JPWO2013179948A1 - 接触盤及び光測定装置 - Google Patents

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Abstract

接触盤40は、基板31上に形成された干渉膜32に向き合わせられる合わせ面41aを表面に有し、合わせ面41aで開口するとともにライトガイド26,27が挿入される導光孔47を内部に有するボード41と、合わせ面41aに設けられ、導光孔47を囲うように環状に設けられ、干渉膜32に圧接されるシール43と、導光孔47に嵌め込まれた透光部材48と、を備える。

Description

本発明は、アナライトが吸着するセンサーチップに接触して、前記センサーチップとの間に流路を形成する接触盤及びこれを用いた光測定装置に関する。
従来、放射性物質又は蛍光体等の標識体によって生体分子(例えば、抗原、抗体)又は有機高分子を標識して、生体分子同士又は有機高分子同士の分子間相互作用などの結合(例えば、抗原抗体反応)を測定することが一般的であった。
生体分子又は有機高分子を標識するのに手間がかかる。特にタンパク質を標識するには煩雑な手順を経る場合があった。また、タンパク質を標識すると、そのタンパク質の性質が変化する場合もあった。
そこで、近年では、光学薄膜の干渉色変化を利用したRIfS方式(Reflectometric interference spectroscopy:反射型干渉分光法)が知られている(特許文献1、非特許文献1参照)。RIfS方式は、生体分子又は有機高分子を標識することなく、生体分子間又は有機高分子間の結合を簡便に直接的に検出する方法である。
特許文献2には、プローブにターゲットが結合したか否かを検出する生化学分析装置が記載されている。その生化学分析装置にはセルが設けられており、そのセルが2枚の基板で構成され、プローブが二枚の基板間の隙間に配置されている。この生化学分析装置の使用の際には、試料溶液を基板間の隙間に導入した上で、一方の基板を介して光をプローブに照射し、その反射光を測定することによってターゲットの結合を検出する。ポリジメチルシロキサン(PDMS)製の基板が上記セルの基板として用いられることが特許文献2に記載されている。上記セルの基板上に溝を設けることが特許文献2に記載されている。
RIfS方式の測定方法として、図13に示すように、センサーチップ201とフローセル204を重ねて用いる方法を採用することができる。センサーチップ201はシリコン基板202に干渉膜203を成膜したものであり、このセンサーチップ201をテーブル206に載置する。フローセル204はポリジメチルシロキサン(PDMS)製の透光性基板であり、フローセル204に溝205が形成されているので、センサーチップ201の表面が平坦・平滑であっても、フローセル204とセンサーチップ201との間に流路を構成することができる。フローセル204をセンサーチップ201に積み重ね、圧盤207及びテーブル206によってフローセル204及びセンサーチップ201を挟み込むと、溝205がセンサーチップ201によって蓋をされて、その溝205が流路となる。PDMSは弾性と自己接着性を有しており、フローセル204がセンサーチップ201に密着するため流路(溝205)から液体試料が漏れるのを防止することができる。液体試料208を溝205に流し込むと、液体試料208に含まれるアナライトが干渉膜203に堆積し、アナライト堆積膜と干渉膜203の巨視的に見たときの光学的総厚が増加する。そのため、光源209及び光ファイバー210によってアナライト堆積膜及び干渉膜203に照射された光の反射光の干渉波長も変化する。そこで、反射光が光ファイバー211を通じて分光測定器212へ伝播し、その反射光のスペクトル(分光強度分布:例えば波長を横軸・x軸にとり、強度を縦軸・Y軸にとった波長と強度の関係)を分光測定器212で測定し、強度が極小値(スパイクボトム)をとる波長の変化を検出する。強度が極小点をとる波長の時間経過に伴う変化から分子間相互作用を評価することができる。
日本国特許第3786073号公報 日本国特許第4365832号公報
Sandstrom et al, APPL.OPT., 24, 472, 1985
しかしながら、上述したようなPDMS製のフローセル204が軟らかいので、フローセル204がセンサーチップ201に対して圧接されるとフローセル204が変形し、フローセル204の変形によってフローセル204の光学的特性も変化してしまう。そのため、光ファイバー210から出射した光若しくは反射光又はこれらの光がフローセル204を透過する際に意図せぬ反射・散乱等が生じ、反射光のスペクトルを正確に測定するのに不利であった。
