JPWO2012014551A1 - 分子間相互作用の検出装置及び検出方法 - Google Patents

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Abstract

反射スペクトルの検出精度を向上させる。リガンド16を有する検出器10と、白色光の発光を行う白色光源20と、受光する光の分光強度を検出する分光器30と、白色光源から検出器に白色光を伝達する第一の光伝達経路41と検出器から分光器に白色光の反射光を伝達する第二の光伝達経路42と白色光源から分光器に白色光を伝達する第三の光伝達経路43とを有する光伝達部40と、第一及び第二の光伝達経路による検出器での白色光の反射光の分光器への伝達を可能とする反射光受光状態と、第三の光伝達経路による白色光源から検出器への白色光の伝達を可能とする白色光受光状態とを切り換える切り換え部80と、切り換え部と分光器とを制御して、白色光受光状態と反射光受光状態のそれぞれにおいて分光強度を検出する制御を行う制御部50とを備えている。

Description

本発明は分子間相互作用の検出装置及び検出方法に関し、特に生体分子や有機高分子などの分子間相互作用を検出するための検出装置及び検出方法に関する。
従来、抗原抗体反応などの生体分子同士の分子間相互作用や、有機高分子同士の分子間相互作用などの結合の測定は、一般的に、放射性物質や蛍光体などの標識を用いることで行われてきた。この標識には手間がかかり、特にタンパク質への標識は方法が煩雑な場合や標識によりタンパク質の性質が変化する場合があった。近年では、生体分子や有機高分子間の結合を、簡便に標識を用いることなく直接的に検出する手段として、光学薄膜の干渉色変化を利用したRIfS方式(Reflectometric interference spectroscopy:反射型干渉分光法)が知られている。その基本原理は特許文献1や非特許文献1などに言及されている。
RIfS方式について簡単に説明すると、この方式では、図15A〜Cに示す検出器100が用いられる。図15Aに示すとおり、検出器100は基板102を有しており、基板102上に光学薄膜104が設けられている。この状態の検出器100に対し白色光を照射した場合、図16に示すとおり、白色光そのものの分光強度は実線106で表され、その反射光の分光強度は実線108で表される。照射した白色光とその反射光との各分光強度から反射率を求めると、図17に示すとおり、実線で表された反射スペクトル110が得られる。
分子間相互作用を検出するにあたっては、図15Bに示すとおり、光学薄膜104上にリガンド120が設けられる。光学薄膜104上にリガンド120を設けると、光学的厚さ112が変化して光路長が変化し、干渉波長も変化する。すなわち、反射光の分光強度分布のピーク位置がシフトし、その結果図17に示すとおり、反射スペクトル110が反射スペクトル122(点線部参照)にシフトする。この状態において、検出器100上にサンプル溶液を流し込むと、図15Cに示すとおり、検出器100のリガンド120とサンプル溶液中のアナライト130とが結合する。リガンド120とアナライト130とが結合すると、光学的厚さ112がさらに変化し、図17に示すとおり、反射スペクトル122が反射スペクトル132(1点鎖線部参照)にシフトする。そして、反射スペクトル122のピーク波長(ボトムピーク波長)と反射スペクトル132のボトムピーク波長との変化量を検出することにより、分子間相互作用を検出することができるようになっている。
ボトムピーク波長の変化の推移を経時的に観測すると、図18に示すとおり、時点140において、リガンド120によるボトムピーク波長の変化を確認することができ、時点142において、リガンド120とアナライト130との結合によるボトムピーク波長の変化を確認することができる。
特許第3786073号公報
Sandstrom et al, APPL.OPT., 24, 472, 1985
