JPWO2012165098A1 - 入力装置、入力装置の制御方法、および、プログラム - Google Patents
入力装置、入力装置の制御方法、および、プログラム Download PDFInfo
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Abstract
本発明の入力装置は、入力手段の接触を検出する入力領域内に他の部分とは摩擦係数の異なる摩擦部が形成され、前記入力手段が接触する接触点に応じた信号を出力するタッチパネルと、前記摩擦部上での前記接触点の位置の遷移に対応する処理量を記憶する記憶部と、前記タッチパネルから出力された信号に示される前記接触点の位置が前記摩擦部上で遷移する場合には、該接触点の位置に対応して前記記憶部に記憶されている処理量に応じた処理を行う制御部と、を有する。
Description
本発明は、タッチパネルを備えた入力装置、入力装置の制御方法、および、プログラムに関する。
携帯電話などの情報処理装置には、指、スタイラスペンなどの入力手段の接触を検出するタッチパネルを備えるものがある。このような情報処理装置においては、入力手段をタッチパネルに接触させることで操作入力が行われる。例えば、特許文献1(実開平5−75837号公報)には、タッチパネルを備え、入力手段とタッチパネルとの接触点を移動させるスライド操作における接触点の移動量に応じて、出力する音のボリューム調整などを行う情報処理装置が開示されている。
特許文献1に開示される情報処理装置においては、ボリューム調整などを行うためには、接触点の移動量を調整する必要がある。ここで、通常、タッチパネル上の入力手段の接触を検出する入力領域は、入力手段が滑らかに滑る程度の略一様な摩擦係数となるように形成されており、移動量を認識しやすくするような工夫は特に行われていない。そのため、ユーザがスライド操作などを行った際の感触に基づいて接触点の移動量を調整することは難しく、使い勝手が悪いという問題があった。
本発明の目的は、タッチパネルを介した操作入力における使い勝手の向上を図ることができる入力装置、入力装置の制御方法、および、プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の入力装置は、
入力手段の接触を検出する入力領域内に他の部分とは摩擦係数の異なる摩擦部が形成され、前記入力手段が接触する接触点の位置に応じた信号を出力するタッチパネルと、
前記摩擦部上での前記接触点の位置の遷移に対応する処理量を記憶する記憶部と、
前記タッチパネルから出力された信号に示される前記接触点の位置が前記摩擦部上で遷移する場合には、該接触点の位置の遷移に対応して前記記憶部に記憶されている処理量に応じた処理を行う制御部と、を有する。
入力手段の接触を検出する入力領域内に他の部分とは摩擦係数の異なる摩擦部が形成され、前記入力手段が接触する接触点の位置に応じた信号を出力するタッチパネルと、
前記摩擦部上での前記接触点の位置の遷移に対応する処理量を記憶する記憶部と、
前記タッチパネルから出力された信号に示される前記接触点の位置が前記摩擦部上で遷移する場合には、該接触点の位置の遷移に対応して前記記憶部に記憶されている処理量に応じた処理を行う制御部と、を有する。
上記目的を達成するために本発明の入力装置の制御方法は、
入力手段の接触を検出し、前記入力手段の接触点の位置に応じた信号を出力するタッチパネルを備えた入力装置の制御方法であって、
前記タッチパネルが前記入力手段の接触を検出する入力領域内に形成された、他の部分とは摩擦係数の異なる摩擦部上での前記接触点の位置の遷移に対応する処理量を記憶し、
前記タッチパネルから出力された信号に示される前記接触点の位置が前記摩擦部上で遷移する場合には、該接触点の遷移に対応して記憶している処理量に応じた処理を行う。
入力手段の接触を検出し、前記入力手段の接触点の位置に応じた信号を出力するタッチパネルを備えた入力装置の制御方法であって、
前記タッチパネルが前記入力手段の接触を検出する入力領域内に形成された、他の部分とは摩擦係数の異なる摩擦部上での前記接触点の位置の遷移に対応する処理量を記憶し、
