JPWO2012147499A1 - 移動通信システムにおける基地局及びリソース割当方法 - Google Patents

移動通信システムにおける基地局及びリソース割当方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2012147499A1
JPWO2012147499A1 JP2013511992A JP2013511992A JPWO2012147499A1 JP WO2012147499 A1 JPWO2012147499 A1 JP WO2012147499A1 JP 2013511992 A JP2013511992 A JP 2013511992A JP 2013511992 A JP2013511992 A JP 2013511992A JP WO2012147499 A1 JPWO2012147499 A1 JP WO2012147499A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
user
voice
users
base station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013511992A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5651236B2 (ja
Inventor
徹 内野
徹 内野
幹生 岩村
幹生 岩村
義顕 大藤
義顕 大藤
石井 啓之
啓之 石井
アニール ウメシュ
アニール ウメシュ
尚人 大久保
尚人 大久保
耕平 清嶋
耕平 清嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2013511992A priority Critical patent/JP5651236B2/ja
Publication of JPWO2012147499A1 publication Critical patent/JPWO2012147499A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5651236B2 publication Critical patent/JP5651236B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/23Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/535Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on resource usage policies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/56Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on priority criteria
    • H04W72/566Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on priority criteria of the information or information source or recipient
    • H04W72/569Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on priority criteria of the information or information source or recipient of the traffic information

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

移動通信システムにおける基地局は、下りリンクの無線リソースが第1の多重数以下のユーザ装置に割り当てられることを示す下りグラント情報を生成するスケジューリング部と、下りグラント情報を含む制御信号と下りグラント情報により指定される無線リソースにマッピングされたデータ信号とをユーザ装置に送信する送信部とを有し、周期データをデータ信号として受信するユーザ装置が第1の多重数より少ない第2の多重数以上存在しかつ非周期データをデータ信号として受信するユーザ装置が存在していた場合、スケジューリング部は、周期データを受信する第2の多重数のユーザ装置と非周期データを受信するユーザ装置とに下りリンクの無線リソースが割り当てられることを示す下りグラント情報を生成する。

Description

本発明は、移動通信システムにおける基地局及びリソース割当方法に関連する。
移動通信システムにおける周波数利用効率を向上させる技術の1つとして、周波数スケジューリングがある。周波数スケジューリングは、ダイナミックスケジューリング方式(Dynamic Scheduling)とセミパーシステントスケジューリング方式(Semi−Persistent Scheduling:SPS)に大別される。
ダイナミックスケジューリング方式の場合、データ種別に応じた優先度及び無線チャネル状態の良否に応じて、無線リソースがユーザに動的に割り当てられる。例えば、どのユーザにどの無線リソースを割り当てるかが、1msのサブフレーム(TTI)毎に決定される。ユーザに対する無線リソースの割り当て方が頻繁に変わるので、無線リソースを柔軟に活用できる。
一方、ユーザがやり取りするデータ種別は様々であり、音声データ又は音声パケット(VoIP)や等のようにデータ量は少ないが遅延は短く制限されるものや、データ通信等のようにデータ量は多いが遅延はそれほど短くは制限されないものがある。音声データ(VoIP)等の場合、データ量の少ないデータが周期的に発生する。このような音声データについて、上記のダイナミックスケジューリング方式によりスケジューリングを行うと、周期的に発生する少ないデータ量の音声データ各々について、無線リソースを一々指定しなければならなくなる。この場合、通信するデータ全体に対して、無線リソースの通知に要するシグナリングのオーバーヘッドが大きくなり、無線リソースの利用効率が悪化してしまうことが懸念される。
セミパーシステントスケジューリング方式(SPS)は、このような懸念に対応できる方式である。セミパーシステントスケジューリング方式の場合、1回の無線リソースの割り当てが、1サブフレームだけでなく、以後の多数のサブフレームにも適用されるようにする。すなわち、ある一定の無線リソースを周期的に割り当てることで、無線リソースのシグナリングに要するオーバーヘッドを削減する。したがって、移動通信システムにおける全てのユーザ装置が、セミパーシステントスケジューリング方式(SPS)に対応していれば、音声データについてSPSを使用することで、上記の懸念を解消できる。
しかしながら、移動通信システムにおける全てのユーザ装置が、セミパーシステントスケジューリング方式(SPS)に対応していない状況も考えられる。この場合、無線リソースの割り当てはダイナミックスケジューリング方式によることとなる。しかしながら、そうすると、周期的に発生する少ないデータ量の音声データ各々について無線リソースを一々指定しなければならず、オーバーヘッドが大きくなってしまうことに加えて、無線リソースを効率的に利用できなくなってしまう問題が懸念される。
なお、オーバーヘッドの量は一定ではなく、ロングタームエボリューション(LTE)方式の移動通信システムの場合、十数個のOFDMシンボルから形成される1サブフレームにおいて、1ないし3個のOFDMシンボルが、制御信号(PFICH、PHICH、PDCCH等)(オーバーヘッド)に割り当てられる。このようなオーバーヘッドの量は、セル内のユーザ数やセル半径によって変化する。セル内のユーザ数、データのトラヒック量、1サブフレーム当たりの同時多重ユーザ数、セル半径等が大きいほど、オーバーヘッドの量は多くなり、スループットが低下してしまう原因となる。LTE方式については例えば非特許文献1に記載されている。
ところで、LTE方式の移動通信システムでは、1msのサブフレーム(TTI)毎にスケジューリングが行われ、無線リソースの割り当て内容を示す制御情報(例えば、PDCCH)とともに、制御信号により示されるリソースブロックにマッピングされたデータが、ユーザ装置に送信される。ユーザ装置は、制御情報を復調し、制御情報により指定されている無線リソースから自身に宛てられたデータを復調する。この場合において、1サブフレーム内で無線リソースを指定できるユーザ数がNであり、周期的に発生する音声データの周期をTとすると、同時に音声サービスを利用できるユーザ数(すなわち、音声容量)は、N×Tとなる。例えば、N=3人及びT=20msの場合、音声容量は、3×20=60人となる。
