JPWO2013175579A1 - 生体情報処理装置、生体情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、誘導を行う従来技術では、補助情報が撮影範囲に入らないくらい手が大きい場合には、撮影装置の位置から手の位置を遠ざけて補助情報が撮影範囲内に入るようにする。課題としては、手を遠ざけた場合、撮影装置の位置から手が遠くなるため、撮影装置の照明による明るさが不十分となり、撮影品質が低下し、生体情報を適切に抽出できないことが挙げられる。
例えば、補助情報の取得ができなかった場合に、補助情報を使用しない従来の認証処理を行う方法が考えられる。課題としては,補助情報が利用できないため、認証精度が低下することが挙げられる。
例えば、動画像から顔のベストショットを選び出す構成を、補助情報の取得処理に適用することが考えられる。しかし、課題としては、1つ目と同様、撮影装置の位置から手が遠い位置にあると、撮影装置の照明による明るさが不十分となり、撮影品質が低下し、生体情報を適切に抽出できないことが挙げられる。
10 生体情報処理装置
20 認証装置
103 撮影手段
105 補助情報抽出手段
107 生体情報抽出手段
109 追跡手段
111、301 対応付け手段
114 出力手段
303 誘導手段
401 制御部
403 主記憶部
405 補助記憶部
415 カメラ
<構成>
まず、実施例1における認証システムについて説明する。実施例1における認証システム1は、生体情報として手のひらの静脈を用い、自動ドアと組み合わせて入室管理に適用した認証システムを例に説明する。なお、開示の技術が、自動ドアと生体認証を組み合わせる例に限られないことは言うまでもない。
次に、生体情報処理装置10の各手段の処理の具体例を説明する。
照射手段101は、例えば、近赤外光を発光するLEDを用いることが好ましい。また、照射手段101は、生体情報として掌紋を用いる場合は、可視光を用いることが望ましい。撮影手段103は、可視光線を遮断するフィルタ(可視カットフィルタ)を付けたCMOSカメラあるいはCCDカメラを使用することが好ましい。
まず、補助情報として輪郭を用いる場合を想定して、輪郭を抽出する1手法を説明する。本手法の場合、静脈像も併せて抽出する。撮影された画像上で、背景は明るく、手のひらはやや暗く、静脈は、最も暗いパターンとして表される。そのため、例えば、補助情報抽出手段105は、撮影された画像を以下のように3値化することで、補助情報を抽出することができる。
(A2)補助情報抽出手段105は、各画素の値が、定められた第1の閾値よりも小さく、第2の閾値(<第1の閾値)よりも大きい場合には、手のひらを表す値「2」とする。
(A3)補助情報抽出手段105は、上記以外の場合には、静脈を表す値「1」とする。
(B2)補助情報抽出手段105は、上記の画像を走査し、輪郭を表す値「4」の画素があった場合には、その座標を配列に記録し、点の個数を記憶する変数の値を1つ増加させる。これにより、補助情報としての輪郭の情報が抽出される。
(C2)補助情報抽出手段105は、画像の全画素を1つずつ順番に走査し、つけね候補を表す値「5」を持つ画素が見つかったら、その左右の画素の値を調べる。補助情報抽出手段105は、左右の画素の値が、ともに手のひらを表す値「2」であった場合には、値「5」を、つけねを表す値「6」に変更する。
生体情報抽出手段107は、生体情報の一例として静脈を抽出する1手法として、補助情報と一緒に抽出する方法を上述した。例えば、生体情報抽出手段107は、値「1」を示す画素を抽出すればよい。
追跡手段109は、画像毎に抽出された補助情報を時間方向に追跡する。以下では、補助情報として、指つけねと、手のひらの輪郭形状との場合について説明する。
補助情報として指つけねを用いる場合に、動画像において補助情報を追跡する1手法を説明する。
追跡手段109は、初期化されたつけねの位置を記憶する配列を用意する。追跡手段109は、この配列に値が設定されているかどうかを表す変数を用意し、未設定を表す値を設定する。
追跡手段109は、データの存在確認として、処理すべきデータ(補助情報)があるかどうかを判定する。認証処理の終了によりデータがなくなった場合には、追跡手段109は、処理を終了する。