前記タッチパネルから出力された信号に示される前記接触点の位置が前記摩擦部上で遷移する場合には、該接触点の遷移に対応して記憶している処理量に応じた処理を行う。
上記目的を達成するために本発明のプログラムは、
入力手段の接触を検出し、前記入力手段の接触点の位置に応じた信号を出力するタッチパネルを備えた入力装置に、
前記タッチパネルが前記入力手段の接触を検出する入力領域内に形成された、他の部分とは摩擦係数の異なる摩擦部上での前記接触点の位置の遷移に対応する処理量を記憶する処理と、
前記タッチパネルから出力された信号に示される前記接触点の位置が前記摩擦部上で遷移する場合には、該接触点の遷移に対応して記憶している処理量に応じた処理と、を実行させる。
入力手段の接触を検出し、前記入力手段の接触点の位置に応じた信号を出力するタッチパネルを備えた入力装置に、
前記タッチパネルが前記入力手段の接触を検出する入力領域内に形成された、他の部分とは摩擦係数の異なる摩擦部上での前記接触点の位置の遷移に対応する処理量を記憶する処理と、
前記タッチパネルから出力された信号に示される前記接触点の位置が前記摩擦部上で遷移する場合には、該接触点の遷移に対応して記憶している処理量に応じた処理と、を実行させる。
本発明によれば、タッチパネルを介した操作入力における使い勝手の向上を図ることができる。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の入力装置100の構成を示すブロック図である。なお、入力装置100は、タッチパネルを備えた携帯電話、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機などの情報処理装置に適用される。
図1に示す入力装置100は、タッチパネル110と、記憶部120と、制御部130と、を有する。
タッチパネル110は、入力手段の接触を検出し、入力手段が接触した接触点の位置に応じた信号を制御部130に出力する。ここで、タッチパネル110は、図2に示すように、入力手段の接触を検出する入力領域200内に、他の部分よりも摩擦係数の高い摩擦部210が形成されている。摩擦部210の摩擦係数は、ユーザが摩擦部210上でスライド操作などを行った際に適度に摩擦を感知することができる程度の値である。
記憶部120は、摩擦部210上での接触点の位置の遷移に対応する処理量を記憶する。
制御部130は、タッチパネル110から出力された信号に示される接触点の位置が摩擦部210上で遷移する場合には、その接触点の位置の遷移に対応して記憶部120に記憶されている処理量に応じた処理を行う。ここで、摩擦部210の位置に関する情報は、例えば、記憶部120に記憶されており、制御部130は、その情報に基づき、タッチパネル110から出力された信号に示される接触点の位置が摩擦部210上にあるか否かを判定する。なお、制御部130は、タッチパネル110から出力された信号に示される接触点の位置が摩擦部210以外にある場合には、その接触点の位置に応じた処理を行う。
図3は、摩擦部210の構成を示す上面図である。
図3に示すように、摩擦部210として、所定の方向に沿って目盛り状に縦線部310が形成され、また、所定の方向に延在するように横線部320が形成されている。縦線部310および横線部320は、入力領域200の他の部分とは摩擦係数が異なるように形成されており、縦線部310および横線部320上でユーザがスライド操作などを行った際に適度に摩擦を感知することができる程度に高い摩擦係数となるように形成されている。
次に、本実施形態の入力装置100の動作例について説明する。なお、以下では、ボリューム調整を行う場合を例として説明する。
記憶部120は、摩擦部210上での接触点の位置の遷移に対応する処理量として、縦線部310の目盛りに対応する処理量を記憶する。本実施形態においては、記憶部120は、1目盛り分の接触点の移動に対応する処理量として、ボリュームを最大値に対して10%増減させる処理量を記憶するものとする。
また、記憶部120は、横線部320上での接触点の所定の移動量当りの処理量を記憶する。ここで、記憶部120は、横線部320上での接触点の所定の移動量当りの処理量として、入力領域200内の摩擦部210以外の部分における接触点の所定の移動量当りの処理量よりも小さい値を記憶するものとする。
