JPWO2014102885A1 - 情報処理装置及び血管内皮機能測定システム - Google Patents
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Abstract
簡易な方法により、精度の高い血管内皮機能評価を実現する。本発明の情報処理装置130は、血流方向の上流側に装着された脈波検出部121にて検出された第1の脈波データと、脈波検出部121よりも、前記血流方向において下流側に装着された脈波検出部122にて検出された第2の脈波データと、を取得する手段と、前記第1の脈波データに含まれる各脈波と、前記第2の脈波データに含まれる、対応する各脈波との間の時間差として遅延時間を算出する第1の算出手段と、脈波検出部121が装着された位置よりも、前記血流方向において更に上流側の位置において所定時間阻血が行われた後に、血流を再開させた場合において、血流再開後に、前記第1の算出手段により算出される前記遅延時間を用いて、血管内皮機能に関する評価値を算出する第2の算出手段とを備える。
Description
本発明は、被検者の血管内皮機能を測定するシステム及び情報処理装置に関するものである。
血管内皮機能障害は、動脈硬化の器質的変化が起きる前の段階から現れる障害であり、血液内のLDL(悪玉コレステロール)の増加や、血圧上昇、酸化ストレスの増加等の因子により引き起こされる。一般に、血管内皮機能が低下すると、NO(一酸化窒素)などの血管拡張物質の産生が減り、臓器としての血管の機能に障害が生じる。
近年、血管内皮機能を評価するための検査として、血流依存性血管拡張反応検査(FMD:Flow Mediated Dilation)が注目されている。血流依存性血管拡張反応検査は、カフで腕を締め付けた後の血流増大による“ずり応力”により血管拡張物質であるNO(一酸化窒素)が血管内皮からどれだけ放出されたかを評価するものである。
NO(一酸化窒素)がどれだけ放出されたかは、カフにより締め付けられた血管が血流再開後にどれだけ拡張したかを測定することによりわかることから、従来、血流依存性血管拡張反応検査では、超音波エコーを用いて血管径を測定していた。
しかしながら、血管径の測定に超音波エコーを用いる方法の場合、コストがかかるうえ、測定者の手技に起因する測定値のばらつきが大きいため、再現性に欠けるといった問題がある。このようなことから、測定者の手技によらず、より簡易な方法で血管内皮機能の評価を行うことが可能な血管内皮機能測定システムの実現が望まれている。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、精度の高い血管内皮機能評価を簡易な方法により実現することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
血流方向の上流側に装着された第1の脈波検出部にて検出された第1の脈波データと、前記第1の脈波検出部よりも、前記血流方向において下流側に装着された第2の脈波検出部にて検出された第2の脈波データと、を取得する取得手段と、
前記第1の脈波データに含まれる各脈波と、前記第2の脈波データに含まれる、対応する各脈波との間の時間差として第1の遅延時間を算出する第1の算出手段と、
前記第1の脈波検出部が装着された位置よりも、前記血流方向において上流側の位置において所定時間の阻血が行われた後に、血流を再開させた場合において、再開後に、前記第1の算出手段により算出される前記第1の遅延時間を用いて、血管内皮機能に関する評価値を算出する第2の算出手段とを備える。
血流方向の上流側に装着された第1の脈波検出部にて検出された第1の脈波データと、前記第1の脈波検出部よりも、前記血流方向において下流側に装着された第2の脈波検出部にて検出された第2の脈波データと、を取得する取得手段と、
前記第1の脈波データに含まれる各脈波と、前記第2の脈波データに含まれる、対応する各脈波との間の時間差として第1の遅延時間を算出する第1の算出手段と、
前記第1の脈波検出部が装着された位置よりも、前記血流方向において上流側の位置において所定時間の阻血が行われた後に、血流を再開させた場合において、再開後に、前記第1の算出手段により算出される前記第1の遅延時間を用いて、血管内皮機能に関する評価値を算出する第2の算出手段とを備える。
本発明によれば、精度の高い血管内皮機能評価を簡易な方法により実現することが可能となる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる血管内皮機能測定システム100の外観構成を示す図である。
図2は、血管内皮機能測定システム100を構成する圧迫装置の機能構成を示す図である。
図3は、血管内皮機能測定システム100を構成する脈波検出装置の機能構成を示す図である。
図4は、血管内皮機能測定システム100を構成する情報処理装置の機能構成を示す図である。
