JPWO2013085058A1 - 電力制御装置、電力制御システム及び制御方法 - Google Patents

電力制御装置、電力制御システム及び制御方法 Download PDF

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Abstract

HEMS200は、通信網を介して需要家に設けられた機器と接続し、機器を制御する。HEMS200は、機器を制御するための制御情報を制御周期T毎に機器に送信する送受信部210と、制御情報の送信を制御する制御部240とを有し、制御部240は、送受信部210が制御情報を送信してから、制御周期Tより短い期間に設定したタイムアウト期間t内に、制御情報に対する応答情報を受信しない場合、制御情報を機器へ再送するように送受信部210を制御する。制御部240は、制御周期Tの期間内における、制御情報の再送可能な回数を制御することにより、タイムアウト期間tを変更する。

Description

本発明は、無線通信を介して機器に接続し、機器を制御する電力制御装置及び制御方法に関する。
需要家に設けられる負荷及び分散電源などの機器を制御して、最適なエネルギー管理を行う電力制御装置が知られている。このような電力制御装置の内、住宅を対象としたものは、HEMS(Home Energy Management System)と称されている。
上述した電力制御装置は、機器の状態確認及び機器の設定変更などの制御を行うための制御情報を、所定の周期(以下、「所定周期」という。)によって機器に送信する。制御情報を受信した機器は、当該制御情報に対する応答情報を電力制御装置へ送信する。
ここで、電力制御装置では、機器に所定周期によって制御情報を送信する際に、下位レイヤの通信プロトコルによる再送制御(物理層の再送制御)とは別に、上位レイヤで動作するアプリケーションが、タイムアウト期間及び再送可能回数を用いた再送制御(アプリケーション層の再送制御)を実行するように構成されている。電力制御装置では、アプリケーションによって機器の制御が管理されているため、このようなアプリケーションによる再送制御が必要となる。
ところで、通信経路が動的に変化するアドホックネットワークによる無線通信では、電力制御装置が、制御対象機器に対する再送制御のために用いるタイムアウト期間を見積もることが難しい。
そこで、制御情報が、電力制御装置から制御対象機器に到達するまでに中継される中継装置の数(ホップ数)の変化に基づいて、タイムアウト期間を変更する技術も開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−15556号公報
しかしながら、所定周期によって制御情報の送信を行なっている電力制御装置では、単にホップ数の変化だけに基づいて、タイムアウト期間を変更してしまうと、タイムアウト期間を長くし過ぎてしまう場合がある。このような場合に、電力制御装置が、再送制御によって制御情報を再送すると、再送された制御情報が、次の制御周期に送信される制御情報と輻輳するおそれがある。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、機器の制御を行うための制御情報を所定周期によって送信する場合においても制御情報の輻輳を抑制することが可能となる電力制御装置、電力制御システム及び制御方法を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る電力制御装置(HEMS200)は、通信網を介して需要家に設けられた機器と接続し、前記機器を制御する。電力制御装置は、前記機器を制御するための制御情報を、所定周期毎に前記機器に送信する送信部と、前記制御情報の送信を制御する制御部と、を有する。前記制御部は、前記送信部が前記制御情報を前記機器に送信してから前記制御情報に対する応答情報を受信するまでの応答期間が、前記所定周期より短い期間に設定したタイムアウト期間内よりも長い場合、前記送信部が前記制御情報を前記機器へ再送するように制御する。前記制御部は、前記送信部が前記制御情報を前記機器に送信してから前記所定周期の期間内における、前記制御情報の再送可能な回数を制御することにより、前記タイムアウト期間を変更することを要旨とする。
第1の特徴において、前記タイムアウト期間と、前記制御情報を再送可能な回数との積は、前記所定周期よりも小さいことを要旨とする。
第1の特徴において、前記タイムアウト期間は、前記制御情報を再送可能な回数に一つ加えた数によって、前記所定周期を除算した期間であることを要旨とする。