図4は、接触点の位置の遷移を示す図である。
矢印Aに示すように、始点A1から終点A2まで接触点の位置を遷移させるスライド操作が行われたとする。
制御部130は、タッチパネル110から出力される信号に示される接触点の位置の遷移に基づき、接触点が通過した目盛り数をカウントする。矢印Aに示すように、接触点は、右方向に4目盛り分通過している。制御部130は、記憶部120に記憶されている1目盛り分の接触点の移動に対応する処理量(ボリュームを最大値に対して10%増加させる処理量)を4倍した値(ボリュームを最大値に対して40%増加させる処理量)を処理量と決定し、決定した処理量の分だけボリュームを増加させる。なお、本動作例においては、接触点を右方向に移動させるとボリュームは増加し、接触点を左方向に移動させるとボリュームは減少するものとする。
ここで、上述したように、縦線部310は、スライド操作を行った際にユーザが摩擦を感知できる程度に高い摩擦係数となるように形成されている。そのため、ユーザは、縦線部310を通過する毎に、縦線部310を通過したことを感知し、入力手段が通過する縦線部310の目盛り数に応じて、処理量を正確に調整することができる。
次に、矢印Bに示すように、横線部320上で始点B1から終点B2まで接触点の位置を遷移させるスライド操作が行われたとする。
制御部130は、タッチパネル110から出力される信号に示される接触点の位置の遷移に基づき、横線部320上での接触点の移動量を特定する。次に、制御部130は、特定した接触点の移動量と記憶部120に記憶されている横線部320上での接触点の所定の移動量当りの処理量とに基づき処理量を決定し、決定した処理量に応じた分だけボリュームを増加させる。
ここで、上述したように、横線部320はスライド操作を行った際にユーザが摩擦を感知できる程度に高い摩擦係数となるように形成されている。そのため、ユーザは、横線部320上でのスライド操作であることを感知することができる。また、横線部320上での接触点の所定の移動量当りの処理量は、入力領域200内の摩擦部210以外の部分における接触点の所定の移動量当りの処理量よりも小さい値が設定されている。そのため、ユーザは、横線部320上でスライド操作を行うことで、細かく処理量を調整することができる。
次に、本実施形態の入力装置100の他の動作例について説明する。
本動作例においては、記憶部120は、図5に示すように、縦線部310−1から縦線部310−2まで接触点が移動した場合の処理量としてボリュームを最大値に対して10%増加させる処理量を、縦線部310−2から縦線部310−3まで接触点が移動した場合の処理量としてボリュームを最大値に対して20%増加させる処理量を、縦線部310−3から縦線部310−4まで接触点が移動した場合の処理量としてボリュームを最大値に対して30%増加させる処理量を、縦線部310−4から縦線部310−5まで接触点が移動した場合の処理量としてボリュームを最大値に対して40%増加させる処理量を記憶する。すなわち、1目盛り当りの処理量は、右方向にいくにつれて増加する。
図6は、接触点の位置の遷移を示す図である。
矢印Cに示すように、縦線部310−1上の始点C1から縦線部310−3上の終点C2まで接触点の位置を遷移させるスライド操作が行われたとする。
制御部130は、タッチパネル110から出力される信号に示される接触点の位置の遷移に基づき、縦線部310−1から縦線部310−3まで接触点が移動していると特定し、記憶部120に記憶されている、縦線部310−1から縦線部310−2までの接触点の移動に対応する処理量(ボリュームを最大値に対して10%増加させる処理量)と縦線部310−2から縦線部310−3までの接触点の移動に対応する処理量(ボリュームを最大値に対して20%増加させる処理量)とを合わせた値(ボリュームを最大値に対して30%増加させる処理量)を処理量として決定し、決定した処理量の分だけボリュームを増加させる。
次に、矢印Dに示すように、縦線部310−1上の始点D1から縦線部310−2上の点D2まで接触点の位置を遷移させ、その後、縦線部310−1上の終点D3まで接触点の位置を遷移させるスライド操作が行われたとする。
