JPWO2012073286A1 - 電子部品分類装置 - Google Patents

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Abstract

複数の搬送手段を用いて電子部品の搬送量を増大させ、動作精度を維持しつつ、分類処理の大幅な高速化を図った電子部品分類装置を提供する。ウェハシート(2)から再配列プレート(10)までLEDチップ(1)を搬送する搬送手段として、旋回アーム(51〜53)が3台配置されている。各旋回アーム(51〜53)の先端には、LEDチップ(1)を吸着する吸着ノズル(4)が取り付けられている。3台の旋回アーム(51〜53)によりLEDチップ(1)を再配列プレート(10)に順次搬送することで、LEDチップ(1)の搬送量を3倍に増やすことができる。

Description

本発明は、LEDチップなどの電子部品を分類する電子部品分類装置に係り、特に、分類処理の高速化を図った電子部品分類装置に関するものである。
一般に、LEDチップなどの電子部品は、ウェハシート上に複数のチップが配列されて製造されている。ただし、ウェハシート上のチップは、輝度などの特性にばらつきがあり、異なる製品ランクが分布された状態にある。そのため、ウェハシート上のチップの品質を判定し、分類する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
ここで、電子部品分類装置の従来例について、図8〜図9を用いて具体的に説明する。図8は一般的なウェハシート上のLEDチップのランク分布状態を示す図(部分拡大図を含む)、図9は従来の電子部品分類装置の構成を示す平面図である。
図8に示すように、ウェハシート2には、特性の異なる複数のLEDチップ1(部分拡大図に示す)が、未分類の状態で円形状に配列されている。図8では、同一のパターン(白抜き部分も含めて)で囲まれたエリアごとに同一ランクのLEDチップが複数並んでいる。図8においては、製品ランクがランク12、17、20、21であるLEDチップ1が、分布された状態を示している。各エリアには若干のNGチップも散在している。このようにウェハシート2上のLEDチップ1のランク分布状態は一様ではない。なお、ウェハシート2上の全てのLEDチップ1に関しては、波長検査などに基づいて、各チップの配列情報が事前にMAPデータ化されている。
続いて、電子部品分類装置の概要について、図9を用いて説明する。図9に示すように、電子部品分類装置には、ウェハシート2を保持するウェハ保持ステージ3が、X軸、Y軸、θ軸の3方向に移動自在に設けられている。ウェハ保持ステージ3にはウェハ駆動機構(図示せず)が付設されている。ウェハ駆動機構は、ウェハ保持ステージ3上のウェハシート2をX軸、Y軸、θ軸の3方向に移動させる機構である。電子部品分類装置では、このウェハ駆動機構によりウェハ保持ステージ3上のウェハシート2を移動させ、ウェハシート2上のピックアップ対象となるLEDチップ1を、所望の姿勢で、予め決められたピックアップポイントAに位置させる。
また、ウェハ保持ステージ3に隣接して、X軸及びY軸方向に移動可能な再配列ステージ6が配置されている。再配列ステージ6にはBINプレートなどからなる再配列プレート10が載置されている。再配列プレート10は、表面の粘着性シートに同一ランクのLEDチップ1を矩形状等に整列させるものである。
再配列ステージ6には再配列プレート駆動機構(図示せず)が付設されている。再配列プレート駆動機構は、再配列ステージ6をX軸及びY軸方向に移動させる機構である。電子部品分類装置では、この再配列プレート駆動機構により再配列プレート10をピッチ移動させ、再配列プレート10の貼り付け対象スペースを、予め決められた貼り付けポイントBに位置させている。
ウェハ保持ステージ3及び再配列ステージ6の間には、LEDチップ1の搬送手段として、先端部に吸着ノズル4を有する旋回アーム5が上下動自在に設けられている。旋回アーム5は、吸着ノズル4がピックアップポイントA及び貼り付けポイントBの上方に達するように往復旋回動作を行い、且つ各ポイントA、Bにて旋回動作を停止するようになっている。
吸着ノズル4は、旋回アーム5の上下動によりピックアップポイントA及び貼り付けポイントBにおいて昇降動作を行う。吸着ノズル4は、図示しない真空発生装置の空気圧回路と連通しており、負圧の発生によってLEDチップ1を吸着し、真空破壊により吸着力を解除して電子部品を離脱させる。このような吸着ノズル4はピックアップポイントAに下降してLEDチップ1を一つずつ吸着し、ピックアップポイントAから上昇する。