第1の特徴において、前記制御部は、前記応答期間が前記タイムアウト期間よりも長い場合、前記制御情報を再送可能な回数を減らすことによって、タイムアウト期間を延長することを要旨とする。
第1の特徴において、前記制御部は、前記応答期間が前記タイムアウト期間よりも短く、かつ、前記応答期間が前記制御情報を再送可能な回数に二つ増やした数によって、前記所定周期を除算した期間よりも短い場合、前記制御情報を再送可能な回数を増やすことによって、前記タイムアウト期間を短縮することを要旨とする。
第1の特徴において、前記通信網は、アドホックネットワークであり、前記制御部は、前記タイムアウト期間を変更する際、前記機器とホップ数及び機器の種類が同じ他の機器に設定されているタイムアウト期間を、前記機器のタイムアウト期間として設定することを要旨とする。
第1の特徴において、前記制御部は、ZigBee規格に準拠した通信方式で、前記送信部に前記制御情報を送信させることを要旨とする。
第2の特徴に係る電力制御システムは、需要家に設けられた機器と、通信網を介して前記機器を制御する電力制御装置とを備える。前記電力制御装置は、前記機器を制御するための制御情報を、所定周期毎に前記機器に送信する送信部と、前記制御情報の送信を制御する制御部と、を有する。前記制御部は、前記送信部が前記制御情報を前記機器に送信してから前記制御情報に対する応答情報を受信するまでの応答期間が、前記所定周期より短い期間に設定したタイムアウト期間内よりも長い場合、前記送信部が前記制御情報を前記機器へ再送するように制御する。前記制御部は、前記送信部が前記制御情報を前記機器に送信してから前記所定周期の期間内における、前記制御情報の再送可能な回数を制御することにより、前記タイムアウト期間を変更することを要旨とする。
第3の特徴に係る制御方法は、通信網を介して需要家に設けられた機器と接続し、前記機器を制御する電力制御装置における制御方法である。制御方法は、前記機器を制御するための制御情報を、所定周期毎に前記機器に送信するステップAと、前記制御情報を前記機器に送信してから前記制御情報に対する応答情報を受信するまでの応答期間が、前記所定周期より短い期間に設定したタイムアウト期間内よりも長い場合、前記制御情報を前記機器へ再送するステップBと、前記制御情報を前記機器に送信してから前記所定周期の期間内における、前記制御情報を再送可能な回数を変更することにより、前記タイムアウト期間を変更するステップCとを含むことを要旨とする。
本発明によれば、機器の制御を行うための制御情報を定期的に送信する場合においても制御情報の輻輳を抑制することが可能となる電力制御装置及び制御方法を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る電力制御システムを示す図である。 図2は、第1実施形態に係るHEMSを示すブロック図である。 図3は、第1実施形態に係る記憶部に記憶される情報を示す図である。 図4は、第1実施形態における制御周期と、タイムアウト期間と、再送可能回数との時系列上の関係を表す概念図である。 図5は、第1実施形態に係る制御方法を示すフロー図である。 図6は、第1実施形態に係る制御方法を示すフロー図である。
以下において、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る電力制御システムについて説明する。図1は、第1実施形態に係る電力制御システム1を示す図である。図1に示すように、電力制御システム1は、需要家10に設けられる。本実施形態において、需要家10は、住宅などを想定している。電力制御システム1は、電力系統20に接続される需要家10における電力制御を行う。電力制御システム1は、需要家10に設けられる複数の機器101乃至104と、無線通信網100を介して、複数の機器101乃至104と接続するHEMS200とを有する。
複数の機器101乃至104は、HEMS200からの指示に応じて、各種の処理を実行する。複数の機器101乃至104は、需要家10内に設けられる負荷、センサ、及び分散電源などを含む。複数の機器101乃至104は、これ以外にも分電盤などの他の機器を含んでもよい。
負荷は、電力ライン50を介して供給される電力を消費する装置である。例えば、負荷は、冷蔵庫、照明、エアコン、テレビなどの装置を含む。負荷は、単数の装置であってもよく、複数の装置を含んでもよい。
センサは、例えば、温度を測定する温度センサであってもよいし、或いは、需要家10において消費される消費電力を測定するセンサであってもよいし、分散電源から供給される電力を測定するセンサであってもよいし、分散電源から系統20に逆潮流される電力を測定するセンサであってもよい。
