JPWO2013164953A1 - 加飾方法、制御装置及び加飾システム - Google Patents
加飾方法、制御装置及び加飾システム Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2013164953A1 JPWO2013164953A1 JP2014513357A JP2014513357A JPWO2013164953A1 JP WO2013164953 A1 JPWO2013164953 A1 JP WO2013164953A1 JP 2014513357 A JP2014513357 A JP 2014513357A JP 2014513357 A JP2014513357 A JP 2014513357A JP WO2013164953 A1 JPWO2013164953 A1 JP WO2013164953A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- color
- image data
- information
- identifying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/21—Ink jet for multi-colour printing
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B11/00—Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/407—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
- B41J3/4078—Printing on textile
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06C—FINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
- D06C23/00—Making patterns or designs on fabrics
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P5/00—Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P5/00—Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
- D06P5/30—Ink jet printing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Coloring (AREA)
Abstract
柄を識別する柄情報と色を識別する色情報が取得される。第一〜第四の画像データのうち、少なくとも2種類の画像データを記憶する記憶部から、取得された柄情報及び色情報に対応する画像データが取得される。第一の画像データは第一の柄を識別する第一の柄情報と第一の色を識別する第一の色情報に対応する。第二の画像データは第一の柄情報と第二の色を識別する第二の色情報に対応する。第三の画像データは第二の柄を識別する第二の柄情報と第一の色情報に対応する。第四の画像データは第二の柄情報と第二の色情報に対応する。取得された画像データに対応する色の柄が、基材に記録される。
Description
本発明は、インクジェット記録装置で基材に所定の色の柄を記録し、所定の色の柄によって加飾された布帛を製造する加飾方法と、インクジェット記録装置を制御する制御装置と、加飾システムに関する。
基材に柄を付与し、加飾された布帛とする方法としては捺染、糸染め等着色による方法が知られている。この他、織編の組織により柄を表現する方法、例えばジャガードによる方法や、化学的処理により柄状に部分的に溶解又は収縮させる方法が知られている。更に、彫刻された熱ロール等により柄状に部分的に熱処理を行い組織の歪みを生じせしめる方法等が知られている。
加飾された布帛に関する技術として、特許文献1には、任意の立体柄や透かし柄を有する繊維布帛の製造方法が開示されている。この繊維布帛の製造方法では、熱可塑性繊維を含む繊維布帛基材の少なくとも片面に、発泡剤と水溶性バインダーを含む組成物が付与される。その後、熱処理による発泡が行われる。次に、洗浄処理が行われる。特許文献1には、布帛に対して立体的な柄出しを行う方法として、ジャガード織、エンボス加工およびオパール加工などが知られている、ことも開示されている。
出願人は、特許文献2において、服飾素材の立体柄表現方法に関する技術を提案している。出願人は、非特許文献1に開示されたビスコテックス(登録商標)と称されるシステムを開発し、運用している。
セーレン株式会社、"ビスコテックス(登録商標)とは"、[online]、[平成24年2月3日検索]、インターネット< http://www.viscotecs.com/about/>
織編組織により柄を形成する方法では、織機や編機に、組織による柄形成を可能にする特別な装置を内蔵させるか、又は、付属装置として設置する必要がある。更に、その柄の構図は、柄を形成する装置の性能に依存する。そのため、織編組織により柄を形成する方法は、制限されたものになってしまう場合もある。
化学的処理により柄を形成する場合は、部分的ではあるが、布帛自身の強度低下を生じることもあり、品質が不安定になる場合もある。そのため、別途、その対策が必要となることもある。熱ロールによる部分的熱処理によって柄を形成する場合は、柄に応じて彫刻された高価なロールを製作する必要がある。加えてこのロールを高温に加熱し、温度バラツキをコントロールする必要がある。例えばポリエステル系繊維布帛の場合、ロールは、150〜195℃程度に加熱される。更に、化学的処理及び熱ロールによる方法は、通常、鮮明な柄を得ようとすればするほど、布帛の強度低下が生じやすくなる場合がある。
本発明は、所定の布製品を形成するための素材となる、所定の色の柄で加飾された布帛を、インクジェット記録装置を用いて好適に製造することができる、加飾方法、制御装置及び加飾システムを提供することを目的とする。
