JPWO2013038987A1 - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2013038987A1
JPWO2013038987A1 JP2013533638A JP2013533638A JPWO2013038987A1 JP WO2013038987 A1 JPWO2013038987 A1 JP WO2013038987A1 JP 2013533638 A JP2013533638 A JP 2013533638A JP 2013533638 A JP2013533638 A JP 2013533638A JP WO2013038987 A1 JPWO2013038987 A1 JP WO2013038987A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
path
data
circuit
signaling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013533638A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5935805B2 (ja
Inventor
高木 和男
和男 高木
大志 田中
大志 田中
到 西岡
到 西岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2013038987A1 publication Critical patent/JPWO2013038987A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5935805B2 publication Critical patent/JP5935805B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/42Centralised routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/302Route determination based on requested QoS
    • H04L45/306Route determination based on the nature of the carried application
    • H04L45/3065Route determination based on the nature of the carried application for real time traffic
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M7/00Arrangements for interconnection between switching centres
    • H04M7/006Networks other than PSTN/ISDN providing telephone service, e.g. Voice over Internet Protocol (VoIP), including next generation networks with a packet-switched transport layer

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

クライアントノードとのシグナリング情報交換を行い、データ情報転送経路を決定し、設定情報を生成するシグナリングネットワークと、シグナリングネットワークからの設定情報によりデータ情報転送経路を構築し、クライアントノード間のデータ交換を行うデータネットワークとを備える。

