JP2017102887A - 情報処理装置、起動方法および起動プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ブートプログラムが保存されている記憶手段を切り換えて情報処理装置を起動させることができるようにする。【解決手段】ブートプログラムを記憶した複数の記憶手段(ROM3,4)を有し、当該ROM3,4のブートプログラムに基づいて起動されるコンピュータシステム100であって、前記ROM3,4の1つから起動および再起動を実行する起動手段(マイコン5:S101)と、前記起動手段による起動完了および起動失敗を検出する検出手段(マイコン5:S103,S105)と、前記検出手段による前記起動失敗の検出後に前記ROMを切り換える制御手段(マイコン5:S104)と、を備えているので、制御手段(マイコン5)がブートプログラムが保存されているROM3,4を切り換え、正常に立ち上げることができる。【選択図】図3
Description
本発明は、情報処理装置、起動方法および起動プログラムに関する。
コンピュータなどの情報処理システムなどにおいては、起動信号の発生に応答して、ブートデバイスからオペレーションシステムを起動するように構成されている。ブートデバイスが壊れた場合、オペレーティングシステムを起動できなくなる。特に、画像形成装置に搭載されるコンピュータでブートデバイスが壊れると、ユーザーの業務効率を著しく低下させる。
そこで、例えば、特開2002−259130号公報(特許文献1)には、マザーボード管理コントローラにブートデバイス切り換え制御部を設け、ブートデバイス切り換え制御部が、ブートデバイス切り換え信号によって2台のディスク装置のマスタとスレーブの関係を自動的に切り換える技術が開示されている。この技術では、この構成により、2台のディスク装置間でオペレーティングシステムを起動すべきブートデバイスを選択的に切り換えることができる。ブートデバイスの切れ換え制御は、例えば、OS起動信号の発生からの経過時間をタイマで計時し、所定の経過時間内にOSブート完了が検出されたか否かに基づいて行われるようになっている。
前記公知技術のようなブートデバイスの切り換え制御を行う構成では、ブートデバイスに対してマスタとスレーブの制御を行っているに過ぎない。すなわち、前記公知技術では、ブートデバイスにコントローラが搭載されていることを利用し、ブートデバイス自身にマスタであるか、スレーブであるかを認識させ、ブートデバイスのオン・オフを決める構成となっている。このように、ブートデバイス自身にオン・オフを決めさせる場合、ブートデバイスにコントローラが搭載されていることが必須となる。
しかし、BIOS(Basic Input/Output System)プログラム(ブートプログラム)を保存する記憶手段、例えばROM(Read Only Memory)には、コントローラが搭載されておらず、ROM自身でROMの切り換えを制御することはできなかった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ブートプログラムが保存されている記憶手段を切り換えて情報処理装置を起動させることができるようにすることにある。
前記課題を解決するため、本発明の一態様は、ブートプログラムを記憶した複数の記憶手段を有し、当該記憶手段のブートプログラムに基づいて起動される情報処理装置であって、前記記憶手段の1つから起動および再起動を実行する起動手段と、前記起動手段による起動完了および起動失敗を検出する検出手段と、前記検出手段が起動失敗を検出したとき、前記ブートプログラムを読み出す記憶手段を前記1つの記憶手段から他の記憶手段に切り換える制御手段と、を備えた情報処理装置を特徴とする。
本発明の一態様によれば、ブートプログラムが保存されている記憶手段を切り換えて情報処理装置を起動させることができる。なお、前記以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明において明らかにされる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について詳細に説明する。
本発明の実施形態について説明する前に、背景技術で述べた前提となる構成を参考例として説明する。
図10は参考例に係るブートデバイスからオペレーションシステムを起動する際の構成を示すブロック図である。図10(a)は、ブートデバイスが1つの場合の例、図10(b)は2つの場合の例である。
図10(a)は、CPU(Central Processing Unit)1と1つのブートデバイス2からオペレーションシステムを起動する例である。システム起動時にはCPU1がブートデバイス2からBIOS(Basic Input/Output System)プログラムを読み込む。図10(b)は、CPU1と、2つのブートデバイス_A3およびブートデバイス_B4とからオペレーションシステムを起動する例である。システム起動時は、CPU1はブートデバイス_A3と接続し、ブートデバイス_B4とは接続していない(図10内の点線(1))。この構成では、ブートデバイス_A3でシステムの起動に失敗した場合、接続をブートデバイス_A3からブートデバイス_B4に切り換える(図10内の点線(2))。
