JPWO2013015020A1 - 射出成形用金型、薄板状の成形品及び薄板の射出成形方法 - Google Patents

射出成形用金型、薄板状の成形品及び薄板の射出成形方法 Download PDF

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Abstract

第1型と第2型の対向面に備えられたキャビティの周囲の複数箇所から樹脂を供給し、流路切替え駒36を介して固定型板33の流路37a、37b、37cに樹脂を送り、流路37a、37b、37cの先端からキャビティの周囲の3箇所に樹脂を供給し、周囲の3箇所から一つのゲート形成部に向けて樹脂を流通させ、わずかな隙間で面積が広く、しかも、湾曲した形状のキャビティに対しても、均一に樹脂を流通させる。

Description

本発明は、薄板状の部品を成形するための射出成形用金型、薄板状の成形品及び薄板の射出成形方法に関する。
樹脂の成形品のひとつとして、導光板や拡散板のような薄板の成形品が知られている。導光板や拡散板は、ひけ等の樹脂の流動の不具合がなく、均等な板厚が要求される成形品である。このような成形品を射出成形する場合、射出速度や射出成形シリンダの径を適宜設定したり、金型の樹脂供給口の径を大きくしたりすることが従来から実施されている(例えば、特許文献1参照)。また、金型の温度を制御したり、樹脂の供給状況を細かく制御したりすることが従来から実施されている。
近年、導光板や拡散板として、極薄状(1mm以下の板厚)の成形品が要望され、しかも、導光板や拡散板を用いる製品の意匠性の要求も高くなってきている。このため、導光板や拡散板として、極薄状で3次元形状になっている成形品が求められるようになってきている。
極薄状で3次元形状の成形品を射出成形する場合、従来のように、射出速度や射出成形シリンダの径を適宜設定したり、金型の樹脂供給口の径を大きくしたりするだけでは、要求される精度等を有する成形品を得ることができないのが現状である。また、金型の温度を制御したり、樹脂の供給状況を細かく制御したりする場合、手間と時間が大幅に増加し、コストが嵩む状況であった。
特開2006−341512号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、極薄状(1mm以下の板厚)の成形品であっても、形状に拘わらず流動の不具合がなく均等な板厚で成形を行うことができる射出成形用金型を提供することを目的とする。
また、本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、極薄状(1mm以下の板厚)の成形品で、形状に拘わらず流動の不具合がなく均等な板厚の薄板状の成形品を提供することを目的とする。
また、本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、極薄状(1mm以下の板厚)の成形品であっても、形状に拘わらず流動の不具合がなく均等な板厚で成形を行うことができる薄板の射出成形方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明の射出成形用金型は、第1型と第2型との対向面に形成され周囲の複数箇所にゲート形成部が備えられたキャビティと、第1型に備えられ樹脂が供給される樹脂供給口と、第1型に備えられ少なくとも一つのゲート形成部及び樹脂供給口を連通する流路とを有することを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、樹脂供給口から供給された樹脂は、少なくとも1本の流路からゲート形成部を介してキャビティに供給され、流路が連通していないゲート形成部に向かって樹脂が流動してキャビティに充填される。このため、極薄状(1mm以下の板厚)の成形品であっても、形状に拘わらず流動の不具合がなく均等な板厚で成形を行うことが可能になる。
例えば、ゲート形成部がキャビティの周囲の4箇所に形成され、3箇所のゲート形成部と樹脂供給口が流路で連通される。3箇所のゲート形成部を通して樹脂がキャビティの周囲から供給され、流路が連通していないゲート形成部に樹脂の流動が向かって樹脂が達する。これにより、厚さが1mm以下の極薄状の成形品であっても、周囲の複数箇所から樹脂を流動させることで、湾曲した形状等であっても、流動の不具合がなく均等な板厚で成形を行うことが可能になる。