本発明の一側面は、インクジェット記録装置にセットされた基材に所定の色の柄を記録し、前記所定の色の柄によって加飾された布帛を製造する加飾方法であって、柄を識別する柄情報と、色を識別する色情報と、を取得する第一工程と、第一の柄を識別する第一の柄情報と第一の色を識別する第一の色情報とに対応する第一の画像データと、前記第一の柄情報と第二の色を識別する第二の色情報とに対応する第二の画像データと、第二の柄を識別する第二の柄情報と前記第一の色情報とに対応する第三の画像データと、前記第二の柄情報と前記第二の色情報とに対応する第四の画像データと、のうち、少なくとも2種類の画像データを記憶する記憶部から、前記第一工程で取得された前記柄情報及び前記色情報に対応する画像データを取得する第二工程と、前記第二工程で取得された前記画像データに対応する色の柄を、前記基材に記録する第三工程と、を含む加飾方法である。
この加飾方法によれば、柄及び色の組み合わせが異なる画像データを複数記憶させ、その中から所望する1つの色の柄に対応する画像データを取得することで、基材に所望する色の柄を記録し、これによって加飾された布帛を、好適に製造することができる。予め複数の画像データを生成し、記憶しておくことで、所定の色の柄の記録をスムーズに開始することができる。実際の取引市場においては、例えば、短納期を実現することができる。このようにして製造される布帛は、織編組織により柄を形成する織物又は編物とは異なり、所定の色の柄は、基材に記録されたものとなる。インクジェット記録装置によれば、高品質の記録を実現することが可能である。そのため、布帛を視認したユーザに対し、織編組織により柄を形成した織物又は編物を染色することによって表現された色の柄を視認した場合と同様又はこれに近い印象を与えることができる。
第二工程における「前記第一工程で取得された前記柄情報及び前記色情報に対応する画像データを取得する」は、次のように解釈される。即ち、第一工程で、柄情報として第一の柄情報が取得され、色情報として第一の色情報が取得された場合、第二工程では、第一の画像データが取得される。この場合、第三工程では、第一の画像データに対応する第一の色の第一の柄が、基材に記録される。第一工程で、柄情報として第一の柄情報が取得され、色情報として第二の色情報が取得された場合、第二工程では、第二の画像データが取得される。この場合、第三工程では、第二の画像データに対応する第二の色の第一の柄が、基材に記録される。第一工程で、柄情報として第二の柄情報が取得され、色情報として第一の色情報が取得された場合、第二工程では、第三の画像データが取得される。この場合、第三工程では、第三の画像データに対応する第一の色の第二の柄が、基材に記録される。第一工程で、柄情報として第二の柄情報が取得され、色情報として第二の色情報が取得された場合、第二工程では、第四の画像データが取得される。この場合、第三工程では、第四の画像データに対応する第二の色の第二の柄が、基材に記録される。
この加飾方法では、前記第一の画像データ及び前記第二の画像データは、第一の基材に関連し、前記第三の画像データ及び前記第四の画像データは、第二の基材に関連するものであってもよい。前記第三工程では、前記第二工程で、前記第一の画像データ又は前記第二の画像データが取得された場合、前記第二工程で取得された前記画像データに対応する色の柄を、前記第一の基材に記録し、前記第二工程で、前記第三の画像データ又は前記第四の画像データが取得された場合、前記第二工程で取得された前記画像データに対応する色の柄を、前記第二の基材に記録する、ようにしてもよい。
これによれば、複数種の基材を対象とした加飾方法とすることができる。従って、第一の基材に、第一の画像データ又は第二の画像データに対応する色の柄を記録し、これによって加飾された布帛を製造することができる。第二の基材に、第三の画像データ又は第四の画像データに対応する色の柄を記録し、これによって加飾された布帛を製造することができる。
本発明の他の側面は、所定の色の柄によって加飾された布帛を製造する場合に、前記所定の色の柄を基材に記録するインクジェット記録装置を制御する制御装置であって、前記制御装置に入力された、柄を識別する柄情報と、色を識別する色情報と、を取得する第一取得部と、第一の柄を識別する第一の柄情報と第一の色を識別する第一の色情報とに対応する第一の画像データと、前記第一の柄情報と第二の色を識別する第二の色情報とに対応する第二の画像データと、第二の柄を識別する第二の柄情報と前記第一の色情報とに対応する第三の画像データと、前記第二の柄情報と前記第二の色情報とに対応する第四の画像データと、のうち、少なくとも2種類の画像データを記憶する記憶部から、前記第一取得部で取得された前記柄情報及び前記色情報に対応する画像データを取得する第二取得部と、前記インクジェット記録装置で、前記第二取得部で取得された前記画像データに対応する色の柄を、前記基材に記録する制御を行う記録制御部と、を備える制御装置である。この制御装置は、上述した加飾方法を実現することができる。この制御装置によれば、上述した加飾方法による機能を奏することができる。
本発明の更に他の側面は、所定の色の柄によって加飾された布帛を製造する加飾システムであって、前記所定の色の柄を基材に記録するインクジェット記録装置と、前記インクジェット記録装置を制御する制御装置と、第一の柄を識別する第一の柄情報と第一の色を識別する第一の色情報とに対応する第一の画像データと、前記第一の柄情報と第二の色を識別する第二の色情報とに対応する第二の画像データと、第二の柄を識別する第二の柄情報と前記第一の色情報とに対応する第三の画像データと、前記第二の柄情報と前記第二の色情報とに対応する第四の画像データと、のうち、少なくとも2種類の画像データを記憶する記憶部と、を含み、前記制御装置は、前記制御装置に入力された、柄を識別する柄情報と、色を識別する色情報と、を取得する第一取得部と、前記記憶部から、前記第一取得部で取得された前記柄情報及び前記色情報に対応する画像データを取得する第二取得部と、前記インクジェット記録装置で、前記第二取得部で取得された前記画像データに対応する色の柄を、前記基材に記録する制御を行う記録制御部と、を備える、加飾システムである。この加飾システムは、上述した加飾方法を実現することができる。この加飾システムによれば、上述した加飾方法による機能を奏することができる。
