JPWO2013024534A1 - 皮膚線量評価支援装置及び治療計画装置 - Google Patents

皮膚線量評価支援装置及び治療計画装置 Download PDF

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Abstract

皮膚に対する線量である皮膚線量の評価を視覚的に行うことができなかった問題を解決し、治療計画作成において皮膚線量を正確にかつ直感的に把握できる皮膚線量評価支援装置を得ることを目的とする。皮膚線量評価支援装置(320)は、患者に対する放射線治療の治療計画の際に入力される画像データ(306)に基づいて、皮膚領域の境界座標を含む皮膚領域情報を作成する皮膚領域輪郭作成部(304)と、治療計画装置(102)の線量分布計算部(303)により計算された線量分布データ(311)と皮膚領域情報とに基づいて、皮膚領域における皮膚線量を抽出し、この抽出された皮膚線量を所定の表示形式に表示する表示データ(309)を作成する表示計算部(305)とを備えた。

Description

本発明は、放射線治療システムの治療計画作成に関し、特に皮膚線量や重要臓器の表面領域線量を評価可能とする皮膚線量評価支援装置に関するものである。
放射線を使って治療を行う放射線治療では、正常組織への被爆を極力抑えつつ、癌等の病巣へ十分な治療効果のある線量を与えなければならない。そのため、一般に、X線CT装置などの画像診断装置で撮影した画像データを用いて、治療前にどの方向からどの程度の強さの放射線を照射すべきかを、線量分布のシミュレーション結果などに基づいて判断し決定する治療計画が必要となる。
このような治療計画は、一般に、コンピュータシステム上で動作するソフトウェアで実施される。治療計画では、まず画像データを利用して病巣とその周囲にある注目すべき正常組織の3次元領域を設定して、その座標はメモリに記憶される。次に、病巣の大きさに合わせて決めた照射範囲(照射野と呼ぶ)と、仮に決めた照射方向と照射強度に基づき、ある物理モデルに従って、画像データを用いて人体内部の3次元線量分布を計算する。
このようにして得られた結果は、各種の評価手法を用いて評価される。例えば、病巣や各正常組織に対して、線量とその線量値を持つ組織体積との関係を表すグラフであるDVH(Dose Volume Histogram)や、人体断層像に線量分布を重ね合わせた等線量線図や、人体組織に線量分布を3次元データのまま重ね合わせ、半透明で立体的に表示するようにした3次元表示などである。これらによって、線量分布が望ましいものであると判断されれば、仮に決めた照射方向と照射強度を治療に採用し、そうでなければ、再び照射方向と照射強度を決め直して、改めて、線量分布を計算し、その結果を評価する。治療計画では、一般に、このような作業を繰り返すことによって、治療に採用する照射方向と照射強度を決定する。
特許文献1には、治療計画を視覚的に評価するために、人体組織と計算により求めた線量分布とを重ね合わせた3次元表示を出力する3次元画像処理方法が記載されている。計算により求めた線量分布を人体組織に重ねた3次元表示において、最大線量値を100%標的線量としたとき、線量分布を10%標的線量以上の領域で表示したり、線量分布を95%標的線量以上の領域で表示したりするように、すなわち線量分布の表示条件を変更して表示していた。これにより、例えば、病巣が10%標的線量以上の領域に包含され、95%標的線量以上の領域を少しはみ出すことを観察し、病巣に対する線量の評価を行っていた。
特開平10−244013号公報(0007段、図10)
近年、治療計画作成の際に、QOL(Quality of Life)の観点から、放射線照射後の副作用である皮膚の炎症を少しでも軽減できるよう、治療計画作成工程において照射方向と強度を工夫してシミュレーションが行われるようになってきた。皮膚の炎症を少しでも軽減できるように治療計画を作成する場合には、作成された治療計画における皮膚線量を適切に評価できることが重要である。また、治療計画は前述したように望ましい結果が得られるまでシミュレーションが繰り返されるので、適切にシミュレーションの条件を変更するためには、皮膚線量を正確にかつ直感的に把握できることが重要である。
従来の3次元画像処理方法は、病巣に対する線量の評価を視覚的に行うことはできるものの、皮膚に対する線量である皮膚線量の評価を視覚的に行うことはできなかった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、治療計画作成において皮膚線量を正確にかつ直感的に把握できる皮膚線量評価支援装置を得ることを目的とする。
皮膚線量評価支援装置は、患者に対する放射線治療の治療計画の際に入力される画像データに基づいて、皮膚領域の境界座標を含む皮膚領域情報を作成する皮膚領域輪郭作成部と、治療計画装置の線量分布計算部により計算された線量分布データと皮膚領域情報とに基づいて、皮膚領域における皮膚線量を抽出し、この抽出された皮膚線量を所定の表示形式に表示する表示データを作成する表示計算部とを備えた。
本発明に係る皮膚線量評価支援装置は、治療計画装置の線量分布計算部により計算された線量分布データと皮膚領域輪郭作成部により作成された皮膚領域情報とに基づいて、皮膚領域における皮膚線量を抽出し、この抽出された皮膚線量を所定の表示形式に表示するので、治療計画作成において皮膚線量を正確にかつ直感的に把握できる。
