JPWO2010131362A1 - 基地局装置、リレー局装置、移動端末、通信システムおよびその制御方法 - Google Patents

基地局装置、リレー局装置、移動端末、通信システムおよびその制御方法 Download PDF

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Abstract

複数のサブフレームを用いた基地局装置10と移動端末30との通信を中継するリレー局装置20であって、前記複数のサブフレームにおいて前記移動端末へのデータを多重しないサブフレームである指定サブフレームを指定する指定情報を前記移動端末に送信する第1送信部23と、前記指定サブフレームに前記移動端末向けのデータが割り当てられているか否かを示す割当情報を付加し、前記指定サブフレームを前記移動端末に送信する第2送信部24と、を具備するリレー局装置。

Description

本発明は、基地局装置、リレー局装置、移動端末、通信システムおよびその制御方法に関する。
基地局と移動端末との間の通信をリレー局を介して行なう技術が提案されている。例えば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)のLTE−Advanced標準化において、基地局(eNB:evolved Node B)からリレー局(RN)への無線リンク(バックホールリンク)におけるバックホールデータの送信と、リレー局から移動端末への無線リンク(アクセスリンク)におけるデータ送信を時分割で行う方法が検討されている(非特許文献1参照)。
このとき、バックホールデータを送信するサブフレームと同じタイミングで送信するアクセスリンクのサブフレームとして、MBSFN(Multicast/Broadcast Multimedia Services over a Single Frequency Network)サブフレームを用い行うことが検討されている。MBSFNサブフレームは、本来マルチキャスト/ブロードキャストチャネルの送信に用いるサブフレームである。LTE リリース8(Rel.8)ではMBMSが規定されていないため、Rel.8移動端末はMBSFNサブフレームでは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)等の制御チャネルのみを受信し、データチャネルであるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)の受信は行わない。したがって非特許文献1に示されているように、MBSFNサブフレームでは、リレー局は移動端末(UE:User Equipment)に対しPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)等のデータチャネルを送信しない。このため、基地局からリレー局へのバックホールデータと、リレー局から移動端末へのデータチャネルとが干渉することを抑制できる。
TSG-RAN WG1 #55 R1-084357
しかしながら、上記技術によれば、例えばアクセスリンクでMBSFNサブフレームを用いた場合、リレー局は移動端末にデータを送信できないため、移動端末への効率よいデータ送信ができないという課題がある。
本基地局装置、リレー局装置、移動端末、通信システムおよびその制御方法は、移動端末への効率よいデータ送信を行なうことを目的とする。
例えば、複数のサブフレームを用いた基地局装置と移動端末との通信を中継するリレー局装置であって、前記複数のサブフレームにおいて前記移動端末へのデータを多重しないサブフレームである指定サブフレームを指定する指定情報を前記移動端末に送信する第1送信部と、前記指定サブフレームに前記移動端末向けのデータが割り当てられているか否かを示す割当情報を付加し、前記指定サブフレームを前記移動端末に送信する第2送信部と、を具備するリレー局装置を用いる。
また、例えば、複数のサブフレームを用い、移動端末およびリレー局装置を介し移動端末と通信を行なう基地局装置であって、前記基地局装置から前記リレー局装置のうち1つのリレー局装置へ送信するデータを割り当てたサブフレームと、前記基地局装置から前記リレー局装置のうち他のリレー局装置に送信するデータを割り当てたサブフレームと、を時間的に重ならないように前記リレー局装置に送信する送信部を具備する基地局装置を用いる。
また、例えば、複数のサブフレームを用い、移動端末およびリレー局装置を介し移動端末と通信を行なう基地局装置であって、前記リレー局装置に送信するデータと前記リレー局装置配下の前記移動端末に直接送信するデータとの両方を割り当てたサブフレームを前記リレー局装置および前記移動端末に送信する送信部を具備する基地局装置を用いる。
また、例えば、複数のサブフレームを用い、基地局装置およびリレー局装置を介し基地局装置と通信を行なう移動端末であって、前記複数のサブフレームにおいて全ての前記移動端末へのデータが多重されないサブフレームである指定サブフレームを指定する指定情報を前記リレー局装置から受信する第1受信部と、前記指定サブフレームのうち前記移動端末向けデータが割り当てられているか否かを示す割当情報が付加されたサブフレームのデータを受信する第2受信部と、を具備する移動端末を用いる。
