JPWO2013032008A1 - 画像処理装置、プログラム - Google Patents

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Abstract

画像処理装置は、被写体像が撮像された第1の撮像画像から階調が失われた画像領域を特定する特定部と、前記第1の撮像画像と同一被写体が撮像されている第2の撮像画像を前記第1の撮像画像に位置合わせして、前記特定部により特定された画像領域に対応する像構造を抽出して、像構造画像を生成する像構造画像生成部と、前記像構造画像生成部により生成された前記像構造画像と前記第1の撮像画像とを合成して前記第1の撮像画像の前記画像領域を補間する補間部と、を備える。

Description

本発明は、画像処理装置およびプログラムに関するものである。
従来、画像処理装置では、HDR(High Dynamic Range)合成によって白とびや黒つぶれを抑えた画像を作成している(特許文献1参照)。このような画像処理装置においては、同一の撮影シーンに対して被写体の明部を重視した露出の画像と、被写体の暗部を重視した露出の画像とを連続撮影し、これら2枚の画像を合成処理して白とびや黒つぶれを抑えた画像を作成している。
日本国特開2011−15380号公報
しかしながら、HDR合成では、違和感のある合成画像となる場合があった。
本発明の第1の態様によると、画像処理装置は、被写体像が撮像された第1の撮像画像から階調が失われた画像領域を特定する特定部と、第1の撮像画像と同一被写体が撮像されている第2の撮像画像を第1の撮像画像に位置合わせして、特定部により特定された画像領域に対応する像構造を抽出して、像構造画像を生成する像構造画像生成部と、像構造画像生成部により生成された像構造画像と第1の撮像画像とを合成して第1の撮像画像の画像領域を補間する補間部と、を備える。
本発明の第2の態様によると、第1の態様の画像処理装置において、階調が失われた画像領域とは、黒つぶれ、白とび、および色飽和のいずれか少なくとも一つが発生した画像領域を含むのが好ましい。
本発明の第3の態様によると、第2の態様の画像処理装置において、黒つぶれが発生した画像領域とは、輝度が第1の閾値以下の画素が所定数以上連結した画素塊であり、白とびが発生した画像領域とは、輝度が第2の閾値以上の画素が所定数以上連結した画素塊であり、色飽和が発生した画像領域とは、彩度が第3の閾値以上の画素が所定数以上連結した画素塊であるのが好ましい。
本発明の第4の態様によると、第3の態様の画像処理装置において、第1の閾値の設定値もしくは第2の閾値の設定値またはその両方を変更する閾値設定部を更に備え、閾値設定部は、第1の撮像画像の輝度ヒストグラムを生成して、輝度ヒストグラムを複数のグループに分割して、複数のグループのうち、度数が零でない最小の階級を含む第1のグループについて現フレームの積分値と前フレームの当該グループの積分値との間の第1の差分を算出して、複数のグループのうち、度数が零でない最大の階級を含む第2のグループについて現フレームの積分値と前フレームの当該グループの積分値との間の第2の差分を算出して、第1の差分が所定値以上であったとき、第1のグループの最大値を第1の閾値に設定して、第2の差分が所定値以上であったとき、第2のグループの最小値を第2の閾値に設定するのが好ましい。
本発明の第5の態様によると、第1から第4のいずれかの態様の画像処理装置において、像構造は、画像の輪郭を少なくとも含むのが好ましい。
本発明の第6の態様によると、第5の態様の画像処理装置において、像構造は、画像の輝度の階調情報をさらに含むのが好ましい。
本発明の第7の態様によると、第1の態様から第6の態様のいずれかの画像処理装置において、第1の撮像画像および第2の撮像画像を撮像する撮像部を備えるのが好ましい。
本発明の第8の態様によると、プログラムは、コンピュータに、被写体像が撮像された第1の撮像画像から階調が失われた画像領域を特定する特定機能と、第1の撮像画像と同一被写体が撮像されている第2の撮像画像を第1の撮像画像に位置合わせして、特定部により特定された画像領域に対応する像構造を抽出して、像構造画像を生成する像構造画像生成機能と、像構造画像生成部により生成された像構造画像と第1の撮像画像とを合成して第1の撮像画像の画像領域を補間する補間機能と、を実現させる。
本発明の第9の態様によると、画像処理装置は、記録部に記録された動画像を構成するフレーム画像の中から露出補正が必要な対象フレーム画像を抽出するフレーム画像抽出部と、対象フレーム画像において、階調が失われた画像領域を特定する特定部と、動画像を構成する対象フレーム画像以外のフレーム画像を用いて階調が失われた画像領域の構造を推定する推定部と、フレーム画像の階調が失われた画像領域を推定部による推定結果を用いて補間する補間部と、備える。
本発明の第10の態様によると、第9の態様の画像処理装置において、特定部は、フレーム画像内の輝度分布に基づいて階調が失われた画像領域を特定するのが好ましい。
本発明の第11の態様によると、第9または第10の態様の画像処理装置において、推定部は、対象フレーム画像以外のフレーム画像を用いて階調が失われた画像領域のテクスチャ画像を生成し、補間部は、テクスチャ画像を階調が失われた画像領域に合成して補間するのが好ましい。
本発明の第12の態様によると、第9の態様から第11の態様のいずれかの画像処理装置において、被写体光を撮像する撮像素子をさらに備え、記録部は、撮像素子からの撮像信号に基づく動画像を記録するのが好ましい。
本発明によれば、黒つぶれ、白とび、色飽和などの階調変化が実質的に欠落している画像領域を適正に補間することができる。
