JPWO2013038607A1 - 撮像装置 - Google Patents

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智 大西
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光彦 森田
啓俊 小西
啓俊 小西
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Abstract

本発明にかかる撮像装置1では、前壁82bから略直角に折り曲げ成形された側壁81を有するカバー8が、側壁81が撮像装置本体の外周を覆うように前記撮像装置本体に装着されており、前記撮像装置本体は、前記装着された側壁81の端部81aが外側に広がらないように規制する広がり防止部として嵌入溝53および外周受け片54を備えている。このような撮像装置1は、前記広がり防止部として嵌入溝53および外周受け片54を備えるので、カバー8に外力がかかった場合等でもカバー8の側壁81の端部81aが撮像装置本体の外側に広がるおそれを低減することができる。

Description

本発明は、携帯電話機等に好適に用いられる小型の撮像装置に関する。
携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)およびノート型パーソナルコンピュータ等の携行可能な機器に好適に用いられる撮像装置では、撮像装置本体の外周側を覆うカバーが配設される場合が多い。このようなカバーは、撮像装置本体内で発生する電磁ノイズが外に漏れることを防止する役割を果たしており、その材質は、金属である。このようなカバーが配設された撮像装置として、例えば特許文献1に開示された光学ユニットのカバーがある。
この特許文献1に開示されたカバーは、箱状に形成された部材であって、カバーの4つの側壁が連結されている。しかしながら、このような箱状に形成するために、一般に絞り加工が用いられるため、その加工性が極めて悪くなってしまう。
そのため、最近では、板片を折り曲げ成形することによって4つの側壁をそれぞれ形成して全体を箱状に形成したカバーが多くなってきている。
ところが、図16(A)に示すように、板片を折り曲げ成形することによって形成したカバー301における4つの側壁311は、互いに分離しており、各側壁311は、上記のように絞り加工したカバーに比べて撓み変形し易い。そのため、例えば、図16(B)に示すように、撮像装置本体300aに装着したカバー301に外力Pがかかると、一点鎖線で示すようにカバー301の側壁311が撓んで側壁311の端部311aが撮像装置本体300aの外周側に逃げて広がってしまう場合がある。このようにカバー301の側壁311の端部311aが撮像装置本体300aの外周側に広がってしまうと、上記端部311aが撮像装置本体300aの外周側に突出してしまい、撮像装置300が組み込まれた携帯電話等の機器における他の部品と干渉するおそれが生じる。
また、上記の場合において、カバー301の側壁311の端部311aが広がらないように、端部311aと撮像装置本体300とを接着剤によって固定しておくことも考えられる。しかしながら、その場合は、接着剤によって固定する工程が増え、組み立て性が悪くなってしまう。
特開2010−156814号公報
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、カバーに外力がかかった場合等でもカバーの側壁の端部が撮像装置本体の外側に広がるおそれを低減することができる撮像装置を提供することである。
本発明にかかる撮像装置では、前壁から略直角に折り曲げ成形された側壁を有するカバーが、前記側壁が撮像装置本体の外周を覆うように前記撮像装置本体に装着されており、前記撮像装置本体は、前記装着された側壁の端部が外周側に広がらないように規制する広がり防止部を備えている。このような撮像装置は、広がり防止部を備えるので、カバーに外力がかかった場合等でもカバーの側壁の端部が撮像装置本体の外側に広がるおそれを低減することができる。
上記並びにその他の本発明の目的、特徴および利点は、以下の詳細な記載と添付図面から明らかになるであろう。