光ファイバー210から出射した光がフローセル204の内部で導光して散乱し(散乱光220参照)、その散乱光220が光ファイバー211に直接入射する虞がある。また、その散乱光220が干渉膜203で反射し、その反射光が光ファイバー211に入射する虞がある。そのため、干渉膜203によって反射されて光ファイバー211に入射する光の光量が低下する可能性があるとともに、分光測定器212の測定値のS/N比が低下する可能性があった。従って、スペクトルの測定に悪影響を与える虞がある。例えば、強度の極小値(スパイクボトム)及びその波長を正確に特定できない虞がある。
そこで、本発明の目的は、液体試料の漏れを防止しつつ、干渉膜の反射光の強度等を正確に測定することができるようにすることである。
以上の課題を解決するための請求項1に係る発明は、基板上に形成された干渉膜に向き合わせられる合わせ面を表面に有し、前記合わせ面で開口するとともに前記基板に向き合うようにライトガイドが挿入される導光孔を内部に有するボードと、前記合わせ面に設けられ、前記導光孔を囲うように環状に設けられ、前記干渉膜に圧接されるシールと、前記導光孔に嵌め込まれた硬質の透光部材と、を備えることを特徴とする接触盤である。
請求項2に係る発明は、前記導光孔の内面が透光防止処理されていることを特徴とする請求項1に記載の接触盤である。
請求項3に係る発明は、前記導光孔の内面が暗色であることを特徴とする請求項1又は2に記載の接触盤である。
請求項4に係る発明は、前記合わせ面において露出した前記透光部材の面に設けられ、アナライトの吸着を防止する吸着防止膜を更に備えることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の接触盤である。
請求項5に係る発明は、前記透光部材の外周面に環装され、前記透光部材の外周面と前記導光孔の内面との間に挟まれた第二シールを更に備えることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の接触盤である。
請求項6に係る発明は、前記合わせ面の前記シールによって囲われた領域に凹部が形成され、前記導光孔が前記凹部の底で開口することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の接触盤である。
請求項7に係る発明は、環状溝が前記導光孔を囲うようにして前記合わせ面に形成され、前記シールが環状溝に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の接触盤である。
請求項8に係る発明は、前記シールの太さが前記環状溝の深さよりも太く、前記シールの一部が前記環状溝から突出することを特徴とする請求項7に記載の接触盤である。
請求項9に係る発明は、液体試料が導入される導入孔が前記ボードの内部に設けられ、前記導入孔が前記シールの内側の前記合わせ面で開口することを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の接触盤である。
請求項10に係る発明は、液体試料が排出される排出孔が前記ボードの内部に設けられ、前記排出孔が前記シールの内側の前記合わせ面で開口することを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の接触盤である。
請求項11に係る発明は、請求項1から10の何れか一項に記載の接触盤と、前記基板の支持台と、前記ライトガイドと、前記ライトガイドに光を注入するための光源と、
前記基板からの反射される光を受光する分光器と、を備えることを特徴とする光測定装置である。
本発明によれば、透光部材がボードの導光孔に嵌め込まれているから、合わせ面が基板上の干渉膜に押し付けられても、透光部材が変形しない。そのため、透光部材の光学的特性が変化しない。よって、透光部材を透過する光の反射光の測定に悪影響を与えず、反射光の測定を正確に行うことができる。
透光部材が硬質であるから、変形するような部材を通さずに光照射及び測定を行うことができる。そのため、分光測定器の測定信号のS/N比を高くすることができる。よって、反射光の測定を正確に行うことができる。
シールによって密閉性が保たれるため、流路から液体試料が漏れるのを防止することができる。よって、透光部材を透過する光の反射光の測定に悪影響を与えず、反射光の測定を正確に行うことができる。
