JPWO2011125461A1 - 画像生成装置及び方法並びにプリンタ - Google Patents

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Abstract

L,R視点画像データI(L),I(R)を基に複数の仮想視点画像データを生成する画像処理回路29に、撮影障害検知回路32、視差マップ生成回路33、仮想視点画像生成回路34を設ける。撮影障害検知回路32は、L,R視点画像データI(L),I(R)に撮影障害が発生しているか否かを検知する。視差マップ生成回路33は、両視点画像データI(L),I(R)のいずれか一方が異常画像データである場合に、他方の正常画像データの各画素に対応する異常画像データ上の対応点を抽出して視差マップを生成する。仮想視点画像生成回路34は、視差マップと正常画像データとに基づき仮想視点画像データを生成する。

Description

本発明は、被写体を2視点から撮影した視点画像を基に、被写体を仮想視点から見たときの仮想視点画像を生成する画像生成装置及び方法、並びにこの画像生成装置を備えるプリンタに関する。
レンチキュラレンズを左右方向に多数並べたレンチキュラシートを用いて、立体画像を観察できるようにした技術が知られている。これは、レンチキュラシートの背面側に、例えば左右の2視点から撮影したL視点画像及びR視点画像をそれぞれ線状に分割した線状画像を交互に配置するとともに、1個のレンチキュラレンズの下に、隣接する2つの線状画像を位置させたものである。左眼と右眼とが、各レンチキュラレンズを介して、視差のあるL視点画像及びR視点画像をそれぞれ観察することで、立体画像を観察することができる。
ところで、個々のレンチキュラレンズの背面に、L,R視点分の2本の線状画像だけを記録した場合には、画像が2重に見えるような不自然な立体画像が観察される。
特許文献1には、複眼カメラにより得られたL,R視点画像を基に、電子的補間によりL,R視点とは異なる複数の仮想的に設定された仮想視点から被写体を見たときの仮想視点画像を生成し、元のL,R視点画像と新たな仮想視点画像とに基づきレンチキュラシートに線状画像の記録を行うプリントシステムが開示されている。これにより、個々のレンチキュラレンズの背面にn(nは3以上)個の線状画像を並べて配置することができるので、立体画像の立体感を向上させることができる。
特開2001−346226号公報
しかしながら、複眼カメラで撮影を行う際にその一方の撮影レンズの一部が撮影者の指で遮られた場合には、L,R視点画像の一方は正常に撮影されない。このようなL,R視点画像から生成した仮想視点画像に基づいて、線状画像をレンチキュラシートに記録したときには、不自然な立体画像が観察されてしまう。これを防止するため、例えば撮影レンズの周辺に指などの接触を検知するセンサを設け、このセンサで指の接触を検知したときに警告表示を行う方法が考えられる。しかし、全ての複眼カメラにセンサを設けることは、製造コストが高くなるため現実的ではない。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、L,R視点の撮影画像のいずれか一方に異常がある場合でも、良好な仮想視点画像が得られる画像生成装置及び方法並びにプリンタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像生成装置は、被写体を異なる視点から撮影して得られた視差を有する第1視点画像及び第2視点画像を基に、前記視点とは異なる所定数の仮想視点から被写体を見たときの仮想視点画像を生成する画像生成装置において、前記第1視点画像及び第2視点画像に異常があるか否かを検知する検知手段と、前記検知手段の検知結果に基づき、前記第1視点画像及び第2視点画像の一方が異常のある異常画像である場合に、異常のない他方の正常画像の各画素にそれぞれ対応する前記異常画像上の対応点を抽出し、この抽出結果に基づき被写体の奥行き分布を示す視差マップを生成する視差マップ生成手段と、前記視差マップと前記正常画像とに基づき、前記仮想視点画像を生成する仮想視点画像生成手段と、を備えることを特徴とする。
前記正常画像と前記仮想視点画像とを、所定の出力先へ出力する画像出力手段を備えることが好ましい。また、前記異常画像及び前記正常画像の視点間に前記所定数よりも多くの前記仮想視点を設定する仮想視点設定手段を備え、前記仮想視点画像生成手段は、前記仮想視点設定手段が設定した各仮想視点の中から、前記正常画像の視点に近い側より順に前記所定数の前記仮想視点を選択して、前記仮想視点画像を生成することが好ましい。
前記仮想視点は、被写体を中心に等角度間隔で設定されることが好ましい。前記異常画像内で前記異常が発生した領域の面積を検知する面積検知手段を備え、前記仮想視点設定手段は、前記面積が大きくなるのに従って前記仮想視点の設定数を増加させることが好ましい。
被写体を異なる視点から撮影する複数の撮像部を有する撮影装置から、前記第1視点画像及び第2視点画像を取得する画像取得手段を備えることが好ましい。また、前記異常は、フレア、及び前記撮像部の撮影レンズの少なくとも一部を遮蔽していた障害物の像の少なくともいずれかを含むことが好ましい。
また、本発明のプリンタは、請求項1ないし7いずれか1項記載の画像生成装置と、前記第1視点画像及び第2視点画像のいずれか一方が前記異常画像であるときに、前記正常画像と前記仮想視点画像とに基づき、立体視が可能な画像を記録媒体に記録する記録手段と、を備えることを特徴とする。また、前記第1視点画像及び第2視点画像の両方に異常がある場合に、その旨を警告表示する警告表示手段を備えることが好ましい。
また、本発明の画像生成方法は、被写体を異なる視点から撮影して得られた視差を有する第1視点画像及び第2視点画像を基に、前記視点とは異なる所定数の仮想視点から被写体を見たときの仮想視点画像を生成する画像生成方法において、前記第1視点画像及び第2視点画像に異常あるか否かを検知する検知ステップと、前記検知ステップでの検知結果に基づき、前記第1視点画像及び第2視点画像のいずれか一方が異常のある異常画像である場合に、異常のない他方の正常画像の各画素にそれぞれ対応する前記異常画像上の対応点を抽出し、この抽出結果に基づき被写体の奥行き分布を示す視差マップを生成する視差マップ生成ステップと、前記視差マップと前記正常画像とに基づき、前記仮想視点画像を生成する仮想視点画像生成ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の画像生成装置及び方法並びにプリンタは、第1視点画像及び第2視点画像の一方が異常のある異常画像である場合に、他方の正常画像の各画素にそれぞれ対応する異常画像上の対応点を抽出した結果を基に視差マップを生成し、この視差マップと正常画像とに基づいて仮想視点画像を生成するので、第1視点画像及び第2視点画像の一方に異常がある場合でも良好な仮想視点画像が得られる。
