JPWO2012018053A1 - 熱電発電装置 - Google Patents

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Abstract

熱エネルギ源で発生する温度差を効率良く利用して熱電変換により発電することができる熱電発電装置を提供する。この装置1は、高温の熱媒体2Hが流れる高温流路11、12と、低温の熱媒体2Lが流れる低温流路21、22と、温度差により発電する発電層30−1、30−2、30−3とを有する。高温流路11、12と低温流路21、22は、互いに同心状に交互に積層させて複数層ずつ形成されている。発電層30−1、30−2、30−3は、互いに隣接する高温流路11、12と低温流路21、22との間に設けられている。この装置1は、交互に配置された高温流路11、12と低温流路21、22とに挟まれた複数層の発電層30−1、30−2、30−3によって熱電変換による発電を行なうので、高温の熱媒体2Hと低温の熱媒体2Lとの温度差を効率良く利用して熱電発電を行うことができる。

Description

本発明は、熱電素子を用いて熱エネルギを電気エネルギに変換する技術に関し、より詳細には、熱機関やヒートポンプなどを熱エネルギ源とし、その熱エネルギ源で発生する温度差を利用して発電を行う技術に関する。
熱機関から排出される熱を利用して発電を行う技術は公知である。
その一例として、内管と外管との間に熱電変換素子からなる発電層を設け、その内管内にボイラーや内燃機関から高温の熱媒体(温水、蒸気、排ガス、等)を導入し、その内管と外管との温度差により発電を行う熱電発電モジュールを挙げることができる(特許文献1)。
特許文献1記載の技術によれば、高温の熱媒体が流れている内管の温度に対して外気と接触している外管の温度が低温になるため、両者間の温度差を利用して熱電変換により発電することができる。
特開平9−36439号公報(特許第2275410号)
しかし、特許文献1記載の技術では、内筒と外筒との間の唯一層の空間に配置された発電層のみによって熱電変換がなされるため、熱エネルギ源で発生する温度差を効率良く利用して熱電発電を行うことができない。また、特許文献1記載の技術では、高温の熱媒体と外気との比較的小さい温度差により熱電変換がなされるため発電効率が良くないという根本的な問題を有している。
本発明が解決しようとする課題は、熱エネルギ源で発生する温度差を効率良く利用して熱電変換により発電することができる熱電発電装置及び熱電発電方法を提供することにある。
[熱電発電装置(態様1)]
本発明の熱電発電装置は、
高温の熱媒体が流れる高温流路と、
前記高温の熱媒体よりも低温の熱媒体が流れる低温流路と、
温度差により発電する発電層とを有し、
前記高温流路と前記低温流路は、互いに同心状に交互に積層させて複数層ずつ形成され、
前記発電層は、互いに隣接する前記高温流路と前記低温流路との間に設けられていることを特徴としている。
この装置は、高温の熱媒体を高温流路に、低温の熱媒体を低温流路に、それぞれ流して、高温流路と低温流路との間に温度差を発生させることにより、高温流路と低温流路との間に設けられた発電層によって熱電変換による発電を行う。
この装置における前記発電層は、交互に配置された前記高温流路と前記低温流路とに挟まれた3複数層(多層)の発電層を構成している。
したがって、この装置によれば、複数層(多層)の発電層によって熱電変換による発電を行うことにより、熱エネルギ源で発生する温度差を従来よりも格段と効率良く利用して熱電発電を行うことができる。
この熱電発電装置において、
前記高温の熱媒体は、ヒートポンプにおける加圧された状態の熱媒体(圧縮機から膨張弁までの間の熱媒体)であり、
前記低温の熱媒体は、前記ヒートポンプにおける減圧された状態の熱媒体(膨張弁から圧縮機までの熱媒体)であることが望ましい。
この装置によれば、ヒートポンプを熱エネルギ源とし、そのヒートポンプという一つの系で発生する温度差すなわち、前記加圧された状態の熱媒体と前記減圧された状態の熱媒体との間の温度差を極めて効率良く利用して熱電発電を行うことができる。
この熱電発電装置において、
互いに隣接する前記高温流路と前記低温流路とが、互いの間に隙間を有する内外二重の流路壁で仕切られ、
前記発電層は、
