JPWO2011004776A1 - 生検針装置、ホルダ及び生検針 - Google Patents

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Abstract

同一部位の組織を複数採取可能であり、さらにより多量の組織を採取できる生検針装置、ホルダ及び生検針を提供することを目的とする。生検針装置は、内針2を軸方向に直進可能であって軸回りに回転可能に支承する支承部材500を備えている。そして、内針の先端部21が尖頭状に形成されているので、組織内に侵入するときに組織を傷めずにスムーズに侵入することができる。更に、内針の外周に弦巻線状の溝部22が形成されているので、内針は自動的に回転しながら組織内に侵入し、溝部内に同一部位の組織を複数取り込むことが可能であり、さらにより多量の組織を連続的に多量に取り込むことができる。更に、溝部に取り込まれた組織は溝壁に当接して内針の先端部方向にずれないので、弦巻線状の溝部内に多量に取り込んだ組織をそのまま採取することができる。

Description

本発明は、内針及び外針でなる生検針を保持するホルダを備えた生検針装置、並びに、ホルダ及び生検針に関し、特に人体の組織の一部を採取するための生検針装置、並びに、ホルダ及び生検針に関する。
例えば、特許文献1,2に開示されているように、人体の組織の一部を採取するための生検針装置としては、内針及び該内針が挿入された外針を備えたものが知られている。この内針の先端側面には、軸方向に延在する溝状の切欠き部が一箇所形成されている。この生検針の使用方法としては、内針及び該内針が挿入された外針を組織に刺し入れた後、内針のみを採取対象の組織に更に刺し入れる。続いて、外針を内針に沿って更に刺し入れて、内針の切欠き部に入り込んだ組織の一部を外針の先端縁部で切り取る。そして、内針及び外針を組織から引き抜いて、内針の切欠き部から切り取った組織の一部を採取する。
特開2000−245737号公報 特開2002−17733号公報
例えば、癌検診の場合、先ず、癌が存在するか否かを採取した組織で検査し、仮に癌が存在する場合は該癌に効果的な薬剤を選択するために採取した組織で更に検査する必要がある。ところが、従来の生検針では、外針を内針に沿って刺し入れたとき、切欠き部内に入り込んだ組織の一部が外針の先端縁部に押されて内針の先端部方向にずれ、切欠き部からはみ出してしまうことが多く、実際に採取される組織の一部は少量となっている。このため、一回目で採取した組織で癌が存在するか否かの検査を行い、癌が存在する場合は二回目の採取を行って該組織で癌に効果的な薬剤を選択するための検査を行っている。
しかし、組織採取を二回行うことは患者にとって負担であり、また、癌を患っていることが患者に判ってしまうため、患者に不安感を抱かせてしまうという問題があった。さらに、組織採取を二回行うので組織への刺し込み部位がずれることがあり、検査上は好ましくない。これに対応するため、一回の組織採取で同一部位の組織を二つ採取する目的で、切欠き部を二箇所形成した内針も提案されているが、切欠き部を二箇所形成することで内針の機械的強度が低下するため、使用が非常に困難になるという問題がある。また、このような生検針でも採取できる組織は少量である。さらに、近年では患者のDNAを確定するために採取した組織で更に検査する必要があり、より多量の組織を採取できる生検針が望まれている。
そこで、本発明は上記課題を鑑み、同一部位の組織を複数採取可能であり、さらにより多量の組織を採取できる生検針装置、ホルダ及び生検針を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題について鋭意検討を行なったところ、内針の形状を変更することで、より多量の組織を採取できる点を見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち本発明に係る生検針装置は、組織に刺し入れて前記組織の一部を取り込み、前記組織から引き抜いて取り込んだ前記組織の一部を採取する生検針装置において、尖頭状に形成された先端部及び該先端部から後方に向かって形成された弦巻線状の溝部を有する内針と、該内針が挿入された外針と、前記内針を軸方向に直進可能であって軸回りに回転可能に支承する支承部材と、前記支承部材に支承された前記内針及び前記外針を保持するホルダと、を有し、前記内針及び前記外針を前記組織に刺し入れた後、前記内針のみを直進及び回転させて更に刺し入れ、続いて前記外針を前記内針に沿って更に刺し入れて前記内針と前記外針との間の前記溝部内に前記組織の一部を取り込み、前記内針及び前記外針を前記組織から引き抜いて取り込んだ前記組織の一部を採取することを特徴としている。
