JPWO2013186854A1 - 電流センサ - Google Patents

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Abstract

スイッチ機能付き電流センサの小型化を課題とする。電路から発生する磁束を磁気センサに集束させる磁気回路と、前記磁気回路の一部を形成する可動磁性体に連動して前記電路を開閉するスイッチと、前記磁気回路を励磁し、前記磁気回路の一部を形成する固定磁性体に前記可動磁性体を引き寄せ可能な磁力を発生させる励磁コイルと、を備える。

Description

本願は、電流センサに関する。
電気機器には、電流を検知する機能と電流を遮断する機能とを兼ね備えたものがある。電流を検知する機能と電流を遮断する機能とを兼ね備えたものの典型例としては、例えば、過電流継電器が挙げられる(例えば、特許文献1を参照)。
また、近年では、電力需要の増加や地球環境への配慮から、電力消費量の削減が求められている。電力消費量を削減する取り組みの一つに、例えば、ユーザに対する電気機器の電力消費量の可視化が挙げられる。電気機器の電力消費量に関する情報は、電気機器の効率的な運用の実現を可能にし得る。例えば、オフィスの場合、OA(Office Automation)機器の電力消費量に関する情報は、効率的な業務の遂行計画を策定する上で有益である。そこで、例えば、分電盤やテーブルタップに電流センサを設置し、分電盤やテーブルタップの配下に繋がる電気機器の電力消費量に応じて各電気機器を制御することが試みられている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2005−345446号公報 特開平11−313441号公報
電流を検知する機能を司る電流センサと電流を遮断する機能を司る電流遮断手段とを一つの電気機器に組み込む場合、両方の部品を設置するスペースを要する。
また、電流センサに用いられる磁性体は、一般的に、ヒステリシスを抑えるために透磁率と保磁力の小さい磁性体(例えば、フェライト等が挙げられる)が用いられる。電流センサの場合、例えば、ヒステリシスの増大は、被測定電流により測定値のドリフト・バイアスを発生させ、測定精度を低下させる一因になる。一方、例えば、電流遮断手段の一種である電磁継電器の励磁コイルに用いられる磁性体は、磁力を増やすために透磁率と保磁力の大きい磁性体(例えば、金属等が挙げられる)が用いられる。よって、電流センサと電流遮断手段とを一つの電気機器に組み込む場合、外来ノイズや電流センサと電流遮断手段との相互干渉、あるいは電気機器に備わっている部材のヒステリシスによる電流センサの測定精度の低下に対し、配慮を要する。
そこで、本願は、スイッチ機能付き電流センサの小型化を課題とする。
本願は、次のような電流センサを開示する。
電路から発生する磁束を磁気センサに集束させる磁気回路と、
前記磁気回路の一部を形成する可動磁性体に連動して前記電路を開閉するスイッチと、
前記磁気回路を励磁し、前記磁気回路の一部を形成する固定磁性体に前記可動磁性体を引き寄せ可能な磁力を発生させる励磁コイルと、を備える、
電流センサ。
上記電流センサであれば、スイッチ機能付き電流センサを小型化可能となる。
実施形態に係る電流センサを示した図の一例である。 電流センサの上面図の一例である。 図1において符号A−Aで示す線で電流センサを切断した場合の断面図の一例である。 制御回路の構成図の第一例である。 可動磁性体の位置と可動磁性体に作用する力との関係を表したグラフの一例である。 制御回路を変形した変形例に係る制御回路の構成図の一例である。 第一変形例に係る電流センサを示した図の一例である。 第二変形例に係る電流センサを示した図の一例である。 第三変形例に係る電流センサを示した図の一例である。 復帰ピンを押した状態を示した図の一例である。 第四変形例に係る電流センサを示した図の一例である。 引っ張りバネを拡大した図の一例である。 復帰ピンを押した状態を示した図の一例である。 第四変形例に係る電流センサにおいて、可動磁性体の位置と可動磁性体に作用する力との関係を表したグラフの一例である。 第五変形例に係る電流センサを示した図の一例である。 第五変形例に係る電流センサの上面図の一例である。 図15において符号B−Bで示す線で電流センサを切断した場合の断面図の一例である。 制御回路の構成図の第二例である。 可動磁性体の位置と可動磁性体に作用する力との関係を表したグラフの一例である。 制御回路を変形した変形例に係る制御回路の構成図の一例である。 実施形態に係る電流センサおよび制御回路の適用例を示した図の一例である。
