JPWO2013065235A1 - 経皮投薬装置及びその装置に使用される薬液注入針 - Google Patents

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Abstract

皮膚の所望とする箇所に薬液を効果的に注入でき、薬液の使用量を低減できる経皮投薬装置を提供する。注射器6の先端部に取り付けられる薬液注入針1である。薬液注入針1は、薬液注入針の本体10と、薬液注入針本体10の先端表面より突出する複数本の針11とを有し、針11の先端が針11の長手方向に対して斜めに切断されて針11の先端に薬液の吐出口13が形成され、複数本の針11は、薬液注入針本体10の先端表面の仮想の真円の円周上に等間隔で配置され、各針11の吐出口13の向きが、実質的に上記真円の中心に向かう半径方向、もしくは実質的に上記真円の中心方向とは反対方向を向いている。

Description

本発明は、薬液を経皮投与するための経皮投薬装置と、この経皮投薬装置に使用される薬液注入針に関する。
経口投与できない薬液の人体投与には注射器が用いられる。注射器による投与は痛みを伴う。また、薬液を含むパッチ剤などによる経皮投与も薬効の発現に時間を要し、かつ使用可能な薬液の種類には限りがある。
これらの問題を解決するため、極小の直径の針を用いて、針の穿刺による痛みを軽減した経皮投薬装置が提案されている。しかし、針の径を小さくすると、薬液の注射時の流通抵抗が上昇するという欠点がある。
そこで、薬液の注射時の流通抵抗を下げるために、特表2005−527249号公報(特許文献1)、特開2005−87521号公報(特許文献2)、特開2003−135598号公報(特許文献3)では、小さい直径の針を複数本用いた経皮投薬装置が提案されている。
しかし、これらの経皮投薬装置を用いて、各針から患部へ薬液を注射した場合には、薬液は分散しないで皮内から皮下組織の深部へ注入されてしまい、目的とする皮内組織の所定の深さに適切な量の薬液を送ることができない。しかも、分散することなく注射箇所の狭い領域に貯まってしまう傾向があり、皮内組織の所定領域に広く分散して注入されることがない。
特表2005−527249号公報 特開2005−87521号公報 特開2003−135598号公報
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、注射時の痛みを伴うことがなくかつ薬液の流入抵抗を軽減させながら、目的とする皮内組織の所望深さに、広域に亘って均一分散に近い分散状態で薬液を送ることができる経皮投薬装置およびその装置に使用される薬液注入針を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は以下を特徴とする。
(項目1)注射器の先端部に取り付けられる薬液注入針であって、
該薬液注入針は、薬液注入針の本体と、該薬液注入針本体の先端表面より突出する複数本の針とを有し、該針の先端が針の長手方向に対して斜めに切断されて針の先端に薬液の吐出口が形成され、
該複数本の針は、薬液注入針本体の先端表面の仮想の真円の円周上に等間隔で配置され、
該各針の吐出口の向きが、実質的に上記真円の中心に向かう半径方向、もしくは実質的に上記真円の中心方向とは反対方向を向いている薬液注入針。
(項目2)前記各針の、薬液注入針の先端表面の前記真円の中心からの距離が1〜2.5mmである、項目1に記載の薬液注入針。
(項目3)前記薬液注入針の先端表面より突出する針の寸法が0.1〜3mmである、項目1または2に記載の薬液注入針。
(項目4)前記針の本数が2〜10本である、項目1〜3のいずれかに記載の薬液注入針。
(項目5)前記針の本数が3本であり、該各針の吐出口の向きが、実質的に該薬液注入針本体の先端表面の前記真円の中心方向とは反対の方向を向いている、項目1〜3のいずれかに記載の薬液注入針。