測定システムの概略構成を示す模式図である。 接触盤の平面図である。 センサーチップ及び接触盤の断面図である。 図2の一部を拡大して示した平面図である。 V−V断面図である。 センサーチップが接触盤に圧接された状態におけるV−V断面図である。 センサーチップが接触盤に圧接された状態におけるV−V断面図である。 センサーチップが接触盤に圧接された状態における変形例の断面図である。 センサーチップが接触盤に圧接された状態における変形例の断面図である。 センサーチップが接触盤に圧接された状態における変形例の断面図である。 センサーチップが接触盤に圧接された状態における変形例の断面図である。 比較例及び実験例における反射光の基準波長の変化を示したグラフである。 従来例のRIfS方式の測定方法の説明図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているので、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、測定システム1の概略構成を示した斜視図である。
図1に示す通り、測定システム1は測定装置2、センサーチップ10、演算処理装置4、入力装置5及び出力装置6を備える。
演算処理装置4はコンピュータである。演算処理装置4には、入力装置5及び出力装置6が接続されている。入力装置5はキーボード、方向入力装置若しくは押しボタンスイッチ又はこれらの組み合わせである。出力装置6はディスプレイ装置又は印刷装置である。
測定装置2は下側筐体21、テーブル(支持台)22、上側筐体24、光源25、ライトガイド26,27、分光測定器(分光器)28、試料注入装置29及び接触盤40等を備える。
下側筐体21の上部後端にはヒンジ23が設けられている。上側筐体24がそのヒンジ23によって下側筐体21の上部後端に回転可能に連結されている。上側筐体24がヒンジ23を支点として前に回転することによって、上側筐体24が下側筐体21の上面に重なって、上側筐体24と下側筐体21が閉じる。一方、上側筐体24が後ろに回転することによって、上側筐体24が下側筐体21の上面から離れて、上側筐体24と下側筐体21が開く。
上側筐体24の下面つまり下側筐体21側の面には、接触盤40がバネ等を介して取り付けられている。また、上側筐体24には、光源25、ライトガイド26,27及び分光測定器28が内蔵されている。
光源25はハロゲンランプ、発光ダイオード若しくは放電灯又はこれらの組み合わせである。ライトガイド26,27は光ファイバー又は光ファイバーバンドルである。ライトガイド26の基端が光源25に接続され、ライトガイド26の先端が接触盤40に接続されている。ライトガイド26は、光源25で発した光を光源25から接触盤40へ導く。ライトガイド27の基端が分光測定器28に接続され、ライトガイド27の先端が接触盤40に接続されている。ライトガイド27は、接触盤40から分光測定器28へ光を導く。
光源25は演算処理装置4によって制御される。例えば、演算処理装置4は、光源25の発光強度、発光時間、点灯タイミング及び消灯タイミング等を制御する。
演算処理装置4が分光測定器28を制御することによって、分光測定器28がスペクトル測定動作を行う。分光測定器28はスペクトルを測定するものである。つまり、分光測定器28は、光の波長毎の強度を測定したり、光の波長毎の光量を測定したりする。更に分光測定器28は、測定可能な波長帯域全体としての光の強度を測定したり、測定可能な波長帯域全体としての光の光量を測定したりする。分光測定器28は、測定結果(光の強度、光の光量、波長毎の強度、波長毎の光量)を表す信号を演算処理装置4に出力する。
下側筐体21の上面には、テーブル22が設けられている。テーブル22上にはセンサーチップ30が載置される。上側筐体24と下側筐体21が閉じると、接触盤40がセンサーチップ30に接触して、センサーチップ30がテーブル22と接触盤40の間に挟まれる。この際、不図示の圧縮されたバネの弾性力によって接触盤40がセンサーチップ30に押し付けられる。一方、上側筐体24と下側筐体21が開くと、接触盤40がセンサーチップ30から離間する。
図2は、接触盤40の平面図である。図3は、図2に示されたIII−IIIに沿った断面を矢印方向へ向かって見て示した断面図である。
図3に示すように、センサーチップ30はシリコン基板31及び干渉膜(光学膜)32を有する。シリコン基板31は例えばシリコンからなる。シリコン基板31は矩形薄板状を呈している。干渉膜32はシリコン基板31の上面に成膜されている。干渉膜32は例えば窒化シリコンからなる。干渉膜32は気相成長法(例えば、蒸着法)によってシリコン基板31上に堆積されたものである。干渉膜32の表面がリガンド修飾されていてもよいし、修飾されていなくてもよい。センサーチップ30はその表側の面が接触盤40に向けられた状態でテーブル22上に載置される。センサーチップ30の表側の面が干渉膜32の表面であり、センサーチップ30の裏側の面がシリコン基板31の下面である。センサーチップ30は測定毎に新たなものを準備して使用すればよい。
