JP2018156230A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】システム起動を伴う作業の効率の向上を図ること。【解決手段】本発明の情報処理装置は、情報処理装置に搭載されたOSの起動状況を表すOS情報を記憶する記憶部と、OSの起動前にOS情報を表示装置に表示し、当該OSの起動を制御するBIOSと、を備える。【選択図】図8

Description

本発明は、情報処理装置にかかり、特に、OS(Operating System)の起動を制御するBIOS(Basic Input/Output System)を備えた情報処理装置に関する。
情報処理装置の構成規模の拡大により、搭載されたメモリの初期化や接続デバイスの認識処理に要する時間が伸びている。例えば、特許文献1には、BIOSのブート時に、設定された表示優先順位で接続デバイスの認識処理を行い、表示することが記載されている。このような処理に時間がかかることから、1度のシステム起動にかかる時間が増大している。
特開2015−11572号公報
一方で、OSは、起動を試してみなければ起動可否がわからない。このため、OSの起動に失敗した場合、他のOSを起動し、起動設定の変更を行い、再度起動を試すという一連の手順が必要となり、多大な時間を要する。また、起動時間もOS側で設定された構成により変動するため、起動時間を予期することが難しい。その結果、システムの起動/再起動が必要となる作業の計画を立てることが困難であり、作業効率の向上を図ることができない、という問題が生じる。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、システム起動を伴う作業の効率の向上を図ることができない、ということを解決することにある。
本発明の一形態である情報処理装置は、
情報処理装置に搭載されたOS(Operation System)の起動状況を表すOS情報を記憶する記憶部と、
前記OSの起動前に前記OS情報を表示装置に表示し、当該OSの起動を制御するBIOS(Basic Input/Output System)と、
を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の一形態であるBIOSは、
情報処理装置に搭載されたOS(Operation System)の起動を制御するBIOS(Basic Input/Output System)であって、
記憶部に記憶されている前記OSの起動状況を表すOS情報を、前記OSの起動前に表示する、
という構成をとる。
また、本発明の一形態であるプログラムは、
情報処理装置に搭載されたOS(Operation System)の起動を制御するBIOS(Basic Input/Output System)に、
記憶部に記憶されている前記OSの起動状況を表すOS情報を、前記OSの起動前に表示する処理、
を実行させる、
という構成をとる。
また、本発明の一形態である情報処理方法は、
情報処理装置に搭載されたOS(Operation System)の起動を制御するBIOS(Basic Input/Output System)が、
記憶部に記憶されている前記OSの起動状況を表すOS情報を、前記OSの起動前に表示する、
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成されることにより、システム起動を伴う作業の効率の向上を図ることができる。
本発明の実施形態1における情報処理装置の構成を示すブロック図である。 ファイルシステムと論理ボリュームのステータス情報の一例を示す図である。 パーティションテーブルの一例を示す図である。 BIOS画面の一例を示す図である。 サーバ装置の動作を示すフローチャートである。 サーバ装置の動作を示すフローチャートである。 サーバ装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2における情報処理装置の構成を示すブロック図である。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図7を参照して説明する。図1乃至図4は、本発明の構成を説明するための図であり、図5乃至図7は、本発明の動作を説明するための図である。
[構成]
本発明におけるサーバ装置100は、演算装置と記憶装置とを備えた情報処理装置にて構成されている。そして、サーバ装置100は、図1に示すように、BIOS(Basic Input/Output System)110と、OS(Operation System)120と、を搭載している。なお、BIOS110及びOS120は、装備された記憶装置に記憶されたプログラムが演算装置で実行されることで実現される。また、サーバ装置100には、モニタといった表示装置200が接続されている。