吸着ノズル4が上昇位置の維持したまま、旋回アーム5が旋回して吸着ノズル4が貼り付けポイントBの上方に達すると、旋回アーム5は停止して、吸着ノズル4は貼り付けポイントB上に下降する。この間、吸着ノズル4はLEDチップ1の吸着を維持する。貼り付けポイントBに下降した吸着ノズル4は、吸着力の解除によって再配列プレート10上にLEDチップ1を貼り付ける。
特開2009−10303号公報
ところで、電子部品分類装置の分野では、電子部品の生産効率を向上させるべく、分類処理の高速化が強く要請されている。この要請に応えるためには、電子部品分類装置にて実施される動作、つまり電子部品のピックアップ動作や搬送動作、さらには貼り付け動作について、それぞれスピードアップを図ることが考えられる。
しかしながら、単純に各動作の速度を高めると、動作精度の低下を招くおそれがある。動作精度が低下した場合、LEDチップ1のピックアップミスや貼り付けミス、あるいはLEDチップ1や再配列プレート10などへのダメージといった不具合を誘発し易い。したがって、各動作のスピードアップには限界があった。
また、上述したようにウェハシート2上のLEDチップ1の分布状態は一様ではない。そのため、LEDチップ1をピックアップポイントAに位置させるためのウェハシート2の移動量(ウェハ保持ステージ3のXYθ方向の移動量)は、LEDチップ1ごとに異なる。すなわち、ウェハシート2の移動に要する時間は、ウェハシート2上のLEDチップ1の分布状態に左右される。このため、上記動作の高速化が必ずしも、電子部品に対する分類処理の高速化に繋がる訳ではなかった。
本発明は、上記の課題を解消するために提案されたものであり、複数の搬送手段を用いて電子部品の搬送量を増大させ、動作精度を維持しつつ、分類処理の大幅な高速化を図った電子部品分類装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、未分類状態の電子部品が複数配列されたウェハシート上から、所定の分類情報に基づいて前記電子部品をピックアップし、ピックアップした前記電子部品を再配列プレート上に貼り付ける電子部品分類装置において、次のような特徴を有している。
すなわち、本発明は、前記電子部品を前記ウェハシートから前記再配列プレートまで搬送する搬送手段を複数配置し、複数の前記搬送手段によって前記電子部品を順次搬送するように構成したことを特徴とするものである。
本発明の他の態様として、前記搬送手段は、電子部品の搬送途中における再配列プレートの直前にて、搬送動作を一旦停止し、別の前記搬送手段が前記再配列プレートから退避した直後に停止した搬送動作を再開するように構成しても良い。
また、前記搬送手段による前記電子部品の搬送途中で電子部品の有無を含めてその姿勢情報を取得するセンサーやカメラ等のセンシング手段と、前記電子部品を前記再配列プレートに貼り付ける際に前記再配列プレートを所望の位置に移動させる再配列プレート駆動手段とを備え、前記再配列プレート駆動手段は、前記センシング手段から得た情報に基づいて前記再配列プレートを所望の位置に移動させるように構成しても良い。
また、前記ウェハシートを別のウェハシートに交換するウェハシート交換手段を複数設け、前記ウェハ交換手段は、他のウェハ交換手段とはタイミングをずらしてウェハシートの交換作業を行うように構成しても良い。
さらに、前記ウェハシートを保持するウェハ保持手段を複数備え、前記ウェハシート交換手段は、複数の前記ウェハ保持手段に対して前記ウェハシートの交換作業を行うように構成しても良い。
また、再配列プレートを交換させる再配列プレート交換手段と、前記再配列プレート交換手段の交換した再配列プレートのうち前記電子部品の再配列作業の終了した再配列プレートを回収する再配列プレート回収手段とを設けるようにしても良い。
さらには、前記ウェハシート上の前記電子部品に関して、その配列情報を予めデータ化しておき、前記ウェハシートを所定の方向に移動させるウェハ駆動機構が付設されたウェハ保持手段が複数設けられ、前記ウェハ保持手段に近接して前記ウェハシート上の前記電子部品の画像を撮り込む画像処理機構が設置され、前記ウェハ駆動機構の動作が停止して前記ウェハ保持手段の稼働が停止状態にある時、前記画像処理機構は、前記ウェハシート上の前記電子部品の配列情報を撮り込み、撮り込んだ前記電子部品の配列情報と、予めデータ化しておいた既知の配列情報とを比較して、前記ウェハ保持手段の稼働停止時に、実際の前記電子部品の配列状態を把握するように構成してもよい。
また、前記ウェハ保持手段が複数設けられ、少なくとも1台の前記ウェハ保持手段の稼働が停止状態にあって前記画像処理機構が前記ウェハシート上の前記電子部品の配列情報を撮り込んで実際の前記電子部品の配列状態を把握する時、少なくとも他の一台の前記ウェハ保持手段は、稼働を継続するように構成してもよい。