(項目6)前記隣接する針間のピッチが1〜10mmである、項目1〜5のいずれかに記載の薬液注入針。
(項目7)薬液が充填される注射器と、該注射器の先端部に取り付けられる薬液注入針と、を有する経皮投薬装置であって、
該薬液注入針は、薬液注入針の本体と、該薬液注入針本体の先端表面より突出する複数本の針とを有し、該針の先端が針の長手方向に対して斜めに切断されて針の先端に薬液の吐出口が形成され、
該複数本の針は、薬液注入針本体の先端表面の仮想の真円の円周上に等間隔で配置され、
該各針の吐出口の向きが、実質的に上記真円の中心に向かう半径方向、もしくは実質的に上記真円の中心方向とは反対方向を向いている経皮投薬装置。
本発明の経皮投薬装置に使用される薬液注入針は、薬液注入針の本体と、該薬液注入針本体の先端表面より突出する複数本の針とを有し、該複数本の針は、薬液注入針本体の先端表面に仮想される真円の円周上に等間隔で配置され、該各針の先端に形成された薬液吐出口の向きが、実質的に上記真円の中心方向、もしくは上記真円の反対方向を向いている。
それゆえ、以下の理由によって、皮内組織の所望深さに、広域に亘って均一分散に近い分散状態で薬液を送ることができる。
図14に示すように、従来の1本の針45を皮膚Sの組織内へ刺し通した場合、針45の薬液の吐出口46は皮膚Sの組織によって封止されるので、吐出口46からの薬液を組織内へ押し出そうとすると、薬液が組織を押圧し、その押圧力の反作用のゆえに、針45の先端は吐出口46の向きとは反対方向(Y方向)へ押し出されることになる。その結果、経皮投薬装置自体もY方向へ移動することになる。針45の移動によって、針45の吐出口46の周縁と組織との間に隙間(または他の組織部分に比べて粗な部分)が生じ、それゆえ針45の先端側の皮内組織に亀裂が生じ、薬液はこの隙間および/もしくは亀裂に沿って吐出口46から組織内へ注入されることなる(図14(C))。そのため、この隙間および/もしくは亀裂に沿って送られる薬液は皮内から皮下組織の深部へ注入されることになる。
また、特許文献1および2に記載のように、従来の複数本の針45を皮膚Sの組織内へ刺し通した場合でも、以下に理由により、1本の針45を皮膚Sの組織内へ刺し通した場合と同じように、薬液は皮内から皮下組織の深部へ注入される。
図15に示すように、従来の針45の先端に形成された薬液吐出口46は、同方向あるいはランダム方向に配置されている。そのため、針45の吐出口46から薬液を組織内へ押し出そうとすると、薬液が組織を押圧し、その押圧力に対する反作用として、針45の先端は吐出口46の向きとは反対方向へ移動し、経皮投薬装置自体もその方向へ移動することになる。針45の移動により、吐出口46の周縁と組織との間に隙間(または他の組織部分に比べて粗な部分)が生じ、もしくは針45の先端側の組織に亀裂が生じるため、薬液はこの隙間および/もしくは亀裂を伝って吐出口46から組織内へ送られるようになる。そのため、この隙間および/もしくは亀裂に沿って送られる薬液は皮内から皮下組織の深部へ注入されることになる。
これに対し、本発明では、以下のように、針から皮内組織へ送り込まれる薬液は、皮内組織の所望深さに広域に亘って均一状に分散した状態で注入されることになる。
仮に、3本の針11(第1の針、第2の針および第3の針)が、薬液注入針本体10の表面の仮想真円の円周上に等間隔で配置され、しかも各針11の先端の吐出口13の向きが実質的に上記真円の中心に向かう半径方向とは反対方向(外側)を向くように配置されたものとする。
図8の矢印で示すように、第1の針11の吐出口13から組織内へ薬液Mが出ようとするとき、その薬液の吐出力に対する反作用によって針11の先端がZ方向(上記真円の中心方向)へ移動しようとする。同時に、第2および第3の針11の先端もZ方向(上記真円の中心方向)へ移動しようとする。3本の各針11は、同時に上記真円の中心方向へ移動しようとするために、各針11に働く上記各反作用力は相殺され、その結果、針11の移動しようとする動きが封殺される。経皮投薬装置自体の移動もない。