制御部130は、タッチパネル110から出力される信号に示される接触点の位置の遷移に基づき、縦線部310−1と縦線部310−2との間で接触点が1往復していると特定し、縦線部310−1から縦線部310−2までの接触点の移動に対応する処理量(ボリュームを最大値に対して10%増加させる処理量)を2倍した値(ボリュームを最大値に対して20%増加させる処理量)を処理量として決定し、決定した処理量の分だけボリュームを増加させる。すなわち、制御部130は、縦線部310−1から縦線部310−2までの接触点の移動に対応する処理量(ボリュームを最大値に対して10%増加させる処理量)に、縦線部310−1と縦線部310−2との間で接触点の移動が行われた回数を乗算した値を処理量として決定する。こうすることで、10%単位で処理量を増加させることができる。
次に、本実施形態の入力装置100のさらに他の動作例について説明する。
本動作例においては、記憶部120は、図7に示すように、縦線部310−5から縦線部310−4まで接触点が移動した場合の処理量としてボリュームを最大値に対して10%減少させる処理量を、縦線部310−4から縦線部310−3まで接触点が移動した場合の処理量としてボリュームを最大値に対して20%減少させる処理量を、縦線部310−3から縦線部310−2まで接触点が移動した場合の処理量としてボリュームを最大値に対して30%減少させる処理量を、縦線部310−2から縦線部310−1まで接触点が移動した場合の処理量としてボリュームを最大値に対して40%減少させる処理量を記憶する。すなわち、1目盛り当りの処理量は、左方向にいくにつれて増加する。
図8は、接触点の位置の遷移を示す図である。
矢印Eに示すように、縦線部310−5上の始点E1から縦線部310−3上の終点E2まで接触点の位置を遷移させるスライド操作が行われたとする。
制御部130は、タッチパネル110から出力される信号に示される接触点の位置の遷移に基づき、縦線部310−5から縦線部310−3まで接触点が移動していると特定し、縦線部310−5から縦線部310−4までの接触点の移動に対応する処理量(ボリュームを最大値に対して10%減少させる処理量)と縦線部310−4から縦線部310−3までの接触点の移動に対応する処理量(ボリュームを最大値に対して20%減少させる処理量)とを合わせた値(ボリュームを最大値に対して30%減少させる処理量)を処理量として決定し、決定した処理量の分だけボリュームを減少させる。
次に、矢印Fに示すように、縦線部310−5上の始点F1から縦線部310−4上の点F2まで接触点の位置を遷移させ、その後、縦線部310−5上の終点F3まで接触点の位置を遷移させるスライド操作が行われたとする。
制御部130は、タッチパネル110から出力される信号に示される接触点の位置の遷移に基づき、縦線部310−5と縦線部310−4との間で接触点が1往復していると特定し、縦線部310−5から縦線部310−4までの接触点の移動に対応する処理量(ボリュームを最大値に対して10%減少させる処理量)を2倍した値(ボリュームを最大値に対して20%減少させる処理量)を処理量として決定し、決定した処理量の分だけボリュームを減少させる。すなわち、制御部130は、縦線部310−5から縦線部310−4までの接触点の移動に対応する処理量(ボリュームを最大値に対して10%減少させる処理量)に、縦線部310−5と縦線部310−4との間で接触点の移動が行われた回数を乗算した値を処理量として決定する。こうすることで、10%単位で処理量を減少させることができる。
次に、本実施形態の入力装置100のさらに他の動作例について説明する。
図9に示すように、縦線部310−3に入力手段が接触されたとする。
制御部130は、縦線部310−3から縦線部310−4まで接触点が移動した場合の処理量としてボリュームを最大値に対して10%増加させる処理量を、縦線部310−4から縦線部310−5まで接触点が移動した場合の処理量としてボリュームを最大値に対して20%増加させる処理量を、縦線部310−3から縦線部310−2まで接触点が移動した場合の処理量としてボリュームを最大値に対して10%減少させる処理量を、縦線部310−2から縦線部310−1まで接触点が移動した場合の処理量としてボリュームを最大値に対して20%減少させる処理量を、記憶部120に記憶させる。すなわち、1目盛り当りの処理量は、縦線部310−3から右方向および左方向にいくにつれて増加する。