図2及び図3に示すように、接触盤40はボード(接触盤本体部)41、シール43、透光部材48、第二シール50等を有する。
ボード41は樹脂材料(例えば、ポリアセタール樹脂(例えば、ポリオキシメチレン(polyoxymethylene : POM)、アクリル樹脂(例えば、ポリメチルメタクリレート(Poly(methyl methacrylate) : PMMA)、ABS樹脂)又はガラス材料からなる。ボード41はゴム材料よりも弾性率が高い。
ボード41は、矩形板状に形成されていて、六つの面41a〜41eを表面に有する。ボード41の六面41a〜41eのうち合わせ面41aがセンサーチップ30に突き合わせられる面である。合わせ面41aには、角丸長方形環状の溝42が凹設されている。図4は、環状溝42及びその周囲を示した平面図であり、図5は、図4に図示のV−Vに沿った面を矢印方向へ向かって見て示した断面図である。
図3〜図5に示すように、環状溝42にシール43が嵌め込まれている。シール43の太さが環状溝42の深さよりも太く、シール43の一部が環状溝42から突出している。シール43は、エラストマー性を有したオーリング(Oリング)である。シール43はニトリルゴム、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム、アクリルゴム又は水素化ニトリルゴムからなる。これらの中ではフッ素ゴムが好ましい。シール43のゴム硬さは国際ゴム硬さ(IRHD)で70〜90度である。
環状溝42及びシール43の内側の合わせ面41aには、導入孔(inlet)45、排出孔(outlet)46及び導光孔(挿入孔)47が開口している。具体的には、導入孔45、排出孔46及び導光孔47は、環状溝42及びシール43の内側の合わせ面41aに凹設された角丸長方形の凹部44の底に形成されている。導入孔45は環状溝42及びシール43によって形作られる角丸長方形の一端部において開口し、排出孔46はその角丸長方形の他端部において開口する。導光孔47は導入孔45と排出孔46の間において開口する。導入孔45から導光孔47までの距離は導光孔47から排出孔46までの距離よりも短く、導光孔47が排出孔46に寄っている。
導入孔45は、合わせ面41aからボード41の側面41cまで貫通するようにボード41の内部に設けられている。ボード41の側面41dにおける導入孔45の開口部が試料注入装置29に接続されている。試料注入装置29は、液体試料を導入孔45に注入するものである。試料注入装置29は例えばシリンジポンプである。液体試料にはアナライトが含まれている。アナライトは生体分子(例えばタンパク質、核酸、脂質及び糖)又はそれと結合する外来物質(例えば薬剤物質、内分泌錯乱化学物質)である。なお、アナライトが液体試料に含まれていないこともある。
排出孔46は、合わせ面41aからボード41の側面41dまで貫通するようにボード41の内部に設けられている。ボード41の側面41dにおける排出孔46の開口部が廃液容器に接続されている。
導光孔47は、合わせ面41aからその裏面41bまで貫通するようボード41の内部に設けられている。導光孔47の内面が暗色(特に、黒色)であり、その内面が反射防止処理及び透光防止処理されている。例えば、導光孔47の内面が黒塗装されているか、ボード41が黒色で不透明である。
導光孔47のうち合わせ面41a側の開口部分47aが段付き穴となっている。つまり、導光孔47の開口部分47aは、合わせ面41a寄りの大径部47bと、大径部47bよりも裏面41b寄りの小径部47cとからなり、大径部47bの内径が小径部47cの内径よりも長い。
導光孔47の合わせ面41a寄りの開口部分47aには、透光部材48が嵌め込まれており、その開口部分47aが透光部材48によって閉塞されている。具体的には、透光部材48が大径部47bに嵌め込まれている。透光部材48がボード41の合わせ面41aにおいて露出し、透光部材48の露出面が凹部44の底に揃っており、透光部材48の露出面と凹部44の底の間に段差が無い。そのため、シール43によって囲われた領域を流れる液体試料の乱流が生じにくい。なお、液体試料の乱流が生じない程度であれば、透光部材48が凹部44の底から僅かに突き出ていたり、凹部44の底から僅かに引き込んでいたりしてもよい。