本発明の実施の形態1による皮膚線量評価支援装置及び治療計画装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1による皮膚線量評価支援装置を備えた放射線治療システムを示す図である。 図2の治療計画装置を構成するコンピュータシステムを示す図である。 指定された断面における皮膚線量の線量分布を示す図である。 皮膚線量の線量分布を3次元表示で表した図である。 図5の3次元表示における見る角度を変更した図である。 皮膚領域のDVHを含む複数のDVHを示す図である。 皮膚領域の線量と面積の関係を示す図である。 本発明の実施の形態2による皮膚線量評価支援装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3による皮膚線量評価支援装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3による他の皮膚線量評価支援装置の構成を示す図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による皮膚線量評価支援装置及び治療計画装置の構成を示す図である。図2は、本発明の実施の形態1による皮膚線量評価支援装置を備えた放射線治療システムを示す図である。図3は、図2の治療計画装置を構成するコンピュータシステムを示す図である。図2を用いて、放射線治療システムについて説明する。本発明の放射線治療システムは、CT装置101と、治療計画装置102と、治療装置104とから構成されている。また、治療装置104は、加速器106と、ガントリー107と、照射ノズル108と、治療ベッド109とこれらを制御する制御装置105から構成されている。
CT装置101は、治療対象となる人体の人体断層像を取得する。CT装置101によって取得された人体断層像は、治療計画装置102に入力される。治療計画装置102では、各種パラメータ103に基づいて、線量分布を計算し、結果の評価及び判定を行う。そして、これらのパラメータ103を何回か変更して、最も適切な照射条件を決定する。決定された照射条件は、治療装置104内の制御装置105へ入力される。
図3を用いて、治療計画装置を構成するコンピュータシステムを説明する。治療計画装置102は、コンピュータ本体201と、画像データ等のデータやオペレータの指示を入力するための入力装置202と、結果を表示するための表示装置203と、治療計画用ソフトウェア自体や出力結果を保存しておくための記憶装置204とから構成される。
本発明による皮膚線量評価支援装置は、例えば、治療計画装置102等において稼動するソフトウェアとして実現され、フレキシブルディスクやCD−ROM等の可搬記録媒体やネットワーク等の手段を介して頒布されうる。
図1を用いて、本発明の実施の形態1による皮膚線量評価支援装置及び治療計画装置を説明する。治療計画装置102は、組織領域設定部302、皮膚領域輪郭作成部304、線量分布計算部303、表示計算部305などの処理部を備え、各処理部は、入出力部301を介して、画像データ306、抽出データ307、パラメータ103、照射条件310、表示データ309、線量分布データ311などを、記憶装置204や表示装置203に対して、入出力する。入出力部301、皮膚領域輪郭作成部304、表示計算部305の各処理部は、皮膚線量評価支援装置320を構成する。
次に、治療計画装置102による治療計画を行う各処理部の詳細について説明する。以下の処理では、CT装置101などで撮影した画像データ306を使用する。ここでの画像データとは、ボクセルからなる3次元配列に画像濃度が格納されているものを指す。
治療計画を行う場合、まず、画像データ306を入力する。そして、抽出範囲などをパラメータ103で指定して、組織領域設定部302によって抽出結果を得て、その結果を抽出データ307として記憶装置204に保存する。例えば、組織領域設定を実行する場合、病巣は、1つ、重要組織は、複数個設定される。
組織領域設定部302は、ボクセルからなる3次元配列に格納された3次元画像である画像データ306から、体輪郭401、病巣403、及び、重要組織404、405等の3次元座標を得るためのものである。例えば、図4の人体断面図には、体輪郭401、病巣403、及び、重要組織404、405が示されている。組織領域設定部302は、例えば、画像濃度のしきい値を使う手法や組織の連結情報を使う領域拡張法などの半自動的な抽出方法、あるいは、表示装置に出力された各スライス像において注目する組織領域を人がなぞっていく領域指定法などによって、組織領域の設定を行う。
皮膚領域輪郭作成部304は、ユーザが意識せずに皮膚領域の境界である皮膚領域輪郭402を自動的に作成する。また、皮膚領域輪郭作成部304は、体輪郭401と皮膚領域輪郭402とで囲まれた領域を皮膚領域として、皮膚領域情報を作成する。具体的には、ユーザが組織領域設定部302を動作させて、体輪郭401を生成させた際に、皮膚の内側の輪郭である皮膚領域輪郭402が体輪郭401の内側(体輪郭よりも数ピクセル内側)に自動的に生成される。皮膚領域情報は、皮膚領域の3次元座標であり、少なくとも皮膚領域輪郭402の3次元座標(境界座標)を含むものである。なお、体輪郭401より何ピクセル分、内側に皮膚領域輪郭402を生成するかについては、パラメータ103にて変更可能である。また、皮膚の領域を部分的に厚く或いは薄くしたい場合も、編集モードにて、表示装置203に出力された各スライス像において修正すべき皮膚領域輪郭402を、ユーザがなぞっていくことで修正可能である。このように編集モードにより、患者によって、あるいは体の部位によって厚さを調整できる。
線量分布計算部303は、各放射線の物理モデルに基づいた線量分布計算方法により線量分布を計算する。陽子線、炭素線等の粒子線の線量分布計算は、例えばブロードビーム法で計算され、X線の線量分布計算は、例えばTPR法で計算される。線量分布計算部303は、線量分布計算を実行し、線量分布を3次元配列に格納されたボクセルデータとして出力する。なお、複数の照射方向がある場合は、複数の照射方向の各々に対して、線量分布計算を実行し、各照射方向の線量分布を出力する。
