JPWO2015002124A1 - インバータ装置 - Google Patents

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Abstract

インバータ装置(1)は、直列接続された第1〜第4のスイッチ素子(S1〜S4)及び第1充放電コンデンサ(Cf1)とを有し、第1〜第4のスイッチ素子(S1〜S4)をスイッチングすることによって、3レベルの電位を出力する3レベル回路(10)を備える。3レベル回路(10)において、第1〜第4のスイッチ素子(S1〜S4)は、それぞれのゲート、ドレイン及びソースを同方向にし、かつ、それぞれのソースが一直線上に位置するように基板上に設けられている。第1充放電コンデンサ(Cf1)は、第1のスイッチ素子(S1)及び第2のスイッチ素子(S2)の接続点と、第3のスイッチ素子(S3)及び第4のスイッチ素子(S4)の接続点との間の長さを有し、それぞれの接続点に接続されている。これにより、回路の大型化を抑制しつつ高次レベルの出力を得ることができるインバータ装置を提供することにある。

Description

本発明は、DC/ACインバータ装置に関し、特にマルチレベル回路を備えたインバータ装置に関するものである。
太陽光発電システム等の発電システムでは、その高効率化の観点から、非絶縁型の電力系統(以下、単に「系統」)連系インバータが主流となっている。非絶縁型インバータにおいて正弦波電圧を発生するために(正弦波電流を系統へ注入するために)、3つ以上の複数の電圧を出力するマルチレベル回路を備えたインバータ装置が、例えば特許文献1に示されている。
特許文献1には、直流電源の正負極端子間に4つのコンデンサの直列回路、及び8つのスイッチ素子の直列回路が設けられ、これらのコンデンサの接続点とスイッチ素子の接続点との間にスイッチ素子又はダイオードが接続された、5レベルインバータの構成が開示されている。
特開2006−223009号公報
マルチレベル回路は、レベル数をnとすれば、少なくとも2(n−1)個のスイッチ素子を必要とする。例えば、特許文献1に記載の5レベルインバータの場合、計10個のスイッチ素子が用いられている。この特許文献1の場合、さらに高次レベルの出力を得るためには、スイッチ素子数を増やす必要があり、回路の小型化が妨げられるといった問題がある。
そこで、本発明の目的は、回路の大型化を抑制しつつ高次レベルの出力を得ることができるインバータ装置を提供することにある。
本発明に係るインバータ装置は、直流電圧が入力される第1入力端及び第2入力端に直列接続された第1、第2、第3及び第4のスイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子との接続点に第1端が接続され、前記第3のスイッチ素子と前記第4のスイッチ素子との接続点に第2端が接続されたフローティングキャパシタとを有し、前記第1、第2、第3及び第4のスイッチ素子をスイッチングすることによって、3レベルの電位を出力するマルチレベル回路と、前記マルチレベル回路に接続され、前記マルチレベル回路から出力される前記3レベルの電位の極性を反転するブリッジ回路と、を備え、前記第1、第2、第3及び第4のスイッチ素子はFETであり、それぞれのゲート、ドレイン及びソースを同方向にし、かつ、それぞれの前記ソースが一直線上に位置するように基板上に設けられ、前記フローティングキャパシタは少なくとも1組の端子電極を備え、前記1組の端子電極間の距離は、前記第1のスイッチ素子及び前記第2のスイッチ素子の接続点と、前記第3のスイッチ素子及び前記第4のスイッチ素子の接続点との間の距離と実質的に等しいことを特徴とする。
この構成では、占有面積が大きくなることを抑制しつつ、フローティングキャパシタの容量をできる限り大きくとることができ、インバータ装置の小型化を実現できる。
前記フローティングキャパシタは、前記第2及び第3のスイッチ素子に対し、基板平面方向に並んで実装されていることが好ましい。
この構成では、薄型化が可能となる。
前記フローティングキャパシタは、前記第2及び第3のスイッチ素子の少なくとも一部と平面視で重なるように、前記基板に実装されていることが好ましい。
この構成では、平面方向における占有面積を小さくできる。
本発明によれば、占有面積が大きくなることを抑制しつつ、フローティングキャパシタの容量をできる限り大きくとることができ、インバータ装置の小型化を実現できる。
