JPWO2012073470A1 - コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、コンテンツ管理プログラム及び集積回路 - Google Patents

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Abstract

関心の時間的変化を考慮して、適切なコンテンツの管理を行うコンテンツ管理装置を提供するため、本発明に係るコンテンツ管理装置(100B)は、第1のユーザが有する第1のコンテンツ、前記第1のコンテンツを分類するための属性情報であるメタデータ、及び、前記メタデータと同一のメタデータを有するコンテンツである第2のコンテンツの、前記第1のユーザと当該第1のユーザ以外のユーザである第2のユーザとの間における共有状態に関する情報を取得する取得部(301)と、前記第2のコンテンツの共有状態に関する情報に基づいて、前記第2のユーザの前記メタデータに対する関心を示す指標である関心度を算出する関心度算出部(106)と、前記第2のユーザの前記関心度に基づいて、前記第1のコンテンツを管理する管理部(304)とを備える。

Description

本発明は、コンテンツ管理装置等に関する。特に、画像・音声・動画・テキストなどのコンテンツを管理するための、コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、コンテンツ管理プログラム及びその集積回路に関する。
近年、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、カメラ付携帯電話などの普及により、個人が画像・音声・動画などのコンテンツを撮影・蓄積する機会が非常に増えてきている。また、それらのコンテンツを友人や家族などと共有することで、自分の体験を共有したり、お勧めの旅行先を紹介したり、思い出話で盛り上がったりするといったコミュニケーションが行われている。
こうしたコンテンツの管理は、以前であればプリントされた写真やビデオテープ等によりなされていた。しかし、今日ではネットワークに接続されたパーソナルコンピュータやコンテンツ管理装置を用いて電子的に行えるようになってきている。管理のためのコストが非常に低く、利便性が高いことから、電子的なコンテンツ共有が広く行われてきている。
一方で、例えば、相手ユーザの関心を考慮せず管理するコンテンツを相手ユーザと共有状態にしてしまうこともある。その結果、先方にとって見たくもないコンテンツを共有することで、迷惑に感じられる恐れがある。したがって、コンテンツに対して関心を持ってもらえるユーザとの間で、適切に共有コンテンツを管理することが、共有する側のユーザにとっても、共有される側のユーザにとっても望ましい。
従来のユーザの関心を知るための技術としては、テレビ番組の視聴者が視聴した番組の履歴を集約し、その番組に対する視聴者の関心を知るものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、テレビ番組の視聴者からのコメントを集めて解析し、視聴者を嗜好ごとに分類するものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−186664号公報 特開2008−283412号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術においては、視聴者端末と視聴対象コンテンツとに関する情報は履歴情報として蓄積されているものの、関心の大小はわからない。よって、この情報を元に共有コンテンツを管理しようとすると、興味を持っていないが、たまたまコンテンツを見たというユーザに対してもコンテンツを共有してしまう恐れがある。
また、特許文献2記載の技術では、関心度が「肯定」か「否定」かのいずれかでまとめられる。したがって、肯定的なユーザに対してコンテンツを共有するという単純な動作は期待できるものの、最近関心が薄れてきたからコンテンツの共有を停止する、といった細やかな管理は望めない。さらに、共有先ユーザにコメントを入力してもらえない場合、この技術では共有先ユーザの関心度はわからない。
すなわち、従来技術では、関心度の粒度が粗いために、関心度に応じたコンテンツの管理方法も粗くならざるを得ない。具体的には、ユーザの関心の時間的変化がコンテンツの管理方法に反映されない。そのため、視聴者であるユーザにとって情報過多となり、視聴作業の効率が低下するという課題がある。
そこで、本発明は、関心の時間的変化を考慮して、適切なコンテンツの管理を行うコンテンツ管理装置を提供することを目的とする。
本発明のある局面におけるコンテンツ管理装置は、コンテンツを管理するためのコンテンツ管理装置であって、(1)第1のユーザが有する第1のコンテンツ、(2)前記第1のコンテンツを分類するための属性情報であるメタデータ、及び(3)前記メタデータと同一のメタデータを有するコンテンツである第2のコンテンツの、前記第1のユーザと当該第1のユーザ以外のユーザである第2のユーザとの間における共有状態に関する情報を取得する取得部と、前記第2のコンテンツの共有状態に関する情報に基づいて、前記第2のユーザの前記メタデータに対する関心を示す指標である関心度を算出する関心度算出部と、前記第2のユーザの前記関心度に基づいて、前記第1のコンテンツを管理する管理部とを備えるコンテンツ管理装置である。
この構成によると、コンテンツ管理装置は、既に共有している第2のコンテンツが有するメタデータに対する、ユーザの直近の関心度を算出する。また、算出した関心度に基づき、第2のコンテンツと同じメタデータを有するコンテンツである第1のコンテンツを管理する。これにより、コンテンツ管理装置は、ユーザの関心の時間的変化を考慮して、適切な管理を行うことができる。
また、前記管理部は、前記第2のユーザの前記関心度が、事前に定められた第1の閾値以上であれば、前記第1のコンテンツを前記第2のユーザとの間で共有状態にすべきと判断するとしてもよい。
これによると、管理部は、これから共有しようとする新規コンテンツと同一のメタデータを有するコンテンツの共有履歴から、ユーザの当該コンテンツが有するメタデータへの関心度を算出し、関心度の大きなユーザを共有先として選択することができる。よって、当該メタデータに対するユーザの関心度が高まるにつれ、同じメタデータを有するコンテンツが共有されるようになる。すなわち、ユーザのコンテンツに対する関心の時間的変化を考慮して、適切なコンテンツの共有制御を行うコンテンツ管理装置を提供することができる。
また、前記管理部は、前記第2のユーザの前記関心度が、事前に定められた第1の閾値以上であれば、前記第1のユーザによる前記第1のコンテンツの削除を禁止すべきと判断するとしてもよい。
これによると、管理部は、コンテンツの共有先である第2のユーザの関心度が一定値以上であるメタデータを有するコンテンツについては、コンテンツの所有者である第1のユーザによるコンテンツの削除を防止することができる。したがって、他のユーザからの関心が高いコンテンツが誤って消されないようにすることができる。
また、前記管理部は、前記第2のユーザの前記関心度が、事前に定められた第1の閾値以下であれば、前記第1のコンテンツを削除すべきと判断するとしてもよい。
これによると、管理部は、コンテンツの共有先である第2のユーザの関心度が一定値以下であるメタデータを有するコンテンツについては、コンテンツを削除すべきと判断する。これにより、共有コンテンツが増加しすぎることを防ぎ、共有コンテンツを整理することが容易となる。
また、前記コンテンツの共有状態に関する情報は、前記第2のコンテンツが、前記第2のユーザと前記第1のユーザとのコンテンツの共有状態とされた回数である共有回数であり、前記関心度算出部は、前記第2のコンテンツに対する、前記第2のユーザの、(1)視聴回数、(2)コメント入力回数、(3)視聴時間、及び、(4)コメント字数、のうち少なくとも1つに対応する値の和を、前記共有回数で除した値として前記関心度を算出するとしてもよい。
これによると、共有された直後には、視聴回数等の分子が一定で、分母の共有回数のみが増えるため、関心度は低下する。その後、共有先のユーザが、視聴やコメント入力等の積極的な視聴行動をとると、その頻度等に応じて、関心度が高まる。一方、共有先のユーザが何ら視聴行動をとらなければ、関心度は低下したままである。よって、共有制御部は、ユーザが、そのコンテンツに対して、以前は高い関心があったが、最近では関心が薄れた場合において、「共有されても視聴しない」という不作為による行為を行った場合に、関心の時間的変化を関心度に反映させ、適切な制御を行うことができる。
また、前記コンテンツの共有状態に関する情報は、前記第2のコンテンツが、過去に、前記第2のユーザと前記第1のユーザとのコンテンツの共有状態とされた回数である共有回数であり、前記関心度算出部は、前記関心度を、(1)前記第2のコンテンツが、前記第2のユーザと前記第1のユーザとのコンテンツの共有状態とされてから、前記第2のユーザが当該第2のコンテンツを最初に視聴するまでの時間、(2)前記第2のユーザが、前記第2のユーザと前記第1のユーザとの前記第2のコンテンツの共有状態を確認してから、当該第2のコンテンツを最初に視聴するまでの時間、(3)前記第2のユーザによる前記第2のコンテンツに対する、肯定的なコメントの数に対応する値から否定的なコメントの数に対応する値を引いた差、(4)前記第2のユーザが前記第2のコンテンツを視聴してから、次に同じ第2のコンテンツを視聴するまでの時間間隔、(5)前記第2のユーザが前記第2のコンテンツを視聴してから、当該第2のコンテンツに対するコメントを入力するまでの時間、及び、(6)一定期間における前記第2のユーザによる全コンテンツの総視聴時間に対する当該第2のユーザによる前記第2のコンテンツの視聴時間の割合、のうち少なくとも1つに対応する値の和を、前記共有回数で除した値として算出するとしてもよい。
これによると、関心度算出部は、共有先のユーザの視聴行動を、さらに詳細に分析した結果を、関心度に反映させることができる。その結果、より正確にユーザの関心をあらわす関心度を算出することができる。
また、前記管理部は、前記第2のユーザの前記関心度が、事前に定められた第1の閾値以上であるか否かを判定し、前記関心度が前記第1の閾値以上である場合には、第1の態様で前記第1のコンテンツを前記第1のユーザと前記第2のユーザとの共有状態にすべきと判断し、前記関心度が前記第1の閾値未満である前記第2のユーザに対しては、前記関心度が事前に定められた第2の閾値以上であるか否かを判定し、前記関心度が前記第1の閾値未満、かつ、前記第2の閾値以上である場合には、前記第1の態様とは異なる第2の態様で、前記第1のコンテンツを前記第1のユーザと前記第2のユーザとの共有状態にすべきと判断するとしてもよい。
これによると、共有制御部は、関心度の大きさに応じて、より詳細にユーザに対する共有の態様を選択することができる。
また、前記管理部は、前記第1の態様として、前記第1のユーザに確認を行わずに、前記第1のコンテンツを、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの共有状態とし、前記第2の態様として、前記第1のユーザに確認を行い、共有状態にするよう指示をうけた場合にのみ、前記第1のコンテンツを、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの共有状態とするとしてもよい。
また、前記管理部は、前記コンテンツが複数のメタデータを有する場合における、前記第2のユーザの関心度として、(1)前記第2のユーザが、前記複数のメタデータの各々について有している関心度のうち最大のもの、(2)前記第2のユーザが、前記複数のメタデータの各々について有している関心度のうち最小のもの、及び、(3)前記第2のユーザが、前記複数のメタデータの各々について有している関心度の平均値、のうちいずれか1つを使用するとしてもよい。
これによると、1つのコンテンツが複数のメタデータを有するために、各ユーザに複数の関心度が関連づけられている場合においても、共有制御部は、1つの関心度を決定し、共有先とすべきユーザを選択することができる。
また、前記管理部は、前記関心度が増加傾向にあると判断した前記第2のユーザに対しては、第3の態様で前記第1のコンテンツを共有し、前記関心度が減少傾向にあると判断した前記第2のユーザに対しては、前記第3の態様とは異なる第4の態様で前記第1のコンテンツを共有するとしてもよい。
具体的には、前記管理部は、前記関心度が、事前に定められた直近の回数、連続して増加すれば、前記関心度が増加傾向にあると判断し、前記関心度が、事前に定められた直近の回数、連続して減少すれば、前記関心度が減少傾向にあると判断するとしてもよい。
また、さらに、通信部を備えており、前記管理部は、前記第1のコンテンツを、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの共有状態とすべきと判断した場合には、前記第1のコンテンツを、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの共有状態とし、前記通信部は、前記第2のユーザに対して、前記第1のコンテンツが見うる状態になったことを通知し、かつ、前記共有回数に1を加算するとしてもよい。
