JPWO2012111194A1 - 入力装置、入力方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

入力装置は、指示手段の位置を検出位置として検出する検出手段と、検出手段が検出位置を複数回検出した場合に、検出手段にて検出された複数の検出位置を用いて指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行い、複数の検出位置のうち最後に検出された最終検出位置に基づいて、位置決定処理を変更する位置判定手段と、を含む。

Description

本発明は、入力装置、入力方法および記録媒体に関し、特には、指やタッチペンなどの入力位置を決定する入力装置、入力方法および記録媒体に関する。
タッチパネルを備えた装置(特許文献1参照)が知られており、また、ユーザビリティ向上のためにタッチパネルが搭載された携帯装置が増えてきている。携帯装置は小型化が進み、タッチパネルのサイズをディスプレイのサイズより大きくすることが出来ないのが現状である。
タッチパネルは、ユーザが指で押下した位置を検出位置として取得できる。このため、携帯装置に搭載されたタッチパネルは、ユーザがディスプレイ上に自由に線や曲線を描くための描画アプリケーションの入力装置として利用されることが多い。
特開2010−152685号公報
特許文献1に記載されたような、ユーザの指やタッチペンにて指定された位置を検出位置として取得するタッチパネルでは、ユーザの指の震えや電子ノイズ等のために、検出位置がばらつきことがある。
検出位置のばらつきをユーザに見えにくくするために、所定時間間隔で検出された複数の検出位置の平均を指やタッチペンの入力位置とする平均化処理を行うことが考えられる。
図1は、所定時間間隔で検出された2つの検出位置の平均を指の入力位置とする平均化処理の例を示した図である。
図1は、タッチパネルP上での指Fの矢印G方向への移動に伴って所定時間間隔で検出される検出位置A1〜A5と、検出位置A1〜A5を用いた平均化処理にて決定される入力位置B1〜B4と、を示した図である。
図1において、入力位置B1は、検出位置A1と検出位置A2との平均にて表される位置であり、入力位置B4は、検出位置A4と検出位置A5との平均にて表される位置である。この場合、入力位置を決定するために使用される検出位置の各々に対する重み付けの比は、50:50となっている。
しかしながら、平均化処理が実行されると、ユーザがタッチパネルの端部を超えるようにタッチパネルをなぞる(スイープする)アクションをとった場合に、入力位置のうちタッチパネルの端部に最も近い入力位置とタッチパネルの端部の位置との差が縮まりにくいという課題が生じる。
図2は、上記課題を説明するための図である。なお、図2において、図1に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
図2において、入力位置B1〜B5のうちタッチパネルPの端部P1に最も近い入力位置B5は、検出位置A6と検出位置A5との平均であるため、検出位置A6よりも端部P1から離れてしまう。
上記課題は、例えば、指でなぞった部分に線が引かれるような描画アプリケーションまたはゲームにタッチパネルが使用された場合に特に顕在化する。例えば、描画アプリケーションにおいて、ディスプレイ領域全体をキャンバスとして使う場合に、ユーザがディスプレイ(=タッチパネル)の最端部をなぞったにも関わらず、最端部の近くに点や線が描画されないことは、ユーザにとって不便である。
また、上記課題は、指やタッチペンの位置を指やタッチペンとの接触にて検出するタッチパネルに限るものではなく、複数の検出位置を用いて1つの入力位置を求める入力装置(例えば、静電容量センサにて非接触で指の位置を複数回検出し、複数の検出結果を用いて平均化処理を行って入力座標位置を決定する入力装置)でも生じる。
本発明の目的は、上述した課題を解決可能な入力装置、入力方法および記録媒体を提供することである。
本発明の入力装置は、指示手段の位置を検出位置として検出する検出手段と、前記検出手段が前記検出位置を複数回検出した場合に、前記検出手段にて検出された複数の検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行い、前記複数の検出位置のうち最後に検出された最終検出位置に基づいて、前記位置決定処理を変更する位置判定手段と、を含む。
本発明の入力装置は、指示手段の位置を検出可能な入力領域を有し、前記入力領域内での前記指示手段の位置を検出し、かつ、前記指示手段の位置を検出位置として検出するごとに、当該検出位置が前記入力領域の外縁に近いほど、前記指示手段の位置の次回の検出タイミングまでの時間を短くする検出手段と、前記検出手段にて検出された所定数の複数の検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行う位置判定手段と、を含む。
本発明の入力方法は、入力装置での入力方法であって、指示手段の位置を検出位置として検出し、前記検出位置が複数回検出された場合に、複数の前記検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行い、前記複数の検出位置のうち最後に検出された最終検出位置に基づいて、前記位置決定処理を変更する。
本発明の入力方法は、入力装置での入力方法であって、指示手段の位置を検出可能な入力領域内での前記指示手段の位置を検出し、かつ、前記指示手段の位置を検出位置として検出するごとに、当該検出位置が前記入力領域の外縁に近いほど、前記指示手段の位置の次回の検出タイミングまでの時間を短くし、所定数の複数の前記検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行う。
