JPWO2014054325A1 - 符号化制御装置および符号化制御方法 - Google Patents

符号化制御装置および符号化制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リアルタイム生成されるフレーム画像に対して、シーンチェンジ時に適切なエンコード処理を実行する。【解決手段】レンダラがリアルタイム生成するフレーム画像におけるシーンチェンジの発生を検出するシーンチェンジ検出部と、上記フレーム画像のそれぞれを、他のフレーム画像を参照しない第1の方式または他のフレーム画像を参照する第2の方式のいずれかでエンコードするエンコーダを制御し、上記シーンチェンジの発生が検出された場合には該シーンチェンジ後のフレーム画像を上記第1の方式でエンコードさせるエンコーダ制御部とを含む符号化制御装置が提供される。【選択図】図5

Description

本開示は、符号化制御装置および符号化制御方法に関する。
映像のエンコードでは、フレーム間予測によって高い圧縮効率を得ることが一般的である。フレーム間予測を用いたエンコードでは、イントラフレームとインターフレームとが設定される。イントラフレームでは、フレーム画像が他のフレーム画像を参照せずに、独立してエンコードされる。一方、インターフレームでは、フレーム画像が、時間的に前または後に位置する1または複数の他のフレーム画像を参照してエンコードされる。インターフレームでは、他のフレーム画像との差分を定義することによってフレーム画像をエンコードできるため、非常に高い圧縮効率が得られる。
一方、映像の内容に応じてエンコードの処理を変更し、限られたデータ量の中で画質を向上させる技術が提案されている。例えば、特許文献1では、フレーム画像中の複雑な絵柄の部分を予め検出し、エンコード時にその部分での量子化ステップ幅を大きくすることによって過大なデータの発生を防ぎ、フレーム画像全体としての画質を維持する技術が記載されている。かかる技術では、まずフレーム画像の内容を解析してから、その結果を利用してエンコードを実行するという、2パスのエンコード処理が実行される。
ところが、このような技術は、例えばリアルタイムで生成されるフレーム画像を順次エンコードして送信するストリーミングには向かない。フレーム画像の生成および送信にリアルタイム性が求められる場合、処理時間が限られるために、エンコード処理は原則として1パスで実行される。それゆえ、上記のような2パスのエンコード処理を採用することは困難である。そこで、特許文献2では、映像の種類(例えば“映画”など)ごとに予めエンコード難易度を規定し、これに基づいてエンコードの際のビットレートを決定することで、1パスのエンコード処理においてエンコード処理の最適化を代替的に実現する技術が提案されている。
特開平4−257185号公報 特開平9−23423号公報
しかしながら、例えば特許文献2に記載の技術を利用しても、ストリーミングにおけるエンコード処理の最適化は十分ではなかった。例えば、連続するフレーム画像の間で画像の大部分が入れ替わるシーンチェンジが発生した場合に、シーンチェンジ後のフレーム画像がインターフレームの画像としてエンコードされると、参照されるシーンチェンジ前のフレーム画像との間で画像の大部分が差分になるために、圧縮効率が下がったり、シーンチェンジ後の画像がきれいに表示されなかったりといった好ましくない状態が生じうる。
そこで、本開示では、リアルタイム生成されるフレーム画像について、シーンチェンジ時に適切なエンコード処理を実行することが可能な、新規かつ改良された符号化制御装置および符号化制御方法を提案する。
本開示によれば、レンダラがリアルタイム生成するフレーム画像におけるシーンチェンジの発生を検出するシーンチェンジ検出部と、上記フレーム画像のそれぞれを、他のフレーム画像を参照しない第1の方式または他のフレーム画像を参照する第2の方式のいずれかでエンコードするエンコーダを制御し、上記シーンチェンジの発生が検出された場合には該シーンチェンジ後のフレーム画像を上記第1の方式でエンコードさせるエンコーダ制御部とを含む符号化制御装置が提供される。
また、本開示によれば、レンダラがリアルタイム生成するフレーム画像におけるシーンチェンジの発生を検出することと、上記フレーム画像のそれぞれを、他のフレーム画像を参照しない第1の方式または他のフレーム画像を参照する第2の方式のいずれかでエンコードするエンコーダを制御し、上記シーンチェンジの発生が検出された場合には該シーンチェンジ後のフレーム画像を上記第1の方式でエンコードさせることとを含む符号化制御方法が提供される。
このような構成によって、リアルタイム生成されるフレーム画像においても、シーンチェンジの発生を検出し、エンコード処理にシーンチェンジの有無を反映させる方が、フレーム画像を観察するユーザの違和感を低減することができる。
以上説明したように本開示によれば、リアルタイム生成されるフレーム画像について、シーンチェンジ時に適切なエンコード処理を実行することができる。