このようなブートデバイスの切り換え制御を行う構成として、例えば図11に示す例がある。図11はブートデバイスにコントローラが搭載されている例を示すブロック図である。この例では、CPU1、ブートデバイス_A3,ブートデバイス_B4および切り換え制御部13を備えたもので、ブートデバイスとしてはHDD(Hard Disc Drive)_AとBが使用されている。そして、ブートデバイス_A3とブートデバイス_B4にはそれぞれコントローラ3a,4aが搭載されている。このようにコントローラ3a,4aを搭載した場合、コントローラ3a,4aを利用し、ブートデバイス_A3およびブートデバイス_B4自身にマスタであるか、スレーブであるかを認識させ、ブートデバイスのオン/オフを決めることができる。
ブートデバイス自身にオン/オフを決めさせる場合、ブートデバイスにコントローラが搭載されていることが必須となる。BIOSプログラムを保存する記憶手段にコントローラが搭載されていない場合には、自身でオン/オフを決定できないので、記憶手段を切り換えることはできない。例えばブートデバイスとして使用されるROMには、コントローラが搭載されておらず、当然、ROM切り換えを制御することはできない。
そこで、本実施形態の実施例1では、以下のように構成した。
図1は、実施例1に係るROM切り換え制御の制御構成を示すブロック図である。同図において、本実施形態に係るROM切り換え制御の制御構成は、CPU1、ブートデバイス_A(ROM_A)3、ブートデバイス_B(ROM_B)4およびマイコン5から構成されている。以下、ブートデバイスはROMとして表記する。CPU1とROM_A3およびROM_B4は並列に接続され、マイコン5とROM_A3およびROM_B4も並列に接続されている。CPU1からCS(チップセレクト)信号がマイコン5へ接続され、マイコン5からROM_A3とROM_B4へはそれぞれCS信号が接続されている。システム起動時は、マイコン5がCS_A信号をROM_A3に出力する。BIOS起動に失敗した場合、マイコン5はCS_A信号の出力を止め、ROM_B4にCS_B信号を出力する。また、Clk信号およびData信号がROM_A3およびROM_B4に並列に接続されている。なお、本実施形態では、ROMが記憶手段に対応する。
図2は画像形成装置に搭載されるコンピュータシステムの概略構成を示すブロック図である。
情報処理装置としてのコンピュータシステム100は、CPU1、ROM_A3、ROM_B4、マイコン5、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)6、メモリ7、操作パネル8、LED(Light Emitted Diode)9およびHDD10を備えている。CPU1、ROM_A3、ROM_B4およびマイコン5は図3に示した構成である。
ASIC6とCPU1、メモリ7とCPU1、マイコン5とASIC6、HDD10とASIC6は、それぞれ双方向に信号の送受が可能に接続され、操作パネル8は、CPU1、マイコン5、ASIC6と接続され、ユーザインターフェイスとして機能する。LED9はCPU1からの制御信号に基づいて点灯され、マイコン5には7セグメントLED11が接続されている。
このコンピュータシステム100では、ROMからなるROM_A3あるいはROM_B4でブートが失敗した場合は、ブートエラーを通知する。通知箇所は、通常、操作パネル8である。しかし、本実施例では、LED9あるいは7セグメントLED11を搭載しているので、より簡単な制御でエラー通知が可能となる。本コンピュータシステム100では、マイコン5がシステムの起動と再起動、システムの起動完了と起動失敗の検出、ROM切り換えの制御、システムの起動失敗時のエラー通知等、の各機能を持っている。
BIOSブート中の処理は複数のステップからなる。POST CODEは、BIOSブート中やそれ以降など、CPU1の処理ステップがどのステップにあるかを示すものである。本実施例では、8ビットの信号(0or1)を出力している。すなわち、8つのLEDで表示している。
図3は、図2に示したコンピュータシステムにおけるシステム起動時の制御手順を示すフローチャートである。
画像形成装置において、ユーザーが主電源スイッチを押すと、システムが順次起動される。BIOSブートは、そのうちの最も初期的なシステム起動である。初回時は、ROM_A3のBIOSプログラムを読み込みブートする(ステップ101:以下、ステップを単にSと記す)。そして、一定時間経過したらマイコン5がPOST CODEを確認して(S102)、BIOSブートが完了しているか否かを判断する(S103)。この判断では、BIOSブートより後の出力がでていればBIOS起動完了と判断する(S103:Yes)。