そして、請求項2に係る本発明の射出成形用金型は、少なくとも2本の流路に対する樹脂の供給を選択する流路選択手段を樹脂供給口に取り付けたことを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、流路選択手段により少なくとも2本の流路に対する樹脂の供給を選択することができるので、流路選択手段だけを変更することにより、樹脂の流動の状況を最適に設定することができる。
また、請求項3に係る本発明の射出成形用金型は、請求項2に記載の射出成形用金型において、流路選択手段は、回動自在に樹脂供給口に取り付けられ、回動させることにより所望の流路と樹脂供給口とを連通することを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、流路選択手段を取り付けたまま回動させることで、樹脂の流動の状況を最適に設定することができる。
また、請求項4に係る本発明の射出成形用金型は、請求項2もしくは請求項3に記載の射出成形用金型において、キャビティは、第1型と第2型との隙間が1mm以下であることを特徴とし、厚さが1mm以下の薄板状の成形品を得ることができる。
また、請求項5に係る本発明の射出成形用金型は、請求項4に記載の射出成形用金型において、キャビティは、湾曲した同一厚さの薄板が成形される形状であることを特徴とし、湾曲した3次元形状の薄板状の成形品を得ることができる。
また、請求項6に係る本発明の射出成形用金型は、請求項5に記載の射出成形用金型において、第1型と第2型との対向面のキャビティの周囲には、ゲート形成部に連通する枠キャビティが備えられ、ゲート形成部と枠キャビティの境界は深さが浅くされ、枠キャビティには、一方の面側の成形品に突出部を形成すると共に突出部に対応する他方の面側の成形品に孔部を形成する凹凸形成部が備えられていることを特徴とする。
請求項6に係る本発明では、キャビティの部位で薄板状の成形品が成形され、周囲の枠キャビティの部位で薄板状の成形品の周囲に枠体が成形される。薄板状の成形品と枠体はゲート形成部で成形されたゲート部で接続されて一体成形品とされる。ゲート形成部と枠キャビティの境界は深さが浅くされているので、キャビティ側からゲート形成部を通って枠キャビティ側に流動した樹脂がゲート形成部側に逆流することがない。そして、複数の一体成形品は突出部が相手側の孔部に嵌合して積層されることで、薄板状の成形品が互いに接触することなく一体成形品が積層される。
上記目的を達成するための請求項7に係る本発明の薄板状の成形品は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の射出成形用金型で成形したことを特徴とし、極薄状(1mm以下の板厚)の成形品で、形状に拘わらず流動の不具合がなく均等な板厚の薄板状の成形品を得ることが可能になる。
上記目的を達成するための請求項8に係る本発明の薄板の射出成形方法は、第1型と第2型を型締めした状態で、第1型と第2型の対向面に備えられたキャビティの周囲の複数箇所から樹脂を供給し、1mm以下の厚さの薄板を成形することを特徴とし、極薄状(1mm以下の板厚)の成形品であっても、形状に拘わらず流動の不具合がなく均等な板厚で成形を行うことが可能になる。
本発明の射出成形用金型は、極薄状(1mm以下の板厚)の成形品であっても、形状に拘わらず流動の不具合がなく均等な板厚で成形を行うことが可能になる。
また、本発明の薄板状の成形品は、極薄状(1mm以下の板厚)の成形品で、形状に拘わらず流動の不具合がなく均等な板厚の薄板状の成形品となる。
また、本発明の薄板の射出成形方法は、極薄状(1mm以下の板厚)の成形品であっても、形状に拘わらず流動の不具合がなく均等な板厚で成形を行うことが可能になる。