図1は20msの間に様々なユーザ装置(UE1−UE60)が無線リソースを割当てられる様子を示す。上述したように音声データはデータ量が少ないので、下りリンクの無線リソースを、音声ベアラを持つユーザが占めてしまうと、そのサブフレームにおいて使用可能な無線リソースの一部が余り、周波数利用効率が低下してしまう。音声データは、リアルタイムに送受信しなければならないので、音声以外のデータよりも高い優先度を有する。したがって、音声データを通信するユーザと音声以外のデータを通信するユーザとが混在する場合、音声データのユーザに優先的に無線リソースが割り当てられ、図1に示すような無線リソースの余剰が生じ、無線リソースの利用効率が悪くなってしまう。この場合、下りリンクにおいて、1サブフレーム内で無線リソースを割当てられるユーザ数Nを増やすことができれば、そのような懸念を解消できるかもしれない。しかしながら、それを行うには下りリンクの信号のフォーマットを規定する標準仕様を変更する必要が生じ、容易ではない。
3GPP TS36.300 V8.11.0(2009−12)。
本発明の課題は、周期的に発生するデータに無線リソースを割り当てる場合において、下りリンクの無線リソースを有効に利用できるようにすることである。
一実施例による基地局は、
下りリンクの無線リソースが第1の多重数以下のユーザ装置に割り当てられることを示す下りグラント情報を生成するスケジューリング部と、
前記下りグラント情報を含む制御信号と該下りグラント情報により指定される無線リソースにマッピングされたデータ信号とをユーザ装置に送信する送信部と
を有し、周期的に発生する周期データをデータ信号として受信するユーザ装置が前記第1の多重数より少ない第2の多重数以上存在し、かつ周期的ではないタイミングで発生する非周期データをデータ信号として受信するユーザ装置が存在していた場合、前記スケジューリング部は、周期データを受信する前記第2の多重数のユーザ装置と非周期データを受信するユーザ装置とに下りリンクの無線リソースが割り当てられることを示す下りグラント情報を生成する、移動通信システムにおける基地局である。
一実施例によれば、周期的に発生するデータに無線リソースを割り当てる場合において、下りリンクの無線リソースを有効に利用することができる。
20msの間に様々なユーザ装置が音声データを送信している様子を示す図。 実施例において使用される基地局の機能ブロック図。 基地局における動作例を示すフローチャート。 無線リソースの割り当て順序を示す図。 変形例による無線リソースの割り当て順序を示す図。
以下に説明する実施例では、音声データのような周期データを送信する音声ユーザの多重数が、原則として、サブフレームにおける最大ユーザ多重数より少ない最大音声ユーザ多重数に制限される。ただし、無線リソースを指定する制御情報(PDCCH)のリソースが余る場合、最大音声ユーザ多重数を超える音声ユーザが多重されてもよい。これにより、周波数利用効率が向上する。最大音声ユーザ多重数は、音声ユーザ数等により動的に変更されてもよい。例えば、最大ユーザ多重数が4であった場合において、混雑時においては最大音声ユーザ多重数を3とし、音声データ以外のデータの最大多重数を1としてもよい。あるいは、非混雑時においては最大音声データ多重数を2とし、音声以外のデータの最大多重数2としてもよい。説明の簡明化のため、音声データ又は音声パケットを使用する例が説明されるが、音声データ又は音声パケットは単なる一例にすぎず、本実施例は、低速かつ周期的(または散発的)に発生するデータすべてに適応可能である。本実施例において、最大音声ユーザ多重数の音声ユーザに無線リソースを割り当てた後、音声データ以外のデータを送信する非音声ユーザが存在しなかった場合、又は非音声ユーザに無線リソースを割り当てた後でも、無線リソースが余っている場合がある。そのような場合には、最大音声ユーザ多重数を超えて音声ユーザに無線リソースが割り当てられる。
以下の観点から実施例を説明する。
1.基地局
2.動作例
3.変形例
<1.基地局>
図2は、実施例において使用される基地局の機能ブロック図を示す。図2には、移動通信システムの基地局に備わる様々な機能を実現する処理部の内、実施例に特に関連する処理部が示されている。図示の基地局は、説明の便宜上、例えばロングタームエボリューション(LTE)方式の移動通信システムにおける基地局であるとするが、他の移動通信システムの基地局でもよい。図2には、上り信号受信部201、下り品質情報取得部203、ユーザ多重数制御部205、スケジューリング部207、TFR選択部211、下り信号生成部213、下り信号送信部215が示されている。
上り信号受信部201は、ユーザ装置UEからの上り信号を受信し、ベースバンド信号に変換する。したがって、上り信号受信部201は、受信した無線信号をフィルタリングする機能、アナログ信号をディジタル信号に変換する機能、受信した信号をデータ復調する機能、受信した信号をチャネル復号化する機能等を有する。上り信号は、一般的には制御信号、パイロット信号及びデータ信号等を含む。なお、ユーザ装置UEは、無線リンクを通じて基地局と通信する適切な如何なる通信装置でもよく、移動端末でも固定端末でもよい。ユーザ装置UEは、具体的には、携帯電話、情報端末、高機能携帯電話、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、パーソナルディジタルアシスタント、携帯用パーソナルコンピュータ等であるが、これらに限定されない。
下り品質情報取得部203は、上り信号(UL信号)から、下りリンクの無線チャネル状態の良否を示す品質情報を取得する。品質情報は制御チャネルに含まれている。下りリンクの無線チャネル状態は、例えば、ユーザ装置が受信したパイロット信号の受信レベルから導出されたチャネル状態インジケータ(CQI)により表現されてもよい。パイロット信号の受信レベルは、当業者に既知の適切な如何なる量で表現されてもよい。一例として、受信レベルは、瞬時値であるか平均値であるかを問わず、広く、無線チャネル状態の良否を表す量として定義され、例えば、受信電力、電界強度RSSI、希望波受信電力RSCP、パスロス、SNR、SIR、Ec/N等により表現されてもよい。
ユーザ多重数制御部205は、最大ユーザ多重数NMAXより少ない最大音声ユーザ多重数NVOICEを制御し、スケジューリング部207に通知する。最大ユーザ多重数NMAXとは、下りリンクにおける同一のサブフレームでデータを受信することが可能なユーザ装置の最大数である。最大音声ユーザ多重数NVOICEとは、下りリンクにおける同一のサブフレームで周期データを受信することが可能なユーザ装置の最大数である。周期データとは、周期的に発生するデータであり、典型的には音声データである。以下の説明では簡明化のため、ユーザが音声データを通信する場合を例にとって説明するが、本実施例は音声データに限定されず、周期的(または散発的)に発生する如何なる信号が通信される場合にも適用可能である。例えば、通信接続の正常性を試験するために周期的に送信されるピング信号(PING)等が使用されてもよい。最大ユーザ多重数NMAXは一定の値に保たれるが、最大音声ユーザ多重数NVOICEは可変に制御されてもよいし、一定に維持されてもよい。可変に制御する場合、例えば、最大ユーザ多重数NMAXが4であり、セル内で音声データを送信するユーザ数に応じて、最大音声ユーザ多重数NVOICEを3、2、1とするように制御してもよい(音声データを送信するユーザ数が多い場合に最大音声ユーザ多重数NVOICEが3であり、音声データを送信するユーザ数が少ない場合に最大音声ユーザ多重数NVOICEが1である)。最大ユーザ多重数NMAX及び最大音声ユーザ多重数NVOICEの具体的な数値は単なる一例にすぎず、他の値、例えばDL制御チャネルを構成するリソース単位(Control Channel Element)の使用率等が使用されてもよい。さらに、最大音声ユーザ多重数NVOICEは、音声ユーザ数だけでなく、トラヒック量その他の量に依存して制御されてもよい。その他の量として、例えば、(1)セル内のユーザ数、(2)セル内の音声ベアラ数、(3)セル内でセミパーシステントスケジューリングが行われているベアラ数、(4)セル内のデータベアラ数、(5)セルにおいて接続状態のUE数(すなわち、RRCconnected状態のUE数)、(6)セルにおける緊急呼の数、(7)セルにおける優先呼の数、(8)セルにおける規制率、(9)セルにおけるリソース使用率(この場合におけるリソース使用率は、例えば、無線リソースの使用率、ベースバンド処理回路の使用率、CPUの使用率等である)及び(10)セル内において音声通信を行うことが可能なUEの数又は割合等が挙げられるが、これらに限定されない。