本発明の記録媒体は、コンピュータに、指示手段の位置を検出位置として検出する検出手順と、前記検出位置が複数回検出された場合に、複数の前記検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行い、前記複数の検出位置のうち最後に検出された最終検出位置に基づいて、前記位置決定処理を変更する位置判定手順と、を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明の記録媒体は、コンピュータに、指示手段の位置を検出可能な入力領域内での前記指示手段の位置を検出し、かつ、前記指示手段の位置を検出位置として検出するごとに、当該検出位置が前記入力領域の外縁に近いほど、前記指示手段の位置の次回の検出タイミングまでの時間を短くする検出手順と、所定数の複数の前記検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行う位置判定手順と、を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、指やタッチペンの入力位置のばらつきを抑えながら、入力装置の端部近くまで指やタッチペンの入力位置を設定することが可能になる。
平均化処理の例を示した図である。 平均化処理にて生じる課題を示した図である。 本発明の第1実施形態の入力装置の一例である電子機器1を示したブロック図である。 タッチパネル2内の複数のエリアの一例を示した図である。 電子機器1の動作を説明するためのフローチャートである。 指の進行方向の一例を示した図である。 ステップS200およびS210での判定の一例(X方向周辺部aに関する判定)を説明するための図である。 判定式の一例を示した図である。 重み係数の一覧表の例を示した図である。 重み係数の変更例を示した図である。 座標演算の式の一例を示した図である。 タッチパネル2と位置判定部3とからなる電子機器1を示した図である。 本発明の第2実施形態の電子機器1Aを示したブロック図である。 電子機器1Aの動作を説明するためのフローチャートである。 速度判定式121の一例を示した図である。 第2実施形態の効果を説明するための図である。 第2実施形態の効果を説明するための図である。 本発明の第3実施形態の電子機器1Bを示したブロック図である。 電子機器1Bの動作を説明するためのフローチャートである。 電子機器1Cを示したブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図3は、本発明の第1実施形態の入力装置の一例である電子機器1を示したブロック図である。電子機器1は、携帯電話機、携帯型ゲーム機またはPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯機器でもよいし、PC(Personal Computer)等の端末装置のように他の装置に接続して動作する装置でもよい。
電子機器1は、タッチパネル2と、位置判定部3と、ディスプレイ4と、を含む。位置判定部3は、メモリ31と、CPU(Central Processing Unit)32と、を含む。CPU32は、座標取得部32aと、フィルタ部32bと、座標演算部32cと、実行部32dと、を含む。
電子機器1は、図示しない指示部の入力を受け付ける。指示部は、例えばユーザの指またはタッチペンである。指示部は、一般的に指示手段と呼ぶことができる。
タッチパネル2は、一般的に検出手段と呼ぶことができる。
タッチパネル2は、指示部の位置を検出可能な入力領域を有する。タッチパネル2は、入力領域内での指示部の位置を検出位置として検出する。以下、タッチパネル2の入力領域を、単に「タッチパネル2」とも称する。
タッチパネル2にはxy座標が割り付けられている。タッチパネル2は、タッチパネル2上での指示部の位置(検出位置)を、x座標とy座標との組合せ(検出座標)で表す。つまり、指示部の位置としては、x座標上での位置とy座標上での位置がそれぞれ検出される
タッチパネル2は、指示部がタッチパネル2に接触している間は、常に一定の周期で指示部の位置を検出し、指示部の位置を検出するごとに、その検出結果である検出座標をCPU32へ通知する。
本実施形態では、タッチパネル2に、複数のエリアが割り当てられている。
図4は、タッチパネル2内の複数のエリアの一例を示した図である。
図4において、タッチパネル2内には、X方向周辺部aと、X方向周辺部bと、Y方向周辺部cと、Y方向周辺部dと、中央部eとが割り当てられている。
X方向周辺部aは、タッチパネル2のうち外縁部Xaから所定の範囲のエリア(外縁部XaからX=Aまでの範囲にて規定されるエリア)である。X方向周辺部bは、タッチパネル2のうち外縁部Xbから所定の範囲のエリア(X=Bから外縁部Xbまでの範囲にて規定されるエリア)である。Y方向周辺部cは、タッチパネル2のうち外縁部Ycから所定の範囲のエリア(外縁部YcからY=Cまでの範囲にて規定されるエリア)である。Y方向周辺部dは、タッチパネル2のうち外縁部Ydから所定の範囲のエリア(Y=Dから外縁部Ydまでの範囲にて規定されるエリア)である。中央部eは、タッチパネル2のうち、X方向周辺部aとX方向周辺部bとY方向周辺部cとY方向周辺部dとで囲まれたエリアである。
図3に戻って、位置判定部3は、一般的に位置判定手段と呼ぶことができる。
位置判定部3は、タッチパネル2にて検出された複数の検出位置を用いて指示部の入力位置を決定する位置決定処理を行う。本実施形態では、位置判定部3は、位置決定処理に用いる複数の検出位置に重み付けを行い重み付けされた各検出位置の平均を指示部の入力位置とする一連の平均化処理を、位置決定処理として行う。
また、位置判定部3は、位置決定処理に用いる複数の検出位置のうち、タッチパネル2にて最後に検出された検出位置(以下「最終検出位置」と称する)に基づいて、平均化処理(位置決定処理)を変更する。本実施形態では、位置判定部3は、位置決定処理に用いる複数の検出位置に対する重み付けを、最終検出位置に基づいて変更する。