確認方法は、例えば1ms周期でマイコン5が出力を見て、3回同じ出力であるかを見るポーリング方式がとられる。ポーリング方式以外でも、マイコン5が待機状態にあり、BIOSブートより後の出力が入力してきたら、BIOS起動完了と判断する割り込み方式もある。いずれの方式を選択しても良く、その選択は設計事項である。
S103でBIOS起動完了と判断された場合は、この制御は終了し、CPU1が各デバイスの初期化を行い、メモリ7やHDD10を使用できる状態にして次の処理に移行する。ここでいう次の処理は通常シーケンスであり、ブート処理ではないので、説明は割愛する。
一方、S103でBIOS起動失敗している場合は、マイコン5がCS_A信号の出力を止めて、CS_B信号を出力するように制御する(S104)。そして、マイコン5がシステム全体を再起動する(S105)。再起動時は、ROM_B4のBIOSプログラムを読み込み、ブートする(S106)。初回時と同様に、ブートが完了しているか判断する(S107)。起動完了の場合(S108:Yes)は、この処理手順を終了する。起動失敗の場合は(S108:No)、BIOSブートエラーを操作パネル8へ表示し(S109)、処理を終える。
なお、S103およびS108でBIOSブートが完了したか否かはマイコン5の図示しないメモリに記憶される。そのため、S109のエラー表示は、このメモリに記憶された内容に基づいて行うこともできる。
また、図3のフローチャートに記載した制御手順はマイコン5にダウンロードされ、実行される。
図4は、図2に示したコンピュータシステムにおけるシステム起動時の実施例2の制御手順を示すフローチャートである。この制御手順は、図4において鎖線で囲んで示すように、図3におけるS102と103の処理順序と、S107とS108の処理順序を入れ換えた例である。図3の例では、一定時間後に、マイコン5がPOST CODEを確認し(S102)、その後、BIOSブートは完了したかをチェック(S103)していた。これに対し、図4の例では、一定時間待つことなく、すぐにPOST CODEを確認し始め、一定時間この処理を繰り返す、というものである。
すなわち、図4において、まず、マイコン5がROM_A3のBIOSプログラムを読み込んでブートし、POST CODEを確認する(S201)。そしてBIOSブートが完了しているか否かを判断する(S202)。完了していれば(S202:Yes)そのままこの制御から抜ける。完了していなければ(S202:No)、マイコン5がPOST DODEを確認してからの経過時間を判断する(S203)。
この判断で前記経過時間が予め設定した時間t(S102の一定時間に対応)以上になるまで、S201から処理を繰り返す(S203:No→S201)。そして、当該時間tを経過した時点で、マイコン5がCS_A信号の出力を止めて、CS_B信号を出力するように制御する(S204)。そして、マイコン5がシステム全体を再起動する(S205)。再起動時は、ROM_B4のBIOSプログラムを読み込み、ブートする(S206)。
次いで、マイコン5はPOST CODEを確認し(S207)、BIOSブートが完了しているか否かを判断する(S208)。完了していれば、そのままこの制御から抜け、完了していなければ、前記時間t経過しているか否かを判断する(S209)。そして、時間tが経過した時点でまだBIOSブートが完了していなければ(S208:No)、マイコン5が操作パネル8にBIOSブートエラーを表示して(S210)、この制御を終了する。
このように図3とは異なる処理手順で処理してもブートデバイス(ROM)を切り換えることができる。
なお、図4のフローチャートに記載した制御手順はマイコン5にダウンロードされ、実行される。
図5はBIOSプログラム修復機能を有する画像形成装置に搭載されるコンピュータシステムのシステム構成の概略を示すブロック図である。実施例3に係るコンピュータシステム101は、実施例1のコンピュータシステム100に対してCPU1とマイコン5との間に図において点線で示す新たな通信路12を設け、この通信路12を介してBIOSプログラムを修復できるようにした例である。この例では、図2に示した7セグメントLED11を省略している。また、前記通信路12以外は、同一の構成なので、各部についての説明は省略する。
図6は、実施例3に係るコンピュータシステムの制御手順を示すフローチャートである。この制御手順は、BIOSプログラムの破損が原因でブート失敗した場合を対象とする。ROMそのものが物理的に破損している場合は、データ修復できない可能性が高いため、本実施例3の対象外である。
図6のフローチャートのスタートは、ROM_A3でブートに失敗し、その後、ROM_B4でブートが成功した状態である。この状態から処理が開始される。処理は、CPU1がシステム全体を起動する(S301)ことから始まる。システム全体の起動が完了すると、CPU1はROM_B4のデータをメモリ7にコピーし(S302)、コピーが完了すると、CPU1はマイコン5にコピーが完了した旨、通知する(S303)。