線量分布計算をするためには照射条件310を入力し、その度に、線量分布計算部303による処理を繰り返して行い、その結果を評価することによって、最終的な照射条件310と線量分布データ311を求め、これを記憶装置204に保存する。この過程で表示計算部305により、例えば、線量分布の状態を表示データ309として表示装置203に出力し、表示装置203に線量分布の状態を表示する。
表示計算部305は、病巣、注目臓器、皮膚領域等に対応した3次元表示、断面等線量線図表示、DVH表示等の表示データを作成する。表示計算部305は、皮膚領域における皮膚線量を所定の表示形式に表示する場合は、線量分布計算部303により計算された線量分布データ311と組織領域設定部302により作成された皮膚領域情報とに基づいて、皮膚領域における皮膚線量を抽出し、この抽出された皮膚線量を所定の表示形式に表示する表示データを作成する。3次元表示では、従来と同様に3次元の分布データである人体組織と線量分布を3次元的に重ね合わせて両者を半透明で2次元投影面に表示する。このような3次元表示をすることにより、人体組織と線量分布の3次元空間における位置関係を直感的に把握することができる。指定された断面における等線量線図を表示する断面等線量線図表示、DVHを表示するDVH表示等も、従来と同様に表示する。
本発明における皮膚表面の線量の3次元表示について説明する。図5は、皮膚線量の線量分布を3次元表示で表した図である。図5は、複数の体輪郭を積層して3次元的に表示した人体である体輪郭集合体504を斜めから見た鳥瞰図で示した例である。図5に示すように、3次元表示では、3次元の分布データである線量分布を3次元表示された人体画像に3次元的に重ね合わせて、両者を半透明で2次元投影面に表示する。体輪郭集合体504は、複数の断面における輪郭の集合体である。皮膚表面の線量は、等線量線505、506、507で表示される。各等線量線505、506、507は、画像データ306の全てのスライス画像における最大線量を100%として規格化した場合の相対線量が同じ数値となる部分を線で結んだものである。等線量線505は皮膚領域における相対線量が0%より大きい値、例えば0.1%を表す線であり、等線量線506は皮膚領域における相対線量が60%を表す線であり、等線量線507は皮膚領域における相対線量が70%を表す線である。
501は、線量指標である。図5では線量指標501は相対線量の指標を示した。等線量線505と等線量線506の間の領域は、等線量線505上のデータも含めて、相対線量の0%よりも大きく60%未満の線量域である。等線量線506と等線量線507の間の領域は、等線量線506上のデータも含めて、相対線量の60%以上70%未満の線量域である。等線量線507で囲まれた領域は、等線量線507上のデータも含めて、相対線量の70%以上80%未満の線量域である。なお、図5においては、図が複雑になるのを避けるために、相対線量の領域を示す表示パターンは省略した。
図5に示すように3次元表示をすることにより、皮膚と皮膚の線量分布の位置関係を3次元空間において直感的に把握することができる。3次元の人体を複数の断面における輪郭の集合体である体輪郭集合体504で表したので、皮膚と線量分布の表示が他の人体組織の表示と混じることがないので、皮膚と皮膚線量分布の位置関係を明確に把握することができる。相対線量がA%以上B%未満の領域のように、数値で区切られた領域を表示することで、皮膚線量の影響評価を定量的に行うことができる。また、各点をポインタ502で指定することにより、その点における線量503を表示することも可能であり、ポインタ502によって表示点が指定された場合に、表示点に対応した皮膚線量の数値を表示装置203に表示する。このように、各点の線量を直接的に把握することができる。なお、線量指標501の表示は絶対線量表示(cGy)としての出力も可能である。また、相対線量の基準としてアイソセンターにおける線量を用いてもよい。
図6は、図5の3次元表示における見る角度を変更した図である。ユーザは、3次元表示において、マウス操作等で見る角度を自由に変えることができる。このように、ユーザは好きな角度から皮膚表面の線量分布を確認できる。
本発明における皮膚領域の断面等線量線図表示について説明する。図4は、指定された断面における皮膚線量の線量分布を示す図である。皮膚領域の線量は、等線量線411、412、413で表示される。各等線量線411、412、413は、図5の説明と同様に画像データ306の全てのスライス面における最大線量を100%として規格化した場合の相対線量が同じ数値となる部分を線で結んだものである。等線量線411は皮膚領域における相対線量が0%より大きい値、例えば0.1%を表す線であり、等線量線412は皮膚領域における相対線量が60%を表す線であり、等線量線413は皮膚領域における相対線量が70%を表す線である。
406は、線量指標である。図4では線量指標406は相対線量の指標を示した。等線量線411と等線量線412の間の領域は、等線量線411上のデータも含めて、相対線量の0%よりも大きく60%未満の線量域であり、図4の線量域407に該当する。等線量線412と等線量線413の間の領域は、等線量線412上のデータも含めて、相対線量の60%以上70%未満の線量域であり、図4の線量域408に該当する。等線量線413で囲まれた領域は、等線量線413上のデータも含めて、相対線量の70%以上80%未満の線量域であり、図4の線量域409に該当する。