よって、針11の吐出口13から組織内へ送られる薬液は、針11の移動による皮内から皮下組織の隙間や亀裂へではなく、吐出口13に面する組織そのものを通じて広域に亘って均一に分散する。つまり針11の横方向へ拡散してゆく。
このようにして、薬液は皮内組織の所定の深さで、かつ横方向へ広域に亘って均一に分散される。
その結果、皮内組織へ薬液を効果的に注入できる。薬液が有効に所定の組織層に注入分散してゆくため、その使用量は必然的に低減されることになる。
仮に、3本の針11(第1の針、第2の針および第3の針)が、薬液注入針本体10の表面の仮想の真円の円周上に等間隔で配置され、かつ各針11の先端の吐出口13の向きが実質的にその真円の中心に向かう半径方向を向いている場合も、上記と同様に、第1の針11の吐出口13から組織内へ出ようとする薬液の吐出力の反作用によって針11の先端が横方向(真円の外側方向)へ移動しようとするが、その他の第2および第3の針11の先端も横方向(真円の外側方向)へ移動しようとするため、各針11に働く力は相殺されて、針11の移動は全体として阻止される。経皮投薬装置自体の横方向への移動もない。
注射器の先端に薬液注入針を取り付けた状態の断面図である。 針ホルダー内に薬液注入針を配置している状態の要部断面図である。 薬液注入針の断面図である。 薬液注入針の要部の拡大断面図である。 薬液注入針の先端部分の斜視図である。 針の先端に形成される吐出口部分の斜視図である。 薬液注入針における針の配置と吐出口の向きを示す説明図である。 薬液注入針の薬液から力を受けるときの説明図である。 別の実施形態の薬液注入針における針の配置と吐出口の向きを示す説明図である。 別の実施形態の薬液注入針における針の配置と吐出口の向きを示す説明図である。 針先端からの薬液の流れを説明する図である。 針先端から皮膚内へ注入された薬液の分布を示す説明図である。 さらに別の実施形態の薬液注入針の針の配置を示す概略図である。 従来の1本の針が薬液から力を受けるときの説明図である。 従来の複数本の針が薬液から力を受けるときの説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図5に示すように、本発明の経皮投薬装置5は、薬液が充填される注射器6と、該注射器6の先端部に取り付けられる薬液注入針1と、を有する。
注射器6は、注射器本体7と、該注射器本体7内に挿入されるプランジャ8と、注射器本体7の先端部に形成されたルアーロック部20とを有する。ルアーロック部20は、外筒21と内筒22とを有し、該外筒21の内面にねじ23が形成されている。
薬液注入針1は、薬液注入針本体10と、該薬液注入針本体10の先端表面より突出する複数本の針11とを有する。この針11の本数は奇数、偶数を問わない。
薬液注入針本体10は、基端部が開口する円筒状に形成され、その基端部に、上記ルアーロック部20と係合し得るフランジ12が形成されている。薬液注入針本体10の先端部には針11を通すための通孔16が複数形成されている。
図4に示すように、本実施形態では、通孔16は針11の本数に応じて3つ形成されている。この通孔16は2つあるいは4つ以上でも良い。図4に示すように、この通孔16内に針11が挿入されて接着剤などの固着部材18によって針11は薬液注入針本体10の先端部に固着されている。なお、針11の固着方法は接着に限らず、例えば、融着(熱融着、超音波融着、高周波融着)等の方法を用いてもよい。薬液注入針本体10の先端部の表面に、通孔16の周囲において凹部15を形成してもよい。凹部15を形成することにより、流動性を有する接着剤18をこの凹部15を通して通孔16内に塗布することができる。