図5は、脈波検出装置により測定される脈波の一例を示す図である。
図6Aは、血管内皮機能測定システム100における血管内皮機能評価処理の流れを示すシーケンス図である。
図6Bは、血管内皮機能測定システム100における血管内皮機能評価処理の流れを示すシーケンス図である。
図7は、血管内皮機能評価処理において、血管内皮機能を示す評価値を算出するために用いられる評価パラメータの時間変化を示す図である。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る血管内皮機能測定システム800の外観構成を示す図である。
図9は、血管内皮機能評価処理において、血管内皮機能を示す評価値を算出するために用いられる評価パラメータの時間変化を示す図である。
以下の各実施形態では、カフ部により締め付けられた血管が血流再開後にどれだけ拡張したかを測定するにあたり、血管の拡張度と脈波の伝達時間との相関に着目し、カフ部により締め付けられた血管の血流再開後の脈波の伝達時間と、カフ部により締め付けられていない安定した状態での脈波の伝達時間とを測定することにより、血管内皮機能の評価を行うこととした。
このように、血管の拡張度を脈波の伝達時間に置き換えて測定する構成とすることで、従来の、血管径を超音波エコーにより直接測定する方法と比べて、簡易かつ精度の高い血管内皮機能評価を実現することが可能となった。
以下、本発明の各実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
[第1の実施形態]
<1.血管内皮機能測定システムの外観構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る血管内皮機能測定システム100の外観構成を示す図である。図1に示すように、血管内皮機能測定システム100は、被検者の上腕を圧迫することにより所定時間阻血を行う圧迫装置110と、圧迫装置110により圧迫される側の腕の末端の領域において、手首部分と指先部分とにそれぞれ装着され脈波の検出を行う脈波検出装置120と、圧迫装置110と脈波検出装置120とにそれぞれ接続され、血管内皮機能測定システム100全体の制御と、被検者の血管内皮機能の評価とを行う情報処理装置130と、を備える。
<1.血管内皮機能測定システムの外観構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る血管内皮機能測定システム100の外観構成を示す図である。図1に示すように、血管内皮機能測定システム100は、被検者の上腕を圧迫することにより所定時間阻血を行う圧迫装置110と、圧迫装置110により圧迫される側の腕の末端の領域において、手首部分と指先部分とにそれぞれ装着され脈波の検出を行う脈波検出装置120と、圧迫装置110と脈波検出装置120とにそれぞれ接続され、血管内皮機能測定システム100全体の制御と、被検者の血管内皮機能の評価とを行う情報処理装置130と、を備える。
圧迫装置110は、被検者の上腕に装着されるカフ部111と、カフ部111の空気袋を加圧するポンプ及びカフ部111の空気袋の空気を排出する急速排気弁等を含み、ポンプや急速排気弁等の駆動を制御する駆動制御部112とを備え、カフ部111と駆動制御部112とは、配管113により接続されている。
脈波検出装置120は、被検者の手首部分に装着され、手首部分の血管に赤外線を照射することにより手首部分の脈波を検出する上流脈波検出部121と、指先部分の血管に赤外線を照射することにより指先部分の脈波を検出する下流脈波検出部122と、を備える。
更に、上流脈波検出部121において検出された脈波データと、下流脈波検出部122において検出された脈波データとを受信し、情報処理装置130に送信する測定制御部123を備え、上流脈波検出部121及び下流脈波検出部122と、測定制御部123とは、それぞれ信号線124、125を介して接続されている。
情報処理装置130は、圧迫装置110に対して、阻血指示及び排気指示を送信するとともに、脈波検出装置120より脈波データを受信し、被検者の手首部分から指先部分までの脈波の伝達時間を算出することにより、被検者の血管内皮機能を評価する。なお、本実施形態において、圧迫装置110及び脈波検出装置120と、情報処理装置130とは、それぞれ信号線131、132を介して接続される構成としているが、本発明はこれに限定されず、無線により接続される構成としてもよい。
<2.圧迫装置110の機能構成>
次に、圧迫装置110の機能構成について説明する。図2は、圧迫装置110の機能構成を示す図である。
次に、圧迫装置110の機能構成について説明する。図2は、圧迫装置110の機能構成を示す図である。