なお、音声データを通信するユーザの数は、音声ベアラが設定されているユーザの数としてもよいし、音声ベアラが設定されているユーザのうち現時点がトークスパート期間であるユーザとしてもよい。通常、人間が会話を行う場合、発生区間であるトークスパート期間(talk spurt)及び無音区間であるサイレント期間(silent period)が交互に生じ、トークスパート期間において、例えば20msのような一定の周期で音声データが発生する。
スケジューリング部207は、通信するデータが存在するユーザ(ユーザ装置)についてスケジューリング係数を算出する。スケジューリング部207は、論理チャネル優先度(Logical Channel Priority:LCP)及びスケジューリング係数に基づいて、下りリンクの無線リソースをユーザ装置に割り当てる。スケジューリング係数は、スケジューリングを要求するリクエストの有無、論理チャネル優先度LCP、瞬時的なデータレート、平均的なデータレート等に基づいて、適切な如何なる方法で計算されてもよい。論理チャネル優先度LCPは、特定のデータがマッピングされる論理チャネルに応じた優先度であり、例えば、音声データに対応付けられているLCPの優先度は、データ通信のデータに対応付けられているLCPのものより高い。スケジューリング係数は、例えば、MaxC/I法やプロポーショナルフェアネス法(Proportional Fairness)により計算されてもよい。
基地局は、コアネットワークから、ユーザが通信する情報について、サービス品質(QoS)クラスインジケータ(QCI:Quality of Service Class Indicator)の通知を受ける。このQCIは、トラヒックの種類の優先度を表す。基地局は、ユーザのスケジューリング係数に、QCIに応じた因子を乗算し、スケジューリング係数が、QCIの優先度に応じた値をとるようにする。さらQCIに基づいて、スケジューリング係数の計算に用いるパラメータを変更することで、スケジューリングの頻度等をQCIに応じて制御することもできる。スケジューリングは、QCIに応じた複数の論理チャネル優先度LCPに基づいて行われる。優先度が低いLCPに属するデータと、優先度が高いLCPに属するデータとを有するユーザの場合、優先度が高い方のLCPに属するデータから無線リソースが割り当てられる。
スケジューリング部207は、スケジューリング係数の値が相対的に大きい(または、硬判定的に優先度が高いと判定された)ユーザに対して、優先的に無線リソースを割り当てる。下りリンクにおける無線リソースの割り当て方は、下りグラント情報として制御信号によりユーザ装置に通知される。詳細な動作は後述するが、概して、スケジューリング部207は、音声データを受信するユーザ装置が音声ユーザ多重数NVOICE以上存在し、かつ音声データでない非周期データを受信するユーザ装置が存在していた場合、音声データを受信する音声ユーザ多重数NVOICEのユーザ装置と非周期データを送信する1つ以上のユーザ装置とに下りリンクの無線リソースを割り当てる。
TFR(Transport Format and Resource)選択部211は、無線リソースが割り当てられるユーザ装置について、スケジューリング部207からの指示にしたがって、伝送フォーマット(データ変調方式及びチャネル符号化率)及びリソースブロックを決定する。
下り信号生成部213は、制御信号及びデータ信号を含む下り信号を生成する。制御信号は、無線リソースがユーザ装置にどのように割り当てられているかを示す。LTE方式の移動通信システムの場合、この制御信号は、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を少なくとも含む。より正確に言えば、制御信号は、PDCCHだけでなく、PDCCHがマッピングされているOFDMシンボル数を示すフォーマットインジケータ(PFICH)や、基地局が受信した上りデータ信号(PUSCH)に対する肯定応答又は否定応答を示す送達確認情報(PHICH)等を含む。本実施例における制御信号は、上り又は下りグラント情報を含み、上り又はグラント情報は、無線リソースが割り当てられているユーザの識別子、下りリンク及び/又は上りリンクにおいて割り当てられたリソースブロック、データフォーマット(データ変調方式及びチャネル符号化率)等の情報を含む。データ信号は制御信号により指定されているリソースブロックにマッピングされる。データ信号は、ユーザデータを含み、一般的には、音声データ(VoIP)、リアルタイムデータ、データ通信用のデータ等を含む。LTE方式の移動通信システムの場合、データ信号は、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)及び物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)に対応する。
下り信号送信部215は、下り信号生成部213により生成された下り信号を送信する。したがって、下り信号送信部215は、送信するデータをチャネル符号化する機能、送信するデータをデータ変調する機能、ディジタル信号をアナログ信号に変換する機能、送信する信号をフィルタリングする機能、送信する信号を増幅する機能等を有する。
<2.動作例>
図3は、図2に示されているような基地局における動作例を示すフローチャートである。フローはステップS301から始まり、ステップS303に進む。
ステップS303、S305において、各種のパラメータが初期化される。具体的には、無線リソースが実際に割り当てられたユーザの数nが0に設定される。また、スケジューリングの対象となるユーザの総数はNALLであり、NALLのユーザがスケジューリング係数の大きさにしたがって並べられる。スケジューリング係数の順にユーザを指定するパラメータkは1に設定される。さらに、無線リソースが実際に割り当てられた音声ユーザの数mが0に設定される。音声ユーザとは音声データを送信するユーザである。説明の便宜上、全部で10台のユーザ装置UE#1、UE#2、...UE#10が、スケジューリングの対象であり(NALL=10)、6台のユーザ装置UE#1−6が音声データを通信し、残り4台のユーザ装置UE#7−10が音声データ以外のデータを通信するものとする。
UE#1−6:音声データを送信するユーザ装置
UE#7−10:音声データ以外のデータを送信するユーザ装置
なお、下りリンクにおける同一のサブフレームでデータを送信することが可能な最大のユーザ装置数である最大ユーザ多重数NMAXは5であるとする。下りリンクにおける同一のサブフレームで周期データを送信することが可能な最大のユーザ装置数である最大音声ユーザ多重数NVOICEは2であるとする。この時点における各パラメータの値は以下のとおりである。
最大ユーザ多重数: NMAX=5
最大音声ユーザ多重数: NVOICE=2
スケジューリング対象の全ユーザ数:NALL=10
割り当てを受けた音声ユーザの数: m=0
割り当てを受けたユーザの数: n=0
ユーザを指定するパラメータ: k=1
ステップS307において、基地局は、k番目のユーザ装置UE#kがスケジューリング候補(対象)であるか否かを判定する。スケジューリング候補であった場合、フローはステップS309に進み、スケジューリング候補でなかった場合、フローはステップS323に進む。目下の例の場合、1番目のユーザ装置UE#1はスケジューリング候補なので、フローはステップS309に進む。
ステップS309において、基地局は、ユーザ装置に割り当てることが可能な無線リソース(リソースブロック)が残っているか否かを判定する。無線リソースが残っていた場合、フローはステップS311に進み、無線リソースが残っていなかった場合、フローはステップS331に進み、フローは終了する。
