JPWO2014069369A1 - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

電動工具1は、モータ3と、モータ3を収容する胴体部21とモータ3を動作させる制御基板が搭載される基板を収容する基板収容部23と一端が胴体部21に接続し他端が基板収容部23に接続しているハンドル部22とを有するハウジング2と、基板収容部23から延び、交流電源に接続可能な電源コード9と、ノイズを除去するためのチョークコイル86及びフィルムコンデンサ88を有し、電源コード9から供給される交流電力を直流電力に変換する電源回路部8とを有している。チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88は、基板収容部23に収容されている。ハンドル部を細くかつ短くすることができ、電動工具の組立性を改善できる。

Description

本発明は、電動工具に関し、特に商用交流電源を電源としてモータを駆動する電動工具に関する。
従来、交流電源からモータに供給された電力により駆動される電動工具、例えばインパクトドライバが知られている(例えば、特許文献1参照)。当該インパクトドライバは、電磁ノイズ低減のためのフィルムコンデンサ及びフェライトコアを有し交流電源からの交流電力を直流電力に変換する電源回路部を備え、フィルムコンデンサ及びフェライトコアはハンドル部に収容されている。
特開2012−139747号公報
しかし、従来のインパクトドライバの構成では、ハンドル部にフィルムコンデンサ及びフェライトコアが収容されているため、ハンドル部が必要以上に太くかつ長くなっていた。更に、フィルムコンデンサ及びフェライトコアを、ハンドル部を通る信号線と干渉しないように配置する必要があるため、インパクトドライバの組立性が悪かった。
そこで本発明は、ハンドル部を細くかつ短くすることができ、組立性が改善された電動工具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、モータと、前記モータを収容する胴体部と前記モータを動作させる制御回路が搭載される基板を収容する基板収容部と一端が前記胴体部に接続し他端が前記基板収容部に接続しているハンドル部とを有するハウジングと、前記基板収容部から延び、交流電源に接続可能な電源コードと、ノイズを除去するためのノイズ除去部品を有し、前記電源コードから供給される交流電力を直流電力に変換する電源回路部と、を有する電動工具であって、前記ノイズ除去部品は、前記基板収容部に収容されている電動工具を提供している。
このような構成によると、ハンドル部内を通る信号線の干渉を防止することができ、ひいては信号線の断線を防止することができる。また、ハンドル部内における信号線の配線が容易になるので、電動工具の組立性を改善することができる。また、ハンドル部内にノイズ除去部品が配置されないので、ハンドル部の握り部を細くかつ短くすることができる。
さらに、前記胴体部には、先端工具を保持する先端工具保持部が設けられ、前記モータと前記先端工具保持部とは、当該順序で一方向に沿って前記胴体部に設けられ、前記ノイズ除去部品は、前記基板収容部内において、前記一方向側端部に配置されていることが好ましい。
このような構成によると、電動工具の前記胴体部と前記ハンドル部と前記基板収容部とが並ぶ方向の長さを短くすることができ、電動工具を全体としてコンパクトにすることができる。また、ノイズ除去部品を収容する基板収容部が、作業時の操作の妨げになることを防止することができる。
さらに、前記胴体部には、先端工具を保持する先端工具保持部が設けられ、前記モータと前記先端工具保持部とは、当該順序で一方向に沿って前記胴体部に設けられ、前記基板収容部は前記一方向に突出し、前記基板収容部の前記一方向側端部は、前記先端工具保持部よりも前記モータ側に位置することが好ましい。
このような構成によると、作業時に基板収容部の突出した部分が被加工材に当たることがなく、基板収容部が作業の妨げになるのを防止することができる。
また、前記胴体部には、先端工具を保持する先端工具保持部が設けられ、前記モータと前記先端工具保持部とは、当該順序で一方向に沿って前記胴体部に設けられ、前記ノイズ除去部品は、前記基板収容部内において、前記一方向側とは反対側の端部に配置されていることが好ましい。
このような構成によると、電動工具の前記胴体部と前記ハンドル部と前記基板収容部とが並ぶ方向の長さを短くすることができ、電動工具を全体としてコンパクトにすることができる。
また、前記ノイズ除去部品は、前記胴体部と、前記ハンドル部と、前記基板収容部と、が並ぶ方向において、前記基板と略同じ位置、又は前記基板に対して反ハンドル部側の位置に配置されていることが好ましい。
このような構成によると、ハンドル部内を通る信号線の干渉を防止することができ、ひいては信号線の断線を防止することができる。また、ハンドル部内における信号線の配線が容易になるので、電動工具の組立性を改善することができる。また、ハンドル部内にノイズ除去部品が配置されないので、ハンドル部の握り部を細くかつ短くすることができる。
また、前記基板収容部には、前記ノイズ除去部品の揺れを押さえる押さえ部材が配置されていることが好ましい。
このような構成によると、ノイズ除去部品の周囲には、押さえ部材が配置されているので、電動工具の動作時におけるノイズ除去部品の揺れを防止することができる。
また、前記ノイズ除去部品は、チョークコイル及びコンデンサであることが好ましい。