図2に示すように、圧迫装置110は、被検者の圧迫部位に装着されるカフ部111と、駆動制御部112とを備え、駆動制御部112には、圧迫装置110全体を制御するとともに、カフ部の内圧を変更するための加圧ポンプ及び急速排気弁を動作させる制御部230が収容されている。なお、カフ部111と駆動制御部112との間は、配管113により接続されている。以下、各部111〜113の詳細について説明する。
カフ部111は、内部に、阻血用カフ201が配されている。阻血用カフ201は、配管113を介して送られてきた空気により内部圧力が最高血圧値以上に上げられることで、カフ部111が装着された被検者の圧迫部位を圧迫し動脈血管を阻血する。その後、急速排気弁224を介して排気を行うことで急速減圧を行う。
配管113は、阻血用カフ201へ送られる空気及び阻血用カフ201から排出される空気を搬送する。また、配管113を駆動制御部112に接続するための配管コネクタ211を備える。
駆動制御部112には、駆動制御部側配管コネクタ221が配されており、配管113の配管コネクタ211は、当該駆動制御部側配管コネクタ221を介して駆動制御部112に接続される。駆動制御部側配管コネクタ221には、加圧ポンプ222及び急速排気弁224が接続されており、制御部230からの指示に基づいて、阻血用カフ201の加圧及び減圧を行う。
更に、圧力センサ223が接続されており、加圧ポンプ222により加圧された阻血用カフ201内の圧力値を検出する。圧力センサ223において検出された圧力値は制御部230に入力され、加圧ポンプ222の駆動停止等の制御に用いられる。
制御部230には、更に電源ボタン225、操作ボタン226、外部装置I/F部227、表示部228、電源部229が接続されている。電源ボタン225をON操作すると、電源部229より制御部230を介して、各部に電力が供給される。
また、制御部230は、外部装置I/F部227を介して、情報処理装置130と通信可能に接続されており、情報処理装置130より、阻血指示や、排気指示等を受信する。また、情報処理装置130に対して、加圧ポンプ222の駆動が停止したことを示す駆動停止信号を送信する。
表示部228は、圧迫装置110の内部状態(加圧ポンプ222の駆動/停止、急速排気弁224の開/閉、圧力センサの圧力値等)を表示する。なお、表示部228の表示内容は、操作ボタン226の操作により切り換えられるものとする。
<3.脈波検出装置120の機能構成>
次に、脈波検出装置120の機能構成について説明する。図3は、脈波検出装置120の機能構成を示す図である。
次に、脈波検出装置120の機能構成について説明する。図3は、脈波検出装置120の機能構成を示す図である。
図3に示すように、脈波検出装置120は、被検者の手首部分に装着される上流脈波検出部121と、指先部分に装着される下流脈波検出部122と、上流脈波検出部121及び下流脈波検出部122それぞれにおいて検出された脈波データを情報処理装置130に送信する測定制御部123とを備える。
上流脈波検出部121及び下流脈波検出部122は、それぞれ、赤外線を発光する赤外線発光部311、321と、赤外線を受光する赤外線受光部312、322とを備える。なお、被検者の手首部分に装着される上流脈波検出部121では、赤外線発光部311から発光され、手首部分の内部の血管において反射した赤外線を、赤外線受光部312において受光する。
一方、被検者の指先部分に装着される下流脈波検出部122では、赤外線発光部321から発光され、被検者の指先部分の内部の血管を透過した赤外線を、赤外線受光部322において受光する。
赤外線発光部311、321による赤外線の発光、及び、赤外線受光部312、322において受光した赤外線信号の処理は、脈波センサ回路331、335においてそれぞれ実行される。脈波センサ回路331、335それぞれに入力された赤外線信号は、波形成形回路332、334において波形成形された後、制御部333に入力され、脈波データとして、外部機器I/F部336を介して、情報処理装置130に送信される。
なお、制御部333では、外部機器I/F部336を介して情報処理装置130より送信された脈波検出開始指示及び脈波検出終了指示に基づいて、赤外線発光部311、321による発光、赤外線受光部312、322による受光等を制御する。
<4.情報処理装置130の機能構成>
次に、情報処理装置130の機能構成について説明する。図4は、情報処理装置130の機能構成を示す図である。
次に、情報処理装置130の機能構成について説明する。図4は、情報処理装置130の機能構成を示す図である。
図4に示すように、情報処理装置130は、制御部(コンピュータ)401と、メモリ部402と、記憶部403と、表示部404と、入力部405と、外部機器I/F部406とを備え、各部は、バス407を介して相互に接続されている。