ステップS311において、基地局は、ユーザ装置UE#1が送信するデータの論理チャネルグループLCPが、音声データ(より一般的には、周期データ)のLCPであるか否かを判定する。音声データであった場合、フローはステップS313に進み、音声データでなかった場合、フローはステップS317に進む。目下の例の場合、UE#1が受信するデータは音声データなので、フローはステップS313に進む。
ステップS313において、基地局は、割り当てを受けた音声ユーザの数mが、最大音声ユーザ多重数NVOICE=2未満であるか否かを判定する。mがNVOICE未満であった場合、フローはステップS315に進み、mがNVOICE未満でなかった場合、フローはステップS323に進む。目下の例の場合、m=0なので、フローはステップS315に進む。
ステップS315において、割り当てを受けた音声ユーザの数mがインクリメントされ、m=1となる。
ステップS317において、基地局は、対象のサブフレームにおいてユーザ装置UE#1に割り当てる無線リソース(リソースブロック)、及び使用される伝送フォーマット(データ変調方式及びチャネル符号化率)を決定する。
ステップS319において、基地局は、無線リソースを割り当てたユーザ装置UE#1をスケジューリング候補から除外する。目下の例の場合、スケジューリング候補のユーザ装置は、
UE#1、UE#2、UE#3、UE#4、UE#5、UE#6、UE#7、UE#8、UE#9、UE#10
であり、このうちUE#1が除外される。その結果、残っているスケジューリング候補のユーザ装置は、
UE#2、UE#3、UE#4、UE#5、UE#6、UE#7、UE#8、UE#9、UE#10
となる。
ステップS321において、無線リソースの割り当てを受けたユーザ(ユーザ装置)の数nがインクリメントされる。その結果、n=1となる。
ステップS323において、ユーザ装置を指定するパラメータkがインクリメントされる。その結果、k=2となる。
ステップS325において、基地局は、ユーザ装置を指定するパラメータkの値が、スケジューリング対象の全ユーザ数NALL以下であるか否かを判定する。パラメータkの値がNALL以下であった場合、フローはステップS327に進み、パラメータkの値がNALL以下でなかった場合、フローはステップS329に進む。目下の例の場合、k=2<NALL=10なので、フローはステップS327に進む。
ステップS327において、基地局は、無線リソースが実際に割り当てられたユーザ(ユーザ装置)の数nが、最大音声ユーザ多重数NMAX未満であるか否かを判定する。割り当てを受けたユーザ装置数nの値がNMAX未満であった場合、フローはステップS307に進み、割り当てを受けたユーザ装置数nの値がNMAX未満でなかった場合、フローはステップS331に進み、終了する。目下の例の場合、n=1<NMAX=5なので、フローはステップS307に戻る。この時点における各パラメータの値は以下のとおりである。
最大ユーザ多重数: NMAX=5
最大音声ユーザ多重数: NVOICE=2
スケジューリング対象の全ユーザ数:NALL=10
割り当てを受けた音声ユーザの数: m=1
割り当てを受けたユーザの数: n=1
ユーザを指定するパラメータ: k=2
ステップS307において、基地局は、k番目のユーザ装置UE#kがスケジューリング候補(対象)であるか否かを判定する。目下の例の場合、k=2であり、2番目のユーザ装置UE#2はスケジューリング候補なので、フローはステップS309に進む。
ステップS309において、基地局は、ユーザ装置に割り当てることが可能な無線リソース(リソースブロック)が残っているか否かを判定する。
ステップS311において、基地局は、ユーザ装置UE#2が送信するデータの論理チャネルグループLCPが、音声データ(より一般的には、周期データ)のLCPであるか否かを判定する。目下の例の場合、UE#2が受信するデータは音声データなので、フローはステップS313に進む。
ステップS313において、基地局は、割り当てを受けた音声ユーザの数mが、最大音声ユーザ多重数NVOICE=2未満であるか否かを判定する。目下の例の場合、m=1なので、フローはステップS315に進む。
ステップS315において、割り当てを受けた音声ユーザの数mがインクリメントされ、m=2となる。
ステップS317において、基地局は、対象のサブフレームにおいてユーザ装置UE#2に割り当てる無線リソース(リソースブロック)、及び使用される伝送フォーマット(データ変調方式及びチャネル符号化率)を決定する。
ステップS319において、基地局は、無線リソースを割り当てたユーザ装置UE#2をスケジューリング候補から除外する。その結果、残っているスケジューリング候補のユーザ装置は、
UE#3、UE#4、UE#5、UE#6、UE#7、UE#8、UE#9、UE#10
となる。
ステップS321において、無線リソースの割り当てを受けたユーザ(ユーザ装置)の数nがインクリメントされる。その結果、n=2となる。
ステップS323において、ユーザ装置を指定するパラメータkがインクリメントされる。その結果、k=3となる。
ステップS325において、基地局は、ユーザ装置を指定するパラメータkの値が、スケジューリング対象の全ユーザ数NALL以下であるか否かを判定する。目下の例の場合、k=3<NALL=10なので、フローはステップS327に進む。
ステップS327において、基地局は、無線リソースが実際に割り当てられたユーザ(ユーザ装置)の数nが、最大音声ユーザ多重数NMAX未満であるか否かを判定する。目下の例の場合、n=2<NMAX=5なので、フローはステップS307に戻る。この時点における各パラメータの値は以下のとおりである。
最大ユーザ多重数: NMAX=5
最大音声ユーザ多重数: NVOICE=2
スケジューリング対象の全ユーザ数:NALL=10
割り当てを受けた音声ユーザの数: m=2
割り当てを受けたユーザの数: n=2
ユーザを指定するパラメータ: k=3
ステップS307において、基地局は、k番目のユーザ装置UE#kがスケジューリング候補(対象)であるか否かを判定する。目下の例の場合、k=3であり、3番目のユーザ装置UE#3はスケジューリング候補なので、フローはステップS309に進む。
ステップS309において、基地局は、ユーザ装置に割り当てることが可能な無線リソース(リソースブロック)が残っているか否かを判定する。
ステップS311において、基地局は、ユーザ装置UE#2が送信するデータの論理チャネルグループLCPが、音声データ(より一般的には、周期データ)のLCPであるか否かを判定する。目下の例の場合、UE#3が受信するデータは音声データなので、フローはステップS313に進む。
ステップS313において、基地局は、割り当てを受けた音声ユーザの数mが、最大音声ユーザ多重数NVOICE=2未満であるか否かを判定する。mがNVOICE未満であった場合、フローはステップS315に進み、mがNVOICE未満でなかった場合、フローはステップS323に進む。目下の例の場合、m=2なので、上記の場合とは異なり、フローはステップS323に進む。
ステップS323において、ユーザ装置を指定するパラメータkがインクリメントされる。その結果、k=4となる。
ステップS325において、基地局は、ユーザ装置を指定するパラメータkの値が、スケジューリング対象の全ユーザ数NALL以下であるか否かを判定する。目下の例の場合、k=4<NALL=10なので、フローはステップS327に進む。
ステップS327において、基地局は、無線リソースが実際に割り当てられたユーザ(ユーザ装置)の数nが、最大音声ユーザ多重数NMAX未満であるか否かを判定する。目下の例の場合、n=2<NMAX=5なので、フローはステップS307に戻る。この時点における各パラメータの値は以下のとおりである。
最大ユーザ多重数: NMAX=5
最大音声ユーザ多重数: NVOICE=2
スケジューリング対象の全ユーザ数:NALL=10
割り当てを受けた音声ユーザの数: m=2
割り当てを受けたユーザの数: n=2
ユーザを指定するパラメータ: k=4
したがって、ユーザを指定するパラメータkの値のみが増加し、割り当てを受けた音声ユーザ数m及びユーザ数nは変わっていない。