透光部材48は光学的透明性を有する。透光部材48は硬質材料からなる。つまり、透光部材48は、その透光部材48がボード41に取り付けられる際に透光部材48が変形しない程度の強度を持つ硬質材料からなる。また、透光部材48は、ボード41、シール43及びセンサーチップ30で構成される流路に液体試料が流れる際に透光部材48が変形しない程度の強度を持つ硬質材料からなる。具体的には、透光部材48が、シリコーン樹脂(例えば、ポリジメチルシロキサン(Poly dimethylsiloxane : PDMS)、シリコーンゴム、アクリル樹脂(例えば、ポリメチルメタクリレート(Poly(methyl methacrylate) : PMMA)、ポリカーボネート、シクロオレフィンポリマー(Cyclo Olefin Polymer : COP)、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン、ポリスチレン又はガラスからなる。これらの中ではガラスが好ましい。
透光部材48の外周面が段付き形状とされている。つまり、透光部材48が小径部48a及び大径部48bを有し、小径部48aが大径部48bと同心なるように大径部48bに連なって、これら小径部48aと大径部48bが一体成形され、小径部48aの径が大径部48bの径よりも短い。導光部材48が大径部48bを先にして導光孔47の開口部分47aに嵌め込まれ、小径部48aが合わせ面41aにおいて露出する。なお、透光部材48が小径部48aを先にして導光孔47の開口部分47aに嵌め込まれ(導光部材48を嵌め込む向きが図5の場合の向きの反対向きである)、大径部48bが合わせ面41aにおいて露出してもよい。
透光部材48の露出面が親水性処理されており、吸着防止膜49が透光部材48の露出面にコーティングされている。吸着防止膜49は、アナライトが透光部材48に吸着(特に、非特異吸着)することを抑制するものである。吸着防止膜49は親水性膜であることが好ましい。例えば、吸着防止膜49は、ポリエチレングリコール(polyethylene glycol : PEG)、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン(略称MPC)ポリマー又はデキストランからなる。
第二シール50が透光部材48の外周面に環装されている。つまり、第二シール50が環状となって透光部材48の外周面を取り囲むようにして透光部材48に取り付けられている。具体的には、第二シール50がエラストマー性を有したオーリング(Oリング)であり、透光部材48の小径部48aが第二シール50に嵌め込まれている。その第二シール50が透光部材48の外周面と導光孔47の内面との間に挟持され、導光孔47が第二シール50及び透光部材48によって密閉される。
ライトガイド26,27の先端側の部分がボード41の裏側から透光部材48に向けて導光孔47に挿入されている。つまり、ライトガイド26,27の先端側の部分がボード41の裏側からセンサーチップ30に向き合うように導光孔47に挿入されている。ライトガイド26,27の先端が透光部材48へ指向する。ライトガイド26,27の先端側の部分がホルダー等によってボード41に固定されていることが好ましい。
続いて、測定システム1の使用方法及び測定システム1の動作について説明する。
上側筐体24を後ろに起こし上げて、上側筐体24を開く。
次に、センサーチップ30の干渉膜32を上に向けてセンサーチップ30をテーブル22の上に載置する。
次に、上側筐体24を前に倒して、上側筐体24を閉じて、センサーチップ30と接触盤40を接触させる。そうすると、図6に示すように、接触盤40のシール43がセンサーチップ30の干渉膜32に圧接されて、そのシール43がセンサーチップ30によって圧縮される。シール43によって囲われた領域がセンサーチップ30によって蓋をされて、その領域に流路60が形成される。シール43がセンサーチップ30の干渉膜32に圧接されているから、シール性が高い。シール43が圧縮された状態でも、シール43の一部が環状溝42から僅かに突出し、合わせ面41aと干渉膜32の間に僅かな隙間Gがある。
なお、図7に示すように、圧縮されたシール43が環状溝42から突出せず、合わせ面41aが干渉膜32に接触して、干渉膜32と合わせ面41aの間に隙間がなくもよい。この場合でも、シール43によって囲まれた領域には凹部44が形成されているから、凹部44がセンサーチップ30によって蓋をされて、その凹部44が流路60となる。
その後、演算処理装置4が試料注入装置29を制御し、液体試料が試料注入装置29によって導入孔45に注入される。その液体試料が流路60内を導入孔45から排出孔46へ流れて、その液体試料が排出孔46を通って廃液容器へ排出される。