本発明によれば、複数の搬送手段にて電子部品を搬送することにより、動作速度を抑えつつ電子部品の搬送量を増やすことが可能であり、優れた動作精度の確保と分類処理の高速化を実現することができ、信頼性及び生産性に優れた電子部品分類装置を提供することができる。
本発明に係る代表的な実施形態の構成を示す平面図。 本実施形態におけるウェハ保持ステージの側面図。 本実施形態における再配列プレート交換機構の側面図。 本実施形態の動作の説明図。 本実施形態における旋回アームの動作順序を示す説明図。 本実施形態における再配列プレート交換機構の動作順序を示す平面図。 本発明に係る他の実施形態の構成を示す平面図。 一般的なウェハシート上の保従来の電子部品分類装置のLEDチップの分布状態を示す図(部分拡大図を含む)。 従来の電子部品分類装置の構成を示す平面図。
以下、本発明に係る電子部品分類装置の実施形態の一例について、図面を参照して具体的に説明する。なお、下記の代表的な実施形態は、図9に示した従来例と同様、ウェハシート2上にある未分類状態のLEDチップ1をピックアップし、搬送して、再配列プレート10に貼り付けて再配列させる装置である。
そのため、図9の従来例と同一の部材に関しては、同一符号を付して説明は省略する。また、ウェハシート2上の全てのLEDチップ1に関しては、波長検査などに基づくLEDチップ1の配列情報が事前にMAPデータ化されている点も、従来例と同様である。さらに、下記の実施形態では、LEDチップ1の分類装置を示しているが、分類対象となる電子部品はこれに限定されるものではない。
(代表的な実施形態)
(1)構成
[全体の配置]
本実施形態の全体構成は次の通りである。すなわち、図1に示すように、ウェハ収納カセット11、12が2台、ウェハ保持ステージ31〜33、旋回アーム51〜53、センシング機構91〜93が各3台、再配列ステージ6が1台配置され、さらに、再配列プレート交換機構14と、再配列プレート回収カセット15が設けられている。
本実施形態では、ウェハシート2から再配列プレート10までLEDチップ1を搬送する搬送手段として、3台の旋回アーム51〜53が配置された点が構成上の特徴である。旋回アーム51〜53は、各アームの旋回軸が直角三角形の頂点に位置し、その旋回軌道が互いに重なることの無いように配置されている。
ウェハ保持ステージ31〜33は、各旋回アーム51〜53に隣接して配置されている。より詳しくは、図1に示すごとく、ウェハ保持ステージ31は旋回アーム51の左側に配置され、ウェハ保持ステージ32は旋回アーム52の図1での上側に配置され、さらにウェハ保持ステージ33は旋回アーム53の右側に配置されている。
ウェハ収納カセット11は、ウェハ保持ステージ31の図1中の左側に配置される。ウェハ収納カセット12は、ウェハ保持ステージ32の右側もしくはウェハ保持ステージ33の右側に位置するように移動自在に配置されている。
再配列ステージ6は、旋回アーム51、53に挟まれ、且つ旋回アーム52と向かい合う位置に配置されている。再配列ステージ6は再配列プレート交換機構14に組み込まれている。さらに、再配列プレート回収カセット15は、再配列ステージ6が本実施形態の中心として、再配列プレート交換機構部14の外側寄り(図1での左下)に配置されている。
続いて、本実施形態の各構成要素について説明する。
[ウェハ収納カセット]
ウェハ収納カセット11、12は、複数のウェハシート2を多段に収納するする部分である。
ウェハ収納カセット11は、新たなウェハシート2をウェハ保持ステージ31に供給すると共に、LEDチップ1のピックアップを終えたウェハシート2をウェハ保持ステージ31から回収するように構成されている。また、ウェハ収納カセット12は、ウェハ保持ステージ32の右側もしくはウェハ保持ステージ33の右側に位置するように移動して、新たなウェハシート2をウェハ保持ステージ32あるいは33に供給すると共に、LEDチップ1のピックアップを終えたウェハシート2をウェハ保持ステージ32、33から回収するように構成されている。
つまり、ウェハ収納カセット11、12はウェハシート2の交換を行う請求項で言うところのウェハシート交換手段となっている。本実施形態では、2台のウェハ収納カセット11、12を設けており、一方のウェハ収納カセット11は、他方のウェハ収納カセット12とはタイミングをずらしてウェハシート2の交換作業を行うように設定されている。
[ウェハ保持ステージ]
図2に示すように、ウェハ保持ステージ31(32、33)は、ウェハシート2を水平に保持する部分であって、ウェハシート2をX軸、Y軸、θ軸の3方向に移動させるウェハ駆動機構71(72、73)が付設されている。ウェハ駆動機構71(72、73)は、ウェハ保持ステージ31(32、33)上のウェハシート2をX軸、Y軸、θ軸の3方向に移動させる。
