JPWO2011161765A1 - ロボット制御装置 - Google Patents

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Abstract

[課題]先端部だけでなく、各リンク部への直接教示ができるロボット制御装置を提供することを可能にする。[解決手段]先端位置と位置指令値との位置誤差から関節角差分を算出する関節角差分算出部114と、関節角差分からトルク指令値を算出するトルク指令値算出部115と、アクチュエータ100の駆動トルクを推定する駆動トルク推定部106と、駆動トルク及びトルク指令値との差を外部トルクとして算出するとともに外部トルクから外力が作用している外力作用関節軸を推定する外部トルク算出部107と、関節軸角度に基づいて部分ヤコビ行列を算出するとともにヤコビ行列を算出するヤコビ行列算出部105と、部分ヤコビ行列及び外部トルクから外力作用関節軸に作用する外力を算出する外力算出部108と、コンプライアンスモデルを用いて外力に応じて外力作用関節軸での作業座標系位置に対するコンプライアンス修正量を算出するコンプライアンス修正量算出部110と、コンプライアンス修正量と部分ヤコビ行列から関節角差分修正量を算出する関節角差分修正量算出部111と、を備え、関節角差分算出部は、位置誤差とヤコビ行列から逆運動学計算により修正前の関節角差分を算出し、この修正前の関節角差分と関節角差分修正量との和を関節角差分として出力する。