図1は、第1の実施の形態に係るデジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。 図2は、第1の実施の形態に係るデジタルカメラによる動画撮影処理を示すフローチャートである。 図3は、動画撮影における時間経過に伴う各フレーム画像の所定領域の輝度の推移を示すグラフである。 図4(a)は、図3の時間t=4で生成されたフレーム画像である。図4(b)は、図4(a)のフレーム画像に対してトーンカーブによる露出補正を行った画像を示す図である。 図5は、フレーム画像から特定した黒つぶれ領域を示す図である。 図6は、図3の時間t=3で生成されたフレーム画像である。 図7は、図3の時間t=3で生成されたフレーム画像に基づくテクスチャ画像である。 図8は、黒つぶれ領域に該当するテクスチャ画像を示す図である。 図9(a)は、テクスチャ画像を合成することにより黒つぶれ領域を補間したフレーム画像を示す図である。図9(b)は、図9(a)のフレーム画像に対してトーンカーブによる露出補正を行った画像を示す図である。 図10は、第2の実施の形態による画像処理装置としてのデジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。 図11(a)は階調が失われた画像の一例であって、黒つぶれにより階調が失われた画像を示す図である。図11(b)は階調が失われていない画像の一例である。図11(c)は特定部により特定される画像領域を例示した図である。 図12は、図11(a)の画像に対してトーンカーブによる露出補正を行った画像の一例を示す図である。 図13は、特定部の処理を表すフローチャートである。 図14(a)は、図11(b)の画像の像構造を示す図である。図14(b)は、像構造画像の一例を示す図である。 図15は、像構造画像生成部の処理を表すフローチャートである。 図16は、補間部の処理を表すフローチャートである。 図17(a)は、像構造画像を半透明合成した画像の一例を示す図である。図17(b)は、図17(a)の画像に対してトーンカーブによる露出補正を行った画像の一例を示す図である。 図18は、画像処理装置の階調補間処理を表すフローチャートの一例である。 図19は、図13における第1閾値および第2閾値を設定する処理に関するフローチャートである。 図20は、図13における第1閾値および第2閾値を設定する処理に関するフローチャートである。 図21は、輝度ヒストグラムの分割例を示す図である。 図22は、制御プログラムの提供の様子を示す図である。
(第1の実施の形態)
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る画像処理装置としてのデジタルカメラについて説明する。図1は実施の形態に係るデジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。図1に示すように、デジタルカメラ2はマイクロプロセッサ等により構成され、デジタルカメラ2の各部を統括的に制御する制御部4を備えている。制御部4には、表示部6、撮像素子8、操作部10、記録媒体12、記憶部14及びバッファメモリ16が接続されている。
表示部6はデジタルカメラ2の筐体背面に設けられ、撮像素子8からの撮像信号に基づくスルー画像や記録媒体12に記録されている画像データに基づく静止画像や動画像を表示する。撮像素子8は、CCDまたはCMOS等により構成され、撮影レンズ18を介した被写体光を撮像して撮像信号を制御部4に対して出力する。制御部4は撮像素子8から出力された撮像信号に対して解像度調整、露出調整等の画像処理を行って動画像、スルー画像等の画像データを生成する。
操作部10は、レリーズ指示を行うレリーズボタン、被写体の撮像を行う撮影モードの切換えを行うモードボタン、メニュー項目等の選択や様々な設定時に操作される十字キー、メニュー項目等の選択や様々な設定に対する確定操作を行うためのOKボタン等を含んで構成されている。
記録媒体12は、カードスロット(図示せず)に着脱可能に装着される可搬性を有する例えばCFカード、SDカード、スマートメディア等である。この記録媒体12には、制御部4において生成された静止画データや動画像データが記録される。
記憶部14は、動画撮影が行われた際に撮像素子8から出力される撮像信号に基づくフレーム画像の輝度分布から、輝度がゼロまたは所定値以下になっている画素群をフレーム画像の黒つぶれ領域として特定するための面積の値等を記憶する。バッファメモリ16は、動画像の撮影が行われた場合に撮像素子8からの撮像信号に基づくフレーム画像を一時的に記憶する。
次に図2に示すフローチャートを参照してデジタルカメラ2による動画像撮影処理について説明する。先ずユーザは操作部10によって動画撮影モードを設定し、動画撮影開始を指示するレリーズボタンを押下する。これにより制御部4は動画像の撮影を開始し、撮像素子8からの撮像信号に基づいてフレーム画像を生成してバッファメモリ16に記憶させる。なお制御部4はユーザによる再度のレリーズボタン押下による動画撮影終了の指示まで、継続してバッファメモリ16にフレーム画像を記憶させる。
制御部4は、バッファメモリ16に記憶されているフレーム画像を古い順に読み出す(ステップS1)。制御部4は、読み出したフレーム画像の輝度分布を検出し(ステップS2)、検出した輝度分布を記憶部14に一時的に記憶する。
制御部4は、最初に読み出したフレーム画像に対してホワイトバランスや輪郭強調等の所定の画像処理を施して記録媒体12に記録させる。制御部4は、2番目以降に読み出したフレーム画像については検出した輝度分布を、記憶部14に記憶されている前のフレーム画像の輝度分布と比較し、その比較結果に基づいてフレーム画像に対して露出調整が必要か否かを判別する(ステップS3)。即ち制御部4は、前のフレーム画像の輝度分布との比較結果から、現フレーム画像の明部が一定量減衰していた場合、現フレーム画像に対して露出調整が必要であると判別し(ステップS3、Yes)、露出調整が必要な対象フレーム画像として抽出する。
制御部4は対象フレーム画像において黒つぶれ領域を特定する(ステップS4)。具体的には、制御部4は輝度がゼロまたは所定値以下になっている画素群の面積の内、記憶部14に記憶された面積の値以上の面積となっている画素群を黒つぶれ領域として特定する。