実施形態に係るインバータ装置の回路図 第1の3レベル回路の4つのスイッチ素子の状態と出力電圧(電位)VPとの関係を示す図 図2に示す4つの状態における第1の3レベル回路の等価回路図 第1の3レベル回路の構成を示す図 第1の3レベル回路および第2の3レベル回路を直列接続した場合の構成を示す図 第1の3レベル回路の別の構成を示す図 第1の3レベル回路の構成の別の例を示す図 図7に示す第1の3レベル回路の別の構成を示す図
図1は実施形態に係るインバータ装置の回路図である。インバータ装置1は、直流電源電圧を入力する第1入力端IN1、第2入力端IN2、交流電圧を出力する第1出力端OUT1及び第2出力端OUT2を備えている。第1入力端IN1及び第2入力端IN2には、例えば太陽光発電パネルにより発電された直流電圧が印加される。
図1においてSu,SwはU相とW相を有する単相三線式系統を表している。第1出力端OUT1と中性点NPとの間からは実効電圧100Vの交流電圧が出力され、中性点NPと第2出力端OUT2との間からは実効電圧100Vの交流電圧が出力され、第1出力端OUT1と第2出力端OUT2との間からは実効電圧200Vの交流電圧が出力される。
第1入力端IN1とグランドとの間には、入力コンデンサC1及び第1の3レベル回路10が接続されていて、第2入力端IN2とグランドとの間には、入力コンデンサC2及び第2の3レベル回路20が接続されている。
第1の3レベル回路10は、第1入力端IN1とグランドとの間に直列接続された第1〜第4のスイッチ素子S1〜S4と、第1充放電コンデンサ(フローティングキャパシタ)Cf1とで構成されている。第1充放電コンデンサCf1は、第1のスイッチ素子S1と第2のスイッチ素子S2との接続点、及び、第3のスイッチ素子S3と第4のスイッチ素子S4との接続点に接続されている。
また、第2の3レベル回路20は、第2入力端IN2とグランドとの間に直列接続された第5〜第8のスイッチ素子S5〜S8と、第2充放電コンデンサCf2とで構成されている。第2充放電コンデンサCf2は、第5のスイッチ素子S5と第6のスイッチ素子S6との接続点、及び、第7のスイッチ素子S7と第8のスイッチ素子S8との接続点に接続されている。第2充放電コンデンサCf2は、第1充放電コンデンサCf1と同じ容量である。
第1の3レベル回路10及び第2の3レベル回路20はいずれも、入力されるH(ハイ)側の電位からL(ロー)側の電位の範囲内の電位を出力する。第1入力端IN1にはVdc/2が印加され、第2入力端IN2には−Vdc/2が印加される。したがって、第1の3レベル回路10は、そのH(ハイ)側の電位がVdc/2、L(ロー)側の電位が0であるので、第1の3レベル回路10の出力端の電位はVdc/2〜0の範囲をとる。また、第2の3レベル回路20は、そのH(ハイ)側の電位が0、L(ロー)側の電位が−Vdc/2であるので、第2の3レベル回路20の出力端の電位は0〜−Vdc/2の範囲をとる。そして、第1の3レベル回路10及び第2の3レベル回路20によって、5つの電圧レベルを用いて電圧変換を行う5レベル回路として作用する。
第1の3レベル回路10と第2の3レベル回路20とにはブリッジ回路30が接続されている。ブリッジ回路30は、第1〜第4の端子S,T,U,Wに対してブリッジ接続された第1〜第4のスイッチ素子S1U,S2U,S1W,S2Wを備えている。第2のスイッチ素子S2と第3のスイッチ素子S3との接続点に第1の端子Sが接続され、第6のスイッチ素子S6と第7のスイッチ素子S7との接続点に第2の端子Tが接続されている。また、第1のスイッチ素子S1Uと第2のスイッチ素子S2Uとの接続点に第3の端子Uが接続され、第3のスイッチ素子S1Wと第4のスイッチ素子S2Wとの接続点に第4の端子Wが接続されている。
ブリッジ回路30は第1状態と第2状態とを切り替える。第1状態は、第1の3レベル回路10の出力を、インダクタL1を介して第1出力端OUT1へ接続し、かつ、第2の3レベル回路20の出力を、インダクタL2を介して第2出力端OUT2へ接続する状態である。第2状態は、第1の3レベル回路10の出力を、インダクタL2を介して第2出力端OUT2へ接続し、かつ、第2の3レベル回路20の出力を、インダクタL1を介して第1出力端OUT1へ接続する状態である。第1状態は系統の電源周波数の前半サイクル、第2状態は系統の電源周波数の後半サイクルに対応する。なお、平滑作用の効果が許容範囲であれば、第1のインダクタL1と第2のインダクタL2との何れか一方はなくてもよい。