上述した制御装置と、加飾システムにおける制御装置がそれぞれ備える第二取得部における「前記第一取得部で取得された前記柄情報及び前記色情報に対応する画像データを取得する」は、次のように解釈される。即ち、第一取得部で、柄情報として第一の柄情報が取得され、色情報として第一の色情報が取得された場合、第二取得部では、第一の画像データが取得される。この場合、記録制御部では、第一の画像データに対応する第一の色の第一の柄が、基材に記録される。第一取得部で、柄情報として第一の柄情報が取得され、色情報として第二の色情報が取得された場合、第二取得部では、第二の画像データが取得される。この場合、記録制御部では、第二の画像データに対応する第二の色の第一の柄が、基材に記録される。第一取得部で、柄情報として第二の柄情報が取得され、色情報として第一の色情報が取得された場合、第二取得部では、第三の画像データが取得される。この場合、記録制御部では、第三の画像データに対応する第一の色の第二の柄が、基材に記録される。第一取得部で、柄情報として第二の柄情報が取得され、色情報として第二の色情報が取得された場合、第二取得部では、第四の画像データが取得される。この場合、記録制御部では、第四の画像データに対応する第二の色の第二の柄が、基材に記録される。
上述した制御装置と、加飾システムにおける制御装置において、記憶部は、制御装置と一体又は別体の何れであってもよい。制御装置と記憶部が一体である場合、制御装置は、記憶部を内蔵する。制御装置と記憶部が別体である場合、制御装置と記憶部は、データ通信可能に接続される。
本発明によれば、所定の布製品を形成するための素材となる、所定の色の柄で加飾された布帛を、インクジェット記録装置を用いて好適に製造することができる、加飾方法、制御装置及び加飾システムを得ることができる。
本発明を実施するための実施形態について、図面を用いて説明する。本発明は、以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。例えば、以下に示す構成の一部は、省略し又は他の構成等に置換してもよい。他の構成を備えるようにしてもよい。
<加飾システム>
加飾システム10について、図1〜図3を参照して説明する。加飾システム10は、図1に示すように、インクジェット記録装置20と、制御装置40を含む。インクジェット記録装置20及び制御装置40は、通信ケーブル60を介して接続される。インクジェット記録装置20及び制御装置40は、通信ケーブル60を介して通信する。加飾システム10では、基材、柄及び色を要素として予め定められた複数のデザインのうち、所定の色の柄を、所定の基材に記録し、この所定の色の柄で加飾された布帛が製造される。柄としては、広く知られた柄(模様)の他、任意のものが採用される。立体的に視認することができるような柄も採用される。基材は、織物又は編物のような布材である。基材の表面は、凹凸のない(少ない)平坦な状態とされる。基材を形成する繊維の材質は、特に限定されない。インクジェット記録装置20は、所定の色の柄を基材に記録する。制御装置40は、インクジェット記録装置20を制御する。加飾システム10で製造される所定の色の柄によって加飾された布帛は、服飾等の布製品を形成するための素材となる。
加飾システム10について、図1〜図3を参照して説明する。加飾システム10は、図1に示すように、インクジェット記録装置20と、制御装置40を含む。インクジェット記録装置20及び制御装置40は、通信ケーブル60を介して接続される。インクジェット記録装置20及び制御装置40は、通信ケーブル60を介して通信する。加飾システム10では、基材、柄及び色を要素として予め定められた複数のデザインのうち、所定の色の柄を、所定の基材に記録し、この所定の色の柄で加飾された布帛が製造される。柄としては、広く知られた柄(模様)の他、任意のものが採用される。立体的に視認することができるような柄も採用される。基材は、織物又は編物のような布材である。基材の表面は、凹凸のない(少ない)平坦な状態とされる。基材を形成する繊維の材質は、特に限定されない。インクジェット記録装置20は、所定の色の柄を基材に記録する。制御装置40は、インクジェット記録装置20を制御する。加飾システム10で製造される所定の色の柄によって加飾された布帛は、服飾等の布製品を形成するための素材となる。
加飾システム10は、次のようにして運用される。加飾システム10を管理し、所定の色の柄によって加飾された布帛を供給する供給者は、見本台帳を作成する。見本台帳は、例えば、基材と柄と色を関連付けたものである。供給者は、図2に示すようなパターンとされた、第一〜第三の見本台帳を作成する。第一の見本台帳は、サンプルとして、基材Xに黒色の柄Pを記録して得られる布帛と、基材Xに赤色の柄Pを記録して得られる布帛と、基材Xに青色の柄Pを記録して得られる布帛と、基材Xに黄色の柄Pを記録して得られる布帛を含む。第二の見本台帳は、サンプルとして、基材Yに黒色の柄Qを記録して得られる布帛と、基材Yに赤色の柄Qを記録して得られる布帛と、基材Yに青色の柄Qを記録して得られる布帛と、基材Yに黄色の柄Qを記録して得られる布帛を含む。第三の見本台帳は、サンプルとして、基材Yに黒色の柄Rを記録して得られる布帛と、基材Yに赤色の柄Rを記録して得られる布帛と、基材Yに青色の柄Rを記録して得られる布帛と、基材Yに黄色の柄Rを記録して得られる布帛を含む。図2に示す第一〜第三の見本台帳では、何れも、黒色、赤色、青色及び黄色の4色としたが、見本台帳毎に異なる色及び/又は色数としてもよい。作成する見本台帳の数(柄の数及び/又は基材の数)についても、適宜設定するとよい。基材X(第一の見本台帳)及び基材Y(第二及び第三の見本台帳)としたが、各見本台帳で、異なる種類の基材としてもよい。全て同一種の基材であってもよい。
供給者は、作成した見本台帳、図2に示す例に基づけば、第一〜第三の見本台帳を、所定の色の柄によって加飾された布帛を素材として、服飾等の布製品を製造する者(以下、「需用者」という)に提供する。需要者は、布製品の製造に用いる布帛の柄及び色を、第一の見本台帳〜第三の見本台帳において定義された複数のデザイン(合計12個:3(柄数)×4(色数))の中から選択する。その後、需用者は、選択した柄及び色を、供給者に所定の方法で連絡する。供給者は、需要者からの連絡に従い、需要者の要求に合った所定の色の柄を、対応する種類の基材(図2参照)に記録する。
例えば、需要者の要求が、柄P及び赤色であった場合、供給者は、加飾システム10を用いて、基材Xに赤色の柄Pを記録し、赤色の柄Pが記録された布帛を製造する。需要者の要求が、柄Q及び青色であった場合、供給者は、加飾システム10を用いて、基材Yに青色の柄Qを記録し、青色の柄Qが記録された布帛を製造する。需要者の要求が、柄R及び黄色であった場合、供給者は、加飾システム10を用いて、基材Yに黄色の柄Rを記録し、黄色の柄Rが記録された布帛を製造する。製造された布帛は、需要者に提供される。