内側の流路壁の外面に形成された内側電極と、
外側の流路壁の内面に形成された外側電極と、
前記内側電極と前記外側電極との間に電気的に接続され、両端に生ずる温度差で発電を行う複数個の熱電変換素子とを有していることが望ましい。
[熱電発電装置(態様2)]
本発明の別の態様の熱電発電装置は、
ヒートポンプ内の高温の熱媒体(加圧された状態の熱媒体)が流れる高温流路と、
前記ヒートポンプ内の前記高温の熱媒体よりも低温の熱媒体(減圧された状態の熱媒体)が流れる低温流路と、
温度差により発電する発電層とを有し、
前記高温流路と前記低温流路は、互いに積層させて形成され、
前記発電層は、前記高温流路と前記低温流路との間に設けられていることを特徴としている。
この装置によれば、ヒートポンプを熱エネルギ源に使用して熱電発電を行うことができる。複数層の発電層の使用によりヒートポンプから得られる熱エネルギの利用効率を高めることができる。そして、ヒートポンプという一つの系で発生する温度差すなわち、前記加圧された状態の熱媒体と前記減圧された状態の熱媒体との間の比較的大きな温度差を利用して効率良く熱電発電を行うことができる。
この熱電発電装置において、
互いに隣接する前記高温流路と前記低温流路とが、互いの間に隙間を有する内外二重の流路壁で仕切られ、
前記発電層は、
内側の流路壁の外面に形成された内側電極と、
外側の流路壁の内面に形成された外側電極と、
前記内側電極と前記外側電極との間に電気的に接続され、両端に生ずる温度差で発電を行う複数個の熱電変換素子とを有していることが望ましい。
[熱電発電装置(態様3)]
第1ヒートポンプの放熱部と第2ヒートポンプの吸熱部とを互いに熱的に接続してなるヒートポンプシステムにおける第2ヒートポンプ内の高温の熱媒体(加圧された状態の熱媒体)が流れる高温流路と、
前記第2ヒートポンプ内の前記高温の熱媒体よりも低温の熱媒体(減圧された状態の熱媒体)が流れる低温流路と、
温度差により発電する発電層とを有し、
前記高温流路と前記低温流路は、互いに積層させて形成され、
前記発電層は、前記高温流路と前記低温流路との間に設けられていることを特徴としている。
この装置は、第2ヒートポンプを熱エネルギ源に使用し、第2ヒートポンプで発生する温度差すなわち、加圧された状態の熱媒体と減圧された状態の熱媒体との間の温度差を利用して熱電発電を行う。第2ヒートポンプは、その吸熱部が第1のヒートポンプの放熱部と熱的に接触しているため、第2のヒートポンプを単独で運転した場合と比較して、高温の熱媒体と低温の熱媒体との間に大きな温度差を発生させることができる。
この装置は、複数層の発電層を使用するため、第2ヒートポンプから得られる熱エネルギを高効率で利用でき、且つ、第2のヒートポンプに発生する大きな温度差を熱電変換に利用できるため、高効率の熱電発電を実現できる。
[熱電発電方法(態様1)]
本発明の熱電発電方法は、
高温の熱媒体が流れる高温流路と、前記高温の熱媒体よりも低温の熱媒体が流れる低温流路とを互いに同心状に交互に積層させて複数層ずつ形成するとともに、互いに隣接する前記高温流路と前記低温流路との間に、温度差により熱電発電する発電層を設けて発電を行うことを特徴としている。
この方法では、高温の熱媒体を高温流路に、低温の熱媒体を低温流路に、それぞれ流して、高温流路と低温流路との間に温度差を発生させることにより、高温流路と低温流路との間に設けられた発電層によって熱電変換による発電を行う。
この方法で用いる前記発電層は、交互に配置された前記高温流路と前記低温流路とに挟まれた3複数層(多層)の発電層を構成している。
したがって、この方法によれば、複数層(多層)の発電層によって熱電変換による発電を行うことにより、熱エネルギ源で発生する温度差を従来よりも格段と効率良く利用して熱電発電を行うことができる。
この熱電発電方法において、
前記高温の熱媒体は、ヒートポンプにおける加圧された状態の熱媒体(圧縮機から膨張弁までの間の熱媒体)であり、
前記低温の熱媒体は、前記ヒートポンプにおける減圧された状態の熱媒体(膨張弁から圧縮機までの熱媒体)であることが望ましい。
この方法によれば、ヒートポンプを熱エネルギ源とし、そのヒートポンプという一つの系で発生する温度差すなわち、前記加圧された状態の熱媒体と前記減圧された状態の熱媒体との間の温度差を極めて効率良く利用して熱電発電を行うことができる。