図4に示すように人体の断面において断面等線量線図表示をすることにより、皮膚と皮膚の線量分布の位置関係を直感的に把握することができる。相対線量がA%以上B%未満の領域のように、数値で区切られた領域を表示することで、皮膚線量の影響評価を定量的に行うことができる。また、図5や図6の3次元表示と同様に、各点をポインタで指定することにより、その点における線量を表示することも可能であり、各点の線量を数値により直接的に把握することができる。なお、線量指標501の表示は絶対線量表示(cGy)としての出力も可能である。また、相対線量の基準としてアイソセンターにおける線量を用いてもよい。なお、相対線量の領域はそれぞれ異なる表示パターンを付した例で示したが、現実的には、表示パターンは異なる色で表示するのが適している。図において色を変えた表示ができないので表示パターンで表現した。
DVH表示について説明する。表示計算部305は、DVH表示を行う際に、図7のように領域設定した病巣、正常組織あるいは、CT装置101で撮影された画像データ306の人体組織全体を対象に、横軸に線量、縦軸に体積をとり、各線量値に対してその線量値以上となる組織全体の総和をグラフに表示する。図7は、皮膚領域のDVHを含む複数のDVHを示す図である。DVH特性線602は、領域設定した病巣に対する特性であり、VDHの各棒(図示せず)の頂点を結んだ線である。DVH特性線604は正常組織に対する特性であり、DVH特性線605は人体組織全体に対する特性である。DVH特性線602、604、605は、従来と同様である。本発明では、DVH表示において、表示計算部305は、定義した皮膚領域のDVH特性線603も表示することができる。
DVH表示の場合は、グラフの横軸、縦軸のスケールは独立に変化させることができる。また横軸は、絶対線量だけではなく、アイソセンター、または最大線量を100%として規格化した場合の相対線量(%)としても表示可能である。
DVH表示を使えば、治療対象であり標的組織である病巣ではどのくらいの体積が致死線量以上に照射されるかがわかり、正常組織ではどのくらいの体積が耐容線量以下に照射が抑えられるのかがわかる。人体組織全体のDVHを見れば、どの程度線量が全体に分散されるのかを知ることができる。人体組織全体のDVHにおいて、低線量域にできるだけ多くの体積がある方が望ましい治療計画であると判定できる。DVH表示では、計算結果である線量分布の定量的な評価が行える。すなわち、DVH表示により数値が読める。図7に示されるように、線量何cGyが全体積の何%に入るかという情報を得ることができる。各病院施設では、標的組織に何cGy以上が入る領域が、全体積の何%以上になること、重要臓器に何cGy以上が入る領域が、全体積の何%以下に収まるように、などの独自の治療プロトコルを持っているため、DVH表示のように定量化することは重要なことである。
実施の形態1の皮膚線量評価支援装置320は、上述したようにDVH表示において、表示計算部305により、定義した皮膚領域のDVH特性線603も表示することができる。皮膚線量評価支援装置320は、皮膚領域のDVH特性線603が表示できるので、皮膚領域において何cGyが皮膚領域の全体積の何%に入るかという情報を得ることができ、計算結果である線量分布の定量的な評価が行える。
また、表示計算部305は、横軸に線量、縦軸に面積(cm)をとり、皮膚領域において照射された線量値に対してその線量値以上となる面積も表示可能であり、皮膚線量を定量的に評価可能である。図8は、皮膚領域の線量と面積の関係を示す図である。図8に示した皮膚領域の線量と面積との関係を、ここではDAH(Dose Area Histogram)と呼ぶことにする。図8の701は、定義した皮膚領域のDAH特性線である。従来のDVHは、標的組織や重要臓器に照射される線量と体積との関係を見るための指標であった。しかし、本発明のように皮膚線量を評価するには、線量と体積との関係よりも線量と面積との関係を見て判断する方が適切であると考えられるので、線量と面積の関係を見るための指標を導入し、実施の形態1の皮膚線量評価支援装置320にDAHを表示する機能を追加した。
DAHを表示するDAH表示のように縦軸を面積にすることで、皮膚の表面における皮膚線量で何cGy照射された部分が、何cmか、すなわちどれだけ高範囲に照射されたか、という定量的な情報を得ることができる。例えば、照射後に皮膚の炎症が発生する面積がどれくらいになるのかを判断する材料にすることができる。また、DAH表示の縦軸は、面積(cm)以外にも面積(%)にすることもできる。DAH表示の縦軸を面積(%)にした場合は、何cGyの皮膚線量が皮膚領域の全面積の何%に入るかという情報を得ることができる。また、横軸は、絶対線量だけではなく、アイソセンター、または最大線量を100%として規格化した場合の相対線量(%)としても表示可能である。
表示計算部305は、3次元表示(図5、図6)、断面等線量線図表示(図4)、DVH表示(図7)、DAH表示(図8)において複数のビームがあった場合、各ビームの線量表示、指定したビームの合算の線量表示、および全てのビームの合算の線量表示を行うことも可能である。
実施の形態1の皮膚線量評価支援装置320は、皮膚線量を視覚的に表示する所定の表示形式、具体的には3次元表示、断面等線量線図表示、DVH表示、DAH表示を表示装置203に表示することができる。皮膚線量評価支援装置320を備えた治療計画装置102は、これらの表示により、治療計画作成において皮膚線量を正確にかつ直感的に把握できる。治療計画装置102は、皮膚線量を正確にかつ直感的に把握できるので、皮膚の炎症を少しでも軽減できる治療計画を作成することができる。また、治療計画装置102は、皮膚線量評価支援装置320の皮膚線量の各種表示による評価によって、治療計画における条件を適切に変更してシミュレーションを繰り返し、望ましい結果を短いシミュレーション回数で得ることができる。