本実施形態では、ウェハ駆動機構71〜73によるウェハシート2の移動により、ウェハシート2上のピックアップ対象となるLEDチップ1を、予め決められたピックアップポイントA1〜A3(それぞれウェハ保持ステージ31〜33上)に位置させている。さらに、図2に示すように、ウェハ保持ステージ31〜33の上方には、ピックアップ側の画像処理機構81〜83が設置されている。画像処理機構81〜83の役割については、後段の動作の部分で述べる。
[旋回アーム]
図2に示すように、旋回アーム51(52、53)は、先端部に吸着ノズル4及びノズル駆動機構41が取り付けられている。旋回アーム51(52、53)は、吸着ノズル4がピックアップポイントA1〜A3及び貼り付けポイントBの上方に達するように往復旋回し、且つ各ポイントA1〜A3、Bにて旋回動作を停止するようになっている。
また、旋回アーム51〜53はいずれも、旋回途中で、一旦停止するように構成されている。一旦停止する位置を含めて旋回アーム51〜53の動作タイミングに関しては後段で説明する。
[センシング機構]
図1に示すように、センシング機構91〜93は、旋回アーム51〜53が一旦停止する位置で且つ吸着ノズル4の下方に配置されている。すなわち、センシング機構91〜93は、旋回アーム51〜53の旋回軌道上であって、再配列ステージ6に近接して配置されている。
また、センシング機構91〜93は、吸着ノズル4に吸着されたLEDチップ1の画像を撮り込み、LEDチップ1の有無を含めてLEDチップ1の姿勢情報を取得するように構成されている。センシング機構91〜93は取得したLEDチップ1の姿勢情報を再配列プレート駆動機構61(後述)に送るようになっている。
[再配列ステージ]
図3に示すように、再配列ステージ6は、再配列ステージ6をX軸及びY軸方向に移動自在な可動ステージであって、再配列プレート駆動機構61が付設されている。本実施形態では、再配列プレート駆動機構61により再配列ステージ6をピッチ移動させ、再配列プレート10の貼り付け対象スペースを、予め決められた貼り付けポイントBに位置させるようになっている。
再配列プレート駆動機構61は再配列ステージ6をピッチ移動させる際、センシング機構91〜93から送られたLEDチップ1の姿勢情報を反映するようになっている。さらに、図3に示すように、再配列ステージ6上方にはプレース側の画像処理機構62が設置されている。画像処理機構62の役割については、後段の動作の部分で述べる。
[再配列プレート交換機構]
図1、図3に示す再配列プレート交換機構14は、2つの再配列ステージ6を切り替えるために、再配列ステージ6をX軸及びY軸方向に独立して移動させる機構である。再配列プレート交換機構14において、再配列ステージ6のX軸及びY軸方向の移動は、ピッチ移動といった小さな移動ではなく、図6に示すような大きな移動ストロークを取る。なお、図6では図中上方が前進方向、下方が後退方向とする。
[再配列プレート回収カセット]
図1に示すように、再配列プレート回収カセット15は、再配列プレート交換機構14とは独立して、その後方に配置されている。再配列プレート回収カセット15は、再配列プレート交換機構14からLEDチップ1の貼り付けが完了した再配列プレート10を回収するものである。
(2)動作
以上のような構成を有する本実施形態の動作について、図1、図4〜図6を参照して説明する。図4は本実施形態の動作の説明図、図5は旋回アーム51〜53の動作順序を示す説明図、図6は再配列プレート交換機構14の動作順序を示す平面図である。
なお、図4では、本実施形態の動作をブロック図にて示すと共に、3台の旋回アーム51〜53の旋回動作のタイミングのずれを示す説明図を示している。また、図4中の丸数字の1〜3は、ピックアップ又は貼り付け対象となる一番目〜三番目のLEDチップ1を示している。
[ウェハシート及び再配列プレートの供給]
図4に示すように、まず、ウェハ収納カセット11、12からウェハシート2をウェハ保持ステージ31〜33に供給し、再配列プレート10を再配列ステージ6に供給し、載置しておく。この時、旋回アーム51〜53は、吸着ノズル4がピックアップポイントA1〜A3上方に位置した位置で待機している。
[ウェハシートの初期位置決め]
続いて、ウェハ保持ステージ31〜33では、ウェハシート2の初期位置決めを行う。ウェハシート2の初期位置決めは、ピックアップ側の画像処理機構81〜83が、ウェハシート2上のLEDチップ1の画像の撮り込み、撮り込んだLEDチップ1の画像を基準にして平行(θ)を出し、ウェハ駆動機構71〜73が前記θの角度分だけウェハ保持ステージ31〜33を振ることで実施する。