インクジェット記録装置20としては、既に実用化されているインクジェット記録装置と同様のインクジェット記録装置を採用することができる。インクジェット記録装置20は、例えば、搬送部22と、記録部24を備える。搬送部22は、基材を搬送する。記録部24は、記録に用いる各色用の記録ヘッドを備える。記録部24は、ライン型又はシリアル型の何れであってもよい。記録部24が備える記録ヘッドにはノズルが形成される。各色用の記録ヘッドに形成されたノズルからは、搬送部22によって搬送される基材に対し、対応する色のインクが吐出される。このようにして、記録部24では、搬送される基材に、所定の色の柄が記録される。インクジェット記録装置20に関し、この他の説明は省略する。
制御装置40は、例えば、パーソナルコンピュータのような情報処理装置である。制御装置40は、図1に示すように、制御部42と、記憶部44と、操作部46と、表示部48と、接続インターフェース(以下、「接続I/F」という)50を備える。制御部42は、インクジェット記録装置20を制御するための各種の処理を実行する。制御部42は、CPU421と、メモリ422等を含む。メモリ422としては、RAM等が例示される。記憶部44は、ハードディスクのようなストレージデバイスである。記憶部44には、コンピュータプログラムがインストールされ、色柄テーブル及び画像データ等の各種のデータが記憶される。コンピュータプログラムとしては、後述する加飾処理のためのコンピュータプログラムが例示される。
色柄テーブルは、図3に示すように、柄情報と色情報と画像データ情報を関連付けたデータベースである。色柄テーブルには、見本台帳に対応させた各情報が登録される。図3に示す色柄テーブルは、図2に例示した第一〜第三の見本台帳に対応する状態としている。色柄テーブルにおいて、No.「1」〜「4」は、第一の見本台帳に対応する情報が登録されたレコードである。No.「5」〜「8」は、第二の見本台帳に対応する情報が登録されたレコードである。No.「9」〜「12」は、第三の見本台帳に対応する情報が登録されたレコードである。
柄情報は、基材に記録され、布帛を加飾する柄を識別する情報である。柄情報「PPP」は、図2に示す「柄P」に対応する。柄情報「QQQ」は、図2に示す「柄Q」に対応する。柄情報「RRR」は、図2に示す「柄R」に対応する。色情報は、色を識別する情報である。色情報「BLK」は黒色を示す。色情報「RED」は赤色を示す。色情報「BLU」は青色を示す。色情報「YEL」は黄色を示す。画像データ情報は、各レコードで関連付けられた柄情報及び色情報に対応する画像データを識別する情報である。具体的には、画像データ情報は、その画像データが記憶された記憶先及び画像データのファイル名を組み合わせた情報である。
操作部46は、制御装置40に対する所定の指示を入力するためのインターフェースである。操作部46は、例えば、キーボード及びマウスを含む。操作部46は、タッチパネル機能を含むようにしてもよい。表示部48は、LCD等のモニタである。表示部48には、所定の画面が表示される。例えば、基材に所定の色の柄が記録される場合、入力画面が表示される。入力画面は、記録される柄を識別する柄情報と、色を識別する色情報の入力を受け付ける画面である。接続I/F50は、通信ケーブル60を介して、制御装置40をインクジェット記録装置20に接続する。接続I/F50は、インクジェット記録装置20との間で通信を行う。
制御装置40によってインクジェット記録装置20が制御される場合、制御部42は、記憶部44にアクセスし、所定のコンピュータプログラムを実行する。例えば、加飾システム10で後述する加飾方法が実行される場合を例として、より具体的に説明する。制御部42に含まれるCPU421は、記憶部44にアクセスし、メモリ422を用いて、加飾処理のためのコンピュータプログラムを実行する。その際、CPU421は、色柄テーブルにアクセスする。CPU421は、柄情報及び色情報に従い、画像データ情報を特定し、記憶部44から、特定された画像データ情報に対応する画像データをメモリ422に読み出す。その後、CPU421は、インクジェット記録装置20での画像の記録のための処理を実行する。このように、CPU421が、所定のコンピュータプログラムを実行することで、各種の機能が実現される。即ち、制御部42は、インクジェット記録装置20で実行される各種の動作のための機能部を構成する。
<加飾方法及び加飾処理>
加飾方法及び加飾処理について、図4を参照して説明する。加飾方法は、加飾システム10において実行される。加飾方法は、インクジェット記録装置20にセットされた基材に所定の色の柄を記録し、所定の色の柄によって加飾された布帛を製造するための第一工程〜第三工程を含む。第一工程は、基材に記録される所定の色の柄に関し、柄を識別する柄情報と、色を識別する色情報を取得する工程である。第二工程は、記憶部44から、第一工程で取得された柄情報及び色情報に対応する画像データを取得する工程である。第三工程は、第二工程で取得された画像データに対応する色の柄を、基材に記録する工程である。
加飾方法及び加飾処理について、図4を参照して説明する。加飾方法は、加飾システム10において実行される。加飾方法は、インクジェット記録装置20にセットされた基材に所定の色の柄を記録し、所定の色の柄によって加飾された布帛を製造するための第一工程〜第三工程を含む。第一工程は、基材に記録される所定の色の柄に関し、柄を識別する柄情報と、色を識別する色情報を取得する工程である。第二工程は、記憶部44から、第一工程で取得された柄情報及び色情報に対応する画像データを取得する工程である。第三工程は、第二工程で取得された画像データに対応する色の柄を、基材に記録する工程である。
加飾処理は、加飾方法を実行するための処理である。加飾方法の各工程は、制御部42(CPU421)によって、加飾処理のためのコンピュータプログラムが実行されて実現される。加飾処理は、この処理の開始指示が制御装置40に入力された場合に開始される。これに基づき、加飾システム10では、加飾方法の各工程が実行される。作業者は、操作部46を操作し、開始指示を入力する。
開始指示が入力された場合、制御部42は、表示部48に、柄情報及び色情報の入力を受け付ける入力画面を表示する制御を行う(S1)。制御部42から表示部48に入力画面を表示させる指示が出力され、表示部48には、入力画面が表示される。作業者は、操作部46を操作し、需用者の要求に応じた柄情報及び色情報を入力する。作業者は、その後、操作部46を介して、確定操作を行う。制御部42は、確定操作が行われた場合、入力された柄情報及び色情報を取得する(S2)。取得された柄情報及び色情報は、制御部42に含まれるメモリ422に記憶される。