立体画像プリントシステムの構成を示す概略図である。 レンチキュラシートをその背面側から見た斜視図である。 画像処理回路のブロック図である。 L視点画像データの一例を示した図である。 R視点画像データの一例を示した図である。 L視点画像データを基準として生成した視差マップの一例を示した図である。 R視点画像データを基準として生成した視差マップの一例を示した図である。 通常視点設定処理を説明するための説明図である。 特殊視点設定処理を説明するための説明図である。 立体画像プリントシステムの記録処理の流れを示すフローチャートである。 通常視差画像データ生成処理の流れを示すフローチャートである。 通常視差画像データ出力処理を説明するための説明図である。 L視差画像データ出力処理の流れを示すフローチャートである。 撮影障害が発生していないL視点画像データの一例を示した図である。 撮影障害が発生したR視点画像データの一例を示した図である。 図10AのL視点画像データを基準として生成された視差マップの一例を示した図である。 撮影障害が発生していないL視点画像データの一例を示した図である。 撮影障害が発生しているR視点画像データの一例を示した図である。 図11AのL視点画像データを基準として生成された視差マップの一例を示した図である。 図11BのR視点画像データを基準として生成された視差マップの一例を示した図である。 L視差画像データ出力処理を説明するための説明図である。 R視差画像データ出力処理の流れを示すフローチャートである。 L,R視点画像データ出力処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態のプリンタの構成を示すブロック図である。 第3実施形態の立体画像プリントシステムの構成を示すブロック図である。 通常撮影用視差マップを説明するための説明図である。 人物撮影用視差マップを説明するための説明図である。 風景撮影用視差マップを説明するための説明図である。 第3実施形態の立体画像プリントシステムの記録処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施形態のL視差画像データ出力処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施形態のL視差画像データ出力処理を説明するための説明図である。 第3実施形態のR視差画像データ出力処理の流れを示すフローチャートである。 第4実施形態の立体画像プリントシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、立体画像プリントシステム10は、複眼カメラ11とプリンタ12とで構成される。複眼カメラ11は、一対の撮像部14L,14Rを備えており、被写体を左右の異なる2視点から撮影して視差を有するL視点のL視点画像データI(L)とR視点のR視点画像データI(R)とを生成する。L,R視点画像データI(L),I(R)は一つにまとめた画像ファイル15としてメモリカード16に記録される。なお、符号14aは、撮像部14L,14Rの撮影レンズである。
プリンタ12は、メモリカード16に記録されたL,R視点画像データI(L),(R)に基づき、立体画像を観察するための複数の視点画像データをレンチキュラシート17(以下、単にシート17という、図2参照)の背面に記録する。
図2に示すように、シート17は、その表面側に多数の半円柱状のレンチキュラレンズ(以下、単にレンズという)18が配列され、その背面が平面になっている。この背面は、レンズ18ごとに画像領域19が仮想的に区画され、1個のレンズ18に対して1個の画像領域19が対応する。
各画像領域19は、視点画像の個数に応じてレンズ18の配列方向に区画される。例えば6視点の画像の記録を行う場合に、各画像領域19は6個の第1〜第6微小領域19a〜19fに区画され、6視点の画像を線状に分割した線状画像がそれぞれに記録される。各微小領域19a〜19fは、6視点の画像にそれぞれ1対1に対応している。
図1に戻って、プリンタ12のCPU21は、操作部22からの制御信号に基づき、メモリ23から読み出した各種プログラムやデータを逐次実行することで、プリンタ12の各部を統括的に制御する。メモリ23のRAM領域は、CPU21が処理を実行するためのワークメモリや、各種データの一時保管先として機能する。
CPU21には、バス25を介して、操作部22、メモリ23、シート搬送機構26、画像記録部27、画像入力I/F28、画像処理回路(画像生成装置)29、モニタ30などが接続されている。
操作部22は、プリンタ12の電源のON/OFF操作、及び画像記録の開始操作などに用いられる。シート搬送機構26は、シート17をレンズ18の配列方向に平行な副走査方向に搬送する。
画像記録部27は、主走査方向に長く延びた線状画像をシート17の背面に記録する。画像記録部27は、シート17が副走査方向に1ライン分ずつ搬送されるごとに、線状画像を1ラインずつ記録する。これにより、副走査方向に線状画像を並べて記録することができる。
画像入力I/F28は、メモリカード16がセットされる。画像入力I/F28は、メモリカード16から画像ファイル15を読み出して画像処理回路29へ送る。
画像処理回路29は、画像ファイル15のL,R視点画像データI(L),I(R)に基づき、L,R視点とは異なる複数の仮想視点からの仮想視点画像データを生成する。また、画像処理回路29は、仮想視点画像データの生成を行ったときに、L,R視点画像データI(L),(R)の少なくとも一方と、仮想視点画像データとからなるn視点の視差画像データを画像記録部27へ出力する。ここで、視差画像データとは、異なる視点から被写体を見たときの個々の視点画像データの集まりをいう。
モニタ30は、画像記録処理のメニューを選択する選択画面、各種設定を行うための設定画面、及びトラブル発生時の警告メッセージなどを表示する。
図3に示すように、画像処理回路29は、画像読出回路(画像取得手段)31と、撮影障害検知回路(検知手段)32と、視差マップ生成回路33と、仮想視点画像生成回路34と、画像出力回路35とを有している。
画像読出回路31は、画像入力I/F28を介して、操作部22で指定された画像ファイル15をメモリカード16から読み出して記憶する。
撮影障害検知回路32は、画像読出回路31内の画像ファイル15を解析して、L,R視点画像データI(L),I(R)に撮影障害が発生しているか否かを検知する。この撮影障害としては、指係りなどの物理的障害や、フレアなどの光学的障害が例として挙げられる。「指係り」は、撮影レンズ14aの少なくとも一部を撮影者の指(障害物)が遮蔽することで、撮影画像中に指の像が表示されることである(図10B参照)。