また、本発明は、前後方向に延びる回転軸を有するモータと、前記モータを収容する胴体部と、前記胴体部から延びるハンドル部と、前記ハンドル部の前記胴体部の反対側の端部に設けられ前方又は/及び後方に突出する突出部とを有するハウジングと、前記突出部から延び、交流電源に接続可能な電源コードと、ノイズを除去するためのノイズ除去部品を有する電動工具であって、前記ノイズ除去部品は、前記突出部に収容されている電動工具を提供している。
このような構成によると、ノイズ除去部品を突出部に設けたためハンドル部を細く且つ短くできる。
また、前記突出部には、前記電源コードから供給される交流電力を直流電力に変換する電源回路部と、前記モータを動作させる制御回路が搭載される基板とが収容されることが好ましい。
本発明によると、ハンドル部を細くかつ短くすることができ、組立性が改善された電動工具を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるインパクトドライバの断面図。 本発明の第1の実施の形態におけるインパクトドライバの制御ブロック図。 本発明の第2の実施の形態におけるインパクトドライバの断面図。 本発明の第3の実施の形態におけるインパクトドライバの正面図。
以下、本発明の電動工具の一例として、本発明の第1の実施の形態によるインパクトドライバ1の構成について、図1及び図2に基づき説明する。
図1に示すように、インパクトドライバ1は、ハウジング2と、モータ3と、ギヤ機構4と、ハンマ5と、アンビル部6と、インバータ回路部7と、制御部8と、電源コード9と、から主に構成されている。
ハウジング2は樹脂製であってインパクトドライバ1の外郭を成しており、略筒状の胴体部21と、胴体部21から延出されるハンドル部22と、基板収容部23とから主に構成されている。胴体部21は略筒状をなしており、モータ3と、ギヤ機構4と、ハンマ5と、アンビル部6とを当該順序で収容している。以下の説明においては、アンビル部6側を前側、モータ3側を後側と定義する。また、胴体部21に対してハンドル部22が延出している方向を下方と定義し、逆を上方と定義する。また、図1における紙面方向手前側を右方向と定義し、逆を左方向と定義する。
胴体部21内の前側位置には、ハンマ5及びアンビル部6が内蔵される金属製のハンマケース24が配置されている。ハンマケース24は、前方に向かうに従って徐々に径が細くなる略漏斗形状を成しており、前端部分には開口24aが形成されている。胴体部21の後端面には外気を取込む複数の吸気口21aが形成されていて、胴体部21の側面であって後述の冷却ファン31の外方には取込んだ外気を排出する図示せぬ複数の排気口が形成されている。
ハンドル部22は、略筒状をなし、その上端が胴体部21に接続され、下端が基板収容部23に接続されている。ハンドル部22には、電子スイッチであるトリガ25が設けられており、トリガ25はハンドル部22内に収容されたスイッチ機構26と接続している。トリガ25によって、モータ3への電力の供給と遮断とを切替えている。ハンドル部22と胴体部21と接続部分であってトリガ25の直上には、モータ3の回転方向を切替える電子スイッチである図示せぬ正逆切替スイッチが設けられている。
基板収容部23には、制御部8が収容されており、電源コード9は基板収容部23から下方に延出している。基板収容部23は、モータ3からアンビル部6へ向かう方向(前方向)に突出する突出部23Aを有している。突出部23Aの前端部は、先端工具保持部61よりも前方へ突出しないように構成されている。即ち、突出部23Aの前端部は、先端工具保持部61よりもモータ3側に位置している。また、基板収容部23の左右方向の幅は、胴体部21の左右方向の幅とほぼ等しく構成されている。
モータ3は、ブラシレスモータであって、前後方向に延びる出力軸3Aと、出力軸3Aに固定され複数の永久磁石3Bを有するロータ3Cと、ロータ3Cを囲むように配置され複数のコイル3Dを備えるステータ3Eと、を有する。出力軸3Aの前側部には、冷却ファン31が固定されている。
ギヤ機構4は、モータ3の前方に配置されている、ギヤ機構4は、複数の歯車を備える遊星歯車機構で構成された減速機構であり、出力軸3Aの回転を減速してハンマ5に伝達している。
ハンマ5は、前端に一対の衝突部51を備えている。また、ハンマ5は、バネ52により前方に付勢され、バネの付勢力に反して後方に移動することも可能に構成されている。
アンビル部6は、ハンマ5の前方に配置されており、先端工具保持部61と、アンビル62とから主に構成されている。先端工具保持部61は、円筒状に構成され、ハンマケース24に回転可能に支持されている。先端工具保持部61には、図示せぬビットが挿入される穿孔61aが前後方向へ穿設されており、先端工具保持部61の前端部分には、図示せぬビットを保持するチャック61Bが設けられている。
アンビル62は、先端工具保持部61の後方であってハンマケース24内に先端工具保持部61と一体に構成されており、先端工具保持部61の回転中心に対して対極に配置された一対の被衝突部62Aを有している。ハンマ5が回転すると、一方の衝突部51と一方の被衝突部62Aとが衝突すると同時に、他方の衝突部51と他方の被衝突部62Aとが衝突し、これによりハンマ5の回転力がアンビル62に伝達され、アンビル62に打撃が与えられる。また、衝突部51と被衝突部62Aとの衝突後、ハンマ5はバネ52の付勢力に抗して回転しながら後退する。そして、衝突部51が被衝突部62Aを乗り越えると、バネ52に蓄えられた弾性エネルギーが解放されてハンマ5は前方に移動し、再び、衝突部51と被衝突部62Aとが衝突することとなる。