本開示の実施形態に係るストリーミングシステムの全体構成を概略的に示す図である。 本開示の実施形態に係るストリーミングシステムにおける情報の流れの例を示す図である。 本開示の実施形態に係るストリーミングシステムのクライアントおよびサーバの機能構成を概略的に示す図である。 本開示の実施形態におけるストリーミング処理部の機能構成を概略的に示す図である。 本開示の第1の実施形態について説明するための図である。 本開示の第1の実施形態における処理の例を示すフローチャートである。 本開示の第1の実施形態の変形例について説明するための図である。 本開示の第2の実施形態について説明するための図である。 本開示の第2の実施形態の変形例について説明するための図である。 情報処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.ストリーミングシステムの構成
1−1.全体構成
1−2.クライアントおよびサーバの構成
1−3.ストリーミング処理部の構成
2.エンコード制御に関する構成
2−1.第1の実施形態
2−2.第2の実施形態
3.ハードウェア構成
4.補足
(1.ストリーミングシステムの構成)
まず、図1〜図4を参照して、本開示の実施形態が適用されるストリーミングシステムの構成について説明する。
(1−1.全体構成)
図1は、本開示の実施形態に係るストリーミングシステムの全体構成を概略的に示す図である。図1を参照すると、ストリーミングシステム10は、クライアント100と、クライアント100にストリーミングコンテンツを配信するためのサーバ(サービサー210、ノード220、およびエッジ230)とを含む。クライアント100および各サーバは、有線または無線の各種ネットワークによって互いに接続される。
サービサー210は、オリジナルのコンテンツ211を保持している。ノード220は、CDN(Contents Delivery Network)を構成するノードであり、サービサー210が保持するオリジナルをコピーしたコンテンツ221を保持している。エッジ230は、クライアント100と直接的にやりとりし、要求に応じてコンテンツを適宜加工してクライアント100に提供する。このとき、エッジ230は、ノード220が保持しているコンテンツをキャッシュ231として取得し、これをクライアント100からの要求に応じて提供する。
図2は、本開示の実施形態に係るストリーミングシステムにおける情報の流れの例を示す図である。コンテンツの配信に先立って、クライアント100は、サービサー210のユーザ認証モジュール213にアクセスし、サービスにログインする。ログインに成功したクライアント100は、エッジ230のセッションコントローラ233にアクセスし、クライアント100のためのプロセスの開始を要求する。これに応じて、セッションコントローラ233はプロセス235を立ち上げる。
エッジ230では、プロセス235がクライアント100ごとに立ち上げられ、各クライアント100からの要求に応じてコンテンツ配信のための処理を実行する。従って、エッジ230が複数のクライアント100にサービスを提供する場合、エッジ230では複数のプロセス235が立ち上げられうる。各プロセス235は、スケジューラ237によってスケジューリングされる。スケジューラ237は、セッションコントローラ233によって制御される。
一方、サービサー210が保持しているオリジナルのコンテンツ211は、ノード220に予めコピーされ、コンテンツ221として保持されている。エッジ230で起動されたプロセス235は、クライアント100からの要求に応じて、ノード220で保持されているコンテンツ221をキャッシュとして取得し、これを適宜加工してクライアント100に提供する。このとき、プロセス235は、クライアント100からのどのような要求に応じてどのようにコンテンツを提供したかというログを記録してもよい。このログ、およびその他の情報は、プロセス235によってノード220に提供され、情報223として保持されてもよい。ログなどの情報223は、例えばサービサー210の付加機能215によって利用されうる。
(1−2.クライアントおよびサーバの構成)
図3は、本開示の実施形態に係るストリーミングシステムのクライアントおよびサーバの機能構成を概略的に示す図である。なお、サーバ300は、図1,2を参照して説明したストリーミングシステムにおいてエッジ230として機能するサーバである。図では、クライアント100に配信されるストリーミングコンテンツの流れを実線で示し、ストリーミングコンテンツの再生に関する制御情報の流れを破線で示している。
クライアント100は、ユーザにストリーミングコンテンツを提供する装置であり、例えば各種のパーソナルコンピュータ、タブレット端末、携帯電話(スマートフォンを含む)、メディアプレーヤ、ゲーム機などでありうる。一方、サーバ300は、単一のサーバ装置、または有線もしくは無線の各種ネットワークによって互いに接続される複数のサーバ装置の協働によって実現される機能の集合体である。クライアント100、およびサーバ300を構成する各サーバ装置は、いずれも、例えば後述する情報処理装置のハードウェア構成を用いて実現されうる。図示された構成要素のうち、入力装置および出力装置、およびデータ(記憶装置に記憶される)を除く各部分は、例えばCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサによってソフトウェア的に実現されうる。