ハードディスク等で構成される記憶部403には、制御部333により実行されることにより、血管内皮機能評価部411として機能するプログラムが格納されている。当該プログラムは、制御部401による制御のもと、ワークエリアとして機能するメモリ部402(例えば、RAM)に適宜読み込まれ、制御部401によって実行されることで、当該機能が実現される。なお、制御部401によって当該プログラムが実行されることにより取得されるデータは、脈波データ(手首)412、脈波データ(指先)413として、記憶部403に記録される。
表示部404は、制御部401に当該プログラムを実行させるためのユーザインタフェースを表示したり、血管内皮機能評価結果を表示したりする。入力部405は、当該プログラムを実行させるための指示を入力するものであり、キーボードやポインティングデバイス(マウス等)で構成される。外部機器I/F部406は、圧迫装置110及び脈波検出装置120と通信可能に接続するためのインタフェースであり、情報処理装置130では、外部機器I/F部406を介して、圧迫装置110に阻血指示や排気指示を送信したり、圧迫装置110からポンプ駆動停止信号を受信したりする。また、脈波検出装置120に対して脈波検出開始指示及び脈波検出終了指示を送信したり、脈波検出装置120から送信された脈波データを受信したりする。
なお、本実施形態では、外部機器I/F部406は、USB、IEEE1394等の有線インタフェースで実現されるが、無線LAN、ブルートゥース等の無線インタフェースで実現されてもよい。
<5.脈波データについての説明>
次に、脈波検出装置120において検出され、情報処理装置130に送信される脈波データ(手首)及び脈波データ(指先)について説明する。図5は、脈波検出装置120において検出される脈波データの一例を示す図である。
次に、脈波検出装置120において検出され、情報処理装置130に送信される脈波データ(手首)及び脈波データ(指先)について説明する。図5は、脈波検出装置120において検出される脈波データの一例を示す図である。
図5に示すように、血流方向に対して上流側に位置する上流脈波検出部121と、下流側に位置する下流脈波検出部122とでは、対応する脈波の検出タイミングにずれが生じる。図5において、501は上流脈波検出部121において検出された脈波であり、502は下流脈波検出部122において検出された脈波である。
ここで、脈波501と対応する脈波502との間の時間差(以下、当該時間差を「遅延時間」と称す)は、上流脈波検出部121の装着位置と、下流脈波検出部122の装着位置との間の距離に加え、圧迫装置110のカフ部111により圧迫された上腕の血管の拡張度に依存する。
つまり、カフ部111により締め付けられた血管が拡張せず、細動脈以上の大きさの動脈内圧力となると、脈波の伝達速度が遅くなる一方で、血管が拡張すると、脈波の伝達速度が十分に速くなる。
したがって、上流脈波検出部121の装着位置と、下流脈波検出部122の装着位置との間の距離が一定の場合、カフ部111により締め付けられた血管が拡張していない状態では、遅延時間が長くなる。反対に、血管が十分に拡張した状態では、遅延時間は短くなる。
このように、カフ部111により締め付けられた血管がどれだけ拡張したかを測定するにあたり、遅延時間の変化を監視することは、測定者の手技の影響を排除し、低コストで簡易に実現できるという観点において極めて有効である。
<6.血管内皮機能評価処理の流れ>
次に、血管内皮機能測定システム100における血管内皮機能評価処理の流れを説明する。図6A、図6Bは、血管内皮機能測定システム100における血管内皮機能評価処理の流れを示すフローチャートである。
次に、血管内皮機能測定システム100における血管内皮機能評価処理の流れを説明する。図6A、図6Bは、血管内皮機能測定システム100における血管内皮機能評価処理の流れを示すフローチャートである。
圧迫装置110及び脈波検出装置120を情報処理装置130と通信可能に接続し、圧迫装置110のカフ部111を被検者の上腕に、脈波検出装置120の上流脈波検出部121を被検者の手首部分に、更に、下流脈波検出部122を被検者の指先部分にそれぞれ装着することで、測定準備が完了すると、ステップS631では、情報処理装置130の血管内皮機能評価部411を起動する。
ステップS631では、脈波検出装置120に対して、情報処理装置130が脈波検出開始指示を送信する。脈波検出開始指示が送信された脈波検出装置120では、ステップS621において脈波の検出を開始し、検出した脈波データ(手首)及び脈波データ(指先)を情報処理装置130に送信する。
ステップS633では、脈波検出装置120より送信される、脈波データ(手首)及び脈波データ(指先)を記憶部403に記録するとともに、脈波データ(手首)と脈波データ(指先)との間の対応する脈波の遅延時間の算出を開始する。
遅延時間の算出が開始されると、ステップS634では、被検者に対して、安静にすべき旨のメッセージを表示し、ステップS635では、所定時間(安静時間、例えば、3分間)のカウントを開始する。
