JPWO2011125419A1 - Webコンテンツ変換装置、Webコンテンツ変換方法および記録媒体 - Google Patents
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Abstract
装飾目的の画像に対し適切に代替テキストを付加する。Webコンテンツ変換装置は、Webコンテンツから、そのWebコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定し、そのWebコンテンツから、画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定し、画像の画像表示情報によって特定される大きさとその画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいてその画像が装飾目的であるか否か判定し、その画像が装飾目的であると判定した場合に、その画像に画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで代替情報を含む情報にWebコンテンツを変換する。
Description
本発明は、Webコンテンツに含まれる装飾目的の画像に代替情報を付与することでWebコンテンツを変換する技術に関する。
W3C(World Wide Web Consortium)が勧告するガイドラインであるWCAG(Web Contents Accessibility Guideline)2.0版(非特許文献1および非特許文献2)がある。このガイドラインは、障害者や高齢者に配慮したWebコンテンツを作成するためのガイドラインである。WCAG2.0版によれば、「達成基準1.1.1 非テキストコンテンツ」という項目において、「利用者に提示されるすべての非テキストコンテンツには、同等の目的を果たす代替テキストがある。」との基準がある。この基準の意図は、「代替テキストを提供することにより、情報がさまざまなユーザエージェントによってさまざまな方法でレンダリングされることが可能になる。例えば、写真を見ることのできない利用者は、合成音声を用いてその代替テキストを読み上げさせることができる。また、音声ファイルを聞くことのできない利用者は、代替テキストが表示されれば、それを読むことができる。」ということである。
しかし一方で、Webコンテンツに含まれる画像が装飾目的で使用されており画像が意味を持たない場合がある。このWebコンテンツを出力する装置が、利用者にその画像の代替テキストに基づいてその代替テキストの情報を提示すると、意味のない情報が多く出力される。よって利用者にとってこのWebコンテンツの内容を理解することが煩雑になる。したがって当該装置が装飾目的の画像についての代替テキストの情報を提示する処理をスキップさせる場合もある。
WCAG2.0版によれば、「達成基準1.1.1 非テキストコンテンツ」の「達成基準を満たすことのできる実装方法」において、実装方法の例が挙げられている。「達成基準を満たすことのできる実装方法」の一項目である「状況F」に、「H67:支援技術が無視すべき画像のimg要素で、alt属性値を空(empty)にして、title属性を付与しない」という状況が挙げられている。この状況における実装方法の例として、「The following imageis used to insert a decorative image on a Web page.」という項目にimgタグのalt属性値を空(empty)にしてtitle属性を付与しない方法が例示されている。
このような各基準を満たすため、Webコンテンツを変換する関連技術がある(例えば特許文献1)。
特許文献1に記載された関連技術は、Webコンテンツに含まれる画像が所定の表示幅または所定の表示高さに満たない場合に、当該画像が装飾目的であると判定し、その判定結果に基づいてWebコンテンツの表示方法を適合化させる。
しかし一方で、Webコンテンツに含まれる画像が装飾目的で使用されており画像が意味を持たない場合がある。このWebコンテンツを出力する装置が、利用者にその画像の代替テキストに基づいてその代替テキストの情報を提示すると、意味のない情報が多く出力される。よって利用者にとってこのWebコンテンツの内容を理解することが煩雑になる。したがって当該装置が装飾目的の画像についての代替テキストの情報を提示する処理をスキップさせる場合もある。
WCAG2.0版によれば、「達成基準1.1.1 非テキストコンテンツ」の「達成基準を満たすことのできる実装方法」において、実装方法の例が挙げられている。「達成基準を満たすことのできる実装方法」の一項目である「状況F」に、「H67:支援技術が無視すべき画像のimg要素で、alt属性値を空(empty)にして、title属性を付与しない」という状況が挙げられている。この状況における実装方法の例として、「The following imageis used to insert a decorative image on a Web page.」という項目にimgタグのalt属性値を空(empty)にしてtitle属性を付与しない方法が例示されている。
このような各基準を満たすため、Webコンテンツを変換する関連技術がある(例えば特許文献1)。
特許文献1に記載された関連技術は、Webコンテンツに含まれる画像が所定の表示幅または所定の表示高さに満たない場合に、当該画像が装飾目的であると判定し、その判定結果に基づいてWebコンテンツの表示方法を適合化させる。
W3C(World Wide Web Consortium)WCAG(Web Contents Accessibility Guideline)、インターネット<http://www.w3.org/TR/WCAG20/>、[平成22年4月8日検索]
WCAG 2.0解説書、インターネット<http://www.jsa.or.jp/stdz/instac/commitee−acc/W3C−WCAG/WCAG20/UNDERSTANDING−WCAG20/index.html#contents w3.org/TR/WCAG20/>、[平成22年4月8日検索]
特許文献1に記載された関連技術は、装飾目的の画像に対し適切に代替テキストを付加できない。その理由は、画像が装飾目的であるか否かが、画像の表示サイズのみに依存するものではないからである。
[発明の目的]
本発明の目的の一つは、装飾目的の画像に対し適切に代替テキストを付加することのできるWebコンテンツ変換方法、Webコンテンツ変換装置および記録媒体を提供することにある。
[発明の目的]
本発明の目的の一つは、装飾目的の画像に対し適切に代替テキストを付加することのできるWebコンテンツ変換方法、Webコンテンツ変換装置および記録媒体を提供することにある。
本発明の一態様における第一のWebコンテンツ変換装置は、Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定する画像データ特定部と、前記Webコンテンツから、前記画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定する表示サイズ特定部と、前記画像の画像表示情報によって特定される大きさと前記画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定し装飾判定情報を出力する装飾画像判定部と、前記装飾判定情報に基づいて、装飾目的であると判定した前記画像に対し、前記画像に当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、前記代替情報を含む情報に前記Webコンテンツを変換するWebコンテンツ変換部とを備える。
本発明の一態様における第一のWebコンテンツ変換方法は、Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定し、前記Webコンテンツから、前記画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定し、前記画像の画像表示情報と前記画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定し装飾判定情報を出力し、前記装飾判定情報に基づいて、装飾目的であると判定した前記画像に対し、前記画像に当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、前記代替情報を含む情報に前記Webコンテンツを変換する。
本発明の一態様における第一のWebコンテンツ変換プログラムは、コンピュータに、Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定する処理と、前記Webコンテンツから、前記画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定する処理と、前記画像の画像表示情報と前記画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定し装飾判定情報を出力する処理と、前記装飾判定情報に基づいて、装飾目的であると判定した前記画像に対し、前記画像に当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、前記代替情報を含む情報に前記Webコンテンツを変換する処理とを実行させる。
本発明の一態様における第一のWebコンテンツ変換方法は、Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定し、前記Webコンテンツから、前記画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定し、前記画像の画像表示情報と前記画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定し装飾判定情報を出力し、前記装飾判定情報に基づいて、装飾目的であると判定した前記画像に対し、前記画像に当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、前記代替情報を含む情報に前記Webコンテンツを変換する。