分散電源は、需要家10内の機器に電力を供給する電力供給手段である。例えば、分散電源は、SOFC(Solid Oxide Fuel Cell)又はPEFC(Polymer Electrolyte Fuel Cell)などの燃料電池、或いは、太陽光、風力、地熱などの再生可能エネルギーを利用する発電装置、電力を蓄電又は放電する蓄電池を含む。蓄電池は、電気自動車用の電池を含んでもよい。
HEMS200は、需要家10の電力を管理する装置(HEMS; Home Energy Management System)であり、電力制御装置の一例である。HEMS200は、無線通信網100を介して、機器101乃至104と通信する。無線通信網100は、複数の中継装置11乃至17によって構成されており、アドホックネットワークを構成している。HEMS200は、複数の中継装置11乃至17を介して、機器101乃至104と通信する。HEMS200は、Echonet Liteに準拠した通信方式、又は、ZigBee(登録商標)及びIEEE802.15.4に準拠した通信方式等によって、機器101乃至104と通信することが好ましい。
HEMS200は、図2に示すように、送受信部210と、記憶部220と、制御部240とを備える。
送受信部210は、無線通信網100を介して、機器101乃至104と通信する。送受信部210は、制御部240から入力された上位レイヤにおける情報を、機器101乃至104が処理を実行するための下位レイヤにおけるフォーマットに変換し、変換した情報を機器101乃至104に送信する。後述するように、本実施形態では、送受信部210は、制御部240から機器101乃至104を制御するための制御情報が入力されると、当該制御情報を所定周期によって機器101乃至104に送信する。
また、送受信部210は、複数の機器101乃至104から受信した情報を、上位レイヤである制御部240が処理を実行するためのフォーマットに変換し、変換した情報を制御部240に出力する。具体的に、送受信部210は、制御情報に対する応答情報の信号を複数の機器101乃至104から受信すると、制御部240に出力する。送受信部210は、ZigBee(登録商標)及びIEEE802.15.4に準拠したフォーマットに、これらの情報を変換する。本実施形態において、送受信部210は、ZigBee(登録商標)及びIEEE802.15.4に準拠した通信モジュールを構成する。
記憶部220は、制御部240が実行するプログラムを記憶すると共に、制御部240でのプログラム実行中にワークエリアとして使用される。記憶部220は、図3に示すように、後述する機器IDと、機器タイプIDと、ホップ数hと、制御周期Tと、タイムアウト期間tと、再送可能回数rとを関連付けて記憶する。
機器IDは、需要家10に設けられる機器101乃至104を識別する識別情報である。機器IDは、機器101乃至104が電力制御システム1に初期登録される際に、HEMS200によって割り当てられる情報である。
機器タイプIDは、例えば、「エアコン」又は「温度センサ」などのように、需要家10に設けられる機器101乃至104の種別を識別する識別情報である。機器タイプIDは、これ以外にも、「蓄電池」又は「照明装置」等のように、機器101乃至104の機能に応じて様々な種類が存在する。
ホップ数hは、HEMS200と複数の機器101乃至104との間の通信において経由する一つ又は複数の中継装置11乃至17の数を示す。HEMS200は、「Traceroute」などの経路情報取得コマンドを用いてホップ数hを取得することができる。本実施形態では、ホップ数hを示す情報が、後述するように、機器101乃至104からHEMS200へと送信される応答情報に含まれているものとする。
制御周期Tは、後述するように、制御部240が制御情報を機器101乃至104に送信する所定周期の一例である。制御情報は、複数の機器101乃至104のそれぞれを制御するための情報である。制御周期Tは、機器101乃至104を制御すべきタイミングに応じて、それぞれで異なるように設定されている。本実施形態では、制御周期Tは、複数の機器101乃至104のそれぞれについて、同じ周期が設定されているものとして説明する。
タイムアウト期間tは、後述するように、制御情報を機器101乃至104に再送する再送制御で用いられる情報である。タイムアウト期間tは、機器101乃至104のそれぞれで異なるように設定されていてもよいし、複数の機器101乃至104のそれぞれで同じ周期が設定されていてもよい。タイムアウト期間tは、制御部240(再送処理部242)によって設定される。