ステップS635において、所定時間が経過したと判定された場合には、ステップS636に進み、圧迫装置110に対して、阻血指示を送信する。
ステップS636において阻血指示が送信された圧迫装置110では、ステップS611において、加圧ポンプ222の駆動を開始する。加圧ポンプ222の駆動を開始すると、圧迫装置110では、圧力センサ223より出力される圧力値に基づいて、阻血用カフ201内の圧力値の監視を開始し、ステップS612では、阻血用カフ201内の圧力値が所定の圧力値(例えば、被検者の最高血圧値)以上に到達したか否かを判定する。
ステップS612において、所定の圧力値に到達していないと判定した場合には、到達するまで加圧ポンプ222の駆動を継続する。一方、所定の圧力値に到達したと判定した場合には、ステップS613に進み、加圧ポンプ222の駆動を停止するとともに、ポンプ駆動停止信号を、情報処理装置130に送信する。
ステップS636において阻血指示を送信していた情報処理装置130では、ステップS633において開始した、遅延時間の算出を、ステップS637において一旦停止する。加圧ポンプ222の駆動により、カフ部111により上腕の血管が締め付けられることで、脈波検出装置120における脈波の検出が行えなくなるからである。
遅延時間の算出を停止した状態で、ポンプ駆動停止信号を受信した情報処理装置130では、ステップS638において、所定時間(阻血時間、例えば、2分間)のカウントを開始する。
ステップS638において、阻血状態が所定時間以上継続したと判定された場合には、ステップS639に進み、圧迫装置110に対して、排気指示を送信する。
ステップS639において、排気指示が送信された圧迫装置110では、ステップS614において、急速排気弁224を開動作させ、阻血用カフ201内の空気を強制的に排出することで血流を再開させる。
一方、排気指示を送信した情報処理装置130では、ステップS640において、遅延時間の算出を再開し、ステップS641では、所定時間(反応性充血時間、例えば、5分間)のカウントを開始する。
ステップS641において、反応性充血時間として十分な時間が経過したと判定した場合には、ステップS642に進み、血管内皮機能を示す評価値を算出し、算出した評価値を表示部404に表示する。
図7は、血管内皮機能評価処理において、情報処理装置130により算出された遅延時間の変化を示す図である。上述したように、本実施形態に係る血管内皮機能測定システム100では、当該遅延時間を評価パラメータとして、血管内皮機能を示す評価値を算出する。
図7において、701は安静時間における遅延時間を変化を示している。また、711は、安静時間内における遅延時間の平均値を示している。なお、阻血時間中は、遅延時間の算出が一旦停止されるため、阻血時間中の遅延時間のデータは存在しない。
702は血流再開後の反応性充血時間における遅延時間の変化を示している。また、721は、急速排気弁224が開動作し、血流再開直後に算出された遅延時間の、平均値711に対する差分値を示している。722は、反応性充血時間において、最も遅延時間が長かった時点での当該遅延時間の、平均値711に対する差分値を示している。更に、723は、血流が再開されてから、遅延時間が最も長くなるまでの時間を示している。
図7に示すように、急速排気弁224が開動作し、血流が再開されると血管が拡張するため、反応性充血時間に移行直後は、安静時間における遅延時間よりも遅延時間が長くなる。その後、更に血管径が微増し、最大血管径まで拡張した後に、徐々に安静時間の血管径に戻っていく。このため、遅延時間も、反応性充血時間に移行後、微増し、最大値に到達した後、徐々に、安静時間における遅延時間に近づいていく。
ここで、血管内皮機能が障害されている場合、差分値722の値が小さくなる。また、差分値722の値が同じであっても、血管内皮機能が障害されている場合、時間723の値が大きくなる。更に、血管が硬い場合には、差分値721の値が小さくなる。
このようなことから、評価パラメータである遅延時間に基づいて、血管内皮機能を示す評価値として、差分値721、722、時間723を算出し、測定者に表示することで、測定者は、被検者の血管内皮機能を評価することができる。また、被検者の血管の硬さも合わせて評価することができる。
図6Bに戻る。ステップS642において、血管内皮機能を示す評価値の算出、表示が完了すると、ステップS643では、圧迫装置110及び脈波検出装置120に対してそれぞれ排気終了指示及び脈波検出終了指示を送信する。
排気終了指示を受信した圧迫装置110では、ステップS615において、急速排気弁224を閉動作させ、強制排気を終了する。また、脈波検出終了指示を受信した脈波検出装置120では、ステップS622において、脈波の検出及び送信を終了させる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る血管内皮機能測定システムでは、カフ部により締め付けられた血管が血流再開後にどれだけ拡張したかを測定するにあたり、血管の拡張度と脈波の伝達時間との相関に着目し、手首部分に装着され脈波の検出を行う上流脈波検出部と、指先部分に装着され脈波の検出を行う下流脈波検出部と、を配する構成とした。