その後、縦線部310−3から左右方向に接触点の位置を遷移させるスライド操作が行われると、制御部130は、その接触点の移動に応じた処理量を決定し、決定した処理量に応じてボリュームを増減させる。
なお、上述した動作例においては、ボリューム調整を行う場合を例として説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、タッチパネルに表示される表示画像の拡大縮小率の調整、カーソルの移動量の調整などに適用することも可能である。
このように本実施形態によれば、入力装置100は、入力領域200内に他の部分よりも摩擦係数の高い摩擦部210が形成されたタッチパネル110を有し、摩擦部210上での接触点の位置の遷移に対応する処理量を記憶し、タッチパネル110から出力される信号に示される接触点の位置が摩擦部210上で遷移する場合には、その接触点の位置の遷移に対応して記憶している処理量に応じた処理を行う。
摩擦部210はユーザが入力手段を接触させた際に適度に摩擦を感知することができる程度の摩擦係数となるように形成されているため、入力手段を摩擦部210に接触させた際の感触に応じて、より正確に、あるいは、より細かく処理量を調整することができ、タッチパネルを介した操作入力における使い勝手の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、入力装置100は、摩擦部210上での接触点の所定の移動量当りの処理量を、入力領域200の他の部分における接触点の所定の移動量当りの処理量よりも小さい値とする。
そのため、摩擦部210上で接触点を移動させることで、より細かく処理量を調整することができ、タッチパネルを介した操作入力における使い勝手の向上を図ることができる。
なお、本実施形態においては、摩擦部210の摩擦係数は、入力領域200の他の部分よりも高い摩擦係数とする例を用いて説明したが、これに限られるものではなく、入力領域200の他の部分よりも低い摩擦係数としてもよい。
また、摩擦部210の構成は図3に示すものに限られない。例えば、縦線部310または横線部320の一方だけが形成されていてもよい。また、図10に示すように、摩擦部210として、円状の円線部330が形成されていてもよい。
また、本実施形態においては、縦線部310を通過するように接触点の位置を遷移させるスライド操作が行われると、接触点が通過した目盛り数に応じて処理量を決定する例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、横線部320に入力手段を接触させながら上述したスライド操作が行われると、接触点が通過した目盛り数に応じた処理量を決定し、横線部320に入力手段を接触させずに上述したスライド操作が行われると、摩擦部210以外での接触点の移動を同様の処理を行うようにしてもよい。
また、本実施形態においては、入力領域200内の1箇所に摩擦部210が設けられている例を用いて説明したが、複数の箇所に摩擦部210が設けられてもよい。
また、摩擦部210の摩擦係数は一様である必要はなく、摩擦係数が異なるように形成してもよい。
また、本実施形態においては、タッチパネル110は、入力領域200内に摩擦部210が形成され、入力手段の接触を検出する例を用いて説明したが、これに限られるものではなく、タッチパネル110が入力手段の近接を検出するようにしてもよい。例えば、タッチパネル110は、入力領域200上に透明なパネルが搭載され、そのパネル上に摩擦部を形成するようにしてもよい。この場合、制御部130は、外部記憶媒体、外部ネットワークなどを介して、パネル上での摩擦部の位置に関する情報を取得して、タッチパネル110から出力される信号に示される接触点の位置がパネルの摩擦部上にあるか否かを判定し、接触点の位置がパネルの摩擦部上にある場合には、上述した動作例に示した処理を行う。こうすることで、通信装置100上で実行するアプリケーションなどに応じて、様々なパネルを使用することができる。