以下、本願発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、本願発明の一態様を例示したものであり、本願発明の技術的範囲を以下の態様に限定するものではない。
<実施形態>
図1は、本実施形態に係る電流センサを示した図の一例である。本実施形態に係る電流センサ1は、磁気回路2を形成する可動磁性体3および固定磁性体4と、可動磁性体3に連動するスイッチ5と、固定磁性体4に取り付けられた励磁コイル6とを備える。
電流センサ1は、電路7の電流を計測する機能を司る。すなわち、電流センサ1は、電路7を取り囲むように可動磁性体3および固定磁性体4が磁気回路2を形成している。よって、電路7から発生する磁界の磁束は磁気回路2に集束する。また、固定磁性体4と磁気回路2との間にある隙間8,9には、電路7の電流に比例した強度の磁界が発生する。そこで、電流センサ1は、可動磁性体3と固定磁性体4との間にある隙間8に配置した磁界センサ10で電路7の電流を検知する。なお、可動磁性体3および固定磁性体4は、電流の測定に影響を与えるヒステリシスを抑えるために透磁率と保磁力の小さい磁性体、例えば、フェライト等を用いることが好ましい。また、磁界センサ10は、可動磁性体3が動いた場合の機械的衝撃が加わらないよう、隙間9よりも可動磁性体3の支点14に近い隙間8に配置されている。これにより、磁界センサ10が破損する可能性が低減する。しかし、磁界センサ10は、隙間9に配置することも可能である。
また、電流センサ1は、電路7を開閉する機能を司る。すなわち、電流センサ1は、可動磁性体3に連動するスイッチ5が電路7の途中に取り付けられている。スイッチ5は、支点14を中心に回動可能な可動磁性体3に連動する可動接点11が動くことにより、可動接点11が固定接点12と接触し或いは固定接点12から離れる。可動接点11は、引っ張りバネ13により、固定接点12に接触する方向へ付勢されている。また、可動磁性体3は、固定磁性体4から離れる方向に付勢される。可動接点11は、固定磁性体4に巻き付けられている励磁コイル6に流す電流を制御することにより、動かすことが可能である。例えば、励磁コイル6で磁気回路2を励磁することにより発生する隙間9の磁気誘引力が引っ張りバネ13の張力を上回ると、可動磁性体3は、固定磁性体4に引き寄せられる。また、可動磁性体3が固定磁性体4に引き寄せられると、可動接点11は固定接点12から離れる。なお、支点14は、ピンやスリーブによる回転機構、あるいは曲げばねによる回転機構を適用することが可能である。また、励磁コイル6は、固定磁性体4ではなく、可動磁性体3に取り付けてもよい。
図2は、電流センサ1の上面図の一例である。また、図3は、図1において符号A−Aで示す線で電流センサ1を切断した場合の断面図の一例である。可動接点11は、可動磁性体3に固定される基部15と、基部15から二股に伸びる接触部16(B),16(S)とを備える。また、固定接点12は、電源に接続される母線側のバスバー17(B)に設けられた被接触部18(B)と、負荷に接続され且つ可動磁性体3及び固定磁性体4に取り囲まれる支線側のバスバー17(S)に設けられた被接触部18(S)とを備える。可動接点11が固定接点12に接触すると、接触部16(B)が被接触部18(B)に接触し、接触部16(S)が被接触部18(S)に接触する。接触部16(B)が被接触部18(B)に接触し、接触部16(S)が被接触部18(S)に接触すると、バスバー17(S)は、可動接点11を介してバスバー17(B)と電気的に接続される。