また、画像処理機構81〜83では、LEDチップ1の画像の撮り込みや、平行(θ)出しに加えて、LEDチップ1のランクに関するМAPの作成、ウェハ保持ステージ31〜33のピッチ移動時のアライメント、ウェハシート2のバーコード読み取りなどを行う。なお、画像処理機構81〜83によるLEDチップ1のランクに関するМAP作成に関しては、ウェハМAPのズレ防止処理に寄与することができる。
すなわち、LEDチップ1のランクに関する配列情報は通常、分類МAPデータとして既知なので、この既知の配列情報と、画像処理機構81〜83の作成したМAPとを照合する。これにより、実際のLEDチップ1のランク別の配列状態と、ランクデータとを一致させ、実際のLEDチップ1の配列状態に対するウェハМAPのズレを防ぐことができる。上記のウェハМAPのズレ防止処理は、本実施形態の起動時、または、ウェハ駆動機構71〜73により稼働するウェハ保持ステージ31〜33のいずれか1つが停止している時に(他の2つは稼働させつつ)、実行するようになっている。
[吸着ノズルのピックアップ動作及び旋回アームの旋回動作(往路)]
上記の状態から、旋回アーム51〜53の吸着ノズル4がピックアップ動作を開始する。なお、下記の各動作の所要時間は一例であって、その設定は各部の動作速度を変更すれば、それに伴って適宜決定される。
また、以下の説明では、吸着ノズル4のピックアップ動作を順次ずらして始める例を示しているが、他の態様も可能である。例えば、本実施形態の動作スタート時において、旋回アーム51〜53の各吸着ノズル4が同時にピックアップ動作を実施し、旋回アーム51〜53の旋回動作(往路)途中の一旦停止時間を調整するようにしても良い。
まず、ノズル駆動機構41の駆動力を受けて旋回アーム51先端の吸着ノズル4がピックアップポイントA1まで下降し、LEDチップ1を吸着した後、吸着ノズル4がピックアップポイントA1から上昇する。このようなピックアップ動作が終わった後、旋回アーム51が旋回動作(往路)を開始する。
旋回アーム51の旋回動作を開始してから25ms経過した後、ノズル駆動機構41の駆動力を受けて旋回アーム52先端の吸着ノズル4がピックアップポイントA2まで下降する。そして、吸着ノズル4はLEDチップ1を吸着してピックアップポイントA2から上昇して、旋回アーム52が旋回動作(往路)を開始する。
さらに、旋回アーム52の旋回動作を開始してから25ms経過した後、ノズル駆動機構41の駆動力を受けて、旋回アーム53の吸着ノズル4がピックアップポイントA3まで下降し、LEDチップ1を吸着する。その後、吸着ノズル4はピックアップポイントA3から上昇して、旋回アーム53が旋回を開始する。なお、吸着ノズル4の昇降動作を含めて、ピックアップ動作の所要時間は75msとする。
このように、吸着ノズル4によるピックアップ動作の開始タイミングをずらして、3本の旋回アーム51〜53が順次旋回動作を行う。旋回アーム51〜53はいずれも、旋回途中で、一旦停止する。一旦停止を含めて、本実施形態における旋回アーム51〜53の動作順序は、図5の(A)〜(C)に示すようになっている。
図5の(A)に示すように、旋回アーム51が一旦停止位置X2から旋回動作完了位置X3に向かって旋回する時、旋回アーム52は旋回動作開始位置Y1から一旦停止位置Y2まで旋回し、旋回アーム53は旋回動作完了位置Z3から旋回動作開始位置Z1に戻る。
また、旋回アーム51が旋回動作完了位置X3から旋回動作開始位置X1に戻る時は、旋回アーム52は一旦停止位置Y2から旋回動作完了位置Y3に旋回し、旋回アーム53は旋回動作開始位置Z1から一旦停止位置Z2に旋回する(図5の(B)参照)。
さらに、旋回アーム51が旋回動作開始位置X1から一旦停止位置X2に旋回する時、旋回アーム52は旋回動作完了位置Y3から旋回動作開始位置Y1に戻り、旋回アーム53は一旦停止位置Z2から旋回動作完了位置Z3に旋回に旋回する(図5の(C)参照)。
なお、各旋回アーム51〜53における旋回動作開始位置X1、Y1、Z1では、各旋回アーム51〜53の吸着ノズル4はピックアップポイントA1〜A3の上方に位置しており、各旋回アーム51〜53における旋回動作完了位置X3、Y3、Z3は、各旋回アーム51〜53の吸着ノズル4が貼り付けポイントBの上方に位置している。また、各旋回アーム51〜53における一旦停止位置X2、Y2、Z2には、各旋回アーム51〜53の吸着ノズル4下方にセンシング機構91〜93を配置している。
[センシング機構による画像処理]
ところで、旋回アーム51〜53の旋回動作が停止しているので、吸着ノズル4下方のセンシング機構91〜93は、停止中の吸着ノズル4に吸着されたLEDチップ1の画像を容易に撮り込むことができる。
したがって、センシング機構91〜93は、LEDチップ1の有無及びLEDチップ1の姿勢情報を確実に取得する。センシング機構91〜93は取得したLEDチップ1の姿勢情報を再配列プレート駆動機構61に送り、再配列プレート駆動機構61はLEDチップ1の姿勢情報を反映させつつ、再配列ステージ6をピッチ移動させる。尚、センシングの手段としては、カメラによる画像処理の他に各種センサーを使用することができる。