本発明の一実施形態例に係る薄板材の外観図である。 薄板材が成形された状態の成形部材の外観図である。 射出成形装置の全体を表す側面図である。 本発明の一実施例に係る射出成形用金型の外観図である。 本発明の一実施例に係る射出成形用金型の外観図である。 本発明の一実施例に係る射出成形用金型の要部断面図である。 本発明の一実施例に係る射出成形用金型の要部断面図である。 固定型の内面を表す正面図である。 流路切替え駒の流路面を表す正面図である。 可動型の内面を表す正面図である。 樹脂の流動状況を説明する概念図である。 流路切替え駒の流路面を表す正面図である。 本発明の他の実施例に係る射出成形用金型の固定型の内面を表す正面図である。 流路切替え駒の流路面を表す正面図である。 本発明の他の実施例に係る射出成形用金型の可動型の内面を表す正面図である。 樹脂の流動状況を説明する概念図である。 流路切替え駒の流路面を表す正面図である。
図1、図2に基づいて本発明の一実施例に係る薄板状の成形品を説明する。
図1には本発明の一実施例に係る薄板状の成形品である薄板材の外観、図2(a)には薄板材が成形された状態の成形部材の外観、図2(b)には複数の成形部材が積層された状態の外観を示してある。
図1に示すように、本発明の薄板状の成形品は、厚さが1mm以下(例えば、0.3mmから0.6mm程度)の薄板材1であり、湾曲した3次元形状となっている。薄板材1は、後述する金型を用いて射出成形装置により射出成形される。
図2(a)に示すように、射出成形された成形部材2は、薄板材1の周囲に外枠3が一体に形成されている。薄板材1と外枠3は、薄板材1の周囲の4箇所でゲート部4により接続されている。外枠3の適宜箇所の一方の面には突起5が形成され、突起5に対応した外枠3の他方の面には突起5が嵌合する嵌合孔6が形成されている。
また、ゲート部4の外枠3との境界は薄肉部4aとされている。詳細は後述するが、薄板材1を成形する場合、周囲の3箇所のゲート部4から樹脂が供給され、1箇所のゲート部4に向けて樹脂が流される。そして、外枠3の部位にも樹脂が供給される。ゲート部4の外枠3との境界は薄肉部4aとされているので、即ち、後述する金型の薄肉部4aを形成する部位が浅くなっているので、ゲート部4側から外枠3の部位に樹脂が流入した後、ゲート部4側(薄板材1側)に樹脂が逆流することが抑制される。このため、薄板材1を成形するためのキャビティへの樹脂の充填を精度良く行うことができる。
図2(b)に示すように、薄板材1と外枠3が一体となった成形部材2は、突起5が相手側の嵌合孔6に嵌合することで積層される。この状態で、薄板材1同士を互いに干渉させずに、複数枚の薄板材1を保管・搬送することができる。外枠3の部分の材料コストがかかるが、外枠3が存在しない薄板材1を積層して、保管・搬送する場合、高価な挿入材や積層させるための枠が別途必要になるため、外枠3を設けたことで、トータルのコストを低減することができる。特に、射出成形後に多数の工程を必要とする光拡散板や導光板を作製する場合に、コストを最小限に抑制することが可能になる。
薄板材1を備えた成形部材2は、図3に示した射出成形装置で成形される。
図3に基づいて射出成形装置を説明する。図3には本発明の一実施例に係る射出成形用金型を備えた射出成形装置の全体を表す概略側面を示してある。
図に示すように、射出成形装置11のベース台12には固定ダイプレート13が設けられ、固定ダイプレート13には溶融樹脂を送り込むバレル14が接続されている。バレル14には図示しないスクリュー等の送り手段が備えられ、送り手段は射出駆動部15により送り駆動され、ホッパー16に投入された樹脂材料が加熱・溶融されてバレル14内を固定ダイプレート13側に圧送される。
固定ダイプレート13を挟んでバレル14の反対側には型締駆動部18が設けられ、型締駆動部18には可動ダイプレート19が設けられている。可動ダイプレート19は型締駆動部18により固定ダイプレート13側に可動自在とされている。
固定ダイプレート13には第1型としての固定型21が固定され、可動ダイプレート19には固定型21に対向して可動型22が固定されている。固定型21には成形部材2(図2参照)の薄板材1(図2参照)の形状に応じたキャビティを形成する固定型材23が設けられている。固定型材23に対向して可動型22には成形部材2(図2参照)の薄板材1(図2参照)、外枠3(図2参照)、ゲート部4(図2参照)の形状に応じたキャビティを形成する可動型材24が設けられている。
固定型21(固定型材23)にはバレル14ら溶融樹脂が圧送され、可動ダイプレート19が固定ダイプレート13側に送られ、固定型21と可動型22が型締めされる。固定型21と可動型22が型締めされると、固定型材23と可動型材24の対向面に形成されたキャビティに溶融樹脂が圧送され、薄板材1(図2参照)と外枠3が(図2参照)一体となった成形部材2(図2参照)が成形される。