可動接点11は、接触部16(B)と接触部16(S)とを基部15から二股に分けて伸ばすことにより、被接触部18(B)に接触する部位と被接触部18(S)に接触する部位とを分離し、各接点間の寸法の公差等に起因する電気的な接触不良を防止している。しかし、スイッチ5は、このような態様に限定されるものではない。すなわち、スイッチ5は、例えば、バスバー17(S)が電源に接続されており、バスバー17(B)が負荷に接続されていてもよい。また、スイッチ5は、例えば、可動接点11が弾性変形可能なケーブルにより負荷あるいは電源に直接繋がっていてもよい。可動接点11が負荷あるいは電源に直接繋がっている場合、可動接点11に設けられている2つの接触部16(B),16(S)や固定接点12に設けられている2つの被接触部18(B),18(S)をそれぞれ一つに省略可能である。
上記電流センサ1は、次のような制御回路19を励磁コイル6に接続することにより、電路7の電流を計測する機能と電路7を開閉する機能とを司ることが可能である。図4は、制御回路19の構成図の第一例である。
制御回路19は、磁気平衡方式により電流を検知するための回路である。すなわち、制御回路19は、磁界センサ10に内蔵されているホール素子に駆動電力を供給する定電流源22と、ホール電圧がゼロとなるように励磁コイル6の電流を負帰還制御する増幅器20−NFB(Negative Feed Back)とを備える。なお、磁界センサ10には、ホール素子の代わりに磁気抵抗素子を内蔵してもよい。ホール電圧がゼロとなるように増幅器20−NFBが励磁コイル6の電流を負帰還制御すると、磁界センサ10を通過する磁束の密度がゼロとなるよう、磁気回路2の磁気が打ち消される。よって、制御回路19は、磁気平衡状態における励磁コイル6の電流を、電流−電圧変換回路29で計測電圧に変換し、電路7を流れる電流の測定信号を高精度に出力することが可能となる。
また、制御回路19は、ホール電圧が増幅するように励磁コイル6の電流を正帰還制御する増幅器20−PFB(Positive Feed Back)と、作動させる増幅器を外部から入力される遮断信号に基づいて切り替える切替スイッチ21とを備える。ホール電圧が増幅するように増幅器20−PFBが励磁コイル6の電流を正帰還制御すると、隙間9を通過する磁束の密度が上昇する。隙間9の磁気誘引力が引っ張りバネ13の張力を上回ると、可動磁性体3が固定磁性体4に引き寄せられ、可動接点11が固定接点12から離れる。
図5は、可動磁性体3の位置と可動磁性体3に作用する力との関係を表したグラフの一例である。制御回路19を上述の電流センサ1の励磁コイル6に接続した状態において、電路7をオンにしたい場合には、制御回路19に入力する遮断信号を停止する。制御回路19に入力する遮断信号を停止すると、増幅器20−PFBによる正帰還制御が停止すると共に増幅器20−NFBによる負帰還制御が開始される。増幅器20−NFBによる負帰還制御によって磁気回路2の磁束密度が低下し、磁気誘引力が引っ張りバネ13の張力を下回ると、可動磁性体3が固定磁性体4から引き離される。可動磁性体3が固定磁性体4から引き離され、可動接点11が固定接点12に接触するに至ると、電源から負荷への給電が開始される。また、増幅器20−NFBの負帰還制御により磁気回路2が磁気平衡状態に至ると、電路7を流れる電流に応じた計測信号が制御回路19から出力される。
また、制御回路19を上述の電流センサ1の励磁コイル6に接続した状態において、スイッチ5をオフにしたい場合、制御回路19に遮断信号を入力する。制御回路19に遮断信号が入力されると、増幅器20−NFBによる負帰還制御が停止すると共に増幅器20−PFBによる正帰還制御が開始される。増幅器20−PFBによる正帰還制御によって磁気回路2の磁束密度が上昇し、磁力の誘引力が引っ張りバネ13の張力を上回ると、可動磁性体3が固定磁性体4に引き寄せられる。可動磁性体3が固定磁性体4に引き寄せられ、可動接点11が固定接点12から離れると、電源から負荷への給電が停止される。
上記電流センサ1であれば、電流を検知する機能と電流を遮断する機能の両方を司ることが可能であるため、別体の電流センサと電流遮断手段とを一つの電気機器に組み込む場合に比べ、設置スペースを削減することが可能である。
また、上記電流センサ1であれば、電路7の電流測定時、可動磁性体3が電路7の電流によらず機械的に静止している。よって、電路7の電流に対する磁束密度の非線形性や、外部振動に起因する可動磁性体3の共振が抑制され、電流の測定精度に及ぼす影響も抑制される。この結果、電路7の電流を高精度に測定することが可能である。