なお、本発明の入力装置において行われる方法は、コンピュータに実行させるためのプログラムに適用してもよい。また、そのプログラムを記憶媒体に格納することも可能であり、ネットワークを介して外部に提供することも可能である。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2011年6月2日に出願された日本出願2011−124275を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
Claims (7)
- 入力手段の接触を検出する入力領域内に他の部分とは摩擦係数の異なる摩擦部が形成され、前記入力手段が接触する接触点の位置に応じた信号を出力するタッチパネルと、
前記摩擦部上での前記接触点の位置の遷移に対応する処理量を記憶する記憶部と、
前記タッチパネルから出力された信号に示される前記接触点の位置が前記摩擦部上で遷移する場合には、該接触点の位置の遷移に対応して前記記憶部に記憶されている処理量に応じた処理を行う制御部と、を有することを特徴とする入力装置。 - 請求項1記載の入力装置において、
前記摩擦部は、目盛り状に形成され、
前記記憶部は、前記摩擦部の目盛りに対応する処理量を記憶し、
前記制御部は、前記タッチパネルから出力された信号に示される前記接触点の位置が前記摩擦部上で遷移する場合には、前記接触点が移動した目盛り量を特定し、該特定した目盛り量と前記記憶部に記憶されている前記目盛りに対応する処理量とに基づき処理量を決定し、該決定した処理量に応じた処理を行うことを特徴とする入力装置。 - 請求項1記載の入力装置において、
前記摩擦部は、所定の方向に延在するように形成され、
前記記憶部は、前記摩擦部上での前記接触点の所定の移動量当りの処理量を記憶し、
前記制御部は、前記タッチパネルから出力された信号に示される前記接触点の位置が前記摩擦部上で遷移する場合には、前記摩擦部上での前記接触点の移動量を特定し、該特定した移動量と前記記憶部に記憶されている前記接触点の所定の移動量当りの処理量とに基づき処理量を決定し、該決定した処理量に応じた処理を行うことを特徴とする入力装置。 - 入力手段の接触を検出し、前記入力手段の接触点の位置に応じた信号を出力するタッチパネルを備えた入力装置の制御方法であって、
前記タッチパネルが前記入力手段の接触を検出する入力領域内に形成された、他の部分とは摩擦係数の異なる摩擦部上での前記接触点の位置の遷移に対応する処理量を記憶し、
前記タッチパネルから出力された信号に示される前記接触点の位置が前記摩擦部上で遷移する場合には、該接触点の遷移に対応して記憶している処理量に応じた処理を行うことを特徴とする入力装置の制御方法。 - 請求項4記載の入力装置の制御方法において、
目盛り状に形成された前記摩擦部の目盛りに対応する処理量を記憶し、
前記タッチパネルから出力された信号に示される前記接触点の位置が前記摩擦部上で遷移する場合には、前記接触点が移動した目盛り量を特定し、該特定した目盛り量と記憶している前記目盛りに対応する処理量とに基づき処理量を決定し、該決定した処理量に応じた処理を行うことを特徴とする入力装置の制御方法。 - 請求項4記載の入力装置の制御方法において、
所定の方向に延在するように形成された前記摩擦部上での前記接触点の所定の移動量当りの処理量を記憶し、
前記タッチパネルから出力された信号に示される前記接触点の位置が前記摩擦部上で遷移する場合には、前記摩擦部上での前記接触点の移動量を特定し、該特定した移動量と記憶している前記接触点の所定の移動量当りの処理量とに基づき処理量を決定し、該決定した処理量に応じた処理を行うことを特徴とする入力装置の制御方法。 - 入力手段の接触を検出し、前記入力手段の接触点の位置に応じた信号を出力するタッチパネルを備えた入力装置に、
前記タッチパネルが前記入力手段の接触を検出する入力領域内に形成された、他の部分とは摩擦係数の異なる摩擦部上での前記接触点の位置の遷移に対応する処理量を記憶する処理と、
前記タッチパネルから出力された信号に示される前記接触点の位置が前記摩擦部上で遷移する場合には、該接触点の遷移に対応して記憶している処理量に応じた処理と、を実行させるプログラム。
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