ここで、本実施形態におけるサーバ装置100は、複数のOS120を搭載している。そして、後述するBIOS110の制御により、搭載しているOS120のうち、1つのOSのみが実行される。但し、本発明では、サーバ装置100は、複数の仮想化サーバを構築し、それぞれがOSを実行することで、複数のOSを実行してもよい。なお、本発明では、サーバ装置100はOS120を1つのみ搭載していてもよい。
図1に示すように、BIOS110は、表示制御部111と、記憶部であるRAM(Random access memory)112とを備えている。表示制御部111は、サーバ装置100自体の起動時であるシステム起動時、つまり、OS120の起動処理に入る前に、接続された表示装置200にBIOS画面を表示する。
BIOS画面には、RAMのパーティション情報格納領域112に格納されているパーティション情報(OS情報)を表示する。なお、パーティション情報は、搭載されている各OS120の起動状況を表す情報であり、例えば、後述するように、OS120の起動時間を表す起動時間情報や、OSの起動可否を表す起動可否情報(OSのファイルシステム及び/又は論理ボリュームが正常か否かを表す情報)を含む。このとき、BIOS110は、パーティション情報が複数のOS120に対応する情報を含んでいる場合には、複数のOSの情報を表示する。これにより、ユーザは、OS120の起動処理に入る前に、各OSのファイルシステムや論理ボリュームのステータス情報、さらには、起動時間を確認することができる。
また、BIOS110の表示制御部111は、ユーザからOS120の選択を受け付ける。このとき、表示制御部111は、表示したOSのうち、1つ又は複数のOS120の選択を受け付ける。そして、BIOS110は、表示制御部111でユーザから受け付けた、選択されたOS120をサーバ装置100で起動させる。
次に、OS120の構成について説明する。OS120は、サーバ装置100で実行されることで、図1に示すように、パーティション情報コピー部121と、ステータス情報取得部123と、起動時間取得部124と、を構築する。また、装備された記憶装置であるHDD(hard disk drive)に、パーティション情報記録領域122と、FSステータス記録領域125と、LVステータス記録領域126と、が形成される。
上記FSステータス記録領域125は、予めOS120で管理されているファイルシステムにより記録したファイルシステムのステータス情報を保持している。また、LVステータス記録領域126は、予めOS120で管理されている論理ボリュームマネージャにより記録された論理ボリュームのステータス情報を保持している。図2に、ファイルシステムのステータス情報、論理ボリュームのステータス情報の一例を示す。
上記ステータス情報取得部123は、任意のタイミング(例えば、OS起動時や定期実行など)で、OS120が認識しているすべての補助記憶装置、つまり、FSステータス記録領域125とLVステータス記録領域126に対して、ファイルシステムおよび論理ボリュームのステータス情報の読み出しを実行する。そして、ステータス情報取得部123は、読み出した各ステータス情報を、パーティション情報記録領域122内のパーティションテーブルに記録する。このようにして、ステータス情報取得部123は、OS120の実行時に当該OS120の起動状況を表す上記各ステータスを取得する。
ここで、図3に、パーティションテーブルの一例を示す。パーティションテーブルは、OS120のパーティションテーブル配置の設定により、各HDDに形成されたMBR(Master Boot Record)領域もしくはGPT(GUID Partition Table)領域に格納されている。つまり、パーティション情報記録領域122は、各HDDのMBR領域やGPT領域に形成されている。但し、パーティション情報記録領域122は、いかなる記憶領域に形成されていてもよい。
そして、パーティションテーブルは、各OSに対応する各パーティションの情報として、まず、「パーティションの開始位置・終了位置」、「パーティションサイズ」、「パーティションラベル」を含んでいる。これに加えて、パーティションテーブルは、「ファイルシステムのステータス情報」、「論理ボリュームのステータス情報」、「OSの起動に要する時間」を含んでいる。
ここで、上述したステータス情報取得部123が、各ステータス情報をパーティション情報記録領域122に書き込む処理を行うタイミングは、任意のタイミングで行うことができるが、特に、以下のタイミングであると効果的である。例えば、タイミングとしては、パーティション・ファイルシステム・論理ボリュームの操作コマンドの実行時(パーティション構成や、ファイルシステム・論理ボリュームのステータスに変化が生じる可能性がある時)、OSの起動時・停止時、一定の時間間隔での実行、が考えられる。ステータス情報取得部123を頻繁に実行するほど、パーティション情報記録領域122の情報が最新に保たれる可能性が高くなるが、一方で、ステータス情報取得部123を実行するためのOSのコストが高くなる。