本発明の第1実施形態における撮像装置の斜視図である。 図1に示す撮像装置の分解斜視図である。 図1に示す撮像装置の正面図である。 図1に示す撮像装置の側面図である。 図1に示す撮像装置における第2筐体の正面図である。 図5に示す第2筐体における図5に示すVI−VI線断面図である。 図1に示す撮像装置における図3に示すVII−VII線断面図である。 本発明の第2実施形態における撮像装置の断面図である。 図8に示す撮像装置におけるセンサー保持部材の斜視図である。 図9に示すセンサー保持部材の正面図である。 図9に示すセンサー保持部材における図10に示すX−X線断面図である。 本発明の第3実施形態における撮像装置の断面図である。 図12に示す撮像装置におけるカバーの斜視図である。 図12に示す撮像装置におけるセンサー保持部材の正面図である。 図14に示すセンサー保持部材における図14に示すXIV−XIV線断面図である。 (A)は、従来の撮像装置の斜視図であり、(B)は、図16(A)の従来の撮像装置の断面図である。
以下、本発明にかかる実施の一形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。
(第1実施形態)
この第1実施形態の撮像装置1は、例えば携帯電話の端末装置、PDA(Personal Digital Assistants)およびノート型パーソナルコンピュータ等の携行可能な機器に好適に搭載されて使用されるものである。この第1実施形態の撮像装置1は、例えば図1および図2に示すように、撮像装置本体10と、カバー8とを備えている。
撮像装置本体10は、物体(被写体)からの光(光学像)を撮像素子71によって撮像し、前記光学像に対応する電気的な信号を生成する装置であり、例えば、移動レンズユニットである第1群ユニット2と、固定レンズユニットである第2群ユニット3と、第1群ユニット2を光軸方向に駆動するアクチュエータ(超音波リニアアクチュエータ)4と、これら第1群ユニット2、第2群ユニット3およびアクチュエータ4を収容する筐体51、52と、撮像素子71を保持したセンサー保持部材7とを備えている。
第1群ユニット2は、図7に示すように移動レンズ群を構成する第1ないし第3光学素子21、22、23と、第1ないし第3光学素子21、22、23における各間にそれぞれ配設された遮光板24、24と、第1ないし第3光学素子21、22、23を保持した第1群ユニット用ホルダー25とを備えている。第1ないし第3光学素子21、22、23は、それぞれ、例えばプラスチックレンズである。
第1群ユニット用ホルダー25は、図2および図7に示すように、内周側に、第1ないし第3光学素子21、22、23を保持し、第1群ユニット用ホルダー25の外周側で、図示しないが、後述のアクチュエータ4の駆動軸42に所定の摩擦力で摺動可能に係合されている。
第2群ユニット3は、図7に示すように固定レンズ群を構成する第4および第5光学素子31、32を備えている。これら第4および第5光学素子31、32は、上記第1群ユニット2の第1ないし第3光学素子21、22、23と同様に、例えばプラスチックレンズである。
そして、この第2群ユニット3は、後述の第2筐体52に移動不能に保持されて、第1群ユニット2の後方側(像側)に配置されている。すなわち、物体側から像側へ順に第1群ユニット2と第2群ユニット3とが配置されている。
これら第1群ユニット2および第2群ユニット3は、撮像素子71の受光面上に、被写体の光学像を結像させて形成する撮像光学系を構成し、そして、第1群ユニット2がアクチュエータ4によって光軸方向に沿って移動することで、フォーカシング(合焦)が行われる。
アクチュエータ4は、第1ないし第3光学素子21、22、23を備えた第1群ユニット2を光軸方向に沿って移動させる駆動機構を構成する装置である。このアクチュエータ4は、図2に示すように、電気エネルギーを機械エネルギーに変換して軸方向に伸縮する電気機械変換素子である圧電素子41と、圧電素子41の一端に連結された駆動軸42と、圧電素子41の他端に連結された錘43とを備えている。
錘43は、圧電素子41の伸縮による変位を主に駆動軸42側に発生させるための部材である。この実施形態では、錘43は、外径が圧電素子41の外周から全周に渡って外周方向に突出するように形成された円柱状の部材である。
なお、圧電素子41の他端が筐体5に取付けられる等によって、錘43の機能と同様の機能を発揮する構成が用いられる場合には、この錘43は、省略されてもよい。
圧電素子41は、複数の圧電層を積層した素子であり、図2に示すように、その一対の側面には、各圧電層の電極が引出されている。これら側面の各電極は、個別のリード線44、45を介して外部接続端子46、47にそれぞれ接続されている。なお、この外部接続端子46、47の先端は、図示しないが、前記携帯電話の端末装置側におけるプリント基板に半田付けされ、或いは前記プリント基板に実装されたコネクタに嵌り込む。