Description

本発明は、ネットワークシステムに関する。特に本発明は、クライアントノードを接続したノード間でデータ交換を行うネットワークシステムに関する。
通信サービスのIP(Internet Protocol)化が加速して、パケット系のトラフィックが急増する中、ルータを用いたルータネットワークは、それらのトラフィックを効率よく収容することを目的として導入が進められている。ルータネットワークの代表例について特許文献1に記載されている。しかしながら、ルータネットワークでは、コストが高くなるため、それを抑制するために低レイヤスイッチ(例えば、Multi−Protocol Label Switch−Transport Profile(MPLS−TP))を用いてルータをカットスルーするネットワークの導入も進んでいる。
従来のルータおよび伝送装置から構成されるネットワーク構成を図7に示す。従来のネットワークは、ルータ710−1〜710−4と、伝送装置720−1〜720−4とから構成される。
伝送装置720−1〜720−4間には、予めデータパス730−735が設定されていると仮定し、ルータ710−1〜710−4は、データパス730−735を介して、スター型に接続されている。任意の2つのルータ710−1〜710−4はすべて隣接関係にあると仮定して説明する。
ルータ710−1〜710−4は、データパケット転送に先立ち、データパケット転送経路を構築するため、シグナリングプロトコルをシグナリング回路711−1〜711−4で起動する。シグナリング回路711−1〜711−4は、それぞれ隣接ルータに自身が転送可能なIPアドレス情報(ルーティング情報)を含むシグナリング情報をシグナリングパケットとしてスイッチ713−1〜713−4を介して、接続された伝送装置720−1〜720−4に送出する。スイッチ713−1〜713−4は、パケット送出の際、宛先隣接ルータ720−1〜720−4のMACアドレスを送信先MACアドレスとして付与する。
伝送装置720−1〜720−4は、入力されたシグナリングパケットの送信先MACアドレスを参照し、自身のMAC−パスマッパー721−1〜721−4から送信先MACアドレスに対応するデータ転送パス730−735のうちの1つを選択する。スイッチ722−1〜722−4において所定のフレーム変換が行われた後、所望のデータパス730−735に転送される。
伝送装置720−1〜720−4は、データパス730−735からデータパスをスイッチ722−1〜722−4にて所定のフレーム変換を行った後、パケットを抽出し、そのパケットのMACアドレスにしたがってルータ710−1〜710−4に転送する。
伝送装置720−1〜720−4からのシグナリングプロトコルを受信したルータ710−1〜710−4のシグナリング回路711−1〜711−4は、ルーティング情報から、送信先IPアドレスと次転送ルータとの関係を構築する。
例えば、ルータ710−1が、710−2からIPアドレスの上位1バイトが0−100であれば転送可能というルーティング情報を受信すると、ルータ710−1は、受信データパケットの送信先IPアドレスの上位1バイトが0−100であれば、次転送先ルータを710−2と認識する。
その結果は、ルーティングテーブル712−1〜712−3に登録される。ルーティングテーブル712−1〜712−3には、転送先IPアドレスに対する出力ポート情報と、次転送先ルータのMACアドレスが登録される。
以上により、データパケット転送に先立ち、ルータ710−1〜710−3間のデータパケット転送経路が確定する。
次にデータパケット転送について説明する。ルータ710−1から送信先IPアドレス10.1.1.1のパケットが入力されるとし、ルーティングテーブル711−1にはIPアドレス上位1バイトが0−100の場合には出力ポート701、次転送先ルータ710−2のMACアドレス#710−2が登録されていると仮定する。
データパケットは、ルータ710−1のスイッチ713に入力される。
スイッチ713は、データパケットの送信先IPアドレスに対応するルーティングテーブル711−1を参照し、出力ポート701、付加すべきMACアドレス#710−2の情報を取得する。その後、データパケットにMACアドレス#710−2を付加し、出力ポート701から出力する。
伝送装置720−1は、データパケットを受信すると、シグナリングパケットと同様に、その送信先MACアドレスを参照し、自身のMAC−パスマッパー721−1〜721−4から送信先MACアドレス#720−2に対応するデータ転送パス730を選択する。スイッチ722−1において所定のフレーム変換が行われた後、所望のデータパス730に転送される。
伝送装置720−2は、データパス730からのデータをスイッチ722−2にて所定のフレーム変換を行った後、データパケットを抽出し、そのデータパケットのMACアドレスにしたがってルータ710−2に転送する。
このようにして、ルータと伝送装置から構成される従来のネットワークでは、データパケットを転送することができる。
特開2002−064554号公報
一般に、ルータ及び伝送装置は、データ転送も行っているため、熱やサイズの観点からCPU(Central Processing Unit)の性能や搭載数が制限される。そのため、シグナリング処理量でCPUパワーを消費することは望ましくない。ルータをカットスルーするネットワークでは、ルータ間をスター接続する結果、隣接ルータ数が増大する。ルータにおけるシグナリング処理量は、隣接ルータ数に比例する。カットスルーネットワークでは、隣接ルータが多大となる結果、シグナリング処理量も多大となってしまう。
上記課題を解決するために、本発明に係わる第一実施形態形態によるネットワークシステムは、クライアントノードを接続したノード間でデータ交換を行う。このネットワークシステムは、クライアントノードとのシグナリング情報交換を行い、データ情報転送経路を決定し、設定情報を生成するシグナリングネットワークと、シグナリングネットワークからの設定情報によりデータ情報転送経路を構築し、クライアントノード間のデータ交換を行うデータネットワークとを備える。
本発明に係わる第二実施形態によるネットワークシステムは、クライアントノードを接続したノード間でデータ交換を行う。このネットワークシステムは、クライアントノードとのシグナリング情報交換を行い、データ情報転送経路を決定し、設定情報を生成する集中制御装置と、集中制御装置からの設定情報によりデータ情報転送経路を構築し、クライアントノード間のデータ交換を行う伝送装置とを備える。
本発明に係わる第三実施形態におけるネットワークシステムは、クライアントノードを接続したノード間でデータ交換を行う。このネットワークシステムは、制御パスを通してクライアントノードとシグナリング情報交換を行い、データ情報転送経路を決定し、設定情報を生成する集中制御装置と、制御パスを集中制御装置との間に設定し、クライアントノードからのシグナリング情報を制御パスに送出し、制御パスを通して受信した集中制御装置からの設定情報によりデータパスを構築し、クライアントノードからのデータをデータパスを用いて送信し、制御パスとデータパスから受信したシグナリング情報とデータ情報をクライアントノードに転送する伝送装置とを備える。
本発明に係わる第四実施形態のネットワークシステムは、クライアントノードを接続したノード間でデータ交換を行う。このネットワークシステムは、制御パスを通してクライアントノードとシグナリング情報交換を行うシグナリング回路とデータ情報転送経路を決定し、クライアント設定情報をシグナリング回路に通知する経路/リソース決定回路と、経路/リソース決定回路からのネットワーク設定情報を制御パスを通して通知するパス制御回路とから構成される集中制御装置と、集中制御装置との間に設定された制御パスを通して、集中制御装置のパス制御回路から通知されるネットワーク設定情報を設定するコンフィグ回路と、コンフィグ回路から登録されるデータ情報‐データパス対応表と、データ情報‐データパス対応表を参照して、データ情報とデータパス間のデータ情報マッピングとデマッピングを行うマップ/デマップ回路と、コンフィグ回路から設定に基づいて、制御パスとデータパスのクロスコネクトを行うパスクロスコネクトと、クライアントノードからのデータ情報とシグナリング情報を分離し、シグナリング情報を制御パスに送出し、データ情報をマップ/デマップ処理回路に送出し、制御パスからのシグナリング情報とマップ/デマップ処理回路からのデータ情報を多重して出力するシグナリング分離多重回路とから構成される伝送装置とを備える。
本発明に係わる第五実施形態のネットワークシステムには、クライアントノードを接続したノード間でデータ交換を行う。このネットワークシステムは、シグナリング情報交換を行い、クライアント設定情報を入手するシグナリング回路と、シグナリング回路の設定情報を元にネットワーク情報を付加するNext−Hop情報付加回路と、シグナリング回路とNext−Hop情報付加回路とネットワーク入力ポートからのデータ情報とシグナリング情報をスイッチするスイッチとから構成されるクライアントノードと、制御パスを通してクライアントノードとシグナリング情報交換を行うシグナリング回路と、データ情報転送経路を決定し、クライアント設定情報をシグナリング回路に通知する経路/リソース決定回路と、経路/リソース決定回路からのネットワーク設定情報を制御パスを通して通知するパス制御回路とから構成される集中制御装置と、集中制御装置との間に設定された制御パスを通して、集中制御装置のパス制御回路から通知されるネットワーク設定情報を設定するコンフィグ回路と、コンフィグ回路からのネットワーク設定情報をデータ情報のネットワーク情報‐データパス対応表と、データ情報‐データパス対応表を参照して、データ情報とデータパス間のデータ情報マッピングとデマッピングを行うマップ/デマップ回路と、コンフィグ回路から設定に基づいて、制御パスとデータパスのクロスコネクトを行うパスクロスコネクトと、クライアントノードからのデータ情報とシグナリング情報を分離し、シグナリング情報を制御パスに送出し、データ情報をマップ/デマップ処理回路に送出し、制御パスからのシグナリング情報とマップ/デマップ処理回路からのデータ情報を多重して出力するシグナリング分離多重回路とから構成される伝送装置とを備える。