上記起動時間取得部124は、再起動実行時にOS120が再起動に要した時間を計測する。例えば、OS120の再起動処理が投入されたタイムスタンプを、OS120が起動完了した時点のタイムスタンプから減算することで、再起動に要した時間を算出する。そして、起動時間取得部124は、算出した時間を、パーティション情報記録領域122に記録されているOS120のシステムディスクとしてマウントされているパーティションを指すパーティションテーブルへ、OS120の起動に要する時間(BootTime)として記録する。
上記のように起動時間取得部124は、OS120の実行時に当該OS120の起動状況を表す上記起動時間を取得する。なお、上記では、起動時間取得部124はOSの再起動時に起動時間を計測しているが、通常の起動時に計測してもよい。
上記パーティション情報コピー部121は、任意のタイミング、例えば、ステータス情報の読み出し処理後や定期実行のタイミングで、パーティションテーブルで管理される情報を、BIOS110のRAM112に確保されるパーティション情報格納領域112に記録する。パーティション情報コピー部121は、パーティション情報格納領域112へ情報の書き込みを行う際に、パーティションテーブルの情報から、BIOS画面で表示する情報だけに取捨選択および整形して記録する。
例えば、図3に示すパーティションテーブルから、図4のBIOS画面に表示する情報に示すように、各パーティションの開始位置・終了位置、パーティションラベル、ファイルシステムステータス情報、論理ボリュームステータス情報、システム起動時間、を選別して記録する。また、パーティション情報コピー部121は、認識している各補助記憶装置(HDD)の固有の識別情報(uuid)を取得し、補助記憶装置の付帯情報として整形している。なお、パーティションテーブルの情報は、BIOS110内の他の記憶領域(例えば、ROM)に記憶されてもよい。
ここで、上述したパーティション情報コピー部121が、パーティションテーブルを読みだしてパーティション情報格納領域112に書き込む処理は、任意のタイミングで行うことができるが、特に、以下のタイミングであると効果的である。例えば、タイミングとしては、ステータス情報取得部123や起動時間取得部124が実行されたとき(パーティション情報記録領域122に更新の可能性があるとき)や、OSの起動時・停止時、一定の時間間隔での実行、が考えられる。パーティション情報コピー部121を頻繁に実行するほど、パーティション情報格納領域112の情報が最新に保たれる可能性が高くなるが、一方で、パーティション情報コピー部121を実行するためのOSのコストが高くなる。
[動作]
次に、上述した構成のサーバ装置100の動作を、主に図5乃至図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、図5を参照して、BIOS画面でパーティションのファイルシステムおよび論理ボリュームのステータス情報を参照できるようになるまでの動作を説明する。
まず、サーバ装置100にてOS120実行中に、OS挙動やユーザ操作を契機として、ファイルシステム(FS)や論理ボリューム(LV)のステータスが変化する。変化したステータスは、ファイルシステムや論理ボリュームマネージャの機能により、FSステータス記録領域125およびLVステータス記録領域126に記録される(ステップS1)。
続いて、OS120は、ステータス情報取得部123の有効化・無効化の切り替えを行う。有効の場合(ステップS2でYes)、ステータス情報取得部123は、当該OSで認識するすべてのパーティションのFSステータス記録領域125およびLVステータス記録領域126からステータス情報を読み出し、パーティション情報記録領域122内のパーティションテーブルに書き込む(ステップS3)。なお、ステータス情報取得部123が無効とされている場合には(ステップS2でNo)、ステータス情報は取得せず、パーティション情報記録領域122への書き込みは行わない(ステップS8)。
続いて、OS120は、パーティション情報コピー部121の有効化・無効化の切り替えを行う。有効の場合(ステップS4でYes)、パーティション情報コピー部121は、パーティション情報記録領域122から、各パーティションに関連付けられたファイルシステムおよび論理ボリュームのステータス情報を含むパーティションテーブルを読み出し、BIOS110のパーティション情報格納領域112に書き込む(ステップS5)。パーティション情報コピー部121が無効とされている場合(ステップS4でNo)、パーティション情報格納領域112への書き込みは行わない(ステップS9)。
その後、ユーザは、動作するOS120を切り替える場合、システムの再起動を行う(ステップS6)。システムの起動時であってOS起動前に、BIOS110は、パーティション情報格納領域112に記録されている情報をBIOS画面に表示する(ステップS7)。ユーザは表示された情報から、サーバ装置100で起動可能なOS120に対応するすべてのパーティションの、ファイルシステムおよび論理ボリュームのステータス情報を参照することができる。ユーザはその情報を参考にして、各OS120の起動可否を判断する。