駆動軸42は、柱状、例えば円柱状の部材である。この駆動軸42に、第1群ユニット2の第1群ユニット用ホルダー25が、図2に示すL字状のバネ部材6を介して、所定の摩擦力で摺動可能に係合されている。
このように構成されたアクチュエータ4では、電圧印加に伴って圧電素子41が軸方向に振動し、その振動によって駆動軸42が往復移動し、その往復移動によって第1群ユニット2が光軸方向に移動する。
より詳しくは、このアクチュエータ4では、圧電素子41に所定のデューティ比の矩形波を与えることによって圧電素子41の変位が三角波状となり、前記矩形波のデューティ比を変えることによって振幅の上昇時(伸張時)と下降時(収縮時)とで傾きの異なる三角波が発生する。アクチュエータ4の駆動メカニズムは、これを利用するものである。
例えば、駆動軸42をゆっくりと伸張させることで、その駆動軸42に摩擦係合している第1群ユニット2も前記伸張に応じて移動し、前記所定の摩擦力を超える程の瞬時に、駆動軸42を収縮させると、第1群ユニット2がそのまま取り残される。このような駆動軸42の軸方向の振動を繰返し行うことで、第2群ユニット2を駆動軸42の軸方向に移動させることが可能となる。
筐体は、第1筐体51と、第1筐体51の後方側(像側)に配設された第2筐体52との2つを備えている。
第2筐体52は、合成樹脂から形成されており、外周が四角形状の筒状体である。この第2筐体52は、図5ないし図7に示すように第2筐体本体50と、カバー8の側壁81の端部81aが外周側(外方向)に広がることを防止する広がり防止部としての嵌入溝53および外周受け片54とを備えている。
第2筐体本体50は、内周側に、第2群ユニット3を保持するユニット保持部52dを備えている。また、第2筐体本体50は、そのユニット保持部52dの径外側に、アクチュエータ4の錘43を収納して接着剤等を介して保持するアクチュエータ保持部52eを備えている。
また、第2筐体本体50は、第1〜第4の外側壁52aを備えている。これらの第1〜第4の外側壁52aは、それぞれ、カバー8を係止する係止凹部52c(図6および図7参照)を備えている。この係止凹部52cは、第1〜第4の外側壁52aの外面それぞれから凹まされることによって形成されている。
また、第1〜第4の外側壁52aそれぞれには、カバー8の端部を受けるカバー端部用受け部52bが設けられている。
嵌入溝53および外周受け片54は、カバー端部用受け部52bのそれぞれに形成されている。これらの嵌入溝53および外周受け片54は、同一形状に形成されている。このため、以下では、代表して、第1の外側壁52aのカバー端部用受け部52bに形成された嵌入溝53および外周受け片54について、説明する。
カバー端部用受け部52bは、図6に示すように、第1の外側壁52aから外側に突設された突片状部材である。そして、嵌入溝53は、カバー端部用受け部52bの前面52fに形成された凹溝である。より具体的には、嵌入溝53は、そのカバー端部用受け部52bの前面52fから前後方向に所定の深さで、カバー8の端部が嵌り込むような溝幅で、カバー端部用受け部52bの前面52fに形成されている。外周受け片54は、嵌入溝53の外周側に、カバー端部用受け部52bの前面52fから前方に所定量、突出するように、カバー端部用受け部52bに形成された突片状部材である。外周受け片54は、嵌入溝53の一方側壁と連続して形成されている。すなわち、カバー端部用受け部52b、嵌入溝53および外周受け片54は、一体に形成されており、カバー端部用受け部52bおよび外周受け片54は、第1の外側壁52aから外側に突設された断面略L字状の部材であり、嵌入溝53は、この断面略L字状の部材の前面52fに凹溝として形成されている。
第1筐体51は、合成樹脂から形成されており、図2に示すように、外周が四角形状の筒状体である。この第1筐体51は、前壁51aから後方側に延設された4つの側壁51bを備え、それらの側壁51bによって、内部に第1群ユニット2およびアクチュエータ4の一部を収容できるようになっている。
また、側壁51bのうちの互いに対向する2つには、第2筐体52に係止する係止用孔51cが設けられている(図2では、1つだけが表れている)。
