JPWO2014030234A1 - 巡回業務の施行管理システムおよび施行管理プログラム - Google Patents

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Abstract

測位装置100により測定された各時点の現在位置のデータを用いて、1つ1つの点を所定形状で描画した移動軌跡点列を生成する軌跡点列生成部11を備え、移動軌跡点列を生成する際に、巡回業務で単なる移動中のときに測位された現在位置に基づいて描画される点と、営業活動、チラシ配り、集金、各種調査などの巡回業務を実際に行っていてほぼ一箇所に留まっているときに測位された現在位置に基づいて描画される点とを識別可能な態様で描画することにより、作業員が実際にどの場所に留まって巡回業務を行い、どのルートを移動したかといったことが一目瞭然となるようにする。

Description

本発明は、巡回業務の施行管理システムおよび施行管理プログラムに関するものである。
外回りの営業活動、訪宅によるチラシ配りや集金、各種調査など、作業員が住宅地を巡回して行う業務がある。一般に、このような巡回業務は、会社内で職務として命じられた複数人の作業員が手分けをして行っている。また、このような巡回業務を受託して行う専門業者も存在する。
この巡回業務を確実に行うために、あるいは、確実に行ったかどうかを後から確認できるようにするために、従来、各作業員による巡回業務の実施状況を管理するシステムが活用されている。例えば、作業員が行った業務の内容を日報として端末からデータ入力し、サーバ等で一元管理するシステムが活用されている。この種の日報システムを用いれば、どの作業員が、いつ、どのエリアを巡回したかといった実施状況を日報データとして管理することが可能となる。
しかしながら、日報システムにおいて日報データを入力するのは、基本的には巡回業務を行った作業員その本人である。そのため、データ入力の内容に必ずしも客観性が担保されず、予定している巡回業務を全て確実に行ったかどうかを日報データから確認しようとしても、それを100%信頼することができないという問題があった。
なお、GPS受信機等の位置測定装置を用いて車両または人の移動位置を履歴として記録し、走行軌跡または歩行軌跡を画面表示できるようにしたシステムが提供されている(例えば、特許文献1〜3参照)。この種のシステムを巡回業務の管理に応用すれば、作業員がいつどのエリアをどのルートで巡回したかということを、客観的なデータとして記録して、後から画面表示により確認することができる。
特開平8−201081号公報 特開2002−32896号公報 特開2006−259419号公報
しかしながら、作業員の歩行軌跡を客観的なデータとして残すことができたとしても、それは単に歩行の実績を示すに過ぎない。そのため、従来のシステムでは、単なる移動ではなくて、営業活動、チラシ配り、集金、各種調査などの巡回業務を確かに行ったかどうかまでは確認することができないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、作業員による巡回業務の具体的な実施の様子を容易に推認できるようなシステムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、測位装置により測定された各時点の現在位置のデータを用いて、1つ1つの点を所定形状で描画した移動軌跡点列を生成する。その際、当該1つ1つの点を、巡回業務を行う作業員が移動中の場合と非移動中の場合とを識別可能な態様で描画するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、作業員が営業活動、チラシ配り、集金、各種調査などの巡回業務を実際に行っていれば、ほぼ一箇所に留まっているときに測位された現在位置に基づいて描画される点が、単なる移動中のときに測位された現在位置に基づいて描画される点と識別可能な態様で描画される。これにより、移動軌跡点列を構成する各点の描画態様を参考にすることにより、作業員が実際にどの場所に留まって巡回業務を行い、どのルートを移動したかといったことが一目瞭然となり、作業員による巡回業務の具体的な実施の様子を容易に推認することができるようになる。
第1の実施形態による巡回業務の施行管理システムの構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態の軌跡点列生成部により生成される移動軌跡点列の一例を示す図である。 第2の実施形態による巡回業務の施行管理システムの構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態の軌跡点列生成部により生成される移動軌跡点列の一例を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態による巡回業務の施行管理システムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態による巡回業務の施行管理システムは、測位装置100とデータ処理装置200とディスプレイ300とを備えて構成されている。
