JPWO2011055449A1 - 車両用発電電圧制御装置 - Google Patents
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Abstract
監視検出回路が故障しても、界磁巻線に流れる励磁電流の制御に対する故障時の信頼性を向上させた車両用発電電圧制御装置を得る。車両用発電機の出力電圧又は車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧を複数の監視検出回路でそれぞれ検出し、複数の前記監視検出回路の出力により、前記車両用発電機の界磁巻線に流れる励磁電流を断続して前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧を目標電圧に制御する。
Description
この発明は乗用車やトラック等に搭載される車両用発電機の発電電圧を制御する車両用発電電圧制御装置に関するものである。
車両用発電電圧制御装置の中には、車両用発電機の界磁巻線に直列に接続されたスイッチング素子を断続することにより、車両用発電機の出力電圧あるいは車両用発電機に接続されるバッテリの端子電圧を目標電圧に制御する電圧制御装置を備えているものがある。前記電圧制御装置が有する入力電圧の監視検出回路は一つの検出対象(制御対象)に対して一般的に一つである。複数の検出対象に対して、一つの場合もある。
従来では、監視検出回路が故障した場合、例えば、平滑コンデンサのリーク故障、電圧比較回路の常時出力の故障、又は回路内断線故障などの場合、制御電圧は本来の期待値より高まるか低まるかして、車両電圧(車両用発電機の出力電圧等)に重大な支障をきたす。従来、電圧制御装置の故障は、励磁電流制御スイッチング素子のショートサーキット又はオープンサーキットが主体であり、各種装置もこれらの事態に備えた警報機能や安全機能を採用している。
一方、近年、電圧制御装置の制御を担う半導体チップ自体の小型化、平滑コンデンサの半導体チップ内取り込みによる小型化、そして車両の熱環境の劣悪化に基づいて、励磁電流制御スイッチング素子の故障だけでなく、監視検出回路の故障に対する安全性の対策が急務の課題となっている。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、監視検出回路が故障しても、界磁巻線に流れる励磁電流の制御に対する故障時の信頼性を向上させた車両用発電電圧制御装置を得ることを目的とするものである。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、監視検出回路が故障しても、界磁巻線に流れる励磁電流の制御に対する故障時の信頼性を向上させた車両用発電電圧制御装置を得ることを目的とするものである。
この発明の車両用発電電圧制御装置は、車両用発電機の界磁巻線に流れる励磁電流を断続して前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧を目標電圧に制御する車両用発電電圧制御装置において、前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧を複数の監視検出回路でそれぞれ検出し、複数の前記監視検出回路の出力により、前記車両用発電機の界磁巻線に流れる励磁電流を断続して前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧を目標電圧に制御するようにしたものである。
また、この発明の車両用発電電圧制御装置は、車両用発電機の界磁巻線に流れる励磁電流を断続して前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧を目標電圧に制御する車両用発電電圧制御装置において、前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧が入力されて検出した入力電圧と基準電圧とを比較し、入力電圧が基準電圧より小さいときに出力を発生する複数の監視検出回路と、前記複数の監視検出回路の全てから、入力電圧が基準電圧より小さくなったときの出力が発生されたことを条件に出力を発生する制御処理部とを備え、前記制御処理部の出力により前記車両用発電機の界磁巻線に励磁電流を流して前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧を目標電圧に制御するようにしたものである。