本発明の一態様における第一のWebコンテンツ変換プログラムは、コンピュータに、Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定する処理と、前記Webコンテンツから、前記画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定する処理と、前記画像の画像表示情報と前記画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定し装飾判定情報を出力する処理と、前記装飾判定情報に基づいて、装飾目的であると判定した前記画像に対し、前記画像に当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、前記代替情報を含む情報に前記Webコンテンツを変換する処理とを実行させる。
本発明の効果の一つは、装飾目的の画像に対し適切に代替テキストを付加することができる。
次に、発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図面および明細書記載の各実施の形態において、同様の機能を備える構成要素には同様の符号が与えられている。
[第一の実施の形態]
図1は、本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、画像データ特定部101と、表示サイズ特定部102と、装飾画像判定部103と、Webコンテンツ変換部104とを備える。画像データ特定部101は、表示サイズ特定部102と装飾画像判定部103とそれぞれ接続されている。表示サイズ特定部102は、画像データ特定部101と装飾画像判定部103とそれぞれ接続されている。装飾画像判定部103は、画像データ特定部101と表示サイズ特定部102とWebコンテンツ変換部104とそれぞれ接続されている。Webコンテンツ変換部104は装飾画像判定部103と接続されている。
画像データ特定部101は、Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定する。表示サイズ特定部102は、Webコンテンツから、そのコンテンツに含まれる画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定する。装飾画像判定部103は、その画像表示情報によって特定される大きさと前記Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて、当該画像が装飾目的であるか否か判定する。そして、装飾画像判定部103は、その判定結果を表す装飾判定情報を出力する。
ここで、画像表示情報によって特定される大きさと前記Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かの判定は、表示サイズ特定部102と画像データ特定部101とでそれぞれ実施されても良いし、あるいは装飾画像判定部103で実施されても良い。以下の実施の形態は、前者の例として説明される。
Webコンテンツ変換部104は、装飾判定情報に基づいて、装飾画像判定部103が装飾目的であると判定したWebコンテンツの画像に対し、当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、その代替情報を含む情報にWebコンテンツを変換する。
このような構成によって、本発明の効果の一つである、装飾目的の画像に対し適切に代替テキストを付加するという効果が得られる。
次に、図1に示すWebコンテンツ変換装置100の各部の構成について詳述する。
===画像データ特定部101===
画像データ特定部101は、検査対象のWebコンテンツに含まれる画像ごとに画像のデータの情報量を特定する。
画像のデータの情報量とは、例えば画像の画素数などが挙げられる。Webコンテンツ108とは、例えばマークアップ言語(Markup Language)によって記述された文書を含んでもよい。具体的にはWebコンテンツは、HTML(HyperText Markup Language)、XHTML(Extensible HyperText Markup Language)、などの言語によって記述されたコンテンツを含む。Webコンテンツとは、例えばマークアップ言語(Markup Language)によって記述された文書を含んでもよい。具体的にはWebコンテンツは、HTML(HyperText Markup Language)、XHTML(Extensible HyperText Markup Language)、などの言語によって記述されたコンテンツを含む。
画像データ特定部101は、検査対象のWebコンテンツに画像が含まれているか否か判定する。具体的には、画像データ特定部101は、ディスプレイなどの図示しない出力手段に画像を表示する命令を示す要素が、Webコンテンツに含まれているか否か判定する。画像データ特定部101は、前述の判定に基づいて画像が含まれているか否かを判定する。画像を表示する命令を示す要素とは、例えばWebコンテンツがHTML(HyperText Markup Language)で記載されたファイルを含む場合、そのファイルが含むタグ<img>を含むタグ要素が挙げられる。
画像データ特定部101は、Webコンテンツに画像が含まれていると判定した場合、その画像のデータを参照し、画像のデータの情報量を特定する。例えば、画像データ特定部101は、画像を表示する命令を示す要素に含まれる情報が示す画像ファイルに基づいて所定の画像を特定し、その画像のデータの情報量を特定する。
そして画像データ特定部101は、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以下であるか否か判定する。例えば、画像データ特定部101は、画像のデータの一方向の軸に存在する画素数と、前述の一方向とは異なる他の方向の軸に存在する画素数と、の少なくともいずれかが所定の第一の閾値以下であるか否か判定する。また例えば、画像データ特定部101は、画像のデータの幅方向の画素数と、画像のデータの高さ方向の画像数と、の少なくともいずれかが所定の第一の閾値以下であるか否か判定する。第一の閾値は、画像のデータの各方向に応じてそれぞれ異なる値であってもよい。
===表示サイズ特定部102===
画像データ特定部101が、画像のデータの情報量が所定の閾値以下でないと判定した場合に、表示サイズ特定部102は、以下の処理を実行する。すなわち表示サイズ特定部102は、前述の画像を表示する命令を示す要素に対応する画像表示情報が、Webコンテンツに含まれているか否か判定する。画像表示情報とは、検査対象のWebコンテンツに含まれる画像を表示する大きさを特定する情報である。例えば、WebコンテンツがHTMLで記述されているファイルを含む場合、画像表示情報は、’<img src=″〜″;width=″100″;height=″100″>’の部分の’width=″100″;height=″100″’に該当する。また、WebコンテンツがHTMLで記述されているファイルを含む場合、画像表示情報は、CSS(Cascading Style Sheet)に含まれる’img{width=″100″;height=″100″}’部分の’width=″100″;height=″100″’に該当する。
表示サイズ特定部102は、画像表示情報を特定するための情報をあらかじめ記憶しておいてもよい。例えば、表示サイズ特定部102は、所定の文字列を特定するための文字列情報(例えば’width=″〜数値〜″;height=″〜数値〜″’)を記憶しておく。そして表示サイズ特定部102は、この文字列情報とWebコンテンツとのパターンマッチングなどによってWebコンテンツの中から画像表示情報を特定してもよい。また、WebコンテンツがHTMLで記述されたファイルを含む場合、表示サイズ特定部102は、Webコンテンツが含む所定のマークアップタグを特定するタグ情報(例えば″img...″などの情報)を記憶しておく。そして表示サイズ特定部102は、このタグ情報とWebコンテンツとのパターンマッチングなどによってWebコンテンツの中から画像表示情報を特定してもよい。
表示サイズ特定部102は、画像表示情報の有無を判定する。そして表示サイズ特定部102は、画像表示情報があると判定した場合に、その画像表示情報に基づいて、画像が表示される大きさを特定する。画像が表示される大きさは、例えば表示される画像の一方向の長さと前述の一方向とは異なる他の方向の長さとに基づいて表現されてもよい。
表示サイズ特定部102は、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値以下であるか否か判定する。例えば、表示サイズ特定部102は、表示される画像の一方向の長さと、前述の一方向とは異なる他の方向の長さと、の少なくともいずれかが所定の第二の閾値以下であるか否か判定する。また例えば、表示サイズ特定部102は、表示される画像の水平方向の長さと、表示される画像の垂直方向の長さと、の少なくともいずれかが所定の第二の閾値以下であるか否か判定する。第二の閾値は、表示される画像の方向に応じてそれぞれ異なる値であってもよい。
===装飾画像判定部103===
画像データ特定部101が、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以下であると判定する場合、または、表示サイズ特定部102が、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値以下であると判定する場合に、装飾画像判定部103は、以下の処理を実行する。すなわち装飾画像判定部103は、該当する画像が装飾目的であることを示す装飾判定情報を生成し、その装飾判定情報を記憶する。
この装飾判定情報は、該当する「画像を表示する命令を示す要素」と、その「画像を表示する命令を示す要素」がWebコンテンツに含まれている位置を示す情報と、を対応付けた情報である装飾画像箇所情報であってもよい。本実施の形態では、装飾画像判定部103は、装飾画像箇所情報を生成し、その装飾画像箇所情報を記憶する。
画像データ特定部101または表示サイズ特定部102がWebコンテンツに含まれるすべての画像について、前述の判定処理を実行したのちに、装飾画像判定部103は、装飾画像箇所情報をWebコンテンツ変換部104に渡す。
===Webコンテンツ変換部104===
Webコンテンツ変換部104は、装飾画像判定部103から装飾画像箇所情報を受け取る。そしてWebコンテンツ変換部104は、装飾画像箇所情報に含まれる「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれる要素ごとに、その要素に代替情報を追加することで、代替情報を含む情報にWebコンテンツを変換する。Webコンテンツ変換部104によって変換されたWebコンテンツは、変換後Webコンテンツと表される。