追跡手段109は、補助情報の読み込み動画像のうち、追跡対象の1枚の画像に対するつけねの位置を読み込む。以下では、追跡対象画像から抽出された1又は複数のつけねを第1のつけねや今回のつけねとも称する。
追跡手段109は、初回処理の場合、以降の補助情報の対応付け処理を行わない。
追跡手段109は、第2のつけねと第1のつけねとを対応付ける。第2のつけねとは、前回のつけねとも称し、追跡対象画像の直前の画像から抽出された1又は複数のつけねを言う。対応付けの詳細は後述する。
図7、8の対応付けの例において、光軸中心を画像中心cx=50,cy=50として上式を用いて計算すると、それぞれs=1.5とs=2となる。つまり、手のひらが撮影装置に近づいたため、1枚目と2枚目とでは1.5倍に、2枚目と3枚目とでは2倍に拡大しているという結果となる。
ここで、ax,bx,cx,ay,by,cyはアフィン変換を表す未知のパラメータである。これらのパラメータの決定も、例えば最小2乗法で行うことができる。この場合には、追跡手段109は、以下の評価関数を最小にするパラメータを解とする。
相似変換は、アフィン変換でax=by,bx=−ayに限定したものである。従って、未知数のパラメータの個数が4になるため、追跡手段109は、対応するつけねの個数mが2であっても解を求めることができる。アフィン変換を用いる場合、第1のつけねと対応しない第2のつけね(pi,qi)(i=n+1,...,k)に対して、追跡手段109は、追跡対象画像上での位置(xi,yi)を下式で推定する。
さらに、自由なかざし方を認める他のモデルとしては、例えば射影変換が考えられる。数式を用いると以下のように表される。第2のつけねのうちの1つのつけねの位置を(p,q),対応する第1のつけねの位置を(x,y)とすると、下式が成り立つ。
射影変換は、手のひらの形を3次元空間内の平面、撮影手段103の光学系を透視投影と見なしたときのモデルであり、手のひらが傾いている場合にも適用可能である。ただし、モデルパラメータの決定には、4点の対応が必要となる。
次に、補助情報として、輪郭を用いる場合について説明する。指つけねと異なり、輪郭を構成する点は繋がっているため、前回の輪郭と今回の輪郭の対応点は容易には求められない。解決策としては、例えば以下の2方法が考えられる。
・輪郭を形成する点から特徴的な点を選び出す方法
・輪郭を構成する点の時間変化をモデル化して、対応点を取らずに変換パラメータを定める方法
1つ目の特徴的な点の選びかたとしては、例えば、曲率の極大点(曲がり方が大きい点)を用いることが考えられる。追跡手段109は、代わりに、注目点と一定画素(例えば5画素)離れた2点を結んだ2線分のなす角度が180度から最も離れる数点を選択してもよい。特徴的な点を選び出した後は、指つけねと同様の方法で追跡を行うことができる。
対応付け手段111は、追跡して得られた補助情報と抽出された生体情報とを、ひとまとまりのデータにまとめる。生体情報が得られなかった画像については、対応付け手段111は、対応付けを行わない。図3に示す動画像の例に対して、対応付けられた結果を図10と図11とに示す。
認証装置20の記憶手段205は、利用者のIDと、補助情報と、生体情報としての静脈像とを対応付けて記憶する。記憶手段205は、典型的には以下の形式のデータベースとして認証装置20内に実現される。
次に、補助情報を用いて位置合わせを行う手法の例について説明する。ここでは、平行移動による位置合わせのみを行う場合を扱う。例えば、照合データの座標を基準とし、登録データの座標値の移動量を定めるものとする。
位置合わせ手段207は、初期化として、補助情報の座標値の総和を保持する変数を用意し、0に初期化する。初期化処理は、x 座標、y 座標別々に行う。
位置合わせ手段207は、登録データ、照合データそれぞれに対して、補助情報の座標値の総和を計算する。
位置合わせ手段207は、座標値の総和を、補助情報の点数で割って、重心位置を算出する。
位置合わせ手段207は、照合データ側の重心位置から登録データ側の重心位置を引くことで、移動量を算出する。
類似度算出手段209は、静脈像が2値画像として表現される場合、類似度を、例えば以下の方法で算出する。
類似度算出手段209は、注目画素を画像左上に設定する。一致した画素の個数を保持する変数(カウンタ)と、静脈像を形成する画素の個数を保持する変数とを用意し、それぞれ0に初期化する。