再送可能回数rも、制御情報を機器101に再送する再送制御で用いられる情報である。本実施形態では、再送可能回数rは、制御周期Tの期間内における、制御情報を再送可能な回数を示す。制御部240は、再送制御を実行する際、制御情報を再送する回数が再送可能回数rよりも大きくなった場合、エラーと判定する。ただし、再送可能回数rは、予め上限値と下限値とを設定しておくことが好ましい。上限値を設定しておくことで、必要以上に再送可能回数が増加することを抑制できる。下限値を設定しておくことで、最低限の再送を実行することができる。
ここで、本実施形態における、制御周期Tと、タイムアウト期間tと、再送可能回数rとの関係について説明する。図4には、制御周期Tと、タイムアウト期間tと、再送可能回数rとの時系列上の関係を表す概念図が示されている。
図4に示すように、制御周期Tは、特定の機器(例えば、機器101)に制御情報を送信する周期である。タイムアウト期間tは、制御周期Tよりも短い期間である。また、本実施形態において、タイムアウト期間tと再送可能回数rとの積は、制御周期Tよりも小さくなるように規定されている。
具体的に、タイムアウト期間tは、再送可能回数rに一つ加えた数によって、制御周期Tを除算した期間である。つまり、本実施形態では、制御周期Tと、タイムアウト期間tと、再送可能回数rとは、t=T/(r+1)の関係を満たす。
制御部240は、電力制御システム1の各種機能を制御し、CPU及びメモリ等を含む。制御部240は、上位レイヤにおいて動作するアプリケーションによって、各種機能を制御する。制御部240は、制御情報の送信を制御する。
制御部240は、送受信部210が制御情報を機器に送信してから、制御周期T(所定周期)より短い期間に設定したタイムアウト期間t内に、制御情報に対する応答情報を受信しない場合、制御情報を機器へ再送するように送受信部210を制御する。本実施形態では、制御部240は、制御周期Tの期間内における再送可能回数rを制御することにより、タイムアウト期間tを変更するように構成されている。具体的に、制御部240は、機器制御部241と、再送処理部242とを有する。
機器制御部241は、機器101乃至104に実行させる処理を制御する。機器制御部241は、送受信部210を介して、機器101乃至104を制御するための制御情報を制御周期Tによって機器101乃至104に送信する。機器制御部241は、制御情報を複数の機器101乃至104の内の一つに送信してもよいし、複数に送信してもよい。
ここで、制御情報は、複数の機器101乃至104のそれぞれの動作を監視するための状態(ステータス)を要求する情報、又は、電源のOn/Off、発電、充放電、冷暖房切替えなどの処理を機器に指示するための情報などを含む。制御情報は、機器101乃至104が有する機能によって異なるため、これに限定されず、他にも様々な情報を含むことが可能である。
再送処理部242は、機器101乃至104のそれぞれから、制御情報に対する応答情報を、制御情報を送信してからタイムアウト期間t内に受信しない場合、制御情報を再送する再送制御を実行する。具体的に、再送処理部242は、制御情報を送信してからタイムアウト期間t内に、制御情報に対する応答情報を受信しない場合、送受信部210を介して制御情報を再送する。
また、再送処理部242は、タイムアウト期間tを変更するタイムアウト期間変更処理を実行することができる。再送処理部242は、再送可能回数rを変更することによって、タイムアウト期間tを変更するように構成されている。
具体的に、再送処理部242は、送受信部210において、制御情報に対する応答情報を受信するまでの応答期間Δtがタイムアウト期間tよりも長い場合、再送可能回数rを減らすことによって、タイムアウト期間tを延長する。
また、再送処理部242は、応答期間Δtがタイムアウト期間tよりも短く、かつ、応答期間Δtが再送可能回数rに二つ増やした数によって、制御周期Tを除算した期間よりも短い場合、再送可能回数rを増やすことによって、タイムアウト期間tを短縮する。
また、再送処理部242は、タイムアウト期間tを変更する際、所定の機器(例えば、101)のホップ数h及び機器の種類が同じ他の機器(例えば、102)に用いられているタイムアウト期間tを、所定の機器のタイムアウト期間tとして設定することもできる。
(制御方法)
以下において、第1実施形態に係る制御方法について説明する。図5は、第1実施形態に係る制御方法を示すフロー図である。具体的に、図5は、本実施形態に係るHEMS200が、機器(例えば、101)に制御周期Tによって制御情報を送信する際の動作を示す。