次に、図6を参照して、BIOS画面でOSの起動に要する時間を参照できるようになるまでの動作を説明する。
まず、OS120は、起動時間取得部124の有効化・無効化の切り替えを行う。有効の場合(ステップS11でYes)、起動時間取得部124は、システム再起動の実行時に(ステップS12)、OS起動時間の計測を行う。起動時間取得部124が無効とされている場合(ステップS11でNo)、OS起動時間の計測は行わない(ステップS18)。そして、起動時間取得部124は、計測したOS起動時間をパーティション情報記録領域122内のパーティションテーブルに書き込む(ステップS13)。
続いて、OSは、パーティション情報コピー部121の有効化・無効化の切り替えを行う。有効の場合(ステップS14でYes)、パーティション情報コピー部121はパーティション情報記録領域122から、パーティションテーブルと、各システムディスクに関連付けられたOS起動時間、を読み出し、パーティション情報格納領域112に書き込む(ステップS15)。パーティション情報コピー部121が無効化されている場合(ステップS14でNo)、パーティション情報格納領域112への書き込みは行わない(ステップS19)。
その後、ユーザは、動作するOS120を切り替える場合、システムの再起動を行う(ステップS16)。システムの起動時、BIOS110は、パーティション情報格納領域112に記録されている情報をBIOS画面に表示する(ステップS17)。ユーザは表示された情報から、サーバ装置で起動可能なOS120の起動に要する時間を確認することができる。ユーザはその情報をもとに、起動するOS120を判断する。
なお、上記動作例では、OSの状態と起動時間とをそれぞれBIOS画面に表示する動作を別々に説明したが、パーティションテーブルの両方の情報が記録されている場合には、もちろん両方の情報をまとめてBIOS画面に表示されることとなる。
次に、図7を参照して、ユーザがOS120を起動するときの動作を説明する。まず、ユーザによってサーバ装置によるシステムが再起動や通常起動される(ステップS21)。すると、BIOS110の実行により、OS120の起動処理の前に、BIOS画面に各パーティションの情報を表示する(ステップS22)。つまり、図4に示すように、BIOS画面に、各OSに対応するファイルシステムおよび論理ボリュームのステータス情報、及び、起動時間を表示する。
ここで、BIOS画面に表示される情報についてさらに詳述する。図4に示すように、BIOS画面では、各OSの情報は、補助記憶装置(HDD、SSD等)ごとにパーティション単位つまりOS単位で出力する。画面において、「Label」列は、パーティションを識別するための任意の文字列である。「FS State」列は、パーティション上に作成されたファイルシステムのステータス情報である。「LV State」列は、パーティション上に作成された論理ボリューム(LVM等)のステータス情報である。OS120の起動時間も同様に、補助記憶装置ごとにパーティション単位で出力し、「BootTime」列が該当する。
ユーザは、上述したようにBIOS画面に表示された情報を参照して、まずパーティション構成やLabel列を元に、各OSでマウントされる(使用される)パーティションを特定する。次に、特定したパーティションのFS State列やLV State列を参照することで、対象OSのファイルシステムや論理ボリュームの正常性を確認する。その結果、対象OSの起動可否の判断を行うことができる。また、特定したパーティションのBootTime列を参照することで、対象OSの起動に要する時間を確認することができる。
ユーザは、上記のようにして各OS120の起動可否を判断して、起動するOS120を選択する入力を行う。サーバ装置100は、BIOS110にてユーザによるOS120の選択を受け付けて(ステップS23)、選択されたOS120を起動するよう制御する(ステップS24)。これにより、ユーザ所望のOS120が起動することとなる。
以上のように、本発明によると、システムの起動時に、起動するOSを選択する前に、BIOS画面において、当該システムで起動可能なOSの保有情報(ファイルシステムの状態、論理ボリュームの状態等)を確認することができる。併せて、BIOS画面において、当該システムで起動可能なOSの起動に要する時間を確認することができる。このため、ユーザは、OSの起動を試すことなく、システムの起動の可否や起動時間を予期することができ、システムの起動/再起動が必要となる作業の計画を立てることが容易となる。その結果、作業効率の向上を図ることができる。
なお、以下に、本発明を利用しない場合と利用した場合の比較を示す。まず、本発明を利用せずにOSを起動する場合には、以下の手順を取る。
1.サーバの電源を投入(装置の立ち上げ時間a分)
2.OS1を選択