また、上記制御回路19は、スイッチ5をオフにすると正帰還制御が行われるため、電路7を流れる電流により磁気回路2に発生する磁力が更に強くなるように励磁コイル6に界磁電流が流れ、可動磁性体3を動かす磁力の不足が補われる。よって、上記電流センサ1は、電流測定の精度を高めるためにヒステリシスが小さく透磁率の小さい磁性体を用い、また、磁界センサ10を設置するための隙間8が存在しているにも関わらず、可動磁性体3を励磁コイル6で動かすことが可能である。
なお、上記電流センサ1は、電路7を流れる電流が交流であっても直流であっても電流値を測定可能である。但し、交流の場合にはゼロクロス付近で電磁力が低下するため、スイッチ5をオフにする場合の励磁コイルの電流は、ピーク値ではなく平均値で設計することが望ましい。
<制御回路の変形例(その1)>
図6は、上記制御回路19を変形した変形例に係る制御回路の構成図の一例である。本変形例に係る制御回路19Aは、上記制御回路19に備わっていた増幅器20−PFBが省略されている。そして、遮断信号が外部から入力されると、負帰還制御を行う増幅器20−NFBが停止されると共に、励磁コイル6に一定の電圧が印加される。その他については、上記制御回路19と同様である。
上記電流センサ1は、本変形例に係る制御回路19Aを励磁コイル6に接続した場合であっても、上記制御回路19と同様、電路7の電流を計測する機能とスイッチ5を開閉する機能とを司ることが可能である。
<電流センサの第一変形例>
図7は、第一変形例に係る電流センサを示した図の一例である。第一変形例に係る電流センサ1Aは、スイッチ5が支点14を挟んで可動磁性体3の反対側ではなく、可動磁性体3の上側に取り付けられている。
第一変形例に係る電流センサ1Aは、上述した制御回路19を励磁コイル6に接続することにより、上記電流センサ1と同様、電路7の電流を計測する機能と電路7を開閉する機能とを司ることが可能である。
<電流センサの第二変形例>
図8は、第二変形例に係る電流センサを示した図の一例である。第二変形例に係る電流センサ1Bは、電流を計測する電路7Bがバスバーではなくケーブルで形成されている。すなわち、電路7Bは、電源に接続される母線側のケーブル23(B)と、負荷に接続される支線側のケーブル23(S)とによって形成されている。また、ケーブル23(S)は、固定磁性体4に巻き付けられている。固定磁性体4に巻き付けるケーブル23(S)の巻き数は、固定磁性体4と可動磁性体3とによって形成される磁気回路2に集束する磁気が適当な磁束密度となるよう、励磁コイル6の巻き数等に応じて適宜決定される。その他については、上記電流センサ1と同様である。
第二変形例に係る電流センサ1Bは、上述した制御回路19を励磁コイル6に接続することにより、上記電流センサ1と同様、電路7Bの電流を計測する機能と電路7Bを開閉する機能とを司ることが可能である。なお、電流センサ1Bの場合、電路7Bの電流により磁気回路2に発生する磁束密度は概ね電路7Bの巻き線数に比例する。よって、励磁コイル6においても十分に巻き数を確保するか、或いは十分な電流供給能力を制御回路19Bにもたせることになる。しかし、第二変形例に係る電流センサ1Bであれば、センサ感度が上がり、外部からの磁界ノイズの影響等を低減することが可能である。
<電流センサの第三変形例>
図9は、第三変形例に係る電流センサを示した図の一例である。第三変形例に係る電流センサ1Cは、ラッチ機構24及びラッチ解除機構25が備わっている。ラッチ機構24は、可動磁性体3が固定磁性体4に引き寄せられた状態を、永久磁石の磁力を利用して保持する。
ラッチ機構24は、支点14Cを中心に回動可能な状態で固定磁性体4に取り付けられた永久磁石26と、永久磁石26を可動磁性体3に接触する方向に付勢する圧縮バネ27とを備える。ラッチ解除機構25は、永久磁石26を可動磁性体3から引き離す方向に押すことが可能な復帰ピン28を備える。永久磁石26は、可動磁性体3が接触した場合、引っ張りバネ13が可動磁性体3を固定磁性体4から引き離す力よりも強い磁気吸引力を可動磁性体3に対して及ぼす。このため、可動磁性体3は、永久磁石26に接触すると、引っ張りバネ13により固定磁性体4から引き離されることなく、固定磁性体4に接触した状態を保つ。