また、前壁51aには、第1筐体51に配置された第1群ユニット2が外部に臨むための開口51dが、形成されている。また、前壁51aにおける開口51dの外周側の1つの隅角部に、アクチュエータ4の駆動軸42の先端部を挿入するための孔51eが、設けられている。
そして、第2筐体52に保持されたアクチュエータ4の駆動軸42に第1群ユニット2が係合された状態で、第1筐体51が、第2筐体52の前方側に配設される。そして、この状態で、係止用孔51cが第2筐体52に設けられた第1筐体用係止突片52cに係止され、これにより、第1筐体51と第2筐体52とが連結されている。
次に、センサー保持部材7について説明する。センサー保持部材7は、撮像素子71を保持する部材であり、図2に示すように、合成樹脂製の矩形状の板状体である。
そして、センサー保持部材7は、図7に示すように、後面側に撮像素子71を接着剤等の固定手段によって固定的に保持し、その状態で、第2筐体52の後面に接着剤等の固定手段によって固定的に取り付けられている。したがって、この状態で、撮像素子71が第2群ユニット3の後方側に配設される。
なお、この実施形態では、センサー保持部材7は、前面に、図2に示す赤外線カットフィルター(IRCF)72を保持している。また、撮像素子71は、CCDタイプまたはCMOSタイプのイメージセンサを備えたものである。
次に、カバー8について説明する。カバー8は、主に電磁ノイズが外に漏れることを防止する役割を果たす部材である。この実施形態のカバー8は、金属製平板の板金加工で形成されており、図1および図2に示すように、開口部82aを有し外周が正面視で四角形状の前壁82bと、前壁82bの4辺それぞれに連結された第1〜第4の側壁81とを備えている。
第1〜第4の側壁81は、略十字状の金属製平板の4片を略直角に折り曲げ成形することによって形成される。このように形成された第1〜第4の側壁81は、それぞれ、弾性を有し、外力がかかるとその端部81aが内周側および外周側に撓む。
また、これらの第1〜第4の側壁81は、図3に示すように、互いに対向する第1の側壁81と第3の側壁81との外距離L1は、上記第2筐体52における互いに対向する2つの外周受け片54の内距離L3と略同じに設定されている。また、互いに対向する第2の側壁81と第4の側壁81との外距離L2は、上記第2筐体52における互いに対向する2つの外周受け片54の内距離L4と略同じに設定されている。
また、カバー8は、内部に収納部82を備えており、この収納部82に第1筐体51および第2筐体52を収納できるようになっている。
また、カバー8は、上記第1〜第4の側壁81のそれぞれの端部81aに、第2筐体52の係止凹部54に係脱自在に係止する係止凸部としての係止爪81cを備えている。
係止爪81cは、係止凹部55に入り込んで係止凹部55内を前後に移動できるように設定され、カバー8の第2筐体52に対する前方側(物体側)への移動に伴い係止爪81cが係止凹部55の内壁面55aに当接して係止できるようになっている。
このようなカバー8は、撮像装置本体10の外周を覆うように配設される。より詳しくは、上述のように第1筐体51と第2筐体52とが互いに連結され、センサー保持部材7が第2筐体52に取り付けられる。このような組み付けた状態の撮像装置本体10が、第1筐体51側から、カバー8の側壁81の後端側に設けられた挿入口に押し入れる。
これによって、カバー8の係止爪81cが弾性変形してカバー8の収納部82に撮像装置本体10が入れられる。そして、カバー8の係止爪81cが第2筐体52の係止凹部54に合致すると、カバー8の係止爪81cが、その弾性によって係止凹部54に入り込む。
そして、図7に示すように、カバー8における側壁81の端部81aは、第2筐体52の嵌入溝53の奥まで入り込むように入れられる。この状態で、外周受け片54が、カバー8における側壁81の端部81aの外周側に配設された状態になるとともに、撮像装置本体10の第1筐体51および第2筐体52が、カバー8の収納部82に収納された状態になる。
また、この実施形態では、この状態で、係止爪81cと係止凹部55の内壁面55aとが所定の距離だけ離れている。この係止爪81cの先端面から、これに対向する係止凹部55の内壁面55aまでの距離L5は、外周受け片54とカバー8の側壁81とが重なった重なり長さL6よりも短く設定されている。このようにして、係止爪81cが係止凹部55の内壁面55aに当接して係止した状態で、外周受け片54とカバー8の側壁81とが重なって外周受け片54がカバー8の外周側へ広がることを防止することができるようになっている。
なお、センサー保持部材7は、カバー8を装着した後に、第2筐体52に取り付けられてもよい。
以上のように構成された撮像装置10は、カバー8の端部81aが第2筐体52の嵌入溝53に入っているとともに、外周受け片54が、カバー8における側壁81の端部81aの外周側に配設されているため、例えばカバー8に外力がかかった場合でも、カバー8の端部81aが外周側へ逃げて広がることを防止することができる。
これによって、カバー8の端部81aが撮像装置本体10の外周側に突出することが防止され、撮像装置10が携帯電話機等の機器に装備された場合に、撮像装置10のカバー8が他の部材と接触することが防止される。
また、嵌入溝53および外周受け片54が、合成樹脂製の第2筐体52に形成されるため、第1実施形態の撮像装置10は、第2筐体52の成形に際して一体的に嵌入溝53および外周受け片54を形成することができる。このため、第1実施形態の撮像装置10は、形成が容易である。
なお、第1実施形態では、広がり防止部は、嵌入溝53と外周受け片54とから構成されているが、この形態のものに限らず、適宜に変更できる。例えば、広がり防止部は、嵌入溝53と外周受け片54とのいずれか一方のみから構成されたものでもよく、また例えば4片のうちの一方における互いに対向する一対の各辺には嵌入溝53が設けられ、4片のうちの他方における互いに対向する一対の各辺には外周受け片54が設けられたものでもよく、適宜に変更できる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の撮像装置100について説明する。第1実施形態では、広がり防止部としての嵌入溝53および外周受け片54が第2筐体52に設けられていたが、この第2実施形態では、広がり防止部は、センサー保持部材107に設けられている。
より詳しくは、第2実施形態の第2筐体152は、図8に示すように、第1実施形態に設けられていたカバー端部用受け部52bを有しておらず、その外周がカバー8の収納部82の内側に配設されて収納部82に収納されるように形成されている。
一方、第2実施形態のセンサー保持部材107は、図8ないし図11に示すように、センサー保持部材107の前面における外周側の4箇所に、前面から前方に突出した突片状の広がり防止部としての外周受け片154を備えている。
これら外周受け片154は、互いに対向する2つのもの同士の内距離が、対応するカバー8の対向する2つの外側壁81同士の外距離と同程度に設定されている。
そして、このセンサー保持部材107が第2筐体152に取り付けられた状態で、外周受け片154と第2筐体152の外周との間に、それらによってカバー108を嵌入する嵌入溝153が形成されるようになっている。その他は、第1実施形態のものと同構成を採っており、ここでは、その説明を省略する。
このように構成された第2実施形態では、カバー8が撮像装置本体に装着された状態では、カバー8の端部18aは、外周受け片154の内側に配設されている。
したがって、第2実施形態の撮像装置100も、例えばカバー8に外力がかかった場合でも、カバー8の端部81aが外周側へ逃げて広がることを防止することができる。
また、外周受け片154が、合成樹脂製のセンサー保持部材107に形成されるため、第2実施形態の撮像装置100は、センサー保持部材107の成形に際して一体的に外周受け片154を形成することができる。このため、第2実施形態の撮像装置100は、形成が容易である。
なお、図8ないし図11に示す例では、外周受け片154は、4辺の4箇所に備えられているが、センサー保持部材107の前面から前方に突出した、外周全周に亘って設けられた略矩形の環状突片状の部材であってもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態の撮像装置200について説明する。第3実施形態の広がり防止部は、第2実施形態の広がり防止部と同様に、センサー保持部材207(図14参照)に設けられているが、第3実施形態では、広がり防止部は、嵌入溝253から構成されている。
より詳しくは、図13に示すように、第3実施形態のカバー208の4つの側壁281は、それぞれ、端部に溝挿入片282を備えている。
センサー保持部材207は、図14および図15に示すように前面に、カバー208の溝挿入片282に対応する位置に、溝挿入片282を嵌入する嵌入溝253を備えている。その他は、第2実施形態のものと同構成を採っており、ここでは、その説明を省略する。
このように構成された第3実施形態では、カバー208が撮像装置本体に装着された状態では、カバー208における側壁281の溝挿入片282が嵌入溝253に配設されている。
したがって、第3実施形態の撮像装置200も、例えばカバー208に外力がかかった場合でも、カバー208の端部281aが、外周側へ逃げて広がることを防止することができる。
また、嵌入溝253が、合成樹脂製のセンサー保持部材207に形成されるため、第3実施形態の撮像装置200は、センサー保持部材207の成形に際して一体的に嵌入溝253を形成することができる。このため、第3実施形態の撮像装置200は、形成が容易である。
なお、図12ないし図15に示す例では、嵌入溝253は、4辺の4箇所に備えられているが、センサー保持部材207の前面から前後方向に所定の深さで、外周全周に亘って形成された略矩形の環状凹部であってもよい。
また、上記第2実施形態では、広がり防止部として外周受け片154から構成し、上記第3実施形態では、広がり防止部として嵌入溝253から構成したが、この形態のものに限らず、広がり防止部として嵌入溝と外周受け片との両方をセンサー保持部材に形成してよく、適宜に変更できる。
また、上記第1実施形態では、広がり防止部は、第2筐体に設けられ、上記第2および第3実施形態では、広がり防止部は、センサー保持部材107、207に設けられたが、例えば広がり防止部は、第2筐体とセンサー保持部材との両方に設けてもよく、適宜に変更できる。
本明細書は、上記のように様々な態様の技術を開示しているが、そのうち主な技術を以下に纏める。
一態様にかかる撮像装置は、撮像装置本体と、四角形状の前壁および側壁を有するカバーとを備え、前記カバーは、前記側壁が前記撮像装置本体の外周を覆うようにして前記撮像装置本体に装着され、前記側壁は、前記前壁から略直角に折り曲げ成形され、前記撮像装置本体は、前記装着された側壁の端部が外周側(外方向)に広がらないように規制する広がり防止部を備えている。
このような撮像装置は、例えば撮像装置本体に装着されたカバーに外力がかかった場合でも、広がり防止部によって、カバーが撓んでカバーの側壁の端部が撮像装置本体の外周側に逃げて広がることを防止することができる。これによって、例えば撮像装置が組み込まれた携帯電話等の機器における他の部品と前記撮像装置が干渉するおそれを少なくすることができる。このため、信頼性の高い撮像装置が提供される。
また、他の一態様では、上述の撮像装置において、前記撮像装置本体は、レンズを保持した筐体を備え、前記広がり防止部は、前記筐体に設けられ、前記装着された側壁の端部を外周側から規制する外周受け片を備えている。
このような撮像装置では、撮像装置本体の筐体が外周受け片を備えるため、追加の部品が不要である。したがって、このような撮像装置は、従来よりも部品点数が多くなることを防止することができ、そのため、組立性を損なうことがない。また、カバーと筐体との間を接着する必要がないため、組立性を損なうことがない。
また、他の一態様では、これら上述の撮像装置において、前記撮像装置本体は、レンズを保持した筐体を備え、前記広がり防止部は、前記筐体に設けられ、前記側壁の端部を嵌め入れる嵌入溝を備えている。
このような撮像装置では、撮像装置本体の筐体が、カバーの側壁の端部を嵌め入れる嵌入溝を備えるため、追加の部品が不要である。したがって、このような撮像装置は、従来よりも部品点数が多くなることを防止することができ、そのため、組立性を損なうことがない。また、カバーと筐体との間を接着する必要がないため、組立性を損なうことがない。
また、他の一態様では、これら上述の撮像装置において、前記撮像装置本体は、撮像素子を保持したセンサー保持部材を備え、前記広がり防止部は、前記センサー保持部材に設けられ、前記装着された側壁の端部を外周側から規制する外周受け片を備えている。
このような撮像装置では、撮像装置本体のセンサー保持部材が外周受け片を備えるため、追加の部品が不要である。したがって、このような撮像装置は、従来よりも部品点数が多くなることを防止することができ、組立性を損なうことがない。また、カバーと筐体との間を接着する必要がないため、組立性を損なうことがない。
また、他の一態様では、これら上述の撮像装置において、前記撮像装置本体は、撮像素子を保持したセンサー保持部材を備え、前記広がり防止部は、前記センサー保持部材に設けられ、前記側壁の端部を嵌め入れる嵌入溝を備えている。
