JPWO2013175951A1 - 受信装置およびドップラ周波数算出方法、ならびにコンピュータプログラム - Google Patents

受信装置およびドップラ周波数算出方法、ならびにコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

時間方向でのチャネル推定値の位相が不連続になる可能性がある場合でも、正しくドップラ周波数を算出する。【解決手段】送信装置から送信された送信信号を受信する受信手段(RF部11)と、受信手段によって受信された送信信号を周波数領域の信号に変換する変換手段(FFT部12)と、変換手段によって得られた周波数領域の信号に基づいてチャネル推定処理を実行する推定手段(チャネル推定部13)と、推定手段によって推定されたチャネル推定値に基づいてドップラ周波数を算出する算出手段(ドップラ周波数測定部16)と、を有し、算出手段は、時間方向におけるチャネル推定値の位相が不連続になる可能性がある場合、ドップラ周波数を求める計算途中のデータに対して補正処理を施した後に、ドップラ周波数を算出する。

Description

本発明は、受信装置およびドップラ周波数算出方法、ならびにコンピュータプログラムに関するものである。
近年、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で標準化されているLTE(Long Term Evolution)などの無線通信システムにおいて、受信装置で推定したドップラ周波数によって制御を切り替えることにより、受信装置の性能を向上する様々な技術が開発されている。
例えば、特許文献1には、ドップラ周波数に基づいて送信電力制御を行うことにより、データの伝送品質やセル内の加入者容量を確保する技術が開示されている。このような制御を行うためには、ドップラ周波数を精度良く推定する必要がある。ドップラ周波数を推定する方法としては、例えば、チャネル推定値を離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)する方式がある。
特許文献2には、チャネル推定値を時間方向・周波数方向それぞれについてDFTを行い、見通し内の電波環境であるかどうかを判断した上で最適なドップラ周波数を推定する技術が開示されている。
また、特許文献3には、Goertzel Algorithmを用いてDFTを行うことにより、受信装置における計算量を削減する技術が開示されている。
特許第3430986号公報 特開2010−258935号公報 米国特許出願公開第US2011/020073号明細書
ところで、例えば、LTEの場合、上りと下り通信の間のGAPの直後やLTE−TDD(Time Division Duplex)におけるUL(Uplink) Subframe直後等に、位相同期回路(PLL:Phase−Locked Loop)が再起動されると、時間方向でのチャネル推定値の位相が不連続になってしまうことがある。時間方向でDFTを行うことによりドップラ周波数を推定する場合、ドップラ周波数の推定期間中に時間方向でのチャネル推定値の位相が不連続になってしまうと、正確にドップラ周波数を推定することができない。前述した特許文献2〜3では、このようなケースでは正確にドップラ周波数を推定することができないという問題点がある。
本発明は上記のような課題を鑑みて行われたものであり、時間方向でのチャネル推定値の位相が不連続になる可能性がある場合でも、正しくドップラ周波数を算出することが可能な受信装置およびドップラ周波数算出方法、ならびにコンピュータプログラムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によると、送信装置との間で無線通信を行う受信装置において、前記送信装置から送信された送信信号を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記送信信号を周波数領域の信号に変換する変換手段と、前記変換手段によって得られた前記周波数領域の信号に基づいてチャネル推定処理を実行する推定手段と、前記推定手段によって推定されたチャネル推定値に基づいてドップラ周波数を算出する算出手段と、を有し、前記算出手段は、時間方向における前記チャネル推定値の位相が不連続になる可能性がある場合、ドップラ周波数を求める計算途中のデータに対して補正処理を施した後に、ドップラ周波数を算出する、ことを特徴とする受信装置が提供される。
本発明の第2の観点によると、送信装置との間で無線通信を行う受信装置のドップラ周波数算出方法において、前記送信装置から送信された送信信号を受信する受信ステップと、前記受信手段において受信された前記送信信号を周波数領域の信号に変換する変換ステップと、前記変換ステップにおいて得られた前記周波数領域の信号に基づいてチャネル推定処理を実行する推定ステップと、前記推定ステップにおいて推定されたチャネル推定値に基づいてドップラ周波数を算出する算出ステップと、を有し、前記算出ステップは、時間方向における前記チャネル推定値の位相が不連続になる可能性がある場合、ドップラ周波数を求める計算途中のデータに対して補正処理を施した後に、ドップラ周波数を算出する、ことを特徴とするドップラ周波数算出方法が提供される。