また、前記管理部は、前記第1のコンテンツが有するメタデータと、前記第2のユーザと前記第1のユーザとの過去のコンテンツ共有状況とに基づいて、前記第1のコンテンツに対応するタイトルを生成するとしてもよい。
具体的には、さらに、判定部と、タイトル生成部とを備えており、前記判定部は、前記第1のコンテンツが有するメタデータと、前回に、前記第1のユーザと前記第2のユーザとで共有状態とされたコンテンツが有するメタデータとが異なるか否かを判定し、(A)異なると判定した場合は、前記タイトル生成部は、第5の態様で前記タイトルを生成し、(B)同一と判定した場合は、前記判定部は、前回にコンテンツが共有状態とされてからの経過時間が、事前に定められた第3の閾値以上か否かを判定し、前記経過時間が前記第3の閾値以上であると判定された場合は、前記タイトル生成部は、前記第5の態様とは異なる第6の態様で前記タイトルを生成し、前記経過時間が前記第3の閾値未満であると判定された場合は、前記タイトル生成部は、前記第5の態様及び前記第6の態様のいずれとも異なる、第7の態様で前記タイトルを生成するとしてもよい。
なお、本発明は、このような特徴的な処理部を備えるコンテンツ管理装置として実現することができるだけでなく、コンテンツ管理装置に含まれる特徴的な処理部が実行する処理をステップとするコンテンツ管理方法として実現することができる。また、コンテンツ管理方法に含まれる特徴的なステップをコンピュータに実行させるコンテンツ管理プログラムとして実現することもできる。そして、そのようなコンテンツ管理プログラムを、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等のコンピュータ読取可能な不揮発性の記録媒体やインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができるのは、言うまでもない。また、コンテンツ管理装置が備える処理部と同一の処理部を備える集積回路として実現することもできる。
関心の時間的変化を考慮して、適切なコンテンツの管理を行うコンテンツ管理装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係るコンテンツ管理装置の機能構成を示すブロック図である。 図2は、機能ブロック間のデータのやり取りを示す図である。 図3は、本発明の実施の形態1〜5におけるコンテンツ関連情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態1〜5におけるメタデータ関連情報の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態1〜5におけるメタデータ関連情報が更新された一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態1〜5において記憶処理部から共有制御部に渡される情報の一例を示す図である。 図7は、実施の形態1における共有制御部の動作を示すフローチャートである。 図8Aは、本発明の実施の形態1〜5において記憶処理部から共有制御部に渡される情報の一例を示す図である。 図8Bは、本発明の実施の形態1〜5において記憶処理部から共有制御部に渡される情報の他の一例を示す図である。 図8Cは、本発明の実施の形態1〜5において記憶処理部から共有制御部に渡される情報のさらに他の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態1〜5におけるコンテンツ関連情報の他の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態2に係る関心度算出部の機能構成を示すブロック図である。 図11は、本発明の実施の形態3に係る共有制御部の動作を示すフローチャートである。 図12Aは、本発明の実施の形態3における、コンテンツの共有、視聴行動、関心度の推移の一例を示す図である。 図12Bは、図12Aに示される関心度の推移を示す図である。 図13は、本発明の実施の形態1〜5におけるメタデータ関連情報の他の一例を示す図である。 図14は、本発明の実施の形態4に係る共有制御部の動作を示すフローチャートである。 図15は、本発明の実施の形態4に係る共有制御部の動作を示す他のフローチャートである。 図16は、本発明の実施の形態4におけるコンテンツの共有、視聴行動、関心度の推移の一例を示す図である。 図17は、本発明の実施の形態5に係る共有制御部の機能構成を示すブロック図である。 図18は、本発明の実施の形態5に係る共有制御部の動作を示すフローチャートである。 図19は、本発明の実施の形態5に係る共有制御部が取得する情報の一例を示す図である。 図20は、本発明の実施の形態1に係るコンテンツ管理装置の他の機能構成の例を示すブロック図である。 図21は、本発明の実施の形態1〜5にかかるコンテンツ管理装置を実現するコンピュータシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、説明の順序として、まずコンテンツ管理装置の管理機能のうちコンテンツの共有制御機能について詳細に説明した後に、他の管理機能について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ管理装置100及び共有先コンテンツ管理装置100aの機能構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、コンテンツ管理装置100は、記憶処理部101と、コンテンツ登録部102と、コンテンツ解析部103と、共有制御部104と、通信部105と、関心度算出部106とを備える。また、共有先コンテンツ管理装置100aは、コンテンツ管理装置100と同じ構成部を備える。
コンテンツ管理装置100は、コンテンツ管理装置100を使用するユーザ(これを、第1のユーザ、又は、共有元ユーザとよぶ)が有する第1のコンテンツを、共有先コンテンツ管理装置100aを使用するユーザ(これを、第2のユーザとよぶ)と第1のユーザとの共有状態にすべきか否かを判断する。
なお、説明のため、以後、共有先コンテンツ管理装置100aを1台(及び、そのユーザを1人)として説明するが、例えば、第1のユーザとコンテンツを共有する相手方となりうるユーザが複数人おり、その各々が、共有先コンテンツ管理装置100aを1台ずつ所有している場合であってもよい。
いずれにしても、コンテンツ管理装置100は、第1のユーザが有する第1のコンテンツを、第1のユーザと、第1のユーザ以外の第2のユーザとの間で共有しようとする際に、その共有の仕方を管理する。
記憶処理部101は、(1)第1のコンテンツ、(2)第1のコンテンツを分類するための属性情報であるメタデータ、及び、(3)第1のユーザと第2のユーザとの間における、第1のコンテンツが有するメタデータと同一内容のメタデータを有するコンテンツである第2のコンテンツの共有状態に関する情報、を記憶している。以後、第2のコンテンツとは、第1のコンテンツ、及び、第1のコンテンツが有するメタデータと同一のメタデータを有する第1のコンテンツ以外の他のコンテンツの双方を意味する。
より具体的には、記憶処理部101は、第1のコンテンツのほか、過去に第1のユーザが第2のコンテンツを共有したユーザである共有先ユーザを特定する共有先ユーザIDや、第2のコンテンツのメタデータ、関心度、共有回数、視聴回数などを相互に関連づけてRAM(Random Access Memory)や、SRAM(Static Random Access Memory)等に記憶している。詳細は後述する。
記憶処理部101は、また、他の処理部からの要求に応じて、記憶している値の中から、必要な値を抽出して出力するデータベースとしての機能も有する。
コンテンツ登録部102は、記憶処理部101に、共有しようとする新しいコンテンツを登録するための登録処理を行う。例えば、図示されていない表示部にGUI(Graphical User Interface)を表示し、コンテンツ管理装置100を操作する第1のユーザから、登録処理の指示を取得する。
コンテンツ解析部103は、コンテンツ登録部102から新たに登録されたコンテンツを解析し、メタデータを生成する処理部である。詳細は後述する。
共有制御部104は、関心度をもとに、第2のユーザと第1のユーザとで、第1のコンテンツを共有状態にすべきか否かを判断する処理部である。具体的には、第2のユーザの関心度が、事前に定められた第1の閾値以上であれば、第1のコンテンツを、第1のユーザと第2のユーザとの共有状態にすべきと判断する。より詳細は、後述する。
通信部105は、インターネットやLAN(Local Area Network)などの通信ネットワーク120を介して、コンテンツ管理装置100と、共有先コンテンツ共有装置100aとを接続する通信インタフェースである。なお、便宜上、コンテンツ管理装置100を共有元コンテンツ管理装置ともいい、コンテンツ管理装置100aを共有先コンテンツ管理装置ともいう。
関心度算出部106は、第2のコンテンツの共有状態に関する情報に基づいて、第2のユーザの、第1のコンテンツが有するメタデータに対する関心を示す指標である関心度を算出する処理部である。詳細は後述する。
なお、本願発明における「共有する」とは、コンテンツを特定人が見うる状態にすることをいう。具体的には、共有元コンテンツ管理装置100に登録された第1のコンテンツを、共有先コンテンツ管理装置100aを使用する第2のユーザから見うる状態にすることである。
また、「共有状態」とは、第1のユーザが有する第1のコンテンツが、第1のユーザ以外の第2のユーザから見うる状態のことをいう。
また、「共有回数」とは共有された回数であり、「視聴回数」とは共有されたコンテンツが視聴された回数である。ユーザは、共有されたコンテンツを、視聴しないことも、何度も視聴することもできるため、この2つは区別される。
また、「共有先ユーザ」とは、過去に、第1のユーザと、コンテンツを共有したことがあるユーザのことをいう。第2のユーザは、共有制御部104によって、第1のユーザとコンテンツを共有すべきか否かを判断する対象として、共有先ユーザの中から選択されたユーザのことをいう。
このようなコンテンツ管理装置100は、例えば、中央処理装置、主記憶装置、補助記憶装置、入出力装置などにより構成される通常のコンピュータ上で実現することが可能である。また、コンテンツ管理装置100が取り扱うコンテンツとしては、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、携帯電話などにより撮影された写真や動画、あるいはユーザにより書かれたテキスト情報(例えばブログへの書き込み)などが挙げられる。
図2は、コンテンツ管理装置100が備える各処理部間でのデータのやり取り、及び、共有元コンテンツ管理装置100と共有先コンテンツ管理装置100aとのデータのやり取りを示す図である。
図1と図2とを用いて、コンテンツ管理装置100による処理の流れを説明する。
まず、第1のコンテンツの登録から第2のユーザへの共有までの流れを説明する。
記憶処理部101は、コンテンツ及びコンテンツに関連するメタデータを記憶する記憶装置である。ここで、メタデータとは、複数のコンテンツに共通する属性を示す情報である。例えば、写真コンテンツの場合には、撮影時間、撮影場所、被写体の名前等が考えられる。
コンテンツ登録部102は、記憶処理部101に第1のコンテンツを記憶させる(S201)。記憶処理部101は第1のコンテンツを記憶すると、記憶した第1のコンテンツに、ユニークな識別子であるコンテンツIDを付与し、付与したコンテンツIDをコンテンツ登録部102に送信する(S202)。コンテンツ登録部102は、第1のコンテンツと、ステップS202で得られたコンテンツIDとをコンテンツ解析部103に渡す(S203)。
コンテンツ解析部103は、取得した第1のコンテンツを解析する。さらに、解析結果をメタデータに変換した後に、メタデータと第1のコンテンツとを関連付けて記憶処理部101に記憶させる(S204)。
ここで、第1のコンテンツが静止画の場合、コンテンツ解析部103は画像認識技術によって第1のコンテンツに写る人物や物体を認識し、認識結果をメタデータとして出力する。画像認識技術については公知の技術を使うものとし、ここでは詳細には触れない。例えば、顔領域の検出は、両目間距離や鼻の幅などの特徴量を入力として、SVM(Support Vector Machine)やAdaboostなどの識別器を用いて顔領域の検出を行うようにしてもよい。人物認識は、固有顔法や、ガボールウェーブレット変換を用いた手法で行うようにしてもよい。また、物体認識は、SIFT(Scale-invariant feature transform)特徴量を画像から抽出し、物体モデルデータベースと照合する方法で行うようにしてもよい。また、第1のコンテンツが動画の場合、コンテンツ解析部103は画像認識技術に加えて、公知の音声認識技術(例えば隠れマルコフモデルに基づく手法など)により話されている言葉を認識してメタデータとして出力してもよい。例えば、第1のコンテンツがテキストの場合、コンテンツ解析部103は公知の自然言語処理技術(例えば形態素解析技術と構文解析技術など)を用い、特徴的な言葉を抽出してメタデータとして出力してもよい。さらに、コンテンツ解析部103によるメタデータ出力とは別に、図示しない入力部を通じてユーザが希望のメタデータを付与してもよい。また撮影機器が付与するメタデータ(日時・場所・撮影条件など。例えば、Exif(Exchangeable Image File Format)などが考えられる)をそのままメタデータとして付与してもよい。