上記のセンシング終了後、旋回アーム51〜53は旋回動作を再開して、吸着ノズル4が貼り付けポイントBの上方に達した時点で停止する。旋回アーム51〜53の旋回動作(往路)の所要時間は、一旦停止の時間を含めて110msとする。
[吸着ノズルの貼り付け動作及び旋回アームの旋回動作(復路)]
続いて、ノズル駆動機構41により、吸着ノズル4が貼り付けポイントBまで下降し、LEDチップ1の吸着を解除することにより、再配列プレート10の貼り付け対象スペースにLEDチップ1を貼り付ける。その後、吸着ノズル4はノズル駆動機構41により貼り付けポイントBから上昇する。
このようなLEDチップ1の貼り付け動作の所要時間は、吸着ノズル4の下降から上昇までで40msとする。そして、旋回アーム51〜53は旋回動作(復路)を開始して、吸着ノズル4がピックアップポイントA1〜A3上方に位置に達した時点で、旋回動作(復路)を完了する。
なお、吸着ノズル4が貼り付けポイントBの上方に達した時点では、プレース側の画像処理機構62が、次のような画像処理を実施する。すなわち、LEDチップ1を貼り付ける前の再配列プレート10の状態チェック(より具体的には、異物の有無の確認や、既にLEDチップ1が貼り付けられていないかという確認)を行っている。さらに、画像処理機構62は、貼り付け後のLEDチップ1のチェック(LEDチップ1の有無や姿勢の確認、隣接するLEDチップ1との距離の確認)なども行う。
[貼り付け動作の開始タイミングのずれ]
吸着ノズル4がLEDチップ1に対するピックアップ動作を開始してから、旋回アーム51〜53の旋回動作における所要時間に関してまとめると、最初に旋回動作を始める旋回アーム51において、吸着ノズル4がピックアップ動作を開始してから、貼り付け動作を終えるまでには、225msかかる(75ms+110ms+40ms)。
次に旋回動作を始める旋回アーム52では、25ms遅れて吸着ノズル4がピックアップ動作を開始する。つまり、旋回アーム51における吸着ノズル4のピックアップ動作開始を起点とすると、旋回アーム52の旋回動作(往路)の完了、すなわちLEDチップ1の貼り付け動作の開始までには、285msかかることになる(75ms+25ms+75ms+110ms)。
したがって、先に旋回する旋回アーム51の吸着ノズル4が貼り付け動作を終えてから、二番目に旋回する旋回アーム52の吸着ノズル4が貼り付け動作を始めるまでには285ms−225ms=60ms経過している。このため、旋回アーム51、52は高速で旋回動作を実施しているにせよ、万が一にも、再配列プレート10付近で旋回アーム51と旋回アーム52が衝突する心配はない。同様のことが、旋回アーム52と旋回アーム53、旋回アーム53と旋回アーム51に関しても言える。
[再配列プレートの交換]
1枚の再配列プレート10において、LEDチップ1の貼り付け処理が済むと、再配列プレート交換機構14が2つの再配列ステージ6を切り替える。なお、図6では図中上方が前進方向、下方が後退方向となる。
まず図6の(a)に示すように、LEDチップ1の貼り付け処理が済んだ再配列プレート10(以下、図6では再配列済みプレート10Aとする)は、再配列位置14aにある。
また、これからLEDチップ1の貼り付け処理を行う再配列プレート10(以下、図6では新プレート10Bとする)は前記再配列位置14a後方の回収位置14bにある。この状態から、再配列済みプレート10Aは図6中の右方向に移動し、新プレート10Bは図6中の左方向に移動する(図6の(b)に図示)。
続いて、再配列済みプレート10Aは後退し、新プレート10Bは前進する(図6の(c)に図示)。最後に、再配列済みプレート10Aは図6中の左方向に移動して回収位置14bに達し、新プレート10Bは図6中の右方向に移動して再配列位置14aに達する(図6の(d)に図示)。
[再配列プレートの回収]
再配列済みプレート10Aが回収位置14bにある時、再配列プレート回収カセット15がこれを回収する。再配列プレート回収カセット15は再配列プレート交換機構14とは独立して設けられているので、旋回アーム51〜53の旋回動作や、吸着ノズル4による貼り付け動作とは無関係に、再配列済みプレート10Aを確実に回収可能である。
[ウェハシートの回収]
一方、1枚のウェハシート2において、LEDチップ1のピックアップが完了すると、ウェハ収納カセット11、12はウェハ保持ステージ31〜33からウェハシート2を回収して、新しいウェハシート2をウェハ保持ステージ31〜33へ供給する。
(3)作用効果