針11の構成材料としては、限定するものではないが、ステンレス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、チタンまたはチタン合金等の金属材料、プラスチック材料等が挙げられる。また、薬液注入針1の本体10は、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂を材料として、射出成形等により製造することができる。
薬液注入針1の表面から突出する針11の突出寸法は、0.1〜3mmが好ましく、0.5〜2.0mmがより好ましく、0.5〜1.5mmが最も好ましい。針11の最大外径は、0.1〜0.6mmが好ましく、0.1〜0.4mmがさらに好ましい。
針11の先端は、管状部材を斜めに切断したような形状をなしている(図5および図6)。針11の先端の切断された切断面の角度θ3は、針11の長手方向に対して10度〜50度が好ましい。典型的には、針の先端に形成された斜めの切断面は、針の長手方向に対して第1の切断面が斜めに形成され、この第1の切断面のほぼ中間点からさらに斜めに切断されて第1の切断面に連続する第2の切断面が形成されているものである。
本明細書では、「針の先端が針の長手方向に対して斜めに切断されている」とは、このように針の長手方向に対して斜めに第1の切断面が形成され、さらにこの第1の切断面から斜めに第2の切断面が形成されたものなどを含めるものとする。このように針を構成する管状部材が切断されて針の先端に薬液の吐出口が形成されている。
この実施形態では、薬液注入針1の表面部から突出する複数の針11の本数は3本であるが、言うまでもなく、2本でも4本以上でもよい。好ましくは2〜10本である。
図7に示すように、複数本の針11は、薬液注入針1の表面の仮想の真円14の円周上に等間隔で配置される。複数本の針11は、薬液注入針本体10の表面の仮想の真円14の中心Pから等距離であって、かつ複数本の針11の相互の内周角が同じに設定されている。例えば、薬液注入針1の表面部に3本の針11を設ける場合には、3本の針11は中心Pから等距離に配置され、かつ3本の針11の相互の内周角は120°である。
例えば、薬液注入針1の表面部の外径を10〜20mmとし、3本の針11を設ける場合には、3本の各針11の仮想真円14の中心Pからの距離は1〜5mmであるのが好ましい。さらに好ましくは1〜1.5mmである。または、各針11は、仮想真円PCD(Pitch Circle Diameter)φ2〜φ5mmの円周上にそれぞれ配置されることが好ましく、さらに好ましくはPCDφ2〜φ3mmの円周上にそれぞれ配置される。
また、隣接する針11間のピッチ(距離)は1〜10mmが好ましく、さらに好ましくは1〜5mm、最も好ましくは1〜3mmである。
各針11の吐出口13の向きは、実質的に前記真円の中心に向かう半径方向(内向き)を向くか、または実質的に外向きの半径方向(外向き)を向いている。
本明細書において、吐出口13が実質的に薬液注入針本体の先端表面の仮想の真円の中心方向とは反対方向を向くとは、その吐出口13が薬液注入針1の上記真円の中心方向の反対方向を向き、かつ薬液注入針1の軸方向からみたとき、各針11の中心線と薬液注入針1の中心点(P)とを結ぶ線分L1に対する該吐出口13の上端縁と下端縁とを結ぶ線分L2の振れ角θ1が±15度以内であることをいう(図7)。
また、吐出口13が実質的に薬液注入針本体の先端表面の仮想の真円の中心に向かう半径方向を向くとは、その吐出口13が薬液注入針1の上記真円の中心方向を向き、かつ薬液注入針1の軸方向からみたとき、各針11の中心線と薬液注入針1の中心点(P)とを結ぶ線分L1に対する該吐出口13の上端縁と下端縁とを結ぶ線分L2の振れ角θ1が±15度以内であることをいう(図10)。
仮に、3本の針11が、その吐出口13を外向きにして薬液注入針本体10の表面に設けられている場合、第1〜第3の針11の吐出口13の向きは、線分L1に対して、−15°〜+15°まで左右に振れていてもよい。
針11が2本である場合でも、各針11の吐出口13は、実質的に薬液注入針1の内向きか、外向きになる。また針11が4本以上である場合、各針11の吐出口13は、実質的に薬液注入針1の内向きか、外向きになる。