8つのスイッチ素子S1〜S8及び4つのスイッチ素子S1U,S2U,S1W,S2WはいずれもMOS−FETであり、図1ではボディダイオードも図示している。3レベル回路10,20を直列に接続しているので、8つのスイッチ素子S1〜S8のそれぞれに低耐圧のスイッチ素子を用いることができる。そのため、この8つのスイッチ素子S1〜S8をIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)ではなく、MOS−FETで構成することができる。
図2は、第1の3レベル回路10の4つのスイッチ素子S1〜S4の状態と出力電圧(電位)VPとの関係を示す図である。ここでは4つのスイッチ素子S1〜S4は4つの状態H,Mc,Md,Lを採る。図3は、図2に示す4つの状態における第1の3レベル回路10の等価回路図である。なお、第2の3レベル回路20は、第1の3レベル回路10と同様に説明できるため、その説明は省略する。
スイッチ素子S1,S2がON、スイッチ素子S3,S4がOFFである状態Hでは、出力電圧VPはVdcである。スイッチ素子S3,S4がON、スイッチ素子S1,S2がOFFである状態Lでは、出力電圧VPは0である。スイッチ素子S1,S3がON、スイッチ素子S2,S4がOFFである状態Mcでは、出力電圧VPはVdc−Vcである。ここでVcは第1充放電コンデンサCf1の充電電圧である。Vc=Vdc/4であるとすると、出力電圧VP=Vdc/4である。スイッチ素子S2,S4がON、スイッチ素子S1,S3がOFFである状態Mdでは、出力電圧VPはVcである。ここでVc=Vdc/4であるとすると、出力電圧VP=Vdc/4である。
第1充放電コンデンサCf1の充電電荷量と放電電荷量とは等しいものと見なせるので、状態Mcでの出力電圧VPと状態Mdでの出力電圧VPとは等しい。すなわち第1充放電コンデンサCf1の充電電圧VcはVdcの1/4であるVdc/4を平均として充放電される。第1充放電コンデンサCf1に対する充放電時定数がスイッチング周波数に対して十分に大きければ、上記充電電圧Vcの変動幅は小さく、Vc≒Vdc/4と見なせる。
このように、第1の3レベル回路10は、第1充放電コンデンサCf1を設けることにより、Vdc/2の中間電圧であるVdc/4を出力でき、0、Vdc/4、Vin/2の3つの電圧レベルを出力することができる。−Vdcが印加される第2の3レベル回路20は、同様に、0、−Vdc/4、−Vdc/2の3つの電圧レベルを出力することができる。
以上のように、第1の3レベル回路10は、0、Vin/4、Vin/2の3つの電圧レベルを出力し、第2の3レベル回路20も同様に、0、−Vin/4、−Vin/2の3つの電圧レベルを出力する。第1の3レベル回路10及び第2の3レベル回路20を同位相で動作させることで、ブリッジ回路30が上述した第1状態と第2状態とを切り替える(極性反転する)ことで、インバータ装置1は5レベルの電圧を出力する。
以下、第1の3レベル回路10及び第2の3レベル回路20の具体的構成について説明する。第1の3レベル回路10及び第2の3レベル回路20は同一の構成であるため、以下では、第1の3レベル回路10を例に挙げて説明する。
図4は、第1の3レベル回路10の構成を示す図である。図4では、第1の3レベル回路10の平面図及び右側面図を示している。
第1の3レベル回路10は矩形板状の基板100を備えている。この基板100の例として、アルミナ基板、ガラスエポキシ基板、フレキシブル配線基板、又は、表面にポリイミド層(絶縁樹脂層)が設けられた金属基板等が挙げられる。基板100を金属基板とした場合、基板100の放熱性を高めることができる。この基板100の実装面には、Cu又はAlの配線パターン101〜112が形成されている。
基板100の実装面には、第1〜第4のスイッチ素子S1〜S4、及び、第1充放電コンデンサCf1が設けられている。第1〜第4のスイッチ素子S1〜S4はMOS−FETである。第1〜第4のスイッチ素子S1〜S4は、それぞれのゲートG、ドレインD及びソースSが同方向となるよう、実装方向を揃えて基板100の長手方向に沿って配列されている。このとき、第1〜第4のスイッチ素子S1〜S4は、少なくともドレインDとソースSとが同一直線上に位置するように、配列されている。
第1充放電コンデンサCf1はセラミックコンデンサであって、その長手方向が第1〜第4のスイッチ素子S1〜S4の配列方向に平行で、かつ、第2のスイッチ素子S2と第3のスイッチ素子S3とに基板平面方向に並んで設けられている。この第1充放電コンデンサCf1は、第1のスイッチ素子S1および第2のスイッチ素子S2の接続点と、第3のスイッチ素子S3および第4のスイッチ素子S4の接続点との間の長さと実質的に同じ長さである。