本発明の第3の観点によると、送信装置との間で無線通信を行う受信装置のプロセッサにインストールすることにより、そのプロセッサに、前記送信装置から送信された送信信号を受信する受信ステップと、前記受信手段において受信された前記送信信号を周波数領域の信号に変換する変換ステップと、前記変換ステップにおいて得られた前記周波数領域の信号に基づいてチャネル推定処理を実行する推定ステップと、前記推定ステップにおいて推定されたチャネル推定値に基づいてドップラ周波数を算出する算出ステップと、を実行させ、前記算出ステップでは、時間方向における前記チャネル推定値の位相が不連続になる可能性がある場合、ドップラ周波数を求める計算途中のデータに対して補正処理を施した後に、ドップラ周波数を算出する処理を実行させることを特徴とするコンピュータプログラムが提供される。
本発明によれば、時間方向でのチャネル推定値の位相が不連続になる可能性がある場合でも、正しくドップラ周波数を算出することが可能な受信装置およびドップラ周波数算出方法、ならびにコンピュータプログラムを提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態の構成例を示すブロック図である。 図1に示すドップラ周波数測定部の詳細な構成例を示すブロック図である。 第1実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るドップラ周波数測定部の構成例を示すブロック図である。 第2実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)第1実施形態の説明
図1は本発明の第1実施形態の構成例を示すブロック図である。この図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る受信装置10は、RF(Radio Frequency)部11、FFT(Fast Fourier Transform)部12、チャネル推定部13、復調部14、チャネル復号部15、および、ドップラ周波数測定部16を有しており、3GPPにおいて標準化されているLTE規格に基づいて動作する。
ここで、RF部11は、図示しない基地局から送信される電波を受信し、A/D(Analog to Digital)変換によってデジタル信号に変換した後、FFT部12に出力する。FFT部12は、RF部11から供給されるデジタル信号をフーリエ変換することで、周波数領域の信号(I,Q信号)に変換し、チャネル推定部13に出力する。
チャネル推定部13は、周波数リソース上に予めマッピングされた既知信号である参照信号(RS:Reference Signal)から下りリンクのチャネル状態を推定し、その推定結果をチャネル推定値として復調部14およびドップラ周波数測定部16に出力する。復調部14は、チャネル推定部13から出力されるチャネル推定値を参照し、I,Q情報を尤度情報に復調し、チャネル復号部15に出力する。チャネル復号部15は、復調部14から出力される尤度情報に対して誤り訂正復号および誤り検出を行い、得られた情報を上位レイヤの装置に出力する。ドップラ周波数測定部16は、チャネル推定部13から供給されるチャネル推定値を参照して、ドップラ周波数を測定し、得られた測定結果を上位レイヤの装置に対して出力する。上位レイヤの装置は、ドップラ周波数に基づいて、例えば、送信電力制御を行う。
図2は図1に示すドップラ周波数測定部16の詳細な構成例を示すブロック図である。この図2に示すように、ドップラ周波数測定部16は、DFT部21、位相差推定部22、位相補正部23、および、ドップラ周波数算出部24を有している。
ここで、DFT部21は、チャネル推定部13で推定したチャネル推定値を元にDFTを実行し、遅延量が平均からどのくらいの広がりをもっているかを表す指標である遅延スプレッドを算出する。位相差推定部22は、位相が不連続となる可能性があるケース(GAP直後、LTE TDD時のUL Subframe直後等)に該当するか否かを判定し、不連続になる可能性があるケースに該当する場合にはチャネル推定値から位相差を推定する。位相補正部23は、位相が不連続になる可能性があるケースに該当する場合、位相差推定部22で推定した位相差を元に、位相補正処理を実行する。ドップラ周波数算出部24は、測定開始から所定のスロットが経過したか否かを判定し、所定のスロットが経過した場合には、ドップラ周波数を算出し、上位レイヤの装置に供給する。
つぎに、図3に示すフローチャートを参照して第1実施形態の動作について説明する。図3に示すフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS1では、DFT部21は、初回のスロットを入力すると、以下の式(1)に基づいて、初期化処理を実行する。
Figure 2013175951
但し、hfdはドップラ周波数測定に用いるチャネル推定値を示し、aは受信アンテナの順番を示し、bは送信アンテナの順番を示し、nはSlot Numberを示し、iはRS(Reference Signal)のIndex Numberを示し、Ntxは送信アンテナ数を示し、Nave_RSはドップラ周波数測定に用いるRS数を示し、Ncalc_binsはドップラ周波数測定に用いるDFT bin数を示す。また、Re{}は括弧内の実部を示し、Im{}は括弧内の虚部を示す。
ステップS2では、DFT部21は、初回以降のスロットに対して、係数Q1n,k,0・Q2n,k,0・Q1n,k,1・Q2n,k,1を以下の式(2)に応じて更新する。
Figure 2013175951
但し、DFT_COEFFは、DFT係数であり、以下の式(3)により求められる。なお、Nfd_slotsは、ドップラ周波数測定に用いるスロット数を示す。
Figure 2013175951
ステップS3では、位相差推定部22は、位相が不連続になる可能性があるGAP直後に該当するか否かを判定し、該当すると判定した場合(ステップS3:Yes)にはステップS5に進み、それ以外の場合(ステップS3:No)にはステップS4に進む。具体的には、上りと下り通信の間のGAPの直後である場合にはYesと判定してステップS5に進む。