その後、制御部42は、S2で取得され、メモリ422に記憶された柄情報及び色情報に対応する画像データを取得する(S3)。S3で制御部42は、記憶部44に記憶された色柄テーブルにアクセスする。制御部42は、S2で取得されメモリ422に記憶された柄情報及び色情報に一致する柄情報及び色情報が関連付けて登録されたレコードを特定する。例えば、S2での柄情報が「PPP」で、且つ、S2での色情報が「BLK」であったとする。この場合、制御部42は、図3に示す色柄テーブルのNo.「1」のレコードを特定する。続けて、制御部42は、このレコードに登録された画像データ情報を特定し、記憶部44から、特定された画像データ情報に対応する画像データを読み出す。読み出された画像データは、メモリ422に記憶される。つまり、No.「1」のレコードが特定されていた場合、制御部42は、「image_A」を読み出し、これをメモリ422に記憶する。
次に、制御部42は、インクジェット記録装置20で、S3で取得され、メモリ422に記憶された画像データに対応する色の柄を記録する制御を行う(S4)。制御部42は、接続I/F50を介して、画像データに対応する色の柄の記録のための実行指示を、インクジェット記録装置20に入力する。インクジェット記録装置20では、搬送部22によって基材が搬送され、画像データに対応する色の柄が、記録部24を通過する基材に記録される。作業者は、例えば、加飾方法の第一工程の開始前のタイミングで、基材をインクジェット記録装置20にセットする。セットされる基材は、S2で入力される柄情報に対応する柄に関連付けられた基材であって、見本台帳(図2参照)における関連付けに従い特定される。本実施形態の加飾システム10では、その運用に際し、図2に示すような関連付けが行われた見本台帳が、例えば、作業指図書のような形態で準備される。このようにして、加飾システム10では、画像データに対応する色の柄で加飾された布帛が製造される。
上記において、加飾処理のS2は、加飾方法の第一工程に対応する処理である。S2の実行により、加飾システム10では、第一工程が実行される。加飾処理のS3は、加飾方法の第二工程に対応する処理である。S3の実行により、加飾システム10では、第二工程が実行される。加飾処理のS4は、加飾方法の第三工程に対応する処理である。S3の実行により、加飾システム10では、第三工程が実行される。
<本実施形態の効果>
本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。即ち、上記では、基材に所定の色の柄を、インクジェット記録装置20を用いて記録し、加飾された布帛を製造することとした。加飾システム10では、複数の柄と複数の色を組み合わせて、デザインを複数のパターンに定型化(図2及び図3参照)することとした。そのため、所定の布製品を形成するための素材となる、所定の色の柄で加飾された布帛を、インクジェット記録装置20を用いて好適に製造することができる。所定の色の柄が形成された布帛を製造する従来の方法としては、例えば、織機を用いて布帛を織る段階、又は、編機を用いて布帛を編む段階で表面に柄を形成する方法がある。このような従来の方法では、織機又は編機を、形成される色の柄に対応する構成にセットしなければならない。形成される色の柄が変更される場合、その都度、このような作業を行わなければならない。このような作業は複雑で、困難を伴う場合もある。特許文献1のような方法では、所定の組成物を付与し、続けて、熱処理し、最後に、洗浄処理を行わなければならない。従って、従来の方法では、事前準備又は後処理に、長い時間を要することが想定される。
本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。即ち、上記では、基材に所定の色の柄を、インクジェット記録装置20を用いて記録し、加飾された布帛を製造することとした。加飾システム10では、複数の柄と複数の色を組み合わせて、デザインを複数のパターンに定型化(図2及び図3参照)することとした。そのため、所定の布製品を形成するための素材となる、所定の色の柄で加飾された布帛を、インクジェット記録装置20を用いて好適に製造することができる。所定の色の柄が形成された布帛を製造する従来の方法としては、例えば、織機を用いて布帛を織る段階、又は、編機を用いて布帛を編む段階で表面に柄を形成する方法がある。このような従来の方法では、織機又は編機を、形成される色の柄に対応する構成にセットしなければならない。形成される色の柄が変更される場合、その都度、このような作業を行わなければならない。このような作業は複雑で、困難を伴う場合もある。特許文献1のような方法では、所定の組成物を付与し、続けて、熱処理し、最後に、洗浄処理を行わなければならない。従って、従来の方法では、事前準備又は後処理に、長い時間を要することが想定される。
加飾システム10では、デザインを複数のパターンに定型化することで、布帛を製造する際、インクジェット記録装置20での記録をスムーズに実行することができる。基材に記録される色の柄に対応する画像データを、例えば、加飾システム10の運用に先立ち、生成することができる。上記では、説明を省略したが、インクジェット記録装置20で基材に所定の色の柄を高品質で記録するためには、インクの吐出量等、記録のための各種条件を検討する必要がある。条件を検討する際には、基材の種類も考慮する必要がある。同一の色の柄であっても、基材の種類が異なれば、異なった条件となる場合もある。従って、本実施形態の加飾システム10及び加飾方法(加飾処理)によれば、需用者から、定型化された複数のデザインのうち、所定の色の柄によって加飾された布帛が要求された場合、迅速に、要求された色の柄を基材に記録し、要求された布帛を短期間に製造し、提供することができる。加飾システム10による加飾方法によれば、加飾された布帛の生産ロットが小さくなる程、例えば、上述したような従来の方法に対して、コストメリットが増大する場合が多くなると考えられる。
インクジェット記録装置20では、高品質の記録を実現することが可能である。そのため、布帛を視認したユーザに対し、織物又は編物によって表現された色の柄を視認した場合と同様又はこれに近い印象を与えることができる。加飾システム10では、基材に記録される所定の色の柄は、画像データによって表現される。画像データは、加飾処理のS2で取得された柄情報及び色情報によって、容易に特定される。記録対象となる所定の色の柄を容易に変更することができる。需用者からの要求が小ロット又は中ロットであったとしても、好適に対応することができる。