また、例えば、移動端末と、リレー局装置と、複数のサブフレームを用い前記リレー局装置を介し前記移動端末と通信を行なう基地局装置と、を含む通信システムであって、前記複数のサブフレームにおいて全ての前記移動端末へのデータが多重されないサブフレームである指定サブフレームを指定する指定情報を前記移動端末に送信するリレー局装置と、前記指定サブフレームのうち前記移動端末向けデータが割り当てられているか否かを示す割当情報が付加されたサブフレームのデータを受信する移動端末と、を具備する通信システムを用いる。
また、例えば、移動端末と、リレー局装置と、複数のサブフレームを用い前記リレー局装置を介し前記移動端末と通信を行なう基地局装置と、を含む通信システムの制御方法であって、前記複数のサブフレームにおいて全ての前記移動端末へのデータが多重されないサブフレームである指定サブフレームを指定する指定情報を前記移動端末に送信するステップと、前記移動端末が前記指定サブフレームのうち前記移動端末向けデータが割り当てられているか否かを示す割当情報が付加されたサブフレームのデータを受信するステップと、を含むことを特徴とする通信システムの制御方法を用いる。
本基地局装置、リレー局装置、移動端末、通信システムおよびその制御方法によれば、移動端末への効率よいデータ送信を行なうことができる。
図1は、実施例1が用いられる通信システムの例を示す図である。 図2は、基地局装置、リレー局装置および移動端末のブロック図である。 図3(a)および図3(b)は、実施例1で用いるデータのフレーム構造を示す図である。 図4は、実施例1の基地局装置の処理部の処理を示すフローチャートである。 図5は、実施例1のリレー局装置の処理部の処理を示すフローチャートである。 図6は、実施例1の移動端末の処理部の処理を示すフローチャートである。 図7(a)および図7(b)は、実施例1のデータのフレーム構造を示す図である。 図8(a)から図8(e)は、サブフレームの構造を示す図である。 図9は、実施例2が用いられる通信システムの例を示す図である。 図10(a)から図10(c)は、実施例2のデータのフレーム構造を示す図である。 図11は、実施例3が用いられる通信システムの例を示す図である。 図12は、実施例2のデータのフレーム構造を示す図である。
以下、図面を参照に実施例を説明する。
図1は、実施例1が用いられる通信システムの例を示す図である。図1のように、通信システム100は、基地局装置10、リレー局装置20および移動端末30を含んでいる。基地局装置10は、リレー局装置20を介し移動端末30と通信を行なう。すなわち、リレー局装置20は、移動端末30と基地局装置10との通信を中継する。また、基地局装置10は移動端末30と直接通信を行なう。基地局装置10は、リレー局装置20を介し移動端末30と通信を行なうことにより、直接移動端末30と通信できない場所の移動端末30と通信することができる。
図2は、基地局装置10、リレー局装置20および移動端末30のブロック図である。図2のように、基地局装置10は、送受信部18、19、処理部16およびメモリ17を備えている。送受信部18は、リレー局装置20にデータ、指定情報および割当情報を送信する。また、リレー局装置20からデータを受信する。送受信部18は、移動端末30に直接データ、指定情報および割当情報を送信することもできる。さらに、移動端末30から直接データを受信することもできる。指定情報および割当情報については後述する。送受信部19は、基地局制御装置とのデータおよびコマンドの送受信を行う。
処理部16は第1送信部12および第2送信部14を含んでいる。第1送信部12は、指定情報を送受信部18を介し移動端末30およびリレー局装置20に送信する。第2送信部14は、データおよび割当情報を送受信部18を介し移動端末30およびリレー局装置20に送信する。メモリ17は、データ、指示情報および割当情報を一時記憶する。
リレー局装置20は、送受信部28、29、処理部26およびメモリ27を備えている。送受信部28は、移動端末30にデータおよび割当情報を送信する。また、移動端末30からデータを受信する。送受信部29は、基地局装置10からデータ、指示情報を受信する。また、基地局装置10にデータを送信する。
処理部26は受信部22、第1送信部23および第2送信部24を含んでいる。受信部22は、データおよび指定情報を送受信部29を介し基地局装置10から受信する。第1送信部23は、指定情報を送受信部28を介し移動端末30に送信する。第2送信部24は、データおよび割当情報を送受信部28を介し移動端末30に送信する。メモリ27は、データ、指示情報および割当情報を一時記憶する。
移動端末30は、送受信部38、処理部36およびメモリ37を備えている。送受信部38は、リレー局装置20からデータおよび指示情報を受信する。また、リレー局装置20にデータを送信する。送受信部38は、基地局装置10からデータ、指示情報および割当情報を直接受信することができる。さらに、基地局装置10にデータを直接送信することができる。
