JPWO2014097638A1 - 点滴灌漑用ドリッパおよびこれを備えた点滴灌漑装置 - Google Patents

点滴灌漑用ドリッパおよびこれを備えた点滴灌漑装置 Download PDF

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Abstract

本発明の点滴灌漑装置は、流通管の内周面に接合される底面およびこれの反対側の上面を有する流通管の長手方向に長尺な板状に形成され、上面上に配置され、流通管内の灌漑用液体を流路内に流入させる流入部と、流路を経て吐出口から吐出される灌漑用液体の吐出量を制御する吐出量制御部と、上面上に、前記長手方向における一端から他端側に亘って凹入形成され、前記他端側に向かうにしたがって溝幅および溝深さが漸減するような形状に形成された第1溝部とを有する。

Description

本発明は、点滴灌漑用ドリッパおよびこれを備えた点滴灌漑装置に係り、特に、植物の育成に好適な点滴灌漑用ドリッパおよびこれを備えた点滴灌漑装置に関する。
以前から、農地や植え込み等の土壌に育成される植物に対して水や液肥等の灌漑用液体を供給する手段として、点滴灌漑システムが用いられている。
例えば、この点滴灌漑システムは、水源から水を汲み上げるポンプ、濾過器、液肥混入装置(必要に応じて化学薬品添加装置)、逆流防止装置、主配管、主配管の末端に接続された長尺な点滴灌水チューブなどを有する。点滴灌水チューブは、植物が育成される土壌の上に敷設されている。
ここで、点滴灌水チューブは、長尺なチューブ本体の長手方向に沿って、所定の間隔で穿設された複数の吐出口から、チューブ本体内の灌漑用液体を単位時間あたり所定の吐出量(換言すれば、吐出速度)で吐出させることで、点滴灌水チューブの外部の土壌に灌漑用液体をゆっくりと供給(すなわち、点滴灌漑)する。
この点滴灌水チューブを使用することによって、水や肥料を節約できるだけでなく、緩やかな供給速度で給水を行うことができる。また、植物の根に必要な酸素を土壌中に確保しておくことができる。これによって、植物の育成状態を良好に管理できる。
そして、この点滴灌水チューブには、各吐出口からの単位時間あたりの灌漑用液体の吐出量を制御するための各吐出口に対応した複数の点滴灌漑用ドリッパが内蔵されている。
この点滴灌漑用ドリッパは、チューブ本体内を流通する水を、流入口を通して点滴灌漑用ドリッパの内部に流入させた後に、点滴灌漑用ドリッパの内部の減圧流路(ラビリンス)を流通させて減圧を行った上で、減圧流路の下流側に連通された吐出口から吐出させる。
また、点滴灌漑用ドリッパの中には、いわゆる差圧制御機構(圧力補正機能)が搭載されたものがある。この種の点滴灌漑用ドリッパは、例えば、特許文献1に記載の点滴灌漑用ドリッパ(エミッターユニット)のように、ダイヤフラムのような弾性を有する膜(例えば、シリコーンゴム)を、流入側の部材と吐出側の部材とで挟み込むような3体構造で構成されている。
この種の点滴灌漑用ドリッパは、特許文献1の段落0004にも記載されているように、点滴灌漑用ドリッパ(エミッター)からの排出速度が点滴灌漑用ドリッパへの灌漑供給流の圧力の変動に実質的に無関係であるように設計されている。
したがって、この種の点滴灌漑用ドリッパは、チューブ本体内の上流側(高圧側)に設置された点滴灌漑用ドリッパと下流側(低圧側)に設置された点滴灌漑用ドリッパとの間で灌漑用液体の吐出量のばらつきを抑えることによって、土壌全体での植物の育成状態の均一化を図るのに好適とされていた。
特開2010−46094号公報
しかしながら、特許文献1に記載の点滴灌漑用ドリッパは、高性能ではあるが、部品点数を要するため、大型化(特に、高ハイト化)してしまう。そして、この滴灌漑用ドリッパをチューブ本体内に配置する場合、チューブ本体内の流路断面に対する点滴灌漑用ドリッパの面積占有率が大きくなる。
よって、チューブ本体内において、上流側の点滴灌漑用ドリッパは、流路上に横たわっているため、上流側の点滴灌漑用ドリッパを通り過ぎて下流側の点滴灌漑用ドリッパから外部に吐出されようとする灌漑用液体にとって大きな障害物となって流通の妨げとなってしまい、圧力損失が大きくなってしまう。