[熱電発電方法(態様2)]
本発明の別の態様の熱電発電方法は、
ヒートポンプ内の高温の熱媒体(加圧された状態の熱媒体)が流れる高温流路と、前記ヒートポンプ内の前記高温の熱媒体よりも低温の熱媒体(減圧された状態の熱媒体)が流れる低温流路とを互いに積層させて形成するとともに、前記高温流路と前記低温流路との間に温度差により熱電発電する発電層を設けて発電を行うことを特徴としている。
この方法によれば、ヒートポンプを熱エネルギ源とし、そのヒートポンプという一つの系で発生する温度差すなわち、前記加圧された状態の熱媒体と前記減圧された状態の熱媒体との間の比較的大きな温度差を利用して効率良く熱電発電を行うことができる。
[熱電発電方法(態様3)]
第1ヒートポンプの放熱部と第2ヒートポンプの吸熱部とを互いに熱的に接続してなるヒートポンプシステムにおける第2ヒートポンプ内の高温の熱媒体(加圧された状態の熱媒体)が流れる高温流路と、前記第2ヒートポンプ内の前記高温の熱媒体よりも低温の熱媒体(減圧された状態の熱媒体)が流れる低温流路とを互いに積層させて形成するとともに、前記高温流路と前記低温流路との間に温度差により熱電発電する発電層を設けて発電を行うことを特徴としている。
この方法では、第2ヒートポンプを熱エネルギ源に使用し、第2ヒートポンプで発生する温度差すなわち、加圧された状態の熱媒体と減圧された状態の熱媒体との間の温度差を利用して熱電発電を行う。第2ヒートポンプは、その吸熱部が第1のヒートポンプの放熱部と熱的に接触しているため、第2ヒートポンプを単独で運転した場合と比較して、高温の熱媒体と低温の熱媒体との間に大きな温度差を発生させることができる。
したがって、この方法によれば、第2ヒートポンプを熱エネルギ源とし、第2ヒートポンプという一つの系に発生する大きな温度差を利用して効率良く熱電発電を行うことができる。
本発明によれば、熱エネルギ源となる一つの系で発生する温度差を効率良く利用して熱電発電を行うことができる。
(A):本発明の実施の形態を例示する断面図 (B):(A)のB−B断面図 本発明の別の実施の形態を例示する断面図 本発明の更に別の実施の形態を例示する断面図
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1実施形態]
図1に示す熱電発電装置1は、その内部を高温の熱媒体2Hが通過する第1流路体10と、その内部を低温の熱媒体2Lが通過する第2流路体20と、温度差により発電する第1乃至第3発電層30−1、30−2、30−3とを有している。
第1流路体10は、電気的絶縁材で形成された管体である。第1流路体10は、高温の熱媒体2Hが流入する入口10aと、高温の熱媒体2Hが流出する出口10bと、第1及び第2の高温流路11、12と、入口10aから流入した高温の熱媒体2Hを第1及び第2高温流路11、12に分岐させる分岐部13と、第1及び第2高温流路11、12を通過した高温の熱媒体2Hを合流させて出口10bに導く合流部14と、を有している。
第1高温流路(内側高温流路)11は、熱媒体2Hの流れの方向に対する垂直断面が正方形の直線状の流路である。
第2高温流路(外側高温流路)12は、第1高温流路11の外側に同心状に形成されている。第2高温流路12は、第1高温流路11と対角方向を一致させた正方形の環状断面を有する流路である。
第2流路体20は、電気的絶縁材で形成された管体である。第1流路体20は、低温の熱媒体2Lが流入する入口20aと、低温の熱媒体2Lが流出する出口20bと、第1及び第2の低温流路21、22と、入口20aから流入した低温の熱媒体2Lを第1及び第2低温流路21、22に分岐させる分岐部23と、第1及び第2低温流路21、22を通過した低温の熱媒体2Lを合流させて出口20bに導く合流部24と、を有している。
第1低温流路(内側低温流路)21は、熱媒体2Lの流れの方向に対する垂直断面が正方形の環状断面である環状流路である。第1低温流路21は、第1高温流路11と第2高温流路12との中間位置に、両流路11、12と対角方向を一致させて形成されている。
第2低温流路(外側低温流路)22は、第1低温流路21の外側に同心状に形成されている。第2低温流路22は、第1低温流路21と対角方向を一致させた正方形の環状断面を有する流路である。第2低温流路22は、第2高温流路12の外側に、当該流路12と対角方向を一致させて形成されている。