処理部36は第1受信部32および第2受信部34を含んでいる。第1受信部32は、指定情報を送受信部38を介し基地局装置10またはリレー局装置20から受信する。第2受信部34は、データおよび割当情報を送受信部38を介しリレー局装置20または基地局装置10から受信する。メモリ27は、データ、指示情報および割当情報を一時記憶する。
実施例1を3GPPのリリース8に適用した場合のフレーム構造の例を説明する。図3(a)は、基地局装置10からリレー局装置20または移動端末30へのダウンリンク(DL)のデータのフレーム構造を示している。図3(b)は、リレー局装置20から移動端末30へのダウンリンク(DL)のデータのフレーム構造を示している。図3(a)および図3(b)のように、フレームは複数のサブフレーム40を含んでいる。
サブフレーム40は制御チャネル42とデータチャネル44とを含んでいる。制御チャネル42は、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PHICH(Physical Hybrid ARQ Indicator Channel)、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)等の制御チャネルを含む。また、PCFICHは、CFI(Control Format indicator)を含む。CFIは、制御チャネル42のシンボル数を規定するインジケータである。CFIは2ビットの情報であるが、3GPPのリリース8では0、1、2の3値が規定されており、CFI=3は未定義となっている。サブフレーム40では、データチャネル44は、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)による移動端末30向けデータ(UEデータ50)が多重される。一方、リレー局装置20向けのサブフレームでは、データチャネル44はバックホールデータ(RNデータ52)を含む。
非特許文献1に記載されているように、バックホールリンクにおけるバックホール用のサブフレームと同じタイミングでアクセスリンクで送信するサブフレームとしてMBSFNサブフレーム40a(指定サブフレーム)を用いる。3GPPのリリース8では、移動端末30は、サブフレーム40がMBSFNサブフレーム40aか否かにかかわらず制御チャネル42を受信する。しかし、リリース8移動端末30は、MBSFNサブフレーム40a内のデータチャネル44は無視する。一方、リレー局装置20は、制御チャネル42は受信せず、データチャネル44が自リレー局装置20向けのデータか否かで、データチャネル44のデータを受信するか否かを判断する。このように、MBSFNサブフレーム(指定サブフレーム)40aは、リリース8移動端末30がサブフレーム40内のデータを無視するサブフレームであり、全ての移動端末30へのデータを多重しないサブフレームである。
基地局装置10は、定期的にリレー局装置20および移動端末30に報知情報を送信する。報知情報としては、フレーム構造のうちMBSFNサブフレームの位置を知らせる情報(指定情報)が含まれている。これにより、リレー局装置20および移動端末30は、いずれのサブフレームがMBSFNサブフレームかを認識することができる。基地局装置10は、何れかのサブフレーム40を用い、リレー局装置20および移動端末30に報知情報を送信することができる。リレー局装置20は、定期的に移動端末30に報知情報を送信する。報知情報としては、フレーム構造のうちMBSFNサブフレームの位置を知らせる情報(指定情報)が含まれている。これにより、移動端末30は、いずれのサブフレームがMBSFNサブフレームかを認識することができる。また、リレー局装置20も、何れかのサブフレーム40を用い、配下の移動端末30に報知情報を送信することができる。
その後、基地局装置10は、いずれのサブレームでいずれのリレー局装置20向けのバックホールデータを送信するかを割り振る。その結果をリレー局装置20に送信する。これにより、リレー局装置20は、いずれのサブフレームが自リレー局装置20向けかを認識することができる。基地局装置10は、何れかのサブフレーム40を用い、リレー局装置20にバックホールサブフレームの割り振りの情報を送信することができる。リレー局装置20は、自局あてのバックホールデータが多重されるサブフレームと同じタイミングでアクセスリンクで送信するサブフレームとしてMBSFNサブフレーム40a(指定サブフレーム)を用いる。
図3(a)のように、1番目のサブフレーム40がバックホールデータを送信するサブフレーム40aであり、基地局装置10からリレー局装置20向けのRNデータ52の送信に用いられる。0番目および2から9番目のサブフレーム40は、基地局装置10から他の移動端末30へのUEデータ50の送信に用いられる。図3(b)のように、アクセスリンクのMBSFNサブフレーム40aでは、リレー局装置20は、ブランク54を送信する。0番目および2から9番目のサブフレーム40は、リレー局装置20から移動端末30へのUEデータ50の送信に用いられる。以上のように、UEデータ50は、基地局装置10から移動端末30に送信するデータである。また、RNデータ52は、基地局装置10からリレー局装置20に送信するデータである。