したがって、特許文献1に記載の点滴灌漑用ドリッパを使用する場合には、高圧ポンプを用いない限り十分に長い点滴灌水チューブを利用した長距離灌水を行うことは困難であり、吐出量も不安定であるといった問題がある。
なお、これまでにも、圧力損失を低減させる工夫としては、点滴灌漑用ドリッパの外形を角部が削落する等が行われていたが、安定的な長距離灌水を行うためには尚不十分であった。
本発明の目的は、圧力損失を有効に緩和することができ、長距離灌漑を適切に行うことができる点滴灌漑用ドリッパおよびこれを備えた点滴灌漑装置を提供することである。
本発明に係る点滴灌漑用ドリッパは、灌漑用液体を流通させる長尺な流通管の内周面上であって前記流通管の内周面と外周面とを貫通する前記灌漑用液体の吐出口に対応する位置に配置され、前記吐出口から前記灌漑用液体を吐出させることにより点滴灌漑を行う点滴灌漑用ドリッパであって、前記流通管の内周面に接合される底面および前記底面と反対側の上面を有する前記流通管の長手方向に長尺な板状に形成され、前記上面上に配置され、前記流通管内の前記灌漑用液体を点滴灌漑用ドリッパ本体の流路内に流入させる流入部と、前記流入部に対して前記点滴灌漑用ドリッパ本体の流路上における下流側の位置に配置され、前記流路を経て前記吐出口から吐出される前記灌漑用液体の吐出量を制御する吐出量制御部と、前記上面上に、前記長手方向における一端から前記長手方向における他端側に亘って凹入形成された第1溝部とを備え、前記第1溝部は、前記他端側に向かうにしたがって溝幅および溝深さが漸減するような形状に形成されている。
また、前記第1溝部は、楔形状に形成されていてもよい。
また、前記第1溝部は、溝幅方向における中央部に向かうにしたがって溝深さが漸増するような形状に形成されていてもよい。
また、前記第1溝部は、溝幅方向における中心線が、前記長手方向に対して傾きを有するような形状に形成されていてもよい。
また、前記第1溝部に、前記流路内への異物の侵入を抑制するためのフィルタ構造が形成されていてもよい。
また、前記上面上に、前記長手方向における他端から前記長手方向における一端側に亘って凹入形成された第2溝部をさらに備え、前記第2溝部は、前記一端側に向かうにしたがって溝幅および溝深さが漸減するような形状に形成されていてもよい。
また、前記第2溝部は、楔形状に形成されていてもよい。
また、前記第2溝部は、溝幅方向における中央部に向かうにしたがって溝深さが漸増するような形状に形成されていてもよい。
また、前記第2溝部は、溝幅方向における中心線が、前記長手方向に対して傾きを有するような形状に形成されていてもよい。
また、前記上面上に、前記長手方向における他端から前記長手方向における一端側に亘って凹入形成された第2溝部をさらに備え、前記第2溝部は、前記一端側に向かうにしたがって溝幅および溝深さが漸減するように形成されているとともに、溝幅方向における中心線が、前記第1溝部の中心線に平行に形成されていてもよい。
また、前記第2溝部に、前記流路内への異物の侵入を抑制するためのフィルタ構造が形成されていてもよい。
本発明に係る点滴灌漑装置は、灌漑用液体を流通させる長尺な流通管と、前記流通管の内周面と外周面とを貫通する前記灌漑用液体の吐出口に対応する位置に配置された、本発明に係る点滴灌漑用ドリッパとを備える。
また、本発明の点滴灌漑装置は、前記第1溝部が、前記上面上における前記流通管内の灌漑用液体の流通方向の上流端側に配置されていてもよい。