これにより、内針の先端部が尖頭状に形成されているので、組織内に侵入するときに組織を傷めずにスムーズに侵入することができる。更に、内針の外周に弦巻線状の溝部が形成されているので、内針は自動的に回転しながら組織内に侵入することができる。即ち、内針が組織内に侵入する際に組織から受ける軸方向の力は、弦巻線状の溝部の縁部で周方向の力に分力されるので、この分力により内針は自動的に回転する。よって、弦巻線状の溝部内に同一部位の組織を複数取り込むことが可能であり、さらにより多量の組織を連続的に多量に取り込むことができる。更に、内針の外周に弦巻線状の溝部が形成されているので、外針を内針に沿って刺し入れたときに、弦巻線状の溝部に取り込まれた組織は溝壁に当接して内針の先端部方向にずれないので、弦巻線状の溝部内に多量に取り込んだ組織をそのまま採取することができる。
また、前記内針の後端部には、円周溝が形成され、前記支承部材には、前記円周溝を挟み込む切欠きが形成されており、前記切欠きにて前記内針が回転自在となるように、かつ前記切欠きから前記内針が抜けないように支承することを特徴としている。これにより、内針を組織に刺し入れるときの内針の前進及び回転をスムーズに行うことができると共に、内針を組織から抜き出すときの内針の後退をスムーズに行うことができる。また、ホルダに対する内針の着脱を支承部材を外すのみで簡易に行うことができる。
また、前記溝部は、縁部に刃が形成され、縁部内側に返しが形成されていることを特徴としている。これにより、内針が組織内に侵入するときに組織を切り込んでいくので、組織にスムーズに侵入することができる。更に、外針を内針に沿って刺し入れたときに、弦巻線状の溝部に取り込まれた組織は返しによって移動が妨げられるので、該組織が溝部から飛び出してしまうことを防止することができる。
また、前記溝部は、1条もしくは複数条の弦巻線状に形成されていることを特徴としている。これにより、採取可能な組織の量を調整することができる。
また、内針及び外針を組織に刺し入れた後、前記内針のみを直進及び回転させて更に刺し入れ、続いて前記外針を前記内針に沿って更に刺し入れて前記内針と前記外針との間の前記溝部内に前記組織の一部を取り込み、前記内針及び前記外針を前記組織から引き抜いて取り込んだ前記組織の一部を採取する生検針装置における前記内針及び前記外針を保持するホルダであって、前記内針を軸方向に直進可能であって軸回りに回転可能に支承する支承部材を備えたことを特徴としている。
また、前記支承部材には、前記内針の後端部に形成された円周溝を挟み込む切欠きが形成されており、前記切欠きにて前記内針が回転自在となるように、かつ前記切欠きから前記内針が抜けないように支承することを特徴としている。
また、本発明に係る生検針は、内針及び該内針が挿入された外針を組織に刺し入れた後、前記内針のみを更に刺し入れ、続いて前記外針を前記内針に沿って更に刺し入れて前記内針と前記外針との間に前記組織の一部を取り込み、前記内針及び前記外針を前記組織から引き抜いて取り込んだ前記組織の一部を採取する生検針において、前記内針は、尖頭状に形成された先端部と、該先端部から後方に向かって形成された弦巻線状の溝部と、を有することを特徴としている。
これにより、内針の先端部が尖頭状に形成されているので、組織内に侵入するときに組織を傷めずにスムーズに侵入することができる。更に、内針の外周に弦巻線状の溝部が形成されているので、内針は自動的に回転しながら組織内に侵入することができる。即ち、内針が組織内に侵入する際に組織から受ける軸方向の力は、弦巻線状の溝部の縁部で周方向の力に分力されるので、この分力により内針は自動的に回転する。よって、弦巻線状の溝部内に組織を連続的に多量に取り込むことができる。更に、内針の外周に弦巻線状の溝部が形成されているので、外針を内針に沿って刺し入れたときに、弦巻線状の溝部に取り込まれた組織は溝壁に当接して内針の先端部方向にずれないので、弦巻線状の溝部内に多量に取り込んだ組織をそのまま採取することができる。
また、前記溝部は、縁部に刃が形成され、縁部内側に返しが形成されていることを特徴としている。これにより、内針が組織内に侵入するときに組織を切り込んでいくので、組織を傷めずにスムーズに侵入することができる。更に、外針を内針に沿って刺し入れたときに、弦巻線状の溝部に取り込まれた組織は返しによって移動が妨げられるので、該組織が溝部から飛び出してしまうことを防止することができる。
また、前記溝部は、1条もしくは複数条の弦巻線状に形成されていることを特徴としている。これにより、採取可能な組織の量を調整することができる。
