明の適用対象となる。
中継機能を構成するアクセスポイントについて、その台数、中継の階層数(以下「ホップ数」という。)、各中継区間の距離、各階層にぶら下がるアクセスポイントの数等については、上記実施形態に示した構成に限定されず、任意の構成を採用することができる。
また、中継機能を構成するアクセスポイントは、複数の製造ベンダー、複数の機種、複数のハードウェアバージョン、または、複数のソフトウェアバージョンのものを使用してもよい。ただし、中継機能を構成する時点において、本発明に係る動作を含む中継機能に関する仕様は統一されていることが好ましい。
上記実施形態では、各アクセスポイントが単体でも動作可能なアクセスポイント(以下「自律型AP」という。)を前提としている。ただし、各アクセスポイントの挙動を制御することのできる装置(APコントローラ)を備えたシステムに対しても、本発明を準用することができる。この場合、干渉電波検出後、次に、使用するチャネルを決定する装置は、マスターAPまたはAPコントローラ(NMS(Network Management System)ともいう。)のいずれであってもよい。ただし、APコントローラが新チャネルを決定した場合においても、NewCH信号はマスターAPから発信することが好ましい。
上記実施形態のように、BSSIDの最も若い番号のアクセスポイントを、次に使用するチャネルを決定するマスターAPと決定する代わりに、最も大きい番号のアクセスポイントをマスターAPとしてもよい。また、機器のMAC(Media Access Control)アドレスの最も若いものまたは最も大きいものを、マスターAPとしてもよい。さらに、実際にアクセスポイントが干渉電波を受信したか否かについても不問としてもよい。例えば、親機をつねにマスターAPとしてもよく、この場合、すべてのアクセスポイントの中継機能を停止した後、親機がチャネルサーチを行い、その結果として、親機が新チャネル決定およびNewCH信号の送出を行う。
2.4GHzおよび5GHzの両方の周波数を同時に使用可能なアクセスポイントにおいては、中継機能を停止している間、2.4GHz等のサービス用WiFi電波を停波するか否かは問わない。ただし、実際には、親機以外はインターネットまたはローカルサーバーに接続できていないため、中継機または子機にアソシエーション(在圏)している端末は、いずれにしてもその状態を維持できなくなる。
中継構成(親子関係等)の決定方式として、各アクセスポイントに対して手動で設定する方式、APコントローラ等から一括で手動設定する方式、無線環境等から自動設定する方式などが存在する。本発明においては、これら中継構成の決定方式はいずれであってもよい。
また、本発明は、中継回線の上りと下りで異なるチャネルを使用する場合にも適用することができる。例えば、上り回線のみが干渉電波を検出した場合、上り回線のみチャネルを変更することが好ましい。一方、下り回線のみが干渉電波を検出した場合、下り回線のみチャネルを変更することが好ましい。
利用可能チャネルが1チャネルのみの場合には、中継回線を30分間停波する。DFS起動条件により、気象レーダからの干渉電波を検知したチャネルは検知後30分間は使用できないからである。また、利用可能チャネルが複数存在する場合でも、すべて使用不可になっているときには、1つ以上のチャネルが利用可能になるまで停波し、使用可能になった時点で、使用可能なチャネルで中継回線を構築するものとする。
上記実施形態では、マスターAPによる新チャネルの決定方式を、占有率の低い順とした。ただし、チャネル使用条件に合致し、かつ、DFS起動条件に準拠している限り、他の決定方式を採用してもよい。例えば、チャネル番号の若い順、チャネル番号の大きい順、検知したアクセスポイント数の少ない順に、チャネルを決定してもよい。
なお、本発明において、さらに、下記の形態が可能である。
[形態1]
上記第1の視点に係るアクセスポイントのとおりである。
[形態2]
前記判定手段は、前記検出手段がレーダ信号を検出した場合、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことの通知がないときに、前記権限を有するものと判定する、
形態1に記載のアクセスポイント。
[形態3]
前記判定手段は、前記検出手段がレーダ信号を検出した場合、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことを通知されたとき、自身に割り当てられた識別子と前記他のアクセスポイントに割り当てられた識別子とに基づいて、前記権限を有するか否かを判定する、
形態1または2に記載のアクセスポイント。
[形態4]
前記判定手段は、自身に割り当てられたBSSID(Basic Service Set Identifier)またはMAC(Media Access Control)アドレスと前記他のアクセスポイントに割り当てられたBSSIDまたはMACアドレスの大小関係に基づいて、前記権限を有するか否かを判定する、
形態3に記載のアクセスポイント。
[形態5]
前記決定手段は、複数のチャネルのそれぞれの占有率を求め、前記複数のチャネルのうちのレーダ信号と干渉せず、かつ、占有率の少ないチャネルを、アクセスポイント間で使用するチャネルとして決定する、
形態1ないし4のいずれか一に記載のアクセスポイント。
[形態6]
形態1ないし5のいずれか一に記載のアクセスポイントを複数備える、
無線通信システム。
[形態7]
上記第2の視点に係る無線通信方法のとおりである。
[形態8]
前記アクセスポイントは、レーダ信号を検出した場合、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことの通知がないときに、前記権限を有するものと判定する、
形態7に記載の無線通信方法。
[形態9]
前記アクセスポイントは、レーダ信号を検出した場合、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことを通知されたとき、自身に割り当てられた識別子と前記他のアクセスポイントに割り当てられた識別子とに基づいて、前記権限を有するか否かを判定する、
形態7または8に記載の無線通信方法。
[形態10]
前記アクセスポイントは、自身に割り当てられたBSSID(Basic Service Set Identifier)またはMAC(Media Access Control)アドレスと前記他のアクセスポイントに割り当てられたBSSIDまたはMACアドレスの大小関係に基づいて、前記権限を有するか否かを判定する、
形態9に記載の無線通信方法。
[形態11]
前記アクセスポイントは、複数のチャネルのそれぞれの占有率を求め、前記複数のチャネルのうちのレーダ信号と干渉せず、かつ、占有率の少ないチャネルを、アクセスポイント間で使用するチャネルとして決定する、
形態7ないし10のいずれか一に記載の無線通信方法。
[形態12]
上記第3の視点に係るプログラムのとおりである。
[形態13]
レーダ信号を検出した場合、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことの通知がないときに、前記権限を有するものと判定する処理を、前記コンピュータに実行させる、
形態12に記載のプログラム。
[形態14]
レーダ信号を検出した場合、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことを通知されたとき、自身に割り当てられた識別子と前記他のアクセスポイントに割り当てられた識別子とに基づいて、前記権限を有するか否かを判定する処理を、前記コンピュータに実行させる、
形態12または13に記載のプログラム。
[形態15]
自身に割り当てられたBSSID(Basic Service Set Identifier)またはMAC(Media Access Control)アドレスと前記他のアクセスポイントに割り当てられたBSSIDまたはMACアドレスの大小関係に基づいて、前記権限を有するか否かを判定する処理を、前記コンピュータに実行させる、
形態14に記載のプログラム。
[形態16]
複数のチャネルのそれぞれの占有率を求め、前記複数のチャネルのうちのレーダ信号と干渉せず、かつ、占有率の少ないチャネルを、アクセスポイント間で使用するチャネルとして決定する処理を、前記コンピュータに実行させる、
形態12ないし15のいずれか一に記載のプログラム。
なお、上記特許文献の全開示内容は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
10 アクセスポイント
10A アクセスポイント(親機)
10B アクセスポイント(中継機)
10C アクセスポイント(子機)
12 アンテナ
14 Tx/Rx部
16 CPU/メモリ部
21 検出手段
22 検出通知手段
24 判定手段
25 決定手段
26 チャネル通知手段
27 変更手段
30 BBルータ
40 インターネット
50 気象レーダ
60 クライアント

Claims (16)

  1. レーダ信号を検出する検出手段と、
    レーダ信号を検出したことを他のアクセスポイントに通知する検出通知手段と、
    アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する権限を有するか否かを判定する判定手段と、
    前記権限を有する場合、前記検出手段によりレーダ信号を検出したとき、または、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことを通知されたとき、アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定されたチャネルを他のアクセスポイントに通知するチャネル通知手段と、
    他のアクセスポイントとの間で使用するチャネルを、前記決定手段により決定されたチャネル、または、他のアクセスポイントから通知されたチャネルに変更する変更手段と、
    を備える、アクセスポイント。
  2. 前記判定手段は、前記検出手段がレーダ信号を検出した場合、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことの通知がないときに、前記権限を有するものと判定する、
    請求項1に記載のアクセスポイント。
  3. 前記判定手段は、前記検出手段がレーダ信号を検出した場合、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことを通知されたとき、自身に割り当てられた識別子と前記他のアクセスポイントに割り当てられた識別子とに基づいて、前記権限を有するか否かを判定する、
    請求項1または2に記載のアクセスポイント。
  4. 前記判定手段は、自身に割り当てられたBSSID(Basic Service Set Identifier)またはMAC(Media Access Control)アドレスと前記他のアクセスポイントに割り当てられたBSSIDまたはMACアドレスの大小関係に基づいて、前記権限を有するか否かを判定する、
    請求項3に記載のアクセスポイント。
  5. 前記決定手段は、複数のチャネルのそれぞれの占有率を求め、前記複数のチャネルのうちのレーダ信号と干渉せず、かつ、占有率の少ないチャネルを、アクセスポイント間で使用するチャネルとして決定する、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載のアクセスポイント。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のアクセスポイントを複数備える、
    無線通信システム。
  7. アクセスポイントが、レーダ信号を検出する工程と、
    レーダ信号を検出したことを他のアクセスポイントに通知する工程と、
    アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する権限を有するか否かを判定する工程と、
    前記権限を有する場合、レーダ信号を検出したとき、または、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことを通知されたとき、アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する工程と、
    決定したチャネルを他のアクセスポイントに通知する工程と、
    他のアクセスポイントとの間で使用するチャネルを、決定したチャネル、または、他のアクセスポイントから通知されたチャネルに変更する工程と、
    を含む、無線通信方法。
  8. 前記アクセスポイントは、レーダ信号を検出した場合、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことの通知がないときに、前記権限を有するものと判定する、
    請求項7に記載の無線通信方法。
  9. 前記アクセスポイントは、レーダ信号を検出した場合、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことを通知されたとき、自身に割り当てられた識別子と前記他のアクセスポイントに割り当てられた識別子とに基づいて、前記権限を有するか否かを判定する、
    請求項7または8に記載の無線通信方法。
  10. 前記アクセスポイントは、自身に割り当てられたBSSID(Basic Service Set Identifier)またはMAC(Media Access Control)アドレスと前記他のアクセスポイントに割り当てられたBSSIDまたはMACアドレスの大小関係に基づいて、前記権限を有するか否かを判定する、
    請求項9に記載の無線通信方法。
  11. 前記アクセスポイントは、複数のチャネルのそれぞれの占有率を求め、前記複数のチャネルのうちのレーダ信号と干渉せず、かつ、占有率の少ないチャネルを、アクセスポイント間で使用するチャネルとして決定する、
    請求項7ないし10のいずれか1項に記載の無線通信方法。
  12. アクセスポイントに設けられたコンピュータに対して、
    レーダ信号を検出する処理と、
    レーダ信号を検出したことを他のアクセスポイントに通知する処理と、
    アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する権限を有するか否かを判定する処理と、
    前記権限を有する場合、レーダ信号を検出したとき、または、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことを通知されたとき、アクセスポイント間で使用するチャネルを決定する処理と、
    決定したチャネルを他のアクセスポイントに通知する処理と、
    他のアクセスポイントとの間で使用するチャネルを、決定したチャネル、または、他のアクセスポイントから通知されたチャネルに変更する処理と、
    を実行させる、プログラム。
  13. レーダ信号を検出した場合、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことの通知がないときに、前記権限を有するものと判定する処理を、前記コンピュータに実行させる、
    請求項12に記載のプログラム。
  14. レーダ信号を検出した場合、他のアクセスポイントからレーダ信号を検出したことを通知されたとき、自身に割り当てられた識別子と前記他のアクセスポイントに割り当てられた識別子とに基づいて、前記権限を有するか否かを判定する処理を、前記コンピュータに実行させる、
    請求項12または13に記載のプログラム。
  15. 自身に割り当てられたBSSID(Basic Service Set Identifier)またはMAC(Media Access Control)アドレスと前記他のアクセスポイントに割り当てられたBSSIDまたはMACアドレスの大小関係に基づいて、前記権限を有するか否かを判定する処理を、前記コンピュータに実行させる、
    請求項14に記載のプログラム。
  16. 複数のチャネルのそれぞれの占有率を求め、前記複数のチャネルのうちのレーダ信号と干渉せず、かつ、占有率の少ないチャネルを、アクセスポイント間で使用するチャネルとして決定する処理を、前記コンピュータに実行させる、
    請求項12ないし15のいずれか1項に記載のプログラム。
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