例えば、位置判定部3は、最終検出位置がタッチパネル2の外縁に近くなるほど、最終検出位置に対する重みを、位置決定処理に用いる他の検出位置のうちでの重みよりも大きくする。本実施形態では、位置判定部3は、最終検出位置がタッチパネル2の外縁に近くなるほど、最終検出位置に対する重みを、位置決定処理に用いる他の検出位置に対する重みよりも段階的に大きくする。
また、例えば、位置判定部3は、最終検出位置がタッチパネル2の外縁から遠くなるほど、位置決定処理に用いる複数の検出位置の各々に対する重みの差を小さくする。本実施形態では、位置判定部3は、最終検出位置がタッチパネル2の外縁から遠くなるほど、位置決定処理に用いる複数の検出位置の各々に対する重みの差を段階的に小さくする。
また、位置判定部3は、最終検出位置と、最終検出位置の検出タイミングよりも前のタイミングで検出された検出位置と、に基づいて、指示部の進行方向を特定する。本実施形態では、位置判定部3は、最終検出位置の検出タイミングよりも前のタイミングで検出された検出位置から最終検出位置へ向かう方向を、指示部の進行方向として特定する。
位置判定部3は、指示部の進行方向がタッチパネル2に対して外向き(所定方向)である場合に、最終検出位置に基づいて平均化処理を変更する。一方、指示部の進行方向がタッチパネルに対して外向き(所定方向)でない場合には、位置判定部3は、最終検出位置に基づいて平均化処理を変更しない。
メモリ31は、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体の一例であり、種々の情報やプログラムを格納する。また、メモリ31は、X方向周辺部aとX方向周辺部bとY方向周辺部cとY方向周辺部dと中央部eとの各々のエリアをxy座標で示すエリア情報を格納している。また、メモリ31は、タッチパネル2が検出した指示部の位置(検出座標)を格納する。また、メモリ31は、CPU32が複数の検出座標を用いて指示部の入力位置を決定する際に用いる重み係数の一覧表を格納している。重み係数の一覧表については後述する。
CPU32は、メモリ31内のプログラムを読み取って実行して、電子機器1内の各部を制御して電子機器1が行う処理を司る。
座標取得部32aは、タッチパネル2から検出座標を取得していく。座標取得部32aは、検出座標を取得するごとに、その検出座標をフィルタ部32bに出力する。
フィルタ部32bは、座標取得部32aからの検出座標を基に、平均化処理で使用する重み係数(平均化処理が施されるx座標およびy座標のそれぞれに与えられる重み係数)を決定する。
本実施形態では、フィルタ部32bは、メモリ31内に検出座標が格納されていない状況で、座標取得部32aから検出座標を受け付けると、重み係数を決定する処理を行わずに、座標取得部32aからの検出座標をメモリ31内に格納する。
一方、フィルタ部32bは、メモリ31内に検出座標が格納されている状況で、座標取得部32aから検出座標を受け付けると、メモリ31内の重み係数の一覧表を参照して、座標取得部32aからの検出座標(以下「最終検出座標」と称する)に基づいて、最終検出座標とメモリ31内の検出座標(以下「前回検出座標」と称する)とに付与する重み係数を、x座標とy座標のそれぞれについて決定する。
フィルタ部32bは、最終検出座標がタッチパネル2の外縁に近くなるほど、最終検出座標に対する重みを段階的に大きくする。また、フィルタ部32bは、最終検出座標がタッチパネル2の外縁から遠くなるほど、最終検出座標と前回検出座標の各々に対する重みの差を段階的に小さくする。
また、フィルタ部32bは、前回検出座標から最終検出座標へ向かう方向を、指示部の進行方向として特定する。
フィルタ部32bは、重み係数を決定すると、その重み係数と最終検出座標とを座標演算部32cに出力する。
座標演算部32cは、重み係数と最終検出座標とを受け付けると、最終検出座標とメモリ31内の前回検出座標)とに対して、個別に重み係数を付与して重み付けを行い、重み付けされた各検出座標の平均を指示部の入力位置とする平均化処理を実行する。
座標演算部32cは、指示部の入力位置を決定すると、指示部の入力位置を実行部32dに出力し、かつ、メモリ31内の検出座標を、最終検出座標(重み付けがなされていない最終検出座標)に更新する。
実行部32dは、一般的に実行手段と呼ぶことができる。
実行部32dは、予め種別が特定されたアプリケーションプログラム(例えば、種別が「描画用」として特定されたアプリケーションプログラム)を実行して、指示部の入力位置に応じた動作、例えば、指示部の入力位置をつなげてディスプレイ4上に線を描く動作を行う。
ディスプレイ4は、例えば、タッチパネル2への指示部の入力に従って、画像を描画する。
なお、電子機器1は、コンピュータにて実現されてもよい。この場合、コンピュータは、コンピュータにて読み取り可能なCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)のような記録媒体に記録されたプログラムを読込み実行して、タッチパネル2、位置判定部3およびディスプレイ4として機能する。記録媒体は、CD−ROMに限らず適宜変更可能である。
次に、動作を説明する。
以下の説明では、各重み係数のデフォルト値として「50」が用いられる。このため、重み係数としてデフォルト値が使用される場合、最終検出座標と前回検出座標には、同一の重み付けがなされる。
図5は、電子機器1の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS100において、座標取得部32aは、指示部である指が接触しているタッチパネル2から、最終検出座標を取得する。
ステップS200〜S400までの処理を、CPU32は、X座標値とY座標値で個別に行う。
ステップS200において、フィルタ部32bは、最終検出座標に基づいて、指が触れているタッチパネル2内のエリアを判定する。本実施形態では、フィルタ部32bは、メモリ31内のエリア情報を参照して、指が触れているエリアを判定する。
フィルタ部32bは、指が触れているエリアが中央部eであると判定した場合、重み係数をデフォルト値から変更しない。