Description

本発明は、モータなどのアクチュエータを用いてロボットを駆動するロボット制御装置に関する。
操作者により指定された動作経由点をロボットが通過していく過程で、操作者が所望する動作の再現実行を行う動作の教示により、ロボットは組立作業などの複雑な動作を実現できる。操作者がロボットに動作を教示する方法としては、操作盤を用いてロボットの各関節やロボットの先端およびツールの位置および姿勢を指定していく間接教示と、ジョイスティックなどを用いた先端の自由度を模したポインティング装置あるいは先端部に取り付けたハンドルを操作者が操作する直接教示とがある。
ハンドルを用いた直接教示は操作者にとって直感的であるため、教示にかかる時間を短縮させるというメリットがある。直接教示を実現させる方法としては、ロボットの一部の関節のサーボをフリー状態にして位置姿勢を指定する方法、静止時においてロボットの姿勢を維持するために必要なトルクのみを関節に与えておく方法(重力補償)などがある。しかし、操作者が関節を動かすためには、関節の減速機に起因する摩擦力に打ち勝つだけの外力を与える必要があるため、操作性はあまり良くない。そこでハンドルの取り付け部に力覚センサを設けて、操作者による操作力を入力とする力制御系を構築する方法が用いられることがある。またハンドなどのツールと対象物との衝突を検出するためにさらに力覚センサを取り付けているケースもある(例えば、特許文献1参照)。
しかし力覚センサは高価である上に、衝撃に対して脆弱であるため、力覚センサの使用が敬遠されることが多い。また、力覚センサはロボットの先端部付近に取り付けられることが多いため、リンク部へ付加された外力の検出はできない。
付加的なセンサを用いずに、ロボットの先端部の衝突を検出する方法としては、関節の位置指令などから関節の必要駆動トルクを算出し、算出した必要駆動トルクと、各関節を駆動するモータの電流から求まる駆動トルクとを比較することでロボットの先端部の衝突の判別を行う方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3307788号公報 特許第3878054号公報
このように、従来の技術は、ロボットの先端部の衝突の検出を行うことができる。直接教示の場合においては、先端部だけでなく、各リンク部への操作による教示が必要となるが、従来技術では、リンク部の衝突、すなわちリンク部へ付加された外力を検出することができないので、リンク部への直接教示を行うことができなかった。
そこで、本発明は、先端部だけでなく、各リンク部への直接教示が可能なロボット制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、関節軸及び前記関節軸に駆動力を伝達する駆動軸を有するロボットを制御するロボット制御装置であって、前記関節軸を制御周期毎に駆動するアクチュエータと、前記駆動軸の角度を検出する駆動軸角度検出部と、前記駆動軸の角度から前記関節軸の角度を算出する関節軸角度算出部と、前記関節軸の角度から前記ロボットの先端位置を算出する先端位置算出部と、前記先端位置の位置指令値と、前記先端位置との位置誤差を算出する位置誤差算出部と、前記関節軸の角度に基づいて前記関節軸での作業座標系と関節座標系との間の部分ヤコビ行列を算出し、前記部分ヤコビ行列を統合して前記先端位置での作業座標系と関節座標系との間のヤコビ行列を算出するヤコビ行列算出部と、関節角差分を算出する関節角差分算出部と、前記関節角差分に基づいて関節のトルク指令値を算出するトルク指令値算出部と、前記トルク指令値に基づいて前記アクチュエータを駆動する駆動部と、前記関節軸の角度から前記アクチュエータを駆動するための駆動トルクを推定する駆動トルク推定部と、推定された前記駆動トルクと前記トルク指令値との差を外部トルクとして算出するとともに、前記外部トルクから外力が作用している外力作用関節軸を推定する外部トルク算出部と、前記外部トルクと前記部分ヤコビ行列から、前記外力作用関節軸に作用する外力を算出する外力算出部と、前記外力作用関節軸におけるコンプライアンスモデルを記憶するコンプライアンスモデル記憶部と、前記コンプライアンスモデルを用いて、前記外力に応じて前記外力作用関節軸での作業座標系位置に対するコンプライアンス修正量を算出するコンプライアンス修正量算出部と、前記コンプライアンス修正量と前記部分ヤコビ行列から前記関節角差分修正量を算出する関節角差分修正量算出部と、を備え、前記関節角差分算出部は、前記位置誤差と前記ヤコビ行列から逆運動学計算により修正前の関節角差分を算出し、前記修正前の関節角差分と前記関節角差分修正量との和を関節角差分として出力することを特徴とする。
本発明によれば、ロボットの先端部のみならず、各リンク部への直接教示が可能なロボット制御装置を提供することができる。
本発明の一実施形態によるロボット制御装置を示すブロック図。 制御対象であるロボットの一例を示す概略図。 図2に示すロボットの可動部を示す概略図。 一実施形態に係る駆動トルク推定部を示すブロック図。 一実施形態によるロボット制御装置の動作を示すフローチャート。 一実施形態に係る駆動トルク推定処理の一例を示すフローチャート。 一実施形態の変形例によるロボット制御装置を示すブロック図。 一実施形態の変形例に係るコンプライアンスパラメータ修正量算出処理を示すフローチャート。 制御対象の他の例を示す概略図。
本発明の実施形態を以下に図面を参照して説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、具体的な寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
本発明の一実施形態によるロボット制御装置は、図1に示すように、中央演算処理装置(CPU)1と、アクチュエータ100と、駆動部(アンプ)101と、駆動軸角度検出部102と、位置データ記憶部200と、リンクパラメータ記憶部201と、摩擦係数記憶部202と、ヤコビ行列記憶部203と、力/モーメントデータ記憶部204と、コンプライアンスモデル記憶部205と、を備えている。
この実施形態において制御対象の一例とするロボットは、図2に模式的に示すように、本体300と、本体300に設けられた可動部310と、を備えている。可動部310は、複数のリンク301、302と、駆動プーリ303及び従動プーリ304から構成される複数の関節306、307と、駆動プーリ303及び従動プーリ304に巻きつけた伝達機構(例えば、ベルト)308と、を有する。
図3に模式的に示すように、駆動プーリ303、減速機309、アクチュエータ100及び駆動軸角度検出部102が、駆動軸(関節)306に取り付けられている。アクチュエータ100が制御周期毎に回転駆動し、減速機309が回転数を落としトルクを上げる。一方、従動プーリ304及び関節軸角度検出部305が関節軸(関節)307に取り付けられている。駆動軸306の回転により、駆動プーリ303、伝達機構308及び従動プーリ304を介して関節軸307が回転駆動する。本実施形態のロボット制御装置においては、簡単のために、駆動軸306及び関節軸307に対して制御する場合について説明する。
駆動軸角度検出部102及び関節軸角度検出部305のそれぞれは、エンコーダ等の位置センサが使用可能であり、所定の周波数成分を除去するフィルタを備えていても良い。駆動軸角度検出部102は、駆動軸306の位置の変位量(駆動軸角度)を検出する。関節軸角度検出部305は、関節軸307の位置の変位量(関節軸角度)を検出する。また関節軸角度は、関節軸角度検出部305によって検出する代わりに、駆動軸角度と、減速機309の減速比および伝達機構308の伝達比とを用いて算出しても良い。
図1に示したCPU1は、関節軸角度算出部103と、先端位置算出部104と、ヤコビ行列算出部105と、駆動トルク推定部106と、外部トルク算出部107と、外力算出部108と、算出外力制限部109と、コンプライアンス修正量算出部110と、関節角差分修正量算出部111と、位置指令値生成部112と、位置誤差算出部113と、関節角差分算出部114と、トルク指令値算出部115と、をハードウェア資源であるモジュール(論理回路)として論理的に備えている。
関節軸角度算出部103は、駆動軸角度検出部102により算出された駆動軸角度に基づいて、減速機309の減速比と、伝達機構308のもつ駆動軸306と関節軸307の比とに応じた関節軸角度を算出する。なお、関節軸307に取り付けた関節軸角度検出部305により関節軸角度を直接算出してもよい。
先端位置算出部104は、リンクパラメータ記憶部201からリンクパラメータを読み出し、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度と、読み出されたリンクパラメータとを用いて、順運動学計算によりロボットの作業座標系における先端位置を算出する。
ヤコビ行列算出部105は、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度から、ヤコビ行列を算出し、ヤコビ行列記憶部203に格納する。ヤコビ行列とは、ロボットの作業座標系と関節座標系との間の微小変位関係を表現した行列である。ヤコビ行列をJとして、ロボットの先端位置の誤差Δxと、関節角差分Δθは式(1)の関係を満たしている。