第三変形例に係る電流センサ1Cは、上述した制御回路19を励磁コイル6に接続することにより、電路7の電流を計測する機能と電路7を開く機能とを司ることが可能である。すなわち、制御回路19に遮断信号を入力すると、固定磁性体4に引き寄せられた可動磁性体3が永久磁石26に接触する。可動磁性体3が永久磁石26に接触すると、永久磁石26の磁気吸引力により、可動磁性体3は、固定磁性体4に接触した状態を保つ。従って、第三変形例に係る電流センサ1Cであれば、遮断信号を入力してスイッチ5をオフにした後、制御回路19を停止してもスイッチ5をオフの状態に保つことが可能である。
また、第三変形例に係る電流センサ1Cは、復帰ピン28を押してやることにより、スイッチ5をオンにすることも可能である。図10は、復帰ピン28を押した状態を示した図の一例である。復帰ピン28を押すと、永久磁石26が可動磁性体3から離れる。永久磁石26が可動磁性体3から離れると、可動磁性体3は、引っ張りバネ13により、固定磁性体4から離れる方向へ付勢される。押された復帰ピン28は、圧縮バネ27により元の位置に復帰する。
<電流センサの第四変形例>
図11は、第四変形例に係る電流センサを示した図の一例である。第四変形例に係る電流センサ1Dは、第三変形例に係る電流センサ1Cのラッチ機構24を改変したものであり、引っ張りバネ13Dにラッチ機能を持たせている。
図12は、引っ張りバネ13Dを拡大した図の一例である。引っ張りバネ13Dは、支点14が引っ張りバネ13Dの可動範囲内となるように設置されている。よって、可動磁性体3を動かした場合に発生する引っ張りバネ13Dの張力の上死点は、可動接点11が固定接点12に接触した状態における可動磁性体3の角度と、固定磁性体4に接触した状態における可動磁性体3の角度との間の中間に位置することになる。引っ張りバネ13Dの張力の上死点が可動磁性体3の可動範囲の中間に位置しているため、可動磁性体3に加わる回転モーメントは、支点14を境に反転する。このため、引っ張りバネ13Dは、可動接点11が固定接点12に接触した状態においてはその接触状態を保ち、可動磁性体3が固定磁性体4に接触した状態においてはその接触状態を保つ。従って、第四変形例に係る電流センサ1Dであれば、第三変形例に係る電流センサ1Cと同様、遮断信号を入力してスイッチ5をオフにした後、制御回路19を停止することが可能である。
また、第四変形例に係る電流センサ1Dは、復帰ピン28を押してやることにより、電路7を閉じることも可能である。図13は、復帰ピン28を押した状態を示した図の一例である。復帰ピン28を押すと、可動磁性体3が固定磁性体4から押し離される。可動磁性体3が復帰ピン28に押されて引っ張りバネ13Dの張力の上死点を通過すると、可動磁性体3は、引っ張りバネ13Dにより、固定磁性体4から離れる方向へ更に付勢される。押された復帰ピン28は、圧縮バネ27により元の位置に復帰する。
図14は、第四変形例に係る電流センサ1Dにおいて、可動磁性体3の位置と可動磁性体3に作用する力との関係を表したグラフの一例である。制御回路19を上述の電流センサ1Dの励磁コイル6に接続した状態において、スイッチ5をオフにしたい場合には、制御回路19に遮断信号を入力する。制御回路19に遮断信号が入力されると、増幅器20−PFBによる正帰還制御が開始される。増幅器20−PFBによる正帰還制御によって磁気回路2の磁束密度が上昇し、磁気誘引力が引っ張りバネ13Dの張力を上回ると、可動磁性体3が固定磁性体4に引き寄せられる。可動磁性体3が固定磁性体4に引き寄せられ、可動接点11が固定接点12から離れるに至ると、スイッチ5がオフになる。可動磁性体3が固定磁性体4に引き寄せられる過程で、可動磁性体3が引っ張りバネ13Dの張力の上死点を通過すると、可動磁性体3には、励磁コイル6の磁気誘引力の他、引っ張りバネ13Dの張力が更に加わる。この結果、可動磁性体3は、固定磁性体4から離れた状態で保持される。
<電流センサの第五変形例>
図15は、第五変形例に係る電流センサを示した図の一例である。上記実施形態や各変形例(第一変形例から第四変形例まで)に係る電流センサは、いわゆるB接点方式のスイッチを採用していた。一方、第五変形例に係る電流センサ1Eは、いわゆるA接点方式のスイッチ5Eを採用している。