ステップS200のエリア判定にて、フィルタ部32bが、指が触れているエリアが周辺部(X方向周辺部a、X方向周辺部b、Y方向周辺部cおよびY方向周辺部dのいずれか)である判定した場合、ステップS210において、フィルタ部32bは、最終検出座標とメモリ31内の前回検出座標とを比較し、指の進行方向を判定する。
フィルタ部32bは、指の進行方向が、それぞれの周辺部のエリアからタッチパネル2の外側に向かう方向(例えば、図6に示した方向)ではなかった場合(ステップS210の内向き)、重み係数をデフォルト値から変更しない。
なお、図6は、X方向周辺部a、X方向周辺部b、Y方向周辺部cおよびY方向周辺部dのそれぞれにおいて、タッチパネル2の外側に向かう方向の一例を示した図である。
図7は、ステップS200およびS210での判定の一例(X方向周辺部aに関する判定)を説明するための図である。
図7に示した例では、ディスプレイ4のサイズ(=タッチパネル2の入力領域のサイズ)を640×960(X方向の画素数が640、Y方向の画素数が960)とする。また、時刻T0で座標取得部32aが取得した検出座標(前回検出座標)を(X0,Y0)、その後の時刻T1で座標取得部32aが取得した検出座標(最終検出座標)を(X1,Y1)とする。
フィルタ部32bは、T1時点で、指がX方向周辺部aとX方向周辺部bとY方向周辺部cとY方向周辺部dと中央部eとのうちのどのエリアにあるかと、指の移動方向が所定方向(外向き)であるか否かを、エリア判定式および方向判定式を用いて判定する。
図8は、エリア判定式の一例を示した図である。
図8に示したエリア判定式61は、指がX方向周辺部aにあるかどうかを判定する式である。エリア判定式61が満たされた場合、フィルタ部32bは、指がX方向周辺部aにあると判定し、エリア判定式61が満たされない場合、フィルタ部32bは、指がX方向周辺部aにないと判定する。
図8に示した方向判定式62は、X方向周辺部a内に存在する指の移動が外向きスイープかどうかを判定する式である。方向判定式62が満たされた場合、フィルタ部32bは、指の移動が外向きスイープであると判定し、方向判定式62が満たされない場合、フィルタ部32bは、指の移動が外向きスイープでないと判定する。なお、方向判定式62が用いられた場合、指の移動方向がY軸と平行である場合にも、指の移動が外向きスイープであると判定される。
X方向周辺部bに関する判定では、エリア判定式としてB≦X1≦640が用いられ、方向判定式としてX0≦X1が用いられる。Y方向周辺部cに関する判定では、エリア判定式として0≦Y1≦Cが用いられ、方向判定式としてY1≦Y0が用いられる。Y方向周辺部dに関する判定では、エリア判定式としてD≦Y1≦960が用いられ、方向判定式としてY0≦Y1が用いられる。
なお、X方向周辺部b、Y方向周辺部cおよびY方向周辺部dのそれぞれにおいて、エリア判定式と方向判定式とを用いた判定手法は、X方向周辺部aでの判定手法と同様である。
図5に戻って、指の位置が周辺部にあり、かつ、指の移動が外向きスイープであると判定されると、ステップS300にて、フィルタ部32bは、指が触れている位置に応じて、重み係数をデフォルト値から変更する。
本実施形態では、フィルタ部32bは、タッチパネル2上の位置とその位置での重み係数との関係を示した重み係数の一覧表(メモリ31に事前に格納)を参照し、重み係数を決定する。
図9は、X方向周辺部aとX方向周辺部bとY方向周辺部cとY方向周辺部dとのそれぞれの重み係数の一覧表の例を示した図である。
図10は、タッチパネルP上での指Fの矢印G方向への移動に伴って所定時間間隔で検出される指の位置A1〜A6と、指の位置A1〜A6を用いた平均化処理にて決定される入力位置B1〜B5と、の関係について、重み係数が変更されない場合と、図9に示した重み係数の一覧表に基づいて重み係数が変更された場合と、を示した図である。
図5に戻って、続いて、ステップS400にて、座標演算部32cは、フィルタ部32bにて決定された重み係数を用いて平均化処理を行って最終座標値(指の入力位置:指の入力座標)を演算する。
図11は、座標演算の式の一例を示す。なお、図11に示した式は、A/3<X1≦2A/3に対応する式を示したものである。図11に示した式を図10に示した例に適用すると、X0がA4に対応し、X1がA5に対応し、X1’がB4に対応する。
以上説明したように本実施形態においては、例えば、タッチパネルをディスプレイ上に搭載した携帯装置において、指やペンでタッチしてなぞった箇所を描画するようなアプリケーションを用いて、ディスプレイの最端部まで座標を満遍なく出力することが可能となり、ユーザビリティを向上できる。
本実施形態によれば、位置判定部3は、タッチパネル2にて検出された複数の検出位置を用いて指示部の入力位置を決定する位置決定処理を行い、かつ、位置決定処理に用いられる複数の検出位置のうち最後に検出された最終検出位置に基づいて、位置決定処理を変更する。
このため、例えば、最終検出位置がタッチパネル2の外縁部に近い場合に、指示部の入力位置が最終検出位置に近づくように位置決定処理を変更し、最終検出位置がタッチパネル2の外縁部から遠い場合に、指示部の入力位置として複数の検出位置の平均とすることが可能になる。よって、入力位置のばらつきを抑えながら、タッチパネル2の端部近くまで指示部の入力位置を設定することが可能になる。
なお、この効果は、タッチパネル2と位置判定部3とからなる電子機器1でも奏される。図12は、タッチパネル2と位置判定部3とからなる電子機器1を示した図である。
さらに言えば、この効果は、メモリ31と座標取得部32aとフィルタ部32bと座標演算部32cとからなる位置判定部3と、タッチパネル2と、からなる電子機器1でも奏される。この場合、実行部32dおよびディスプレイ4は、他の装置に含まれ、実行部32dが座標演算部32cから指示部の入力位置を受け付けてもよい。