3.OS1の起動(OS1の立ち上げ時間b分)
4.OS1の起動に失敗
5.システムの再起動(装置の立ち上げ時間a分)
6.OS2を選択
7.OS2の起動(OS2の立ち上げ時間c分)
8.OS2の起動に成功
上記のように、サーバで起動不可であるOS1が存在すると仮定すると、OS1を選択すると当該OS1の起動に失敗し、OS2で再起動するまでの間に、「a+b+a+c」分の時間を要する。
一方で、本発明を利用してOSを起動する場合には、以下の手順を取る。
1.サーバの電源を投入(装置の立ち上げ時間a分)
2.BIOS画面でOSの起動可否・起動時間を確認
3.OS2を選択
4.OS2の起動(OS2の立ち上げ時間c分)
5.OS2の起動に成功
上記のように、本発明を利用した場合には、OS1を起動する前に当該OS1が起動不可であることを確認できる。このため、OS2を起動するまでの時間は、「a+c」分となり、上述した本発明を利用しない例よりも短時間で所望のOSを起動することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図8を参照して説明する。図8は、実施形態2における情報処理装置の構成を示すブロック図である。なお、本実施形態における情報処理装置は、実施形態1で説明したサーバ装置100の構成の概略を示している。
本実施形態における情報処理装置300は、
情報処理装置300に搭載されたOS(Operation System)の起動状況を表すOS情報を記憶する記憶部320と、
OSの起動前に上記OS情報を表示装置に表示し、当該OSの起動を制御するBIOS(Basic Input/Output System)310と、
を備える。
上述した発明によると、OSが起動する前に、システムの起動時のBIOS画面において、搭載されているOSの起動状況が表示される。このため、ユーザは、OSの起動を試すことなく、OSの起動状況を認識することができる。このため、システムの起動/再起動が必要となる作業の計画を立てることが容易となり、作業効率の向上を図ることができる。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における情報処理装置、BIOS、プログラム、情報処理方法の構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
情報処理装置に搭載されたOS(Operation System)の起動状況を表すOS情報を記憶する記憶部と、
前記OSの起動前に前記OS情報を表示装置に表示し、当該OSの起動を制御するBIOS(Basic Input/Output System)と、
を備えた情報処理装置。
(付記2)
付記1に記載の情報処理装置であって、
前記記憶部が記憶する前記OS情報は、前記OSの起動時間を表す起動時間情報を含み、
前記BIOSは、前記OSの起動前に前記起動時間情報を表示する、
情報処理装置。
(付記3)
付記1又は2に記載の情報処理装置であって、
前記記憶部が記憶する前記OS情報は、前記OSの起動可否を表す起動可否情報を含み、
前記BIOSは、前記OSの起動前に前記起動可否情報を表示する、
情報処理装置。
(付記4)
付記3に記載の情報処理装置であって、
前記起動可否情報は、前記OSのファイルシステム及び/又は論理ボリュームが正常か否かを表す情報である、
情報処理装置。
(付記5)
付記1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記OSは、当該OSの実行時に当該OSの起動状況を表す前記OS情報を取得して前記記憶部に記憶する、
情報処理装置。
(付記6)
付記1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記記憶部は、複数の前記OSの前記OS情報を記憶しており、
前記BIOSは、複数の前記OS情報を表示し、当該OSの選択を受け付け、選択された前記OSを起動するよう制御する、
情報処理装置。
(付記7)
情報処理装置に搭載されたOS(Operation System)の起動を制御するBIOS(Basic Input/Output System)であって、
記憶部に記憶されている前記OSの起動状況を表すOS情報を、前記OSの起動前に表示する、
BIOS。
(付記8)
情報処理装置に搭載されたOS(Operation System)の起動を制御するBIOS(Basic Input/Output System)に、
記憶部に記憶されている前記OSの起動状況を表すOS情報を、前記OSの起動前に表示する処理、
を実行させるプログラム。
(付記9)
情報処理装置に搭載されたOS(Operation System)の起動を制御するBIOS(Basic Input/Output System)が、
記憶部に記憶されている前記OSの起動状況を表すOS情報を、前記OSの起動前に表示する、
情報処理方法。
(付記10)
付記9に記載の情報処理方法であって、