Δx=JΔθ … (1)
駆動トルク推定部106は、駆動軸角度検出102により算出された駆動軸角度と、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度とを用いて、ロボットの関節軸307を駆動するのに必要な駆動トルクを推定する。この駆動トルク推定部106の一具体例を図4に示す。この具体例の駆動トルク推定部106は、図4に示すように、駆動軸速度算出部400と、摩擦力トルク算出部401と、慣性力トルク算出部402と、重力トルク算出部403と、加算部404と、を備えている。
駆動軸速度算出部400は、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度に基づいて、例えば関節角度の時間差分を取ることにより駆動軸速度を算出する。摩擦力トルク算出部401は、摩擦係数記憶部202に格納された摩擦係数を読み出して、駆動軸速度算出部400により算出された駆動軸速度と、読み出された摩擦係数とを用いてクーロン摩擦、粘性摩擦等に相当する摩擦力トルクを算出する。
慣性力トルク算出部402は、速度算出ユニット410と、加速度算出ユニット411と、慣性モーメント算出ユニット412と、慣性力トルク算出ユニット413と、を備えている。速度算出ユニット410は、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度を用いて関節角速度を算出する。加速度算出ユニット411は、速度算出ユニット410により算出された関節角速度に基づいて関節角加速度を算出する。慣性モーメント算出ユニット412は、リンクパラメータ記憶部201からリンクパラメータを読み出し、リンクパラメータと、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度とを用いて各リンク301、302の慣性モーメントを算出する。慣性力トルク算出ユニット413は、加速度算出ユニット411により算出された関節角加速度と、慣性モーメント算出ユニット412により算出された慣性モーメントとを用いて慣性力トルクを算出する。
重力トルク算出部403は、リンクパラメータ記憶部201からリンクパラメータを読み出し、読み出されたリンクパラメータと、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度とを用いて、各リンク301、302に作用する重力を算出し、この算出された重力を補償する重力トルクを算出する。
加算部404は、摩擦力トルク算出部401により算出された摩擦力トルクと、慣性力トルク算出ユニット413により算出された慣性力トルクと、重力トルク算出部403により算出された重力トルクとを加算し、その和を推定した駆動トルクとして出力する。
図1に示した外部トルク算出部107は、駆動トルク推定部106により推定された駆動トルクと、トルク指令値算出部116により算出されたトルク指令値との差を外部トルクとして算出する。
外力算出部108は、外部トルク算出部107により算出された外部トルクと、ヤコビ行列算出部105により算出されたヤコビ行列とを用いて外力を算出する。仮想仕事の原理より、次の式(2)のように外部トルクτにヤコビ行列Jの転置行列Jの逆行列を乗じることにより外力fが算出される。