そして、上流脈波検出部において検出された脈波と、下流脈波検出部において検出された対応する脈波との間の時間差を遅延時間(評価パラメータ)として算出する構成とした。
更に、血流再開後の遅延時間と、安静時間における遅延時間との差分値、及び、差分値が最大となるまでの時間を、血管内皮機能を示す評価値として算出することで、血管内皮機能を定量的に評価する構成とした。
この結果、簡易な方法により、精度の高い血管内皮機能評価を実現することが可能となった。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、血管内皮機能を示す評価値として差分値を算出するにあたり、安静時間における遅延時間の平均値を用いる構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、脈波検出装置を他方の腕(圧迫装置により圧迫されていない方の腕)の手首部分及び指先部分にそれぞれ装着し、当該脈波検出装置からの脈波データに基づいて算出された遅延時間に基づいて、差分値を算出する構成としてもよい。以下、本実施形態の詳細について説明する。
上記第1の実施形態では、血管内皮機能を示す評価値として差分値を算出するにあたり、安静時間における遅延時間の平均値を用いる構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、脈波検出装置を他方の腕(圧迫装置により圧迫されていない方の腕)の手首部分及び指先部分にそれぞれ装着し、当該脈波検出装置からの脈波データに基づいて算出された遅延時間に基づいて、差分値を算出する構成としてもよい。以下、本実施形態の詳細について説明する。
<1.血管内皮機能測定システムの外観構成>
図8は、本発明の第2の実施形態に係る血管内皮機能測定システム800の外観構成を示す図である。なお、上記第1の実施形態において説明した血管内皮機能測定システム100(図1)と同じ構成については、同じ参照番号を付すこととし、ここでは説明を省略する。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る血管内皮機能測定システム800の外観構成を示す図である。なお、上記第1の実施形態において説明した血管内皮機能測定システム100(図1)と同じ構成については、同じ参照番号を付すこととし、ここでは説明を省略する。
図1との相違点は、カフ部111が装着された腕(図8の例では左腕)とは反対側の腕(すなわち、右腕)にも、脈波検出装置820が装着され、脈波検出装置120と同様に脈波の検出及び送信を行うよう構成されている点である。なお、脈波検出装置820の構成は、脈波検出装置120の構成と同じである。
<2.血管内皮機能評価処理の流れ>
次に、血管内皮機能測定システム800における血管内皮機能評価処理の流れを説明する。なお、血管内皮機能測定システム800における血管内皮機能評価処理の流れは、基本的に、図6A、図6Bを用いて説明した、血管内皮機能測定システム100における血管内皮機能評価処理と同様であるが、ステップS642における評価処理の内容が異なるため、ここでは、図9を用いて、血管内皮機能測定システム800における評価値算出・表示処理について説明する。
次に、血管内皮機能測定システム800における血管内皮機能評価処理の流れを説明する。なお、血管内皮機能測定システム800における血管内皮機能評価処理の流れは、基本的に、図6A、図6Bを用いて説明した、血管内皮機能測定システム100における血管内皮機能評価処理と同様であるが、ステップS642における評価処理の内容が異なるため、ここでは、図9を用いて、血管内皮機能測定システム800における評価値算出・表示処理について説明する。
図9は、血管内皮機能測定システム800の情報処理装置130において算出された遅延時間の変化を示す図である。図9において、701は、脈波検出装置120において検出された脈波データに基づいて算出された、安静時間における遅延時間の変化を示している。なお、カフ部111が装着された腕(図8の例では左腕)の場合、阻血時間中は、遅延時間の算出が一旦停止されるため、阻血時間中の遅延時間のデータは存在しない。
一方、901は、脈波検出装置820において検出された脈波データに基づいて算出された遅延時間の変化を示している。脈波検出装置820が装着された腕(図8の例では右腕)は、阻血されないため、カフ部111が装着された腕が阻血されている間も、遅延時間の算出は継続される。