前記BIOSが、複数の前記OS情報を表示し、当該OSの選択を受け付け、選択された前記OSを起動するよう制御する、
情報処理方法。
(付記11)
付記9又は10に記載の情報処理方法であって、
前記OS情報は、前記OSの起動時間を表す起動時間情報を含み、
前記BIOSが、前記OSの起動前に前記起動時間情報を表示する、
情報処理方法。
(付記12)
付記9乃至11のいずれかに記載の情報処理方法であって、
前記OS情報は、前記OSの起動可否を表す起動可否情報を含み、
前記BIOSが、前記OSの起動前に前記起動可否情報を表示する、
情報処理方法。
(付記13)
付記12に記載の情報処理方法であって、
前記起動可否情報は、前記OSのファイルシステム及び/又は論理ボリュームが正常か否かを表す情報である、
情報処理方法。
(付記14)
付記9乃至13のいずれかに記載の情報処理方法であって、
前記OSが、当該OSの実行時に当該OSの起動状況を表す前記OS情報を取得して前記記憶部に記憶する、
情報処理方法。
なお、上述したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
100 サーバ装置
110 BIOS
111 表示制御部
112 パーティション情報格納領域
120 OS
121 パーティション情報コピー部
122 パーティション情報記録領域
123 ステータス情報取得部
124 起動時間取得部
125 FSステータス記録領域
126 LVステータス記録領域
200 表示装置
300 情報処理装置
310 BIOS
320 記憶部

Claims (10)

  1. 情報処理装置に搭載されたOS(Operation System)の起動状況を表すOS情報を記憶する記憶部と、
    前記OSの起動前に前記OS情報を表示装置に表示し、当該OSの起動を制御するBIOS(Basic Input/Output System)と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記記憶部が記憶する前記OS情報は、前記OSの起動時間を表す起動時間情報を含み、
    前記BIOSは、前記OSの起動前に前記起動時間情報を表示する、
    情報処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、
    前記記憶部が記憶する前記OS情報は、前記OSの起動可否を表す起動可否情報を含み、
    前記BIOSは、前記OSの起動前に前記起動可否情報を表示する、
    情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記起動可否情報は、前記OSのファイルシステム及び/又は論理ボリュームが正常か否かを表す情報である、
    情報処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記OSは、当該OSの実行時に当該OSの起動状況を表す前記OS情報を取得して前記記憶部に記憶する、
    情報処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記記憶部は、複数の前記OSの前記OS情報を記憶しており、
    前記BIOSは、複数の前記OS情報を表示し、当該OSの選択を受け付け、選択された前記OSを起動するよう制御する、
    情報処理装置。
  7. 情報処理装置に搭載されたOS(Operation System)の起動を制御するBIOS(Basic Input/Output System)であって、
    記憶部に記憶されている前記OSの起動状況を表すOS情報を、前記OSの起動前に表示する、
    BIOS。
  8. 情報処理装置に搭載されたOS(Operation System)の起動を制御するBIOS(Basic Input/Output System)に、
    記憶部に記憶されている前記OSの起動状況を表すOS情報を、前記OSの起動前に表示する処理、
    を実行させるプログラム。
  9. 情報処理装置に搭載されたOS(Operation System)の起動を制御するBIOS(Basic Input/Output System)が、
    記憶部に記憶されている前記OSの起動状況を表すOS情報を、前記OSの起動前に表示する、
    情報処理方法。
  10. 請求項9に記載の情報処理方法であって、
    前記BIOSが、複数の前記OS情報を表示し、当該OSの選択を受け付け、選択された前記OSを起動するよう制御する、
    情報処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109766144A (zh) * 2019-01-22 2019-05-17 湖北亿咖通科技有限公司 一种控制事件响应方法及装置

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