ここで図3は動画撮影における時間経過に伴う各フレーム画像の所定領域の輝度の推移を示すグラフであり、横軸が時間(t)、縦軸が輝度(Y)を示し、時間t=4で生成されたフレーム画像の所定領域の輝度が前後のフレーム画像の所定領域の輝度と比較して大きく低下した様子を示している。なお所定領域は時間t=4において黒つぶれ領域として特定される領域である。この図3に示す動画撮影による動画像においては時間t=4で生成されたフレーム画像の所定領域の輝度が前後のフレーム画像の所定領域の輝度と比較して大きく低下しているため、時間t=4で生成されたフレーム画像は露出調整が必要な対象フレーム画像として抽出され、この対象フレーム画像において黒つぶれ領域が特定される。
ここで、動画像撮影の対象が、室内において窓から見える風景を撮影したものである場合に、時間t=4で生成されたフレーム画像が図4(a)に示すように窓から見える風景は明るく表示され、それ以外の部分が暗く表示されていた場合、このフレーム画像に対してはトーンカーブによる階調調整やゲインを上げる調整等を行なったとしても、図4(b)に示すように明るく写っていた風景の構造は浮かび上がるが、黒つぶれ領域は暗いままとなる。なお、図4(a)と図4(b)を模式的に表した図をそれぞれ図11(a)と図12に示す。
従って制御部4は、黒つぶれ領域を特定して黒つぶれ領域の構造を推定する。即ち図4(a)に示すフレーム画像が対象フレーム画像として抽出された場合、制御部4は図5に示すように窓から見える風景以外の部分を黒つぶれ領域として特定する。そして制御部4は、特定された黒つぶれ領域の構造の推定を行なう(ステップS5)。即ち制御部4は、対象フレーム画像とその前後に生成された何れかのフレーム画像との位置合わせ処理を行なって黒つぶれ領域に該当する箇所の構造の推定を行なう。なお、図4(a)と図5とを模式的に表した図をそれぞれ図11(a)と図11(c)に示す。
なお位置合わせ処理については、公知の技術である垂直方向、水平方向、回転方向、スケールの変更、アフィン変換等の複数軸によるLK法を適用すれば、黒つぶれ領域に該当する物体の位置合わせを高い精度で行なうことができる。換言すると、位置合わせ処理は、公知の技術である垂直方向および水平方向の平行移動、回転、スケールの変更、アフィン変換等の操作を用いたLucas−Kanade法を適用すれば、黒つぶれ領域に該当する物体の位置合わせを高い精度で行なうことができる。
即ち、例えばバッファメモリ16に記録されている時間t=3で生成されたフレーム画像(以下、前フレーム画像という。)を用いて黒つぶれ領域の構造の推定を行なう場合には、制御部4は、先ず図6に示すように黒つぶれ領域の構造が写っている前フレーム画像のテクスチャ画像を生成する。このテクスチャ画像は、図7に示すように黒つぶれ領域を含めた前フレーム画像の構造が表示された画像となる。次に制御部4は、テクスチャ画像に基づいて黒つぶれ領域、即ち図8に示すように窓から見える風景以外の領域の構造を推定する。なお、図6、図7、図8を模式的に表した図をそれぞれ図11(b)、図14(a)、図14(b)に示す。
制御部4は、推定した黒つぶれ領域の構造を用いて黒つぶれ領域の補間を行なう(ステップS6)。即ち制御部4は、対象フレーム画像における黒つぶれ領域にテクスチャ画像から推定した構造を合成する。これにより対象フレーム画像は図9(a)に示すように黒つぶれ領域の構造の情報を有するフレーム画像となる。従って制御部4により、対象フレーム画像に対してトーンカーブによる階調調整を行なうことにより、図9(b)に示すように黒つぶれ領域の構造が浮かび上がったフレーム画像を得ることができる。なお、図9(a)と図9(b)を模式的に表した図をそれぞれ図17(a)と図17(b)に示す。
制御部4は、ステップS6で黒つぶれ領域の補間を行なった後、又はステップS3で露出調整が必要無いと判別した場合(ステップS3、No)、フレーム画像に所定の画像処理を行なって記録媒体12に記録させる(ステップS7)。フレーム画像を記録媒体12に記録させた後、制御部4はバッファメモリ16にフレーム画像が残っているか否かを判断する(ステップS8)。制御部4は、バッファメモリ16にフレーム画像が残っていると判断したとき(ステップS8、Yes)、ステップS1に戻り、次のフレーム画像を読み出して、そのフレーム画像の輝度分布を検出する。また制御部4は、バッファメモリ16にフレーム画像が残っていないと判断したとき(ステップS8、No)、動画像撮影処理を終了する。
この実施の形態のデジタルカメラにおいては、黒つぶれ領域のテクスチャを補間したフレーム画像を生成することができる。従って、露出調整でゲイン処理がなされた場合においても違和感のない画像を生成することができる。また対象フレーム画像における黒つぶれ領域のみを補間するので、HDR合成のように2枚のフレーム画像を合成したときに背景等がブレて写ってしまうことを防止できる。
なお、上述した実施の形態においては、動画撮影時に、フレーム画像における黒つぶれ領域の補間を行なった場合を例に説明したが、動画撮影後に黒つぶれ領域の補間を行なうようにしてもよい。その場合には記録媒体12に記録した各フレーム画像において、前後のフレーム画像と輝度分布を比較し、比較結果から露出調整が必要なフレーム画像を抽出し、抽出したフレーム画像の前後のフレーム画像を用い、上述した黒つぶれ領域の推定や、黒つぶれ領域の補間を行なえばよい。
また、黒つぶれ領域の構造の推定は、前後のフレーム画像の位置合わせ処理後に黒つぶれ領域を小領域に細分化し、各小領域のベクトルを算出し、前後のフレーム画像と対象となるフレーム画像との案分から構造を推定する方法を用いてもよい。
さらに、本願では画像の黒つぶれを例にとって説明したが、第1の実施形態はもちろん、画像の黒つぶれに限らず、白とび・階調飽和等、画像の階調が欠如した領域の補間にも適用することができる。