皮膚の炎症が起こるか否かは、分割照射や部位などにより多少は変動するが、何cGy以上被爆すると発生するというふうにある程度は基準が決まっている。そのため、皮膚領域を作成してDVH表示やDAH表示を表示させることで、何%の領域あるいは、面積何cmの領域が、線量何cGy以上存在するといった情報を得ることができる。治療計画作成において皮膚線量を評価することによって、どれくらいの領域が皮膚炎症になるのかを正確にかつ直感的に把握でき、その結果をもとに、皮膚炎症を最小限に抑えることができるように治療計画に反映することができる。
実施の形態1の皮膚線量評価支援装置320は、皮膚領域輪郭作成部304により皮膚領域輪郭を自動的に作成するので、ユーザが百数十枚あるCTで撮影した画像データ306に対して、わざわざ体輪郭401の内側に枚内側の輪郭を画像データ306のスライス画像毎に定義(設定)する作業を省くことができる。また、皮膚領域を決定する内側の輪郭を作成する作業を人手で行う場合は、この作業に時間がかかり、皮膚線量の評価結果を反映させる治療計画を作成するのには、非常に長い時間がかかる問題が発生する。実施の形態1の皮膚線量評価支援装置320は、皮膚領域輪郭作成部304を備えるので、皮膚領域を決定する内側の輪郭、すなわち皮膚領域輪郭402を短時間で作成でき、皮膚線量の評価結果を反映させる治療計画を短時間に完了させることができる。また、皮膚領域輪郭作成部304により皮膚領域輪郭402を作成し、編集モードにより調整ができるので、正確な皮膚領域輪郭402を短時間に作成することができる。
以上のように、実施の形態1の皮膚線量評価支援装置320によれば、患者に対する放射線治療の治療計画の際に入力される画像データ306に基づいて、皮膚領域の境界座標を含む皮膚領域情報を作成する皮膚領域輪郭作成部304と、治療計画装置102の線量分布計算部303により計算された線量分布データ311と皮膚領域情報とに基づいて、皮膚領域における皮膚線量を抽出し、この抽出された皮膚線量を所定の表示形式に表示する表示データ309を作成する表示計算部305とを備えたので、線量分布データ311と皮膚領域情報とに基づいて抽出された、皮膚領域における皮膚線量を所定の表示形式に表示することにより、皮膚線量を視覚的に表示することができ、治療計画作成において皮膚線量を正確にかつ直感的に把握できる。
実施の形態1の治療計画装置102によれば、患者の画像データ306に基づいて、体輪郭、重要臓器、治療対象である病巣の3次元座標を取得する組織領域設定部302と、放射線治療に用いる放射線に対応したモデルに基づいて、患者の線量分布を計算する線量分布計算部303と、患者の皮膚領域における皮膚線量を表示装置203に表示する皮膚線量評価支援装置320とを備え、皮膚線量評価支援装置320は画像データ306に基づいて、皮膚領域の境界座標を含む皮膚領域情報を作成する皮膚領域輪郭作成部304と、線量分布計算部303により計算された線量分布データ311と皮膚領域情報とに基づいて、皮膚領域における皮膚線量を抽出し、この抽出された皮膚線量を所定の表示形式に表示する表示データ309を作成する表示計算部305とを備えたので、皮膚線量評価支援装置320により皮膚線量を正確にかつ直感的に把握でき、皮膚の炎症を少しでも軽減できる治療計画を作成することができる。また、治療計画装置102は、皮膚線量評価支援装置320の皮膚線量の各種表示による評価によって、治療計画における条件を適切に変更してシミュレーションを繰り返し、望ましい結果を短いシミュレーション回数で得ることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、治療計画装置102に皮膚線量評価支援装置320が備えられた例で説明した。実施の形態2では、皮膚線量評価支援装置を治療計画装置102から独立させた例を説明する。図9は、本発明の実施の形態2による皮膚線量評価支援装置の構成を示す図である。皮膚線量評価支援装置801は、入出力部805、皮膚領域輪郭作成部304、表示計算部305を有する。入出力部805は、治療計画装置102からDICOMデータ形式にて、画像データ306、輪郭データ802、計画データ803、線量分布データ311を、入出力部805を介して取り込む。皮膚線量評価支援装置801は、図2のようにコンピュータシステムで構成される。実施の形態2の治療計画装置102は、実施の形態1の治療計画装置102から皮膚領域輪郭作成部304を削除したものに相当する。
輪郭データ802は、治療計画装置102の組織領域設定部302で設定された組織領域のデータである。計画データ803は治療計画装置102がシミュレーションを行った照射条件であり、線量データ804は治療計画装置102がシミュレーションを行って計算した線量データである。皮膚線量評価支援装置801は、皮膚領域輪郭作成部304により、皮膚領域輪郭402を体輪郭401の内側(体輪郭よりも数ピクセル内側)に自動的に生成する。表示計算部305は、従来の標識組織、正常組織、あるいは、CT装置で撮影された人体組織全体を対象に3次元表示、等線量線図表示、DVH表示等の表示処理や、皮膚領域輪郭作成部304により作成された皮膚領域の3次元表示、等線量線図表示、DVH表示、DAH表示の表示処理を行う。入出力部805は、表示計算部305が処理して生成した表示データ309を表示装置203や記憶装置204に出力する。
実施の形態2の皮膚線量評価支援装置801は、治療計画装置102から独立しているので、既存の治療計画装置に大きな変更を加えることなく、容易に増設するこができる。したがって、既存の治療計画装置を使いながら、実施の形態1で説明した効果を発揮することができる。実施の形態2の皮膚線量評価支援装置801は、皮膚線量を視覚的に表示することができ、治療計画作成において皮膚線量を正確にかつ直感的に把握できる。
実施の形態3.