以上のような本実施形態によれば、3台の旋回アーム51〜53によりLEDチップ1を順次搬送することで、LEDチップ1の搬送量を3倍に増やすことができる。
しかも、吸着ノズル4によるピックアップ動作や貼り付け列動作、旋回アーム51〜53の旋回動作の速度を速める必要がないので、LEDチップ1のピックアップミスや貼り付けミスを回避することができる。さらにはLEDチップ1及び再配列プレート10へのダメージも無い。したがって、安定した動作精度を発揮することができ、信頼性の向上に寄与することができる。
また、本実施形態では、動作のスピードアップを意図しておらず、各動作速度を高める必要がないので、ピックアップ動作に要する時間にゆとりがある。したがって、ウェハ保持ステージ31〜33において、ウェハ駆動機構71〜73によるウェハシート2の移動時間を十分に長く設定することが可能となる。
その結果、ウェハシート2上に配列されたLEDチップ1の分布状態により、ウェハ駆動機構71(72、73)によるウェハシート2の移動時間が変動しても、その影響は、3台の旋回アーム51〜53が順次旋回動作を実施する間に吸収することができる。つまり、LEDチップ1の分類処理に際して、ウェハシート2上のLEDチップ1の分布状態による影響を受け難くするといった効果がある。
また、本実施形態においては、センシング機構91〜93の取得したLEDチップ1の姿勢情報に基づいて、再配列プレート駆動機構61が再配列プレート6を移動させている。すなわち、搬送途中のLEDチップ1の姿勢情報をLEDチップ1の再配列に反映させることができ、貼り付け動作の精度向上を図ることができる。
しかも本実施形態では、1台のウェハ収納カセット12を移動させながら、2台のウェハ保持ステージ32、33に対してウェハシート2を供給し、もう1台のウェハ収納カセット11がウェハ保持ステージ31へウェハシート2を供給している。すなわち、3台のウェハ保持ステージ31〜33に対し2台のウェハ収納カセット11、12にてウェハシート2の交換を行っている。このため、ウェハ収納カセットを3台設けた場合と比べて、装置の占有スペースを縮小することができる。
さらに、本実施形態においては、ウェハ駆動機構71〜73によるウェハ保持ステージ31〜33の稼働が停止している時に、画像処理機構81〜83によってLEDチップ1の画像を撮り込み、МAPデータを作成することが可能である。このため、ウェハ保持ステージ31〜33の稼働中に(しかも残りの2つのウェハ保持ステージ31〜33は稼働させながら)、既知の分類МAPデータと、画像処理機構81〜83の作成したМAPとの照合によるウェハМAPのズレ防止処理を実行可能である。これにより、分類処理の効率化が一層向上する。
また、ウェハ収納カセット12はウェハ保持ステージ32あるいは33へのウェハシート2の供給タイミングを択一的に実施するので、3台のウェハ保持ステージ31〜33に対するウェハシート2の交換を、同時に行うといった状況に陥ることがない。このため、全ての旋回アーム51〜53が同時に動作を停止することがなく、少なくとも1台の旋回アーム51〜53は動作を継続することができ、分類処理の高速化に寄与することができる。
さらに、本実施形態では、再配列プレート回収カセット15による再配列済みプレート10Aの回収と同時に、新プレート10Bに対するLEDチップ1の貼り付け動作や、旋回アーム51〜53の旋回動作を実施可能である。これにより、作業効率を高めることができ、分類処理の更なる高速化が実現する。
(4)他の実施形態
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、各部材の構成や配置箇所、配置数などは適宜選択可能であり、例えば、図7に示すように、上記実施形態において、ウェハ保持ステージ31〜33に対応してウェハ収納カセット11〜13が3台あってもよい。また、旋回アーム51〜53の長さをそれぞれ変えることで、レイアウトの自由度を高めることが可能である。さらに、電子部品の搬送手段としては、上記のような旋回アーム51〜53に限らず、電子部品を直線的に搬送する方式であってもよく、搬送距離も適宜変更可能である。
また、旋回アーム51〜53の旋回途中の停止位置を再配列プレート10のごく直前に設定して、復路の旋回動作を行う旋回アーム51〜53が再配列プレート10から退避した直後に、停止していた旋回アーム51〜53を再度旋回させるようにしても良い。あるいは、旋回アーム51〜53は停止と再起動を行うのではなく、次のように旋回速度を調整することも可能である。すなわち、再配列プレート10の直前で旋回アーム51〜53を徐行させるように調整したり、または旋回アーム51〜53の旋回速度を抑え気味に設定しておき、再配列プレート10の直前に旋回速度を加速するように調整することもできる。