ステップS110において、HEMS200では、機器制御部241は、制御周期T毎に機器に101に制御情報を送信する。この後、再送処理部242は、再送制御による処理(ステップS200)を開始するが、かかる処理については後述する。ステップS112以降には、HEMS200によって実行されるタイムアウト期間変更処理が示されている。
ステップS112において、HEMS200では、再送処理部242が、機器101から制御情報に対する応答情報を受信する。再送処理部242は、応答情報に含まれるホップ数を取得する。
ステップS114において、再送処理部242は、記憶部220に機器101の機器ID「ID101」に関連付けて記憶されるホップ数h「h1」と、応答情報に含まれるホップ数とを比較して、これらのホップ数が異なるか否かを判定する。判定結果がYESの場合、HEMS200は、ステップS116の処理を行う。判定結果がNOの場合、HEMS200は、後述するステップS124の処理を行う。
ステップS116において、記憶部220は、機器101の機器ID「ID101」に関連付けて記憶されるホップ数hを、応答情報に含まれるホップ数に更新する。
ステップS118において、再送処理部242は、タイムアウト期間tの変更を行う。このとき、再送処理部242は、記憶部220を参照し、他の機器の中に、機器101とホップ数h及び機器タイプID(機器の種類)が同じ機器があるか否かを判定する。
具体的に、再送処理部242は、機器ID「ID101」に関連付けて記憶したホップ数h「h1」と、機器101に関連付けて記憶される機器タイプID「エアコン」とが一致する他の機器IDがあるか否かを判定する。判定結果がYESの場合、HEMS200は、ステップS120の処理を行う。判定結果がNOの場合、HEMS200は、後述するステップS124の処理を行う。
ステップS120において、再送処理部242は、記憶部220を参照し、機器101とホップ数h「h1」及び機器タイプID「エアコン」が一致する他の機器IDに関連付けて記憶されているタイムアウト期間tと再送可能回数rとを取得する。
ステップS122において、記憶部220は、機器ID「ID101」と関連付けて記憶されるタイムアウト期間t及び再送可能回数rを、取得したタイムアウト期間t及び再送可能回数rに更新する。つまり、再送処理部242は、機器101のホップ数h及び機器タイプID(機器の種類)が同じ他の機器(例えば、102)に設定されているタイムアウト期間tと再送可能回数rを、機器101のタイムアウト期間tとして設定する。ステップS122において記憶されたタイムアウト期間tと再送可能回数rとは、次回の制御周期Tに機器101に制御情報を送信する際に適用される。
一方、ステップS118において、機器101のホップ数hと、機器タイプID(機器の種類)とが同じ他の機器が無いと判定した場合、ステップS124において、再送処理部242は、制御情報を送信してから応答情報が受信するまでの応答期間Δtを取得する。また、再送処理部242は、記憶部220に機器101の機器ID「ID101」に関連付けて記憶されているタイムアウト期間tを参照して、応答期間Δtがタイムアウト期間tよりも長いか否かを判定する。判定結果がYESの場合、HEMS200は、ステップS126の処理を行う。判定結果がNOの場合、HEMS200は、後述するステップS128の処理を行う。
応答期間Δtがタイムアウト期間tよりも長いと判定した場合、ステップS126において、再送処理部242は、再送可能回数rを減らすことによって、タイムアウト期間tを延長する。本実施形態では、再送処理部242は、再送可能回数rを一つ減らすことによって、以前よりも延長したタイムアウト期間tを算出する。具体的に、再送処理部242は、t=T/((r−1)+1)の関係を満たすように、延長したタイムアウト期間tを算出する。この後、記憶部220は、機器101の機器ID「ID101」に関連付けて記憶される再送可能回数r及び延長したタイムアウト期間tを、一つ減らした再送可能回数r及び延長したタイムアウト期間tに更新する(ステップS122)。
応答期間Δtがタイムアウト期間tよりも短いと判定した場合、ステップS128において、再送処理部242は、応答期間Δtが、後述する期間よりも短いか否かを判定する。
具体的に、再送処理部242は、応答期間Δtがタイムアウト期間tよりも短く、かつ、応答期間Δtが再送可能回数rに二つ増やした数によって、制御周期Tを除算した期間Δtaよりも短いか否かを判定する。つまり、再送処理部242は、Δt<tと、Δt<Δta=(T/(r+2))との両方の関係を満たすか否かを判定する。判定結果がYESの場合、HEMS200は、ステップS130の処理を行う。判定結果がNOの場合、HEMS200は、ステップS122の処理を行う。