以上、本発明に係る生検針装置、ホルダ及び生検針により、同一部位の組織を複数採取可能であり、さらにより多量の組織を採取することができ、より患者の負担を少なくすることができる。
(A)は、本発明の実施の形態の生検針装置のホルダを示す平面図、(B)は、ホルダカバーを取り外した状態を示す平面図、(C)は、(A)のA−A線断面側面図である。 (A)は、本発明の実施の形態の生検針装置の内針及び内針を支承する支承部材を示す平面図、(B)は、支承部材の斜視図である。 (A)、(B)は、本発明の実施の形態の生検針装置の内針及び外針を引き込む生検針引爪を示す平面図及び側面図である。 図1のホルダの移動駒を示す図であり、(A)は底面図、(B)は平面図、(C)は側面図、(D)は(B)のD−D線に沿った断面図、(E)は(B)を右側からみた側面図である。 図1のホルダの生検針本体を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線に沿った断面図である。 図1のホルダのバネ底部材を示す図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。 (A),(B)は図1のホルダに取り付けられる生検針の平面図及びA−A線断面図である。 (A)〜(D)本発明の実施の形態の生検針装置の使用状態を説明するための図である。 (A)〜(C)は生検針の使用状態を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。ただし、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に示す実施形態に限定されるものではない。なお、本明細書においては同一又は同様の機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1(A)は、本発明の実施の形態の生検針装置のホルダを示す平面図、(B)は、ホルダカバーを取り外した状態を示す平面図、(C)は、(A)のA−A線断面側面図である。図2(A)は、本発明の実施の形態の生検針装置の内針及び内針を支承する支承部材を示す平面図、(B)は、支承部材の斜視図である。図3(A)、(B)は、本発明の実施の形態の生検針装置の内針及び外針を引き込む生検針引爪を示す平面図及び側面図である。
生検針装置は、図1に示すホルダ10と、このホルダ10に取り付けられる図2に示す内針2及び図7に示す外針3でなる生検針1とを備えている。ホルダ10は、図1(A)、(B)、(C)に示すように、可動駒100、生検針本体200、生検針引爪300及びバネ底部材400を備えている。可動駒100は、生検針本体200に摺動自在に取り付けられ、生検針引爪300により引張られている。バネ底部材400は、外針を押圧するコイルバネ12の復元力を調整する。
内針2には、図2(A)に示すように、尖頭状に形成された先端部21と、該先端部21から後方に向かって外周に形成された2条の弦巻線状の溝部22と、尖頭状に形成された後端部26と、この後端部26から所定距離をあけて形成された円周溝27とが形成されている。なお、内針2の先端部21及び溝部22についての詳細は後述する。
支承部材500は、図2(B)に示すように、側面視コの字状に形成された前壁501、後壁502及びこれらの壁501,502を繋ぐ天板503と、天板503の両側から上方に突出形成された摘み部504とを備えている。前壁501には、下端から略中央まで切り込まれた切欠き501aが形成されており、内針2の円周溝27が挟み込まれるようになっている(図2(A))。そして、切欠き501aに円周溝27が挟み込まれた状態で、後壁502の内面に内針2の尖頭状に形成された後端部26が当接するようになっている(図2(A))。
生検針引爪300は、図3(A)、(B)に示すように、操作部301と操作桿302とから成り、操作部301には支承部材500の前壁501及び後壁502が嵌め込まれる角柱状の溝穴304が形成され、操作桿302の先端にはフック部303が形成されている。溝穴304を画成する前壁305には、内針2の後端部26が貫装される貫通穴306が形成されている。
このとき、前壁501の切欠き501aには内針2の円周溝27が挟み込まれ、後壁502の内面には内針2の後端部26が当接される。これにより、内針2は、支承部材500の切欠き501aにて回転自在に、かつ切欠き501aから抜けないように支承されることになる。よって、使用者は、生検針引爪300の操作部301を左方向に押圧することにより、内針2は左方向に直進すると共に、後述する作用により軸回りに回転する。また、生検針引爪300の操作部301を右方向に引張ることにより、内針2は右方向に直進する。