これらの実施形態によれば、旋回アーム51〜53による旋回動作(往路)の最終段階で、吸着ノズル4に吸着されたLEDチップ1は、再配列プレート10の直前から再配列プレート10までの短い距離を迅速に移動可能である。したがって、再配列プレート10に対するLEDチップ1の貼り付け動作を連続的に実施可能であり、時間的なロスがなく、作業効率の向上が図れる。
1…LEDチップ
2…ウェハシート
3、31〜33…ウェハ保持ステージ
4…吸着ノズル
41…ノズル駆動機構
5、51〜53…旋回アーム
6…再配列ステージ
61…再配列プレート駆動機構
62…画像処理機構(プレース側)
71〜73…ウェハ駆動機構
81〜83…画像処理機構(ピックアップ側)
91〜93…センシング機構
10…再配列プレート
10A…再配列済みプレート
10B…新プレート
11、12…ウェハ収納カセット
14…再配列プレート交換機構
15…再配列プレート回収カセット
A、A1〜A3…ピックアップポイント
B…貼り付けポイント

Claims (8)

  1. 未分類状態の電子部品が複数配列されたウェハシート上から、所定の分類情報に基づいて前記電子部品をピックアップし、ピックアップした前記電子部品を再配列プレート上に貼り付ける電子部品分類装置において、
    前記電子部品を前記ウェハシートから前記再配列プレートまで搬送する搬送手段を複数配置し、複数の前記搬送手段によって前記電子部品を順次搬送するように構成したことを特徴とする電子部品分類装置。
  2. 前記搬送手段は、電子部品の搬送途中における再配列プレートの直前にて、搬送動作を一旦停止し、別の前記搬送手段が前記再配列プレートから退避した直後に停止した搬送動作を再開するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の電子部品分類装置。
  3. 前記搬送手段による前記電子部品の搬送途中で電子部品の有無を含めてその姿勢情報を取得するセンシング手段と、
    前記電子部品を前記再配列プレートに貼り付ける際に前記再配列プレートを所望の位置に移動させる再配列プレート駆動手段とを備え、
    前記再配列プレート駆動手段は、前記センシング手段から得た情報に基づいて前記再配列プレートを所望の位置に移動させるように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品分類装置。
  4. 前記ウェハシートを別のウェハシートに交換するウェハシート交換手段を複数設け、
    前記ウェハ交換手段は、他のウェハ交換手段とはタイミングをずらしてウェハシートの交換作業を行うように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子部品分類装置。
  5. 前記ウェハシートを保持するウェハ保持手段を複数備え、
    前記ウェハシート交換手段は、複数の前記ウェハ保持手段に対して前記ウェハシートの交換作業を行うように構成したことを特徴とする請求項4に記載の電子部品分類装置。
  6. 再配列プレートを交換させる再配列プレート交換手段と、
    前記再配列プレート交換手段の交換した再配列プレートのうち前記電子部品の再配列作業の終了した再配列プレートを回収する再配列プレート回収手段とを設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子部品分類装置。
  7. 前記ウェハシート上の前記電子部品に関して、その配列情報を予めデータ化しておき、
    前記ウェハシートを所定の方向に移動させるウェハ駆動機構が付設されたウェハ保持手段が設けられ、
    前記ウェハ保持手段に近接して前記ウェハシート上の前記電子部品の画像を撮り込む画像処理機構が設置され、
    前記ウェハ駆動機構の動作が停止して前記ウェハ保持手段の稼働が停止状態にある時、前記画像処理機構は、前記ウェハシート上の前記電子部品の配列情報を撮り込み、撮り込んだ前記電子部品の配列情報と、予めデータ化しておいた既知の配列情報とを比較して、実際の前記電子部品の配列状態を把握するように構成されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子部品分類装置。
  8. 前記ウェハ保持手段が複数設けられ、
    少なくとも1台の前記ウェハ保持手段の稼働が停止状態にあって前記画像処理機構が前記ウェハシート上の前記電子部品の配列情報を撮り込んで実際の前記電子部品の配列状態を把握する時、少なくとも他の一台の前記ウェハ保持手段は、稼働を継続するように構成されたことを特徴とする請求項7に記載の電子部品分類装置。
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