記憶処理部101に第1のコンテンツと、メタデータとが入力されると、記憶処理部101は、両者を対応付けて記憶する。さらに、記憶処理部101は、そのメタデータと同一のメタデータを有するコンテンツである第2のコンテンツを共有した、共有先コンテンツ管理装置100aのユーザである第2のユーザを特定するための識別子(共有先ユーザID)と、第2のユーザと第1のユーザとが過去に第2のコンテンツを共有した回数である共有回数と、第2のユーザが第2のコンテンツを過去に視聴した回数である視聴回数と、そのメタデータに対する第2のユーザの関心度と、から成る情報を共有制御部104に出力する(S205)。
ここで、本実施の形態における関心度とは、メタデータが示す情報に対して第2のユーザがどれくらい関心を持っているかを示す値である。ここでは、関心が高いほど関心度が大きな値を取るものとする。本実施の形態においては、第2のコンテンツに対する、視聴回数と、コメントの入力回数などから、関心度算出部106が関心度を算出するが、算出処理については後述する。
共有制御部104は、受け取った共有先ユーザID、及び、各共有先ユーザIDに関連づけられたメタデータに対する関心度の情報から、第1のユーザと第2のユーザとで第2のコンテンツを共有状態にすべきか否かを判断する。この判断により、共有制御部104は、コンテンツの共有先ユーザを決定する(S206)。共有制御部104は、共有状態にすべきと判断した場合には、第1のユーザに、共有の実行可否の最終確認をするための画面を、図示しない表示部に表示する。ステップS206の詳細な動作については後ほど説明する。
図示しない入力部により第1のユーザが共有を行う旨の回答を行うと、第2のユーザと第2のコンテンツとに関する情報(すなわち、共有先ユーザIDと、コンテンツIDと)が通信部105に出力される(S207)。通信部105は第2のユーザが使用する共有先コンテンツ管理装置100aに対し、第2のコンテンツを特定するための識別子であるコンテンツIDとともに、第2のユーザから第2のコンテンツが見うる状態になったことを通知する(S208)。さらに、通信部105は、第2のコンテンツが、第2のユーザと第1のユーザとの共有状態とされた回数である共有回数に1を加算して記憶処理部101に記憶させる。
また、共有制御部104は、共有先ユーザIDに対応付けられて記憶されている、第1のコンテンツが有するメタデータに対する関心度、そのメタデータが付与されたコンテンツである第2のコンテンツの共有回数、第2のコンテンツの視聴回数、及び、第2のコンテンツへのコメント回数を、記憶処理部101から取得し、関心度算出部106に渡す(S209)。
なお、第2のコンテンツが、第1のコンテンツを含む複数のコンテンツを含む場合には、第2のコンテンツの共有回数とは、第2のユーザが第2のコンテンツに含まれるコンテンツを第1のユーザと共有した回数の合計となる。
同様に、第2のコンテンツの視聴回数とは、第2のユーザが第1のユーザと共有した第2のコンテンツに含まれるコンテンツを視聴した回数の合計となる。
同様に、第2のコンテンツのコメント回数とは、第2のユーザが第1のユーザと共有した第2のコンテンツに含まれるコンテンツに対して入力したコメント回数の合計となる。
関心度算出部106では取得した各種情報を元に、第1のコンテンツを共有した直後の、第1のコンテンツが有するメタデータに対する第2のユーザの関心度を算出し(S210)、記憶処理部101に記憶されている関心度を更新する(S211)。
以上が、第1のコンテンツの登録から、コンテンツ管理装置100aを使用する第2のユーザと第1のユーザとの間で第1のコンテンツを共有するまでの、処理の流れである。なお、上記ではコンテンツ管理装置100が第1のユーザに対してコンテンツ共有可否の確認を行い、第1のユーザがそれを承認すれば共有されると説明した。しかし、この流れとは別に、第1のユーザが手動で、第1のコンテンツを所望の第2のユーザに明示的に共有する処理があってもよい。
次に、共有先コンテンツ管理装置100aによるコンテンツ視聴要求処理から、関心度算出・登録処理までの流れを説明する。
共有先コンテンツ管理装置100aが、ステップS208で通信部105から送信されたコンテンツIDを受信すると、共有先コンテンツ管理装置100aは、第2のユーザに対してコンテンツが共有されたことを示す表示を行う。第2のユーザが、共有されたコンテンツを視聴する旨を共有先コンテンツ管理装置100aに対し入力すると、共有元コンテンツ管理装置100が備える通信部105に対し、共有先コンテンツ管理装置100aから共有先ユーザIDとコンテンツIDとが送信される(S221)。
共有元コンテンツ管理装置100が備える通信部105が共有先ユーザIDとコンテンツIDとを受信すると、通信部105は、記憶処理部101に共有先ユーザIDとコンテンツIDとを渡して(S222)、コンテンツIDで特定される第1のコンテンツと、第1のコンテンツに付与された(すなわち、第1のコンテンツが有する)メタデータとを受け取る(S223)。さらに通信部105は、記憶処理部101から取得した第1のコンテンツを共有先コンテンツ管理装置100aに送信する(S224)。また、通信部105は、共有された第1のコンテンツが有するメタデータと、共有先ユーザIDとを関心度算出部106に渡す(S225)。さらにまた、通信部105は、記憶処理部101に記憶されている、第2のユーザによる第1のコンテンツの視聴回数を1増加させる。
次に、関心度算出部106は共有先ユーザIDとメタデータとを受け取ると、それらを記憶処理部101に渡し(S226)、共有先ユーザIDごとに、そのメタデータに対する関心度、そのメタデータを有する第2のコンテンツを共有した回数、第2のコンテンツの視聴回数、及び、第2のコンテンツへのコメント回数を、記憶処理部101から取得する(S227)。
これらの情報を元に、関心度算出部106は、第2のユーザの、第1のコンテンツが有するメタデータに対する関心度を改めて算出し(S228)、記憶処理部101に記憶させる(S229)。
以上の処理により、共有先コンテンツ管理装置100aからのコンテンツ視聴要求を元に、コンテンツ管理装置100aを使用する第2のユーザのメタデータに対する関心度が更新され、登録される。
次に、共有先コンテンツ管理装置100aが第2のユーザによるコメント入力を受け付けてから、関心度算出・登録処理を行うまでの流れを説明する。
第2のユーザが共有先コンテンツ管理装置100aを用いて、共有された第1のコンテンツを視聴し、それに対するコメントを入力したとする。この場合、共有先コンテンツ管理装置100aから共有元コンテンツ管理装置100に対して、共有先ユーザIDとコンテンツID、及び、第2のユーザにより入力されたコメントが送信される(S231)。
共有元コンテンツ管理装置100が備える通信部105が共有先ユーザID、コンテンツID、及び、コメントを受信すると、記憶処理部101に対して共有先ユーザID、コンテンツID、及び、コメントを記憶させる(S232)。その後、通信部105は、記憶処理部101から、コンテンツIDで特定される第1のコンテンツが有するメタデータを受け取る(S233)。次に通信部105は、共有先ユーザIDとメタデータとコメントとを関心度算出部106に渡す(S234)。さらにまた、通信部105は、記憶処理部101に記憶されている、第1のコンテンツに対する第2のユーザのコメント回数を1増加させる。
関心度算出部106は、共有先ユーザIDとメタデータとを記憶処理部101に送信する(S235)。その後、送信した共有先ユーザIDについて、送信したメタデータに対する関心度、当該メタデータが付与されたコンテンツである第2のコンテンツを共有した回数、第2のコンテンツの視聴回数、及び、第2のコンテンツへのコメント回数を、記憶処理部101から取得する(S236)。
これらの情報を元に、関心度算出部106は、第2のユーザの、第1のコンテンツが有するメタデータに対する関心度を改めて算出し(S237)、記憶処理部101に登録する(S238)。
以上の処理により、第2のユーザからのコメント入力を元に、第2のユーザのメタデータに対する関心度が更新され、登録される。
次に、記憶処理部101に記憶されている情報を、図3及び図4を参照して説明する。
図3は、コンテンツIDごとに対応付けられて記憶処理部101に記憶されているコンテンツ情報の例として、メタデータ、共有先ユーザID、視聴回数、及びコメントを示す図である。
例えば、コンテンツを識別するためのコンテンツIDがCID_00001で示される第1のコンテンツには、(1)メタデータとして「太郎」が付与され、(2)ユーザを識別するための共有先ユーザIDがUID_00001で示される第2のユーザに共有されており、(3)第2のユーザから3回視聴され、(4)「太郎ちゃんかっこいいね!」というコメントが第2のユーザから入力されたことを表す。
図4は、記憶処理部101に登録されている、メタデータに対する関心度を含むメタデータ情報の例を示す図である。ここでは同一のメタデータを有するコンテンツごとに、そのメタデータが付与されたコンテンツを共有したユーザを特定する共有先ユーザIDが記憶されている。さらに、共有先ユーザIDごとに、そのメタデータを有するコンテンツの共有回数の合計値、視聴回数の合計値、コメントを入力した回数であるコメント回数の合計値、及び、メタデータに対する関心度が対応付けられて記憶されている。
例えば、「太郎」というメタデータが付与された第2のコンテンツは、ユーザを識別するための共有先ユーザIDがUID_00001である第2のユーザに対して共有され、その共有回数は合計10回、視聴回数は合計16回、コメント回数は合計4回である。また、第2のユーザの、メタデータ「太郎」に対する関心度は1.8である。
図3に示されるコンテンツ情報と、図4に示されるメタデータ情報は、メタデータをキーにして対応付けられる。すなわち、記憶処理部101は、図3に示されるコンテンツ情報を集計することで、図4に示されるメタデータ情報のテーブルを生成することができる。
例えば、第2のユーザが第1のコンテンツを視聴すると、通信部105は、第1のコンテンツのコンテンツ情報に含まれる視聴回数に1を加算する。その結果、記憶処理部101は、メタデータ情報に含まれる、「太郎」というメタデータを有する第2のコンテンツの、第2のユーザによる視聴回数に1を加算する。
次に、関心度算出部106が関心度を算出する処理(ステップS210、ステップS228、ステップS237)について図4、図5を用いて説明する。
本実施の形態に係る関心度算出部106は、第2のコンテンツに対する、第2のユーザの、(1)視聴回数、(2)コメント入力回数、(3)視聴時間、及び、(4)コメント字数、のうち少なくとも1つに対応する値の和を、共有回数で除した値として関心度を算出する。
以下、より具体的に説明する。
関心度算出部106は、関心度を例えば下記の数式1を用いて算出する。ただし、wはコメント回数に対する重み係数を表す。
関心度=(視聴回数+コメント回数×w)/共有回数 (数式1)
数式1に示されるように、視聴回数及びコメント回数が多いほど、かつ、共有回数が少ないほど、大きくなるように関心度が算出される。
この数式1で関心度を算出するのは、コンテンツに高い関心を持つユーザは、コンテンツの視聴回数が多くなることと、コメントが入力される可能性があることが期待されるためである。
また、せっかく共有しても、視聴やコメントの入力がされない場合、共有されたコンテンツに対するユーザの関心は低いと考えられるためである。
コンテンツの共有回数がたとえ1回であっても、強い関心を持つ第2のユーザであればコンテンツを視聴し、コメントを入力し、その後も何度か見返すことが考えられる。逆に、関心を持たない第2のユーザは一度も見ないこともあり得る。したがって、視聴回数とコメント回数に基づいて関心度を算出することは、第2のユーザの関心を反映していると言える。なお、コメントは必ず入力されるとは限らないため、重みwの大きさは視聴回数の重み(=1.0)を超えないように設定することが考えられる。
例えば、記憶処理部101には、図4に示されるメタデータごとの関心度が記憶されているとする。
この状態から、共有先ユーザIDがUID_00001である第2のユーザに対して、「太郎」というメタデータが付与された第1のコンテンツを共有し、その後、第2のユーザが第1のコンテンツを視聴したとする。すると、関心度算出部106は、通信部105から第2のユーザを特定する共有先ユーザIDであるUID_00001と、メタデータ「太郎」とを受け取る。その後、関心度算出部106は、メタデータ「太郎」が付与された第2のコンテンツが、第2のユーザと第1のユーザとで共有状態とされた回数である共有回数、第2のユーザによる視聴回数、及び、第2のユーザのメタデータ「太郎」に対する関心度を記憶処理部101に問い合わせる。
図4より、共有前の状態では、共有回数は10、視聴回数は16、コメント回数は4、関心度は1.8であった。今回の共有と視聴により、共有回数と視聴回数とは1ずつ増えているため、先述の関心度算出式で重みw=0.5とすると、第2のユーザによる視聴後の関心度は、
関心度=(17+4×0.5)/11≒1.72
となる。コンテンツを視聴した第2のユーザが、さらにコメントを入力したとすると、
関心度=(17+5×0.5)/11≒1.75
となる。さらに同じコンテンツを再度視聴したとすると、