コピー完了の通知を受けたマイコン5は、CS_B信号の出力を止め、CS_A信号を出力する(S304)。次いで、マイコン5はCPU1に対してCS出力の変更を通知する(S305)。そして、CPU1はメモリ7にコピーしておいたROM_B4のデータをROM_Aに書き込み(S306)、書き込みが完了した(S307)時点で、この制御手順を終える。
このようにROM_A3のデータが破損した場合でも、ROM_B4からデータをメモリ7に取り込み、ROM_A3に書き込むことにより、ROM_A3のデータ修復が可能になり、次回からROM_A3からBIOSプログラムによるブートが可能になる。
なお、図6のフローチャートに示した制御手順は、CPU1およびマイコン5にダウンロードされ、実行される。
実施例1ないし3では、ブートプログラムが保存されているブートデバイス(ROM_A,B)を切り換えてCPU1を起動させ、システムの信頼性を高めている。ブートデバイス(ROM_A,B)の切り換えは、ブートデバイスであるROM_A3、ROM_B4の動作がCS信号によって制御されていることを利用する。この切り換えでは、CPU1からのCS信号をマイコン5が受け、マイコン5が2つのROM_A3、ROM_B4へ出力する。これにより、ROM_A3およびROM_B4のオン・オフが設定され、ROM_A3とROM_B4が切り換えられる。
このように実施例1ないし3では、ブートデバイスであるROM_A3およびROM_B4に対してCS信号のみをマイコン(切り換え制御部)5で制御していた。CS信号はマイコン(切り換え制御部)5を介して接続すると、スタブ(枝分かれした信号線)が発生しない。しかし、CS信号以外の信号、例えばClk信号やData信号は、図1から分かるように単純に分岐してROM_A3およびROM_B4へ接続しているため、スタブが原因となり、ブートデバイスとの通信品質が悪くなっていた。
そこで、本実施例は、ROM_A3およびROM_B4を切り換えるに際し、ROM_A3およびROM_B4との通信品質の悪化を防ぐ構成とした。すなわち、本実施例では、通信品質の悪化を防ぐため、CPU1から出力されるCS信号、Clk信号およびData信号をMUX(マルチプレクサ)へ入力する。その後、MUXからROM_A3およびROM_B4へそれぞれCS信号、Clk信号およびData信号を出力する構成とした。具体的には、オペレーティングシステム(BIOS)の起動時に、マイコン5が起動失敗を検知した場合、マイコン5がシステムを再起動する。そして、再びオペレーティングシステム(BIOS)が起動する前に、通常のブートデバイスへのCS信号、Clk信号およびData信号の出力を止める。次いで、リカバリ用のブートデバイスへCS信号、Clk信号、Data信号を出力する、というようにマイコン5がMUXを制御するようにした。
図7は、実施例4に係るROM切り換え制御の制御構成を示すブロック図である。同図において、本実施形態に係るROM切り換え制御の制御構成は、CPU1、ROM_A3、ROM_B4、マイコン5およびMUX(マルチプレクサ)13から構成されている。同図からわかるように、CPU1からCS信号、Clk信号およびData信号がMUX14へ接続している。MUX14からは、ROM_A3およびROM_B4に対して、それぞれCS_A,B信号、Clk_A,B信号およびData_A,B信号を出力している。マイコン(切り換え制御部)5はControl信号によってMUX14を制御する。本実施例では、ROM_A3およびROM_B4のどちらに対して信号を出力するかを制御する。
図7の制御構成では、MUX14は、システム起動時にROM_A3に対してCS_A信号、Clk_A信号およびData_A信号を出力している。BIOS起動の失敗は、マイコン5が検知する。BIOS起動に失敗した場合、マイコン5はMUX14を制御し、CS_A信号、Clk_A信号およびData_A信号の出力を止める。そして、マイコン5は、CS_B信号、Clk_B信号およびData_B信号BをROM_B4に出力するようにMUX14を制御する。
図8は、実施例4における画像処理装置に搭載されるコンピュータシステムの概略構成を示すブロック図である。
情報処理装置としてのコンピュータシステム102は、CPU1、ROM_A3、ROM_B4、マイコン5、ASIC6、メモリ7、操作パネル8、LED9、HDD10 MUX14およびスイッチ(SW)15を備えている。CPU1、ROM_A3、ROM_B4、マイコン5およびMUX14は図7に示した構成である。ブートデバイスであるROMはROM_A3とROM_B4の2つ搭載し、初回起動時はROM_A3でブートが開始される。
ASIC6とCPU1、メモリ7とCPU1、マイコン5とASIC6、HDD10とASIC6は、それぞれ双方向に信号の送受が可能に接続され、操作パネル8は、CPU1、マイコン5、ASIC6と接続されユーザインターフェイスとして機能する。LED9はCPU1からの制御信号に基づいて点灯され、マイコン5には7セグメントLED11が接続されている。これらの構成は、実施例1と同様である。