この発明に係る車両用発電電圧制御装置によれば、車両用発電機の出力電圧又は車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧を複数の監視検出回路で検出するようにしたので、界磁巻線に流れる励磁電流の制御に対する故障時の信頼性を向上させることができる。
また、この発明に係る車両用発電電圧制御装置によれば、車両用発電機の出力電圧又は車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧が入力されて検出した入力電圧と基準電圧とを比較し、入力電圧が基準電圧より小さいときに出力を発生する複数の監視検出回路と、複数の監視検出回路の全てから、入力電圧が基準電圧より小さくなったときの出力が発生されたことを条件に出力を発生する制御処理部とを備えたので、界磁巻線に流れる励磁電流の制御に対する故障時の信頼性を向上させることができると共に、故障時の過充電を防止して信頼性を向上させることができる。
この発明の上記以外の目的、特徴、観点及び効果は、図面を参照する以下のこの発明の詳細な説明から、さらに明らかになるであろう。
この発明の上記以外の目的、特徴、観点及び効果は、図面を参照する以下のこの発明の詳細な説明から、さらに明らかになるであろう。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による車両用発電電圧制御装置を示す構成図である。車両用発電機1は、固定子に含まれる3相の固定子巻線2と、回転子に含まれる界磁巻線3と、固定子巻線2の3相出力を全波整流する整流回路4とを有している。この車両用発電機1の出力端子5の出力電圧(又は発電機に接続されるバッテリ6の端子電圧)の制御は、界磁巻線3に対する励磁電流を電圧制御装置7によって断続制御することにより行われる。出力端子5は充電線を介してバッテリ6や各種の電気負荷8に接続されている。グランド端子9は車両用発電機1のフレームに接続されている。端子10は外部制御装置としてのECU5に接続されている。
図1はこの発明の実施の形態1による車両用発電電圧制御装置を示す構成図である。車両用発電機1は、固定子に含まれる3相の固定子巻線2と、回転子に含まれる界磁巻線3と、固定子巻線2の3相出力を全波整流する整流回路4とを有している。この車両用発電機1の出力端子5の出力電圧(又は発電機に接続されるバッテリ6の端子電圧)の制御は、界磁巻線3に対する励磁電流を電圧制御装置7によって断続制御することにより行われる。出力端子5は充電線を介してバッテリ6や各種の電気負荷8に接続されている。グランド端子9は車両用発電機1のフレームに接続されている。端子10は外部制御装置としてのECU5に接続されている。
半導体のスイッチング素子12は界磁巻線3に直列に接続されており、オン状態のときに界磁巻線3に励磁電流が流れる。還流ダイオード13は界磁巻線3に並列に接続されており、スイッチング素子12がオフ状態のときに励磁電流を還流させる。第1入力電圧検出回路21と第1比較回路22は一対なり、出力端子5における発電機出力電圧又はバッテリ端子電圧を監視し検出する。同様に、第2入力電圧検出回路23と第2比較回路24は一対なり、前記出力端子5における発電機出力電圧又はバッテリ端子電圧を監視し検出する。つまり、各対(換言すれば、複数の監視検出回路)が、同じ検出対象を検出している。そして、各対の出力は制御処理部25に入力される。制御処理部25は、各対の出力により、出力端子5における発電機出力電圧又はバッテリ端子電圧が目標電圧になるように、スイッチング素子12をオンオフ制御する。
回転信号検出部26は固定子巻線2のいずれかの相に現れる相電圧を監視することにより、車両用発電機1の回転数を検出し、検出した回転数に対応する電圧を出力し、制御処理部25に入力する。これにより回転数に応じた制御ができ、例えば、エンジンの停止中は、スイッチング素子12のデューティ(duty)の上限を20%に制限する。通信信号制御部27は端子10を介してECU11との間で双方向のシリアル通信を行い、ECU11から周期的に送られてくる通信フレームを受信し解読して、制御処理部25に入力する。ECU11から送信される通信フレームには、車両用発電機1の出力電圧を一定に制御するための調整電圧(基準電圧)が含まれている。
