JPWO2011135764A1 - 移動通信システム、中継局、並びに中継局の制御方法及びプログラム - Google Patents

移動通信システム、中継局、並びに中継局の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

固定中継局と移動中継局とが同一の基地局に接続される環境下であっても、固定中継局及び移動中継局を適切に動作させるため、移動通信システム(1)を構成する中継局(20_1及び20_2)の各々は、自局が移動可能な中継局であるか否かの種別を示す種別情報を、基地局(10)へ通知する。基地局(10)は、中継局(20_1及び20_2)の各々に対し、前記種別に応じた設定及び制御の少なくとも一方を行う。また、基地局(10)は、前記種別が移動可能な中継局を示す場合、前記設定及び制御の少なくとも一方に関する情報を、上位の制御装置を経由して隣接基地局へ通知する。

Description

本発明は、移動通信システム、中継局、並びに中継局の制御方法及びプログラムに関し、特に無線中継局に対する設定及び制御を行う技術に関する。
LTE−A(Long Term Evolution Advanced)では、無線基地局(eNB:enhanced Node B)のサービスエリア拡大や不感地帯の解消等を目的として、無線による中継機能を有する無線中継局(RN:Relay Node)の導入が検討され、その仕様化が進められている。また、種々の無線中継局の中でも、レイヤ3情報を中継する無線中継局(Type1 RN)の採用が決定されている(例えば、非特許文献1参照)。
Type1 RNは、移動局(UE:User Equipment)に対してeNBと同等の信号送受信を行う機能を有する。また、Type1 RNは、自局と、接続中の無線基地局(DeNB:Doner eNB)との間の信号送受信を行う機能を有する。なお、以降の説明において、eNBという表記は、DeNBのことを示す。また、RNとeNBとの間の無線インタフェースを"バックホールリンク(Backhaul Link)"と呼称し、このバックホールリンクを介して伝送される信号を"バックホール信号"と呼称する。一方、RNとUEとの間の無線インタフェースを"アクセスリンク(Access Link)"と呼称し、このアクセスリンクを介して伝送される信号を"アクセスリンク信号"と呼称する。
ここで、Type1 RNからUEへの下りアクセスリンク信号の周波数帯域と、eNBからType1 RNへの下りバックホール信号の周波数帯域は等しい。また、UEからType1 RNへの上りアクセスリンク信号の周波数帯域と、Type1 RNからeNBへの上りバックホール信号の周波数帯域は等しい。
従って、Type1 RNを適用する移動通信システムでは、原則、同一周波数帯域の信号が時分割で扱われる。時分割のスケジューリングに関する制御はeNBにより行われる。
なお、Type1 RNのバリエーションとして、バックホール信号とアクセスリンク信号とで互いに異なる周波数帯域を使用するType1a RNや、バックホール信号とアクセスリンク信号とで同一の周波数帯域を使用するものの空間的なアイソレーションを保証する(すなわち、信号を時分割で扱う必要の無い)Type1b RNが規定されようとしている。但し、本発明は、Type1 RN、Type1a RN、及びType1b RNのいずれにも適用可能である。このため、以降の説明においては、Type1 RN、Type1a RN、及びType1b RNを、区別すること無くRNと総称する。また、無線中継局(RN)を中継局と略称し、無線基地局(eNB)を基地局と略称することがある。
また、3GPPのRAN会合(RAN#60、2010年2月)において、LTE−Aの実用当初(Release 10)は、RNとして固定RNのみを検討することが合意された。ここで、固定RNとは、その名称の通り、原則として設置後に移動することの無い無線中継局を示す。
一方、将来的には、バスや電車等に設置することで、移動中のUEを収容可能な移動RNの導入が必須である。移動RNの導入に伴い、固定RNと移動RNとが、必然的に同一のeNBにより形成されるセル内に混在し得る(すなわち、同一のeNBに接続され得る)と予測される。
3GPP TR36.814 v9.0.0 (2010−03)、"Further Advancements for E-UTRA Physical Layer Aspects"、第9章
しかしながら、固定中継局と移動中継局とが同一の基地局に接続される環境下では、固定中継局及び移動中継局を適切に動作させることが困難であるという課題があった。これは、固定中継局及び移動中継局にとって好適な設定及び制御が異なる一方、これらの設定及び制御を行う基地局では、自局の配下に設置される中継局が固定中継局又は移動中継局のいずれであるかを何ら判別できないためである。
従って、本発明の目的は、固定中継局と移動中継局とが同一の基地局に接続される環境下であっても、固定中継局及び移動中継局を適切に動作させることにある。