操作パネル8は、当該操作パネル8内にCPUを備えている。コンピュータシステム102内でBIOSブートに限らずエラーが発生している場合、CPU1と操作パネル8内のCPUの通信が確立できなくなる。そこで、このように通信が確立できなくなった場合、操作パネル8は、マイコン5に対してエラー発生を通知する。コンピュータシステム102の起動時に起動失敗した場合は、操作パネル8からマイコン5にエラー発生の通知があったタイミングが起動失敗の検出タイミングとなる。
マイコン5は、コンピュータシステム102の起動および再起動、コンピュータシステム102の起動完了および起動失敗の検出、ブートデバイスであるROM_A3、ROM_B4の切り換え制御、コンピュータシステム102の起動失敗時のエラー通知を行う。マイコン5は、前記コンピュータシステム102の起動完了および起動失敗の検出、ROM_A3、ROM_B4の切り換え制御、コンピュータシステム102の起動失敗時のエラー通知の各機能については、オフすることができる。これらの機能のオフは、マイコン5の外部からスイッチ15を使用して制御する。すなわち、スイッチ制御でオン・オフすることができる。なお、スイッチ15は、コストダウンなどを目的としてROMを1つのみ搭載する場合に使用する。
コンピュータシステム102の起動完了および起動失敗の検出は、BIOSブートが完了状態となったか否かで判断される。BIOSブート完了状態かどうかは、マイコン5がCPU1のGPIO(汎用入出力)ポートから判断する。この場合、例えば、ブート後にGPIOポートとマイコン5との間の通信が確立しているかどうかで判断する。本実施例では、1ビットの信号(0or1)を用いている。また、CPU1の汎用入出力ポートとして、実施例1(図2)に示したPOST CODEを使用することもできる。BIOSブート中の処理は複数ステップあり、POST CODEは、BIOSブート中、およびそれ以降など、CPU1の処理ステップがどのステップにあるかを示すものである。
ブートデバイスである2つのROM_A3、ROM_B4でブートが失敗した場合は、ブートエラーを通知する。通知箇所は、通常操作パネル8であるが、新規にLEDあるいは7セグメントLED11を搭載することで、実施例1と同様に、より簡単な制御でエラー通知が可能となる。
図9は、図8に示したコンピュータシステムにおけるシステム起動時の制御手順を示すフローチャートである。
画像処理装置において、ユーザーが主電源SWを押すと、システムが順次起動される。BIOSブートは、そのうちの最も初期的なシステム起動である。初回時は、CPU1はMUX14を介してROM_A3のBIOSプログラムを読み込み、ブートする(S401)。次に、BIOSブートエラーを含め、コンピュータシステム102内でエラーが発生しているかどうかをチェックする(S402)。このチェックでエラーが発生している場合(S402:Yes)、操作パネル8からマイコン5に対してエラーが通知される(S403)。このタイミングでマイコン5がBIOSブート状態を確認する(S404)。なお、操作パネル8からマイコン5に対して何も通知がない場合は、BIOSブートエラーは発生していない。
S404の確認でBIOSブートに失敗している場合(S405:No)、マイコン5がコンピュータシステム100を再起動する(S406)。再起動にあたり、当該マイコン5もオフする。その際、次回起動時に、ブートデバイスであるROMを適切に切り換えできるように、ROM_A3でエラーが発生した情報をマイコン5内の不揮発メモリに保存する。これにより、CPU1のBIOSブートよりも前にマイコン5がMUX14を制御し、再起動時に不揮発メモリへ保存した情報に基づいてROM_B4からリブートすることができる。すなわち、不揮発メモリを使用し、動作開始時に不揮発メモリの情報を参照することにより、マイコン5自体の電源が一度オフになる状態でも、ROM切り変えは適切に実施される構成となる。
この構成により、CPU1は、MUX14を介してROM_B4のBIOSプログラムを読み込み、ブートする(S408)。次いで、S401におけるROM_A3のブート時同様、BIOSブートエラーを含め、コンピュータシステム102内でエラーが発生しているかどうかをチェックする(S409)。このチェックでエラーが発生している場合(S409:Yes)、操作パネル8からマイコン5に対してエラーが通知される(S410)。そして、このタイミングでマイコン5がBIOSブート状態を確認する(S411)。このチェックで再度BIOSブートに失敗している場合(S412:Yes)、ROM_A3およびROM_B4ともにブートが失敗したことを意味する。この場合、マイコン5が操作パネル8および/または7セグメントLED11にBIOSブートエラーを表示する。
なお、S402またはS409でエラーが発生していないとき、S405またはS412でBIOSブートが起動完了している場合には、コンピュータシステム100が起動しているので、そのままこのフローチャートの処理を終える。
以上説明したように、本実施形態によれば、次のような効果を奏する。なお、以下の説明では、特許請求の範囲における各構成要素と本実施形態の各部とを対応させ、用語が異なる場合には、後者をかっこ書きで示す。