パラメータk=4、5、6のユーザ装置UE#4−6は、音声データを通信するので、フローはステップS311からS313に進む。しかし、割り当てを受けた音声ユーザの数mは既に2に達しているので、フローはステップS313からS323に進み、パラメータkの値がインクリメントされる。ステップS325において、基地局は、ユーザ装置を指定するパラメータkの値が、スケジューリング対象の全ユーザ数NALL以下であるか否かを判定する。k=4、5、6の場合、これらはNALL(=10)未満なので、フローはステップS327に進む。ステップS327において、基地局は、無線リソースが実際に割り当てられたユーザ(ユーザ装置)の数nが、最大音声ユーザ多重数NMAX未満であるか否かを判定する。目下の例の場合、n=2<NMAX=5なので、フローはステップS307に戻る。このように、ユーザを指定するパラメータkのみが、4、5、6のように増加し、7に至り、フローはステップS307に戻る。その結果、各パラメータの値は以下のようになる。
最大ユーザ多重数: NMAX=5
最大音声ユーザ多重数: NVOICE=2
スケジューリング対象の全ユーザ数:NALL=10
割り当てを受けた音声ユーザの数: m=2
割り当てを受けたユーザの数: n=2
ユーザを指定するパラメータ: k=7
ステップS307において、基地局は、k番目のユーザ装置UE#kがスケジューリング候補(対象)であるか否かを判定する。目下の例の場合、k=7であり、7番目のユーザ装置UE#7はスケジューリング候補なので、フローはステップS309に進む。
ステップS309において、基地局は、ユーザ装置に割り当てることが可能な無線リソース(リソースブロック)が残っているか否かを判定する。
ステップS311において、基地局は、ユーザ装置UE#7が送信するデータの論理チャネルグループLCPが、音声データ(より一般的には、周期データ)のLCPであるか否かを判定する。目下の例の場合、UE#7が受信するデータは音声データ以外のデータなので、フローは、ステップS313ではなくステップS317に進む。
ステップS317において、基地局は、対象のサブフレームにおいてユーザ装置UE#7に割り当てる無線リソース(リソースブロック)、及び使用される伝送フォーマット(データ変調方式及びチャネル符号化率)を決定する。
ステップS319において、基地局は、無線リソースを割り当てたユーザ装置UE#7をスケジューリング候補から除外する。その結果、残っているスケジューリング候補のユーザ装置は、
UE#3、UE#4、UE#5、UE#6、UE#8、UE#9、UE#10
となる。
ステップS321において、無線リソースの割り当てを受けたユーザ(ユーザ装置)の数nがインクリメントされる。その結果、n=3となる。
ステップS323において、ユーザ装置を指定するパラメータkがインクリメントされる。その結果、k=8となる。
ステップS325において、基地局は、ユーザ装置を指定するパラメータkの値が、スケジューリング対象の全ユーザ数NALL以下であるか否かを判定する。目下の例の場合、k=8<NALL=10なので、フローはステップS327に進む。
ステップS327において、基地局は、無線リソースが実際に割り当てられたユーザ(ユーザ装置)の数nが、最大音声ユーザ多重数NMAX未満であるか否かを判定する。目下の例の場合、n=3<NMAX=5なので、フローはステップS307に戻る。この時点における各パラメータの値は以下のとおりである。
最大ユーザ多重数: NMAX=5
最大音声ユーザ多重数: NVOICE=2
スケジューリング対象の全ユーザ数:NALL=10
割り当てを受けた音声ユーザの数: m=2
割り当てを受けたユーザの数: n=3
ユーザを指定するパラメータ: k=8
ステップS307において、基地局は、k番目のユーザ装置UE#kがスケジューリング候補(対象)であるか否かを判定する。目下の例の場合、k=8であり、8番目のユーザ装置UE#8はスケジューリング候補なので、フローはステップS309に進む。
ステップS309において、基地局は、ユーザ装置に割り当てることが可能な無線リソース(リソースブロック)が残っているか否かを判定する。
ステップS311において、基地局は、ユーザ装置UE#8が送信するデータの論理チャネルグループLCPが、音声データ(より一般的には、周期データ)のLCPであるか否かを判定する。目下の例の場合、UE#8が受信するデータは音声データ以外のデータなので、フローはステップS317に進む。
ステップS317において、基地局は、対象のサブフレームにおいてユーザ装置UE#8に割り当てる無線リソース(リソースブロック)、及び使用される伝送フォーマット(データ変調方式及びチャネル符号化率)を決定する。
ステップS319において、基地局は、無線リソースを割り当てたユーザ装置UE#8をスケジューリング候補から除外する。その結果、残っているスケジューリング候補のユーザ装置は、
UE#3、UE#4、UE#5、UE#6、UE#9、UE#10
となる。
ステップS321において、無線リソースの割り当てを受けたユーザ(ユーザ装置)の数nがインクリメントされる。その結果、n=4となる。
ステップS323において、ユーザ装置を指定するパラメータkがインクリメントされる。その結果、k=9となる。
ステップS325において、基地局は、ユーザ装置を指定するパラメータkの値が、スケジューリング対象の全ユーザ数NALL以下であるか否かを判定する。目下の例の場合、k=9<NALL=10なので、フローはステップS327に進む。
ステップS327において、基地局は、無線リソースが実際に割り当てられたユーザ(ユーザ装置)の数nが、最大音声ユーザ多重数NMAX未満であるか否かを判定する。目下の例の場合、n=4<NMAX=5なので、フローはステップS307に戻る。この時点における各パラメータの値は以下のとおりである。
最大ユーザ多重数: NMAX=5
最大音声ユーザ多重数: NVOICE=2
スケジューリング対象の全ユーザ数:NALL=10
割り当てを受けた音声ユーザの数: m=2
割り当てを受けたユーザの数: n=4
ユーザを指定するパラメータ: k=9
ステップS307において、基地局は、k番目のユーザ装置UE#kがスケジューリング候補(対象)であるか否かを判定する。目下の例の場合、k=9であり、9番目のユーザ装置UE#9はスケジューリング候補なので、フローはステップS309に進む。
ステップS309において、基地局は、ユーザ装置に割り当てることが可能な無線リソース(リソースブロック)が残っているか否かを判定する。
ステップS311において、基地局は、ユーザ装置UE#9が送信するデータの論理チャネルグループLCPが、音声データ(より一般的には、周期データ)のLCPであるか否かを判定する。目下の例の場合、UE#9が受信するデータは音声データ以外のデータなので、フローはステップS317に進む。
ステップS317において、基地局は、対象のサブフレームにおいてユーザ装置UE#9に割り当てる無線リソース(リソースブロック)、及び使用される伝送フォーマット(データ変調方式及びチャネル符号化率)を決定する。
ステップS319において、基地局は、無線リソースを割り当てたユーザ装置UE#9をスケジューリング候補から除外する。その結果、残っているスケジューリング候補のユーザ装置は、
UE#3、UE#4、UE#5、UE#6、UE#10
となる。
ステップS321において、無線リソースの割り当てを受けたユーザ(ユーザ装置)の数nがインクリメントされる。その結果、n=5となる。
ステップS323において、ユーザ装置を指定するパラメータkがインクリメントされる。その結果、k=10となる。
ステップS325において、基地局は、ユーザ装置を指定するパラメータkの値が、スケジューリング対象の全ユーザ数NALL以下であるか否かを判定する。パラメータkの値がNALL以下であった場合、フローはステップS327に進み、パラメータkの値がNALL以下でなかった場合、フローはステップS329に進む。目下の例の場合、k=10=NALLなので、フローはステップS327に進む。
ステップS327において、基地局は、無線リソースが実際に割り当てられたユーザ(ユーザ装置)の数nが、最大音声ユーザ多重数NMAX未満であるか否かを判定する。目下の例の場合、n=5=NMAXなので、フローはステップS331に進み、終了する。
その結果、基地局は、ユーザ装置UE#1(音声ユーザ)、ユーザ装置UE#2(音声ユーザ)、ユーザ装置UE#7(非音声ユーザ)、ユーザ装置UE#8(非音声ユーザ)、ユーザ装置UE#9(非音声ユーザ)に無線リソースが割り当てられることを示す下りグラント情報を生成する。基地局は、下りグラント情報を含む制御信号と、その下りグラント情報により指定される無線リソースにマッピングされたデータ信号(音声データ又は音声データ以外のデータ)とを含む下り信号を生成し、ユーザ装置に送信する。ユーザ装置は、制御信号を復調し、自身に無線リソースが割り当てられているか否かを判断し、割り当てられていた場合、下りグラント情報により指定されている無線リソースから、自身宛のデータ信号を復調する。