このように、複数本の針11の吐出口13を実質的に外向きまたは内向きに揃えることにより、各針11から皮膚の組織内へ送り出される薬液を皮内組織の所望とする深さでかつ広域に亘って均一の分散状態に送り込むことができる。
すなわち、図8に示すように、針11の吐出口13から吐出された薬液は、吐出口13の開口面と直交する方向へ流れようとするが、本体の先端表面の仮想真円の中心からの距離が等しく、かつ隣接する針間の間隔が等しく、複数本の針11において吐出口13がそれぞれ外方向または内方向を向いているので、各針間において圧力バランスがとれている。そのため針11および薬液注入針1が移動することがなく、皮内組織(表皮、真皮など)の所望とする箇所に分散した状態で薬液を注入することができる(図12(A))。薬液注入針1内の薬液の押し出し圧力に比べて、各針11から組織内へ吐出される薬液の圧力は小さくなるので(3本の針の場合は、各針からの薬液の吐出圧力は約1/3)、組織内で薬液は深部へ入ることがなく、拡散するものと思われる。
これに対して、1本の針を使用して薬液を皮膚S内へ注入した場合には、図12(B)に示すように、薬液Mが皮膚Sの内部にまで注入され、また薬液Mの分散性が悪いのである。薬液注入針1内の薬液の押し出し圧力がそのままの圧力で1本の針11から薬液が組織内へ吐出されるので、組織内で薬液は深部へ入り、かつ拡散することがないものと思われる。
図2に示すように、薬液注入針1を収容するための針ホルダー40は、一端が開放する略円筒状に形成されたホルダー本体41と、該ホルダー本体41の開放端部側に形成されたフランジ42と、を有する。ホルダー本体41の内面には、軸方向に走る凹溝(スプライン)が形成されている。この凹溝に嵌合するように、上記薬液注入針1の外面に突部が形成されている。この薬液注入針1をホルダー本体41内へ挿入した際には、この突部がホルダー本体1の内面に形成した凹溝と嵌合して、薬液注入針1をホルダー本体41に対して回転することができない。
ホルダー本体41のフランジ42に、ホルダー本体41の開放端部を閉塞し得るシール部材44が接着され、開放端をシールすることで針ホルダー40内に配置された薬液注入針1を無菌的に隔離している。シール部材44を指などでフランジ42から剥ぎ取ることにより、開放端を開放できる。
次に、本発明の経皮投薬装置5の使用方法を説明する。
薬液注入針1は針ホルダー40内に無菌的に保管されているので、針ホルダー40のシール部材44をフランジ42から剥離する(図2)。
次に、注射器6の先端に形成されたルアーロック部20を、針ホルダー40内に収容されている薬液注入針1のフランジ12に係合させ、この状態で注射器6を回転させる。薬液注入針1は針ホルダー40に対して回転できないので、注射器6のルアーロック部20と薬液注入針1のフランジ12が係合する。係合状態で注射器6を針ホルダー40から引き抜くと、注射器6の先端部に薬液注入針1が取り付けられた状態となる(図1)。
その後、通常の方法に従って、注射器6のプランジャ8を押圧操作することにより、注射器6内の薬液は薬液注入針1の空間部36内へ入り、さらに薬液注入針1の各針11を通して針11の吐出口13から押し出される。
薬液注入装置1で使用される薬液は、典型的には、薬剤を含有する溶液、ゲルまたは懸濁液である。使用可能な薬剤は、経皮的な投与に適さない薬剤以外であれば実質的に制限されない。