ところで、上記RIfS方式を利用した従来の分子間相互作用の測定装置は、一般に、反射光の検出を行う分光器が、光源から検出器の基板に反射された白色光を受光するようにその光の経路が形成されており、光源から直接的に白色光を受光する経路を備えていなかった。このため、反射スペクトルを求めるための基準となる白色光の分光強度の波長分布特性は、予め、装置組み立て調整時に測定したものをデータとして保有し(以下、基準データという)、実際の試験体検出時に基準データを読み出して反射スペクトルの算出に使用するのが実情である。
しかしながら、そのような予め用意された波長分布特性の基準データは、試験体検出時における光源の温度特性や経年劣化に対する光源強度の波長分布特性は加味されてはいないことから、当該基準データを用いて反射光の反射スペクトルを求めると光源の温度特性や経年劣化等の影響により、検出精度が低下すると言う問題が生じていた。
本発明は、分子間相互作用の検出時においてその検出精度の向上を図ることをその目的とする。
本発明の他の態様によれば、
リガンドを有する検出器と、
白色光の発光を行う白色光源と、
受光する光の分光強度を検出する分光器と、
前記白色光源から前記検出器に白色光を伝達する第一の光伝達経路と、前記検出器から前記分光器に前記白色光の反射光を伝達する第二の光伝達経路と、前記白色光源から前記分光器に白色光を伝達する第三の光伝達経路とを有する光伝達部と、
前記第一及び第二の光伝達経路による前記検出器での白色光の反射光の前記分光器への伝達を可能とする反射光受光状態と、前記第三の光伝達経路による前記白色光源から前記検出器への白色光の伝達を可能とする白色光受光状態とを切り換える切り換え部と、
前記切り換え部と前記分光器とを制御して、前記白色光受光状態と前記反射光受光状態のそれぞれにおいて分光強度を検出する制御を行う制御部とを備えることを特徴とする分子間相互作用の検出装置が提供される。
また、前記検出装置は、前記制御部の制御によって得られた前記白色光の分光強度と前記反射光の分光強度とに基づいて、一定の波長間隔ごとの反射率を算出して反射スペクトルを求める算出部を備えることができる。
さらに、前記検出装置の切り換え部は、位置切り換えが行われる遮蔽体により、前記第一の光伝達経路による光伝達の遮蔽状態と、前記二又は第三の光伝達経路による光伝達の遮蔽状態とを選択的に切り換え可能なシャッター機構とすることができる。
或いは、前記検出装置の切り換え部は、前記第一の光伝達経路による光伝達の遮蔽状態と、前記二又は第三の光伝達経路による光伝達の遮蔽状態とを選択的に切り換え可能な液晶フィルタとすることができる。
また、本発明の一態様によれば、
リガンドを有する検出器と、白色光の発光を行う白色光源と、受光する光の分光強度を検出する分光器と、前記白色光源から前記検出器に白色光を伝達する第一の光伝達経路と前記検出器から前記分光器に前記白色光の反射光を伝達する第二の光伝達経路と前記白色光源から前記分光器に白色光を伝達する第三の光伝達経路とを有する光伝達部とを備える検出装置を用いて分子間相互作用の検出を行う検出方法であって、
前記第一及び第二の光伝達経路により前記検出器での白色光の反射光を受光してその分光強度を前記分光器で検出する第1の検出工程と、
前記第1の検出工程に前後して、前記第三の光伝達経路により前記白色光源からの白色光を受光してその分光強度を前記分光器で検出する第2の検出工程と、
前記第1の検出工程と前記第2の検出工程によって得られた前記白色光の分光強度と前記反射光の分光強度とに基づいて、一定の波長間隔ごとの反射率を算出して反射スペクトルを求める算出工程とを備えることを特徴とする分子間相互作用の検出方法が提供される。
本発明によれば、光伝達部の第三の光伝達経路を用いて白色光源から分光器に白色光を伝達することができるので、検出器の反射光から分光強度を検出する際に、時を隔てることなく、基準となる白色光の分光強度も検出することができる。これにより、白色光源の温度変化や経年劣化の影響がほぼ等しい状態で白色光と反射光のそれぞれの分光強度を検出し、反射スペクトルを求めることができるため、計測精度を従来より向上させることが可能となる。
また、検出装置の切り換え部として、遮蔽体を用いたシャッター機構とした場合には、非遮蔽状態には遮蔽体が光伝達経路に対して待避している状態にあるため、切り換え部の存在が光の伝達の妨げとならず、良好な光伝達を実現することが可能となる。