実施の形態1の皮膚線量評価支援装置320や実施の形態2の皮膚線量評価支援装置801における線量評価技術を、指定した重要臓器に対しても適用することができる。実施の形態3では、皮膚線量の線量評価技術を、指定した重要臓器に対しても適用する例である。図10は本発明の実施の形態3による皮膚線量評価支援装置の構成を示す図であり、図11は本発明の実施の形態3による他の皮膚線量評価支援装置の構成を示す図である。実施の形態3による皮膚線量評価支援装置は、皮膚領域輪郭作成部315が追加されている。皮膚領域輪郭作成部315は、重要臓器表面線量評価用の輪郭を自動的に作成するものであり、皮膚領域輪郭作成部304と同様な機能を有する。
臓器表面領域輪郭作成部315は、組織領域設定部302で設定された組織領域(外側輪郭)と臓器表面領域輪郭作成部315で作成された重要臓器表面線量評価用の輪郭情報(内側輪郭)とで囲まれた臓器表面領域の表面領域情報を作成する。表面領域情報は、皮膚領域情報に相当する。皮膚線量評価支援装置320、801は、指定した重要臓器の表面領域に対して、3次元表示、断面等線量線図表示、DVH表示、DAH表示の表示形式で表面領域線量を表示装置203に表示する。胃、小腸、大腸、直腸など腸管系の臓器は、表面領域線量が高くなることで胃潰瘍や、消化管出血などを引き起こすリスクが高まる。したがって、皮膚線量評価支援装置320、801の線量評価技術を重要臓器に対しても適用することで、指定した重要臓器の表面領域に対して線量を視覚的に表示することができ、治療計画作成において表面領域線量を正確にかつ直感的に把握できる。また、重要臓器の表面領域の胃潰瘍等の障害を少しでも軽減できる治療計画を作成することができる。
以上のように、実施の形態3の皮膚線量評価支援装置320、801によれば、患者に対する放射線治療の治療計画の際に入力される画像データ306に基づいて、患者の臓器の表面領域である臓器表面領域の境界座標を含む表面領域情報を作成する臓器表面領域輪郭作成部315と、治療計画装置102の線量分布計算部303により計算された線量分布データ311と表面領域情報とに基づいて、臓器表面領域における臓器表面線量を抽出し、この抽出された臓器表面線量を所定の表示形式に表示する表示データを作成する表示計算部305とを備えたので、線量分布データ311と臓器表面領域情報とに基づいて抽出された、臓器表面領域における臓器表面線量を所定の表示形式に表示することにより、臓器表面線量を視覚的に表示することができ、治療計画作成において臓器表面線量を正確にかつ直感的に把握できる。
実施の形態3の治療計画装置102によれば、患者の画像データ306に基づいて、体輪郭、重要臓器、治療対象である病巣の3次元座標を取得する組織領域設定部302と、放射線治療に用いる放射線に対応したモデルに基づいて、患者の線量分布を計算する線量分布計算部303と、患者の皮膚領域における皮膚線量及び患者の臓器の表面領域における表面領域線量を表示装置203に表示する皮膚線量評価支援装置320とを備え、皮膚線量評価支援装置320は画像データ306に基づいて、皮膚領域の境界座標を含む皮膚領域情報を作成する皮膚領域輪郭作成部304と、患者に対する放射線治療の治療計画の際に入力される画像データ306に基づいて、患者の臓器の表面領域である臓器表面領域の境界座標を含む表面領域情報を作成する臓器表面領域輪郭作成部315と、線量分布計算部303により計算された線量分布データ311と皮膚領域情報とに基づいて、皮膚領域における皮膚線量を抽出し、線量分布データ311と表面領域情報とに基づいて、臓器表面領域における臓器表面線量を抽出し、これらの抽出された皮膚線量及び表面領域線量を所定の表示形式に表示する表示データを作成する表示計算部305とを備えたので、皮膚線量評価支援装置320、801により皮膚線量及び表面領域線量を正確にかつ直感的に把握でき、皮膚の炎症や重要臓器の表面領域の胃潰瘍等の障害を少しでも軽減できる治療計画を作成することができる。また、治療計画装置102は、皮膚線量評価支援装置320の皮膚線量の各種表示による評価によって、治療計画における条件を適切に変更してシミュレーションを繰り返し、望ましい結果を短いシミュレーション回数で得ることができる。
なお、皮膚線量評価支援装置320、801の線量評価技術を重要臓器に対して適用した装置は、表面領域線量評価支援装置と呼んでもよい。
なお、実施の形態1の皮膚線量評価支援装置320や治療計画装置102、実施の形態2の皮膚線量評価支援装置801、実施の形態3の皮膚線量評価支援装置320、801や治療計画装置102は、前述した陽子線、炭素線等の粒子線やX線以外にも、電子線等の荷電粒子や、カンマ線等を用いる放射線治療システムにおいても適応可能である。
102…治療計画装置、203…表示装置、302…組織領域設定部、
303…線量分布計算部、304…皮膚領域輪郭作成部、305…表示計算部、306…画像データ、309…表示データ、311…線量分布データ、
315…臓器表面領域輪郭作成部、320…皮膚線量評価支援装置、401…体輪郭、404…重要臓器、405…重要臓器、502…ポインタ、
504…体輪郭集合体(人体画像)、603…DVH特性線、701…DAH特性線、801…皮膚線量評価支援装置。
治療計画を行う場合、まず、画像データ306を入力する。そして、抽出範囲などをパラメータ103で指定して、組織領域設定部302によって抽出結果を得て、その結果を抽出データ307として記憶装置204に保存する。例えば、組織領域設定を実行する場合、病巣は、1つ、重要臓器は、複数個設定される。
組織領域設定部302は、ボクセルからなる3次元配列に格納された3次元画像である画像データ306から、体輪郭401、病巣403、及び、重要臓器404、405等の3次元座標を得るためのものである。例えば、図4の人体断面図には、体輪郭401、病巣403、及び、重要臓器404、405が示されている。組織領域設定部302は、例えば、画像濃度のしきい値を使う手法や組織の連結情報を使う領域拡張法などの半自動的な抽出方法、あるいは、表示装置に出力された各スライス像において注目する組織領域を人がなぞっていく領域指定法などによって、組織領域の設定を行う。