以上により、リレー局装置20がデータを受信するサブフレーム40aにおいては、リレー局装置20は移動端末30にデータを送信しないため、リレー局装置20の送受信間での干渉を抑制することができる。また、リレー局装置20は、アクセスリンクのMBSFNサブフレーム40aにおいて制御チャネル42を送信するがバックホールリンクの制御チャネル42は受信しない。これにより、制御チャネル42においてもリレー局装置20の送受信間での干渉を抑制することができる。
図4は、実施例1の基地局装置の処理部の処理を示すフローチャートである。図4のように、基地局装置10の第1送信部12は、複数のサブフレーム40のうち指定サブフレーム40a(例えば図3のMBSFNサブフレームに相当する)を指定する(ステップS10)。第1送信部12は、指定サブフレーム40aを指定する指定情報を例えば報知情報としてリレー局装置20および移動端末30に送信する(ステップS12)。報知情報は、例えば定期的に送信することができる。処理部16は、各リレー局装置20へバックホールデータの多重するサブフレームの割り振りを決定し、決定した割り振りを各リレー局装置20に送信する(ステップS14)。
以降、第2送信部14は複数のサブフレーム40の各々について、ステップS16からS34の処理を行なう。第2送信部14は、ステップS10の指定結果に基づきサブフレームが指定サブフレーム40aかを判定する(ステップS16)。Noの場合、第2送信部14は、サブフレーム40のデータチャネル44をUEデータ50およびRNデータ52とし、サブフレーム40を移動端末30およびリレー局装置20に送信する。その後、ステップS36に進む。
ステップS16においてYesの場合、第2送信部14は、ステップS14の割り振りに基づきデータチャネル44がRNデータ52を含むか判定する(ステップS18)。Noの場合、第2送信部14は、制御チャネル42内の割当情報を指定サブフレーム40aに移動端末30向けデータが割り当てられていることを示すYesとする(ステップS28)。例えば、CFI=3とする。第2送信部14は、データチャネル44としてUEデータ50を移動端末30に直接送信する(ステップS30)。その後、ステップS36に進む。
ステップS18においてYesの場合、第2送信部14はステップS14の割り振りに基づき、データチャネル44がUEデータ50を含むかを判定する(ステップS20)。Yesの場合、第2送信部14は、制御チャネル42内の割当情報をYesとする(ステップS32)。例えば、CFI=3とする。第2送信部14は、データチャネル44としてUEデータ50とRNデータ52とをリレー局装置20および移動端末30に送信する(ステップS34)。その後、ステップS36に進む。
ステップS20においてNoの場合、第2送信部14は、制御チャネル42内の割当情報を指定サブフレーム40aに移動端末30向けデータが割り当てられていないことを示すNoとする(ステップS22)。例えば、CFI≠3とする。第2送信部14は、データチャネル44としてRNデータ52をリレー局装置20に送信する(ステップS24)。その後、ステップS36に進む。
処理部16は、サブフレーム40が最後のサブフレームか判定する(ステップS36)。Yesの場合、終了する。Noの場合、次のサブフレームとし、ステップS16に進む。
図5は、実施例1のリレー局装置の処理部の処理を示すフローチャートである。図5のように、処理部26の受信部22は、複数のサブフレーム40のうち指定サブフレームを指定する指定情報を受信する(ステップS40)。受信部22は、自リレー局装置20向けRNデータを含むサブフレーム40aの位置情報を受信する(ステップS42)。第1送信部23は、指定情報を例えば報知情報として移動端末30に送信する(ステップS43)。報知情報は、例えば定期的に送信することができる。指定情報は、ステップS40で受信した指定情報を同じでもよいが、図7(a)および図7(b)で説明するように、リレー局装置20が独自に設定してもよい。
以降、第2送信部24は複数のサブフレーム40の各々について、ステップS46からS56の処理を行なう。第2送信部24は、ステップS42で受信した位置情報に基づきデータチャネル44が自リレー局装置20向けのRNデータ52を含むか判定する(ステップS46)。Noの場合、第2送信部24は、このサブフレームが指定サブフレームの場合は制御チャネル42内の割当情報をYesとする(ステップS54)。例えば、CFI=3とする。第2送信部24は、データチャネル44としてUEデータ50を移動端末30に送信する(ステップS56)。その後、ステップS58に進む。
ステップS46においてYesの場合、第2送信部24は、このサブフレームが指定サブフレームの場合は、制御チャネル42内の割当情報をNoとする(ステップS48)。例えば、CFI≠3とする。第2送信部24は、データチャネル44としてUEデータ50を送信しない(ステップS50)。例えば、データチャネル44をブランク54とする。その後、ステップS36に進む。
処理部26は、サブフレーム40が最後のサブフレームか判定する(ステップS58)。Yesの場合、終了する。Noの場合、次のサブフレームとし、ステップS44に進む。