また、検出装置の切り換え部として、液晶フィルタを用いる場合には、二つの光伝達経路の断面が複合的な構造を採る場合でも、任意の形状に応じた遮蔽領域を形成することができ、良好な光伝達経路の切り換えを実現することが可能である。
また、切り換えを行う二つの光伝達経路を離間して配置しなくとも、それぞれの光伝達経路の切り換えを実現することが可能である。
分子間相互作用の検出装置の概略構成を示す図面である。 装置の上枠及びカバーを外して内部構成を見える状態とした検出装置の右側面図である。 装置の上枠及びカバーを外して内部構成を見える状態とした検出装置の左側面図である。 分子間相互作用の検出装置のブロック構成図である。 検出器の概略構成を示す図面である。 第一の光ファイバと第二の光ファイバの結合された検出器側の端面を示す図面である。 第二の光ファイバと第三の光ファイバの結合された分光器側の端部を示す図面である。 白色光源及び切り換え部の構成を示す図面である。 検出装置が実行する分子間相互作用の検出方法の処理工程を概略的に示すフローチャートである。 リガンドとアナライトとの結合の様子を模式的に表した図面である。 検出により得られた反射スペクトルの線図である。 反射スペクトルを近似した高次関数の線図である。 第一の光ファイバ及び第三の光ファイバの途中に切り換え部を設けた例を示す図面である。 液晶フィルタを用いた切り換え部を設けた例を示す図面である。 第一の光ファイバ及び第三の光ファイバの途中に液晶フィルタを用いた切り換え部を設けた例を示す図面である。 第二の光ファイバと第三の光ファイバとをプリズムを用いて分光器に接続した例を示す図面である。 RIfS方式の概略を順番に説明した図面であり、基板上に光学薄膜が設けられた状態を示す。 RIfS方式の概略を順番に説明した図面であり、光学薄膜上にリガンドが設けられた状態を示す。 RIfS方式の概略を順番に説明した図面であり、リガンドとサンプル溶液中のアナライトとが結合した状態を示す。 波長と分光強度との概略的な関係を示すスペクトル例である。 波長と反射率との概略的な関係を示すスペクトル例である。 ボトムピーク波長の変化の概略的な推移を示すグラフである。
(分子間相互作用の検出装置の構成)
以下、図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態である分子間相互作用の検出装置1の構成を簡略的に図示した模式図、図2Aは装置の上枠及びカバーを外して内部構成を見える状態とした検出装置1の右側面図、図2Bは左側面図、図3は検出装置1の機能ブロック図である。
図1乃至図3に示すように、検出装置1は、主に、検出器10,白色光源20,分光器30,光伝達部40,切り換え部80,温度制御部90,制御装置50などから構成されている。
検出器10は基本的にはセンサーチップ12,フローセル14から構成されている。
図4に示すとおり、センサーチップ12は矩形状を呈したシリコン基板12aを有している。シリコン基板12a上にはSiN膜12b(窒化シリコン)が蒸着されている。SiN膜12bは光学薄膜の一例である。
フローセル14はシリコーンゴム製の透明な部材である。フローセル14には溝14aが形成されている。フローセル14をセンサーチップ12に密着させると、密閉流路14bが形成される(図1参照)。溝14aの両端部はフローセル14の表面から露出しており、一方の端部が送液部17に接続されてサンプル溶液が供給される流入口14cとして機能し、他方の端部は廃液部18に接続されてサンプル溶液の流出口14dとして機能するようになっている。
また、フローセル14の溝14aの底部にはリガンド16が結合されている(図1参照)。
検出器10では、センサーチップ12に対しフローセル14を貼り替え可能となっており、フローセル14はディスポーザブル(使い捨て)使用が可能となっている。センサーチップ12の表面には、シランカップリング剤などにより、表面修飾をおこなってもよく、この場合フローセル14の貼り替えが容易となる。
図1に示すとおり、フローセル14の上面であって密閉流路14bの上方には後述する第一及び第二の光ファイバ41,42の端部端面が密着して設置されている。
第一の光ファイバ41は、白色光源20から発せられた白色光をフローセル14まで導くためのものであり、白色光源20が点灯すると、その白色光が第一の光ファイバ41を介して密閉流路14bを照射する。