(1) 本実施形態によれば、ブートプログラムを記憶した複数の記憶手段(ROM_A3、ROM_B4)を有する情報処理装置(コンピュータシステム100,101,102)であって、前記記憶手段(ROM_A3、ROM_B4)の1つから前記ブートプログラムを読み出して前記情報処理装置(コンピュータシステム100,101,102)の起動および再起動を実行する起動手段(マイコン5:S101,S105,S401,S406)と、前記起動手段(マイコン5)による起動完了および起動失敗を検出する検出手段(マイコン5:S103,S108,S405,S412)と、前記検出手段(マイコン5)による前記起動失敗の検出後に前記記憶手段(ROM_A3、ROM_B4)を切り換える制御手段(マイコン5:S104,S407)と、を備えているので、起動失敗後に制御手段(マイコン5)がブートプログラムを保存している記憶手段(ROM_A3、ROM_B4)を切り換え、情報処理装置(コンピュータシステム100,101,102)を起動させることができる。すなわち、コントローラを備えていない記憶手段(ROM)を使用したブートデバイスであっても、ある1つの記憶手段(ROM_A3)によって起動が不能であれば、他の記憶手段(ROM_B4)に切り換えて情報処理装置(コンピュータシステム100,101,102)を起動することができる。
(2) 本実施形態によれば、前記(1)の情報処理装置(コンピュータシステム101)において、前記切り換えが、前記制御手段(マイコン5)からの前記記憶手段(ROM_A3、ROM_B4)の選択信号(チップセレクト信号CS_A,CS_B)に基づいて行われるので、ある1つのROMからブートプログラムで起動できない場合、前記制御手段(マイコン5)によって起動を失敗した記憶手段(例えばROM_A)以外の記憶手段(例えばROM_B)に切り換えて情報処理装置を起動させることができる。なお、切り換え指示は、例えば中央処理装置(CPU1)からのチップセレクト信号CSに基づいて行う。
(3) 本実施形態によれば、前記(1)の情報処理装置(コンピュータシステム102)において、前記複数の記憶手段(ROM_A3、ROM_B4)からの入力信号を1つの信号として出力する信号選択手段(MUX14)をさらに備え、前記切り換えが前記制御手段(マイコン5)からの前記信号選択手段(MUX14)への選択信号(Control信号)に基づいて行われるので、スタブが原因で発生する通信品質の劣化を防止することができる。
(4) 本実施形態によれば、前記(1)ないし(3)のいずれかの情報処理装置において、前記情報処理装置(コンピュータシステム100,101,102)の各部を制御する中央処理装置(CPU1)をさらに備え、前記検出手段(マイコン5)が、起動処理後の前記中央処理装置(CPU1)の出力(POST CODE、1ビットの信号)から前記起動完了および前記起動失敗を検出する手段(S102,S103,S107,S108,S405,S412)を含むので、ブートが完了したか否かを制御手段(マイコン5)が把握することができ、その結果に応じて次の最適な処理を選択することが可能になる。
(5) 本実施形態によれば、前記(1)または(2)の情報処理装置(コンピュータシステム100,101)において、前記情報処理装置(コンピュータシステム100,101)の各部を制御する中央処理装置(CPU1)をさらに備え、前記中央処理装置(CPU1)は、前記検出手段(マイコン5)が前記記憶手段(例えばROM_A3)からの起動失敗を検出したとき、起動完了した前記記憶手段(例えばROM_B4)からブートプログラムを読み出し、起動失敗した前記記憶手段(ROM_A3)に書き込む手段(S302〜S306)を含むので、起動失敗の記憶手段(ROM_A3)を自動的に修復し、次回からの起動処理に使用することができる。
(6) 本実施形態によれば、前記(3)の情報処理装置(コンピュータシステム102)において、前記検出手段(マイコン5)が前記記憶手段(例えばROM_A3)の起動失敗を検出したとき、前記制御手段(マイコン5)は起動に失敗した前記記憶手段(ROM_A3)と当該失敗した情報を記憶する手段(マイコン5内の不揮発メモリ)を含むので、再起動時に前記記憶する手段(マイコン5内の不揮発メモリ)へ保存した情報に基づいてリブートすることができる。
(7) 本実施形態によれば、前記(6)の情報処理装置(コンピュータシステム102)において、前記情報処理装置(コンピュータシステム102)の各部を制御する中央処理装置(CPU1)をさらに備え、前記制御手段(マイコン5)は前記起動失敗後に再起動する際(S406)、前記中央処理装置(CPU1)を起動する前に前記信号選択手段(MUX14)を制御し、起動に失敗した前記記憶手段(ROM_A3)以外の前記記憶手段(ROM_B4)を選択する(S407)ので、再起動時に前記記憶する手段(マイコン5内の不揮発メモリ)に保存した情報を参照することにより、制御手段(マイコン5)自体の電源が一度オフになる状態でも、前記記憶手段(ROM_A,ROM_B)を適切に切り換えることができる。