また、本実施形態では、位置判定部3は、位置決定処理に用いられる複数の検出位置に重み付けを行い重み付けされた各検出位置の平均を指示部の入力位置とする一連の平均化処理を、位置決定処理として行い、最終検出位置に基づいて、平均化処理に用いられる複数の検出位置に対する重み付けを変更する。
この場合、例えば、最終検出位置がタッチパネル2の外縁部に近い場合に、最終検出位置に対する重みを大きくし、最終検出位置がタッチパネル2の外縁部から遠い場合に、複数の検出位置に対する重み付けを均等にすることが可能になる。よって、入力位置のばらつきを抑えながら、タッチパネル2の端部近くまで指示部の入力位置を設定することが可能になる。
また、本実施形態では、位置判定部3は、最終検出位置がタッチパネル2の外縁に近くなるほど、最終検出位置に対する重みを大きくする。例えば、位置判定部3は、最終検出位置がタッチパネル2の入力領域内の所定の領域(周辺エリア;X方向周辺部a、X方向周辺部b、Y方向周辺部cおよびY方向周辺部dのいずれか)に存在する場合、最終検出位置がタッチパネル2の外縁に近くなるほど、最終検出位置に対する重みを大きくする。この場合、入力位置のばらつきを抑えながら、タッチパネル2の端部近くまで指示部の入力位置を設定できる。
また、本実施形態では、位置判定部3は、さらに、最終検出位置がタッチパネル2の外縁から遠くなるほど、複数の検出位置の各々に対する重みの差を小さくする。この場合、さらに、入力位置のばらつきを極力抑えることができる。
また、本実施形態では、位置判定部3は、最終検出位置と前回検出位置とに基づいて指示部の進行方向を特定し、その進行方向が所定方向である場合に、最終検出位置に基づいて位置決定処理を変更する。例えば、指示部の進行方向がタッチパネル2に対して外向きである場合、ユーザはタッチパネル2の端部まで指示部を動かす可能性が高くなる。よって、例えば、進行方向が所定方向(タッチパネル2に対して外向き)である場合に、最終検出位置に基づいて位置決定処理を変更することで、必要なときに、最終検出位置に基づいて位置決定処理を変更することを実行することが可能になる。
なお、上記実施形態では、指示部が周辺部(X方向周辺部a、X方向周辺部b、Y方向周辺部cおよびY方向周辺部dのいずれか)に存在する状況で、図5に示したように、指示部の進行方向がタッチパネル2に対して外向きである場合に重み付けが変更され、指示部の進行方向がタッチパネル2に対して内向きである場合に重み付けが変更されない。よって、指示部が周辺部内で揺れるように動いた場合、揺れる向きに応じて、指示部の入力位置がずれてしまう。
そこで、このずれを抑制するために、上記実施形態において図5に示したステップS210が省略されてもよい。この場合、指示部が周辺部に存在する状況において、指示部の進行方向に応じて重み付けが変更されない。このため、指示部の揺れる向きに応じて指示部の入力位置がずれてしまうという問題を解決することが可能になる。
(第2実施形態)
図13は、本発明の第2実施形態の電子機器1Aを示したブロック図である。なお、図13において、図3に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
第2実施形態の電子機器1Aは、第1実施形態の電子機器1に含まれるフィルタ部32bの代わりにフィルタ部32bAを有している点が、第1実施形態の電子機器1と異なる主な点である。
フィルタ部32bAは、フィルタ部32bが有する機能に加えて、指示部の速度を特定する機能と、指示部の速度が所定速度以上かを判定する機能と、を有する。
フィルタ部32bAは、最終検出位置と、前回検出位置と、前回検出位置を検出してから最終検出位置を検出するまでの時間と、に基づいて、指示部の速度を特定する。
フィルタ部32bAは、指示部の速度が所定速度以上である場合に、最終検出位置に基づいて重み係数を変更する。
なお、電子機器1Aは、コンピュータにて実現されてもよい。この場合、コンピュータは、コンピュータにて読み取り可能なCD−ROMのような記録媒体に記録されたプログラムを読込み実行して、タッチパネル2、位置判定部3Aおよびディスプレイ4として機能する。
図14は、電子機器1Aの動作を説明するためのフローチャートである。なお、図14において、図5に示した処理と同一の処理には同一符号を付してある。以下、図5に示した処理と異なる処理を中心に電子機器1Aの動作を説明する。
フィルタ部32bAは、進行方向判定(ステップS210)の後に、ステップS220として指示部の速度判定を行う。
図15は、速度判定式121の一例を示した図である。図15において、所定速度Vは事前に決定され、速度判定式121は、メモリ31に事前に格納される。
フィルタ部32bAは、指示部の速度が所定速度Vよりも速い場合、つまり、速度判定式121が満たされる場合に、重み係数の変更を行う。
図16および図17は、第2実施形態の効果を説明するための図である。
本実施形態によれば、位置判定部3Aは、最終検出位置と前回検出位置と、前回検出位置を検出してから最終検出位置を検出するまでの時間と、に基づいて、指示部の速度を特定し、指示部の速度が所定速度以上である場合に、最終検出位置に基づいて重み係数を変更する。
スイープが遅い場合には、図16に示すように重み係数を変更せずとも最端部の座標が指示部の入力位置として出力されやすいため、位置判定部3Aは、座標ばらつきの補正を重視し重み係数を変更しない。
一方、スイープが早い場合は、位置判定部3Aは、図17に示すように重み係数を変えることで、最端部の座標を出力することができる。
(第3実施形態)
図18は、本発明の第3実施形態の電子機器1Bを示したブロック図である。なお、図18において、図13に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
第3実施形態の電子機器1Bは、第2実施形態の電子機器1Aに含まれるフィルタ部32bAの代わりにフィルタ部32bBを有している点が、第2実施形態の電子機器1Aと異なる主な点である。