また、演算処理装置4が光源25を点灯させ、光源25から発した光がライトガイド26によってライトガイド26の基端から先端へ伝播し、ライトガイド26の先端から出射した光が透光部材48及び吸着防止膜49を透過して干渉膜32に入射する。干渉膜32に入射する光の反射光が吸着防止膜49及び透光部材48を透過し、その光がライトガイド27によってライトガイド27の先端から基端へ伝播する。
液体試料が流路60に流れると、その液体試料に含まれるアナライトが干渉膜32の表面に結合して、アナライトからなる薄膜が干渉膜32の表面に形成される。アナライトの薄膜の厚さが変化すると、アナライトの薄膜の表面からシリコン基板31と干渉膜32の界面までの光路長が変化するから、アナライトの薄膜若しくは干渉膜32又はこれらの両方に入射する光の反射光の干渉波長が変化する。
演算処理装置4が分光測定器28を制御し、アナライトの薄膜若しくは干渉膜32又はこれらの両方に入射して反射した光のスペクトル(波長毎の強度)が分光測定器28によって測定される。その測定結果が演算処理装置4に出力され、干渉波長の変化量が測定結果から演算処理装置4によって算出される。例えば、波長毎の強度を表したスペクトルにおいて最低強度(極小値)をとる波長が干渉波長であり、測定初期における干渉波長と測定終期における干渉波長との差が演算処理装置4によって求められる。
本実施形態の測定装置2及び接触盤40は以下のような効果をもたらす。
(1) 透光部材48がライトガイド26,27の先端に対向又は接触し、その透光部材48がボード41の導光孔47に嵌め込まれているから、接触盤40がセンサーチップ30に押し付けられても、透光部材48が変形しない。そのため、透光部材48の光学的特性が変化せず、反射光の強度・光量等の測定に悪影響を与えない。
(2) 従来では、溝付きのPDMS製フローセルをセンサーチップと接触盤の間に挟み込んで、その溝がセンサーチップによって蓋をされることによって、その溝が流路になっていた(図13参照)。そのため、光がPDMS製フローセルの内部を横方向に導光して、散乱光が発生していた。それに対して、本実施形態では、透光部材48がボード41と別体であるから、ライトガイド26から出射した光が透光部材48からボード41へ横方向(合わせ面41aに沿う方向)に伝播することを抑制することができるとともに、散乱光の発生を抑制することができる。よって、反射光の強度・光量等を正確に測定することができる。
(3) 透光部材48が導光孔47に嵌め込まれているから、透光部材48が対向する領域以外の光、つまり透光部材48の横からの光が透光部材48に入射しにくい。そのため、透光部材48が対向する領域からの反射光の強度・光量等を正確に測定することができる。
(4) 導光孔47の内面が反射防止処理・透光防止処理されているから、ライトガイド26から出射した光がボード41の内部に入射しない。そのため、光がボード41の内部を横方向に導光して散乱光が発生することを防止することができる。よって、反射光の強度・光量等を正確に測定することができる。
(5) 吸着防止膜49が透光部材48にコーティングされているから、アナライト等が透光部材48に吸着しない。そのため、アナライト等の膜が透光部材48の表面に堆積することを抑制することができる。よって、反射光の強度・光量等を正確に測定することができる。
(6) 光が通過する透光部材48に吸着防止膜49がコーティングされているため、シール43によって囲まれた領域全体に吸着防止膜をコーティングしなくても済む。
(7) ボード41と別体の透光部材48が導光孔47に嵌め込まれているから、透光部材48をボード41から取り外すことができる。例えば、アナライト等の膜が透光部材48の表面に堆積した場合等、透光部材48を交換することができる。そのため、接触盤40全体を交換する必要がない。
(8) ボード41の合わせ面41aにシール43が設けられているから、ゴムよりも硬いボード41にセンサーチップ30を接触させることができる。よって、従来使用していた溝付きのPDMS製フローセル(図13参照)を省略することができ、コストダウンを実現することができる。
(9) 環状溝42が合わせ面41aに凹設されているから、シール43の位置決めが容易である。
(10) 透光部材48の露出面と凹部44の底の間に段差が無いので、流路60中の液体試料の流れが乱れない。
〔変形例〕
以下、変形例1〜3について説明する。
〔変形例1〕