本発明で使用する主な薬剤としては、たとえば、ヒアルロン酸、コラーゲン、ボトックス等、抗菌薬、抗ウイルス薬、ワクチン、抗腫瘍薬、免疫抑制薬、ステロイド薬、抗炎症薬、抗リウマチ薬、関節炎治療薬、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、糖尿病治療薬、ホルモン剤、骨・カルシウム代謝薬、ビタミン、血液製剤、造血薬、抗血栓薬、抗高脂血症薬、抗不整脈薬、血管拡張薬、プロスタグランジン、カルシウム拮抗薬、ACE阻害薬、βブロッカー、降圧薬、利尿薬、キサンチン誘導体、βアゴニスト、抗喘息薬、鎮咳薬、去痰薬、抗コリン薬、止寫薬、健胃消化薬、抗潰瘍薬、下剤、睡眠薬、鎮静薬、解熱剤、かぜ薬、抗てんかん薬、抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、中枢神経刺劇薬、副交感神経作用薬、交感神経作用薬、制吐剤、中枢興奮薬、抗パーキンソン病薬、筋弛緩薬、鎮痙薬、麻酔薬、鎮痒薬、抗片頭痛薬、診断薬、オリゴヌクレオチド、遺伝子薬などが挙げられる。
ただし、薬剤は、好ましくは、経口投与で効果を表さないかあるいは減弱してしまうタンパク、ぺプチド、多糖類、オリゴヌクレオチド、DNA等であり、具体的には、インスリン、成長ホルモン、インターフェロン、カルシトニン等の高分子量医薬品である。
なお、図13は、4本以上の針11を本体10の表面の仮想真円の円周上で等間隔に配置した場合を示す。薬液注入針1の断面形状は真円形である必要はなく、長円形、楕円形等であってもよい。各針11は、薬液注入時の全体のバランスがとれてさえすれば、薬液注入針本体の先端表面の仮想の真円の円周上に針を等間隔に配置するということにはこだわらない。しかし、通常は上記バランスがとれるためには、針は等間隔で配置される。さらに言えば、バランスさえとれておれば、複数本の針11は、薬液注入針1の表面の真円の中心から等間隔に配置するということにもこだわらない。
本発明の経皮投薬装置を用いることにより、薬剤や化粧品等を皮膚内の所望の位置に経皮投与することができ、また痛みを伴うこともない。さらに、本発明の経皮投薬装置は、薬液が有効に所定の組織層に注入分散してゆくため、薬液の使用量が少なくて済み、また低侵襲性でもある。
1 薬液注入針
5 経皮投薬装置
6 注射器
10 薬液注入針本体
11 針
13 吐出口
14 仮想の真円

Claims (7)

  1. 注射器の先端部に取り付けられる薬液注入針であって、
    該薬液注入針は、薬液注入針の本体と、該薬液注入針本体の先端表面より突出する複数本の針とを有し、該針の先端が針の長手方向に対して斜めに切断されて針の先端に薬液の吐出口が形成され、
    該複数本の針は、薬液注入針本体の先端表面の仮想の真円の円周上に等間隔で配置され、
    該各針の吐出口の向きが、実質的に上記真円の中心に向かう半径方向、もしくは実質的に上記真円の中心方向とは反対方向を向いている薬液注入針。
  2. 前記各針の、薬液注入針の先端表面の前記真円の中心からの距離が1〜2.5mmである、請求項1に記載の薬液注入針。
  3. 前記薬液注入針の先端表面より突出する針の寸法が0.1〜3mmである、請求項1または2に記載の薬液注入針。
  4. 前記針の本数が2〜10本である、請求項1〜3のいずれかに記載の薬液注入針。
  5. 前記針の本数が3本であり、該各針の吐出口の向きが、実質的に該薬液注入針本体の先端表面の前記真円の中心方向とは反対の方向を向いている、請求項1〜3のいずれかに記載の薬液注入針。
  6. 前記隣接する針間のピッチが1〜10mmである、請求項1〜5のいずれかに記載の薬液注入針。
  7. 薬液が充填される注射器と、該注射器の先端部に取り付けられる薬液注入針と、を有する経皮投薬装置であって、
    該薬液注入針は、薬液注入針の本体と、該薬液注入針本体の先端表面より突出する複数本の針とを有し、該針の先端が針の長手方向に対して斜めに切断されて針の先端に薬液の吐出口が形成され、
    該複数本の針は、薬液注入針本体の先端表面の仮想の真円の円周上に等間隔で配置され、
    該各針の吐出口の向きが、実質的に上記真円の中心に向かう半径方向、もしくは実質的に上記真円の中心方向とは反対方向を向いている経皮投薬装置。
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