702は血流再開後の反応性充血時間における遅延時間の変化を示している。また、921は、血流再開直後において脈波検出装置120からの脈波データに基づいて算出された遅延時間と、その時に、脈波検出装置820からの脈波データに基づいて算出された遅延時間との差分値を示している。922は、血流再開後の反応性充血時間において、脈波検出装置120からの脈波データに基づいて算出された遅延時間のうち、最も遅延時間が長かった時点での当該遅延時間と、その時に、脈波検出装置820からの脈波データに基づいて算出された遅延時間との差分値を示している。
更に、923は、血流が再開されてから、遅延時間が最も長くなるまでの時間を示している。
図9に示すように、急速排気弁224が開動作し、血流が再開されると血管が拡張するため、反応性充血時間に移行直後は、脈波検出装置820からの脈波データに基づいて算出された遅延時間よりも遅延時間が長くなる。その後、更に血管径が微増し、最大血管径まで拡張した後に、徐々に、カフ部111が装着されていない方の腕の血管径に近づいていく。このため、遅延時間も、反応性充血時間に移行後、微増し、最大値に到達した後、徐々に、脈波検出装置820からの脈波データに基づいて算出された遅延時間に近づいていく。
ここで、血管内皮機能が障害されている場合、差分値922の値が小さくなる。また、差分値922の値が同じであっても、血管内皮機能が障害されている場合、時間923の値が大きくなる。更に、血管が硬い場合には、差分値921の値が小さくなる。
このようなことから、評価パラメータである遅延時間に基づいて、血管内皮機能を示す評価値として、差分値921、922、時間923を算出し、測定者に表示することで、測定者は、被検者の血管内皮機能を評価することができる。また、被検者の血管の硬さも合わせて評価することができる。更に、同時刻における、脈波検出装置820からの脈波データに基づいて算出される遅延時間に基づいて上記評価値を算出する構成としているため、より精度の高い評価値を算出することが可能となる。
[第3の実施形態]
上記第1及び第2の実施形態では、上流脈波検出部を手首部分に、下流脈波検出部を指先部分に装着する構成としたが、本発明はこれに限定されず、血流方向に沿って装着するのであれば、他の部分に装着するようにしてもよい。
上記第1及び第2の実施形態では、上流脈波検出部を手首部分に、下流脈波検出部を指先部分に装着する構成としたが、本発明はこれに限定されず、血流方向に沿って装着するのであれば、他の部分に装着するようにしてもよい。
また、上記第2の実施形態では、脈波検出装置820をカフ部111が装着された腕とは反対側の腕に装着される構成としたが、本発明はこれに限定されず、上流側にカフ部111が装着されていない領域(つまり、阻血の影響を受けない領域)であれば、他の領域であってもよい。
また、上記第1及び第2の実施形態では、情報処理装置130において、血管内皮機能評価処理を実行する構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、脈波検出装置において検出された脈波データを圧縮装置に送信し、圧縮装置において、血管内皮機能評価処理を実行するように構成してもよい。あるいは、脈波検出装置からの指示に基づいて、圧縮装置が駆動するように構成し、脈波検出装置において、血管内機能評価処理を実行するように構成してもよい。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
Claims (9)
- 血流方向の上流側に装着された第1の脈波検出部にて検出された第1の脈波データと、前記第1の脈波検出部よりも、前記血流方向において下流側に装着された第2の脈波検出部にて検出された第2の脈波データと、を取得する取得手段と、
前記第1の脈波データに含まれる各脈波と、前記第2の脈波データに含まれる、対応する各脈波との間の時間差として第1の遅延時間を算出する第1の算出手段と、
前記第1の脈波検出部が装着された位置よりも、前記血流方向において上流側の位置において所定時間阻血が行われた後に、血流を再開させた場合において、血流再開後に、前記第1の算出手段により算出される前記第1の遅延時間を用いて、血管内皮機能に関する評価値を算出する第2の算出手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記第2の算出手段により算出される前記評価値は、前記血流再開後に、前記第1の算出手段により算出される前記第1の遅延時間と、前記所定時間の阻血が行われる前に、前記第1の算出手段により算出された前記第1の遅延時間との差分値を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記取得手段は、更に、上流側において前記阻血が行われていない領域であって、血流方向の上流側に装着された第3の脈波検出部にて検出された第3の脈波データと、前記第3の脈波検出部よりも、前記血流方向において下流側に装着された第4の脈波検出部にて検出された第4の脈波データとを取得し、