関心度=(18+5×0.5)/11≒1.86
となる。
この場合、第2のユーザの、メタデータ「太郎」に関する関心度は、図4に示す状態から図5に示す状態へと更新される。
次に、図6〜図8Cを参照して、共有制御部104が第1のコンテンツを共有すべきユーザを決定する処理(ステップS206)について説明する。
ここでは「料理」というメタデータが付与された第1のコンテンツが、コンテンツ登録部102から新たに登録された場合を例にする。この時、図2のステップS201からステップS205の処理を通じて、共有制御部104は、今回登録された第1のコンテンツのコンテンツIDと、対応付けられたメタデータ(「料理」)と、このメタデータが付された第2のコンテンツを過去に共有したことがある共有先ユーザの共有先ユーザIDと、共有先ユーザIDの各々に対応付けられた関心度とを取得する。図6は、共有制御部104がステップS206で使用する情報の一例を示す。
図7は、ステップS206における、共有制御部104が行う処理の流れを表すフローチャートである。
図6に示されるように、通常、1つのメタデータに、複数の共有先ユーザID及び関心度が対応付けられうる。そこで、共有制御部104は、取得した複数の共有先ユーザIDの中から、共有先ユーザID及び関心度を1つ取得する(S701)。取得方法としては、例えば、記憶処理部101に最も早く記憶されている共有先ユーザID及び関心度を抽出する方法や、共有先ユーザIDを辞書式で降順又は昇順に並び替えた場合の先頭行に対応する共有先ユーザID及び関心度を抽出する方法など、任意の方法が使用できる。こうして取得された共有先ユーザIDで特定される共有先ユーザを、第2のユーザとする。
次に、共有制御部104は、関心度と所定の閾値とを比較する(S702)。関心度が閾値以上の値であれば(S702でYes)、第2のユーザを、第1のユーザと第1のコンテンツを共有すべきユーザと判断し、共有先として選択する(S703)。一方、関心度が閾値より低ければ(ステップS702でNo)、ステップS704に移行する。
次に、共有制御部104は、ステップS205で取得した複数の共有先ユーザIDの中に、未処理の共有先ユーザID及び関心度が残っているかどうかを調べる(S704)。ステップS704で未処理の共有先ユーザIDと関心度とが残っていれば(S704でYes)、次の(例えば、次の行に対応付けられた)共有先ユーザID及び関心度を取得し(S705)、取得した共有先ユーザIDで特定されるユーザを第2のユーザとして、ステップS702に戻る。
一方、共有制御部104は、未処理の共有先ユーザID及び関心度が残っていなければ(S704でNo)、ステップS702からステップS704までのループにおいて選択された共有先ユーザIDで特定される第2のユーザと、第1のコンテンツを共有するかどうかを第1のユーザに確認するための画面を表示する(S706)。ここで第1のユーザが共有する旨を入力すると(S707でYes)、共有制御部104は、第2のユーザを特定する共有先ユーザIDと、第1のコンテンツを特定するコンテンツIDとを通信部105に出力する(S708)。一方、ユーザが共有しない旨を入力すると(S707でNo)、共有制御部104は、そのまま処理を終了する。
再度図6を参照し、具体的に説明する。
事前に定められた閾値が1.2であるとすると、関心度が閾値1.2以上である共有先ユーザはUID_00001で示されるユーザ、及びUID_00002で示されるユーザである。したがって、共有制御部104は、コンテンツIDがCID_00010で特定される第1のコンテンツの共有先として、これら2名のユーザを第2のユーザとして選択し、第1のユーザに対して、共有の可否を確認するための画面を表示する。
このように、本実施の形態に係るコンテンツ管理装置100は、第2のユーザのコンテンツ視聴回数やコメント入力回数を元に、メタデータへの関心度を算出する。さらに、算出した関心度に基づいて第2のユーザとコンテンツを共有すべきか否かを判断することにより、コンテンツ管理の一例としてコンテンツの共有制御を行う。そのため、ユーザが持つ関心の高さを従来例よりも正確に反映した形でコンテンツの共有先を決定することが可能となる。
なお、関心度算出部106における関心度の算出方法として、コメント入力があれば点数が加算される例を説明したが、コメントの字数によって点数を加算してもよい。これは、長いコメントを入力するユーザは高い関心度を持つと考えられるためである。
また、上記の例ではコメントが入力されればコメント回数×0.5を点数として加算していた。しかし、例えば入力されたコメントの字数が所定の閾値より少ない場合には、コメント回数×0.5を加算し、所定の閾値以上である場合には、コメント回数×1.0を加算することで、コメントの字数に応じて関心度が高くなるという関心度の算出が可能となる。
さらに、関心度算出部106における関心度の算出方法として、共有先コンテンツ管理装置100aにおけるコンテンツの視聴時間によって点数を加算してもよい。例えば、共有先コンテンツ管理装置100aにおいてコンテンツの視聴が終わった時に、共有先コンテンツ管理装置100aから共有元コンテンツ管理装置100に対してコンテンツ視聴終了の情報を送信する。この情報を受信した共有元コンテンツ管理装置100は、コンテンツの視聴要求があった時刻から、コンテンツ視聴終了の情報の受信時刻までの時間をコンテンツの視聴時間として記憶処理部101に登録する。そして、関心度算出部106においては、所定の閾値を1分とし、視聴時間が閾値以上長い視聴時間の視聴回数に1.5を乗じた値と、閾値より短い視聴時間の視聴回数に1.0を乗じた値とを、関心度に加算することで、コンテンツの視聴時間に応じて関心度が高くなるように、関心度を算出することが可能となる。
なお、関心度は、上述した第2のユーザの視聴状況(視聴回数、コメント回数、視聴時間、コメント字数)全てを用いる必要はなく、少なくとも1つに基づいて算出することとしてもよい。
また、共有制御部104におけるコンテンツを共有すべきか否かを判断する判断方法については、各コンテンツに1つのメタデータが付与されている例で説明した。しかし、各コンテンツに複数のメタデータが付与されている場合、複数メタデータの関心度を考慮することでコンテンツの共有可否を判断してもよい。例えば第1のユーザがお弁当を撮影したコンテンツ(コンテンツIDをCID_00011とする)をコンテンツ管理装置100に登録した場合、コンテンツ解析部103が、そのコンテンツに、自動的に「お弁当」というメタデータを付与したとする。さらに、第1のユーザは、そのコンテンツに、(自分の子供(太郎)に持たせたお弁当ということで)「太郎」というメタデータを付与したとする。また、記憶処理部101には、図8Aに示される情報が記憶されているとする。
この時、各共有先ユーザIDは、「お弁当」及び「太郎」という、2つのメタデータ各々に対する異なる関心度に対応付けられている。したがって、共有制御部104がステップS702において使用する「関心度」として、どちらの関心度を使用すべきかが問題となる。
そこで、共有先ユーザの各メタデータに対する関心度のうち、最も大きい値をステップS702における関心度として採用することが考えられる。この場合、各共有先ユーザIDに対応付けられる関心度を、図8Bに示す。例えば、共有先として選ぶための所定の閾値が1.2である場合、UID_00001のユーザ及びUID_00002のユーザに、CID_00011で特定されるコンテンツを共有することとなる。これにより、複数のメタデータのうち少なくともどちらかに高い関心を持つユーザに対し、コンテンツを共有するという共有制御を実現することが可能となる。
また、共有先ユーザの各メタデータに対する関心度のうち、最も小さい値をステップS702における関心度として採用することが考えられる。この場合、各共有先ユーザIDに対応付けられる関心度を、図8Cに示す。例えば、共有先として選ぶための所定の閾値が1.2である場合、UID_00001のユーザにのみ、CID_00011で特定されるコンテンツを共有することとなる。これにより、お弁当を撮影したコンテンツであったとしても、子供に関するメタデータがついた特定のコンテンツについては共有しない、といった共有制御を実現することが可能となる。
なお、ここでは共有先ユーザの複数のメタデータに対する関心度のうち、最大もしくは最少の値を選ぶ例を挙げた。しかし、これらに限らず、目的に応じた関心度の組み合わせ方を採用してよい。例えば、共有先ユーザごとに、複数のメタデータに対する関心度の平均値を算出し、これをステップS702における関心度として採用してもよい。
すなわち、共有制御部104は、コンテンツが複数のメタデータを有する場合における複数のユーザ各々の関心度として、(1)複数のユーザの各々が、複数のメタデータの各々について有している関心度のうち最大のもの、(2)複数のユーザの各々が、複数のメタデータの各々について有している関心度のうち最小のもの、及び、(3)複数のユーザの各々が、複数のメタデータの各々について有している関心度の平均値、のうちいずれか1つを使用してもよい。
なお、本実施の形態に係るコンテンツ管理装置100は、必ずしも図1に示される全ての構成部を備えなくともよい。
具体的には、コンテンツ管理装置100は、コンテンツ解析部103を備えずとも、コンテンツに対してメタデータを事前に付加しておくことで、同様の効果を奏する。その際には、コンテンツ管理装置100の外部にあるメタデータ付加装置をしようしてもよく、第1のユーザがGUI等の入力手段を備えたソフトウェアを用いて、手動で入力してもよい。
また、コンテンツ管理装置100は、コンテンツ登録部102を備えずとも、例えば記憶処理部101が取り外し可能であれば、コンテンツ管理装置100外の書き込み装置を用いて、記憶処理部101に直接コンテンツを記憶させることで、同様の効果を奏する。
また、コンテンツ管理装置100は、通信部105を備えずとも、上記のように、記憶処理部101に直接書き込まれた情報から、メタデータに対する関心度を算出することができる。よって、共有制御部104は、コンテンツを共有すべきユーザを選択することができ、通信部105を備えた場合と同様の発明の効果を奏する。
(実施の形態2)
本実施の形態では、関心度算出部における関心度算出の別手法について説明する。
実施の形態1に係る関心度算出部106は、コンテンツの視聴回数、コメントの入力回数、及び共有回数から関心度を算出した。
一方、本実施の形態に係る関心度算出部106Aは、関心度を、(1)複数のユーザの各々が、コンテンツが共有されてから、当該コンテンツを最初に視聴するまでの時間、(2)複数のユーザの各々が、コンテンツが共有されたことを確認してから、当該コンテンツを最初に視聴するまでの時間、(3)肯定的なコメントの数に対応する値から、否定的なコメントの数に対応する値を引いた差、(4)コンテンツを視聴してから、次に同じコンテンツを視聴するまでの時間間隔、(5)コンテンツを視聴してから、当該コンテンツに対するコメントが入力されるまでの時間、及び、(6)コンテンツの視聴時間の、一定期間における全コンテンツの総視聴時間に対する割合、のうち少なくとも1つに対応する値の和を、共有回数で除した値として算出する。
これは、コンテンツ視聴回数が1度であったとしても、コンテンツをすぐ視聴してくれる第2のユーザの関心度は高いと言えるし、コメントが数回入力されていても、否定的なコメントであれば第2のユーザの関心度は高いと言えないことから、コンテンツ視聴回数やコメント入力回数では対応しきれない場合に対応するためである。
以下、より具体的に説明する。
図9は、本実施の形態に係るコンテンツ管理装置が備える記憶処理部101に、コンテンツIDと関連付けて記憶されるメタデータ、第2のユーザの共有先ユーザID、共有した日時、第2のユーザが視聴した回数と視聴した日時、第2のユーザが入力したコメント、及び、コメント入力日時の例を示す図である。
この例ではコンテンツIDがCID_00001で示される第1のコンテンツにメタデータ「太郎」が付与されており、共有先ユーザIDがUID_00001で示される第2のユーザと第1のユーザとで、2010年4月2日15時30分に第1のコンテンツが共有され、第2のユーザが2010年4月2日17時25分、2010年4月3日9時18分、2010年4月28日12時40分に合計3回の視聴を行い、図に示すコメントを2010年4月2日17時35分に入力したことを示す。
なお、図9に示される例で第2のユーザは一人のみとなっている。しかし、複数の第2のユーザに対して共有を行った場合は、ユーザIDから下の行は第2のユーザごとに生成される。また、図9に示される例では、第1列に示される項目に対応する値を示す第2列の全てに値が入っている。しかし、第2のユーザが視聴やコメント入力をまだ行っていない状態では、視聴日時より下の行の第2列は空欄となる。
次に本実施の形態に係る関心度算出部106Aの構成について図10を用いて説明する。本実施の形態に係る関心度算出部106Aは、入力内容選別部1001と、コメント解析部1002と、コメント解析用データベース1003と、関心度計算部1004とを備える。なお、コメント解析用データベース1003は、記憶処理部101内に配置されてもよい。
入力内容選別部1001は、通信部105から取得した情報が、コメント入力によるものか、それ以外かを選別する。さらに、コメント入力による情報であれば、コメントデータをコメント解析部1002に渡し、コメント以外であれば関心度計算部1004に取得した情報を渡す。