出願人は、上述したように、非特許文献1に開示されたビスコテックス(登録商標)と称されるシステムを開発し、運用している。このシステムは、多種多様な色の柄(デザイン)に対応できるものである。例えば、世界に1着のオーダーメイドの服飾の素材となる布帛の製造に好適に対応することができる。このシステムでは、多種多様な色の柄に対応するため、基材に記録される色の柄に対応する画像データは、需用者からの要求に応じて生成される。
このような状況の下、出願人は、実績のあるビスコテックス(登録商標)と称されるシステムの優位性を損なうことなく、各種の色の柄で加飾された布帛を効率よく製造できる技術の開発を進めた。その結果、出願人は、上述したような、加飾システム10と、これに含まれる制御装置40と、加飾システム10で実行される加飾方法を、新たに開発した。このような異なる2つのシステムによれば、生産量が極めて少なく、高い付加価値を有する布帛の製造(運用開始済みのビスコテックス(登録商標)によって対応)から、小ロット又は中ロット程度の布帛の製造(加飾システム10等によって対応)にまで対応することができるようになった。
<変形例>
本実施形態の構成は、次のようにすることもできる。
本実施形態の構成は、次のようにすることもできる。
(1)上記では、制御装置40が記憶部44を備え、記憶部44に画像データが記憶されている構成を例に説明した。この他、画像データは、制御装置40とデータ通信できる外部の記憶部(以下、「記憶装置」という)に記憶するようにしてもよい。この場合、加飾システム10は、この記憶装置を含む。制御装置40及びこの記憶装置は、例えば、LANのようなネットワークによって、データ通信できる状態とされる。色柄テーブルには、画像データ情報として、記憶装置内に記憶された画像データを識別する情報、詳細には、画像データが記憶された記憶先(記憶装置のアドレスを含む)及び画像データのファイル名が登録される。制御部42は、加飾処理のS3において、記憶装置から画像データを取得する。
(2)上記では、図2に示すような関連付けが行われた見本台帳を、例えば、作業指図書のような形態で準備し、これに従い、作業者が、適切な種類の基材を、インクジェット記録装置20にセットする構成を例に説明した。インクジェット記録装置20に複数種の基材をストックする構成を設け、見本台帳(図2参照)における関連付けに対応する基材が、自動的にインクジェット記録装置20にセットされるようにしてもよい。この場合、複数種の基材のうち、所定の基材を特定するための構成として、色柄テーブルには、各レコードにおいて、基材を識別する情報が、見本台帳に対応する状態で、関連付けられる。S3では、特定されたレコードに登録された画像データ及び基材が特定される。制御部42は、特定された基材をインクジェット記録装置20にセットする制御を行う。
この他、加飾システム10が、複数種の基材がそれぞれセットされた複数のインクジェット記録装置20を含み、加飾処理のS4で、制御部42が、対応する種類の基材がセットされたインクジェット記録装置20に、記録の実行指示を入力するようにしてもよい。この場合においても、上記同様、色柄テーブルには、基材を識別する情報が登録される。更に、色柄テーブルには、レコード毎に、そのレコードに登録された基材を識別する情報に対応する基材がセットされたインクジェット記録装置20を識別する情報が登録される。基材とインクジェット記録装置20との関連付けは、色柄テーブルとは異なる別のテーブルを設け、これによって行うようにしてもよい。加飾処理のS4では、S3で特定されたレコードに登録された基材を識別する情報に関連付けられたインクジェット記録装置20が特定される。
10 加飾システム
20 インクジェット記録装置
22 搬送部
24 記録部
40 制御装置
42 制御部
44 記憶部
46 操作部
48 表示部
50 接続インターフェース(接続I/F)
60 通信ケーブル
421 CPU
422 メモリ
20 インクジェット記録装置
22 搬送部
24 記録部
40 制御装置
42 制御部
44 記憶部
46 操作部
48 表示部
50 接続インターフェース(接続I/F)
60 通信ケーブル
421 CPU
422 メモリ
Claims (4)
- インクジェット記録装置にセットされた基材に所定の色の柄を記録し、前記所定の色の柄によって加飾された布帛を製造する加飾方法であって、
柄を識別する柄情報と、色を識別する色情報と、を取得する第一工程と、
第一の柄を識別する第一の柄情報と第一の色を識別する第一の色情報とに対応する第一の画像データと、前記第一の柄情報と第二の色を識別する第二の色情報とに対応する第二の画像データと、第二の柄を識別する第二の柄情報と前記第一の色情報とに対応する第三の画像データと、前記第二の柄情報と前記第二の色情報とに対応する第四の画像データと、のうち、少なくとも2種類の画像データを記憶する記憶部から、前記第一工程で取得された前記柄情報及び前記色情報に対応する画像データを取得する第二工程と、
前記第二工程で取得された前記画像データに対応する色の柄を、前記基材に記録する第三工程と、を含む加飾方法。 - 前記第一の画像データ及び前記第二の画像データは、第一の基材に関連し、
前記第三の画像データ及び前記第四の画像データは、第二の基材に関連し、
前記第三工程では、
前記第二工程で、前記第一の画像データ又は前記第二の画像データが取得された場合、前記第二工程で取得された前記画像データに対応する色の柄を、前記第一の基材に記録し、
前記第二工程で、前記第三の画像データ又は前記第四の画像データが取得された場合、前記第二工程で取得された前記画像データに対応する色の柄を、前記第二の基材に記録する、請求項1に記載の加飾方法。 - 所定の色の柄によって加飾された布帛を製造する場合に、前記所定の色の柄を基材に記録するインクジェット記録装置を制御する制御装置であって、
前記制御装置に入力された、柄を識別する柄情報と、色を識別する色情報と、を取得する第一取得部と、
第一の柄を識別する第一の柄情報と第一の色を識別する第一の色情報とに対応する第一の画像データと、前記第一の柄情報と第二の色を識別する第二の色情報とに対応する第二の画像データと、第二の柄を識別する第二の柄情報と前記第一の色情報とに対応する第三の画像データと、前記第二の柄情報と前記第二の色情報とに対応する第四の画像データと、のうち、少なくとも2種類の画像データを記憶する記憶部から、前記第一取得部で取得された前記柄情報及び前記色情報に対応する画像データを取得する第二取得部と、