このような構成によれば、第1溝部によって、流通管内を流通する灌漑用液体に対する点滴灌漑用ドリッパによる流路抵抗を低減させて灌漑用液体の直進性を高めることができるため、灌漑用液体の圧力損失を緩和することができ、長距離灌漑を適切に行うことができる。また、第1溝部の形状を好適化することによって、灌漑用液体の直進性を更に向上させることができる。また、第1溝部上を流通する灌漑用液体の流れを幅方向における中央部側に集約して、この中央部に沿った整流を行うことができるため、灌漑用液体の直進性をより向上させることができる。また、第1溝部によって、流路管内に灌漑用液体の螺旋渦流を生じさせることができるため、点滴灌漑用ドリッパによる抵抗を可及的に受け難い灌漑用液体の流れを形成して、圧力損失を更に有効に緩和することができる。また、第1溝部上を高速で流通する灌漑用液体によるフィルタ構造のフラッシング効果を奏することができる。また、点滴灌漑用ドリッパを流通管内に長手方向における逆向きに誤組した場合であっても、第2溝部が第1溝部と同様の作用を奏することができるので、製造容易性および歩留まりを向上させることができる。また、第2溝部の形状を好適化することによって、誤組が生じた場合においても、灌漑用液体の直進性を更に向上させることができる。また、誤組が生じた場合においても、第2溝部上を流通する灌漑用液体の流れを幅方向における中央部側に集約して、この中央部に沿った整流を行うことができるので、灌漑用液体の直進性をより向上させることができる。また、誤組が生じた場合においても、第2溝部によって、流路管内に灌漑用液体の螺旋渦流を生じさせることができるので、点滴灌漑用ドリッパによる抵抗を可及的に受け難い灌漑用液体の流れを形成して、圧力損失を更に有効に緩和することができる。また、流通管内の流路に沿って配置された複数の点滴灌漑用ドリッパの第1溝部および第2溝部が協働することによって、螺旋渦流を長距離にわたって持続させることができるので、長距離にわたって圧力損失を有効に低減させることができる。また、第2溝部上を高速で流通する灌漑用液体によるフィルタ構造のフラッシング効果を奏することができる。また、流通管内を流通する灌漑用液体に対する点滴灌漑用ドリッパによる流路抵抗を低減させて灌漑用液体の直進性を高めることができるため、灌漑用液体の圧力損失を緩和することができ、長距離灌漑を適切に行うことができる。また、第1溝部を適切に機能させて、所期の作用効果を確実に奏することができる。
本発明によれば、圧力損失を有効に緩和することができ、長距離灌漑を適切に行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る点滴灌漑用ドリッパを示す概略俯瞰斜視図である。 図2は、図1に示す点滴灌漑用ドリッパの平面図である。 図3は、実施の形態1に係る点滴灌漑装置としての点滴灌水チューブを示す概略断面図である。 図4は、本発明の実施の形態2に係る点滴灌漑用ドリッパを示す概略俯瞰斜視図である。 図5は、図4に示す点滴灌漑用ドリッパの平面図である。 図6は、本発明の実施の形態2に係る点滴灌漑用ドリッパの点滴灌水チューブの概略断面図である。 図7は、実施の形態2の作用および効果を説明するための説明図である。 図8は、本発明の実施の形態3に係る点滴灌漑用ドリッパを示す概略俯瞰斜視図である。 図9は、図8に示す点滴灌漑用ドリッパの平面図である。 図10は、実施の形態3に係る点滴灌漑用ドリッパの作用および効果を説明するための説明図である。 図11は、実施の形態3の変形例に係る点滴灌漑用ドリッパを示す概略俯瞰斜視図である。 図12は、図11に示す点滴灌漑用ドリッパの平面図である。 図13は、本発明の他の形態の要部を示す斜視図である。
〔実施の形態1〕
以下、図1〜図3を参照して、本発明の実施の形態1に係る点滴灌漑用ドリッパについて説明する。
(構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る点滴灌漑用ドリッパ1の概略俯瞰斜視図である。図2は、図1に示す点滴灌漑用ドリッパ1の平面図である。図3は、実施の形態1に係る点滴灌漑装置としての点滴灌水チューブ2を示す概略断面図である。
図3に示されるように、実施の形態1における点滴灌水チューブ2は、灌漑用液体を流通させる流通管としての長尺な略円筒形状のチューブ本体3と、チューブ本体3に内蔵された点滴灌漑用ドリッパ1とを有する。
また、図3に示されるように、点滴灌漑用ドリッパ1は、チューブ本体3の内周面31上であって、この内周面31とチューブ本体3の外周面32とを貫通する灌漑用液体の吐出口33に対応する位置に、吐出口33を覆うように配置されている。そして、点滴灌漑用ドリッパ1は、対応する吐出口33からの単位時間あたりの灌漑用液体の吐出量を制御する。