第1発電層30−1は、第1高温流路11の流路壁41の外面に形成された内側電極51と、第1低温流路21を区画している内側の流路壁42の内面に形成された外側電極52と、内側電極51と外側電極52との間に電気的に接続され、両端に生ずる温度差で発電を行う複数個の熱電変換素子55とを有している。
第2発電層30−2は、第1低温流路21を区画している外側の流路壁43の外面に形成された内側電極51と、第2高温流路12を区画している内側の流路壁44の内面に形成された外側電極52と、内側電極51と外側電極52との間に電気的に接続され、両端に生ずる温度差で発電を行う複数個の熱電変換素子55とを有している。
第3発電層30−3は、第2高温流路12を区画している外側の流路壁45の外面に形成された内側電極51と、第2低温流路22を区画している内側の流路壁46の内面に形成された外側電極52と、内側電極51と外側電極52との間に電気的に接続され、両端に生ずる温度差で発電を行う複数個の熱電変換素子55とを有している。
第1乃至第3発電層30−1、30−2、30−3の内側電極51同士、外側電極52同士は、それぞれ配線56、57で電気的に接続されている。そして、各配線56、57から延びる一対の出力端子56a、57aが第2流路体20の外に設けられている。第1乃至第3発電層30−1、30−2、30−3で発電された電力は、一対の出力端子56a、57aから一括して取り出される。
第1乃至第3発電層30−1、30−2、30−3における内側電極51及び外側電極52と熱電変換素子55との接続の仕方は任意である。全ての熱電変換素子55を電気的に互いに並列に接続した形態、全ての熱電変換素子55を電気的に直列に接続した形態、直列接続と並列接続とを組み合わせた直並列接続の形態など、いずれの形態も採用可能である。
上記のように構成された第1実施形態の熱電発電装置1は、高温の熱媒体2Hを第1流路体10に、低温の熱媒体2Lを第2流路体12に、それぞれ流して、第1流路体10の高温流路11、12と第2流路体12の低温流路21、22との間に温度差を発生させることにより、高温流路11、12と低温流路21、22との間に設けられた発電層30−1、30−2、30−3によって熱電変換による発電を行う。
この熱電発電装置1によれば、交互に配置された高温流路11、12と低温流路21、22とに挟まれた3層の発電層30−1、30−2、30−3によって熱電変換による発電が行なわれるので、高温の熱媒体2Hと低温の熱媒体2Lとの温度差を効率良く利用して熱電発電を行うことができる。
この熱電発電装置1は、その熱エネルギ源としてヒートポンプを利用することができる。すなわち、高温の熱媒体2Hとして、ヒートポンプにおける加圧された状態の熱媒体(圧縮機から膨張弁までの間の熱媒体)を、低温の熱媒体2Lとして、当該ヒートポンプにおける減圧された状態の熱媒体(膨張弁から圧縮機までの熱媒体)を使用するのである。
この熱電発電装置1によれば、3層の発電層30−1、30−2、30−3を使用することにより熱エネルギの利用効率を高め、且つ、ヒートポンプという一つの系で発生する温度差すなわち、加圧された状態の熱媒体(高温の熱媒体2H)と減圧された状態の熱媒体(低温の熱媒体2L)との間の比較的大きな温度差を利用して、極めて効率良く熱電発電を行うことができる。
なお、上記の例では、3層構造の発電層を有する装置構成について説明したが、発電層の層数は任意である。2層構造の発電層を有する熱電発電装置も、4層以上の発電層を有する熱電発電装置も、本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記の例では、第1高温流路11の断面が正方形であり、その他の流路12、21、22の断面が正方形の環状断面であるとしたが、流路の断面形状は正方形に限定されない。長方形でも円形でもよい。
[第2実施形態]
図2は、本発明の熱電発電装置50をヒートポンプシステム60と一体化させた例を示している。ヒートポンプシステム60は、2系統のヒートポンプ61、62を有している。各系統のヒートポンプ61、62は、圧縮機71、放熱部72、膨張弁73、及び吸熱部74を、冷媒管75によりループ状に連結して概略構成されている。そして、一方のヒートポンプ(第1ヒートポンプ)61の放熱部72と他方のヒートポンプ(第2ヒートポンプ)62の吸熱部74とが互いに熱的に接続されている。
