JPWO2015008328A1 - 無線通信装置および無線通信制御方法 - Google Patents

無線通信装置および無線通信制御方法 Download PDF

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Abstract

互いに独立したアンテナを用いて異なる無線通信方式の無線通信を行う無線通信装置1において、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合、無線LANとBluetoothの無線通信を並行して行う同時動作に切り替え、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置でないと判定された場合には、無線LANとBluetoothの無線通信を時分割で行う時分割動作に切り替える。

Description

この発明は、互いに独立したアンテナを利用して異なる無線通信方式の通信を行う無線通信装置に係り、特に、共通のアンテナを利用して上記異なる無線通信方式の通信を行う無線通信装置との間で無線通信を行う無線通信装置および無線通信制御方法に関する。
スマートフォンなどの携帯通信端末では、Bluetooth(登録商標;以下記載を省略する)および無線LAN(Local Area Network)といった異なる無線通信方式の通信が可能であるが、省スペース化の要望から、これらの無線通信方式で共通のアンテナを利用(以下、シングルアンテナ方式と呼ぶ)することが多い。
シングルアンテナ方式の場合、双方の無線通信方式による通信を時分割で行うことで、無線通信間の干渉を回避しながら、1つのアンテナを使用した通信を実現している。
一方、カーナビゲーション装置などの車載機器においては、スマートフォンなどの携帯通信端末に比べて省スペース化の要求は厳しくないため、Bluetoothおよび無線LANでそれぞれ異なるアンテナを利用(以下、デュアルアンテナ方式と呼ぶ)することがある。一般に、デュアルアンテナ方式では、シングルアンテナ方式と比べて時分割動作の制約を緩和できるため、無線LANのスループットを向上させることができる。
例えば、特許文献1には、無線LANおよびBluetoothの無線通信を行う無線通信装置において、無線LANとBluetoothのパケットの状態に応じて、優先度制御あるいは同時動作と時分割動作との切り替えを行う技術が開示されている。
また、特許文献2には、同様に、無線LANおよびBluetoothの無線通信を行う無線通信装置において、伝送範囲に応じて、2つのアンテナを利用してそれぞれの無線通信を行う並行動作(以下、同時動作と呼ぶ)と1つのアンテナを共用する時分割動作とを切り替える技術が開示されている。
特表2012−530472号公報 特表2012−530473号公報
デュアルアンテナ方式の無線通信装置とシングルアンテナ方式の無線通信装置が、無線LANとBluetoothで無線通信を行う場合、互いに時分割で通信を行うために、通信相手の無線LANの送信タイミングを互いに制御しようとする。
これにより、一方の無線通信装置が制御する場合のように時分割動作のタイミングを合わせることができず、無線LANのスループットが低下するという課題があった。
なお、特許文献1,2に代表される従来の技術では、上述した無線通信装置間の通信を考慮していないため、上記課題を解決することはできない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、無線通信のスループットを向上させることができる無線通信装置および無線通信制御方法を得ることを目的とする。
この発明に係る無線通信装置は、互いに独立したアンテナを用いて異なる無線通信方式の無線通信を行う各無線通信部を備えた無線通信装置であって、通信相手が共通のアンテナを用いて異なる無線通信方式の無線通信を時分割で行うシングルアンテナ方式の無線通信装置であるか否かを判定する判定部と、各無線通信部を制御して、異なる無線通信方式の無線通信を並行して行う同時動作と時分割で行う時分割動作との切り替えを行う制御部とを備え、制御部は、判定部により通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合に、各無線通信部を制御して同時動作に切り替え、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置でないと判定された場合には、各無線通信部を制御して時分割動作に切り替えることを特徴とする。
この発明によれば、無線通信のスループットを向上させることができるという効果がある。
この発明で想定している無線通信の概要を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2における通信相手の無線通信装置のアンテナ方式の判定方法を示すタイミング図である。 この発明の実施の形態3における通信相手の無線通信装置のアンテナ方式の判定方法を示すタイミング図である。 この発明の実施の形態4における通信相手の無線通信装置のアンテナ方式の判定方法を示すタイミング図である。 この発明の実施の形態5における通信相手の無線通信装置のアンテナ方式の判定方法を示すタイミング図である。