以上、本発明を上述の実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る画像処理装置としてのデジタルカメラについて説明する。図10は、デジタルカメラ1のブロック構成図である。デジタルカメラ1は、静止画像の撮影、動画像の撮影、連写撮影を行うことができる。図10に示されるようにデジタルカメラ1は、制御部3と表示部5と撮像素子7と操作部9と記録媒体11と記憶部13とバッファメモリ15と撮影レンズ17とを備える。
制御部3は、たとえばマイクロプロセッサ等により構成される。制御部3は、記憶部13に記憶されているデジタルカメラ1の制御に関する制御プログラム131を実行することで、デジタルカメラ1の各部を制御することができる。たとえば、制御部3は、詳細を後述する画像処理部31として機能する。
表示部5は、たとえばデジタルカメラ1の筐体背面に設けられた液晶表示装置である。
表示部5には、たとえば各種メニュー画面、撮像素子7からの撮像信号に基づくスルー画像、記録媒体11に記録されている画像データに基づく静止画像や動画像などが表示される。
撮像素子7は、たとえばCCDまたはCMOS等により構成される。撮影レンズ17を通過した被写体からの光束は撮像素子7の撮像面に導かれる。撮像素子7は、その撮像面に結像された被写体像を撮像する。撮像素子7の撮像面には、たとえば赤(R)のカラーフィルタが設けられた撮像画素と、緑(G)のカラーフィルタが設けられた撮像画素と、青(B)のカラーフィルタが設けられた撮像画素とがベイヤ配列で配置されている。撮像素子7は、RGB表色系の撮像信号を制御部3に向けて出力する。制御部3は、撮像信号を所定階調(たとえば、256階調)のデジタル信号にA/D変換すると共に、画像処理部31にて種々の画像処理を行って、動画像、静止画像、スルー画像等の画像データを生成する。
操作部9は、ユーザがデジタルカメラ1に対して入力操作を行うための操作部材を含む。たとえば、操作部9には、たとえばデジタルカメラ1の電源スイッチ、レリーズ指示を行うレリーズボタン、被写体の撮像を行う撮影モードの切換えを行うモードボタン、メニュー項目等の選択や様々な設定時に操作される十字キー、メニュー項目等の選択や様々な設定に対する確定操作を行うためのOKボタン等を含んで構成されている。
記録媒体11は、不揮発性の記憶領域を有する。記録媒体11は、たとえばCFカード、SDカード等で実装される。記録媒体11には、制御部3が生成した画像データなどが記録される。
記憶部13は、ROM、ハードディスク、フラッシュメモリなどで構成される。記憶部13には、制御プログラム131が記憶されると共に、デジタルカメラ1の設定に関する情報などが記憶されている。
バッファメモリ15は、RAMなどで構成され、データを一時的に記憶する記憶領域を有する。たとえば動画像の撮影が行われているとき、バッファメモリ15には、フレームごとの画像が一時的に記憶される。なお、各フレームの画像は、撮像素子7からの撮像信号に基づいて画像処理部31により生成される。
デジタルカメラ1などの撮像装置を用いた撮影において、露出等に関する設定が適切に行われない場合、画像データにおいて黒つぶれや白とびと呼ばれる現象が発生することがある。黒つぶれとは、被写体像の暗い部分における階調が失われた状態であって、たとえば被写体像の暗い部分に対応する各画素位置の輝度が一様に最小値(たとえば、零)となった状態である。白とびとは、被写体像の明るい部分における階調が失われた状態であって、たとえば被写体像の明るい部分に対応する各画素位置の輝度が一様に最大値となった状態である。
また、デジタルカメラ1などの撮像装置を用いた撮影において、コントラスト等に関する設定が適切に行われない場合、色飽和と呼ばれる現象が発生することがある。色飽和とは、被写体像の同一色相の部分における階調が失われた状態であって、たとえば所定色相の被写体(たとえば、赤色の花)が撮像された画素位置の彩度が一様に最大値となった状態である。
失われた階調は、トーンカーブ等による調整では復元することができない。たとえば、黒つぶれが発生した画像領域(画素塊)に対してトーンカーブ等による調整を行ったとしても、その黒つぶれが発生した画像領域が一様に明るくなるだけである。
画像処理部31は、このような階調が失われた画像を補間するために階調補間処理と称する画像処理を実行することができる。図10には、階調補間処理に用いられる特定部311と像構造画像生成部312と補間部313と閾値設定部314とが図示されている。
(特定部311)
特定部311は、デジタルカメラ1で撮像されバッファメモリ15あるいは記録媒体11に記録された画像データから以下の条件に適合する画像領域(画素塊)を特定し、階調補間処理の対象となる画像の画像データをバッファメモリ15に記録する。
第1条件:輝度が第1閾値以下の画素が所定数以上連結した画像領域(画素塊)
第2条件:輝度が第2閾値以上の画素が所定数以上連結した画像領域(画素塊)
第3条件:彩度が第3閾値以上の画素が所定数以上連結した画像領域(画素塊)
第1条件に適合する画像領域(画素塊)には、黒つぶれが発生した画素が含まれる。第2条件に適合する画像領域(画素塊)には、白とびが発生した画素が含まれる。第3条件に適合する画像領域(画素塊)には、色飽和が発生した画素が含まれる。第1閾値、第2閾値、第3閾値は、予め設定された所定の値としてもよいし、閾値設定部314によりその設定値を変更することにしてもよい。
図11(a)−(c)を用いて、特定部311について説明する。図11(a)には、黒つぶれが発生した撮像画像100が例示されている。図11(b)は、デジタルカメラ1の露出を適切に設定して図11(a)と同一の被写体を撮影した撮像画像を示す。なお、図11以降の図面では、撮像画素ごとの輝度がハッチングの濃さで表現されており、ハッチングが濃いほど暗いことを表す。