コメント解析部1002は、コメント解析用データベースを用いながらコメントデータを解析し、解析結果を関心度計算部1004に渡す。
コメント解析用データベース1003は、キーワードと、そのキーワードが、肯定的表現(好き、かっこいいなど)、否定的表現(きらい、かわいくないなど)のいずれであるかを示すラベル情報とを記憶するデータベースである。
関心度計算部1004は、各処理部から渡された情報を元に、関心度を計算し、記憶処理部101に記憶させる。
本実施の形態における関心度算出部106Aは、数式2を用いて関心度を算出する。
関心度=(視聴状況点+コメント内容点)/共有回数 (数式2)
ただし、視聴状況点として、共有から視聴までの時間、前回の視聴から今回の視聴までの時間、コメントの内容によって加算する点数を変える。
この式で関心度を算出するのは、強い関心を持つ第2のユーザであれば、(1)コンテンツが共有されてから視聴するまでの時間が短く、又は(2)短期間の間に何度もコンテンツを視聴し、又は(3)肯定的なコメントを入力することが期待されるためである。
まず、(1)コンテンツが共有されてから視聴するまでの時間を考慮した視聴状況点の算出について説明する。
一般に、共有元コンテンツ管理装置100がコンテンツを共有してから、共有先コンテンツ管理装置100aにおいてコンテンツが視聴されるまでの時間が短いほど、第2のユーザの関心度は高いといえる。入力内容選別部1001は、第2のユーザからの視聴要求があったことを通信部105から通知されると、記憶処理部101から、視聴要求があったコンテンツの共有日時、及び、既に記憶処理部101に記憶されている今回の視聴日時を取得し、関心度計算部1004に渡す。
関心度計算部1004は、共有日時から視聴日時までの時間が第1の所定の閾値(例えば5時間)より短ければ重み(これを第1の重みとする)を2.0とする。また、第1の所定の閾値より長く第2の所定の閾値(例えば24時間)より短ければ重み(これを第2の重みとする)を1.5とする。また、第2の所定の閾値より長ければ重み(これを第3の重みとする)を1.0とする。その後、それぞれの視聴状況に対応する視聴回数と重みとをかけたものを全て加算し、視聴状況点とする。
ここで、「それぞれの視聴状況に対応する視聴回数」とは、各重みに対応づけられて定められた期間内にコンテンツが視聴された回数である。
図9の例で言えば、コンテンツIDがCID_00001のコンテンツについて、共有日時から1回目の視聴日時までの時間は1時間55分であるので、重みは2.0となる。また、共有日時から2回目の視聴日時までの時間は5時間以上、24時間以内であるため、重みは1.5となる。また、共有日時から3回目の視聴日時までの時間は24時間以上であるため、重みは1.0となる。また、上記3つの重みに対応づけられた各期間内において、視聴回数はそれぞれ1回である。よって、視聴状況点は、2×1 + 1.5×1 + 1.0×1で4.5点となる。
次に、前回の視聴から今回の視聴までの時間を考慮した視聴状況点について説明する。
一般に、前回の視聴から今回の視聴までの時間が短いほど、第2のユーザの関心度は高いといえる。そこで、入力内容選別部1001は、第2のユーザからの視聴要求があったことを通信部105から通知されると、記憶処理部101から、前回の視聴日時と、既に記憶されている今回の視聴日時とを取得し、関心度計算部1004に渡す。
関心度計算部1004は、前回の視聴日時から今回の視聴日時までの時間が所定の閾値(例えば24時間)より短ければ重みを1.5とする。また、所定の閾値より長ければ重みを1.0とする。その後、それぞれの視聴状況に対応する視聴回数(定義は、上記と同様)と重みとをかけたものを全て加算し、視聴状況点とする。
すなわち、第2のユーザに対して共有する第1のコンテンツが有するメタデータと同一のメタデータを有する第2のコンテンツについて、視聴日時ごとに、その視聴日時と、1つ前の視聴日時との時間に対応づけて算出される重みを算出する。この重みと、重みに対応付けられた期間内での各視聴日時における視聴回数とを乗じた値を、全ての視聴日時について合計し、視聴状況点とする。
図9の例で、2回目の視聴が行われた場合を考えると、前回の視聴(視聴日時(1))から今回の視聴(視聴日時(2))までの時間は15時間53分であり、所定の閾値(24時間)より短いため、1.5を重みとすることとなる。同じく図9の例で3回目の視聴が行われた場合を考えると、前回の視聴(視聴日時(2))から今回の視聴(視聴日時(3))までの時間は24日と3時間22分であり、所定の閾値より長いため、1.0を重みとすることとなる。また、上記3つの重みに対応づけられて定められた各期間内において、視聴回数はそれぞれ1回である。よって、視聴状況点は、1.5×1+1.0×1で、2.5点となる。
次に、コメントの内容を考慮したコメント内容点について説明する。
第2のユーザが入力したコメントの内容に、肯定的な表現(かわいい、かっこいい、上手、素敵、など)、あるいは否定的表現(かわいくない、下手など)が含まれていれば、第2のユーザの関心度は高いといえる。そこで、入力内容選別部1001は、第2のユーザからのコメント入力があったことを通信部105から通知されると、コメントデータをコメント解析部1002に引渡す。コメント解析部1002では形態素解析などの公知の自然言語処理技術を用いてコメントデータを解析し、コメント解析用データベース1003に肯定的表現あるいは否定的表現として登録されるキーワードがコメントデータ中に含まれるかどうかを調べる。
コメント解析部1002は、もし肯定的表現がコメントデータ中に含まれていれば肯定的であることを示す情報を、否定的表現がコメントデータ中に含まれていれば否定的であることを示す情報を、コメントデータと関連付けて記憶処理部101に記憶させる。
関心度計算部1004は記憶処理部101から肯定的なコメントの回数と否定的なコメントの回数、そして肯定的でも否定的でもない(すなわち、コメント解析用データベースに、一致するキーワードが記憶されていない)コメントの回数を取得する。その後、肯定的コメント回数の値に重み1.5をかけたものと、否定的コメント回数の値に重み−1.0をかけたものと、肯定的でも否定的でもないコメントの回数とを加算し、コメント内容点とする。
例えば、肯定的表現が含まれるコメント回数が3回、否定的表現が含まれるコメント回数が2回、肯定的表現も否定的表現も含まないコメント回数が3回であったとすると、1.5×3+(−1.0)×2+3=5.5がコメント内容点となる。
なお、共有から視聴までの時間については、共有元から共有処理が行われた日時から実際に視聴するまでの時間に代わり、共有先コンテンツ管理装置100aにおいて第2のユーザが「コンテンツが新たに共有されている」ことを確認してから実際に視聴するまでの時間を使用してもよい。「コンテンツが新たに共有されている」ことの確認は、例えば共有先コンテンツ管理装置100aの電源を投入したりスタンバイ状態から復帰させたりした後で、初期画面に「○○さんから新しくコンテンツが共有されております」というメッセージを表示した時点で行われたとしてもよい。これは、第2のユーザが事情により(例えば旅行などで)長期間、共有先コンテンツ管理装置100aを使えない場合に、単純に関心度が低くなることを防ぐためである。
また、図9に示される視聴日時とコメント入力日時を用いて、視聴からコメント入力までの時間が短いほど、第2のユーザの関心度が高くなるように関心度を算出しもよい。
さらには、第2のユーザが共有先コンテンツ管理装置100aで様々なコンテンツ視聴を行う時間中に占める今回のコンテンツの視聴時間の割合が高いほど、第2のユーザの関心度が高くなるように、関心度を算出してもよい。これは、第2のユーザが、今回共有されたコンテンツのみを2分間視聴する場合と、今回共有されたコンテンツを含む様々なコンテンツを30分間視聴する場合では、第2のユーザによる関心の集中度が異なり、前者の方が関心度は高いと言えるためである。このためには、例えば共有先コンテンツ管理装置100aにおけるコンテンツ視聴終了の情報と共に、共有先コンテンツ管理装置100aにおいてコンテンツ視聴操作の開始から終了までの時間(コンテンツ管理装置100の電源を断った時刻、あるいはスタンバイ状態に移行させた時刻、さらにはしばらくの間ユーザによる操作がない場合の最後の操作時刻などを用いて算出できる)を、共有先コンテンツ管理装置100aから共有元コンテンツ管理装置100に送信することが考えられる。
なお、関心度の算出には、上述した第2のユーザの視聴状況(共有から視聴までの時間、前回の視聴から今回の視聴までの時間、コメントの内容、視聴からコメント入力までの時間、様々なコンテンツ視聴を行う時間中に占める今回のコンテンツ視聴時間の割合)全てを用いる必要はなく、少なくとも1つに基づいて算出してもよい。
このように、本実施の形態のコンテンツ管理装置が備える関心度算出部106Aは、関心度を、(1)第2のコンテンツが、第2のユーザと第1のユーザとのコンテンツの共有状態とされてから、第2のユーザが第2のコンテンツを最初に視聴するまでの時間、(2)第2のユーザが、第2のユーザと第1のユーザとの第2のコンテンツの共有状態を確認してから、第2のコンテンツを最初に視聴するまでの時間、(3)第2のユーザによる第2のコンテンツに対する、肯定的なコメントの数に対応する値から否定的なコメントの数に対応する値を引いた差、(4)第2のユーザが第2のコンテンツを視聴してから、次に同じ第2のコンテンツを視聴するまでの時間間隔、(5)第2のユーザが第2のコンテンツを視聴してから、第2のコンテンツに対するコメントを入力するまでの時間、及び、(6)第2のユーザによる第2のコンテンツの視聴時間の、一定期間における第2のユーザによる全コンテンツの総視聴時間に対する割合、のうち少なくとも1つに対応する値の和を、共有回数で除した値として算出することにより、共有制御を行う。
これにより、第2のユーザの視聴行動に関する時間情報という、第2のユーザの関心度と強い関連性を持つ周辺情報をも考慮することで、より適切にコンテンツの共有先を決定することが可能である。さらに、コメントの内容という、第2のユーザが明示的に示す情報を関心度算出に用いることで、第2のユーザの関心の高さをより正確に反映することが可能となる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、共有制御部が行う共有制御の別手法について説明する。
実施の形態1に係る共有制御部104は、関心度が所定の閾値以上の値である第2のユーザへのコンテンツ共有の可否を第1のユーザに対して確認する。ここで、特に高い関心を寄せてくれている第2のユーザに対しては、第1のユーザに確認することなく自動的にコンテンツ共有を実施することが有効である。そこで、本実施の形態に係る共有制御部は、特に関心度の高い第2のユーザへの自動コンテンツ共有を実現する。
図11は、本実施の形態における共有制御部が行う処理の流れを示す。共有制御部が、新たに登録された第1のコンテンツのコンテンツIDと、第1のコンテンツに付与されるメタデータ、そしてこのメタデータに対応付けられている複数の共有先ユーザID及び関心度を取得する点については、実施の形態1に係る共有制御部104と同じである。
まず共有制御部は、取得した複数の共有先ユーザIDのうち、(例えば、最初の行を選択するなど)任意に選択した最初の共有先ユーザIDと、これに対応付けられている関心度を抽出する(S1101)。この共有先ユーザIDで特定される共有先ユーザが第2のユーザとなる。
次に、関心度と所定の第1の閾値を比較する(S1102)。関心度が第1の閾値以上の値であれば(S1102でYes)、その関心度に対応する共有先ユーザIDで特定される第2のユーザを、今回自動共有する共有先として選択すべきと判断する(S1103)。
一方、ステップS1102において関心度が第1の閾値より低ければ(S1102でNo)、次に関心度と所定の第2の閾値を比較する(S1104)。関心度が第2の閾値以上の値であれば(S1104でYes)、その関心度に対応する共有先ユーザIDに対応する第2のユーザを要確認共有先(ユーザに確認が必要な共有先)として選択すべきと判断する(S1105)。一方、関心度が第2の閾値未満であれば(S1104でNo)、ステップS1106に進む。
次に、共有制御部は、取得した複数の共有先ユーザIDのうち、他に未処理の共有先ユーザIDが残っているかどうか調べる(S1106)。他に未処理の共有先ユーザIDが残っていれば(S1106でYes)、次のユーザIDと、これに対応付けられている関心度とを取得し(S1107)、ステップS1102に移行する。一方、未処理の共有先ユーザIDが残っていなければ(S1106でNo)、自動共有先として選択されているユーザIDと、新たに登録されたコンテンツのコンテンツIDとを通信部に出力する(S1107)。
次に、共有制御部は、自動共有先として選択すべきと判断された第2のユーザと第1のユーザとで第1のコンテンツを共有状態とし、コンテンツを自動的に共有したことを報告する画面を第1のユーザに表示する(S1109)。
次に、共有制御部は、要確認共有先として選択すべきと判断された第2のユーザと第1のコンテンツを共有するかどうかを、確認する画面を第1のユーザに表示する(S1110)。ここで第1のユーザが共有する旨を回答すると(S1111でYes)、共有制御部は、第2のユーザを特定する共有先ユーザIDと、第1のコンテンツを特定するコンテンツIDとを通信部105に出力する(S1112)。その結果、第1のユーザと第2のユーザとが、第1のコンテンツを共有する。一方、第1のユーザが、共有しない旨を回答すると(S1111でNo)、共有制御部は、そのまま処理を終了する。