上記実施の形態では、凹部44が形成されていた(図5参照)。それに対して、変形例1においては、図8に示すように、シール43の内側の領域に凹部が形成されていない。この場合、環状溝42の深さ、シール43の太さ、シール43の硬さ等を適宜調整し、シール43が圧縮された状態でもシール43の一部が環状溝42から僅かに突出し、合わせ面41aと干渉膜32の間に僅かな隙間Gを形成している。接触盤の構造がより単純であるため、製造が容易であるとともに、測定後の清掃も容易である。
〔変形例2〕
上記実施の形態では、環状溝42が合わせ面41aに凹設されていた。それに対して、変形例2においては、図9〜図11に示すように、環状溝が合わせ面41aに形成されていない。その代わりに、角丸長方形の凸部41fが合わせ面41aに凸設されている。シール43が凸部41fの周面に環装されている。つまり、凸部41fがシール43の内側に嵌め込まれ、シール43が環状となって凸部41fの周面を取り囲むように凸部41fに取り付けられている。合わせ面41aを基準とした凸部41fの突出高さはシール43の太さよりも低く、シール43の一部が凸部41fの頭頂部から突出している。導入孔45、排出孔46及び導光孔47は凸部41fの頭頂部で開口する。
図9,図10に示す例では、角丸長方形の凹部44が凸部41fの頭頂部に凹設されている。一方、図11に示す例では、凹部が凸部41fの頭頂部に形成されず、凸部41fの頭頂部が平坦である。
図9、図11に示す例では、凸部41fの突出高さ、シール43の太さ、シール43の硬さ等を適宜調整し、シール43が圧縮された状態でもシール43の一部が凸部41fの頭頂部から僅かに突出し、凸部41fの頭頂部と干渉膜32の間に僅かな隙間がある。
図10に示すように、凹部44が凸部41fの頭頂部に凹設されている場合、圧縮されたシール43が凸部41fの頭頂部から突出せず、凸部41fの頭頂部が干渉膜442に接触してもよい。
図9〜図11のいずれの場合、本変形例のように、オーリングを溝に嵌め込むのではなく、シール(オーリング)43を凸部41fの周囲に嵌めるようにすることで、シール43の着脱が容易になり、測定後の清掃等が容易になる。
〔変形例3〕
上記実施の形態では、導入孔45及び排出孔46がボード41に形成されていた。それに対して、導入孔及び流出孔のどちらか一方又は両方がセンサーチップ30及びテーブル22に形成されていてもよい。
この場合、センサーチップ30の表面において導入孔が開口する位置は、図3において導入孔45が合わせ面41aにおいて開口する位置の下である。そのため、接触盤40がセンサーチップ30に接触すると、センサーチップ30に形成された導入孔の開口がシール43の内側になる。
また、センサーチップ30の表面において排出孔が開口する位置は、図3において排出孔46が合わせ面41aにおいて開口する位置の下である。そのため、接触盤40がセンサーチップ30に接触すると、センサーチップ30に形成された排出孔の開口がシール43の内側になる。
以上に本発明の実施形態及び変形例について説明した。本発明の技術的範囲は上述した実施形態又は変形例に限定されない。また、本発明の適用可能な実施形態は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で上述の実施形態又は変形例から適宜変更可能である。
〔比較例〕
測定装置として、コニカミノルタテクノロジーセンター株式会社(旧コニカミノルタオプト株式会社)製のMI-Affinity(商品名)を用いた。この測定装置は、図13に示すように、テーブル206及び圧盤207等を備えるものである。窒化シリコンからなる干渉膜203が蒸着されたセンサーチップ201をテーブル206の上にセットし、PDMSからなるフローセル204をセンサーチップ201上に装着し、フローセル204及びセンサーチップ201をテーブル206と圧盤207の間に挟んで、溝205を流にした。フローセル204及びセンサーチップ201は、コニカミノルタテクノロジーセンター株式会社(旧コニカミノルタオプト株式会社)製のものである。
シリンジポンプ(Harvard Apparatus社製)を用いて、超純水を20μl/minの速度で溝205に送液した。送液開始から20分経過後、光ファイバー210の先端から発した光の反射光が安定し、分光測定器21を用いてスペクトルの測定を開始した。360秒間における基準波長(例えば、強度が極小値(スパイクボトム)をとる波長)の変化を測定して、基準波長の安定性を評価した。
〔実施例〕
市販の上記測定装置の上側筺体に設けられる装置を取り外し、図1、図3及び図6に示す構成を持つ接触盤40に変更して、図1に示す構成を備えた本実施例の測定装置2を作製した。そして、センサーチップ30を測定装置2のテーブル22上にセットし、接触盤40をセンサーチップ30に圧接して、流路60を形成した。センサーチップ30はセンサーチップ201と同じものである。流路60の大きさ・形状等は図13に図示の溝205の流路の大きさ・形状等と同じである。