フィルタ部32bBは、フィルタ部32bAが有する機能に加えて、実行部32dが実行しているアプリケーションプログラムの種別を特定する機能と、アプリケーションプログラムの種別が所定種別であるか否かを特定する機能と、を有する。なお、アプリケーションプログラムの種別は、予めユーザ等にて特定されており、その特定された種別がアプリケーション毎の属性情報として事前にアプリケーションプログラムまたはメモリ31に設定される。フィルタ部32bBは、その設定を参照することで、実行部32dが実行しているアプリケーションプログラムの種別を特定する。
フィルタ部32bBは、実行部32dが実行しているアプリケーションプログラムの種別が所定種別(例えば、描画用アプリケーションプログラム)である場合に、最終検出位置に基づいて重み係数を変更する。
なお、電子機器1Bは、コンピュータにて実現されてもよい。この場合、コンピュータは、コンピュータにて読み取り可能なCD−ROMのような記録媒体に記録されたプログラムを読込み実行して、タッチパネル2、位置判定部3Bおよびディスプレイ4として機能する。
図19は、電子機器1Bの動作を説明するためのフローチャートである。なお、図19において、図14に示した処理と同一の処理には同一符号を付してある。以下、図14に示した処理と異なる処理を中心に電子機器1Bの動作を説明する。
フィルタ部32bBは、ステップS200の前に、実行部32dが実行しているアプリケーションプログラムの種別を判定する(ステップS230)。実行部32dが実行しているアプリケーションプログラムの種別が、ディスプレイ4の最端部まで描画するようなアプリケーションプログラムの種別(例えば、描画用アプリケーションプログラム)でない場合は、フィルタ部32bBは、重み係数の変更をしない。
第3実施形態では、位置判定部3Bは、実行部32dが実行しているアプリケーションプログラムの種別が所定種別である場合に、最終検出位置に基づいて重み係数を変更する。
第3実施形態の効果は、ディスプレイの画像上に敷設されたボタン(アイコン)をタッチ(クリック)して選択するようなアプリケーションプログラムの場合にも(描画するようなアプリケーションではない場合にも)、重み係数を変更してしまうのを防ぐことである。
なお、上記各実施形態において、検出手段は、タッチパネル2に限らず、例えば非接触で指示部の位置を検出する検出部(静電容量センサにて非接触で指示部の位置を検出する検出部)でもよい。
また、上記各実施形態では、平均化処理に用いる検出位置の数を「2」としたが、平均化処理に用いる検出位置の数は2以上であればよい。
また、位置判定部3、3Aまたは3B(具体的には、座標演算部32c)は、最終検出位置が入力領域の外縁に近いほど、平均化処理に用いる複数の検出位置のうち最終検出位置以外の検出位置の数を少なくしてもよい。なお、平均化処理に用いる複数の検出位置は、タッチパネル2が検出周期間隔で順番に検出したものとする。
例えば、最終検出位置が中央部eに存在する際には、座標演算部32cは、過去2個または3個以上の検出位置と最終検出位置との平均を、入力部の入力位置とし、最終検出位置が周辺部(X方向周辺部a、X方向周辺部b、Y方向周辺部cおよびY方向周辺部dのいずれか)に存在する際には、座標演算部32cは、前回検出位置と最終検出位置との平均を、入力部の入力位置とする。この場合、位置判定部3、3Aまたは3Bは、重み係数を変更しなくても、周辺部では、入力部の入力位置が、実際の入力部の位置(最終検出位置)に近くなる。よって、この場合、位置判定部3、3Aまたは3Bは、重み係数を変更しなくてもよい。例えば、タッチパネル2が、入力領域内での指示部の位置を所定時間間隔で検出していき、平均化処理に用いる複数の検出位置は、タッチパネル2が所定時間間隔で順番に検出したものであり、位置判定部3、3Aまたは3Bが、最終検出位置が入力領域の外縁に近いほど、平均化処理に用いる複数の検出位置のうち最終検出位置以外の検出位置の数を少なくする。
また、上記各実施形態において、タッチパネル2内に処理部を設けられ、この処理部(タッチパネル2)が、指示部の位置(検出位置)を検出するごとに、メモリ31内のエリア情報を参照し、新たな検出位置がタッチパネル2の入力領域の外縁に近いほど、指示部の位置の次回の検出タイミングまでの時間を短くしてもよい。この場合、指示部の速度が遅くても、平均化処理に用いる所定数(例えば2つ)の検出位置の間隔が狭くなり、図16に示したような効果が得られる。なお、この場合、位置判定部3、3Aまたは3Bは、重み係数を変更しなくてもよい。
図20は、上述した処理部を有するタッチパネル2Cと、重み係数を変更しない位置判定部3C(重み係数を変更しない位置判定部3、3Aまたは3B)と、を含む電子機器1Cを示したブロック図である。
タッチパネル2Cは、一般的に検出手段と呼ぶことができる。タッチパネル2Cは、指示部の位置(検出位置)を検出するごとに、新たな検出位置がタッチパネル2の入力領域の外縁に近いほど、指示部の位置の次回の検出タイミングまでの時間を短くする。
位置判定部3Cは、一般的に位置判定手段と呼ぶことができる。位置判定部3Cは、タッチパネル2Cにて検出された所定数(例えば2)の複数の検出位置を用いて指示部の入力位置を決定する位置決定処理を行う。
なお、電子機器1Cは、コンピュータにて実現されてもよい。この場合、コンピュータは、コンピュータにて読み取り可能なCD−ROMのような記録媒体に記録されたプログラムを読込み実行して、タッチパネル2Cおよび位置判定部3Cとして機能する。
電子機器1Cでは、タッチパネル2Cは、指示部の位置を検出するごとに、新たな検出位置がタッチパネル2の入力領域の外縁に近いほど、指示部の位置の次回の検出タイミングまでの時間を短くする。位置判定部3Cは、タッチパネル2Cにて検出された所定数(例えば2)の複数の検出位置を用いて指示部の入力位置を決定する位置決定処理を行う。
このため、指示部の速度が遅くても、平均化処理に用いる所定数の検出位置の間隔が狭くなり、図16に示したような効果が得られる。