インバータ回路部7は、MOSFET(Metal
Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等スイッチング素子7aにより構成されるインバータ回路7Aと、ロータ3Cの回転位置検出用のセンサマグネット(不図示)或いはロータ3Cの永久磁石3Bの磁力を検出するホール素子7B(図2)とにより構成されている。制御部8は、基板収容部23内に収容されている。制御部8は、トリガ25の操作量に応じてモータ3に供給する電力量を調整することにより、モータ3の回転速度を制御している。制御部8の詳細な構成については後述する。電源コード9は、図示せぬ交流電源と接続することにより制御部8に電源を供給する。
制御部8は、制御回路部8Aと、電源回路部8Bとから構成されている。制御回路部8Aは、基板収容部23内であって、ハンドル部22に最も近い位置に配置されている。図2に示すように、制御回路部8Aは、制御回路基板80を有し、制御回路基板80には、回転位置検出回路81と、演算部82と、制御信号出力回路83とが設けられている。
回転位置検出回路81は、ホール素子7Bからの信号に基づきロータ3Cの回転位置を検出し、演算部82に出力する。演算部82は、図示していないが、処理プログラムとデータに基づいて駆動信号を出力するための中央処理装置(CPU)と、処理プログラムや制御データを記憶するためのROMと、データを一時記憶するためのRAMと、タイマとを備えている。演算部82は、回転位置検出回路81からの信号に基づき、PWM信号を生成し、制御信号出力回路83に出力する。制御信号出力回路83は、PWM信号をインバータ回路7Aに出力する。
また、演算部82は、電子スイッチであるトリガ25及び図示せぬ正逆切替スイッチと接続されており、トリガ25の操作量に応じてモータ3の回転数を制御し、図示せぬ正逆切替スイッチの切り替えに応じてモータ3の回転方向を切り替える。
図1に示すように電源回路部8Bは、基板収容部23内であって電源コード9と制御回路部8Aとの間、すなわち制御回路部8Aの下方に配置されている。図2に示すように電源回路部8Bは、電源回路基板84を有し、電源回路基板84には、コンデンサ85と、チョークコイル86と、ダイオードブリッジ87と、フィルムコンデンサ88と、スイッチング電源回路89とが設けられている。
コンデンサ85及びチョークコイル86は、インバータ回路7Aによって発生するノイズを除去(低減)する。ダイオードブリッジ87は、電源コード9から供給される交流電源を全波整流する。フィルムコンデンサ88は、全波整流された電流を平滑化する。
交流電源12に接続された電源コード9から供給された交流100V電源は、ダイオードブリッジ87によって整流された後に一部はスイッチング電源回路89によって18Vまで降圧されて制御回路部8Aに駆動用電源として供給される。残りは、モータ3の駆動用電源として140Vまで昇圧されて、インバータ回路7Aに供給される。電源回路部8Bは、容器90により覆われており、容器90内はウレタンで満たされている。つまり、電源回路部8Bの各素子は、ウレタンによって固定されていると同時に絶縁、防振、防水されている。
また、コンデンサ85、ダイオードブリッジ87、及びスイッチング電源回路89は、容器90内の基板上に配置され、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88は、図1に示すように容器90外であって、容器90より前方の突出部23Aの前端部に配置されている。また、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88は、上下方向において、制御回路部8A(制御回路基板80)に対して反ハンドル部22側の位置に配置されている。また、基板収容部23内において、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88の周囲には、ゴム又はウレタンにより構成される押さえ部材11が配置されており、インパクトドライバ1の動作時におけるチョークコイル86及びフィルムコンデンサ88の揺れを押さえている。すなわち、基板収容部23(突出部23A)において、上方側に制御回路部8A、その下方に電源回路部8B、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88が配置され、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88は、電源回路部8Bの前方側に配置されている。
また、制御回路部8A及び電源回路部8Bからは複数の信号線10が延び、ハンドル部22を通ってスイッチ機構26及びインバータ回路部7と電気的に接続されている。
次に、インパクトドライバ1の動作について説明する。電源コード9を図示せぬ電源と接続し、この状態で作業者がトリガ25を引くと、その引き代に応じた回転数でモータ3が回転する。これと同時に冷却ファン31も回転して、吸気口21aから外気を取込む。この外気は、インバータ回路部7、モータ3を冷却して図示せぬ排気口から外部に排出される。モータ3が回転することによって、ハンマ5がアンビル6を打撃し、図示せぬ先端工具が回転する。作業者がトリガ25を離すことによりモータ3は停止する。