上記の発明に係わる実施形態の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、各ルータのシグナリング処理量を削減することができる。
本発明の第一の実施形態に係るネットワークルータの構成の一例を示す図である。 本発明の第一の実施形態に係るネットワークルータの動作を説明するためのネットワークの構成の一例を示す図である。 本発明の第二の実施形態に係るネットワークルータの構成の一例を示す図である。 本発明の第二の実施形態に係るネットワークルータの動作を説明するためのネットワークの構成の一例を示す図である。 本発明の第三の実施形態に係るネットワークルータの構成の一例を示す図である。 本発明の第三の実施形態に係るネットワークルータの動作を説明するためのネットワーク構成の一例を示す図である。 従来のネットワーク構成例である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、第一の実施形態に係るネットワークルータ100の構成の一例を示す。ネットワークルータ100は、ルータ110、伝送装置120、及び集中制御装置130を備える。
ルータ110は、シグナリング回路111、Next−Hop情報付加回路112、及びスイッチ113を有する。
シグナリング回路111は、ルータ110が転送可能な経路情報、帯域情報等の制御情報を管理すると共に、指定されたルータ/装置とそれらの情報交換を指定のシグナリングプロトコルを用いて行う。シグナリングプロトコルとしては、例えば、OSPF、BGPが代表的である。
Next−Hop情報付加回路112は、受信したパケットの次転送先ルータを指定するための情報を付加する回路である。本実施の形態1では、次転送先ルータインタフェースのMACアドレスを付加情報としている。
スイッチ113は、Next−Hop情報付加回路112とシグナリング回路111からのパケットを所望のポートに出力する。
伝送装置120は、シグナリング分離多重回路121と、マップ/デマップ処理回路122と、コンフィグ回路123と、MAC−データパス対応表124と、パスクロスコネクト125とから構成される。
シグナリング分離多重回路121は、データパケットとシグナリングパケットを分離多重する。
マップ/デマップ処理回路122は、シグナリング分離多重回路121からのデータパケットの送信先MACアドレスを参照し、所望のデータパスとの対応をつけるとともに、パス上を転送するためのフレーム変換を行う。また、パスクロスコネクト125からの転送されたデータパスに含まれるフレームを変換してデータパケットに戻し、シグナリング分離多重回路121へ転送する。
コンフィグ回路123は、パスクロスコネクト125から転送される制御パスからコンフィグ情報を取得し、MAC−データパス対応表124とパスクロスコネクト125の設定を行う。
MAC−データパス対応表124は、送信先MACアドレスとデータパスとの対応が記載された参照表である。マップ/デマップ処理回路122が本表を参照する。
集中制御装置130は、シグナリング回路131と、経路/リソース決定回路132とパス制御回路133とから構成される。
シグナリング回路131は、ルータ110からのシグナリングプロトコルを終端し、ルータ110の経路情報、リソース情報を収集すると共に、ルータ110にデータパケットの送信先IPアドレスに応じた次転送ルータ情報を送付する。これらの情報は、経路/リソース決定回路132から入手する。
経路/リソース決定回路132は、複数のルータ110からの経路情報、帯域情報と、伝送装置120ネットワークの物理トポロジーから最適パス経路並びにリソース割当を設定する。また、データパケットの送信先IPアドレスと次転送ルータ情報(本例では送信先MACアドレス)、次転送ルータとデータパス対応を決定する。送信先IPアドレスと次転送ルータ情報(送信先MACアドレス)は、シグナリング回路131によって参照され、パス経路情報、パスリソース情報、送信先MACアドレスとデータパス対応情報は、パス制御回路133によって参照される。
パス制御回路133は、伝送装置120毎にデータパス設定情報、送信先MACアドレスとデータパス対応を管理し、伝送装置120に通知する。
図2は、ネットワークルータ100の動作を説明するためのネットワーク200の構成の一例を示す。ネットワーク200は、ルータ110−1〜4、伝送装置120−1〜120−4、及び集中制御装置130を備える。
伝送装置120−1〜120−4と集中制御装置130間には、制御パス210−1〜210−4が予め設定されている。説明を簡単にするために、伝送装置121−1〜120−4間には、データパス211〜216が予め設定されている。ルータ110−1〜110−4から出力される各種パケットには、MACアドレスが付与されているとする。
ルータ110−1〜110−4は、データパケット転送に先立ち、ネットワークルータ内を転送するためのシグナリングプロトコルを起動する。
ルータ110−1〜110−4のシグナリング回路111−1〜111−4からのシグナリングパケットは、スイッチ113−1〜113−4を介して、伝送装置120−1〜120〜4へと転送される。
その後、シグナリングパケットは、伝送装置120−1〜120−4のシグナリング分離多重回路121−1〜121−4で分離され、制御パスフレームに変換された後、パスクロスコネクト125−1〜125−4を経て、制御パス210−1〜210−4を経由して、集中制御装置130へと転送される。
集中制御装置130のシグナリング回路131にシグナリングパケットが届くことで、ルータ110−1〜110−4のシグナリング回路111−1〜111−4と集中制御装置のシグナリング回路131間でシグナリングプロトコル処理が行われる。シグナリング情報に含まれるルータ110−1〜110−4の経路情報、帯域情報は、経路/リソース決定回路132へと転送される。
集中制御装置130の経路/リソース決定回路132は、伝送装置120−1〜120−4を経由して収集したルータ110−1〜110−4の経路・帯域情報を元に最適なデータパス設定を行う。この経路・帯域情報収集により、データパケットの送信先IPアドレスに基づく次転送ルータを決定することができる。
例えば、ルータ110−1、110−2、110−3、110−4からそれぞれ自ルータから転送可能なIPプリフィックス(IPアドレスの上位1バイトとする)として0−100、101−150、151−200、210−255が通知されたと仮定する。この場合、ルータ110−1に対しては、IPプリフィックスが101−150ならばルータ110−2へ、151−200ならばルータ110−3へ、210−256ならばルータ110−4へ転送することが決定される。
経路/リソース決定回路132は、これらの次転送ルータ情報を生成し、ルータ110−1〜110−4に、シグナリング回路131のシグナリングプロトコルを通して、送信先IPアドレスと次転送ルータ関係を通知することができる。
次転送ルータ情報として、ルータ110−1〜110−4のIPアドレスを通知する場合と、そのMACアドレスとして通知する場合がある。本発明では、MACアドレスとして通知する場合を例に説明する。ルータ101−1〜101−4のMACアドレスはシグナリングパケット受信する際のフレームの送信元MACアドレスから取得可能である。
パス制御回路133は、経路/リソース決定回路133からデータパス設定と、MACアドレス−データパス対応情報を取得し、コンフィグ情報として伝送装置120−1〜120−4にそれぞれ通知する。この際、情報がパケット化され、制御パスフレーム変換され、制御パス210−1〜210−4上に送出されることはいうまでもない。
通知されたコンフィグ情報は、伝送装置120−1〜120−4のパスクロスコネクト125−1〜125−4を介してコンフィグ回路123−1〜123−4に転送される。
コンフィグ回路123−1〜123−4はパケットからコンフィグ情報を抽出し、自身のパスクロスコネクト125−1〜125−4、MAC−データパス対応表124−1〜124−4にその情報に応じたデータパス設定、MACアドレス−データパス対応情報を登録あるいは設定する。
ルータ110−1〜110−4は、シグナリング回路111−1〜111−4で動作するシグナリングプロトコルを介して、集中制御装置130から送信先IPアドレスと次転送ルータ情報のMACアドレスの相関関係情報を受信する。
シグナリング回路111−1〜111−4は、Next−Hop情報付加回路112−1〜112−4に送信先IPアドレスと送信先MACアドレスの対応を登録する。
以上により、データパケット転送に先立ち、ルータ110−1〜110−4間のデータパケット転送経路が確定する。
次にデータパケット転送について説明する。ここでは、ルータ110−1から送信先IPアドレス130.1.1.1の値を持つデータパケットが入力され、IPアドレスの上位1バイトが101−150の場合には、ルータ110−2が次転送ルータ(MACアドレス=#110−2)とする。
ルータ110−1に入力されたデータパケットは、Next−Hop情報付加回路112−1において、送信先IPアドレス130.1.1.1が参照される。データパケットは、IPアドレスの上位1バイトが101−150であるため、次転送ルータが110−2となり、送信先MACアドレス#110−2が付加される。データパケットは、スイッチ113−1を介して出力される。
伝送装置120−1へ出力されたデータパケットは、シグナリング分離多重回路121−1を経由して、マップ/デマップ処理回路122−1に転送される。
マップ/デマップ処理回路122−1は、データパケットの送信先MACアドレスを参照し、そのMACアドレス#110−2に対応するデータパス211に転送する。このとき、データパケットは、データパスのフレームに変換される。
伝送装置120−2は、データパス211上のフレームをクロスコネクト125−2経由でマップ/デマップ処理回路122−2にて受信し、フレーム変換が必要であれば、それを実施して、データパケットを抽出する。その後、シグナリング分離多重回路121−2を介してルータ110−2に出力する。