上記の目的を達成するため、本発明の一態様に係る移動通信システムは、第1の基地局と、前記第1の基地局と移動局との間で無線中継を行う中継局とを備える。前記中継局は、自局が移動可能な中継局であるか否かの種別を示す種別情報を、前記第1の基地局へ通知する。前記第1の基地局は、前記中継局に対し、前記種別に応じた設定及び制御の少なくとも一方を行う。
また、本発明の一態様に係る中継局は、基地局と移動局との間で無線中継を行う中継局であり、前記基地局との無線通信を行う第1の通信手段と、前記移動局との無線通信を行う第2の通信手段と、前記第1及び第2の通信部を制御する制御手段とを備える。前記制御手段は、自局が移動可能な中継局であるか否かの種別を示す種別情報を、前記第1の通信手段を介して前記基地局へ通知する。
また、本発明の一態様に係る制御方法は、基地局と移動局との間で無線中継を行う中継局の制御方法を提供する。この制御方法は、前記中継局が移動可能な中継局であるか否かの種別を示す種別情報を、前記基地局へ通知することを含む。
さらに、本発明の一態様に係る制御プログラムは、基地局と移動局との間で無線中継を行う中継局に、前記中継局が移動可能な中継局であるか否かの種別を示す種別情報を、前記基地局へ通知する処理を実行させる。
本発明によれば、固定中継局と移動中継局とが同一の基地局に接続される環境下であっても、固定中継局及び移動中継局を適切に動作させることが可能である。その理由は、基地局が、自局の配下に設置される中継局が固定中継局又は移動中継局のいずれであるかを把握でき、以て固定中継局及び移動中継局の各々にとって好適な設定及び制御を行えるためである。
本発明の実施の形態1に係る移動通信システムの構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1及び2に係る移動通信システムに共通して用いる、中継局の構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る移動通信システムに用いる、中継局の動作例を示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態1に係る移動通信システムに用いる、基地局の動作例を示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態2に係る移動通信システムの構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る移動通信システムにおける、中継局の移動例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る移動通信システムに用いる、基地局の動作例を示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態2に係る移動通信システムに用いる、中継局の動作例を示したフローチャート図である。
以下、本発明に係る中継局及びこれを適用する移動通信システムの実施の形態1及び2を、図1〜図8を参照して説明する。なお、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
また、各実施の形態においては、LTE−Aに則した移動通信システムを一例として説明する。但し、各実施の形態で示される技術は、LTE−A以外の他の通信規格を採用する移動通信システムに適用することもできる。
[実施の形態1]
図1に示すように、本実施の形態に係る移動通信システム1は、eNB 10と、移動RN 20_1と、固定RN 20_2とを含む。
この内、eNB 10は、セル2を形成し、以てセル2内に位置する移動RN 20_1、固定RN 20_2、及びUE 30_3と、無線伝搬路を介した通信を行う。
一方、移動RN 20_1は、セル3_1を形成し、以てセル3_1内に位置するUE 30_1との無線通信を行う。また、移動RN 20_1は、eNB 10とUE 30_1との間で無線中継を行う。より具体的には、移動RN 20_1は、UE 30_1からの上りアクセスリンク信号からレイヤ3情報を抽出し、このレイヤ3情報を上りバックホール信号としてeNB 10へ送信する。また、移動RN 20_1は、eNB 10からの下りバックホール信号を受信すると共に、この下りバックホール信号からUE 30_1向けのレイヤ3情報を抽出して、レイヤ1情報へ変換する。そして、移動RN 20_1は、このレイヤ1情報に各種の制御情報を付加して、UE 30_1へ送信する。
同様に、固定RN 20_2は、セル3_2を形成し、以てセル3_2内に位置するUE 30_2との無線通信を行う。また、固定RN 20_2は、eNB 10とUE 30_2との間で無線中継を行う。より具体的には、固定RN 20_2は、UE 30_2からの上りアクセスリンク信号からレイヤ3情報を抽出し、このレイヤ3情報を上りバックホール信号としてeNB 10へ送信する。また、固定RN 20_2は、eNB 10からの下りバックホール信号を受信すると共に、この下りバックホール信号からUE 30_2向けのレイヤ3情報を抽出して、レイヤ1情報へ変換する。そして、固定RN 20_2は、このレイヤ1情報に各種の制御情報を付加して、UE 30_2へ送信する。