調整電圧は基準を14Vとすると、例えば、車両の加速時は10Vに下げ、減速時は16Vに上げるように調整される。また、通信信号制御部27は端子10を介してECU11向けに通信フレームを送信する。ECU11向けに送信される通信フレームには、発電機出力電圧、故障情報などの異常の有無を診断した結果を示すデータが含まれる。制御処理部25は、車両用発電機1の出力電圧又はバッテリ端子電圧を一定に維持する発電制御を行う。発電制御の内容や制御パラメータは、ECU11から送られてくる通信フレームに含まれている発電制御情報に基づいて設定される。
図2は実施の形態1における「入力電圧検出回路」「比較回路」の対の2個、並びに「制御処理部」を主に示す構成図である。各図中で同一符号は同一又は相当部分を示す。出力端子5の発電機出力電圧又はバッテリ端子電圧は第1入力電圧検出回路21と第2入力電圧検出回路23にそれぞれ入力される。第1入力電圧検出回路21において、R11とR12はそれぞれ抵抗で、入力電圧を分圧する。抵抗R13とコンデンサC1はCRフィルタで、半導体チップで形成され、一定値のCRフィルタを得るときには面積を小さくするために、通常キャパシタンスCが小で抵抗値Rが大である。コンデンサC1の電圧がオペアンプOP1で増幅される。オペアンプOP1は定電圧定電流の電源Vccに接続されている。第2入力電圧検出回路23も同様に構成され、抵抗R21,抵抗R22と、抵抗R23,コンデンサC1と、オペアンプOP2である。
オペアンプOP1の出力電圧は第1比較回路22に入力される。定電圧定電流の電源Vccに接続された比較器CMP1には、その反転入力端子にオペアンプOP1の出力電圧が入力され、基準電圧(例えば14V)が非反転端子に入力される。基準電圧となる電圧は制御処理部25から供給される。比較器CMP1からは、基準電圧よりオペアンプOP1の出力電圧(つまり、第1入力電圧検出回路21に入力され検出された入力電圧)が大のときは、論理値0(ローレベル)が出力され、基準電圧よりオペアンプOP1の出力電圧(つまり、第1入力電圧検出回路21に入力され検出された入力電圧)が小さいときは、論理値1(ハイレベルのオン出力)が出力される。同様に、オペアンプOP2の出力電圧は第2比較回路24に入力される。第2比較回路24の比較器CMP2にもオペアンプOP2の出力電圧が入力され、基準電圧が非反転端子に入力される。基準電圧となる電圧は制御処理部25から供給される。比較器CMP2からは、基準電圧よりオペアンプOP2の出力電圧が大のときは、論理値0(ローレベル)が出力され、基準電圧よりオペアンプOP2の出力電圧が小さいときは、論理値1(ハイレベルのオン出力)が出力される。
制御処理部25には、比較器CMP1,CMP2の出力が入力され、AND回路28とOR回路29にそれぞれ入力される。比較器CMP1,CMP2の出力が共にハイレベル(オン出力)のとき(つまり、発電機出力電圧による入力電圧が基準電圧より小さいとき)は、AND回路28,OR回路29の出力が共にハイレベルとなる。そのため、切替スイッチ30が図示のような接続状態であれば、AND回路28の出力(ハイレベル)がスイッチング素子12のベースに印加され、スイッチング素子12がオンし、車両用発電機1の界磁巻線3を通って電流が流れ、界磁巻線3に磁束が発生して固定子巻線2に電流が誘起され電圧が発生する。やがて車両用発電機1の出力端子の電圧による入力電圧が基準電圧を上回ると、比較器CMP1,CMP2の出力が共にローレベルとなり(つまり、発電機出力電圧による入力電圧が基準電圧より大きくなり)、AND回路28の出力(ローレベル)により、スイッチング素子12がオフし、車両用発電機1の界磁巻線3の電流が遮断され、固定子巻線2の電圧が減少しだす。そして、再び、車両用発電機1の出力端子の電圧による入力電圧が基準電圧を下回り、比較器CMP1,CMP2の出力が共にハイーレベルとなる。以後、これらが繰り返され、発電機出力電圧が目標電圧となる。