測位装置100は、現在位置を所定間隔毎に測定し、各時点で測定された現在位置のデータを内部メモリに逐次保存する。この測位装置100は、営業活動、チラシ配り、集金、各種調査などの巡回業務を行う作業員が携帯可能であり、作業員の現在位置を所定間隔毎に検出する。例えば、測位装置100は、GPS受信機を内蔵しており、複数のGPS衛星から送られてくる電波をGPSアンテナで受信して、3次元測位処理あるいは2次元測位処理を行って作業員の絶対位置(例えば、経度・緯度情報)を検出する。
測位装置100は、作業員毎に固有の識別情報を内部メモリに記録しており、各時点で測定された現在位置のデータを当該識別情報に関連付けて保存する。そして、測位装置100は、内部メモリに保存された現在位置のデータを、保存が行われた後の任意のタイミングで、識別情報と共にデータ処理装置200に出力するようになされている。
データ処理装置200は、例えばパーソナルコンピュータにより構成され、測位装置100の内部メモリに保存された現在位置のデータを入力して処理する。データの入力は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等の有線インタフェースを用いて行ってもよいし、Bluetooth(登録商標)、無線LAN、NFC(Near Field Communication)等の無線インタフェースを用いて行ってもよい。
データ処理装置200には、ディスプレイ300が接続されている。また、データ処理装置200は、その機能構成として、地図データ記憶部10、軌跡点列生成部11、軌跡点列出力部12、データベース管理部13、データベース14およびデータ読出部15を備えている。なお、データベース管理部13およびデータベース14は、データ処理装置200とは別のシステムに設けるようにしてもよい。
データ処理装置200の軌跡点列生成部11、軌跡点列出力部12、データベース管理部13およびデータ読出部15の機能は、実際にはCPUあるいはMPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROMに記憶された巡回業務施行管理プログラムが動作することによって実現できる。
したがって、データ処理装置200が上記機能を果たすように動作させる巡回業務施行管理プログラムを例えばCD−ROMのような記録媒体に記録し、当該巡回業務施行管理プログラムをデータ処理装置200に読み込ませることによって実現できるものである。
巡回業務施行管理プログラムを記録する記録媒体としては、CD−ROM以外に、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、不揮発性メモリカード等を用いることができる。また、巡回業務施行管理プログラムをインターネット等のネットワークを介してデータ処理装置200にダウンロードするようにしてもよい。
地図データ記憶部10は、道路を表す道路データおよび道路に面する各種施設を表す施設データを含む地図データを記憶するものであり、例えばハードディスク等の記録媒体により構成される。道路データおよび施設データには、その存在位置を表す位置情報(例えば、経度・緯度情報)が含まれている。
軌跡点列生成部11は、測位装置100またはデータ読出部15より入力された各時点の現在位置のデータを用いて、1つ1つの点を所定形状で描画した移動軌跡点列を生成する。所定形状は、例えば所定の大きさを有する円形とする。本実施形態において、軌跡点列生成部11は、地図データ記憶部10から地図データを読み出し、測位装置100より入力された各時点の現在位置に対応する地図上の位置に1つ1つの円を重ねて描画する態様で、作業員の移動軌跡点列を生成する。
ここで、軌跡点列生成部11は、各時点の現在位置に対応する1つ1つの円を、巡回業務を行う作業員が移動中の場合と非移動中の場合とを識別可能な態様で描画する。具体的には、軌跡点列生成部11は、各時点の現在位置を1つ1つの円として移動軌跡点列を生成し、当該1つ1つの円を、透明度が0%より大きく100%より小さい色を有する円として描画する。本実施形態において、透明度は例えば70%とする。
図2は、軌跡点列生成部11により生成される移動軌跡点列の一例を示す図である。図2に示すように、作業員が移動中の場合は、移動軌跡点列を構成する1つ1つの円は互いに重ならず、作業員の移動速度と測位装置100による測位の時間間隔とに応じた距離を空けて各円が描画される。それぞれの円には透明化処理が施されているので、円の下側の地図が透けるように描かれている。