=(J−1τ …(2)

ここで、ロボットの先端部ではなくリンク部に外力が作用した場合、先端部に近い駆動軸の外部トルクは0である。そこで外部トルクベクトルτの各要素において0とならない部分ベクトルをτdiとし、この部分ベクトルτdiを次の式(3)のように表す。

τdi=(τdi1、 ・・・、 τdii) …(3)

すなわち、ベースから第i番目の関節軸に働く外力は0ではないが、第i+1番目から先端部までの関節軸に働く外力が0とする。この場合、第i番目の関節軸までの部分ヤコビ行列Jの転置行列J の逆行列を乗じることで第i番目の関節軸において作用する外力が求められる。ベースから第i番目の関節軸までの部分ヤコビ行列Jはヤコビ行列の一部であり、次の式(4)を用いて求められる。
Figure 2011161765
ここで、zは第i番目の関節軸の関節座標系の関節軸回転方向ベクトル、pはベース座標系から見た第i番目の関節軸の関節座標系原点の位置ベクトルである。式(4)において、記号「×」はベクトルの外積を示す。第i番目の関節軸を外力作用関節と呼ぶと、外力作用関節において作用する外力fdiは、次の式(5)を用いて外力算出部108によって算出することができる。

di=(J −1τdi …(5)
109は、力/モーメントデータ記憶部204に記憶された許容力および許容モーメントデータ(許容値)を読み出して、もし算出された外力が許容値を超えている場合は飽和処理を行う。すなわち、許容値を算出された外力として出力する。また、設定された最小値よりも小さい場合は算出された外力を0として算出する(不感帯処理)。算出された外力が最小値以上で許容値以下の場合には、算出された外力をそのまま出力する。
コンプライアンス修正量算出部111は、コンプライアンスモデル記憶部205からコンプライアンスモデルを読み出して、読み出されたコンプライアンスモデルを用いて、算出外力制限部109の出力に応じた位置修正量を算出する。ここで、コンプライアンスモデルとは、例えば式(6)に示すように接触対象との間において仮想的に慣性、粘性、剛性を想定したものである。

MdΔx/dt+DdΔx/dt+KΔx=KΔf …(6)

ここで、Δxは外力作用関節に設定された作業座標系での誤差、dΔx/dtは作業座標系での速度、dΔx/dtは作業座標系での加速度ベクトル、Mは慣性行列、Dは粘性係数行列、Kは剛性係数行列、Kは力フィードバックゲイン行列である。力と位置の作用させる軸を切り替えるコンプライアンス選択行列は力フィードバックゲイン行列Kに含んだ形になっている。誤差の速度dΔx/dt及び加速度ベクトルdΔx/dtは、それぞれ位置誤差ベクトルΔxの時間に関する一回差分、二回差分で近似できることから、外力作用関節でのコンプライアンス修正量Δxcompは、次の式(7)を用いて算出することができる。

Δxcomp=1/K(KΔf−MdΔx/dt−DdΔx/dt) …(7)
関節角差分修正量算出部111は、コンプライアンス修正量Δxcompから部分ヤコビ行列Jの逆行列を用いて外力作用関節までの関節角差分修正量を、次の式(8)を用いて算出する。