すなわち、共有制御部は、複数のユーザの各々の関心度が、事前に定められた第1の閾値以上であるか否かを判定し、関心度が第1の閾値以上であるユーザに対しては、第1の態様でコンテンツを共有し、関心度が第1の閾値未満であるユーザの各々に対しては、関心度が事前に定められた第2の閾値以上であるか否かを判定し、関心度が第2の閾値以上であるユーザに対しては、第1の態様とは異なる第2の態様でコンテンツを共有する。
ここで、第1の態様として、共有制御部は、コンテンツの共有元である第1のユーザにコンテンツの共有可否の確認を行わずに、関心度が、事前に定められた第1の閾値以上であるユーザに対してコンテンツを共有する。また、第2の態様として、共有制御部は、第1のユーザにコンテンツの共有可否の確認を行い、共有指示をうけた場合にのみ、関心度が、事前に定められた第2の閾値以上かつ第1の閾値未満であるユーザに対してコンテンツを共有する。
いいかえると、共有制御部は、第2のユーザの関心度が、事前に定められた第1の閾値以上であるか否かを判定し、関心度が第1の閾値以上である場合には、第1の態様で第1のコンテンツを第1のユーザと第2のユーザとの共有状態にすべきと判断する。また、関心度が第1の閾値未満である第2のユーザに対しては、関心度が事前に定められた第2の閾値以上であるか否かを判定する。関心度が第1の閾値未満、かつ、第2の閾値以上である場合には、第1の態様とは異なる第2の態様で、第1のコンテンツを第1のユーザと第2のユーザとの共有状態にすべきと判断する。
ここで、共有制御部は、第1の態様として、第1のユーザに確認を行わずに、第1のコンテンツを第1のユーザと第2のユーザとの共有状態としてもよい。また、共有制御部は、第2の態様として、第1のユーザに確認を行い、共有状態にするよう指示する回答をうけた場合にのみ、第1のコンテンツを第1のユーザと第2のユーザとの共有状態としてもよい。
上記の処理について具体例を挙げて説明する。図12Aは、共有先ユーザに対して特定のメタデータが付与されたコンテンツを共有する場合に、共有先ユーザによる行動(視聴又はコメント)に伴って更新された視聴回数、コメント回数、関心度、及び時刻を示す。例えば、時刻t1において、ユーザは共有されたコンテンツを視聴したため、視聴回数は1である。次に、時刻t2において、ユーザは、同じメタデータが付与された新しい共有コンテンツ(これは、共有回数が1から2に増えていることからわかる)を視聴したため、視聴回数は2である。次に、時刻t3において、ユーザは共有されたコンテンツにコメントをつけたため、コメント回数が1となる。また、関心度が1.25に増えている。
関心度の算出は、実施の形態1で説明した式によって行う。また、図12Aでは説明の便宜上、「共有と共有の間には必ず視聴行動が存在する」という前提の下、共有直後の関心度の記載を省略している。
さらに、図12Bは、図12Aで示される関心度の推移を示すグラフである。上記説明における第1の閾値Th1を1.5、第2の閾値Th2を1.2と置くと、グラフ上の点A1〜A3がTh1以上の関心度を示す。これらの関心度は、それぞれが算出された時点から次のコンテンツ登録が行われた時に、共有制御の判断材料として利用される結果、自動共有が行われることになる。
同じく、グラフ上の点C1〜C8は、閾値Th2以上でTh1未満の領域に存在する。これらの関心度は、それぞれが算出された時点から次のコンテンツ登録が行われた時に、共有制御の判断材料として利用される結果、共有の確認が第1のユーザに対して行われることになる。
このように、本実施の形態のコンテンツ管理装置は、特に関心度の高い共有先ユーザへの自動コンテンツ共有を行う。従来技術に基づいてコンテンツ共有を行おうとすると、共有するかしないかのいずれかとなってしまうが、本実施の形態によれば、コンテンツ共有を行う場合でも、関心度の大きさによって自動コンテンツ共有を行ったり、第1のユーザにコンテンツ共有の確認を行ったりするという細やかな共有制御を行うことが可能となる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、共有制御部が行う共有制御のさらなる別手法について説明する。
実施の形態3に係る共有制御部は、第1の閾値以上の関心度の場合は自動共有を行う。一方、本実施の形態に係る共有制御部は、関心度が事前に定められた回数以上連続して増加している共有先ユーザに対しては、コンテンツの第1のユーザに共有可否の確認を行わずに、コンテンツを共有する。また、関心度が事前に定められた回数以上連続して減少している共有先ユーザに対しては、たとえ、共有先ユーザの関心度が高かったとしても、コンテンツを共有しない。
なぜなら、連続して関心度が減少している場合は、共有先ユーザの関心が関心度の値で表される以上に低くなっている可能性がある。したがって、たとえ関心度の値が、自動共有とするための閾値以上であったとしても、このまま共有を自動で行っていると共有先ユーザにとって迷惑に感じられる恐れがある。本実施の形態に係るコンテンツ管理装置は、そうした事態に対処することを目的とする。
以後、本実施の形態における、各処理部の働きについて、上記実施の形態と異なる点を中心に説明する。
本実施の形態に係る共有制御部は、関心度算出部106において、メタデータに対する第2のユーザの関心度が算出されるごとに、記憶処理部101に記憶されている第2のユーザの関心度を、算出された関心度を用いて更新する。また、そのメタデータが付与されたコンテンツの、第2のユーザへの共有制御方法を特定するための「共有制御情報」を更新する(図13参照)。共有制御情報として記憶処理部101に記憶されるのは、「非共有」か、「要確認」(共有するかどうかを第1のユーザに確認)か、「自動共有」かのいずれかの値である。
図14、図15に、本実施の形態に係る共有制御部の処理の流れを示す。
まず、共有制御部は、新たに登録された第1のコンテンツのコンテンツIDと、第1のコンテンツに付与されるメタデータと、このメタデータと同一のメタデータを有するコンテンツを過去に第1のユーザと共有したことがある複数の共有先ユーザの各々を特定する共有先ユーザIDと、複数の共有先ユーザの各々の、第1のコンテンツが有するメタデータに対する関心度と、第1のコンテンツが有するメタデータに対する、複数の共有先ユーザの各々の共有制御情報とを取得する。なお、本実施の形態における関心度の情報は直近の所定回数分(後述の説明におけるm、nを用いるとmax(m,n)回分)を受け取る必要がある。
次に、共有制御部は、取得した複数の共有先ユーザIDのうち、(例えば、最初の行を選択するなど)任意に選択した最初の共有先ユーザIDと、これに対応付けられている関心度を抽出する(S1401)。この共有先ユーザIDで特定される共有先ユーザを第2のユーザとする。
次に、共有制御部は、共有制御情報の値によって制御を分岐する(S1402)。すなわち、第2のユーザの共有制御情報が「非共有」又は「要確認」の場合はステップS1403に進み、第2のユーザの共有制御情報が「自動共有」である場合はステップS1409に進む。
ステップS1403では、共有制御部は、関心度と所定の閾値とを比較する。関心度が閾値より小さければ(S1403でNo)、共有制御部は、第2のユーザの共有制御情報を「非共有」に更新する(S1408)。一方、関心度が閾値以上の値であれば、共有制御部は、第2のユーザの共有制御情報を「要確認」に更新する(S1404)。
次に、共有制御部は、関心度情報が直近m回の間、連続して減少しているかどうか調べる(S1405)。連続して減少していれば(S1405でYes)、共有制御部は、第2のユーザの共有制御情報を「非共有」に更新する(S1408)。一方、連続して減少していない場合は(S1405でNo)、次に、第2のユーザの、そのメタデータに対する関心度が直近n回の間連続して増加しているか調べる(S1406)。連続して増加していれば(S1406でYes)、共有制御部は、第2のユーザの共有制御情報を「自動共有」に更新する(S1407)。一方、連続して増加していなければ(S1406でNo)、共有制御部は、そのままステップS1413に処理を移行する。
ステップS1409では、共有制御部は、関心度と所定の閾値を比較する。関心度が閾値より小さければ(S1409でNo)、共有制御部は、第2のユーザの共有制御情報を「非共有」に更新する(S1412)。一方、関心度が閾値より大きければ(S1409でYes)、共有制御部は、関心度が直近m回の間連続して減少しているかどうかを調べる(S1410)。その結果、関心度が連続して減少していれば(S1410でYes)、共有制御部は、第2のユーザの共有制御情報を「要確認」に更新する(S1411)。一方、連続して減少していなければ(S1410でNo)、共有制御部は、そのままS1413に処理を移行する。
共有制御部は、ステップS1413で取得した複数の共有先ユーザIDのうち、他に未処理の共有先ユーザIDが残っていれば(S1413でYes)、次の共有先ユーザIDと関心度とを取得する(S1414)。次に、この共有先ユーザIDで特定される共有先ユーザを第2のユーザとして、S1402に処理を移行する。一方、他の共有先ユーザIDと関心度が残っていなければ(S1413でNo)、共有制御部は、図15に示されるステップS1415に処理を移行する。
共有制御部は、通信部105に、共有制御情報が「自動共有」である第2のユーザの共有先ユーザIDとコンテンツIDとをコンテンツ管理装置100aへ出力させる(S1415)。さらに、コンテンツを自動的に共有したことを報告する画面を第1のユーザに表示する(S1416)。
次に、共有制御部は、共有制御情報が「要確認」である第2のユーザを共有先としてコンテンツを共有するかどうかを、確認する画面を第1のユーザに表示する(S1417)。ここで第1のユーザが共有する旨を回答すると(S1418でYes)、共有制御部は、通信部105に、共有制御情報が要確認である第2のユーザを特定する共有先ユーザIDと、第1のコンテンツのコンテンツIDとをコンテンツ管理装置100aへ出力させる(S1419)。一方、第1のユーザが共有しない旨を回答すると(S1418でNo)、共有制御部は、処理を終了する。
上記の処理について具体例を挙げて説明する。
図16は図12Aで示した例を拡張したものである。なお、時刻の記載は省略しているが、表の上から下に、共有先ユーザの行動が時系列に並んでいるとする。
図16で、P2と記された点から先は、共有先ユーザによる視聴行動が行われないまま、新しいコンテンツが共有されている(共有回数8回目〜13回目)。したがって、「共有先ユーザの行動」欄には何もしていないことを示す「−」が記入されている。
所定の閾値を1.2であるとすると、初めの方は、関心度が1.2をはさんで上下する。その結果、共有制御情報に設定される値が「要確認」と「非共有」とで入れ替わる。しかし、図中でP1と記した点からは、関心度が単調増加する。そのため、n=4とした場合には、P1と記された時点から4回後の時点で、共有制御部は、共有制御情報を「自動共有」に更新する。また、図中でP2と記した点から先は、関心度が単調減少する。そのため、m=3とした場合には、共有制御部は、P2から3回後の時点で共有制御情報を「要確認」に更新する。関心度は、その後も単調減少するため、さらに3回後の時点で、共有制御部は、共有制御情報を「非共有」に更新する。
すなわち、共有制御部は、関心度が増加傾向にあると判断した第2のユーザに対しては、第1のユーザに共有可否の確認を行わずに第1のコンテンツを共有し、関心度が減少傾向にあると判断した第2のユーザに対しては、第1のコンテンツを共有しない、という共有制御を行う。
より一般的には、共有制御部を有する管理部(後述する)は、関心度が増加傾向にあると判断した第2のユーザに対しては、第3の態様で第1のコンテンツを共有し、関心度が減少傾向にあると判断した第2のユーザに対しては、第3の態様とは異なる第4の態様で第1のコンテンツを共有する。
ここで、共有制御部は、関心度が、事前に定められた直近の回数、連続して増加すれば、関心度が増加傾向にあると判断し、関心度が、事前に定められた直近の回数、連続して減少すれば、関心度が減少傾向にあると判断する。
このように、本実施の形態に係るコンテンツ管理装置は、関心度の絶対値に加え、関心度の時間経過に伴う推移に着目することで共有制御を行う。これにより、例えば「関心度の値で表される以上に関心度が向上している、あるいは低下している」といった関心度の変化に対応した共有制御を行うことが可能となる。
(実施の形態5)
本実施の形態に係るコンテンツ管理装置は、共有制御時に、メタデータを元に自動的にタイトルを生成して、第2のユーザに送信する。
実施の形態1〜4に係るコンテンツ管理装置では、コンテンツを共有する際のタイトルについては言及していなかった。タイトルの付与については、第1のユーザが手動で付与する他に、コンテンツ解析により得られたメタデータをタイトルとして付与し、コンテンツ共有時に、第2のユーザへコンテンツIDと共に送信することが考えられる。しかし、単純にメタデータをそのままタイトルとして付与するだけでは、例えば「編み物」という文字列だけのタイトルになってしまい、第2のユーザにとって関心を持ってもらえない可能性がある。また第1のユーザが手動でタイトルを付与する場合も、ユーザの関心をひくようなタイトルが浮かばなかったり、付与し忘れたりすることもあり得る。