クライアント100では、入力装置110がユーザの操作入力を取得する。入力装置110は、例えばサービスへのログインやコンテンツの選択などのコンテンツ外の操作入力と、例えば静止画/動画の切替えや画像の拡大/縮小、音声の音質切替えなどのコンテンツ内の操作入力とを取得する。コンテンツ外の操作入力は、セッションコントローラ120によって処理される。セッションコントローラ120は、例えばログインに関する入力情報をサービサー210に送信したり、ログイン後にプロセス開始の要求をサーバ300に送信したりする。一方、コンテンツ内の操作入力は、入力送信部130からサーバ300に送信される。
サーバ300では、セッションコントローラ233が、クライアント100からのプロセス開始の要求に応じてプロセス235を立ち上げる。プロセス235は、クライアント100で入力装置110が取得したコンテンツの選択操作によって指定されたコンテンツ221を取得し、コンテンツキャッシュ231として保持する。コンテンツキャッシュ231はエンコードデータであり、サーバ300ではデコーダ310がこれをデコードする。デコードされたコンテンツのデータは、ストリーム処理部/送信部320で処理される。
一方、クライアント100で入力装置110が取得したコンテンツ内の操作入力は、入力受信部330によって受信され、プレーヤコントローラ340に提供される。プレーヤコントローラ340は、操作入力に従ってデコーダ310やストリーム処理部/送信部320を制御する。ストリーム処理部/送信部320は、この制御に従って、コンテンツのデータから映像や音声を生成する。さらに、ストリーム処理部/送信部320は、生成した映像や音声をエンコードしてクライアント100に送信する。なお、図示された例では、コンテンツは映像および音声を含むが、他の例ではコンテンツが映像だけを含んでもよく、また音声だけを含んでもよい。
クライアント100に送信されたエンコードデータは、ストリーム受信部/処理部140でデコードされ、映像や音声としてレンダリングされて、出力装置150からユーザに向けて出力される。ここで、サーバ側のストリーム処理部/送信部320と、クライアント側のストリーム受信部/処理部140とは、それぞれマネージャ350およびマネージャ160によって管理される。サーバ側のマネージャ350と、クライアント側のマネージャ160とは、必要に応じて情報を交換して協働する。
(1−3.ストリーミング処理部の構成)
図4は、本開示の実施形態におけるストリーミング処理部の機能構成を概略的に示す図である。図では、クライアント100のストリーム受信部/処理部140、およびサーバ300のストリーム処理部/送信部320の機能構成がそれぞれ示されている。
(クライアント側)
ストリーム受信部/処理部140は、ストリーム受信部141、デコーダ143、フレームバッファ145、およびレンダラ147を含む。ストリーム受信部141は、サーバ側のストリーム送信部327から所定のプロトコルに従ってデータを受信する。図示された例ではRTP(Real-Time Transport Protocol)が用いられる。この場合、ストリーム受信部141は、受信したデータをデコーダ143に提供するとともに、データの遅延などの通信状態を検出し、RTCP(RTP Control Protocol)を用いてストリーム送信部327に報告する。
デコーダ143は、ストリーム受信部141から提供されたデータをデコードして、映像データおよび音声データを得る。デコーダ143は、映像データをデコードする映像デコーダ143aと、音声データをデコードする音声デコーダ143bとを含む。映像デコーダ143aおよび音声デコーダ143bは、それぞれ複数の種類が用意されて、処理対象のデータのフォーマットに応じて選択的に使用されてもよい。なお、以下の説明では、デコーダ143aおよびデコーダ143bの両方、またはいずれか一方を、単にデコーダ143と称する場合がある(いずれか一方を指す場合、扱うのが音声であるか映像であるかが明示される)。
フレームバッファ145は、デコーダ143で得られた映像データおよび音声データをフレーム単位で一時的に蓄積する。フレームバッファ145は、映像データを蓄積するフレームバッファ145aと、音声データを蓄積するフレームバッファ145bとを含む。フレームバッファ145は、マネージャ160の制御に従って、所定のタイミングで各フレームの映像データおよび音声データをレンダラ147に提供する。なお、以下の説明では、フレームバッファ145aおよびフレームバッファ145bの両方、またはいずれか一方を、単にフレームバッファ145と称する場合がある(いずれか一方を指す場合、扱うのが音声であるか映像であるかが明示される)。
レンダラ147は、映像データをレンダリングしてディスプレイなどの出力装置に提供する映像レンダラ147aと、音声データをレンダリングしてスピーカなどの出力装置に提供する音声レンダラ147bとを含む。映像レンダラ147aと音声レンダラ147bとは、出力される映像と音声とのフレームを同期させる。また、レンダラ147は、出力したフレームのIDや、出力が実行された時刻などをマネージャ160に報告する。なお、以下の説明では、レンダラ147aおよびレンダラ147bの両方、またはいずれか一方を、単にレンダラ147と称する場合がある(いずれか一方を指す場合、扱うのが音声であるか映像であるかが明示される)。
(サーバ側)