Δt<tと、Δt<Δta=(T/(r+2))との両方の関係を満たすと判定した場合、ステップS130において、再送処理部242は、再送可能回数rを増やすことによって、タイムアウト期間tを短縮する。本実施形態では、再送処理部242は、再送可能回数rを一つ増やすことによって、以前よりも短縮したタイムアウト期間tを算出する。具体的に、再送処理部242は、t=T/((r+1)+1)の関係を満たすように、短縮したタイムアウト期間tを算出する。この後、記憶部220は、機器ID「ID101」と関連付けて記憶されるタイムアウト期間t及び再送可能回数rを、一つ増やした再送可能回数r及び短縮したタイムアウト期間tに更新する(ステップS122)。ここで、応答期間Δtと、タイムアウト期間t及び再送可能回数rとの関係が、t>Δt>Δta=(T/(r+2))の関係を満たすと判定した場合、記憶部220は、タイムアウト期間t及び再送可能回数rを更新しない(ステップS122)。そこで、再送処理部242は、記憶されたタイムアウト期間t及び再送可能回数rを、次回の制御周期Tにおいても適用することに留意すべきである。
次に、再送処理部242が、再送制御を実行する際の動作(ステップS200)について説明する。図6は、本実施形態に係る再送処理部242が再送制御を実行する際の動作を示すフロー図である。
ステップS210において、再送処理部242は、記憶部220において、機器101の機器ID「ID101」に関連付けて記憶されているタイムアウト期間tを参照する。再送処理部242は、送受信部210が機器101に制御情報を送信してから、制御周期Tより短い期間に設定したタイムアウト期間t内に、応答情報を受信したか否かを判定する。判定結果がYESの場合、HEMS200は、処理を終了する。判定結果がNOの場合、HEMS200は、ステップS220の処理を行う。
ステップS220において、再送処理部242は、記憶部220において、機器101の機器ID「ID101」に関連付けて記憶されている再送可能回数r及び再送回数Nを参照する。再送処理部242は、制御情報を再送した再送回数Nが再送可能回数rよりも大きいか否かを判定する。判定結果がYESの場合、HEMS200は、ステップS230の処理を行う。判定結果がNOの場合、HEMS200は、ステップS240の処理を行う。
ステップS230において、再送処理部242は、機器101に対する制御情報の送信がエラーとなったと判定して、処理結果を機器制御部241に通知する。
ステップS240において、記憶部220は、再送回数Nに1を加算して、記憶する。また、ステップS250において、再送処理部242は、送受信部210を介して、制御情報を再送する。この後、再送処理部242は、ステップS210乃至250の処理を繰り返す。
本実施形態に係るHEMS200は、制御周期Tによって機器(例えば、101)に制御情報を送信する。HEMS200は、制御情報を機器101に送信してからタイムアウト期間t内に、機器101から応答情報を受信しない場合に、制御情報を再送する。また、タイムアウト期間tと再送可能回数rとの積は、制御周期Tよりも小さくなるように設定されている。また、HEMS200は、タイムアウト期間tを変更すべき場合には、再送可能回数rを変更することによって、タイムアウト期間tを変更するように構成されている。
かかるHEMS200では、タイムアウト期間tと再送可能回数rとの積が制御周期Tよりも小さい期間であるため、タイムアウト期間tに基づいて、制御情報の再送制御が繰り返し実行されても、制御周期T内に再送制御が終了する。よって、再送される制御情報が、次回の制御周期Tに送信される制御情報よりも後に送信されることを防止できる。
このように、本実施形態に係るHEMS200によれば、タイムアウト期間tを適切に設定することによって、機器101乃至104の制御を行うための制御情報を所定周期によって送信する場合に、制御情報の輻輳を抑制することができる。
また、タイムアウト期間tは、制御周期Tの期間内に制御情報を再送可能な再送可能回数rに一つ加えた数によって、制御周期Tを除算した期間である。つまり、タイムアウト期間tと制御周期Tと再送可能回数rとは、t=T/(r+1)の関係を満たすため、タイムアウト期間tに基づいて、制御情報の再送制御が繰り返し実行されても、制御周期T内に再送制御を確実に終了できる。
また、HEMS200は、制御情報を送信してから応答情報を受信するまでの応答期間Δtがタイムアウト期間tよりも長い場合、再送可能回数rを減らすことによって、タイムアウト期間tを延長する。