以下、この発明をより詳細に説明するため、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明で想定している無線通信の概要を示す図であって、無線LANおよびBluetoothで無線通信を行う場合を示している。
図1において、この発明に係る無線通信装置1は、無線LANアンテナ2a、Bluetoothアンテナ3a、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3を備えて構成される。また、無線通信装置1は、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3を制御することで、互いに独立したアンテナ2a,3aを用いて、無線LANとBluetoothの無線通信を並行して行う同時動作と時分割で行う時分割動作との切り替えが可能である。
図1(a)に示すように、無線通信装置1の無線LANとBluetoothの各通信相手が、別々の無線通信装置(相手無線通信装置4,6)である場合を例に挙げる。
相手無線通信装置4においては、無線LANアンテナ5aを用いて無線LAN通信部5が無線LANの通信を行い、相手無線通信装置6においては、Bluetoothアンテナ7aを用いてBluetooth通信部7がBluetoothの通信を行う。
なお、無線通信装置1としてはカーナビゲーション装置が考えられ、相手無線通信装置4,6としては2台のスマートフォンが考えられる。
図1(a)において、無線通信装置1と相手無線通信装置4,6との間の無線LANとBluetoothの通信で無線LANアンテナ2aとBluetoothアンテナ3aとの間のアンテナのアイソレーションが不十分である場合、両無線通信間の干渉を回避するため、無線通信装置1が、時分割動作を行って相手無線通信装置4の無線LANの送受信タイミングを制御する。
一方、図1(b)に示す例では、無線通信装置1の無線LANとBluetoothの各通信相手が、1台の無線通信装置(相手無線通信装置8)である。
相手無線通信装置8は、アンテナスイッチ11の切り替えに応じて無線LAN通信部9およびBluetooth通信部10を制御することで、共通のアンテナ11aを用いて無線LANとBluetoothの無線通信を時分割で行う時分割動作が可能である。
例えば、省スペース化の要望から、このようなシングルアンテナ方式のスマートフォンは広く普及している。
図1(b)において、相手無線通信装置8は、アンテナスイッチ11の切り替えにより共通のアンテナ11aを用いて無線LANとBluetoothの通信を時分割で行う(時分割動作)。
一方、無線通信装置1は、図1(a)と同様に、相手無線通信装置8との無線LANとBluetoothの通信で無線LANアンテナ2aとBluetoothアンテナ3aとの間のアンテナのアイソレーションが不十分である場合、上述したように、時分割動作を行って相手無線通信装置8の無線LANの送受信タイミングを制御しようとする。
このように互いに通信相手の無線LANの送受信タイミングを制御しようとした場合、一方の無線通信装置が制御する場合のように時分割動作のタイミングを合わせることができず、無線LANのスループットが低下する。
そこで、この発明では、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であるか否かを判定し、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合に、同時動作を行い、シングルアンテナ方式の無線通信装置でないと判定された場合には、時分割動作を行う。このようにすることで、無線LANのスループットを向上させることができる。
図2は、この発明の実施の形態1に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、無線通信装置1は、互いに独立した無線LANアンテナ2aとBluetoothアンテナ3aを備えるデュアルアンテナ方式の無線通信装置であって、無線LAN通信部2、Bluetooth通信部3、タイミング監視部12、時分割制御判定部13および時分割制御部14を備えて構成される。
無線LAN通信部2は、無線LANアンテナ2aを用いて無線LANの通信を行う無線通信部であって、無線部20および通信制御部21を備える。
無線部20は、無線LANアンテナ2aを介して無線LAN信号を送受信する。
通信制御部21は、無線部20による通信を制御する通信制御部であり、無線部20の通信状態を示す状態情報あるいは通信相手から受信された制御信号を時分割制御部14に出力する。また、通信制御部21は信号検出部210を備えている。
信号検出部210は、通信相手から無線LANパケットが受信されたタイミングを示すタイミング情報を生成してタイミング監視部12に出力する。
Bluetooth通信部3は、Bluetoothアンテナ3aを用いてBluetoothの通信を行う無線通信部であって、無線部30および通信制御部31を備える。
無線部30は、Bluetoothアンテナ3aを介して、Bluetooth信号を送受信する。通信制御部31は、無線部30による通信を制御する通信制御部であって、無線部30の通信状態を示す状態情報あるいは通信相手から受信された制御信号を時分割制御部14に出力する。また、通信制御部31は、Bluetoothパケットの送受信タイミングを示すタイミング情報を生成してタイミング監視部12に出力する。