可動駒100は、図4(A)〜(E)に示すように、筒部101と平坦部102とから構成されている。筒部101の内周面には、コイルバネ12の一端を支持するリブ103が形成されている。また、平坦部102の裏面には、生検針引爪300のフック部303が挿入される縦溝104が平坦部102の長さ方向に形成されている。縦溝104には、その両側に、長さ方向に隔てて複数の側溝105a,105b,106a,106b,107a,107bが形成されている。可動駒100の先端(図4の左端)には、外針3に一体化されたハブを着脱自在に取り付けるための取付部108が形成されている。
生検針本体200は、図5(A)、(B)に示すように、可動駒100が載置される基板201と、基板201の両側に形成され、生検針操作時に操作者が指を挿入する指穴部202とを備えている。基板201には、生検針引爪300の操作桿302が挿入される縦溝203が基板201の長さ方向に形成されている。基板201には、コの字形のスリット204が形成され、このスリット204で囲まれた舌部205は、片持ちバネのように形成され上下に変形可能となっている。舌部205の両側部には、爪206a,206bが形成され、両爪の間には斜面207が形成されている。この斜面207を押すことによって、爪206a,206bは図5(B)の矢印で示す方向に下降する。
バネ底部材400は、図6に示すように、コイルバネ12の中心を貫通する軸部401と、軸部401に連結されコイルバネ12の一端に当接するバネ底板402と、バネ底板402に連結されバネ底板402の位置決めをする係止部材403とから構成されている。軸部401の中心には内針2が貫通する貫通孔401aが形成されている。係止部材403は、軸部401の両側に設けられ、各係止部材403にはバネ底部材400を位置決めするための突起403a,403bが形成されている。バネ底板402の両端部は生検針本体200に摺動可能に組付けられる。また、各係止部材403には図1に示すV字バネ404の各端部を係止する係止穴405a,405bが形成されている。このV字バネ404は、各係止部材403を拡開させるように作用して各係止部材403の弾性力を高める効果を奏する。また、各係止部材403の後端部には押動部406が形成されている。
生検針本体200の上部および側部は、図1(A)、(B)に示すように、カバー210によって覆われている。カバー210の両側部には窓211が形成され、その窓211から係止部材403及びバネ底板402の両端部が露出している。カバー210のさらに前方(図1の左側)の両側部には窓212が形成され、その各窓212から解除ボタン410が突出している。解除ボタン410の隣のカバー210の内面には内側に突出する爪213a,213bが形成されている。解除ボタン410にはフランジ410aが形成され、これにより窓212から脱落しないようになっており、また解除ボタン410は板バネ(図示せず)によって外側へ常時付勢されている。
生検針1は、図7(A),(B)に示すように、内針2と、内針2が挿入された外針3とを備えている。内針2には、尖頭状に形成された先端部21と、該先端部21から後方に向かって外周に形成された2条の弦巻線状の溝部22と、尖頭状に形成された後端部26と、この後端部26から所定距離をあけて形成された円周溝27とが形成されている。
先端部21は、鋭角の頂角を有する円錐形状に形成されている。溝部22は、断面が略U字形状であって軸方向に延在する螺旋状に形成されている。この溝部22は、縁部に刃23が形成され、縁部内側に返し24が形成されている。また、内針2の外周の溝部22と溝部22の間には、逃がし25が形成されている。外針3は、内針2の外径より若干大径の内径を有する円筒状であって先端部31が鋭角の頂角を有する円錐台形状に形成されている。なお、後端部26及び円周溝27については前述したので説明は省略する。
このような構成において、生検針装置の操作方法について説明する。先ず、内針2の後端部26を可動駒100の取付部108の貫通穴から差し込み、さらに生検針引爪300の貫通穴306から溝穴304内に差し込む。そして、支承部材500の摘み部504を摘んで前壁501及び後壁502を溝穴304に嵌め込む。このとき内針2の円周溝27の溝幅は、生検針引爪300の前壁305及び支承部材500の前壁501の厚さよりも大きくなるように形成され、さらに内針2の円周溝27は前壁501の切欠き501aに挟み込まれるので、内針2は切欠き501aにて摩擦せずに回転自在に、かつ切欠き501aから抜けないように支承される。続いて、外針3を内針2の先端部21から被せるように入れ、外針3に一体化されているハブを取付部108にて半回転させてロックする。
