JP2010103780A - 通信ノード装置及び通信システム及び通信路制御プログラム - Google Patents
通信ノード装置及び通信システム及び通信路制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】本発明は、他の通信装置から、通信路の設定要求情報と設定される通信路の各種通信路属性の設定要件情報を含んだメッセージを受信し、通信路属性を満たすグループ化した通信路を設定し、受信トラフィックを転送するノード装置において、受信した通信路設定要求メッセージに含まれる通信路属性を複数の通信路のそれぞれに割り当てられる属性に変換する通信路属性変換手段を備え、それらの複数の通信路をグループ化した通信路でトラフィックを転送する。
【選択図】図1
Description
・通信路リソース情報(必要なリソース情報、リソース識別子、リソース使用時間)
・通信路の優先度情報(holding priority/set up priority等)
・故障救済クラス情報(1+1 protection、full-rerouting等)
・サービスクラス情報(高優先クラス/低優先クラス等の通信路サービスのクラス)
・通信路を設定する際の設定単位(波長、ファイバ、タイムスロット等)
・帯域プロファイル(CIR、EIR、PIR、CBS、EBS、PBS等からなる転送するトラフィックのパラメータ)
これらのパラメータは例えばRSVP-TE(ReSource ReSerVation Protocol with TrafficExtensions)等の標準プロトコルにより指定することができる。
(2)RFC2698「A Two Rate Three Color Marker」(例えば、非特許文献4参照);
(3)RFC4115「Differentiated Service Two-Rate, Three-Color Marker with Efficient Handling of in-Profile Traffic」(例えば、非特許文献5参照);
トークンパケットの制御方式では以下のようなパラメータが制御パラメータとしてある。
・トークンパケットのサイズ
・トークンパケットのトラフィック流入量
・転送パケットのマーカ(green/yellow/red)
ここで、パケットのマーカの使用例としては以下のような使用方法がある。
・Committed Burst Size (CBS)
・Excess Burst Size (EBS)
CIRは、2つのトークンパケット共通の流量である。
・Peak Information Rate (PIR)
・Committed Burst Size (CBS)
・Excess Burst Size (EBS)
CIR、PIRは2つのトークンバケットそれぞれの流入量である。
・Excess Information Rate (EIR)
・Committed Burst Size (CBS)
・Excess Burst Size (EBS)
CIR、EIRは2つのトークンバケットそれぞれの流入量である。
ステップ1)Tc(t)-B>0ならば、パケットを"green"にマーキングし、Tcをパケット到着リソースB分だけ減少させる。それ以外の場合はステップ2へ移行する。
ステップ4)Te(t)-B>0ならば、パケットを"yellow"にマーキングし、TeをBだけ減少させる。それ以外の場合ステップ5へ移行する。
VC3,VC4,STM1, STM4, STM16等の基本信号のリソース・階梯が定義される。
ODUjをODUk (j,k=1,2,3 j<k)に多重する場合の多重数;
・Number of Virtual components (NVC):
inverse-multiplexingによりバーチャルコンカチネーションパスを設定する場合の基本通信路(ODUk:k=1,2,3)の多重数;
また、SONET/SDHパス、及びそれらの連続コンカチネーションパス、バーチャルコンカチネーションパスについては、RFC4606『Generalized Multi-Protocol Label Switching (GMPLS) Extensions for Synchronous Optical Network (SONET) and Synchrounous Digital Hierarchy (SDH) Control』(非特許文献7参照)で定義されている。
ODU1(i.3., 2.5 Gbps)、ODU2(i.e., 10 Gbps)、ODU3(i.e., 40 Gbps)、OCh at 2.5 Gbps、OCh at 10 Gbps、OCh at 40 Gbps、等の基本信号のリソース・階梯が定義される。
連続コンカチネーションの設定オプション。
連続コンカチネーションする場合の基本通信路の多重数。
inverse-multiplexingによりバーチャルコンカチネーションパスを設定する場合の基本通信路の多重数。
IETF RFC 3031, "Multi-protocol Label Switching Architecture" 2.1 Overvew) IETF REC 3471, "Generalized Multi-Protocol Label Switching (GMPLS) Signaling Functional Description" (2.Overview) IETF RFC 2697, "Single Rate Three Color Marker" (3.Metering 〜4. Making) IETF RFC 2698, "A Two Rate Three Color Marker" (3. Metering 〜4. Marking) IETF RFC 4115, "A Differentiated Service Two-Rate, Three-Color Marker with Efficient Handling of in-Profile Traffic" (3. Metering and Marking) IETF RFC 4328, "Generalized Multi-Protocol Label Switching (GMPLS) Signaling Extensions for G. 709 Optical Transport Networks Control" (3.2 G.709 Traffic Parameters) IETF RFC 4606, "Generalized Multi-Protocol Label Switching (GMPLS) Extensions for Synchronous Optical Network (SONET) and Synchronous Digital Hierarchy (SDH) Control" (2. SONET and SDH Traffic Parameters)
複数の転送用通信路をグループ化した他ノード装置から要求された通信路属性情報を満たすグループ化された転送用通信路をクライアント装置間、もしくは、該クライアント装置に接続される対向するノード装置の間に設定し、トラフィックを他ノード装置に転送するトラフィック転送手段108と、
受信した通信路設定メッセージで指定された転送用通信路の通信路属性を複数の転送用通信路のそれぞれの転送用通信路への複数の割り当て属性に変換する通信路属性変換手段102と、
他のノード装置、もしくは、クライアント装置からの転送用通信路の設定要求に対し、リソース量を含む各種通信路属性が一部もしくは全て互いに異なる複数の種別の転送用通信路を設定し、それら転送用通信路をグループ化したグループ通信路をクライアント装置間の通信路、もしくは、その一部の通信路として、該グループ通信路を介してクライアント装置間のトラフィックを転送可能な通信路を設定する通信路設定手段103と、
を有する。
変換する通信路属性が、通信路故障や帯域競合発生時に通信路帯域が保証される保証転送帯域量と、通信路故障や帯域競合発生時に通信路帯域が保証されない非保証転送帯域量とし、グループ通信路を構成する転送用通信路毎に、保証帯域を転送するための通信路属性と、非保証帯域を転送するための通信路属性のうち、いずれかを選定し、グループ通信路を構成する個々の転送用通信路に割り当てる帯域決定手段を含む。
変換する通信路属性が、転送トラフィックの帯域プロファイル情報であり、要求された帯域プロファイルを満たすため、複数の転送路通信路毎に同一、もしくは、異なるリソース値、優先度情報、故障救済クラスを含む通信路属性を付与し、それらをグループ化したグループ通信路で要求された帯域プロファイルを満たす転送用通信路をクライアント装置間、または、送信側ノード装置と受信側ノード装置間に設定する手段を含む。
保証リソースを転送するための属性を持つ転送用通信路の合計帯域と、非保証リソースを転送するための属性を持つ転送用通信路の合計帯域値を、他ノード装置から要求された帯域プロファイル情報(CIR(Committed Information Rate)、EIR(Excess Information Rate)、PIR(Peak Information Rate))に基づき決定する手段を含む。
通信路の切替機能、切替トリガ検出機能を備え、故障発生、帯域競合を含む切替トリガ信号を検出した際に、設定したグループ通信路の各基本通信路に設定されたリソース管理属性、優先度情報の通信路属性に基づき、各通信路属性のパスの切替判断をそれぞれの転送用通信路について行う機能を備え、グループ通信路に属する基本通信路数を変更してグループ通信路の切替を行う通信路切替手段を有する。
各通信路属性のパスの切替判断を行う際の判定基準の通信路属性として、保証リソース/非保証リソースを識別する属性情報、または、帯域プロファイル情報を用いる。
他ノード装置において、他ノード装置の帯域プロファイル制御によりマーキングされたパケットのマークを識別し、該マークに応じて、該当パケットの転送先となるグループ通信路内の転送用通信路を決定し、トラフィックを転送する手段を含む。
CIR、EIR、PIRについての情報を含む帯域プロファイル情報に基づきトラフィック転送用通信路の故障通知と切替判断を行う。
帯域プロファイルで指定された帯域の利用可能量に基づきトラフィック転送用通信路の故障通知と切替判断を行う。
クライアント装置は、
設定する通信路の通信路属性情報を含む通信路設定メッセージと通信路設定要求返信メッセージを送受信し、通信ノード装置との間に接続関係を生成する手段を有し、
通信ノード装置は、
複数の転送用通信路をグループ化した他ノード装置から要求された通信路属性情報を満たすグループ化された転送用通信路をクライアント装置間、もしくは、該クライアント装置に接続される対向するノード装置の間に設定し、トラフィックを他ノード装置に転送するトラフィック転送手段と、
受信した通信路設定メッセージで指定された転送用通信路の通信路属性を複数の転送用通信路のそれぞれの転送用通信路への複数の割り当て属性に変換する通信路属性変換手段と、
他のノード装置、もしくは、クライアント装置からの転送用通信路の設定要求に対し、リソース量を含む各種通信路属性が一部もしくは全て互いに異なる複数の種別の転送用通信路を設定し、それら転送用通信路をグループ化したグループ通信路をクライアント装置間の通信路、もしくは、その一部の通信路として、該グループ通信路を介してクライアント装置間のトラフィックを転送可能な通信路を設定する通信路設定手段と、を有する。
変換する通信路属性が、通信路故障や帯域競合発生時に通信路帯域が保証される保証転送帯域量と、通信路故障や帯域競合発生時に通信路帯域が保証されない非保証転送帯域量とし、グループ通信路を構成する転送用通信路毎に、保証帯域を転送するための通信路属性と、非保証帯域を転送するための通信路属性のうち、いずれかを選定し、グループ通信路を構成する個々の転送用通信路に割り当てる帯域決定手段を含む。
変換する通信路属性が、転送トラフィックの帯域プロファイル情報であり、要求された帯域プロファイルを満たすため、複数の転送路通信路毎に同一、もしくは、異なるリソース値、優先度情報、故障救済クラスを含む通信路属性を付与し、それらをグループ化したグループ通信路で要求された帯域プロファイルを満たす転送用通信路をクライアント装置間、または、送信側ノード装置と受信側ノード装置間に設定する手段を含む。
ステップ105) トランスポート通信網のEdgeノードがステップ104を実施することにより送信された通信路設定要求メッセージを受け取ったクライアント装置102は、通信路属性情報の要件を満たすよう、トランスポート通信網のEdgeノード装置100と、自装置との接続関係を生成する。また、通信路設定要求メッセージを受け取ったノードに対して、通信路設定要求返信メッセージを送信する。
クライアント装置10によってマーキングされたパケットのマーカを識別しないで、帯域プロファイルを制御し、分配先となる基本通信路属性または、基本通信路を決定する動作モード、または、マーキングされていないパケットに帯域プロファイル制御を行う動作モードである。
クライアント装置によってマーキングされたパケットのマークを識別し、パケットのマークに応じて帯域プロファイル制御し、分配先となる基本通信路属性または、基本通信路を決定する動作モードである。
Color-Blindモードでは、以下の処理を行う。
Color-Awareモードでは、以下の処理を行う。
また、本発明のノード装置100,200は、通信路切替部109,209は、前述の帯域プロファイル情報を活用することができる。この機能により、故障時には優先度の高いクラスのみを救済することによって、故障切替に必要な予備リソースを節約することができる。
−基本通信路 #1(属性A)
−基本通信路 #2(属性A)
−基本通信路 #3(属性B)
・グループ通信路#2を構成する基本通信路とその通信路属性:
−基本通信路 #4(属性C)
−基本通信路 #5(属性D)
ここで、少なくともGreen、Yellowの2種のトラフィックマークを想定し、基本通信路の各属性と対応付けられる。ここでは通信路属性Aと通信路属性Cが高優先属性である動作例で説明すると、Green、Yellowは以下のように対応付けられるものとする。これらの対応付けは、通信路設定手順中に、通信路属性変換部102により決定され、トラフィック分配部106、または、通信路属性情報保持部104において保持される。
通信路属性 B:Yellow
通信路属性 C:Green
通信路属性 D:Yellow
また、通信路設定手段は、グループ通信路の属性データとして、グループ通信路を構成する基本通信路の属性毎の合計帯域を管理する機能を備える。
−通信路属性Aを持つ基本通信路の合計帯域:基本通信路#1と基本通信路#2の合計帯域値を管理する。
−通信路属性Cを持つ基本通信路の合計帯域:基本通信路#4の帯域値を管理する。
また、本発明のノード装置100,200は、仮想リンク管理部113,213により制御情報上の仮想リンクを設定する機能を備える。
・仮想リンクに対応するリソースとそれらのリソースの優先度情報;
仮想リンクを設定した転送用通信網の例を図5に示す。
光通信路を生成する光クロスコネクトに本発明の制御機能を実装し、光通信路を生成する場合の手順を示す。光クロスコネクトはWDM信号を伝送する伝送路により接続される。
図8に当該管理制御装置の構成を示す。管理制御装置11は、ノード装置100,200内の各機能の制御機能を実現する装置であり、計算機に通信プロトコル機能を備えたソフトウェアを実装することにより実現される。
制御メッセージを交換するための通信インタフェースで、Ethernet IF等各種標準インタフェースを利用することができる。ノード装置100,200の制御メッセージ交換部101,201のための通信機能を実現する。
IETF RFC 3471等のシグナリングプロトコルを利用してノード装置100,200の制御メッセージ交換部101,201のためのプロトコル処理機能、通信路属性変換部102,202、通信路設定部103,203、仮想リンク管理部113,213を実現する機能部である。
計算機のハードディスク、メモリ等の記憶装置により実現される。
通信路設定のために利用される各種リソースを管理する機能部である。また、スイッチングハードウェアの構成情報(波長情報等)や、スイッチングハードウェア20の構成要素の状態を管理し、スイッチングハードウェアに対する具体的制御命令を発行する機能部である。
リソース管理機能部15により発行されるスイッチングハードウェアに対する制御命令を送信するインタフェースである。Ethernet IF等各種標準インタフェースを利用することができる。
図9に当該スイッチングハードウェアの構成を示す。スイッチングハードウェア20は、クライアント装置10に対するUNI(User Network Interface)機能、トラフィック転送のためのNNI(Network Network Interface)機能、光クロスコネクト機能を実現するハードウェアである。
ノード装置100,200の通信路切替部109,209を実現するハードウェアである。管理制御装置11の制御に基づき、任意もしくは一部のポート間に任意の光通信路接続関係を生成する装置である。例えば、3D-Mems、Matrix-SW、DC-SW、WSS-SW等の光スイッチアーキテクチャにより実現される。
伝送路より入力される多重信号を受信する、もしくは、出力するファイバであり、コネクタにより伝送路に接続される。
伝送路における伝送単位に多重されたWDM信号をスイッチング手段の処理単位である波長もしくは波長群に分離する機能部であり、AWG(Arrayed Waveguide Grating)、インターリーバ等により構成される。
スイッチング手段の処理単位である波長もしくは波長群信号を伝送路伝送単位のWDM信号に多重する機能部であり、AWG、インターリーバ、光カプラ等により構成される。
光スイッチ21の入力ポートもしくは出力ポートである。
受信用UNI−IF261、グループ通信路始端部262、送信用トランスポンダ263からなり、ノード装置100のトラフィック受信部105、トラフィックマーキング部112、トラフィック分配部106、トラフィック転送部108、トラフィック測定部111、正常性監視部110,210を実現する装置である。
分配機能はパケット単位のスイッチング機能を持つパケットスイッチ、スロット単位のスイッチング機能を持つTDMスイッチ、もしくは、シリアルなビット信号をパラレル信号に変換するシリアル−パラレル変換回路等により実現される。
また、基本通信路へのトラフィックの分配制御、グループ通信路、転送用通信路それぞれについての正常性監視機能を備えた機能部であり、グループ通信路の始端点となる。
送信用UNI−IF271,グループ通信路終端部272、受信器273からなり、ノード装置200のトラフィック受信部205、トラフィック多重部207、トラフィック転送部208、正常性監視部210を実現するハードウェアである。
以上のような通信網において、クライアント装置101、クライアント装置102間にパスを設定する動作を説明する。
・終点ノード:クライアント装置200
・設定経路:クライアント装置100⇒ノード300⇒ノード400⇒ノード500⇒クライアント装置200
・設定帯域:100Gbps
・EIR:100Gbps
・CIR:50Gbps
これら通信路属性の指定は、RSVP-TEメッセージのSession Object、Object、Explicit Route Object、Sender_Tspec Objectを利用することが可能である。
・EAB(Excess amount of bandwidth):帯域保証を行わない帯域量
ここでは、クライアント装置から通知されたEIRに合わせ、EAB=EIR、CAB=CIRと設定する。
基本通信路#2:Priority 0
基本通信路#3:Priority 0
基本通信路#4:Priority 0
基本通信路#5:Priority 0
基本通信路#6:Priority 7
基本通信路#7:Priority 7
基本通信路#8:Priority 7
基本通信路#9:Priority 7
基本通信路#10:Priority 7
ここでの例では、基本通信路#1〜#5がCABの帯域をサポートし、基本通信路#1〜#10がEABの帯域をサポートすることとなる。
図6の通信網において、図10もしくは図11に示した手順で100Gbpsの帯域量の通信路が10Gbpsの基本通信路を10本でグループ化した通信路が設定され、かつ、設定されている通信路の帯域プロファイル情報が、50GbpsのCAB=50、EIB=100Gbpsである状況において、通信路切替が、本発明のノード100、ノード200間で行われる動作を以下に記載する。また、図12にそのシーケンスを示す。
EAB:100G
CAB:50G
・基本通信路
基本通信路#1:Priority 0
基本通信路#2:Priority 0
基本通信路#3:Priority 0
基本通信路#4:Priority 0
基本通信路#5:Priority 0
基本通信路#6:Priority 7
基本通信路#7:Priority 7
基本通信路#8:Priority 7
基本通信路#9:Priority 7
基本通信路#10:Priority 7
ここでは、グループ通信路のCAB情報により、50Gの帯域をサポートする基本通信路として、基本通信路#1〜基本通信路5が選定され、切替対象通信路となる。この選定方法は、通信路設定時にCAB、EABと基本通信路の対応関係を記憶し、CAB,EABと基本通信路の対応関係から決定する方法、または、CABの帯域量分だけPriorityの高い基本通信路を選定し、決定する方法がある。
−高優先にマークされたパケットが、高優先度の基本通信路に割り当てられる。
−高優先にマークされたパケットが高優先度の基本通信路に割り当てられる。
EAB:100G
CAB:50G
としてグループ通信路を生成している。
本発明は、クライアント装置にグループ通信路設定機能が備えられている場合、スイッチングハードウェア20として、グループ通信路始端部26、グループ通信路終端部27のない図16のような光クロスコネクトを用いることも可能である。図16において図9の構成と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
・終点ノード:クライアント#2
・設定経路:クライアント装置101⇒ノード装置100⇒ノード装置300⇒ノード装置400⇒ノード装置200⇒クライアント装置102
・設定帯域:100Gbps
・EIR:100Gbps
・CIR:50Bbps
クライアント装置10においては、以下のグループ通信路管理情報が事前に付与され管理される。
・グループ通信路を構成するメンバ通信路の識別子
・各メンバ通信路の通信路属性(優先度情報等)
・各メンバ通信路が利用するリソース識別子
・グループ通信路の終端点となる対向のクライアント装置の識別子
・各メンバ通信路の終端点となる対向装置のリソース識別子
なお、上記の「リソース識別子」とは、リンクアグリゲーション等の場合は、クライアント装置のインタフェース識別子であり、VCATの場合は、タイムスロット位置が利用可能である。または、転送用通信網の装置のインタフェースIDや、波長番号等とすることも可能である。
第1の実施例にて想定した図9のハードウェアの光スイッチ部21を、をデジタルクロスコネクトで代替した図18に示すスイッチングハードウェアの構成を利用して第1の実施例の動作を実施することができる。
11 管理制御装置
12 制御インタフェース
13 RSVP-TEプロトコル機能部
14 通信路情報記憶装置
15 リソース管理機能部
16 装置制御インタフェース
20 スイッチングハードウェア
21 光スイッチ
22 ファイバインタフェース
23 分波器
24 合波器
25 ポート
26 転送用通信路始端装置
27 転送用通信路終端装置
31 転送用通信路始端装置
32 転送用通信路終端装置
40,50 仮想リンク
41 ディジタルクロスコネクト
42 転送用通信路始端装置
43 転送用通信路終端装置
44 分離器
45 多重器
100 クライアント装置(送信機能)
200 クライアント装置(受信機能)
101,201 制御メッセージ交換部
102,202 通信路属性変換手段、通信路属性変換部
103,203 通信路設定手段、通信路設定部
104,204 通信路情報保存部
105,205 トラフィック受信部
106 トラフィック分配部
207 トラフィック多重部
108,208 トラフィック転送手段、トラフィック転送部
109,209 通信路切替部
110,210 正常性監視部
111 トラフィック測定部
113,213 仮想リンク管理部
261,311 UNI-IF(受信)
262 グループ通信路始端部
263,312 送信用トランスポンダ
271,322 UNI-IF(送信)
272 グループ通信路終端部
273,321 レシーバ
300,400,500,600 ノード
Claims (14)
- 他のノード装置もしくはクライアント装置から、トラフィック転送用通信路の設定要求メッセージと、設定されるトラフィック転送用通信路についての、通信路の経路情報、通信路リソース情報、通信路の優先度情報、故障救済クラス情報、サービスクラス情報、通信路を設定する際の設定単位、帯域プロファイルを含む各種通信路属性を含んだメッセージを受信し、通信路属性を満たすトラフィック転送用の転送用通信路をクライアント装置間に設定し、受信トラフィックを転送するノード装置であって、
複数の転送用通信路をグループ化した他ノード装置から要求された通信路属性情報を満たすグループ化された転送用通信路をクライアント装置間、もしくは、該クライアント装置に接続される対向するノード装置の間に設定し、トラフィックを他ノード装置に転送するトラフィック転送手段と、
受信した通信路設定メッセージで指定された転送用通信路の通信路属性を複数の転送用通信路のそれぞれの転送用通信路への複数の割り当て属性に変換する通信路属性変換手段と、
他のノード装置、もしくは、クライアント装置からの転送用通信路の設定要求に対し、リソース量を含む各種通信路属性が一部もしくは全て互いに異なる複数の種別の転送用通信路を設定し、それら転送用通信路をグループ化したグループ通信路をクライアント装置間の通信路、もしくは、その一部の通信路として、該グループ通信路を介してクライアント装置間のトラフィックを転送可能な通信路を設定する通信路設定手段と、
を有することを特徴とする通信ノード装置。 - 前記通信路属性変換手段は、
変換する通信路属性が、通信路故障や帯域競合発生時に通信路帯域が保証される保証転送帯域量と、通信路故障や帯域競合発生時に通信路帯域が保証されない非保証転送帯域量とし、グループ通信路を構成する転送用通信路毎に、保証帯域を転送するための通信路属性と、非保証帯域を転送するための通信路属性のうち、いずれかを選定し、グループ通信路を構成する個々の転送用通信路に割り当てる帯域決定手段を含む、
請求項1記載の通信ノード装置。 - 前記通信路属性変換手段は、
変換する通信路属性が、転送トラフィックの帯域プロファイル情報であり、要求された帯域プロファイルを満たすため、複数の転送路通信路毎に同一、もしくは、異なるリソース値、優先度情報、故障救済クラスを含む通信路属性を付与し、それらをグループ化したグループ通信路で要求された帯域プロファイルを満たす転送用通信路をクライアント装置間、または、前記送信側ノード装置と前記受信側ノード装置間に設定する手段を含む
請求項1記載の通信ノード装置。 - 前記帯域決定手段は、
保証リソースを転送するための属性を持つ転送用通信路の合計帯域と、非保証リソースを転送するための属性を持つ転送用通信路の合計帯域値を、他ノード装置から要求された帯域プロファイル情報(CIR(Committed Information Rate)、EIR(Excess Information Rate)、PIR(Peak Information Rate))に基づき決定する手段を含む
請求項2記載の通信ノード装置。 - 他ノード装置からの通信路設定要求に通信路属性の異なる一つ以上の通信路による通信路グループを設定するノード装置において、
通信路の切替機能、切替トリガ検出機能を備え、故障発生、帯域競合を含む切替トリガ信号を検出した際に、設定したグループ通信路の各基本通信路に設定されたリソース管理属性、優先度情報の通信路属性に基づき、各通信路属性のパスの切替判断をそれぞれの転送用通信路について行う機能を備え、グループ通信路に属する基本通信路数を変更してグループ通信路を切替を行う通信路切替手段を有する
請求項2または3記載の通信ノード装置。 - 前記通信路切替手段は、
各通信路属性のパスの切替判断を行う際の判定基準の通信路属性として、保証リソース/非保証リソースを識別する属性情報、または、帯域プロファイル情報を用いる
請求項5記載の通信ノード装置。 - 複数ノード間に設定される通信路の転送用ネットワーク内区間(NNI:Network Network Interface)区間を仮想的に2ノード間のリンクとして管理する仮想リンク管理機能を備え、前記グループ通信路が、転送グループ通信路を複数本利用した転送用ネットワーク内区間の仮想リンクである
請求項1乃至6のいずれか1項記載の通信ノード装置。 - 前記通信路属性変換手段は、
他ノード装置において、他ノード装置の帯域プロファイル制御によりマーキングされたパケットのマークを識別し、該マークに応じて、該当パケットの転送先となるグループ通信路内の転送用通信路を決定し、トラフィックを転送する手段を含む
請求項3記載の通信ノード装置。 - 前記帯域決定手段は、
CIR、EIR、PIRについての情報を含む帯域プロファイル情報に基づきトラフィック転送用通信路の故障通知と切替判断を行う
請求項2記載の通信ノード装置。 - 前記通信路属性変換手段は、
前記帯域プロファイルで指定された帯域の利用可能量に基づきトラフィック転送用通信路の故障通知と切替判断を行う
請求項3記載の通信ノード装置。 - 請求項1乃至10記載の通信ノード装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるための通信路制御プログラム。
- 他の通信ノード装置もしくはクライアント装置から、トラフィック転送用通信路の設定要求メッセージと、設定されるトラフィック転送用通信路についての、リソース値、リソース設定時間、サービスクラス、故障救済クラスを含む各種通信路属性の設定要件情報を含んだメッセージを受信し、通信路属性を満たすトラフィック転送用の転送用通信路をクライアント装置間に設定し、受信トラフィックを転送する通信ノード装置を有する通信システムであって、
前記クライアント装置は、
設定する通信路の通信路属性情報を含む通信路設定メッセージと通信路設定要求返信メッセージを送受信し、前記通信ノード装置との間に接続関係を生成する手段を有し、
前記通信ノード装置は、
複数の転送用通信路をグループ化した他ノード装置から要求された通信路属性情報を満たすグループ化された転送用通信路をクライアント装置間、もしくは、該クライアント装置に接続される送信側ノード装置と受信側ノード装置の間に設定し、トラフィックを他ノード装置に転送するトラフィック転送手段と、
受信した通信路設定メッセージで指定された転送用通信路の通信路属性を複数の転送用通信路のそれぞれの転送用通信路への複数の割り当て属性に変換する通信路属性変換手段と、
他のノード装置、もしくは、クライアント装置からの転送用通信路の設定要求に対し、リソース量を含む各種通信路属性が一部もしくは全て互いに異なる複数の種別の転送用通信路を設定し、それら転送用通信路をグループ化したグループ通信路をクライアント装置間の通信路、もしくは、その一部の通信路として、該グループ通信路を介してクライアント装置間のトラフィックを転送可能な通信路を設定する通信路設定手段と、
を有することを特徴とする通信システム。 - 前記通信路属性変換手段は、
変換する通信路属性が、通信路故障や帯域競合発生時に通信路帯域が保証される保証転送帯域量と、通信路故障や帯域競合発生時に通信路帯域が保証されない非保証転送帯域量とし、グループ通信路を構成する転送用通信路毎に、保証帯域を転送するための通信路属性と、非保証帯域を転送するための通信路属性のうち、いずれかを選定し、グループ通信路を構成する個々の転送用通信路に割り当てる帯域決定手段を含む、
請求項12記載の通信システム。 - 前記通信路属性変換手段は、
変換する通信路属性が、転送トラフィックの帯域プロファイル情報であり、要求された帯域プロファイルを満たすため、複数の転送路通信路毎に同一、もしくは、異なるリソース値、優先度情報、故障救済クラスを含む通信路属性を付与し、それらをグループ化したグループ通信路で要求された帯域プロファイルを満たす転送用通信路をクライアント装置間、または、対向するノード装置間に設定する手段を含む
請求項12記載の通信システム。
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