換言すると、第1充放電コンデンサCf1は、少なくとも1組の端子電極を備え、1組の端子電極間の距離が、第1のスイッチ素子S1及び第2のスイッチ素子S2の接続点と、第3のスイッチ素子S3及び第4のスイッチ素子S4の接続点との間の距離と実質的に同等となるように、配置されている。
基板100には、長手方向に直交する方向(以下、短手方向と言う。)に沿って配線パターン101が形成されていて、この配線パターン101は、一端が第1のスイッチ素子S1のドレインDに接続され、他端が、例えばワイヤボンディングにより、図1に示す第1入力端IN1に接続されている。
第1のスイッチ素子S1のソースSと、第2のスイッチ素子S2のドレインDとは、基板100の長手方向に沿って形成された配線パターン102により接続されている。配線パターン102には、基板100の短手方向に沿って形成された配線パターン103が接続されている。この配線パターン103には、第1充放電コンデンサCf1の外部端子電極の一方が接続されている。
第2のスイッチ素子S2のソースSと、第3のスイッチ素子S3のドレインDとは、基板100の長手方向に沿って形成された配線パターン104により接続されている。配線パターン104には、基板100の短手方向に沿って形成された配線パターン105が接続されている。この配線パターン105は、例えばワイヤボンディングにより、図1に示す第1の端子Sに接続されている。なお、配線パターン105は、基板100に実装された第1充放電コンデンサCf1の下側、詳しくは、基板100と第1充放電コンデンサCf1との間を通っている。
第3のスイッチ素子S3のソースSと、第4のスイッチ素子S4のドレインDとは、基板100の長手方向に沿って形成された配線パターン106により接続されている。配線パターン106には、基板100の短手方向に沿って形成された配線パターン107が接続されている。この配線パターン107は、第1充放電コンデンサCf1の外部端子電極の他方が接続されている。
前記のように、第1充放電コンデンサCf1は、第1のスイッチ素子S1および第2のスイッチ素子S2の接続点と、第3のスイッチ素子S3および第4のスイッチ素子S4の接続点との間の長さと実質的に同じ長さである。このため、第1充放電コンデンサCf1に接続する配線パターン103,107は、それぞれ配線パターン102,106から短手方向に引き出せばよく、配線パターンが複雑とならない。また、配線パターン103,107の配線長が最短となり、不要なインダクタンスは小さくなる。
なお、実質的に同じ長さとは、第1充放電コンデンサCf1が、第1のスイッチ素子S1および第2のスイッチ素子S2の接続点と、第3のスイッチ素子S3および第4のスイッチ素子S4の接続点との間の長さと完全に同じ長さである場合のみに限定されない。第1充放電コンデンサCf1の長さは、第1のスイッチ素子S1および第2のスイッチ素子S2の接続点と、第3のスイッチ素子S3および第4のスイッチ素子S4の接続点との間の長さよりも、長くてもよいし短くてもよい。すなわち、第1充放電コンデンサCf1が配線パターン103,107に接続できる範囲内であれば、第1充放電コンデンサCf1は、第1のスイッチ素子S1および第2のスイッチ素子S2の接続点と、第3のスイッチ素子S3および第4のスイッチ素子S4の接続点との間の長さと、「実質的に同じ長さ」であると言える。
換言すると、第1充放電コンデンサCf1は、少なくとも1組の端子電極を備え、1組の端子電極間の距離が、第1のスイッチ素子S1及び第2のスイッチ素子S2の接続点と、第3のスイッチ素子S3及び第4のスイッチ素子S4の接続点との間の距離と同等となるように、配置されているので、第1充放電コンデンサCf1に接続する配線パターン103,107は、それぞれ配線パターン102,106から短手方向に引き出せばよく、配線パターンが複雑とならない。また、配線パターン103,107の配線長が最短となり、不要なインダクタンスは小さくなる。
第4のスイッチ素子S4のソースSは、基板100の短手方向に沿って形成された配線パターン108の一端に接続されている。この配線パターン108の他端は、例えばワイヤボンディングを介してグランド端子に接続されている。