ここで、この生検針装置は、組織の採取が多量採取可能な長ストロークと組織の採取が少量採取可能な短ストロークの2段階に設定することができるが、先ず長ストロークについて説明する。図8(A)に示すように、コイルバネ12が伸びきった状態から、図8(B)に示すように、操作部301を引いて内外針2,3をセットする。操作部301を引くと、それに支承された内針2も後退すると同時にフック部303が可動駒100の後端109を引っ張って外針3を後退させる。生検針本体200の爪206a,206bが、可動駒100の側溝105a,105bに係止するところまで可動駒100を移動させる。これによりコイルバネ12が圧縮される。
上記の状態で、図9(A)に示すように、内外針2,3を組織5に刺入し、さらに内針2のみを採取対象である組織6に刺入する。そして、図8(C)に示すように、操作部301を押すと内針2が組織6内にさらに刺入される。このとき、内針2の先端部21が尖頭状に形成されているので、内針2は組織6内に侵入するときに組織6を傷めずにスムーズに侵入することができる。そして、図9(B)に示すように、内針2を採取対象の組織6に所定距離刺し入れる。このとき、内針2の外周に弦巻線状の溝部22が形成されているので、内針2は自動的に回転しながら組織6内に侵入することができる。
即ち、図7(A)に示すように、内針2が組織6内に侵入する際に組織6から受ける軸方向の力Fは、弦巻線状の溝部22の縁部で縁部と直交する力F1と縁部に沿った力F2に分力され、更に力F1は、軸方向の力F3と周方向の力F4に分力されるので、この分力F4により内針2は自動的に回転する。よって、図9(B)に示す溝部22内に網線で示す組織61を連続的に多量に取り込むことができる。更に、溝部22の縁部には刃23が形成されているので、内針2は組織6を切り込んで組織6にスムーズに侵入することができる。
そして、図8(D)に示すように、さらに操作部301を押すと操作桿302が斜面207を押して爪206a,206bが下降し、可動駒100はロックが解除されコイルバネ12の復元力によって元の位置まで瞬時に移動し同時に外針3も突出して、図9(C)に示すように、溝部22内に入った組織の一部が切取られる。このとき、内針2の外周に弦巻線状の溝部22が形成されているので、溝部22に取り込まれた組織61は溝壁に当接して内針2の先端部21方向にずれず、弦巻線状の溝部22内に多量に取り込んだ組織61をそのまま採取することができる。
更に、溝部22の縁部内側には返し24が形成されているので、溝部22に取り込まれた組織61は返し24によって移動が妨げられ、該組織61が溝部22から飛び出してしまうことを防止することができる。また、内針2の外周の溝部22と溝部22の間には、逃がし25が形成されているので、外針3を内針2に沿って組織6に刺し入れるときに外針3の内周と内針2の外周との摩擦抵抗を軽減することができる。
最後に、内針2及び外針3を組織6,5から引き抜き、支承部材500の摘み部504を摘んで溝穴304から抜き出すと共に、外針3に一体化されたハブを取付部108にて先程とは逆方向に半回転させてロック解除する。そして、内針2及び外針3を一緒にホルダ10から抜き出して溝部22内に取り込んだ組織61を採取する。このように採取した組織61は多量で同一部位のものであるので、癌が存在するか否かの検査、癌に効果的な薬剤を選択するための検査を行うことができる。これにより、一回の組織採取のみで全検査が可能となるため、患者の負担を軽減することができ、また、癌を患っていることが患者に判らないため、患者に不安感を抱かせてしまうおそれもない。ホルダ10に対する外針3を含む内針2の着脱は、支承部材500を生検針引爪300の溝穴304から外し、外針3に一体化されたハブをロック解除することで簡易に行うことができる。よって、使用済みの生検針1は廃棄し、ホルダ10は再利用可能となる。
次に、短ストロークについて説明する。先ず、バネ底部材400の押動部406を前方へ移動させる。すると係止部材403も同様に移動し、突起403a,403bが爪213a,213bにそれぞれ係合してロックされコイルバネ12の底上げ(圧縮)が行われる。次いで、長ストロークのときと同様に生検針引爪300を引いて内外針2,3をセットするが、短ストロークのときは、生検針本体200の爪206a,206bが可動駒100の側溝106a,106bにそれぞれ係止したところで内外針2,3をセットする。このときのコイルバネ12の圧縮度は長ストロークのときと同じになり、したがってコイルバネ12の復元力も長ストロークのときと同じになる。またコイルバネ12はその状態でほぼ圧縮しきった状態となり、生検針引爪300をそれ以上引くことはできないように設定されている。