代替情報とは、非テキストコンテンツの目的を果たすために付される代替テキストのことである。例えばWebコンテンツ変換部104は、「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれる要素ごとに、その要素に含まれる所定の属性の属性値を代替情報である″″(すなわち値が「空(empty)」)に置換する。この所定の属性とは、例えば、非テキストコンテンツの目的を果たすために付される代替テキストを付加するための属性である。
Webコンテンツ変換部104は、前述の変換を、装飾画像箇所情報に含まれる「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれる要素すべてに対してそれぞれ行う。そしてWebコンテンツ変換部104は、前述の変換がなされたWebコンテンツを変換後Webコンテンツとして出力する。
図2は、本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100の動作の概要の一例を示すフローチャートである。
画像データ特定部101は、検査対象のWebコンテンツに、まだ検査していない画像が含まれているか否か判定する(ステップS501)。画像データ特定部101が、Webコンテンツにまだ検査していない画像が含まれていないと判定した場合(ステップS501の″No″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS506に進む。
画像データ特定部101は、まだ検査していない画像が含まれていると判定した場合(ステップS501の″Yes″)、その画像のデータの情報量を特定する。そして画像データ特定部101は、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以下であるか否か判定する(ステップS502)。
画像データ特定部101が、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以下であると判定した場合(ステップS502の″Yes″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS505へ進む。
画像データ特定部101は、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以上であると判定した場合(ステップS502の″No″)、表示サイズ特定部102に画像を表示する命令を示す要素を渡す。表示サイズ特定部102は、画像データ特定部101から受け取った画像を表示する命令を示す要素に対応する画像表示情報がWebコンテンツに含まれているか否か判定する(ステップS503)。
表示サイズ特定部102は、前述の要素に対応する画像表示情報がWebコンテンツに含まれていると判定した場合(ステップS503の″Yes″)、その画像表示情報に基づいて、画像が表示される大きさを特定する。そして表示サイズ特定部102は、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値以下であるか否か判定する(ステップS504)。
一方、表示サイズ特定部102は、前述の要素に対応する画像表示情報がWebコンテンツに含まれていないと判定した場合(ステップS503の″No″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS501に戻る。
表示サイズ特定部102は、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値以下であると判定した場合(ステップS504の″Yes″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS505へ進む。一方、表示サイズ特定部102は、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値より大きいと判定した場合(ステップS504の″No″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS501に戻る。
画像のデータの情報量が第一の閾値以下であると判定される場合(ステップS502の″Yes″)、または、画像が表示される大きさが第二の閾値以下であると判定される場合(ステップS504の″Yes″)、装飾画像判定部103は、以下の処理を実行する。すなわち装飾画像判定部103は、該当する「画像を表示する命令を示す要素」と、その「画像を表示する命令を示す要素」がWebコンテンツに含まれている位置を示す情報とを対応付けて、装飾画像箇所情報として記憶する(ステップS505)。そして、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS501へ戻る。
画像データ特定部101が、Webコンテンツにまだ検査していない画像が含まれていないと判定した場合(ステップS501の″No″)、Webコンテンツ変換部104は、装飾画像判定部103から装飾画像箇所情報を受け取る。そしてWebコンテンツ変換部104は、装飾画像箇所情報に含まれる「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれる要素ごとに、その要素に代替情報を追加することで、代替情報を含む情報にWebコンテンツを変換する(ステップS506)。
本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、画像のデータの情報量が第一の閾値以下であると判定される場合、または、画像が表示される大きさが第二の閾値以下であると判定される場合に、以下の処理を実行する。すなわちWebコンテンツ変換装置100は、該当する「画像を表示する命令を示す要素」と、その「画像を表示する命令を示す要素」がWebコンテンツに含まれている位置を示す情報とを対応付けて、装飾画像箇所情報として記憶する。そしてWebコンテンツ変換装置100は、装飾画像箇所情報に含まれる「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれる要素ごとに、その要素に代替情報を追加することで、代替情報を含む情報にWebコンテンツを変換する。
つまり、本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、例えば画像を表示する大きさが所定の第二の閾値以上の画像であっても、その画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以下である場合に、その画像を装飾目的であると判定できる。
例えば、Webコンテンツで表示される情報のレイアウトを整形するために、スペーサー画像がWebコンテンツに用いられている場合がある。スペーサー画像とは、CSSが有効に機能しないWebブラウザにおいてもそのコンテンツのレイアウトを作成者の意図したとおりに表示するために、挿入される画像である。またスペーサー画像とは、例えば背景色と同じ色を持ち、コンテンツの利用者に対し何らの意味を提示しない画像である。このスペーサー画像は、Webコンテンツのデザインに応じて画像の表示サイズが特定されるので、そのサイズが所定の第二の閾値以上となる可能性がある。したがって特許文献1に記載の技術のように、画像の表示サイズのみに基づいて画像が装飾目的であるか否か判定すると、前述のスペーサー画像を装飾目的の画像と特定することができない。つまり特許文献1に記載の技術は、各画像が装飾目的であるか否かを判定する精度が低い。
また、例えばWebコンテンツには、画像のサイズが幅1ドット、高さ32ドットで、この画像が幅方向に32ドットまで引き伸ばされて表示される場合がある。この際、画像が高さ方向に1ドットずつ32階調のグラデーションが施されているとする。この引き伸ばされた画像は、幅32ドット、高さ32ドットのグラデーション画像として表示される。このグラデーション画像は、コンテンツの利用者に対し何らの意味を提示しない画像である。しかしこのグラデーション画像は、表示サイズが所定の第二の閾値以上となっている。この場合に、特許文献1に記載の技術のように、画像の表示サイズのみに基づいて画像が装飾目的であるか否か判定すると、前述のグラデーション画像を装飾目的の画像と特定することができない。つまり特許文献1に記載の技術は、各画像が装飾目的であるか否かを判定する精度が低い。
一方、本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、画像のサイズにも基づいて装飾目的であるか否か判定する。したがって前述のスペーサー画像やグラデーション画像のような画像も装飾目的と判定できる。つまり第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、装飾目的の画像に対し適切に代替テキストを付加することができる。
また、本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、装飾目的の画像を外部の音声読み上げ手段で読み上げる際の代替情報を適切に付加することができる。なぜなら、Webコンテンツ変換装置100は、装飾目的の画像であるか否かを適切に判定できるからである。
本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、音声読み上げ手段で利用者にとって不要な情報を適切にスキップできる代替情報を付加することで、その代替情報を含む情報にWebコンテンツを変換する。よって本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、高齢者や障害者に配慮したアクセシビリティを満たすWebコンテンツを出力することができる。
本発明の第一の実施の形態において、装飾画像判定部103が画像データ特定部101と表示サイズ特定部102とを含んでもよい。図3は、第一の実施の形態において装飾画像判定部103が画像データ特定部101と表示サイズ特定部102とを含むWebコンテンツ変換装置100の構成を示すブロック図である。
[第二の実施の形態]
本発明の第二の実施の形態は、本発明の第一の実施の形態の具体例である。本実施の形態においてWebコンテンツはHTMLで記述されたファイルであるHTMLファイルと、画像とを含むと仮定する。