図4は、上記の動作例による無線リソースの割り当て順序(提案方法)を示す。比較のため、従来の方法により無線リソースを割り当てる順序も示されている。従来の方法の場合、ユーザ装置を優先度にしたがって選択するにすぎないので、最大ユーザ多重数NMAXに等しい数のユーザ装置UE#1−5に無線リソースが割り当てられる。ユーザ装置UE#1−5は音声データを通信し、音声データのデータ量は小さいので、下りリンクにおける無線リソースが余り、周波数利用効率が低下してしまうことが懸念される。これに対して、提案方法の場合、音声データを受信するユーザ装置が、最大音声ユーザ多重数NVOICE=2以上存在していたとしても、サブフレームの中で多重される音声ユーザ数は、最大音声ユーザ多重数NVOICE=2に制限される。その代わり、音声データ以外のデータを送信するユーザ装置UE#7−9に残りの無線リソースが割り当てられる。音声データ以外のデータは、例えばデータ通信のデータであり、音声データよりもデータ量が多い。音声データを送信するユーザ装置の数を、最大ユーザ多重数NMAXより小さく制限することで、下りリンクにおける無線リソースの利用効率を高めることができる。
<3.変形例>
上記の動作例では、ステップS325において、ユーザを指定するパラメータkの値が、スケジューリング対象の全ユーザ数NALLを超える前に、割り当てを受けたユーザの数nが、最大ユーザ多重数NMAXに達し、フローが終了した。その結果、音声データを受信する2台のユーザ装置UE#1、UE#2と、音声データ以外のデータを送信する3台のユーザ装置UE#7、UE#8、UE#9に無線リソースが割り当てられた。しかしながら、場合によっては、ユーザを指定するパラメータkの値が、スケジューリング対象の全ユーザ数NALLを超えても、割り当てを受けたユーザの数nが最大ユーザ多重数NMAXに達しておらず、無線リソースが未だ余っている場合も考えられる。本変形例では、このような場合において、基地局は、最大音声ユーザ多重数NMAXより多い音声ユーザに無線リソースを割り当てる。
図3に示すフローチャートを用いて、本変形例による動作を説明する。変形例を説明する便宜上、全部で7台のユーザ装置UE#1、UE#2、...UE#7が、スケジューリングの対象であり(NALL=7)、6台のユーザ装置UE#1−6が音声データを通信し、残り1台のユーザ装置UE#7が音声データ以外のデータを通信するものとする。
UE#1−6:音声データを送信するユーザ装置
UE#7:音声データ以外のデータを送信するユーザ装置
すなわち、上記の例おいて、ユーザ装置UE#8−10が存在しなかった場合である。なお、最大ユーザ多重数NMAXは5であり、最大音声ユーザ多重数NVOICEは2であるとする。
上記の動作例と同様に、無線リソースは、k=1、2のユーザ装置UE#1、UE#2に割り当てられるが、k=3、4、5、6のユーザ装置UE#3、UE#4、UE#5、UE#6には割り当てられず、k=7のユーザ装置UE#7には割り当てられる(ステップS317)。その結果、残っているスケジューリング候補のユーザ装置は、
UE#3、UE#4、UE#5、UE#6
となる(ステップS319)。その後、パラメータkは8に達し(ステップS323)、フローはステップS325に至る。この時点における各パラメータの値は以下のとおりである。
最大ユーザ多重数: NMAX=5
最大音声ユーザ多重数: NVOICE=2
スケジューリング対象の全ユーザ数:NALL=7
割り当てを受けた音声ユーザの数: m=2
割り当てを受けたユーザの数: n=3
ユーザを指定するパラメータ: k=8
ここまでは、上記の動作例と同様である。ただし、残っているスケジューリング候補のユーザ装置が異なる。
ステップS325において、基地局は、ユーザ装置を指定するパラメータkの値が、スケジューリング対象の全ユーザ数NALL以下であるか否かを判定する。パラメータkの値がNALL以下であった場合、フローはステップS327に進み、パラメータkの値がNALL以下でなかった場合、フローはステップS329に進む。目下の例の場合、k=8であり、k≦NALL=7ではないので、フローはステップS329に進む。
ステップS329において、基地局は、無線リソースが実際に割り当てられたユーザ装置の数nが、最大音声ユーザ多重数NMAX未満であるか否かを判定する。割り当てを受けたユーザ装置数nの値がNMAX未満であった場合、フローはステップS305に戻り、割り当てを受けたユーザ装置数nの値がNMAX未満でなかった場合、フローはステップS331に進み、終了する。目下の例の場合、n=3<NMAX=5なので、フローはステップS305に戻る。
ステップS305において、ユーザ装置を指定するパラメータkが1に設定され、無線リソースが実際に割り当てられた音声ユーザの数mが0に設定される。目下の例の場合、残っているスケジューリング候補のユーザ装置は、
UE#3、UE#4、UE#5、UE#6
であるので、k=1、2、3、4がユーザ装置UE#3、4、5、6をそれぞれ指定することになる。この時点における各パラメータの値は以下のとおりである。
最大ユーザ多重数: NMAX=5
最大音声ユーザ多重数: NVOICE=2
スケジューリング対象の全ユーザ数:NALL=7
割り当てを受けた音声ユーザの数: m=0
割り当てを受けたユーザの数: n=3
ユーザを指定するパラメータ: k=1
ステップS307において、基地局は、k番目のユーザ装置UE#kがスケジューリング候補(対象)であるか否かを判定する。目下の例の場合、1番目のユーザ装置UE#3はスケジューリング候補なので、フローはステップS309に進む。
ステップS309において、基地局は、ユーザ装置に割り当てることが可能な無線リソース(リソースブロック)が残っているか否かを判定する。
ステップS311において、基地局は、ユーザ装置UE#3が送信するデータの論理チャネルグループLCPが、音声データ(より一般的には、周期データ)のLCPであるか否かを判定する。目下の例の場合、UE#3が受信するデータは音声データなので、フローはステップS313に進む。
ステップS313において、基地局は、割り当てを受けた音声ユーザの数mが、最大音声ユーザ多重数NVOICE=2未満であるか否かを判定する。目下の例の場合、m=0なので、フローはステップS315に進む。
ステップS315において、割り当てを受けた音声ユーザの数mがインクリメントされ、m=1となる。
ステップS317において、基地局は、対象のサブフレームにおいてユーザ装置UE#3に割り当てる無線リソース(リソースブロック)、及び使用される伝送フォーマット(データ変調方式及びチャネル符号化率)を決定する。
ステップS319において、基地局は、無線リソースを割り当てたユーザ装置UE#3をスケジューリング候補から除外する。その結果、残っているスケジューリング候補のユーザ装置は、
UE#4、UE#5、UE#6
となる。
ステップS321において、無線リソースの割り当てを受けたユーザ(ユーザ装置)の数nがインクリメントされる。その結果、n=4となる。
ステップS323において、ユーザ装置を指定するパラメータkがインクリメントされる。その結果、k=2となる。
ステップS325において、基地局は、ユーザ装置を指定するパラメータkの値が、スケジューリング対象の全ユーザ数NALL以下であるか否かを判定する。目下の例の場合、k=2<NALL=7なので、フローはステップS327に進む。
ステップS327において、基地局は、無線リソースが実際に割り当てられたユーザ(ユーザ装置)の数nが、最大音声ユーザ多重数NMAX未満であるか否かを判定する。目下の例の場合、n=4<NMAX=5なので、フローはステップS307に戻る。この時点における各パラメータの値は以下のとおりである。
最大ユーザ多重数: NMAX=5
最大音声ユーザ多重数: NVOICE=2
スケジューリング対象の全ユーザ数:NALL=7
割り当てを受けた音声ユーザの数: m=1
割り当てを受けたユーザの数: n=4
ユーザを指定するパラメータ: k=2
ステップS307において、基地局は、k番目のユーザ装置UE#kがスケジューリング候補(対象)であるか否かを判定する。目下の例の場合、2番目のユーザ装置UE#4はスケジューリング候補なので、フローはステップS309に進む。
ステップS309において、基地局は、ユーザ装置に割り当てることが可能な無線リソース(リソースブロック)が残っているか否かを判定する。