図4〜図11に基づいて射出成形用金型(固定型21、可動型22)を具体的に説明する。
図4には本発明の一実施例に係る射出成形用金型において固定型21と可動型22が離型状態にある固定型21の型面側を表す外観斜視、図5には本発明の一実施例に係る射出成形用金型において固定型21と可動型22が離型状態にある可動型22の型面側を表す外観斜視、図6には型締め状態の固定型21と可動型22の断面、図7には型開き状態の固定型21と可動型22の断面を示してある。
また、図8(a)には固定型材23が存在する固定型21の型面を示す正面視、図8(b)には固定型材23が外された固定型21の型面を示す正面視、図9には流路切替え駒の流路面を表す正面視、図10(a)には可動型材24が存在する可動型22の型面を示す正面視、図10(b)には可動型材24が外された可動型22の型面を示す正面視、図11には樹脂の流動状況を説明する概念を示してある。
図4から図8に示すように、固定型21は、固定ダイプレート13(図3参照)に固定される固定取付板31を備え、固定取付板31には固定通路板32を介して固定型板33が固定されている。固定取付板31と反対側の固定型板33の面(図6、図7中左側)には矩形状の固定型凹部34が形成され、固定型凹部34には固定型材23が嵌合固定されている。固定型材23の表面には成形部材2(図2参照)の薄板材1(図2参照)の形状に応じた凸状の湾曲面30が形成されている。
主に、図6から図9に示すように、固定取付板31の背面側(図6、図7中右側)にはバレル14(図3参照)のノズルが嵌合する樹脂供給口としてのロケートリング35が設けられ、ロケートリング35に対応して固定通路板32には流路切替え駒36が設けられている。固定型板33の背面(図6、図7中右側)には3本の流路37a、37b、37cが放射状に形成され(図8(b)参照)、流路37a、37b、37cの中心位置に流路選択手段としての流路切替え駒36(図9参照)が設けられている。
流路切替え駒36の固定型板33との対向面(図6、図7中左側)には、流路37a、37b、37c(図8(b)参照)に対応する切替え流路38a、38b、38c(図9参照)が形成されている。つまり、ロケートリング35を介してノズルから供給された樹脂は、切替え流路38a、38b、38cを通して固定型板33の流路37a、37b、37cに送られる。
固定型板33の流路37a、37b、37cは放射状に延びて形成され(図8(b)参照)、流路37a、37b、37cの先端に対応する部位の固定型板33には板厚方向に延びる通路39a、39b、39cが設けられ(図6、図7参照)、固定型材23には通路39a、39b、39cに連通する通路23a、23b、23cが設けられている(図6、図7参照)。通路23a、23b、23cの先端(図6、図7中左)は湾曲面30の周囲に開口している。
つまり、固定型板33の流路37a、37b、37cの先端は、通路39a、39b、39c及び固定型材23の通路23a、23b、23cを介して固定型材23の湾曲面30の周囲の3箇所に開口している。
後述するように、可動型材24のゲート形成部(後述する図10(a)参照)は固定型材23の湾曲面30の周囲の4箇所に対応して形成され、固定型板33の流路37a、37b、37cの先端(固定型材23の通路23a、23b、23cの先端開口)は、湾曲面30の周囲の3箇所に対応する部位に位置している。
このため、流路37a、37b、37cに送られた樹脂は湾曲面30の周囲の3箇所から薄板材1(図2参照)を成形するキャビティに供給され、流路37a、37b、37cの先端が位置しない1箇所のゲート形成部(後述する図10(a)参照)に向けて流される。
主に、図5から図7、図10に示すように、可動型22は、可動ダイプレート19(図3参照)に固定される可動取付板41を備え、可動取付板41には可動型板43が取り付けられている。可動取付板41と反対側の可動型板43の面(図5、図7中右側)には矩形状の可動型凹部44が形成され、可動型凹部44には可動型材24が嵌合固定されている。