指係りの発生の有無は、例えば、指係り発生時に撮影される画像パターンを予め複数記憶しておき、これら各画像パターンとL,R視点画像データI(L),I(R)との類似度を判定することで検知可能である。また、フレアの発生の有無は、例えば、L,R視点画像データI(L),I(R)を比較して、両者の各部の輝度の差異が所定のしきい値よりも大きくなるか否かで検知可能である。
視差マップ生成回路33は、画像読出回路31内のL,R視点画像データI(L),(R)に基づき、被写体の奥行き分布を示す視差マップを生成して仮想視点画像生成回路34へ出力する。視差マップ生成回路33は、L視点画像データI(L)を基準とした視差マップ38Lと、R視点画像データI(R)を基準とした視差マップ38Rとの少なくともいずれか一方を生成する。以下、視差マップ38Lの生成方法の一例について説明する。
図4A及び図4Bに示すように、L,R視点画像データI(L),I(R)の同一領域内において、L視点画像データI(L)の各画素39に対してR視点画像データI(R)上の対応する画素(以下、対応点という)40を抽出する。なお、図中では画素39及び対応点40の代表例を図示している。対応点40の抽出方法としては、上記特許文献1に記載されているテンプレートマッチング方式などの各種方式があり、いずれの方式を用いてもよい。
次いで、L視点画像データI(L)の各画素39に対するR視点画像データI(R)の各対応点40の水平方向の位置ズレ量を求める。これにより、L視点画像データI(L)の画素39ごとの視差が求まり、これを図4Cに示すような視差マップ38Lとする。図中では、ドットの密度が高くなるのに従って複眼カメラ11に近いことを示す。ドットの密度が高い部分が複眼カメラ11に近い人物などの主要被写体を表し、ドットの密度が低い部分が複眼カメラ11から遠い背景などを表す。
一方、図4Dに示す視差マップ38Rは、R視点画像データI(R)の各画素39に対応するL視点画像データI(L)上の対応点40の位置ズレ量を求めることにより生成される。
図3に戻って、仮想視点画像生成回路34は、左右視点とは異なる仮想視点から被写体を見たときの仮想視点画像データを生成する。この仮想視点画像生成回路34は、仮想視点設定部43と、仮想視点画像生成部44とを備えている。
仮想視点設定部43は、L,R視点間に複数の仮想視点を設定する。この仮想視点設定部43は、下記の通常視点設定処理及び特殊視点設定処理のいずれかを選択的に実行する。
図5Aに示すように、通常視点設定処理では、例えばn=6視点とした場合に(n−2)=4個の仮想視点V(1)〜V(4)を設定する。仮想視点V(1)〜V(4)は、L視点V(L)及びR視点V(R)のそれぞれの視点方向がなす輻輳角αを5分割するように等角度間隔で設定される。
図5Bに示すように、特殊視点設定処理では、例えばn=6視点とした場合に(2n−2)=10個の仮想視点V(1)〜V(10)を設定する。仮想視点V(1)〜V(10)は、輻輳角αを11分割するように等角度間隔で設定される。
図3に戻って、仮想視点画像生成部44は、仮想視点設定部43が設定した仮想視点に対応する仮想視点データを生成して画像出力回路35へ送る。仮想視点画像生成部44は、通常視点設定処理が実行されたときには通常画像生成処理を実行するとともに、特殊視点設定処理が実行されたときには特殊画像生成処理を実行する。
通常画像生成処理では、L通常画像生成処理とR通常画像生成処理とを順番に実行する。L通常画像生成処理では、L,R視点V(L),V(R)間の中心よりもL視点V(L)側に位置する仮想視点の仮想視点画像データを生成する(図8参照)。具体的には、L視点画像データI(L)及び視差マップ38Lに基づき、仮想視点画像データ(以下、L仮想視点画像データという)を生成する。
一方、R通常画像生成処理では、L,R視点V(L),V(R)間の中心よりもR視点V(R)側に位置する仮想視点の仮想視点画像データを生成する。具体的には、R視点画像データI(R)及び視差マップ38Rに基づき、仮想視点画像データ(以下、R仮想視点画像データという)を生成する。これにより、左右合計で(n−2)個のL,R仮想視点画像データが生成される。
特殊画像生成処理では、L特殊画像生成処理及びR特殊画像生成処理のいずれかを選択的に実行する。L特殊画像生成処理では、L視点V(L)に近い順に(n−1)個の仮想視点を選択して、これら各仮想視点に対応するL仮想視点画像データを生成する(図12参照)。一方、R特殊画像生成処理では、R視点V(R)に近い順から選択した(n−1)個の仮想視点に対応するR仮想視点画像データを生成する。これにより、(n−1)個のL仮想視点画像データまたは(n−1)個のR仮想視点画像データが生成される。
画像出力回路35は、仮想視点画像生成部44から仮想視点画像データが入力されたときには、n視点の視差画像データを画像記録部27へ出力する。また、画像出力回路35は、仮想視点画像データの入力がないときには、画像読出回路31内のL,R視点画像データI(L),I(R)を画像記録部27へ出力する。ここでn視点の視差画像データは、仮想視点画像生成部44から入力される仮想視点画像データの数及び種類に応じて、下記の通常視差画像データ、L視差画像データ、R視差画像データのいずれかになる。
通常視差画像データは、仮想視点画像生成部44からの(n−2)個のL,R仮想視点画像データと、画像読出回路31からのL,R視点画像データI(L),I(R)とで構成される。L視差画像データは、仮想視点画像生成部44からの(n−1)個のL仮想視点画像データと、画像読出回路31からのL視点画像データI(L)とで構成される。R視差画像データは、仮想視点画像生成部44からの(n−1)個のR仮想視点画像データと、画像読出回路31からのR視点画像データI(R)とで構成される。
CPU21は、撮影障害検知回路32の検知結果に基づき、通常視差画像データの出力処理、L視差画像データの出力処理、R視差画像データの出力処理、L,R視点画像データの出力処理のいずれかを選択的に実行させる。
通常視差画像データ出力処理は、L,R視点画像データI(L),I(R)の両方が正常に撮影されているときに実行される。L視差画像データ出力処理は、R視点画像データI(R)に撮影障害が発生しているときに実行され、R視差画像データ出力処理は、L視点画像データI(L)に撮影障害が発生しているときに実行される。
L,R視点画像データ出力処理は、L,R視点画像データI(L),I(R)の両方に撮影障害が発生しているときに実行される。この際に、CPU21は、L,R視点画像データI(L),I(R)の両方に撮影障害が発生している旨を示す警告メッセージ等をモニタ30に表示させる。