ストリーム処理部/送信部320は、レンダラ321、フレームバッファ323、エンコーダ325、およびストリーム送信部327を含む。レンダラ321は、デコーダ310によってデコードされたコンテンツのデータを素材として用いて、またプレーヤコントローラ340によるユーザの操作入力に基づく制御に従って、映像データおよび音声データを生成する。ここで、映像データおよび音声データについてフレームが定義され、映像データは連続するフレーム画像として生成される。
フレームバッファ323は、レンダラ321で生成された映像データおよび音声データをフレーム単位で一時的に蓄積する。フレームバッファ323は、映像データを蓄積するフレームバッファ323aと、音声データを蓄積するフレームバッファ323bとを含む。フレームバッファ323に蓄積された映像データおよび音声データは、順次エンコーダ325によってエンコードされる。なお、以下の説明では、フレームバッファ323aおよびフレームバッファ323bの両方、またはいずれか一方を、単にフレームバッファ323と称する場合がある(いずれか一方を指す場合、扱うのが音声であるか映像であるかが明示される)。
エンコーダ325は、映像データをエンコードする映像エンコーダ325aと、音声データをエンコードする音声エンコーダ325bとを含む。映像エンコーダ325aおよび音声エンコーダ325bは、それぞれ複数の種類が用意されて、クライアント100で使用可能な映像デコーダ143aおよび音声デコーダ143bの種類、または処理対象の映像データや音声データの特性に応じて選択的に使用されてもよい。エンコードされた映像データおよび音声データは、ストリーム送信部327からクライアント100に送信される。なお、以下の説明では、エンコーダ325aおよびエンコーダ325bの両方、または一方を、単にエンコーダ325と称する場合がある(いずれか一方を指す場合、扱うのが音声であるか映像であるかが明示される)。
以上で説明したような本実施形態に係るストリーミングシステムの構成によれば、エッジとして機能するサーバにおいて、ユーザの操作入力に応じて映像や音声をリアルタイム生成してクライアントに配信することが可能である。従って、例えば特開2010−117828号公報に記載された画像を自由に拡大/縮小したり移動したりするアプリケーションや、サイズの大きな画像や映像の閲覧、オンラインゲーム、シミュレーションビューアなどのさまざまなアプリケーションを、ユーザの操作入力に対する応答性を確保しつつストリーミングによって提供することができる。
(2.エンコード制御に関する構成)
次に、図5〜図9を参照して、本開示の実施形態におけるエンコード制御に関する構成について説明する。エンコード制御に関する構成は、第1および第2の実施形態として説明される。
(2−1.第1の実施形態)
図5は、本開示の第1の実施形態について説明するための図である。本実施形態では、サーバ300のストリーム処理部/送信部320において、レンダラ321がフレーム画像におけるシーンチェンジの発生を検出してシーンチェンジ情報をマネージャ350に提供し、マネージャ350がシーンチェンジ情報に基づいてエンコーダ325におけるフレーム画像のエンコードを制御する。
レンダラ321は、上述のように、クライアント100において取得されたユーザの操作入力に従って、映像データを構成する一連のフレーム画像をリアルタイム生成する。ここで、フレーム画像では、シーンチェンジが発生する場合がある。シーンチェンジは、例えば映画におけるものを想定するとわかりやすいが、連続するフレーム画像の間で、画像の大部分が入れ替わる状態である。ここで、必ずしも画像のすべてが入れ替わるとは限らない。例えば、ストリーミングシステムによって提供されるアプリケーションにおいて、画像が操作用のUI(User Interface)や情報表示などを含む場合、そうした表示はシーンチェンジが発生しても入れ替わらない。
本実施形態において、レンダラ321は、生成するフレーム画像において発生したシーンチェンジを検出し、マネージャ350にシーンチェンジ情報を提供する。例えば、画像や映像を閲覧するアプリケーションであれば、閲覧する画像や映像が切り替えられた場合などにシーンチェンジが発生する。また、例えば、オンラインゲームであれば、キャラクターがワープするなどしてフィールドを瞬間的に移動した場合などにシーンチェンジが発生する。レンダラ321は、コンテンツのデータを素材として用いてフレーム画像を生成する主体であるため、このようなシーンチェンジの発生を比較的容易に検出することができる。
一方、エンコーダ325は、レンダラ321によって生成され、フレームバッファ323に蓄積されたフレーム画像をエンコードする。エンコーダ325は、エンコードにあたり、各フレームをイントラフレームまたはインターフレームのいずれかに設定する。イントラフレームでは、フレーム画像が他のフレーム画像を参照せずに独立してエンコードされる。一方、インターフレームでは、フレーム画像が他のフレーム画像を参照してエンコードされる。インターフレームのエンコード処理の方が圧縮効率が高く処理時間も短いため、大部分のフレームはインターフレームに設定される。それゆえ、大部分のフレーム画像は、時間的に前に位置する他のフレーム画像を参照してエンコードされる。
ところが、フレーム画像においてシーンチェンジが発生した場合、インターフレームのエンコード処理では、シーンチェンジ後のフレーム画像のエンコード時にシーンチェンジ前のフレーム画像を参照してしまう。それゆえ、特にシーンチェンジの直後にはフレーム画像がきれいに表示されず、その後のフレームでシーンチェンジ後のフレーム画像を参照してエンコードされたフレーム画像が続くにつれて徐々に表示がきれいになる。このような状態を回避するためには、予めシーンチェンジを検出してシーンチェンジ後のフレームをイントラフレームに設定すればよい。