データパケットは、ルータ110−2のスイッチ113−2を経由して、Next−Hop情報付加回路112−2に転送される。Next−Hop情報付加回路112−2は、データパケットの次転送ルータのMACアドレスを送信先MACアドレスとして付加し、出力ポート201−2から出力する。
以上のようにして、ネットワークルータ上でデータパケットを伝送することができる。
本発明の第一実施形態においては、集中制御装置130からルータ110−1〜110−4に次転送ルータのMACアドレスを直接通知していたが、次転送ルータのIPアドレス等を通知して、各ルータ110−1〜110−4がARP等を利用して次転送MACアドレスを分散的に取得してもよい。
シグナリング分離多重回路121は入力されたシグナリングパケットと判定する基準として、集中制御装置130に付与されたMACアドレスを送信先MACアドレスとしていること、あるいは、自身の伝送装置120に付与されたMACアドレスを送信先MACアドレスとしていることを利用してもよい。また、送信元アドレスがルータ110に付与されたIPアドレス、もしくは送信先IPアドレスが集中制御装置130に付与されたアドレスである特徴を利用してもよい。このように、シグナリング特有の識別子領域を参照することによって、入力されたシグナリングパケットを判定することができる。
図3は、本発明の第二実施形態に係るネットワークルータ300の構成の一例を示す。発明の第一実施形態においては、ルータが次転送ルータのMACアドレスを付与することで、次転送ルータを決定していたが、発明に係わる第二実施の形態においては、ルータは伝送装置を次転送ルータとみなし、伝送装置がデータパケットの送信先IPアドレスに応じてデータパスを選択する。ネットワークルータ300は、ルータ310、伝送装置320、及び集中制御装置330を備える。
ルータ310は、シグナリング回路311、Next−Hop情報付加回路312、及びスイッチ313を有する。
シグナリング回路311は、ルータ310が転送可能な経路情報、帯域情報等の制御情報を管理し、指定されたルータ/装置とそれらの情報交換を指定のシグナリングプロトコルを用いて行う。シグナリングプロトコルとしては、例えば、OSPF、BGPが代表的である。
Next−Hop情報付加回路312は、受信したパケットの次転送先ルータを指定するための情報を付加する回路である。本発明の第二実施形態においては、伝送装置320のMACアドレスを付与する。
スイッチ313は、Next−Hop情報付加回路312とシグナリング回路311からのパケットを所望のポートに出力する。
伝送装置320は、シグナリング分離多重回路321と、マップ/デマップ処理回路322と、コンフィグ回路323、IP−データパス対応表324、パスクロスコネクト325とから構成される。
シグナリング分離多重回路321は、データパケットとシグナリングパケットを分離多重する。
マップ/デマップ処理回路322は、シグナリング分離多重回路321からのデータパケットに付加されたMACアドレスを終端し、送信先IPアドレスを参照して、所望のデータパス304−1〜304−3との対応をつけるとともに、パス上を転送するためのフレーム変換を行う。また、パス上を転送されたフレームを変換してデータパケットに戻し、シグナリング分離多重回路321へ転送する。
コンフィグ回路323は、パスクロスコネクト325から転送される制御パスからコンフィグ情報を取得し、IP−データパス対応表324とパスクロスコネクト325の設定を行う。
IP−データパス対応表324は、送信先IPアドレスとデータパスとの対応が記載された参照表である。マップ/デマップ処理回路322が本表を参照する。
集中制御装置330は、シグナリング回路331と、経路/リソース決定回路332とパス制御回路333とから構成される。
シグナリング回路331は、ルータ310からのシグナリングプロトコルを終端し、ルータ310の経路情報、リソース情報を収集すると共に、ルータ310にデータパケットの送信先IPアドレスに応じた次転送ルータ情報を送付する。本実施の形態2では、次転送ルータ情報として伝送装置320のMACアドレスを送付する。
経路/リソース決定回路332は、複数のルータ310からの経路情報、帯域情報と、伝送装置320ネットワークの物理トポロジーから、最適パス経路並びにリソース割当を設定する。また、データパケットの送信先IPアドレスと次転送ルータ情報(本例では伝送装置320のMACアドレス)、次転送ルータ情報(MACアドレス)とパスとの対応付けを決定する。送信先IPアドレスと次転送ルータ情報(送信先MACアドレス)は、シグナリング回路331によって参照され、パス経路情報、パスリソース情報、送信先IPアドレスとデータパス対応情報は、パス制御回路333によって参照される。
パス制御回路333は、伝送装置320毎にデータパス設定情報、送信先IPアドレスとデータパス対応を管理し、伝送装置320に通知する。
図4は、ネットワークルータ300の動作を説明するためのネットワーク400の構成の一例を示す。ネットワーク400は、ルータ310−1〜4、伝送装置320−1〜320−4、及び集中制御装置330を備える。
伝送装置320−1〜320−4と集中制御装置330間には、制御パス410−1〜410−4が予め設定されている。説明を簡単にするために、伝送装置320−1〜320−4間には、データパス411〜416が予め設定されている。
ルータ310−1〜310−4は、データパケット転送に先立ち、ネットワークルータ内を転送するためのシグナリングプロトコルを起動する。
ルータ310−1〜310−4からのシグナリングパケットは、スイッチ313−1〜313−4を介して、伝送装置320−1〜320〜4へと転送される。
その後、シグナリングパケットは、伝送装置320−1〜320−4のシグナリング分離多重回路321−1〜321−4で分離され、制御パスフレームに変換された後、パスクロスコネクト325−1〜325−4を経て、制御パス410−1〜410−4を経由して、集中制御装置330へ転送される。
集中制御装置330のシグナリング回路331にシグナリングパケットが届くことで、ルータ310−1〜310−4のシグナリング回路311と集中制御装置のシグナリング回路331間でシグナリングプロトコル処理が行われる。シグナリング情報に含まれるルータ310−1〜310−4の経路情報、帯域情報は、経路/リソース決定回路332へと転送される。
集中制御装置330の経路/リソース決定回路332は、伝送装置320−1〜320−4を経由して収集したルータ310−1〜310−4の経路・帯域情報を元に最適なデータパス設定を行う。この経路・帯域情報収集により、データパケットのIPアドレスに基づく次転送ルータを決定することができる。
例えば、ルータ310−1、310−2、310−3、310−4からそれぞれ自ルータから転送可能なIPプリフィックス(IPアドレスの上位1バイトとする)として0−100、101−150、151−200、201−255が通知されたと想定する。この場合、ルータ310−1に対しては、IPプリフィックスが101−150ならばルータ310−2へ、151−200ならばルータ310−3へ、201−256ならばルータ310−4へ転送することが決定される。
経路/リソース決定回路332は、これらの次転送ルータ情報を生成し、ルータ310−1〜310−4に、シグナリング回路331のシグナリングプロトコルを通して、IPアドレス情報と次転送ルータ情報として伝送装置320−1〜320−4のMACアドレスを通知することができる。
パス制御回路333は、経路/リソース決定回路332からデータパス設定と、IP−データパス対応情報を取得し、コンフィグ情報として伝送装置320−1〜320−4にそれぞれ通知する。この際、情報がパケット化され、制御パスフレーム変換され、制御パス210−1〜210−4上に送出されることはいうまでもない。
通知されたコンフィグ情報は、伝送装置320−1〜320−4のパスクロスコネクト325−1〜325−4を介してコンフィグ回路323−1〜323−4に転送される。
コンフィグ回路323−1〜323−4はパケットからコンフィグ情報を抽出し、自身のパスクロスコネクト325−1〜325−4、MAC−データパス対応表324−1〜324−4にその情報に応じたデータパス設定、IP−データパス対応情報を登録あるいは設定する。
ルータ310−1〜310−4は、シグナリング回路311−1〜311−4で動作するシグナリングプロトコルを介して、集中制御装置330からIPアドレス情報と次転送ルータ情報としての隣接の伝送装置320−1〜320−4のMACアドレスを受信する。
シグナリング回路311−1〜311−4は、Next−Hop情報付加回路312−1〜312−4にIPアドレスとMACアドレスの対応を登録する。
以上により、データパケット転送に先立ち、ルータ310−1〜310−4間のデータパケット転送経路が確定する。
次にデータパケット転送について説明する。ここでは、ルータ310−1から送信先IPアドレス130.1.1.1の値を持つデータパケットが入力され、IPアドレスの上位1バイトが101−150の場合には、ルータ310−2が次転送ルータ(MACアドレス=#310−2)とする。
ルータ310−1に入力されたデータパケットは、Next−Hop情報付加回路311において、送信先アドレス130.1.1.1が参照される。データパケットは、伝送装置320−1のMACアドレスを付与され、スイッチ313を介して出力される。
伝送装置320−1へ出力されたデータパケットは、シグナリング分離多重回路321を経由して、マップ/デマップ処理回路322に転送される。
マップ/デマップ処理回路322は、データパケットの送信先MACアドレスを終端し、そのIPアドレス130.1.1.1に対応するデータパスを決定する。IPアドレスの上位1バイトが130であるため、次転送ルータ320−2へのデータパス411に転送される。このとき、データパケットは、データパスのフレームに変換される。
伝送装置320−2は、データパス411上のフレームをマップ/デマップ処理回路422にて受信し、フレーム変換した後、データパケットを抽出する。その後、シグナリング分離/多重回路321を介してルータ310−2に出力する。