本発明の第二の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100と同様の機能を備える。したがって本発明の第二の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100の構成にかかる説明は、省略される。
図4は、本発明の第二の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100の動作の概要の一例を示すフローチャートである。
画像データ特定部101は、検査対象のWebコンテンツに含まれるHTMLファイルに、まだ検査していない画像が含まれているか否か判定する(ステップS601)。画像データ特定部101は、具体的には画像ファイルを指定しているタグ要素の有無で、まだ検査していない画像が含まれているか否か判定する。画像ファイルを指定しているタグ要素とは、例えば、’<img src=″〜″;width=″100″;height=″100″>’の部分が該当する。
画像データ特定部101が、Webコンテンツにまだ検査していない画像が含まれていないと判定した場合(ステップS601の″No″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS606に進む。
画像データ特定部101は、まだ検査していない画像が含まれていると判定した場合(ステップS601の″Yes″)、その画像のデータの情報量を特定する。画像データ特定部101は、前述のタグ要素において指定されている画像ファイル(例えば、’src=″〜″’)に該当する画像を参照する。そして画像データ特定部101は、参照する画像の画像幅と画像高さとを特定する。
画像データ特定部101は、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以下であるか否か判定する(ステップS602)。例えば画像データ特定部101は、画像幅と画像高さとのどちらかが所定の第一の閾値以下であるか否か判定する。ここで、所定の第一の閾値とは、画像が装飾目的であるか否かを判定するための値である。例えば図5を参照すると、数字を表現するための最小限の画像幅は3ドットであり、画像高さは5ドットであることが示されている。アルファベットや漢字、ひらがな、カタカナなどの数字より多様な表現を画像として表現する場合、その画像の画像幅または画像高さは、前述の値より大きい値が必要である。前述の値より小さい画像幅または画像高さを持つ画像は、自身で何らかの意味を表現するのは困難である。したがって、前述の値より小さい画像幅または画像高さを持つ画像は、装飾目的の画像であるとみなしてもよい。つまり所定の第一の閾値は、画像幅3ドットおよび画像高さ5ドットとしてもよい。前述の所定の第一の閾値は例示であり、この限りではない。
画像データ特定部101が、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以下であると判定した場合(ステップS602の″Yes″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS605へ進む。
画像データ特定部101は、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以上であると判定した場合(ステップS602の″No″)、表示サイズ特定部102に画像を表示する命令を示す要素を渡す。表示サイズ特定部102は、画像データ特定部101から受け取った画像を表示する命令を示す要素に対応する画像表示情報がWebコンテンツに含まれているか否か判定する(ステップS603)。
画像表示情報とは、例えば前述の、画像ファイルを指定しているタグ要素である’<img src=″xxx.bmp″;width=″100″;height=″100″>’の’width=″100″;height=″100″’に該当する。または、画像表示情報とは、例えばタグ要素に画像表示情報として直接記述されていない場合、HTMLファイルに含まれるスタイル属性に含まれる’img{width=″100″;height=″100″}’部分の’width=″100″;height=″100″’に該当する。さらに、画像表示情報とは、例えばタグ要素に画像表示情報として直接記述されていない場合、Webコンテンツに含まれるスタイルシートに含まれる’img{width=″100″;height=″100″}’部分の’width=″100″;height=″100″’に該当する。
表示サイズ特定部102は、前述の要素に対応する画像表示情報がWebコンテンツに含まれていると判定した場合(ステップS603の″Yes″)、その画像表示情報に基づいて、画像が表示される大きさを特定する。そして表示サイズ特定部102は、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値以下であるか否か判定する(ステップS604)。
所定の第二の閾値とは、画像が装飾目的であるか否かを判定するための値である。この第二の閾値は、第一の閾値と同様であってもよいし、異なる値でもよい。例えば、所定の第二の閾値は、第一の閾値と同様の値である表示幅3ドットおよび表示高さ5ドットとしてもよい。前述の所定の第二の閾値は例示であり、この限りではない。
一方、表示サイズ特定部102は、前述の要素に対応する画像表示情報がWebコンテンツに含まれていないと判定した場合(ステップS603の″No″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS601に戻る。
表示サイズ特定部102は、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値以下であると判定した場合(ステップS604の″Yes″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS605へ進む。一方、表示サイズ特定部102は、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値より大きいと判定した場合(ステップS604の″No″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS601に戻る。
画像のデータの情報量が第一の閾値以下であると判定される場合(ステップS602の″Yes″)、または、画像が表示される大きさが第二の閾値以下であると判定される場合(ステップS604の″Yes″)、装飾画像判定部103は、以下の処理を実行する。すなわち装飾画像判定部103は、該当する「画像を表示する命令を示す要素」と、その「画像を表示する命令を示す要素」がWebコンテンツに含まれている位置を示す情報とを対応付けて、装飾画像箇所情報として記憶する(ステップS605)。そして、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS601へ戻る。
画像データ特定部101が、Webコンテンツにまだ検査していない画像が含まれていないと判定した場合(ステップS601の″No″)、Webコンテンツ変換部104は、装飾画像判定部103から装飾画像箇所情報を受け取る。そしてWebコンテンツ変換部104は、装飾画像箇所情報に含まれる「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれる要素ごとに、その要素に代替情報を追加することで、代替情報を含む情報にWebコンテンツを変換する(ステップS606)。
代替情報とは、非テキストコンテンツの目的を果たすために付される代替テキストのことである。例えばWebコンテンツ変換部104は、「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれるタグ要素にalt属性がない場合、alt属性の属性値として″″(すなわち値が「空(empty)」)をそのタグ要素に追加する。また、Webコンテンツ変換部104は、「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれるタグ要素にalt属性がある場合、そのタグ要素のalt属性の属性値を″″(すなわち値が「空(empty)」)に置換する。Webコンテンツ変換部104がalt属性の属性値を追加した結果、または置換した結果は、例えば’<img src=″xxx.bmp″;width=″100″;height=″100″;alt=″″>’という形態になる。
以上、これまで述べてきた各実施の形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施の形態のみに本発明の範囲を限定するものではない。各実施の形態は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
また、本発明の各実施の形態における各構成要素は、その機能をハードウェア的に実現することはもちろん、コンピュータとプログラムとで実現することができる。プログラムは、磁気ディスクや半導体メモリなどのコンピュータ可読記録媒体に記録されて提供され、コンピュータの立ち上げ時などにコンピュータに読み取られる。この読み取られたプログラムは、そのコンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュータを前述した各実施の形態における構成要素として機能させる。
本発明の効果の一つは、装飾目的の画像に対し適切に代替テキストを付加することができる。
この出願は、2010年4月9日に出願された日本出願特願2010−090523を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定する画像データ特定部と、
前記Webコンテンツから、前記画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定する表示サイズ特定部と、
前記画像の画像表示情報によって特定される大きさと前記画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定し装飾判定情報を出力する装飾画像判定部と、
前記装飾判定情報に基づいて、装飾目的であると判定した前記画像に対し、当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、前記代替情報を含む情報に前記Webコンテンツを変換するWebコンテンツ変換部とを備える、Webコンテンツ変換装置。
(付記2)
付記1に記載のWebコンテンツ変換装置であって、