上記の状態で内外針2,3を組織5に刺入し、さらに内針2のみを採取対象である組織6に刺入する。そして、操作部301を押すと内針2が組織6内にさらに刺入される。さらに操作部301を押すと操作桿302が斜面207を押して爪206a,206bが下降し、可動駒100はロックが解除されコイルバネ12の復元力によって元の位置まで瞬時に移動し同時に外針3も突出して溝部22内に入った組織の一部が切取られる。このときの内針2の作用効果は長ストロークの場合と同様である。
解除ボタン410を本体側へ押すことにより、係止部材403が押され、突起403a,403bが内側へ移動して爪213a,213bから外れ、バネ底部材400は初期状態の位置へ復帰する。
なお、図7(A)に示す、内針2の回転軸に平行な直線と溝部22の縁との角度θは、15〜60°の範囲内にあることが好ましい。また、角度θは25〜50°の範囲内にあることがさらに好ましい。角度θが15°以上であると、外針3を内針2に沿って刺し入れたときに、内針2の溝部22に取り込まれた組織は溝壁に当接して内針2の先端部21方向にずれず、溝部22内に多量に取り込んだ組織をそのまま採取することができるという利点がある。角度θが25°以上であると、この効果がより顕著になる。角度θが60°以下であると、内針2が組織内に侵入する際に組織から受ける力により、内針2は自動的に回転する。その結果、溝部22内に組織を連続的に多量に取り込むことができるという利点がある。角度θが50°以下であると、この効果がより顕著になる。
また、内針2の外径φは0.4〜3.0mmの範囲内にあることが好ましい。外径φが0.4mm以上であると、通常の技術により内針を大量に生産することができるという利点がある。外径φが3.0mm以下であると、患者の負担を少なくすることができるという利点がある。
また、内針2の回転軸方向における溝部22の幅をLとした場合、溝部22の幅Lと内針2の外径φとの比率(L/φ)は0.5以上の範囲内にあることが好ましい。また、比率(L/φ)は0.8以上の範囲内にあることがさらに好ましい。比率(L/φ)が0.5以上であると、内針2の溝部22内に組織を多量に取り込むことができるという利点がある。比率(L/φ)が0.8以上であると、この効果がより顕著になる。
また、図7(B)において、内針2の回転軸から溝部22の最深部までの距離を溝底高とし、内針2の外半径(φ/2)から溝底高を差し引いた距離を溝部深さDとする場合、溝部深さDと外半径(φ/2)との比率(D/(φ/2))は0.20〜0.45の範囲内にあることが好ましい。また、比率(D/(φ/2))は0.25〜0.35の範囲内にあることがさらに好ましい。比率(D/(φ/2))が0.20以上であると、内針2の溝部22内に組織を多量に取り込むことができるという利点がある。比率(D/(φ/2))が0.25以上であると、この効果がより顕著になる。比率(D/(φ/2))が0.45以下であると、内針2の機械的強度を確保することができるという利点がある。比率(D/(φ/2))が0.35以下であると、この効果がより顕著になる。
また、上述した実施形態では、支承部材500の切欠き501aにて回転自在に、かつ切欠き501aから抜けないように内針2を支承するように構成したが、これらの機能を発揮できれば他の構造であっても良い。また、支承部材500の後壁502の内面を平坦に形成し、この支承部材500の後壁502の内面に当接する内針2の後端部26を尖頭状に形成したが、内針2の回転時の抵抗が小さく内針2が回転可能であれば支承部材500及び内針2の後端部26の形状は特に限定されるものではない。例えば、支承部材500の後壁502の内面に尖頭状の突部を設け、この尖頭状の突部に当接する内針2の後端部を平坦に形成しても良い。また、ホルダ10は2段で生検針1を刺し込むように構成したが、1段もしくは3段以上で生検針1を刺し込むように構成しても良い。また、溝部22を2条形成したが、1条でも良い。さらに、3条以上形成することにより、上記検査に加えて患者のDNAを確定するための検査等を行うこともできる。また、溝部22の形成ピッチを短くすることにより、更に多量の組織を採取することが可能となる。また、溝部22の縁部には、刃23を形成しなくても良い。また、内針2の外周の溝部22と溝部22の間には、逃がし25を形成しなくても良い。また、外針3を内針2に沿って組織6に刺し入れるときは、上述したように自動で行うことが望ましいが、手動で行うようにしても良い。