なお、図3には、便宜上、点滴灌漑用ドリッパ1および吐出口33が1つずつ示されているが、実際は、複数の点滴灌漑用ドリッパ1および複数の吐出口33が、チューブ本体3の長手方向に沿って所定の間隔で配置されている。
また、図3においては、チューブ本体3内の流路における左側が上流(水源)側であり、右側が下流側である。
さらに、図1〜図3に示されるように、点滴灌漑用ドリッパ(点滴灌漑用ドリッパ本体)1の外観は、チューブ本体3の長手方向に長尺な略直方体形状の板状に形成されている。
すなわち、図1〜図3に示されるように、点滴灌漑用ドリッパ1は、底面11と、底面11と反対側の上面12と、底面11および上面12を接続する側面13とによって大まかな外形を構成している。点滴灌漑用ドリッパ1およびチューブ本体3の材料は、特に限定されない。たとえば、点滴灌漑用ドリッパ1の材料はポリプロピレンなどの樹脂であり、チューブ本体3の材料は点滴灌漑用ドリッパ1よりも低融点のポリエチレンなどの樹脂である。また、チューブ本体3の製造方法も特に限定されない。たとえば、チューブ本体3は、押し出し成形によって形成されうる。
そして、点滴灌漑用ドリッパ1は、底面11でチューブ本体3の内周面31に接合されている。例えば、押し出し成形によって形成された点滴灌漑用ドリッパ1とチューブ本体3の内周面31との接合は、硬化前のチューブ本体3の内周面31上に、点滴灌漑用ドリッパ1を配置して、チューブ本体3の硬化と同時に完了させるようにしてもよい。
<流路、流入部および吐出量制御部>
また、図1〜図3に示されるように、点滴灌漑用ドリッパ1の上面12上には、チューブ本体3内の灌漑用液体を点滴灌漑用ドリッパ1の内部の流路4内に流入させる流入部5が配置されている。さらに、図3に示されるように、流入部5に対して流路4上における下流側の位置には、流路4を経て吐出口33から吐出される灌漑用液体の吐出量を制御する吐出量制御部6が配置されている。
なお、流路4は、点滴灌漑用ドリッパ1単独で構成されていてもよく、または、点滴灌漑用ドリッパ1とチューブ本体3の内周面31とによって構成されていてもよい。
また、流入部5は、上面12上に、点滴灌漑用ドリッパ1の外部(チューブ本体3内の流路)と流路4とを連通するように穿設された単一または複数の流入口を備えたものであってもよい。
さらに、吐出量制御部6は、流入部5から流入した灌漑用液体を吐出口33側に向けて減圧させつつ流通させる減圧流路(流路4の一部)を形成するための減圧流路部を有していてもよい。さらにまた、吐出量制御部6は、灌漑用液体の液圧に晒されるように配置され、液圧が大きいほど吐出口33側に大きく変形して吐出口33、または吐出口33の直前の流路4の遮蔽量を増加させるように形成されたダイヤフラム部を有していてもよい。
ここで、特許文献1には、ハウジング入口(流入部)から制限流路(減圧流路)内に灌漑水を流入させて減圧し、減圧後の灌漑水をハウジング出口から吐出口に向けて流出させ、流入および流出の制御を膜(ダイヤフラム部)によって行う構成が開示されている。また、本願に先立つ特願2012−118551号には、流入部、減圧流路部およびダイヤフラム部を有し、樹脂材料によって一体的に形成された点滴灌漑用ドリッパが開示されている。さらに、特願2012−216575号には、流入制御部(流入部)、減圧流路部および流量制御部を有し、樹脂材料によって一体的に形成された点滴灌漑用ドリッパが開示されている。これらの開示技術は、本実施形態の点滴灌漑用ドリッパ1の流路4、流入部5および吐出量制御部6を具現化する手段として採用してもよい。
<第1溝部>
さらに、図1〜図3に示されるように、上面12上には、上面12の長手方向(Y方向)における一端(図2における左端)から長手方向における他端(図2における右端)側に亘って、第1溝部121が凹入形成されている。ただし、上面12の長手方向における一端は、図3に示されるように、チューブ本体3内の灌漑用液体の流通方向における上流側の端部である。また、第1溝部121の長手方向における他端側の端部は、上面12の長手方向における中央部よりも長手方向における一端側に位置されている。