Δθcomp=J −1Δxcomp …(8)
位置指令値生成部112は、位置データ記憶部200に記憶された目標先端位置データを読み出して、この目標先端位置データから各制御周期における補間された先端位置指令値を算出する。
位置誤差算出部113は、位置指令値生成部112により生成した先端位置指令値xと、先端位置算出部104により算出された現在の先端位置xとに基づいて、次の式(9)を利用して位置誤差Δxを算出する。

Δx=x−x …(9)
関節角差分算出部114は、位置誤差算出部113により算出された誤差Δxと、ヤコビ行列Jの逆行列J−1とを用いて算出した、誤差Δxによる関節角差分に、先の関節角差分修正量Δθcompを加えて次の式(10)のように算出する。

Δθ=J−1Δx+Δθcomp …(10)

トルク指令値算出部115は、関節角差分算出部114により算出された関節角差分を積分することによりトルク指令値(制御目標値)を生成する。駆動部101は、トルク指令値算出部115により算出されたトルク指令値にしたがってアクチュエータ100を制御周期毎に駆動する。
位置データ記憶部200、リンクパラメータ記憶部201、摩擦係数記憶部202、ヤコビ行列記憶部203、力/モーメントデータ記憶部204、及びコンプライアンスモデル記憶部205としては、例えば半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクや磁気テープ等が採用可能である。
位置データ記憶部200は、位置指令値生成部111が先端位置指令値を生成するために使用する目標先端位置データ列を記憶している。リンクパラメータ記憶部201は、ロボットのリンク301、302に関するリンクパラメータを記憶している。摩擦係数記憶部202は、摩擦力トルク算出部401が摩擦力トルクを算出するために使用する、予め定速運転において速度−トルク関係から求めておいた摩擦係数データを記憶している。ヤコビ行列記憶部203は、ヤコビ行列算出部105により算出されるヤコビ行列を記憶している。力/モーメントデータ記憶部204は、力指令値生成部109が先端位置力指令値を生成するために使用する目標先端力データ列を記憶している。コンプライアンスモデル記憶部205は、予め設定されたコンプライアンスモデルを記憶している。
(ロボット制御方法)
次に、本実施形態によるロボット制御装置の動作を、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
(a)まず、制御演算を開始し、位置指令値生成部112によって、位置データ記憶部200から目標先端位置データ列が読み出されて、目標先端位置データ列に基づいて各制御周期における先端位置指令値が生成される(ステップ、S100、S101)。次に、ステップS102において、位置指令値生成部112により生成された先端位置指令値と、先端位置算出部104により算出された先端位置との誤差が位置誤差算出部113によって算出される。続いて、ステップS103において、位置誤差算出部113により算出された誤差に対して、関節角差分算出部114によって、ヤコビ行列記憶部203から読み出したヤコビ行列を用いて式(10)に示すように、逆運動学計算を行って関節角差分が、後述する関節角差分修正量を考慮して算出される。
その後、ステップS104において、関節角差分算出部114により算出された関節角差分を積分することによりトルク指令値がトルク指令値算出部115によって算出される。次に、ステップS105において、トルク指令値算出部115により算出されたトルク指令値を制御目標値として駆動部101によってアクチュエータ100が駆動されることにより、駆動軸306が駆動され、先端位置が制御される。続いて、ステップS106において、制御演算の終了を確認し、ステップS107でサーボ処理を終了する。ステップS106において制御演算が終了でなければ後述するステップS108に進む。
(b)次に、ステップS108において、駆動軸角度検出部102によって駆動軸角度を検出する。次に、ステップS109において、駆動軸角度検出部102により算出された駆動軸角度から、減速機の減速比などに基づいて関節軸角度算出部103によって関節軸角度が算出される。ステップS110において、先端位置算出部104によって、リンクパラメータ記憶部201からリンクパラメータが読み出され、この読み出されたリンクパラメータと、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度とを用いて、順運動学計算により、先端位置が算出される。ステップS111において、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度を用いて、ヤコビ行列算出部105によってヤコビ行列が算出される。