(8) 本実施形態によれば、前記(1)〜(7)のいずれかの情報処理装置(コンピュータシステム100,101,102)において、前記制御手段(マイコン5)は、前記記憶手段(ROM_A3,ROM_B4)の全てからの起動に失敗した場合は、失敗したことを外部へ通知する手段(マイコン5、操作パネル8、7セグメントLED11、S109,S210,S413)を含むので、ユーザーは情報処理装置(コンピュータシステム100,101,102)が起動できなかったことをすぐに認識することができる。なお、通知は操作パネル8、LED9あるいは7セグメントLED11にエラー表示されるので、ユーザーは前記表示から視覚的に情報処理装置(コンピュータシステム100,101,102)の起動状態を直感的に把握することができる。
(9) 本実施形態によれば、ブートプログラムを記憶した複数のROM_A,ROM_B4を有する情報処理装置(コンピュータシステム100)を制御手段(マイコン5)が前記ROM_A,ROM_B4から起動する起動方法であって、前記ROM_A,ROM_B4の1つから起動および再起動を実行する第1の工程(S101)と、前記第1の工程における起動完了および起動失敗を検出する第2の工程(S102,S103)と、前記第2の工程における前記起動失敗の検出後に前記記憶手段(ROM_A,ROM_B4)を切り換える第3の工程(S104)と、を備えているので、前記制御装置(マイコン5)が、起動失敗時においてもブートプログラムが保存されている他の記憶手段(ROM_A,ROM_B4)に切り換えて情報処理装置(コンピュータシステム100)を起動することができる。
(10) 本実施形態によれば、コンピュータ(マイコン5)に、ブートプログラムを記憶した複数の記憶手段(ROM_A,ROM_B4)の1つから情報処理装置(コンピュータシステム100)の起動および再起動を実行する第1の手順(S101)と、前記第1の手順における起動完了および起動失敗を検出する第2の手順(S102,S103)と、前記第2の手順における前記起動失敗の検出後に前記記憶手段(ROM_A,ROM_B4)を切り換える第3の手順(S104)と、を実行させるための起動プログラムであるので、ブートプログラムが保存されている記憶手段(ROM_A,ROM_B4)を切り換えるプログラムを情報処理装置(コンピュータシステム100)のコンピュータ(マイコン5)に書き込み、当該コンピュータ(マイコン5)によって前記第1から第3の手順を実行させることができる。これにより、前記コンピュータ(マイコン5)が、起動失敗時においてもブートプログラムが保存されている他の記憶手段(ROM_A,ROM_B4)に切り換えて情報処理装置(コンピュータシステム100)を起動することができる。
前記プログラムは、例えばパソコン(PC)からコンピュータ(マイコン5)に書き込まれる。前記プログラムは記録媒体に記憶させてもよい。その場合、この記録媒体を用いてパソコンにインストールし、前記コンピュータ(マイコン5)に当該プログラムを書き込むことができる。なお、前記記録媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は特に限定されないが、例えばCD−ROM等の記録媒体が使用できる。
さらに、本発明は前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。前記実施例は、好適な例を示したものであるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 CPU(中央処理装置)
3 ROM_A(記憶手段:ブートデバイス)
4 ROM_B(記憶手段:ブートデバイス)
5 マイコン(起動手段、検出手段、制御手段、切り換える手段、検出する手段、認識する手段、記憶する手段)
8 操作パネル
9 LED
11 7セグメントLED
14 MUX(信号選択手段)
3 ROM_A(記憶手段:ブートデバイス)
4 ROM_B(記憶手段:ブートデバイス)
5 マイコン(起動手段、検出手段、制御手段、切り換える手段、検出する手段、認識する手段、記憶する手段)
8 操作パネル
9 LED
11 7セグメントLED
14 MUX(信号選択手段)
Claims (10)
- ブートプログラムを記憶した複数の記憶手段を有する情報処理装置であって、
前記複数の記憶手段の1つから前記ブートプログラムを読み出して前記情報処理装置の起動および再起動を実行する起動手段と、
前記起動手段による起動完了および起動失敗を検出する検出手段と、
前記検出手段が起動失敗を検出したとき、前記ブートプログラムを読み出す記憶手段を前記1つの記憶手段から他の記憶手段に切り換える制御手段と、