そこで、本実施形態では、エンコーダ制御部として機能するマネージャ350が、シーンチェンジ検出部として機能するレンダラ321からシーンチェンジの発生を示すシーンチェンジ情報が取得された場合、当該シーンチェンジ後のフレームをインターフレームに設定するようにエンコーダ325を制御する。この制御を受けたエンコーダ325は、シーンチェンジ後のフレームをイントラフレームに設定して、フレーム画像を他のフレーム画像を参照せずにエンコードする。これによって、フレーム画像は、シーンチェンジ直後のフレームからきれいに表示される。
しかし、イントラフレームのエンコード処理時間がインターフレームのエンコード処理時間よりも長いため、シーンチェンジ後のフレーム画像のエンコードデータをストリーム送信部327に出力するタイミングになってもエンコード処理が完了していない場合がありうる。その場合、エンコーダ325は、シーンチェンジ後のフレーム画像のエンコードが完了するまでの間、シーンチェンジ前のフレーム画像のエンコードデータを代わりにストリーム送信部327に出力する。
なお、シーンチェンジ前のフレーム画像のエンコードデータが出力される期間は、例えば実際のシーンチェンジ後のフレーム画像のエンコード処理の進行状態に応じて動的に設定されてもよいし、イントラフレームのエンコード処理の標準的な処理時間に基づいて予め設定されていてもよい。後者の場合、エンコーダ325は、イントラフレームのエンコード処理時間に対応する所定のフレーム数の間、シーンチェンジ前のフレーム画像のエンコードデータをストリーム送信部327に出力する。
また、シーンチェンジ前のフレーム画像のエンコードデータを出力するにあたり、エンコーダ325は、前回に出力したエンコードデータのコピーを保持していて、それを引き続き出力してもよい。あるいは、マネージャ350の制御によって、レンダラ321がシーンチェンジ前のフレーム画像をエンコーダ325に出力し、エンコーダ325はこれをインターフレームの画像として再度エンコードしてストリーム送信部327に出力してもよい。
図6は、本開示の第1の実施形態における処理の例を示すフローチャートである。本実施形態では、レンダラ321が、生成するフレーム画像におけるシーンチェンジの発生を検出し、検出された場合にはシーンチェンジ情報をマネージャ350に提供する。マネージャ350は、このシーンチェンジ情報に基づいてシーンチェンジが発生したか否かを判定し(ステップS101)、その結果に応じてエンコーダ325を制御する。
ステップS101でシーンチェンジが発生したと判定された場合(YES)、マネージャ350はエンコーダ325を制御し、シーンチェンジ後のフレームをイントラフレームとしてエンコードする(ステップS103)。一方、シーンチェンジが発生したと判定されなかった場合(NO)、エンコーダ325はフレームをインターフレームとしてエンコードする(ステップS105)。
ステップS103でシーンチェンジ後のフレームをイントラフレームとしてエンコードする場合、マネージャ350は、当該フレームの出力タイミングでエンコードが完了しているか否かを判定する(ステップS107)。ここで、エンコードが完了していないと判定された場合(NO)、マネージャ350はエンコーダ325を制御し、シーンチェンジ前のフレーム画像のエンコードデータをストリーム送信部327に出力させる(ステップS109)。
なお、上記のステップS107の判定は、省略されてもよい。この場合、エンコーダ325は、例えばイントラフレームのエンコード処理の標準的な処理時間に対応する所定のフレーム数の間、自動的にシーンチェンジ前のフレーム画像のエンコードデータをストリーム送信部327に出力する。
ステップS107で、エンコードが完了したと判定された場合(YES)、エンコーダ325は、シーンチェンジ後のフレーム画像のエンコードデータをストリーム送信部327に出力する(ステップS111)。インターフレームとしてのエンコード(ステップS105)が完了した場合も、同様にエンコードデータがストリーム送信部327に出力される。
本開示の第1の実施形態では、以上のような処理によって、シーンチェンジ後のフレーム画像がイントラフレームの画像としてエンコードされるため、シーンチェンジの直後からきれいなフレーム画像を表示することができる。ここで、イントラフレームでのエンコード処理時間のためにシーンチェンジ後のフレーム画像の表示が元のタイミングよりもわずかに(一例としては3フレーム分、90msec〜100msec程度)遅延する可能性があるが、その間はシーンチェンジ前のフレーム画像を代替として表示する。画像の表示が多少遅延しても、シーンチェンジの直後からきれいなフレーム画像を表示する方が、ユーザが感じる違和感をより小さくすることができる。
(変形例)
図7は、本開示の第1の実施形態の変形例について説明するための図である。本変形例では、レンダラ321、またはエンコーダ325自体が、エンコーダ制御部として機能する。
より具体的には、レンダラ321は、生成されるフレーム画像におけるシーンチェンジの発生を検出した場合、エンコーダ325にシーンチェンジ情報を提供する。エンコーダ325は、このシーンチェンジ情報を取得し、シーンチェンジ後のフレームをイントラフレームとしてエンコードするように自らを制御する。