次に、どちらか一方、例えば第2入力電圧検出回路23側で、断線故障又は過大出力故障が発生したときの電圧制御装置の制御結果について説明する。第2入力電圧検出回路23側で断線故障が発生するとオペアンプOP2の出力電圧は0となり、第2入力電圧検出回路23側で過大出力故障が発生するとオペアンプOP2の出力電圧は比較器CMP2の基準電圧より大の出力が発生するものとする。なお、オペアンプOP2の出力電圧が0又は0近傍となるのは、断線以外に、ショートサーキット,漏れ電流増大,抵抗値変化等の原因がある。過大出力故障でオペアンプOP2の出力電圧が比較器CMP2の基準電圧より大の出力が発生するものは、ショートサーキット,漏れ電流増大,抵抗値変化等の原因がある。図3は実施の形態1における健全時と故障時の各部の出力状態と制御結果を示す図である。なお、入力電圧は、出力端子5が入力電圧検出回路21又は23に入力されて検出される入力電圧を意味している。健全時とは、入力電圧検出回路21又は23で故障が発生していないことを意味している。
(1)入力電圧>基準電圧のとき、
(a)健全時は、OMP1とOMP2の出力は共に0となり、AND回路出力は0で切替スイッチ30を介してスイッチング素子はオフとなり、充電が行われない。もし、切替スイッチ30の接続状態がOR回路29側であれば、OR回路出力は0でスイッチング素子はオフとなり、充電が行われない。この場合は、AND回路出力側とOR回路出力側はともに、充電が行われない。
(a)健全時は、OMP1とOMP2の出力は共に0となり、AND回路出力は0で切替スイッチ30を介してスイッチング素子はオフとなり、充電が行われない。もし、切替スイッチ30の接続状態がOR回路29側であれば、OR回路出力は0でスイッチング素子はオフとなり、充電が行われない。この場合は、AND回路出力側とOR回路出力側はともに、充電が行われない。
(b)回路23側断線時は、OMP1の出力は0となり、OMP2の出力は1なり、AND回路出力は0で切替スイッチ30を介してスイッチング素子はオフとなり、充電が行われない。もし、切替スイッチ30の接続状態がOR回路29側であれば、OR回路出力は1でスイッチング素子はオンとなり、過充電が行われる。この場合は、AND回路出力側が充電されず、OR回路出力側は過充電されるので、OR回路出力側は採用できない。図3ではOR回路出力側のスイッチン素子のオンに問題があるので、その問題をオンに下線を付けて示している。
(c)回路23側過大出力時は、OMP1とOMP2の出力は共に0となり、AND回路出力は0で切替スイッチ30を介してスイッチング素子はオフとなり、充電が行われない。もし、切替スイッチ30の接続状態がOR回路29側であれば、OR回路出力は0でスイッチング素子はオフとなり、充電が行われない。この場合は、AND回路出力側とOR回路出力側はともに、充電が行われない。
(2)入力電圧<基準電圧のとき、
(a)健全時は、OMP1とOMP2の出力は共に1となり、AND回路出力は1で切替スイッチ30を介してスイッチング素子はオンとなり、充電が行われる。もし、切替スイッチ30の接続状態がOR回路29側であれば、OR回路出力は1でスイッチング素子はオンとなり、充電が行われる。この場合は、AND回路出力側とOR回路出力側はともに、充電が行われる。
(a)健全時は、OMP1とOMP2の出力は共に1となり、AND回路出力は1で切替スイッチ30を介してスイッチング素子はオンとなり、充電が行われる。もし、切替スイッチ30の接続状態がOR回路29側であれば、OR回路出力は1でスイッチング素子はオンとなり、充電が行われる。この場合は、AND回路出力側とOR回路出力側はともに、充電が行われる。
(b)回路23側断線時は、OMP1とOMP2の出力は共に1となり、AND回路出力は1で切替スイッチ30を介してスイッチング素子はオンとなり、充電が行われる。もし、切替スイッチ30の接続状態がOR回路29側であれば、OR回路出力は1でスイッチング素子はオンとなり、充電が行われる。この場合は、AND回路出力側とOR回路出力側はともに、充電が行われる。
(c)回路23側過大出力時は、OMP1の出力は1となり、OMP2の出力は0となり、AND回路出力は0で切替スイッチ30を介してスイッチング素子はオフとなり、充電が行われない。もし、切替スイッチ30の接続状態がOR回路29側であれば、OR回路出力は1でスイッチング素子はオンとなり、充電が行われる。この場合は、AND回路出力側が充電されず、OR回路出力側は充電されるので、本来では、AND回路出力側は採用されない。図3ではAND回路出力側のスイッチン素子のオフに問題があるので、その問題をオフに下線を付けて示している。