を備えた情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記切り換えが前記制御手段からの前記記憶手段への選択信号に基づいて行われる情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記複数の記憶手段からの入力信号を1つの信号として出力する信号選択手段をさらに備え、
前記切り換えが前記制御手段からの前記信号選択手段への選択信号に基づいて行われる情報処理装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記情報処理装置の各部を制御する中央処理装置をさらに備え、
前記検出手段が、起動処理後の前記中央処理装置の出力から前記起動完了および前記起動失敗を検出する手段を含む情報処理装置。 - 請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
前記情報処理装置の各部を制御する中央処理装置をさらに備え、
前記中央処理装置は、前記検出手段が前記記憶手段からの起動失敗を検出したとき、起動完了した前記記憶手段から前記ブートプログラムを読み出し、起動失敗した前記記憶手段に書き込む手段を含む情報処理装置。 - 請求項3に記載の情報処理装置であって、
前記検出手段が前記記憶手段の起動失敗を検出したとき、前記制御手段は起動に失敗した前記記憶手段と当該失敗した情報を記憶する手段を含む情報処理装置。 - 請求項6に記載の情報処理装置であって、
前記情報処理装置の各部を制御する中央処理装置をさらに備え、
前記制御手段は起動失敗後に再起動する際、前記中央処理装置を起動する前に前記信号選択手段を制御し、起動に失敗した前記記憶手段以外の前記記憶手段を選択する情報処理装置。 - 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記制御手段が、前記記憶手段の全てからの起動に失敗した場合は、失敗したことを外部へ通知する手段を含む情報処理装置。 - ブートプログラムを記憶した複数の記憶手段を有する情報処理装置を制御手段が前記記憶手段から起動する起動方法であって、
前記記憶手段の1つから起動および再起動を実行する第1の工程と、
前記第1の工程における起動完了および起動失敗を検出する第2の工程と、
前記第2の工程における前記起動失敗の検出後に前記記憶手段を切り換える第3の工程と、
を備えた起動方法。 - コンピュータに、
ブートプログラムを記憶した複数の記憶手段の1つから情報処理装置の起動および再起動を実行する第1の手順と、
前記第1の手順における起動完了および起動失敗を検出する第2の手順と、
前記第2の手順における前記起動失敗の検出後に前記記憶手段を切り換える第3の手順と、
を実行させるための起動プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15/359,918 US10223217B2 (en) | 2015-11-24 | 2016-11-23 | Information processing device, method for booting information processing device, and non-transitory recording medium |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015229010 | 2015-11-24 | ||
JP2015229010 | 2015-11-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017102887A true JP2017102887A (ja) | 2017-06-08 |
Family
ID=59015493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016098155A Pending JP2017102887A (ja) | 2015-11-24 | 2016-05-16 | 情報処理装置、起動方法および起動プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017102887A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019008423A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | 株式会社リコー | 情報処理装置、画像処理装置、情報処理装置の制御方法 |
-
2016
- 2016-05-16 JP JP2016098155A patent/JP2017102887A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019008423A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | 株式会社リコー | 情報処理装置、画像処理装置、情報処理装置の制御方法 |
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