前記インクジェット記録装置で、前記第二取得部で取得された前記画像データに対応する色の柄を、前記基材に記録する制御を行う記録制御部と、を備える制御装置。 - 所定の色の柄によって加飾された布帛を製造する加飾システムであって、
前記所定の色の柄を基材に記録するインクジェット記録装置と、
前記インクジェット記録装置を制御する制御装置と、
第一の柄を識別する第一の柄情報と第一の色を識別する第一の色情報とに対応する第一の画像データと、前記第一の柄情報と第二の色を識別する第二の色情報とに対応する第二の画像データと、第二の柄を識別する第二の柄情報と前記第一の色情報とに対応する第三の画像データと、前記第二の柄情報と前記第二の色情報とに対応する第四の画像データと、のうち、少なくとも2種類の画像データを記憶する記憶部と、を含み、
前記制御装置は、
前記制御装置に入力された、柄を識別する柄情報と、色を識別する色情報と、を取得する第一取得部と、
前記記憶部から、前記第一取得部で取得された前記柄情報及び前記色情報に対応する画像データを取得する第二取得部と、
前記インクジェット記録装置で、前記第二取得部で取得された前記画像データに対応する色の柄を、前記基材に記録する制御を行う記録制御部と、を備える、加飾システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014513357A JPWO2013164953A1 (ja) | 2012-05-02 | 2013-04-18 | 加飾方法、制御装置及び加飾システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012105499 | 2012-05-02 | ||
JP2012105499 | 2012-05-02 | ||
JP2014513357A JPWO2013164953A1 (ja) | 2012-05-02 | 2013-04-18 | 加飾方法、制御装置及び加飾システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2013164953A1 true JPWO2013164953A1 (ja) | 2015-12-24 |
Family
ID=49514355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014513357A Pending JPWO2013164953A1 (ja) | 2012-05-02 | 2013-04-18 | 加飾方法、制御装置及び加飾システム |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9321276B2 (ja) |
EP (1) | EP2848722A4 (ja) |
JP (1) | JPWO2013164953A1 (ja) |
KR (1) | KR20150013468A (ja) |
CN (1) | CN104271829A (ja) |
CA (1) | CA2871839A1 (ja) |
WO (1) | WO2013164953A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110239232B (zh) * | 2019-04-08 | 2020-10-16 | 上海泰威技术发展股份有限公司 | 一种针对板材多图案变化打印的智能识别方法 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2939908B2 (ja) | 1989-08-31 | 1999-08-25 | セーレン株式会社 | 服飾素材の立体柄表現方法 |
CA2113960C (en) | 1993-01-29 | 2001-07-31 | Kazuyoshi Takahashi | Image supply apparatus, image output apparatus, control apparatus therefor, and image forming system having these apparatuses |
JP3190523B2 (ja) * | 1993-08-31 | 2001-07-23 | キヤノン株式会社 | インクジェットプリント物の製造装置およびインクジェットプリント方法 |
JP3382439B2 (ja) * | 1994-12-29 | 2003-03-04 | キヤノン株式会社 | インクジェットプリント装置およびインクジェットプリント方法 |
JP2939903B2 (ja) | 1997-02-07 | 1999-08-25 | 株式会社ブレスト工業研究所 | ケーブル支持具 |
JP2001229228A (ja) * | 2000-02-18 | 2001-08-24 | Upepo & Maji Inc | 繊維ファッション産業におけるプリント受注方法 |
JP3774736B2 (ja) * | 2000-07-25 | 2006-05-17 | Kbセーレン株式会社 | 捺染布帛の製造方法 |
JP2002127556A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-05-08 | Design Infinity Japan:Kk | 布地の印刷システムとその印刷方法、及び被服の制作システムとその制作方法 |
JP2002127393A (ja) * | 2000-10-23 | 2002-05-08 | Canon Inc | 記録システムおよび記録方法 |
US6588879B2 (en) * | 2001-12-03 | 2003-07-08 | Supersample Corporation | Method for ink jet printing a digital image on a textile, the system and apparatus for practicing the method, and products produced by the system and apparatus using the method |
JP4039562B2 (ja) * | 2003-01-09 | 2008-01-30 | 京セラミタ株式会社 | 布帛のカラー画像捺染システム |