第二の光ファイバ42は、フローセル14から分光器30に光を導くためのものであり、白色光源20の白色光が密閉流路14bを照射した時の反射光を分光器30に導いて検出することを可能としている。
温度制御部90は、例えば、ペルチェ素子のような加温と冷却を行う温度調節素子と温度検出素子とからなり、これらは検出器10に併設される。そして、制御装置50が、後述するマイコン52を通じて温度検出素子により検出器10の温度を検出し、温度調節素子による加温又は冷却によって、設定温度となるように温度制御を実行する。
光伝達部40は、白色光源20からの白色光をフローセル14の密閉流路14bに導くための第一の光伝達経路としての第一の光ファイバ41と、第一の光ファイバ41からの白色光の照射による反射光をフローセル1の密閉流路14bから分光器30に導くための第二の光伝達経路としての第二の光ファイバ42と、白色光源20からの白色光を直接分光器30に導くための第三の光伝達経路としての第三の光ファイバ43とを備えている。
なお、上記「白色光を直接分光器30に導く」とは、白色光源20からの白色光がいずれかを経由して反射を行うことなく分光器30まで導くことを意味する(光ファイバの内部反射は除く)。
上記各光ファイバ41〜43は、いずれも微細ファイバを束ねた構造となっている。
そして、第一の光ファイバ41と第二の光ファイバ42のフローセル14側の端部は、図5に示すように、各々の微細ファイバが一つの束となるように複合的に寄り合わされている。即ち、第一の光ファイバ41を構成する微細ファイバ41aは、フローセル14側の端面において中央に分布し、第二の光ファイバ42を構成する微細ファイバ42aは第一の光ファイバ41の微細ファイバの束を取り囲むようにその周囲に分布している。なお、図5ではそれぞれの微細ファイバ41a,42aを識別できるように第一の光ファイバ41の微細ファイバのみ色彩を付して図示しているが実際にはいずれの微細ファイバ41a,42aとも無色透明である。
上記第二の光ファイバ42と第三の光ファイバ43の分光器30側の端部は、図6に示すように、当該分光器30の受光を行う接続ポートに接続されている。分光器30はその接続ポートを一つしか備えていないため、第二の光ファイバ42と第三の光ファイバ43とは、それぞれの端部を寄り合わせた状態で一体化して分光器30に接続されている。
この分光器30は、受光部で受光する光に含まれる一定の波長間隔ごとの光について光強度を検出し、分光強度として制御装置50に出力する。
上記第一の光ファイバ41と第三の光ファイバ43の白色光源20側の端部は、図7に示すように、当該白色光源20の二つの接続ポート23,24にそれぞれ接続されている。
白色光源20は、ハロゲンランプ21と、これを格納する筐体22とから構成されている。筐体22には、前述したように、第一の光ファイバ41と第三の光ファイバ43とをそれぞれ接続するための接続ポート23,24が設けられている。
各接続ポート23,24に接続された各光ファイバ41,43はいずれもそれぞれの光入射端面がハロゲンランプ21に対向するように配置されており、ハロゲンランプ21と各光ファイバ41,43との間には、切り換え部80が設けられている。
切り換え部80は、第一の光ファイバ41の入射端面を遮蔽する位置と第二の光ファイバ42の入射端面を遮蔽する位置とに位置切り換えが行われる遮蔽体としてのシャッター板81と、その駆動源となるステッピングモータ42とから主に構成される。
シャッター板81は、遮光性の高い素材からなる平板であり、上記二位置間を移動可能となるように図示しないガイド機構により保持されている。また、このシャッター板81は、各光ファイバ41,43の入射端面を遮蔽する際に隙間を生じないようシールが施されており、密閉性を高めている。
また、ステッピングモータ42とシャッター板81との間には、ステッピングモータ42の回転駆動を直動動作に変換する図示しない変換機構が設けられている。
なお、切り換え部80の駆動源はステッピングモータ42に限らず動作の制御が可能な他の種類のモータでも良いし、直動動作を行うエアシリンダやソレノイド等のアクチュエータでも良い。
切り換え部80は、制御装置50の制御指令に基づいてマイコン52を介して動作制御が行われる。
切り換え部80により、第三の光ファイバ43の入射端面が遮蔽状態の時には、第一の光ファイバ41を通じてフローセル14の密閉流路14bに白色光を照射することができ、さらに、その反射光を第二の光ファイバ42を通じて分光器30に伝達し、その分光強度を検出することができる。
また、切り換え部80により、第一の光ファイバ41の入射端面が遮蔽状態の時には、
第一の光ファイバ41を通じて分光器30に白色光を伝達することができ、その分光強度を検出することができる。
制御装置50は、例えばPC(Personal Computer)から構成され、オペレータから検出動作の実行の入力を受け付けて、検出装置10への検出動作制御の実行指令を出力する。これにより、制御装置50は、制御部として機能する。
また、制御装置50は、分光器30から基準となる白色光の分光強度や測定に基づく反射光の分光強度の検出データを受信し、これらに基づいて各波長帯域ごとの反射率を算出し、反射スペクトルを算出する。これにより、制御装置50は、算出部として機能する。
図3に示すデータ通信部51は、制御装置50と分光器30及びマイコン52とを接続し、制御装置50からの制御指令を分光器30及びマイコン52に伝達する。また、分光器30の検出した分光強度データを制御装置50側に送信する。
マイコン52は、制御装置50の制御指令に応じて白色光源20の点灯と消灯を切り換える制御を行ったり、制御装置50の設定温度指令に応じて温度制御部90の温度制御を行ったり、制御装置50の制御指令に応じて切り換え部80のシャッター板81の位置切り換え動作制御を実行する。
(分子間相互作用の検出方法)
次に、検出装置1を用いた分子間相互作用の検出方法について図8〜10に基づいて説明する。図8は分子間相互作用の検出時の検出装置1の動作フローチャートである。
検出を行う際には予め検出器10の暖気が行われる(ステップS1)。即ち、制御装置50は、予め定めた設定温度となるようマイコン52に指令を送り、マイコン52は温度制御部90の温度制御を実行する。
次に、暖気により検出器10の温度が安定すると、制御装置50はマイコン52を通じて切り換え部80のステッピングモータ82を制御して第一の光ファイバ41の入射端面を遮蔽するようにシャッター板81の位置切り換え制御を実行する。これにより、白色光源20の白色光を直接的に分光器30に導くことができ、第三の光ファイバ43による基準光の取得経路が確保される(ステップS3)。
そして、制御装置50はマイコン52を通じて、白色光源20のハロゲンランプ21を点灯させ、第三の光ファイバ43を通じて白色光(基準光)が分光器30に受光され、分光強度が検出される(ステップS5:第一の検出工程)。
制御装置50は、基準光の分光強度データを受信し、最大値を示すいずれかの波長帯域での光強度が予め設定された設定レベル以上か否かを判定する(ステップS7)。これは、ハロゲンランプ21の劣化による光量低下の有無を判定するための処理であり、例えば、光強度が使用開始当初の90パーセントまで程度まで低下したか否かの判定が行われる。
その結果、設定レベルに満たない時には、光源発光量エラーとして、検出処理を中止して終了する(ステップS9)。
一方、基準光が設定レベル以上の場合には、送液部17からフローセル14の密閉流路14bに、アナライト62を含むサンプル溶液60が供給され、流入口14cから密閉流路14bを経て流出口14dに流通される(図1参照)。アナライト62とは、リガンド16と特異的に結合する物質であり、検出しようとする目的の分子である。アナライト62としては、例えばタンパク質,核酸,脂質,糖などの生体分子や、薬剤物質,内分泌錯乱化学物質などの生体分子と結合する外来物質などが使用される。
そして、フローセル14にサンプル溶液が供給されると、制御装置50はマイコン52を通じて切り換え部80のステッピングモータ82を制御して第三の光ファイバ43の入射端面を遮蔽するようにシャッター板81の位置切り換え制御を実行する。これにより、第一の光ファイバ41が白色光源20の白色光をフローセル14の密閉流路14bに導いて照射する。そして、密閉流路14bでの反射光が第二の光ファイバ42により分光器30まで伝達する。これにより、第一及び第二の光ファイバ41,42による測定光の取得経路が確保される(ステップS11)。
次いで、第二の光ファイバ42を通じて反射光(測定光)が分光器30に受光され、分光強度が検出される(ステップS13:第二の検出工程)。そして、この分光強度は制御装置50に送信される。
次に、制御装置50において、測定を継続するか判定を行い(ステップS15)、継続しない場合には処理を終了する。かかる判定は、例えば、予め測定時間が設定され、当該測定時間が経過したか否かを判定しても良いし、測定の終了の入力を受けるまで測定を継続する設定として、測定終了の入力の有無を判定しても良い。
また、測定を継続する場合には、光源の温度特性や経年劣化等の影響により白色光(基準光)の分光強度に変化を生じ得る時間(光源再確認時間)が基準光の分光強度の取得時から経過したか否かを判定する(ステップS17)。なお、光源再確認時間については制御装置50に予め設定されている。
そして、光源再確認時間が経過していない時には、ステップS13に処理を戻し、再び、反射光(測定光)に対する分光強度の測定が実行される。
また、光源再確認時間が経過した場合には、ステップS3に処理を戻し、切り換え部80によって第一の光ファイバ41の遮蔽状態に切り換えられ、白色光(基準光)についての分光強度が再び検出される。
図8に示すフローチャートの動作制御を実行することにより、制御装置50は、基準光の分光強度データと測定光の分光強度データを取得する。
そして、制御装置50は、白色光(基準光)の分光強度と反射光(測定光)の分光強度とにより、同一の波長帯域ごとに測定光の光強度を基準光の測定強度で除算することで各波長ごとに反射率を求めて反射スペクトルを算出することができる。
また、フローセル14の密閉流路14bにサンプル溶液が供給されると、図9に示すように、サンプル溶液60中のアナライト62がリガンド16と結合して、光学的厚さ70が変化し、干渉色(分光器30による検出強度が最も小さくなる波長)が変化する。
制御装置50では、分光器30による検出結果を受けてアナライト62とリガンド16との結合前後での反射スペクトルの各ボトムピーク波長λbottomを算出・特定する。
測定により取得した基準光の分光強度データと測定光の分光強度データから反射スペクトル72を算出した場合、その波形は微小な凹凸が繰り返されるような不規則な形状を呈しており、ボトムピーク波長λbottomを算出・特定するのが困難な状態となっている(図10A)。
従って、反射スペクトル72を20次程度の高次関数で近似し、図10Bに示すとおり、反射スペクトル72の波形を滑らかにする。当該近似は公知のいずれの手法によるものであってもよく、例えば線形の関数と擬似voigt関数の和で実現することができる。
そして、かかる高次多項式からその解(最小値)を求めて、これをボトムピーク値として特定する。
また、制御装置50は、繰り返される計測により、周期的に基準光の分光強度データと測定光の分光強度データを取得する。そして、これにより、周期的に反射スペクトルを算出し、さらに、そのボトムピーク波長λbottomを算出して、時系列的な変化を記録する。
(実施形態における効果)
以上のように、分子間相互作用の検出装置1では、光伝達部40の第三の光ファイバ43を用いて白色光源20から分光器30に白色光を伝達することができるので、検出器10の反射光から分光強度を検出する際に、時を隔てることなく、基準となる白色光の分光強度も検出することができる。これにより、白色光源20の温度変化や経年劣化の影響がほぼ等しい状態で白色光(基準光)と反射光(測定光)のそれぞれの分光強度を検出し、制御装置50において、反射スペクトルを求めることができるため、計測精度をより向上させることが可能となる。
また、切り換え部80がシャッター機構であるため、それぞれの光ファイバ41,43を遮蔽していない時にはその入射端面からシャッター板81が待避しているため、入射光を減衰させるものが存在せず、良好な光伝達を実現することが可能となる。
(切り換え部の他の例[1])