第2ヒートポンプ62の冷媒管75は、内管76と、内管76の外側に同心状に設けられた外管77と、内管76と外管77との間に同心状に設けられた中管78とで構成される三層管構造の部分63を有している。内管76の内部は、圧縮機71で圧縮された冷媒(高温の熱媒体)2Hが通過する高温流路81を成している。外管77と中管78との間の空間は、膨張弁73で膨張した冷媒(低温の熱媒体)2Lが通過する低温流路82を成している。そして、三層管構造の部分63の内管76と中管78との間に、温度差により発電する発電層80が設けられている。
発電層80は、内管(流路壁)76の外面に形成された内側電極51と、中管(流路壁)78の内面に形成された外側電極52と、内側電極51と外側電極52との間に電気的に接続され、両端に生ずる温度差で発電を行う複数個の熱電変換素子55とを有している。内側電極51同士、外側電極52同士は、それぞれ図示しない配線で電気的に接続されている。そして、各配線から図示しない出力端子が外管77の外部に引き出されている。
上記のように構成された熱電発電装置50は、第2ヒートポンプ62を熱エネルギ源に使用し、第2ヒートポンプ62という一つの系で発生する温度差すなわち、加圧された状態の熱媒体(高温の熱媒体2H)と減圧された状態の熱媒体(低温の熱媒体2L)との間の温度差を利用して熱電発電を行う。第2ヒートポンプ62は、その吸熱部74が第1のヒートポンプ62の放熱部72と熱的に接触しているため、第2のヒートポンプ62を単独で運転した場合と比較して、高温の熱媒体2Hと低温の熱媒体2Lとの間に大きな温度差を発生させることができる。
したがって、この熱電発電装置50は、発電層80を唯一層しか有していないが、第2のヒートポンプ62に発生する大きな温度差を熱電変換に利用できるため、高効率の熱電発電を実現できる。
なお、ヒートポンプを3系統以上熱的に多段接続し、最終段のヒートポンプすなわち、最終的にその前段のヒートポンプの放熱部から受熱するヒートポンプに熱電発電装置50を組み込むことにより、当該最終段のヒートポンプで発生する更に大きな温度差を利用して、より高効率の熱電発電を実現できる。
[第3実施形態]
図3は、2系統のヒートポンプ91、92からなるヒートポンプシステム90を熱エネルギ源として使用する熱電発電システムの構成例を示している。各ヒートポンプ91、92は、図2に示した第2ヒートポンプ82と同一構成であり、各ヒートポンプ91、92にそれぞれ熱電発電装置50(50−1、50−2)が一体的に設けられている。そして、第1ヒートポンプ91の放熱部72と第2ヒートポンプ92の吸熱部74とが互いに熱的に接続されている。
この熱電発電システムによれば、第2ヒートポンプ92で発生する温度差を利用して熱電発電を行うと同時に、第1ヒートポンプ91で発生する温度差を利用して熱電発電を行うことができる。第1ヒートポンプ91で発生する温度差は、第2ヒートポンプ92で発生する温度差よりも小さいため、第1ヒートポンプ91に設けられた熱電発電装置50−1の発電効率は第2ヒートポンプ92に設けられた熱電発電装置50−2の発電効率よりも低いが、両熱電発電装置50−1、50−2を使用することにより、第2ヒートポンプ92に設けられた熱電発電装置50−2のみ使用した場合と比較して、格段と大きな発電能力を実現することができる。
ヒートポンプを3系統以上熱的に多段接続し、各段のヒートポンプに熱電発電装置50を組み込んで発電システムを構成すれば、更に大きな発電能力を実現することが可能である。
[第4実施形態]
第2及び第3実施形態において、熱電発電装置50(50−1、50−2)の代わりに、第1実施形態の熱電発電装置1を使用する。
この構成によれば、3層の発電層30−1、30−2、30−3を使用することにより熱エネルギの利用効率を高めることができるので、ヒートポンプを複数系統熱的に接続してなるヒートポンプシステムで発生する大きな温度差を利用して、極めて効率良く熱電発電を行うことができる。