前記装飾画像判定部は、前記画像の画像データの情報量が所定の第一の閾値以下であり、前記画像の画像表示情報に基づいて特定される大きさが所定の第二の閾値以上である場合に、当該画像が装飾目的であると判定する、Webコンテンツ変換装置。
(付記3)
付記1または2に記載のWebコンテンツ変換装置であって、
前記画像データの情報量は、画像データの画素数であり、
前記装飾画像判定部は、前記画像の画像表示情報に基づいて特定される大きさと前記画像データの画素数との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定する、Webコンテンツ変換装置。
(付記4)
付記1ないし3のいずれか1項に記載のWebコンテンツ変換装置であって、
前記画像表示情報は、表示される画像の一方向の長さと、当該一方向とは異なる他の方向の長さと、を特定する情報であり、
前記装飾画像判定部は、前記画像の画像表示情報に基づいて特定される前記一方向の長さと前記他の方向の長さと前記画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定する、Webコンテンツ変換装置。
(付記5)
付記1ないし4のいずれか1項に記載のWebコンテンツ変換装置であって、
前記画像の画像データの情報量は、当該画像データの一方向の軸に存在する画素数と、前記一方向とは異なる他の方向の軸に存在する画素数と、であり、
前記装飾画像判定部は、前記画像表示情報に基づいて特定される大きさと前記画像データの一方向の軸に存在する画素数と前記他の方向の軸に存在する画素数との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定する、Webコンテンツ変換装置。
(付記6)
Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定し、
前記Webコンテンツから、前記画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定し、
前記画像の画像表示情報と前記画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定し装飾判定情報を出力し、
前記装飾判定情報に基づいて、装飾目的であると判定した前記画像に対し、当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、前記代替情報を含む情報に前記Webコンテンツを変換する、Webコンテンツ変換方法。
(付記7)
コンピュータに、
Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定する処理と、
前記Webコンテンツから、前記画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定する処理と、
前記画像の画像表示情報と前記画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定し装飾判定情報を出力する処理と、
前記装飾判定情報に基づいて、装飾目的であると判定前記画像に対し、当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、前記代替情報を含む情報に前記Webコンテンツを変換する処理と、を実行させるためのWebコンテンツ変換プログラム。
[第一の実施の形態]
図1は、本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、画像データ特定部101と、表示サイズ特定部102と、装飾画像判定部103と、Webコンテンツ変換部104とを備える。画像データ特定部101は、表示サイズ特定部102と装飾画像判定部103とそれぞれ接続されている。表示サイズ特定部102は、画像データ特定部101と装飾画像判定部103とそれぞれ接続されている。装飾画像判定部103は、画像データ特定部101と表示サイズ特定部102とWebコンテンツ変換部104とそれぞれ接続されている。Webコンテンツ変換部104は装飾画像判定部103と接続されている。
画像データ特定部101は、Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定する。表示サイズ特定部102は、Webコンテンツから、そのコンテンツに含まれる画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定する。装飾画像判定部103は、その画像表示情報によって特定される大きさと前記Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて、当該画像が装飾目的であるか否か判定する。そして、装飾画像判定部103は、その判定結果を表す装飾判定情報を出力する。
ここで、画像表示情報によって特定される大きさと前記Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かの判定は、表示サイズ特定部102と画像データ特定部101とでそれぞれ実施されても良いし、あるいは装飾画像判定部103で実施されても良い。以下の実施の形態は、前者の例として説明される。
Webコンテンツ変換部104は、装飾判定情報に基づいて、装飾画像判定部103が装飾目的であると判定したWebコンテンツの画像に対し、当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、その代替情報を含む情報にWebコンテンツを変換する。
このような構成によって、本発明の効果の一つである、装飾目的の画像に対し適切に代替テキストを付加するという効果が得られる。
次に、図1に示すWebコンテンツ変換装置100の各部の構成について詳述する。
===画像データ特定部101===
画像データ特定部101は、検査対象のWebコンテンツに含まれる画像ごとに画像のデータの情報量を特定する。
画像のデータの情報量とは、例えば画像の画素数などが挙げられる。Webコンテンツ108とは、例えばマークアップ言語(Markup Language)によって記述された文書を含んでもよい。具体的にはWebコンテンツは、HTML(HyperText Markup Language)、XHTML(Extensible HyperText Markup Language)、などの言語によって記述されたコンテンツを含む。Webコンテンツとは、例えばマークアップ言語(Markup Language)によって記述された文書を含んでもよい。具体的にはWebコンテンツは、HTML(HyperText Markup Language)、XHTML(Extensible HyperText Markup Language)、などの言語によって記述されたコンテンツを含む。
画像データ特定部101は、検査対象のWebコンテンツに画像が含まれているか否か判定する。具体的には、画像データ特定部101は、ディスプレイなどの図示しない出力手段に画像を表示する命令を示す要素が、Webコンテンツに含まれているか否か判定する。画像データ特定部101は、前述の判定に基づいて画像が含まれているか否かを判定する。画像を表示する命令を示す要素とは、例えばWebコンテンツがHTML(HyperText Markup Language)で記載されたファイルを含む場合、そのファイルが含むタグ<img>を含むタグ要素が挙げられる。
画像データ特定部101は、Webコンテンツに画像が含まれていると判定した場合、その画像のデータを参照し、画像のデータの情報量を特定する。例えば、画像データ特定部101は、画像を表示する命令を示す要素に含まれる情報が示す画像ファイルに基づいて所定の画像を特定し、その画像のデータの情報量を特定する。
そして画像データ特定部101は、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以下であるか否か判定する。例えば、画像データ特定部101は、画像のデータの一方向の軸に存在する画素数と、前述の一方向とは異なる他の方向の軸に存在する画素数と、の少なくともいずれかが所定の第一の閾値以下であるか否か判定する。また例えば、画像データ特定部101は、画像のデータの幅方向の画素数と、画像のデータの高さ方向の画像数と、の少なくともいずれかが所定の第一の閾値以下であるか否か判定する。第一の閾値は、画像のデータの各方向に応じてそれぞれ異なる値であってもよい。
===表示サイズ特定部102===
画像データ特定部101が、画像のデータの情報量が所定の閾値以下でないと判定した場合に、表示サイズ特定部102は、以下の処理を実行する。すなわち表示サイズ特定部102は、前述の画像を表示する命令を示す要素に対応する画像表示情報が、Webコンテンツに含まれているか否か判定する。画像表示情報とは、検査対象のWebコンテンツに含まれる画像を表示する大きさを特定する情報である。例えば、WebコンテンツがHTMLで記述されているファイルを含む場合、画像表示情報は、’<img src=″〜″;width=″100″;height=″100″>’の部分の’width=″100″;height=″100″’に該当する。また、WebコンテンツがHTMLで記述されているファイルを含む場合、画像表示情報は、CSS(Cascading Style Sheet)に含まれる’img{width=″100″;height=″100″}’部分の’width=″100″;height=″100″’に該当する。
表示サイズ特定部102は、画像表示情報を特定するための情報をあらかじめ記憶しておいてもよい。例えば、表示サイズ特定部102は、所定の文字列を特定するための文字列情報(例えば’width=″〜数値〜″;height=″〜数値〜″’)を記憶しておく。そして表示サイズ特定部102は、この文字列情報とWebコンテンツとのパターンマッチングなどによってWebコンテンツの中から画像表示情報を特定してもよい。また、WebコンテンツがHTMLで記述されたファイルを含む場合、表示サイズ特定部102は、Webコンテンツが含む所定のマークアップタグを特定するタグ情報(例えば″img...″などの情報)を記憶しておく。そして表示サイズ特定部102は、このタグ情報とWebコンテンツとのパターンマッチングなどによってWebコンテンツの中から画像表示情報を特定してもよい。
表示サイズ特定部102は、画像表示情報の有無を判定する。そして表示サイズ特定部102は、画像表示情報があると判定した場合に、その画像表示情報に基づいて、画像が表示される大きさを特定する。画像が表示される大きさは、例えば表示される画像の一方向の長さと前述の一方向とは異なる他の方向の長さとに基づいて表現されてもよい。