ステップS4では、位相差推定部22は、同じく位相が不連続になる可能性があるLTE−TDDにおけるUL Subframe直後に該当するか否かを判定し、該当すると判定した場合(ステップS4:Yes)にはステップS5に進み、それ以外の場合(ステップS4:No)にはステップS7に進む。
ステップS5では、位相差推定部22は、以下の式(4)に基づいて、チャネル推定値から位相差φdiffを推定する。
Figure 2013175951
ステップS6では、位相補正部23は、位相が不連続になる可能性があるケースにおいて、位相差推定部22によって推定された位相差φdiffに基づいて、以下の式(5)に基づいて位相補正を実行し、補正結果をドップラ周波数算出部24に出力する。
Figure 2013175951
ステップS7では、ドップラ周波数算出部24は、測定開始からNfd_slotsが経過したか否かを判定し、経過したと判定した場合(ステップS7:Yes)にはステップS8に進み、それ以外の場合(ステップS7:No)にはステップS2に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。
ステップS8では、ドップラ周波数算出部24は、以下の式(6)に基づいて、振幅を算出する。
Figure 2013175951
ステップS9では、ドップラ周波数算出部24は、DFTpeakを以下の式(7)に示すように定める場合に、DFTk,j>DFTpeak×Xfdを満たす最大のkをkedgeとし、以下の式(8)に基づいてドップラ周波数Fdを算出する。
Figure 2013175951
Figure 2013175951
但し、Xfdは、ドップラ周波数算出用の閾値係数であり、また、Fd_COEFFは、以下の式(9)によって算出される。
Figure 2013175951
以上に説明したように、第1実施形態によれば、時間方向でのチャネル推定値の位相が不連続になる可能性がある場合に、位相差を推定して補正する処理を追加することで、正しいドップラ周波数を算出することが可能となる。
(B)第2実施形態の説明
図4は本発明の第2実施形態に係るドップラ周波数測定部16の構成例を示す図である。なお、ドップラ周波数測定部16以外の構成は、図1の場合と同様であるので、その説明は省略する。図4に示すように、第2実施形態に係るドップラ周波数測定部16は、DFT部41およびドップラ周波数算出部42を有している。
ここで、DFT部41は、チャネル推定部13で推定したチャネル推定値を元にDFTを実行し、前述した遅延スプレッドを算出する。ドップラ周波数算出部42は、測定開始から所定のスロットが経過したか否かを判定し、所定のスロットが経過した場合には、ドップラ周波数を算出し、上位レイヤの装置に供給する。なお、第1実施形態では、位相差を推定して補正を行うようにしたが、第2実施形態では、チャネル推定値の電力をDFT処理することで、ドップラ周波数を求める。
つぎに、図5に示すフローチャートを参照して、図4に示す第2実施形態の動作について説明する。
ステップS11では、DFT処理部41は、初回スロットに対して、以下の式(10)に基づいて初期化を行う。
Figure 2013175951
なお、式(10)の各種パラメータは、式(1)と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
ステップS12では、DFT処理部41は、初回以降のスロットに対して、以下の式(11)に基づいてce_sumをバッファリングする処理を行う。
Figure 2013175951
ステップS13では、DFT処理部41は、測定開始からNfd_slotsが経過したか否かを判定し、経過したと判定した場合(ステップS13:Yes)にはステップS14に進み、それ以外の場合(ステップS13:No)にはステップS12に戻ってバッファリング処理を継続する。なお、Nfd_slotsは、前述したステップS7と同様に、ドップラ周波数測定に用いるスロット数を示す。
ステップS14では、DFT処理部41は、直流成分を除去するために、以下の式(12)に基づいて、ce_sumを補正する処理を実行する。
Figure 2013175951
ステップS15では、DFT処理部41は、以下の式(13)に基づいて、係数Q1n,k・Q2n,kを求める処理を実行し、得られたこれらの係数Q1n,k・Q2n,kをドップラ周波数算出部42に出力する。
Figure 2013175951
ステップS16では、ドップラ周波数算出部42は、以下の式(14)に基づいて、振幅を算出する。
Figure 2013175951
ステップS17では、ドップラ周波数算出部42は、DFTpeakを以下の式(15)のように定める場合に、DFT>DFTpeak×XFdを満たす最大のkをkedgeとし、以下の式(16)に基づいてドップラ周波数Fdを算出する。このようにして算出されたドップラ周波数は、上位レイヤの装置に出力される。上位のレイヤの装置は、ドップラ周波数に基づいて、例えば、送信電力制御を行う。
Figure 2013175951
Figure 2013175951
以上に説明したように、第2実施形態によれば、チャネル推定値の電力をDFT処理するようにしたので、時間方向でのチャネル推定値の位相が不連続になる可能性がある場合であっても、正しいドップラ周波数を算出することが可能である。