図6は、実施例1の移動端末の処理部の処理を示すフローチャートである。図6のように、処理部36の第1受信部32は、複数のサブフレーム40のうち指定サブフレームを指定する指定情報を、基地局装置10またはリレー局装置20から受信する(ステップS60)。
以降、第2受信部34は複数のサブフレーム40の各々について、ステップS62からS72の処理を行なう。第2受信部34は、指定情報に基づき、サブフレームが指定サブフレーム40aかを判定する(ステップS62)。Noの場合、第2受信部34は、サブフレーム40のデータチャネル44のUEデータ50を受信する(ステップS70)。その後、ステップS74に進む。
ステップS62においてYesの場合、第2受信部34は、制御チャネル42に含まれる割当情報がYesかNoかを判定する(ステップS64)。すなわち、データチャネル44に移動端末30が読み込むべきUEデータが割り当てられているか否かを判定する。Yesの場合、第2受信部34は、データチャネル44内のUEデータ50を受信する(ステップS72)。その後、ステップS74に進む。ステップS64においてNoの場合、第2受信部34は、データチャネル44内のデータを無視し、受信しない(ステップS66)。
処理部36は、サブフレーム40が最後のサブフレームか判定する(ステップS74)。Yesの場合、終了する。Noの場合、次のサブフレームとし、ステップS62に進む。
図7(a)は、実施例1における基地局装置10からリレー局装置20または移動端末30へのダウンリンク(DL)のデータのフレーム構造を示している。図7(b)は、実施例1におけるリレー局装置20から移動端末30へのダウンリンク(DL)のデータのフレーム構造を示している。
図8(a)から図8(e)は、図7(a)および図7(b)のサブフレーム60から68の構造を示す図である。制御チャネル42は2シンボルで形成されている。制御チャネル42およびデータチャネル44には、同期を取るための基準信号RSが含まれている。図8(a)のように、サブフレーム60は、MBSFNサブフレーム40aではない。このため、CFI≠3であり、データチャネル44にはUEデータ50が割り当てられている。
図8(b)のように、サブフレーム62は、MBSFNサブフレーム40aである。データチャネル44にはRNデータ52が割り当てられ、CFI≠3である。図8(c)のように、サブフレーム66のデータチャネル44にはUEデータ50とRNデータ52とが割り当てられている。サブフレーム66がMBSFNサブフレーム40aの場合は、CFI=3である。
図8(d)のように、サブフレーム64は、MBSFNサブフレーム40aである。データチャネル44はブランク54であり、CFI≠3である。図8(e)のように、サブフレーム68は、MBSFNサブフレーム40aである。データチャネル44にはUEデータ50が割り当てられ、CFI=3である。
図7(a)を参照し、基地局装置10の送信フレームにおける1、6番目のサブフレーム40がMBSFNサブフレーム40aである。すなわち、図7(a)のMBSFN11〜14がMBSFNサブフレーム40aである。基地局装置10は、全ての移動端末30へのUEデータ50が多重されていないサブフレームをMBSFNサブフレーム40aとすることができる。このため、基地局装置10は、例えばUEデータ50とRNデータ52とを多重する3番目のサブフレームをMBSFNサブフレーム40aとしなくともよい。
図7(b)を参照し、リレー局装置20のアクセスリンクにおける1、3、6番目のサブフレーム40がMBSFNサブフレーム40aである。すなわち、図7(b)のMBSFN21〜26がMBSFNサブフレーム40aである。図7(a)のように、基地局装置10はこのリレー局装置20へのRNデータ52の送信は、1、3番目のサブフレーム40に多重して送信を行なう。6番目のサブフレーム40は、他のリレー局装置20へのRNデータ52の送信に用いられる。図7(a)および図7(b)の例のように、基地局装置10の設定するMBSFNサブフレーム40aと、リレー局装置20の設定するMBSFNサブフレーム40aは同じでなくてもよい。
図7(a)を参照に、各フレームの1番目のサブフレーム(MBSFN11、MBSFN13)および3番目のサブフレームは基地局装置10から図7(b)に示したリレー局装置20へのRNデータ52を含むサブフレームである。しかし、3番目のサブフレームはMBSFNサブフレームではないため、基地局装置10は3番目のサブフレームを用いRNデータ52とUEデータ50を多重して送信することができる。一方、1番目のサブフレーム(MBSFN11、MBSFN13)はMBSFNサブフレームであるため、基地局装置10は、UEデータ50を多重しない場合にはCFI≠3とする。すなわち割当情報をNoとする(図4のステップS22)。UEデータ50を多重する場合にはCFI=3とする(図4のステップS32)。図7(a)における1番目のサブフレームでは、UEデータ50を多重しない場合を示している。
図7(a)および図7(b)のように、MBSFN21、MBSFN22、MBSFN24、MBSFN25では、基地局装置10が自リレー局装置20宛のRNデータ52を送信している。そこで、リレー局装置20は、CFI≠3とし(図5のステップS48)、データチャネル44をブランク54とし移動端末30に送信する(図5のステップS50)。CFI≠3であるため、移動端末30はデータチャネルを無視する(図6のステップS66)。
図7(a)を参照し、6番目のサブフレーム(MBSFN12、MBSFN14)は基地局装置10から移動端末30へのUEデータ50と基地局装置10から図7(b)に示したリレー局装置20以外のリレー局装置へのRNデータ52との両方を含むサブフレーム66である。このため、基地局装置10は、CFI=3とする。すなわち割当情報をYesとする(図4のステップS32)。移動端末30は、基地局装置10から送信されたMBSFNサブフレーム40aについてはCFI=3であれば、データチャネル44のUEデータ50を受信する(図6のステップS72)。一方、移動端末30は、リレー局装置20から送信されたMBSFNサブフレーム40aについてはCFI≠3であれば、データチャネル44のUEデータ50を受信しない(図6のステップS66)。
図7(a)を参照し、MBSFN12、MBSFN14は基地局装置10から移動端末30へのUEデータ50を含むが図7(b)に示したリレー局装置20へのRNデータ52を含まないサブフレームである。このため、基地局装置10は、CFI=3とする。すなわち割当情報をYesとする(図4のステップS32)。図7(b)のように、MBSFN23、MBSFN26では、自リレー局装置20宛のRNデータ52を含まない。このため、リレー局装置20は、CFI=3とし(図5のステップS54)、データチャネル44をUEデータ50としたサブフレーム68を移動端末30に送信する(図5のステップS56)。移動端末30は、リレー局装置20から送信されたMBSFN23、MBSFN26ではCFI=3であるため、データチャネル44のUEデータ50を受信する(図6のステップS72)。
実施例1によれば、図4のステップS22、S28およびS32のように、基地局装置10の第2送信部14がMBSFNサブフレーム(指定サブフレーム)40aにUEデータが割り当てられているか否かを示す割当情報を付加し移動端末30に送信する。これにより、図7(a)のMBSFN12、MBSFN14のように、MBSFNサブフレーム40aであっても、基地局装置10は、各移動端末30にユニキャストデータとしてUEデータ50を送信することができる。よって、基地局装置10から移動端末30へのUEデータ50送信のスループットを向上させることができる。
また、図5のステップS54およびS56のように、リレー局装置20の第2送信部24は、アクセスリンクのMBSFNサブフレーム(指定サブフレーム)40aのうち、バックホールリンクにおいて自リレー局装置20が受信するRNデータが含まれないサブフレームに対応するアクセスリンクのサブフレームにデータを割り当てる。第2送信部24は、データを割り当てられたサブフレーム40aにUEデータが割り当てられているか否かを示す割当情報を付加し移動端末30に送信する。これにより、図7(b)のMBSFN23およびMBSFN26のように、MBSFNサブフレーム40aであっても、リレー局装置20は、移動端末30にUEデータ50を送信することができる。よって、リレー局装置20から移動端末30へのUEデータ50送信のスループットを向上させることができる。
さらに、図6のステップS64およびS72のように、移動端末30の第2受信部34は、MBSFNサブフレーム(指定サブフレーム)40aのうち割当情報が移動端末向けUEデータが割り当てられていることを示すサブフレームのデータを受信する。これにより、図7(a)のMBSFN12、MBSFN14及び図7(b)のMBSFN23、MBSFN26のように、MBSFNサブフレーム40aであっても、基地局装置10またはリレー局装置20は、移動端末30にUEデータ50を送信することができる。よって、基地局装置10またはリレー局装置20から移動端末30へのUEデータ50送信のスループットを向上させることができる。
さらに、図4のステップS30のように、第2送信部14は、MBSFNサブフレーム(指定サブフレーム)40aのうちRNデータが含まれないサブフレームにデータを割り当て移動端末30に直接送信する。第2送信部14は、基地局装置10からリレー局装置20へ送信するデータが含まれない基地局装置送信サブフレーム(例えば図7(a)のMBSFN12、14)に対応するリレー局装置20の指定サブフレーム(例えば図7(b)のMBSFN23、26)にデータを割り当てる。データを割り当てた指定サブフレームを移動端末30に送信する。これにより、MBSFNサブフレーム40aであっても、基地局装置10は、移動端末30にUEデータ50を送信することができる。
さらに、図4のステップS34のように、第2送信部14は、MBSFNサブフレーム(指定サブフレーム)40aの1つに、RNデータと移動端末30に直接送信するUEデータとの両方を割り当てリレー局装置20および移動端末30に送信する。これにより、図7(a)のMBSFN12、MBSFN14のように、MBSFNサブフレーム40aであっても、基地局装置10は、移動端末30にUEデータ50を送信することができる。
実施例2は、複数のリレー局装置20を用い移動端末30にデータを協調送信する例である。図9は、実施例2が用いられる通信システムの例を示す図である。図9のように、通信システム100aは、基地局装置10、リレー局装置20aおよび20bおよび移動端末30を含んでいる。基地局装置10は、リレー局装置20aおよび20bを介し移動端末30と通信を行なう。また、基地局装置10は移動端末30と直接通信を行なう。このように、通信システム100aにおいては、リレー局装置20aとリレー局装置20bとが、移動端末30にデータを協調送信する。これにより、リレー局装置20aおよび20bのいずれかから移動端末30にデータが送信されれば、移動端末30はデータを受信できる。実施例2における基地局装置10の処理部16、リレー局装置20aおよび20bの処理部26および移動端末30の処理部36の処理は、それぞれ図4から図6と同じであり説明を省略する。
図10(a)は、実施例2における基地局装置10からリレー局装置20a、20bまたは移動端末30へのダウンリンク(DL)のデータのフレーム構造を示している。図10(b)は、実施例2におけるリレー局装置20aから移動端末30へのダウンリンク(DL)のデータのフレーム構造を示している。図10(c)は、実施例2におけるリレー局装置20bから移動端末30へのダウンリンク(DL)のデータのフレーム構造を示している。
図10(a)のように、MBSFN1およびMBSFN3は、第2送信部14が基地局装置10からリレー局装置のうち1つのリレー局装置20aへ送信するデータを割り当てたMBSFNサブフレームである。MBSFN2およびMBSFN4は、第2送信部14が基地局装置10からリレー局装置のうち他方のリレー局装置20bへ送信するデータを割り当てたMBSFNサブフレームである。なお、サブフレーム66bには、UEデータ50も含まれている。
図10(b)のように、リレー局装置20a(RN1)は、自局宛のRNデータが含まれるMBSFNサブフレームにおいては、移動端末30向けのデータチャネル44をブランク54とする(図5のステップS50)。また、CFI≠3とする(図5のステップS48)。一方、リレー局装置20a(RN1)は、他のリレー局装置20b宛のRNデータが含まれるMBSFNサブフレームにおいては、移動端末30向けのデータチャネル44をUEデータ50とする(図5のステップS56)。また、CFI=3とする(図5のステップS54)。
図10(c)のように、リレー局装置20b(RN2)は、自局宛のRNデータが含まれるMBSFNサブフレームにおいては、移動端末30向けのデータチャネル44をブランク54とする(図5のステップS50)。また、CFI≠3とする(図5のステップS48)。一方、リレー局装置20b(RN2)は、他のリレー局装置20a宛のRNデータが含まれるMBSFNサブフレームにおいては、移動端末30向けのデータチャネル44をUEデータ50とする(図5のステップS56)。また、CFI=3とする(図5のステップS54)。
実施例2によれば、図4のステップS14において、第2送信部14は、リレー局装置20a宛のMBSFN1、3(基地局装置10から複数のリレー局装置のうち1つのリレー局装置に送信するデータを割り当てたサブフレーム)と、リレー局装置20b宛のMBSFN2、4(基地局装置10から複数のリレー局装置のうち1つのリレー局装置に送信するデータを割り当てたサブフレーム)と、が時間的に重ならないようにする。これにより、基地局装置10がリレー局装置20aにRNデータ52を送信する際は、リレー局装置20bが移動端末30にUEデータ50を送信することができる。一方、基地局装置10がリレー局装置20bにRNデータ52を送信する際は、リレー局装置20aが移動端末30にUEデータ50を送信することができる。よって、移動端末30にスループットよくUEデータ50を送信することができる。
実施例3は、リレー局装置20と基地局装置10とを用い移動端末30にデータを協調送信する例である。図11は、実施例3が用いられる通信システムの例を示す図である。図11のように、通信システム100bは、基地局装置10、リレー局装置20および移動端末30を含んでいる。通信システム100bにおいては、基地局装置10とリレー局装置20とは、移動端末30にデータを協調送信する。実施例2における基地局装置10の処理部16、リレー局装置20aおよび20bの処理部26および移動端末30の処理部36の処理は、それぞれ図4から図6と同じであり説明を省略する。
図12は、実施例3における基地局装置10からリレー局装置20または移動端末30へのダウンリンク(DL)のデータ、リレー局装置20aから移動端末30へのダウンリンク(DL)のデータのフレーム構造を示している。
図12のように、MBSFN1およびMBSFN2において、基地局装置10はリレー局装置20にRNデータ52を送信し、かつ移動端末30にUEデータ50を直接送信する(図4のステップS34)。CFI=3とする(図4のステップS32)。MBSFN1およびMBSFN2において、リレー局装置20は、データチャネル44をブランク54とする(図5のステップS50)。CFI≠3とする(図5のステップS48)。MBSFN1およびMBSFN2において、移動端末30は、CFI=3のため、基地局装置10が送信したUEデータ50を受信できる(図6のステップS72)。