一方、作業員が非移動中の場合、例えば、住宅前に停止して営業活動、チラシ配り、集金、各種調査などを行っている場合は、移動軌跡点列を構成する1つ1つの円が互いに重なった状態で描画される。それぞれの円には透明化処理が施されているが、重なることで透明度が落ちていき、重なった部分の色が濃く描画されていく。なお、測位装置100の測位誤差があるので、作業員が停止していても1つ1つの円が完全に重ならないこともあるが、移動中のときに描画される円どうしに比べて狭い距離間隔で近傍に描画される。
このように、軌跡点列生成部11は、移動軌跡点列を構成する1つ1つの円の密集度および透明度により、当該1つ1つの円を、巡回業務を行う作業員が移動中の場合と非移動中の場合とを識別可能な態様で描画している。
軌跡点列出力部12は、軌跡点列生成部11により生成された移動軌跡点列を出力する。本実施形態では、軌跡点列出力部12は、地図上に1つ1つの円を重ねて描画した態様の移動軌跡点列をディスプレイ300に出力して表示させる。ここでは図示していないが、軌跡点列出力部12は、地図上に1つ1つの円を重ねて描画した態様の移動軌跡点列をプリンタに出力して印刷するようにしてもよい。
軌跡点列生成部11は、測位装置100より入力した各時点の現在位置のデータを、作業員が携帯する測位装置100の識別情報と共にデータベース管理部13に出力する。データベース管理部13は、測位装置100の識別情報に関連付けて、軌跡点列生成部11より入力される各時点の現在位置のデータと、測位装置100を携帯する作業員に関するデータとをデータベース14に記録して管理する。なお、測位装置100の識別情報(作業員に固有の識別情報)と、当該作業員に関するデータは、予めまたは事後的にデータベース14に入力されて記録されるものとする。
ここで、作業員に関するデータは、例えば、作業員が所属する会社の名称、部署名、氏名、作業日時、作業エリアなどの情報を含むデータである。ただし、ここに挙げた情報は単なる一例に過ぎない。
また、作業員に固有の識別情報は、例えば、データベース管理部13が発行してデータベース14に記録する。データベース管理部13が発行した識別情報は、上述した有線インタフェースまたは無線インタフェースを用いて測位装置100に送信され、測位装置100の内部メモリに記録される。なお、識別情報は必ずしもデータベース管理部13が発行する必要はなく、データ処理装置200とは別のシステムで識別情報の発行および管理を行うようにしてもよい。
データ読出部15は、例えばキーボードやマウスなどの入力インタフェース(図示せず)を用いて入力された識別情報に基づいて、当該識別情報に対応する現在位置のデータをデータベース14から読み出して軌跡点列生成部11に出力する。なお、現在位置のデータを読み出すためのキーワードは識別情報に限られるものではなく、データベース14を構成する項目(会社の名称、部署名、氏名、作業日時、作業エリアなど)の何れか1つまたは複数の組み合わせであってもよい。
軌跡点列生成部11は、データ読出部15から現在位置のデータが供給された場合、当該現在位置のデータと、地図データ記憶部10から読み出した地図データとに基づいて、地図上に1つ1つの円を重ねて描画する態様で移動軌跡点列を生成する。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態による巡回業務の施行管理システムによれば、作業員が巡回業務で単なる移動中のときに測位された現在位置については、複数の円が重なることなく描画されるので、設定された透明度のまま円が描画される。
一方、営業活動、チラシ配り、集金、各種調査などの巡回業務を実際に行っていてほぼ一箇所に留まっているときに測位された現在位置については、複数の円が重なった状態あるいは密集した状態で描画されるため、重なっている部分については透明度が落ちて濃い色で描画されることとなる。
これにより、移動軌跡点列を構成する各円の透明度(濃さ)や密集度を参考にすることにより、作業員が巡回業務を確かに行ったかどうかということを高い確度で推認することができる。すなわち、地図上に描画されている移動軌跡点列に基づいて、作業員がどの道路を移動し、どの住宅の近傍でどの程度の時間とどまっていたかが一目瞭然となるので、作業員が巡回業務を行っていたときの具体的な様子を移動軌跡点列から容易に推認することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。図3は、第2の実施形態による巡回業務の施行管理システムの構成例を示すブロック図である。なお、この図3において、図1に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図3に示すように、第2の実施形態による巡回業務の施行管理システムは、測位装置100とデータ処理装置200とディスプレイ300とを備えて構成されている。データ処理装置200は、その機能構成として、地図データ記憶部10、軌跡点列生成部21、軌跡点列出力部12、データベース管理部13、データベース14およびデータ読出部15を備えている。なお、データベース管理部13およびデータベース14は、データ処理装置200とは別のシステムに設けるようにしてもよい。