本発明の熱電発電装置及び熱電発電方法によれば、その内部に高温部と低温部(高温部よりも低温の部分)を有する各種電気機器の省エネルギ化に利用可能である。たとえば、これを空調機、給湯器、洗濯機などヒートポンプを用いた電気機器に適用することにより、当該機器内のヒートポンプで生じる温度差を利用して効率良く発電することができる。そして、その発電により得られた電力を当該機器自体で利用することにより、極めてエネルギ効率の高い機器を実現できる。
また、本発明の熱電発電装置を既存のヒートポンプの配管に装着できるようモジュール化しておけば、これをヒートポンプを用いた電気機器に後付けで装着することにより、当該電気機器のエネルギ効率を向上させることができる。
本発明の熱電発電装置及び熱電発電方法は、原子力発電所、火力発電所、地熱発電所など、高温蒸気を発電に使用するシステムを熱エネルギ源として発電を行うことも可能である。たとえば、原子力発電所を熱エネルギ源として利用する場合、タービンを通過した高温蒸気を高温の熱媒体として高温流路に通し、海水を低温の熱媒体として低温流路に通すことにより、両者の大きな温度差を利用して熱電発電を行うことができる。また、燃料の崩壊熱により加熱された高温の蒸気などを高温の熱媒体として使用することも可能である。したがって、原子炉停止状態においても熱電発電が可能である。
また、本発明の熱電発電装置及び熱電発電方法は、データセンタを熱エネルギ源として発電を行うことも可能である。すなわち、データセンタ内のサーバやストレージで発生した熱により加熱された空気を高温の熱媒体として高温流路に通し、水(海水、地下水、河川の水、等)や外気を低温の熱媒体として低温流路に通すことにより、両者の温度差を利用して熱電発電を行うことができる。この熱電発電により得られた電力をデータセンタで消費することにより、データセンタの省エネルギ化を促進できる。
1 熱電発電装置
2H 高温の熱媒体
2L 低温の熱媒体
10 第1流路体
11 第1高温流路
12 第2高温流路
20 第2流路体
21 第1低温流路
22 第2低温流路
30−1 第1発電層
30−2 第2発電層
30−3 第3発電層
41 流路壁
42 流路壁
43 流路壁
44 流路壁
45 流路壁
46 流路壁
51 内側電極
52 外側電極
55 熱電変換素子
56 配線
57 配線
60 ヒートポンプシステム
61 第1ヒートポンプ
62 第2ヒートポンプ
80 発電層
90 ヒートポンプシステム
91 第1ヒートポンプ
92 第2ヒートポンプ

Claims (6)

  1. 高温の熱媒体が流れる高温流路と、
    前記高温の熱媒体よりも低温の熱媒体が流れる低温流路と、
    温度差により発電する発電層とを有し、
    前記高温流路と前記低温流路は、互いに同心状に交互に積層させて複数層ずつ形成され、
    前記発電層は、互いに隣接する前記高温流路と前記低温流路との間に設けられている、熱電発電装置。
  2. 前記高温の熱媒体は、ヒートポンプ内の加圧された状態の熱媒体であり、
    前記低温の熱媒体は、前記ヒートポンプ内の減圧された状態の熱媒体である、請求項1の熱電発電装置。
  3. ヒートポンプ内の高温の熱媒体が流れる高温流路と、
    前記ヒートポンプ内の前記高温の熱媒体よりも低温の熱媒体が流れる低温流路と、
    温度差により発電する発電層とを有し、
    前記高温流路と前記低温流路は、互いに積層させて形成され、
    前記発電層は、前記高温流路と前記低温流路との間に設けられている、熱電発電装置。
  4. 高温の熱媒体が流れる高温流路と、前記高温の熱媒体よりも低温の熱媒体が流れる低温流路とを互いに同心状に交互に積層させて複数層ずつ形成するとともに、互いに隣接する前記高温流路と前記低温流路との間に温度差により熱電発電する発電層を設けて発電を行う、熱電発電方法。
  5. 前記高温の熱媒体は、ヒートポンプ内の加圧された状態の熱媒体であり、
    前記低温の熱媒体は、前記ヒートポンプ内の減圧された状態の熱媒体である、請求項4の熱電発電方法。
  6. ヒートポンプ内の高温の熱媒体が流れる高温流路と、前記ヒートポンプ内の前記高温の熱媒体よりも低温の熱媒体が流れる低温流路とを互いに積層させて形成するとともに、前記高温流路と前記低温流路との間に温度差により熱電発電する発電層を設けて発電を行う、熱電発電方法。
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