あるいは、レンダラ321は、生成されるフレーム画像におけるシーンチェンジの発生を検出した場合、エンコーダ325を制御し、シーンチェンジ後のフレームをイントラフレームとしてエンコードさせてもよい。
(2−2.第2の実施形態)
図8は、本開示の第2の実施形態について説明するための図である。本実施形態では、サーバ300のストリーム処理部/送信部320において、シーンチェンジ検出部329がフレーム画像におけるシーンチェンジの発生を検出してシーンチェンジ情報をマネージャ350に提供し、マネージャ350がシーンチェンジ情報に基づいてエンコーダ325におけるフレーム画像のエンコードを制御する。
本実施形態において、レンダラ321は、生成するフレーム画像においてシーンチェンジの発生を検出した場合、シーンチェンジの前または後(後述するシーンチェンジ検出部の設定に対応していれば前後どちらでもよい)のフレーム画像のデータに、シーンチェンジの発生を示す付加情報を付加する。付加情報の形式はどのようなものでもよい。
シーンチェンジ検出部329は、フレームバッファ323に一時的に蓄積されたフレーム画像のデータから、上記の付加情報を有するデータを検索する。付加情報を有するデータが見つかった場合、シーンチェンジ検出部329は、マネージャ350にシーンチェンジ情報を提供する。ここで、どのフレーム画像の間でシーンチェンジが発生したかは、例えば、レンダラ321における付加情報の付加に関する設定情報(シーンチェンジの前後どちらのフレーム画像のデータに付加情報を付加するか)を、シーンチェンジ検出部329またはマネージャ350が共有することで特定可能である。
マネージャ350は、シーンチェンジ検出部329から取得したシーンチェンジ情報に基づいて、上記の第1の実施形態と同様にエンコーダ325によるフレーム画像のエンコードを制御する。これによって、例えば、エンコーダ325は、シーンチェンジ後のフレームをイントラフレームとしてエンコードする。また、エンコーダ325は、シーンチェンジ後のフレーム画像のエンコード処理の間、シーンチェンジ前のフレーム画像のエンコードデータを代わりに出力してもよい。
(変形例)
図9は、本開示の第2の実施形態の変形例について説明するための図である。本変形例では、シーンチェンジ検出部329、またはエンコーダ325自体が、エンコーダ制御部として機能する。
より具体的には、シーンチェンジ検出部329は、フレームバッファ323に一時的に蓄積されたフレーム画像のデータの中で、レンダラ321によって付加された付加情報を有するデータが見つかった場合、エンコーダ325にシーンチェンジ情報を提供する。エンコーダ325は、このシーンチェンジ情報を取得し、シーンチェンジ後のフレームをイントラフレームとしてエンコードするように自らを制御する。
あるいは、シーンチェンジ検出部329は、フレームバッファ323に一時的に蓄積されたフレーム画像のデータの中で、レンダラ321によって付加された付加情報を有するデータが見つかった場合、エンコーダ325を制御し、シーンチェンジ後のフレームをイントラフレームとしてエンコードさせてもよい。
(3.ハードウェア構成)
次に、図10を参照して、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図10は、情報処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。図示された情報処理装置900は、例えば、上記の実施形態におけるクライアント100およびサーバ300を実現しうる。
情報処理装置900は、CPU(Central Processing unit)901、ROM(Read Only Memory)903、およびRAM(Random Access Memory)905を含む。また、情報処理装置900は、ホストバス907、ブリッジ909、外部バス911、インターフェース913、入力装置915、出力装置917、ストレージ装置919、ドライブ921、接続ポート923、通信装置925を含んでもよい。情報処理装置900は、CPU901に代えて、またはこれとともに、DSP(Digital Signal Processor)などの処理回路を有してもよい。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理装置900内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一次記憶する。CPU901、ROM903、およびRAM905は、CPUバスなどの内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。さらに、ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなど、ユーザによって操作される装置である。入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、情報処理装置900の操作に対応した携帯電話などの外部接続機器929であってもよい。入力装置915は、ユーザが入力した情報に基づいて入力信号を生成してCPU901に出力する入力制御回路を含む。ユーザは、この入力装置915を操作することによって、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりする。