このような撮像装置では、撮像装置本体のセンサー保持部材が外周受け片を備えるため、追加の部品が不要である。したがって、このような撮像装置は、従来よりも部品点数が多くなることを防止することができ、組立性を損なうことがない。また、カバーと筐体との間を接着する必要がないため、組立性を損なうことがない。
また、他の一態様では、これら上述の撮像装置において、前記カバーおよび筐体のうちのいずれか一方は、係止凹部を備え、前記カバーおよび筐体のうちのいずれか他方は、前記係止凹部と係止する係止凸部を備え、前記広がり防止部は、前記係止凸部と係止凹部とが係止された状態で、前記側壁の端部が外周側に広がらないように規制している。
このような撮像装置は、カバーが筐体に係止された状態で、常時、広がり防止部によって、カバーの側壁の端部が外周側に広がることを防止することができる。このため、より一層、信頼性の高い撮像装置が提供される。
また、他の一態様では、これら上述の撮像装置において、前記カバーは、金属平板が曲げ形成された一体部品であり、前記前壁は、被写体からの光をレンズに入射するための開口部を備え、前記側壁は、電磁ノイズを遮蔽する平板部を備える。
このような撮像装置は、カバーが金属平板を曲げ形成した一体部品であるため、加工性がよい。また、このような撮像装置は、前記側壁が電磁ノイズを遮蔽する平板部を備えるため、撮像装置本体内で発生する電磁ノイズが外に漏れることを防止することができる。
この出願は、2011年9月15日に出願された日本国特許出願特願2011−201487を基礎とするものであり、その内容は、本願に含まれるものである。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
本発明によれば、撮像装置を提供することができる。

Claims (7)

  1. 撮像装置本体と、
    四角形状の前壁および側壁を有するカバーとを備え、
    前記カバーは、前記側壁が前記撮像装置本体の外周を覆うようにして前記撮像装置本体に装着され、
    前記側壁は、前記前壁から略直角に折り曲げ成形され、
    前記撮像装置本体は、前記装着された側壁の端部が外周側に広がらないように規制する広がり防止部を備えていること
    を特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像装置本体は、レンズを保持した筐体を備え、
    前記広がり防止部は、前記筐体に設けられ、前記装着された側壁の端部を外周側から規制する外周受け片を備えていること
    を特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像装置本体は、レンズを保持した筐体を備え、
    前記広がり防止部は、前記筐体に設けられ、前記側壁の端部を嵌め入れる嵌入溝を備えていること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像装置本体は、撮像素子を保持したセンサー保持部材を備え、
    前記広がり防止部は、前記センサー保持部材に設けられ、前記装着された側壁の端部を外周側から規制する外周受け片を備えていること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像装置本体は、撮像素子を保持したセンサー保持部材を備え、
    前記広がり防止部は、前記センサー保持部材に設けられ、前記側壁の端部を嵌め入れる嵌入溝を備えていること
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記カバーおよび筐体のうちのいずれか一方は、係止凹部を備え、
    前記カバーおよび筐体のうちのいずれか他方は、前記係止凹部と係止する係止凸部を備え、
    前記広がり防止部は、前記係止凸部と係止凹部とが係止された状態で、前記側壁の端部が外周側に広がらないように規制していること
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記カバーは、金属平板が曲げ形成された一体部品であり、
    前記前壁は、被写体からの光をレンズに入射するための開口部を備え、
    前記側壁は、電磁ノイズを遮蔽する平板部を備えること
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の撮像装置。
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