本実施の形態に係るコンテンツ管理装置は、メタデータを活用しつつ、なるべく関心を持ってもらえそうなタイトルを生成する共有制御部104Aを備える。より具体的には、前回共有したコンテンツと今回共有するコンテンツのメタデータの同一性や、前回共有時から今回までの経過時間といった、第2のユーザへの共有状況を用いてタイトルを生成する。
図17は、本実施の形態に係る共有制御部104Aの構成を示すブロック図である。共有制御部104Aは、共有先決定部1701と、共有日時等取得部1702と、判定部1703と、タイトル生成部1704と、タイトル生成用データベース1705とを備える。なお、タイトル生成用データベース1705は記憶処理部101内に配置されてもよい。
共有先決定部1701は、実施の形態1〜4に係る共有制御部に相当する処理を行う。本実施の形態に係る共有日時等取得部1702〜タイトル生成用データベース1705の各機能ブロックは、共有先決定部1701によって第2のユーザと第1のユーザとで第1のコンテンツを共有すると判断(第1のユーザによる指示を含む)されてから、実際に共有するために通信部105に情報を送信するまでの間に、タイトルを生成する処理部である。共有日時等取得部1702〜タイトル生成用データベース1705の各処理部の働きについて、図18を用いて説明する。
図18は、共有日時等取得部1702、判定部1703、タイトル生成部1704及びタイトル生成用データベース1705における処理の流れを説明する図である。
共有先決定部1701において、第1のユーザと第1のコンテンツを共有する第2のユーザが決定されると、共有日時等取得部1702は記憶処理部101に対して第2のユーザを特定する共有先ユーザIDを送信する。その後、共有日時等取得部1702は、第2のユーザに対して過去に共有したコンテンツのうち、直近に共有したコンテンツに付与されたメタデータと、共有した日時と、そのコンテンツに付与されたタイトルとを記憶処理部101から取得する(S1801)。ここでは、記憶処理部101から、図19に示すような情報を取得したとする。
次に判定部1703において、今回新たに登録され、共有される第1のコンテンツのメタデータが、直近に共有したコンテンツに付与されたメタデータと同一かどうかを調べる(S1802)。
ここで、メタデータが同一でなければ(S1802でNo)、タイトル生成部1704は、メタデータが異なる場合のタイトルを生成する(S1803)。一方、メタデータが同一である場合は(S1802でYes)、タイトル生成部1704は、直近に共有した際の共有日時から現在日時までの時間を算出し、所定の閾値以下であるかどうかを調べる(S1804)。経過時間が閾値以下である場合は(S1804でYes)、経過時間が短い場合のタイトルを生成する(S1805)。一方、経過時間が閾値より長い場合は(S1804でNo)、経過時間が長い場合のタイトル生成を行う(S1806)。
その後、タイトル生成部1704は、共有先ユーザID、コンテンツID、及びタイトルを通信部105に出力し(S1807)、処理を終了する(第2のユーザが複数いる場合は、全ての第2のユーザに対して同じ処理を行う)。
タイトル生成部1704は、ステップS1803、ステップS1805、及びステップS1806におけるタイトル生成処理を、タイトル生成用データベース1705を参照して行う。ステップS1803では、直近に共有したコンテンツに付与されたメタデータと、今回共有するコンテンツに付与されたメタデータとが異なることから、前回とは違う趣旨でのコンテンツ共有を行うことを示す必要がある。この目的のために、タイトル生成用データベースには「今度は(メタデータ)です」「話は変わって(メタデータ)です」というようなテンプレートが登録されている。タイトル生成部1704は、今回のメタデータをテンプレート中の(メタデータ)によって示される箇所に当てはめることで、先述の目的を実現するタイトルを生成することが可能である。
ステップS1805では、同じメタデータが付与されるコンテンツを、短い経過時間をはさんで共有することから、タイトル生成部1704は、「またまた(メタデータ)です」「先日の(メタデータ)の続きです」というようなテンプレートから表現を選択する。これにより、タイトル生成部1704は、同じ話題に対する関心を持ち続けてもらうためのタイトルを生成することが可能である。なお、テンプレートから表現を選択する上で、直近に共有したコンテンツに付与されたタイトルをステップS1801にて取得しているため、取得したタイトルとは異なるタイトルとなるように、タイトル生成部1704がタイトルを生成することで、同じような表現が続くことを回避することができる。
ステップS1806では、同じメタデータが付与されるコンテンツを、長い経過時間をはさんで共有する場合である。したがって、タイトル生成部1704は、「久々の(メタデータ)です」「お待たせしました、(メタデータ)です」というようなテンプレートから表現を選択する。これにより、しばらく共有していなかった話題に対して、ユーザに関心を持ってもらうためのタイトルを生成することが可能である。
具体例を挙げて説明する。メタデータとして「太郎」を付与された第1のコンテンツを、共有先ユーザIDがUID_00001で示される第2のユーザに対し、2010年4月4日21時20分に共有する場合を考える。ここで、共有日時等取得部1702が、図19に示される情報を記憶処理部101から取得したとする。この場合、メタデータは「太郎」で同一であり、直近の共有日時からの経過時間は51時間55分である。経過時間に関する所定の閾値を30日間(720時間)とすると、閾値より短い経過時間であるため、タイトル生成部1704は、経過時間が短い場合のタイトル(例えば「またまた太郎です」)を生成する。
あるいは、メタデータとして「編み物」を付与されたコンテンツを、その他の条件を上記と同じとして共有する場合を考える。タイトル生成部1704は、メタデータが異なる場合のタイトル(例えば「今度は編み物です」)を生成する。
すなわち、共有制御部104が備える判定部1703は、第1のコンテンツが有するメタデータと、前回に、第1のユーザと第2のユーザとで共有状態とされたコンテンツが有するメタデータとが異なるか否かを判定する。その結果、判定部1703が異なると判定した場合は、タイトル生成部1704は第5の態様でタイトルを生成する。第5の態様は、例えばステップS1803で生成されるタイトルの態様に対応する。
一方、判定部1703が同一と判定した場合は、判定部1703は、前回にコンテンツが共有状態とされてからの経過時間が、事前に定められた第3の閾値以上か否かを判定する。ここで、経過時間が第3の閾値以上である場合は、タイトル生成部1704は、第5の態様とは異なる第6の態様でタイトルを生成する。第6の態様は、例えばステップS1805で生成されるタイトルの態様に対応する。
また、経過時間が第3の閾値未満である場合は、タイトル生成部1704は、第5の態様及び第6の態様のいずれとも異なる、第7の態様でタイトルを生成する。第7の態様は、例えばステップS1806で生成されるタイトルの態様に対応する。
このように、本実施の形態に係るコンテンツ管理装置100は、同一のコンテンツであっても、第2のユーザへの共有状況に応じてタイトルを生成し、第2のユーザに送信する。これにより、単純にメタデータをタイトルとして付与する場合よりも、第2のユーザに関心を持ってもらえるタイトルを、ユーザに負担をかけることなく付与することができる。
なお、本実施の形態では、直近に共有したコンテンツに付与されたメタデータ等の情報を取得しているが、直近の数回、あるいは所定の期間内に共有したコンテンツに付与されたメタデータ等の情報を取得してもよい。
また、コンテンツの種類(静止画、動画など)を踏まえたタイトルを生成するようにしてもよい(例えば「次は(メタデータ)の写真です」など)。
なお、以上の説明において、コンテンツ管理装置の機能として、コンテンツの共有状態を管理する場合を例に説明した。しかし、本発明に係るコンテンツ管理装置が行うコンテンツの管理態様はこれに限定されない。以下、図20を参照して、詳細に説明する。
図20は、本発明の実施の形態1に係るコンテンツ管理装置の他の一例を示すブロック図である。
図20に示されるように、本変形例に係るコンテンツ管理装置100Bは、取得部301と、管理部304と、関心度算出部106とを備える。なお、関心度算出部106は、図1に示されるコンテンツ管理装置100が備える関心度算出部106と同じ構成要素である。
取得部301は、(1)第1のユーザが有する第1のコンテンツ、(2)第1のコンテンツを分類するための属性情報であるメタデータ、及び(3)メタデータと同一のメタデータを有するコンテンツである第2のコンテンツの、第1のユーザと当該第1のユーザ以外のユーザである第2のユーザとの間における共有状態に関する情報を取得する。
なお、図20においては、取得部301が記憶処理部101を有している。しかし、コンテンツ管理装置100Bにおいては、記憶処理部101が、コンテンツ管理装置100Bの外部に置かれていてもよい。例えば、いわゆるクラウド・コンピューティングのように、インターネット上のファイルサーバに記憶処理部101が置かれていてもよい。この場合、取得部301は、コンテンツ管理装置100Bの外にある記憶処理部101に記憶されているデータを、ネットワークを介して取得する。
管理部304は、第2のユーザの関心度に基づいて、第1のコンテンツを管理する。
管理部304が行うコンテンツの管理としては、例えば、コンテンツの共有・保存・削除に関する管理等が考えられる。
具体的には、管理部304は、第2のユーザの関心度が、事前に定められた第1の閾値以上であれば、第1のコンテンツを第2のユーザとの間で共有状態にすべきと判断してもよい。この場合、管理部304は、実施の形態1で説明した共有制御部104を含んでもよい。
ここで、第1のコンテンツを第2のユーザとの間で共有状態にすべきと判断した管理部304は、その後、前述したように、第1のコンテンツを第2のユーザとの間で共有状態にするための処理を行う。
また、管理部304は、第2のユーザの関心度が、事前に定められた第1の閾値以上であれば、第1のユーザによる第1のコンテンツの削除を禁止すべきと判断してもよい。
ここで、第1のユーザによる第1のコンテンツの削除を禁止すべきと判断した管理部304は、その後、第1のユーザによる第1のコンテンツの削除を禁止するための処理を行う。具体的には、管理部304は、第1のユーザによる第1のコンテンツの削除操作に対して警告を表示してもよい。または、第1のユーザにより、第1のコンテンツの削除操作がなされても、第1のコンテンツの削除処理を行わないよう処理を行ってもよい。または、第1のコンテンツを含むファイルのファイル属性を読み込み専用に変更してもよい。
さらにまた、管理部304は、第2のユーザの関心度が、事前に定められた第1の閾値以下であれば、第1のコンテンツを削除すべきと判断してもよい。
ここで、第1のコンテンツを削除すべきと判断した管理部304は、その後、第1のコンテンツを削除するための処理を行う。具体的には、管理部304が第1のコンテンツを削除してもよい。または、ユーザが使用する操作画面に、第1のコンテンツの削除を促す表示を示してもよい。
なお、管理部304は、関心度の時間的な変化量を、所定の閾値と比較してもよい。例えば、事前に定められた期間中、関心度が所定の閾値以下であった場合には、第1のコンテンツを削除すべきと判断してもよい。または、事前に定められた期間中、関心度が所定の閾値以上であった場合には、第1のコンテンツの削除を禁止すべきと判断してもよい。
なお、実施の形態1〜5で説明したコンテンツ管理装置は、コンピュータにより実現することも可能である。図21は、コンテンツ管理装置を実現するコンピュータシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。
コンテンツ管理装置は、コンピュータ34と、コンピュータ34に指示を与えるためのキーボード36及びマウス38と、コンピュータ34の演算結果等の情報を提示するためのディスプレイ32と、コンピュータ34で実行されるプログラムを読み取るためのCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)装置40及び通信モデム(図示せず)とを含む。
コンテンツ管理装置が行う処理であるプログラムは、コンピュータで読取可能な媒体であるCD−ROM42に記憶され、CD−ROM装置40で読み取られる。又は、コンピュータネットワークを通じて通信モデム52で読み取られる。
コンピュータ34は、CPU(Central Processing Unit)44と、ROM(Read Only Memory)46と、RAM(Random Access Memory)48と、ハードディスク50と、通信モデム52と、バス54とを含む。
CPU44は、CD−ROM装置40又は通信モデム52を介して読み取られたプログラムを実行する。ROM46は、コンピュータ34の動作に必要なプログラムやデータを記憶する。RAM48は、プログラム実行時のパラメタなどのデータを記憶する。ハードディスク50は、プログラムやデータなどを記憶する。通信モデム52は、コンピュータネットワークを介して他のコンピュータとの通信を行う。バス54は、CPU44、ROM46、RAM48、ハードディスク50、通信モデム52、ディスプレイ32、キーボード36、マウス38及びCD−ROM装置40を相互に接続する。