また、上記各実施形態において、タッチパネル2内に中央部を設けなくてもよい。この場合、図4に示したAとBが同じ値になり、図4に示したCとDが同じ値になる。
また、上記各実施形態において、タッチパネル2のサイズは640×960に限るものではない。
また、上記各実施形態において、位置判定部3、3Aまたは3Bは、最終検出位置がタッチパネル2の外縁に近くなるほど、最終検出位置に対する重みを段階的に大きくしたが、最終検出位置がタッチパネル2の外縁に近くなるほど、最終検出位置に対する重みを、線形に大きくしてもよいし、所定の関数(例えば、2次関数)に従って大きくしてもよい。
また、上記各実施形態は、以下のように変形されてもよい。
タッチパネル2が、最終検出位置のx座標とy座標とを、前回検出位置のx座標とy座標と共に、座標値の大きさに応じた周波数帯域を有する検出信号で出力する。
フィルタ部32b、32bAまたは32bBが、最終検出位置に従って、前回検出位置の検出信号を受け付ける物理的なフィルタを変更して、前回検出位置の検出信号の周波数帯域を調整する。
座標演算部32cが、周波数帯域が調整された前回検出位置の検出信号が示すx座標とy座標と、最終検出位置の検出信号が示すx座標とy座標とを、座標軸ごとに平均し、その平均を、入力部の入力位置とする。
この場合も、上記各実施形態と同様の効果を奏する。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、上記各実施形態において、位置判定部がタッチパネル内に包含され、タッチパネルが最終的な座標情報(指示部の入力位置)を出力してもよい。
(付記1)指示手段の位置を検出位置として検出する検出手段と、
前記検出手段が前記検出位置を複数回検出した場合に、前記検出手段にて検出された複数の検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行い、前記複数の検出位置のうち最後に検出された最終検出位置に基づいて、前記位置決定処理を変更する位置判定手段と、を含む入力装置。
(付記2)付記1に記載の入力装置において、
前記位置判定手段は、前記複数の検出位置に重み付けを行い重み付けされた各検出位置の平均を前記入力位置とする一連の処理を、前記位置決定処理として行い、前記最終検出位置に基づいて、前記複数の検出位置に対する重み付けを変更する、入力装置。
(付記3)付記2に記載の入力装置において、
前記検出手段は、前記指示手段の位置を検出可能な入力領域を有し、前記入力領域内での前記指示手段の位置を検出し、
前記位置判定手段は、前記最終検出位置が前記入力領域の外縁に近くなるほど、前記最終検出位置に対する重みを前記複数の検出位置のうちの他の検出位置に対する重みよりも大きくする、入力装置。
(付記4)付記2または3に記載の入力装置において、
前記検出手段は、前記指示手段の位置を検出可能な入力領域を有し、前記入力領域内での前記指示手段の位置を検出し、
前記位置判定手段は、前記最終検出位置が前記入力領域の外縁から遠くなるほど、前記複数の検出位置の各々に対する重みの差を小さくする、入力装置。
(付記5)付記1から4のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記位置判定手段は、前記最終検出位置と、前記最終検出位置とは異なる1つ以上の前記検出位置と、に基づいて、前記指示手段の進行方向を特定し、当該進行方向が所定方向である場合に、前記最終検出位置に基づいて前記位置決定処理を変更する、入力装置。
(付記6)付記1から5のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記位置判定手段は、前記最終検出位置と、前記複数の検出位置のうち前記最終検出位置とは異なる前回検出位置と、前記前回検出位置を検出してから前記最終検出位置を検出するまでの時間と、に基づいて、前記指示手段の速度を特定し、当該速度が所定速度以上である場合に、前記最終検出位置に基づいて前記位置決定処理を変更する、入力装置。
(付記7)付記1から6のいずれか1項に記載の入力装置において、
予め種別が特定されたアプリケーションプログラムを実行して、前記入力位置に応じた動作を行う実行手段をさらに含み、
前記位置判定手段は、前記アプリケーションプログラムの種別が所定種別である場合に、前記最終検出位置に基づいて前記位置決定処理を変更する、入力装置。
(付記8)指示手段の位置を検出可能な入力領域を有し、前記入力領域内での前記指示手段の位置を検出し、かつ、前記指示手段の位置を検出位置として検出するごとに、当該検出位置が前記入力領域の外縁に近いほど、前記指示手段の位置の次回の検出タイミングまでの時間を短くする検出手段と、
前記検出手段にて検出された所定数の複数の検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行う位置判定手段と、を含む入力装置。
(付記9)入力装置での入力方法であって、
指示手段の位置を検出位置として検出し、
前記検出位置が複数回検出された場合に、複数の前記検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行い、前記複数の検出位置のうち最後に検出された最終検出位置に基づいて、前記位置決定処理を変更する、入力方法。
(付記10)入力装置での入力方法であって、
指示手段の位置を検出可能な入力領域内での前記指示手段の位置を検出し、かつ、前記指示手段の位置を検出位置として検出するごとに、当該検出位置が前記入力領域の外縁に近いほど、前記指示手段の位置の次回の検出タイミングまでの時間を短くし、
所定数の複数の前記検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する、入力方法。
(付記11)コンピュータに、
指示手段の位置を検出位置として検出する検出手順と、