また、図7(A)で説明したように、内針2が組織6内に侵入する際に組織6から受ける軸方向の力Fは、弦巻線状の溝部22の縁部で縁部と直交する力F1と縁部に沿った力F2に分力され、更に力F1は、軸方向の力F3と周方向の力F4に分力されるので、この分力F4により内針2は自動的に回転する。内針2を回転させる方法はこの方法に限定されない。例えば、内針2の側面のうち、溝部22が形成されている部分よりも後端部26側に溝部22と同様な溝を設けるとともに、溝から独立して固定されかつ溝に係合する突部を設ける。そして、後端部26を押すと、突部が溝内を摺動し、内針2が回転する。なお、溝は、溝部22に連続させて設けても良いし、溝部22から離隔して設けても良い。このほか例えば、動力源を用いることにより、内針2を回転させても良い。
本発明は、組織を採取する生検針のみならず、食品等の抜き取り検査用針として産業上の利用可能性がある。
1…生検針、2…内針、3…外針、10…ホルダ、21,31…先端部、22…溝部、23…刃、24…返し、25…逃がし、26…後端部、27…円周溝、5,6,61…組織、100…可動駒、200…生検針本体、300…生検針引爪、304…溝穴、400…バネ底部材、500…支承部材、501a…切欠き

Claims (9)

  1. 組織に刺し入れて前記組織の一部を取り込み、前記組織から引き抜いて取り込んだ前記組織の一部を採取する生検針装置において、
    尖頭状に形成された先端部及び該先端部から後方に向かって形成された弦巻線状の溝部を有する内針と、
    該内針が挿入された外針と、
    前記内針を軸方向に直進可能であって軸回りに回転可能に支承する支承部材と、
    前記支承部材に支承された前記内針及び前記外針を保持するホルダと、を有し、
    前記内針及び前記外針を前記組織に刺し入れた後、前記内針のみを直進及び回転させて更に刺し入れ、続いて前記外針を前記内針に沿って更に刺し入れて前記内針と前記外針との間の前記溝部内に前記組織の一部を取り込み、前記内針及び前記外針を前記組織から引き抜いて取り込んだ前記組織の一部を採取することを特徴とする生検針装置。
  2. 前記内針の後端部には、円周溝が形成され、
    前記支承部材には、前記円周溝を挟み込む切欠きが形成されており、
    前記切欠きにて前記内針が回転自在となるように、かつ前記切欠きから前記内針が抜けないように支承することを特徴とする請求項1記載の生検針装置。
  3. 前記内針の前記溝部は、縁部に刃が形成され、縁部内側に返しが形成されていることを特徴とする請求項1記載の生検針装置。
  4. 前記内針の前記溝部は、1条もしくは複数条の弦巻線状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項記載の生検針装置。
  5. 内針及び外針を組織に刺し入れた後、前記内針のみを直進及び回転させて更に刺し入れ、続いて前記外針を前記内針に沿って更に刺し入れて前記内針と前記外針との間の前記溝部内に前記組織の一部を取り込み、前記内針及び前記外針を前記組織から引き抜いて取り込んだ前記組織の一部を採取する生検針装置における前記内針及び前記外針を保持するホルダであって、
    前記内針を軸方向に直進可能であって軸回りに回転可能に支承する支承部材を備えたことを特徴とするホルダ。
  6. 前記支承部材には、前記内針の後端部に形成された円周溝を挟み込む切欠きが形成されており、
    前記切欠きにて前記内針が回転自在となるように、かつ前記切欠きから前記内針が抜けないように支承することを特徴とする請求項5記載のホルダ。
  7. 内針及び該内針が挿入された外針を組織に刺し入れた後、前記内針のみを更に刺し入れ、続いて前記外針を前記内針に沿って更に刺し入れて前記内針と前記外針との間に前記組織の一部を取り込み、前記内針及び前記外針を前記組織から引き抜いて取り込んだ前記組織の一部を採取する生検針において、
    前記内針は、尖頭状に形成された先端部と、該先端部から後方に向かって形成された弦巻線状の溝部と、を有することを特徴とする生検針。
  8. 前記溝部は、縁部に刃が形成され、縁部内側に返しが形成されていることを特徴とする請求項7記載の生検針。
  9. 前記溝部は、1条もしくは複数条の弦巻線状に形成されていることを特徴とする請求項7又は8記載の生検針。
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