ステップS311において、基地局は、ユーザ装置UE#4が送信するデータの論理チャネルグループLCPが、音声データ(より一般的には、周期データ)のLCPであるか否かを判定する。目下の例の場合、UE#4が受信するデータは音声データなので、フローはステップS313に進む。
ステップS313において、基地局は、割り当てを受けた音声ユーザの数mが、最大音声ユーザ多重数NVOICE=2未満であるか否かを判定する。目下の例の場合、m=1なので、フローはステップS315に進む。
ステップS315において、割り当てを受けた音声ユーザの数mがインクリメントされ、m=2となる。
ステップS317において、基地局は、対象のサブフレームにおいてユーザ装置UE#4に割り当てる無線リソース(リソースブロック)、及び使用される伝送フォーマット(データ変調方式及びチャネル符号化率)を決定する。
ステップS319において、基地局は、無線リソースを割り当てたユーザ装置UE#4をスケジューリング候補から除外する。その結果、残っているスケジューリング候補のユーザ装置は、
UE#5、UE#6
となる。
ステップS321において、無線リソースの割り当てを受けたユーザ(ユーザ装置)の数nがインクリメントされる。その結果、n=5となる。
ステップS323において、ユーザ装置を指定するパラメータkがインクリメントされる。その結果、k=3となる。
ステップS325において、基地局は、ユーザ装置を指定するパラメータkの値が、スケジューリング対象の全ユーザ数NALL以下であるか否かを判定する。目下の例の場合、k=3<NALL=7なので、フローはステップS327に進む。
ステップS327において、基地局は、無線リソースが実際に割り当てられたユーザ(ユーザ装置)の数nが、最大音声ユーザ多重数NMAX未満であるか否かを判定する。目下の例の場合、n=5=NMAXなので、フローはステップS331に進み、終了する。
図5は、変形例による無線リソースの割り当て順序を示す。変形例の場合、音声ユーザの多重数を最大音声ユーザ多重数NVOICE=2に制限して無線リソースを割り当てた後、未だ無線リソースが余っていた場合、音声ユーザに無線リソースが割り当てられる。このため、無線リソースは、音声データを通信するユーザ装置UE#1、UE#2、音声データ以外のデータを通信するユーザ装置UE#7、さらに音声データを通信するユーザ装置UE#3、UE#4に割り当てられる。このように、変形例によれば、無線リソースの利用効率をさらに高めることができる。
以上本発明は特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、それらは単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。例えば、本発明は、音声データを送受信する適切な如何なる移動通信システムに適用されてもよい。例えば、本発明は発明の理解を促すため、音声データを例にして説明したが、特に断りのない限り、単なる一例にすぎず、(周期的、非周期的に関わらず)いかなるデータに対しても使用されてよい。例えば本発明は、発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。例えば、本発明は、1サブフレームにおける音声データを持つユーザの多重数を例にして説明したが、特に断りのない限り、単なる一例にすぎず、1サブフレームで特定データを持つユーザの割当てを制限するいかなる指標が使用されてもよい。発明の理解を促すため具体的な数式を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数式は単なる一例に過ぎず適切な如何なる数式が使用されてもよい。実施例又は項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。ソフトウェアは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に用意されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
本国際出願は2011年4月25日に出願した日本国特許出願第2011−97287号に基づく優先権を主張するものであり、その日本国特許出願の全内容を本国際出願に援用する。

Claims (5)

  1. 下りリンクの無線リソースが第1の多重数以下のユーザ装置に割り当てられることを示す下りグラント情報を生成するスケジューリング部と、
    前記下りグラント情報を含む制御信号と該下りグラント情報により指定される無線リソースにマッピングされたデータ信号とをユーザ装置に送信する送信部と
    を有し、周期的に発生する周期データをデータ信号として受信するユーザ装置が前記第1の多重数より少ない第2の多重数以上存在し、かつ周期的ではないタイミングで発生する非周期データをデータ信号として受信するユーザ装置が存在していた場合、前記スケジューリング部は、周期データを受信する前記第2の多重数のユーザ装置と非周期データを受信するユーザ装置とに下りリンクの無線リソースが割り当てられることを示す下りグラント情報を生成する、移動通信システムにおける基地局。
  2. 前記周期データを送信するユーザ装置が前記第2の多重数以上存在し、かつ前記非周期データを送信するユーザ装置が第3の多重数だけ存在していた場合において、前記第2の多重数及び前記第3の多重数のユーザ装置に無線リソースが割り当てられた後、割り当て可能な無線リソースが残っていた場合、前記スケジューリング部は、前記周期データを送信する前記第2の多重数より多いユーザ装置と非周期データを送信する第3の多重数のユーザ装置とに下りリンクの無線リソースが割り当てられることを示す上りグラント情報を生成する、請求項1記載の基地局。
  3. 前記第2の多重数を制御するユーザ多重数制御部をさらに有する、請求項1に記載の基地局。
  4. 前記周期データが音声データである、請求項1に記載の基地局。
  5. 下りリンクの無線リソースが第1の多重数以下のユーザ装置に割り当てられることを示す下りグラント情報を生成するステップと、
    前記下りグラント情報を含む制御信号と該下りグラント情報により指定される無線リソースにマッピングされたデータ信号とをユーザ装置に送信するステップと、
    を有し、周期的に発生する周期データをデータ信号として受信するユーザ装置が前記第1の多重数より少ない第2の多重数以上存在し、かつ周期的ではないタイミングで発生する非周期データをデータ信号として受信するユーザ装置が存在していた場合、前記下りグラント情報を生成するステップにおいて、周期データを受信する前記第2の多重数のユーザ装置と非周期データを受信するユーザ装置とに下りリンクの無線リソースが割り当てられることを示す下りグラント情報を生成する、移動通信システムにおけるリソース割当方法。
JP2013511992A 2011-04-25 2012-04-06 移動通信システムにおける基地局及びリソース割当方法 Expired - Fee Related JP5651236B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013511992A JP5651236B2 (ja) 2011-04-25 2012-04-06 移動通信システムにおける基地局及びリソース割当方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011097287 2011-04-25
JP2011097287 2011-04-25
PCT/JP2012/059601 WO2012147499A1 (ja) 2011-04-25 2012-04-06 移動通信システムにおける基地局及びリソース割当方法
JP2013511992A JP5651236B2 (ja) 2011-04-25 2012-04-06 移動通信システムにおける基地局及びリソース割当方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2012147499A1 true JPWO2012147499A1 (ja) 2014-07-28
JP5651236B2 JP5651236B2 (ja) 2015-01-07

Family