更に詳述すると、図1〜図3に示されるように、第1溝部121は、上面12の長手方向における他端側に向かうにしたがって、溝幅(X方向の寸法)および溝深さ(Z方向の寸法)が漸減するような楔形状(換言すれば、三角錐形状)に形成されている。
また、第1溝部121は、溝幅方向における中央部に向かうにしたがって溝深さが漸増するように形成されている。
さらに、第1溝部121の溝幅方向における中心線(図2破線直線部参照)は、上面12の長手方向と平行である。第1溝部121の平面視形状(図2)は、二等辺三角形状である。
<フィルタ構造>
さらにまた、図1〜図3に示されるように、第1溝部121を含む上面12上には、流路4内への異物の侵入を抑制するためのフィルタ構造123が形成されている。
フィルタ構造123は、複数の凸部1231を有する。複数の凸部1231は、上面12の幅方向(X方向)に長尺であり、かつ所定の高さ(Z方向の寸法)を有する。複数の凸部1231は、上面12の長手方向に所定の間隔で配置されている。
(作用および効果)
実施の形態1の点滴灌漑用ドリッパ1によれば、チューブ本体3内を流通する灌漑用液体の一部は、流入部5から点滴灌漑用ドリッパ1の流路4内に流入し、吐出量制御部6によって吐出量を制御されて吐出口33から点滴灌水チューブ2の外部に吐出される。
一方、点滴灌漑用ドリッパ1に流入しない灌漑用液体は、点滴灌漑用ドリッパ1の上面12上を通過してチューブ本体3の下流側に向かって流れる。このとき、第1溝部121上を通過する灌漑用液体は、第1溝部121によって灌漑用液体に対する点滴灌漑用ドリッパ1による抵抗が有効に低減される。また、第1溝部121の幅方向における中央部側に流れが集約されて中央部に沿った整流が行われるため、チューブ本体3の下流側に向けた高い直進性を発揮することができる。換言すれば、点滴灌漑用ドリッパ1による灌漑用液体の圧力損失が、第1溝部121によって有効に緩和される。
これにより、液圧を維持したまま、チューブ本体3の下流側に灌漑用液体を流通させることができ、下流側の点滴灌漑用ドリッパ1による吐出の機会を確保することができる。このようにして、チューブ本体3内の灌漑用液体を、点滴灌漑用ドリッパ1による圧力損失を緩和して下流側に至るまで効率的に流通させることができる。よって、本発明に係る点滴灌漑用ドリッパ1をチューブ本体3に沿って複数配置することにより、長距離灌漑を適切に行うことができる。
また、灌漑用液体が第1溝部121上を高速で通過することができるため、灌漑用液体によって第1溝部121上のフィルタ構造123をフラッシングすることができる。よって、点滴灌漑用ドリッパ1の性能劣化を抑制できる。
また、図1に示されるように、側面13における上面12側の所定範囲の部位を曲面131に形成することによって、圧力損失を更に緩和するようにしてもよい。
〔実施の形態2〕
次に、図4〜図7を参照して、本発明の実施形態2に係る点滴灌漑用ドリッパ1ついて説明する。
(構成)
図4は、本発明の実施の形態2に係る点滴灌漑用ドリッパを示す概略俯瞰斜視図である。図5は、図4に示す点滴灌漑用ドリッパの平面図である。図6は、本発明の実施の形態2に係る点滴灌漑用ドリッパの点滴灌水チューブの概略断面図である。
<第2溝部>
図4〜図6に示されるように、実施の形態2における点滴灌漑用ドリッパ1は、実施の形態1の点滴灌漑用ドリッパ1の構成に加えて、上面12上に凹入形成された第2溝部122を有する。
具体的には、図4〜図6に示されるように、第2溝部122は、上面12の長手方向(Y方向)における他端(図5における右端)から長手方向における一端(図5における左端)側に亘って形成されている。また、第2溝部122の長手方向における一端側の端部は、上面12の長手方向における中央部よりも長手方向における他端側に位置されている。なお、上面12の長手方向における一端から他端側に亘って第1溝部121が形成されていることは、実施の形態1と同様である。
更に詳述すると、図4〜図6に示すように、第2溝部122は、上面12の長手方向における一端側に向かうにしたがって、溝幅(X方向の寸法)および溝深さ(Z方向の寸法)が漸減するような楔形状(換言すれば、三角錐形状)に形成されている。