なお、以降の説明においては、移動RN及び固定RNを、符号20で総称することがある。また、1以上の移動局を、符号30で総称することがある。
図2に示すように、RN 20は、バックホールリンク通信部21と、アクセスリンク通信部22と、制御部23とを含む。
この内、バックホールリンク通信部21は、大略、バックホールリンクに対するアナログフロントエンドとして機能する。より具体的には、バックホールリンク通信部21は、eNB 10から受信した下りバックホール信号に対して増幅、周波数変換、A/D変換等を含む処理を実行し、これにより得たベースバンド信号を制御部23に与える。また、バックホールリンク通信部21は、制御部23から出力されたベースバンド信号に対してD/A変換、周波数変換、増幅等を含む処理を実行し、これにより得た上りバックホール信号をeNB 10へ送信する。
また、アクセスリンク通信部22は、大略、アクセスリンクに対するアナログフロントエンドとして機能する。より具体的には、アクセスリンク通信部22は、UE 30から受信した上りアクセスリンク信号に対して増幅、周波数変換、A/D変換等を含む処理を実行し、これにより得たベースバンド信号を制御部23に与える。また、アクセスリンク通信部22は、制御部23から出力されたベースバンド信号に対してD/A変換、周波数変換、増幅等を含む処理を実行し、これにより得た下りアクセスリンク信号をUE 30へ送信する。
さらに、制御部23は、大略、バックホールリンク通信部21及びアクセスリンク通信部22を制御する。より具体的には、制御部23は、アクセスリンク通信部22の出力信号からレイヤ3情報を抽出し、バックホールリンク通信部21に与える。また、制御部23は、バックホールリンク通信部21の出力信号からUE 30向けのレイヤ3情報を抽出して、レイヤ1情報へ変換する。そして、制御部23は、このレイヤ1情報に各種の制御情報を付加し、アクセスリンク通信部22に与える。
加えて、制御部23は、その内部(メモリやレジスタ等)に、RN 20が移動RN又は固定RNのいずれであるかの種別を示す種別情報24を保持している。制御部23は、この種別情報24を、バックホールリンク通信部21を介してeNB 10へ通知する。すなわち、移動RN 20_1は、自局が移動RNである旨をeNB 10へ通知する。一方、固定RN 20_2は、自局が固定RNである旨をeNB 10へ通知する。
次に、本実施の形態の動作例を、図3及び図4を参照して説明する。
図3に示すように、RN 20は、所定のタイミングで、種別情報24をeNB 10へ通知する(ステップS11)。そして、RN 20は、eNB 10からの種別情報24に応じた指示に従い、自局20を制御する(ステップS12)。
ここで、種別情報24の通知タイミングとしては、RN 20の起動時、セルの形成後にRNとしての動作を開始する前、或いはその動作開始直後等の種々のタイミングが挙げられる。また、RNの種別は不変であるため、基本的には、種別情報24を何度もeNBへ通知する必要は無い。但し、下記の実施の形態2で後述する如く、移動RNがDeNBを変更する場合には、新たなDeNBに対して種別情報24を通知するようにしても良い。
一方、図4に示すように、eNB 10は、RN 20から種別情報24を受信すると(ステップS21)、RN 20に対して、種別情報24が示す種別に応じた設定及び制御の少なくとも一方を実行する(ステップS22)。ここで、RN 20に対する設定及び制御としては、移動RNと固定RNとで互いに異なる設定及び制御が実行されれば良く、その内容は下記の例に限定されない。
例えば、固定RN 20_2に対する設定に際し、eNB 10は、下りバックホール信号を復調するための参照信号(Reference Signal)として、DMRS(Demodulation Reference Signal)を割り当てる。ここで、DMRSのパターンには、セル2内の他の固定RNに対して割り当てるパターンとは異なるものを使用する。
これにより、固定RN 20_2への下りバックホール信号(より詳細には、R−PDCCH(Relay−Physical Downlink Control Channel)及びR−PDSCH(Relay−Physical Downlink Shared Channel))に対して、ビームフォーミング(Beamforming)又はプリコーディング(Precording)を適用することができる。
しかしながら、上記のビームフォーミング及びプリコーディングは、固定RNとeNBとの間の伝搬路が比較的安定しているからこそ適用可能な技術であり、一般に伝搬路の変動が激しいと予測される移動RNには適さない。
このため、移動RN 20_1に対する設定に際して、eNB 10は、下りバックホール信号を復調するための参照信号として、CRS(Cell Specific Reference signal)を割り当てる。ここで、CRSのパターンは、セル2に固有であり、セル2内のUE及び他の移動RNと共用される。
これにより、移動RN 20_1は、セル2内の何処に位置しても、下りバックホール信号を受信でき、且つ正確に復調できる。