データパケットは、ルータ310−2のスイッチ310−2を経由して、Next−Hop情報付加回路311−2に転送される。Next−Hop情報付加回路311−2は、データパケットの次転送ルータのMACアドレスを送信先MACアドレスとして付加し、出力する。
以上のようにして、ネットワークルータ上でデータパケットを伝送することができる。
本発明の実施の形態では、次転送先ルータのMACアドレスの付与は、送信元/受信先となる伝送装置320のマップ/デマップ処理回路323のいずれで行ってもよい。
シグナリング分離多重回路321は入力されたシグナリングパケットと判定する基準として、集中制御装置330に付与されたMACアドレスを送信先MACアドレスとしていること、あるいは、自身の伝送装置320に付与されたMACアドレスを送信先MACアドレスとしていることを利用してもよい。また、送信元アドレスがルータ310に付与されたIPアドレス、もしくは送信先IPアドレスが集中制御装置330に付与されたアドレスである特徴を利用してもよい。いずれにせよ、シグナリング特有の識別子領域を参照することで、判定する。
図5は、本発明の第三実施形態に係るネットワークルータ500の構成の一例を示す。発明の実施の形態1,2では、ネットワークルータのエッジとしてIPルータを主に対象としていたが、発明の実施の形態3では、IP/MPLSルータを対象とする。IP/MPLSルータのラベルとデータパスの関係を構築することが、主な差異となる。IP/MPLSルータにおいて、次転送先IP/MPLSルータのMACアドレスを明示する場合には、本発明の実施の形態1を適用する。ネットワークルータは、ルータ510、伝送装置520、及び集中制御装置530を備える。
ルータ510は、シグナリング回路511、ラベル情報付加回路512、及びスイッチ513を有する。
シグナリング回路511は、ルータ510が転送可能な経路情報、帯域情報等の制御情報を管理し、指定されたルータ/装置とそれらの情報交換を指定のシグナリングプロトコルを用いて行う。シグナリングプロトコルとしては、例えば、OSPFとLDP、BGPとLDPが代表的である。
ラベル情報付加回路512は、受信したパケットにMPLSラベルを付加、あるいは受信したパケットのMPLSラベルを変更する回路である。スイッチ513から転送されるパケットからMPLSラベルを除去することもできる。
スイッチ513は、ラベル情報付加回路512とシグナリング回路511からのパケットを所望のポートに出力する。
伝送装置520は、シグナリング分離多重回路521と、マップ/デマップ処理回路522と、コンフィグ回路523と、ラベル−データパス対応表524、パスクロスコネクト525とから構成される。
シグナリング分離多重回路521は、データパケットとシグナリングパケットを分離多重する。
マップ/デマップ処理回路522は、シグナリング分離多重回路521からのデータパケットのMACアドレスを終端し、MPLSラベルを参照して、所望のデータパス504−1〜504−3との対応をつけるとともに、パス上を転送するためのフレーム変換を行う。また、パス上を転送されたフレームを変換してデータパケットに戻し、シグナリング分離多重回路521へ転送する。
コンフィグ回路523は、パスクロスコネクト525から転送される制御パス503からコンフィグ情報を取得し、ラベル−データパス対応表524とパスクロスコネクト525の設定を行う。
ラベル−データパス対応表524は、MPLSラベルとデータパス504−1〜504−3との対応が記載された参照表である。マップ/デマップ処理回路522が本表を参照する。
集中制御装置530は、シグナリング回路531と、経路/リソース決定回路532とパス制御回路533とから構成される。
シグナリング回路531は、ルータ510からのシグナリングプロトコルを終端し、ルータ510の経路情報、MPLSラベル情報、リソース情報を収集すると共に、ルータ510に向けてデータパケットの付与あるいは変更ラベル情報を送付する。
経路/リソース決定回路532は、複数のルータ510からの経路情報、帯域情報、MPLSラベル情報と、伝送装置520ネットワークの物理トポロジーから、最適パス経路、リソース割当を決定する。また、データパケットのMPLSラベルとデータパスとの対応付けを決定する。ルータ510の出力MPLSラベル情報は、経路/リソース決定回路532によって参照され、伝送装置520への入力MPLSラベル情報とデータパス対応と、データパス設定情報はパス制御回路533によって参照される。
パス制御回路533は、伝送装置520毎にMPLSラベルと転送データパス対応を管理し、伝送装置520に通知する。
図6は、ネットワークルータ500の動作を説明するためのネットワーク600の構成の一例を示す図である。ネットワーク600は、ルータ510−1〜4、伝送装置520−1〜520−4、及び集中制御装置530を備える。
伝送装置520−1〜520−4と集中制御装置530間には、制御パス610−1〜610−4が予め設定されている。説明を簡単にするために、伝送装置520−1〜520−4間には、データパス611〜616が予め設定されている。
ルータ510−1〜510−4は、データパケット転送に先立ち、ネットワークルータ内を転送するためのシグナリングプロトコルを起動する。
ルータ510−1〜510−4からのシグナリングパケットは、スイッチ513−1〜513−4を介して、伝送装置520−1〜520〜4へと転送される。
ルータ510−1〜510−4からのシグナリングパケットは、伝送装置520−1〜520−4のシグナリング分離多重回路521−1〜521−4で分離され、制御パスフレームに変換された後、パスクロスコネクト525−1〜525−4を経て、制御パス610−1〜610−4を経由して、集中制御装置530へ転送される。
集中制御装置530のシグナリング回路531にシグナリングパケットが届くことにより、ルータ510−1〜510−4のシグナリング回路511−1〜511−4と集中制御装置のシグナリング回路531間でシグナリングプロトコル処理が行われる。シグナリング情報に含まれるルータ510−1〜510−4の経路情報、ラベル情報、帯域情報は、経路/リソース決定回路532へと転送される。
集中制御装置530の経路/リソース決定回路532は、伝送装置520−1〜520−4を経由して収集したルータ510−1〜510−4の経路・帯域情報を元に最適なデータパス設定、リソース割当を行う。この経路・帯域情報収集により、ルータ510−1〜510−4のデータパケットの出力MPLSラベル値が決定される。それと同時に伝送装置520−1〜520−4毎のMPLSラベル入力値と転送先ルータが決定し、結果的にMPLSラベル値とデータパス対応が決定できる。
本動作について、ルータ510−1がIPパケット−MPLS変換を行う場合を例に詳細に説明する。ルータ510−2が自ルータから転送可能なIPプリフィックス(IPアドレスの上位1バイトとする)として0−100が通知されたと想定する。集中制御装置530は、ルータ510−1と510−2間にMPLSラベル500のルータ間パスを設定すると、「ルータ510−1へのIPプリフィックス0−100の入力データパケットはMPLSラベル500を付与する。伝送装置520−1はMPLSラベル500のデータパケットを受信すると、データパス611に転送する。伝送装置520−2はデータパス611からのMPLSラベル500のデータパケットをルータ510−2に転送する」と決定する。この処理によって、ルータ510−1からルータ510−2へのデータパケット転送経路が確定する。
経路/リソース決定回路532は、送信先IPアドレス−MPLSラベル対応、受信MPLSラベル−送信MPLSラベル対応表をルータ510−1〜510−4毎に作成し、シグナリング回路531のシグナリングプロトコルを通してそれを通知する。また、受信MPLSラベルとデータパス対応表、データパス設定情報を各伝送装置520−1〜520−4毎に作成し、パス制御回路533を介して通知する。
伝送装置520−1〜520−4のコンフィグ回路523−1〜523−4は、集中制御装置530からのコンフィグ情報を取得すると、パスクロスコネクト525−1〜525−4の設定、並びにラベル−データ対応表524−1〜524−4を更新する。
ルータ510−1〜510−4は、シグナリング回路511−1〜511−4で動作するシグナリングプロトコルを介して、集中制御装置530から送信先IPアドレス−MPLSラベル対応情報、入出力MPLSラベル対応情報を受信する。
シグナリング回路511−1〜511−4は、ラベル情報付加回路512−1〜512−4に送信先IPアドレスあるいは受信ラベル情報と送信ラベル情報の対応を登録する。
以上により、データパケット転送に先立ち、ルータ510−1〜510−4間のデータパケット転送経路が確定する。
次にデータパケット転送について説明する。ここでは、ルータ510−1にMPLSラベル#100のデータパケットが入力され、MPLSラベル#100はMPLSラベル#101に変換され、ルータ510−2に転送されると仮定する。
ルータ510−1に入力されたデータパケットは、ラベル情報付加回路511において、受信MPLSラベル#100が参照される。その後、MPLSラベル#101に変更され、スイッチ513を介して出力される。
伝送装置520−1へ出力されたデータパケットは、シグナリング分離多重回路521を経由して、マップ/デマップ処理回路522に転送される。
マップ/デマップ処理回路522は、データパケットの送信先MACアドレスを終端し、そのMPLSラベル#101に対応するデータパスを決定する。ルータ510−2に転送するため、データパス610に転送される。このとき、パスのプロトコルによってはフレーム変換を行う場合がある。
伝送装置520−2は、データパス610上のフレームをマップ/デマップ処理回路622にて受信し、フレーム変換が必要であれば、それを実施して、データパケットを抽出する。その後、シグナリング分離/多重回路521を介してルータ510−2に出力する。
データパケットは、ルータ510−2のスイッチ510−2を経由して、ラベル情報付加回路511−2に転送される。ラベル情報付加回路511−2は、データパケットのラベル値を変更して、出力する。