上記のように、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88は、基板収容部23内に収容されているので、ハンドル部22内を通る信号線10の干渉を防止することができ、ひいては信号線10の断線を防止することができる。また、ハンドル部22内における信号線10の配線が容易になる、すなわち従来のノイズ除去部材が配置されていた場所に信号線10を配線できるので、インパクトドライバ1の組立性を改善することができる。また、ハンドル部22内にチョークコイル86及びフィルムコンデンサ88が配置されないので、ハンドル部22の握り部を細くかつ短くすることができる。
また、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88は、基板収容部23の突出部23Aの前端部に配置されているので、インパクトドライバ1の上下方向の長さを短くすることができ、インパクトドライバ1を全体としてコンパクトにすることができる。また、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88を収容する基板収容部23が、作業時の操作の妨げになることを防止することができる。更に、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88はそれらが接続される電源回路部8Bの近傍(隣)に配置されているので、この配線を短くできるため、配線が容易になり断線を防止することができる。また、上下方向において電源回路部8Bと略同位置に配置することで基板収容部23の上下方向の寸法も抑えることができる。
また、突出部23Aの前端部は、先端工具保持部61よりもモータ3側に位置しているので、作業時に突出部23Aが被加工材に当たることがなく、突出部23Aが作業の妨げになるのを防止することができる。
また、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88は、上下方向において、制御回路部8A(制御回路基板80)に対して反ハンドル部22側の位置に配置されているので、ハンドル部22内の信号線10の干渉を防止することができ、ひいては信号線10の断線を防止することができる。また、ハンドル部22内における信号線10の配線が容易になるので、インパクトドライバ1の組立性を改善することができる。また、ハンドル部22内にチョークコイル86及びフィルムコンデンサ88が配置されないので、ハンドル部22の握り部を適度な太さにすることができかつ短くすることができる。
また、基板収容部23内において、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88の周囲には、押さえ部材11が配置されているので、インパクトドライバ1の動作時におけるチョークコイル86及びフィルムコンデンサ88の揺れを防止することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態によるインパクトドライバ101の構成について、図3に基づき説明する。尚、第1の実施の形態と同一の部材については同一の番号を付し説明を省略し、異なる部分についてのみ説明をする。
図3に示すように、基板収容部123は、前方へ突出する第1突出部123A、及び後方へ突出する第2突出部123Bを有している。第1突出部123Aには、制御回路部8A及び電源回路部8Bの前側部が収容され、第2突出部123Bには、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88が収容されている。また、第2突出部123Bにおいて、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88の周囲には、ゴム又はウレタンにより構成される押さえ部材111が配置されている。
本実施の形態のインパクトドライバ101においても、第1の実施の形態のインパクトドライバ1と同様の効果を奏することができる。更に第2突出部123Bの後端部は胴体部21の後端部より後方に出っ張らない構成となっているため第2突出部123Bが作業の邪魔になることはない。
次に、本発明の第3の実施の形態によるインパクトドライバ201の構成について、図4に基づき説明する。尚、第1の実施の形態と同一の部材については同一の番号を付し説明を省略し、異なる部分についてのみ説明をする。
図4に示すように、基板収容部223の左右方向の幅は、胴体部21の左右方向の幅よりも広く構成されている。そして、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88は、左右方向においてそれぞれ電源回路部8Bの容器90の側方に配置されている。即ち、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88は、上下方向において、制御回路部8A(制御回路基板80)に対して反ハンドル部22側の位置に配置されている。基板収容部223内において、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88の周囲には、それぞれゴム又はウレタンにより構成される押さえ部材211が配置されている。