また、第1〜第4のスイッチ素子S1〜S4それぞれのゲートGには、基板100基板100の短手方向に沿って形成された配線パターン109,110,111,112が接続されている。配線パターン109,110,111,112は、第1〜第4のスイッチ素子S1〜S4をスイッチング制御する制御回路(不図示)に接続されている。
以上のように第1の3レベル回路10が形成されることで、図1中に示す第1の3レベル回路10の回路構成となる。そして、第1充放電コンデンサCf1の長さを、第1のスイッチ素子S1および第2のスイッチ素子S2の接続点と、第3のスイッチ素子S3および第4のスイッチ素子S4の接続点との間の長さとし、第2のスイッチ素子S2および第3のスイッチ素子S3に並列配置することで、基板100の実装面積を大きくすることなく、また、第1充放電コンデンサCf1の配線接続を複雑にすることなく、第1充放電コンデンサCf1の容量(セラミックコンデンサの長さ)を可能な限り大きくできる。
図5は、第1の3レベル回路10および第2の3レベル回路20を直列接続した場合の構成を示す図である。第2の3レベル回路20は、第1の3レベル回路10と同様に、配線パターン201〜212が形成された基板200を有し、その基板200に、第5〜第8のスイッチ素子S5〜S8および第2充放電コンデンサCf2が実装されている。第5のスイッチ素子S5のドレインに接続されている配線パターン201は、第1の3レベル回路10の配線パターン108と、例えばワイヤボンディングにより接続している。また、配線パターン205は、例えばワイヤボンディングにより、図1に示す第2の端子Tに接続している。配線パターン208は、例えばワイヤボンディングにより、図1に示す第2入力端IN2に接続している。これにより、図1に示す、第1の3レベル回路10および第2の3レベル回路20の回路が構成される。
図6は、第1の3レベル回路10の別の構成を示す図である。図6では、第1の3レベル回路10の平面図及び右側面図を示している。また、図4との相違点についてのみ説明する。
この例では、第1充放電コンデンサCf1は、基板100との間に間隙が形成されるよう、基板100から浮かして設けられている。例えば、配線パターン102,106それぞれに接続される電極柱121,122を設け、それに接続されるように、第1充放電コンデンサCf1を設ける。また、第1充放電コンデンサCf1は、基板100との間に形成した間隙に第2のスイッチ素子S2と第3のスイッチ素子S3が配置されるように設けられている。すなわち、第1充放電コンデンサCf1と、第2のスイッチ素子S2及び第3のスイッチ素子S3の少なくとも一部が平面視で重なるように、第1充放電コンデンサCf1が基板100に実装されている。これにより、基板100に実装するスイッチ素子S1〜S4および第1充放電コンデンサCf1の占有面積を小さくできるため、第1の3レベル回路10を平面方向において小型化できる。この例では、図4に示す配線パターン103,107は不要である。
なお、上述の実施形態では、第1の3レベル回路10および第2の3レベル回路20は、基板100にMOS−FETであるスイッチ素子S1〜S8を実装した構成としているが、これに限定されない。
図7は、第1の3レベル回路10の構成の別の例を示す図である。なお、第2の3レベル回路20は、第1の3レベル回路10と同様の構成であるため、第1の3レベル回路10について説明する。この例では、第1〜第4のスイッチ素子S1〜S4はGaN−FETである。
第1の3レベル回路10はGaN(窒化ガリウム)基板300を備えている。GaN基板300は、例えばp+型基板であり、その表面にはpエピタキシャル層が形成され、このpエピタキシャル層内にnウェル、pウェルが順に形成され、これらのウェルとp型拡散層またはn型拡散層によって、GaN基板300にGaNFETが形成されている。
GaN基板300には、短手方向に沿って、Cu又はAlなどの配線パターン301,302,303,304,305が形成されている。配線パターン301〜305の間には、櫛歯状電極が形成されていて、第1〜第4のスイッチ素子S1〜S4が形成されている。より詳しくは、配線パターン301は、第1のスイッチ素子S1のドレイン電極である。配線パターン302は、第1のスイッチ素子S1のソース電極、かつ、第2のスイッチ素子S2のドレイン電極である。配線パターン303は、第2のスイッチ素子S2のソース電極、かつ、第3のスイッチ素子S3のドレイン電極である。配線パターン304は、第3のスイッチ素子S3のソース電極、かつ、第4のスイッチ素子S4のドレイン電極である。配線パターン305は、第4のスイッチ素子S41のソース電極である。また、GaN基板300には、第1〜第4のスイッチ素子S1〜S4のゲートとなる電極306,307,308,309とが形成されている。