試料注入装置29(シリンジポンプ(Harvard Apparatus社製))を用いて、超純水を20μl/minの速度で流路60に送液した。送液開始から20分経過後、ライトガイド(光ファイバー)26の先端から発した光の反射光が安定し、分光測定器28を用いてスペクトルの測定を開始した。360秒間における基準波長(例えば、強度が極小値(スパイクボトム)をとる波長)の変化を測定して、基準波長の安定性を評価した。
〔結果〕
比較例及び実施例の結果を図12に示す。図12の縦軸は基準波長の変化であり、横軸は時間である。図12に示すように、比較例では、基準波長の変化が大きく、実施例では、基準波長の変化が小さい。比較例の場合の基準波長の変化の標準偏差は0.0145nmであり、実施例の場合の基準波長の変化の標準偏差は0.00461nmである。よって、接触盤40を用いると、反射光の測定を正確に行えることがわかる。
本発明は、液体流路に流路に流して、その液体試料を光学的に分析するための装置に利用することができる。
2 測定装置
22 テーブル(支持台)
25 光源
26 ライトガイド
28 分光測定器(分光器)
30 センサーチップ
31 シリコン基板
32 干渉膜
40 接触盤
41 ボード
42 環状溝
43 シール
44 凹部
45 導入孔
46 排出孔
47 導光孔
48 透光部材
49 吸着防止膜

Claims (11)

  1. 基板上に形成された干渉膜に向き合わせられる合わせ面を表面に有し、前記合わせ面で開口するとともに前記基板に向き合うようにライトガイドが挿入される導光孔を内部に有するボードと、
    前記合わせ面に設けられ、前記導光孔を囲うように環状に設けられ、前記干渉膜に圧接されるシールと、
    前記導光孔に嵌め込まれた硬質の透光部材と、を備える、
    ことを特徴とする接触盤。
  2. 前記導光孔の内面が透光防止処理されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の接触盤。
  3. 前記導光孔の内面が暗色である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の接触盤。
  4. 前記合わせ面において露出した前記透光部材の面に設けられ、アナライトの吸着を防止する吸着防止膜を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の接触盤。
  5. 前記透光部材の外周面に環装され、前記透光部材の外周面と前記導光孔の内面との間に挟まれた第二シールを更に備える、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の接触盤。
  6. 前記合わせ面の前記シールによって囲われた領域に凹部が形成され、前記導光孔が前記凹部の底で開口する、
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の接触盤。
  7. 環状溝が前記導光孔を囲うようにして前記合わせ面に形成され、前記シールが環状溝に嵌め込まれている、
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の接触盤。
  8. 前記シールの太さが前記環状溝の深さよりも太く、前記シールの一部が前記環状溝から突出する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の接触盤。
  9. 液体試料が導入される導入孔が前記ボードの内部に設けられ、前記導入孔が前記シールの内側の前記合わせ面で開口する、
    ことを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の接触盤。
  10. 液体試料が排出される排出孔が前記ボードの内部に設けられ、前記排出孔が前記シールの内側の前記合わせ面で開口する、
    ことを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の接触盤。
  11. 請求項1から10の何れか一項に記載の接触盤と、
    前記基板の支持台と、
    前記ライトガイドと、
    前記ライトガイドに光を注入するための光源と、
    前記基板からの反射される光を受光する分光器と、を備える、
    ことを特徴とする光測定装置。
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