図11(b)に例示した撮像画像110には、窓の画像領域101と、「SOUTH EAST」という文字による案内表示の文字像102が撮像されている。図11(a)の撮像画像100は、図11(b)の撮像画像110よりも全体的に暗く、窓の画像領域101以外の画像領域103において黒つぶれが発生している。そのため、図11(a)では、案内表示の文字像102に関する階調が失われている。なお、図11(a)の撮像画像100に対して、トーンカーブを用いた露出調整を適用したとしても、図12に示す画像130のように黒つぶれにより失われた案内表示の文字像102に関する階調は復元しない。
図11(c)には、図11(a)の撮影画像100に対して、特定部311の処理を適用した画像120が例示されている。図11(c)に示される画像120には、図11(a)のうち特定部311により第1条件に適合する画像領域103が特定されている。また、画像120には、図11(a)において階調が失われていなかった窓の画像領域101の像は特定部311により特定されていない。
図13は、特定部311に関するフローチャートの一例である。図13に示す処理は、バッファメモリ15に画像データが記録されたときに制御部3により実行される。ステップS200では、制御部3は、輝度が第1閾値以下の画素が所定数以上連結した画像領域を抽出する。この処理により第1条件に適合する画像領域が抽出される。ステップS201では、制御部3は、ステップS200で抽出された画像領域に関する画像データをバッファメモリ15に記録する。図11に示す例では、制御部3は、図11(c)の画像120に関する画像データをバッファメモリ15に記録する。
ステップS202では、制御部3は、輝度が第2閾値以上の画素が所定数以上連結した画像領域を抽出する。この処理により第2条件に適合する画像領域が抽出される。ステップS203では、制御部3は、ステップS202で抽出された画像領域に関する画像データをバッファメモリ15に記録する。なお、図11に示す例では、第2条件を満たす領域は存在しない。
ステップS204では、制御部3は、彩度が第3閾値以上の画素が所定数以上連結した画像領域を抽出する。この処理により第3条件に適合する画像領域が抽出される。ステップS205では、制御部3は、ステップS204で抽出された画像領域に関する画像データをバッファメモリ15に記録する。なお、図11に示す例では、第3条件を満たす領域は存在しない。
以降、特定部311により画像領域が特定された撮像画像の画像情報のことを補間画像データGと称する。また、特定部311によりバッファメモリ15に記録された第1条件、第2条件、または第3条件に適合する画像領域に関する画像データのことを対象画像データGと称する。なお、対象画像データGは、適合した条件ごとに異なる画像情報としてバッファメモリ15に記録されている。対象画像データGにおいて、特定部311により特定されなかった画像領域については、所定のマスク用データが記憶されている。
(像構造画像生成部312)
像構造画像生成部312は、特定部311が特定した画像領域の像構造を特定する。本発明では、像構造とは、その画像領域の内側の輝度の階調情報と、その画像領域の内側にあるエッジ情報とを意味する。像構造画像生成部312は、推定した像構造について、像構造画像と称する画像データを生成する。例えば図14(b)は、図11(c)に対する像構造画像である。図14(b)には、図14(a)の画像領域のうち、図11(c)の画像領域103に対応する領域が抽出されている。
像構造画像生成部312は、参照画像データGと称する画像情報と、対象画像データGとに基づいて、像構造画像データを生成する。参照画像データGは、記録媒体11、記憶部13、バッファメモリ15などに記憶されている画像データであって、補間前画像データGとは異なる画像データであり、補間前撮像画像データGと同一の被写体が撮像された画像データである。参照画像データGは、ユーザが記録媒体11、記憶部13、バッファメモリ15などに記憶されている画像データの中から選択することにしてもよいし、像構造画像生成部312がそれらの中から選択する構成としてもよい。
参照画像データGは、特定部311によりいずれの画像領域も特定されないような撮像画像データであることが好まく、少なくとも補間対象である補間前画像データGが特定されたのと同じ種類の条件により特定されない撮像画像の画像情報であることが好ましい。補間前画像データGが撮影中の動画像のフレーム画像である場合は、現フレームの輝度分布と比較して、暗部または明部の輝度(彩度)が所定量以上異なるフレーム画像を選択することにすればよい。第1条件に関する対象画像データGに対しては明部の輝度、第2条件に関する対象画像データGに対しては暗部の輝度がそれぞれ所定量以上異なるフレーム画像、第3の条件に関する対象画像データGに対しては画像全体の彩度が所定値以上異なるフレーム画像を選択することにすればよい。
図15は、像構造画像生成部312に関するフローチャートの一例である。図15の処理は、制御部3により実行される。図15の処理開始前に、参照画像データGが選択されているものとする。
ステップS401では、制御部3は、補間前画像データGと、参照画像データGとを用いて画像の位置合わせ処理を行う。位置合わせ処理には、Lucas−Kanade法、Block Matching法などの公知の手法を用いればよい。
ステップS402では、制御部3は、位置合わせされた参照画像データGに対してエッジ検出を行う。制御部3は、エッジ検出により検出されたエッジのみのエッジ画像に関する画像データGを生成する。ステップS403では、制御部3は、位置合わせされた参照画像データGの輝度の階調情報のみを抽出した画像データGGSを生成する。例えば、制御部3は、位置合わせされた参照画像データGをグレースケールに変換して、さらに所定の階調変換を行うことにより画像データGGSを生成する。