可動型材24の表面には成形部材2(図2参照)の薄板材1(図2参照)の形状に応じた凹状の湾曲面40が形成されている。固定型材23の湾曲面30と可動型材24の湾曲面40とで、薄板材1(図2参照)が成形されるキャビティが形成され、例えば、湾曲面30と湾曲面40との隙間が1mm以下(例えば、0.3mmから0.6mm程度)に設定され、湾曲した同一厚さの薄板である薄板材1(図2参照)が成形される。
可動型材24の表面の湾曲面40の周囲の4箇所には成形部材2(図2参照)のゲート部(図2参照)の形状に応じたゲート形成部45a、45b、45c、45dが形成され、3箇所のゲート形成部45a、45b、45cの位置は、固定型材23の通路23a、23b、23cの先端に対応している。可動型材24の表面の湾曲面40の周囲(第1型と第2型の対向面のキャビティの周囲)には、成形部材2(図2参照)の外枠3(図2参照)の形状に応じた形状で、4箇所のゲート形成部45a、45b、45c、45dに連通する枠キャビティ46が形成されている。
可動型材24の表面の4箇所のゲート形成部45a、45b、45c、45dと枠キャビティ46との境界は、ゲート部4(図2参照)の薄肉部4a(図2参照)を成形するために、深さが周囲に比べて浅い薄肉形成部47とされている。深さが浅い薄肉形成部47を設けたことにより、型締めした状態で樹脂を流通させた際に、枠キャビティ46側からゲート形成部45a、45b、45c、45d側に樹脂が逆流することがなく、薄板材1(図2参照)が成形されるキャビティの樹脂の流通状態を乱す虞がない。このため、所望の形状及び表面性状の薄板材1(図2参照)を成形することができる。
また、可動型材24の枠キャビティ46の適宜箇所には、成形部材2(図2参照)の外枠3(図2参照)の一方の面の突起5(図2参照)及び他方の面の嵌合孔6(図2参照)を形成するための凹凸形成部49が設けられている。
主に、図3、図6、図7、図10に基づいて上述した射出成形用金型(固定型21、可動型22)による成形部材2の成形の状況を説明する。
可動ダイプレート19の移動により固定型21と可動型22の型締めを行い、バレル14のノズルから固定型21に所定の圧力で樹脂を供給する。ロケートリング35の部位から流路切替え駒36の切替え流路38a、38b、38cを通して固定型板33の流路37a、37b、37cに樹脂が送られる。
流路37a、37b、37cに送られた樹脂は、流路37a、37b、37cの先端から通路39a、39b、39c、固定型材23の通路39a、39b、39cを通って湾曲面30の周囲の3箇所のゲート形成部45a、45b、45cに送られる。
ゲート形成部45a、45b、45cに送られた樹脂は、固定型材23の湾曲面30と可動型材24の湾曲面40との間のキャビティに流入し、周囲の3箇所からキャビティに樹脂が送られ、樹脂が送られないゲート形成部45dに向けてキャビティの内部で樹脂が流通する。
薄板材1(図2参照)のキャビティに対し、図10に示すように、周囲の3箇所から一つのゲート形成部45dに向けて樹脂を流通させるため、わずかな隙間で面積が広く、しかも、湾曲した形状のキャビティに対しても、均一に樹脂を流通させることができる。この結果、極薄で3次元形状の薄板材1(図2参照)であっても、所望の精度を維持した状態で成形を行うことが可能になる。
ゲート形成部45a、45b、45cの部位から供給された樹脂は、可動型材24の枠キャビティ46に流入し、成形部材2(図2参照)の外枠3(図2参照)が成形される。これにより、ゲート部4(図2参照)により外枠3(図2参照)が薄板材1(図2参照)と一体とされた成形部材2(図2参照)が成形される。
ゲート形成部45a、45b、45c、45dと枠キャビティ46との境界には薄肉形成部47が形成されているので、枠キャビティ46側に樹脂を流通させた後に、枠キャビティ46側からゲート形成部45a、45b、45c、45d側に樹脂が逆流せず、キャビティの樹脂の状態を乱す虞がない。このため、所望の形状及び表面性状の薄板材1(図2参照)を成形することができる。
樹脂の供給が終了し、薄板材1(図2参照)のキャビティ、ゲート形成部45a、45b、45c、45d、枠キャビティ46に樹脂が所望の状態に充填された後、固定型21と可動型22が型開きされ、薄板材1と外枠3が一体となった成形部材2(図2参照)が可動型22側から突き出されて型から外される。