WO2005074552A2 (en) * | 2004-01-30 | 2005-08-18 | Milliken & Company | Digital control system |
JP2006344173A (ja) * | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Canon Inc | 情報処理装置及びその制御方法 |
JP2007100255A (ja) | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Komatsu Seiren Co Ltd | 繊維布帛の製造方法 |
JP2010137553A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-06-24 | Canon Inc | 画像記録装置及び画像処理方法 |
US20100157357A1 (en) * | 2008-12-23 | 2010-06-24 | Konica Minolta Systems Laboratory, Inc. | Image printing apparatus having cluster printing function, image printing system and image printing method |
JP6004732B2 (ja) * | 2011-05-02 | 2016-10-12 | キヤノン株式会社 | データ処理装置およびデータ処理方法 |
-
2013
- 2013-04-18 EP EP13785313.1A patent/EP2848722A4/en not_active Withdrawn
- 2013-04-18 CA CA2871839A patent/CA2871839A1/en not_active Abandoned
- 2013-04-18 CN CN201380022749.XA patent/CN104271829A/zh active Pending
- 2013-04-18 JP JP2014513357A patent/JPWO2013164953A1/ja active Pending
- 2013-04-18 US US14/397,776 patent/US9321276B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2013-04-18 KR KR1020147029887A patent/KR20150013468A/ko not_active Application Discontinuation
- 2013-04-18 WO PCT/JP2013/061534 patent/WO2013164953A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2013164953A1 (ja) | 2013-11-07 |
CA2871839A1 (en) | 2013-11-07 |
US20150085005A1 (en) | 2015-03-26 |
KR20150013468A (ko) | 2015-02-05 |
US9321276B2 (en) | 2016-04-26 |
EP2848722A4 (en) | 2017-05-03 |
CN104271829A (zh) | 2015-01-07 |
EP2848722A1 (en) | 2015-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102569208B1 (ko) | 종단간 물품 관리를 위한 시스템 및 방법 | |
CN105103115B (zh) | 打印控制装置、打印装置、数据处理方法以及打印控制装置的设定方法 | |
CN102555468B (zh) | 一种使服装呈现三维立体图案的方法 | |
Ujiie | Fabric finishing: printing textiles | |
CN100507128C (zh) | 宣纸刺绣工艺 | |
Studd | The textile design process | |
JP2005248376A (ja) | 刺繍の製造方法 | |
WO2013164953A1 (ja) | 加飾方法、制御装置及び加飾システム | |
CN105369492B (zh) | 刺绣缝纫机的刺绣缝制转换装置以及转换方法 | |
KR101518868B1 (ko) | 디지털 날염의 색상 조절 시스템 및 방법 | |
CN103696185B (zh) | 一种双面镶花珠片绣品的制作工艺 | |
CN101229006B (zh) | 一种将喷墨印刷应用于沙发装饰的方法 | |
KR100873785B1 (ko) | 디지털 날염을 위한 로터리 방식 잉크젯 프린터 | |
JPWO2020102567A5 (ja) | ||
CN113201952B (zh) | 一种家纺数绣印染工艺 | |
Ujiie | Digital textile printing: Status report 2021 | |
CN105671821A (zh) | 一种数码印染与机绣相结合的制品 | |
Ryall | An exploration of digital technology over a number of manipulated textile surfaces | |
JP2023170282A (ja) | プログラム及び色見本システム | |
JP7178463B1 (ja) | 刺繍装飾品の製造方法及び刺繍装飾品の製造システム | |
JP2024031224A (ja) | プログラム及び色見本システム | |
WO1998038377A1 (fr) | Procede et dispositif d'impression utilisant une encre insoluble dans l'eau | |
Kishore | Different Textile Printing Techniques-Hand Block Printing, Screen Printing, And Digital Printing. | |
JP2007186814A (ja) | 布帛を装飾するミシン刺繍及び両面接着芯プリント方法 | |
TW201542392A (zh) | 對電繡圖案以熱昇華轉印彩色圖像的方法 |