出力装置917は、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。出力装置917は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの表示装置、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置、ならびにプリンタ装置などでありうる。出力装置917は、情報処理装置900の処理により得られた結果を、テキストまたは画像などの映像として出力したり、音声または音響などの音声として出力したりする。
ストレージ装置919は、情報処理装置900の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置919は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイスなどにより構成される。このストレージ装置919は、CPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した各種のデータなどを格納する。
ドライブ921は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体927のためのリーダライタであり、情報処理装置900に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録を書き込む。
接続ポート923は、機器を情報処理装置900に直接接続するためのポートである。接続ポート923は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポートなどでありうる。また、接続ポート923は、RS−232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)ポートなどであってもよい。接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報処理装置900と外部接続機器929との間で各種のデータが交換されうる。
通信装置925は、例えば、通信ネットワーク931に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インターフェースである。通信装置925は、例えば、有線または無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カードなどでありうる。また、通信装置925は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデムなどであってもよい。通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、TCP/IPなどの所定のプロトコルを用いて信号などを送受信する。また、通信装置925に接続される通信ネットワーク931は、有線または無線によって接続されたネットワークであり、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信などである。
以上、情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。かかる構成は、実施する時々の技術レベルに応じて適宜変更されうる。
(4.補足)
本開示の実施形態は、例えば、上記で説明したような符号化制御装置(例えばサーバに含まれる)、システム、符号化制御装置またはシステムで実行される方法、符号化制御装置を機能させるためのプログラム、およびプログラムが記録された記録媒体を含みうる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)レンダラがリアルタイム生成するフレーム画像におけるシーンチェンジの発生を検出するシーンチェンジ検出部と、
前記フレーム画像のそれぞれを、他のフレーム画像を参照しない第1の方式または他のフレーム画像を参照する第2の方式のいずれかでエンコードするエンコーダを制御し、前記シーンチェンジの発生が検出された場合には該シーンチェンジ後のフレーム画像を前記第1の方式でエンコードさせるエンコーダ制御部と
を備える符号化制御装置。
(2)前記エンコーダ制御部は、前記エンコーダが前記シーンチェンジ後のフレーム画像を前記第1の方式でエンコードする間、前記シーンチェンジ前のフレーム画像をエンコードしたデータを代わりに出力させる、前記(1)に記載の符号化制御装置。
(3)前記エンコーダ制御部は、前記シーンチェンジの発生が検出された場合に、所定のフレーム数の間、前記シーンチェンジ前のフレーム画像をエンコードしたデータを出力させる、前記(2)に記載の符号化制御装置。
(4)前記エンコーダ制御部は、さらに前記レンダラを制御し、前記シーンチェンジの発生が検出された場合に、前記シーンチェンジ前のフレーム画像を前記レンダラから前記エンコーダに出力させ、前記シーンチェンジ前のフレーム画像を前記第2の方式でエンコードしたデータを出力させる、前記(2)または(3)に記載の符号化制御装置。