実施例3によれば、基地局装置10の第2送信部14は、リレー局装置20に送信するデータ52と、リレー局装置20配下の移動端末30も直接送信するデータ50との両方を割り当てたサブフレーム(図12のMBSFN1および2)を、リレー局装置20および移動端末30に送信する。このように、基地局装置10とリレー局装置20とが協調送信する場合、第2送信部14がMBSFNサブフレーム40aにUEデータ50とRNデータ52とを割り当てる。これにより、基地局装置10は、リレー局装置20にRNデータ52を送信するサブフレームにおいても、移動端末30にUEデータ50を送信することができる。よって、移動端末30にスループットよくUEデータ50を送信することができる。
実施例1から実施例3において、指定サブフレームとしてMBSFNサブフレームを例に説明したが、他のサブフレームを用いることができる。また、3PGGを例に説明したが、その他の通信システムに実施例1から実施例3を適用することもできる。割当情報としてCFIを用いる例を説明したが、その他の制御チャネル42内の情報を用いてもよい。また、制御チャネル42以外に指定情報を付加してもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

Claims (9)

  1. 複数のサブフレームを用いた基地局装置と移動端末との通信を中継するリレー局装置であって、
    前記複数のサブフレームにおいて前記移動端末へのデータを多重しないサブフレームである指定サブフレームを指定する指定情報を前記移動端末に送信する第1送信部と、
    前記指定サブフレームに前記移動端末向けのデータが割り当てられているか否かを示す割当情報を付加し、前記指定サブフレームを前記移動端末に送信する第2送信部と、
    を具備することを特徴とするリレー局装置。
  2. 前記第2送信部は、前記基地局装置から前記リレー局装置へ送信するデータが含まれない前記基地局装置送信サブフレームに対応する前記リレー局装置の前記指定サブフレームにデータを割り当て、前記データを割り当てた前記指定サブフレームを前記移動端末に送信することを特徴とする請求項1記載のリレー局装置。
  3. 複数のサブフレームを用い、移動端末およびリレー局装置を介し移動端末と通信を行なう基地局装置であって、
    前記基地局装置から前記リレー局装置のうち1つのリレー局装置へ送信するデータを割り当てたサブフレームと、前記基地局装置から前記リレー局装置のうち他のリレー局装置に送信するデータを割り当てたサブフレームと、を時間的に重ならないように前記リレー局装置に送信する送信部を具備することを特徴とする基地局装置。
  4. 前記1つのリレー局装置と前記他のリレー局装置とは、前記移動端末にデータを協調送信することを特徴とする請求項3記載の基地局装置。
  5. 複数のサブフレームを用い、移動端末およびリレー局装置を介し移動端末と通信を行なう基地局装置であって、
    前記リレー局装置に送信するデータと前記リレー局装置配下の前記移動端末に直接送信するデータとの両方を割り当てたサブフレームを前記リレー局装置および前記移動端末に送信する送信部を具備することを特徴とする基地局装置。
  6. 前記基地局装置と前記リレー局装置とは、前記移動端末にデータを協調送信することを特徴とする請求項5記載の基地局装置。
  7. 複数のサブフレームを用い、基地局装置およびリレー局装置を介し基地局装置と通信を行なう移動端末であって、
    前記複数のサブフレームにおいて全ての前記移動端末へのデータが多重されないサブフレームである指定サブフレームを指定する指定情報を前記リレー局装置から受信する第1受信部と、
    前記指定サブフレームのうち前記移動端末向けデータが割り当てられているか否かを示す割当情報が付加されたサブフレームのデータを受信する第2受信部と、
    を具備することを特徴とする移動端末。
  8. 移動端末と、リレー局装置と、複数のサブフレームを用い前記リレー局装置を介し前記移動端末と通信を行なう基地局装置と、を含む通信システムであって、
    前記複数のサブフレームにおいて全ての前記移動端末へのデータが多重されないサブフレームである指定サブフレームを指定する指定情報を前記移動端末に送信するリレー局装置と、
    前記指定サブフレームのうち前記移動端末向けデータが割り当てられているか否かを示す割当情報が付加されたサブフレームのデータを受信する移動端末と、
    を具備することを特徴とする通信システム。
  9. 移動端末と、リレー局装置と、複数のサブフレームを用い前記リレー局装置を介し前記移動端末と通信を行なう基地局装置と、を含む通信システムの制御方法であって、
    前記複数のサブフレームにおいて全ての前記移動端末へのデータが多重されないサブフレームである指定サブフレームを指定する指定情報を前記移動端末に送信するステップと、
    前記移動端末が前記指定サブフレームのうち前記移動端末向けデータが割り当てられているか否かを示す割当情報が付加されたサブフレームのデータを受信するステップと、
    を含むことを特徴とする通信システムの制御方法。
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