図3では、どちらか一方の入力電圧検出回路で、断線故障又は過大出力故障が発生したときの電圧制御装置の制御結果について説明した。これらの制御結果をもとに、制御処理部25の切替スイッチ30をAND回路28側かOR回路29のどちら側に接続しておくべきか検討する。問題になるのは、(1)入力電圧>基準電圧のときで、回路23側断線時には、OR回路側でスイッチン素子がオンになり、過充電が行われる場合である。(2)入力電圧<基準電圧のときで、回路23側過大出力時には、AND回路側でスイッチン素子がオフになり、充電が行われない場合である。
これらの問題になる(1)(2)を比較してみると、過充電がされる(1)の場合が、充電されない(2)の場合より、故障の影響が大である。つまり、発電機に接続されたバッテリが過充電されると、バッテリが破損する重大故障につながる。そのため、実施の形態1では、制御処理部25の切替スイッチ30をAND回路28側に接続してある。つまり、複数の監視検出回路の出力をAND回路28に接続し、複数の監視検出回路の全てから、入力電圧が基準電圧より小さくなったときの出力が発生されたことを条件に出力を発生する制御処理部25とした。これにより、複数の監視検出回路のいずれかで、断線故障又は過大出力故障が発生しても、過充電を防止でき、信頼性を向上させたものである。なお、充電されない(2)の場合が、過充電がされる(1)の場合より、問題が重要であるケースには、制御処理部25の切替スイッチ30をOR回路29側に接続する場合も考えられる。
次に、図2の電圧制御装置の出荷時の健全性検査について説明する。健全性検査のときには、通信信号制御部27からの切替信号を制御処理部25に印加して切替スイッチ30の接続状態を実線側より点線側に切り換える。つまり、OR回路29側に切り換える。なお、切替スイッチ30の接続状態の切り換えは、回転信号検出部26に通常時にはあり得ない、例えば5000Hz程度の試験モード信号を印加して、これを制御処理部25に入力して実施するようにしてもよい。
ここで、出力端子5に目標電圧より高い電圧を印加する。すると、オペアンプOP1とオペアンプOP2の出力が印加される比較器CMP1,CMP2の出力は、第1,第2入力電圧検出回路21,13が健全であれば、共にローレベルとなり、OR回路29の出力はローレベルとなり、切替スイッチ30を介して、スイッチング素子12のベースにはローレベルが印加されて、スイッチング素子12はオフとなる。しかし、第1,第2入力電圧検出回路21,13の一方が断線しておれば、比較器CMP1,CMP2の出力のいずれか一方がハイレベルとなり、OR回路29の出力はハイレベルとなり、切替スイッチ30を介して、スイッチング素子12のベースにはハイレベルが印加されて、スイッチング素子12がオンする。このため、第1,第2入力電圧検出回路21,13の一方が断線しておれば、OR回路29の出力により、つまりスイッチング素子12がオンになることにより検出できる。
実施の形態2.
図4は実施の形態2における電圧制御装置の主要部を示し、1部をソフトウエアで実現した構成を示す図である。実施の形態2は、1つの検出対象に対して、3つの監視検出回路を設けたものである。実施の形態1と異なる部分を主に説明する。抵抗R11と抵抗R12は出力端子5の電圧である入力電圧を分圧する。コンデンサC1は、抵抗R11と抵抗R12の接続点の電圧を保持する。抵抗R11,抵抗R12とコンデンサC1で第1入力電圧保持回路31を構成する。同様に、抵抗R21と抵抗R22は入力電圧を分圧する。コンデンサC2は、抵抗R21と抵抗R22の接続点の電圧を保持する。抵抗R21,抵抗R22とコンデンサC2で第2入力電圧保持回路32を構成する。抵抗R31と抵抗R32は入力電圧を分圧する。コンデンサC3は、抵抗R31と抵抗R32の接続点の電圧を保持する。抵抗R31,抵抗R32とコンデンサC3で第3入力電圧保持回路33を構成する。
図4は実施の形態2における電圧制御装置の主要部を示し、1部をソフトウエアで実現した構成を示す図である。実施の形態2は、1つの検出対象に対して、3つの監視検出回路を設けたものである。実施の形態1と異なる部分を主に説明する。抵抗R11と抵抗R12は出力端子5の電圧である入力電圧を分圧する。コンデンサC1は、抵抗R11と抵抗R12の接続点の電圧を保持する。抵抗R11,抵抗R12とコンデンサC1で第1入力電圧保持回路31を構成する。同様に、抵抗R21と抵抗R22は入力電圧を分圧する。コンデンサC2は、抵抗R21と抵抗R22の接続点の電圧を保持する。抵抗R21,抵抗R22とコンデンサC2で第2入力電圧保持回路32を構成する。抵抗R31と抵抗R32は入力電圧を分圧する。コンデンサC3は、抵抗R31と抵抗R32の接続点の電圧を保持する。抵抗R31,抵抗R32とコンデンサC3で第3入力電圧保持回路33を構成する。