また、第2溝部122は、溝幅方向における中央部に向かうにしたがって溝深さが漸増するような形状に形成されている。
さらに、第2溝部122の溝幅方向における中心線(図5一点鎖線部参照)は、上面12の長手方向に平行である。第2溝部122の平面視形状(図5)は、二等辺三角形状である。なお、第2溝部122の形状は、第1溝部121の形状と合同であってもよい。また、図5に示すように、第2溝部122の中心線は、第1溝部121の中心線(破線直線部)と同一直線上に配置されていてもよい。
(作用および効果)
実施の形態2の点滴灌漑用ドリッパ1によれば、仮に、図7に示すように、点滴灌漑用ドリッパ1を図6に示した構成と長手方向において逆転した状態でチューブ本体3内に組み込んだ(誤組した)場合においても、第1溝部121に替わって、第2溝部122が、灌漑用液体の直進性を高める機能を発揮することができる。
また、実施の形態2の点滴灌漑用ドリッパ1は、製造誤差を吸収できる構成を有するため、製造容易性および歩留まりを向上させることができる。
〔実施の形態3〕
次に、図8〜図10を参照して、本発明の実施の形態3に係る点滴灌漑用ドリッパ1について説明する。
(構成)
図8は、本発明の実施の形態3に係る点滴灌漑用ドリッパを示す概略俯瞰斜視図である。図9は、図8に示す点滴灌漑用ドリッパの平面図である。図10は、実施の形態3に係る点滴灌漑用ドリッパの作用および効果を説明するための説明図である。
図8および図9に示されるように、実施の形態3に係る点滴灌漑用ドリッパ1と、実施の形態1に係る点滴灌漑用ドリッパ1との相違点は、第1溝部121の中心線(図9破線直線部参照)が、上面12の長手方向(Y方向)に対して傾きを有する点である。
(作用および効果)
本実施形態によれば、図10に示されるように、第1溝部121が、チューブ本体3の長手方向に対して傾斜した灌漑用液体の流れを形成することによって、この流れが、螺旋渦流となってチューブ本体3内を下流側に向かって進行することができる。このような螺旋渦流は、直線流に比べて点滴灌漑用ドリッパ1による抵抗を受け難いので、圧力損失を更に有効に緩和することができる。
また、チューブ本体3内の各点滴灌漑用ドリッパ1が、いずれも同様の傾斜状の第1溝部121を備えるようにすれば、螺旋渦流を持続させることができ、圧力損失をより有効に緩和することができる。
(変形例)
図11は、実施の形態3の変形例に係る点滴灌漑用ドリッパを示す概略俯瞰斜視図である。図12は、図11に示す点滴灌漑用ドリッパの平面図である。
なお、実施の形態2における構成は、図11および図12に示されるように、実施の形態2に係る点滴灌漑用ドリッパ1にも適用することができる。この場合、図12に示されるように、第1溝部121および第2溝部122を、これらの中心線が互いに平行になるように形成してもよい。
本変形例によれば、チューブ本体3内の複数の点滴灌漑用ドリッパの第1溝部121および第2溝部122が協働することによって、螺旋渦流を更に長距離にわたって持続させることができるので、圧力損失を更に有効に低減させることができる。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定される必要はなく、本発明の特徴を損なわない限度において種々変更してもよい。
例えば、流入部5を、第1溝部121または第2溝部122上に形成してもよい。
また、第1溝部121および第2溝部122上のフィルタ構造123は、必要に応じて設けるようにしてもよい。
図13は、本発明の他の形態の要部を示す斜視図である。図13に示されるように、第1溝部121および第2溝部122を略半円錐状に形成してもよい。
本出願は、2012年12月20日出願の特願2012−278353に基づく優先権を主張する。当該出願明細書および図面に記載された内容は、すべて本願明細書に援用される。
本発明によれば、滴下すべき液体の圧力によって適切な速度での当該液体の滴下が可能なドリッパを簡易に提供することが可能である。したがって、点滴灌漑や耐久試験などの、長期の滴下を要する技術分野への上記ドリッパの普及および当該技術分野のさらなる発展が期待される。