表示サイズ特定部102は、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値以下であるか否か判定する。例えば、表示サイズ特定部102は、表示される画像の一方向の長さと、前述の一方向とは異なる他の方向の長さと、の少なくともいずれかが所定の第二の閾値以下であるか否か判定する。また例えば、表示サイズ特定部102は、表示される画像の水平方向の長さと、表示される画像の垂直方向の長さと、の少なくともいずれかが所定の第二の閾値以下であるか否か判定する。第二の閾値は、表示される画像の方向に応じてそれぞれ異なる値であってもよい。
===装飾画像判定部103===
画像データ特定部101が、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以下であると判定する場合、または、表示サイズ特定部102が、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値以下であると判定する場合に、装飾画像判定部103は、以下の処理を実行する。すなわち装飾画像判定部103は、該当する画像が装飾目的であることを示す装飾判定情報を生成し、その装飾判定情報を記憶する。
この装飾判定情報は、該当する「画像を表示する命令を示す要素」と、その「画像を表示する命令を示す要素」がWebコンテンツに含まれている位置を示す情報と、を対応付けた情報である装飾画像箇所情報であってもよい。本実施の形態では、装飾画像判定部103は、装飾画像箇所情報を生成し、その装飾画像箇所情報を記憶する。
画像データ特定部101または表示サイズ特定部102がWebコンテンツに含まれるすべての画像について、前述の判定処理を実行したのちに、装飾画像判定部103は、装飾画像箇所情報をWebコンテンツ変換部104に渡す。
===Webコンテンツ変換部104===
Webコンテンツ変換部104は、装飾画像判定部103から装飾画像箇所情報を受け取る。そしてWebコンテンツ変換部104は、装飾画像箇所情報に含まれる「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれる要素ごとに、その要素に代替情報を追加することで、代替情報を含む情報にWebコンテンツを変換する。Webコンテンツ変換部104によって変換されたWebコンテンツは、変換後Webコンテンツと表される。
代替情報とは、非テキストコンテンツの目的を果たすために付される代替テキストのことである。例えばWebコンテンツ変換部104は、「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれる要素ごとに、その要素に含まれる所定の属性の属性値を代替情報である″″(すなわち値が「空(empty)」)に置換する。この所定の属性とは、例えば、非テキストコンテンツの目的を果たすために付される代替テキストを付加するための属性である。
Webコンテンツ変換部104は、前述の変換を、装飾画像箇所情報に含まれる「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれる要素すべてに対してそれぞれ行う。そしてWebコンテンツ変換部104は、前述の変換がなされたWebコンテンツを変換後Webコンテンツとして出力する。
図2は、本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100の動作の概要の一例を示すフローチャートである。
画像データ特定部101は、検査対象のWebコンテンツに、まだ検査していない画像が含まれているか否か判定する(ステップS501)。画像データ特定部101が、Webコンテンツにまだ検査していない画像が含まれていないと判定した場合(ステップS501の″No″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS506に進む。
画像データ特定部101は、まだ検査していない画像が含まれていると判定した場合(ステップS501の″Yes″)、その画像のデータの情報量を特定する。そして画像データ特定部101は、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以下であるか否か判定する(ステップS502)。
画像データ特定部101が、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以下であると判定した場合(ステップS502の″Yes″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS505へ進む。
画像データ特定部101は、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以上であると判定した場合(ステップS502の″No″)、表示サイズ特定部102に画像を表示する命令を示す要素を渡す。表示サイズ特定部102は、画像データ特定部101から受け取った画像を表示する命令を示す要素に対応する画像表示情報がWebコンテンツに含まれているか否か判定する(ステップS503)。
表示サイズ特定部102は、前述の要素に対応する画像表示情報がWebコンテンツに含まれていると判定した場合(ステップS503の″Yes″)、その画像表示情報に基づいて、画像が表示される大きさを特定する。そして表示サイズ特定部102は、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値以下であるか否か判定する(ステップS504)。
一方、表示サイズ特定部102は、前述の要素に対応する画像表示情報がWebコンテンツに含まれていないと判定した場合(ステップS503の″No″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS501に戻る。
表示サイズ特定部102は、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値以下であると判定した場合(ステップS504の″Yes″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS505へ進む。一方、表示サイズ特定部102は、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値より大きいと判定した場合(ステップS504の″No″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS501に戻る。
画像のデータの情報量が第一の閾値以下であると判定される場合(ステップS502の″Yes″)、または、画像が表示される大きさが第二の閾値以下であると判定される場合(ステップS504の″Yes″)、装飾画像判定部103は、以下の処理を実行する。すなわち装飾画像判定部103は、該当する「画像を表示する命令を示す要素」と、その「画像を表示する命令を示す要素」がWebコンテンツに含まれている位置を示す情報とを対応付けて、装飾画像箇所情報として記憶する(ステップS505)。そして、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS501へ戻る。
画像データ特定部101が、Webコンテンツにまだ検査していない画像が含まれていないと判定した場合(ステップS501の″No″)、Webコンテンツ変換部104は、装飾画像判定部103から装飾画像箇所情報を受け取る。そしてWebコンテンツ変換部104は、装飾画像箇所情報に含まれる「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれる要素ごとに、その要素に代替情報を追加することで、代替情報を含む情報にWebコンテンツを変換する(ステップS506)。
本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、画像のデータの情報量が第一の閾値以下であると判定される場合、または、画像が表示される大きさが第二の閾値以下であると判定される場合に、以下の処理を実行する。すなわちWebコンテンツ変換装置100は、該当する「画像を表示する命令を示す要素」と、その「画像を表示する命令を示す要素」がWebコンテンツに含まれている位置を示す情報とを対応付けて、装飾画像箇所情報として記憶する。そしてWebコンテンツ変換装置100は、装飾画像箇所情報に含まれる「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれる要素ごとに、その要素に代替情報を追加することで、代替情報を含む情報にWebコンテンツを変換する。
つまり、本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、例えば画像を表示する大きさが所定の第二の閾値以上の画像であっても、その画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以下である場合に、その画像を装飾目的であると判定できる。
例えば、Webコンテンツで表示される情報のレイアウトを整形するために、スペーサー画像がWebコンテンツに用いられている場合がある。スペーサー画像とは、CSSが有効に機能しないWebブラウザにおいてもそのコンテンツのレイアウトを作成者の意図したとおりに表示するために、挿入される画像である。またスペーサー画像とは、例えば背景色と同じ色を持ち、コンテンツの利用者に対し何らの意味を提示しない画像である。このスペーサー画像は、Webコンテンツのデザインに応じて画像の表示サイズが特定されるので、そのサイズが所定の第二の閾値以上となる可能性がある。したがって特許文献1に記載の技術のように、画像の表示サイズのみに基づいて画像が装飾目的であるか否か判定すると、前述のスペーサー画像を装飾目的の画像と特定することができない。つまり特許文献1に記載の技術は、各画像が装飾目的であるか否かを判定する精度が低い。
また、例えばWebコンテンツには、画像のサイズが幅1ドット、高さ32ドットで、この画像が幅方向に32ドットまで引き伸ばされて表示される場合がある。この際、画像が高さ方向に1ドットずつ32階調のグラデーションが施されているとする。この引き伸ばされた画像は、幅32ドット、高さ32ドットのグラデーション画像として表示される。このグラデーション画像は、コンテンツの利用者に対し何らの意味を提示しない画像である。しかしこのグラデーション画像は、表示サイズが所定の第二の閾値以上となっている。この場合に、特許文献1に記載の技術のように、画像の表示サイズのみに基づいて画像が装飾目的であるか否か判定すると、前述のグラデーション画像を装飾目的の画像と特定することができない。つまり特許文献1に記載の技術は、各画像が装飾目的であるか否かを判定する精度が低い。