ステップS404では、制御部3は、ステップS402で生成された画像データGと、ステップS403で生成された画像データGGSとを半透明合成して、合成画像データGC1を生成する。半透明合成には、たとえばアルファブレンドなど、公知の手法を用いればよい。図14(a)は、ステップS404で生成される合成画像の一例を示す図である。図14(a)に示される合成画像140には、窓の画像領域101および窓の画像領域101以外の画像領域103の、エッジおよび輝度の階調情報が含まれている。
ステップS405では、制御部3は、対象画像データGと画像データGC1とに基づいて像構造画像の画像データGISを生成する。例えば、対象画像データGに含まれるマスク用データに基づいて、画像データGC1のうち特定部311により特定されなかった画像領域に対応する画像データを所定のマスク用データに変更する。図14(b)は、像構造画像の一例を示す図である。図14(b)に示される像構造画像150には、図14(a)の合成画像140のうち、図11(c)の画像領域103に相当する画像が抽出されている。換言すると、マスク用データが記憶されている画像120の窓の画像領域101の内側の画像領域以外が抽出されている。
尚、本実施例では画像データに第1条件を満たす領域のみが含まれる場合を示しているが、白とびと階調飽和等複数の条件が並存する場合には、互いの条件を満たす領域データもマスク用データに変更する。例えば、補間対象画像が第2の条件を満たす領域と第3の条件を満たす領域が並存している場合には、第2のデータ領域を抽出するためには第2のデータ条件を満たさない画像領域(第3条件を満たす領域と第1〜第3の条件を満たさない領域)をマスクデータに変更し、第3のデータ領域を抽出するためには第3の条件を満たさない画像領域(第2条件を満たす領域と第1〜第3の条件を満たさない領域)をマスクデータに変更する。
(補間部313)
補間部313は、像構造画像生成部312により生成された像構造画像の画像データGISを用いて、補間前画像データGを補間する。図16は、補間部313に関するフローチャートの一例である。
図16のステップS600では、制御部3は、補間前画像データGに像構造画像の画像データGISを半透明合成して合成画像の画像データGC2を生成する。半透明合成には、たとえばアルファブレンドなど、公知の手法を用いればよい。
図17(a)は、ステップS600で生成される合成画像の一例を示す図である。図17(a)には、図11(a)の撮像画像100に図14(b)の像構造画像150を半透明合成した合成画像160が例示されている。
本発明では、補間前画像データGのうち階調が実質的に失われた画像領域に像構造を半透明合成することにより、階調を復元することができる。また、本発明によれば、特定部311により補間対象画像のうち像構造が失われた領域を特定し、特定された領域に対応する像構造画像領域のみを合成する。従って、HDRのように連続撮影した複数の撮像画像データを画像全体の階調を保ったまま合成処理しないため、自然で違和感のない補間画像が実現できる。
ステップS601では、制御部3は、合成画像の画像データGC2に対して、トーンカーブを用いた露出補正を行う。図17(b)の画像170は、図17(a)に例示される合成画像160に対してトーンカーブを用いた露出補正を行った結果を示している。図17(b)に示される画像170では、案内表示の文字像102が適切に補正されている。
ステップS601では、第1条件に適合した画像領域に対して補間する場合は、制御部3は、トーンカーブを用いた露出補正により合成画像全体が明るくなるように露出補正を行う。また、第2条件に適合した画像領域に対して補間する場合は、制御部3は、トーンカーブを用いた露出補正により合成画像全体が暗くなるように露出補正を行う。第3条件に適合した画像領域に対して補間する場合は、制御部3は、合成画像全体の輝度分布に基づいて、トーンカーブを用いた露出補正を行う。
ステップS602では、制御部3は、露出補正された合成画像の画像データGC2をバッファメモリ15に記録する。制御部3は、この画像データを用いて、補間前画像データGを差し替えてもよい。
図18は、以上で説明した各処理を用いる階調が失われた画像を補間する処理全体に関するフローチャートである。図18に示す処理は、例えば動画像を撮影しているときに、前フレームの輝度分布と現フレームの輝度分布とを比較したとき、現フレームの明部または暗部が所定量以上増減していた場合にその実行を開始する。
図18のステップS800では、制御部3は、図13に示すような特定部311の処理を実行する。ステップS801では、制御部3は、特定部311により、第1条件、第2条件、および第3条件のいずれかに適合する画像領域が特定されたか否かを判定する。制御部3は、ステップS801が肯定判定されたときステップS802に処理を進め、ステップS801が否定判定されたとき階調補間処理を終了する。ステップS802では、図15に示す像構造画像生成部312の処理を実行する。ステップS803では、図16に示す補間部313の処理を実行する。
(閾値設定部314)
閾値設定部314は、前述の第1条件の第1閾値、第2条件の第2閾値、第3条件の第3閾値の設定値をそれぞれ変更する。閾値設定部314が各閾値の設定値を変更することにより、動画像の撮影や静止画像の連写撮影などにおいて、特定部311により適切な画像領域が特定される。以下では、動画像の撮影中における第1閾値の設定を例に用いて説明する。
図19および図20は、動画像撮影時における第1閾値の設定方法に関するフローチャートである。図19の処理は、例えば動画撮影時に図18のステップS800の処理が開始される際に実行を開始する。なお、静止画像の連写撮影時においても同様の処理を実行することができる。
図19のステップS1000では、制御部3は、第1閾値を所定の設定値に初期化する。例えば、輝度の階調が256階調の場合、制御部3は、第1閾値をゼロに設定する。