本実施の形態のインパクトドライバ201においても、第1の実施の形態のインパクトドライバ1と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明の電動工具は、上述した実施の形態に限定されず、請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、上記の実施の形態では、電動工具として、インパクトドライバ1を用いて説明したが、ブラシレスモータを搭載し交流電源によって駆動される電動工具であれば、インパクトドライバに限定されるものではない。上記の実施の形態では、押さえ部材によりチョークコイル86及びフィルムコンデンサ88の揺れを押さえていたが、基板収容部23の内周面にチョークコイル86及びフィルムコンデンサ88を支持するリブを設け、当該リブによりチョークコイル86及びフィルムコンデンサ88の揺れを押さえるように構成しても良い。
また、上記の実施の形態において、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88は、上下方向において、制御回路部8A(制御回路基板80)に対して反ハンドル部22側の位置に配置されていたが、上下方向において、制御回路部8A(制御回路基板80)と略同じ位置に配置されていても良い。即ち、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88は、上下方向において、制御回路部8A(制御回路基板80)の上側以外に配置されていれば良い。これは、制御回路部8Aの上側に配置した場合、制御回路部8Aからの信号線がチョークコイル86及びフィルムコンデンサ88と干渉してしまい、組み立て性が悪く、断線等の恐れがあるからである。また、チョークコイル86及びフィルムコンデンサ88は、電源回路部8Bの下側に配置されていても良い。
1・・インパクトドライバ 2・・ハウジング 3・・モータ 9・・電源コード 11、111、211・・押さえ部材 8B・・電源回路部 21・・胴体部 22・・ハンドル部 23・・基板収容部 61・・先端工具保持部 86・・チョークコイル 88・・フィルムコンデンサ

Claims (9)

  1. モータと、
    前記モータを収容する胴体部と、前記モータを動作させる制御回路が搭載される基板を収容する基板収容部と、一端が前記胴体部に接続し他端が前記基板収容部に接続しているハンドル部と、を有するハウジングと、
    前記基板収容部から延び、交流電源に接続可能な電源コードと、
    ノイズを除去するためのノイズ除去部品を有し、前記電源コードから供給される交流電力を直流電力に変換する電源回路部と、を有する電動工具であって、
    前記ノイズ除去部品は、前記基板収容部に収容されていることを特徴とする電動工具。
  2. 前記胴体部には、先端工具を保持する先端工具保持部が設けられ、前記モータと前記先端工具保持部とは、当該順序で一方向に沿って前記胴体部に設けられ、
    前記ノイズ除去部品は、前記基板収容部内において、前記一方向側端部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記胴体部には、先端工具を保持する先端工具保持部が設けられ、前記モータと前記先端工具保持部とは、当該順序で一方向に沿って前記胴体部に設けられ、
    前記基板収容部は前記一方向に突出し、前記基板収容部の前記一方向側端部は、前記先端工具保持部よりも前記モータ側に位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動工具。
  4. 前記胴体部には、先端工具を保持する先端工具保持部が設けられ、前記モータと前記先端工具保持部とは、当該順序で一方向に沿って前記胴体部に設けられ、
    前記ノイズ除去部品は、前記基板収容部内において、前記一方向側とは反対側の端部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  5. 前記ノイズ除去部品は、前記胴体部と、前記ハンドル部と、前記基板収容部と、が並ぶ方向において、前記基板と略同じ位置、又は前記基板に対して反ハンドル部側の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  6. 前記基板収容部には、前記ノイズ除去部品の揺れを押さえる押さえ部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  7. 前記ノイズ除去部品は、チョークコイル及びコンデンサであることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  8. 前後方向に延びる回転軸を有するモータと、
    前記モータを収容する胴体部と、前記胴体部から延びるハンドル部と、前記ハンドル部の前記胴体部の反対側の端部に設けられ前方又は/及び後方に突出する突出部と、を有するハウジングと、
    前記突出部から延び、交流電源に接続可能な電源コードと、
    ノイズを除去するためのノイズ除去部品を有する電動工具であって、
    前記ノイズ除去部品は、前記突出部に収容されていることを特徴とする電動工具。
  9. 前記突出部には、前記電源コードから供給される交流電力を直流電力に変換する電源回路部と、前記モータを動作させる制御回路が搭載される基板とが収容されることを特徴とする請求項8に記載の電動工具。
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