一方、本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、画像のサイズにも基づいて装飾目的であるか否か判定する。したがって前述のスペーサー画像やグラデーション画像のような画像も装飾目的と判定できる。つまり第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、装飾目的の画像に対し適切に代替テキストを付加することができる。
また、本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、装飾目的の画像を外部の音声読み上げ手段で読み上げる際の代替情報を適切に付加することができる。なぜなら、Webコンテンツ変換装置100は、装飾目的の画像であるか否かを適切に判定できるからである。
本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、音声読み上げ手段で利用者にとって不要な情報を適切にスキップできる代替情報を付加することで、その代替情報を含む情報にWebコンテンツを変換する。よって本発明の第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、高齢者や障害者に配慮したアクセシビリティを満たすWebコンテンツを出力することができる。
本発明の第一の実施の形態において、装飾画像判定部103が画像データ特定部101と表示サイズ特定部102とを含んでもよい。図3は、第一の実施の形態において装飾画像判定部103が画像データ特定部101と表示サイズ特定部102とを含むWebコンテンツ変換装置100の構成を示すブロック図である。
[第二の実施の形態]
本発明の第二の実施の形態は、本発明の第一の実施の形態の具体例である。本実施の形態においてWebコンテンツはHTMLで記述されたファイルであるHTMLファイルと、画像とを含むと仮定する。
本発明の第二の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100は、第一の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100と同様の機能を備える。したがって本発明の第二の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100の構成にかかる説明は、省略される。
図4は、本発明の第二の実施の形態におけるWebコンテンツ変換装置100の動作の概要の一例を示すフローチャートである。
画像データ特定部101は、検査対象のWebコンテンツに含まれるHTMLファイルに、まだ検査していない画像が含まれているか否か判定する(ステップS601)。画像データ特定部101は、具体的には画像ファイルを指定しているタグ要素の有無で、まだ検査していない画像が含まれているか否か判定する。画像ファイルを指定しているタグ要素とは、例えば、’<img src=″〜″;width=″100″;height=″100″>’の部分が該当する。
画像データ特定部101が、Webコンテンツにまだ検査していない画像が含まれていないと判定した場合(ステップS601の″No″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS606に進む。
画像データ特定部101は、まだ検査していない画像が含まれていると判定した場合(ステップS601の″Yes″)、その画像のデータの情報量を特定する。画像データ特定部101は、前述のタグ要素において指定されている画像ファイル(例えば、’src=″〜″’)に該当する画像を参照する。そして画像データ特定部101は、参照する画像の画像幅と画像高さとを特定する。
画像データ特定部101は、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以下であるか否か判定する(ステップS602)。例えば画像データ特定部101は、画像幅と画像高さとのどちらかが所定の第一の閾値以下であるか否か判定する。ここで、所定の第一の閾値とは、画像が装飾目的であるか否かを判定するための値である。例えば図5を参照すると、数字を表現するための最小限の画像幅は3ドットであり、画像高さは5ドットであることが示されている。アルファベットや漢字、ひらがな、カタカナなどの数字より多様な表現を画像として表現する場合、その画像の画像幅または画像高さは、前述の値より大きい値が必要である。前述の値より小さい画像幅または画像高さを持つ画像は、自身で何らかの意味を表現するのは困難である。したがって、前述の値より小さい画像幅または画像高さを持つ画像は、装飾目的の画像であるとみなしてもよい。つまり所定の第一の閾値は、画像幅3ドットおよび画像高さ5ドットとしてもよい。前述の所定の第一の閾値は例示であり、この限りではない。
画像データ特定部101が、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以下であると判定した場合(ステップS602の″Yes″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS605へ進む。
画像データ特定部101は、画像のデータの情報量が所定の第一の閾値以上であると判定した場合(ステップS602の″No″)、表示サイズ特定部102に画像を表示する命令を示す要素を渡す。表示サイズ特定部102は、画像データ特定部101から受け取った画像を表示する命令を示す要素に対応する画像表示情報がWebコンテンツに含まれているか否か判定する(ステップS603)。
画像表示情報とは、例えば前述の、画像ファイルを指定しているタグ要素である’<img src=″xxx.bmp″;width=″100″;height=″100″>’の’width=″100″;height=″100″’に該当する。または、画像表示情報とは、例えばタグ要素に画像表示情報として直接記述されていない場合、HTMLファイルに含まれるスタイル属性に含まれる’img{width=″100″;height=″100″}’部分の’width=″100″;height=″100″’に該当する。さらに、画像表示情報とは、例えばタグ要素に画像表示情報として直接記述されていない場合、Webコンテンツに含まれるスタイルシートに含まれる’img{width=″100″;height=″100″}’部分の’width=″100″;height=″100″’に該当する。
表示サイズ特定部102は、前述の要素に対応する画像表示情報がWebコンテンツに含まれていると判定した場合(ステップS603の″Yes″)、その画像表示情報に基づいて、画像が表示される大きさを特定する。そして表示サイズ特定部102は、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値以下であるか否か判定する(ステップS604)。
所定の第二の閾値とは、画像が装飾目的であるか否かを判定するための値である。この第二の閾値は、第一の閾値と同様であってもよいし、異なる値でもよい。例えば、所定の第二の閾値は、第一の閾値と同様の値である表示幅3ドットおよび表示高さ5ドットとしてもよい。前述の所定の第二の閾値は例示であり、この限りではない。
一方、表示サイズ特定部102は、前述の要素に対応する画像表示情報がWebコンテンツに含まれていないと判定した場合(ステップS603の″No″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS601に戻る。
表示サイズ特定部102は、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値以下であると判定した場合(ステップS604の″Yes″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS605へ進む。一方、表示サイズ特定部102は、画像が表示される大きさが所定の第二の閾値より大きいと判定した場合(ステップS604の″No″)、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS601に戻る。
画像のデータの情報量が第一の閾値以下であると判定される場合(ステップS602の″Yes″)、または、画像が表示される大きさが第二の閾値以下であると判定される場合(ステップS604の″Yes″)、装飾画像判定部103は、以下の処理を実行する。すなわち装飾画像判定部103は、該当する「画像を表示する命令を示す要素」と、その「画像を表示する命令を示す要素」がWebコンテンツに含まれている位置を示す情報とを対応付けて、装飾画像箇所情報として記憶する(ステップS605)。そして、Webコンテンツ変換装置100の処理は、ステップS601へ戻る。
画像データ特定部101が、Webコンテンツにまだ検査していない画像が含まれていないと判定した場合(ステップS601の″No″)、Webコンテンツ変換部104は、装飾画像判定部103から装飾画像箇所情報を受け取る。そしてWebコンテンツ変換部104は、装飾画像箇所情報に含まれる「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれる要素ごとに、その要素に代替情報を追加することで、代替情報を含む情報にWebコンテンツを変換する(ステップS606)。
代替情報とは、非テキストコンテンツの目的を果たすために付される代替テキストのことである。例えばWebコンテンツ変換部104は、「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれるタグ要素にalt属性がない場合、alt属性の属性値として″″(すなわち値が「空(empty)」)をそのタグ要素に追加する。また、Webコンテンツ変換部104は、「画像を表示する命令を示す要素」で特定されるWebコンテンツに含まれるタグ要素にalt属性がある場合、そのタグ要素のalt属性の属性値を″″(すなわち値が「空(empty)」)に置換する。Webコンテンツ変換部104がalt属性の属性値を追加した結果、または置換した結果は、例えば’<img src=″xxx.bmp″;width=″100″;height=″100″;alt=″″>’という形態になる。