(c)次に、ステップS112において、駆動軸角度検出部102により算出された駆動軸角度と、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度とを用いて駆動トルク推定部106によって駆動トルクが推定される。ステップS113において、駆動トルク推定部106により推定された駆動トルクと、トルク指令値算出部116により算出された実際のトルク指令値との差から外部トルク算出部107によって外部トルクが算出される。ステップS114において、外部トルク算出部107により算出された外部トルクと、ヤコビ行列算出部105により算出された部分ヤコビ行列とを用いて、外力算出部108によって式(5)に示す外力が算出される。
(d)次に、ステップS115において、力/モーメントデータ記憶部204から許容力/モーメントデータ列が読み出されて、この読み出された許容力/モーメントデータ列と、外力算出部108によって算出された外力とが109によって比較され、この比較結果に基づいて、制限された外力が出力される。すなわち、算出外力制限部109によって飽和処理または不感帯処理が行われる。
(e)次に、ステップS116において、コンプライアンス修正量算出部110によってコンプライアンスモデル記憶部205からコンプライアンスモデルが読み出され、コンプライアンスモデルを用いて式(7)に示すように算出外力制限部109により制限されら外力に応じた外力作用関節での修正量がコンプライアンス修正量算出部110によって算出される。ステップS117において、コンプライアンス修正量から部分ヤコビ行列を用いて式(8)に示すように関節角差分修正量が関節角差分修正量算出部111によって算出される。ステップS103に戻り、式(9)に示すように、位置指令値生成部112により生成された先端位置指令値と、先端位置算出部104により算出された先端位置との誤差にヤコビ行列の逆行列を乗じたものに、関節角差分修正量算出部111から算出された修正量を考慮した関節角差分が位置誤差算出部113によって算出される。
(駆動トルク推定処理)
次に、図5に示したステップS112の駆動トルク推定処理を図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
(a)ステップS200において、駆動トルク推定処理が開始され、ステップS201において、駆動軸角度検出部102により検出された駆動軸角度から時間差分を取ることにより駆動軸速度算出部400によって駆動軸速度が算出される。更に、摩擦係数記憶部202から摩擦係数が読み出され、この読み出された摩擦係数と、駆動軸速度算出部400により算出された駆動軸速度とを用いて摩擦力トルク算出部401によって摩擦力トルクが算出される。
(b)ステップS202において、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度の時間差分を取ることにより速度算出ユニット410によって関節角速度が算出される。ステップS203において、速度算出ユニット410により関節角速度の時間差分を取ることにより加速度算出ユニット411によって関節角加速度が算出される。ステップS204において、リンクパラメータ記憶部201からリンクパラメータが読み出され、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度と、読み出されたリンクパラメータと、を用いて慣性モーメント算出ユニット412によって、各関節におけるリンクの慣性モーメントが算出される。ステップS205において、加速度算出ユニット411により算出された関節角加速度と、慣性モーメント算出ユニット412により算出された慣性モーメントとに基づいて、慣性力トルク算出ユニット413によって慣性力トルクが算出される。
(c)ステップS206において、リンクパラメータ記憶部201からリンクパラメータが読み出され、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度関節軸角度と、読み出されたリンクパラメータとに基づいて、重力トルク算出部403によって各リンク301、302に作用する重力が算出され、これを補償する重力トルクが算出される。
(d)ステップS207において、摩擦力トルク算出部401により算出された摩擦力トルクと、慣性力トルク算出ユニット413により算出された慣性力トルクと、重力トルク算出部403により算出された重力トルクとが加算部404によって加算されて、推定した駆動トルクとして算出される。ステップS208において駆動トルク推定処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、それぞれのリンクへ作用する外力を推定することが可能となり、推定した外力に基づいて設定したコンプライアンスモデルにより柔軟な動作を行うことで、ロボットへの簡便な直接教示を実現することができる。
(変形例)
本実施形態の変形例によるロボット制御装置を図7に示す。この変形例のロボット制御装置は、コンプライアンスモデルのパラメータ変更を行うことが可能な制御装置である。この変形例のロボット制御装置は、図1に示す本実施形態のロボット制御装置において、コンプライアンスパラメータ修正部116を新たに設けた構成を有している。