図4に示すように人体の断面において断面等線量線図表示をすることにより、皮膚と皮膚の線量分布の位置関係を直感的に把握することができる。相対線量がA%以上B%未満の領域のように、数値で区切られた領域を表示することで、皮膚線量の影響評価を定量的に行うことができる。また、図5や図6の3次元表示と同様に、各点をポインタで指定することにより、その点における線量を表示することも可能であり、各点の線量を数値により直接的に把握することができる。なお、線量指標406の表示は絶対線量表示(cGy)としての出力も可能である。また、相対線量の基準としてアイソセンターにおける線量
を用いてもよい。なお、相対線量の領域はそれぞれ異なる表示パターンを付した例で示したが、現実的には、表示パターンは異なる色で表示するのが適している。図において色を変えた表示ができないので表示パターンで表現した。
実施の形態1の皮膚線量評価支援装置320は、皮膚領域輪郭作成部304により皮膚領域輪郭を自動的に作成するので、ユーザが百数十枚あるCTで撮影した画像データ306に対して、わざわざ体輪郭401の内側に内側の輪郭を画像データ306のスライス画像毎に定義(設定)する作業を省くことができる。また、皮膚領域を決定する内側の輪郭を作成する作業を人手で行う場合は、この作業に時間がかかり、皮膚線量の評価結果を反映させる治療計画を作成するのには、非常に長い時間がかかる問題が発生する。実施の形態1の皮膚線量評価支援装置320は、皮膚領域輪郭作成部304を備えるので、皮膚領域を決定する内側の輪郭、すなわち皮膚領域輪郭402を短時間で作成でき、皮膚線量の評価結果を反映させる治療計画を短時間に完了させることができる。また、皮膚領域輪郭作成部304により皮膚領域輪郭402を作成し、編集モードにより調整ができるので、正確な皮膚領域輪郭402を短時間に作成することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、治療計画装置102に皮膚線量評価支援装置320が備えられた例で説明した。実施の形態2では、皮膚線量評価支援装置を治療計画装置102から独立させた例を説明する。図9は、本発明の実施の形態2による皮膚線量評価支援装置の構成を示す図である。皮膚線量評価支援装置801は、入出力部805、皮膚領域輪郭作成部304、表示計算部305を有する。皮膚線量評価支援装置801は、治療計画装置102からDICOMデータ形式にて、画像データ306、輪郭データ802、計画データ803、線量分布データ311を、入出力部805を介して取り込む。皮膚線量評価支援装置801は、図2のようにコンピュータシステムで構成される。実施の形態2の治療計画装置102は、実施の形態1の治療計画装置102から皮膚領域輪郭作成部304を削除したものに相当する。
輪郭データ802は、治療計画装置102の組織領域設定部302で設定された組織領域のデータである。計画データ803は治療計画装置102がシミュレーションを行った照射条件であり、線量分布データ311は治療計画装置102がシミュレーションを行って計算した線量分布データである。皮膚線量評価支援装置801は、皮膚領域輪郭作成部304により、皮膚領域輪郭402を体輪郭401の内側(体輪郭よりも数ピクセル内側)に自動的に生成する。表示計算部305は、従来の標識組織、正常組織、あるいは、CT装置で撮影された人体組織全体を対象に3次元表示、等線量線図表示、DVH表示等の
表示処理や、皮膚領域輪郭作成部304により作成された皮膚領域の3次元表示、等線量線図表示、DVH表示、DAH表示の表示処理を行う。入出力部805は、表示計算部305が処理して生成した表示データ309を表示装置203や記憶装置204に出力する。
実施の形態3.
実施の形態1の皮膚線量評価支援装置320や実施の形態2の皮膚線量評価支援装置801における線量評価技術を、指定した重要臓器に対しても適用することができる。実施の形態3では、皮膚線量の線量評価技術を、指定した重要臓器に対しても適用する例である。図10は本発明の実施の形態3による皮膚線量評価支援装置の構成を示す図であり、図11は本発明の実施の形態3による他の皮膚線量評価支援装置の構成を示す図である。実施の形態3による皮膚線量評価支援装置は、臓器表面領域輪郭作成部315が追加されている。臓器表面領域輪郭作成部315は、重要臓器表面線量評価用の輪郭を自動的に作成するものであり、皮膚領域輪郭作成部304と同様な機能を有する。
実施の形態3の治療計画装置102によれば、患者の画像データ306に基づいて、体輪郭、重要臓器、治療対象である病巣の3次元座標を取得する組織領域設定部302と、放射線治療に用いる放射線に対応したモデルに基づいて、患者の線量分布を計算する線量分布計算部303と、患者の皮膚領域における皮膚線量及び患者の臓器の表面領域における表面領域線量を表示装置203に表示する皮膚線量評価支援装置320とを備え、皮膚線量評価支援装置320は画像データ306に基づいて、皮膚領域の境界座標を含む皮膚領域情報を作成する皮膚領域輪郭作成部304と、患者に対する放射線治療の治療計画の際に入力される画像データ306に基づいて、患者の臓器の表面領域である臓器表面領域の境界座標を含む表面領域情報を作成する臓器表面領域輪郭作成部315と、線量分布計算部303により計算された線量分布データ311と皮膚領域情報とに基づいて、皮膚領域における皮膚線量を抽出し、線量分布データ311と表面領域情報とに基づいて、臓器表面領域における臓器表面線量を抽出し、これらの抽出された皮膚線量及び表面領域線量を所定の表示形式に表示する表示データを作成する表示計算部305とを備えたので、皮膚線量評価支援装置320により皮膚線量及び表面領域線量を正確にかつ直感的に把握でき、皮膚の炎症や重要臓器の表面領域の胃潰瘍等の障害を少しでも軽減できる治療計画を作成することができる。また、治療計画装置102は、皮膚線量評価支援装置320の皮膚線量の各種表示による評価によって、治療計画における条件を適切に変更してシミュレーションを繰り返し、望ましい結果を短いシミュレーション回数で得ることができる。
なお、実施の形態1の皮膚線量評価支援装置320や治療計画装置102、実施の形態
2の皮膚線量評価支援装置801、実施の形態3の皮膚線量評価支援装置320、801や治療計画装置102は、前述した陽子線、炭素線等の粒子線やX線以外にも、電子線等の荷電粒子や、ガンマ線等を用いる放射線治療システムにおいても適応可能である。