前記第1の算出手段は、前記第3の脈波データに含まれる各脈波と、前記第4の脈波データに含まれる、対応する各脈波との間の時間差として第2の遅延時間を更に算出し、
前記第2の算出手段は、前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間とを用いて、前記血管内皮機能に関する評価値を算出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2の算出手段により算出される前記評価値は、前記第1の算出手段により算出された前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間との差分値を含むことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記第2の算出手段により算出される前記評価値は、更に、前記差分値の最大値、及び、前記血流再開後に、該最大値に到達するまでの時間、を含むことを特徴とする請求項2または4に記載の情報処理装置。
- 請求項1に記載の情報処理装置と通信可能に接続され、前記第1の脈波検出部と前記第2の脈波検出部とを有する第1の脈波検出装置を備えることを特徴とする血管内皮機能測定システム。
- 請求項3または4に記載の情報処理装置と通信可能に接続され、前記第1の脈波検出部と前記第2の脈波検出部とを有する第1の脈波検出装置と、前記第3の脈波検出部と前記第4の脈波検出部とを有する第2の脈波検出装置と、を備えることを特徴とする血管内皮機能測定システム。
- 請求項1に記載の情報処理装置と通信可能に接続され、前記第1の脈波検出部が装着された位置よりも、前記血流方向において上流側の位置において所定時間阻血を行う圧迫装置を更に備えることを特徴とする請求項6または7に記載の血管内皮機能測定システム。
- コンピュータを請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2012/008440 WO2014102885A1 (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | 情報処理装置及び血管内皮機能測定システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2014102885A1 true JPWO2014102885A1 (ja) | 2017-01-12 |
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ID=51020047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014553900A Pending JPWO2014102885A1 (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | 情報処理装置及び血管内皮機能測定システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JPWO2014102885A1 (ja) |
WO (1) | WO2014102885A1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004129979A (ja) * | 2002-10-15 | 2004-04-30 | Nippon Colin Co Ltd | 血管内皮機能検査装置 |
JP2004321253A (ja) * | 2003-04-21 | 2004-11-18 | Colin Medical Technology Corp | 脈波伝播速度情報測定装置 |
-
2012
- 2012-12-28 JP JP2014553900A patent/JPWO2014102885A1/ja active Pending
- 2012-12-28 WO PCT/JP2012/008440 patent/WO2014102885A1/ja active Application Filing
Patent Citations (2)
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JP2004321253A (ja) * | 2003-04-21 | 2004-11-18 | Colin Medical Technology Corp | 脈波伝播速度情報測定装置 |
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WO2014102885A1 (ja) | 2014-07-03 |
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