前述した切り換え部80の配置は白色光源20に限定されるものではない。切り換え部は、第一及び第二の光ファイバ41,42による検出器10での白色光の反射光の分光器30への伝達を可能とする反射光受光状態と第三の光ファイバ43による白色光源20から検出器10への白色光の伝達を可能とする白色光受光状態とを切り換えることが可能であればよく、このため、第一の光ファイバ41及び第三の光ファイバ43の途中、第二の光ファイバ42及び第三の光ファイバ43の途中又は第二の光ファイバ42及び第三の光ファイバ43と分光器30との間に切り換え部80を設けても良い。
図11は、第一の光ファイバ41及び第三の光ファイバ43の途中に切り換え部80を設けた例を示している。この場合、分割された第一の光ファイバ41及び第三の光ファイバ43の間にシャッター板81が挟み込まれるように配置され、各光ファイバ41,43の端面とシャッター板81との間には隙間からの光の侵入が生じないようにシールされている。
切り換え部80をこのように配置する場合、白色光源20の筐体22に接続ポート23が一つしか設けられていない場合でも、第一の光ファイバ41と第三の光ファイバ43を寄り合わせて結合させた状態で接続ポート23に接続することが可能となる。なお、このように光ファイバの途中に切り換え部80を設ける場合には、各光ファイバの端面の隙間からの外部の光の侵入を防止するために筐体83を設けることが望ましい。
(切り換え部の他の例[2])
また、シャッター機構を利用する切り換え部80に限らず、図12に示すような液晶フィルタ81Aを利用した切り換え部80Aを利用しても良い。
この切り換え部80Aは、白色光源20の筐体22内に配置され、二つの光ファイバ41,43の入射端面に密接配置した液晶フィルタ81Aとその駆動回路82Aとを備えている。液晶フィルタは、第一の光ファイバ41の入射端面と第三の光ファイバ43の入射端面とを覆う二つの遮蔽エリアを有し、各遮蔽エリアの光透過状態と遮蔽状態とを駆動回路82Aの動作信号に応じて切り換えることが可能となっている。また、駆動回路82Aは、マイコン52の制御の下で、液晶フィルタ81Aの切り換え駆動を行うようになっている。
液晶フィルタ81Aを利用する場合、部材の移動動作を不要とすることができるので、動作による隙間などが生じにくく、高い遮光性を実現することができる。従って、二つの光ファイバ41,43をより近接配置することが可能となり、切り換え部80Aの小型化を図ることが可能となる。また、遮光するエリアの形状に任意に製造することができ、図5の例のようにそれぞれの光ファイバ41,43を構成する微細ファイバを複合的に寄り合わされた場合でも、光ファイバ41,43それぞれの微細ファイバの分布に応じた遮蔽エリアを形成することが可能である。
また、液晶フィルタ81Aを利用する切り換え部80Aも、第一の光ファイバ41及び第三の光ファイバ43の途中、第二の光ファイバ42及び第三の光ファイバ43の途中又は第二の光ファイバ42及び第三の光ファイバ43と分光器30との間に切り換え部80を設けても良い。
図13は第一の光ファイバ41及び第三の光ファイバ43の途中に切り換え部80Aを設けた例を示している。この場合、分割された第一の光ファイバ41及び第三の光ファイバ43の間に液晶フィルタ81Aが挟み込まれるように配置され、各光ファイバ41,43の端面と液晶フィルタ81Aとの間には隙間からの光の侵入が内容にシールされている。また、この場合も、各光ファイバの端面の隙間からの外部の光の侵入を防止するために筐体83Aを設けることが望ましい。
(第二及び第三の光ファイバと分光器との他の接続例)
前述した図6の例では、第二の光ファイバ42と第三の光ファイバ43とを寄り合わせて同時に分光器30に接続したが、接続方法としてはこれに限るものではない。
例えば、図14に示すように、内部に反射面を有するプリズム31を利用して、一方の光ファイバ43(42でも良い)からの光を直進透過可能として分光器30に導き、他方の光ファイバ42(43でも良い)からの光を反射面で反射させることで分光器30に導くように各光ファイバ42,43を接続しても良い。図6の例では、第二の光ファイバ42と第三の光ファイバ43とが分光器30の受光面における異なる部分に光が受光することとなるが、上記プリズムを利用する場合には、いずれの光ファイバ42,43も分光器30の受光面における同一部分に光を受光させることができ、検出状態の均一化を図ることを可能とする。