類似度算出手段209は、注目画素における、2枚の画像の画素の値を獲得して比較する。類似度算出手段209は、両者がともに静脈像を表していれば、一致個数のカウンタの値を1つ増加させる。どちらかが静脈像を表していれば静脈像のカウンタの値を1つ増加させる。
類似度算出手段209は、注目画素を1つ右に移動する。注目画素が右端の場合には、類似度算出手段209は、注目画素を1つ下の左端に移動する。注目画素が右下の場合には、類似度算出処理が終了する。
類似度算出手段209は、再度、画素値の比較を行う。
類似度算出手段209は、前画素での処理が終わると、一致個数のカウンタの値を静脈像のカウンタの値で割った値を類似度とする。
162/186≒0.871
図16に示す補助情報の追跡を行わない場合には,類似度算出結果は、次の通りである。
159/189≒0.841
これにより、補助情報の追跡により位置合わせがより正確になり、類似度が向上していることが分かる。
判定手段211は、類似度算出手段209で算出された類似度と、予め設定された閾値Thとを比較し、閾値Thよりも大きい場合には、本人あるいは登録者の1人と判定する。
次に、認証システム1の動作について説明する。まず、認証処理について説明する。図17は、実施例1における認証処理の一例を示すフローチャートである。図17に示すステップS101で、照射手段101は、手のひらがかざされたことを検知すると、手のひらに近赤外光を照射する。なお、生体情報を取得する体の部位は、手のひらを例に挙げるが、手のひらに限られない。
次に、実施例2における認証システムについて説明する。実施例1では、補助情報の一部分が追跡できることを前提としていた。しかし、利用者の手のかざし方が悪い場合には、補助情報の追跡ができなくなる可能性がある。そこで、実施例2では、補助情報が少しでも多く撮影されるように、利用者に対して誘導を行う。
図20は、実施例2における認証システム2の構成の一例を示すブロック図である。図20に示す構成において、図1に示す認証システム1の構成と同様のものは同じ符号を付す。以下、実施例1と異なる構成について主に説明する。
誘導手段303は、補助情報の追跡により、今後、撮影範囲に収まる補助情報と撮影範囲からはみだす補助情報を予測することができる。利用者の動きを大きく変更する誘導は利便性が良くないので、誘導手段303は、基本的には予測した移動先から一定範囲内で最も補助情報が残る方向に誘導する。
・距離情報を使う方式
・距離情報を使わない方式
まず、距離情報を使う方式を説明する。距離情報は、通常の撮影とは別に手のひらまでの距離を計測する手段を備えて取得する。一般的には、カメラ以外の距離計測装置を用いる方法とパターン光を投影する照明装置を備えてパターン光による撮影結果から距離を算出する方法が考えられる。開示の技術では、距離情報の取得方法は公知の技術のいずれでもよい。
誘導手段303は、初回の撮影で得られた距離情報を前回の距離情報とする。前回の距離情報をd1とする。
誘導手段303は、今回の撮影画像取得時の距離情報を入力する。今回の距離情報をd2とする。
誘導手段303は、前回の距離情報および今回の距離情報が生体情報の撮影可能範囲にあれば、前回および今回の画像を、生体情報を抽出可能と推定する。この場合には、誘導手段303は、撮影済なので利用者への誘導は行わない。
誘導手段303は、次回の撮影時の距離を、例えばd3=d2−(d1−d2)で推定する。d3は、推定された次回撮影時の距離情報である。
誘導手段303は、d3が生体情報の撮影可能範囲にあれば、次回の撮影で抽出可能と推定する。d3が撮影可能範囲を下回っていれば。利用者の動きが速すぎるので減速するように誘導し、次回の撮影で抽出可能と推定する。d3が撮影可能範囲を上回っていれば、前回の距離情報を今回の距離情報で置き換えて再び距離情報の入力を行う。
図23の誘導後の生体情報の例と図13に示す登録データ例とに対して、類似度算出手段209は、実施例1と同一の類似度算出方法を用いた場合の類似度を算出する。類似度算出手段209は、次の類似度を得る。
165/183≒0.902
誘導手段303によって、位置合わせがより正確になり、類似度が向上していることが分かる。判定手段211で閾値Thが0.85 とする場合には本人と判定されるが、他人受入率をより小さくするため、閾値Thを0.90に上げた場合でも、同様に本人と判定される。