薄板材1と外枠3が一体となった成形部材2は、突起5を相手側の嵌合孔6に嵌合することで積層することができる。このため、薄板材1同士を互いに干渉させずに、複数枚の薄板材1を保管・搬送することができ、低コストで保管・搬送を行うことができる。
上述した実施例では、切替え流路38a、38b、38cを備えた流路切替え駒36を適用した例を挙げて説明したが、樹脂の種類や射出成形装置11の能力等により、1本、2本の切替え流路を備えた流路切替え駒を適用することも可能である。また、樹脂を送るゲート形成部45の位置を異ならせた3本の切替え流路を備えた流路切替え駒を適用することも可能である。
図12には他の実施例に係る流路切替え駒の流路面を示してある。
例えば、図12(a)に示すように、2本の切替え流路38a、38bを備えた流路切替え駒36を用いることが可能である。また、2本の切替え流路38a、38cを備えたり、2本の切替え流路38b、38cを備えたりすることが可能である。
更に、図12(b)に示すように、1本の切替え流路38aを備えた流路切替え駒36を用いることが可能である。1本もしくは2本の切替え流路38を用いる場合、切替え流路38a、38b、38cを任意に選択することが可能である。
流路切替え駒36を選択することにより、樹脂の種類や射出成形装置11の能力等が異なっても、固定型21や可動型22を変更することなく、流路切替え駒36の選択だけで、薄板材1を適切に成形できるように樹脂の供給を調整することができる。また、季節や地域が異なって環境の違いによる樹脂の流動特性が変化しても、流路切替え駒36の選択だけで、固定型21や可動型22を変更することなく、薄板材1を適切に成形できるように樹脂の供給を調整することができる。
流路切替え駒36を適用したことで、大掛かりな変更を必要とせずに、3次元形状の極薄状態の薄板材1を成形するために最適な樹脂の供給状況を容易に調整することが可能になる。
図13から図16に基づいて射出成形用金型の他の実施例を説明する。
図13(a)には固定型材が存在する固定型の型面を示す正面視、図13(b)には固定型材が外された固定型の型面を示す正面視、図14には流路切替え駒の流路面を表す正面視、図15(a)には可動型材が存在する可動型の型面を示す正面視、図15(b)には可動型材が外された可動型の型面を示す正面視、図16には樹脂の流動状況を説明する概念を示してある。
本実施例の射出成形用金型は、図2に示した成形部材2と同じ薄板材1(図2参照)を成形する金型である。成形された成形部材は、薄板材1(図2参照)の周囲の6箇所のゲート部4(図2参照)により外枠3(図2参照)が接続されたものとなる。
図13に示すように、固定型50の固定型板51には固定型凹部52が形成され、固定型凹部52には固定型材53が嵌合固定されている。固定型50は射出成形装置11(図3参照)の固定ダイプレート13(図3参照)に固定される。固定型材53の表面には成形部材2(図2参照)の薄板材1(図2参照)の形状に応じた凸状の湾曲面54が形成されている。
固定型板51の背面には5本の流路51a、51b、51c、51d、51eが放射状に形成され、流路51a、51b、51c、51d、51eの中心位置の背面側に流路選択手段としての流路切替え駒55が配されている。流路切替え駒55の固定型板51との対向面には、流路51a、51b、51c、51d、51eに対応する切替え流路55a、55b、55c、55d、55eが形成されている。つまり、射出成形装置11(図3参照)から供給された樹脂は、切替え流路55a、55b、55c、55d、55eを通して固定型板51の流路51a、51b、51c、51d、51eに送られる。
固定型板51の流路51a、51b、51c、51d、51eは放射状に延びて形成され(図13(b)参照)、流路51a、51b、51c、51d、51eの先端に対応する部位の固定型板51には板厚方向に延びる通路が設けられ、通路は固定型材53の通路53a、53b、53c、53d、53eに連通している。通路53a、53b、53c、53d、53eは湾曲面54の周囲に開口している。
図15に示すように、可動型60の可動型板61の固定型板51との対向面には矩形状の可動型凹部62が形成され、可動型凹部62には可動型材63が嵌合固定されている。可動型60は射出成形装置11(図3参照)の可動ダイプレート19(図3参照)に固定される。