以上のようにして、ネットワークルータ上でデータパケットを伝送することができる。
本発明におけるの第一の効果は、各ルータのシグナリング処理量を削減できることにある。これは、ネットワーク内にシグナリングを処理可能な集中制御装置を配置し、各ルータが集中制御装置とのみシグナリング処理を実行させたためである。データ転送の観点からすれば、隣接ルータは存在しているが、シグナリング処理の観点からすれば、集中制御装置が唯一の隣接ルータとなる。集中制御装置は、データ転送に関与せず、ルータ、伝送装置から分離することができるため、CPU性能や搭載数には制限が少ない。そのため、シグナリング処理量で高負荷になったとしても特に問題はない。
本発明の第二の効果は、ルータ間で動的に経路情報されたとしても、それに追随することにより、パケット廃棄なくサービスを提供できることにある。これは、集中制御装置が各ルータとシグナリングにて情報を取得し、その結果を伝送装置に反映できるからである。
例えば、IP/MPLSルータ同士でMPLSラベル変更等が頻繁に発生しても、そのMPLSラベル変更後の値とデータパスとの対応を即座に構築可能である。
本発明の第三の効果は、ルータ間でシグナリングを用いて、帯域割当、トラフィッククラスの変更等が行われた場合でも、品質劣化を発生させないことにある。これは、第二の効果同様、集中制御装置が各ルータとシグナリングにて情報を取得し、その結果を伝送装置に反映できるからである。
本発明の第四の効果は、シグナリング処理装置とデータ転送装置を完全分離することで、データ転送装置を簡素化できることにある。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
前記集中制御装置の経路リソース決定回路で決定するクライアント設定情報は、前記データ情報毎の次転送クライアントノードのIPアドレスあるいはMACアドレスであるネットワークシステム。
(付記2)
前記クライアントノードのシグナリング回路は、通知されたクライアント設定情報が、前記データ情報毎の次転送クライアントノードのIPアドレスであった場合、前記IPアドレスから送信先MACアドレスを割り出し、・前記MACアドレスと前記データ情報の対応を前記Next−Hop情報付加回路に通知するネットワークシステム。
(付記3)
前記Next−Hop情報付加回路で付与されるネットワーク情報は、前記シグナリング回路から設定されたデータ情報のMACアドレスであるネットワークシステム。
(付記4)
前記コンフィグ回路が受信するネットワーク設定情報は、データ情報のMACアドレスと収容するデータパスの関係情報であり、前記データ情報のネットワーク情報‐データパス対応表に登録するネットワークシステム。
(付記5)
前記シグナリング分離多重回路がシグナリング情報を分離する際の判定基準は、送信元IPアドレスが前記クライアントノードのIPアドレス、あるいは、送信先IPアドレスが前記伝送装置のIPアドレス、あるいは、送信先IPアドレスが前記集中制御装置のIPアドレス、あるいは、送信元MACアドレスが前記クライアントノードのMACアドレス、あるいは、送信先MACアドレスが前記伝送装置のMACアドレス、あるいは、送信先MACアドレスが前記集中制御装置のMACアドレスであるネットワークシステム。
(付記6)
前記経路/リソース決定回路で決定するクライアント設定情報がすべてのデータ情報のネットワーク情報を前記伝送装置のMACアドレスとし、ネットワーク設定情報が、データ情報の送信先IPアドレスとデータパスの対応情報の場合、前記伝送装置のコンフィグ回路は、データ情報のネットワーク情報であるIPアドレスとデータパス情報の対応を前記データ情報のネットワーク情報‐データパス対応表に登録し、前記クライアントノードのシグナリング回路は、前記Next−Hop情報付加回路にデータ情報のネットワーク情報として前記伝送装置のMACアドレスを登録し、前記Next−Hop情報付加回路が、登録されたMACアドレスを付加するネットワークシステム。
(付記7)
前記シグナリング分離多重回路がシグナリング情報を分離する際の判定基準は、送信元IPアドレスが前記クライアントノードのIPアドレス、あるいは、送信先IPアドレスが前記伝送装置のIPアドレス、あるいは、送信先IPアドレスが前記集中制御装置のIPアドレス、あるいは、送信元MACアドレスが前記クライアントノードのMACアドレス、あるいは、送信先MACアドレスが前記伝送装置のMACアドレス、あるいは、送信先MACアドレスが前記集中制御装置のMACアドレスであるネットワークシステム。
(付記8)
クライアントノードを接続したノード間でデータ交換を行うネットワークにおいて、シグナリング情報交換を行い、クライアント設定情報を入手するシグナリング回路と、
前記シグナリング回路の設定情報を元にネットワーク情報を付加するNext−Hop情報付加回路と、
前記シグナリング回路とラベル情報付加回路とネットワーク入力ポートからのデータ情報とシグナリング情報をスイッチするスイッチとから構成されるクライアントノードと、
制御パスを通して前記クライアントノードとシグナリング情報交換を行うシグナリング回路と、
データ情報転送経路を決定し、前記クライアント設定情報を前記シグナリング回路に通知する経路/リソース決定回路と、
前記経路/リソース決定回路からのネットワーク設定情報を制御パスを通して通知するパス制御回路とから構成される集中制御装置と、
前記集中制御装置との間に設定された制御パスを通して、前記集中制御装置のパス制御回路から通知されるネットワーク設定情報を設定するコンフィグ回路と、
前記コンフィグ回路からのネットワーク設定情報をデータ情報のラベル‐データパス対応表と、
前記データ情報‐データパス対応表を参照して、前記データ情報と前記データパス間のデータ情報マッピングとデマッピングを行うマップ/デマップ回路と、
前記コンフィグ回路から設定に基づいて、制御パスとデータパスのクロスコネクトを行うパスクロスコネクトと、
クライアントノードからの前記データ情報とシグナリング情報を分離し、前記シグナリング情報を前記制御パスに送出し、データ情報を前記マップ/デマップ処理回路に送出し、前記制御パスからの前記シグナリング情報と前記マップ/デマップ処理回路からのデータ情報を多重して出力するシグナリング分離多重回路とから構成される伝送装置とから構成されるネットワークシステム。
(付記9)
前記集中制御装置は、複数の伝送装置に対して1つ配備されるネットワークシステム。
(付記10)
前記集中制御装置の経路リソース決定回路で決定するクライアント設定情報は、前記データ情報毎の次転送クライアントノードへのラベル情報であるネットワークシステム。
(付記11)
前記ラベル情報付加回路で付与されるネットワーク情報は、前記シグナリング回路から設定されたデータ情報のラベルであるネットワークシステム。
(付記12)
前記コンフィグ回路が受信するネットワーク設定情報は、データ情報に付加されるラベルと収容するデータパスの関係情報であり、前記ラベル‐データパス対応表に登録するネットワークシステム。
(付記13)
前記シグナリング分離多重回路がシグナリング情報を分離する際の判定基準は、送信元IPアドレスが前記クライアントノードのIPアドレス、あるいは、送信先IPアドレスが前記伝送装置のIPアドレス、あるいは、送信先IPアドレスが前記集中制御装置のIPアドレス、あるいは、送信元MACアドレスが前記クライアントノードのMACアドレス、あるいは、送信先MACアドレスが前記伝送装置のMACアドレス、あるいは、送信先MACアドレスが前記集中制御装置のMACアドレスであるネットワークシステム。
以上、本発明に係わる実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本願は、2011年9月14日に、日本に出願された特願2011−200294号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
本発明に係わるネットワークシステムによれば、クライアントノードを接続したノード間でデータ交換を行うことができる。
100 ネットワークルータ
101、102 入出力ポート
103 制御パス
104−1、104−2、104−3 データパス
110 ルータ
111 シグナリング回路
112 Next−hop情報付加回路
113 スイッチ
120 伝送装置
121 シグナリング分離多重回路
122マップ/デマップ処理回路
123 コンフィグ回路
124 MAC−データパス対応表
125 パスクロスコネクト
130 集中制御装置
131 シグナリング回路
132 経路/リソース決定回路
133 パス制御回路
210−1、210−2、210−3、210−4 制御パス
211、212、213、214、215、216 データパス
300 ネットワークルータ
301、302 入出力ポート
303 制御パス
304−1、304−2、304−3 データパス
310 ルータ
311 シグナリング回路
312 Next−hop情報付加回路
313 スイッチ
320 伝送装置
321 シグナリング分離多重回路
322 マップ/デマップ処理回路
323 コンフィグ回路
325 パスクロスコネクト
330 集中制御装置
331 シグナリング回路
332 経路/リソース決定回路
333 パス制御回路
410−1、410−2、410−3、410−4 制御パス
401−1、401−2、401−3、401−4 入出力ポート
411、412、413、414、415、416 データパス
500 ネットワークルータ
501、502 入出力ポート
503 制御パス
504−1、504−2、504−3 データパス
510 ルータ
511 シグナリング回路
513 スイッチ
520 伝送装置
521 シグナリング分離多重回路
522 マップ/デマップ処理回路
523 コンフィグ回路
525 パスクロスコネクト
530 集中制御装置
531 シグナリング回路
532 経路/リソース決定回路
533 パス制御回路
601−1、601−2、601−3、601−4 入出力ポート
610−1、610−2、610−3、610−4 制御パス
611、612、613、614、615、616 データパス