マルチプレクサ34はコンデンサC1,C2,C3の電圧を時分割的に順に選択抽出してA/DコンバータADCに入力する。A/DコンバータADCは順に入力されたコンデンサC1,C2,C3の電圧のアナログ値をそれぞれデジタル値に変換する。デジタル値に変換されたコンデンサC1,C2,C3の電圧は、マルチプレクサ35で順に第1入力電圧格納レジスタ36,第2入力電圧格納レジスタ37と第3入力電圧格納レジスタ38に振り分けられる。マルチプレクサ34とマルチプレクサ35は同期しており、コンデンサC1,C2,C3の電圧が順に第1入力電圧格納レジスタ36,第2入力電圧格納レジスタ37と第3入力電圧格納レジスタ38に振り分けられ記憶され、これが繰り返される。繰り返されることにより、入力電圧格納レジスタ36,37,38には、コンデンサC1,C2,C3の現時点の電圧のデジタル値が入力され更新される。
そのため、第1入力電圧格納レジスタ36はコンデンサC1の現時点の電圧のデジタル値が格納保持され、第2入力電圧格納レジスタ37はコンデンサC2の現時点の電圧のデジタル値が格納保持され、第3入力電圧格納レジスタ38は現時点のコンデンサC3の電圧のデジタル値が格納保持される。第1入力電圧保持回路31とマルチプレクサ34,35とA/DコンバータADCと第1入力電圧格納レジスタ36で第1入力電圧検出回路を構成する。第2入力電圧保持回路32とマルチプレクサ34,35とA/DコンバータADCと第2入力電圧格納レジスタ37で第2入力電圧検出回路を構成する。第3入力電圧保持回路33とマルチプレクサ34,35とA/DコンバータADCと第3入力電圧格納レジスタ38で第3入力電圧検出回路を構成する。
第1比較回路39は、第3入力電圧格納レジスタ38に格納された入力電圧のデジタル値と、制御処理部42からの基準電圧のデジタル値とを比較し、入力電圧のデジタル値が基準電圧のデジタル値より大きいときは、ローレベルの出力を制御処理部42に入力し、入力電圧のデジタル値が基準電圧のデジタル値より小さいときは、ハイレベル(オン出力)の出力を制御処理部42に入力する。同様に、第2比較回路40は、第2入力電圧格納レジスタ37に格納された入力電圧のデジタル値と、制御処理部42からの基準電圧のデジタル値とを比較し、入力電圧のデジタル値が基準電圧のデジタル値より大きいときは、ローレベルの出力を制御処理部42に入力し、入力電圧のデジタル値が基準電圧のデジタル値より小さいときは、ハイレベルの出力を制御処理部42に入力する。第3比較回路41は、第1入力電圧格納レジスタ36に格納された入力電圧のデジタル値と、制御処理部42からの基準電圧のデジタル値とを比較し、入力電圧のデジタル値が基準電圧のデジタル値より大きいときは、ローレベルの出力を制御処理部42に入力し、入力電圧のデジタル値が基準電圧のデジタル値より小さいときは、ハイレベルの出力を制御処理部42に入力する。
制御処理部42では、比較回路39,40,41の論理出力が、全てハイレベルのときは、ハイレベルの論理出力を発生しスイッチング素子12をオンさせ、発電機出力電圧を基準電圧に回復させることができる。また、比較回路39,40,41の論理出力のいずれかがローレベルのときは、ローレベルの論理出力を発生しスイッチング素子12をオフさせ、発電機出力電圧の過充電を防止する。
前述では、比較回路39,40,41の論理出力が、全てハイレベルのときに、スイッチング素子12をオンさせ、発電機出力電圧を基準電圧に回復させたが、比較回路39,40,41の論理出力に対して、多数決で、ハイレベルかローレベルかを決定し、つまり、この場合は2つ以上の論理出力がハイレベルのときは、スイッチング素子12をオンさせ、2つ以上の論理出力がローレベルのときは、スイッチング素子12をオフさせるように構成してもよい。比較回路39,40,41の論理出力に対して、多数決で、決定するようにすると、入力電圧の3つの監視検査回路のいずれか1つの故障に対しても正常に制御することができる。
実施の形態2においても、出荷時の健全性の検査においては、比較回路39,40,41の論理出力に対して、同一の出力が発生しているか否かで検査できる。