データ処理装置200の軌跡点列生成部21、軌跡点列出力部12、データベース管理部13およびデータ読出部15の機能は、実際にはCPUあるいはMPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROMに記憶された巡回業務施行管理プログラムが動作することによって実現できる。
第2の実施形態においても、巡回業務施行管理プログラムを記録する記録媒体としては、CD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、不揮発性メモリカード等を用いることができる。また、巡回業務施行管理プログラムをインターネット等のネットワークを介してデータ処理装置200にダウンロードするようにしてもよい。
軌跡点列生成部21は、測位装置100またはデータ読出部15より入力された各時点の現在位置を所定距離範囲毎にグルーピングし、各グループを1つ1つの円として移動軌跡点列を生成する。このとき軌跡点列生成部21は、1つ1つの円を、グループに内在する現在位置の数に応じて描画態様を異ならせた円として描画する。異なる描画態様とは、例えば、円の色であってもよいし、円の大きさであってもよい。
各時点の現在位置をグルーピングする所定距離範囲の大きさは任意に決めてよいが、測位装置100の測位誤差の大きさを勘案して決めるのが好ましい。例えば、測位装置100の測位誤差が2[m]程度であれば、所定距離範囲の大きさも2[m]あるいはそれより若干大きい3[m]程度に設定する。
軌跡点列生成部21は、地図データ記憶部10から地図データを読み出し、地図上に各グループの円を重ねて描画する態様で、作業員の移動軌跡点列を生成する。各グループの円を表示する地図上の位置は、例えば、グループ内に属する各時点の現在位置の平均値であってもよいし、グループ内に属する各時点の現在位置のうち最初の時点の現在位置であってもよい。これは任意に決めることが可能である。
図4は、軌跡点列生成部21により生成される移動軌跡点列の一例を示す図である。図4に示すように、作業員が移動中の場合は、測位装置100より入力された各時点の現在位置は、作業員の移動速度と測位装置100による測位の時間間隔とに応じた距離を空けて離散的に存在することになる。この場合、グルーピングの単位となる所定距離範囲内には1〜2個程度の少ない数の現在位置が属することになるので、そのグループについては少ない数に応じた小さな円が描かれている。
一方、作業員が非移動中の場合は、測位装置100より入力された各時点の現在位置は、測位装置100の測位誤差の範囲内で互いに近傍に存在することになる。この場合、グルーピングの単位となる所定距離範囲内には、作業員の停止時間に応じて数多くの現在位置が属することになるので、そのグループについては多くの数に応じた大きな円が描かれている。
このように、第2の実施形態において、軌跡点列生成部21は、移動軌跡点列を構成する1つ1つのグループの円の大きさにより、当該1つ1つの円を、巡回業務を行う作業員が移動中の場合と非移動中の場合とを識別可能な態様で描画している。
以上詳しく説明したように、第2の実施形態による巡回業務の施行管理システムによれば、作業員が巡回業務で単なる移動中のときに測位された現在位置については、1つのグループを構成する所定距離範囲の中に入る数が少なくなるので、数が少ない場合の態様で円が描画される。
一方、営業活動、チラシ配り、集金、各種調査などの巡回業務を実際に行っていてほぼ一箇所に留まっているときに測位された現在位置については、1つのグループを構成する所定距離範囲の中に入る数が多くなるので、数が多い場合の態様で点が描画されることとなる。
これにより、移動軌跡点列を構成する各円の大きさを参考にすることにより、作業員が巡回業務を確かに行ったかどうかということを高い確度で推認することができる。すなわち、地図上に描画されている移動軌跡点列に基づいて、作業員がどの道路を移動し、どの住宅の近傍でどの程度の時間とどまっていたかが一目瞭然となるので、作業員が巡回業務を行っていたときの具体的な様子を移動軌跡点列から容易に推認することができる。