直接教示のために操作者によって加えられる外力に対するコンプライアンスモデルと、衝突時のコンプライアンスモデルとは異なっており、通常、コンプライアンスモデルのパラメータを変更することで対応している。しかし付加的なセンサを用いない場合、意図された外力と衝突による外力とを明確に区別することは困難であり、またそれぞれのパラメータセットを連続的に変化させなければ、パラメータの切り替え時に安定して動作することができない。
そこで図7に示す変形例のように、コンプライアンスパラメータ修正部116を設けることにより衝突時においても安定して動作することを可能にする。このコンプライアンスパラメータ修正部116は、コンプライアンス修正量算出部110より算出されたコンプライアンス修正量の履歴から、コンプライアンスモデルのパラメータを変更し、これをコンプライアンスモデル記憶部205に書き込んでいく。動作開始時においては衝突時用のコンプライアンスモデルのパラメータであり、修正量は直接教示により発生しているため、発生した外力成分のみパラメータが変更され、より柔軟性を増して操作性を向上させることができる。
また、コンプライアンスモデルのパラメータの修正は、定期的な周期で行ってもよい。このパラメータを修正する周期は、制御周期の数倍程度を取ることもある。これによりパラメータの修正によりロボットの動作が振動的にならない効果がある。
次に、この変形例のコンプライアンスパラメータ修正部の動作を図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS301において、コンプライアンスパラメータ修正処理を開始する。ステップS302において、本制御周期(パラメータを修正する周期)においてコンプライアンスモデルのパラメータを修正するかどうかを確認する。修正しない場合はステップS304へ進み、終了する。修正する場合はステップS303へ進み、コンプライアンスパラメータ修正部116によってコンプライアンスモデルのパラメータが修正され、コンプライアンスモデル記憶部205に修正結果が書き込まれ、ステップS304にて終了する。
上記のように、本発明の実施形態を説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、本発明の実施形態において、慣性力トルクの算出の際に、速度算出ユニット410及び加速度算出ユニット411による関節軸角度の時間に関する二回差分で算出された関節角加速度を用いているが、制御周期によっては時間遅れが大きくなりトルク誤差が大きくなりやすくなる。その場合は、図9に示すように、リンク301に搭載した加速度センサ311からリンク301の加速度を検出し、検出した加速度を加速度算出ユニット411が関節角加速度へ変換して、この関節角加速度を基に慣性力トルクを算出してもよい。
また、駆動トルク推定処理としては、摩擦力トルクと、慣性力トルクと、重力トルクと用いて駆動トルクを推定する一例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、遠心力やコリオリの力等のパラメータを更に考慮しても良い。
また、CPU1、位置データ記憶部200、リンクパラメータ記憶部201、摩擦係数記憶部202、ヤコビ行列記憶部203、力/モーメントデータ記憶部204及びコンプライアンスモデル記憶部205等が制御対象であるロボットの内部に埋め込まれて一体化されていても良い。また、CPU1、位置データ記憶部200、リンクパラメータ記憶部201、摩擦係数記憶部202、ヤコビ行列記憶部203、力/モーメントデータ記憶部204及びコンプライアンスモデル記憶部205等が制御対象であるロボットの外部にあり、ロボットを有線或いは無線で遠隔制御することも可能である。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1 中央演算処理装置(CPU)
100 アクチュエータ
101 駆動部
102 駆動軸角度検出部
103 関節軸角度算出部
104 先端位置算出部
105 ヤコビ行列算出部
106 駆動トルク推定部
107 外部トルク算出部
108 外力算出部
109 算出外力制限部
110 コンプライアンス修正量算出部
111 関節角差分修正量算出部
112 位置指令値生成部
113 位置誤差算出部
114 関節角差分算出部
115 トルク指令値算出部
115 コンプライアンスパラメータ修正量算出部
200 位置データ記憶部
201 リンクパラメータ記憶部
202 摩擦係数記憶部
203 ヤコビ行列記憶部
204 力/モーメントデータ記憶部
205 コンプライアンスモデル記憶部
300 本体
301、302 リンク
303 駆動プーリ
304 従動プーリ
305 関節軸角度検出部
306 駆動軸(関節)
307 関節軸(関節)
308 伝達機構
309 減速機
310 可動部
311 加速度センサ
400 駆動軸速度算出部
401 摩擦力トルク算出部
402 慣性力トルク算出部
403 重力トルク算出部
404 加算部
410 速度算出ユニット
411 加速度算出ユニット
412 慣性モーメント算出ユニット
413 慣性力トルク算出ユニット