Claims (10)

  1. クライアントノードを接続したノード間でデータ交換を行うネットワークシステムであって、
    クライアントノードとのシグナリング情報交換を行い、データ情報転送経路を決定し、前記クライアントノードの設定情報を生成するシグナリングネットワークと、
    前記シグナリングネットワークからの前記設定情報によりデータ情報転送経路を構築し、クライアントノード間のデータ交換を行うデータネットワークとを備えるネットワークシステム。
  2. 前記シグナリングネットワークと前記データネットワークが物理分離されている請求項1記載のネットワークシステム。
  3. クライアントノードを接続したノード間でデータ交換を行うネットワークシステムであって、
    クライアントノードとのシグナリング情報交換を行い、データ情報転送経路を決定し、設定情報を生成する集中制御装置と、
    前記集中制御装置からの設定情報によりデータ情報転送経路を構築し、クライアントノード間のデータ交換を行う伝送装置とを備えるネットワークシステム。
  4. 前記集中制御装置は、複数の伝送装置に対して1つ配備される請求項3のネットワークシステム。
  5. クライアントノードを接続したノード間でデータ交換を行うネットワークシステムであって、
    制御パスを通してクライアントノードとシグナリング情報交換を行い、データ情報転送経路を決定し、設定情報を生成する集中制御装置と、
    前記制御パスを前記集中制御装置との間に設定し、クライアントノードからの前記シグナリング情報を前記制御パスに送出し、前記制御パスを通して受信した前記集中制御装置からの設定情報によりデータパスを構築し、前記クライアントノードからのデータを前記データパスを用いて送信し、前記制御パスとデータパスから受信したシグナリング情報とデータ情報を前記クライアントノードに転送する伝送装置とを備えるネットワークシステム。
  6. 前記集中制御装置は、複数の伝送装置に対して1つ配備される請求項5のネットワークシステム。
  7. クライアントノードを接続したノード間でデータ交換を行うネットワークシステムであって、
    制御パスを通してクライアントノードとシグナリング情報交換を行うシグナリング回路とデータ情報転送経路を決定し、クライアント設定情報を前記シグナリング回路に通知する経路/リソース決定回路と、
    前記経路/リソース決定回路からのネットワーク設定情報を制御パスを通して通知するパス制御回路とから構成される集中制御装置と、
    前記集中制御装置との間に設定された制御パスを通して、前記集中制御装置のパス制御回路から通知されるネットワーク設定情報を設定するコンフィグ回路と、
    前記コンフィグ回路から登録されるデータ情報‐データパス対応表と、
    前記データ情報‐データパス対応表を参照して、前記データ情報と前記データパス間のデータ情報マッピングとデマッピングを行うマップ/デマップ回路と、
    前記コンフィグ回路から設定に基づいて、制御パスとデータパスのクロスコネクトを行うパスクロスコネクトと、
    クライアントノードからの前記データ情報とシグナリング情報を分離し、前記シグナリング情報を前記制御パスに送出し、データ情報を前記マップ/デマップ処理回路に送出し、前記制御パスからの前記シグナリング情報と前記マップ/デマップ処理回路からのデータ情報を多重して出力するシグナリング分離多重回路とから構成される伝送装置とを備えたネットワークシステム。
  8. 前記集中制御装置は、複数の伝送装置に対して1つ配備される請求項7のネットワークシステム。
  9. クライアントノードを接続したノード間でデータ交換を行うネットワークシステムであって、
    シグナリング情報交換を行い、クライアント設定情報を入手するシグナリング回路と、
    前記シグナリング回路の設定情報を元にネットワーク情報を付加するNext−Hop情報付加回路と、
    前記シグナリング回路とNext−Hop情報付加回路とネットワーク入力ポートからのデータ情報とシグナリング情報をスイッチするスイッチとから構成されるクライアントノードと、
    制御パスを通して前記クライアントノードとシグナリング情報交換を行うシグナリング回路と、
    データ情報転送経路を決定し、前記クライアント設定情報を前記シグナリング回路に通知する経路/リソース決定回路と、
    前記経路/リソース決定回路からのネットワーク設定情報を制御パスを通して通知するパス制御回路とから構成される集中制御装置と、
    前記集中制御装置との間に設定された制御パスを通して、前記集中制御装置のパス制御回路から通知されるネットワーク設定情報を設定するコンフィグ回路と、
    前記コンフィグ回路からのネットワーク設定情報をデータ情報のネットワーク情報‐データパス対応表と、
    前記データ情報‐データパス対応表を参照して、前記データ情報と前記データパス間のデータ情報マッピングとデマッピングを行うマップ/デマップ回路と、
    前記コンフィグ回路から設定に基づいて、制御パスとデータパスのクロスコネクトを行うパスクロスコネクトと、
    クライアントノードからの前記データ情報とシグナリング情報を分離し、前記シグナリング情報を前記制御パスに送出し、データ情報を前記マップ/デマップ処理回路に送出し、前記制御パスからの前記シグナリング情報と前記マップ/デマップ処理回路からのデータ情報を多重して出力するシグナリング分離多重回路とから構成される伝送装置とを備えるネットワークシステム。
  10. 前記集中制御装置は、複数の伝送装置に対して1つ配備される請求項9のネットワークシステム。
JP2013533638A 2011-09-14 2012-09-06 ネットワークシステム Active JP5935805B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011200294 2011-09-14
JP2011200294 2011-09-14
PCT/JP2012/072767 WO2013038987A1 (ja) 2011-09-14 2012-09-06 ネットワークシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2013038987A1 true JPWO2013038987A1 (ja) 2015-03-26
JP5935805B2 JP5935805B2 (ja) 2016-06-15