なお、上記第1および第2の実施形態では、1つ1つの移動軌跡点を円で描画する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、四角あるいは三角など他の形状で描画するようにしてもよい。
また、上記第1および第2の実施形態では、測位装置100は通信機能を持たず、内部メモリに蓄積した現在位置のデータを有線インタフェースまたは無線インタフェースを用いてデータ処理装置200に出力する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、測位装置100に通信機能を持たせ、所定時間間隔毎に測位した現在位置のデータを、インターネット等の通信ネットワークを介してサーバに逐次送信し、当該サーバにおいて現在位置のデータを蓄積するようにしてもよい。この場合、サーバに蓄積された現在位置のデータをデータ処理装置200に送信するようにしてもよいし、データ処理装置200の機能をサーバに持たせるようにしてもよい。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
上記した課題を解決するために、本発明では、測位装置により測定された各時点の現在位置のデータを用いて、当該各時点の現在位置を1つ1つの点とし、当該1つ1つの点を所定形状で描画した移動軌跡点列を生成する。その際、当該1つ1つの点を、透明度が0%より大きく100%より小さい色を有する同一形状の点として描画することにより、移動軌跡点列を、巡回業務を行う作業員が移動中の場合と非移動中の場合とを識別可能な態様で描画するようにしている。

Claims (6)

  1. 現在位置を所定間隔毎に測定する測位装置と、上記測位装置により測定された各時点の現在位置のデータを処理するデータ処理装置とを備えた巡回業務の施行管理システムであって、上記データ処理装置は、
    上記測位装置により測定された各時点の現在位置のデータを用いて、1つ1つの点を所定形状で描画した移動軌跡点列を生成する軌跡点列生成部と、
    上記軌跡点列生成部により生成された上記移動軌跡点列を出力する軌跡点列出力部とを備え、
    上記軌跡点列生成部は、上記1つ1つの点を、巡回業務を行う作業員が移動中の場合と非移動中の場合とを識別可能な態様で描画することを特徴とする巡回業務の施行管理システム。
  2. 上記軌跡点列生成部は、上記各時点の現在位置を上記1つ1つの点として上記移動軌跡点列を生成し、上記1つ1つの点を、透明度が0%より大きく100%より小さい色を有する点として描画することを特徴とする請求項1に記載の巡回業務の施行管理システム。
  3. 上記軌跡点列生成部は、上記各時点の現在位置を所定距離範囲毎にグルーピングし、各グループを上記1つ1つの点として上記移動軌跡点列を生成し、上記1つ1つの点を、グループに内在する現在位置の数に応じて描画態様を異ならせた点として描画することを特徴とする請求項1に記載の巡回業務の施行管理システム。
  4. 上記測位装置は固有の識別情報を有し、上記各時点の現在位置のデータを上記識別情報と共に出力するようになされ、
    上記識別情報に関連付けて、上記各時点の現在位置のデータと、上記測位装置を携帯するユーザに関するデータとをデータベースに記録して管理するデータベース管理部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の巡回業務の施行管理システム。
  5. 測位装置によって所定間隔毎に測定された現在位置のデータを処理するデータ処理装置に用いられる巡回業務の施行管理プログラムであって、
    上記測位装置により測定された各時点の現在位置のデータを用いて、上記各時点の現在位置を1つ1つの点とし、当該1つ1つの点を、透明度が0%より大きく100%より小さい色を有する所定形状の点として描画した移動軌跡点列を生成する軌跡点列生成手段、および
    上記軌跡点列生成手段により生成された上記移動軌跡点列を出力する軌跡点列出力手段、
    としてコンピュータを機能させるための巡回業務施行管理プログラム。
  6. 測位装置によって所定間隔毎に測定された現在位置のデータを処理するデータ処理装置に用いられる巡回業務の施行管理プログラムであって、
    上記測位装置により測定された各時点の現在位置のデータを用いて、上記各時点の現在位置を所定距離範囲毎にグルーピングして各グループを1つ1つの点とし、当該1つ1つの点を、グループに内在する現在位置の数に応じて描画態様を異ならせた点として描画した移動軌跡点列を生成する軌跡点列生成手段、および
    上記軌跡点列生成手段により生成された上記移動軌跡点列を出力する軌跡点列出力手段、
    としてコンピュータを機能させるための巡回業務施行管理プログラム。
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