タイミング監視部12は、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3からそれぞれ入力したタイミング情報に基づいて、無線LANパケットの受信タイミングと、Bluetoothパケットの送受信タイミングを監視する。
時分割制御判定部13は、タイミング監視部12による監視結果に基づいて通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であるか否かを判定する判定部である。判定の方法は、実施の形態2〜5で後述する。
時分割制御部14は、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3を制御して、無線LANアンテナ2aを用いた無線LANとBluetoothアンテナ3aを用いたBluetoothの無線通信を並行して行う同時動作と時分割で行う時分割動作との切り替えを行う制御部である。
また、時分割制御部14は、時分割制御判定部13により通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合に、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3を制御して同時動作に切り替え、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置でないと判定された場合には無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3を制御して時分割動作に切り替える。
次に動作について説明する。
図1(a)に示す場合、無線通信装置1の時分割制御判定部13は、タイミング監視部12による監視結果に基づいて通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置ではない(相手無線通信装置4,6)と判定する。
時分割制御部14は、時分割制御判定部13により通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置ではないと判定された場合、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3からそれぞれ入力した状態情報または制御信号に基づいて、無線LANパケットとBluetoothパケットの優先度を判定する。
この後、時分割制御部14は、判定した優先度に基づいて無線部20,30のいずれを動作させるかを決定し、これに応じた制御信号を通信制御部21,31に出力して動作を制御することにより時分割動作を行う。これにより、無線LANとBluetoothの無線通信における干渉を回避することができる。
図1(b)に示す場合、無線通信装置1の時分割制御判定部13は、タイミング監視部12による監視結果に基づいて通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置である(相手無線通信装置8)と判定する。
時分割制御部14は、時分割制御判定部13により通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合、時分割動作を行わず、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3を制御して同時動作を行う。
これにより、無線通信装置1の時分割動作による無駄な無線LANのタイミング制御によって生じる通信できない時間を短縮することが可能となるため、無線LANのスループットが向上する。
また、時分割制御判定部13により通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合、時分割制御部14は、通信相手の無線通信装置における時分割の通信タイミングを制御せず、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3の通信タイミングを通信相手の無線通信装置が行う時分割の通信タイミング制御に合わせる。
このように相手無線通信装置8が行う時分割動作のタイミング制御によって、無線通信装置1は、通信品質を維持することができる。
なお、無線通信装置1は、通信相手の無線通信装置における時分割の通信タイミングを制御しないため、下記の動作を実行しない。
まず、時分割制御部14は、時分割制御判定部13により通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合には、無線LAN通信部2を制御することにより、通信相手の無線通信装置8による無線LANパケットの送信タイミングを制御するためのCTS(Clear To Send)−to−selfパケットを送信しない。
無線通信装置1は、時分割動作を行うにあたり、Bluetoothパケットの送受信タイミングの直前に、CTS−to−selfパケットを通信相手に送信して通信相手側からの無線LANパケットの送信を止めることにより、Bluetoothの送受信パケットを保護する。
従って、時分割動作を行わない場合、無線通信装置1は、相手無線通信装置8における無線LANパケットの送信タイミングを制御するためのCTS−to−selfパケットの送信を行わず、相手無線通信装置8の時分割動作によるタイミング制御に合わせる。