Claims (4)

  1. 関節軸及び前記関節軸に駆動力を伝達する駆動軸を有するロボットを制御するロボット制御装置であって、
    前記関節軸を制御周期毎に駆動するアクチュエータと、
    前記駆動軸の角度を検出する駆動軸角度検出部と、
    前記駆動軸の角度から前記関節軸の角度を算出する関節軸角度算出部と、
    前記関節軸の角度から前記ロボットの先端位置を算出する先端位置算出部と、
    前記先端位置の位置指令値と、前記先端位置との位置誤差を算出する位置誤差算出部と、
    前記関節軸の角度に基づいて前記関節軸での作業座標系と関節座標系との間の部分ヤコビ行列を算出し、前記部分ヤコビ行列を統合して前記先端位置での作業座標系と関節座標系との間のヤコビ行列を算出するヤコビ行列算出部と、
    関節角差分を算出する関節角差分算出部と、
    前記関節角差分に基づいて関節のトルク指令値を算出するトルク指令値算出部と、
    前記トルク指令値に基づいて前記アクチュエータを駆動する駆動部と、
    前記関節軸の角度から前記アクチュエータを駆動するための駆動トルクを推定する駆動トルク推定部と、
    推定された前記駆動トルクと前記トルク指令値との差を外部トルクとして算出するとともに、前記外部トルクから外力が作用している外力作用関節軸を推定する外部トルク算出部と、
    前記外部トルクと前記部分ヤコビ行列から、前記外力作用関節軸に作用する外力を算出する外力算出部と、
    前記外力作用関節軸におけるコンプライアンスモデルを記憶するコンプライアンスモデル記憶部と、
    前記コンプライアンスモデルを用いて、前記外力に応じて前記外力作用関節軸での作業座標系位置に対するコンプライアンス修正量を算出するコンプライアンス修正量算出部と、
    前記コンプライアンス修正量と前記部分ヤコビ行列から前記関節角差分修正量を算出する関節角差分修正量算出部と、
    を備え、
    前記関節角差分算出部は、前記位置誤差と前記ヤコビ行列から逆運動学計算により修正前の関節角差分を算出し、前記修正前の関節角差分と前記関節角差分修正量との和を関節角差分として出力することを特徴とするロボット制御装置。
  2. 前記コンプライアンス修正量を記憶する修正量記憶部と、
    前記修正量記憶部に格納された複数の修正量からコンプライアンスパラメータを修正するコンプライアンスパラメータ修正部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載のロボット制御装置。
  3. 前記コンプライアンスパラメータ修正部が前記制御周期よりも大きな周期で実行されることを特徴とする請求項2記載のロボット制御装置。
  4. 前記外力算出部によって算出された前記外力と許容値とを比較し、前記外力が前記許容値を超えている場合には前記外力を許容値とし、最小値以下の場合には前記外力を0とする算出外力制限部を更に備えていることを特徴とする請求項1記載のロボット制御装置。
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