ID=47072023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013511992A Expired - Fee Related JP5651236B2 (ja) 2011-04-25 2012-04-06 移動通信システムにおける基地局及びリソース割当方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20130301602A1 (ja)
EP (1) EP2704510A4 (ja)
JP (1) JP5651236B2 (ja)
WO (1) WO2012147499A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10512064B1 (en) * 2013-07-09 2019-12-17 Sprint Spectrum L.P. Allocating wireless communication link resources in a control channel
US9497771B2 (en) * 2014-04-18 2016-11-15 Apple Inc. Deterministic RRC connections
US9906977B2 (en) 2014-04-18 2018-02-27 Apple Inc. Deterministic RRC connections
US10375646B2 (en) 2014-04-18 2019-08-06 Apple Inc. Coordination between application and baseband layer operation
US9775072B2 (en) * 2014-09-30 2017-09-26 Alcatel-Lucent Usa Inc. Modifying parameters of a wireless access node
US10237758B2 (en) * 2017-01-19 2019-03-19 Verizon Patent And Licensing Inc. System and method for a usage category specific self-organizing network

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006287344A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Kddi Corp マルチキャリア無線通信装置およびそのサブキャリア割り当て方法
JP2008053865A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Ntt Docomo Inc 基地局および移動局
JP2009188902A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Nec Corp 無線スケジューリング装置、無線通信システム、および無線スケジューリング方法
WO2009131099A1 (ja) * 2008-04-25 2009-10-29 株式会社 エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システムにおける基地局装置及び方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080228878A1 (en) * 2007-03-15 2008-09-18 Tao Wu Signaling Support for Grouping Data and Voice Users to Share the Radio Resources in Wireless Systems

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006287344A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Kddi Corp マルチキャリア無線通信装置およびそのサブキャリア割り当て方法
JP2008053865A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Ntt Docomo Inc 基地局および移動局
JP2009188902A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Nec Corp 無線スケジューリング装置、無線通信システム、および無線スケジューリング方法
WO2009131099A1 (ja) * 2008-04-25 2009-10-29 株式会社 エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システムにおける基地局装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2704510A1 (en) 2014-03-05
WO2012147499A1 (ja) 2012-11-01
EP2704510A4 (en) 2014-11-05
US20130301602A1 (en) 2013-11-14
JP5651236B2 (ja) 2015-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3152951B1 (en) Method and user equipment for predicting available throughput for uplink data
KR101507677B1 (ko) 롱텀 에볼루션 시스템에서의 업링크 고갈 회피 지원 방법 및 장치
EP2474192B1 (en) Methods and arrangements for allocating scheduling request resources in a wireless communication system
US8514703B2 (en) Scheduling of logical channels in a wireless communication system
KR101568139B1 (ko) 이동 통신 시스템 및 그 이동 통신 시스템에서 rach 액세스 방법
EP2394484B1 (en) Method and arrangement in a wireless communication system
JP5204870B2 (ja) 移動通信システムにおける基地局及びリソース割当方法
EP2734005B1 (en) Method of allocating resource, wireless communication system, base station, and program
JP5651236B2 (ja) 移動通信システムにおける基地局及びリソース割当方法
JP5523627B2 (ja) 移動通信システムにおける基地局及びリソース割当方法
US20160278111A1 (en) Service scheduling method and device
El Kafhali et al. Stochastic Modeling and Analysis of Feedback Control on the QoS VoIP Traffic in a single cell IEEE 802.16 e Networks
JP5314173B1 (ja) 移動通信システムにおける基地局及び制御方法
US8838130B2 (en) Method and arrangement in a wireless communication system
JP5179613B2 (ja) 移動通信システムにおける基地局及びスケジューリング方法
Hassebo et al. A hybrid uplink scheduling approach for supporting mission-critical smart grid applications in commercial 4G cellular networks
WO2013035467A1 (ja) 基地局及び通信制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5651236

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees