JPWO2014002220A1 - 管理装置、データ取得方法およびデータ取得プログラム - Google Patents

管理装置、データ取得方法およびデータ取得プログラム Download PDF

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Abstract

管理装置は、絶対アドレスと、物理メモリ領域の物理アドレスとを対応付けたマッピングテーブルを用いてメモリアクセスを行う本体装置を管理する。また、管理装置は、本体装置が故障した場合には、本体装置が用いるマッピングテーブルを退避する。また、管理装置は、退避したマッピングテーブルを用いて、物理メモリ領域の物理アドレスに待機系の絶対アドレスを対応付け、運用系の絶対アドレスに物理メモリ領域の物理アドレスを対応付けた第2のマッピングテーブルを生成する。また、管理装置は、生成した第2のマッピングテーブルを本体装置に設定し、第2のマッピングテーブルを用いて、待機系の絶対アドレスと対応付けられた物理アドレスが示す物理メモリ領域からデータを取得する。

Description

本発明は、管理装置、データ取得方法およびデータ取得プログラムに関する。
従来、情報処理システムに障害が発生した場合に障害の原因を解析するためにログを収集する技術が知られている。すなわち、システムに障害が発生すると、障害発生時にシステムが利用していたメモリ上のデータを他の記憶装置等にダンプする技術が知られている。
例えば、情報処理システムは、障害が発生したために情報処理システム全体の再起動処理を行う場合には、メモリが記憶するデータのダンプ処理を実行し、その後、全ての物理アドレスが示す物理メモリ領域をクリアする。そして、情報処理システムは、クリア後の物理メモリ領域を用いて、オペレーティングシステム(OS:Operating System)の再起動処理を実行する。
特開昭63−132321号公報 特開平01−156836号公報 特開2006−072931号公報 特開平02−178861号公報
しかしながら、上述したダンプ処理を行った後でOSを再起動する技術では、ダンプ処理を実行する間、OSを再起動することができないので、情報処理システムの再起動に時間がかかるという問題があった。
なお、情報処理システムを迅速に再起動させるため、運用系のメモリと待機系のメモリとを設け、故障が発生すると、利用するメモリを運用系のメモリから待機系のメモリに切り換えて再起動し、その後、運用系のメモリからデータをダンプする技術が考えられる。しかし、故障が発生した際に利用するメモリを切り換える技術では、運用系のメモリからデータをダンプするために、利用するメモリを待機系のメモリから運用系のメモリに切り換えるので、再起動後の情報処理システムによるメモリアクセスを妨げてしまう。
1つの側面では、本発明は、システムを速やかに再起動させつつ、障害発生時のデータをダンプすることを目的とする。
1つの側面では、演算処理装置がデータを指定するための絶対アドレスと、メモリの記憶領域を示す物理アドレスとを対応付けた変換テーブルを用いてメモリアクセスを行う情報処理装置を管理する管理装置である。また、管理装置は、情報処理装置が故障した場合には、情報処理装置が用いる変換テーブルを退避する。また、管理装置は、退避した変換テーブルを用いて、故障時に運用系に割り当てられていた物理アドレスを待機系の絶対アドレスに対応付け、運用系の絶対アドレスに故障時における待機系の物理アドレスを対応付けた第2の変換テーブルを生成する。また、管理装置は、生成した第2の変換テーブルを情報処理装置に設定する。そして、管理装置は、第2の変換テーブルを用いて、待機系の絶対アドレスと対応付けられた物理アドレスが示す記憶領域からデータを取得する。
1つの実施形態では、システムを速やかに再起動させつつ、障害発生時のデータをダンプすることができる。
図1は、実施例1に係る情報処理装置を説明するための図である。 図2は、実施例1に係る管理プログラムの機能構成を説明するための図である。 図3は、従来の情報処理装置が設定していたシステム絶対アドレス空間を説明するための図である。 図4は、実施例1に係る情報処理装置が設定するシステム絶対アドレス空間を説明するための図である。 図5は、マッピングテーブルの一例を説明するための図である。 図6は、本体装置が故障した際に設定するシステム絶対アドレス空間を説明するための図である。 図7は、本体装置が故障した際に管理装置が設定するマッピングテーブルの一例を説明するための図である。 図8は、本体装置が故障した際に管理装置が設定する物理メモリリセット情報の一例を説明するための図である。 図9は、本体装置が再度故障した際に管理装置が設定する物理メモリリセット情報を説明するための図である。 図10は、新たなマッピングテーブルを生成する処理の流れを説明するための図である。 図11は、実施例1に係る情報処理装置が実行する処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図12は、データ取得プログラムを実行するコンピュータの一例を説明するための図である。
以下に添付図面を参照して本願に係る管理装置、データ取得方法およびデータ取得プログラムについて説明する。
以下の実施例1では、図1を用いて、管理装置と本体装置とを有する情報処理装置の一例を説明する。図1は、実施例1に係る情報処理装置を説明するための図である。なお、図1に例示する情報処理装置は、少なくともプログラムを実行する演算処理装置と、演算処理装置が用いるデータを記憶するメモリ等の主記憶装置を有する情報処理装置である。
図1に示すように、情報処理装置10は、管理装置11と本体装置18とを有する。また、管理装置11は、外部記憶装置12、主記憶装置13、Micro Processing Unit(MPU)17を有する。また、主記憶装置13は、マッピングテーブル記憶領域14、メモリリセット情報記憶領域15、主記憶情報記憶領域16を有する。
一方、本体装置18は、マッピングレジスタ19、メモリリセット情報レジスタ21、システムコントローラ23、主記憶制御装置24、主記憶装置25を有する。また、マッピングレジスタ19は、マッピングテーブル20を記憶する。また、メモリリセット情報レジスタ21は、物理メモリリセット情報22を記憶する。
また、主記憶装置25は、物理メモリ領域26、および物理メモリ領域27を有する。なお、図1では記載を省略したが、本体装置18は、OSや各種プログラムを実行するためのCentral Processing Unit(CPU)等の演算処理装置や、各種機能を発揮するための装置を有するものとする。
まず、管理装置11と本体装置18とが発揮する機能について説明する。本体装置18は、OS、ハイパーバイザ(Hypervisor:HPV)、アプリケーション等を実行する機能を有し、例えば、メインフレーム等の装置である。詳細には、マッピングレジスタ19は、演算処理装置がデータを指定するためのシステム絶対アドレスと、主記憶装置25の記憶領域を示す物理アドレスとを対応付けたマッピングテーブル20を記憶するレジスタである。
また、メモリリセット情報レジスタ21とは、本体装置18が再起動する際にクリアする主記憶装置25の記憶領域を示す物理メモリリセット情報22を記憶するレジスタである。すなわち、メモリリセット情報レジスタ21は、再起動後に利用する主記憶装置25の記憶領域を示すレジスタである。
また、システムコントローラ23とは、本体装置18の制御を行う制御装置であり、本体装置18が実行するOSやアプリケーションによるメモリアクセスを制御する。具体的には、システムコントローラ23は、OSやアプリケーションによりメモリアクセスの要求が発行された場合には、メモリアクセスの要求に含まれる絶対アドレスと対応付けられた物理アドレスをマッピングテーブル20から取得する。そして、システムコントローラ23は、取得した物理アドレスに対するメモリアクセスの要求を主記憶制御装置24に出力する。
主記憶制御装置24は、主記憶装置25に対するメモリアクセスを実行する制御装置であり、例えばMemory Access Controller(MAC)である。例えば、主記憶制御装置24は、システムコントローラ23からメモリアクセスの要求を受信すると、受信したメモリアクセスの要求に含まれる物理アドレスに対し、読み出しや書き込み当の処理を実行する。
また、主記憶制御装置24は、本体装置18の起動時には、メモリリセット情報レジスタ21から物理メモリリセット情報22を取得し、取得した物理メモリリセット情報22が示す物理メモリ領域のリセットを行う。例えば、主記憶制御装置24は、物理メモリリセット情報22が物理メモリ領域26を示す場合には、本体装置18の起動時に物理メモリ領域26のリセットを実行する。また、主記憶制御装置24は、物理メモリリセット情報22が物理メモリ領域27を示す場合には、本体装置18の起動時に物理メモリ領域27のリセットを実行する。
主記憶装置25は、本体装置18がOSやアプリケーションを実行する際に用いるデータを格納する記憶装置であり、例えば、メモリである。具体的には、主記憶装置25は、物理アドレスによって指定される複数の記憶領域を有する。また、主記憶装置25は、複数の記憶領域を含む物理メモリ領域を複数有し、物理メモリ領域ごとに分割して管理する。例えば、主記憶装置25は、物理メモリ領域26、物理メモリ領域27を有し、物理メモリ領域26を運用系の物理メモリ領域とし、物理メモリ領域27を待機系の物理メモリ領域とする。
なお、本体装置18が実行するOSやアプリケーションは、設定可能な全てのシステム絶対アドレスにより定義されるシステム絶対アドレス空間のうち、一部に相当するシステム絶対アドレスを用いてメモリアクセスの要求を発行する。具体的には、情報処理装置10において、システム絶対アドレスは、主記憶装置25が有する記憶領域を示す全ての物理アドレスと同数だけ準備される。ここで、本体装置18が実行するOSやアプリケーションは、全システム絶対アドレスのうち、下位半分のシステム絶対アドレスのみを用いてメモリアクセスの要求を発行する。
また、システムコントローラ23は、OSやアプリケーションにより、記憶領域の追加を求められた場合には、以下の処理を実行する。すなわち、システムコントローラ23は、運用系のシステム絶対アドレスのうち、物理アドレスと対応付けられていないシステム絶対アドレスと、追加する記憶領域の物理アドレスとを識別する。そして、システムコントローラ23は、識別したシステム絶対アドレスと物理アドレスとを対応付けて、マッピングレジスタ19が記憶するマッピングテーブル20に追加する。
一方、管理装置11は、運用系のシステム絶対アドレスと物理アドレスと対応付けたマッピングテーブル20を生成する。例えば、管理装置11は、本体装置18が有する主記憶装置25の全物理アドレスと同数のシステム絶対アドレスのうち、下位半分を運用系のシステム絶対アドレスとし、上位半分を待機系のシステム絶対アドレスとして識別する。
そして、管理装置11は、運用系のシステム絶対アドレスと、主記憶装置25が有する物理メモリ領域26の物理アドレスとを対応付けたマッピングテーブル20を生成する。すなわち、管理装置11は、運用系のシステム絶対アドレスと運用系の物理アドレスとを対応付けたマッピングテーブル20を生成する。そして、管理装置11は、マッピングテーブル20を本体装置18のマッピングレジスタ19に格納する。
また、管理装置11は、運用系のシステム絶対アドレスと対応付けた物理アドレスを示す物理メモリリセット情報22をメモリリセット情報レジスタ21に格納する。そして、管理装置11は、本体装置18を起動させる。すると、本体装置18は、物理メモリ領域26をクリアし、物理メモリ領域26を用いてOSの起動やアプリケーションの実行を行う。
なお、管理装置11は、運用系のシステム絶対アドレス全てを物理アドレスと対応付けたマッピングテーブル20を生成する必要はない。例えば、管理装置11は、OSの起動等、本体装置18の起動に要する数のシステム絶対アドレスを物理アドレスと対応付けたマッピングテーブル20を生成すればよい。
ここで、管理装置11は、本体装置18が故障し、本体装置18の再起動を行う場合には、本体装置18からマッピングテーブル20を退避する。そして、管理装置11は、以下の処理を行い、新たなマッピングテーブル20を生成する。
まず、管理装置11は、退避したマッピングテーブル20に運用系のシステム絶対アドレスと対応付けて格納されていた物理アドレスに対して待機系のシステム絶対アドレスを対応付ける。すなわち、管理装置11は、本体装置18が故障した際に利用していた記憶領域を待機系のシステム絶対アドレス空間と対応付ける。
また、管理装置11は、退避したマッピングテーブル20に格納されていた運用系のシステム絶対アドレスに新たな物理アドレスを対応付ける。例えば、管理装置11は、運用系のシステム絶対アドレスに物理メモリ領域27の物理アドレスを対応付ける。すなわち、管理装置11は、本体装置18が故障した際に利用していなかった記憶領域と、本体装置18が故障した際に利用していた運用系のシステムアドレス空間とを対応付ける。その後、管理装置11は、新たなマッピングテーブル20を本体装置18に設定し、本体装置18を再起動させる。
すると、本体装置18は、新たなマッピングテーブル20を用いて再起動を行う。ここで、本体装置18が用いる運用系のシステムアドレス空間は、本体装置18が故障した際に利用していなかった記憶領域と対応付けられている。このため、本体装置18は、故障した際に利用していたデータをクリアせずに、再起動を行う事ができる。
その後、管理装置11は、待機系のシステムアドレス空間と対応付けられた記憶領域から、データを取得する。ここで、待機系のシステムアドレス空間は、本体装置18が故障した際に利用していた記憶領域と対応付けられている。このため、管理装置11は、本体装置18が再起動した後に、マッピングテーブル20の書換を行わずとも、本体装置18が故障した際に利用していたデータのダンプ処理を行うことができる。
次に、管理装置11が有する外部記憶装置12、主記憶装置13、MPU17が発揮する機能について説明する。外部記憶装置12は、管理装置11が取得する各種データを記憶する記憶部である。例えば、管理装置11は、本体装置18のログや、本体装置18からダンプしたデータ等を外部記憶装置12に格納する。
主記憶装置13は、マッピングテーブル記憶領域14、メモリリセット情報記憶領域15、主記憶情報記憶領域16を有するメモリである。ここで、マッピングテーブル記憶領域14とは、本体装置18がメモリアクセスを行う際に用いるマッピングテーブル20を格納する記憶領域である。
また、メモリリセット情報記憶領域15とは、本体装置18が再起動する際に、物理メモリ領域26、および物理メモリ領域27のどちらをクリアするかを示す物理メモリリセット情報22を格納する記憶領域である。また、主記憶情報記憶領域16とは、本体装置18が故障した際に利用していた記憶領域からダンプしたデータを格納する記憶領域である。
MPU17は、管理プログラムを実行し、主記憶装置13が有するマッピングテーブル記憶領域14、メモリリセット情報記憶領域15、主記憶情報記憶領域16に格納された各データを用いて、本体装置18を制御する。以下、MPU17が実行する管理プログラムについて説明する。
図2は、実施例1に係る管理プログラムの機能構成を説明するための図である。図2に示すように、管理プログラム28は、退避部29、生成部30、設定部31、取得部32を有する。退避部29は、本体装置18が故障した場合には、マッピングレジスタ19からマッピングテーブル20を退避する。そして、退避部29は、退避したマッピングテーブル20を生成部30に出力する。
生成部30は、退避したマッピングテーブル20に格納された運用系のシステム絶対アドレスや、本体装置18が実行するOSやアプリケーションによって追加された運用系のシステム絶対アドレスに、使用されていない新たな物理アドレスを対応付ける。例えば、生成部30は、退避したマッピングテーブル20に、運用系のシステム絶対アドレスに物理メモリ領域26の物理アドレスが対応付けられていた場合には、運用系のシステム絶対アドレスに物理メモリ領域27の物理アドレスを対応付ける。
また、生成部30は、運用系のシステム絶対アドレスと対応付けられた物理アドレスに対して、待機系のシステム絶対アドレスを対応付ける。そして、生成部30は、新たに対応付けたシステム絶対アドレスと物理アドレスとを含むマッピングテーブル20を生成し、生成したマッピングテーブル20を設定部31に出力する。
設定部31は、生成部30が生成したマッピングテーブル20をマッピングレジスタ19に格納する。また、設定部31は、生成部30が生成したマッピングテーブル20に、運用系のシステム絶対アドレスと対応付けて格納された物理アドレスを識別する。そして、設定部31は、識別した物理アドレスを示す物理メモリリセット情報22を生成し、生成した物理メモリリセット情報22をメモリリセット情報レジスタ21に格納する。
なお、設定部31は、本体装置18が最初に起動する際には、主記憶装置13のマッピングテーブル記憶領域14に記憶されたマッピングテーブル20をマッピングレジスタ19に格納する。また、設定部31は、本体装置18が最初に起動する際には、メモリリセット情報記憶領域15に格納された物理メモリリセット情報22をメモリリセット情報レジスタ21に格納する。また、設定部31は、本体装置18に設定したマッピングテーブル20や物理メモリリセット情報22をマッピングテーブル記憶領域14やメモリリセット情報記憶領域15に格納する。
その後、設定部31は、本体装置18を再起動させる。例えば、設定部31は、リモートで再起動の指令等を本体装置18に送信し、本体装置18を再起動させる等、任意の手法を用いて、本体装置18を再起動させてよい。その後、設定部31は、ダンプ処理の実行要求を取得部32に発行する。
取得部32は、本体装置18が再起動した場合には、本体装置18が故障した際に利用していた記憶領域からデータをダンプする。具体的には、取得部32は、設定部31からダンプ処理の実行要求を受信すると、主記憶装置13のマッピングテーブル記憶領域14に格納されたマッピングテーブル20を閲覧し、待機系のシステム絶対アドレスと対応付けられた物理アドレスを識別する。すなわち、取得部32は、本体装置18が故障した際に利用していた記憶領域を識別する。
そして、取得部32は、主記憶装置25にメモリアクセスし、識別した記憶領域からデータを取得する。そして、取得部32は、取得したデータを主記憶情報記憶領域16に格納し、その後、取得したデータを外部記憶装置12に格納する。例えば、生成部30は、本体装置18が故障した際に物理メモリ領域26を利用していた場合には、物理メモリ領域26の物理アドレスと待機系のシステム絶対ドレスとを対応付ける。このため、取得部32は、本体装置18が再起動した後に、物理メモリ領域26からデータをダンプする。
次に、図3〜図9を用いて、管理装置11および本体装置18が設定するシステム絶対アドレス空間と、物理メモリ領域26、27との関係を説明する。まず、図3を用いて、従来の情報処理装置が設定していたシステム絶対アドレス空間と物理メモリ領域との関係について説明する。
図3は、従来の情報処理装置が設定していたシステム絶対アドレス空間を説明するための図である。例えば、情報処理装置は、図3に示すように、システム絶対アドレス空間全体を運用系システムアドレス空間とし、システム絶対アドレス空間全体を1つの物理メモリ領域と対応付けていた。このため、従来の情報処理装置が有する本体装置は、図3中(A)に示すように、システム絶対アドレス空間全体を運用系システムアドレス空間として識別した。また、従来の情報処理装置が有する管理装置は、図3中(B)に示すように、システム絶対アドレス空間全体を運用系システムアドレス空間として識別した。
この結果、例えば、新たな物理メモリ領域を設定した場合には、従来の情報処理装置は、運用系システムアドレス空間と、新たな物理メモリ領域とを対応付けたマッピングテーブルを設定する。しかしながら、従来の情報処理装置は、元の物理メモリ領域に記憶されたデータをダンプする場合には、元の物理メモリ領域にアクセスする際に、再度運用系システムアドレス空間と、元の物理メモリ領域とを対応付けたマッピングテーブルを生成する。この結果、従来の情報処理装置は、本体装置の再起動後にダンプ処理を実行する際、再起動後の本体装置によるメモリアクセスを妨げてしまう。
一方、図4は、実施例1に係る情報処理装置が設定するシステム絶対アドレス空間を説明するための図である。例えば、情報処理装置10は、システム絶対アドレス空間のうち下位のシステム絶対アドレス空間を運用系システムアドレス空間と定義し、システム絶対アドレス空間のうち上位のシステム絶対アドレス空間を待機系システムアドレス空間と定義する。また、情報処理装置10は、下位のシステム絶対アドレス空間を物理メモリ領域26の物理アドレスと対応付け、上位のシステム絶対アドレス空間を物理メモリ領域27の物理アドレスと対応付ける。
ここで、本体装置18は、図4中(C)に示す運用系システムアドレス空間を用いて処理を行う。このため、本体装置18は、物理メモリ領域26のみを用いて、処理を実行し、図4中(D)に示す待機系システムアドレス空間と対応付けられた物理メモリ領域27に対しては、アクセスを行わない。一方、管理装置11は、図4中(E)に示すように、運用系システムアドレス空間と、待機系システムアドレス空間とを識別することができる。
図5は、マッピングテーブルの一例を説明するための図である。なお、図5には、図4に示すようにアドレス空間を定義した際に管理装置11が設定するマッピングテーブル20の一例を記載した。例えば、図4に示すようにアドレス空間を定義した場合には、管理装置11は、図5に例示するマッピングテーブルAを本体装置18に設定する。
詳細には、図5に示すように、マッピングテーブルAには、運用系システムアドレス空間の絶対アドレスと物理メモリ領域26の物理アドレスとが対応付けて格納される。また、マッピングテーブルAには、待機系システムアドレス空間の絶対アドレスと物理メモリ領域27の物理アドレスとが対応付けて記憶される。ここで、本体装置18は、運用系システムアドレス空間のみを識別するので、物理メモリ領域26のみを用いて処理を行う。
ここで、図6は、本体装置が故障した際に設定するシステム絶対アドレス空間を説明するための図である。図6に示すように、管理装置11は、本体装置18が故障した場合には、運用系システムアドレス空間と待機系システムアドレス空間に対応付けられていた物理メモリ領域の入れ換えを行う。
具体的には、管理装置11は、本体装置18が故障した際に、図5に示すマッピングテーブルAを本体装置18から退避させる。そして、管理装置11は、下位のシステム絶対アドレス空間を物理メモリ領域27と対応付け、上位のシステム絶対アドレス空間を物理メモリ領域26と対応付けたマッピングテーブルを生成する。
すなわち、管理装置11は、図6中(F)に示すように、本体装置18が識別する運用系システムアドレス空間と物理メモリ領域27とを対応付ける。また、管理装置11は、図6中(G)に示すように、本体装置18が識別しない待機系システムアドレス空間と物理メモリ領域26とを対応付ける。
ここで、図7は、本体装置が故障した際に管理装置が設定するマッピングテーブルの一例を説明するための図である。例えば、管理装置11は、本体装置18が故障した場合には、本体装置18に設定されていたマッピングテーブルAを退避する。そして、管理装置11は、運用系システムアドレス空間のシステム絶対アドレスと、待機系システムアドレス空間のシステム絶対アドレスとに対応付けられていた物理アドレスの入れ換えを行う。
詳細には、管理装置11は、マッピングテーブルAの運用系システムアドレス空間に物理メモリ領域27を対応付け、待機系システムアドレス空間に物理メモリ領域26を対応付けたマッピングテーブルBを生成する。そして、管理装置11は、マッピングテーブルBを本体装置18のマッピングレジスタ19に格納する。
また、図8は、本体装置が故障した際に管理装置が設定する物理メモリリセット情報の一例を説明するための図である。例えば、管理装置11は、図6に示すようにアドレス空間を定義した場合には、図8に示すように、物理メモリ領域27をリセットする旨を示す物理メモリリセット情報Aを本体装置18に設定し、本体装置18を再起動させる。
この結果、本体装置18は、運用系システムアドレス空間と対応付けられた物理メモリ領域27をクリアし、物理メモリ領域27を用いて、OSやアプリケーションを実行する。また、本体装置18は、運用系システムアドレス空間のみを識別するため、待機系システムアドレス空間と対応付けられた物理メモリ領域26についてはアクセスしない。すなわち、本体装置18は、故障発生前に利用していた物理メモリ領域26をクリアせずに再起動する。
このため、管理装置11は、待機系システムアドレス空間のシステム絶対アドレスを用いて主記憶装置25に対するメモリアクセスを実行することで、本体装置18が故障前に利用していたデータをダンプすることができる。この結果、情報処理装置10は、本体装置18の再起動を迅速に行いつつ、ダンプ処理を確実に行うことができる。
なお、図9は、本体装置が再度故障した際に管理装置が設定する物理メモリリセット情報を説明するための図である。例えば、管理装置11は、マッピングテーブルBが設定された本体装置18が故障した場合には、マッピングテーブルBを退避する。そして、管理装置11は、マッピングテーブルBの運用系システムアドレス空間と待機系システムアドレス空間に対応付けられた物理メモリ領域を入れ換えたマッピングテーブル、すなわち、マッピングテーブルAを生成し、本体装置18に格納する。
また、管理装置11は、図9に示すように、物理メモリ領域26をメモリリセット領域とした物理メモリリセット情報Bを生成し、生成した物理メモリリセット情報Bをメモリリセット情報レジスタ21に格納する。この結果、本体装置18は、物理メモリ領域26をクリアし、その後、物理メモリ領域26を用いてOSやアプリケーションを実行する。そして、管理装置11は、物理メモリ領域27に格納されていたデータのダンプ処理を行う。
なお、図5、図7において、管理装置11は、マッピングテーブルAおよびマッピングテーブルBに運用系のシステムアドレス空間のシステム絶対アドレスと、待機系のシステムアドレス空間のシステム絶対アドレスとを格納した。しかし、管理装置11は、本体装置18の初期設定を行う場合には、運用系のシステムアドレス空間のシステム絶対アドレスのみを物理アドレスと対応付けたマッピングテーブル20を生成すればよい。
そして、管理装置11は、本体装置18が故障した際に、運用系のシステムアドレス空間のシステム絶対アドレスと、待機系のシステムアドレス空間のシステム絶対アドレスとを格納したマッピングテーブル20を新たに生成すればよい。
なお、マッピングレジスタ19は、複数のレジスタ群を有し、各レジスタ群にシステム絶対アドレスと物理アドレスとの対応付けを記憶する。ここで、マッピングレジスタ19の各レジスタ群は、本体装置18が実行するOSが書換を行う事で、運用系システムアドレス空間と、物理メモリ領域との対応の変更や追加を行うことも可能である。
このため、管理装置11は、マッピングテーブルAおよびマッピングテーブルBを予め記憶し、本体装置18が故障した際にマッピングテーブルを入れ換えた場合には、OSによる変更や追加を再起動後に用いる物理メモリ領域に反映することができない。そこで、管理装置11は、本体装置18が記憶するマッピングテーブル20を一端退避させ、退避したマッピングテーブル20から再起動後に用いる新たなマッピングテーブル20を生成する。
以下、図10を用いて、管理装置11が退避させたマッピングテーブル20から新たなマッピングテーブル20を生成する処理の流れについて説明する。図10は、新たなマッピングテーブルを生成する処理の流れを説明するための図である。なお、図10に示す例では、マッピングレジスタ19が6つのレジスタ群を有し、各レジスタ群にシステム絶対空間を示すシステム絶対アドレスと、物理メモリ領域を示す物理アドレスとを対応付けて記憶する例について記載した。
例えば、管理装置11は、図10中(H)に示すように、「運用系システムアドレス空間#1」のシステム絶対アドレスと、「領域#00」の物理アドレスとを対応付けてレジスタ番号「0」のレジスタ群に格納するマッピングテーブルAを生成する。また、管理装置11は、「運用系システムアドレス空間#2」のシステム絶対アドレスと、「領域#01」の物理アドレスとを対応づけてレジスタ番号「1」のレジスタ群に格納するマッピングテーブルAを生成する。そして、管理装置11は、生成したマッピングテーブルAを初期設定として、本体装置18のマッピングレジスタ19に設定する。すると、本体装置18は、マッピングテーブルAを用いて立ち上げを行う。
ここで、本体装置18が実行するオペレーティングシステム33は、図10中(I)に示すように、運用系システムアドレス空間を追加する。詳細には、オペレーティングシステム33は、レジスタ番号「2」のレジスタ群に、「運用系システムアドレス空間#3」のシステム絶対アドレスと「領域#02」とを対応付けて格納する。以下、オペレーティングシステム33により対応付けが追加されたマッピングテーブルをマッピングテーブルA’と記載する。
ここで、本体装置18に障害が発生すると、管理装置11は、マッピングテーブルA’を退避し、退避したマッピングテーブルA’を用いて、マッピングテーブルBを作成する。詳細には、管理装置11は、図10中(J)に示すように、「運用系システムアドレス空間#0〜#3」と対応付けられていた「領域#00〜#02」に「待機系システムアドレス空間#1〜#3」を対応付けたマッピングテーブルBを作成する。また、管理装置11は、図10中(K)に示すように、「運用系システムアドレス空間#1〜#3」に、新たな記憶領域として「領域#03〜#05」を対応付けたマッピングテーブルBを作成する。
そして、管理装置11は、マッピングテーブルBをマッピングレジスタ19に設定し、本体装置18を再起動する。この結果、本体装置18は、故障発生前にオペレーティングシステム33が設定した運用系システムアドレス空間を保持したまま、再起動することができる。
なお、本体装置18が追加した運用系システムアドレス空間と待機系システムアドレス空間とを一対一対応させる場合には、運用系システムアドレス空間は、物理アドレスの半分、すなわち、全システム絶対アドレス空間の半分までとなる。しかし、メインフレームのように、使用する物理アドレス空間が物理アドレス空間全体と比較して比較的小さい場合は、運用系システムアドレス空間を、物理アドレスの半分、すなわち、全システム絶対アドレス空間の半分までに限定しても問題はない。
次に、図11を用いて、情報処理装置10が実行する処理の流れについて説明する。図11は、実施例1に係る情報処理装置が実行する処理の流れを説明するためのフローチャートである。なお、図11に示す例では、図5に示すマッピングテーブルAがマッピングテーブル20としてマッピングレジスタ19に格納されているものとする。
例えば、管理装置11は、本体装置18の状態を任意の方法で監視し、障害が発生したか否かを判別する(ステップS101)。そして、管理装置11は、障害が発生していない場合には(ステップS101否定)、本体装置18の監視を継続し、障害が発生したか判別する(ステップS101)。また、管理装置11は、本体装置18において障害が発生した場合には(ステップS101肯定)、マッピングレジスタ19からマッピングテーブルAを退避する(ステップS102)。
次に、管理装置11は、図8に示す物理メモリリセット情報Aをメモリリセット情報レジスタ21に書込む(ステップS103)。次に、管理装置11は、図7に示すマッピングテーブルBをマッピングレジスタ19に書込む(ステップS104)。すると、本体装置18は、物理メモリ領域27のみをリセットし(ステップS105)、マッピングテーブルBで運用システムのOSを起動させる(ステップS106)。この結果、本体装置18は、マッピングテーブルBで動作を開始する(ステップS107)。その後、管理装置11は、待機系システムアドレス空間と対応付けられた物理メモリ領域26から障害発生時のデータをダンプし(ステップS108)、処理を終了する。
[実施例1の効果]
上述したように、本体装置18は、運用系のシステム絶対アドレスと物理メモリ領域26の物理アドレスとを対応付けたマッピングテーブル20を用いてメモリアクセスを行う。一方、管理装置11は、本体装置18が故障した場合には、マッピングテーブル20を退避させる。そして、管理装置11は、運用系のシステム絶対アドレスと物理メモリ領域27を対応付け、待機系のシステム絶対アドレスと物理メモリ領域26を対応付けた新たなマッピングテーブル20を生成する。
その後、管理装置11は、新たなマッピングテーブル20をマッピングレジスタ19に記憶させ、本体装置18を再起動させる。また、管理装置11は、待機系のシステム絶対アドレスと対応付けられた物理メモリ領域26から、データを取得する。このため、管理装置11は、再起動を迅速に行いつつ、本体装置18が故障した際に利用していたデータを任意のタイミングでダンプすることができる。
すなわち、管理装置11は、本体装置18が故障した際に利用していなかった物理メモリ領域27の物理アドレス、つまり故障時における待機系の物理アドレスに運用系のシステム絶対アドレスを対応付けたマッピングテーブル20をマッピングレジスタ19に格納する。このため、管理装置11は、本体装置18が故障した際に利用していたデータのダンプを行う前に、本体装置18の再起動を行う事ができる。
また、管理装置11は、本体装置18が故障した際に利用していた物理メモリ領域26の物理アドレス、つまり故障時における運用系の物理アドレスを待機系のシステム絶対アドレスと対応付けたマッピングテーブル20をマッピングレジスタ19に格納する。このため、管理装置11は、本体装置18が再起動した後であっても、本体装置18が実行するOS等のメモリアクセスを妨げることなく、物理メモリ領域26からデータをダンプすることができる。
なお、管理装置11は、本体装置18と独立した装置である。このため、管理装置11は、ハイパーバイザやOSに異常が生じた場合にも、障害発生時に本体装置18が利用していたデータを物理メモリ領域26から取得することができる。すなわち、本体装置18が実行するOSやHPVがダンプ処理を実行する場合には、OSやHPVが演算装置の故障や自身のプログラムの破壊等により動作できないと、障害発生時の情報を取得することができない。
しかし、情報処理装置10では、管理装置11が本体装置18からデータをダンプするので、本体装置18における故障や、本体装置18の再起動が成功したか否かに関わらず、障害発生時に本体装置18が利用したデータを確実にダンプしすることができる。この結果、管理装置11は、本体装置18のシステム保守性を向上させることができる。
また、管理装置11は、本体装置18が故障した場合には、本体装置18がマッピングテーブル20に追加した物理アドレスに待機系のシステム絶対アドレスを対応付ける。また、管理装置11は、本体装置18がマッピングテーブル20に追加した運用系のシステム絶対アドレスに物理メモリ領域27の物理アドレスを対応付ける。このため、管理装置11は、本体装置18が実行するOSが運用系システムアドレス空間を変更した場合にも、変更を保持したまま本体装置18を再起動させつつ、ダンプ処理を実行することができる。
また、管理装置11は、設定可能な全てのシステム絶対アドレスのうち、半分以下の絶対アドレスを運用系のシステム絶対アドレスとする。すなわち、情報処理装置10は、運用系のシステム絶対アドレスが示す運用系システムアドレス空間の2倍以上の物理メモリ領域を主記憶装置25上に準備する。そして、管理装置11は、本体装置18が故障した場合には、運用系のシステム絶対アドレスと故障時に本体装置18が利用していなかった物理メモリ領域27を対応付ける。この結果、管理装置11は、再起動後の本体装置18が実行するOSやHPVに何ら変更を行うことなく、データのダンプを行うことができる。
また、管理装置11は、設定可能な全てのシステム絶対アドレスのうち、下位のシステム絶対アドレスを運用系のシステム絶対アドレスとし、上位のシステム絶対アドレスを待機系のシステム絶対アドレスとする。このため、管理装置11は、運用系のシステム絶対アドレスを容易に待機系のシステム絶対アドレスに変更することができる。例えば、管理装置11は、システム絶対アドレスの最上位ビットを反転するだけで、運用系のシステム絶対アドレスと、待機系のシステム絶対アドレスとを入れ換えることができる。
また、管理装置11は、マッピングテーブル20に運用系のシステム絶対アドレスと対応付けた物理アドレスが示す物理メモリ領域をリセットし、リセットした物理メモリ領域を用いて再起動するよう本体装置18を制御する。例えば、管理装置11は、運用系のシステム絶対アドレスと対応付けた物理アドレスが示す物理メモリ領域を示す物理メモリリセット情報22をメモリリセット情報レジスタ21に格納し、本体装置18をリセットさせる。このため、管理装置11は、本体装置18の再起動を適切に行う事ができる。
これまで本発明の実施例について説明したが実施例は、上述した実施例以外にも様々な異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例2として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)運用系のシステムアドレス空間と待機系のシステムアドレス空間について
上述した管理装置11は、運用系のシステムアドレス空間と待機系のシステムアドレス空間とを認識した。しかし、実施例はこれに限定されるものではない。例えば、管理装置11は、運用系のシステムアドレス空間とは別に、待機系のシステムアドレス空間を複数認識する。そして、管理装置11は、本体装置18が故障した場合には、ダンプ処理が終了した待機系のシステムアドレス空間を、運用系のシステムアドレス空間と対応付けられていた物理メモリ領域に振り分けても良い。
(2)情報処理装置10について
上述した情報処理装置10は、管理装置11と本体装置18とを有していた。しかし、実施例はこれに限定されるものではなく、例えば、情報処理装置10は、本体装置18と同様の機能を発揮する複数の本体装置を有し、1つ又は複数の管理装置11は、各本体装置の管理を行ってもよい。
(3)MPU17について
上述したMPU17は、管理プログラム28を実行することで、退避部29、生成部30、設定部31、取得部32の機能を発揮させた。しかし、実施例はこれに限定されるものではない。例えば、MPU17の代わりに、退避部29、生成部30、設定部31、取得部32と同様の機能を発揮する各種ハードウェアを管理装置11に設置してもよい。
(4)オペレーティングシステムが追加する運用系のシステムアドレス空間について
上述した本体装置18が実行するオペレーティングシステム33は、マッピングテーブル20にシステム絶対アドレスと物理アドレスとを対応付けを追加することで、運用系のシステムアドレス空間を拡大した。ここで、オペレーティングシステム33は、運用系のシステムアドレス空間を、最大で、全システムアドレス空間の半分まで拡大することができる。
なお、例えば、本体装置18の再起動時に必要な運用系のシステムアドレス空間が半分以下である場合には、オペレーティングシステム33は、運用系のシステムアドレス空間を全システムアドレス空間の半分以上に拡大してもよい。すなわち、オペレーティングシステム33は、本体装置18の再起動時に必要な運用系のシステムアドレス空間と同じ大きさの待機系システムアドレス空間を担保できる範囲まで、運用系のシステムアドレス空間を拡大してもよい。
(5)プログラム
ところで、実施例1に係る管理装置11は、ハードウェアを利用して各種の処理を実現する場合を説明した。しかし、実施例はこれに限定されるものではなく、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータが実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図12を用いて、実施例1に示した管理装置11と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図12は、データ取得プログラムを実行するコンピュータの一例を説明するための図である。
図12に例示されたコンピュータ100は、Read Only Memory(ROM)110、Hard Disk Drive(HDD)120、Random Access Memory(RAM)130、Central Processing Unit(CPU)140がバス160で接続される。また、図11に例示されたコンピュータ100は、本体装置18と接続するためのInput Output(I/O)150を有する。
RAM130には、データ取得プログラム131があらかじめ保持される。CPU140がデータ取得プログラム131をRAM130から読み出して実行することによって、図12に示す例では、データ取得プログラム131は、データ取得プロセス141として機能するようになる。なお、データ取得プロセス141は、図1に示したMPU17と同様の処理を実行する。
なお、本実施例で説明した管理プログラム28、データ取得プログラム131は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。
また、管理プログラム28、データ取得プログラム131は、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、Compact Disc Read Only Memory(CD−ROM)、Magneto Optical Disc(MO)、Digital Versatile Disc(DVD)などのコンピュータで読取可能な記録媒体に記録される。また、管理プログラム28、データ取得プログラム131は、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
また、管理プログラム28、データ取得プログラム131は、アプリケーションプログラムとしてのみならず、Operating System(OS)が有する機能の一部として、あるいはファームウェアの一部として機能することも可能である。
10 情報処理装置
11 管理装置
12 外部記憶装置
13、25 主記憶装置
14 マッピングテーブル記憶領域
15 メモリリセット情報記憶領域
16 主記憶情報記憶領域
17 MPU
18 本体装置
19 マッピングレジスタ
20 マッピングテーブル
21 メモリリセット情報レジスタ
22 物理メモリリセット情報
23 システムコントローラ
24 主記憶制御装置
26、27 物理メモリ領域
28 管理プログラム
29 退避部
30 生成部
31 設定部
32 取得部

Claims (7)

  1. 演算処理装置がデータを指定するために用いる運用系の絶対アドレスと、当該データを記憶するメモリの記憶領域を示す運用系の物理アドレスとを対応付けた変換テーブルを用いてメモリアクセスを行う情報処理装置が故障した場合に、当該変換テーブルを退避する退避部と、
    前記退避部が退避した変換テーブルを用いて、故障時における運用系の物理アドレスに対し、前記運用系の絶対アドレスとは異なる待機系の絶対アドレスを対応付け、前記運用系の絶対アドレスに対し、前記故障時における運用系の物理アドレスとは異なる待機系の物理アドレスを対応付けた第2の変換テーブルを生成する生成部と、
    前記生成部が生成した第2の変換テーブルを前記情報処理装置に設定する設定部と、
    前記設定部が設定した第2の変換テーブルを用いて、前記待機系の絶対アドレスと対応付けられた物理アドレスが示す記憶領域から前記データを取得する取得部と
    を有することを特徴とする管理装置。
  2. 前記情報処理装置は、使用する記憶領域を追加する場合は、当該記憶領域を示す物理アドレスに新たな絶対アドレスを対応付けて前記変換テーブルに追加し、
    前記生成部は、前記運用系の絶対アドレスと前記情報処理装置が追加した絶対アドレスに故障時における前記待機系の物理アドレスを対応付け、前記故障時における運用系の物理アドレスと、前記情報処理装置が追加した物理アドレスとに前記待機系の絶対アドレスを対応付けた前記第2の変換テーブルを生成することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記設定部は、前記情報処理装置が起動する際に、設定可能なすべての絶対アドレスのうちの半数以下の絶対アドレスを運用系の絶対アドレスとした変換テーブルを前記情報処理装置に設定することを特徴とする請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 前記設定部は、設定可能な全ての絶対アドレスのうち下位の絶対アドレスを前記運用系の絶対アドレスとし、設定可能な全ての絶対アドレスのうち上位の絶対アドレスを前記待機系の絶対アドレスとすることを特徴とする請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記設定部が設定した第2の変換テーブルに含まれる運用系の絶対アドレスと対応付けられた物理アドレスが示す記憶領域をリセットし、当該リセットした記憶領域を用いて再起動を実行するように前記情報処理装置を制御する制御部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の管理装置。
  6. 演算処理装置がデータを指定するための絶対アドレスと、メモリの記憶領域を示す物理アドレスとを対応付けた変換テーブルを用いてメモリアクセスを行う情報処理装置を管理する管理装置が、
    前記情報処理装置が故障した場合には、当該変換テーブルを退避し、
    前記退避した変換テーブルを用いて、故障時における前記運用系の物理アドレスに前記運用系の絶対アドレスとは異なる待機系の絶対アドレスを対応付け、前記運用系の絶対アドレスに前記故障時における運用系の物理アドレスとは異なる待機系の物理アドレスを対応付けた第2の変換テーブルを生成し、
    前記生成した第2の変換テーブルを前記情報処理装置に設定し、
    前記設定した第2の変換テーブルを用いて、前記待機系の絶対アドレスと対応付けられた物理アドレスが示す記憶領域から前記データを取得する
    処理を実行することを特徴とするデータ取得方法。
  7. コンピュータに、
    演算処理装置がデータを指定するための絶対アドレスと、メモリの記憶領域を示す物理アドレスとを対応付けた変換テーブルを用いてメモリアクセスを行う情報処理装置が故障した場合には、当該変換テーブルを退避し、
    前記退避した変換テーブルを用いて、前記故障時における運用系の物理アドレスに前記運用系の絶対アドレスとは異なる待機系の絶対アドレスを対応付け、前記運用系の絶対アドレスに前記故障時における運用系の物理アドレスとは異なる待機系の物理アドレスを対応付けた第2の変換テーブルを生成し、
    前記生成した第2の変換テーブルを前記情報処理装置に設定し、
    前記設定した第2の変換テーブルを用いて、前記待機系の絶対アドレスと対応付けられた物理アドレスが示す記憶領域から前記データを取得する
    処理を実行させることを特徴とするデータ取得プログラム。
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