Claims (16)

  1. 患者の皮膚領域における皮膚線量を表示装置に表示する皮膚線量評価支援装置であって、
    前記患者に対する放射線治療の治療計画の際に入力される画像データに基づいて、前記皮膚領域の境界座標を含む皮膚領域情報を作成する皮膚領域輪郭作成部と、
    治療計画装置の線量分布計算部により計算された線量分布データと前記皮膚領域情報とに基づいて、前記皮膚領域における前記皮膚線量を抽出し、この抽出された前記皮膚線量を所定の表示形式に表示する表示データを作成する表示計算部とを備えたことを特徴とする皮膚線量評価支援装置。
  2. 前記表示計算部は、前記皮膚線量の分布を3次元表示された人体画像に重ね合わせて表示する3次元表示する表示データを作成することを特徴とする請求項1記載の皮膚線量評価支援装置。
  3. 前記表示計算部は、前記皮膚線量の分布を前記患者の指定された断面に重ね合わせて表示する表示データを作成することを特徴とする請求項1または2に記載の皮膚線量評価支援装置。
  4. 前記表示計算部は、前記表示装置に表示された前記皮膚線量の分布において、ポインタによって表示点が指定された場合に、前記表示点に対応した前記皮膚線量の数値を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項2または3に記載の皮膚線量評価支援装置。
  5. 前記表示計算部は、前記皮膚領域における前記皮膚線量と当該皮膚線量の数値を示す組織体積との関係を表すグラフである第1のDVHを作成し、前記第1のDVHを前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の皮膚線量評価支援装置。
  6. 前記表示計算部は、前記皮膚領域における前記皮膚線量と当該皮膚線量の数値を示す面積との関係を表すグラフである第1のDAHを作成し、前記第1のDAHを前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の皮膚線量評価支援装置。
  7. 前記皮膚領域輪郭作成部は、前記画像データに設定された体輪郭の情報に基づいて前記皮膚領域情報を作成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の皮膚線量評価支援装置。
  8. 前記画像データに基づいて、前記患者の臓器の表面領域である臓器表面領域の境界座標を含む表面領域情報を作成する臓器表面領域輪郭作成部を備え、
    前記表示計算部は、前記線量分布データと前記表面領域情報とに基づいて、前記臓器表面領域における表面領域線量を抽出し、この抽出された前記表面領域線量を所定の表示形式にて前記表示装置に表示する表示データを作成することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の皮膚線量評価支援装置。
  9. 前記表示計算部は、前記表面領域線量の分布を3次元表示された人体画像に重ね合わせて表示する3次元表示する表示データを作成することを特徴とする請求項8記載の皮膚線量評価支援装置。
  10. 前記表示計算部は、前記表面領域線量の分布を前記患者の指定された断面に重ね合わせて表示する表示データを作成することを特徴とする請求項8または9に記載の皮膚線量評価支援装置。
  11. 前記表示計算部は、前記表示装置に表示された前記表面領域線量の分布において、ポインタによって表示点が指定された場合に、前記表示点に対応した前記表面領域線量の数値を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項9または10に記載の皮膚線量評価支援装置。
  12. 前記表示計算部は、前記臓器表面領域における前記表面領域線量と当該表面領域線量の数値を示す組織体積との関係を表すグラフである第2のDVHを作成し、前記第2のDVHを前記表示装置に表示することを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の皮膚線量評価支援装置。
  13. 前記表示計算部は、前記臓器表面領域における前記表面領域線量と当該表面領域線量の数値を示す面積との関係を表すグラフである第2のDAHを作成し、前記第2のDAHを前記表示装置に表示することを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の皮膚線量評価支援装置。
  14. 前記臓器表面領域輪郭作成部は、前記画像データに設定された外側輪郭の情報に基づいて前記表面領域情報を作成することを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の皮膚線量評価支援装置。
  15. 患者に対する放射線治療の治療計画を作成する治療計画装置であって、
    前記患者の画像データに基づいて、体輪郭、重要臓器、治療対象である病巣の3次元座標を取得する組織領域設定部と、
    前記放射線治療に用いる放射線に対応したモデルに基づいて、前記患者の線量分布を計算する線量分布計算部と、
    前記患者の皮膚領域における皮膚線量を表示装置に表示する皮膚線量評価支援装置とを備え、
    前記皮膚線量評価支援装置は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の皮膚線量評価支援装置であることを特徴とする治療計画装置。
  16. 患者に対する放射線治療の治療計画を作成する治療計画装置であって、
    前記患者の画像データに基づいて、体輪郭、重要臓器、治療対象である病巣の3次元座標を取得する組織領域設定部と、
    前記放射線治療に用いる放射線に対応したモデルに基づいて、前記患者の線量分布を計算する線量分布計算部と、
    前記患者の皮膚領域における皮膚線量及び前記患者の臓器の表面領域における表面領域線量を表示装置に表示する皮膚線量評価支援装置とを備え、
    前記皮膚線量評価支援装置は、請求項8乃至14のいずれか1項に記載の皮膚線量評価支援装置であることを特徴とする治療計画装置。
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