この発明の各種の変形又は変更は、関連する熟練技術者が、この発明の範囲と精神を逸脱しない中で実現可能であり、この明細書に記載された各実施の形態には制限されないことと理解されるべきである。
この発明の各種の変形又は変更は、関連する熟練技術者が、この発明の範囲と精神を逸脱しない中で実現可能であり、この明細書に記載された各実施の形態には制限されないことと理解されるべきである。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による車両用発電電圧制御装置を示す構成図である。車両用発電機1は、固定子に含まれる3相の固定子巻線2と、回転子に含まれる界磁巻線3と、固定子巻線2の3相出力を全波整流する整流回路4とを有している。この車両用発電機1の出力端子5の出力電圧(又は発電機に接続されるバッテリ6の端子電圧)の制御は、界磁巻線3に対する励磁電流を電圧制御装置7によって断続制御することにより行われる。出力端子5は充電線を介してバッテリ6や各種の電気負荷8に接続されている。グランド端子9は車両用発電機1のフレームに接続されている。端子10は外部制御装置としてのECU11に接続されている。
図1はこの発明の実施の形態1による車両用発電電圧制御装置を示す構成図である。車両用発電機1は、固定子に含まれる3相の固定子巻線2と、回転子に含まれる界磁巻線3と、固定子巻線2の3相出力を全波整流する整流回路4とを有している。この車両用発電機1の出力端子5の出力電圧(又は発電機に接続されるバッテリ6の端子電圧)の制御は、界磁巻線3に対する励磁電流を電圧制御装置7によって断続制御することにより行われる。出力端子5は充電線を介してバッテリ6や各種の電気負荷8に接続されている。グランド端子9は車両用発電機1のフレームに接続されている。端子10は外部制御装置としてのECU11に接続されている。
半導体のスイッチング素子12は界磁巻線3に直列に接続されており、オン状態のときに界磁巻線3に励磁電流が流れる。還流ダイオード13は界磁巻線3に並列に接続されており、スイッチング素子12がオフ状態のときに励磁電流を還流させる。第1入力電圧検出回路21と第1比較回路22は一対となり、出力端子5における発電機出力電圧又はバッテリ端子電圧を監視し検出する。同様に、第2入力電圧検出回路23と第2比較回路24は一対となり、前記出力端子5における発電機出力電圧又はバッテリ端子電圧を監視し検出する。つまり、各対(換言すれば、複数の監視検出回路)が、同じ検出対象を検出している。そして、各対の出力は制御処理部25に入力される。制御処理部25は、各対の出力により、出力端子5における発電機出力電圧又はバッテリ端子電圧が目標電圧になるように、スイッチング素子12をオンオフ制御する。
図2は実施の形態1における「入力電圧検出回路」「比較回路」の対の2個、並びに「制御処理部」を主に示す構成図である。各図中で同一符号は同一又は相当部分を示す。出力端子5の発電機出力電圧又はバッテリ端子電圧は第1入力電圧検出回路21と第2入力電圧検出回路23にそれぞれ入力される。第1入力電圧検出回路21において、R11とR12はそれぞれ抵抗で、入力電圧を分圧する。抵抗R13とコンデンサC1はCRフィルタで、半導体チップで形成され、一定値のCRフィルタを得るときには面積を小さくするために、通常キャパシタンスCが小で抵抗値Rが大である。コンデンサC1の電圧がオペアンプOP1で増幅される。オペアンプOP1は定電圧定電流の電源Vccに接続されている。第2入力電圧検出回路23も同様に構成され、抵抗R21,抵抗R22と、抵抗R23,コンデンサC2と、オペアンプOP2である。
図3では、どちらか一方の入力電圧検出回路で、断線故障又は過大出力故障が発生したときの電圧制御装置の制御結果について説明した。これらの制御結果をもとに、制御処理部25の切替スイッチ30をAND回路28側かOR回路29のどちら側に接続しておくべきか検討する。問題になるのは、(1)入力電圧>基準電圧のときで、回路23側断線時には、OR回路側でスイッチン素子がオンになり、過充電が行われる場合である。(2)入力電圧<基準電圧のときで、回路23側過大出力時には、AND回路側でスイッチング素子がオフになり、充電が行われない場合である。