また、HEMS200は、応答期間Δtがタイムアウト期間tよりも短く、かつ、応答期間Δtが再送可能回数rに二つ増やした数によって、制御周期Tを除算した期間Δtaよりも短い場合に、再送可能回数rを増やすことによって、タイムアウト期間を短縮する。よって、HEMS200は、無線通信網100(アドホックネットワーク)を介した通信において、応答期間Δtに応じて、制御情報の輻輳を抑制しつつ、タイムアウト期間tを最適化することができる。
HEMS200は、タイムアウト期間tを変更する際、機器(例えば、101)のホップ数h及び機器の種類が同じ他の機器(例えば、102)が存在する場合、当該他の機器102に設定されているタイムアウト期間t及び再送可能回数rを、機器101のタイムアウト期間及び再送可能回数rとして設定する。よって、HEMS200では、他の機器において用いられ、実績のあるタイムアウト期間tと再送可能回数rとを用いて、より確実に制御情報の輻輳を抑制することができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上述した実施形態では、ステップS128において、再送処理部242は、応答期間Δtがタイムアウト期間tよりも短く、かつ、応答期間Δtが再送可能回数rに二つ増やした数によって制御周期Tを除算した期間Δtaよりも短いか否かを判定していた。つまり、再送処理部242は、Δt<tと、Δt<Δta=(T/(r+2))との両方を満たすか否かを判定していた。
しかし、再送処理部242は、応答期間Δtがタイムアウト期間tよりも短く、かつ、期間Δtaに、更に所定期間αを減算した期間Δtbよりも短いか否かを判定してもよい。つまり、再送処理部242は、Δt<tと、Δt<Δtb=((T/(r+2))−α)との両方の関係を満たすか否かを判定してもよい。
ここで、所定期間αは、オフセット値である。所定期間αは、例えば、タイムアウト期間tの10%などのように、タイムアウト期間tとの比率によって規定してもよい。かかるHEMS200では、応答期間Δtが、所定期間αを更に減算した期間Δtbよりも短いことを判定することによって、再送可能回数rを増加させてタイムアウト期間tを短縮しても、再送制御に支障がないことを判定している。つまり、かかるHEMS200では、無線通信などのように、応答期間Δtがわずかに変動する状況を考慮して、再送可能回数rの増加によってタイムアウト期間tを短縮しても、再送制御に支障が発生することを防止できる。
また、上述した実施形態では、制御周期Tと、タイムアウト期間tと、再送可能回数rとは、T=(r+1)tの関係を満たすように規定していた。しかし、タイムアウト期間tと再送可能回数rとの積が、制御周期Tよりも所定期間βだけ小さい一定値Xとなるようにしてもよい。具体的に、制御周期Tと、タイムアウト期間tと、再送可能回数rとは、X=(T−β)=r×tの関係を満たすように規定してもよい。所定期間βは、オフセット値である。このように、タイムアウト期間tと再送可能回数rとの積は、制御周期Tよりも小さく、かつ、タイムアウト期間tと再送可能回数rとに所定の相関関係があれば、様々な形態が可能である。
また、上述した実施形態では、需要家として住宅を例示し、電力制御装置としてHEMS200を例示した。しかしながら、電力制御装置は、例えば、ビルを対象としたBEMS(Building and Energy Manegement System)であってもよく、工場を対象としたFEMS(Factory Energy Manegement System)であってもよく、地域を対象としたCEMS(Community Energy Management System)であってもよい。
また、上述した実施形態では、HEMS200と機器101乃至104とが、無線通信網100を介して接続されると説明したが、これに限定されない。HEMS200と機器101乃至104とは、有線を含む通信網を介して接続されてもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。また、上述した実施形態及び変更例は、組み合わせることが可能である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められる。
なお、日本国特許出願第2011−270579号(2011年12月9日出願)の全内容が、参照により、本願に組み込まれている。
本発明によれば、機器の制御を行うための制御情報を所定周期によって送信する場合に、タイムアウト期間を適切に設定することによって、制御情報の輻輳を抑制する電力制御装置、電力制御システム及び制御方法を提供することができる。