すなわち、第五変形例に係る電流センサ1Eは、可動接点11Eが支点14を挟んで引っ張りバネ13の反対側に取り付けられている。よって、可動接点11Eは、引っ張りバネ13により固定接点12Eから離間する方向へ付勢される。可動磁性体3は、上記実施形態に係る電流センサ1と同様、固定磁性体4から離れる方向に付勢される。可動接点11Eは、励磁コイル6に流す電流を制御することにより動かすことが可能である。例えば、励磁コイル6で磁気回路2を励磁することにより発生する隙間9の磁気誘引力が、引っ張りバネ13Eの張力に勝ると、可動磁性体3は、固定磁性体4に引き寄せられる。可動磁性体3が固定磁性体4に引き寄せられると、可動磁性体3に取り付けられている可動接点11Eは、固定接点12Eに接触する。
図16は、第五変形例に係る電流センサ1Eの上面図の一例である。また、図17は、図15において符号B−Bで示す線で電流センサ1Eを切断した場合の断面図の一例である。可動接点11Eは、可動磁性体3に固定される基部15Eと、基部15Eから二股に伸びる接触部16E(B),16E(S)とを備える。また、固定接点12Eは、電源に接続される母線側のバスバー17E(B)に設けられた被接触部18E(B)と、負荷に接続され且つ可動磁性体3及び固定磁性体4に取り囲まれる支線側のバスバー17E(S)に設けられた被接触部18E(S)とを備える。可動接点11Eが固定接点12Eに接触すると、接触部16E(B)が被接触部18E(B)に接触し、接触部16E(S)が被接触部18E(S)に接触する。接触部16E(B)が被接触部18E(B)に接触し、接触部16E(S)が被接触部18E(S)に接触すると、バスバー17E(S)は、可動接点11Eを介してバスバー17E(B)と電気的に接続される。
上記電流センサ1Eは、次のような制御回路19Eを励磁コイル6に接続することにより、電路7の電流を計測する機能と電路7を開閉する機能とを司ることが可能である。図18は、制御回路19Eの構成図の第二例である。
制御回路19Eは、上記制御回路19と同様、磁気平衡方式により電流を検知するための回路である。但し、第五変形例に係る電流センサ1Eは、A接点方式のスイッチ5Eを用いているため、電路7の電流測定時、可動磁性体3を固定磁性体4に引き寄せるための電流を励磁コイル6に流すことになる。そこで、制御回路19Eは、ホール電圧がゼロとなるように励磁コイル6の電流を負帰還制御する増幅器20E−NFBから励磁コイル6へ繋がる回路の途中に、投入信号の成分を増幅した電流を重畳する増幅器20E−Cが設けられている。よって、励磁コイル6には、電路7を流れる電流に起因して磁気回路2に発生する磁束を打ち消すための成分の他、制御回路19Eに投入される投入信号の成分を加えた電流が流れる。制御回路19Eは、励磁コイル6を通過した電流のうち投入信号の成分を取り除いたものを、電路7を流れる電流の測定信号として出力する。なお、励磁電流を直流、測定対象の電流を交流とすれば、交流成分である測定電流に重畳される励磁電流の直流成分を容易に除去可能である。
図19は、可動磁性体3の位置と可動磁性体3に作用する力との関係を表したグラフの一例である。制御回路19Eを第五変形例に係る電流センサ1Eの励磁コイル6に接続した状態において、スイッチ5Eをオンにしたい場合には、制御回路19Eに投入信号を入力する。制御回路19に投入信号を入力すると、増幅器20E−NFB,20E−Cによる負帰還制御が開始され、可動磁性体3を固定磁性体4に引き寄せるための励磁電流が励磁コイル6に流れる。励磁コイル6によって隙間9に発生する磁力の誘引力が引っ張りバネ13Eの張力を上回ると、可動磁性体3が固定磁性体4に引き寄せられる。可動磁性体3が固定磁性体4に引き寄せられると、可動接点11Eが固定接点12Eに接触し、スイッチ5Eがオンになる。スイッチ5Eがオンになり、電路7に電流が流れると、電路7を流れる電流の測定信号が制御回路19Eから出力される。