第1のスイッチ素子S1のドレイン電極である配線パターン301は、例えばワイヤボンディングにより、図1に示す第1入力端IN1に接続されている。また、第4のスイッチ素子S4のソース電極である配線パターン305は、例えばワイヤボンディングを介してグランド端子に接続されている。さらに、配線パターン303は、例えばワイヤボンディングを介して第1の端子S(図1参照)に接続されている。
GaN基板300には、第1〜第4のスイッチ素子S1〜S4の配列方向に平行に、第1充放電コンデンサCf1が設けられている。この第1充放電コンデンサCf1は、長さが、第1のスイッチ素子S1および第2のスイッチ素子S2の接続点と、第3のスイッチ素子S3および第4のスイッチ素子S4の接続点との間の長さと同じであって、外部端子電極が、配線パターン302,304に接続されている。
以上のように、第1〜第4のスイッチ素子S1〜S4がGaNFETであっても、GaN基板300の実装面積が大きくすることなく、また、第1充放電コンデンサCf1の配線接続を複雑にすることなく、第1充放電コンデンサCf1の容量(セラミックコンデンサの長さ)を可能な限り大きくできる。
図8は、図7に示す第1の3レベル回路10の別の構成を示す図である。この例では、図6と同様に、第1充放電コンデンサCf1は、一端部が配線パターン302に接続し、他端部が配線パターン304に接続し、かつ、第2のスイッチ素子S2及び第3のスイッチ素子S3の上方にそれぞれを跨ぐように設けている。これにより、GaN基板300に実装するスイッチ素子S1〜S4および第1充放電コンデンサCf1の占有面積を小さくできるため、第1の3レベル回路10を平面方向において小型化できる。
1−インバータ装置
10−第1の3レベル回路(マルチレベル回路)
20−第2の3レベル回路(マルチレベル回路)
30−ブリッジ回路
100−基板
101〜112−配線パターン
Cf1−第1充放電コンデンサ(フローティングキャパシタ)
Cf2−第2充放電コンデンサ(フローティングキャパシタ)
C1,C2−入力コンデンサ
S1−第1のスイッチ素子
S2−第2のスイッチ素子
S3−第3のスイッチ素子
S4−第4のスイッチ素子
S5−第5のスイッチ素子
S6−第6のスイッチ素子
S7−第7のスイッチ素子
S8−第8のスイッチ素子
S1U−第1のスイッチ素子
S2U−第2のスイッチ素子
S1W−第3のスイッチ素子
S2W−第4のスイッチ素子
IN1−第1入力端
IN2−第2入力端
OUT1−第1出力端
OUT2−第2出力端
L1,L2−インダクタ

Claims (3)

  1. 直流電圧が入力される第1入力端及び第2入力端に直列接続された第1、第2、第3及び第4のスイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子との接続点に第1端が接続され、前記第3のスイッチ素子と前記第4のスイッチ素子との接続点に第2端が接続されたフローティングキャパシタとを有し、前記第1、第2、第3及び第4のスイッチ素子をスイッチングすることによって、3レベルの電位を出力するマルチレベル回路と、
    前記マルチレベル回路に接続され、前記マルチレベル回路から出力される前記3レベルの電位の極性を反転するブリッジ回路と、
    を備え、
    前記第1、第2、第3及び第4のスイッチ素子はFETであり、それぞれのゲート、ドレイン及びソースを同方向にし、かつ、それぞれの前記ソースが一直線上に位置するように基板上に設けられ、
    前記フローティングキャパシタは少なくとも1組の端子電極を備え、前記1組の端子電極間の距離は、前記第1のスイッチ素子及び前記第2のスイッチ素子の接続点と、前記第3のスイッチ素子及び前記第4のスイッチ素子の接続点との間の距離と実質的に等しい、
    インバータ装置。
  2. 前記フローティングキャパシタは、前記第2及び第3のスイッチ素子に対し、基板平面方向に並んで実装されている、請求項1に記載のインバータ装置。
  3. 前記フローティングキャパシタは、前記第2及び第3のスイッチ素子の少なくとも一部と平面視で重なるように、前記基板に実装されている、請求項1に記載のインバータ装置。
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