また、移動RNと固定RNとで互いに異なる制御としては、伝搬路状態が劣悪であろう移動RNに対して、固定RNよりも大きな電力での上りバックホール信号の送信を指示することや、上りバックホール信号の生成に際し、固定RNよりも小さな変調多値数及び符号化率での変調を指示すること等が挙げられる。
このように、本実施の形態においては、RNの種別をeNBへ通知することにより、移動RN及び固定RNの各々にとって好適な設定及び制御を行うことができる。このため、移動RNと固定RNとが同一のeNBに接続される環境下であっても、移動RN及び固定RNを適切に動作させることができる。
[実施の形態2]
図5に示すように、本実施の形態に係る移動通信システム1aは、2つのeNB 10_1及び10_2と、これらのeNB 10_1及び10_2間を接続する基地局制御装置4とを含む点で、図1に示した上記の実施の形態1に係る移動通信システム1と異なる。基地局制御装置4は、eNB 10_1及び10_2をコアネットワーク5へ接続する機能を有する。なお、eNB 10_1及び10_2と基地局制御装置4との間の伝搬路、及び基地局制御装置4とコアネットワーク5との間の伝搬路は、有線又は無線のいずれであっても良い。また、eNB 10_1及び10_2がコアネットワーク5へ接続する機能を有し、基地局制御装置4が、コアネットワーク5を介してeNB 10_1及び10_2へ接続されていても良い。
図示の例では、移動RN 20_1は、eNB 10_1により形成されるセル2_1内に位置している。一方、固定RN 20_2は、eNB 10_2により形成されるセル2_2内に設置されている。また、eNB 10_1は、セル2_1内に位置するUE 30_3とも無線通信を行う。さらに、eNB 10_2は、セル2_2内に位置するUE 30_4とも無線通信を行う。
次に、本実施の形態の動作例を、図6〜図8を参照して説明する。
図6に示すように、eNB 10_1は、上記の実施の形態1と同様、図4に示した上記のステップS21及びS22を実行し、以て移動RN 20_1に対する設定及び制御を行う。
一方、上記の実施の形態1と異なり、eNB 10_1は、移動RN 20_1に対する設定及び制御の後、種別情報24が移動RNを示すか否かを判定する(ステップS23)。
この結果、種別=移動RNが成立した場合、eNB 10_1は、上記の設定及び制御に関する情報(以下、設定/制御情報と呼称する)を、基地局制御装置4を経由して隣接eNB 10_2へ通知する(ステップS24)。具体的には、eNB 10_1は、設定/制御情報を基地局制御装置4へ送信する。この時、基地局制御装置4は、例えばeNBの設置情報等を参照し、eNB 10_1の隣接eNBとしてeNB 10_2を特定する。そして、基地局制御装置4は、設定/制御情報をeNB 10_2へ転送する。なお、eNB 10_1に複数のeNBが隣接している場合には、基地局制御装置4は、設定/制御情報を全ての隣接eNBへ転送すれば良い。
ここで、上記の設定/制御情報は、移動RN 20_1に対して実際に指示した各種のパラメータ情報を含んでいれば良く、その内容に特に制限は無い。例えば、設定/制御情報には、セルID、信号の送受信タイミング、伝搬路品質に関する情報、収容トラヒック量に関する情報等を含めることができる。
このようにして、移動RN 20_1についての設定/制御情報が隣接eNB 10_2へ事前に通知されるため、移動RN 20_1は、図7に点線で示す如くeNB 10_2のセル2_2へ移動した場合であっても、自局のセル3_1を維持できる(換言すると、UE 30_1を収容したまま、UE 30_1との通信断を生じること無く移動できる)。また、移動RN 20_1は、図示の如く、新たなUE 30_4を即座に収容できる。また、セルの再形成が不要であるため、移動RN 20_1の処理負荷を低減できる。さらに、移動RN 20_1に対する設定及び制御の実行が不要であるため、eNB 10_2の処理負荷を低減できる。
なお、移動RN 20_1は、図8に示す如く動作しても良い。具体的には、移動RN 20_1は、図3に示した上記のステップS11及びS12を実行し、以てRNとしての動作を開始する。一方、移動RN 20_1は、自局が隣接eNB 10_2へ移動したことを検知した場合(ステップS13)、種別情報24を隣接eNB 10_2へ通知する(ステップS14)。なお、移動RN 20_1は、一般的なUEと同様にして、隣接eNB 10_2への移動を、CRSや報知情報の変化に基づき簡易に検知できる。
これにより、eNB 10_2は、eNB 10_1と同様にして、移動RN 20_1に対する設定及び制御を行うことができる。この場合、eNB同士間での設定/制御情報の通知が不要となるため、基地局制御装置4とeNB 10_1及び10_2との間のトラヒック量を低減できる。
なお、上記の実施の形態によって本発明は限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