次に、図6に示すフローチャートを用いて上記構成の立体画像プリントシステム10の画像記録処理について説明を行う。なお、ここでは6視点(n=6)の画像をシート17に記録する場合について説明を行う。
最初に、複眼カメラ11から取り外されたメモリカード16が画像入力I/F28にセットされる。このセット後に、操作部22で画像ファイル15を選択して記録開始操作を行うと、CPU21は、画像読出回路31に対して画像ファイル15の読出し指令を発する。これにより、画像読出回路31は、画像入力I/F28を介して、指定された画像ファイル15をメモリカード16から読み出して一時的に記憶する。
次いで、CPU21は、撮影障害検知回路32に対して撮影障害の検知指令を発する。この指令を受けて撮影障害検知回路32は、画像読出回路31内のL,R視点画像データI(L),I(R)を解析して、両画像データI(L),I(R)の撮影障害の発生の有無を検知し、この検知結果をCPU21へ送る。
CPU21は、L,R視点画像データI(L),I(R)の両方に撮影障害が発生していない場合には通常視差画像データ出力処理を実行する。また、CPU21は、R視点画像データI(R)に撮影障害が発生している場合にはL視差画像データ出力処理を実行し、L視点画像データI(L)に撮影障害が発生している場合にはR視差画像データ出力処理を実行する。そして、CPU21は、L,R視点画像データI(L),I(R)の両方に撮影障害が発生している場合にはL,R視点画像データ出力処理を実行する。
[通常視差画像データ出力処理]
図7に示すように、通常視差画像データ出力処理の実行が決定すると、輻輳角αを分割する分割数(以下、視点分割数という)Kが「5」に決定し、仮想視点の設定数が「4」に決定する。次いで、CPU21は、視差マップ生成回路33に対して視差マップ38Lの生成指令を発する。この指令を受けて視差マップ生成回路33は、L視点画像データI(L)の各画素39に対応するR視点画像データI(R)上の対応点40を抽出し、この抽出結果を基に視差マップ38Lを生成する。視差マップ38Lは仮想視点画像生成回路34へ出力される。
CPU21は、仮想視点設定部43に対して通常視点設定指令を発する。この指令を受けて仮想視点設定部43は、図5Aに示した通常視点設定処理を開始する。仮想視点設定部43は、視差マップ38Lを基に、複眼カメラ11に最も近い被写体位置に相当する視差値と最も遠い被写体位置に相当する視差値を求める。そして、最も近い被写体がシート17の記録面から所定の距離だけ手前側に観察され、最も遠い被写体がシート17の記録面から所定の距離だけ奥側に観察されるように、仮想視点V(1)〜V(4)を設定する。なお、仮想視点の設定方法は周知の各種方法を用いてよい。
次いで、CPU21は、仮想視点画像生成部44に対してL通常画像生成処理の実行指令を発する。これにより、仮想視点画像生成部44は、視差マップ38LとL視点画像データI(L)とに基づき仮想視点V(1)、V(2)に対応するL仮想視点データI(1),I(2)を生成する。なお、視差マップとL視点画像データとを基に仮想視点画像データを生成する方法は周知技術であるので、ここでは説明を省略する(例えば、特開2001−346226号公報、特開2003−346188号公報参照)。
L仮想視点画像データI(1),I(2)の生成後に、CPU21は、視差マップ生成回路33に対して視差マップ38Rの生成指令を発する。これにより、R視点画像データI(R)の各画素39に対応するL視点画像データI(L)上の対応点40が抽出され、この抽出結果を基に視差マップ38Rが生成される。
次いで、CPU21は、仮想視点設定部43に対して通常視点設定指令を発するとともに、仮想視点画像生成部44に対してR通常画像生成処理の実行指令を発する。これにより、仮想視点V(3),V(4)に対応するR仮想視点データI(3),I(4)が生成される。
図8に示すように、仮想視点V(1)〜V(4)にそれぞれ対応するL仮想視点データI(1),I(2)及びR仮想視点データI(3),I(4)が生成される。これにより、元のL,R視点画像データI(L),I(R)と合わせて計6視点の視点画像データが得られる。各仮想視点データI(1),I(2),I(3),I(4)は、画像出力回路35に入力される。
CPU21は、画像出力回路35に対して通常視差画像データの出力指令を発する。この指令を受けて画像出力回路35は、画像読出回路31からL,R視点画像データI(L),I(R)を読み出す。次いで、画像出力回路35は、各仮想視点データI(1),I(2),I(3),I(4)と、L,R視点画像データI(L),I(R)とからなる6視点の通常視差画像データを画像記録部27へ出力する。以上で通常視差画像データ出力処理が完了する。
[L視差画像データ出力処理]
図9示すように、L視差画像データ出力処理の実行が決定すると、視点分割数Kが11に決定し、仮想視点の設定数が10に決定する。CPU21は、視差マップ生成回路33に対して視差マップ38Lのマップ生成指令を発する。これにより、視差マップ生成回路33が視差マップ38Lを生成する。
図10A及び図10Bに示すように、R視点画像データI(R)の一部領域に指係り像46(斜線で表示)が発生している場合には、図10Cに示すように、視差マップ38L内にも指係り像46が原因となって視差の値が異常となる異常領域47(斜線で表示)が発生する。このような場合でも、以下に説明するように、視差マップ38Lは視差マップ38Rよりも精度のよい被写体の奥行き分布が得られる。
例えば図11A及び図11Bに示すように、L視点画像データI(L)中の画素39aに対応するR視点画像データI(R)中の対応点40aは指係り像46で隠れている。このような場合でも、対応点40aの近傍の指係り像46で隠れていない画素を対応点40bとして、画素39aと対応点40bとの視差が得られることがある。この視差の値は、誤対応の結果得られた不正値ではあるが、被写体の何らかの奥行きを示す値となる。このため、図11Cに示すように、正常に撮影されたL視点画像データI(L)を基準とした対応点検索により得られる視差マップ38Lでは、異常領域47の視差値も被写体の何らかの奥行きを示す値となる場合がある。
一方、指係り像46が発生したR視点画像データI(R)を基準とした対応点検索を行った場合に、L視点画像データI(L)には指係り像46の各画素に対応する対応点が全く存在しないので、視差値は不明となる。このため、図11Dに示すように、R視点画像データI(R)を基準とした対応点検索により得られる視差マップ38Rでは、異常領域49の視差値がデフォルト値(通常は0または255)になる。従って、視差マップ38Lの方が視差マップ38Rよりも精度のよい被写体の奥行き分布が得られる。