また、制御回路19Eを第五変形例に係る電流センサ1Eの励磁コイル6に接続した状態において、スイッチ5Eをオフにしたい場合、制御回路19Eに入力している投入信号を遮断する。投入信号を遮断すると、増幅器20E−NFB,20E−Cによる負帰還制御が停止され、励磁コイル6に流れていた励磁電流が遮断される。励磁コイル6に流れていた励磁電流が遮断されると、可動磁性体3が引っ張りバネ13Eにより固定磁性体4から引き離され、可動接点11Eが固定接点12Eから離れる。可動接点11Eが固定接点12Eから離れると、電源から負荷への給電が停止される。
なお、第五変形例に係る電流センサ1Eは、スイッチ5Eをオンにする場合、励磁コイル6に電流を流し、引っ張りバネ13Eのバネ力(図19のグラフの「FS1」に相当)よりも大きな電磁力(図19のグラフの「FM1」に相当)を発生させる。これにより、可動磁性体3は、固定磁性体4に引き寄せられる。隙間9が小さくなるに従い、隙間9に発生する電磁力は益々大きくなる。隙間9が最小になると、隙間9に発生する電磁力は最大になる(図19のグラフ「FM2」を参照)。この状態に至れば、励磁コイル6を流れる電流の大きさを下げても、電磁力「FM2」がバネ力「FS2」を上回っている限り、スイッチ5Eのオン状態を維持可能である。但し、励磁コイル6には電流を流し続けることになる。
<制御回路の変形例(その2)>
図20は、上記制御回路19Eを変形した変形例に係る制御回路の構成図の一例である。本変形例に係る制御回路19Fは、上記制御回路19Eに備わっていた増幅器20E−Cに代わり、変成器30が設けられている。よって、励磁コイル6には、電路7を流れる電流に起因して磁気回路2に発生する磁束を打ち消すための成分の他、制御回路19Fに投入される投入信号の成分を加えた電流が流れる。その他については、上記制御回路19Eと同様である。
上記電流センサ1Eは、本変形例に係る制御回路19Fを励磁コイル6に接続した場合であっても、上記制御回路19Eの場合と同様、電路7の電流を計測する機能と電路7を開閉する機能とを司ることが可能である。
<電流センサおよび制御回路の適用例>
図21は、上記実施形態に係る電流センサ1および制御回路19の適用例を示した図の一例である。上記実施形態や各変形例に係る電流センサおよび制御回路は、例えば、テーブルタップや分電盤等の配電機器31に適用可能である。一つの配電機器31に複数の電流センサ1を設ける場合、各電流センサ1を制御する制御回路19は一つに統合してもよいし、各電流センサ1に対して個別に設けてもよい。
配電機器31に内蔵した制御回路19は、例えば、配電機器31に内蔵した通信回路32を経由して外部の機器と接続することにより、他の機器との連携動作を実現する電力管理システム35を構築することが可能である。すなわち、配電機器31に繋がっている負荷の電力消費量を集計したい場合、例えば、配電機器31の通信回路32に繋がる通信回線を、中継器33等を経由して集計器34に繋ぐことにより、各負荷の電力消費量を集計器34が集計可能となる。また、上記実施形態や各変形例に係る電流センサおよび制御回路を適用した配電機器31を用いて構築された電力管理システム35であれば、各負荷に供給する電力を集計器34側で適宜遮断することも可能である。また、データの通信は、例えば、AD(Analog to Digital)変換器を用いてデジタル信号により行ってもよいし、アナログ信号のままで行ってもよい。データの通信をデジタル信号で行う場合、電流に関するデータは、例えば、演算装置や記憶装置を経由して集計するようにしてもよい。
なお、上記実施形態や各変形例に係る電流センサおよび制御回路は、テーブルタップや分電盤等の配電機器31への適用に限られるものではない。例えば、電路の電流値が既定の値に達した場合に上記遮断信号を発生させるように制御回路を改変すれば、上記実施形態や各変形例に係る電流センサおよび制御回路を過電流継電器として用いることも可能となる。また、上記実施形態や各変形例は、適宜組み合わせることも可能である。