さらに、上記の各装置を構成する構成要素の一部又は全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integrated Circuit:大規模集積回路)から構成されているとしてもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
さらにまた、上記の各装置を構成する構成要素の一部又は全部は、各装置に脱着可能なICカード又は単体のモジュールから構成されているとしてもよい。ICカード又はモジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどから構成されるコンピュータシステムである。ICカード又はモジュールは、上記の超多機能LSIを含むとしてもよい。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、ICカード又はモジュールは、その機能を達成する。このICカード又はこのモジュールは、耐タンパ性を有するとしてもよい。
また、本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
さらに、本発明は、上記コンピュータプログラム又は上記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu-ray Disc(登録商標))、USBメモリ、SDカードなどのメモリカード、半導体メモリなどに記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている上記デジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、上記コンピュータプログラム又は上記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしてもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、上記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、上記マイクロプロセッサは、上記コンピュータプログラムに従って動作するとしてもよい。
また、上記プログラム又は上記デジタル信号を上記記録媒体に記録して移送することにより、又は上記プログラム又は上記デジタル信号を、上記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
さらに、上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明は、コンテンツ管理装置に利用できる。特に、画像・音声・動画・テキストなどのコンテンツを管理するためのコンテンツ管理装置に利用できる。
32 ディスプレイ
34 コンピュータ
36 キーボード
38 マウス
40 CD−ROM装置
42 CD−ROM
44 CPU
46 ROM48 RAM
50 ハードディスク
52 通信モデム
54 バス
100、100B (共有元)コンテンツ管理装置
100a (共有先)コンテンツ管理装置
101 記憶処理部
102 コンテンツ登録部
103 コンテンツ解析部
104、104A 共有制御部
105 通信部
106、106A 関心度算出部
301 取得部
304 管理部
1001 入力内容選別部
1002 コメント解析部
1003 コメント解析用データベース
1004 関心度計算部
1701 共有先決定部
1702 共有日時等取得部
1703 判定部
1704 タイトル生成部
1705 タイトル生成用データベース

Claims (17)

  1. コンテンツを管理するためのコンテンツ管理装置であって、
    (1)第1のユーザが有する第1のコンテンツ、(2)前記第1のコンテンツを分類するための属性情報であるメタデータ、及び(3)前記メタデータと同一のメタデータを有するコンテンツである第2のコンテンツの、前記第1のユーザと当該第1のユーザ以外のユーザである第2のユーザとの間における共有状態に関する情報を取得する取得部と、
    前記第2のコンテンツの共有状態に関する情報に基づいて、前記第2のユーザの前記メタデータに対する関心を示す指標である関心度を算出する関心度算出部と、
    前記第2のユーザの前記関心度に基づいて、前記第1のコンテンツを管理する管理部とを備える
    コンテンツ管理装置。
  2. 前記管理部は、前記第2のユーザの前記関心度が、事前に定められた第1の閾値以上であれば、前記第1のコンテンツを前記第2のユーザとの間で共有状態にすべきと判断する
    請求項1に記載のコンテンツ管理装置。
  3. 前記管理部は、前記第2のユーザの前記関心度が、事前に定められた第1の閾値以上であれば、前記第1のユーザによる前記第1のコンテンツの削除を禁止すべきと判断する
    請求項1に記載のコンテンツ管理装置。
  4. 前記管理部は、前記第2のユーザの前記関心度が、事前に定められた第1の閾値以下であれば、前記第1のコンテンツを削除すべきと判断する
    請求項1に記載のコンテンツ管理装置。
  5. 前記コンテンツの共有状態に関する情報は、前記第2のコンテンツが、前記第2のユーザと前記第1のユーザとのコンテンツの共有状態とされた回数である共有回数であり、
    前記関心度算出部は、前記第2のコンテンツに対する、前記第2のユーザの、(1)視聴回数、(2)コメント入力回数、(3)視聴時間、及び、(4)コメント字数、のうち少なくとも1つに対応する値の和を、前記共有回数で除した値として前記関心度を算出する
    請求項1に記載のコンテンツ管理装置。
  6. 前記コンテンツの共有状態に関する情報は、前記第2のコンテンツが、過去に、前記第2のユーザと前記第1のユーザとのコンテンツの共有状態とされた回数である共有回数であり、
    前記関心度算出部は、前記関心度を、(1)前記第2のコンテンツが、前記第2のユーザと前記第1のユーザとのコンテンツの共有状態とされてから、前記第2のユーザが当該第2のコンテンツを最初に視聴するまでの時間、(2)前記第2のユーザが、前記第2のユーザと前記第1のユーザとの前記第2のコンテンツの共有状態を確認してから、当該第2のコンテンツを最初に視聴するまでの時間、(3)前記第2のユーザによる前記第2のコンテンツに対する、肯定的なコメントの数に対応する値から否定的なコメントの数に対応する値を引いた差、(4)前記第2のユーザが前記第2のコンテンツを視聴してから、次に同じ第2のコンテンツを視聴するまでの時間間隔、(5)前記第2のユーザが前記第2のコンテンツを視聴してから、当該第2のコンテンツに対するコメントを入力するまでの時間、及び、(6)一定期間における前記第2のユーザによる全コンテンツの総視聴時間に対する当該第2のユーザによる前記第2のコンテンツの視聴時間の割合、のうち少なくとも1つに対応する値の和を、前記共有回数で除した値として算出する
    請求項1に記載のコンテンツ管理装置。
  7. 前記管理部は、前記第2のユーザの前記関心度が、事前に定められた第1の閾値以上であるか否かを判定し、前記関心度が前記第1の閾値以上である場合には、第1の態様で前記第1のコンテンツを前記第1のユーザと前記第2のユーザとの共有状態にすべきと判断し、
    前記関心度が前記第1の閾値未満である前記第2のユーザに対しては、前記関心度が事前に定められた第2の閾値以上であるか否かを判定し、前記関心度が前記第1の閾値未満、かつ、前記第2の閾値以上である場合には、前記第1の態様とは異なる第2の態様で、前記第1のコンテンツを前記第1のユーザと前記第2のユーザとの共有状態にすべきと判断する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のコンテンツ管理装置。
  8. 前記管理部は、前記第1の態様として、前記第1のユーザに確認を行わずに、前記第1のコンテンツを、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの共有状態とし、
    前記第2の態様として、前記第1のユーザに確認を行い、共有状態にするよう指示をうけた場合にのみ、前記第1のコンテンツを、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの共有状態とする
    請求項7に記載のコンテンツ管理装置。
  9. 前記管理部は、前記コンテンツが複数のメタデータを有する場合における、前記第2のユーザの関心度として、(1)前記第2のユーザが、前記複数のメタデータの各々について有している関心度のうち最大のもの、(2)前記第2のユーザが、前記複数のメタデータの各々について有している関心度のうち最小のもの、及び、(3)前記第2のユーザが、前記複数のメタデータの各々について有している関心度の平均値、のうちいずれか1つを使用する
    請求項1〜8のいずれか1項に記載のコンテンツ管理装置。
  10. 前記管理部は、前記関心度が増加傾向にあると判断した前記第2のユーザに対しては、第3の態様で前記第1のコンテンツを共有し、
    前記関心度が減少傾向にあると判断した前記第2のユーザに対しては、前記第3の態様とは異なる第4の態様で前記第1のコンテンツを共有する
    請求項1〜9のいずれか1項に記載のコンテンツ管理装置。
  11. 前記管理部は、前記関心度が、事前に定められた直近の回数、連続して増加すれば、前記関心度が増加傾向にあると判断し、
    前記関心度が、事前に定められた直近の回数、連続して減少すれば、前記関心度が減少傾向にあると判断する
    請求項10に記載のコンテンツ管理装置。
  12. さらに、通信部を備えており、
    前記管理部は、前記第1のコンテンツを、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの共有状態とすべきと判断した場合には、前記第1のコンテンツを、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの共有状態とし、
    前記通信部は、前記第2のユーザに対して、前記第1のコンテンツが見うる状態になったことを通知し、かつ、前記共有回数に1を加算する
    請求項5に記載のコンテンツ管理装置。
  13. 前記管理部は、前記第1のコンテンツが有するメタデータと、前記第2のユーザと前記第1のユーザとの過去のコンテンツ共有状況とに基づいて、前記第1のコンテンツに対応するタイトルを生成する
    請求項1〜12のいずれか1項に記載のコンテンツ管理装置。
  14. さらに、判定部と、タイトル生成部とを備えており、
    前記判定部は、前記第1のコンテンツが有するメタデータと、前回に、前記第1のユーザと前記第2のユーザとで共有状態とされたコンテンツが有するメタデータとが異なるか否かを判定し、
    (A)異なると判定した場合は、前記タイトル生成部は、第5の態様で前記タイトルを生成し、
    (B)同一と判定した場合は、前記判定部は、前回にコンテンツが共有状態とされてからの経過時間が、事前に定められた第3の閾値以上か否かを判定し、前記経過時間が前記第3の閾値以上であると判定された場合は、前記タイトル生成部は、前記第5の態様とは異なる第6の態様で前記タイトルを生成し、
    前記経過時間が前記第3の閾値未満であると判定された場合は、前記タイトル生成部は、前記第5の態様及び前記第6の態様のいずれとも異なる、第7の態様で前記タイトルを生成する
    請求項13に記載のコンテンツ管理装置。
  15. コンテンツを管理するためのコンテンツ管理方法であって、
    (1)第1のユーザが有する第1のコンテンツ、(2)前記第1のコンテンツを分類するための属性情報であるメタデータ、及び(3)前記メタデータと同一のメタデータを有するコンテンツである第2のコンテンツの、前記第1のユーザと当該第1のユーザ以外のユーザである第2のユーザとの間における共有状態に関する情報を取得する取得ステップと、
    前記第2のコンテンツの共有状態に関する情報に基づいて、前記第2のユーザの前記メタデータに対する関心を示す指標である関心度を算出する関心度算出ステップと、
    前記第2のユーザの前記関心度に基づいて、前記第1のコンテンツを管理する管理ステップとを含む
    コンテンツ管理方法。
  16. 請求項15に記載のコンテンツ管理方法に含まれる各ステップをコンピュータに実行させるためのコンテンツ管理プログラム。
  17. (1)第1のユーザが有する第1のコンテンツ、(2)前記第1のコンテンツを分類するための属性情報であるメタデータ、及び、(3)前記メタデータと同一のメタデータを有するコンテンツである第2のコンテンツの前記第1のユーザと当該第1のユーザ以外のユーザである第2のユーザとの間における共有状態に関する情報を取得する取得部と、
    前記第2のコンテンツの共有状態に関する情報に基づいて、前記第2のユーザの前記メタデータに対する関心を示す指標である関心度を算出する関心度算出部と、
    前記第2のユーザの前記関心度に基づいて、前記第1のコンテンツを管理する管理部とを備える
    集積回路。
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