これにより、無駄なCTS−to−selfパケットの送信が不要であり、これに伴う通信相手の無線LANの送信タイミング制御によって通信できなくなる時間が省略され、無線LANのスループットを向上させることができる。
また、時分割制御部14は、時分割制御判定部13により通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合には、パワーセーブモードを抜けてアクティブモードへ移行して、Ps−Poll(Power saved−Poll)パケットまたはU−APSD(Unscheduled−Automatic Power Save Delivery)パケット、すなわちWMM−PS(WiFi MultiMedia−Power Save)パケットを通信相手に送信しない。
時分割制御部14は、時分割動作においてアクティブモードを抜けてパワーセーブモードへ移行した際に、Ps−PollパケットまたはU−APSDパケットを送信して通信相手にデータ要求することで、通信相手の無線LANパケットの送信タイミングを制御する。
従って、時分割動作を行わない場合、無線通信装置1は、相手無線通信装置8における無線LANパケットの送信タイミングを制御するためのPs−PollパケットまたはU−APSDパケットの送信を行わず、相手無線通信装置8の時分割動作によるタイミング制御に合わせる。
これにより、無駄なPs−PollパケットまたはU−APSDパケットの送信が不要であり、これに伴うポーリング待ちによるタイムラグが省略されて通信効率が改善され、無線LANのスループットを向上させることができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であるか否かを判定する時分割制御判定部13と、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3を制御して、無線LANとBluetoothの無線通信を並行して行う同時動作と時分割で行う時分割動作との切り替えを行う時分割制御部14とを備え、時分割制御部14が、時分割制御判定部13により通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3を制御して同時動作に切り替え、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置でないと判定された場合には、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3を制御して時分割動作に切り替える。
このように無線LANとBluetoothの通信が可能な無線通信装置と通信する際に、通信相手の無線通信装置におけるアンテナ方式を判定して、この判定の結果に応じてデュアルアンテナ方式における同時動作と時分割動作を切り替えることで、無線LANの通信スループットを向上させることができる。
また、この実施の形態1によれば、時分割制御部14が、時分割制御判定部13により通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合に、通信相手の無線通信装置における時分割の通信タイミングを制御せず、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3の通信タイミングを通信相手の無線通信装置が行う時分割の通信タイミング制御に合わせる。このようにすることで、通信相手の無線通信装置が行う時分割動作のタイミング制御によって通信品質を維持することができる。
さらに、この実施の形態1によれば、異なる無線通信方式が、無線LANの無線通信方式およびBluetoothの無線通信方式であるので、無線LANおよびBluetoothの時分割動作で実行される上述した各処理を省略することにより、通信相手の無線通信装置が行う時分割動作のタイミング制御に合わせることができる。
なお、無線LANおよびBluetooth以外に、上記課題を生じる異なる無線通信方式についても、この発明を適用することができる。これにより、無線通信のスループットを向上させることができる。
さらに、この実施の形態1によれば、時分割制御部14が、時分割制御判定部13により通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合、通信相手の無線通信装置による無線LANパケットの送信タイミングを制御するためのCTS−to−selfパケットの送信を行わない。
このようにすることで、無駄なCTS−to−selfパケットの送信が不要であり、これに伴う通信相手の無線LANの送信タイミング制御によって通信できなくなる時間が省略され、無線LANのスループットを向上させることができる。
さらに、この実施の形態1によれば、時分割制御部14が、時分割制御判定部13により通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合に、通信相手の無線通信装置による無線LANパケットの送信タイミングを制御するためのPs−PollパケットまたはU−APSDパケットの送信を行わない。
このようにすることで、無駄なPs−PollパケットまたはU−APSDパケットの送信が不要であり、これに伴うポーリング待ちによるタイムラグが省略されて通信効率が改善され、無線LANのスループットを向上させることができる。
実施の形態2.
実施の形態2は、時分割制御判定部13による判定方法の一態様を示している。
通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置である場合、通信相手の無線通信装置は、無線LANとBluetoothの時分割動作となる。
このとき、通信相手の無線通信装置が送信する無線LANパケットには、以下の特徴がある。このため、時分割制御判定部13は、その特徴を検出することにより、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であるか否かを判定することができる。
図3は、この発明の実施の形態2における通信相手の無線通信装置のアンテナ方式の判定方法を示すタイミング図である。図3において、通信相手は、シングルアンテナ方式の無線通信装置である相手無線通信装置8(図1(b)参照)である。
相手無線通信装置8は、時分割動作を行うため、図3に示すようにBluetoothパケットの送受信タイミングの時間Aを避けて、無線LANパケットを送信する。
なお、図3のBluetoothの送信におけるMはマスター送信、Sはスレーブ送信を示している。
無線通信装置1では、無線LAN通信部2が通信相手の無線通信装置(相手無線通信装置8)から送信された無線LANパケットを受信する。このときの無線LANパケットの受信タイミングは、無線LAN通信部2からタイミング情報としてタイミング監視部12に入力される。
タイミング監視部12は、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3からそれぞれ入力したタイミング情報に基づいて、無線LANパケットの受信タイミングと、Bluetoothパケットの送受信タイミングを比較することで、Bluetoothパケットの送受信タイミングの時間A(Bluetoothパケットの送受信時間)で、無線LANパケットが受信されるかどうかを監視する。
時分割制御判定部13は、タイミング監視部12によって、図3に示すように、無線LANパケットの受信タイミングがBluetoothの送受信タイミングと重ならない、すなわち、Bluetoothパケットの送受信時間Aに無線LANパケットが受信されないと判断された場合に、通信相手の無線通信装置が時分割動作を行うシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定する。
なお、判定の精度を上げるためには、無線LANパケットの受信タイミングを1回のみ監視しても不十分であるため、複数回の繰り返し監視が必要である。
また、この判定を行うためには、無線LANとBluetoothの両方が通信状態であり、両無線通信方式のパケットが存在する状況が必要である。
上述の判定は、無線通信装置間で実際の通信が開始されてから実行しているが、事前にダミーパケットの通信を行うことで実際の通信が始まる前に判定してもよい。
さらに、通信トラフィックが高い状況を作り出すことで判定の精度を上げることも可能である。
以上のように、この実施の形態2によれば、時分割制御判定部13が、通信相手の無線通信装置から送信された無線LANパケットがBluetoothパケットの送受信タイミングの時間に受信されない場合、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定する。このようにすることで、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であるか否かを的確に判定することができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、時分割制御判定部13による判定方法の一態様を示している。
通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置である場合、通信相手の無線通信装置は、無線LANとBluetoothの時分割動作となる。
このとき、通信相手の無線通信装置が送信する無線LANパケットには、以下の特徴がある。このため、時分割制御判定部13は、その特徴を検出することにより、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であるか否かを判定することができる。
図4は、この発明の実施の形態3における通信相手の無線通信装置のアンテナ方式の判定方法を示すタイミング図である。図4において、通信相手は、シングルアンテナ方式の無線通信装置である相手無線通信装置8(図1(b)参照)である。
なお、図4のBluetoothの送信におけるMはマスター送信、Sはスレーブ送信を示している。
相手無線通信装置8は、時分割動作を行うため、図4に示すようにBluetoothパケットの送受信時間中に通信相手(無線通信装置1)からの無線LANパケットの送信を止めることを目的として、Bluetoothパケットの送受信タイミングの時間前、すなわちBluetoothパケットの送受信時間Aの直前期間BにCTS−to−selfパケットを送信し、そのSIFS(Short InterFrame Space)時間の経過後に無線LANデータパケットの送信を行わず、Bluetooth向けに時間を開放する。
無線通信装置1では、無線LAN通信部2が通信相手の無線通信装置(相手無線通信装置8)から送信された無線LANパケットを受信する。このとき、信号検出部210は、無線部20により受信された無線LANパケットからCTS−to−selfパケットを抽出し、その受信タイミングを示すタイミング情報をタイミング監視部12に出力する。
タイミング監視部12は、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3からそれぞれ入力したタイミング情報に基づいて、CTS−to−selfパケットの受信タイミングとBluetoothパケットの送受信タイミングを比較することで、Bluetoothパケットの送受信時間Aの直前期間BにCTS−to−selfパケットが受信され、そのSIFS時間後の期間Cに無線LANデータパケット(Data)が受信されるかどうかを監視する。
時分割制御判定部13は、タイミング監視部12によって、図4に示すように、通信相手の無線通信装置から送信されたCTS−to−selfパケットがBluetoothパケットの送受信タイミングの時間前(期間B)に受信され、そのSIFSが経過した後の期間C内に無線LANデータパケットが受信されないと判断された場合、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定する。
なお、判定の精度を上げるためには、無線LANパケットの受信タイミングを1回のみ監視しても不十分であるため、複数回の繰り返し監視が必要である。
また、この判定を行うためには、無線LANとBluetoothの両方が通信状態であり、両無線通信方式のパケットが存在する状況が必要である。
上述の判定は、無線通信装置間で実際の通信が開始されてから実行しているが、事前にダミーパケットの通信を行うことで実際の通信が始まる前に判定してもよい。
さらに、通信トラフィックが高い状況を作り出すことで判定の精度を上げることも可能である。
以上のように、この実施の形態3によれば、時分割制御判定部13が、通信相手の無線通信装置から送信されたCTS−to−selfパケットがBluetoothパケットの送受信タイミングの時間前に受信され、そのSIFSが経過した後に無線LANデータパケットが受信されない場合、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定する。このようにすることでも、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であるか否かを的確に判定することができる。
実施の形態4.
実施の形態4は、時分割制御判定部13による判定方法の一態様を示している。
通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置である場合、通信相手の無線通信装置は、無線LANとBluetoothの時分割動作となる。
このとき、通信相手の無線通信装置が送信する無線LANパケットには、以下の特徴がある。このため、時分割制御判定部13は、その特徴を検出することにより、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であるか否かを判定することができる。
図5は、この発明の実施の形態4における通信相手の無線通信装置のアンテナ方式の判定方法を示すタイミング図である。図5において、通信相手は、シングルアンテナ方式の無線通信装置である相手無線通信装置8(図1(b)参照)である。
なお、図5のBluetoothの送信におけるMはマスター送信、Sはスレーブ送信を示している。
相手無線通信装置8は、時分割動作を行うため、Bluetoothパケットの送受信時間中に通信相手(無線通信装置1)からの無線LANパケットの送信を止めることを目的として、図5に示すように、CTS−to−selfパケットのDuration値に基づいたNAV(Network Allocation Vector)時間として、CTS−to−selfパケットに続くBluetoothの送受信時間Aを含む時間が設定される。
無線通信装置1では、無線LAN通信部2が通信相手の無線通信装置(相手無線通信装置8)から送信された無線LANパケットを受信する。このとき、信号検出部210は、無線部20により受信された無線LANパケットからCTS−to−selfパケットを抽出し、さらにCTS−to−selfパケットからDuration値に基づくNAV時間を抽出して、タイミング情報としてタイミング監視部12に出力する。
タイミング監視部12は、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3からそれぞれ入力したタイミング情報に基づいて、CTS−to−selfパケットのDuration値によるNAV時間とこれに続くBluetoothパケットの送受信時間Aとを比較することで、Duration値によるNAV時間がBluetoothパケット送受信時間Aを含むかどうかを監視する。
時分割制御判定部13は、タイミング監視部12によって、図5に示すように、通信相手の無線通信装置から送信されたCTS−to−selfパケットのDuration値によるNAV時間がBluetoothパケット送受信時間Aを含むと判断された場合、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定する。
なお、判定の精度を上げるためには、無線LANパケットの受信タイミングを1回のみ監視しても不十分であるため、複数回の繰り返し監視が必要である。
また、この判定を行うためには、無線LANとBluetoothの両方が通信状態であり、両無線通信方式のパケットが存在する状況が必要である。
上述の判定は、無線通信装置間で実際の通信が開始されてから実行しているが、事前にダミーパケットの通信を行うことで実際の通信が始まる前に判定してもよい。
さらに、通信トラフィックが高い状況を作り出すことで判定の精度を上げることも可能である。
以上のように、この実施の形態4によれば、時分割制御判定部13が、通信相手の無線通信装置から送信されたCTS−to−selfパケットのDuration値に基づくNAV時間が、CTS−to−selfパケットに続くBluetoothパケットの送受信タイミングの時間を含む場合に、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定する。このようにすることでも通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であるか否かを的確に判定することができる。
実施の形態5.
実施の形態5は、時分割制御判定部13による判定方法の一態様を示している。
通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置である場合、通信相手の無線通信装置は、無線LANとBluetoothの時分割動作となる。
このとき、通信相手の無線通信装置が送信する無線LANパケットには、以下の特徴がある。このため、時分割制御判定部13は、その特徴を検出することにより、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であるか否かを判定することができる。
図6は、この発明の実施の形態5における通信相手の無線通信装置のアンテナ方式の判定方法を示すタイミング図である。図6において、通信相手は、シングルアンテナ方式の無線通信装置である相手無線通信装置8(図1(b)参照)である。
なお、図6のBluetoothの送信におけるMはマスター送信、Sはスレーブ送信を示している。
相手無線通信装置8は、STA(ステーション)である場合、Ps−PollパケットまたはU−APSD(WMM−PS)パケットを送信してポーリング動作を行い、通信相手(無線通信装置1)から無線LANのデータ(Data)を取得する。
すなわち、図6に示すように、相手無線通信装置8により、通信相手(無線通信装置1)からの無線LANパケットの送信タイミングが、Bluetoothパケットの送受信時間に重ならないように制御される。
このため、Ps−PollパケットまたはU−APSD(WMM−PS)パケットは、図6に示すように、Bluetoothパケットの送受信タイミングの時間(送受信時間A)前の期間Dに送信されない。
無線通信装置1では、無線LAN通信部2が通信相手の無線通信装置(相手無線通信装置8)から送信された無線LANパケットを受信する。このとき、信号検出部210は、無線部20により受信された無線LANパケットからPs−PollパケットまたはU−APSD(WMM−PS)パケットを抽出し、これが受信されたタイミングを示すタイミング情報をタイミング監視部12に出力する。
タイミング監視部12は、無線LAN通信部2およびBluetooth通信部3からそれぞれ入力したタイミング情報に基づいて、Ps−PollパケットまたはU−APSDパケットの受信タイミングと、Bluetoothパケットの送受信タイミングを比較することで、Ps−PollパケットまたはU−APSD(WMM−PS)パケットが、Bluetoothパケットの送受信タイミングの時間前、すなわち、送受信時間A前の期間Dに受信されたかどうかを監視する。
時分割制御判定部13は、タイミング監視部12によって、図6に示すように、Ps−PollパケットまたはU−APSD(WMM−PS)パケットが期間Dに受信されないと判断された場合、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定する。
なお、判定の精度を上げるためには、無線LANパケットの受信タイミングを1回のみ監視しても不十分であるため、複数回の繰り返し監視が必要である。
また、この判定を行うためには、無線LANとBluetoothの両方が通信状態であり、両無線通信方式のパケットが存在する状況が必要である。
上述の判定は、無線通信装置間で実際の通信が開始されてから実行しているが、事前にダミーパケットの通信を行うことで実際の通信が始まる前に判定してもよい。
さらに、通信トラフィックが高い状況を作り出すことで判定の精度を上げることも可能である。
以上のように、この実施の形態5によれば、時分割制御判定部13が、通信相手の無線通信装置から送信されたPs−PollパケットまたはU−APSD(WMM−PS)パケットがBluetoothパケットの送受信タイミングの各時間前に受信されない場合に、通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定する。
このようにすることでも通信相手がシングルアンテナ方式の無線通信装置であるか否かを的確に判定することができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る無線通信装置は、シングルアンテナ方式の無線通信装置が通信相手である場合でも無線通信のスループットを向上させることができることから、例えば、車内でスマートフォンなどのシングルアンテナ方式の無線通信装置と通信する可能性があるナビゲーション装置に好適である。
1 無線通信装置、2,5,9 無線LAN通信部、2a,3a,5a,7a,11a アンテナ、3,7,10 Bluetooth通信部、4,6,8 相手無線通信装置、11 アンテナスイッチ、12 タイミング監視部、13 時分割制御判定部、14 時分割制御部、20,30 無線部、21,31 通信制御部、210 信号検出部。

Claims (10)

  1. 互いに独立したアンテナを用いて異なる無線通信方式の無線通信を行う各無線通信部を備えた無線通信装置であって、
    通信相手が共通のアンテナを用いて前記異なる無線通信方式の無線通信を時分割で行うシングルアンテナ方式の無線通信装置であるか否かを判定する判定部と、
    前記各無線通信部を制御して、前記異なる無線通信方式の無線通信を並行して行う同時動作と時分割で行う時分割動作との切り替えを行う制御部とを備え、
    前記制御部は、前記判定部により通信相手が前記シングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合に、前記各無線通信部を制御して前記同時動作に切り替え、前記通信相手が前記シングルアンテナ方式の無線通信装置でないと判定された場合には、前記各無線通信部を制御して前記時分割動作に切り替えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記制御部は、前記判定部により通信相手が前記シングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合、前記通信相手の無線通信装置における時分割の通信タイミングを制御せず、前記無線通信部の通信タイミングを前記通信相手の無線通信装置が行う時分割の通信タイミング制御に合わせることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記異なる無線通信方式は、無線LAN(Local Area Network)の無線通信方式およびBluetooth(登録商標)の無線通信方式であることを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  4. 前記制御部は、前記判定部により通信相手が前記シングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合、前記通信相手の無線通信装置における無線LANパケットの送信タイミングを制御するためのCTS(Clear To Send)−to−selfパケットの送信を行わないことを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  5. 前記制御部は、前記判定部により通信相手が前記シングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合、前記通信相手の無線通信装置における無線LANパケットの送信タイミングを制御するためのPs−Poll(Power saved−Poll)パケットまたはU−APSD(Unscheduled−Automatic Power Save Delivery)パケットの送信を行わないことを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  6. 前記判定部は、通信相手の無線通信装置から送信された無線LANパケットがBluetoothパケットの送受信タイミングの時間に受信されない場合、前記通信相手が前記シングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定することを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  7. 前記判定部は、通信相手の無線通信装置から送信されたCTS−to−selfパケットがBluetoothパケットの送受信タイミングの時間前に受信され、そのSIFS(Short InterFrame Space)の経過後にデータパケットが受信されない場合、前記通信相手が前記シングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定することを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  8. 前記判定部は、前記通信相手の無線通信装置から送信されたCTS−to−selfパケットのDuration値に基づくNAV(Network Allocation Vector)時間が、前記CTS−to−selfパケットに続くBluetoothパケットの送受信タイミングの時間を含む場合に、前記通信相手が前記シングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定することを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  9. 前記判定部は、前記通信相手の無線通信装置から送信されたPs−PollパケットまたはU−APSDパケットがBluetoothパケットの送受信タイミングの各時間前に受信されない場合、前記通信相手が前記シングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定することを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  10. 互いに独立したアンテナを用いて異なる無線通信方式の無線通信を行う各無線通信部、判定部および制御部を備えた無線通信装置で実行される無線通信制御方法であって、
    前記判定部が、通信相手が共通のアンテナを用いて前記異なる無線通信方式の無線通信を時分割で行うシングルアンテナ方式の無線通信装置であるか否かを判定するステップと、
    前記制御部が、前記判定部により通信相手が前記シングルアンテナ方式の無線通信装置であると判定された場合に、前記各無線通信部を制御して前記異なる無線通信方式の無線通信を並行して行う同時動作に切り替え、前記通信相手が前記シングルアンテナ方式の無線通信装置でないと判定された場合には、前記各無線通信部を制御して前記異なる無線通信方式の無線通信を時分割で行う時分割動作に切り替えるステップとを備えたことを特徴とする無線通信制御方法。
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