1 検出装置
10 検出器
12 センサーチップ
14 フローセル
16 リガンド
20 白色光源
30 分光器
40 光伝達部
41 第一の光ファイバ(第一の光伝達経路)
42 第二の光ファイバ(第二の光伝達経路)
43 第三の光ファイバ(第三の光伝達経路)
50 制御装置(制御部、算出部)
60 サンプル溶液
62 アナライト
72 反射スペクトル
80,80A 切り換え部
81 シャッター板(遮蔽体)
81A 液晶フィルタ
また、前記検出装置は、前記制御部の制御によって得られた前記白色光の分光強度と前記反射光の分光強度とに基づいて、一定の波長間隔ごとの反射率を算出して反射スペクトルを求める算出部を備えることができる。
さらに、前記検出装置の切り換え部は、位置切り換えが行われる遮蔽体により、前記第一の光伝達経路による光伝達の遮蔽状態と、前記第三の光伝達経路による光伝達の遮蔽状態とを選択的に切り換え可能なシャッター機構とすることができる。
或いは、前記検出装置の切り換え部は、前記第一の光伝達経路による光伝達の遮蔽状態と、前記第三の光伝達経路による光伝達の遮蔽状態とを選択的に切り換え可能な液晶フィルタとすることができる。

Claims (5)

  1. リガンドを有する検出器と、
    白色光の発光を行う白色光源と、
    受光する光の分光強度を検出する分光器と、
    前記白色光源から前記検出器に白色光を伝達する第一の光伝達経路と、前記検出器から前記分光器に前記白色光の反射光を伝達する第二の光伝達経路と、前記白色光源から前記分光器に白色光を伝達する第三の光伝達経路とを有する光伝達部と、
    前記第一及び第二の光伝達経路による前記検出器での白色光の反射光の前記分光器への伝達を可能とする反射光受光状態と、前記第三の光伝達経路による前記白色光源から前記検出器への白色光の伝達を可能とする白色光受光状態とを切り換える切り換え部と、
    前記切り換え部と前記分光器とを制御して、前記白色光受光状態と前記反射光受光状態のそれぞれにおいて分光強度を検出する制御を行う制御部とを備えることを特徴とする分子間相互作用の検出装置。
  2. 前記制御部の制御によって得られた前記白色光の分光強度と前記反射光の分光強度とに基づいて、一定の波長間隔ごとの反射率を算出して反射スペクトルを求める算出部を備えることを特徴とする分子間相互作用の検出装置。
  3. 前記切り換え部は、位置切り換えが行われる遮蔽体により、前記第一の光伝達経路による光伝達の遮蔽状態と、前記二又は第三の光伝達経路による光伝達の遮蔽状態とを選択的に切り換え可能なシャッター機構であることを特徴とする請求項1又は2記載の分子間相互作用の検出装置。
  4. 前記切り換え部は、前記第一の光伝達経路による光伝達の遮蔽状態と、前記二又は第三の光伝達経路による光伝達の遮蔽状態とを選択的に切り換え可能な液晶フィルタであることを特徴とする請求項1又は2記載の分子間相互作用の検出装置。
  5. リガンドを有する検出器と、白色光の発光を行う白色光源と、受光する光の分光強度を検出する分光器と、前記白色光源から前記検出器に白色光を伝達する第一の光伝達経路と前記検出器から前記分光器に前記白色光の反射光を伝達する第二の光伝達経路と前記白色光源から前記分光器に白色光を伝達する第三の光伝達経路とを有する光伝達部とを備える検出装置を用いて分子間相互作用の検出を行う検出方法であって、
    前記第一及び第二の光伝達経路により前記検出器での白色光の反射光を受光してその分光強度を前記分光器で検出する第1の検出工程と、
    前記第1の検出工程に前後して、前記第三の光伝達経路により前記白色光源からの白色光を受光してその分光強度を前記分光器で検出する第2の検出工程と、
    前記第1の検出工程と前記第2の検出工程によって得られた前記白色光の分光強度と前記反射光の分光強度とに基づいて、一定の波長間隔ごとの反射率を算出して反射スペクトルを求める算出工程とを備えることを特徴とする分子間相互作用の検出方法。
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