前述では、比較回路39,40,41の論理出力が、全てハイレベルのときに、スイッチング素子12をオンさせ、発電機出力電圧を基準電圧に回復させたが、比較回路39,40,41の論理出力に対して、多数決で、ハイレベルかローレベルかを決定し、つまり、この場合は2つ以上の論理出力がハイレベルのときは、スイッチング素子12をオンさせ、2つ以上の論理出力がローレベルのときは、スイッチング素子12をオフさせるように構成してもよい。比較回路39,40,41の論理出力に対して、多数決で、決定するようにすると、入力電圧の3つの監視検出回路のいずれか1つの故障に対しても正常に制御することができる。
Claims (5)
- 車両用発電機の界磁巻線に流れる励磁電流を断続して前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧を目標電圧に制御する車両用発電電圧制御装置において、
前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧を複数の監視検出回路でそれぞれ検出し、
複数の前記監視検出回路の出力により、前記車両用発電機の界磁巻線に流れる励磁電流を断続して前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧を目標電圧に制御するようにした車両用発電電圧制御装置。 - 車両用発電機の界磁巻線に流れる励磁電流を断続して前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧を目標電圧に制御する車両用発電電圧制御装置において、
前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧が入力されて検出した入力電圧と基準電圧とを比較し、入力電圧が基準電圧より小さいときに出力を発生する複数の監視検出回路と、
前記複数の監視検出回路の全てから、入力電圧が基準電圧より小さくなったときの出力が発生されたことを条件に出力を発生する制御処理部とを備え、
前記制御処理部の出力により前記車両用発電機の界磁巻線に励磁電流を流して前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧を目標電圧に制御するようにした車両用発電電圧制御装置。 - 複数の前記監視検出回路は、前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧が入力されて入力電圧を検出する入力電圧検出回路と、前記入力電圧検出回路で検出した入力電圧と基準電圧とを比較し、入力電圧が基準電圧より小さいときに出力を発生する比較回路をそれぞれ有し、
前記制御処理部は、複数の前記監視検出回路の比較回路の全てから、入力電圧が基準電圧より小さくなったときの出力が発生されたことを条件に出力を発生するAND回路を有している請求項2記載の車両用発電電圧制御装置。 - 前記制御処理部には、複数の前記監視検出回路の比較回路のいずれかから、入力電圧が基準電圧より小さくなったときの出力が発生されたことを条件に出力を発生するOR回路を有し、
前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧として前記目標電圧以上の電圧を複数の前記監視検出回路に入力させたときの前記OR回路の出力により複数の前記監視検出回路の断線故障を検出するようにした請求項2又は請求項3記載の車両用発電電圧制御装置。 - 車両用発電機の界磁巻線に流れる励磁電流を断続して前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧を目標電圧に制御する車両用発電電圧制御装置において、
前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧が入力されて検出した入力電圧と基準電圧とを比較し、入力電圧が基準電圧より小さいときに出力を発生する3個以上の複数の監視検出回路を有し、
前記複数の監視検出回路から、入力電圧が基準電圧より小さくなったときの出力を発生する前記監視検出回路の個数が、入力電圧が基準電圧より小さくなったときの出力を発生しない前記監視検出回路の個数より多いことを条件に出力を発生する制御処理部を備え、
前記制御処理部の出力により前記車両用発電機の界磁巻線に励磁電流を流して前記車両用発電機の出力電圧又は前記車両用発電機に接続されるバッテリ端子電圧を目標電圧に制御するようにした車両用発電電圧制御装置。
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