以上の理由により、R視点画像データI(R)に撮影障害が発生している場合には視差マップ38Lの生成を行う。視差マップ38Lは、仮想視点画像生成回路34へ出力される。次いで、CPU21は、仮想視点設定部43に対して特殊視点設定指令を発する。
図12に示すように、特殊視点設定指令を受けた仮想視点設定部43は、特殊視点設定処理を実行して仮想視点V(1)〜V(10)を設定する。次いで、CPU21は、仮想視点画像生成部44に対してL特殊画像生成処理の実行指令を発する。
CPU21からの指令を受けた仮想視点画像生成部44は、視差マップ38LとL視点画像データI(L)とに基づき、仮想視点V(1)〜V(5)に対応するL仮想視点画像データI(1)〜I(5)を生成する。正常なL視点画像データI(L)を基に仮想視点画像データを生成するので、仮想視点画像データに指係り像46は含まれない。
また、視差マップ38Lには、図11Cに示した異常領域47が発生しているため、仮想視点がR視点V(R)に近づくほど、この仮想視点に対応するL仮想視点画像データに異常が発生する確率が高くなり、さらにその異常の程度が大きくなる。ここで異常とは、例えば画像中央に位置する主要被写体の前に背景の一部が表示されることである。
仮想視点画像生成部44は、L視点V(L)に近い順から5視点の仮想視点V(1)〜V(5)に対応するL仮想視点画像データI(1)〜I(5)を生成するので、これら画像データに異常が発生する確率は低くなる。また、異常が発生したとしてもその程度は小さくなる。L仮想視点データI(1)〜I(5)は画像出力回路35に入力される。
CPU21は、画像出力回路35に対してL視差画像データの出力指令を発する。これにより、画像出力回路35は、L仮想視点データI(1)〜I(5)と、画像読出回路31から読み出したL視点画像データI(L)とからなる6視点のL視差画像データを画像記録部27へ出力する。以上でL視差画像データ出力処理が完了する。
[R視差画像データ出力処理]
図13に示すように、R視差画像データ出力処理の流れは、L視差画像データ出力処理の流れと基本的に同じである。ただし、R視差画像データ出力処理では視差マップ38Rが生成される。次いで、視差マップ38RとR視点画像データI(R)とに基づき、R視点V(R)に近い順から5視点の仮想視点V(6)〜V(10)に対応するR仮想視点画像データI(6)〜I(10)が生成される。そして、R仮想視点データI(6)〜I(10)と、R視点画像データI(R)とからなる6視点のR視差画像データが画像記録部27へ出力される。以上でR視差画像データ出力処理が完了する。
[L,R視点画像データ出力処理]
図14に示すように、CPU21は、L,R視点画像データ出力処理の実行を決定した場合には、L,R視点画像データI(L),I(R)の両方に撮影障害が発生している旨を示す警告をモニタ30に表示させる。さらに、CPU21は、画像記録処理を一旦停止させるとともに、画像記録処理を続行するか否かを示すメッセージをモニタ30に表示させる。
操作部22で画像記録処理続行の操作がなされると、CPU21は、画像出力回路35に対してL,R視点画像データの出力指令を発する。これにより、画像出力回路35は、画像読出回路31からL,R視点画像データI(L),I(R)を読み出して画像記録部27へ出力する。また、操作部22で画像記録処理中止の操作がなされた場合には、CPU21は画像記録処理を中止する。
図6に戻って、CPU21は、通常視差画像データ、L視差画像データ、及びR視差画像データのいずれかが画像記録部27に入力されたときに、画像記録部27に対して6視点画像記録指令を発する。この指令を受けて画像記録部27は、6視点の視点画像をそれぞれ線状に分割した線状画像をシート17の背面に記録する。L,R視差画像データを基に記録を行った場合には、通常視差画像データを基に記録を行ったときよりも立体画像の立体感は低下するが、指係り像46やフレアなどの撮影障害が表示されないため、良好な立体画像を観察することができる。
一方、CPU21は、L,R視点画像データI(L),I(R)だけが画像記録部27に入力されたときに、画像記録部27に対して2視点画像記録指令を発する。この指令を受けて画像記録部27は、L,R視点画像データI(L),I(R)をそれぞれ線状に分割した線状画像をシート17の背面に記録する。以下、メモリカード16内の他の画像ファイル15の画像記録を行う場合には、上述の処理が繰り返し実行される。
上記第1実施形態では、6視点の視差画像データをシート17に記録する場合について説明を行ったが、3視点以上の視差画像データをシート17に記録する場合にも本発明を適用することができる。例えばn視点の視差画像データをシート17に記録する場合に、各視差画像データ出力処理で生成されるL,R仮想視点画像データは下記1〜3で表される。
1.通常視差画像データ出力処理
(1)視点分割数:K=n−1
(2)仮想視点設定数:n
(3)L仮想視点画像データ:I(1)、I(2)、・・・I((K+1)/2−1)
(4)R仮想視点画像データ:I((K+1)/2)、I((K+1)/2+1)、・・・I(K−1)
2.L視差画像データ出力処理
(1)視点分割数:K=2n−1
(2)仮想視点設定数:n
(3)L仮想視点画像データ:I(1)、I(2)、・・・I((K+1)/2−1)
3.R視差画像データ出力処理
(1)視点分割数:K=2n−1
(2)仮想視点設定数:n
(3)R仮想視点画像データ:I((K+1)/2)、I((K+1)/2+1)、・・・I(K−1)
[第2実施形態]
次に、図15を用いて本発明の第2実施形態のプリンタ52について説明する。上記第1実施形態では、特殊視点設定処理時に設定される仮想視点の設定数が予め定められている。これに対してプリンタ52では、L,R視点画像データ内で指係り像46などの撮影障害が発生した領域(以下、単に撮影障害領域という)の面積に応じて仮想視点の設定数を定める。
プリンタ52は、基本的には第1実施形態のプリンタ12と同じ構成である。ただし、撮影障害検知回路32には面積検知部53が設けられるとともに、CPU21は仮想視点設定制御部54として機能する。また、メモリ23には設定数決定テーブル55が格納されている。
設定数決定テーブル55は、撮影障害領域の面積Sと仮想視点の設定数とを対応付けて記憶している。この設定数決定テーブル55では、面積Sが一定量ずつ大きくなるのに従って仮想視点の設定数が大きくなるように両者が対応付けられている。
面積検知部53は、撮影障害検知回路32が撮影障害の発生を検知したときに作動して撮影障害領域の面積Sを求め、この結果をCPU21へ出力する。面積Sは、例えば画像データ内の撮影障害領域を特定し、この領域内の画素数をカウントすることで求められる。なお、撮影障害領域の特定は、例えば、正常に撮影された画像データと、撮影障害が発生している画像データとを各種マッチング法を用いて比較することで実行可能である。
仮想視点設定制御部54は、特殊視点設定処理時に作動して仮想視点の設定数を決定する。仮想視点設定制御部54は、面積検知部53から入力された面積Sの値に基づき、メモリ23の設定数決定テーブル55を参照して仮想視点の設定数を決定し、この結果を仮想視点設定部43へ送る。これにより、特殊視点設定処理時における仮想視点の設定数を、撮影障害領域の面積Sに応じて増減することができる。
撮影障害領域の面積Sが大きい場合には、仮想視点の設定数を増やすことができる。これにより、各仮想視点画像データの仮想視点の位置を、撮影障害の発生していない側のL/R視点により近づけることができる。例えば図12において仮想視点の設定数が10から20に増えた場合には、仮想視点V(1)〜V(5)の位置がL視点V(L)に近づく。このため、仮想視点画像データに対する撮影障害の影響を低減することができる。
[第3実施形態]
次に、図16を用いて本発明の第3実施形態の立体画像プリントシステム58について説明を行う。第1実施形態では、L,R視差画像データ出力処理時に視差マップ生成回路33が生成した視差マップを基に仮想視点画像データを生成している。これに対して立体画像プリントシステム58では、L,R視点画像データI(L),I(R)のいずれか一方に撮影障害が発生している場合に、予め記憶しておいた視差マップを用いて仮想視点画像データの生成を行う。立体画像プリントシステム58は複眼カメラ59とプリンタ60とで構成される。
複眼カメラ59は、基本的には第1実施形態の複眼カメラ11と同じものであるが、撮影モードとして人物撮影モードと、風景撮影モードと、通常撮影モードとを有している。人物撮影モードは、例えばフォーカスを近景に設定するなど人物の撮影に適した撮影条件で撮影を行うモードである。また、風景撮影モードは、例えばフォーカスを遠景に設定するなど風景の撮影に適した撮影条件で撮影を行うモードである。通常撮影モードは、人物や風景の撮影に対応して撮影条件を広くカバーできるモードである。複眼カメラ59は、画像ファイル15をメモリカード16に記録する際に、撮影モードの種類を表す付帯情報62を画像ファイル15に付帯させる。
プリンタ60は、基本的には上記第1実施形態のプリンタ12と同じ構成である。ただし、プリンタ60の画像処理回路64には、視差マップ格納部65、視差マップ出力回路66、及び仮想視点画像生成回路67が設けられている。
視差マップ格納部65は、通常撮影用視差マップ71、人物撮影用視差マップ72、風景撮影用視差マップ73を格納している。
図17に示すように、通常撮影用視差マップ71は、画像中央部に主要被写体Hが位置し、かつ画像下段の被写体が主要被写体Hの手前側に位置し、さらに画像上段の被写体が主要被写体Hよりも奥側に位置するようなL,R視点画像データを想定した視差マップである。この通常撮影用視差マップ71は、視差値がゼロに設定される領域A(0)、視差値が−10に設定される領域A(−10)、視差値が+10に設定される領域A(+10)、視差値が+20に設定される領域A(+20)の4つの領域に分けられている。ここでは領域A(0)を基準として、視差値の数値が小さいほど手前側の領域を示し、逆に数値が大きいほど奥側の領域を示す。
領域A(0)は略台形状であり、マップ中央部に設定されている。これは観察者が最も注視する部分が主要被写体Hであり、この部分に視差が生じていると観察者の視覚疲労が増加するためである。他の領域A(−10)、領域A(+10)、及び領域A(+20)は、マップ中央部を除くようにマップ下段、マップ中段、マップ上段にそれぞれ設定されている。
図18に示すように、人物撮影用視差マップ72は、人物撮影により得られるL,R視点画像データを想定した視差マップである。人物撮影用視差マップ72では、略矩形状の領域A(0)がマップ下段中央部及びマップ中央部に設定される。領域A(−10)は、領域A(0)の下端部を囲むようにマップ下段に設定される。領域A(+10)は、領域A(−10)以外の範囲で領域A(0)を囲むように設定される。さらに、領域A(+20)は、領域A(+10)を囲むように設定される。
図19に示すように、風景撮影用視差マップ73は、風景撮影により得られるL,R視点画像データを想定した視差マップである。風景撮影用視差マップ73では、帯状の領域A(−10)、領域A(0)、領域A(+10)、領域A(+20)がマップ下段からマップ上段に向かって順に設定されている。
図16に戻って、視差マップ出力回路66は、視差マップ格納部65内の各視差マップ71〜73の中から、画像ファイル15の撮影シーンに最も適した視差マップ(以下、最適視差マップという)を選択して仮想視点画像生成回路67へ出力する。この視差マップ出力回路66は、撮影シーン判定部75を備えている。
撮影シーン判定部75は、画像ファイル15の付帯情報62を参照して、画像ファイル15が得られたときの撮影モードの種類を確認することで、画像ファイル15の撮影シーンのカテゴリが人物撮影、風景撮影、通常撮影のいずれであるかを判定する。
仮想視点画像生成回路67は、基本的には第1実施形態の仮想視点画像生成回路34と同じように仮想視点画像データの生成を行う。ただし、L,R視点画像データI(L),(L)のいずれか一方に撮影障害が発生している場合に、仮想視点設定部77は第1実施形態とは異なる特殊視点設定処理(以下、特殊視点設定処理Xという)を実行し、仮想視点画像生成部78は第1実施形態とは異なる特殊画像生成処理(以下、特殊画像生成処理Xという)を実行する。
特殊視点設定処理Xでは、例えばn=6視点とした場合に(n−1)=5個の仮想視点V(1)〜V(5)を設定する(図22参照)。これは仮想視点画像データの生成に用いる視差マップとして、撮影障害が発生したL,R視点画像データを基に生成された視差マップではなく、予め記憶された視差マップを用いることによる。予め記憶された視差マップを用いて仮想視点画像データを生成する場合には、その仮想視点の位置が撮影障害の発生している側の視点に近くとも撮影障害の影響を受けないためである。
特殊画像生成処理Xでは、L,R視点画像データI(L),I(R)のいずれに撮影障害が発生しているのかに応じて、下記のL特殊画像生成処理X及びR特殊画像生成処理Xのいずれかを選択的に実行する。
L特殊画像生成処理Xでは、L視点画像データI(L)と最適視差マップとを用いて、各仮想視点V(1)〜V(5)に対応するL仮想視点画像データI(1)〜I(5)の生成を行う。また、R特殊画像生成処理Xでは、R視点画像データI(R)と最適視差マップを用いて、各仮想視点V(1)〜V(5)に対応するR仮想視点画像データI(1)〜I(5)の生成を行う。
以下、図20に示すフローチャートを用いて上記構成の立体画像プリントシステム58の画像記録処理について説明を行う。以下の説明では、第1実施形態と同様に6視点の画像データをシート17に記録する場合(n=6)について説明を行う。なお、L,R視点画像データI(L),I(R)の両方に撮影障害が発生している場合の処理、及び両方に撮影障害が発生していない場合の処理は、上記第1実施形態と同じであるため説明は省略する。
L,R視点画像データI(L),I(R)のいずれか一方に撮影障害が発生している場合に、CPU21は、視差マップ出力回路66に対して最適視差マップの出力指令を発する。この指令を受けた視差マップ出力回路66は、撮影シーン判定部75を作動させる。撮影シーン判定部75は、画像読出回路31内の画像ファイル15の付帯情報62に記録された撮影モードの種類を確認する。これにより、撮影シーンのカテゴリが人物撮影、風景撮影、通常撮影のいずれかであると判定される。
次いで、視差マップ出力回路66は、視差マップ格納部65の中から撮影シーン判定部75の判定結果に対応する最適視差マップを選択し、この最適視差マップを仮想視点画像生成回路67へ出力する。そして、CPU21は、R視点画像データI(R)に撮影障害が発生している場合には、L視差画像データ出力処理を実行する。
[L視差画像データ出力処理]
図21に示すように、L視差画像データ出力処理の実行が決定すると、視点分割数Kが「6」に決定し、仮想視点の設定数が「5」に決定する。次いで、CPU21は、仮想視点設定部43に対して特殊視点設定指令を発する。
図22に示すように、特殊視点設定指令を受けた仮想視点設定部43は、特殊視点設定処理Xを実行して、仮想視点V(1)〜V(5)を設定する。次いで、CPU21は、仮想視点画像生成部78に対してL特殊画像生成処理Xの実行指令を発する。
CPU21からの指令を受けた仮想視点画像生成部78は、最適視差マップとL視点画像データI(L)とに基づき仮想視点V(1)〜V(5)に対応するL仮想視点画像データI(1)〜I(5)を生成する。第1実施形態とは異なり視差マップ38Lを生成する必要がないので、画像処理回路64の負荷を減らすことができ、さらに第1実施形態よりも処理時間を減らすことができる。また、予め記憶されている視差マップを用いるので、L,R視点画像データI(L),I(R)の一方に発生した撮影障害領域の面積が大きい場合でも、ある程度は良好な仮想視点画像データが得られる。
L仮想視点画像データI(1)〜I(5)は、画像出力回路35に入力される。次いで、CPU21は、画像出力回路35に対してL視差画像データの出力指令を発する。これにより、L仮想視点画像データI(1)〜I(5)と、L視点画像データI(L)とからなる6視点のL視差画像データが画像記録部27へ出力される。以上でL視差画像データ出力処理が完了する。
[R視差画像データ出力処理]
図23に示すように、CPU21は、L視点画像データI(L)に撮影障害が発生している場合に、R視差画像データ出力処理を実行する。このR視差画像データ出力処理の流れは、上述のL視差画像データ出力処理の流れと基本的に同じである。ただし、R視差画像データ出力処理では、最適視差マップとR視点画像データI(R)とに基づき、仮想視点V(1)〜V(5)に対応するR仮想視点画像データI(1)〜I(5)が生成される。次いで、R仮想視点データI(1)〜I(5)と、R視点画像データI(R)とからなる6視点のR視差画像データが画像記録部27へ出力される。以上でR視差画像データ出力処理が完了する。
L,R視差画像データの出力以降の処理は第1実施形態と同じであるため、説明は省略する。この第3実施形態においても、撮影障害が発生していない画像データを基に仮想視点画像データを生成するので、良好な立体画像を観察することができる。
上記第3実施形態では、6視点の視差画像データをシート17に記録する場合について説明を行ったが、3視点以上の視差画像データをシート17に記録する場合にも本発明を適用することができる。
上記第3実施形態では、視差マップ格納部65に格納されている視差マップとして、通常・人物・風景撮影用視差マップ71〜73を例に挙げたが、その他の各種撮影シーンに対応した視差マップが格納されていてもよい。さらに、上記第3実施形態では、画像ファイル15の付帯情報62に基づき撮影シーンを判定しているが、例えば周知の顔検出処理を行ってL,R視点画像データI(L),I(R)における顔の有無やその大きさを検出した結果に基づき、撮影シーンの判定を行ってもよい。
上記第3実施形態では、6視点のL,R視差画像データ出力処理時に、5個の仮想視点を設定しているが、上記第1実施形態と同様に10個の仮想視点を設定して5個の仮想視点画像データを生成してもよい。この場合も、視差マップ38L,38Rの代わりに最適視差マップを用いる以外は第1実施形態と同様にして仮想視点画像データの生成を行えばよい。
[第4実施形態]
次に、図24を用いて本発明の第4実施形態の立体画像プリントシステム80について説明を行う。上記各実施形態ではプリンタにて仮想視点画像データの生成を行っているが、立体画像プリントシステム80では複眼カメラにて仮想視点画像データの生成を行う。この立体画像プリントシステム80は、複眼カメラ81とプリンタ82とで構成される。
複眼カメラ81は、一対の撮像部14L,14Rを備えている。撮像部14L,14Rは、撮影レンズ14aの他に、図示は省略するがイメージセンサ等を備えている。
CPU85は、操作部86からの制御信号に基づき、メモリ87から読み出した各種プログラム等を逐次実行することで、複眼カメラ81の各部を統括的に制御する。このCPU85には、バス88を介して、操作部86、メモリ87、信号処理回路89、表示ドライバ90及びモニタ91、画像処理回路92、記録制御回路93等が接続されている。
操作部86は、例えば、電源スイッチ、複眼カメラ81の動作モード(例えば撮影モード、再生モード等)を切り替えるモード切替スイッチ、シャッタボタン等からなる。
AFE(アナログフロントエンド)95は、撮像部14L,14Rからそれぞれ出力されるアナログの画像信号に対し、ノイズの除去処理、画像信号の増幅処理、デジタル化処理を施して、L,R画像信号を生成する。L,R画像信号は信号処理回路89へ出力される。
信号処理回路89は、AFE95から入力されたL,R画像信号に対し、階調変換,ホワイトバランス補正処理,γ補正処理、YC変換処理等の各種画像処理を施してL,R視点画像データI(L),I(R)を生成する。信号処理回路89は、L,R視点画像データI(L),I(R)をメモリ87に格納する。
表示ドライバ90は、L,R視点画像データI(L),I(R)がメモリ87に格納される度に、メモリ87からL,R視点画像データI(L),I(R)読み出して画像表示用の信号を生成し、これを一定のタイミングでモニタ91へ出力する。これにより、モニタ91にスルー画像が表示される。
画像処理回路92は、操作部86のシャッタボタンが押下されたときに作動する。画像処理回路92は、基本的に第1実施形態の画像処理回路29と同じ構成であるので、その構成については図3を参照されたい。なお、画像処理回路92の撮影障害検知回路32は、上記第1実施形態と同様の撮影障害検知方法で撮影障害を検知する。この際に、複眼カメラ81の製造コストが増加するが、撮影レンズ14aの周辺に指などの接触を検知する検知センサ84L,84Rを設け、これら検知センサ84L,84Rの検知結果に基づき撮影障害の発生を検知してもよい。
第4実施形態の画像読出回路31は、メモリ87に格納されたL,R視点画像データI(L),I(R)を読み出す。また、第4実施形態の画像出力回路35は、6視点の視差画像データまたはL,R視点画像データをメモリ87に格納する。
記録制御回路93は、操作部86のシャッタボタンが全押しされたときに、メモリ87に格納された視差画像データまたはL,R視点画像データを読み出し、これらを一つにまとめた画像ファイル97を形成してメモリカード16に記録する。
プリンタ82は、画像処理回路29を備えていない点を除けば、上記第1実施形態のプリンタ12と同じ構成であるので、その構成については図1を参照されたい。プリンタ82は、メモリカード16から読み出した視差画像データまたはL,R視点画像データに基づきシート17に画像記録を行う。
上記第4実施形態では、上記第1実施形態のプリンタ10で行われる視差画像データの生成を複眼カメラ81で行っているが、上記第3実施形態のプリンタ60で行われる視差画像データの生成も同様に複眼カメラ81で行うことができる。
上記各実施形態では、2眼の複眼カメラで得られたL,R視点画像データに基づき仮想視点画像データを生成しているが、3眼以上の複眼カメラで得られた3視点以上の視点画像データのいずれか2つを用いて仮想視点画像データの生成を行う場合にも本発明を適用することができる。また、上記各実施形態では、仮想視点をL,R視点間に設定しているが、L視点よりも左側あるいはR視点よりも右側に仮想視点を設定してもよい。
上記各実施形態では、仮想視点画像データの生成を行うプリンタや複眼カメラを例に挙げて説明を行ったが、視差画像に基づき立体表示を行う立体画像表示装置や、視差画像を所定の順序で表示する表示装置などの仮想視点画像データの生成を行う各種装置に本発明を適用することができる。
10,58,80 立体画像プリントシステム
11,59,81 複眼カメラ
52,60,82 プリンタ
29,64,92 画像処理回路
32 撮影障害検知回路
33 視差マップ生成回路
34,67 仮想視点画像生成回路
35 画像出力回路
53 面積検知部
54 仮想視点設定制御部
65 視差マップ格納部
66 視差マップ出力回路

Claims (10)

  1. 被写体を異なる視点から撮影して得られた視差を有する第1視点画像及び第2視点画像を基に、前記視点とは異なる所定数の仮想視点から被写体を見たときの仮想視点画像を生成する画像生成装置において、
    前記第1視点画像及び第2視点画像に異常があるか否かを検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知結果に基づき、前記第1視点画像及び第2視点画像の一方が異常のある異常画像である場合に、異常のない他方の正常画像の各画素にそれぞれ対応する前記異常画像上の対応点を抽出し、この抽出結果に基づき被写体の奥行き分布を示す視差マップを生成する視差マップ生成手段と、
    前記視差マップと前記正常画像とに基づき、前記仮想視点画像を生成する仮想視点画像生成手段と、
    を備えることを特徴とする画像生成装置。
  2. 前記正常画像と前記仮想視点画像とを、所定の出力先へ出力する画像出力手段を備えること特徴とする請求項1記載の画像生成装置。
  3. 前記異常画像及び前記正常画像の視点間に前記所定数よりも多くの前記仮想視点を設定する仮想視点設定手段を備え、
    前記仮想視点画像生成手段は、前記仮想視点設定手段が設定した各仮想視点の中から、前記正常画像の視点に近い側より順に前記所定数の前記仮想視点を選択して、前記仮想視点画像を生成することを特徴とする請求項1または2記載の画像生成装置。
  4. 前記仮想視点は、被写体を中心に等角度間隔で設定されることを特徴とする請求項3記載の画像生成装置。
  5. 前記異常画像内で前記異常が発生した領域の面積を検知する面積検知手段を備え、
    前記仮想視点設定手段は、前記面積が大きくなるのに従って前記仮想視点の設定数を増加させることを特徴とする請求項3または4記載の画像生成装置。
  6. 被写体を異なる視点から撮影する複数の撮像部を有する撮影装置から、前記第1視点画像及び第2視点画像を取得する画像取得手段を備えることを特徴とする請求項1ないし5いずれか1項記載の画像生成装置。
  7. 前記異常は、フレア、及び前記撮像部の撮影レンズの少なくとも一部を遮蔽していた障害物の像の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項6記載の画像生成装置。
  8. 請求項1ないし7いずれか1項記載の画像生成装置と、
    前記第1視点画像及び第2視点画像のいずれか一方が前記異常画像であるときに、前記正常画像と前記仮想視点画像とに基づき、立体視が可能な画像を記録媒体に記録する記録手段と、
    を備えることを特徴とするプリンタ。
  9. 前記第1視点画像及び第2視点画像の両方に異常がある場合に、その旨を警告表示する警告表示手段を備えることを特徴とする請求項8記載のプリンタ。
  10. 被写体を異なる視点から撮影して得られた視差を有する第1視点画像及び第2視点画像を基に、前記視点とは異なる所定数の仮想視点から被写体を見たときの仮想視点画像を生成する画像生成方法において、
    前記第1視点画像及び第2視点画像に異常あるか否かを検知する検知ステップと、
    前記検知ステップでの検知結果に基づき、前記第1視点画像及び第2視点画像のいずれか一方が異常のある異常画像である場合に、異常のない他方の正常画像の各画素にそれぞれ対応する前記異常画像上の対応点を抽出し、この抽出結果に基づき被写体の奥行き分布を示す視差マップを生成する視差マップ生成ステップと、
    前記視差マップと前記正常画像とに基づき、前記仮想視点画像を生成する仮想視点画像生成ステップと、
    を有することを特徴とする画像生成方法。
JP2012509388A 2010-04-06 2011-03-18 画像生成装置及び方法並びにプリンタ Withdrawn JPWO2011125461A1 (ja)

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