可動型材63の表面には成形部材2(図2参照)の薄板材1(図2参照)の形状に応じた凹状の湾曲面67が形成されている。固定型材53の湾曲面54と可動型材63の湾曲面67とで、薄板材1(図2参照)が成形されるキャビティが形成され、例えば、湾曲面54と湾曲面67との隙間が1mm以下(例えば、0.3mmから0.6mm程度)に設定され、湾曲した同一厚さの薄板である薄板材1(図2参照)が成形される。
可動型材63の表面の湾曲面67の周囲の6箇所には成形部材2(図2参照)のゲート部の形状に応じたゲート形成部64a、64b、64c、64d、64e、64fが形成され、5箇所のゲート形成部64a、64b、64c、64d、64eの位置は、固定型材53の通路53a、53b、53c、53d、53eの先端に対応している。
可動型材63の表面の湾曲面67の周囲(第1型と第2型の対向面のキャビティの周囲)には、成形部材2(図2参照)の外枠3(図2参照)の形状に応じた形状で、6箇所のゲート形成部64a、64b、64c、64d、64e、64fに連通する枠キャビティ65が形成されている。可動型材63の表面の6箇所のゲート形成部64a、64b、64c、64d、64e、64fと枠キャビティ65との境界は、深さが周囲に比べて浅い薄肉形成部66とされている。
また、可動型材63の枠キャビティ65の適宜箇所には、成形部材2(図2参照)の外枠3(図2参照)の一方の面の突起5(図2参照)及び他方の面の嵌合孔6(図2参照)を形成するための凹凸形成部68が設けられている。
固定型50と可動型60の型締めを行い、固定型50に所定の圧力で樹脂を供給する。流路切替え駒55の切替え流路55a、55b、55c、55d、55eを通して固定型板51の流路51a、51b、51c、51d、51eに樹脂が送られる。流路51a、51b、51c、51d、51eに送られた樹脂は、流路51a、51b、51c、51d、51eの先端から固定型材53の通路53a、53b、53c、53d、53eを通って湾曲面54の周囲の5箇所のゲート形成部64a、64b、64c、64d、64eに送られる。
ゲート形成部64a、64b、64c、64d、64eに送られた樹脂は、固定型材53の湾曲面54と可動型材63の湾曲面67との間のキャビティに流入し、周囲の5箇所からキャビティに樹脂が送られ、樹脂が送られないゲート形成部64fに向けてキャビティの内部で樹脂が流通する。
薄板材1(図2参照)のキャビティに対し、図16に示すように、周囲の5箇所から一つのゲート形成部64fに向けて樹脂を流通させるため、わずかな隙間で面積が広く、しかも、湾曲した形状のキャビティに対しても、均一に樹脂を流通させることができる。この結果、極薄で3次元形状の薄板材1(図2参照)であっても、所望の精度を維持した状態で成形を行うことが可能になる。
ゲート形成部64a、64b、64c、64d、64eの部位から供給された樹脂は、可動型材63の枠キャビティ65に流入し、成形部材2(図2参照)の外枠3(図2参照)が成形される。これにより、6箇所のゲート部により外枠3(図2参照)が薄板材1(図2参照)と一体とされた成形部材2(図2参照)が成形される。
ゲート形成部64a、64b、64c、64d、64e、64fと枠キャビティ65との境界には薄肉形成部66が形成されているので、枠キャビティ65側に樹脂を流通させた後に、枠キャビティ65側からゲート形成部64a、64b、64c、64d、64e、64f側に樹脂が逆流せず、キャビティの樹脂の状態を乱す虞がない。このため、所望の形状及び表面性状の薄板材1(図2参照)を成形することができる。
上述した実施例では、切替え流路55a、55b、55c、55d、55eを備えた流路切替え駒55を適用した例を挙げて説明したが、樹脂の種類や射出成形装置11の能力等により、2本から4本の切替え流路を備えた流路切替え駒を適用することも可能である。また、樹脂を送るゲート形成部64の位置を異ならせた5本の切替え流路を備えた流路切替え駒を適用することも可能である。
図17には他の実施例に係る流路切替え駒の流路面を示してある。
例えば、図17(a)に示すように、4本の切替え流路55a、55b、55c、55dを備えた流路切替え駒55を用いることが可能である。また、任意の4本の切替え流路55を備えることが可能である。