次に、実施例2における認証システム2の動作について説明する。図24は、実施例2における認証処理の一例を示すフローチャートである。図24に示すステップS401〜S406の処理は、図17に示すステップS101〜S106の処理と同様であるため、その説明を省略する。
上記各実施例の変形例として、距離情報が利用可能な場合には、生体情報抽出手段107に距離情報を渡し、距離値が予め設定された範囲にある場合にのみ抽出処理を行うようにすることも可能である。これにより、生体情報抽出手段107が不適切な画像から誤って疑似の生体情報を抽出する危険性を下げることができる。
次に、実施例3における情報処理装置について説明する。実施例3では、実施例1,2で説明した処理を、PCやサーバなどの情報処理装置で行う。
図25は、実施例3における情報処理装置30の構成の一例を示すブロック図である。図25に示す情報処理装置30は、制御部401、主記憶部403、補助記憶部405、通信部407、記録媒体I/F部409、入力部411、表示部413、及びカメラ415を少なくとも有する。各部は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続されている。
以上、生体情報処理装置、生体情報処理方法及びプログラムを各実施例により説明したが、上記各実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した各実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
Claims (7)
- 撮影手段により撮影された複数の画像から、生体情報と共に撮影される体の一部を示す補助情報を抽出する補助情報抽出手段と、
前記補助情報を時間方向に追跡する追跡手段と、
前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像から、前記生体情報を抽出する生体情報抽出手段と、
追跡された前記補助情報と、抽出された前記生体情報との位置関係を対応付ける対応付け手段と、
対応付けられた前記補助情報と前記生体情報とを出力する出力手段と
を備える生体情報処理装置。 - 前記追跡手段は、
補助情報の時間変化のモデルを用いて、撮影範囲外に位置する補助情報を推定値で置き換える請求項1記載の生体情報処理装置。 - 前記生体情報は、手から抽出される生体情報であり、
前記補助情報は、手の輪郭の情報又は指のつけねの情報である請求項1又は2記載の生体情報処理装置。 - 前記補助情報の時間変化に基づいて該補助情報の位置を予測し、予測された補助情報が撮影範囲外であれば、撮影範囲内に収まる位置に利用者を誘導する誘導手段をさらに備える請求項1乃至3いずれか一項に記載の生体情報処理装置。
- 前記追跡手段は、
追跡対象画像から抽出された第1の補助情報と、前記追跡対象画像の直前の画像から抽出された第2の補助情報とで追跡を行って、対応が取れた補助情報の数に応じて、前記モデルを変更する請求項2記載の生体情報処理装置。 - 撮影手段により撮影された複数の画像から、生体情報と共に撮影される体の一部を示す補助情報を抽出し、
前記補助情報を時間方向に追跡し、
前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像から、前記生体情報を抽出し、
追跡された前記補助情報と、抽出された前記生体情報との位置関係を対応付け、
対応付けられた前記補助情報と前記生体情報とを出力する処理を
コンピュータが実行する生体情報処理方法。 - 撮影手段により撮影された複数の画像から、生体情報と共に撮影される体の一部を示す補助情報を抽出し、
前記補助情報を時間方向に追跡し、
前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像から、前記生体情報を抽出し、
追跡された前記補助情報と、抽出された前記生体情報との位置関係を対応付け、
対応付けられた前記補助情報と前記生体情報とを出力する処理を
コンピュータに実行させるプログラム。
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