(5)前記シーンチェンジ検出部は、前記レンダラに含まれる、前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の符号化制御装置。
(6)前記シーンチェンジ検出部は、前記レンダラによって与えられる情報に基づいて前記シーンチェンジの発生を検出する、前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の符号化制御装置。
(7)前記シーンチェンジ検出部は、前記レンダラによって前記シーンチェンジの前または後のフレーム画像のデータに付加された付加情報を参照することによって前記シーンチェンジの発生を検出する、前記(6)に記載の符号化制御装置。
(8)前記シーンチェンジ検出部は、フレームバッファに蓄積された前記フレーム画像のデータの中から前記付加情報を有するデータを検索する、前記(7)に記載の符号化制御装置。
(9)前記エンコーダから出力されるデータを、ネットワークを介してクライアント装置に送信する送信部をさらに備える、前記(1)〜(8)のいずれか1項に記載の符号化制御装置。
(10)前記クライアント装置で取得された操作入力を、前記ネットワークを介して受信する受信部をさらに備え、
前記レンダラは、前記操作入力に従って前記フレーム画像をリアルタイム生成する、前記(9)に記載の符号化制御装置。
(11)レンダラがリアルタイム生成するフレーム画像におけるシーンチェンジの発生を検出することと、
前記フレーム画像のそれぞれを、他のフレーム画像を参照しない第1の方式または他のフレーム画像を参照する第2の方式のいずれかでエンコードするエンコーダを制御し、前記シーンチェンジの発生が検出された場合には該シーンチェンジ後のフレーム画像を前記第1の方式でエンコードさせることと
を含む符号化制御方法。
10 ストリーミングシステム
100 クライアント
140 ストリーム受信部/処理部
141 ストリーム受信部
143 デコーダ
145 フレームバッファ
147 レンダラ
160 マネージャ
210 サービサー
220 ノード
230 エッジ
300 サーバ
320 ストリーム処理部/送信部
321 レンダラ
323 フレームバッファ
325 エンコーダ
327 ストリーム送信部
329 シーンチェンジ検出部

Claims (11)

  1. レンダラがリアルタイム生成するフレーム画像におけるシーンチェンジの発生を検出するシーンチェンジ検出部と、
    前記フレーム画像のそれぞれを、他のフレーム画像を参照しない第1の方式または他のフレーム画像を参照する第2の方式のいずれかでエンコードするエンコーダを制御し、前記シーンチェンジの発生が検出された場合には該シーンチェンジ後のフレーム画像を前記第1の方式でエンコードさせるエンコーダ制御部と
    を備える符号化制御装置。
  2. 前記エンコーダ制御部は、前記エンコーダが前記シーンチェンジ後のフレーム画像を前記第1の方式でエンコードする間、前記シーンチェンジ前のフレーム画像をエンコードしたデータを代わりに出力させる、請求項1に記載の符号化制御装置。
  3. 前記エンコーダ制御部は、前記シーンチェンジの発生が検出された場合に、所定のフレーム数の間、前記シーンチェンジ前のフレーム画像をエンコードしたデータを出力させる、請求項2に記載の符号化制御装置。
  4. 前記エンコーダ制御部は、さらに前記レンダラを制御し、前記シーンチェンジの発生が検出された場合に、前記シーンチェンジ前のフレーム画像を前記レンダラから前記エンコーダに出力させ、前記シーンチェンジ前のフレーム画像を前記第2の方式でエンコードしたデータを出力させる、請求項2に記載の符号化制御装置。
  5. 前記シーンチェンジ検出部は、前記レンダラに含まれる、請求項1に記載の符号化制御装置。
  6. 前記シーンチェンジ検出部は、前記レンダラによって与えられる情報に基づいて前記シーンチェンジの発生を検出する、請求項1に記載の符号化制御装置。
  7. 前記シーンチェンジ検出部は、前記レンダラによって前記シーンチェンジの前または後のフレーム画像のデータに付加された付加情報を参照することによって前記シーンチェンジの発生を検出する、請求項6に記載の符号化制御装置。
  8. 前記シーンチェンジ検出部は、フレームバッファに蓄積された前記フレーム画像のデータの中から前記付加情報を有するデータを検索する、請求項7に記載の符号化制御装置。
  9. 前記エンコーダから出力されるデータを、ネットワークを介してクライアント装置に送信する送信部をさらに備える、請求項1に記載の符号化制御装置。
  10. 前記クライアント装置で取得された操作入力を、前記ネットワークを介して受信する受信部をさらに備え、
    前記レンダラは、前記操作入力に従って前記フレーム画像をリアルタイム生成する、請求項9に記載の符号化制御装置。
  11. レンダラがリアルタイム生成するフレーム画像におけるシーンチェンジの発生を検出することと、
    前記フレーム画像のそれぞれを、他のフレーム画像を参照しない第1の方式または他のフレーム画像を参照する第2の方式のいずれかでエンコードするエンコーダを制御し、前記シーンチェンジの発生が検出された場合には該シーンチェンジ後のフレーム画像を前記第1の方式でエンコードさせることと
    を含む符号化制御方法。
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