1 点滴灌漑用ドリッパ
3 チューブ本体
4 流路
5 流入部
6 吐出量制御部
11 底面
12 上面
31 内周面
33 吐出口
121 第1溝部
122 第2溝部

Claims (13)

  1. 灌漑用液体を流通させる長尺な流通管の内周面上であって、前記流通管の内周面と外周面とを貫通する前記灌漑用液体の吐出口に対応する位置に配置され、前記吐出口から前記灌漑用液体を吐出させることにより点滴灌漑を行う点滴灌漑用ドリッパであって、
    前記流通管の内周面に接合される底面および前記底面と反対側の上面を有する前記流通管の長手方向に長尺な板状に形成され、
    前記上面上に配置され、前記流通管内の前記灌漑用液体を点滴灌漑用ドリッパ本体の流路内に流入させる流入部と、
    前記流入部に対して前記点滴灌漑用ドリッパ本体の流路上における下流側の位置に配置され、前記流路を経て前記吐出口から吐出される前記灌漑用液体の吐出量を制御する吐出量制御部と、
    前記上面上に、前記長手方向における一端から前記長手方向における他端側に亘って凹入形成された第1溝部と
    を備え、
    前記第1溝部は、前記他端側に向かうにしたがって溝幅および溝深さが漸減するような形状に形成されている、
    点滴灌漑用ドリッパ。
  2. 前記第1溝部は、楔形状に形成されている、請求項1に記載の点滴灌漑用ドリッパ。
  3. 前記第1溝部は、溝幅方向における中央部に向かうにしたがって溝深さが漸増するような形状に形成されている、請求項2に記載の点滴灌漑用ドリッパ。
  4. 前記第1溝部は、溝幅方向における中心線が、前記長手方向に対して傾きを有するような形状に形成されている、請求項3に記載の点滴灌漑用ドリッパ。
  5. 前記第1溝部に、前記流路内への異物の侵入を抑制するためのフィルタ構造が形成されている、請求項1に記載の点滴灌漑用ドリッパ。
  6. 前記上面上に、前記長手方向における他端から前記長手方向における一端側に亘って凹入形成された第2溝部をさらに備え、
    前記第2溝部は、前記一端側に向かうにしたがって溝幅および溝深さが漸減するような形状に形成されている、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の点滴灌漑用ドリッパ。
  7. 前記第2溝部は、楔形状に形成されている、請求項6に記載の点滴灌漑用ドリッパ。
  8. 前記第2溝部は、溝幅方向における中央部に向かうにしたがって溝深さが漸増するような形状に形成されている、請求項7に記載の点滴灌漑用ドリッパ。
  9. 前記第2溝部は、溝幅方向における中心線が、前記長手方向に対して傾きを有するような形状に形成されている、請求項8に記載の点滴灌漑用ドリッパ。
  10. 前記上面上に、前記長手方向における他端から前記長手方向における一端側に亘って凹入形成された第2溝部をさらに備え、
    前記第2溝部は、前記一端側に向かうにしたがって溝幅および溝深さが漸減するように形成されているとともに、溝幅方向における中心線が、前記第1溝部の中心線に平行に形成されている、
    請求項4に記載の点滴灌漑用ドリッパ。
  11. 前記第2溝部に、前記流路内への異物の侵入を抑制するためのフィルタ構造が形成されている、請求項6に記載の点滴灌漑用ドリッパ。
  12. 灌漑用液体を流通させる長尺な流通管と、
    前記流通管の内周面と外周面とを貫通する前記灌漑用液体の吐出口に対応する位置に配置された、請求項1〜11のいずれか一項に記載の点滴灌漑用ドリッパと
    を備える、
    点滴灌漑装置。
  13. 前記点滴灌漑用ドリッパは、請求項1〜5のいずれか一項に記載の点滴灌漑用ドリッパであり、
    前記第1溝部は、前記上面上における前記流通管内の灌漑用液体の流通方向の上流端側に配置されている、
    請求項12に記載の点滴灌漑装置。
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