Claims (9)

  1. 通信網を介して需要家に設けられた機器と接続し、前記機器を制御する電力制御装置であって、
    前記機器を制御するための制御情報を、所定周期毎に前記機器に送信する送信部と、
    前記制御情報の送信を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記送信部が前記制御情報を前記機器に送信してから前記制御情報に対する応答情報を受信するまでの応答期間が、前記所定周期より短い期間に設定したタイムアウト期間内よりも長い場合、前記送信部に前記制御情報を前記機器へ再送させ、
    前記制御部は、
    前記送信部が前記制御情報を前記機器に送信してから前記所定周期の期間内における、前記制御情報の再送可能な回数を制御することにより、前記タイムアウト期間を変更する
    ことを特徴とする電力制御装置。
  2. 前記タイムアウト期間と、前記制御情報を再送可能な回数との積は、前記所定周期の期間よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
  3. 前記タイムアウト期間は、前記制御情報を再送可能な回数に一つ加えた数によって、前記所定周期の期間を除算した期間である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
  4. 前記制御部は、前記応答期間が前記タイムアウト期間よりも長い場合、前記制御情報を再送可能な回数を減らすことによって、タイムアウト期間を延長する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
  5. 前記制御部は、前記応答期間が前記タイムアウト期間よりも短く、かつ、前記応答期間が前記制御情報を再送可能な回数に二つ増やした数によって、前記所定周期の期間を除算した期間よりも短い場合、前記制御情報を再送可能な回数を増やすことによって、前記タイムアウト期間を短縮する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
  6. 前記通信網は、アドホックネットワークであり、
    前記制御部は、前記タイムアウト期間を変更する際、前記機器とホップ数及び機器の種類が同じ他の機器に設定されているタイムアウト期間を、前記機器のタイムアウト期間として設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
  7. 前記制御部は、ZigBee規格に準拠した通信方式で、前記送信部に前記制御情報を送信させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
  8. 需要家に設けられた機器と、
    通信網を介して前記機器を制御する電力制御装置とを備える電力制御システムであって、
    前記電力制御装置は、
    前記機器を制御するための制御情報を、所定周期毎に前記機器に送信する送信部と、
    前記制御情報の送信を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記送信部が前記制御情報を前記機器に送信してから前記制御情報に対する応答情報を受信するまでの応答期間が、前記所定周期より短い期間に設定したタイムアウト期間内よりも長い場合、前記送信部に前記制御情報を前記機器へ再送させ、
    前記制御部は、
    前記送信部が前記制御情報を前記機器に送信してから前記所定周期の期間内における、前記制御情報の再送可能な回数を制御することにより、前記タイムアウト期間を変更する
    ことを特徴とする電力制御システム。
  9. 通信網を介して需要家に設けられた機器と接続し、前記機器を制御する電力制御装置における制御方法であって、
    前記機器を制御するための制御情報を、所定周期毎に前記機器に送信するステップAと、
    前記制御情報を前記機器に送信してから前記制御情報に対する応答情報を受信するまでの応答期間が、前記所定周期より短い期間に設定したタイムアウト期間内よりも長い場合、前記制御情報を前記機器へ再送するステップBと、
    前記制御情報を前記機器に送信してから前記所定周期の期間内における、前記制御情報を再送可能な回数を変更することにより、前記タイムアウト期間を変更するステップCとを含む
    ことを特徴とする制御方法。
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