例えば、上記の実施の形態に示したRN20の各処理を、コンピュータに実行させるためのプログラムとして提供することもできる。この場合、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。ここで、非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されても良い。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
この出願は、2010年4月27日に出願された日本出願特願2010−102344を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、移動通信システム、中継局、並びに中継局の制御方法及びプログラムに適用され、特に無線中継局に対する設定及び制御を行う用途に適用される。
上記の実施の形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
基地局と移動局との間で無線中継を行う中継局に、
前記中継局が移動可能な中継局であるか否かの種別を示す種別情報を、前記基地局へ通知する処理を、
実行させるための制御プログラム。
(付記2)付記1において、
前記中継局に、
前記基地局からの前記種別に応じた指示に従って、前記中継局を制御する処理を、
さらに実行させるための制御プログラム。
(付記3)付記1又は2において、
前記中継局に、
前記中継局が移動可能な中継局であり、且つ前記中継局が他の基地局により形成されるセルへ移動したことを検知した場合、前記種別情報を前記他の基地局へ通知する処理を、
さらに実行させるための制御プログラム。
1, 1a 移動通信システム
2, 2_1, 2_2, 3_1, 3_2 セル
4 基地局制御装置
5 コアネットワーク
10, 10_1, 10_2 eNB
20 RN
20_1 移動RN
20_2 固定RN
21 バックホールリンク通信部
22 アクセスリンク通信部
23 制御部
24 種別情報
30, 30_1〜30_4 UE

Claims (10)

  1. 第1の基地局と、
    前記第1の基地局と移動局との間で無線中継を行う中継局と、を備え、
    前記中継局は、自局が移動可能な中継局であるか否かの種別を示す種別情報を、前記第1の基地局へ通知し、
    前記第1の基地局は、前記中継局に対し、前記種別に応じた設定及び制御の少なくとも一方を行う、
    移動通信システム。
  2. 請求項1において、
    前記第1の基地局に隣接して設置された第2の基地局と、
    前記第1の基地局と、前記第2の基地局とを接続する上位の制御装置と、をさらに備え、
    前記第1の基地局は、前記種別が移動可能な中継局を示す場合、前記設定及び制御の少なくとも一方に関する情報を、前記制御装置を経由して前記第2の基地局へ通知する、移動通信システム。
  3. 請求項1又は2において、
    前記第1の基地局は、前記種別が移動可能な中継局を示す場合、前記設定に際し、前記中継局に自局からの無線信号を復調させるための参照信号として、自局で形成するセルに固有の参照信号を割り当てる、移動通信システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、
    前記第1の基地局は、前記種別が移動可能な中継局を示さない場合、前記設定に際し、前記中継局に自局からの無線信号を復調させるための参照信号として、前記中継局に固有の参照信号を割り当てる、移動通信システム。
  5. 基地局と移動局との間で無線中継を行う中継局であって、
    前記基地局との無線通信を行う第1の通信手段と、
    前記移動局との無線通信を行う第2の通信手段と、
    前記第1及び第2の通信部を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、自局が移動可能な中継局であるか否かの種別を示す種別情報を、前記第1の通信手段を介して前記基地局へ通知する、
    中継局。
  6. 請求項5において、
    前記制御手段は、前記第1の通信部を、前記基地局からの前記種別に応じた指示に従って制御する、中継局。
  7. 請求項5又は6において、
    前記制御手段は、自局が移動可能な中継局であり、且つ自局が他の基地局により形成されるセルへ移動したことを検知した場合、前記種別情報を、前記第1の通信手段を介して前記他の基地局へ通知する、中継局。
  8. 基地局と移動局との間で無線中継を行う中継局の制御方法であって、
    前記中継局が移動可能な中継局であるか否かの種別を示す種別情報を、前記基地局へ通知する、
    ことを含む制御方法。
  9. 請求項8において、
    前記基地局からの前記種別に応じた指示に従って、前記中継局を制御する、
    ことをさらに含む制御方法。
  10. 請求項8又は9において、
    前記中継局が移動可能な中継局であり、且つ前記中継局が他の基地局により形成されるセルへ移動したことを検知した場合、前記種別情報を前記他の基地局へ通知する、
    ことをさらに含む制御方法。
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