また、図17(b)に示すように、3本の切替え流路55a、55d、55fを備えたり、図17(c)に示すように、3本の切替え流路55a、55b、55fを備えたりした流路切替え駒55を用いることが可能である。また、任意の3本の切替え流路55を備えることが可能である。
流路切替え駒55を選択することにより、樹脂の種類や射出成形装置11の能力等が異なっても、固定型50や可動型60を変更することなく、流路切替え駒55の選択だけで、薄板材1を適切に成形できるように多数のパターンで樹脂の供給を調整することができる。
上述した実施例は、極薄状(1mm以下の板厚)の成形品であっても、形状に拘わらず流動の不具合がなく均等な板厚で成形を行うことができる射出成形用金型となる。また、極薄状(1mm以下の板厚)の成形品で、形状に拘わらず流動の不具合がなく均等な板厚の薄板状の成形品となる。また、極薄状(1mm以下の板厚)の成形品であっても、形状に拘わらず流動の不具合がなく均等な板厚で成形を行うことができる薄板の射出成形方法となる。
本発明は、薄板状の部品を成形するための射出成形用金型の産業分野で利用することができる。
また、本発明は、薄板状の成形品及び薄板の射出成形方法の産業分野で利用することができる。
1 薄板材
2 成形部材
3 外枠
4 ゲート部
5 突起
6 嵌合孔
11 射出成形装置
12 ベース台
13 固定ダイプレート
14 バレル
15 射出駆動部
16 ホッパー
18 型締駆動部
19 可動ダイプレート
21、50 固定型
22、60 可動型
23、53 固定型材
24、63 可動型材
30、40、54、67 湾曲面
31 固定取付板
32 固定通路板
33、51 固定型板
34、52 固定型凹部
35 ロケートリング
36、55 流路切替え駒
37 流路
38 切替え流路
39 通路
41 可動取付板
43、61 可動型板
44、62 可動型凹部
45、64 ゲート形成部
46、65 枠キャビティ
47、66 薄肉形成部
48、68 凹凸形成部

Claims (8)

  1. 第1型と第2型との対向面に形成され周囲の複数箇所にゲート形成部が備えられたキャビティと、
    第1型に備えられ樹脂が供給される樹脂供給口と、
    第1型に備えられ少なくとも一つのゲート形成部及び樹脂供給口を連通する流路とを有する
    ことを特徴とする射出成形用金型。
  2. 請求項1に記載の射出成形用金型において、
    少なくとも2本の流路に対する樹脂の供給を選択する流路選択手段を樹脂供給口に取り付けた
    ことを特徴とする射出成形用金型。
  3. 請求項2に記載の射出成形用金型において、
    流路選択手段は、回動自在に樹脂供給口に取り付けられ、回動させることにより所望の流路と樹脂供給口とを連通する
    ことを特徴とする射出成形用金型。
  4. 請求項2もしくは請求項3に記載の射出成形用金型において、
    キャビティは、第1型と第2型との隙間が1mm以下である
    ことを特徴とする射出成形用金型。
  5. 請求項4に記載の射出成形用金型において、
    キャビティは、湾曲した同一厚さの薄板が成形される形状である
    ことを特徴とする射出成形用金型。
  6. 請求項5に記載の射出成形用金型において、
    第1型と第2型との対向面のキャビティの周囲には、ゲート形成部に連通する枠キャビティが備えられ、ゲート形成部と枠キャビティの境界は深さが浅くされ、
    枠キャビティには、一方の面側の成形品に突出部を形成すると共に突出部に対応する他方の面側の成形品に孔部を形成する凹凸形成部が備えられている
    ことを特徴とする射出成形用金型。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の射出成形用金型で成形したことを特徴とする薄板状の成形品。
  8. 第1型と第2型を型締めした状態で、第1型と第2型の対向面に備えられたキャビティの周囲の複数箇所から樹脂を供給し、1mm以下の厚さの薄板を成形することを特徴とする薄板の射出成形方法。
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