以上、これまで述べてきた各実施の形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施の形態のみに本発明の範囲を限定するものではない。各実施の形態は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
また、本発明の各実施の形態における各構成要素は、その機能をハードウェア的に実現することはもちろん、コンピュータとプログラムとで実現することができる。プログラムは、磁気ディスクや半導体メモリなどのコンピュータ可読記録媒体に記録されて提供され、コンピュータの立ち上げ時などにコンピュータに読み取られる。この読み取られたプログラムは、そのコンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュータを前述した各実施の形態における構成要素として機能させる。
本発明の効果の一つは、装飾目的の画像に対し適切に代替テキストを付加することができる。
この出願は、2010年4月9日に出願された日本出願特願2010−090523を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定する画像データ特定部と、
前記Webコンテンツから、前記画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定する表示サイズ特定部と、
前記画像の画像表示情報によって特定される大きさと前記画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定し装飾判定情報を出力する装飾画像判定部と、
前記装飾判定情報に基づいて、装飾目的であると判定した前記画像に対し、当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、前記代替情報を含む情報に前記Webコンテンツを変換するWebコンテンツ変換部とを備える、Webコンテンツ変換装置。
(付記2)
付記1に記載のWebコンテンツ変換装置であって、
前記装飾画像判定部は、前記画像の画像データの情報量が所定の第一の閾値以下であり、前記画像の画像表示情報に基づいて特定される大きさが所定の第二の閾値以上である場合に、当該画像が装飾目的であると判定する、Webコンテンツ変換装置。
(付記3)
付記1または2に記載のWebコンテンツ変換装置であって、
前記画像データの情報量は、画像データの画素数であり、
前記装飾画像判定部は、前記画像の画像表示情報に基づいて特定される大きさと前記画像データの画素数との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定する、Webコンテンツ変換装置。
(付記4)
付記1ないし3のいずれか1項に記載のWebコンテンツ変換装置であって、
前記画像表示情報は、表示される画像の一方向の長さと、当該一方向とは異なる他の方向の長さと、を特定する情報であり、
前記装飾画像判定部は、前記画像の画像表示情報に基づいて特定される前記一方向の長さと前記他の方向の長さと前記画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定する、Webコンテンツ変換装置。
(付記5)
付記1ないし4のいずれか1項に記載のWebコンテンツ変換装置であって、
前記画像の画像データの情報量は、当該画像データの一方向の軸に存在する画素数と、前記一方向とは異なる他の方向の軸に存在する画素数と、であり、
前記装飾画像判定部は、前記画像表示情報に基づいて特定される大きさと前記画像データの一方向の軸に存在する画素数と前記他の方向の軸に存在する画素数との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定する、Webコンテンツ変換装置。
(付記6)
Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定し、
前記Webコンテンツから、前記画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定し、
前記画像の画像表示情報と前記画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定し装飾判定情報を出力し、
前記装飾判定情報に基づいて、装飾目的であると判定した前記画像に対し、当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、前記代替情報を含む情報に前記Webコンテンツを変換する、Webコンテンツ変換方法。
(付記7)
コンピュータに、
Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定する処理と、
前記Webコンテンツから、前記画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定する処理と、
前記画像の画像表示情報と前記画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定し装飾判定情報を出力する処理と、
前記装飾判定情報に基づいて、装飾目的であると判定前記画像に対し、当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、前記代替情報を含む情報に前記Webコンテンツを変換する処理と、を実行させるためのWebコンテンツ変換プログラム。
本発明のWebコンテンツ変換装置は、Webコンテンツに含まれる装飾目的の画像に、その画像に対する代替情報を付与することで、高齢者や障害者に配慮したアクセシビリティを満たしたWebコンテンツを出力する用途に適用できる。
100 Webコンテンツ変換装置
101 画像データ特定部
102 表示サイズ特定部
103 装飾画像判定部
104 Webコンテンツ変換部
101 画像データ特定部
102 表示サイズ特定部
103 装飾画像判定部
104 Webコンテンツ変換部
Claims (7)
- Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定する画像データ特定部と、
前記Webコンテンツから、前記画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定する表示サイズ特定部と、
前記画像の画像表示情報によって特定される大きさと前記画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定し装飾判定情報を出力する装飾画像判定部と、
前記装飾判定情報に基づいて、装飾目的であると判定した前記画像に対し、当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、前記代替情報を含む情報に前記Webコンテンツを変換するWebコンテンツ変換部とを備える、Webコンテンツ変換装置。 - 請求項1に記載のWebコンテンツ変換装置であって、
前記装飾画像判定部は、前記画像の画像データの情報量が所定の第一の閾値以下であり、前記画像の画像表示情報に基づいて特定される大きさが所定の第二の閾値以上である場合に、当該画像が装飾目的であると判定する、Webコンテンツ変換装置。 - 請求項1または2に記載のWebコンテンツ変換装置であって、
前記画像データの情報量は、画像データの画素数であり、
前記装飾画像判定部は、前記画像の画像表示情報に基づいて特定される大きさと前記画像データの画素数との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定する、Webコンテンツ変換装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のWebコンテンツ変換装置であって、
前記画像表示情報は、表示される画像の一方向の長さと、当該一方向とは異なる他の方向の長さと、を特定する情報であり、
前記装飾画像判定部は、前記画像の画像表示情報に基づいて特定される前記一方向の長さと前記他の方向の長さと前記画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定する、Webコンテンツ変換装置。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のWebコンテンツ変換装置であって、
前記画像の画像データの情報量は、当該画像データの一方向の軸に存在する画素数と、前記一方向とは異なる他の方向の軸に存在する画素数と、であり、
前記装飾画像判定部は、前記画像表示情報に基づいて特定される大きさと前記画像データの一方向の軸に存在する画素数と前記他の方向の軸に存在する画素数との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定する、Webコンテンツ変換装置。 - Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定し、
前記Webコンテンツから、前記画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定し、
前記画像の画像表示情報と前記画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定し、
前記画像が装飾目的であると判定した場合に、前記画像に当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、前記代替情報を含む情報に前記Webコンテンツを変換する、Webコンテンツ変換方法。 - コンピュータに、
Webコンテンツから、当該Webコンテンツに含まれる画像の画像データの情報量を特定する処理と、
前記Webコンテンツから、前記画像を表示する大きさを特定する情報である画像表示情報を特定する処理と、
前記画像の画像表示情報と前記画像の画像データの情報量との少なくとも一部が所定の閾値以下であるか否かに基づいて当該画像が装飾目的であるか否か判定し装飾判定情報を出力する処理と、
前記装飾判定情報に基づいて、装飾目的であると判定前記画像に対し、当該画像が装飾目的であることを示す代替情報を対応付けることで、前記代替情報を含む情報に前記Webコンテンツを変換する処理と、を実行させるためのWebコンテンツ変換プログラムを記録した記録媒体。
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