Family

ID=47883218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013533638A Active JP5935805B2 (ja) 2011-09-14 2012-09-06 ネットワークシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9215167B2 (ja)
EP (1) EP2757745B1 (ja)
JP (1) JP5935805B2 (ja)
CN (1) CN103782551B (ja)
WO (1) WO2013038987A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150067113A1 (en) * 2013-08-27 2015-03-05 Kevin Dankwardt Adaptive network control system and method thereof
CN108681543A (zh) * 2018-02-13 2018-10-19 贵州财经大学 一种基于电子信息自动化远程控制生产系统及方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002064554A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット転送方法およびipルータ
JP2002185513A (ja) * 2000-12-18 2002-06-28 Hitachi Ltd パケット通信ネットワークおよびパケット転送制御方法
JP2004236198A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Fujitsu Ltd 伝送帯域制御装置
JP2009055357A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ノード装置及び通信網及びパス設定方法及びプログラム
JP2010103780A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信ノード装置及び通信システム及び通信路制御プログラム
WO2011079962A1 (en) * 2010-01-04 2011-07-07 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Providing feedback to path computation element

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6587697B2 (en) * 2001-05-14 2003-07-01 Interdigital Technology Corporation Common control channel uplink power control for adaptive modulation and coding techniques
US7616574B2 (en) * 2005-03-15 2009-11-10 Cisco Technology, Inc. Dynamic retrieval of routing information for inter-AS TE-LSPs
CN100397380C (zh) * 2005-12-27 2008-06-25 北京中星微电子有限公司 多通道闪存传输控制器、芯片及存储设备
CN101281511A (zh) * 2007-04-02 2008-10-08 成都方程式电子有限公司 一种片上总线系统
EP2383942A1 (en) * 2008-12-25 2011-11-02 Hitachi, Ltd. Communication system and communication controller
CN101552935A (zh) * 2009-01-08 2009-10-07 北京邮电大学 一种基于集中路径计算的建路机制

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002064554A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット転送方法およびipルータ
JP2002185513A (ja) * 2000-12-18 2002-06-28 Hitachi Ltd パケット通信ネットワークおよびパケット転送制御方法
JP2004236198A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Fujitsu Ltd 伝送帯域制御装置
JP2009055357A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ノード装置及び通信網及びパス設定方法及びプログラム
JP2010103780A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信ノード装置及び通信システム及び通信路制御プログラム
WO2011079962A1 (en) * 2010-01-04 2011-07-07 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Providing feedback to path computation element

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6016013857; A. Farrel et al.: 'A Path Computation Element (PCE)-Based Architecture' rfc4655 , 200608, pp.1-40 *
JPN6016013858; Loa Andersson et al.: 'MPLS-TP Control Plane Framework' draft-ietf-ccamp-mpls-tp-cp-framework-03.txt , 20101015, pp.1-54 *

Also Published As

Publication number Publication date
US20140219285A1 (en) 2014-08-07
EP2757745A4 (en) 2015-04-15
US9215167B2 (en) 2015-12-15
WO2013038987A1 (ja) 2013-03-21
CN103782551B (zh) 2017-05-31
EP2757745B1 (en) 2018-01-17
EP2757745A1 (en) 2014-07-23
CN103782551A (zh) 2014-05-07
JP5935805B2 (ja) 2016-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8995444B2 (en) Method and system for extending routing domain to non-routing end stations
EP2109962B1 (en) Triple-tier anycast addressing
EP2093939B1 (en) Information forwarding method and information forwarding apparatus
JP6562466B2 (ja) 冗長コントローラに対するルーティングプロトコルのプロキシ
US20150029855A1 (en) Traffic routing
WO2014034097A1 (en) Path control system, control apparatus, edge node, path control method, and program
JP2017511069A5 (ja)
WO2012149867A1 (zh) 数据中心网络系统
WO2015054902A1 (zh) 转发报文的方法、控制器、转发设备和网络系统
JP5935805B2 (ja) ネットワークシステム
WO2012149857A1 (zh) 数据中心网络系统的路由方法
US10027510B2 (en) Large-scale data center based on a contiguous network
CN102098353B (zh) 基于分布式哈希表DHT实现IPv4和IPv6互通的系统和方法
CN102244606A (zh) 实现vrrpe流量传输的方法、系统和设备
WO2022142932A1 (zh) 一种路由处理方法、相关装置以及网络系统
JPWO2015133561A1 (ja) 通信システム、制御装置、通信装置及び通信方法
JP4369882B2 (ja) ルーティング方法、および、ネットワークシステム
CN101997752A (zh) 一种控制网元及其路由控制方法
EP4161028A1 (en) Method for operating a broadband access network of a telecommunications network comprising a plurality of central office points of delivery, broadband access network or telecommunications network, central office point of delivery, system, program and computer-readable medium
JP5768600B2 (ja) 通信システム、制御装置、パケット転送方法およびプログラム
Zeng et al. Fast Reroute and Multipath Routing Extensions to the NetFPGA Reference Router

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5935805

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350