以下、上記電流センサ1の具体的な設計に関する検討結果について説明する。例えば、電路7に電流が流れていない場合、励磁コイル6の電磁力はゼロである。また、例えば、可動磁性体3は、引っ張りバネ13により約5.4μN程度の力で常に引っ張り上げられ、始点において静止しているものとする。また、磁気回路2は、例えば、比透磁率が1000、断面が3mm角、磁路長が36.6mmであるものとする。また、可動磁性体3は、例えば、長さが20mmで、断面が3mm角であるものとする。また、例えば、可動磁性体3が固定磁性体4から引き離された状態において、隙間9の長さは1.4mmであるものとする。また、例えば、可動磁性体3が固定磁性体4に引き寄せられた状態において、隙間9の長さは0.5mmであるものとする。
上記電流センサ1を例えばこのように設計した場合、電路7に28Aの電流が流れると、計算上、磁気回路2には1mT弱の磁束密度の磁界が発生し、磁気回路2に発生する電磁力(図5のグラフの「FM1」に相当)は2.7μNとなる。仮に、隙間9の長さが0.5mmになれば、磁気回路2に発生する磁界の磁束密度は24.5mTに増加し、電磁力は5.05mNとなる。このような電流センサ1においては、励磁コイル6の巻き数を1000、引っ張りバネ13のバネ定数を11.0mN/m、引っ張りバネ13の初期伸び変位を0.5mmとすることで、励磁コイル6によるスイッチ5の開閉動作が実現可能となる。
また、電路7の電流を測定する際は、負帰還制御により最大28mAの電流を励磁コイル6に流すことで磁気回路2の磁界を打ち消し、磁束密度と電磁力を共にゼロにする。この状態において励磁コイル6に流れる励磁電流は、測定すべき電路7の電流値に対応している。また、可動磁性体3は、引っ張りバネ13によって約5.4μN程度の力で常に引っ張り上げられ、固定磁性体4から引き離された状態を保つ。
スイッチ5を切る際は、正帰還制御により、励磁コイル6に励磁電流を流す。例えば、電路7の電流が28Aで励磁電流が29mAであると仮定すると、電磁力(図5のグラフの「FM2」に相当)は5.5μNとなる。すなわち、引っ張りバネ13のバネ力よりも大きい電磁力が発生するので、可動磁性体3は固定磁性体4に引き寄せられ始める。可動磁性体3が固定磁性体4に引き寄せられるにつれて、隙間9に発生する電磁力は益々増加する。この結果、可動磁性体3は、隙間9の長さが最小となる位置まで固定磁性体4に引き寄せられるに至る。なお、実際の使用に際しては、励磁電流を、上記理論値を上回る値(例えば、50mA)とすることにより、可動磁性体3を固定磁性体4に一瞬で引き寄せることも可能である。
1,1A,1B,1C,1D,1E・・電流センサ:2・・磁気回路:3・・可動磁性体:4・・固定磁性体:5,5C,5D,5E・・スイッチ:6・・励磁コイル

Claims (5)

  1. 電路から発生する磁束を磁気センサに集束させる磁気回路と、
    前記磁気回路の一部を形成する可動磁性体に連動して前記電路を開閉するスイッチと、
    前記磁気回路を励磁し、前記磁気回路の一部を形成する固定磁性体に前記可動磁性体を引き寄せ可能な磁力を発生させる励磁コイルと、を備える、
    電流センサ。
  2. 前記電路が閉じる方向に前記スイッチの接点を付勢する付勢手段と、
    前記電路を閉じる場合、前記磁気センサの信号に基づいて前記励磁コイルに負帰還制御を行うと共に、前記負帰還制御の制御量を前記電路の電流に比例する信号として出力する制御部と、を更に備える、
    請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記制御部は、前記電路を開く場合、前記磁気センサの信号に基づいて前記励磁コイルに正帰還制御を行い、前記可動磁性体を前記固定磁性体に引き寄せ可能な磁力を前記励磁コイルに発生させる、
    請求項2に記載の電流センサ。
  4. 前記電路が開く方向に前記スイッチの接点を付勢する付勢手段と、
    前記電路を閉じる場合、前記磁気センサの出力に規定の電流を重畳した信号に基づいて前記励磁コイルに負帰還制御を行うと共に、前記負帰還制御の制御量から前記規定の電流の成分を除いたものを前記電路の電流に比例する信号として出力する制御部と、を更に備える、
    請求項1に記載の電流センサ。
  5. 前記励磁コイルの通電を停止した状態において、前記固定磁性体に引き寄せられた前記可動磁性体をラッチするラッチ手段を更に備える、
    請求項1から4の何れか一項に記載の電流センサ。
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