(C)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の実施形態では、3GPPにおいて標準化されているLTEを例に挙げて説明したが、本発明をこれ以外の通信システムに適用することも可能である。
また、以上の各実施形態では、本発明を携帯電話機に適用する場合を例に挙げて説明したが、これ以外にも、例えば、PHS(Personal Handy−phone System)やDECT (Digital Enhanced Cordless Telecommunications)、や無線LAN(Local Area Network)などに本発明を適用することも可能である。
さらに、以上の実施形態における各部の動作の少なくとも一部を、プロセッサ、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(読出専用メモリ)などからなるコンピュータにより実現することもできる。この場合、本発明を、送信装置との間で無線通信を行う受信装置のプロセッサにインストールすることにより、そのプロセッサに、前記送信装置から送信された送信信号を受信する受信ステップと、前記受信手段において受信された前記送信信号を周波数領域の信号に変換する変換ステップと、前記変換ステップにおいて得られた前記周波数領域の信号に基づいてチャネル推定処理を実行する推定ステップと、前記推定ステップにおいて推定されたチャネル推定値に基づいてドップラ周波数を算出する算出ステップと、を実行させ、前記算出ステップでは、時間方向における前記チャネル推定値の位相が不連続になる可能性がある場合、ドップラ周波数を求める計算途中のデータに対して補正処理を施した後に、ドップラ周波数を算出する処理を実行させるコンピュータプログラムとして実施することもできる。
10 受信装置
11 RF部
12 FFT部
13 チャネル推定部
14 復調部
15 チャネル復号部
16 ドップラ周波数測定部
21 DFT部
22 位相差推定部
23 位相補正部
24 ドップラ周波数算出部
41 DFT部
42 ドップラ周波数算出部

Claims (6)

  1. 送信装置との間で無線通信を行う受信装置において、
    前記送信装置から送信された送信信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記送信信号を周波数領域の信号に変換する変換手段と、
    前記変換手段によって得られた前記周波数領域の信号に基づいてチャネル推定処理を実行する推定手段と、
    前記推定手段によって推定されたチャネル推定値に基づいてドップラ周波数を算出する算出手段と、を有し、
    前記算出手段は、時間方向における前記チャネル推定値の位相が不連続になる可能性がある場合、ドップラ周波数を求める計算途中のデータに対して補正処理を施した後に、ドップラ周波数を算出する、
    ことを特徴とする受信装置。
  2. 前記算出手段は、前記チャネル推定値の位相が不連続になる可能性がある場合、前記チャネル推定値から位相差を推定し、推定した位相差に基づいて、計算途中のデータに対して補正処理を施し、前記ドップラ周波数を算出することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記算出手段は、上りと下り通信の間のGAPの直後、または、LTE−TDDにおけるUL Subframe直後に、前記位相の不連続が発生する可能性があるとして、前記補正処理を実行することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記算出手段は、前記チャネル推定値の電力に対してDFT処理を施すとともに、得られた処理結果から直流成分を除去する補正処理を実行し、前記ドップラ周波数を算出することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  5. 送信装置との間で無線通信を行う受信装置のドップラ周波数算出方法において、
    前記送信装置から送信された送信信号を受信する受信ステップと、
    前記受信手段において受信された前記送信信号を周波数領域の信号に変換する変換ステップと、
    前記変換ステップにおいて得られた前記周波数領域の信号に基づいてチャネル推定処理を実行する推定ステップと、
    前記推定ステップにおいて推定されたチャネル推定値に基づいてドップラ周波数を算出する算出ステップと、を有し、
    前記算出ステップは、時間方向における前記チャネル推定値の位相が不連続になる可能性がある場合、ドップラ周波数を求める計算途中のデータに対して補正処理を施した後に、ドップラ周波数を算出する、
    ことを特徴とする受信装置のドップラ周波数算出方法。
  6. 送信装置との間で無線通信を行う受信装置のプロセッサにインストールすることにより、そのプロセッサに、前記送信装置から送信された送信信号を受信する受信ステップと、前記受信手段において受信された前記送信信号を周波数領域の信号に変換する変換ステップと、前記変換ステップにおいて得られた前記周波数領域の信号に基づいてチャネル推定処理を実行する推定ステップと、前記推定ステップにおいて推定されたチャネル推定値に基づいてドップラ周波数を算出する算出ステップと、を実行させ、前記算出ステップでは、時間方向における前記チャネル推定値の位相が不連続になる可能性がある場合、ドップラ周波数を求める計算途中のデータに対して補正処理を施した後に、ドップラ周波数を算出する処理を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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