前記検出位置が複数回検出された場合に、複数の前記検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行い、前記複数の検出位置のうち最後に検出された最終検出位置に基づいて、前記位置決定処理を変更する位置判定手順と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記12)コンピュータに、
指示手段の位置を検出可能な入力領域内での前記指示手段の位置を検出し、かつ、前記指示手段の位置を検出位置として検出するごとに、当該検出位置が前記入力領域の外縁に近いほど、前記指示手段の位置の次回の検出タイミングまでの時間を短くする検出手順と、
所定数の複数の前記検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行う位置判定手順と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2011年2月16日に出願された日本出願特願2011−031058を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1、1A、1B、1C 電子機器
2、2C タッチパネル
3、3A、3B、3C 位置判定部
31 メモリ
32 CPU
32a 座標取得部
32b、32bA、32bB フィルタ部
32c 座標演算部
32d 実行部
4 ディスプレイ

Claims (10)

  1. 指示手段の位置を検出位置として検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記検出位置を複数回検出した場合に、前記検出手段にて検出された複数の検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行い、前記複数の検出位置のうち最後に検出された最終検出位置に基づいて、前記位置決定処理を変更する位置判定手段と、を含む入力装置。
  2. 前記位置判定手段は、前記複数の検出位置に重み付けを行い重み付けされた各検出位置の平均を前記入力位置とする一連の処理を、前記位置決定処理として行い、前記最終検出位置に基づいて、前記複数の検出位置に対する重み付けを変更する、請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記検出手段は、前記指示手段の位置を検出可能な入力領域を有し、前記入力領域内での前記指示手段の位置を検出し、
    前記位置判定手段は、前記最終検出位置が前記入力領域の外縁に近くなるほど、前記最終検出位置に対する重みを前記複数の検出位置のうちの他の検出位置に対する重みよりも大きくする、請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記検出手段は、前記指示手段の位置を検出可能な入力領域を有し、前記入力領域内での前記指示手段の位置を検出し、
    前記位置判定手段は、前記最終検出位置が前記入力領域の外縁から遠くなるほど、前記複数の検出位置の各々に対する重みの差を小さくする、請求項2または3に記載の入力装置。
  5. 前記位置判定手段は、前記最終検出位置と、前記最終検出位置とは異なる1つ以上の前記検出位置と、に基づいて、前記指示手段の進行方向を特定し、当該進行方向が所定方向である場合に、前記最終検出位置に基づいて前記位置決定処理を変更する、請求項1から4のいずれか1項に記載の入力装置。
  6. 指示手段の位置を検出可能な入力領域を有し、前記入力領域内での前記指示手段の位置を検出し、かつ、前記指示手段の位置を検出位置として検出するごとに、当該検出位置が前記入力領域の外縁に近いほど、前記指示手段の位置の次回の検出タイミングまでの時間を短くする検出手段と、
    前記検出手段にて検出された所定数の複数の検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行う位置判定手段と、を含む入力装置。
  7. 入力装置での入力方法であって、
    指示手段の位置を検出位置として検出し、
    前記検出位置が複数回検出された場合に、複数の前記検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行い、前記複数の検出位置のうち最後に検出された最終検出位置に基づいて、前記位置決定処理を変更する、入力方法。
  8. 入力装置での入力方法であって、
    指示手段の位置を検出可能な入力領域内での前記指示手段の位置を検出し、かつ、前記指示手段の位置を検出位置として検出するごとに、当該検出位置が前記入力領域の外縁に近いほど、前記指示手段の位置の次回の検出タイミングまでの時間を短くし、
    所定数の複数の前記検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行う、入力方法。
  9. コンピュータに、
    指示手段の位置を検出位置として検出する検出手順と、
    前記検出位置が複数回検出された場合に、複数の前記検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行い、前記複数の検出位置のうち最後に検出された最終検出位置に基づいて、前記位置決定処理を変更する位置判定手順と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. コンピュータに、
    指示手段の位置を検出可能な入力領域内での前記指示手段の位置を検出し、かつ、前記指示手段の位置を検出位置として検出するごとに、当該検出位置が前記入力領域の外縁に近いほど、前記指示手段の位置の次回の検出タイミングまでの時間を短くする検出手順と、
    所定数の複数の前記検出位置を用いて前記指示手段の入力位置を決定する位置決定処理を行う位置判定手順と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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