ステップS1001では、制御部3は、現フレームおよび前フレームのフレーム画像に関して、輝度ヒストグラムを生成する。ステップS1002では、制御部3は、現フレームの輝度ヒストグラムを、所定の輝度値C3を境界にして黒潰れが検出されうる輝度領域0−C3とそうでない輝度領域C3−255の少なくとも二つのグループに分割する。
図21(a)は補間対象画像である現フレームの輝度ヒストグラム、図21(b)は参照画像である前フレームの輝度ヒストグラムの一例を示す図である。図21では、黒つぶれと判定される所定の輝度値を境界にして輝度0からC3を0以上C1未満のグループ、C1以上C2未満のグループ、C2以上C3未満のグループの3つに分割している。
ステップS1003では、制御部3は、現フレームのフレーム画像に対して算出されたグループ0−C1に関する輝度の積分値MCURと、前フレームのフレーム画像に対して算出されたそのグループ0−C1の輝度の積分値MPREVとの差分ΔM1を算出する。
ステップS1004では、制御部3は、差分ΔM1が所定値以上か否かを判定する。制御部3は、ステップS1004が肯定判定された場合は処理をステップS1005に進め、ステップS1004が否定判定された場合は処理を図20のステップS1006に進める。
ステップS1005では、制御部3は、第1閾値を、グループ0−C1における最大輝度値に変更する。
図20のステップS1006では、制御部3は、現フレームのフレーム画像に対して算出されたグループC1−C2に関する積分値MCURと、前フレームのフレーム画像に対して算出されたそのグループC1−C2の積分値MPREVとの差分ΔM2を算出する。ステップS1007では、制御部3は、差分ΔM2が所定値以上か否かを判定する。制御部3は、ステップS1007が肯定判定された場合は処理をステップS1008に進め、ステップS1007が否定判定された場合は処理をステップS1009に進める。
ステップS1008では、制御部3は、第1閾値を、グループC1−C2における最大輝度値に変更する。
ステップS1009では、制御部3は、現フレームのフレーム画像に対して算出されたグループC2−C3に関する積分値MCURと、前フレームのフレーム画像に対して算出されたそのグループC2−C3の積分値MPREVとの差分ΔM3を算出する。ステップS1010では、制御部3は、差分ΔM3が所定値以上か否かを判定する。制御部3は、ステップS1010が肯定判定された場合は処理をステップS1011に進め、ステップS1010が否定判定された場合は図20の処理を終了する。
ステップS1011では、制御部3は、第1閾値を、グループC2−C3における最大輝度値に変更する。
図19〜21のステップは第2閾値、第3閾値の設定にも適用できる。第2閾値の設定の場合には、例えば、図21(a)、(b)の高輝度側に設定された白とびと判定される所定の輝度値を境界にして輝度C4以上C5未満のグループ、C5以上C6未満のグループ、C6以上C7以下のグループの3つに分割する。白とびのための閾値を設定する場合図19のステップS1003以降と図20の設定フローは、C6以上C7未満のグループでの補間対象画像と参照画像との差分が所定値以上か否かの判定、C5以上C6未満のグループでの補間対象画像と参照画像との差分が所定値以上か否かの判定、C4以上C5未満のグループでの補間対象画像と参照画像との差分が所定値以上か否かの判定の順となる。また、第3閾値の設定についても、上記の第2閾値の設定の説明を“輝度”を“彩度”に置き換えることに適用可能である。
上記、閾値分割は、明るさが0から255の256階調で表現される画像の場合には、例えば、256階調を4等分し、第1閾値の条件を輝度階調0から63、適正露出領域を輝度階調63から192、第2閾値の条件を輝度階調192から255と設定される。
黒つぶれ検出領域(第1の閾値の設定範囲)、白とび検出領域(第2の閾値の設定範囲)、
彩度飽和検出領域(第3の閾値の設定範囲)、及びそれらの領域での分割数は、予め設定されていてもよいし、ユーザが設定できるように構成してもよい。
以上で説明した実施の形態によれば、以下の作用効果が得られる。
本発明による制御部3は、特定部311と、像構造画像生成部312と、補間部313として機能する。特定部311は、被写体像が撮像された補間前画像データGから黒つぶれ領域などの階調が失われた画像領域を特定する(図13)。像構造画像生成部312は、撮像画像と同一被写体が撮像されている参照画像データGを補間前画像データGに位置合わせして(図15のステップS401)、特定部311により特定された対象画像データGに対応する像構造を抽出して、像構造画像の画像データGISを生成する(図15のステップS405)。補間部313は、像構造画像生成部312により生成された像構造画像の画像データGISと補間前画像データGとを半透明合成して撮像画像の対象画像データGを補間する。このように、複数の画像データ画像全体を合成するのではなく、位置合わせした対象画像データGの像構造を補間前画像データGに半透明合成することにより、黒つぶれ、白とび、色飽和などの階調変化が実質的に欠落している画像領域を適正に補間することができる。
以上で説明した実施の形態は、以下のように変形して実施できる。
本発明は、デジタルカメラ1,2以外の画像処理装置にも適用できる。例えば、制御プログラム131が記憶されたハードディスクやフラッシュメモリなどの記録媒体が接続されたパーソナルコンピュータ、携帯電話などにも適用することができる。
また、例えばパーソナルコンピュータなどに適用する場合、上述した制御プログラム131は、CD−ROMなどの記録媒体やインターネットなどのデータ信号を通じて提供することができる。図22はその様子を示す図である。パーソナルコンピュータ400は、CD−ROM404を介してプログラムの提供を受ける。また、パーソナルコンピュータ400は通信回線401との接続機能を有する。コンピュータ402は制御プログラム131を提供するサーバーコンピュータであり、ハードディスク403などの記録媒体に制御プログラム131を格納する。通信回線401は、インターネット、パソコン通信などの通信回線、あるいは専用通信回線などである。コンピュータ402はハードディスク403を使用して制御プログラム131を読み出し、通信回線401を介して制御プログラム131をパーソナルコンピュータ400に送信する。すなわち、制御プログラム131をデータ信号として搬送波を介して、通信回線401を介して送信する。このように、制御プログラム131は、記録媒体やデータ信号(搬送波)などの種々の形態のコンピュータ読み込み可能なコンピュータプログラム製品として供給できる。
以上で説明した実施の形態や変形例はあくまで例示に過ぎず、発明の特徴が損なわれない限り本発明はこれらの内容に限定されない。また、以上で説明した実施の形態や変形例は発明の特徴が損なわれない限り組み合わせて実行してもよい。
次の優先権基礎出願の開示内容は引用文としてここに組み込まれる。
日本国特許出願2011年第191268号(2011年9月2日出願)

Claims (12)

  1. 被写体像が撮像された第1の撮像画像から階調が失われた画像領域を特定する特定部と、
    前記第1の撮像画像と同一被写体が撮像されている第2の撮像画像を前記第1の撮像画像に位置合わせして、前記特定部により特定された画像領域に対応する像構造を抽出して、像構造画像を生成する像構造画像生成部と、
    前記像構造画像生成部により生成された前記像構造画像と前記第1の撮像画像とを合成して前記第1の撮像画像の前記画像領域を補間する補間部と、
    を備える画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記階調が失われた画像領域とは、黒つぶれ、白とび、および色飽和の少なくとも一つが発生した画像領域を含む画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記黒つぶれが発生した画像領域とは、輝度が第1の閾値以下の画素が所定数以上連結した画素塊であり、
    前記白とびが発生した画像領域とは、輝度が第2の閾値以上の画素が所定数以上連結した画素塊であり、
    前記色飽和が発生した画像領域とは、彩度が第3の閾値以上の画素が所定数以上連結した画素塊である画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置において、
    前記第1の閾値の設定値もしくは前記第2の閾値の設定値またはその両方を変更する閾値設定部を更に備え、
    前記閾値設定部は、
    前記第1の撮像画像の輝度ヒストグラムを生成して、前記輝度ヒストグラムを複数のグループに分割して、
    前記複数のグループのうち、度数が零でない最小の階級を含む第1のグループについて現フレームの積分値と前フレームの当該グループの積分値との間の第1の差分を算出して、
    前記複数のグループのうち、度数が零でない最大の階級を含む第2のグループについて現フレームの積分値と前フレームの当該グループの積分値との間の第2の差分を算出して、
    前記第1の差分が所定値以上であったとき、前記第1のグループの最大値を前記第1の閾値に設定して、
    前記第2の差分が所定値以上であったとき、前記第2のグループの最小値を前記第2の閾値に設定する画像処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    前記像構造は、画像の輪郭を少なくとも含む画像処理装置。
  6. 請求項5に記載の画像処理装置において、
    前記像構造は、画像の輝度の階調情報をさらに含む画像処理装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    前記第1の撮像画像および前記第2の撮像画像を撮像する撮像部を備える画像処理装置。
  8. コンピュータに、
    被写体像が撮像された第1の撮像画像から階調が失われた画像領域を特定する特定機能と、
    前記第1の撮像画像と同一被写体が撮像されている第2の撮像画像を前記第1の撮像画像に位置合わせして、前記特定部により特定された画像領域に対応する像構造を抽出して、像構造画像を生成する像構造画像生成機能と、
    前記像構造画像生成部により生成された前記像構造画像と前記第1の撮像画像とを合成して前記第1の撮像画像の前記画像領域を補間する補間機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  9. 記録部に記録された動画像を構成するフレーム画像の中から露出補正が必要な対象フレーム画像を抽出するフレーム画像抽出部と、
    前記対象フレーム画像において、階調が失われた画像領域を特定する特定部と、
    前記動画像を構成する前記対象フレーム画像以外のフレーム画像を用いて前記階調が失われた画像領域の構造を推定する推定部と、
    前記フレーム画像の階調が失われた画像領域を前記推定部による推定結果を用いて補間する補間部と、
    を備える画像処理装置。
  10. 前記特定部は、前記フレーム画像内の輝度分布に基づいて階調が失われた画像領域を特定する請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記推定部は、前記対象フレーム画像以外のフレーム画像を用いて前記階調が失われた画像領域のテクスチャ画像を生成し、
    前記補間部は、前記テクスチャ画像を前記黒つぶれ領域に合成して補間する請求項9または請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 被写体光を撮像する撮像素子をさらに備え、
    前記記録部は、前記撮像素子からの撮像信号に基づく動画像を記録する請求項9から請求項11の何れか一項に記載の画像処理装置。
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